キョン♀「どうなってんだ?」(378)

キョン♀「勘弁してくれ…」

古泉「ふむ、水をかぶると女体化ですか…なかなかおもしろいですね」

キョン♀「おもしろくもなんともないわ!」

長門「…興味深い」

みくる「…か、かわいいですぅ」

キョン♀「朝比奈さんまで…へっくしょい!」

みくる「あ、ぬれたままだと…これ、着替えてください」

キョン♀「…これは!!」





古泉「なかなかお似合いですよ」

長門「…いい」

みくる「ふえぇぇ!私よりかわいいです!」



キョン♀「…なんだって俺がセーラー服なんか…へっくしょい!」

長門「…カーディガンも着るといい」

キョン♀「おお、すまんな長門…」

みくる「髪長いですね…ポニーテールにしてあげます」




古泉「これはこれは…いっそのことこのまま女の子として過ごしてもいいのでは?」

キョン♀「断る!俺は男だ!」

長門「…どこからどうみても女の子」

みくる「…かわいいです」キュン

なるほど 水で女体化しただけであり、あくまでも中身は男のキョンであるのか。

勃起した。

キョン♀「…しかし困ったな…こどもの次は女か…」

古泉「いいじゃありませんか。滅多に経験できる事でもありませんよ。出来るならかわってほしいくらいです」

キョン♀「出来るなら俺もそうしてもらいたい!」

みくる「でもどうなってるんでしょうね?」

長門「…これはいける。永久保存版」キラン

キョン♀「こんな姿…ハルヒに見つかったら大変だ…」

古泉「まあ、涼宮さんに見つかるのは回避したほうがよさそうですね。前回同様何が起こるか分かりませんから」

長門「…一足遅かった」

ハルヒ「…」

キョン♀「…え?」

キョン♀「は、ハルヒ…!」

ハルヒ「…あんた…キョンなの?」

キョン♀「いやあのこれはつまりだn…」

ハルヒ「どうなってんの?これ?手品?魔法?ナニナニ?面白いじゃない!」





キョン♀「勘弁してくれ…」

古泉(そうきましたか…確かに面白そうですが)

長門(ユニーク…今までで一番涼宮ハルヒの興味をひいている)

みくる(涼宮さん…たのしそうです)


ハルヒ「女装が趣味…ってわけじゃなさそうねえ?どれどれ?」ムンズ 

キョン♀「ふえええ!!やめんか!」モミモミ

ハルヒ「おお!みくるちゃんにも負けてないわねえ!!」

ハルヒ「いいわね!SOS団の萌え要素第二弾に決定よ!」

キョン♀「まて!お前はなんとも思わないのか?男が女になっちまったんだぞ?」

ハルヒ「面白いじゃない!この私がそんな面白い事見逃すとおもってるの?」

キョン♀(そうだった…こいつは三度の飯より不思議が大好きなやつだった…)

古泉「おやおや、これは当分元にはもどれそうにありませんね」

ハルヒ「いいのいいの!キョンはこのままこの姿で!その方が萌えるわ!」

長門「…同感」

キョン♀「長門まで…」

ハルヒ「あんた、こんな面白い変態能力いままで隠してたわけ?SOS団員にあるまじき行為だわ!」

キョン♀「変態っていうな!せめて変身にしろ!隠してたわけじゃない!俺だっていきなりの出来事に困ってるんだ」

ハルヒ「…やっぱり変態じゃない」

キョン♀「違うというとろうが!」

長門「…言葉の意味としては半分あってる」

ハルヒ「まあまあ、細かい事は気にしない!」

キョン♀「…」

ハルヒ「さて…どうしましょうか?セーラー服も似合ってるけど、バニーやメイドも捨てがたいわね」

キョン♀「…俺はそんなもん着んぞ」

古泉「いいじゃありませんか。男が堂々と着れるなんてそうそうない事ですよ」

ハルヒ「うんうん!さっすが副団長!わかってるわねえ!」

キョン♀(古泉のやろー…おぼえとけ)

ハルヒ「さあさあ!キョン!おとなしくしなさい!」

キョン「バカ!やめろ!」ガッ バシャバシャ

みくる「ああ!涼宮さん!大丈夫ですか…にええええええ!!!」










ハルヒ♂「…え?」

キョン♀「なんじゃこりゃあ!!!」

ハルヒ♂「…なにこれ?どういうこと?」

古泉「涼宮さんが…男性化…?」

長門「…これは」キラキラ

みくる「ふえええ!!どうなってるんですかぁ!!」

キョン♀「ハルヒ!これは…くくく」ドンドン

ハルヒ♂「…わ、笑うな!バカキョン!」かぁぁぁ

みくる「と、とにかく着替えましょう!風邪ひいちゃいます!」

長門「…私たちは出て行くべき」

みくる「…にえええ!!」まっかっかぁぁぁぁ

ハルヒ♂(なんなの?どうなってんの?本当に私男に…なっちゃってる…!)

キョン♀「ハルヒ、もういいか?」

ハルヒ♂「…いいわよ」

ガチャ

古泉「これはこれは…」

みくる「…」ぽー

長門「…なんと言うイケメン」

キョン♀「なかなか似合ってるじゃないか?」

ハルヒ♂「うるさい!」

ハルヒ♂「どうなってんのよ?」

キョン♀「…男が女言葉使うものほど気持ちの悪いものがないと言うことは今知った」

ハルヒ♂「うるさい!ばか!だまれ!」

キョン♀「…」

古泉「しかし、どうしたものでしょうね。キョン君の女体化といい、涼宮さんの男性化といい…」

長門「…二人に共通していることは水をかぶったということ」

みくる「…あの~、だったら反対にお湯をかけてみたら元にもどるんじゃ?」

ハルヒ♂「!!それよ!みくるちゃん!大至急お湯を沸かして!」

みくる「は、はい!!」

グツグツ

ハルヒ♂「準備はいいわよ!やってちょうだい!」

キョン♀「おいハルヒ!火傷するぞ?やめとけって」

ハルヒ♂「外野は黙る!」

外野♀「………」

みくる「…じゃあいきますよ?」コポコポコポ

古泉「…」ゴクリ

長門「…」ジュルリ





ハルヒ「…元に戻った!」

全体が変わるのか液体が付いた部分が変わるのか、それによって状況がかわる。

ハルヒ「なんだ!簡単に戻れるじゃない!」

古泉「何はともあれ、解決法がみつかってよかったです」

キョン♀「朝比奈さん!次は俺を!」

みくる「…はい、じゃあ…いきますよ?」こぽこぽこぽ




鶴屋「やっほうー!みくるいるかいー??」

ハルヒ「あ…」

みくる「あ…」こぽこぽこぽこ…

古泉「おやおや…」

長門「…ユニーク」キラキラ

キョン「…!!」




鶴屋「あはは…お、お邪魔だったみたいだねえ…またねえ!!」だだだだっ


キョン「誤解ですよ!!鶴屋さぁぁぁぁんん!!!」←セーラー服

ハルヒ「キョン…今ならはっきり言えるわ…変態よ」

古泉「…変態ですね」

長門「…変態」

みくる「…あのその…」アタフタ



キョン「うおおおおおお!!!」キュキュ バシャバシャ

キョン♀「…てなわけなんですよ!!」

鶴屋「あはははは!!なんだそうだったのかい?私はてっきりキョン君が変なプレイに目覚めたとばっかり
   …ごめんごめん!あーはははははは!!」

キョン♀「…」
    (この人は人の不幸を笑う意外で表現できんのだろうか?)


古泉「ま、元にもどる方法も見つかったことですし、しばらくそのままの格好でもいいんじゃないですか?お似合いですよ」

キョン♀「人事だと思って…そんなに言うならお前がなっておけ!俺はごめんだ!」

みくる「キョン君、お湯です」コポコポ

古泉「ふむ…興味深いですね…僕も女体化と言うものを経験してみたいとおもっていたところです」

ハルヒ「さっすがSOS団の副団長!不思議に前向きだわ!」

鶴屋「私もみてみたいとおもっていたところさ!!」

古泉「では、やって見ましょう」キュキュ バシャバシャ

キョン「これは…」

ハルヒ「…」ドンドンドンドン

長門「面白い。実に面白い!」

鶴屋「あーはっはははははは!!」パンパン

みくる「ふえええ!!」


古泉「…ガーガー」

キョン「…アヒル…なんと不憫な」

鶴屋「あーはっはっははは!!」

ハルヒ「…!!」ドンドンドン

キョン「おいハルヒ、鶴屋さんも…あんまり笑ってちゃこいz…うわはははh!!」


古泉「…アフラック」




みくる「あれ?コンロのガス切れちゃった?」

キョン→♀
ハルヒ→♂
古泉→アヒル
長門→?
みくる→?
鶴屋さん→?

キョン「なんと…聞いたか古泉?もう湯がないそうだ…ぷぷぷ」

ハルヒ「ひーっひーっ…」ドンドンドンドン

鶴屋「あーっはっはっはっはっは!くっ!苦しい!!あーはっははっは!」

長門「…これも永久保存版にするべき」ジー

古泉「…がーがー!がー!」ばさばさばさ




みくる「古泉君…飛んでいっちゃいました…服…」

キョン「なに、そのうち戻ってきますよ!わはははは…」

ハルヒ「ひッヒッフーッ!あははははは!」ドンドン

鶴屋「しぬー!しぬー!あーはっはっはっははは!」パンパン



みくる「…みんな笑い過ぎです」

長門「…今のは笑うところ」プルプル

鶴屋「あーはっは…はぁ苦しい!めがっさわらったよ!さあ次はみくるの番だよ!」

みくる「ふえええ!!わわわワタシハ遠慮しときまままま」

ハルヒ「何言ってんの!SOS団たるもの!不思議には自ら飛び込め、よ!」

キョン「おいおい、ハルヒ、鶴屋さんも!もうお湯ないんですから」

みくる「ひぃぃ!!いやあああああぁぁぁあ!!」バシャ!

キョン「…朝比奈さん…」

ハルヒ・鶴屋「あーはっはっはっはっははははあはははは!!」

みくる「にえええ!!にええ!!!」

長門「…羊」

キョン「なんか…どっかでみたことあるな…この朝比奈さん」




みくる「にええええ!!!」

ハルヒ「面白いわね!」

鶴屋「みくる!めがっさにあってるよー!!」

みくる「にえええ!にええ!!」

ハルヒ「寝るときに数でも数えさせてもらおうかしら」

キョン「ハルヒ、その辺にしとけ…ちょっとガス買ってくる、朝比奈さん待っててくださいね」

みくる「にえええ!にええええ!」ブンブン

キョン→♀
ハルヒ→♂
古泉→アヒル(アフラック)
長門→?
みくる→羊(漫画ハルヒちゃん参照)
鶴屋さん→?

   ザーザー
              ザーザー


キョン「…マジか?天気予報じゃ雨なんてきいてないぞ…」




キョン♀「…仕方ないか、さっさと買い物すませよう」



谷口「…お?美人発見!」

谷口「かーのじょー♪よかったら傘半分貸そうか?」

キョン♀「げ、谷口!」

谷口「お?なになに?俺のこと知ってんの?マジ感激なんだけど!」

キョン♀(こんなときに限って会いたくもない奴と…ちょっとは空気読め!)

キョン♀「悪い、急いでるんだ!傘だけ借りてくぞ!」タタタタッ

谷口「ああ、ちょっと…WAWAWA忘れ物~…」ポツン


                   ザーザーザー

ザーザーザー

キョン♀「まったく…なんで今日はこんなにもついてないんだ?」

古泉「がーがー」バサバサ

キョン♀「お?古泉か?どこいってたんだ?帰って湯沸かすからお前も部室に帰ってこい」

古泉「がー」

キョン♀「ただいまっと…」

ちゅるや「やあキョン君、スモークチーズはあるかい?」

キョン♀「…もしや鶴屋さんですか?その姿は…」

ちゅるや「水をかぶったらこんな姿になっちゃった」にょろーん

キョン♀「…いまお湯を沸かしますから」

ちゅるや「ところで、スモークチーズはあるかい?」

キョン♀「ありません」

ちゅるや「にょろーん(´・ω・`)」

キョン♀「…何やってんだ?」

ハルヒ「せっかくだからみくるちゃんに芸を仕込んでるのよ!ほら!さっさと数を数えさせなさい!」

みくる「にえええええ!!!!」

キョン♀「…そりゃイジメっていうんだぞ?なあ、長t…ぶ!」

キョン♀「…もう何も言うまい…さっさと湯をわかそう」

古泉「がーがー」

みくる「にええええ!」

ちゅるや「にょろーん(´・ω・`)」

長門「…ぱふ?」

キョン♀「全く…なんてカオスな部室だ。アヒルに羊に妖精にパンダ…普通の人がみたらどんな反応するんだろうな?」


国木田「キョンいる?谷口みなk…」




キョン♀(前言撤回しよう。普通の人はリアクションできないな)

国木田「あはは、ごめん、キョンいないみたいだね…」

キョン♀「ちょっとまて…のうわ!」コケッ バシャ

国木田「!!」

キョン♀「!!大丈夫か?国木田?」

キョン♀「すまん!つい…」

国木田♂「ああ、だいじょうぶだよ。どうせ雨だし。じゃあね」すたすた




キョン♀「はて?アイツは変化なかったな?…まあいいか」

ハルヒ「ほらほら!もっと気合入れて数を数えさせなさい!」

みくる「にええええ!!」

古泉「がーがー」

ちゅるや「やあ、ようこそスモークチーズハウスへ
     このブルーチーズはサービスだからまず毒見してほしいにょろ」

長門「…」




ぐつぐつ

キョン♀「はいはい、お湯が沸きましたよ」パンパン

ちゅるや「にょろーん」

みくる「にええええ!」

古泉「がー」

長門「…」

こぽこぽ…


キョン「…ふぅ」

鶴屋「元にもどったみたいだね」

みくる「にええええ!!ふ、服!!キョン君見ないでえ!!」

キョン「ぬおわ!!朝比奈さん!!ちょっと!!」

古泉「これはこれは失礼…我々は一旦でましょう」

キョン「近寄るな!ぱんつをはけ!服をきろ!!」

ハルヒ「…」ジーッ

みくる「…」ジーッ

鶴屋「…これはこれは、立派なものをお持ちで」

長門「…」キラキラ

ハルヒ「もういいわよ!」

キョン「まったく…なんて騒がしい空間だ」

古泉「まあまあ、色々と貴重な体験を出来たのは僕もあなたも同じじゃありませんか」

キョン「お前はあのままアヒルにしておくべきだったな」

古泉「おやおや、これは手厳しいですね」

長門「…」

キョン「ん?長門?いつまでパンダのままでいるつもりだ?ほれ」こぽこぽこぽこぽ…

長門「…やめて。これは着ぐるみ」

キョン「!!す、すまん!!」
   (最初から着ぐるみだったのか…そういえばハルヒが長門の制服奪ってたような)

長門「制服…貸すから」

キョン「あ…ああ」

ハルヒ「思わぬ収穫だわ!この変身できる水道水を売り出してSOS団の名を広める絶好のチャンスだわ!」

キョン「おぴ、ハルヒ…そんなこと出来るわけないだろう?」

みくる「そ、そうです!絶対ダメです」

ハルヒ「何よ?二人とも!」

古泉「つまりお二人がは、この水が出回ってしまえば変身が当たり前になってしまい、
   不思議でも何でもなくなると、そういいたいのですよ」

ハルヒ「うーん…言われて見ればそうね。」

みくる(古泉君ナイスフォローです!)

キョン(やるじゃないか!最近で一番の仕事だ)

古泉(これ以上被害が拡大すると収集がつきませんからね)

ハルヒ「んー!!よっし!今日はここまで!みんな、雨に注意して帰るのよ!」

古泉「ええ、重々承知しております」

鶴屋「帰ったら熱いお風呂にはいりたいねー!」

みくる「どうしよう…途中でぬれたら、ふええええ!!」

長門「…気をつけて」

キョン「やれやれ…」

キョン「長門…制服借りてっていいのか?」

長門「…」コク

キョン「…」

長門「…今夜着て」

キョン「ぶ!!待て待て!それじゃあ俺が変態みたいじゃないか!」

ハルヒ(…着そうね)

古泉(これは着ますね)

みくる(キョン君…着てそうです)

長門(…変態)

キョン「やれやれ…帰るとするか…」

   キキーッ  バシャ


キョン♀「…」

古泉「おやおや、どうしたんですか?」

バタン

新川「どうも、通りすがりのタクシー運転手です」

古泉「まあ、どうぞ。乗ってください。話は中で」

キョン♀「…いやがらせか?」

反省している
許してくれ
http://imepita.jp/20090220/458570

古泉「気づいていましたか?今日の異常に?」

キョン♀「こんだけ目に分かる異常に気づかないやつなんかいるのか?いたら連れてこい。そいつを豚にしてやる」

古泉「んっふ♪たしかに異常なのは目に見えていますが、問題はソコではありません」

キョン♀「??どういうことだ?」

古泉「今回はどうも涼宮さんが原因ではないようなのです」




キョン♀「なんですってええええぇぇ!!!」

>>131
許さない(`;ω;´)

キョン♀「…衝撃のあまり口調までおかしくなってしまった…」

古泉「いや、むしろ自然かと…いま我々の機関が原因を調査しているところなんですが、
   どうももう一人の創造主が原因である可能性が…」

キョン♀「…つまり、あいつか?」

古泉「…ええ」

キョン♀「…まあ、確かによく考えて見れば思い当たる点がいくつかあるが…」

古泉「はっきりいって今の状況はあまりよろしくありませんね。涼宮さんは今の状況を大変楽しんでいますし、
   もしかしたらこの世界はこのまま安定を維持して基準になってしまうかもしれません」

キョン♀「…それは困るな。6月は外に出れないじゃないか?」

キョン♀「で?俺にどうしろと?」

古泉「ええ、困った事に我々ではどうしようもないのです。ここはあなたの協力が必要です」

新川「…着きました」

古泉「ありがとうございます。さあ、いきましょう」

キョン♀「ここは?長門のマンションじゃないか?」

キョン♀「お前等なぁ遅いとか言っても作者にも事情ってものがあるだろう」

いや煽るなよ…

保守するための燃料と好意的にみるか…

キョン「はぁ…いきなりどしゃ降りかよ…。あーあ…完全に女になっちまった…ここでしばらく雨宿りするか…はぁ…雨が降る音はいいんだけどな…」
ハルヒ「あら?キョン?」
キョン「お、ハルヒ。お前もどしゃ降りに?」
ハルヒ「そうなのよ…男になると服が窮屈で息苦しいわ…」
キョン「俺はぶかぶかになっちゃうけど…」
ハルヒ「キョンはいいわよ。可愛いし」
キョン「可愛いって言うな」
ハルヒ「あたしも雨宿りするわ。隣いい?」
キョン「ああ…」
ハルヒ「はぁ…いつ止むのかしらね…」
キョン「さあな…早くなんとかしろよハルヒ…」
ハルヒ「なに言ってるのよ。あたしが雨を止められるわけないじゃない。神様じゃあるまいし」
キョン「あ、いや、あ…そうだな…」
ハルヒ「ん?」
キョン「な、何でもないぞ…」
ハルヒ「そう…。ほい」
キョン「なんだこれ?」
ハルヒ「見て分からないの?タオルよタオル」
キョン「タオル?」
ハルヒ「髪。早く拭かないと風邪引くわよ」
キョン「そ、そうか?なんか優しいな…」
ハルヒ「あたしは女の子には優しいからね」
キョン「女の子って言うな。なら、朝日奈さんも長門にも優しくしてやれよ」
ハルヒ「はいはい、分かったわよ」

キョン「あと…」
ハルヒ「ん?」
キョン「ありがと…」
ハルヒ「ふふ。どうも」

キョン「まだ雨が降るな…」
ハルヒ「そうね…」
キョン「お前、背が高くなったな」
ハルヒ「だって男の子だもん。キョンは低くなったわね」
キョン「だって女の子だもん…」
ハルヒ「ふふ。可愛い…」
キョン「………」
ハルヒ「あれ?今度は黙るの?」
キョン「うるせぇ…」
ハルヒ「もしかして、可愛いって言われたのが嬉しかったの?」
キョン「うるせえ!うるせえ!」
ハルヒ「そんな頬を染めた顔で言われても説得力無いわよ…」
キョン「う、うるさい…」

ハルヒ「これは…」
キョン「ジロジロ見るな!鼻を抑えるな!」
みくる「キョン君可愛いです」
キョン「可愛いありません!」
ハルヒ「みくるちゃんよりやや劣るけどなかなかのナイスバディね!」
キョン「ナイスバディ…」
ハルヒ「んじゃプールに行きましょう!」
キョン「待て待て待て!!本気で行くのかよ!ていうか、お前も危ないだろ!」
ハルヒ「あたしは大丈夫よ。前に男のあたしを見たみんながキャーキャー言いながら承諾してくれたし」
キョン「イケメンは何でもありか…」

(ノ゚Д゚)おはよう

うん、すまないシエスタなんだ


続き↓




長門「…待ってた」

キョン♀「長門…着ぐるみ、気に入ってるのか?」

長門「…」コク

みくる「にええ!!」

古泉「おや?朝比奈さんも着ぐるみですか?」

キョン♀「古泉、アレは違うと思うぞ」

長門「…SOS団の部室が異空間化しているのは前に話した。おぼえてる?」

キョン♀「ああ…あのカマドウマの時の…異空間同士で干渉して逆に安定してるってやつか」

古泉「ええ…それが数時間前一部不安定になっていまして」

長門「…部室の水道が異世界の”呪仙郷”というところに繋がっている」

キョン♀「呪仙郷??」

ハルヒ「さーて、入りますか!」
キョン「うぅ…こんな姿…恥ずかしいよ…」
ハルヒ「ほらほら、胸隠さないの!どーんっと出しなさいよ」
キョン「どーんって…ハルヒは恥ずかしくないのかよ。パンツ一丁なんだぞ!女だったらおっぱい丸出しなんだぞ!」
ハルヒ「これはこれでいいわね。清々しいわ!あ、どうも」
女ども「キャーキャー」
キョン「手を振るなよ…はぁ…早く終わってほしいな…」

キョン「あ…きゃっ!」
ハルヒ「どうしたの?」
キョン「足が付かない…」
ハルヒ「あんた背が低いからね。あたしは余裕だけど」
キョン「うぅ…ちょっと怖いな…うわっと!」
ハルヒ「あ、沈んだ…」
キョン「がぼがぼ…足…がぼがぼ…吊った…がぼがぼ…」
ハルヒ「大丈夫?」
キョン「がぼがぼ…たす…がぼがぼ…助けて…がぼがぼ…」
ハルヒ「ちょっと面白いから様子を見よう」
キョン「がぼがぼ…早く…がぼがぼ…死ぬ…がぼがぼ…うえ…がぼがぼ」
ハルヒ「あら、泣いちゃった…」

きたーーーーーーー!!

長門「…そう。”呪泉郷”とも呼ばれる古代中国の修行所」

キョン♀「で?その呪泉郷だか呪仙郷だかが俺とどう関係があるんだ?」

長門「…そこに”彼女”がいる」

キョン♀「!!」

さ…さき

長門「あなたにお願いしたいのはあちらの異世界とのバイパスのシャットアウト、
   それと”呪泉郷”から”娘溺泉”と”男溺泉”の水を確保してきてほしい」

キョン♀「よし、もっと分かるように説明しろ。さっぱりだ。なんだそのにゃんにぃちゃんとかは?」

長門「…これ、読んで」スッ【らんま○/○】

キョン♀「これは?」

長門「今回の騒動に着いての重要参考書」

キョン♀「…なんか最近説明が手抜きな様な気がするんだが?」

古泉「作者の都合上仕方のない事です。もっとも、読者は作者以上に色々と詳しそうですが…」

キョン♀「古泉?誰と話してるんだ?」

古泉「んっふ♪禁則事項です゚・*:.。. .。.:*・゜」

みくる「にえええ!!にえええ!!」
   (それ私のセリフです!!!!)

キョン♀「と、とりあえず長門、お湯くれないか?」

長門「…わかった、今お茶を入れる」

キョン「ふぅ…で、なんで俺なんだ?」

古泉「いい質問です。実は長門さんに手伝ってもらって異世界とのチャンネルをつなぐことには成功したのですが
   制限されていて僕たちでは向こうの世界に干渉できないんです」

キョン「お前たちにも出来ない事が俺に出来るはずないだろう?」

長門「…そうでもない。今回あなただけがあちらとこちらを行き来できる権限を与えられている」

キョン「…」

みくる「…そういうことなんです。キョン君…
    どうか”娘溺泉”の水を持って帰ってきてください。でないと私…」

びちゃびちゃ

みくる「にええええ!!!」 

長門「…というわけ」キラキラ

キョン「長門、遊ぶな!キラキラするな!」

この長門、…できる!

長門「…向こうには他にもたくさんの呪っわれた泉がある。間違っても泉に落ちないで」

キョン「…死んでも落ちたくはないな」

古泉「運がよければ、あなたもかわいいアヒルさんになれますよ」

キョン「お前はむしろ湯をかけたらインフルエンザウィルスにでもなったらいいんだ」

長門「…」///

キョン「長門?顔が赤いぞ?もしかして↑で”呪っわれた”噛み気味にいったのが恥ずかしかったのか?」


長門「…気をつけて」
 
       『qawsedrftgyhujikolp;@:』

キョン「いきなりはやめろというに!!!」

       チュンチュン


キョン「…ここは?」




???「アイヤー、あなたこんな所で何してるアルか?」

キョン「!!」

キョン「…あんたは?」

???「ワタシか?ワタシこの”呪泉郷”の観光ガイドヨ。あなたこんな所で昼寝してたらとてもとても危険ヨ」

キョン「呪泉郷…じゃあ、やっぱりここが…」

ガイド「あなた呪泉郷に何か用事アルか?」

キョン「あ、ああ…実は”娘溺泉”と”男溺泉”に用事が…」

ガイド「娘溺泉!!!男溺泉!!!!!!」ゴゴゴゴゴゴ

キョン(なんだ?なんかまずったか?)

ガイド「”娘溺泉”とは数千年前、若い娘が溺れたという悲劇的伝説がある泉アル!
    同じく”男溺泉”とは数千年前」、若い男が溺れたという悲劇的伝説がある泉ネ!」

キョン「…」ゴクリ

ガイド「それ以来、その泉で溺れたものはそれぞれ呪われて若い娘と若い男の姿になてしまうという呪われた泉ネ!!」

キョン「その水を持って帰らないといけないんだが…」

ガイド「アイヤおちゃくさんだたアルか?ヨロシ、ワタシについてくるイイネ。男溺泉と娘溺泉に案内するネ」

キョン「あ、ああ。どうも…」

ガイド「しかし最近呪泉郷にくる物好きな人が多いね。おちゃくさん、間違って泉に落ちたらだめヨ?落ちたら大変な事になるアルよ」

キョン(もうすでに大変な事になってるんだが…)

キョン「あの~ガイドさんといってましたが…俺いま金持ってないんですけど?」

ガイド「ああ、ダイジョブダイジョブ。ガイドとはいってもただの暇つぶしだからお金いらないよ。その代わり泉に落ちてもワタシ責任とらないから」

キョン「…はぁ」
   (なんだかいや~な予感がする)




ガイド「ようこそ”呪泉郷”へ」

キョン「おお!すごいな、いくつもの泉がある」

ガイド「ここの泉一つ一つにそれぞれ呪われた悲劇的伝説があるのヨ」

キョン「…」
   (中国人はみんなかなづちなんだろうか?いや、人間とは限らんか…)

ガイド「ところでおちゃくさん、どこからきなすったね?」

キョン「ん?ああ、一応日本から…」

ガイド「おお!日本から!今修行にきてるおちゃくさんも日本からやってきてるよ!」

キョン「…まさか、な」

キョン「ガイドさん…ここに女だけど男みたいなしゃべり方の奴がきたことは?」

ガイド「おお!そのおちゃくさんヨ!日本からきたっていうのは!」

キョン「…あいつなのか?」

ガイド「おお、ここ、ここ。これが数千年前若い娘が溺れた悲劇的伝説がある泉”娘溺泉”ネ」

キョン「これか…よし」

           『まちやがれー!!』

キョン「??なんだ?うわっ!!!」ガッ


ドッパーン



『まてー!このくそ親父!!!』
 
                  『ぱふー!!』


ガイド「アイヤー!大変アル!”娘溺泉”に落ちてしまたね!」

キョン♀「ぷはっ!なんだなんだ?」

ガイド「おちゃくさん!」

キョン♀「ああ…まあ、問題ない。落ちる前となんもかわりないよ」

ガイド「お?するとおちゃくさん”娘溺泉”に落ちた事あるのか?」

キョン♀「…まあ、そんなところだ…」




ガイド「それじゃ次は”男溺泉”に案内するよ」

キョン♀「よろしくおねがいします」

男「くそ!呪泉郷というのはここであってるのか?また道に迷ってしまった…おわ!!」


   ずるっ    ドッパーン




黒豚「ぴー!ぴーー!ぴー!!」

ガイド「おちゃくさん、ついたヨ。ここが数千年前若い男が溺れたという悲劇的伝説の泉、”男溺泉”ネ」


キョン♀「おお、ここに入れば元に戻れるってことか、よし」
 
   『ぱふぉー!!』

キョン♀「のうわ!!パンダ!!!!」

     『待ちやがれー!!』

キョン♀「…なんなんだ??」

ガイド「アレがさっきいってた日本からやってきてるっておちゃくさんネ。
   あなたのいってた男のような女のような人、あのおちゃくさんとちがうか?」

キョン♀「いや…人違いだ…」

キョン♀(どういうことだ?俺はてっきりあいつだと思ったんだが…)

キョン♀「深く考えるのはやめとこう、それ」ドッパーン


キョン「…ふぅ」

ガイド「おお、これで元通りね、よかたよかた」

キョン「よし、泉の水も持ったし、もとの身体にも戻った…あれ?」

ガイド「??どうしたおちゃくさん?」

キョン「…どうやって帰ったらいいのか聞いてないぞ…!!」




長門「…しまった」

古泉「??どうしたんですか、長門さん??」

長門「彼にこちらに帰ってくる方法を教えてない」

古泉「…」

みくる「…」




キョン「長門ぉぉぉぉ!!!」

ガイド「おちゃくさん??どうしたアルか?落ち着くアルよ」アタフタ

この長門は良い!

古泉「それはまずいですね…」

長門「もう一度あちらの世界との接続を試みてみる」

      『qawsedrftgyhujikolp;@:[』



古泉「おや?今度はうまくいったみたいですね」

みくる「ここ、どこですかぁ?キョン君は?」

長門「…下」

みくる「ふええ???」

キョン「…」ムキュ

みくる「キョン君!ごごごめんさい」

キョン「…いや、大丈夫です…」

ガイド「アイヤー!そらから人がふってきたヨ!!」

古泉「…ここが呪泉郷ですか?なかなか風情のあるところですね」

長門「…参考書通り」

ガイド「アイヤ!またおちゃくさんか?今日はおちゃくさんのおおい日アルな」

キョン「長門…こっちにこれなかったんじゃなかったのか?」

長門「接続に成功した。問題ない」

みくる「ふわああ…泉が一杯ありますね」

キョン「気をつけてください、これ全部落ちたら何かに変身してしまうらしいですから」

みくる「!!これ全部!!ふええええ!!!」ビクッ

ガイド「…なるほど、じゃあもう一度”娘溺泉””男溺泉”に案内するアルよ」

キョン「気をつけろ、いつパンダと赤い奴が飛び出してくるかわからんからな」

みくる「パンダがいるんですかぁ?」パアァ

キョン「…朝比奈さん、あんまり期待しないほうがいいですよ」

    ヌッ チョンチョン

みくる「ふえ?」クルッ

  『ぱふぉ』看板【ワタシがパンダです】

みくる「( -人-).。oO(・・・・・・)」ばたっ


  『こんのやろー!!』 『ぱふぉ?!』


キョン「朝比奈さん!」

長門「…問題ない。気を失ってるだけ」

古泉「アレがそのパンダと赤い人ですか?」


ガイド「あのおちゃくさんは”娘溺泉”と”猫熊溺泉”に落ちたのヨ。」

キョン「…てことは”アレ”は男なのか?信じられん…」

古泉「おやおや、あなたが女の子になった時も僕たちから見たらそんな感想ですよ」

キョン「ガイドさん、インフルエンザウィルスがおぼれた泉はないんですか?」

~一時間後~

キョン「じゃ、ガイドさん。お世話になりました」

ガイド「おちゃくさん、気をつけて帰るヨ?この辺は野盗なんかもでるらしいから」

古泉「お気使いありがとうございます」

キョン「さ、帰ろうか」

長門「…待って」

キョン「…どうした?」

長門「…まだ目的は半分しか達成していない」

キョン「…やっぱりあいつがいるのか?」

???「おやおや、こんな辺鄙な所までよくきたね」

長門「…お出まし」

古泉「…ですね」

佐々木「くくく…随分ないわれだね」

キョン「…佐々木」

佐々木「久しぶりの再会なのにそんな顔はよしてくれよ、キョン」

キョン「…佐々木おまえ…」

佐々木「くくく…僕もたまにはこういうお遊びがしたくなる悪い癖があってね、どうだろう?ゲームをしてみないかい?」

古泉「…ゲームですか?」

佐々木「そう…こちらのチームと戦って勝ったら向こうとのチャンネルはシャットアウトってのはどう?」

キョン「そんなことする意味はないだろう?」

佐々木「意味はあるよ、キョン。楽しいじゃない?」

古泉「…長門さん、どう思います?」

長門「…愚問。その為に私たちはここにいる」

古泉「…失礼しました…いいでしょう、その勝負受けてたちましょう」

キョン「古泉!」

古泉「大丈夫です。長門さんや僕がいますから」

佐々木「じゃあ、決まりだね」

 ヌッ  『ぱふぉ』

みくる「ひっ!」ビクッ

佐々木「おっと、失礼」こぽこぽこぽ…


玄馬「彼らですかな?うちの息子に稽古をつけてくれるのは、佐々木さん?」

佐々木「君も参加するんだよ、早乙女玄馬」

玄馬「わ、わしも?し、仕方ありませんな。寝床だけでなく三食お世話になっている佐々木さんの頼みでは」


キョン「…おい、なんか変なのでてきたぞ?さっきのパンダだ…」

古泉「んっふ♪これは楽勝ですね」

玄馬「おーい!乱馬!」

乱馬♀「なんだってんだ…」

佐々木「彼らと勝負だよ、乱馬」

乱馬♀「…世話になってる佐々木の頼みじゃことわれないな」


キョン「…長門、お前あいつらの弱点とかわからないのか?」

長門「…問題ない。早乙女玄馬、乱馬両者が苦手なものはすでに調査ずみ」

      『qawsedrftgyhujikolp;@:[』

爺「ん?な、なんじゃ?どこじゃここわ?」

玄馬・乱馬♀「げぇ!!!」


爺「ん?おお!スイートォ!!」

乱馬♀「くるなあ!!」

               ムンズ





みくる「ふえええええええええええええええええええええええええ!!!!」

長門「…」ドガッ

爺「あーれー…」キラッ


みくる「ふえええ…もう、お嫁にイケません…」

キョン「長門!お前どっちの味方だ」

長門「…誤算、朝比奈みくるの方が早乙女乱馬♀より5.2センチも上回っていた」

玄馬「…おい、乱馬あの少女お師匠様を一撃で空の彼方へ…」ガクブル

乱馬♀「…面白い、見た目で判断するなってことか」



キョン「…なんか楽勝ぽいな?」

古泉「…長門さん相手では核兵器を持っていても勝てないでしょうね」

佐々木「…おもしろいなぁ」ワクワク

乱馬♀「よっしゃ!いっちょやってみるか!」

玄馬「…まて乱馬、まずはわしがいく」


キョン「…最初はパンダのほうかららしいぞ?」

古泉「では、こちらは僕が行くとしましょう」


玄馬「…」

古泉「…」


キョン・みくる「…」ドキドキ

佐々木「うふふ…」ワクワク

玄馬「…」

古泉「…」


キョン「両者ともにうごきませんね」

みくる「お互い一瞬の隙を狙ってるんじゃないでしょうか?」



長門「…解説乙」

しょうがない、上げ。

古泉「…!!」

玄馬「…!!」

   ババッ


古泉「ああ!!こんなところに500円玉が!!」

玄馬「え!500円?どこどこ?」

古泉「もらいました!ふんもっふ!!」ガッ

玄馬「…っふ、お若いの、まだまだ甘いのう」ガッチリ





キョン「…おい、あのパンダ強いぞ?」

長門「…ああみえても拳法の達人…」

みくる「…あの心理戦に対応できるなんて…あの人出来ます」

キョン(心理戦なのか?俺には小学生のお遊びにしかみえんかったが…)


佐々木「ふふふ、なかなかやるね」

佐々木…

玄馬「隙アリ!」がっ!ぶんっ

古泉「!!あーれー…!!」





ガイド「ふぅー、今日は一杯案内して疲れたアルね」

        ドッパーン

ガイド「!!なにごとあるか??空からひとが!!」

古泉♀「…ふぅ、負けてしまいました…おや?」

ガイド「アイヤ!おちゃくさん!大丈夫あるか?」

古泉♀「…乙女になってしまったようですね」ポッ

一樹ちゃんきた!

一姫ちゃんktkr

>>265

>>265
(*´・ω・`*)べ、別に間違えたわけじゃないから。

キョン「おい!古泉の奴まけちまったぞ!」

長門「…時間も押してる…こうなったら最後の手段」

   『qawsedrftgyhujikolp;@:』

玄馬「ぐわはははは!次はだれだあ!!この早乙女玄馬まだまだ若いもんにはまけんぞぉ!」


スッ  「早乙女く~ん…」

早雲「出てったっきり帰ってこないで…なにをしているのかなぁ?かなぁ?」

玄馬「て!天道くん!!」

あかね「乱馬!どこほっつき歩いてたのよ?」

乱馬♀「げぇ!あかね!!なんでここに!」

右京「乱ちゃん!探しとったんやで!」

シャンプー「ランマ!また他の女のとこに転がりこんでたのか?!」

九能「おお!おさげの女!探したぞ!!」

小太刀「乱馬様ー!!」



キョン「なんだ!この連中は?」

長門「…早乙女乱馬の婚約者、その他他数」

玄馬「こりゃいかん!乱馬!」

乱馬♀「親父!」


玄馬・乱馬♀「逃げろぉぉ!!」

その他『待てー!!!』




キョン「…なんか、高○先生のパターンだな…」

長門「…こちらの勝ちに変わりはない」

佐々木「くくく、残念だが僕の負けのようだね」

キョン「…最初から勝ち負けなんかどうでもよかったんじゃないのか?」

佐々木「くくく…君には勝てないね、キョン」

佐々木「さて、約束だし、もとの世界へかえろうか?」

みくる「うう…やっと帰れますぅ」

長門「…長い戦いだった」

キョン「なんか無理矢理畳み掛けてる気がせんでもないが…とにかく帰るか」






古泉♀「おや?」

佐々木「うふふ、楽しかったよ、キョン」

キョン「…全く俺のまわりには人騒がせな奴ばっかりいたもんだ」

長門「…あなたもそれなりに楽しんでいた」

キョン「!…長門、急になにを…」

佐々木「ふふふ、じゃあ僕はこれくらいで失礼するよ」

キョン「佐々木!」

佐々木「…ああ、そうそう、これは楽しませてくれたお礼だよ…」

キョン「!!」



長門「…」ジーッ

みくる「ふええ!!!きっ、禁則事項です!!」かぁぁ

長門「…??」

みくる「…長門さん、どうしたんですか?」

長門「…一人足りない」




古泉♀「いやあ、すいません。お邪魔しちゃって」

かすみ「大勢のほうが食事は楽しいですから♪」

なびき「それにしてもまぬけねぇ、呪泉郷までいったのに”男溺泉”にはいるの忘れるなんて」

あかね「ほんとよね」

   『あははははは』

玄馬「…なんでわしら庭で正座してるんだろうか?」

乱馬♀「…俺にきくな!」

佐々木「じゃあね、キョン」


キョン「…」


みくる「…あの、キョン君?」

キョン「…え、ああはい?」

長門「…涼宮ハルヒに”娘溺泉”の水を」

キョン「…ああ、そうだったな」

~数日後~

鶴屋「おっはよー!キョン君!!」

キョン「ああ、鶴屋さん、おはようございます」

鶴屋「キョン君、この前は傑作だったねぇ!みくるが羊の着ぐるみ着せられたときは笑いすぎて死ぬかと思ったよ!」

キョン「え、ああそうですね」
   (そういえば長門が記憶の操作をしたんだっけか?忘れてくれて何よりだ。俺こそ誤解で死ぬかと思ったさ)

鶴屋「あはっはっは!思い出したらまた…それじゃあねキョン君!」

キョン「ええ…また」
   (この人は思い出でここまで笑えるのか?)




がちゃ

キョン「長門いるか?」

長門「…いる」

キョン「これ、借りてた制服。ありがとな」

長門「…」コク

みくる「…あの、キョン君…」ヒクッ

キョン「あ、朝比奈さんもいたんでs…!!」

ハルヒ「…へぇ…有希の制服借りてなにしてたのかなぁ?かなぁ?」

キョン「ま、待て!ハルヒ!!誤解だ!!」

鶴屋「やっほー!!みくるいるうぅ??…ありゃ?お取り込み中…かな?」

キョン「ちょ!待ってくれ!話を!」

ハルヒ「この変態!!」





長門「…」クンカクンカ

   



                糸冬

   

おっつー~

おまけ
古泉♀「おや?玄馬さん、乱馬くん、寒くないですか?こっちで一緒にご飯にしましょう」

早雲「いやいや、いいのいいの、彼らは熱がりだから外の方が過ごしやすいんだよ」

なびき「古泉くん、お湯沸いたわよ」こぽこぽこぽ…

古泉「ふぅ…ありがとうございます、なびきさん」

早雲「いやあ、古泉君は礼儀正しいし、男前だし乱馬くんとはえらい違いだねぇ。どうだい?よかったら婿にでも?」

なびき「あら、だったら私が立候補しちゃおうかしら?」

あかね「ちょっと!なびきお姉ちゃん!ずる…」

なびき「アンタには乱馬くんがいるでしょ?」

あかね「いや、あの…」かぁぁぁ

かすみ「あらあら、ふたりとも…お姉ちゃんも参加しちゃおうかしら?」

古泉「…困りましたねぇ」

早雲「うわははは!罪だねぇ、古泉くん!!」

   
            『あはははははは』

玄馬「なぁ、乱馬。わしらなんで天道家の庭で正座させられてるんだろうか?」
乱馬♀「…俺に…きくな…グスッ」

おまけのおまけ

キョン「…ひどい目にあった…長門、そういえば古泉は?」

長門「…」スッ

キョン「これは…今回の重要参考書じゃないか?」

長門「…タイトル」

キョン「!!なんですとお!!」



いつき○/○

はい、ここで完全に終了です


本日を持ちまして ◆HFkoonoJ.I の活動は終了致します。

長らくの御愛読有難うございました。

まじか…乙

キョン「聞いたか長門?」
長門「…知っていた」

キョン「>>1が活動中止にする理由はなんなんだ?」

長門「…『遅刻遅刻』スレの次の日、>>1が仕事に遅刻した…」

キョン「…しかしだ、そうなると俺達は存在できないわけだが…」

長門「…方法はある。このスレが1000までいくか三日落ちするかすれば>>1はまた戻ってくる」

キョン「…だそうだ。みんな>>1に力をわけてくれ!」

真紅「私は真紅…ローゼンメイデン第5ドール」
JUM「に、人形がしゃべった!?」

のり「JUM君!これってアレでしょ!?洋モノのダッt」
JUM「違う!!」

真紅「ダッ…?」
JUM「さあ真紅さん、紅茶がはいりましたよ」キラン
真紅「ごまかさないで。何故知ってるの?」
JUM「ご、ごまかしてなんか…って…え?」


真紅「何故私がダッチワイフだと知ってるの?」



真紅500式



ksk

キョン「ハルヒ聞いてくれ!俺は…」

ハルヒ「な、何よ…?」ゴクリ

キョン「俺は…ポニーテール萌えなんだ!!」


「な、なんだってー!!」

ハルヒ・キョン「!?」

ナワヤ「どういう事だキバヤシ!!」

キバヤシ「まずはこの写真を見てくれ」

タナカ「これは…涼宮ハルヒ…」

キバヤシ「…涼宮ハルヒといえばSOS団団長。この事実がああなってこうなって以下略」

ナワヤ「お、おいそれって…」

タナカ「そ、そんな…」


ナワヤ・タナカ・ハルヒ「ノ…ノストラダムス…!!」


ksk

キョン「部屋の掃除をしていたらこんな物見つけた」つマインドシーカー

古泉「!!」

キョン「ど、どうした?」

古泉「これは失礼しました…懐かしい物を見たのでつい」

キョン「まあ、20年前のソフトだからな」

古泉「いえ、そうではなくて…これは機関の超能力養成教材なのです」

キョン「マジで!?」

古泉「ふふ…思い出しますね…昔はこのソフトで必死に特訓したものです」

キョン「それでいいのかお前ら」


ksk

長門「それだけではない」

キョン「長門?」

長門「そのソフトに出演するエスパーキヨタがコンタクトする宇宙意識体ゼネフ…
   それは情報統合思念体の別名」

キョン・古泉「マジで!?」

古泉「まさか彼だけでなく長門さんまで関わりを持っていたとは…これは運命か…」

長門「実に興味深い」

キョン「もうやだこの世界」


ksk

ksk

みくる「タフすぎて そんはない」

谷口から傘借りて、部室まで戻って来るあたり

キョン♀「やばっ…トイレ行きたくなってきた」

キョン♀「(おいおい、どっち行ったらいいんだ!?)」

つかさ「臭いね~」
かがみ「ほんと臭いよね~」

キョン♀「女子トイレは人がいる…男子トイレ…は無人か…よし、速攻で済ませれば良かろう。」
ガチャ

キョン♀「パンツ下ろしてと…」

キョン♀「しかしやたらふわふわしているなこのパンツは…」シャー

キョン♀「…ふぅ」ハキ…

キョン♀「っとしまった、拭かないと…長門のパンツに染みでもついたらまずい」
キョン♀「…長門のパンツか」

キョン♀「ちょっとだけ…」ぬぎぬぎ

キョン♀「な…長門のパンツ…すーはー」

キョン♀「うは(コレハヤバイ)」

キョン♀「下半身も女体化しているのか…」

キョン♀「まてまて、これはちょっとした好奇心だ、他意はない、他意はないぞぉ…………ひゃうッ」

キョン♀「…これがクリトリスか…ゴクリ」
キョン♀「んっ…んっ痛ッ……敏感な所なんだな…ハァ…ハァ」クリクリ

キョン♀「あぁ…ふぁ…ふぅ」

キョン♀「(なんか、たれて…)」ぴちゃピチャぴちゃ

キョン♀「これが濡れるっ…って奴か…んっ…」ピチャピチャ

キョン♀「やばっコレ凄い…」

谷口「わわわ忘れ物小便忘れて漏らし過ぎ~」

キョン♀「!?」くちゅぐっ

キョン♀「(なんだ谷口か…脅かしやがって)」くちゅっくちゅ…

キョン♀「(あれ?止まんない…ちょ…)ん」くちゅ

キョン♀「…(声漏れ…やめなきゃやめなきゃ…止まんないっっ)」ちゃぷっ

谷口「俺のちんこは80せーんち~♪雨で良かったぜ、尿漏れがばれずにすんだからなぁ…はっはっはっ」

キョン♀「(指…中まで入れたら…ダメ…でもっ…でも)」くぱっ…ちゃ…ニチャア

キョン♀「(これは女体化のせいだ女体化のせい女体化…あ、あ、あー…)」ちゅじゅっぷぅ…

キョン♀「(入れちゃった…すご…これスゴイぃ…ダメだもぅ…思考まで…変だよぉ……)」ちゅクチュックチュックチュックチュッ

キョン♀「(壁一枚向こうに…谷口いるんだよ?…なのにとまっ…止まんない…止まんない…!!)」クチュックチュックチュークチュックチュッ…

キョン♀「(…!…あ……オシッコ…ダメ、でるでるでるっっっ!!!)


     あっあっ!」

ジョロロロロロロ~ 谷口「!?…だ、誰かいたのか」

キョン♀「(あっあっ…やば…んはぁ…入っている事…ばれる…)」チョロロ…

谷口「た、頼む!」

谷口「漏らしたことは誰にも言わないでくれぇ!!…ごゆっくりー~!!」


キョン♀「…ふぅ……支援」

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