佐々木「キョン。僕は被虐主義者だ」(725)

佐々木「時にキョン。性癖というのは面白いね」

キョン「薮から棒だな」

佐々木「おや、冷たい反応だね。女子が猥談を振ってくれたんだ、もっと青春真っ只中の男子らしい反応をしたまえよ」

キョン「男子が皆猥談に食いつくというのは偏見じゃないか?」

佐々木「あくまで一般論さ。君が例外であろうとさして問題ではないんだ」

キョン「……時々わからんよな、お前って。で、性癖がどうしたって?」

佐々木「僕はね、性癖というのは本来生殖活動におけるオプションだと思うんだよ」

キョン「うん、実際にそうじゃないか?」

佐々木「しかし実際はどうだい。性癖の矛先が人ではなく、物にまで移行しているものもある。興味深いと思わないか?」

キョン「例えば服とかだな。確かに変といえば変だが」

佐々木「服ならまだしも、極端な例では対象が車になっているものまである」

キョン「車に興奮はもう訳がわからんな」

佐々木「だろう?これはもう、性癖が本来の目的から逸脱して独り歩きしているとしか思えない」

キョン「確かにな。そうかも知れんが……なんでいきなりそんな話を?」

佐々木「ああ、だから僕は性癖は生殖活動、ひいては恋愛とは別物だと思うんだよ」

キョン「性癖と恋愛は別、か。しかし異常性癖を持つ奴でも、相手が誰でも良い訳じゃないだろう」

佐々木「ふむ、なるほど。そういう観点から見れば、異常性癖にも愛はあるのかも知れないね」

キョン「だろうな」

佐々木「ところでキョン。君は異常性癖についてどう思う?」

キョン「どうって…うーん。お互いに理解があれば良いんじゃないか」

佐々木「そう、それが最大の問題だ。特に愛する人に性癖をカミングアウトするのは勇気がいるものだよ」

キョン「そうだなぁ。相手に理解がなければ大変だもんな」

佐々木「だろう?君は異常性癖には理解はある方かな?」

キョン「ま、他人から見りゃどーでも良いさ。好きにすりゃいーじゃねぇかって感じだな」

佐々木「ふむ…では当事者ならばどうだい?例えば僕が異常性癖を持っていたとしたら」

キョン「お前が?…内容にもよるが、まぁ許容しようと努力はするさ」

佐々木「嬉しいね。先にこんな事を聞いて卑怯かも知れないが、じゃあ言うよ」

キョン「え?マジにか?」

佐々木「くつくつ…僕の顔が冗談を言っているように見えるかい?」

キョン「正直に言おう、わからん。いつも通りに喉で笑われちゃあな」

佐々木「では冗談かも知れないね。くくっ」

キョン「…で、内容は?」

佐々木「くつくつ…僕はね。被虐主義者なんだ」

キョン「はい?」

佐々木「わかりやすく言おうか。マゾヒズムだよ。真性の、ね」

キョン「……マジですか」

佐々木「さて、どっちだろうね。くくっ」

キョン「冗談だな」

佐々木「くつくつくつ」

キョン「冗談じゃないなら、例えば俺が今ここでお前にビンタしたらどうする?」

佐々木「痛いだろうね。泣くかも知れない」

キョン「見ろよ、やっぱり冗談じゃないか」

佐々木「キョン、君は勘違いしているよ。マゾでも痛いものは痛いんだ」

キョン「そうなのか?」

佐々木「なんだろう、スイッチのようなものがあってね。それがONにならなければ痛いんだよ」

キョン「へぇ。じゃあONになったら?」

佐々木「スイッチが入ればもう大丈夫さ。痛覚は快楽へと直結する」

キョン「痛い事は痛いんだな。痛くならなくなると思ってたよ」

佐々木「違うね。痛いさ。痛いのが気持ち良くなるんだよ」

キョン「…なんだか妙に信憑性を帯びてきたぞ」

佐々木「さぁ、今はどう思う?」

キョン「…半信半疑ってとこだ」

佐々木「くく…良いね。さぁ」

すっ

キョン「ん?なんだ顔突き出して」

佐々木「試してみると良い」

キョン「ビンタをか!?んな事出来るか!」

佐々木「おや、半分は信じているんだろう?さぁ、僕の頬に思いきり紅葉を残すといい」

キョン「……すまん、やっぱり出来んな。いや謝る事じゃないかも知れんが」

佐々木「さすがにいきなりは抵抗があるかな?では頬を抓ってくれるかい?」

キョン「まぁ、抓るくらいならな…」

ぴと

むにゅー…

佐々木「ほんな戯れ程度じゃらめらよ。もっとちからをこめて」

キョン「大丈夫か?痛かったらいえよ?」

ぎゅうぅぅ

佐々木「くぅ…」

キョン「痛いだろ?結構力入れてるぞ?」

佐々木「…くく、もっと力を込めていいんらよ?」

キョン「マジかよ…」

ぎゅう…!

佐々木「く…」

キョン「ま、まだ大丈夫なのか?」

佐々木「…ああ、良いよ」

ぱっ

佐々木「!」

キョン「すまん、やっぱり途中でかわいそうになって止めちまった」

佐々木「…くく、ほら…もうスイッチが入ったよ。今ならば刃物でも受け入れられる」

佐々木「どうかな?信じてくれただろうか」

キョン「…まぁ、なんだ。信じる」

佐々木「嬉しいね。さぁ、次の問題が残っている。君が受け入れてくれるかどうかだ」

キョン「…」

佐々木「ご覧の通り、僕は被虐主義者だ。虐げられ、痛め付けられる事に至上の喜びを感じる」

キョン「それがマジなら…受け入れる努力はするさ」

佐々木「よかった。くく、実を言うと緊張していたんだよ。拒絶されたらどうしようかとね」

佐々木「準備は整った。僕はカミングアウトし、君はそれを受け入れてくれる」

キョン「努力はすると言っただけだぞ」

佐々木「くつくつ。さぁキョン…努力をしようじゃないか」さすさす

キョン「頬を赤らめて抓られた所を摩るな!」

佐々木「さっきのような気遣いは無用。僕の頬に、君の手の平の跡を残してくれたまえ」

キョン「……」

佐々木「さぁ、キョン。努力してくれるんだろう?」

キョン「ええい……すまん佐々木!」

ぐいっ

パシィィィン!!!

佐々木「きゃっ!」

キョン「……すまん、大丈夫か?」

佐々木「…くく、良いよ。実に良い。君はどうやら潜在的なサディストらしい」

キョン「いや、俺は普通だと思うが…」

佐々木「今の君のビンタには、愛故の無遠慮さがあった。相手の為に心を鬼に出来るのは、十分サディストさ」

キョン「そんなもんかね…」

佐々木「そんなものさ。キョン、僕は君からの暴力を喜んで受け入れたい。苦痛でも、恥辱でも、屈辱でも」

キョン「俺にどうしろってんだよ」

佐々木「君が考えればいい。好きなようにすれば良いのさ。君の目の前に居るのは女じゃない、女の形をした人形なんだ」

キョン「具体的にどうすれば良いんだよ?」

佐々木「なんでも。相手を傷つけ、痛め付け、プライドをずたずたにする方法を僕に」

キョン「それがお前の人権やらを踏みにじる事になってもか?」

佐々木「人権なんて今の僕にはないよ。あるのは服従と被虐だけさ」

キョン(うーん…困った。プライドをずたずたに、か)

キョン「……佐々木、土下座してくれ」

佐々木「はい。君の靴でも喜んで舐めよう」

すっ

キョン「いや、靴は舐めなくて良いんだ。頭を床につけてくれ」

佐々木「こうかな?くく、君の足元に屈する事が僕の夢だったんだよ」

キョン「すまん、佐々木」

ぐいっ

佐々木「ぐっ…」

キョン(うわ…マジか…)

キョン(佐々木の頭を靴で…)

ぐりぐりぐりぐり

佐々木「きゃぅ…!」

キョン「い、痛かったら言えよ?すぐやめるから」

佐々木「い、良いんだよ。続けてくれ…もっと踏みにじってくれ…」

キョン「なんだ…?罪悪感はもちろんあるんだが、変に緊張すると言うか…」

ぐりぐり

佐々木「ふっ…ん」

キョン「……いや…興奮してるのか、俺は…?」

佐々木「…くく…良い…いいよ、すごく良い。もっと僕を支配してくれたまえ」

キョン「よし、顔を上げてくれて良いぞ佐々木」

すっ

佐々木「素晴らしい…興奮してしまうね。君の加虐心と罪悪感をこの身体で受け止めて…おっと」つーっ

キョン「うわ、鼻血が…!すまん佐々木、ちょっと強く踏みすぎたか」

佐々木「強く圧迫されたからだね。見てごらん、制服が血で赤く染まっていく。君からの暴力の賜物だ」つーっ

キョン「いや拭けよ…」

佐々木「良いんだ。もし君が気分が悪くならば拭くが、この血液が顔を伝う感触も堪らなく僕を高揚させる」

キョン「まぁ…お前が良いなら良いんだが」

佐々木「くく…ありがとう」

キョン「…」

キョン(なんなんだこの感情は…?)

キョン(正座で鼻血出しながら俺を笑顔で見上げる佐々木…)

キョン(あまりにも非現実的過ぎて、何とも言えない美しさがある)

キョン(これが…SM)

キョン「佐々木、なんでもしていいんだよな」

佐々木「もちろんさ。僕が泣こうが叫ぼうが、好きにしてくれていい」

キョン「さすがに泣き叫ばれたらどうにも…」

佐々木「良いんだよ。僕は君に全てを委ねるんだから」

佐々木「そう、全てだ。身体も心も、人権さえも君に差し出そう」

佐々木「君のあまりの暴力に僕が逃げ出したら、捕まえて足を掴んで引きずり回してくれれば良い」

キョン「…わかった」

キョン「佐々木、四つん這いのままこっちに来てくれ」

佐々木「はい」

ずり…ずり…

ぽた…ぽた…

キョン「俺もどうかしてるな。滴る鼻血さえ美しく見える」

佐々木「これも一つの愛の形さ」

キョン「こっちを向いてくれ」

ぐいっ!

佐々木「あう…!髪を…!」

キョン(女の髪を掴むなんて普通じゃ考えられないよな…)

佐々木「くつくつ…君に髪を掴まれながら見下ろされる…至福だよ」

キョン「…」

キョン(これはさすがにまずいか?いや、佐々木はなんでもって言ったしな)

キョン(あまり痛め付けてばっかりもかわいそうだし…)

佐々木「?どうかしたかい?」

キョン(俺を見上げる子犬みたいな純粋で大きな瞳、白い肌に流れる赤い血)

キョン(この顔に…)

佐々木「ねぇ、キョ」

キョン「ペッ!」

ぴちゃ

佐々木「んっ!!?」びくっ

キョンてめえ!!ファァ!

佐々木「ふふ…びっくりしちゃった…でも良いよ、人としての尊厳を踏みにじられている」

キョン「なんか俺も変な気分になってきたな」

佐々木「良い傾向だね。全てを受け入れる準備は整っているよ」

キョン「しかしなぁ…道具もなにもないし」

佐々木「道具なんて今あるものでなんとかなるものさ。ほら」

キョン「?」

佐々木「タオル、縄跳び、シャーペン、マフラー、トランクケース。十分だろう?」

佐々木「幸いバイブはひとつ所持しているしね」

キョン「バイブをなんで持ってるんだ」

佐々木「女性の嗜みさ。深く追求しないでくれ」

キョン「…まあ良いか。家にも使えるもんなんていくらでもあるもんだな」

佐々木「そうだね。探せばあとは爪楊枝やホース、洗濯挟み、シャワー、ビニールテープ。外に出れば洗濯竿、ビニールプール…ほら、なにが好みだい?」

キョン「…ちょっと待っててくれるか?」

佐々木「何を持って来てくれるんだろうね、くつくつ」

キョン「…ただ待たせるだけってのも芸がないな」

佐々木「ふふ、キョン。不覚にも背筋がぞくっとしたよ」

キョン「ここに椅子がある。タオルでお前を固定しようと思うんだが」

佐々木「ああ、喜んで縛られよう。好きな体勢で拘束してくれ」

キョン「ひじ掛けに両足をかけて…と」ぎゅっ ぎゅっ

佐々木「くつくつ、M字開脚か。こういう嗜好も悪くない」

キョン「悪いが目隠しもさせてもらうぞ」

佐々木「…うん、視覚を奪われると恐怖感は倍増すると言われているからね。確実に精神が追い込まれる」

キョン「で、お前を窓際に置いていく」

佐々木「え!?」

キョン「大丈夫だって、お前が足開いてるかは外からぎりぎり見えるか見えないかだ」

佐々木「いや、しかし目隠しされて縛られてるのはまる見えなのではないかな」

キョン「そうかもな。まぁあんまり人も通らないし大丈夫だろ」

佐々木「くつくつ。それはあまりにも無責任ではないかな?」

佐々木「それに場所が場所だ。僕の家で僕がこんな恰好で縛られていたら、事件と間違われるかも。制服も血まみれだし」

佐々木「少し危険だとは思わないかい?両親が不在とは言え、万が一という事も…キョン?」

佐々木「キョン?ねぇ…」

佐々木「……」

佐々木「…」

キョン(さて、放置したまま道具を調達して来た訳だが)

キョン(このままあっさりってのも面白くないな)

佐々木「…」ぐい ぐい

キョン(なんだかんだ言って恥ずかしいんだな。なんとか足を閉じようとしてる)

キョン(…正直、たまりません)

佐々木「…キョン…」 ぐい ぐい

キョン「…」

キョン(そうだ!凄い事を思い付いた)

キョン「今にご両親は不在、家には俺と佐々木だけ」

キョン「佐々木は放置中、俺は外に道具を調達しにきた」

キョン「つまり今家には拘束された佐々木しかいない訳だ」

キョン「俺が玄関のインターホンを押すと佐々木はどうなるかな?」

ピンポーン

キョン「佐々木の慌てる姿が目に浮かぶな…」

ピンポーン

ピンポーン

SMは愛あってのもんだと思うが、愛のない猟奇殺人とかは無理だな
あくまで性欲の範囲でしか
愛のあるハードはいくらでもありだが

ガチャ

キョン(あえてドアを開く音は大きく)

佐々木「……」

スタスタスタ

キョン(足音も大きめに)

スタスタスタ

ガチャ

キョン(あたかも親が帰ってきて佐々木を探してるかのように、違う部屋のドアも開く)

スタスタスタ

キョン(そして、佐々木がいる部屋…!)

ガチャ

佐々木「……!……!」ぐいぐい

キョン「……」

佐々木「……ぅ」ぐい ぐい

キョン「……」

佐々木「……あ……う」ぐい

キョン「……」

佐々木「……お……お母……さん?」

キョン(へぇ。お母さんって呼んでるのか)

佐々木「キョン?キョンだよね?」

キョン(不安だろうなぁ。もしかしたら親にとんでもない恰好見られてるかも知れないんだし)

佐々木「キョン!返事をしてくれ…キョンだろう?」

キョン(正直、可愛すぎる…)

キョン(さて、かわいそうだしそろそろ良いか)

佐々木「キョン…キョン…?」

キョン(お、ちょうど縄跳びがあるな)

佐々木「…う…うぅ」ぐい

キョン(太ももで良いかな、よっと)

びゅんっ!!!

ピシィィィ!!

佐々木「きゃあああっ!??」

殴ったり蹴り飛ばされたり絞められたり極められたり折られたり砕かれたりしたいなぁ
んで逆に殴ったり蹴り飛ばしたり絞めたり極めたり折ったり砕きたいフフフ

佐々木「ぐぁ…いった…!」

ピシィィィ!

佐々木「ああぁ!!!」

ピシィィィ!

佐々木「ちょっちょっと待ってぇ!キョン、ちょっと待っ」

ピシィィィ!

佐々木「いやぁぁぁあ!」

ピシィィィ

佐々木「も、もう無理!もう」

ピシィィィ

佐々木「もうやめてぇえ!」

キョン「ふぅ…大丈夫か佐々木?不安だっただろ?」

佐々木「はぁ…あああ…」ガクガク

キョン「大丈夫か?」

佐々木「はぁ…はぁ…く、くく…参ったよキョン、君には」

キョン「少しやり過ぎたかとも思ったんだが…」

佐々木「怖かったよ、本当に。思わず泣いてしまう程にね」

キョン「泣いてたのか?タオル巻いてるからわからなかったよ」

佐々木「くく、見なくていいさ。さぁ、目隠しを外してくれるかい?」

キョン「ダメだ。恐怖感が倍増するんだろう?」

佐々木「…!…くく、良いね」びくびく

個人的にSMとはその後互いの結束がより強固になるものを言うと思うんだぜ。
あとなるべく傷跡を残さないとか。

うん、深夜のよくわからないノリで言っただけなんだ。佐々木かわいいよ佐々木。

>>222
蚯蚓腫れやら切り傷なんかの傷跡はキスマークと同じ意味を持つと思ってる

>>224
だが美しくない…
やっぱり傷は傷にしか見えないなあ

>>225
あれが美しく見えるかどうかは個人差あるのか…

佐々木「さて…何を持って来てくれたのだろうね」

キョン「はは、なんだろうな」

佐々木「教えてくれないのかい?想像以上に意地悪だね」

キョン「そういうなって。まぁ期待しててくれ」

佐々木「…くつくつ」

キョン(佐々木は思ったより怖がってるな)

キョン(いきなり爪楊枝はまずいか?)

キョン(いや、佐々木の言葉を信じる)

キョン(まずは…やっぱり太ももかな)

佐々木「一体何をしてくれるんだろうね。この状態では抵抗もでき」

プツッ

佐々木「うっ!!」

キョン「痛いか?」

佐々木「う、うん…少し痛かっ」

プツッ

佐々木「うぅっ!!」

キョン(次は首筋)

プツッ

佐々木「あっ!??」

上島「ぐぁ…いった…!」

ピシィィィ!

上島「ああぁ!!!」

ピシィィィ!

上島「ちょっちょっと待ってぇ!キョン、ちょっと待っ」

ピシィィィ!

上島「いやぁぁぁあ!」

ピシィィィ

上島「も、もう無理!もう」

ピシィィィ

上島「もうやめてぇえ!」

キョン「ふぅ…大丈夫か上島?不安だっただろ?」

佐々木「はぁ…はぁ…」

キョン「すごいな佐々木。刺した所から細い血の筋が出来てる」

佐々木「くく…良いんだよ、もっと傷つけて」

キョン「ああそうだな」

キョン(だけど痛みばっかりじゃだめだよな。せっかく首筋責めてるんだし)

キョン(佐々木は次も刺すと思ってるはず。不意打ちにもなるかな)

れろっ

佐々木「ひあ!?」びくん!

キョン「血の味するけど、これもまたよしか。なぁ佐々木」

れろぉぉぉ

佐々木「あっあ…」ぞくぞく

爪楊枝がダメとは思わなかった。すみません、ちょっと落とします

佐々木「んんん…」ぴくっ

キョン「佐々木、首弱いんだな」ちゅうぅぅ

佐々木「ひぁ…ダメだキョン、吸っちゃダメ…」

キョン(そろそろ快感から痛みに切り替えかな)

キョン(今舐めてる所に…歯を立てる)

ガリッ

佐々木「あぁぁぁっ!?」びくぅっ

れろれろ

佐々木「はぁ、はぁ、キョン、もうやめてくれ、おかしくなりそうだ」

れろ…れろ…

佐々木「あぁ…もうだめだよ、もうやめ…」

ガリッ!

佐々木「あうっ!」

れろ…れろ…

佐々木「はぁああ!はぁ、はあ」

ガリッ

佐々木「うぁぁ!」

ガリガリ

佐々木「うわぁぁぁん!!」ぽろぽろ

キョン「ぷはっ!ふぅ…どうだ佐々木、ちょっとは堪えたか」

佐々木「はぁ…はぁ…ふふ、すごい……飛んでるような感覚だよ。まだ一枚も服を脱いでいないのにね」くた…

キョン「ははは、才能あったりしてな」

佐々木「うふふ……そうかも知れないね」

キョン「さて、そろそろ目隠し外してやろう」

佐々木「おや?どうしてだい?」

キョン「次はお前にも見てもらいたいからな」

キョン「次はこれを使おうと思ってな」

佐々木「くく…洗濯バサミか」

キョン「ま、余裕だろう?服を脱ごうか」

佐々木「うん…」

キョン「…」

佐々木「…そうじっと見られると、少し気恥ずかしいのだが」

キョン「脱げるよな?」ニコ

佐々木「……はい」

シュル…

ぱさっ

キョン「ああ、上だけで良いぞ」

佐々木「うん。これで良いかな」

キョン「佐々木」

佐々木「なにかな?」

キョン「隠すな」

佐々木「…くつくつ。無意識かな?命令系になっているんだが」

キョン「佐々木」

佐々木「……ごめん」すっ

キョン(おお…すっごい綺麗だ)

キョン(色白、小ぶりで形の良い胸、色素もバッチリだ。言う事無しだな)

キョン(…おっと、いかん)

キョン「綺麗だな、佐々木」

佐々木「…君に見られるのは至福だよ。なのに……なぜか恥ずかしいな。…隠したいよ…」

キョン「さぁ、つけていこうか。胸は基本だよな」

ぱち

佐々木「くぅ…」

キョン「痛いか?」

佐々木「少しね。でも良いよ…あぁ、良いね」

パチ

佐々木「…ん」ぴく

なあ性癖の性って性質の性だろ?

>>324
間違ってる人多いけど性行為とかの性じゃないよなwww

しかしこのスレは性癖が性的な癖として進行しててちょっとワロタw

キョン「良いな。見た目だけでも興奮するよ。指で弾いたりしたら痛いんじゃないか?」

ぴんっ!

佐々木「きゃう!…くく、本当に君って男は…」

キョン「次は顔だ。まずはまぶた」

パチ パチ

佐々木「うっ…!」

キョン「耳」 ぱち

キョン「目の下」 ぱち

キョン「唇」パチ

キョン「舌」パチ

佐々木「ひ、ひあぁ……」

固定観念と固定概念も似たようなものだな最近では固定概念も言葉として定着してるし
しかし友達間で性癖の意味間違って会話すると恥ずかしくないか?

すみません、眠気限界です。
申し訳ありません。もし残っていれば続き書きます。
特定されてましたが、食ザーの人でした。拷問は忘れてくださいorz

>>338
友「俺変わった性癖しててさあ」
俺「え?…性癖!?いきなり何考えてるんだよ(ドキドキ)」
友「え…?」

保守thxです。遅筆ながら再開します

佐々木「いはぁい…いはいよぉ…」

キョン「すごい光景だな。普段クールなだけに今の顔とのギャップが……」

佐々木「あ…あう…」

キョン「まぶたにも付けられてるから瞬きもできないな佐々木」

佐々木「……うぅ」

キョン「舌にもう少しつけとくか」

ぐいっ

佐々木「えうっ」

ぱち ぱち ぱち ぱち

キョン「…ふむ、全部で15個か。もう洗濯バサミもなくなっちまった」

キョン「そこでだ。こんな物を持って来た。お前の部屋にあったクリップだ」

佐々木「……!」ふるふる

キョン「洗濯バサミよりもかなり痛いと思うが…大丈夫か?」

佐々木「……」びくびく

キョン「怖がってるのか?なんでもしていいって言ってたと思うんだが」

佐々木「…」コク

キョン「良いんだな?まずは乳首だな…。今付けてるのを外さないと」

ぐい…ぐぐ…

佐々木「あうう…!」

キョン「よっ」

バチン!

佐々木「ああああ!!」ビクッ!

キョン「反対も。佐々木、そんなに暴れたら顔についてるのが取れるぞ」

バチン!

佐々木「~!!」

佐々木「…あー……あー…」

キョン「さぁ、クリップの出番だ。さっき自分の指挟んでまたんだがめちゃくちゃ痛かった」

キョン「正直これを乳首につけるのは相当痛いぞ。やめて欲しいならちゃんと言ってくれ」

佐々木「……あい…じゃうぶ…」

キョン「……わかった。じゃあいくぞ」

すーっ

佐々木「…!…!」ぴくん

キョン(いつ激痛が来るかと思ってびくびくしてるのか)

佐々木「…っ!……!」ぴく

キョン(いかん。俺も異常みたいに思えてきた。よし、つけるぞ)

ばち

佐々木「ッッああぁ!!」

佐々木「らめっ!はうしてぇ!!」ぶんぶん

キョン「ダメだ。反対側もつけないと」

佐々木「やめえ!!いはぁあい!!いはいよぉ!」

キョン(…なんでだろう。やめてくれと言われると止められない)

キョン(さっきまでは罪悪感いっぱいだったのに…今は嫌がる佐々木が異様に可愛く見える)

キョン(これが、サディスト…これがSMか…)ごくり

すーっ

佐々木「やめぇ!ほんとにいたい!痛いからぁ!!」ぶんぶん

キョン「…」

佐々木「いやらぁぁぁ!!」

バチン

佐々木「ああああ!!」びくぅ!

キョン「さて…クリップも洗濯バサミもつけ終わったな」

佐々木「ううう…うー…!」ぽろぽろ

キョン「俺はな、佐々木。洗濯バサミは付けてる時の見た目や痛快さはもちろんだが」

佐々木「うぅー…!」ぽろぽろ

キョン「醍醐味は外す時にあると思うんだが、どうなんだろう」

佐々木「!!」ぽろぽろ

キョン「じゃあまぶたから外そうか。じっとしててくれ」

佐々木「ひ…う…!」ぽろぽろ

キョン「…」

ぐぐ……パチン!

佐々木「あっ!!」

キョン「耳、鼻」

パチン!パチン!

キョン「目の下、唇、舌」

パチン!

キョン「洗濯バサミはこれで全部だな。クリップは…」

佐々木「あ…あ……」

キョン「付けっぱなしにしとこうか」

佐々木「う…うふふ……すごいねキョン、こんな短時間で…見事な豹変ぶりだよ」

キョン「誰のせいだ誰の」

佐々木「わた…僕のせいだと言うのかい?ふふ、それは違うさ。君自身の嗜好だよ」

キョン「そうなのかもな。それより、佐々木よ。乳首のクリップはもう痛くないのか」

佐々木「痛いさ。でも継続的な痛みは慣れるからね」

キョン「へぇ。じゃあこんな事しても平気か?」ぴんっ!

佐々木「きゃん!!……く、君もなかなかに趣味が悪いな」

キョン「お前には敵わんと思うぞ…」

キョン「次は……お、これとかどうだ」

佐々木「くつくつ、マフラーか。良いよ。それは確か君に貰ったものだね」

キョン「ああそうだ。これを巻いて貰おうと思うんだが」

佐々木「もちろん受け入れよう。普段から身につけているものだしね」

キョン「で、次はこれも使う」すっ

佐々木「?これって…君の指かな?」

キョン「そう、指。人差し指と中指」

佐々木「くつくつ。一体どんな辱めを受けるんだろうね」

キョン「じゃあマフラーを巻くぞ」

佐々木「君からマフラーを巻いてもらう、か。初めての経験だね」

シュル…

佐々木「場面が場面だけに少し雰囲気には欠けるがね。僕なんて上半身裸だし」

シュル…

佐々木「おまけにクリップまで付けている。くく、これがなければロマンチックなのかも知れないな」

シュル…ぐぐ…

佐々木「…ねぇキョン?少し…息が苦しいのだが」

ぐ…ぐぐ…

佐々木「くぅ……」

佐々木「く…くは…キョン、これは……少し危険では…」

ぐっ

佐々木「あぅぅ……!」

キョン「佐々木の苦しむ顔って、新鮮だな」

佐々木「ぐぅぅ…」

キョン「ただ首を絞めるだけじゃ物足りないだろ?俺も物足りないしな」

佐々木「が…あ…」

キョン「だから佐々木、口を開けてくれ」

佐々木「ゆ……び……?」

キョン「そう、指だ。今からお前の喉をこれで掻き交ぜようと思う」

佐々木「……」ぼたっ

キョン「おっと。また鼻血出ちゃったか。せっかく止まってたのに」

佐々木「……」ぽたっ ぽたたっ

キョン「よしよし、良い子だ佐々木。そのまま口を閉じないでくれよ」

佐々木「……あい」ぽー…

ぐいっ

佐々木「ふ…」

ぐぐっ

佐々木「ぐが…」

キョン(すごい…舌が指を追い出そうとする動きが直に伝わってくる)

ぐりぐり

佐々木「……っ!」

ぐちゅ ぐちゅ

佐々木「うぁ!えっ…えぅ…!」

キョン「もっと口を開けてくれ佐々木。喉まで指が届かないだろう」

ぐぼっ

佐々木「うぶ…!ごふっ!」

ぐぼっ ぐちゅっ

佐々木「うっ」

キョン「!」

佐々木「おぉええぇぇ…!!」びしゃっ

びしゃびしゃびしゃ……

佐々木「えぅ…!」びしゃ…

キョン「だ、大丈夫か…?」

佐々木「っは!はぁー!はぁー!はぁー!」

キョン「すまん…少しやり過ぎたか?」

佐々木「はぁっ!はぁー!はぁ!はっ!ハッハッ…はっはっ…ひぅ…」

キョン「お、おい佐々木!大丈夫か?」

佐々木「ヒュ…ひゅ…」

キョン「過呼吸になっちまってるのか。落ち着け佐々木、ゆっくり息を吸うんだ」

佐々木「ひゅ…はぁー!はっ、は……ひゅ……ひゅう……」

佐々木「…ひゅ…ひゅ…はー……は…」

キョン「…落ち着いたか、佐々木?」

佐々木「ふぅ…ふ…だ、だいじょ…ひゅ…」

キョン「よしよし。すまんな、ちょっと苦しかっただろ」

佐々木「えへ、えへへ…大丈夫だよ、私が望んだ事だから……」

キョン「?」

佐々木「っと、失礼。くく、僕はどうにも…いやなかなかに君は冷酷だね」

キョン「落ち着いた所で…佐々木、天井になにか括れるような物ってないか?」

佐々木「括れる?くく、まさか縛って吊してくれるのかい」

キョン「いや、ロープもないしそれは無理だが」

佐々木「それもそうだね。しかし残念ながら吊せるような場所はないな。庭に物干し竿があるくらいだよ」

キョン「それで良い、じゃあ庭に移動しようか」

佐々木「え…この恰好でかい?」

キョン「塀もあるし大丈夫だろ」

佐々木「くく…こんな所を近隣の住民や家族に見られたらどうするつもりだい」

キョン「俺に人権を預けたんだろ?」

佐々木「……わかった、なんでも従うよ」

キョン「洗濯竿か。これくらいの高さがあれば十分だな」

佐々木「確かに、僕が背伸びしても少し届かないね。吊すにはぴったりだ」

キョン「ん?いや、吊さないって言っただろ」

佐々木「おや…では一体どんな苦痛を与えてくれるんだい」

キョン「まず縄跳びだ。お前の両手を前に出してくれ」

佐々木「くつくつ…まるで手錠だね」

キョン「お前の両手を縛った縄跳びを竿に結び付ける。絶対に解けないように頑丈に」

佐々木「君はどうやら拘束が好きなようだね。しかしこれでは甘くないか?僕は動き回れてしまうよ」

キョン「ああ、それで良いんだ。そしてタオルで目隠しをする」

佐々木「ふむ…。一体何が始まるんだろう」

キョン「よし、と。これで準備は完了だ。縄跳びの長さを考えると、動き回れるのは半径2メートルだな」

佐々木「!」

キョン「俺の手にはもう一本の縄跳び。さぁ存分に逃げ回ってくれ、佐々木」

佐々木「え…ち、ちょっと待ってくれキョン」

キョン「ほら、俺はもう縄跳びを振りかざしてるぞ。逃げないと背中にモロだぜ」

佐々木「ちょっと…ちょっと待って!!」

ピシィィィ!!

佐々木「きゃあうっ!!」

佐々木「くぁぁ!」トテトテ

キョン「そうだ、今までは動けないようにしてたからな」

佐々木「はっ…はっ…」タッタッ

キョン「逃げ回れてしまう苦痛をしっかり味わってくれ」ピシィィィ!!

佐々木「嫌ぁああ!!」ビクッ

タッタッタッ

ぐるぐるぐる…

キョン「もう俺がどこに居るかもわからないだろう?」

佐々木「はぁ!はぁ!」がたがた

キョン「実はお前が背中向けて震えてる真後ろに居るんだ」

佐々木「!」

ピシィィィ!!

佐々木「うぁぁあ!!」ビクッ

タッタッ…

キョン「半径2メートルを必死に逃げ惑う佐々木。滑稽だな」

すみません。ちょっと空けます

嘔吐物をまた食べてほしいの

保守thx。まとめて書けなくて申し訳ありません

佐々木「キョン!キョン!?どこに居るんだ…!?」

トタトタ

キョン「…」

佐々木「くぅ…キョン!」

くるくる……

キョン「…」

佐々木「やめて……」

くるくる

キョン(狭い範囲で必死に逃げ惑う佐々木のこの姿)

キョン(なんて惨めで弱々しいんだ。そして俺が鞭を奮えば)

ピシィィィ

佐々木「きゃああああ!!!」トタトタ

キョン(更に恐怖し逃げ惑う。俺の手の平で転がしてるような気分になるな)

佐々木「もう…」くるくる

ピシィィィ

佐々木「もうやめて!」トタトタ

ピシィィィ

佐々木「うわぁぁぁん!!」ぽろぽろ

トタトタ

キョン(座り込む事も傷を押さえる事も出来ず、立って走り回るしかない)

キョン(泣きわめいて逃げ惑う佐々木……正直、たまりません)

キョン(あれ?いつの間にか俺、この状況楽しんでないか?)

佐々木「はぁ…!はぁ…!」ガクガク

佐々木「……はぁ、はぁ…?」

キョン(いかんいかん、落ち着け俺)

キョン(俺がやってる事は最低な事だぞ?冷静に考えろ)

佐々木「もう……もう!!」ぽろぽろ

キョン(見ろ、佐々木もこんなに怯えてる)

佐々木「もうやめてぇ…やめて下さい……!」ガクガク

キョン(次の鞭に怯えて、泣きながら逃げ惑ってるじゃないか)

佐々木「ひぃ…ひぃぃ……」ビクッ ビクッ

キョン(まるで次の鞭を待ってるまたいに…)

佐々木「ひ…ひィ…」ガクガク

キョン(このままにしといたらこいつ、おかしくなりそうだな)

佐々木「……キョン、キョン?」ビクッ

佐々木「あぁ、あぁぁ!」

佐々木「…く…もうやめてくれ!!やめて下さい!」

佐々木「…ひぃ…ひ…ひは…」

佐々木「嫌ぁあああ!!」ブンブン

キョン(ここまでだな)

キョン「佐々木」ぽん

佐々木「きゃあぁ!?」ビクゥ

キョン「大丈夫、もうしないよ」

佐々木「あ…キョン……」

キョン「ほら、目隠し取ってやろう。手の縄跳びも」ぱさっ

佐々木「あぅ……キョン…グス…キョンんん…」ぽろぽろ

ぎゅっ


キョン「怖かったか?」

佐々木「ぇぇえん……」ぎゅう


キョン「はは、そんなに泣くなよ」なでなで

佐々木「くぅ……気持ち…いぃ……」ぽろぽろ

キョン「頭撫でられるのがか?それともまさか…さっきの鞭がか?」

佐々木「どっちもだよ…」ぽろぽろ

佐々木「くくっ…すまない、見苦しい所をお見せしてしまった」

キョン「落ち着いたみたいだな」

佐々木「ああ。取り乱してしまったね」

キョン「ま、あれだけされて取り乱さない方がどうかしてるさ」なでなで

佐々木「…ふふ、そうかもね。やはり君はサディストだ。もう自覚しているだろう?」

キョン「変態嗜好はないと思っていたんだがな…」

佐々木「くつくつ。十分変態さ、君も僕も」

佐々木「さて、そろそろ後片付けをしないと塾に間に合わなくなるね」

キョン「身体は?大丈夫なのか?」

佐々木「ああ、蚯蚓腫れは服を着ればわからないし、首なんかは絆創膏でも貼っていくさ」

キョン「服って、そういう問題か…ん、服?」

佐々木「どうかしたかい?」

キョン「いや、とんでもなくくだらない事を思い付いてしまった」

佐々木「ふむ?興味深いね、是非聞かせてくれ」

キョン「いや、さっき部屋にトランクケースあったよな?」

佐々木「!…くつくつ、君って奴は…まったく」

佐々木「さて、片付けも済んだし、着替えてくるよ」

キョン「すまんな、手伝わせてしまって」

佐々木「くつくつ、それは僕の台詞だよ。さすがに吐瀉物までは掃除させられないしね」

キョン「まぁそれは良いんだが…佐々木、着替えは向こうに着いてからでも良くないか?」

佐々木「…まったく。予想はしていたとは言え…」

キョン「じゃあ俺は用意してるから、塾の準備と着替えを持ってきてくれ」

佐々木「……もう」

トテトテ

佐々木「待たせたね」

キョン「おう、俺も準備出来たよ」

佐々木「ところで僕の認識が正しければ、君の右手にバイブ、左手にビニールテープが見えるんだが」

キョン「間違ってないぞ」

佐々木「くつくつ。君は常に僕の予想を上回ってくれるね。もちろん良い意味でだ」

キョン「そりゃどうも。さぁ、スカートもどけちまおう」

佐々木「君の前で下着を下ろすのには流石に抵抗があるね」

キョン「そう言いながらもするする脱いでるな」

佐々木「くつくつ…言っただろう?恥辱や苦痛は快感なんだよ」

キョン「ほぉ。じゃあ脱いだら俺の前で足開いてくれ」

佐々木「え…」

キョン「恥ずかしいのが良いんだろう?」

佐々木「…ああ、わかったよ」

スルスル

ぱさっ

佐々木「さぁ…どうぞ」すっ

キョン「おお…」

キョン(こ、これは…改めて見るとすごい光景だな…)

キョン(いかん。鎮まれ、鎮まれ…!)

キョン「じゃあ早速だが、入れるぞ?良いな?」

佐々木「バイブか…くく、君に見下ろされながら押し込まれるとはね。至福の一時だよ」

にゅち

キョン「おーおー、すごいな。糸引いてるぞ佐々木」

佐々木「く…!」

ぐぐ…ぐちゅっ

佐々木「……っ!!ん…」

キョン「かなりキツそうだが…大丈夫か佐々木?」

佐々木「く…くく、問題ないよ」

キョン「ならよかった。じゃあビニールテープで固定して、と」

佐々木「……」

キョン「スイッチは最大で問題ないよな?」

佐々木「それは君が決める事だよ。僕にはなんの発言権はな」

キョン「よっ」ぐい

ぐいんぐいんぐいんぐいん

佐々木「いっ!?」

キョン「あ、振動じゃなくてグラインド型なのか。これはキツいかもな」

佐々木「ふ…ん、問題、ないさ」もじもじ


キョン「じゃあビニールテープで両手を縛って…」

佐々木「…はぁ、は…ん!」ぐいんぐいんぐいんぐいん

キョン「両足も縛って、手と一緒にもう一回縛り付ける」

佐々木「こ、これじゃ身動きが…」

キョン「そして最後にさるぐつわをして、と。よし完成だ」

佐々木「~~~…」

キョン「さぁ佐々木、トランクに入れて持ってってやろう」

佐々木「~~!」

キョン「よっ…おお、案外軽いな。よっこらせ」

ドサッ…

佐々木「…」

キィ…バタン!

キョン「よし、俺も用意出来たし、行くか」

>>624
蛍光灯の破片は刺さると痛い

後はわかるな?

佐々木『…』

キョン「なんか新鮮だな佐々木。こうして二人並んで、歩いて塾に行くのも」

佐々木『…』

キョン「まぁお前は歩いてないが…」

佐々木『…』

キョン「今どこ歩いてるかわかるか?駅前の交差点だぞ。それなりに人通りもあるな」

佐々木『!!』

キョン「ひょっとしたらお前のバイブ音が外に漏れるかもな」

佐々木『…!』

>>628
子宮焼きかと思ってた

キョン「!」

キョン「そうだ。佐々木、良い事を思い付いた」

佐々木『…』

キョン「お前を置き去りにしたらどうなるんだろうな?」

佐々木『!!』

キョン「誰かが拾ってくれるかな?開けて中身を確認してくれるかも」

佐々木『!』がたがた

キョン「はは、冗談だよ。暴れるな」

国木田「あれ?キョンじゃないか、どうしたのトランクケースなんか持って?」

佐々木『!』

キョン「おう国木田。今から塾だよ…やれやれだ」

国木田「塾って、トランクケース持って?」

キョン「ああ、こりゃ佐々木からの預かりもんだ。届けてくれってさ」

国木田「ふぅーん、大変だね。手伝おうか?方向一緒だし」

キョン「…」ちら

佐々木『…』

キョン「じゃあすまん、ちょっとだけ代わってくれるか?」

佐々木『!?』

国木田「でさぁ、そん時先生が…」ガラガラ

キョン「はは、マジか」

国木田「あはは、おかしいよね」ガラガラ

キョン「ああ、そろそろ良いぞ。方向も別だし。サンキューな国木田」

国木田「ううん、どういたしまして。それじゃ……ん?」

キョン「ん?どうした?」

国木田「いや、トランクケースからなんか垂れてきたから…ごめん、ジュースでも入ってた?」

キョン「あ?あいや、そうかもな。まぁ良いよ、それじゃな」

ガラガラ

ぽたっ…ぽたっ…

国木田「………?」

キョン「ふぅ…さぁ、着いたぞ佐々木」

キョン「とりあえずトイレで出してやるよ」

ガチャ…

ぱかっ

ぐいんぐいんぐいんぐいん

佐々木「……」ぽろぽろ

キョン「よしよし、口のタオルと目隠し取ってやろう」すっ

佐々木「……ひぐ……うぅ……」ぽろぽろ

キョン「佐々木、しょうがないさ。ずっとトイレ行ってなかったもんな」

佐々木「うぅぅぅぅ…」ぽろぽろ

佐々木「ぐす…」ぽろぽろ

キョン「ほら、もう泣き止めって。授業始まるぞ」

佐々木「き、着替え…」

キョン「ほら、このかばんに入ってるから」

佐々木「うぅ…この年になって失禁させられるとは思わなかったよ」

キョン「…そういや、吐いたり失禁したりしたけど、風呂入らなくて気持ち悪くないか?」

佐々木「誰のせいだと思ってるんだい?…くく、まったく。僕のカミングアウトのはずが…」

佐々木「君が僕の嗜好を受け入れてくれるどころか、君に着いて行くのがやっとだった」

キョン「はは、それは言い過ぎだろ。俺はお前に染められたようなもんだ」

佐々木「くつくつ。僕は君に染められたいと思っているのだがね」

キョン「俺も変態嗜好に目覚めちまったようだし、卒業まではまだしばらくある。しょうがない、付き合うさ」

佐々木「うれしいね。いずれ卒業して離れ離れになってしまっても、僕は絶対服従を誓うよ。君に僕のなにもかもを捧げよう」

キョン「そうかい。俺も、お前のすべてを受け入れられるよう努力するさ」

キョン「さぁ、そろそろ授業に行かないと本気で間に合わなくなるぞ」

佐々木「そうだね。トランクはどうしようか」

キョン「とりあえず置いとこう。帰りも使うだろ?」

佐々木「くつくつ。仰せのままに、ご主人様」

キョン「…!」

【1年後】

谷口「お前、涼宮と何喋ってたんだ?あいつがあんなに話すとこ見た事ねぇぞ」

国木田「ふふ、キョンは昔から変な女が好きだからねぇ」

キョン「……」

国木田「ね?キョン」

キョン「ああ。まぁ否定は出来ないな。俺はどうやら、変な女が好きみたいだ」

谷口「お前、変わってんのな…」

キョン「ほっとけ」

【高校2年・再開】

佐々木「くつくつ、久しぶりだね」

キョン「よう。久しぶり」

佐々木「連れないなキョン、せっかくの再会だと言うのに。くつくつ、再開と言うべきか」

キョン「言葉で言ってもさっぱりだな」

佐々木「僕の言いたい事は理解している癖に」

キョン「まぁな」



ハルヒ「キョン、遅い!………それ、誰?」

キョン「初対面の奴にいきなりそれはないだろ。こいつは俺の…」

佐々木「はじめまして、涼宮さん。私は佐々木。キョンとは中学校の同級生で、彼は私の…」

佐々木「ご主人様です」

ハルヒ「…………は?」

ハルヒ「…キョン、話が見えて来ないんだけど?」

キョン「は!?え、えぇっとだな…おい佐々木?冗談が過ぎるぞ?あはははは…」

ハルヒ「あんたをご主人様ねぇ?偉くなったもんだわ、ウチの雑用係も」ひくひく

キョン「あの、ハルヒさん?お顔が怖いですよ?…佐々木、お前からもなんとか言ってくれ」

佐々木「うふ、ごめんなさい、涼宮さん。今のは冗談。彼と私はただの親友です」ニコ

キョン「な?ハルヒ、佐々木もああ言ってるだろ?俺達はただの親友…」

ハルヒ「やかましい、この女垂らしのバカキョン!!問答無用!」

キョン「きゃぁぁああ!!」


佐々木「くつくつくつくつ」

終わろうと思います。長い間保守・支援thxでした。

【性癖】に関しては素で間違って認識してました。
指摘ありがとうございました


ついに佐々木Mを書いてしまった…気分悪くされた方、申し訳ございません

次はS佐々木を期待してる

>>705書こうと思ってます
その時はまたよろしくお願いします

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