小町「小町のお兄ちゃんがこんなにカッコいいわけがない」 (56)

小町(小町はお兄ちゃんが好き。家族としてではなく異性として……)

小町(こんなことダメなのはわかってる。わかってるけど……)

小町(お兄ちゃん……いやいや、小町たちは兄妹なんだから!)

小町(でも、この気持ち……抑えられないよぅ……)

小町(い、いや! ダメダメ! そ、そうだ。気分転換にTVを見よう)

―TV―

京太『どこにも行くな! 俺と、結婚してくれえええええええっ!』

桐子『…………、はい』涙ポロポロ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379144386

期待

小町(よりによって何故このアニメ……)

小町(いや、でもこれはアニメの世界。現実とは違うんだよ……ね)

小町(……こ、告白してダメそうだったら冗談で済ませばいいんだ)

小町「よし、そうしよう!」

八幡「なに独り言を言ってんだ?」

小町「うわ! お兄ちゃんいたの!?」

八幡「最初からいたぞ。それに、ここリビングだし。実の妹からも忘れられるって……」

小町「いや~、ゴメンゴメン。ちょっと考え事しててさ」

八幡「さいですか」

小町「う、うん」

八幡「…………」

小町「…………」

八幡「…………」マッ缶ゴクゴク

小町(き、気まずい。親とTV見てたらエロシーンになる時と同じくらい気まずい)

八幡「さっきのアニメ、「俺の妹がこんなにキュートなわけがない」だっけ?」

小町「そ、そうだよ」

八幡「兄妹で付き合うって、あり得ない話だよな」

小町「そだね……」

八幡「どした? 小町」

小町「ううん、なんでもないよ……」

八幡「ならいいが」

小町「お兄ちゃんは……好きな人いるの?」

八幡「異性以前に人間自体が好きじゃない」

小町「あはは、お兄ちゃんらしいね……」

八幡「でも小町のことは好きだな」

小町「な、なぁああ……///」カァァ ※カラスの鳴き声ではありません

八幡「こんなに可愛い妹を持てて幸せだ」

小町「ふ、不意打ちはズルいよ~」

小町(やっぱり妹として好きってことだよね……)

八幡「小町、今日なんか様子がおかしいけど、なにかあったのか?」

小町「え? な、なにもないよ!」

八幡「ならいいんだが……何かあったら、このカッコいいお兄ちゃんを頼れよ?」

小町「う、うん///」

八幡「…………」マッ缶ゴクゴク

小町(そろそろ言おうかな……)

八幡「…………」プハーッ

小町「……お、お兄ちゃん」

八幡「どした?」ゴクゴク

小町「こ、小町は、お兄ちゃんのこと異性として好きだよ~!」

書き溜めオワタ
のんびりと投下していきます

八幡「ぶほっ!」ケホッケホッ

小町「うわ! お兄ちゃん大丈夫!?」

八幡「小町が変なこと言うからだろ!」

小町「ご、ごめん。そこまで驚くとは思ってなくて……」

八幡「……今のって冗談だよな?」

小町「え?」

八幡「まさか本気か?」

小町「…………」

八幡「本気なのなら諦めろ、兄妹を異性として好きになるなんておかしい」

小町「…………」

八幡「小町、考え直せ」

小町「……ちょ、ちょっと出かけてくるね!」ダッ

八幡「……もう夕方だから早めに帰ってこいよ」


小町「ハァハァ……」

小町(やっぱり兄妹で結ばれるのは無理なのかな……)

八幡「……小町遅いな」

八幡「もうこんなに暗いのに」

八幡「…………」

  『こ、小町は、お兄ちゃんのこと異性として好きだよ~!』

八幡「小町……」

八幡「…………」ダッ


―近所の道―

八幡「小町ー! どこだー!?」ハァハァ

八幡「小町、スマン! 突き放したりして! 戻ってきてくれ!」

八幡「……あれ? 妹を追いかけるこの展開、某アニメで見たような……」

八幡「そ、そんなことより小町! いたら返事しろー!」

??<<妹さんのところに、行きたいかい?>>

八幡「え? 声が脳内に……」

??<<妹さんのところに連れて行ってあげようか?>>

八幡「誰……ですか?」

??<<私は神様だ>>

八幡「」

どうしよう、考えてるストーリーが完全に俺妹になってる……

八幡「今なんと?」

神様<<私は神様だ>>

八幡(脳内に直接声が聞こえる、姿は見えない。まさか本当に……)

神様<<妹さんのところに行きたいか?>>

八幡「行けるのなら行きたいですけど」

神様<<そうか、ならば行かせてあげよう>>

八幡「え? 本当にできるんですか?」

神様<<キエエエェェェェェイ!>>

八幡「うわあああああ!」ワープ

神様<<さて、私は今月号の「ポロリ激写! 人気女優写真集」でも見ようかな。フヒヒ>>

―同じ頃―

小町「どうしてあの時、冗談だって言えなかったんだろ……」

小町「それはそうと、暗くなってきたなぁ……」

小町「あ、あんなところに公園がある」

小町「……トイレ行きたくなってきたなぁ」

小町「…………」トコトコ

ギィ… ガチャン

小町「ふぅ、パンツ脱いで――」

八幡「痛てっ!」ワープ

小町「」

八幡「」

秘部「ハーイ」

小町「きゃああああああ!」

八幡「うわああああああ!」

小町「出っててよ! ゴミいちゃん!」ギィ ドン ガチャン

八幡「ス、スマン!」ドテッ

―公園のベンチ―

小町「…………」

八幡「いや、なんだ、その……」

小町「…………」

八幡「順を追って話すと、神様にワープさせられて」

小町「なに意味の分かんないこと言ってんの……」

八幡「いや、本当なんだよ。スマン……」

小町「……ゴミいちゃんに見られた」

八幡「……そんなに気にすることか? 小さい頃一緒に風呂入ってただろ?」

小町「今と昔は違うんだよ……」

八幡「……毛が生えてなかっ」

小町「^^」

八幡「あ、い、いや。どこから持ってきたか知らないが、とりあえずカッターナイフしまってくれ」

小町「今度変なこと言ったら……わかってるよね?」

八幡「そ、そうだ! 小町に聞きたいことがあるんだ!」

小町「なに?」

八幡「ハッキリしてくれ、お前は俺のこと好きなのか? 異性として」

小町「…………」

八幡「小町?」

小町「……ごめん」ダッ

八幡「待て小町! まだ言いたいことがある!」

小町「や、やめて……」タッタッタッ

八幡「アニメみたいにカッコよくは言えないけどな!」スゥ

小町「え? カッコよく?」ピタッ

八幡「俺は小町が大好きだー!」

小町「!?」

八幡「お前が出て行ってわかった! 俺は小町という妹がいないと何もできない! 物事のやる気が出ないんだよ!」

小町「お、お兄ちゃん……」

八幡「いつも何があっても俺を励ましてくれたお前は……俺のかけがえない存在なんだよ!」

小町「お兄ちゃん……グスッ」涙ポロポロ

八幡「俺はシスコンだ! 妹大好きだ! 俺は妹を好きすぎて異性としては見れない!」

小町「ぅ……」ポロポロ

八幡「だけど小町! 俺は小町を愛してる! もちろん家族としてだが、異性と家族での愛の度合は変わりねぇだろ!」

小町「……ヒック」ポロポロ

八幡「小町! 大好きだ! 愛してる! ずっと一緒に居てくれ! 俺の傍から離れるなぁぁぁぁぁ!!!」





小町「…………はい……」ポロポロ

八幡「ハァハァ……」

小町「……グスッ」

八幡「はいって言ったんだから、ずっと俺の傍にいろよ」

小町「わかってるよ、何回も言わなくていいよ///」

八幡「……家に、帰ろうか」

小町「うん///」

―比企谷宅―

八幡「ん? 留守電が入ってる」

電話『やっはろー! お母さんだよー。お母さんね、お父さんと一緒に外食して帰るのが遅くなっちゃうのよ』

電話『帰るのは明日になっちゃうかなー? 悪いけど、夕食と明日の朝食、適当に食べてくれる? 以上』

八幡「……やっはろーってどこまで流行ってんの?」

小町「留守電? なんだったの?」

八幡「あぁ。母さんたち、帰るのが明日になりそうだから夕食とか適当に食べとけって」

小町「へ~、そうなんだ」

八幡「適当に何か作るから、ゆっくりしてろ」

小町「うん」

小町(お母さんとお父さん、帰るのが遅くなるのかー)

小町(お兄ちゃんと2人きり……)

小町(でも、異性として見てないって言ってたしなぁ……)

小町(う~ん、どうしようかな……)

小町(…………)

小町(夜・這・い☆)

この前八幡を自殺させた人?

>>27
YES

―夜―

八幡「小町、おやすみ」トコトコ

小町「うん、お休みお兄ちゃん」トコトコ

  ガチャ ガチャン

小町「ふぅ、作戦決行は12時くらいかな」

小町「それまでに、スムーズにやるために性の知識を詰め込んどかないと」PCピコーン

小町「えーっと、まずエッチな動画を見ようかな」カチカチ

小町「~っ///」

小町「し、刺激が強すぎた……///」

小町「……ま、まずは行為の仕方を読むところから始めようかな///」

―――――――
―――――
―――

―――
―――――
―――――――
小町(よし、12時になった)

カチャ… カチャン…

小町(部屋は隣。そ~っと……)

カチャ…

小町(お邪魔しまーす)

カチャン…

小町(お兄ちゃんは豆球付けて寝るから、真っ暗じゃないんだよね……)

八幡「zzZ」

小町(ふふっ、寝てる寝てる。最初はズボンを下ろせばいいんだっけ?)

小町(パンツも一緒に脱がしちゃおうか。よいしょ、よいしょ)

息子「ハーイ」

今日は終わりです。また明日。

エロシーン……いる?

1、いる
2、いらない

安価>>35

1

小町「きゃ!」

息子「」

小町(声出しちゃった……起きてないかな?)

八幡「zzZ」

小町(よかった)フゥ

小町(……これがお兄ちゃんの///)

小町(ふぇ、フェラって言ったっけ? 舐めればいいんだよね///)

息子「wwktk」

>>36ミス

息子「ワクテカ」

小町「ん、うむぅ」ペロペロ

小町(なんか苦い……)

小町(またおっきくなってる///)

八幡「ん……」

小町(気持ちいいのかな?)ペロペロ

小町(次は何だっけ? ……咥えるんだったよね///)

小町「はむっ」クチュ

八幡「うっ……」

小町(おっきくて口に入りきらないよぉ///)クチュクチュ

小町(も、もうこのくらいでいいか。 じゃあ次は……)

小町(本番……///

小町(どうしよう……跨ればいいかな?)

小町(そ~っと、あっ!)

八幡「ぐぼはぁ!」ドスッ

小町(ど、どうしよう。足が滑っておもいっきり体重かけちゃったよ……)

八幡「うぐ……ん? 小町……?」

小町「え、えへへ~」

八幡「…………」

小町「…………」

八幡「何で小町がここに……?」

小町(そのまま襲っちゃえ☆)

八幡「お~い、小町~?」

小町「ごめんね。お兄ちゃんの初めて、小町が貰うよ///」

八幡「お前何言って――」

小町「うっ……痛いっ」ニュル ズボッ

八幡「ぐっ」ハァハァ

小町「は、入ってる……///」ハァハァ

八幡「こ、小町……」ハァハァ

小町「お兄ちゃん……」

八幡「小町っスマン!」

小町「え? きゃ!」ズン

八幡「俺、もう我慢できねぇ」パンパン

小町「お、お兄ちゃんっ、そんなに激しくしたら、んっ小町、おかしくなっちゃうっよぉ……んぁっ」

八幡「くっ止まらねえ!」パンパン

小町「あっんんぅ! お、お兄ちゃんっ」ハァハァ

八幡「小町! 小町!」パンパン

小町「んんっ! あん! お、お兄ぢゃんっ小町……んあっイっちゃうよぉ!」ビクンビクン

八幡「うぅっ俺も……イクッッッ!」ドピュッビュルルルル

―事後―

八幡「ハァ……」

小町「お、お兄ちゃん?」

八幡「実妹に中出し……」

小町「き、気にすること無いよ!」

八幡「いや気にするだろ……」

小町「話には聞いてたけど、これほどまでに賢者タイムの威力が凄まじいとは……」

八幡「……妊娠したらどうしよう」

小町「お兄ちゃんの子だし、妊娠したら小町は産むつもりだよ?」

八幡「母さん達にはどう説明するんだ?」

小町「どうにかして説得するんだよ! それはそうと……」

八幡「なんだ?」

小町「お兄ちゃんって早漏だったんだね!」

八幡「」

小町「もう寝ようよ」

八幡「そうだな……妊娠しないことを願って寝よう」

小町「おやすみ~」

八幡「あぁ、お休み」

小町(やった! お兄ちゃんと一つになれた!)

小町(お兄ちゃん、これからもずっと一緒だよ~!)

小町(そもそもこれは、お兄ちゃんをワープさせてくれた神様のおかげなんだよね)

小町(神様ありがとう! お兄ちゃん大好き!)


ラブコメの神様はたまにはいいことをする。

―翌日の夕方―

雪乃「ここが比企谷君の家ね」

雪乃「今日比企谷君が無断で欠席してたから、ノートを届けに来たのだけれど」

雪乃「」ポチッ

ピンポーン

八幡「……ん? げっ、もう夕方じゃん」

小町「静かにしてよお兄ちゃん……え!? 夕方!?」

ピンポン ピンポン ピンポーン

八幡「誰か来た、今出まーす!」

小町「お兄ちゃん服服! 服着てないよ!」

八幡「うぉ! ヤバい早く着ないと……うわ!」ズルッ

小町「きゃ!」ドスン

小町(お、お兄ちゃんがこけて、顔が小町の近くに///)

八幡「す、スマン!」

小町「あ、べ、別に気にしてないよ~」

雪乃「騒がしいわね、何かあったのかしら?」ガチャ

雪乃「あら? 鍵が開いてる……」

雪乃「まさか……強盗!?」

雪乃「だとしたら比企谷君が連絡無しに休んだのも納得いくわ」

雪乃「お、お邪魔します……」


小町「あれ? 誰か家に入ってきたよ……」

八幡「ヤベッ、鍵閉め忘れた!」

小町「何してんのよゴミいちゃん!」

八幡「クソッ! 服が縺れて着れない……」

小町「早く早く!」

雪乃「このあたりで声が……」スタスタ


小町「お兄ちゃん!」

八幡「小町もうちょっとだ、待て!」


雪乃「この部屋ね」


ガチャ


八幡→( ・д・)  (・д・ )←小町


       (   )←雪乃

八幡「」半裸

小町「」スッポンポン

雪乃「」

3人「ぎゃああああああああああああ!」

神様<<平和じゃのぉ~>>


ラブコメの神様はたまにはいいことをする。だがリスクもある。

―後日談―

     兄妹カップルを成立さっせたったww

1 名前:以下、天界からお送りいたします[sage]:2013/09/xx(X) 00:00:00.00 ID:KAmI/6a43
    需要があるなら書く

2 名前:以下、天界からお送りいたします[sage]:2013/09/xx(X) 00:01:20.21 ID:6t/KwSk50
    kwsk

3 名前:以下、天界からお送りいたします[sage]:2013/09/xx(X) 00:03:21.54 ID:KAmI/6a43
    >>2
    兄を異性とみてる妹がいたわけよ
    その妹が兄と口論になったらしく家出したらしい
    兄は妹を追ってたから、俺がワープさせて助けてやったわけよ
    そしたら、すんなり俺の目の前でカップルになりやがったんだ

4 名前:以下、天界からお送りいたします[sage]:2013/09/xx(X) 00:05:22.11 ID:Zaimokuza
    >>3
    ワープwww厨二乙www

5 名前:以下、天界からお送りいたします[sage]:2013/09/xx(X) 00:06:00.26 ID:5/g6aho7u
    >>3
    目の前でカップル成立か、涙拭けよ

6 名前:以下、天界からお送りいたします[sage]:2013/09/xx(X) 00:07:01.33 ID:KAmI/6a43
    >>5
    べ、別に悔しくねーし

7 名前:以下、天界からお送りいたします[sage]:2013/09/15(X) 00:07:01.33 ID:f24NITO/e
    今頃2人は腰振ってるだろうな
    
8 名前:以下、天界からお送りいたします[sage]:2013/09/15(X) 00:08:57.52 ID:KAmI/6a43
    >>7
    うはw
    俺はまだDTなのに……


神様『なんか悲しくなってきた』

神様『寂しさを紛らわすために、今月号の「リアル近親相姦DVD 妹編」を見るか』

神様『はぁはぁ』シコシコ

神様『……うぅくっ』ドピュッ

神様『ヤベェ! 精液が雲の下に落ちちゃったよ!』

葉山「~♪」ビチャッ

葉山「うげぇ! なんだこれ!? 臭ぇ……」ドロォ…

神様「やっちゃった☆』

―後日談 完―

なんだ、書いてみたらメチャクチャつまらないSSになったではないか

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月19日 (日) 01:22:24   ID: htVx7DxJ

b

2 :  SS好きの774さん   2015年05月03日 (日) 17:06:57   ID: A9NIf-a9

葉山www

3 :  SS好きの774さん   2015年05月08日 (金) 17:06:26   ID: Zzlw4qKX

葉山ワロタww

4 :  SS好きの774さん   2015年06月19日 (金) 17:52:20   ID: zJONl24o

※カラスの鳴き声ではありません

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