【咲】京太郎「阿知賀で過ごす9年間」【安価】 (1000)

○このスレは所謂、基本ギャルゲな京太郎スレです

○九年間もあるのでキンクリ多めでお送りします。

○判定は基本コンマ。重大な選択だけ選択安価を取ります。

○一回の行動に対するスパンは一ヶ月だったり一週間だったりと色々です。

○中学入学まではチュートリアル、中学から本格的にギャルゲーっぽくなる(予定)です。

○実験作でもあるのでご意見募集中です。

>>1は雑談好きなので雑談はスレが埋まらない限り、歓迎です。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379074405

21時30分から最初の投下始めます
安価もあるので参加していただければ幸いです

期待

超期待

立て乙
阿知賀スレと聞いて期待

キター

阿知賀スレとは見るしかないな

阿知賀人気高いな

マグマこけしも攻略できる稀有なスレと聞いて

まさかこんなに人が来てくれるとは思ってなかった
gkbrですが時間になったので始めます


~プロローグ~

京太郎「…はぁ」
京太郎父「どうした、京太郎」
京太郎「いや…何でもないよ」
京太郎父「そう…か。それなら良いんだが…」

父の返事を半ばシャットアウトしながら答えながら、少年は流れる景色を車の窓から見送った。
母親譲りの金色の髪を短く切りそろえたその顔は活発そうな造りをしている。
だが、そこには何とも覇気がなく、ぼんやりと朧気な感情に満たされていた。
それは目の前を流れる景色が少年 ―― 須賀京太郎にとって殆ど見覚えがないからだろう。

京太郎「(本当に…奈良になんて来ちまったんだな…)」

勿論、彼は奈良県に対して何か見下すような感情がある訳ではない。
だが、京太郎にとって自分の本拠地というのは住み慣れた長野であったのだ。
しかし、不変であると思い込んでいたそれは、今日という日を境に変わる。
それを感じさせる景色についつい京太郎はため息を吐いてしまうのだ。

京太郎「(転勤…かぁ)」

今年で小学3年生になる京太郎にはそれがどういうものなのか分からない。
ただ、分かっているのはその所為で地元の友人達と引き離されたという現実だけだ。
勿論、それを恨んだりする感情は彼にはない。
京太郎は故郷の長野にてイタズラ好きの悪ガキとして通っていたが、しかし、物分かりが悪い訳ではないのだから。
申し訳なさそうに話す両親の様子からそれがどうしようもない事くらい察する事が出来た。

ついに灼さんを攻略出来るのか
期待


京太郎「(友達…出来るかなぁ…)」

それでもそうやって不安を言葉にして浮かばせるのは彼が完全に割り切れるほど大人ではないからだ。。
幼稚園から気心の知れた友人たちと引き離された彼にとって、引っ越しというのはゼロからのスタートを意味するのだから。
それを新しい友人を作れると前向きに捉える事は、友人や学校が世界の全てである小学3年生の子どもには難しい。
親の決定を仕方ないと受け入れるだけで京太郎には精一杯だったのだ。

京太郎母「ほら、そろそろ阿知賀に入るみたいよ」
京太郎「阿知賀…」

母の言葉に呟き返すそれはとても空虚で現実味がなかった。
今日からそこで暮らすという現実がまるで嘘のように思えるくらいに。
しかし、どれだけ嘘だと現実ではないと言っても、世界は元には戻ってくれない。
その言葉がどれだけ聞きなれないものであっても、今日からそこで暮らさなければいけない事くらい京太郎も理解していたのだ。

京太郎「(皆…どうしてるかな…)」

そう思いながら京太郎が車の時計を見れば、まだ昼過ぎ程度であった。
何時もであれば、京太郎も友人たちと外を駆けまわっている時期である。
しかし、今の自分は友人達とは遠く離れた場所で、車に揺られていた。
それにもう一つため息を吐きながら、京太郎はぼぅっと車の窓を見つめる。


京太郎父「…ちょっと休憩するか」
京太郎母「そうね。丁度、コンビニもあるし」

そんな息子の様子に両親は心を痛めていた。
普段、元気過ぎるくらいに元気な息子が、見た事もないくらい落ち込んでいるのだから。
しかも、京太郎は我儘を言う事はなく、昏く静かに落ち込んでいた。
普段からは想像もつかないくらいに気落ちしたその姿に二人はどう声を掛けてやれば良いのか分からない。
そうやって息子が落ち込んでいる理由が自分たち大人の都合にあると分かっているが故に、無難な会話しかする事が出来なかった。

京太郎「…」

両親の言葉に京太郎は特に何か反応を示す事はなかった。
ただ、無感動にぼぅっと外を見つめているだけである。
勿論、両親の言葉は彼の耳にも届いているが、それだけだ。
その音を京太郎は認識する事はなく、ただ長野での友人たちに想いを馳せている。

京太郎父「京太郎はなにか欲しいものがあるか?」
京太郎「いや…俺は…」

社内を無言で満たした車はゆっくりとコンビニの駐車場へと入り込んだ。
そのままクルリと大きく回って停車スペースに停まったその感覚に京太郎の意識が現実へと引き戻される。
そんな彼に父が優しげに尋ねてくるが、今の京太郎には特に欲しいものなんてなかった。
普段であれば真っ先にお菓子やジュースの類を主張していただろうが、今の彼にはそれを欲しがるほどの元気もないのである。


京太郎母「…でも、見るだけ見に来たら?奈良限定のお菓子もあるかもしれないし」
京太郎「…ん。分かった」

母の言葉に京太郎は小さく頷いた。
正直、動くのは億劫ではあったが、そうやって誘われて断るほど京太郎は子どもではない。
両親が両親なりに自分に対して気を遣ってくれている事くらい分かっていたのである。
その理由までも何となく把握出来る京太郎にとって、それは両親の為にも断る事が出来ない提案だった。

京太郎「(ま、ポテチの一つでも買って貰おう)」

それだけで両親の気も少しはマシになるだろう。
昏く沈む頭の中でそう判断した京太郎はそっと後部座席の扉を開いた。
そのまま降り立つアスファルトの感触も、空気の味も長野と殆ど変わらない。
都会というほど都会ではないが、田舎というほど田舎ではない妙な地域。
自分の知る長野と似た、けれど、絶対的に異なるその雰囲気に慣れ親しむ事が出来ない京太郎はそっと肩を落とした。

京太郎「(…ん?)」

瞬間、京太郎の視界に一人の少女が映り込む。
その子は京太郎と同じくらいの年頃で…――



>>+2
末尾偶数:茶色の髪をポニーテールにしていた。
末尾奇数:桃色の髪をツインテールにしていた。



ほい

ほい

おまかせあれっ!

シズか

これは山登りですね

おもち少女の人か
期待

咲さんが出ると聞いて

アラチャーを攻略できると聞いて

やっぱり最初に会うのは穏乃だよな

咲さんは出ないよ。
咲ちゃんだよ(切望

前作から。

>>末尾偶数:茶色の髪をポニーテールにしていた

その少女は茶色の髪をポニーテールにしてまとめあげていた。
活発そうな雰囲気を小柄な身体に纏わせる彼女はジャージ姿でトテトテと勢い良く走っている。
何処か元気な小動物めいたイメージすら抱かせるその姿は可愛らしい。
だが、京太郎が彼女に目を惹かれたのはその容姿の所為ではなかった。

京太郎「(おつかいか何かの途中かな)」

少女はその手に大きな袋を下げていた。
スーパーの名前がでかでかと印字されているそれは彼女が阿知賀の住民である事を知らせる。
初めて阿知賀の地で出会った自分と同い年くらいの少女。
それに微かな興味を覚えながら、京太郎は少女から視線を外した。

京太郎「(まぁ…俺には関係ないか)」

少しだけ気になったが、あくまでもそれだけだ。
幾ら悪ガキで通っていた京太郎でも見知らぬ少女に話しかける事勇気に溢れている訳ではない。
ましてや小学三年生というのは少しずつ異性を異性として認識し始める年頃である。
走って行く少女が少女であるというだけで何となく声をかけづらかった。

のどっちだったら存在が犯罪的だった…


??「ねぇ」
京太郎「えっ?」

そんな京太郎の思考とは真逆の方向に物事は進んだ。
突然、少女はその進路を変更したと思うと京太郎の近くまで走り寄ってきていたのである。
そのまま自分に話しかけてくる少女に京太郎は微かな困惑を覚えた。
まったく関係ないはずの自分が一体、どうしてこの少女に話しかけられているのか。
それが京太郎にとってはまったく分からなかったのだ。

??「もしかして阿知賀に引っ越してきた人?」
京太郎「…な…っ」

けれど、その困惑が解決しないまま少女の言葉が続く。
京太郎の境遇を言い当てるそれに彼は驚きに言葉を詰まらせる。
もしかして目の前の少女は心でも読めるんだろうか。
そんな事さえ思い浮かばせた京太郎の前で少女がクスリと笑った。

??「やっぱり。見慣れない顔だからそうだと思った」

種明かしするような少女の言葉に京太郎はこの辺りがあまり発展しているとは言えない事を思い出した。
恐らくこの辺りの住人たちはほとんどが顔見知りなのだろう。
そんな中、見慣れない家族連れが ―― しかも、車の後部座席まで荷物を満載にして ―― やってきたのだから引っ越しと判断するのが当然だ。
それにようやく思い至った京太郎は緊張を肩から抜き去り、そっと頷く。

のどっちは子供の時からスゲェからなあ
のどっちは1日にしてならず


京太郎「…あぁ。その通りだ」
??「へへ。じゃあ、お隣さんかもだね」
京太郎「…お隣?」

まさかお隣さんの幼馴染(?)フラグが立ってるというのか…?

お、もう立ったんだ、期待

属性が奪われてしまうんか……


京太郎「…あぁ。その通りだ」
??「へへ。じゃあ、お隣さんかもだね」
京太郎「…お隣?」

少女の浮かべたはにかんだ笑みに京太郎は首を傾げた。
一体、今の説明からどうしてそこまで話が飛躍するのか京太郎には分からない。
だが、恐らく自分には分からないなりの理由が、彼女にあるのだと言うのも京太郎には伝わってくる。
一見、元気一杯で何も考えていないような顔をしながらも、少女の指摘は正しいものだったのだから。

??「私のお隣さん今日引っ越してくるんだって」
京太郎「あぁ。そういう事か」

続く少女の言葉に京太郎は得心し、頷いた。
少女は既にお隣が今日引っ越してくるという情報を知っていたのである。
その上で引っ越ししてきたらしき家族が目に見えたからこそ近寄ってきたのだろう。
その飛び抜けた人懐っこさに微かな違和感を覚えるものの、さりとて、京太郎はそれを深く追求する気はなかった。

京太郎母「あら…もうお友達が出来たの?」

そんな二人に京太郎の母はタイミングを見計らって話しかける。
それは勿論、その小さな少女の乱入で、息子の暗い表情が少しは晴れたからだ。
いきなり息子が話しかけられてびっくりしたのは確かだが、その言葉の端々から彼女が悪い子ではない事が伝わってくる。
ならば、息子の気晴らしの為にもあまり介入するべきではないと思ったのだ。


京太郎「いや、まだそんなんじゃ…」
??「はいっ!」

母の言葉に京太郎が頬を赤く染めるのは、それが気恥ずかしかったからだ。
この年頃にもなると女の子と友達と言うだけで何となくこそばゆい感覚を覚えるのである。
しかし、少女の方はまったく気にしていないのか明るい笑みで頷いた。
それに京太郎がポカンとする間に少女はそっと一礼し、その綺麗な髪を揺らす。

??「私、高鴨穏乃って言います!」
京太郎母「あらあら」

にこやかで元気いっぱいの自己紹介に母も頬を綻ばせる。
少女の明るい性格をこれでもかと表現するそれについつい笑みを漏らしてしまう。
見ているだけで周囲の皆を明るくさせる天性の気質。
それを早くも発揮させる少女 ―― 穏乃に、母は微かに抱いていた警戒心を解いた。

穏乃「あの…そちらは須賀さんですか?」
京太郎母「えぇ。そうよ」
穏乃「やっぱり!じゃあ、お隣さん決定だね」
京太郎「ぅ…」

母の言葉に穏乃はにこやかな笑みを京太郎へと向ける。
まるでお隣になれた事が嬉しいのだとそう言わんばかりのそれに京太郎は顔を逸らした。
そうやって素直に喜ぶ彼女は、阿知賀という地に良い感情を抱けない彼にとってあまりにも眩しかったのである。

ショ太郎は内向的な性格か


京太郎母「そう。じゃあ…出来ればで良いんだけれど…」

そんな息子の変化を母は目敏く気づいていた。
そうやって素直に友達だと言ってくれる少女を悪く思っていない事もまた。
もしかしたらこの少女は息子が阿知賀へと馴染むキッカケになってくれるかもしれない。
そう思った母は穏乃に悪いと思いながらもゆっくりと口を開いた。

京太郎母「この子引っ越してきたばかりだから、この辺りを案内してあげてくれない?」
京太郎「はぁ!?」

それに驚きの声をあげたのは勿論、京太郎だ。
出来るだけ早く阿知賀に馴染んで欲しいと思う母の気持ちなど知らない京太郎にとって、それは寝耳に水もいいところである。
思わず拒絶するような言葉を放ってしまうくらいに京太郎は驚いていた。

穏乃「え…?嫌なの?」
京太郎「う…いや…そういう訳じゃねぇけど…」

しかし、その拒絶に真っ先に反応したのは母ではなく穏乃の方であった。
その顔を悲しそうに落ち込ませながら、ポツリと聞くその姿に京太郎の胸が痛む。
元々、彼は悪ガキではあるものの、決してひねくれている訳ではないのだ。
自分に対して友達だと言ってくれた少女が表情を暗くするのを見て、放っておけるタイプではない。


京太郎「でも、ほら、荷解きとか色々あるし…」
京太郎母「そんなのアンタなんか居てもいなくても、ろくに戦力にならないわよ」
京太郎「ひでぇ…」

ストレートな母の言葉に逃げ道を塞がれたのを感じて、京太郎がそっと肩を落とした。
どうやら母はどうあっても、自分と穏乃を外へと放り出したらしい。
それに抵抗したい気持ちがない訳ではないが、それに従えるほど京太郎が強情ではなかった。

穏乃「……ダメ?」
京太郎「……分かった。お前が良いなら…頼む」

それは伺うような穏乃の表情が悲しそうになっていくからだろう。
喜びをストレートに表す少女は、また悲しみも一緒に表現するのである。
さっきの笑みが嘘のように昏く染まっていく彼女を拒絶など出来ない。
面倒な荷解きの作業から逃げられるという打算もあって、京太郎は素直に頷いた。

穏乃「えへ…!じゃあ…まずはこっちね!」
京太郎「うわっ!?」

そんな京太郎の返事にその顔を喜色に染めた穏乃は彼の手を勢い良く取った。
そのままシュタタタと勢い良く走りだす穏乃に京太郎は引っ張られていく。
それに合わせて京太郎が足を前へと出すが、その距離は中々、縮まる事はない。
それは京太郎が姿勢を崩した状態から走りだし出遅れた事よりも穏乃の健脚が原因であった。

さすが大天使

>>37
長野では悪ガキで通ってるって言われてるし、新しい環境に慣れてないだけでしょ

このアクティブさは癒される


京太郎「(こいっつ…早ぇぇ…!)」

京太郎とて長野では悪ガキと呼ばれた風の子である。
その身体能力はクラスでも指折りのものであった。
だが、そんな京太郎が目の前の少女に追いつけない。
自分よりも一回り以上小柄な穏乃に距離を保たれたままなのだ。

京太郎「(こんおぉぉ!)」

元来、京太郎は負けず嫌いな質だ。
勉強はさておいても、運動では同年代では引けをとらないと思っている。
そんな自分が小柄な少女に距離を保たれているという状況に彼は悔しさを沸き上がらせる。
それは引っ越しが決まってから昏く落ち込んでいた彼の心を滾らせ、張りを与え始めていた。

京太郎「…っ!」
穏乃「(お…結構、早いじゃん…っ)」

そんな京太郎の猛追に穏乃がクスリと笑みを浮かべる。
先導するように前を走る穏乃には彼の表情は勿論、分からない。
だが、そうやって自分を追いかける為に本気になってくれている事だけはどんどんと近づく腕の距離から分かる。
それが嬉しいのはそんな風に本気で自分に着いてきてくれるのが幼馴染である一人の少女だけだからだろう。


穏乃「(ふふ…いい感じ…でも…負けないよ…!)」

自分の本気に本気で返してくれる男の子。
それに喜色を広げながら、穏乃はぐっと足に力を込めた。
それは勿論、穏乃もまた京太郎と同じくらいに負けず嫌いだからである。
年上ならばまだしも同年代相手ならば男の子にだって負けたくはない。
そう思う彼女はさらに速度をあげ、京太郎を引き離しにかかった。

京太郎「(く…そ…!なんだこの速度…!!)」

そんな穏乃の速度は坂道に入っても緩む事が殆どなかった。
それどころか山道に入って尚、その速度を維持し続けていたのである。
それは勿論、穏乃がそういった道にも慣れ親しんでいるという事が大きな原因なのだろう。
だが、それを知らない京太郎にとって、速度を緩めない穏乃は異質にも映るのだ。

京太郎「ぜー…はー…ぜー…はぁぁ…」

数分後、体力が底まで尽きた京太郎は穏乃の手を離してその場に跪いた。
今にも胃の中のものをリバースしてしまいそうなその感覚に肩を揺らす。
必死に酸素を求める肺を落ち着かせながら、京太郎は敗北感に打ちひしがれていた。
幾ら山道や坂道を走るのに不慣れだったとは言え、それは言い訳には出来ない。
自分が少女に負けたという事実だけが重く肩にのしかかる。

なんという野生のパワー…


穏乃「大丈夫…?」

そんな京太郎に尋ねながら、穏乃は内心、申し訳なさを感じている。
京太郎が本気になって追いかけてくれるのが嬉しくてついつい調子に乗って全力を出してしまったのだ。
お陰で不慣れな京太郎は膝をつくようにして呼吸を整え、とても辛そうにしている。
それに胸を痛めながら、穏乃はそっと京太郎の背中を撫で擦った。

穏乃「…ごめんね…」

そのまま穏乃が謝罪するのは、そうやって男の子をグロッキーに追い込んだのが一度や二度ではないからだ。
今ではもうそんな事はないとは言え、小学校1,2年までは穏乃も一緒に男の子たちと遊んでいたのである。
だが、人並み以上に活力と体力に溢れている穏乃に男の子たちはついていけなくなった。
結果、性差を意識しだす頃には穏乃は男の子たちと距離を取られ始めていたのである。

京太郎「くっそ…こ、これで…勝ったと…思うなよ…」

昔、あんなに後悔していたはずなのに、また同じ失敗をしてしまった。
それに強い自責を覚える穏乃の前で京太郎は喘ぎながらそう漏らす。
しかし、その目はメラメラと対抗心に燃えており、折れてはいない。
寧ろ、何時かリベンジしてやるとばかりにその目はギラリと燃えていた。

かつての修験者が修行に使った道を駆け回って遊ぶ体力馬鹿だからね…


穏乃「え…?」
京太郎「絶対…何時か…お、追い越してやる…からな…」

それに驚きの声を返す穏乃の前で京太郎はリベンジを誓う。
グッと握り拳を作るそこには自分に対する情けなさはあっても穏乃に対する怒りはない。
それが穏乃にとっては少しだけ新鮮で、けれど、信じられないものだった。

穏乃「…怒ってないの?」
京太郎「なんで…俺が怒るんだよ?」

実際、彼にとって情けないのは女の子についていけない自分の方なのだ。
穏乃がこうして走り回っていたのも好意であって悪意ではない事も分かっている。
それなのに穏乃に対して怒るのは、八つ当たりも同然だろう。
幾ら悪ガキであったとしても、そんな格好悪い真似はしたくない。
男の子というのは何時だって格好つけなイキモノなのである。

京太郎「はぁ…うし…。落ち着いた。待たせて悪いな」
穏乃「あ…うん」

けれど、そんな京太郎の反応が穏乃にとっては新鮮だった。
そうやって先に疲れ果てた男の子たちは大抵、自身への苛立ちを少女へとぶつけていたのである。
勿論、それは穏乃が元気一杯で体力が有り余っているものの、美少女と呼んでいい容姿だったという事もあるのだろう。
好きな子に悪戯したいという男の子独特の心理もあって、穏乃は少しずつ男の子たちと疎遠になっていたのだ。

修羅場はあるのかなー

このシズは確実に男の子に(ちょっかいかける的な意味で)サルって呼ばれてるな


京太郎「(つーか…こいつの手…どれだけ柔らかいんだよ…)」

勿論、京太郎とて穏乃の事を意識してはいる。
アレだけ体力に溢れているとは思えないくらい柔らかい手に女の子を感じているくらいだ。
だが、まだ穏乃と出会ったばかりの京太郎にとって、少女はまだ得体のしれない相手なのである。
警戒している訳ではないが、いきなり話しかけてきた事もあって、何となく収まりが悪い。
そんな相手をはっきりと意識するほど、二人の間にはまだ親密さは足りなかったのだ。

京太郎「んで…結局、何処に案内したかったんだ?」
穏乃「この先の展望台だよ」

京太郎の言葉に穏乃はゆっくりと歩き出す。
さっきのような失敗はしまいと自身に戒めるそれは疲れ果てた京太郎にとっては有難い。
さっきは大丈夫と言ったものの、まだまだ疲労は身体の中に残っているのだ。
それは何時かは若さから生まれる活力によって消え去るだろうが、まだまだ走れるほどの体力はない。
けれど、それに対する感謝を言うのは流石に情けなくて、京太郎はゆっくりと穏乃へとついていった。

京太郎「わぁ…」

数分後、視界が一気に開けた京太郎はその口から感嘆の声を漏らした。
そこは丁度、眼下にある阿知賀の地を見通せる絶好のスポットであったのである。
目を凝らせば人々が生活している姿が見られるその光景に根が素直な京太郎はすぐさま引きつけられた。
そんな京太郎にクスリを笑いながら、穏乃はそっと指を指す。

パワプロみたいに1週間練習したり休んだりデートしたりするのか


穏乃「ほら、あそこが商店街で…あっちが神社。で、あっちが旅館で…」
京太郎「すげー…」
穏乃「で…あそこの遠くにあるのが学校で…で、こっちが私達のお家」
京太郎「おー…」

穏乃の説明に子ども染みた感嘆を漏らしながら、京太郎は何度も頷いた。
簡単に有名どころだけ抑えるその説明は彼の心の中に刻まれる。
何も知らない阿知賀の地から、ほんの少しだけ知る阿知賀の地へと。
会ったばかりの少女の言葉で、彼の認識は昇華されていく。

京太郎「(…なんだ。結構、いいところじゃないか)」

そんな中で京太郎は少しだけ阿知賀の事を認め始めた。
勿論、長野に対する未練はあるし、友達たちの事だって忘れては居ない。
だが、そうやって穏乃に説明される街は少しだけ魅力的に思えた。
それは住み慣れた長野の地に比べるとまだやっぱり弱いものである。
しかし、ここも決して悪いところではない。
そう京太郎が思えたのは間違いなく穏乃の存在があったからだろう。

穏乃「どう?少しは…気も紛れた?」
京太郎「えっ?」

説明をあらかた終えた穏乃は京太郎にそう尋ねる。
それに少女の方へと向いた京太郎にはもう落ち込んだ色はない。
勿論、目の前に迫った新生活に期待を抱いている訳ではないが、過去に引きずられてもいない。
ごく自然な、長野に居た頃の京太郎が少しずつ顕になり始めていた。

中学時にアコチャーも一緒に阿知賀に入学させることって出来るのかな?
じゃないとどっちの中学に行くかでヒロインの差が大きく出そう


穏乃「すっごい落ち込んでたみたいだから…気晴らしになるかなって…そう思って」
京太郎「あー…」

少しだけ気恥ずかしそうにそう漏らす穏乃に、京太郎は違和感を一つ解消させる。
あの場で穏乃が話しかけてきたのは何も引っ越ししてきただけではなかったのだ。
京太郎の事を心配し、元気づける為に、わざわざ話しかけてきてくれたのである。
ある意味ではお節介とも取られかねない彼女の優しさに京太郎は何と言えばいいのか分からない。

京太郎「…ありがとうな」

それでもその御礼の言葉だけは素直に京太郎の口から漏れでた。
それは勿論、穏乃の心遣いに感謝する気持ちが彼の中で最も強かったからだろう。
勿論、お節介と思わない訳ではないが、走り回って阿知賀を知った今、気分は大分、晴れやかになっていた。
それでも尚、素直じゃない答えを返すほど、京太郎はひねくれてはいない。

穏乃「えへへ…♪」

短い京太郎のお礼に穏乃はその顔を破顔させた。
自分のやった事が間違いではなかったのだと知ったそこには安堵の表情も見える。
何だかんだで穏乃もまた自分のやっている事がお節介ではないかと不安だったのだ。
それが今、報われた感覚に、穏乃はそっと京太郎に向かって手を差し伸べる。

ええ子や…

某文学少女とは別の甘さを感じる


穏乃「じゃあ、改めてよろしくね。えっと…」
京太郎「…京太郎。須賀京太郎だ」

握手を求める穏乃の言葉。
それに京太郎は少しだけ物怖じを覚える。
小学3年生にとって異性と手をつなぐと言うのはそれだけで「エロい」と言われかねない事なのだ。
しかし、今は誰かが見ている訳でもなく、また既にさっき手を繋いでいる。
それなのに躊躇しても今更だと判断しながら、京太郎は穏乃の手を力強く握り返した。

穏乃「よろしくね、京太郎っ♪」
京太郎「あぁ…よろしくな」

そんな彼に輝かんばかりの笑みと共に穏乃はそう返す。
喜色に溢れたその顔に京太郎の中の気恥ずかしさが幾分、マシになった。
それは京太郎の中で穏乃が異性ではなく、異性の友人としてカテゴライズされてきた証なのだろう。
だが、穏乃の手の柔らかさに少しだけドキドキする彼はそれに未だ気づかず… ――


―― そうして京太郎の阿知賀での生活が幕を開けたのだった。














【System】
高鴨穏乃との思い出を一つ手に入れました。
















とりあえず導入部分は終わりー
次はアコチャーとの邂逅編やります
後、このスレは穏憧幼馴染丼や松実姉妹丼くらいで全キャラ攻略のハーレムはありません
その代わり攻略条件を達成したヒロインのエンディングは全てやるので安心して下さい
また中学が別になっても攻略対象ヒロインから外れる訳ではないので大丈夫です
基本的には思い出=好感度ブーストアイテムを集めていけば攻略は難しくないはず
※ただし、隠しヒロインのニワカ先輩は除く

と言うか思ったよりこけし攻略希望者多いな!!
可愛く演出出来るか分かりませんが、頑張ります…(震え声)

ニワカ先輩と聞いて駆けつけました

今日はこれでおしまい?


シズ可愛かった
他の阿知賀勢と登場するだろうロリのどっちにも期待しています

幼馴染か姉妹か究極の選択だな……悩むぜ

乙ー
思い出ボムシステムとは

コケシ先輩はヒロインにされる率が(主にレジェキチされるせいで)低くて、ギャグ要因にされるから仕方ない
ところで初瀬さんはいますか?


【3月】

京太郎「(阿知賀に引っ越してきてからもう一週間か…)」

京太郎「(新しい家も大分、片付いて来たし…町内の人にも顔を覚えられ始めた)」

京太郎「(多分…慣れてきた…で良いんだろうな)」

京太郎「(まぁ…友達らしい友達なんて高鴨くらいしかいないんだけど)」

京太郎「(学校始まってないからね仕方ないね)」

京太郎「(ただ…流石にアイツだけが友達っていうのはやっぱり寂しいよなぁ…)」

京太郎「(高鴨も実家の手伝いがあって毎日、暇してる訳じゃないし…)」

京太郎「(つーか…あんまり手伝いある日に誘ってやるのは可哀想だからな…)」

京太郎「(俺の案内頼まれてた日も本当はお使いの途中だったのを完璧忘れてやがったし…)」

京太郎「(アイツ頭は悪くないはずなのになぜか物覚えが悪いからなぁ…)」

京太郎「(まぁ、何事も一生懸命なんだろうけど…それがどうしても裏目に出るって言うか…)」


もういっそのこと麻雀クラブのロリっ娘も落とそう

阿知賀と聞いて

穏乃だけでいいよ、それ以外を求めるのは間違いだよ京太郎

まだ続いてた


京太郎「(その為にも友達作り…かぁ…)」

京太郎「(…いや、そもそも友達なんてどうやって作るんだろ…)」

京太郎「(穏乃みたいにいきなり話しかけて友達認定…!)」

京太郎「(いや、ねぇな。流石にこれは変態だわ)」

京太郎「(正直、俺でもドン引きするわ)」

京太郎「(そういう意味では女の子って卑怯だよなぁ…)」ハァ

京太郎「(ま…愚痴ってても仕方ない…か)」

京太郎「よいしょっと…」ムク

京太郎「(とりあえず穏乃に負けない体づくりをするのと阿知賀になれる為にちょっと外に出てくるか)」

京太郎「ちょっと出てくるから」

京太郎母「はいはい。晩ご飯までには帰ってくるのよ」

京太郎「ん。分かってる」

小学生の転校第1の鬼門
友達作り

友達なんてもんは気づけばできてるもの


京太郎「(さて…とりあえず外に出たものの…まずは何処に行こうか)」

京太郎「(えーっと…確かこの辺りだと神社と商店街、後は旅館があるんだっけ?)」

京太郎「(商店街は普段からお使いで言ってるし、旅館は俺なんかが言っても門前払いだろうし除外)」

京太郎「(って事は残るは神社だな)」

京太郎「えーっと…確かあっちだったっけ…?あれ…?こっちだったか…?」

京太郎「(やばいな…展望台から見るのとは全然、違うな…)」

京太郎「(地元の人に聞く…いや、でも、それはそれで負けた気がする)」

京太郎「(これも阿知賀に慣れる為だ。時間もあるし、地力で頑張ろう)」





>>+2
00~30 迷ったが問題なく神社に到着
31~60 問題なく神社に到達
61~75 何故か旅館の方へ…
76~99 何故かボウリング場へ



ともだち

おまかせあれ!

ほい

はい

せっ

うわあ人がいっぱいいた!!

憧ちゃんか

サクサクいくね

まさかのショタコン望さんに食われる展開だったり


>> 問題なく神社へ到達

【神社】

京太郎「(ふぅ…どうやら無事に到着出来たみたいだな)」

京太郎「(しかし…順風満帆過ぎて何となく物足りない気がするのはどうしてなんだろう)」

京太郎「(まぁ…多分、神社でやる事なんて殆どないからなんだろうけれどさ)」

京太郎「(神頼みしてまでして欲しい事なんてないし…まぁ、友達は欲しいけれどな)」

京太郎「(こうして神社に来たのも暇潰しみたいなもんだし…)」

京太郎「(って結構境内広いんだなぁ…)」

京太郎「(展望台から見てた時も思ったけど、かなり立派だ)」

京太郎「(俺の中の神社のイメージって社がポツンとあってそれで終わりーみたいなんだけれど)」

京太郎「(立て札も一杯あってでかい屋敷もポツポツ並んで…すげぇ)」

京太郎「(って義経とか弁慶とか…豊臣秀吉とかそういうの由来のもんまであるのな)」

京太郎「(俺でも知ってる有名人が使ってたものがあると思うと…胸が熱くなるな)」

京太郎「(って…今なら小学生は拝観料無料なのか…)」

京太郎「(…どうせ暇だし、ちょっと見てみるかな)」


京太郎「はぁ…」

京太郎「(中も純和風でザ・神社って感じだな…)」

京太郎「(その中に並ぶ重要なんとか文化財の数々…)」

京太郎「(うん。まぁ…その凄いんだろうな)」

京太郎「(それは…うん。俺にも分かるよ。分かるんだけど…)」

京太郎「(当たり前だけど…ただの紙や鎧や茶釜なんだよなぁ…)」

京太郎「(有名人が使ってたって言うからオーラとか出てるもんだと思ってたんだけど…)」

京太郎「(ごくごく普通のものばっかで…なんか拍子抜けだ)」

京太郎「(その上、ひらがな打ってあるけど説明難しすぎて良く分かんねぇし…)」

京太郎「あーぁ…ちょっと失敗したかな…」

??「何が失敗したって?」

京太郎「えっ!?」

迷ってたらどうなってたのかは気になる
憧or望(若しくはレジェンド)の選択かな?

迷ったが(シズの案内のおかげで)問題なく神社に到着とか

やはり憧とはマイナスからのスタートか

阿知賀でわざわざ和ルート
あると思います

>>92
和引っ越さないみたいだし、普通にアリ

??「」ジトー

京太郎「あ、いや…その…」

??「」ジィ

京太郎「まぁ…な、何て言うか…ごめん」

??「いや、なんで謝るの?」

京太郎「(そりゃ、そんな風にジト目で見られたら同い年の女っぽくても謝るしかないって…!)」

京太郎「(つーか、ひとりごと聞かれた時点ではずいし!!気まずいし!!)」

京太郎「(俺圧倒的に不利じゃん!?)」

??「まぁ…気持ちは分かるけどね。ここの説明、小学生にはハードル高いから」

京太郎「あ、あぁ…だ、だよなー?」

京太郎「小学生拝観料無料とかやってるならもうちょい気を効かせて欲しいっての」

京太郎「そんなんじゃ今のぐろーばるな時代に客は呼び込めないって。怠慢だぞ怠慢」

??「へぇ…そう思うんだ」

京太郎「おう。やっぱきぎょーどりょくって奴が足りないよな!」

??「確かにそうかも。でも…アンタって度胸あるのね」

京太郎「え…?」

??「まさかここの娘の前でそこまで展示のこと貶してくれるとは思わなかったから」ニコー

京太郎「(あ、俺、これ死んだんじゃね?)」


アチャー

アコチャー


京太郎「いや…その…な、何て言うかですね」

??「うん」

京太郎「ち、ちょっと調子に乗っていたと言うか…」

??「ほうほう」

京太郎「つまりその…まさか関係者とは思っていなくて…」

??「それで?」

京太郎「……」

??「……」

京太郎「すみませんでした…っ!」フカブカー

??「……ふふっ」

京太郎「え?」

??「あはは。別にそんなに必死に謝らなくて良いよ」

??「言ったでしょ。あたしも同じ事思ってるって」

??「実際、似たような事は何回か言われてるみたいだしね」

??「とは言え、ここは一応、天皇家縁の品もある神社だし、あんまり軽い展示の仕方には出来ないみたい」

京太郎「そ…そっか…」クタァ

??「はは。気ぃ抜けちゃった?」

京太郎「あ、当たり前だ…心臓止まるかと思ったぞ…」

??「ごめんごめん。なんかからかいがいのありそうな顔があったからさー」

京太郎「からかいがいがあるって…」

??「なんか数年後には弄られ役として成長してそうなオーラが出てると言うか?」

京太郎「どんなオーラだよまったく…」

(╯⊙ ⊱ ⊙╰ )アコチャー


??「まぁ、お詫びと言ってはなんだけど、あたしが展示の説明してあげよっか?」

京太郎「え?」

??「元々、そのつもりで声を掛けたんだよね。なんか途中から自爆してくれたけどさ」クスッ

京太郎「あー…もう…その話はもういいだろ」メソラシ

??「はは。ごめん。盛大な自爆っぷりだったからさ」

??「で、どうする?あたしも暇だし、今ならじっくりお相手出来るよ」

京太郎「あー…んじゃ頼もうかな。折角、来たのに何も分からないままってのも癪だし」

??「はーい。んじゃ、まずは最初からだけど…」

京太郎「ほうほう…」


………



……








京太郎「いやー…楽しかった。色々と堪能したわ」

??「ふふん。うちの展示も中々のもんでしょ」

京太郎「あぁ。ちゃんとしっかり解説して貰えると中々に面白いのな」

京太郎「つか、お前が展示の説明係やればもっと客来るんじゃねぇの?」

??「そう言ってくれると嬉しいけれど…あたしはあんまりそういうの興味ないしー」

京太郎「アレだけ詳しく説明しといてないのかよ」

??「うん。展示は好きだからちゃんと頭に入れてるけれどね」

??「そもそもあたし基本的にはアウトドア派だもん」

京太郎「あー…確かにそういうタイプだよな。寧ろ、丁寧に解説されてびっくりしたくらいだし」

??「…へぇ。それは私が馬鹿っぽいって事?」

京太郎「ち、ちげーって。雰囲気が知り合いに似てたんだよ」

??「知り合い?」

京太郎「あぁ。高鴨穏乃って奴。知ってるか?」

??「え…っ。アンタこそどうしてしずを知ってるの?」

京太郎「えっ」

??「えっ」


えっ

まあそうなるわな


??「なんだ。アンタがしずの隣に引っ越してきたって言う男の子だったのね」

京太郎「あぁ。…ってかなんだと思ってたんだよ?」

??「いや、見かけない顔だったし、しずのストーカーかなって」

京太郎「どうしてそこまで話が飛躍するんだ…」

??「ふふ。冗談冗談。まぁ、しずの友達関係かなーとは思ってたよ」

??「まさかお隣さんだとは思ってなかったけど」

京太郎「まぁ俺が引っ越してきたのはつい一週間前だしな」

??「へぇ…そうなんだ。って事はまだこっちには友達いない?」

京太郎「そんな人を寂しい奴みたいな言い方するなよ…」

??「じゃあ、いるの?」

京太郎「た、高鴨がいるし…」

??「その他には?」

京太郎「……」

??「……」

京太郎「わ、分かってるのに聞くなよ…っ」

??「あははっ」


??「つまりアンタはぼっちなんだね」

京太郎「ぼっちってなんだよ…」

??「一人ぼっちの略」

京太郎「だ、だから、別に一人じゃねぇって!」

??「でも、今は一人じゃん」

京太郎「う…そ、それは…」

??「それは?」

京太郎「…し、仕方ねぇじゃん…高鴨にばっか頼ってらんねぇし…」

??「ふふ。ごめんごめん」

??「じゃあ…虐めちゃったお詫びに…はい」

京太郎「…ん?」

??「しずの家の和菓子。これで仲直り…しない?」

京太郎「…お菓子で仲直りって安っぽいなぁ…」

??「へぇ…じゃあ、後でしずにアンタのところのお菓子安っぽいって言ってたって言いつけよ」ニコー

京太郎「ちょ!止めろよ!俺の唯一の友達をなくすような真似すんなって!!」

??「えーどうしよっかなぁ…?」

京太郎「…すみません安っぽいって言って悪かったですやめてください…」フカブカー

京ちゃん可愛い


??「まぁ、その程度じゃしずは誰かを嫌いになったりしないから大丈夫」

??お人好し過ぎるくらいお人好しだからねーあの子」

京太郎「…お前もそんな変わんないと思うけどな」

??「えっ?」

京太郎「何だかんだ言って俺の暇潰しに付き合ってくれてるじゃん」

??「あー…まぁ…それは…ねぇ」

京太郎「それにこうしてお菓子くれたし…仲直りしようってそっちから言ってくれたし」

??「ちょっ!や、やめやめ!そ、そういうのはずいから!!」カァァ

京太郎「…ほぅ」

??「あっ」

京太郎「なるほど。お前はこうやって褒められなれてないんだな」ニヤー

??「べ、別にそんな事ないし!常日頃からあたしは賞賛されまくりだし!!」

京太郎「…可愛い」

??「ふぇ…っ」ビクッ

京太郎「俺が分かるまで説明してくれるなんて可愛い。暇潰しに付き合ってくれるなんて可愛い。素直にお礼言われて照れるのが可愛い」

??「やーめーてーーーーっ!!」

かわいい(確信)

すっごい初でいい反応だ……


??「分かった。分かった!もうこれノーサイドゲームにしよう!」

京太郎「のーさいど…?」

??「無効試合って事!!」カァァ

京太郎「えー…ここから面白くなってきたのに…」

??「…そんな事言うなら友達になってなんかあげないからね」

京太郎「え?」

??「だ…だから…友達になってあげるからそういうの止めてって言ってるの」

京太郎「……」

??「……」

京太郎「…なんかそれ友達じゃなくね?」

??「うん。私も今、そう思った…」

??「で、でも、悪くない話でしょ?アンタには友達が出来てぼっちじゃなくなる訳だし…」

京太郎「だからぼっちじゃないって…いや、まぁいっか…」

京太郎「でも、お前は良いのかよ?まだろくに俺の事知ってる訳じゃないだろ」

??「大丈夫。どの道、しずが友達になってやれって何れあたしのところに引っ張ってくるから」

京太郎「あー…すげぇ想像出来るな…」

??「それにまぁしずはああ見えて人を見る目はあるから」

??「あの子がアンタの友達になったならきっと大丈夫」

京太郎「そっか…」

京太郎「じゃあ…これからもよろしく頼むな。えっと…」

??「あたしは新子憧」

京太郎「俺は須賀京太郎。よろしくな」

憧「うん。よろしくね。…私のオモチャとして」

京太郎「おい馬鹿ふざけんな!」

憧「ふふーん。からかいがいのあるアンタが悪いのよ!」




















【System】
新子憧との思い出を一つ手に入れました。
新子憧の好感度が2(1+1)上がりました。












アコスと知り合ったぞ!

アコスはこの馴れ馴れしさがいいな

今日は終わりー。
出会い編ばっかりだから安価少なくてごめん。
中学編まで行けばもうちょっと安価多めになると思う。

後、残念ですがこのスレでは和と初瀬は攻略対象ヒロインではありません。
そういうの前スレでやったから!つーか、和が対象ヒロインだと多分、そっちにルートながれていっちゃうから!
初瀬はちょっとキャラがつかめない上に、攻略ヒロイン飽和状態なんで勘弁してください。

ちなみに安価判定は
迷うと好感度上昇なしで思い出のみ入手
ボウリング場に行くとアラタソと遭遇
旅館に行くと松実姉妹に遭遇でした
レジェンドは攻略対象にしようかしまいか悩み中


ロリのどっちが攻略できないだと…

乙 

> 後、残念ですがこのスレでは和と初瀬は攻略対象ヒロインではありません。
> そういうの前スレでやったから!つーか、和が対象ヒロインだと多分、そっちにルートながれていっちゃうから!

がーんだな出鼻をくじかれた……

後、某スレに慣れてるとアコスの馴れ馴れしさに違和感があると思うけど
ちゃんと憧への進化イベント…もとい男性恐怖症になるイベントは用意してるんで安心して下さい(ゲス顔)

おつー
アラタソ攻略目指して頑張る

乙ー

おつー
レジェンゴはあらたそルートに入ったときのおまけぐらいでいいと思う
それが番外か本編かは>>1しだいで

生徒と教師の過ちってといいな……レジェンドと雅枝さんにのみ許された特権
雅枝さんのがいいな、人妻属性も付いてるし

乙ー
おいゲス顔はやめろください

乙ー
咲ちゃんの出番はありますか(小声)



男性恐怖症になり唯一近づける異性は京太郎だけになるんですね、わかります
レジェンドは攻略できると嬉しいです(コナミ感)

乙 前の和が良くて好きだったから期待してたのに……オンドゥラギッタンデスカー!

乙ー
ヒロイン自体が珍しいアラチャーかやえさん目指したい

乙です


シズチャー可愛い

今、人いるかな?

おるでー

24時間戦ってます

おう

思ったより人多かった!?
待たせてごめん
今から【4月】と【5月】の処理してくねー
安価もあるから目当てのヒロインが出てきた人は頑張って高め狙って欲しい
特に宥姉狙いの人


【小学4年生――4月】

穏乃「あー…もう四月かー」

憧「いやー早いもんだねぇ」

穏乃「もうちょっと遊びたかったなぁ…」

京太郎「あー、穏乃の家結構、忙しかったもんな」

穏乃「そうそう…この時期はどうしてもねぇ…」ハフン

憧「まぁ、例年通りだし仕方ないでしょ。諦めなさい」

穏乃「うー…それはさー…まぁ…そうなんだけど」

京太郎「ん?」

穏乃「私の知らないところで憧と京太郎が仲良くなってるのが寂しいっていうか…」

憧「別に仲良くなんかないから」ズバッ

京太郎「ちょっ!?おまっ!!友達って言った癖に!!」

憧「えー?そんな事言ったっけ?」

憧「まぁ、例えそうでも人の実家の事散々けなす人とかちょっと…」ニヤニヤ

京太郎「ぐぬぬ…」

穏乃「それだよそれ!」

憧「え?何が?」

穏乃「そうやって憧が男の子からかうとかあんまりないじゃん」

憧「あー…言われてみれば確かにそうかも」

京太郎「え…じゃあ、なんで俺だけ?」

憧「弄りやすいからでしょ」ズバァ

京太郎「「別にそんな事ねぇって!お前の性格が悪いだけだろ!」

憧「性格が悪い?良い性格をしてるの間違いじゃない?」

京太郎「殆ど意味は一緒だろうが…ったく…」

京太郎「つーか、高鴨もそんな寂しいとか思うなよ」

京太郎「友達つっても俺が一方的にからかわれてるだけなんだから」

憧「…へぇ、しずには優しいんだ?」ジトー

京太郎「いや、単純にお前には優しくする気が起こらないだけ」

憧「えっなんで!?」

京太郎「普段の自分の行いを胸に手ぇあてて良く考えろ!!」



穏乃「…えへへ…」

京太郎「…ん?」

憧「どうかした?」

穏乃「いや…なんか今、すっごく嬉しくなっちゃって」

京太郎「え?俺がいじられてるから?」

憧「なんだ。しずもこっち側だったんじゃないの」

穏乃「ち、違うよ!なんて言うか…その…ね」

穏乃「こうして三人で居られる事に違和感がなくて…すっきりしてるからっていうか…」

穏乃「相性が良い感じがして…嬉しいって」

穏乃「きっと私達三人なら仲良くなれるって…そう思ったから」ニコッ

憧「しず…アンタ…」

京太郎「高鴨…」











憧「幾ら何でも今のセリフはくさすぎ」

京太郎「うん。今のはちょっとねぇわ」

穏乃「え、えぇぇ?な、なんでえ!?」


穏乃「い、今、私、結構良い事言ったよね!?」

憧「うん。言ったのは言ったけれど…」

京太郎「ぶっちゃけこのタイミングで言われてもなぁって言うか」

憧「そもそもしずだし」

穏乃「えっちょ…そ、それどういう意味!?」

京太郎「あー…確かに…高鴨だしな」

穏乃「き、京太郎まで!?ど、どういう事!!」

憧「まぁ、アンタはそのままでも良いって事」

穏乃「これだけボロボロに言われてるのに…なんでそんな結論になるの!?」

京太郎「気にすんなって。どうせ照れ隠しなんだから」

憧「ふきゅっ!?」カァ

京太郎「同じような事思ってたのを言われてびっくりしたとかそんな所だろ」

憧「ち、違うし!って言うか、アンタだってあたしに乗ってたじゃん!!」

京太郎「俺は高鴨だからタイミングに合ってないくさいセリフも真剣に聞こえるって意味で言ったぞ」ニヤニヤ

憧「ぐ、こ、この…ぉ!」

京太郎「で、高鴨と親友の新子さんは一体、どういうつもりで言ったんですかねぇ?」ニヤニヤ

京太郎「まさか悪い良いで言ったんじゃないよなぁ」ニター

憧「ぐぬぬ…」


訂正

穏乃「い、今、私、結構良い事言ったよね!?」

憧「うん。言ったのは言ったけれど…」

京太郎「ぶっちゃけこのタイミングで言われてもなぁって言うか」

憧「そもそもしずだし」

穏乃「えっちょ…そ、それどういう意味!?」

京太郎「あー…確かに…高鴨だしな」

穏乃「き、京太郎まで!?ど、どういう事!!」

憧「まぁ、アンタはそのままでも良いって事」

穏乃「これだけボロボロに言われてるのに…なんでそんな結論になるの!?」

京太郎「気にすんなって。どうせ照れ隠しなんだから」

憧「ふきゅっ!?」カァ

京太郎「同じような事思ってたのを言われてびっくりしたとかそんな所だろ」

憧「ち、違うし!って言うか、アンタだってあたしに乗ってたじゃん!!」

京太郎「俺は高鴨だからタイミングに合ってないくさいセリフも真剣に聞こえるって意味で言ったぞ」ニヤニヤ

憧「ぐ、こ、この…ぉ!」

京太郎「で、高鴨と親友の新子さんは一体、どういうつもりで言ったんですかねぇ?」ニヤニヤ

京太郎「まさか照れ隠しについつい悪い意味で言ったなんて事はないよなぁ」ニター

憧「ぐぬぬ…」


憧「ほ、ほら!バスが来たよ!!」

京太郎「えー逃げるんっすかぁ。ちゃんと説明して下さいよぉ」

憧「アンタ…あとで覚えてなさいよ…っ!」

京太郎「うっせぇ。普段、人のことからかい倒してるんだから、たまには被害者になれっての」

穏乃「で…結局、私はどうすれば良いの?」

憧「…そ、そのままで良いんだってば…もぉ」カァ

京太郎「おう。下手に考えてからものを喋る高鴨なんて気持ち悪いだけだからな」

穏乃「そっか!……ってあれ?京太郎、それってどういう意味?」

京太郎「あ、ほーら、もうバスが来るぞ。早く乗り込まないとー」ボウヨミ

憧「急いで乗らないと遅刻するしねー」ボウヨミ

穏乃「むー…そういう時だけ仲が良いんだから」

京太郎「だって、俺達友達だもんなー」ボウヨミ

憧「当方と致しましてはそのような事実があったという事を確認出来てはいません」

京太郎「ちょっ!?いきなり真顔になって否定すんなって!」


【INバス】

京太郎「にしても…結構人は少ないな」

憧「そりゃ阿知賀も順調に少子高齢化が進んでるしねー」

穏乃「しょうしこーれーか?」

京太郎「なんだ。そんな事も知らないのか?焼死した人の霊を下ろす儀式の事だぞ」

穏乃「やだ…なにそれこわい」

憧「ほら、嘘なんか教えない。穏乃は馬鹿なんだから信じちゃうでしょ」

穏乃「そうだよ!…あれ?」

憧「少子高齢化ってのは簡単に言うと子どもが少なくなって老人が増えるって事」

穏乃「え…ちょっと憧。さっき私の事なんて言ったの?」

京太郎「諦めろ。どうせ穏乃は憧に口では勝つ事なんて出来ないんだから」

穏乃「むぅ…」

憧「あ、しず。分かってないと思うけど、京太郎の言葉も遠回しに馬鹿って言ってるからね」

穏乃「京太郎ー!!!」

京太郎「ちょっ!馬鹿!違うって!!」

穏乃「また馬鹿って言ったー!」

憧「(計画通り…っ!!)」


穏乃「」ムッスー

京太郎「あー…俺が悪かったっから許してくれよ。悪気はなかったんだからさ」

穏乃「でも…馬鹿って言ったぁ…」

京太郎「いや、まぁ、言ったけど…そういう悪い意味じゃないっていうか…つい口から飛び出したって言うか…」

穏乃「…それってつまり京太郎は私の事、馬鹿だって思ってるって事?」

京太郎「いや、まぁ、思ってるけど」

穏乃「…やっぱりぃぃ…」ムッスー

京太郎「ちげぇって。そうだけど…悪い意味じゃないから」

穏乃「え?」

京太郎「なんつーか…お前の馬鹿は必要なものなんだよ」

京太郎「こうして一緒にいるときに救われる事があるって言うか…ふっと気が楽になるっつうか…」

京太郎「実際…お前が馬鹿じゃなかったらこうして一緒に登校するような仲にはなってないだろうし…」

穏乃「…京太郎…」

京太郎「さっきも…憧にあんな事言ったけど…俺も本当は嬉しかったんだよ」

京太郎「俺も…その高鴨と同じ気持ちだったからさ」

京太郎「こっちで初めて出来た友達だし…ずっと仲良くして行きたいって…そう思ったから」

京太郎「だから…機嫌直してくれないか?」

穏乃「……」





>>+2
00~30 許さない
31~60 許す
61~99 条件付きで許してあげる


>> 許す

穏乃「…そんな事言われたら許すしかないじゃん」

京太郎「そっか。…良かった」

憧「京太郎「あぁ、これで遠慮無く穏乃に馬鹿って言えるな」」

穏乃「ちょっと!京太郎!!」

京太郎「お、俺じゃねぇよ!どう考えても憧の悪戯だろうが!!」

穏乃「でも、今、あ、やべって顔したもん!」

京太郎「そ、それは…まぁ…その…なんていうか…な」

穏乃「やっぱりちょっとは思ってたって事じゃん!」

京太郎「ち、ちげーって!そ、それはスピリチュアル的な何かが俺の頭の中にオーラロードを開いてナチュラルがコーディネーターにだな…」

穏乃「難しい単語並べても誤魔化そうとしてる事くらい分かるんだから」

憧「ちょっと静かにしてよね。さっきから注目されるし」

京太郎「殆どお前の所為だよチクショウ!!」





【system】
高鴨穏乃の好感度が2(1+1)上がりました。





京太郎「はぁ…」

憧「何?まだ学校にも着いてないのにもう疲れたの?」

京太郎「一体誰の所為だと…いや、なんでもねぇ」グター

穏乃「…なんかごめんね」

京太郎「いや、良いよ。穏乃は何も悪くねぇ」

京太郎「悪いのはそこでケラケラ笑ってた悪魔だ」ジトー

憧「悪魔なんて人聞きが悪い。焦る須賀を見て楽しんでただけなのに」

京太郎「十分、悪魔だっての…」

憧「さっきの仕返ししただけだし」

京太郎「それだってそもそも普段の仕返しだったはずなんだけど…まぁ良いか」

京太郎「んで…さっきから気になってたんだけどさ」

穏乃「ん?」

京太郎「あそこにいる人…色々と大丈夫なのか?」

??「」コーホー

憧「あぁ。宥さんね」

京太郎「有名人なのか?」

憧「そりゃもう。って言うか格好見れば分かるでしょ?」

京太郎「まぁ…な。結構、あたたかくなってきたのにコートにマフラーと手袋着込んだフル装備だし」

穏乃「ちなみにアレ夏でも変わらないよ」

京太郎「マジかよ…中の人大丈夫なのか…」


憧「まぁ、宥姉は極度の寒がりだから」

京太郎「寒がりってレベルじゃねぇぞ」

憧「まぁ、夏場までフル装備は流石に行きすぎだと私も思う」

憧「とは言え…それでようやく『あったかぁ~い』レベルらしいよ」

京太郎「『あったかぁ~い』?」

憧「宥姉の口癖。暖かいのが好きだから」

京太郎「なるほど…って言うか寧ろそこまで寒がりだと冬場とか大丈夫なのか?」

憧「いや、大丈夫じゃないみたい」

憧「こうして一緒のバスだから分かるけど…目に見えて出席率が下がるからね」

京太郎「あー…やっぱ大変なんだなぁ…」

穏乃「何?気になるなら話しかけてみる?」

京太郎「いや…それは…」



>>+2
00~60 やめておくよ
61~99 …行ってみるか
ゾロ目 ちょっと暖めてあげてくる!

ほい

ほい

>> やめておくよ

京太郎「…やめておくよ。いきなり話しかけたらもろ変質者だし」

憧「その方が懸命でしょうね」

穏乃「えー…そうかなぁ…話しかけられると嬉しくない?」

京太郎「そりゃお前らみたいな可愛い子なら…やべっ」

穏乃「えっ」

憧「えっ」

京太郎「な、何でもねぇよ」

穏乃「え~そんな所で区切らないでよ」

憧「あ…あぅ…」カァァ

穏乃「あれ?憧、大丈夫?顔赤いよ?」

憧「な、なんでもない!つーか、須賀!いきなり変な事言わないでよ!」

京太郎「うっせぇ!仕方ないだろ!つい出ちゃったんだから!!」

憧「こ、このスケベ!変態!!」

京太郎「ちっげぇよ!この自意識過剰女!!お前の事なんて一言も言ってませんしー!!」

憧「お前らって言ったじゃん!!」

京太郎「言ってないっての!つーか言ったなら何時何分何秒地球が何回回った時に言ったのか証明してみろよ!!」

穏乃「えー…ちょっと二人とも教えてよー」

宥「(あそこの三人…暖かいなぁ…)」ホノボノ




4月終了ー
今はチュートリアルなので会えなくても大丈夫です
後々イベントで顔合わせはするんで安心して下さい
しかし、アコスの口調がこれで良いのかちょっと不安
単行本一巻見てる限りだと割りとノリが良くて低学年にも慕われてるっぽい事くらいしか分からないんだよねぇ…
それなのにどうして憧がイジリ役になってるのか
阿知賀に率先してイジるタイプがいないからです(真顔)
後、穏乃と同じタイプだとキャラのかき分けが難しい(切実)

>>119
なんでや!代行もかわえやろ!!
いや教師じゃない可能性もあるんだけどさ

>何時何分何秒地球が何回回った時
懐かしいフレーズだわ

アコスは無邪気でお茶目な感じがいいよね


【小学4年生――5月】

穏乃「GWだねぇ…」

京太郎「GWだなぁ…」

憧「GWねぇ…」

穏乃「……それなのになんで私達、京太郎の部屋でぼけーってしてるんだろ」

京太郎「…暇だからじゃね?」

憧「暇だからねぇ…」

穏乃「そっかぁ…暇だからかぁ…」

京太郎「うんうん」

憧「そうそう」ノビー

穏乃「…って違うよ!」

穏乃「暇ならどっか遊びに行こうよ!!」

京太郎「遊びにって言ってもなぁ…」

憧「うん!山とかオススメだよ!山とか」

京太郎「いや…そりゃ…まぁ…悪くはないんだろうけどさ」

穏乃「でしょ!!だったら、ほら、早く!」

憧「いや…でもねぇ…」


京太郎「山に行くのこのGWで何回目だよ」

穏乃「えっと…二回目?」

京太郎「四回目だよ!!ほぼ毎日行ってるんだよ!!」

穏乃「う…で、でも、別にいいじゃん。爽やかだし」

憧「そりゃ…私達だって山は嫌いじゃないわよ。だからこそ4日連続で付き合ってるんだし」

京太郎「でも、流石に4日連続歩くだけのハイキングとかは無理」

穏乃「えー…」

憧「せめて何か目的があれば違うんだけどね…」

穏乃「目的?」

京太郎「あー…秘密基地作るとか?」

憧「流石にそれは子ども過ぎない?」

京太郎「…じゃあ、大人な新子さんは何が良いんだよ」

憧「えっ…そ、そりゃあ……つ、ツチノコ探しとか?」

穏乃「つちのこ?この辺りにいるの?」

憧「昔は目撃証言とかあったそうよ。正直、眉唾ものだと思うけど」

穏乃「まゆつばもの?」

京太郎「違うって。魔術場物。魔女とかが使う道具って事」

穏乃「やだ…なにそれこわい」

憧「違うっての。眉につばつけて聞かなきゃいけないような証拠のない話って事」

穏乃「へぇ…でも、なんで眉につばつけなきゃいけないの?」

憧「え…そ、それは…」

京太郎「それは?」

憧「……」

京太郎「……」

穏乃「……」

憧「そ、そんな事より目的よ目的!」

京太郎「(あ、これ憧もそこまで知らないな)」


憧「で、どうするの?正直、秘密基地でもツチノコ探しでもどっちでも良いんだけど…」

京太郎「意外と乗り気だなぁ…」

憧「だって、暇なんだもん」

京太郎「まぁ、どっちでもこうして部屋の中でぐだってるよりはマシか」

憧「そうそう。若いんだから外に出ないとね」ノビー

穏乃「そうだよ!子どもは皆山に行くべきだよ!」

京太郎「いや、別に山限定にする必要はないんじゃね?」

穏乃「えー…山楽しいのに」

京太郎「つーか、お前の山は普通の人の山の範疇とは違うから」

憧「基本、修験道を走り回るからねぇ…」

京太郎「それについてけてる俺達もどうかと思うけどさ…」

憧「恐るべし野生のパワー…」

穏乃「?」

京太郎「何でもない。それで…誘った高鴨はどうしたいんだ?」

穏乃「えっ私?」

憧「まぁ、言い出しっぺな訳だしね。どっちが良い?」

穏乃「えっとえと…じゃあね…」


>>+2
末尾偶数:秘密基地を作ろう!
末尾奇数:ツチノコを探そう!

はい

ほい

そおい

ツチノコ探し(アコスルート)に決定したところでちょっと離席します
帰ってこれるのは夜中になるかもしれません
また前スレで言ってたふくじさんとロッカーですが、一応、完成しました
明日にでも見なおして不備がなければ、投下しようと思います
ただしイチャイチャ中心であんまりエロくないんで期待しないでください

一旦乙です

乙ー

乙です



そいえばカピバラ飼っていないのかな京太郎?

一旦乙

アコス可愛い乙

レジェンドルートはあるに決まってますよね(懇願)

前スレって何処?

カピは居て欲しいなぁ

それでもアラチャーを推していく

誘導が無いんだから前スレ詮索はやめよう

>>171
>>1が前スレって言葉使ってそこの小ネタ投下するってんだから気になんのはしゃあないべ

>>168
【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力か…」

小ネタといえば京まこはどうなったんだ
おもちスレが終わったからあれも終わり?

カピバラの寿命は5-10年らしい

これは、なかなかに面白かですよ。

とりあえず初瀬は、攻略対象じゃなくてもいいけど出てきてくれたらうれしかよ。

とりあえずsageてくれたらうれしかよ

亀だけど

一瞬こっちのスレにもウォーズマンが出たのかと思ってしまった

ぬわーごめんなさい爆睡してました
まだ出ませんけどカピーはいます
初瀬は進路決定の際、阿太中に行けば会えると思います
レジェンドは子ども教室に顔出しても、にょもにょすれば再会した時に好感度高いんじゃないかな
咲ちゃんはほら…このスレじゃ幼馴染枠は既に穏乃と憧に取られてるんで…(震え声)
あ、ウォーズマンは出ます


【山】

京太郎「で、山に来た訳だけれど…」

穏乃「~♪」

憧「こら、ノリノリで何時もの道に行こうとしない」

穏乃「え~…」

京太郎「まぁ、何時もの道に行ってもツチノコがいるはずないわな」

憧「そうそう。そんなところにいるのならもうとっくの昔に誰かが捕まえてるって」

穏乃「じゃあ、どうするの?」

憧「普通じゃ通らない所を探してみるしかないんじゃない?」

京太郎「でも、危険じゃないのか?迷ったりとか…」

憧「大丈夫。しずがいるから」

京太郎「えっ?」

憧「しずは昔っからこの山走り回ってるから殆ど庭みたいなもんだし」

穏乃「ふふん」ドヤァ

ウォーズマン出るんかいww


京太郎「…やっぱ野生児だよなぁ」

穏乃「えー。だって、山って気持ち良いじゃん」

憧「まぁ分からないでもないけれど…しずのそれは行き過ぎって言うか」

京太郎「そんなしずにずっと付き合ってやってるお前も大概だと思うけどな」

憧「その言葉そっくりそのままアンタに返すよ」

京太郎「まぁ、俺は男だし」

憧「未だにしずに勝てない人が男とか信じられないんだけどー?」

京太郎「ぐっ…そ、それはほら…高鴨が規格外過ぎるんだよ…」

京太郎「で、でも諦めた訳じゃないからな!何時か絶対、高鴨を追い抜かしてやる…!」

京太郎「その為に特訓だってやってるし!成長期に入れば俺だってもっと背が高くなるはずだし!!」

穏乃「…えへへ♪」

憧「で…なんでしずはちょっと嬉しそうなの?」

穏乃「え…い、いや、何でもないよ!?」アセアセ

穏乃「そ、それよりほら、山って言っても広いんだから早く行こうよ!」

憧「ふーん…まぁ、良いけど」

もう阿知賀スレ=ウォーズマンみたいになっている……?


京太郎「(で…まぁ、普段通らないような場所を歩いてる訳なんだけれど…)」

京太郎「(やばい…これ結構足に来る…)」

京太郎「(足元がちゃんと踏み固められてないってこんなに体力使うものなのかよ…)」

京太郎「(まるで一歩ごとに膝に重石を載せられてるみたいだ…)」

京太郎「(勿論…最初は気にならなかったけど…一時間も歩くと…かなりやばい…)」

京太郎「(でも…新子にあんな事言われて俺から休憩したいなんて言えないし…)」

穏乃「~♪」

京太郎「(高鴨は高鴨ですっげー嬉しそうに先に行ってるからなぁ…)」

京太郎「(余計言い出しにくいって言うか…なんて言うか…)」

京太郎「(つーかアイツなんであんなにスルスルって先に進めるんだよ)」

京太郎「(まるで山がアイツだけ受け入れてるような…そんな風にさえ思える)」


京太郎「(まぁ…そんな訳ないか)」

京太郎「(日頃から山登りしてるからこうした道にも慣れてるだけだろ)」

京太郎「(俺も最近、普通の山道ならそんなに高鴨に離されなくなったんだけどなぁ…)」

京太郎「(もうちょっと…頑張らないと…何時までも追いつけない)」

京太郎「(それは…流石に格好悪いよな)」

京太郎「(何時か勝つってそう言ったんだから…その為にもっと身体を鍛えないと…)」

京太郎「(何時までも新子にからかわれ続けるのも腹立つしな…って)」

京太郎「(あれ…?その新子は何処行った…?)」

京太郎「(さっきまでは俺の横にいたはずなんだけど…)」キョロキョロ

憧「はぁ…はぁ…ぁ」

京太郎「(あ…大分、後ろだけど…居た)」

京太郎「(はは。アイツ…顔真っ青にしてやがんの)」

京太郎「(今にも倒れそうじゃねぇか…なんで休憩したいって言わないんだ?)」

京太郎「(…って、さっき俺の事体力ないってからかってたから言えないのか)」

京太郎「(新子も大分、意地っ張りだよなぁ…まぁ…気持ちは分かるけどさ)」

京太郎「(仕方ない。…ここで新子に倒れられると大変だし…)」


京太郎「お、お~い…高鴨ぉ…っ」

穏乃「え…?あ…っ!」

京太郎「悪い…ちょっと休憩しようぜ」

京太郎「そろそろ俺の足が動かなくなってきた」

憧「あ…」ホッ

穏乃「ごめん…また私、気づけなくて…」シュン

京太郎「良いって。気にすんなよ」

京太郎「それより…どっか座れそうなところないか?そろそろ足がガクガクでさ」

穏乃「うーん…ちょっと待ってね…」キョロキョロ

穏乃「あ、あっちの方に座れそうな岩場があったかも」

京太郎「よし。それじゃそっちに行こうぜ」

京太郎「…新子もそれで良いか?」

憧「は…ぁ…はぁ……う…うん…」


京太郎「よし。んじゃもうちょっとだし頑張ろうぜ」

憧「う…う…ん…」

京太郎「…どうした?」

憧「や…あの…」

京太郎「…口開くのも辛いだろうし無理に言わなくても良いぞ」

憧「あ…う…うん…」

京太郎「後、高鴨。大分、辛そうだし新子と手ぇ繋いでやってくれ」

憧「え…っい、いや…良いよ…っ」

穏乃「え…でも…憧かなり辛そうだよ?」

京太郎「そうそう。無理すんなって」

憧「だ、大丈夫だって…」


勿論、それに甘えたい気持ちは憧にもあった。
今よりずっと昔から穏乃に付き合っていたとは言え、憧の身体は穏乃のように規格外ではない。
その身体は早めに成長期を迎え、少しずつ女の子らしさを増していった。
そんな彼女が身体を鍛え始めた京太郎でさえ辛い道のりを走って辛くないはずがない。
正直な事を言えば、今すぐその場に座り込んでしまいたいのが本音であった。

憧「(でも…そんな事出来る訳ない…)」

新子憧という少女は聡明だが、それと同じくらいに意地っ張りな性格をしている。
そんな彼女にとって、さっきからかった男の子に気を遣われただけでも屈辱的なのだ。
その上、彼の前で穏乃に手を惹かれるだなんて情けないにもほどがある。
穏乃が指した休憩所はそれほど遠くないのだし、それくらいまでは我慢しようと思ったのだ。

穏乃「良いから…ほら、憧。行こう?」
憧「あっ…」

そんな彼女にとって不運だったのは3つ。
一つは穏乃が先走ってしまった自分に強い後悔していた事。
普段は中々見ることが出来ない山の景色に穏乃は夢中になり、同じ失敗を繰り返したのである。
それを心苦しく思う穏乃が、苦しそうに肩を揺らす憧を放っておけるはずがなかった。


憧「い、良いから放っておい…きゃああっ!」

2つ目は近づく穏乃の手から逃げるように後ずさった先がなだらかな坂だった事だろう。
普段の憧であれば簡単に下れるそれに、しかし、体力を減らした憧は足を滑らせてしまった。
結果、その小さな身体はバランスを崩し、そのままズルリと斜面を滑り落ちていく。
その勢いは決して早いものではなかったが、しかし、疲労した憧が止められるものではなかった。

京太郎「新子!?」
穏乃「憧っ!!大丈夫…!?」
憧「いたたた…」

それに驚いて二人が坂を覗き込めば、十数メートルほど下で尻もちをついた憧の姿が目に入る。
その目尻に涙を浮かべ、身体には葉っぱや枝を巻きつけているが、大した怪我はない。
多少の擦り傷程度で、捻挫すらしていなかった。
滑り落ちた距離からすれば奇跡のようなそれに感謝しながら、憧はそっと立ち上がろうとして… ――


















―― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ














(ここは空気を読んどくか……)蜂か?

野犬かも(最初に浮かんだのがアレなんて言えない)

僕はバイブちゃん!

ま、まだ小学生だから


憧「…え?」

そして3つ目。
彼女にとって致命的に不運であったのが、憧が滑り落ちた先には茶色いボールのようなものがあったという事だ。
ドッジボールを幾分、大きくしたようなそこには穴が幾つも開いており、無数の虫が出入りしている。
黄色と黒のまだら模様を身体に刻んだその虫の名前は… ――

穏乃「蜂!?」

―― カチカチカチカチカチ

憧「ひっ」

叫んだ穏乃の声に答えるように虫 ―― 蜂たちは一斉に鋭い歯を鳴らす。
一般的に警告音とも言われるそれに憧は身体を強張らせた。
今すぐ離れなければ攻撃するぞというその音の意味を、憧は知らない。
だが、そこに込められた無機質な敵意に彼女の幼い身体は強張ってしまう。

京太郎「っ…!」

そして身体を強張らせていたのは憧だけではない。
彼女の様子を上から見ていた京太郎もまたその身体を強張らせる。
それは勿論、このまま傍観していれば大事な友人が大怪我を負ってしまうからだ。
しかし、そうと分かっているのにゆっくりと威嚇するように飛び立つ蜂の群れに中々、身体が動かない。

京太郎「(俺は……っ)」

坂と蜂の巣は丁度、憧を挟むように位置している。
このまま憧を助ける為に坂を下ればあの蜂の群れに真正面から突っ込む事になるだろう。
その事実に竦む二人の中、先に動いたのは… ――


>>+2
00~30 最初に動いたのは穏乃だった。
31~60 穏乃と同時に駈け出した。
61~99 いつの間にかその身体は駆け出していた。
ゾロ目 ???

はい

はい

後、ここの憧は別に某プロスレのプロオナニスト憧じゃないから!!
ロータ○とか持ってる訳ないだろ!!!!!
でも、中学別になったらオナニストの道を歩みそうではあるよね
後、クロチャーもオナニストっぽいオーラを感じる


>>31~60 穏乃と同時に駈け出した。

京太郎「っ!」
穏乃「憧っ!!」

その想像に二人が竦んでいたのは一瞬であった。
ほぼ同時に大地を蹴った二人は一気に斜面を降る。
ぐっと大地を蹴って前へと進む彼女たちがバランスを崩さなかったのはまさに奇跡だろう。
だが、その奇跡も虚しく、警告に従わない憧に蜂たちが牙を剥く。

京太郎「高鴨っ!」
穏乃「うん!憧…っ!」
憧「あ…っ」

その短いやりとりでお互いの意思を確認した二人は別々に動く。
穏乃は腰を抜かした憧の手を取り、強引に立たせた。
そのまま走って行く穏乃に背を向けて、京太郎は持っていた網を広げる。
ツチノコを捕獲する為に用意したそれは大型であり、また網目もしっかりとしていた。

京太郎「う…おおお!」

それを声をあげながら振り回す少年に蜂たちは敵意を向ける。
そこにはもう先に逃げた少女たちへの警戒心はなく、明らかな外敵を排除しようと動いていた。
そのまま針を突き出し、襲いかかる無数の敵意は山登りする為に着込んだ厚手の服が幾らか緩和してくれる。
しかし、顔や手など露出した部分への攻撃までは防げず、一分も経った頃にはその顔は真っ赤に腫れあがり見るも無残な姿になった。

宥姉みたいにマスクサングラスフル着用だったら……

>>199
酸欠で[ピーーー]る


京太郎「(痛い熱い苦しい…!)」

網を幾ら振り回しても減らない無数の悪意。
その渦中で踏みとどまる京太郎の身体はそろそろ限界を訴えていた。
蜂に刺される度に身体は痛みを覚え、熱く火照り、苦しくなっていく。
風邪を引いた時の火照りを何倍にも強くしたそれは今すぐその場から逃げ出せと訴えていた。

京太郎「(でも…まだもうちょっとだけ…!)」

それでも京太郎が逃げ出さないのは二人の身体がまだ視界の向こうまで消えていないからだ。
まだ足が竦んでいるのか憧の歩みは遅く、それに付き合う穏乃もまた完全に見えなくなってはいない。
そんな状態で自分がいなくなれば、蜂たちは二人へと攻撃を始めるかもしれなかった。
少年と言えども男のプライドと言うものを芽生えさせ始めた年頃の京太郎に、それは決して看過出来るものではない。

京太郎「(…よし…!)」

二人が見えなくなったのを確認してから京太郎は別の方向へと走りだす。
そんな彼を蜂の群れが追いかけ、攻撃を続けるが、もう京太郎はそれに構わない。
その手に持っていた網を投げ捨てて、一目散に逃げていく。
勿論、茂みが生い茂る山の中で全力疾走など出来るはずもない。
悪意の塊となった蜂たちは執拗に京太郎を追いかけ、攻撃を続けた。


京太郎「あー…」

しかし、それも十数分もすれば弱々しいものになっていく。
外敵が自分たちのテリトリー外へとさった事を確認した蜂たち巣へと戻っていったのである。
それを確認した頃には京太郎の全身は熱く、指先は腫れ上がりすぎてろくに曲げられないくらいであった。
そんな状態で走り続ける事など出来るはずもなく、京太郎は声をあげながら地面に腰を下ろす。

京太郎「(痛ぇ…)」

しかし、それすらも痛くて仕方がないのは彼の服の中に何匹か蜂が入り込んでいたからだろう。
元々、蜂を狩るつもりなどなかった彼の服は厚手ではあるものの、完全に進入路を絶っていた訳ではないのだから。
ほんの数分の邂逅の間にその入口を見つけた蜂たちは彼の全身にその傷跡を残していた。
それは彼の腰周りも例外ではなく、毒素の所為で真っ赤に腫れあがっている。

京太郎「(あいつら…無事かなぁ…)」

そんな彼が思い浮かべるのは後悔ではなく、先に逃げた友人達への心配だった。
見る限り、蜂の殆どは自分へと向かっていたとは言え、何匹かは二人にも向かっていたのかもしれない。
正直、刺される痛みに踏みとどまるのが精一杯で、ちゃんと確認出来た訳ではないのだ。
実際は京太郎のお陰で無傷で山を降りられたのだが、それを彼が知る由もない。


京太郎「(ま…何はともあれ…)」

その思考を京太郎が打ち切ったのは、それが考えていても仕方がない事だったからだ。
まったくの別方向に逃げた以上、途中で合流するのは不可能である。
ならば、まずは山を降りなければ二人の安否を確認する事も出来ない。
そう思って立ち上がった京太郎は周囲を見渡して… ――

京太郎「…ここ何処だ?」

鬱蒼と生い茂った木々の中、一人走り回るのに必死だった彼は完全に方向を見失っていた。
その進路をどちらに持っていけば良いのかさえ今の京太郎にはまったく分からない。
それでも動かなければいけないとそう思った彼の耳に微かなせせらぎの音が届いた。

京太郎「(…川かぁ)」

そこで京太郎が思い出すのは憧に習った遭難時の対処法だ。
山で遭難した際は出来るだけ動かずに救助を待つ。
それが出来ないならば川を探し、それを下っていけば大抵、人のいる場所に着く。
この辺りならばほぼ大丈夫だというそれを彼はしっかりと覚えていた。

京太郎「…よし」

思い出の中の憧の言葉に従い、京太郎はゆっくりと歩き出す。
その歩みは決して早いものではなく、寧ろ、遅々としたものであった。
それでも休む暇もなく走り続けた所為で、限界を超えた疲労が何度も彼の身体を休ませる。
時にその身体を川の水で冷やしながら歩き続けた彼は、数時間後、何とか山を降りる事に成功した。


京太郎「(あー…死ぬかと思った…)」

住宅地に入った京太郎はそっと肩を下ろしながら、安堵を浮かべる。
少しずつ見慣れた阿知賀の町並みに彼はつい涙すら浮かべそうになった。
幾ら悪ガキであるとは言え、小学4年生にとって一人で山に取り残されるというのは心細いものであったのである。
特に夕焼けが空を染め、陽の光が弱まっていた頃など強い焦燥感を覚えたくらいなのだから。
それらから解放させる心地良さに京太郎は肩を揺らし、ゆっくりと帰路を歩む。

憧「須賀…!」
京太郎「…ん?」

そんな彼に声を掛けてきたのは、憧であった。
ほんの数時間前に別れた彼女の顔には特に腫れ上がっていた様子はない。
それに京太郎が安堵を強めた瞬間、憧の顔がクシャリと歪み、その目尻から大粒の涙を零した。

京太郎「ちょ…っ!?だ、大丈夫か!?」

普段は気丈で生意気な憧の泣き顔。
それに京太郎が焦りを覚え、思わずそう訪ねてしまう。
無事だったのは外見だけで、もしかしたら何処か怪我でもしたんじゃないだろうか。
そう思う彼の前で憧は泣き顔を隠す事なく、大きく口を開いた。


憧「馬鹿!それはこっちのセリフなんだから!!」

憧の目に映っている京太郎は見るも無残なものであった。
時間の経過と共に幾らか腫れも引いているが、それは彼の完治を意味しない。
その顔は未だ醜悪なもので、夜中に見れば化物と思われてしまいそうなままである。
そんな状態にも関わらず、真っ先に自分の心配をするのだから、憧が馬鹿と言いたくなるのも仕方のない事だろう。

憧「心配…心配したんだから…」
京太郎「あー…」

そのままポツリと漏らす憧の言葉に京太郎は何と言えば良いのか分からない。
普段とは打って変わって気弱な憧に、正直、困惑していたのだ。
てっきり会ったところで何時もと同じ軽口の応酬が始まると思っていただけに何となく収まりが悪い。
けれど、大粒の涙を手の甲で拭いさる憧に何か言わなければいけない事は分かっていた。

実際に山で遭難しかけたら川伝いに下りるのは危険だからやめた方がいいぞ むしろ山頂に向かった方が救助されやすい
山中の川は滝で寸断されてて身動きとれなくなったり滑りやすい地形で誤って落ちたりする事が多い 特に夕方が危険

SSだから良いけど

上流にダムがあって放水とかされても詰みだしね


京太郎「その…ごめんな」
憧「な…んで…アンタが謝るのよ…」

憧の脳裏に浮かぶのは、逃げるしか無い自分の姿だった。
下手に意地を張った所為で坂を落ちた自分を助ける為に京太郎と穏乃は危険を冒す事になったのである。
しかし、自分はそれに対して何も出来ず、ただただ穏乃に引かれて逃げる事しか出来なかった。

憧「謝らなきゃいけないのは…私…なのに」

その言葉と共に憧の涙がブワリと漏れ出す。
今までの大粒のものとは違い、一筋となって流れだすそれに京太郎は何と言えば良いのか分からない。
勿論、今も痛くて苦しいし、寂しかったのは確かではあるが、京太郎はそれを憧の所為だと思うほど狭量ではなかった。
それなのにこうして泣かれると、正直、自分の方が悪い事をしたのではないかと思ってしまうのである。

京太郎「…でも…憧は俺の事探しに来てくれたんだよな?」
憧「…うん…」

それでもそうやって京太郎が口を開くのは、阿知賀の端にあるこの場所に憧が居たからだ。
京太郎の家からも憧の家からも遠く離れた場所にわざわざ来る必要はない。
だが、憧は自身が教えた言葉が山中で一人取り残された京太郎の指針になったのではないかと思ったのだ。
その為、山を捜索する穏乃や大人たちとは別にこうして一人待っていたのである。

あ、憧は所詮、小学4年生だから間違う事だってあるし…(震え声)
やっぱニワカ知識で山の事なんて書くもんじゃねぇな!!すみません;

>>207
だな ダムがなくても上流だけで雨が降って急に水位が変わる事もあるしな

もしかしてスズメバチに刺された?
ドッジボールより幾分大きい巣だし

ん?アコスが何でもしてくれるって?

いやしらなくても悪くないし良いんだけど事が命に係わる事だったから書いただけだよ
これからも期待してます


京太郎「だったらそれでチャラだ」
憧「え…?いや…でも…」

京太郎の何気ない言葉に憧は驚きを覚える。
それは勿論、自分のした事を彼にさせてしまった事の比重が取れていないからだ。
それなのにチャラだと言われても、すぐさま納得など出来るはずがない。

京太郎「…待っててくれて嬉しかったから…それで…良いんだよ」
憧「あ…っ」

けれど、京太郎は首を振りながらそう言った。
重ねて言い聴かせるように、彼は自身の内心を吐露する
それは勿論、恥ずかしい事だろう。
硬派ぶって見せたい年頃にとって、それはあまりにもハードルが高い事である。
実際、彼の頬は夕焼けとも腫れとも違うもので真っ赤に染まっていた。

憧「…もう。ホント…馬鹿」

そんな京太郎に憧はそうとしか言えなかった。
本来ならば京太郎はもっと憧に大きなものを要求しても良い立場である。
それこそ今までの分の仕返しとばかりにからかわれても文句は言えない。
しかし、京太郎はそんな事はせず、ただ、嬉しかったとそう言ってくれた。
それに幾分、救われてしまった心は、震えながらそう言葉を漏らすしかなかったのである。


京太郎「馬鹿馬鹿うるせぇよ…ほら、帰るぞ」
憧「…うん」

そう言って歩き出す京太郎にそっと憧が並んだ。
そんな二人の間に会話はなく、沈黙だけが流れる。
京太郎は唇までも真っ赤に染めて、言葉を放つのが億劫であった事もあったし、憧は何を言えば良いのか分からなかったからだ。
何時もならば京太郎をからかう言葉が簡単に飛び出すはずなのに、今はそれらが浮かんでこない。

憧「…ねぇ」
京太郎「ん?」
憧「…私、今日の『借り』は絶対、忘れないから」

代わりに憧の心に浮かぶのは京太郎に対する強い感謝であった。
自分の失敗を許し、精一杯の贖罪を受け入れてくれた彼に対する暖かな気持ちだったのである。
それは決して言葉にして表せるような小さなものではない。
だが、その決意を表明する為にも、憧はその言葉を敢えて口にした。

憧「例え…『京太郎』が忘れても…絶対に忘れないからね」
京太郎「…好きにしろよ」

何時しか変わった呼び名。
それを京太郎が意識する事はなかった。
それほどまでに自然に変わったそれに彼が気づいたのは翌日、穏乃の前で彼女がその呼び名を使ってからである。
そんな鈍感な彼が今、隣で頬を赤く染める憧の存在に気づくはずがなく… ――




―― 二人はそのまま横に並んだままゆっくりと家路へとつくのだった。



















【System】
新子憧との思い出が一つ増えました。
新子憧の好感度が3(1+2)されました。
現在の憧の好感度は4です。




















>>221
スズメバチだろうね、カチカチと警戒音鳴らすのは見張り役の蜂だろうし
子供が刺されたらアナフィラキシー関係無しに死亡する可能性もあるから普通に病院に行かないとまずい

よかった、スズメバチに刺されてDEAD ENDなんてオチじゃなくて


【オマケ】

京太郎「にしても川があれば山で遭難しても大丈夫なんだなぁ…知ってて良かったぜ」

憧「いや、危ないから」

京太郎「えっ…」

憧「この辺りはダムもないし滝もないから川降りれば良いって言ったけど」

憧「山で天気が変わると増量するし、滑って川に落ちることも良くあるみたい」

京太郎「…そ、そんな危険なルート進めるなよ!」

憧「だから、アレはここの山で迷った場合の話だってば。他の山だったら上を目指した方が安全なの」

憧「って言うか、私、その辺の事ちゃんと説明したと思うけど?」ジトー

京太郎「あ、あはは…わ、悪い」

憧「まったく…ま、良いけれどね」

憧「それよりほら、家帰って報告したら次は病院に行くからね」

京太郎「えー…病院とか辛気臭いし行きたくないんだけど…」

憧「私くらいの年頃だと蜂の毒って洒落にならないんだからちゃんいかないとダメ」

憧「その腫れを引かせるクスリとかも貰えるだろうし、素直に従っときなさい」

京太郎「うー…仕方ないかぁ…」





病院行ってロリナースの憩ちゃんとのイベントありますか!

補足してくれた人はありがとうー!
こういう雑談と言うか知識があるのとないのとでは表現の幅が違うし、本当に助かる
期待に答えられるように頑張ります

後、アコスの口調が気を抜くと憧になっちゃう件
もうちょっとサバサバした口調にしないといけないって分かってるんだけど、中々安定しなくてごめん
4月のバスでの話もなんか話つながってないような気がしてあばばばば
また来週にでもその辺り纏めて修正したのをwikiにでも載せさせていただきまする…

このまま6月ーに行きたいけどご飯の準備とかあるしちょっと休憩
また夜にでも続きを書きます


京ちゃん格好いいアコス可愛い

乙。
これ憧の出番だったから見えないだけで、穏乃の好感度も上がってそうだなー

一旦乙
阿知賀の面子ってかなり義理堅そうだよね

乙。ええな

ここの京太郎はそのうちギアスを使えるようになるかもな

乙ー
京太郎やるじゃないか

乙です

乙乙

ヒャッハー!小ネタの時間だぁ!!!
とりあえず既に一回投下してるけど、初めての人向けにも最初から投下していきます
それが終わったら6月の判定に入ります

後、小ネタは勿論イチャつき成分強めとは言えエロネタなのでそういうの苦手な人はスルーして下さいませ
では、ふくじさんとロッカー投下始めます

子「お、お邪魔しまぁす」

京太郎「どうぞ。と言っても休みなんで誰もいないんですけど」

美穂子「ふふっ♪休みだからって他校の人間を入れるだなんて須賀君は悪い子ですね」

京太郎「他校の人間と言っても、福路さんには清澄麻雀部全体でお世話になっていますし」

京太郎「それに既に何度も合宿で一緒になってるんですから今更じゃないですか」

美穂子「でも、心変わりして今の私は悪い福路美穂子かもしれませんよ?」

京太郎「ほほう。そんな悪い福路さんは何をするんですか?」

美穂子「えっと…く、クッションをブーブークッションに変えたりとか…」

京太郎「(ここで笑える悪戯レベルのものを選ぶ辺り、本当に人畜無害な人だよなぁ…)」

京太郎「(部長の事は尊敬してるけど、人のことをからかって遊ぶ事が多々あるし…)」

京太郎「(福路さんの爪の垢でも煎じて呑ませてやりたいくらいだぜ…)」

美穂子「ところで…どうして部室の中にベッドが?」

京太郎「あぁ、部長って議長…えっと生徒会長みたいな役職も兼任してるんで結構疲れて部活に来る事が多いんですよ」

美穂子「それであそこで良く眠る…という事ですか?」

京太郎「ですね。まぁ、最近は他の奴が横になっている事も多いですけれど」

美穂子「他の奴…と言うと?」

京太郎「最近は部長も引退しちゃったんで、あんまり使われなくなって」

京太郎「代わりに今まで遠慮していたのか咲たちが良く使うようになりましたね」

美穂子「須賀君もそうなんですか?」

京太郎「いや、俺はやっぱり男な訳ですし、女子が眠っていたベッドを使えないじゃないですか」

京太郎「まぁ、体力は人並み程度にはありますし、眠りたいって思う事は殆どないですしね」ハハ


美穂子「でも…雑用が多くて大変でしょう?」

京太郎「んー確かに大変だって思う事はありますけど、これが一番、俺が役に立てる事だって分かってますから」

京太郎「それに福路さんと出会えたのも雑用がきっかけですしね」

京太郎「福路さんみたいな美人と会えた事を思えば、雑用だって悪くはないです」キリッ

美穂子「もう…須賀君ったら上手なんですから」クスッ

京太郎「福路さんの前なら誰だって口が上手になりますよ」

京太郎「だって、それだけ福路さんが素晴らしい女性なんですから」キリリッ

美穂子「もう…持ち上げ過ぎですよ…って…あれ?」

京太郎「どうしました?」

美穂子「今、何か足音が聞こえたような…」

京太郎「え…?おかしいな…今日は文化系の部活は殆ど休みなんですが…」

京太郎「まぁ、静かにしていれば、きっと大丈夫ですよ」

美穂子「そう…でしょうか…?何か嫌な予感がするんですが…」

京太郎「うーん…そう言うなら一応、鍵を掛けておきます?」

京太郎「あ、も、勿論、変な意味じゃないですよ!?」アセアセ

美穂子「ふふっ♪分かっていますよ」

美穂子「じゃあ、念のため、お願い出来ますか?」

美穂子「私が見つかったら、誘ってくれた須賀君だけじゃなく、風越の皆にも迷惑が掛かっちゃいますし…」

京太郎「了解です。それじゃ…」カチャ


京太郎「(しかし、こうやって鍵をかけると…否応なく福路さんと二人っきりって事を意識するなぁ…)」

京太郎「(普段は買い出しの時とか外で会ったら適当に話をする程度だし…)」

京太郎「(荷物持ちとして風越に行った事はあるけれど、二人っきりって展開は殆どないしなぁ…)」

京太郎「(と…いかんいかん。意識し過ぎはよろしくないぞ、須賀京太郎)」

京太郎「(今のシチュエーションがシチュエーションであるだけに何時も以上に紳士的にいかないとな)」

京太郎「あ、ちなみにそこが部長の席だったりします」

京太郎「一度、座ってみます?」

美穂子「え…い、良いんですか?」

美穂子「あ…いや…」カァ

京太郎「はは。大丈夫ですよ。誰も見てませんし」

京太郎「それに今の俺は共犯者な訳ですから、誰にも言いません」

美穂子「そ、それじゃ…その…ちょっとだけ…」オズオズ

― ガチャガチャ

京太郎「!?」ビクッ

美穂子「え…」ビクッ

久「あれ?なんで空いてないのかしら…」

美穂子「な、何で上埜さんが…!?」アワアワ

京太郎「い、いや…でも、大丈夫です。既に部長は元部長ですから部室の鍵は持っていません…!」

久「こんなこともあろうかと鍵のスペアを作ってて良かったわぁ」

京太郎「(何やってんですか部長――!?)」

京太郎「す、すみません。今は隠れないと…」

美穂子「で、でも、何処に…!?」

京太郎「こっちにロッカーがありますからとりあえずこの中へ…!」

京太郎「俺は出来るだけ部長を早く帰すようにやってみますから…!」

美穂子「お、お願いします…!」カクレカクレ

京太郎「(って…やばい…服がロッカーの扉に引っかかって…)」

京太郎「(このままじゃ閉められない…!!)」

京太郎「(くそっ!こんな時に何をドジってるんだ俺は…!)」グイグイッ

京太郎「(早くしないと部長が…!!)」

美穂子「す、須賀君…!!」

見たことがあると思ったら再放送か


― ガチャ

久「ただいまー…ってやっぱり誰もいないわよね」

久「図書室で一人勉強してるのが寂しくて顔を出そうと思ったけど…誰もいないなら仕方ないか」



京太郎「(よしよし…どうやら皆に会いに来たみたいだな…)」INロッカー

京太郎「(それが目的なら多分、すぐに帰るだろ…)」

京太郎「(こちらに気づいた様子もないし、長くても一分ほど息を潜めていれば問題はない…!)」

京太郎「(勝利条件は全てクリアされた…!)」

京太郎「(俺の完璧な作戦に穴はない…)」



久「……」ジィ

久「(そう言えば最近、寝不足なのよね…)」

久「(推薦を取れたとは言っても、奨学金の為にもちゃんと勉強はしときたいって、頑張り過ぎちゃったのかしら…)」

久「(こう…慣れ親しんだベッドを見ると妙に眠気が)」ファァ

久「(まぁ…ちょっとくらいならいっか)」

京太郎「(お、おい…待て。一体、どうして部長がベッドの方へと近づいている…?)」

京太郎「(まさか…そんな…おい…ちょっと待ってくれ…)」

京太郎「(あぁ…神様…嘘だろう…嘘だって言ってくれよ…)」

久「」ヨイショット

久「ん…」ゴロン

久「……」

京太郎「(何でこの展開で部長が寝るんだよおおおおおお!?)」

京太郎「(い、いや…待て…落ち着くんだ、須賀京太郎)」

京太郎「(確かに最善とは言い難いが、状況は決して最悪じゃない)」

京太郎「(このまま部長が寝るまで待って、ゆっくりとロッカーから出ればそれで終わりだ…!)」

京太郎「(何も恐れる事はない…俺の勝利は揺るがないのだから…!)」

美穂子「えっと…あの…す、須賀君…?」ヒソヒソ

京太郎「(あ…そっか。俺が先に入ってた福路さんに背中を押し付ける形になってるから…福路さんは前が見えないんだ…)」

京太郎「すみません。部長が今、ベッドで寝てるので…もう少しお待ちを…」ヒソヒソ

美穂子「そ、そうですか…それじゃあ仕方ないですね…」

京太郎「えぇ…すみません。もう本当に…」

美穂子「クスッ…良いですよ、別に」

美穂子「こういうのも隠れんぼっぽくて良いじゃないですか」

美穂子「私、あんまり活発な方じゃなかったからこういうのに憧れてて…」


京太郎「(本当に福路さんは優しいなぁ…)」

京太郎「じゃあ、今度、風越清澄合同で隠れんぼ大会でもやりますか?」

美穂子「ふふ…そういうのも楽しいかもしれませんね」

美穂子「やるんならお互いフェアなように知らない土地の方が良いですし…」

美穂子「となると次の合宿…あ、景品も用意したら皆、喜ぶでしょうか…」

京太郎「(あれ…冗談のつもりだったのにトントン拍子に話が進んでいく…)」

京太郎「でも…福路さんは偉いですよね」

美穂子「え…どうしてですか?」

京太郎「いや、もうOBになって、麻雀部から遠ざかってもおかしくはないのに未だに買い出しに出ていますし」

京太郎「それに今の話だって皆のことを大事に思っているからこそ真剣になってるんでしょう」

美穂子「……それだけじゃ…ないんですけれどね」ボソッ

京太郎「えっ?」

美穂子「何でもありませんよ。ただ…私はそれほど素晴らしい女じゃありません」

美穂子「下心だってありますし…色々と考える事だってあるんですよ?」

京太郎「(あー…そりゃこれだけ母性全開の人だったら、頼られまくるだろうしなぁ…)」

京太郎「(この前もそうだったように、逆に頼れなくて色々とフラストレーションが溜まっているのかもしれない…)」

京太郎「あの…俺で良ければ相談に乗りますよ?」

美穂子「…須賀君の馬鹿」

京太郎「えっ!?」

美穂子「何でもないです…もう…」

京太郎「え…えぇ…」

京太郎「(とりあえず俺がこの温和な福路さんを怒らせてしまったのは分かる)」

京太郎「(分かるが、俺に一体、どうすれば良いのか)」

京太郎「(そもそも、今は二人ともロッカーの中で今にも触れそうな位置にいるんだ)」

京太郎「(出来るだけ意識しないようにしてたけど、実にすばらなおもちだって若干当たってる)」

京太郎「(こう…柔らかくて張りもあって…微かに触れているだけでもむしゃぶりつきたくなるくらいだ)」

京太郎「(ブラと制服越しでもコレとか最早、凶器だろ…うぅぅ)」ムクムク


京太郎「」ハァハァ

美穂子「ん…段々…熱くなって来ましたね…」

京太郎「そ、そうですね…このロッカー結構、狭いですし…」ハハッ

京太郎「(まぁ、俺の息が荒いのはそれだけが原因じゃないんですけれどね!)」

京太郎「でも…まだ部長が完全に寝入った様子はないみたいです…」

美穂子「そうですか…それなら…仕方ないですね…」

京太郎「え、えぇ…仕方ありません…」

美穂子「須賀君…その…辛くありませんか?」

京太郎「いや…俺は大丈夫です。気にしないでください」

美穂子「でも…ドアの内側が吐息で曇るくらい密着してるじゃないですか…」

美穂子「こっちにはまだ若干のスペースがありますから来て下さい」

京太郎「い、いや…でも…コレ以上近づくと色んなものが危険で…」

美穂子「?」

京太郎「と、とにかく、俺のことは気にしないでください」

京太郎「俺のミスでこんな事になっちゃったんですからせめてこれくらいは…」

美穂子「…もう…」グイッ

京太郎「あ…」

美穂子「別に須賀君の所為だなんて思ってませんよ」

美穂子「元々は私のワガママを須賀君が叶えてくれた訳ですし…」

美穂子「それに…ほら、聞こえますか?私の鼓動…」

美穂子「童心に帰って…隠れんぼみたいで…凄いドキドキしてるんですよ」

京太郎「あ…あうあう…」

美穂子「だから、そんな風に遠慮しないで下さい」

美穂子「寧ろ、一緒に楽しみましょう?」ニコッ

京太郎「は、はひ…」

京太郎「(やばい。福路さんマジ天使過ぎる…)」

京太郎「(でも、天使過ぎる所為で俺の背中におもちが!おもちが!!!)」

京太郎「(お、落ち着けマイサン!スタンダップは!!スタンダップだけはするんじゃない!)」

京太郎「(こんなに天使な人にそんな薄汚い欲望を向けるべきじゃないんだ…!!)」ハァハァ


美穂子「……」

美穂子「ふぅぅぅぅぅぅ♪」

京太郎「~~っ!?」ゾクゾク

京太郎「え…ちょ!?ふ、福路さん…!?」

美穂子「あ…ごめんなさい…」

美穂子「あまりにも汗が出てて…熱そうだったから覚ましてあげようと思って…」

美穂子「や、やっぱり息で身体を冷ますなんてちょっと軽率でしたね」カァ

美穂子「さっきのはその…わ、忘れて下さい…」

京太郎「い、いや、全然、そんな事ないです…!」

京太郎「む、寧ろ、凄い嬉しかったというか…ゾクゾクしたっていうか…」

美穂子「え…?」

京太郎「な、何でもありません…!」

京太郎「(何を正直に言っているんだ俺は…)」

京太郎「(この状況はやっぱり拙い…!)」

京太郎「(福路さんに軽蔑されない内にここから出ないと…!!)」

美穂子「えと、嫌ではなかったのだとしたら…またやっても良いですか?」

京太郎「う…いや…」

京太郎「(ま、待て…ここで断ったらまた福路さんが落ち込むんじゃないか…?)」

京太郎「そ、それじゃあ…お願いします…」

美穂子「はい…っ♪」



………


……





京太郎「(…あれから何でか分からないが福路さんが上機嫌になった…)」

美穂子「ふぅぅ♪ふぅぅ♪」

京太郎「うぁ…」

京太郎「(そしてそれに反比例するように俺の中の理性がゴリゴリ削れていく)」

京太郎「(ぶっちゃけ好きな女性に首筋をふうふうされるとかマジ興奮する)」

京太郎「(許されるなら、襲いたい。でも、俺の双肩には清澄だけじゃなく風越のスキャンダルまで掛かってるんだ…)」

京太郎「(そんな生殺しの状況からさっさと逃げたいのに…部長は未だ眠っている様子がない…)」

京太郎「(あぁ…もう…誰か俺を助けてくれ…)」スッ

京太郎「ん…?」ベトー

美穂子「あ…」カァ

京太郎「(あれ…これ…福路さんの腕…)」

京太郎「(凄い汗で濡れて…)」

美穂子「ご、ごめんなさい…私…その…本当は熱いのが苦手で…」

美穂子「あ、汗臭いですよね…?ごめんなさい…」

京太郎「い、いえ…!そんな事…!寧ろ、果実みたいな甘い香りで…その…」

美穂子「え…?」カァァ

京太郎「あわ…す、すみません。わ、忘れて下さい…!」

美穂子「…」

京太郎「…」

美穂子「…」

京太郎「…」

美穂子「あ、あの…」

京太郎「は、はい…」

美穂子「す、須賀君のも…その…男らしくて良い匂いだと…思います…」

京太郎「そ、そうですか」

美穂子「は、はい…」

京太郎「…えっと…」

美穂子「……」

美穂子「あ、あの…良ければ…こっち向きませんか…?」

京太郎「え…?」

美穂子「向い合って、ふうふうし合えば…少しは涼しくなると思うんです」

京太郎「い、いや…ですけど…それは色々と拙い気が…」

美穂子「え…?」キョトン

京太郎「(あ、これ絶対、分かってないな…)」

京太郎「(実際、今、福路さんと向き合うと勃起しかけのマイサンが彼女に当たってしまう)」

京太郎「(さらに俺に押し付けられて形を変えるすばらなおもちや汗を浮かべた福路さんの姿が見れるんだぜ?)」

京太郎「(その上、ふうふうし合うとかどう考えても我慢出来ません本当にありがとうございました!?)」

京太郎「(ただでさえ、俺の理性は絶一門状態でリザベーションしたくてしかたがないって言うのに…!)」

京太郎「(お願いだから、コレ以上、俺を誘惑しないでください…!!)」

美穂子「はぁ…ふぅ…」

美穂子「はぁ…すが…くぅ…ん…はぁ…っ」


京太郎「(やっぱり誘惑には勝てなかったよ)」ナミダメ

京太郎「(つか、あんな熱っぽい声で名前呼ぶなんて反則だって…)」

京太郎「(とりあえず…向き合っちゃったものは仕方ない…)」

京太郎「(腰は若干、引き気味にして当てないように…)」

美穂子「はぁ…っふぅぅ…♪」

京太郎「(いや、それでもムスコにガンガン来るんですけれどね!!)」

京太郎「(熱いのが苦手って言うのは本当みたいで汗で制服が透けてるくらいだ…)」

京太郎「(お陰でベージュ色のブラや腕のラインがしっかりと見えてですね…)」

京太郎「(その上、熱さの所為か、福路さんの顔が紅潮していて…もう…)」

美穂子「あ、あの…須賀君もふぅぅって…」

京太郎「あ…はい…」

京太郎「(トドメは俺の吐息を請うこの表情ですよ)」

京太郎「(汗で髪が張り付いて目元が潤んでいるようにも思えるこの顔だけで正直、オカズになります)」

京太郎「(多分、一週間は猿みたいにこの時の経験で抜くだろうなぁ…俺…)」

美穂子「ふぅぅ♪」

京太郎「ふ、ふうう」

京太郎「(つーかこれ…逆にやってて熱くならないか?)」

京太郎「(これやり始めてから頭の中ぼーっとし始めた感じがするんだが…)」

京太郎「(いや…でも、今更、やめられないし…)」

京太郎「(それに…俺の息で福路さんが喜んでくれてると思うとこう…胸にクるものがあって…)」

京太郎「(やばい…俺…なんか思考がやばい…)」

京太郎「(福路さんの事をもっと支配したいとか…笑えないぞ俺…)」

美穂子「ふっぅ…ぅ?」

京太郎「(でも…こうやって唇を突き出して健気に俺を冷まそうとしてくれている福路さんに…)」

京太郎「(凄い支配欲と言うか…独占欲の昂ぶりを感じる…)」

京太郎「(この人を…俺のものにしたい…)」

京太郎「(もっともっと熱くして…乱れる様が見たい…)」

京太郎「はぁ…はぁ」グッ

美穂子「…え…?」

京太郎「(あれ…?俺は何をやってるんだ…?)」

京太郎「(何で福路さんの肩を捕まえて…こんな…)」


京太郎「はぁ…ん…っ」チュッ

美穂子「ん…ふぁぁ…♪」チュッ

京太郎「(キス…気持ち…良い…)」チュッ

京太郎「(ただ…唇が触れてるだけなのに…凄いドキドキして…興奮する)」

京太郎「(やばい…俺…やめたくない…もっと福路さんとキスしたくって…堪んねぇ…)」

京太郎「(頭の中じゃダメだって分かってるのに…キス止まらねぇよ…)」チュッ

京太郎「(しかも…福路さんも…)」

美穂子「んあ…♪ふゅう…♪」チュッ

京太郎「(拒んで…ない)」

京太郎「(最初こそ強張ってたけど…俺がキスしやすいように顎をあげたままだ…)」

京太郎「(目を閉じて…唇を突き出して…さっきと同じ姿…)」

京太郎「(こんなの見せられたら…もう我慢なんて出来るはずがない…)」

京太郎「(もっと福路さんとキスしたい…いや…ソレ以上の事がしたい…っ)」

京太郎「(…福路さんを俺のものに…俺が縛り上げて…)」


―― 福路さんの唇は凄い柔らかかった。

プルプルと震えるその唇は、正直、俺と同じもので出来ているとは思えない。
柔らかさと瑞々しさが同時に伝わってくる感触は、男では到底、味わえないものだろう。
しかも、それは他の部分と同じようかそれ以上に俺へと吸いついてくる。
まるで俺を求めてくれているようにチュと甘い音が鳴り、俺の興奮を燃え上がらせるのだ。
そして、その興奮は俺の中の欲望を掻き立て、そのキスをどんどんと乱暴なものにする。

京太郎「(もっと欲しい…もっと…福路さんが欲しい…っ!)」

最初のキスはまだ軽く擦るようなものであった。
しかし、一回二回と繰り返していく内に、段々と加減も分かってきたのだろう。
今ではもう福路さんの唇を押し込めるように、ぎゅっとそこに密着させる事が出来た。
けれど、歯茎同士が当たるなんて事はなく、俺の唇は福路さんの可愛らしい唇を埋め尽くす。

美穂子「ふぁ…ぁ♪」

それに征服感のようなものを抱いた瞬間、福路さんの唇から吐息が漏れる。
キスの合間にほぅっと酸素を求めるその息は、キスの射程距離にある俺の顔に否応なく降りかかった。
だが、それがさっきとは違って、何処か艶やかなものに思えるのは俺の思い込みだろうか。
彼女もまた俺とのキスを嫌がっていないのだと…俺はそう思いたがっているのかもしれない。


美穂子「ふぅ…ん…っ♪」

しかし、そうと分かりながらも、俺はキスを止められない。
福路さんの呼吸が落ち着くのもまたず、再びその唇を彼女へと押し付ける。
それはふと脳裏に過った暗い妄想を振り払う為だけではない。
そうやって俺に届いた吐息が、信じられないほど甘く、俺の欲望を擽ったからだ。

美穂子「ふきゅぅっ…♪」

その欲望が導くままに俺の舌はそっと福路さんの中へと入っていく。
チュルチュルと唇から突き出るそれに彼女は最初、驚いたような声をあげた。
けれど、その唇が俺を拒む事はなく、寧ろ、数秒もした頃には自分から口を開いてくれる。
俺の無礼なキスを積極的に受け止めようとしてくれるその姿に、俺はもう我慢出来ない。

美穂子「ぷぁ…ぁ♪はぅぅ…♪」

福路さんの口の中はとても甘かった。
まるで極上のシロップが粘膜から染みだしているという妄想を覚えるくらいに。
勿論、俺とてそんな馬鹿な事があり得るはずがないと分かっている。
だが、そうと分かっていても、それは俺の中の劣情を掻き立て、福路さんの口の中をペロペロと舐め回させる。


美穂子「んん…ぅ♪」

そんなキスに福路さんは微かな声をあげた。
開いた唇から漏れるくぐもったそれは、快感を訴えているようにも思える。
どうしても艶めいているように聞こえるそれに、俺のムスコはもう我慢なんて出来なかった。
ズボンの中でガチガチに勃起したそれは、福路さんの下腹部に当たり、そこをスリスリと擦り始める。

京太郎「(これ…気持ち良い…!)」

勿論、そうやって俺のムスコが擦れているのはトランクスの裏地に過ぎない。
だが、それでも意中の女性とキスしているという状況に、俺の身体は興奮しまくっているのだろう。
ズボンとトランクス越しに柔らかな感触が伝わってくるのもあって、かなり気持ち良かった。
自家発電よりも遥かに劣情を擽るそれに、背筋がゾクゾクとしたものを感じ、強く福路さんの肩を掴んでしまう。

美穂子「ふぁ…ぁ…♪」

けれど、彼女はそんな俺の乱暴な様子にも厭う様子を見せない。
半開きにしたその唇から熱い吐息を漏らしながら、俺に身を任せてくれているままだ。
心優しく、色々と俺にも世話を焼いてくれている福路さんのその姿に俺は胸の奥を震わせる。
そこから沸き上がってくるのはこの可愛い人を守ってあげたいという庇護欲と、無茶苦茶にしたいという嗜虐心であった。


美穂子「ふぅ…ぅ♪ひ…ふぁん…っ♪」

相反する二つの感情は、けれど、そのまま俺にキスを続行させる事を命じた。
それに従った俺の舌は、間違いなく何の技巧もないものだろう。
ただ、欲望に任せて彼女を味わおうとするそれはケダモノであると言われても仕方のないものだ。
しかし、それでも福路さんのその口腔内は熱くなり、甘い唾液の量も増えていっている。
まるで俺の滅茶苦茶なキスに興奮してくれているようなその反応に、俺の中の庇護欲と嗜虐心が同時に満たされた。

京太郎「はぁ…はぁ…っ」

しかし、それは決して長くは続かない。
何度も言うが俺はキスなんて初めてで息継ぎのタイミングなんてまったく分からないのだ。
その上、ここは狭苦しいロッカーの中なのである。
息苦しいと言っても過言ではないその場所で、ずっとキスを続けるのは童貞の坊やにはハードルが高すぎた。

美穂子「はふ…ぅ…ん♪」

それが悔しいながらも口を離す俺の前で福路さんが甘い声を漏らす。
何処か夢見心地にも聞こえるそれと共に俺達の間に透明な糸が伸びた。
ドロリとした粘っこいそれは重力に引かれるようにして俺たちの服へと落ちていく。
だが、それが豊満なバストの上に零れ落ちても尚、福路さんはその目を開く事はなかった。


美穂子「私のファーストキス…須賀くんに奪われちゃった…♥」

うっとりとしたその言葉にドキリとしてしまうのは男の性という奴だろう。
勿論、これまでの会話で福路さんに恋人がいた事がない事くらい知っていた。
その唇が未だ純潔を保ったままだと言う事も推察がついていたのである。
だが、それでもこうして福路さんの口からはっきりと聞かされると胸が興奮で疼いて仕方がない。
一つ彼女を自分のモノに出来たという歪んだ欲望がどうしても胸の底から顔を出すのだ。

美穂子「はぁ…ぁ♪」

その顔を紅潮させ、頬を緩ませるその表情。
まるで未だキスの余韻に浸っているようなその可愛らしい顔に俺の中の欲望はさらなる盛り上がりを見せる。
もうキスだけでは物足りないとばかりに俺の手は彼女の身体を滑り落ちていった。
キスの影響かさっきよりも強く汗を浮かべるその肌を確かめるように撫でながら、俺の手は福路さんの制服へと掛かる。

美穂子「す…須賀君…ぅ♪」

瞬間、福路さんは驚いたように目を開き、俺の名前を呼んだ。
それに俺が身を竦ませた瞬間、濡れた瞳がジッと射抜く。
普段、閉じているはずの右目もまた俺を見つめるのは、暴走する俺を咎める為なのだろうか。
そう思った瞬間、福路さんの口が開き、ゆっくりと言葉を紡いでいく。


美穂子「あ…あの…」

しかし、その言葉は中々、形になる事はなかった。
まるで同じ場所で足踏みするように、そのフレーズを繰り返しているのである。
そこには穏やかで心優しいながらも決断力溢れる風越前部長の姿はない。
歳相応の恥ずかしさに頬を染める一人の美少女がいるだけだ。

美穂子「こ、これ…つ…辛い…んですよね…?」
京太郎「う…っ」

その可憐さに俺が息を呑んで数十秒ほど。
ようやく決意したのか、言葉を放つ彼女は自分の下腹部にそっと手を置いた。
そのまま確かめるように下がっていくそれは数瞬後、俺のズボンへと触れる。
ギンギンに張ったムスコが押し上げるそこを擦られる感覚に、俺の口は思わずうめき声を漏らしてしまった。

美穂子「あ…ご、ごめんなさい…い、痛かったですよね…?」
京太郎「い、いや…その…だ、大丈夫です」

勿論、痛いはずはない。
福路さんの手はとても優しくて、そっと触れる程度のものだったのだから。
それでもそうして俺が声を漏らしてしまったのは、彼女のそれがあまりにも気持ち良かったからだ。
既に興奮がメラメラと燃え盛る俺の身体は、そんな刺激にさえ声を出してしまうくらいに昂ぶっている。


京太郎「む、寧ろ…き、気持ち良かった…です」

けれど、俺がそうやって福路さんに返す事が出来たのは、頭の中が少しだけ、冷静になったからだ。
俺を見据える色違いの双眸に、身体はともかく、頭は少し冷えている。
勿論、それは一時的なものであり、決して平静に戻れた訳でもない。
実際、そうやって快感を伝える事も、本当に冷静であれば出来なかった事だろう。

美穂子「あ…あぅ…」

ある種、自爆行為にも等しい俺の言葉。
それに福路さんが顔を赤く染め、俯いた。
耳まで真っ赤にしながら視線を伏せるそれは恐らく羞恥心が故だろう。
しかし、そこには俺を拒絶する色は見えず、寧ろ、逡巡が少しずつ漏れだしていた。

美穂子「それ…なら…少し…離れて貰えます…か?
京太郎「あ…」

けれど、それは俺の思い違いであったのかもしれない。
次の瞬間、彼女から放たれたそれは俺に距離を求めるものだった。
それに頭が冷水をひっかぶったように冷めていくのは、それが少なからずショックだったからだろう。
何だかんだで福路さんも拒んでいないという前提が崩れるのと同時に、俺は足元が歪むのを感じた。


京太郎「す、すみません…」

まるで硬質な底が、柔らかな肉へと変わったような独特の感覚。
それにふらつく身体は、けれど、ロッカーという密室の中に閉じ込められていた。
自然、左右に逃げ場のないその身体はゆっくりと後ろへと倒れ、福路さんから距離を取る。
それはほんの十数センチの僅かなもので、距離と言えるほど大層なものではないのかもしれない。
だが、福路さんに拒絶された俺にはその間に大きな溝があるように感じるのである。

美穂子「では…あの…ちょっと…失礼します」
京太郎「…えっ」

その瞬間、福路さんは俺へとそっと頭を近づける。
それはさっき俺がキスをしようとしていた時とは違い、微かに前屈姿勢を取るようなものだ。
それに俺が驚きの声をあげるのは、福路さんの意図がまったく読めないからである。
ついさっき俺を拒絶していたはずの彼女が自分から近づいてきたのだから、それも当然だろう。

美穂子「んしょ…」
京太郎「あ…」

そんな俺の前で福路さんの手がそっと自身の背中へと回る。
そのまま彼女が小さくも可愛らしい声をあげた瞬間、制服の中で何かが動いた。
ベージュ色の丸いそれはポロリと福路さんの肌から外れ、溢れるように落ちていく。
数秒後、それが彼女のブラである事に気づいた俺は小さく声をあげながら生唾を飲み込んだ。


美穂子「あ…あんまりジロジロ見られると…は、恥ずかしい…です…」
京太郎「す…すみません」

そのまま元の直立姿勢に戻りながら、福路さんがジッと俺を見つめる。
それに反射的に謝りながらも俺の目は彼女の胸から外れる事はなかった。
何せ…そこにはもう俺の視線を遮るものは何もないのだから。
汗で張り付いた制服は、その向こう側にある淫らな景色を透けさせている。

京太郎「(や…やっぱり…すげぇ…)」

乳白色の肌は制服越しでも分かるくらいに滑らかで、そして大きく膨らんでいる。
まるで福路さんの持つ母性を示すようなそのサイズに、俺は思わず圧倒させた。
けれど、それだけではないのは、その大きなおもちがフルフルと揺れているからだろう。
興奮と酸欠の所為で大きく息をする福路さんに合わせて揺れるそれは、まるでその柔らかさを俺に自慢しているように思えた。

京太郎「(しかも…乳首まで丸見えで…)」

その頂点に座す桃色の円。
それは乳房のサイズに比べればとても小ぶりで可愛らしいものだった。
だが、それだけではないのは、その中央にピンと突き出た乳首があるからだろう。
まるで自己主張するようにピンと制服を押し上げるそれは、例えシャツ越しでも良いからむしゃぶりつきたくなる。


京太郎「で、でも…どうして…ですか?」
美穂子「えっ…?」
京太郎「どうしてその…ブラを外すような真似なんか…」

それを俺が必死に抑え込んだのはさっきの失敗が脳裏を過ったからだ。
また勝手に思い込んで暴走し、福路さんに拒絶されては今度こそ立ち直れないかもしれない。
そう思った俺はまずはちゃんと彼女の意図を確認しようとしている。
勿論、今もムスコはガチガチになっているし、興奮は収まる気配を見せないが、それ以上に福路さんに嫌われる事を俺は恐れていた。

美穂子「あ…あの…だって…須賀君…私のおっぱいに…さ、触りたい…んですよね?」
京太郎「ぅ…」

そうどもりながらも言葉を放つ福路さんに、俺は思わず言葉を詰まらせる。
実際、彼女に静止されるまでそれをやろうとしていたのだから、間違うはずがない。
しかし、サァっと冷え込んだ俺の頭は、理性以外にも色々と邪魔なものまで呼び込んでいたのである。
その中には勿論、羞恥心というものもあり、素直に言葉を返す事が出来ない。
それでも福路さんには嘘は吐きたくないと思った俺は数秒後、ゆっくりと首を傾け、首肯を示した。

美穂子「よ、良かった…あの…たまに私のおっぱいをジッと見てたから…そうなのかなってそう思ってて」
京太郎「ぐふ…」

その瞬間、嬉しそうに顔を綻ばせる福路さんはとても可愛らしい。
到底、年上とは思えないその仕草は、まるでそこで華が開いたようにも思えるくらいだ。
だが、俺にとってそれは死刑宣告も同然で、思わず口から苦悶の声を漏らしてしまう。
男の性であるとは言え、好きな人の胸をジロジロと見ていた事を知られていたなんて恥ずかしいにもほどがあるのだから。
状況さえ許してくれるならそのまま穴を掘って埋まってしまいたいくらいに、俺は追い詰められていた、


美穂子「あ、あの…大丈夫ですか…?」
京太郎「え…えぇ…」

そんな俺を心配してくれたのだろう。
福路さんはその笑顔を曇らせて、俺へとそう尋ねてくれた。
それに頷きながら言葉を返すものの、俺の羞恥心は一切、収まってはいない。
けれど、興奮もまた収まる事はなく、ついつい福路さんの豊満な胸へと視線を向けてしまう。

京太郎「って言うか…その…すみません…」

それでも謝罪だけはしなければいけない。
そう思った俺は福路さんに謝意を示しながら、強い後悔を抱いた。
幾ら、福路さんが優しすぎるくらい優しい人だと言っても、ジロジロと胸を見られて嬉しいはずがない。
朗らかに接してくれていたので気付かなかったが、きっと内心、嫌がられていたのだろう。
そう思うと買い出しの際に福路さんと出会えて浮かれている過去の自分を今すぐぶん殴ってやりたくなる。
けれど、そんな事出来るはずもなく、俺は狭いロッカーの中で後悔に項垂れる事しか出来ない。

美穂子「だ、大丈夫ですよ。その…い、嫌じゃ…ありませんでしたし…」
京太郎「えっ」

瞬間、聞こえてきたその声に、俺はそっと顔をあげた。
そんな俺の目に飛び込んできたのは恥ずかしながらも真正面から俺を見据える福路さんの姿である。
その頬は相変わらず羞恥の色が強く、赤く染まったままであった。
だが、俺を見据えるその双眸には羞恥とは違うものが浮かび、何かを期待するように俺を見ていた。


京太郎「そ、それって…」
美穂子「こ…ここで言うのは流石に嫌…です。もっとムードのあるところなら…」

それを確かめようと口にする俺に福路さんはぷいっと顔を背けた。
まるで子どものような可愛らしいその仕草に、俺の胸はガシッと掴まれたように感じる。
一瞬で跳ね上がった息苦しさは、恐らく興奮が一定値を踏み越えた証なのだろう。
そして理性もまたその興奮を抑える事はせず、俺の手を福路さんの双丘へと導いた。

美穂子「ひゃん…っ♪」

そのままそっと制服の上から触れる俺の手に福路さんは驚いたような声をあげる。
けれど、福路さんは俺の顔から目を背けたまま、何も言わない。
まるで俺が触れた事なんてまったく気にしていないとばかりに平静を装っている。
そんな可愛らしい先輩の姿に、俺はどうしても我慢出来なかった。
触れた手を掴むようなものへと変えながら、俺はそのバストを味わうように弄ぶ。

京太郎「(なんだこの柔らかさ…)」

真正面から鷲掴みにした俺の指先に伝わってくるのは、ふわふわとした柔らかさだった。
ずっしりと重いはずなのに優しいそれはまるでこの世のものとは思えないくらいである。
これが本当に人の身体の一部なのだろうか。
そんな事すら思わせる柔らかさに俺は一瞬で夢中になってしまった。


美穂子「ふぅ…ぅ♪」

そんな柔らかさをもっと味わいたいとばかりに俺の指先が動き出す。
ムニムニと柔肉へと指を埋め込むそれに福路さんが吐息を漏らした。
ねっとりとした熱いそれは、恐らく彼女も興奮している証だろう。
それを頭の何処かで浮かばせながら動く俺の指をはっきりとした張りが押し返してくる。

京太郎「すげぇ…」

勿論、その双丘はとても柔らかい。
こうして指で触れているだけであっさりとその形を変えるくらいだ。
けれど、そこに圧力を加えた瞬間、その大きさが張りとなって指先を跳ね返してくる。
柔らかい、けれど、それだけではないその不思議な感覚に、俺は夢中を通り越して感動すら覚えていた。

美穂子「は…恥ずかしい…」

それを思わず言葉にしてしまった俺に、福路さんは顔を真っ赤に染めながら応える。
未だ目を背けながらのその姿は正直、可愛らしくて仕方がない。
先輩にこんな事を言うと怒られるかもしれないが、思いっきり抱きしめたくなるくらいだ。
けれど、俺の手は福路さんの胸から離れる事はなく、そのままモミモミと感触を確かめ続ける。


美穂子「は…ぅん…♪」

そうやって揉み続けた所為だろうか。
福路さんの口から艶っぽい吐息が漏れ出し、ロッカーの中で甘い匂いが強くなる。
何処か鼻にかかったような艶かしいその声は、もしかしたら感じているのかもしれない。
そう思うとさらに興奮した俺は、もう福路さんの胸をただ揉んでいるだけでは我慢出来なくなってしまう。

美穂子「きゃ…っ♪」

瞬間、福路さんが微かに悲鳴をあげたのは俺の手が、彼女の胸を動かし始めたからだ。
大きなお椀型のバストを大きく転がすように俺の手は動き、その柔肉を歪ませる。
まるでまな板の上でおもちをこねるようなそれに彼女は驚いたのだろう。
しかし、そうと分かっても俺の手は止まらず、福路さんを弄び続けた。

美穂子「す、須賀君の手…とってもエッチ…です…♪」

そんな俺に福路さんも呆れたのだろう。
その形の良い唇から漏れるその声は、俺をエッチと咎めるものであった。
けれど、その声を聞いて尚、俺の手は止まる事なく、福路さんの胸を転がし続ける。
そんな劣情まみれの自分では福路さんに嫌われると理解していても、長年、求め続けた至高の感触から手が離れないのだ。


京太郎「すみません…でも…俺…手が止まらなくって…」
美穂子「あ…ご、ごめんなさい。そういう意味じゃなくって…」
京太郎「えっ…?」

それに自嘲と自責を覚えながら、俺は頭を下げて謝罪する。
それは勿論、俺の本心であり、嘘偽り一つない。
だが、それが未だ胸を揉まれ続けている福路さんに真摯なものに聞こえるかと言えば答えは否だろう。
俺が自身の言葉にそう思った瞬間、何故か福路さんの方から謝られてしまった。

美穂子「あの…は、はしたない女と…思わないでくださいね…?」
京太郎「え…えぇ」

そう前置きをする福路さんが一体、何を言おうとしているのか俺にはまったく分からない。
そもそも俺の知る彼女は、はしたない女なんて言葉からは縁遠い存在なのだから。
勿論、こうして俺を受け入れてくれているのも、俺が勝手に勃起してしまったという特殊な状況が故だろう。
そうでなければこうしてペッティングに漕ぎ着ける事だって難しそうな彼女をはしたないなんて思うはずがない。

美穂子「わ、私…須賀君の手で…き、気持ち良くなってきちゃって…」
京太郎「あ…」

そう思いながら待ち続けて数秒。
俺の耳に届いたその言葉は、俺の頭を真っ赤に染めるようなものであった。
何せ、それは俺の拙い愛撫でも大好きな人が、感じてくれている証なのだから。
しかも、それは艷やかで甘い響きを持っているのだから、尚更だ。


京太郎「ふ…福路さん…っ!」
美穂子「ひゃぅ…っ♪」

そんな声をもっと福路さんに出して欲しい。
もっと淫らな顔をして欲しい。
もっと俺の手ではしたない女になって欲しい。
一瞬でそんな欲望に取りつかれた俺の手が、福路さんの胸をグニグニと動かす。
さっきまでよりも遥かに遠慮のないそれに、彼女が一瞬、身を強張らせた。

美穂子「ふぁ…♪そ、そんなにしたら…わ、私…もっと気持ち良くなっちゃいます…よぉ…♪」
京太郎「気持ち良くなって下さい…福路さんも…俺の手で…」

だが、それは苦痛の類によるものではなく、気持ち良かったからなのだろう。
それを何よりも如実に感じさせる福路さんの言葉に俺はハァハァと荒い吐息を吐きながらそう返した。
こうしてロッカーの中で福路さんの胸を揉んでいるというだけでも興奮して仕方がないのに、彼女も感じているのだから。
正直、今すぐに射精してもおかしくないくらいに、俺は興奮していた。

美穂子「や…だ、だって、こんな…は、はした…ない…ぃ♪」

けれど、そんな俺の言葉は福路さんに届かなかったのだろう。
恥ずかしそうに目を背けた彼女はフルフルと震え、肩に緊張を走らせた。
まるでそうやって感じてしまう自分を認めまいとするような姿は少しだけ痛ましい。
特に俺は福路さんの感じている姿が見たいが故に、尚更そう思えた。


京太郎「俺は…嬉しいですよ。俺の手で福路さんが感じてくれているって思うだけで…凄い興奮します」
美穂子「は…ぅぅ…♪」

そんな気持ちをあけすけに漏らす俺の前で福路さんの顔がさらに赤くなった。
最早、林檎にも負けないんじゃないかと思うようなそれに彼女の頭がクラリと揺れる。
けれど、その周囲をロッカーに囲まれ、俺と密着する福路さんには倒れるような余地すらない。
だからこそ、俺は彼女に心の逃げ場くらいは用意してあげようと口を開いた。

京太郎「だから…俺の為じゃ…ダメですか?」
美穂子「須賀君の…為?」
京太郎「えぇ。俺の為に…気持ち良くなって貰うのは…いけないですかね?」

勿論、それは詭弁だ。
何ら問題の解決になっていない言葉である。
けれど、自分の事よりもついつい他人の事を優先してしまう福路さんにとって、それは紛れもない救いの道なのだろう。
俺の前で恥ずかしがる彼女の顔色は少しだけ和らぎ、その肩に走る緊張も弱くなっていく。

美穂子「ひゃんっ♪」

それを確認した俺が再び手を動かした瞬間、福路さんの口から可愛らしい声が漏れる。
さっきよりも艶っぽいものを強めたそれは快感を感じる事を前向きに受け止め始めた証なのだろう。
それに一つ安堵しながら、俺の手はさらに激しく、そして嗜虐的なものへと変わっていった。


京太郎「福路さん…可愛いですよ」
美穂子「あ…あぅ…ぅ…♪」

艶やかな声をあげてくれた彼女を褒めながら、俺の手はその角度を変えた。
真正面から鷲掴みにするのではなく、下から持ち上げるようになった俺の手はそのまま指を別々に動かし始める。
中腹から先端に掛けて、柔肉を絞るようなその動きに福路さんも感じてくれているのだろう。
微かに漏れるその声は俺の賛辞もあってか、さらに艶めいたものを強くし、その顔を微かに蕩けさせた。

美穂子「こ、こんな時にそういう事言うの…い、意地悪です…♪」
京太郎「…嫌でした?」

勿論、俺とてそんな事はない事くらい分かっている。
普段であればお世辞として軽く流せるそれが、この異常なシチュエーションでは流せないだけだ。
そして生真面目な福路さんはそれに気恥ずかしさを覚え、こうして顔を赤く染める。
けれど、それはさっきのように羞恥や緊張だけのものではなく、興奮の色もはっきりと浮かび始めていた。

美穂子「いいえ…胸がキュンってしちゃうくらい…嬉しかったです…♪」
京太郎「ぅ…」

そんな福路さんに目を奪われた瞬間、俺は強烈なカウンターを喰らってしまった。
あけすけに自身の気持ちを伝えるそれに俺の鼓動がドクンと跳ねる。
それだけでも興奮が燃え上がるというのに、顔を動かした福路さんは俺をはっきりと見据えたのだ。
今まで顔を背け続けてきた彼女が顔を綻ばせながらの言葉に俺は一瞬、息苦しささえ覚える。


美穂子「あ…ピクピクって…こっちはまだ…辛いままなんですね…」

その興奮はムスコへと伝わり、俺の下腹部で暴れだす。
それを俺と密着した福路さんも感じ取ったのだろう。
その目に心配するような色を強く浮かべて、視線を下へと下ろした。

美穂子「苦しそう…私も触ってあげた方が良いですか…?」
京太郎「そ、それは…」

勿論、本音を言えば触って欲しい。
多分、俺はそれだけで容易く射精し、真っ赤になった頭を冷やす事が出来るだろう。
だが、それはこの淫らで異常な時間が終わってしまう事を意味しているのだ。
俺が落ち着いてしまえば、福路さんはその胸を触らせてくれなくなるかもしれない。
自分勝手な俺はそれを承諾する事が出来ず、そうやって言葉を濁らせてしまう。

美穂子「お嫌じゃなければ…私にもお手伝い…させてください…」
京太郎「う…ぅ」

けれど、その間に福路さんの手が俺のズボンを再び撫でる。
それはさっきよりも多少、慣れたものの、かなりオズオズとしたものだった。
微かに怯えさえ感じさせるそれは技巧らしさなどまったくない。
けれど、興奮しきった俺にとってはそれだけで十分過ぎるのだろう。
下腹部に突き刺さるジィンとした熱に俺は言葉を漏らし、腰にぐっと力を入れてしまった。


京太郎「は…はい…」

結局、俺はその快感に逆らう事が出来なかった。
好きな人に触られているという興奮に身を任せる事にしたのである。
そんな自分に後悔と残念さを抱いてももう遅い。
ゆっくりと動き出した福路さんの手が、俺のムスコに快楽を与え、そんな感情を押し流していく。

美穂子「ズボン越しでもはっきりと分かるくらいに…大きくて…それに…硬い…♪」

そしてそれを福路さんの言葉が助長する。
何処かうっとりとしながら呟くその声に、男としての俺の自尊心が満たされるのだ。
それと同時に福路さんへの愛しさを強めた俺の中には、もう後悔などない。
代わりにあるのは劣情に満たされ、さらに醜くなったケダモノがいるだけだ。

美穂子「ふきゅんっ♪」

胸を埋め尽くすほどに大きくなった劣情に突き動かされ、俺の手が活動を再開する。
汗でべったりと濡れたシャツ越しのそれに福路さんが驚き混じりの甘い声をあげてくれた。
けれど、それで止まるほど福路さんの決意は鈍くはなかったのだろう。
そうやって甘い声を漏らしながらも、彼女の手は俺のズボンをサワサワと撫で続けた。


京太郎「あの…直接、触っても…良いですか?」
美穂子「はぅ…♪」

そんな彼女に尋ねるのは、既に俺の我慢というものが限界に近かったからだ。
興奮でその身を満たした俺のムスコは何時暴発してもおかしくはない有り様である。
そして俺が射精してしまった時には恐らく、このペッティングも終わってしまう。
その前に何とか福路さんの胸を直接味わいたい。
そう思った俺の言葉に彼女は少しだけ目を背け、顔に再び羞恥を浮かべた。

美穂子「……」コクン

それでも数秒後、福路さんはそっと頷いてくれた。
その中にどれだけの逡巡があったのかは俺には分からない。
けれど、心の中で感謝だけは忘れない俺はリビドーの開放を許された喜びと共にその手を彼女のシャツへと向ける。
そのままボタンを一つ一つ外そうとするが、興奮の所為か、中々、上手く外れない。

京太郎「ぅ…」

そのもどかしさに声をあげながらも、俺はゆっくりと一つ一つ外していく。
だが、その速度は決して早いものではなく、愚鈍と言われても仕方のないものだった。
普段であれば簡単に出来るはずのそれさえも出来ないもどかしさについ声を漏らしてしまう。
だが、そうやって声を漏らしても、何ら状況は改善される事はなく… ――


京太郎「え…っ」

そう思った瞬間、福路さんの手がそっと自身の襟元へと触れた。
ボタンを外すのに必死で離れた事にも気づけなかったその手は、俺のそれとは比べ物にならないほどスムーズに動く。
数秒もした頃には肌色の美味しそうな胸の谷間が露出し、桃色の乳輪が透けたシャツから零れ出そうになっていた。
それに思わず生唾を飲み込んだ頃には福路さんはシャツの前を開ききり、俺にその身を晒してくれる。

美穂子「ど…どう…ぞ…」
京太郎「あ…」

その言葉に俺はようやく福路さんがもたついていた俺に対して助け舟を出してくれたのを悟った。
それに声をあげたのは、彼女に対して感謝の言葉を言わなければいけないと思ったからである。
しかし、ボタンさえ上手く外せない今の俺からまともな言葉が出てくるはずもない。
呼吸に合わせて微かに上下するその柔肉につい手が伸びてしまったのもあって、俺は結局、お礼すら言いそびれてしまった。

京太郎「う…おぉぉ…」

しかし、今の俺にはそれに対する自嘲はない。
そんな事を思い浮かべられるほどの余裕は、福路さんの胸に直接触れた時から消え去ったのだ。
シャツ越しでもはっきりと感じられたその柔らかさは、こうして直接触れるとさらに強く指先に伝わってくる。
それだけでも興奮して仕方がないのに、いまの俺の指先に触れているのは濡れたシャツの繊維ではなく、スベスベとした肌の感触なのだ。


京太郎「(これ…本当に人の身体なのかよ…)」

まるで上質なシルクのように滑らかな肌さわりは俺にとって未体験なものである。
正直、こんなに肌さわりの良いものが世界にあっただなんて信じられないくらいだ。
その上、そこはもちっとしていて、俺の指先に張り付いて来る。
まるで俺の指を福路さんが求めてくれるようなその感触に、俺の興奮は止まらない。

美穂子「はふ…ぅ…♪」

その柔らかさと張りをさらに強く感じさせる独特の肌さわり。
それに夢中になった俺は福路さんの胸を撫で回す。
サワサワとその外周から頂点までを確かめるようなそれが擽ったいのだろう。
福路さんは口からそう吐息を漏らし、微かに身を捩った。
けれど、その腕は俺を拒絶する事はなく、また密着した下腹部へと降りていく。

京太郎「く…ぅ…」

そのまま再びズボン越しにサワサワと撫でる手に俺は思わず苦悶の声を漏らす。
反射的にぐっと歯を噛みしめるそれは、射精を堪える為にどうしても必要なものだった。
ズボン越しの微かな刺激でさえも、射精が見えてしまうくらいに俺の身体はもう昂ぶっている。
そんな自分に何とか歯止めを掛けながら、俺は福路さんの胸を撫で回す。


京太郎「(こうして触ってると本当に大きいな…)」

勿論、揉んでいる時にもその大きさははっきりと分かるものであった。
しかし、こうして周りを撫でまわしている今、それはよりはっきりと俺に伝わってくる。
まるで極上のメロンのようにたわわに育ったそれは、また下から持ち上げるだけでずっしりと重さが指先に掛かるのだ。
その上、お椀型のそれは崩れる気配もなく、その形の良さを維持している。
まさに奇跡と言っても良いその光景に俺は思わず見惚れてしまいそうになった。

美穂子「はぁ…はぁ…ぁ♪」

そうして撫で回している内に福路さんの吐息はさらに熱くなっていく。
最初はただ擽ったそうであった声にも少しずつ艶めいたものが強くなっていった。
どうやら俺が夢中になっている内に福路さんが感じる土壌が整ってきてくれたのだろう。
そして、素人の手で撫でるだけでも快感を得始めている彼女をさらに感じさせたくなった。

美穂子「ひぅぅぅんっ♪」

そんな俺の手が向かったのは勿論、福路さんの形の良い乳首だった。
膨らんだおもちの先っぽからピンと上に向かって突き出たそれを俺の両手が摘む。
それだけで甘く声をあげながら、福路さんの顔が快楽で歪んだ。
どうやら彼女のここはかなり敏感な場所らしい。
その愛撫はかなり注意を払ったものにしなければいけないだろう。


美穂子「ふあ…あぁ…っ♪」

それが分かりながらも、俺の指先は止まらない。
張り出した乳首を擦るようにして親指と人差指が動いていく。
歩調を合わせるようなそれに彼女の口から蕩けた声が漏れだした。
最早、快感以外の何者でもないそれに俺はついつい笑みを浮かべてしまう。

美穂子「はぅ…ぅぅ…♪」

それを真正面から見たであろう福路さんの顔が恥ずかしそうに歪んだ。
しかし、それでも彼女の顔に浮かぶ快楽の色は隠しきれてはいない。
そんな彼女に俺は愛しさを強めながら、そっと唇を開く。

京太郎「感じてる福路さんの顔、凄く綺麗で可愛いです」
美穂子「う…うぅ…♪そ、そんな事言っちゃダメです…ぅ♥」

そう言いながらも福路さんの目は俺に対して期待するような色を強めた。
何だかんだ言いながらも、彼女は俺の言葉を喜んでくれているらしい。
実際、さっきも胸がキュンとするほど嬉しかったと素直に言葉にしてくれていたのだ。
それから幾らか興奮した今でも、恐らくそれは変わっていないだろう。


京太郎「もっとエッチになっちゃうからですか?」
美穂子「あ…ぅ…♪」

だからこそ、彼女の拒絶は形だけのものだ。
快楽に流されそうになる自分を取り繕う為の誤魔化しの言葉に過ぎない。
そう思った俺の言葉に福路さんがそっと視線を背け、顔を俯かせる。
そのままモゴモゴと唇を動かしながらも何も言わない彼女に俺は笑みを強めながら、指の動きを強くした。

美穂子「んひゅぅぅ♪」

シュッシュとリズミカルに動く俺の指に福路さんはすぐさま反応してくれる。
その口から抑え込んだ嬌声を漏らしながら、形の良い顎をそっと上向きへと変えた。
綺麗な首筋を晒すようなその姿に俺は思わずキスをしたくなってしまう。
しかし、童貞の俺には首筋にキスをしながら愛撫をするというのはあまりにもハードルが高いのだ。
どちらかを諦めなければいけないのならば、キスの方を選ぶしかない。

美穂子「す…須賀君は…意外と意地悪さんだったんです…ね…♪」

行き場のない衝動を霧散させるしかない俺の愛撫に福路さんは震える声でそう返した。
とは言え、俺は普段から優しいつもりもないが、意地が悪いつもりもない。
そもそも、俺の頭の中はもう興奮と劣情で一杯で何かしらの思考に裂ける余地なんて殆どなかった。
それでもこうして福路さんに意地悪が出来るのは、それだけ彼女が可愛らしいからだろう。
そんな嗜好すら持っていなかった俺がついつい言葉責めしてしまうくらいに彼女は魅力的なのだ。


京太郎「え?どういうところがですか?」

さっき助け舟を出してくれた事への感謝も言わないまま、白々しく福路さんを責め立てる自分。
それに彼女はさらに顔を赤く染めながら、俯きを強くする。
自然、俺の顔に近づくその綺麗な髪からふわりとした体臭が俺へと届いた。
ロッカーの中でもはっきりと感じられるその優しい匂いに俺の胸はキュンと唸り、彼女の事をさらに苛めたくなる。

美穂子「分かっているのに…そ、そういう事を…聞くところが…です…♪」
京太郎「へぇ…じゃあ…やっぱり福路さんは可愛いって言われるとエッチになっちゃうんですね」
美穂子「う…ぅぅ…♥」

俺の言葉に福路さんは答えない。
だが、恥ずかしそうに唸るその声が彼女の答えをはっきりと俺に伝えてくれていた。
やはり今の福路さんは可愛いと言われる事に強く喜んでくれているらしい。
それに思わず頬を緩ませた俺は次の瞬間、それを強張らせる事になる。

美穂子「お、お返し…ですよ…♪」

そう言いながら福路さんが擦るのは勿論、俺のズボンだ。
しかし、それはさっきまでのオズオズとしたものとは違い、はっきりと俺に刺激を与えようとしているものである。
どうやら俺が言葉責めしている間に福路さんも色々と吹っ切れたらしい。
未だその仕草には遠慮が残っているものの、さっきとは比べ物にならないくらい気持ち良かった。


美穂子「え、えっと…か、感じている須賀君って…とっても可愛いです…♪」
京太郎「う…っくぅ…」

それを仕返しだと言った福路さんは、俺と同じ言葉をそのまま返す。
普段はしないそれは恐らくそれだけ彼女が恥ずかしかったからだろう。
それを脳裏に浮かばせる俺の身体は中々、言う事を聞いてはくれない。
その指先もまた福路さんの乳首にかかったまま動きを止めてしまった。

美穂子「我慢しないで…出しちゃって良いんですよ?だって…このままじゃ辛いですよね…♪」

そんな俺に囁くようにして福路さんが言ってくれる。
それは勿論、彼女なりの優しさなのだろう。
そこにはからかうような色はなく、ただ暖かなものに満ちていたのだから。
そもそも、福路さんは部長とは違い、そうやって人をからかって遊ぶようなタイプじゃない。
優しすぎるくらい優しくて母性的なものに満ち溢れている魅力的な女性なのだ。

京太郎「ぐ…ぅぅ」

けれど、それを俺が受け入れられるかと言うのはまた別問題である。
彼女の意図がどうであれ、その言葉は俺にとって降伏勧告も良いところなのだから。
男の意地を蔑ろにするそれをどうしても肯定的には受け止められない。
何とか今の状況を続けたいという感情もそれを手伝い、俺に歯を噛み締めさせた。


京太郎「(でも…ダメだ…!)」

そもそも今のシチュエーションは童貞にはあまりにも刺激が強すぎるものなのだ。
こうして狭い密室内で好きな人の胸を揉ませてもらっているだけではなく、ムスコまで可愛がってもらっているのだから。
正直、これまで射精を我慢出来ている事の方が奇跡だと思えるくらい俺は興奮している。
そんな状況で我慢しようとしたって長続きするはずがない。

京太郎「(なら…玉砕覚悟で責めるしかないだろ…!)」
美穂子「ひゃんんっ♪」

そう判断した俺の手が、福路さんの乳首を上下から押し潰す。
その張った肉の突起をぎゅっと圧縮するようなそれに彼女の口から甘い声が漏れ出た。
その瞬間、刺激が弱まったのを感じた俺は膝を福路さん側の壁へと押し付けるように折り曲げ、頭を下げる。
自然、彼女のバストへと近づいた俺の顔はそのまま谷間に顔を埋めるようにして左の乳房に吸い付いた。

美穂子「あ…あぁ…♪私のおっぱい…須賀君に食べられて…ぇ♥」

それに強い興奮を抱いたのだろう。
福路さんはうっとりとそう言いながら、俺の前で背筋を揺らした。
ブルリと走るそれはさっきよりも遥かに快楽の色を強めるものである。
どうやら福路さんもそうやって俺に吸い付かれるのを気に入ってくれたらしい。
それが嬉しくなった俺はチュルチュルと乳房に吸い付き、唇を這わせる。


美穂子「そんなに…私のおっぱい好き…なんですね…♥」

勿論、大好きです。
そんな事を言う余裕すらないまま、俺は彼女の乳房に夢中になっていた。
指先で感じるそれよりも弱いとは言え、今の俺の顔は両側からおもちでサンドイッチにされているのである。
普乳には決して演出できないその圧迫感と息苦しさは、天国と言っても良いくらいだ。
その上、その谷間からは福路さんの優しい匂いが立ち上ってくるのだから夢中にならないはずがない。
思わず折り曲げた膝から力を抜いてそのまま福路さんに身を委ねたくなってしまったくらいだ。

美穂子「須賀君…赤ちゃんになったみたい…とっても可愛いです…♥」
京太郎「ぅあ…」

そう言いながら福路さんの愛撫が再び再開する。
当然の事ではあるが、それだけしても尚、福路さんには余裕があるらしい。
その指先はさっきと変わらない仕草で俺のズボンをぐっと押し込んでくる。
そんな福路さんとは裏腹に、俺の身体からは力が抜け、再び受け身へと変わってしまう。

美穂子「良いんですよ…私に全部…委ねて…♪気持ち良くなって下さい…♥」

そのもどかしさに声をあげた俺に福路さんは優しく囁いてくれた。
俺の我慢を蕩けさせようとするそれに俺はさっきのような強い拒絶を示す事が出来ない。
拒まなければ、踏みとどまらなければと思っているのに心がそれについてこないのだ。
結果、身体からはどんどん力が抜け、福路さんの方へと身体を預けてしまう。


美穂子「須賀君が言ってくれたのと同じです…♥私も…須賀君が気持ち良くなってくれると…嬉しいんですから…♥」

そんな俺を片手で抱き寄せながら、福路さんはさっきの俺の言葉をそのまま返す。
まるでそうやって情けない様を見せる俺を受け入れるような仕草に俺の身体は耐えられない。
福路さんが呼び寄せるままに俺の顔は彼女の乳房の深いところへと埋まっていく。
自然、息苦しさや圧迫感が増すが、けれど、俺にそれを厭うような気持ちはまったくない。
それが好きな女性のおもちから与えられていると思えば、より激しくそれを感じたくなるくらいだ。

美穂子「だから…私の為にイッて下さい…♪私のおっぱいで…手で…お腹で…感じて…須賀君の…一杯出して下さいね…♥」
京太郎「うあ…あぁぁ…っ」

その囁きに俺は逆らう事が出来なかった。
完全に抵抗の意思を萎えさせてしまった俺はカクカクと腰を動かし始める。
乳房への愛撫もまったくせず、快楽を求め始めるそれは間違いなく格好悪く映るものだろう。
ケダモノそのままに劣情を顕にし、その腰をカクカクと動かしているのだから、軽蔑されてもおかしくはない。

美穂子「はぁ…ぁ♪良い…ですよ…♥須賀君…もっとぉ…♪」

だが、福路さんはそんな俺を厭わずに、受け入れてくれている。
それどころか、そんな情けない俺が喜ばしいと言うように甘い声をあげるのだ。
まるで本当にセックスしているようなその反応に、俺のタガが音を立てて崩れてしまう。
我慢しなければとそう思う気持ちすら射精への欲求へと変えた俺はその腰をさらに激しくし、福路さんへと強く押し付けた。


京太郎「ぐ…うぅぅ…ッ!」」

俺がそう唸り声をあげた瞬間、ムスコから一気に甘い熱が弾けた。
快楽を伴うその熱は腰から全身へと伝わり、俺の身体を蕩けさせる。
チンポの根本から快感でふやけるようなそれは今までの人生の中で感じたことがないくらいに強いものだった。
普段の自家発電が馬鹿らしく思えるほどの快感に、俺は声をあげながら射精を続ける。

美穂子「ひゃ…っ♪」

そんな肉棒の蠢きを福路さんも感じ取ったのだろう。
その口から可愛らしい声をあげながら、彼女が肩を強張らせた。
ビクンと微かに肩を跳ねさせるそれは恐らく驚きが故なのだろう。
しかし、それでも福路さんは俺のズボンから手を離さず、確かめるようにその指を動かし続けた。

美穂子「すご…い…♪これが…男の人の射精…♪」

何処かうっとりと呟く彼女の指先にも射精の勢いというものは伝わっているのだろう。
何せ、俺の下着が既にべっとりと濡れて張り付いてしまうくらいにその勢いは激しいのだから。
今までにないほどのその激しさに正直、射精している俺自身が困惑を覚えてしまいそうなくらいだ。
しかし、脳を焼くほどの快感は止まらず、そんな事を思い浮かばせる余裕すらない。


京太郎「う…っくぅ…!」

しかも、射精中の敏感なムスコを福路さんの指先は未だ撫で続けてくれているのだ。
射精する俺の感触を知りたいと言わんばかりのそれに射精の勢いは中々、衰えない。
ビクンと根本から激しく震えた回数が二桁を超えても、まだまだ俺の中から白濁液は放たれ続ける。
そしてその度に俺の身体は疲労を覚え、そして快楽に蕩けさせられてしまう。

京太郎「は…あぁ…」

それが収まった頃には俺の身体はぐったりとしていた。
その身体はさっきまで以上に福路さんへと寄りかかる形になり、彼女に負担をかけている。
しかし、それを止めろと脳が指令を送っても、身体はそれには従ってくれない。
まるで今の射精で精も根も尽き果てたと言わんばかりにまったく力が入らないのだ。

美穂子「あの…大丈夫ですか?」
京太郎「え…えぇ…」

それほどまでに気持ちの良い射精をさせてくれた福路さんの言葉に俺は何とか頷く事が出来た。
けれど、それに安堵する事が出来ないのは何ら事態の解決になっていないからだろう。
俺の顔は未だ福路さんの谷間に埋められたままで離れる気配がない。
そんな自分に内心でため息を吐きながら、俺はそっと唇を開いた。


京太郎「…すみません。なんか…情けないところばっかりで…」
美穂子「いえ…良いんですよ。そうやって甘えられるのは嫌いじゃありませんし…」

そのまま謝罪を口にする俺に福路さんが許しの言葉をくれる。
それと同時にそっと背中を撫でるそれにまた身体の力が抜けそうになった。
脱力した身体をそのまま福路さんに預けたくなってしまうそれを俺は何とか堪える。
勿論、どさくさに紛れてもっと密着したいという気持ちはない訳ではなかったが、流石にこれ以上、好きな人に情けないところを見せたくなかったのだ。

美穂子「それに…その程度で須賀君に幻滅したりしません。寧ろ…私でそれほど気持ち良くなってくれて嬉しいくらいです…♥」
京太郎「福路さん…」

そんな男の意地を蕩けさせるように福路さんは甘い言葉をくれる。
情けない俺の姿をそのまま受け入れてくれるようなそれに胸が強い疼きを覚えた。
締め付けにも似たそれは思わず胸の奥をかきむしりたくなるほどに強い。
しかし、緩んだ身体ではそんな事は出来るはずもなく、精々がそうやって彼女の名前を呼ぶくらいだ。

美穂子「…ダメです」
京太郎「えっ」

けれど、それは次の瞬間、福路さんからダメ出しを喰らってしまう。
それに思わず驚きの声をあげてしまうのは、それがあまりにも珍しいものだったからだ。
どんな時でも福路さんはそうやって頭ごなしに否定なんてしない人なのだから。
そもそも、俺の答えはダメ出しされるほど中身があるものではなく、ただの呟きに近いものだったのである。


美穂子「…ここまでしたんですから…美穂子って…そう呼んで下さい…♥」
京太郎「う…」

それに困惑を覚えながら顔をあげた俺を、福路さんの優しい笑顔が迎えてくれる。
少しだけはにかむようなそれはやっぱり恥ずかしさがあるからなのだろう。
しかし、彼女はそんな可愛らしい要求を隠さずに、正直に俺へと伝えてくれる。
その可愛らしさに胸の疼きを強めた俺は小さく呻いた口をモゴモゴと動かし、喉の奥から言葉を紡いだ。

京太郎「み、美穂子…さん…」
美穂子「ふふ…♪えぇ。私はここにいますよ…♥」

改めて呼びかける俺に福路さん…いや、美穂子さんの笑みはさらに蕩けた。
まるでそうやって俺に呼ばれる事が嬉しくて堪らないと言わんばかりのそれは可愛らしくて仕方がない。
腕さえ動けば、きっと俺はその華奢な身体を思いっきり抱きしめて、胸の奥底で滾る感情を彼女に伝えていただろう。
しかし、未だ脱力したままの俺の身体にはそんな事は出来ず、感情を伝えられないもどかしさに俺を歯噛みさせた。

京太郎「そ、それじゃ…えっと、俺もお願いがあるんですけど…良いですか?」
美穂子「えぇ♪何でも言って下さい…ね♥」

それでもそのままじゃいけない。
そう思うのは俺が美穂子さんに負担ばかりかけているからだ。
今も尚、その身体に寄りかかっている俺の身体は華奢な彼女にとっては重いだろう。
しかし、美穂子さんはそれを表には出さず、嬉しそうにそれを受け入れてくれている。


京太郎「(何より…さっきだって本当は恥ずかしくて堪らなかったはずなんだ)」

美穂子さんは決して恥じらいの薄いタイプじゃない。
最初は俺にされるがままであった姿からは、寧ろ、そういった感情が強い方であると言えるだろう。
そんな美穂子さんがこうして異性の射精を手助けする事になったのは、俺が勝手に暴走してしまった所為だ。
本当はもっとムードのある場所でしたかったであろうファーストキスさえも、劣情に身を任せた俺はこんな場所で奪ってしまったのである。
射精を経て少しは冷静になれた今、俺はそれを少なからず後悔していた。

京太郎「敬語を使うの止めて貰えますか?」
美穂子「え…っ」

まずはそれを一つずつ償っていこう。
そう思った俺はまず一つ美穂子さんに要求する事にした。
勿論、そうやって俺に対して敬語を使う彼女をよそよそしいと思った事はない。
それはそれで美穂子さんに合っていると好意的に受け止めてきたのだ。
だけど、俺はその一方で美穂子さんにフレンドリーに接してもらえる風越の部員たちに一抹の羨ましさを覚えていたのである。

京太郎「お、俺としてはですね…その…そういうのがなしなフレンドリーな関係になりたいというか…もっと発展した関係を望んでいると言うか…」

出来るだけオブラートに、そして迂遠に自分の感情を伝える言葉。
それはとてももどかしく、そして何より難しい言葉であった。
けれど、こんなところで告白なんてしたら、幾ら優しい美穂子さんでも愛想を尽かしてしまうかもしれない。
そう思った俺に出来るのは、そうやって遠回しに自身の好意を告げる事くらいしかなかったのだ。


京太郎「(勿論、それで美穂子さんに報いられた訳じゃないんだろうけれどさ)」

でも、俺は美穂子さんに告白めいたものは言われても、それに対する返事を返していないのだ。
ただ劣情に流されていただけの俺には、そんな余裕なんてまったくなかったのである。
それに対して美穂子さんが何を思っているのかは俺には分からなかった。
もしかしたらまったく気にしていないかもしれないし、本音では傷ついているのかもしれない。
だが、どちらにせよ、このまま何らアクションを起こさないのはあまりにも不誠実過ぎる。
そう思った俺はまず彼女の言葉に対する返事からしていこうと思ったのだ。

美穂子「~~っ♥」
京太郎「えっ!?」

けれど、そんな俺に帰ってきたのは美穂子さんの意外な反応だった。
その艶やかな唇から小さく声をあげたと思うと、彼女は目元をじわっと潤ませたのである。
飛び上がって喜んでくれると思っていた訳ではないにせよ、まさか泣かれるだなんて思っていなかった俺は一瞬で困惑の極地へと立たされた。
まさか俺が思い上がっていただけで、美穂子さんにはそんなつもりなんてなかったのだろうか。
そんな言葉が湧き上がる俺の脳は必死に取り繕う言葉を探すものの、混乱にも近い今の俺がろくな言葉を見つけられるはずがない。

京太郎「す、すみません!お、俺、図々しい事言っちゃって…!?」
美穂子「いえ…ち、違うんです…あ…違うの…」

結果、ただただ謝罪するしかない俺の前で美穂子さんはそっと右手で目尻を拭った。
ついさっきまで俺のズボンを撫でていたそれを躊躇いなく顔に寄せるその仕草についつい俺の中の若い衝動が目を覚ましそうになる。
それを何とか堪える俺の前で、美穂子さんは優しく安堵を浮かべる笑みを作った。


美穂子「私…嬉しくって…。須賀君も…私と同じ気持ちだなんて思っていなかったから…」
京太郎「…っ!」

瞬間、彼女の口から漏れるその言葉に俺は言葉を詰まらせる。
それは決して美穂子さんの言葉が意外だったからでも辛かった訳でもない。
そうやって泣くほどに喜んでくれる美穂子さんが愛おしくて仕方がなかったのだ。
今にも溢れ出そうなほどに高まったそれは俺の身体にグッと力を込めさせ、脱力した四肢を力強く動かす。

美穂子「きゃっ…♥」

そのままギュッと抱きしめる俺に美穂子さんは微かに悲鳴のような声をあげた。
しかし、その肩は強張る事はなく、寧ろ、リラックスするように緩んでいる。
驚きこそすれ俺を受け入れてくれるその様に俺の感情はさらに昂った。
最早、俺の中では収まらないそれを口にしようと俺は反射的に口を開く。

京太郎「お、俺は…俺は…その…」

好きだ、と言ってしまいたかった。
大好きです、と口走ってしまいたかった。
愛しています、と告白したかった。
しかし、そこから先がどうしても出てこないのは彼女がそれを望んでいないからだろう。
既にファースト・キスを最低なシチュエーションで奪ってしまった俺にはこの状況で告白するような資格はない。
今日の失態を償う為にも出来るだけ美穂子さんに良い思い出にしてもらえるようなシチュエーションでなければいけないのだ。


美穂子「あ…っ♥」

そう漏れだしそうな衝動を抑える俺の前で、美穂子さんが微かに声をあげた。
まるで何かに気づいたような、羞恥心を覚えたようなそれに俺は小首を傾げる。
そもそも美穂子さんはよっぽどでなければ、必死に何かを言おうとしている人の言葉を遮るような人ではない。
そんな彼女が思わず声を漏らしてしまうほどのものとは何なのか。
愛しさで鈍った頭はその答えを出す事が出来ず、数秒ほど沈黙を続けた。

美穂子「まだ…大きい…まま…なのね…♪」
京太郎「うっ…」

そんな俺の耳に届いた言葉に、俺はようやく意識を下へと向ける事が出来た。
ズボンやトランクスを履いたまま射精したそこは粘液でベトベトになっている。
既に生暖かいどころか冷めたそれはその粘ついた感覚も相まって俺に不快感を与えた。
けれど、その中で俺のムスコはビキビキに張りつめ、美穂子さんへと押し返し始めている。

京太郎「…本当、ごめんなさい」

ついさっき射精したとは思えない滾りを見せる自身の一部。
それに頭を下げながら謝罪するのはそんな自分があまりにも情けなかったからだ。
告白するかしないかの間でせめぎ合っていたとは思えない自分の反応に思わずため息が出そうになる。
健全な青少年故に仕方がないとは言え、あんまりにもあんまり過ぎるんじゃないだろうか。


美穂子「そんなに謝らなくても大丈夫よ♥」

そう思う俺の頭を美穂子さんがそっと撫でてくれる。
慰めるような受け止めるようなそれに自嘲の感情が少しだけ和らいだ。
とは言え、未だ勃起したムスコは収まらず、寧ろ、そうやって彼女に触れられる事に興奮を覚えている。
結果、その滾りをさらに強くしてしまう俺の前で、美穂子さんがそっと表情を曇らせた。

美穂子「寧ろ…私の方こそごめんなさい。ちゃんと満足させてあげられなかったみたいで…」
京太郎「そ、そんな事ないです!すっごい気持ち良かったですから!」

そのまま申し訳なさそうに言う彼女の言葉を俺は全力で否定した。
彼女の愛撫と今の俺の状態とは何ら関係はないのだから。
男というものは一度射精すれば本来であればある程度収まるイキモノなのである。
その射精が中途半端なものであるならばまだしも、さっきのそれは今までにないほど気持ちの良い射精であった。
そんなものを経て尚もムスコを硬くしている俺が異常なのだろう。

美穂子「…本当?」
京太郎「えぇ!俺は毎日オナニーしてますけどアレだけ気持ち良かった事なんて今までに一度もないです!」

尋ねる美穂子さんに口走った言葉に俺は少しだけ後悔した。
事実とは言え、何もそこまで言わなくても良いんじゃないだろうか。
そう思った俺の顔に血液が集まり、熱を灯し始める。
それでも何とか真剣そうな表情を保てたのは、その意味を理解出来ていないのか美穂子さんがキョトンとしていたからだ。


美穂子「くすっ…♪」
京太郎「うあー…うわーぁぁ…」

しかし、数秒後、その綺麗な顔を綻ばせる彼女に限界を迎えてしまう。
自分の放った言葉に笑ってくれる美穂子さんは魅力的だが、それよりも恥ずかしさが先に出てしまうのだ。
勿論、その笑みは俺を馬鹿にしたものではないと分かっているが、盛大に自爆してしまった身としてはかなりきつい。
正直、そのまま死んでしまいたいくらいの羞恥心に俺は晒されていた。

美穂子「ふふ…♪ごめんなさいね。言いたくない事まで言わせちゃったみたいで…」
京太郎「いや…盛大に自爆しちゃったのは俺の方なんで…」

そう言いながら美穂子さんの手が俺の背中をそっと撫でる。
まるで慰めるようなその手つきに少しだけ恥ずかしさがマシになった。
とは言え、過去は変えられない以上、羞恥心そのものが消える事はない。
恐らくふとした時に思い返して一生、悶えてしまうであろう黒歴史を俺は今、作ってしまったのだから。

美穂子「じゃあ…あの…自爆させちゃったお詫びに…一つ提案があるんだけれど…」
京太郎「はい…?」

そんな俺の耳に届いたのは、美穂子さんの優しい声だった。
ポツリポツリと漏らすようなそれに俺はそっと小首を傾げる。
美穂子さんが何を言おうとしているのかは分からないが、今の俺にとっては何でも有難い。
このまま沈黙が続いたら、先の自分の失態を思い返してしまうのだから。
例え、どんな提案であったとしても今の俺は一も二もなく乗ってしまうだろう。


美穂子「私と…その…本当のエッチ…して…みない…かしら?」
京太郎「え…?」

そう思う俺が予想通り乗る事が出来なかったのはそれがあまりにも予想外なものだったからだ。
俺の想像していた範囲を右斜め上にジェット機のようにかっ飛んでいったそれに俺の思考はついていけない。
一体、今の話の流れからどうしてそんな風になってしまったのか。
それを数秒ほど考えても理解できなかった俺は目の前で美穂子さんが不安そうにしているのに気づいた。

京太郎「い、いや…も、もっと自分を大事にしましょうよ」

恐らく答えが貰えなかった事に不安がっているのだろう。
そう判断した俺はともかく、彼女に考え直すようにそう告げる。
勿論、俺は美穂子さんにぞっこんなのだから、そうやって言って貰えるのは正直、嬉しい。
こうした状況でなければきっと一も二もなく頷いていた事だろう。
だが、今の俺はまだ告白すら出来ていないのだから。
その上、ロッカーの外にあるベッドには部長が寝ているのである。
いや、抑えているとは言え、言葉を交わす俺達に気づいて起きているかもしれない。
そんな状況でファーストキスを奪っただけでも飽きたらず処女まで頂いてしまうのは流石に申し訳なさ過ぎる。

美穂子「じゃあ…須賀君が大事にしてくれる…?私の事…一生、大事に…してくれるかしら…?」
京太郎「勿論です」

そのまま俺をじっと見つめる美穂子さんの言葉が罠だと俺も気づいていた
ここで大事と言ってしまったら、彼女を拒む理由が一つなくなってしまうのだから。
しかし、それでもそこで言葉を濁らせたり、詰まらせたりするような情けない男にはなりたくない。
そう思った俺は罠だと分かりつつも素直な首肯を示す道しかなかったのだ。

本編まだ~


美穂子「ふふ…♪なら…私はそれで良いわ。それだけで…私が須賀君に身体を預ける理由には十分過ぎるくらい…♥」
京太郎「う…ぅ」

そして俺が予想した通りの言葉と共に美穂子さんがそっと微笑んだ。
微かに安堵するような響きを込めたそれは勿論、嬉しくて堪らない。
こんな状況でなければ、俺は彼女をそのままベッドに運び、そのまま押し倒していた事だろう。
しかし、今も俺たちはロッカーの中に押し込められたままで、ムードもへったくれもない状況だ。

美穂子「それに…ね。幻滅しないで欲しいんだけど…あの…」

そう思った瞬間、美穂子さんはその身体を恥ずかしげに揺らし始める。
モジモジと身動ぎするそれに俺の理性は嫌なものを感じた。
思わず思考に聞いてはいけないという言葉を浮かばせるそれに俺はきっと従うべきだったのだろう。
だが、勇気を出して俺に伝えようとしてくれる美穂子さんの言葉を遮る事なんて出来ず、俺の反応が遅れてしまう。

美穂子「お…女の子も…ね…。好きな人に大きいのを押し付けられて…ぎゅってされちゃうと…ほ…欲しくなっちゃう…のよ…♥」
京太郎「~~っ!」

好きな人にそこまで言わせて我慢出来る人間がはたしてどれだけいるだろうか。
恐らく世界中に底まで強固な理性を持っているものは少ないだろう。
そして、俺は悲しいかな平凡な男で、その少数派にはなれなかったらしい。
美穂子さんが勇気を振り絞ったであろうその言葉に俺の躊躇いがブツリと音を立てて千切れ飛んだ。


京太郎「美穂子…さん」
美穂子「あ…っ♥」

きっとそれはさっきの俺の自爆に対する美穂子さんなりの答えであったのだろう。
俺の醜態に対して自分も醜態を見せる事で、彼女なりに相殺してくれようとしたのだ。
それに感謝を抱く自分は勿論、須賀京太郎の中にいる。
しかし、それ以上に強まった興奮が躊躇いを蹴り飛ばし、この可愛らしい人を貪りたいとそう訴えていた。

京太郎「…すみません…俺…」
美穂子「良い…のよ♥だって…私から誘ったんだもの…♪」

それでも謝罪の言葉を漏らして近づく俺に美穂子さんはそう許しの言葉をくれる。
あっさりと欲望に屈してしまった情けない俺を慰めるようなそれに微かな自嘲も吹き飛ばされた。
そのままがっつくように美穂子さんの身体を抱きしめる俺から彼女の手がそっと離れていく。
その意図を察した俺は少しだけ背を後ろに下げ、美穂子さんが動きやすいようにスペースを作った。

美穂子「スカート…脱いじゃうから…あの…あ、あんまり…見ない…で…♪」
京太郎「多分、無理っす」
美穂子「う…うぅ…」

自身を抱きしめる俺の代わりに服を脱ごうとする美穂子さん。
その言葉にすぐさま否定の意を返したのは、それがあまりにもハードルが高い事だったからだ。
さっきと同じように欲望に囚われた俺にとって、彼女の肢体は極上の餌も同然なのである。
幾らそうやって見るのが美穂子さんを辱める事だと理解していても、視線を彼女から外す事は困難だろう。

小ネタの長さじゃねぇ!?


美穂子「す…須賀君のエッチぃ…♥」

そう言いながらも美穂子さんの手がオズオズとスカートを外していくのが伝わってくる。
抑えきれない衝動のままぎゅっと彼女を抱きしめた俺には分からないが、足元にパサリと何か布のようなものが落ちたのだから。
これが風越の制服 ―― しかも、スカートの部分だと思うと否応なく興奮と期待が高まってしまう。
そんな俺の前で美穂子さんはモジモジと身動ぎしながら下着も脱いでいった。

―― ニチャア♪

美穂子「あっ…♪」

瞬間、ロッカーの中に粘ついた音が響く。
そのまま顔を真っ赤に染める美穂子さんの反応を見るに、それは彼女の愛液なのだろう。
どうやらさっきの言葉は俺に気遣った為に吐いた嘘ではなく、真実でもあったらしい。
普段の母性溢れる美穂子さんの姿からは想像も出来ないその音に俺の呼吸は激しくなった。

美穂子「つ…次は…須賀君のベルトも外しちゃうわね…♪」

気恥ずかしそうに顔を俯かせる美穂子さんは、それでも止まるつもりはないらしい。
その言葉を震わせ、羞恥を伝えながらも、俺の腰へとその手を伸ばす。
その肩が微かに震えているのは緊張か或いは羞恥か。
どちらとも取れるその色に俺の胸はときめきながら、彼女に身を任せる。


美穂子「よいしょ…って…ふわぁ…♪」

カチャリというベルトの留め具が外れる音と共に狭い空間内にむわりとオス臭さが広がった。
栗の花を彷彿とさせる独特の生臭さは間違いなく俺の精液の匂いだろう。
それを美穂子さんに嗅がれていると思うと興奮とも羞恥とも言えない感情が胸を突いた。
けれど、それを形にする前に美穂子さんの手が俺のトランクスへと伸びて、その布地を確かめるようにそっと撫でる。

美穂子「下着もべったりで…今にも飛び出しそうなくらい…♥」
京太郎「うあ…」

瞬間、ゴクリという音がしたのは美穂子さんが生唾を飲み込んだ所為だろうか。
普通にしていれば間違えるはずのないそれさえ曖昧であったのは俺の中で快感が一気に膨れ上がったからだ。
厚手のズボンとは違い、薄手のトランクスは殆どその感触を遮る事はない。
美穂子さんに触られている事がはっきりと分かるその感覚に俺は強い快感を感じてしまう。

美穂子「それに熱くてビクビクって…とっても苦しそう…♪」

張りきれんばかりになったムスコの肉竿を、美穂子さんがそっと撫で下ろす。
何処かうっとりとしたその言葉に俺の中の自尊心が再び満足感を広げた。
好きな人にそうやって夢中になって貰えるのはどんな形であっても嬉しいものである。
ましてや、それがオスの象徴とも言える肉棒相手なのだから、子どもっぽいプライドは簡単に満たされてしまうのだ。


京太郎「み、美穂子さん…」
美穂子「あ…っご、ごめんなさい…っ」

けれど、何時までもそれに浸っている訳にはいかない。
勿論、出来るならば夢見心地な表情で俺のムスコを撫でる彼女が満足するまでそうしてあげたかった。
だが、未だ童貞のままの俺にとって美穂子さんの指先というのは自分のものとは比べ物にならないほど気持ちの良いものなのである。
一度、射精しているとは言え、このまま撫で続けられてしまったら、また達してしまいかねない。
そう思った俺は先を促すようにして美穂子さんの名前を呼んだのだった。

美穂子「じゃあ…あの…下着も…脱がしちゃうから…♥」

そう言いながら美穂子さんの手がオズオズと俺のトランクスへと掛かる。
そのまま肉棒へと引っかからないようにズリ降ろされていく布地から真っ赤な亀頭が顔を出した。
腫れ上がったそこは既にズル剥けになっており、そのカリ首までを外気に晒している。
毎日、自家発電に励んでいる所為か、微かに黒ずんだ肌をビクビクと揺らすそれはいっそグロテスクと言っても良いくらいだろう。
しかも、それが俺の手を広げた大きさよりも二回り以上大きいのだから尚更だ。

美穂子「こ、れが…須賀君の…」

だが、そんなムスコの姿に美穂子さんは再び生唾を飲み込んでくれる。
迫力に圧倒されるのではなく、魅入られているようなそれにムスコがまたピクリと揺れた。
まるでもっと見て欲しいと言わんばかりのその反応に美穂子さんの視線が突き刺さる。
それにまた興奮を擽られた俺はそっと彼女へと近寄った。


美穂子「あ…っ♥」

にじり寄る俺の動きに合わせてその切っ先を揺らすムスコの姿。
それに美穂子さんは声をあげ、少しだけ肩を強張らせる。
だが、その手は俺に拒絶を示さず、自身の胸の前でモジモジとしていた。
まるで行き場を失ったかのようなその可愛らしい仕草に庇護欲を擽られる。

美穂子「あの…私…は、初めてだから…」
京太郎「えぇ。出来るだけ…優しくします」

そうは言いながらも正直、自信がなかった。
一度、射精しているものの、俺の身体はもう歯止めが効かないくらいに興奮しているのだから。
その上、俺は童貞であり、こうした性的経験を一切、積んだ事がない。
そんな俺が優しくすると言っても、何ら説得力のないものだろう。

美穂子「ありが…とう…♥」

しかし、それでも俺の言葉は美穂子さんの緊張を解すくらいは出来たのだろう。
彼女の身体の強張りはマシになり、漏れ出す言葉にも安堵が浮かんだ。
そんな美穂子さんの期待に応えなければいけない。
そう自分の中で戒めを作りながら、俺は彼女の下腹部へと目を向けた。


美穂子「はぅ…ぅ♪」

そこには美穂子さんの髪と同じ金色の茂みがあった。
汗で微かに濡れたそこは暗いロッカーの中でもテラテラと妖しい光を放っている。
それがまるでオスを誘っていると思うのは、そのこじんまりとした茂みが恥毛だと分かっているからだろう。
女性としての大事な部分を保護する為のそれに俺は強い興奮を覚えながら、美穂子さんに腰を突き出した。

京太郎「う…っ」

瞬間、俺が声を漏らしてしまうのは彼女の肢体があまりにも気持ちの良いものだったからだ。
直接、亀頭の粘膜に感じる柔らかさは俺にさっきの比ではない快楽を与える。
多分、そうやって美穂子さんに亀頭を押し付けているだけでも俺は射精へと至る事が出来るだろう。
しかし、今の俺の目的はそうやって美穂子さんを穢す事ではない。
彼女の優しさに漬け込み、もっと気持ちの良い部分で自分の劣情を満たそうとする事なのだ。

美穂子「ん…もうちょっと…右…かも…♪」

そんな俺へと情報をくれる美穂子さんに俺は素直に従う。
それは勿論、こうしてお互いに立った状態では局部が見えないという状況だからだ。
そんな状態で童貞と処女がセックスしようとすればお互いに助け合うしかない。
それを劣情で満たされた頭の中でも理解していた俺は、彼女の誘導に従ってその腰を動かす。


美穂子「くぅ…んっ♪」

けれど、それは当然、すぐに上手くいくはずがない。
何度も言うように俺たちはお互い性的経験をまったく持っていないのだ。
自分の感覚を信じてお互いに誘導し合ったとしても上手くいくはずがない。
それでも、数分ほど悪戦苦闘した結果、俺達はその大体の位置を確かめる事が出来た。

京太郎「それじゃ…いきます…よ」
美穂子「…えぇ…♪」

そう前置きをする俺に美穂子さんは待ったともダメだとも言わない。
その顔は緊張を浮かべているものの、拒絶の色も恐怖の色もなかった。
どうやら彼女は本当にこんな狭苦しいロッカーの中で処女を俺に捧げてくれるつもりらしい。
それに我慢出来なくなった俺の肉棒がゆっくりと彼女の膣内へと押し込まれていく。

京太郎「うあ…ぁ…!」

瞬間、俺が感じたのはミチリと肉を押し広げる感覚だった。
まだ硬いそこは愛液で満たされているものの、信じられないほど狭い。
拡張性はあるのか俺のムスコが入らない訳ではないが、さりとてスムーズに出し入れ出来るほどじゃない。
だが、粘ついた愛液と共に締め付けられる感覚は、俺にとってまったく未体験な快楽だった。
その肉壁に生える無数の襞がアクセントとなるそれは一度、射精していなければ今すぐ暴発してもおかしくないくらいに気持ち良い。
美穂子「っくぅ…ぅぅ…♪」

だが、そんな俺の快楽は、美穂子さんの苦痛と引き換えるものであった。
彼女の口から漏れるその声には苦悶の色が強く浮かび、ぎゅっと歯を噛みしめる。
その肩は再び強張りを見せ、必死に苦痛を抑えこもうとしていた。

京太郎「だ、大丈夫ですか?ぬ…抜きましょうか…?」

そんな彼女の姿に俺は思わずそう尋ねてしまった。
勿論、そうやって尋ねたところで根が頑固な彼女が前言撤回しない事くらい分かっている。
しかし、美穂子さんの中はギチギチで、かなりの苦痛を彼女へと与えている事も伝わってくるのだ。
そうやって美穂子さんを痛めつけてまで自分の劣情は晴らすべきものなのだろうか。
そんな疑問を覚えた俺は彼女の覚悟を踏みにじると分かっていても、そう確認してしまう。


美穂子「良い…から…っ♪私なら…大丈夫…♥」

情けない俺の言葉に美穂子さんはぎこちない笑みと共にそう返してくれる。
微かに強張ったそれは額に浮かんだ脂汗と相まって、痛々しく見えた。
正直、こうして彼女の顔を見ているだけで胸の奥が申し訳なさを覚えるくらいである。
だが、痛みを押し隠してまで俺を受け入れようとしてくれる美穂子さんの好意を無駄には出来ない。

京太郎「少しだけ…我慢して下さい…ね…っ」

そんな彼女の腰を掴みながら、俺は肉棒を一気にねじ込んでいく。
勿論、美穂子さんの中が不慣れなだけあって、その歩みはさほど早いものではない。
だが、それでも数十秒もした頃には俺のカリ首に薄い膜のようなものが張り付いた。
恐らくそれは美穂子さんが処女である身体的な証 ―― つまり処女膜と呼ばれるものなのだろう。
それを自分が破る興奮に大きく深呼吸をしてから、俺は再びぐっと腰を進めていった。

美穂子「う…ぅぅぅっ♪」

そこを通過する感覚は意外なほどあっさりとしていた。
ブツンと何かが千切れるような感覚はなく、普通に通過する事が出来たのである。
それでも処女膜が千切れなかった訳ではなく、愛液の中にはっきりと違う感触が混じり始めた。
ドロドロした愛液に混ざりながらも黒ずんだ肉幹を伝って流れだすそれは破瓜の血なのだろう。

美穂子「これで…私は須賀君のものになっちゃいました…ね…♥」
京太郎「…っ!」

その声は勿論、さっきより強い苦痛を滲ませていた。
身体の強張りも最高潮に達し、美穂子さんが強い痛みに晒されている事を俺に知らせる。
だが、それでも美穂子さんは俺の事を気遣ってか、その顔に笑みを浮かべてくれた。
頬を強張らせるそれは俺にとってさっきよりもさらに痛々しく、そして愛しく映る。

京太郎「美穂子さん…」
美穂子「あ…んっ♪」

そんな彼女に引き寄せられるように俺の唇がキスを落とした。
瞬間、チュッと甘い響きを鳴らす柔らかな唇に俺の舌は侵入していく。
まるで遠慮のないその舌の動きに、最初、美穂子さんは驚いたような声をあげた。
しかし、数秒もした頃にはそれから解放されたのか、そっと瞼を閉じて、ゆっくりと自身の舌を突き出してくれる。


京太郎「(ネバネバで…少し硬くて…)」

その舌に俺は一も二もなく飛びつき、ペロペロと周囲を舐め始めた。
初めて味わうそれは口腔の粘膜とは一線を画するものである。
張ったそこは粘膜以上に唾液に溢れ、そして粘膜とは違う弾力があった。
おもちの感触と乳首の感触を足して二で割ったようなその独特な感触に俺はすぐさま夢中になる。

美穂子「ふぁ…ぁ…ぅ…♪」

舌をさらに突き入れて、美穂子さんの舌を味わう俺。
それに彼女は甘い声を漏らしながら、舌を前へと出し続けてくれる。
まるで俺へと自身の身を捧げようとするような姿に献身的なものさえ感じてしまう。
それに愛しさを沸き上がらせた俺は、彼女の身体から強張りが抜け始めている事に気づいた。

京太郎「(今なら…奥までいけそうだな…)」

それは勿論、美穂子さんの膣内も同じだ。
ガチガチにムスコを締め付けていた肉穴はふっと緩み、圧迫感がマシになる。
それを確認した俺は美穂子さんの腰を掴んだ手に力を入れ、奥まで一気に肉棒をねじ込んでいった。

美穂子「ふくぅぅぅうっ♪」

それに美穂子さんが苦悶の声をあげるが、それはさっきよりも幾分、マシなものだった。
キスによって緊張が幾らか解けた彼女の身体は苦痛そのものも薄れさせたのだろう。
俺の目の前で瞳を閉じる彼女の顔にも強張りは薄いものだった。
それに安堵の気持ちを強めながら、俺は美穂子さんの腰から手を離す。

美穂子「は…あぁん…っ♪」

そのまま俺の手が伸びたのは彼女の大きなおもちであった。
俺の胸板に押し付けられて、その形を横へと膨らませているそれを俺は下から揉みしだく。
それは決して俺の性癖だけが原因ではなく、美穂子さんの緊張を解す為だ。
さっきのキスで他に意識を向ければ彼女の緊張が解れると学んだ俺にとって、それは最優先事項だったのである。

京太郎「(出来れば美穂子さんにも気持ち良くなって欲しいしな…)」

俺がこのまま射精するのは本当に容易い。
少し解れてきたとは言え、美穂子さんの膣肉はまだキツキツなのだから。
そこを強引にムスコで蹂躙すれば、俺はきっとあっさりとイッてしまうだろう。
だが、そうやって自分の欲求だけを満たすセックスは、美穂子さんに強い負担を強いる事になるのだ。
彼女の事を大事にすると誓った俺には好きな人に意地悪こそすれ、痛めつけて悦ぶような趣味はない。
難しいとは思うものの、美穂子さんもまたしてよかったと思えるような交歓にしたかったのだ。


京太郎「(それに…正直、このままでもイけそうだしな…)」

その最奥にまで到達した俺の肉棒は今、ギリギリと締めあげられている。
自分の手ではどうしても創りだす事の出来ないその締め付けにムスコは強く興奮していた。
その上、その肉穴は呼吸やキスにすぐさま反応し、刺激に変化を加えてくる。
否応なくこれがセックスなのだと知らせるその感覚は、正直、気持ち良すぎるくらいだ。

美穂子「あ…ふぅ…ん…♪」

ピストンらしいピストンすらしていないのにどんどんと昂っていく俺。
その目の前で甘い吐息を漏らす美穂子さんは俺の首筋へと手を回す。
まるでもっとキスして欲しいと言わんばかりのその仕草と共に彼女の舌がゆっくりと動き出した。
今までずっと受け身であった美穂子さんの舌は、俺の動きに合わせるようにクルクルと円を描く。

京太郎「(…これが本当のキスって奴かよ…)」

瞬間、俺へと伝わってくる感覚はさっきまでのそれとは比べ物にならないほどだった。
一方的に美穂子さんの舌を味わうそれとは違い、今の俺は味わわれている側でもあるのだから。
ペロペロとお互いを舐めまわすそれは二倍どころではなく二乗の興奮を俺へと与える。
それは快感にも直結し、ドロドロとした心地良さが身体の中へと広がっていった。

京太郎「(じゃあ…お返ししないとな)」
美穂子「ふゆぅう♪」

その言葉と共に俺の指先が美穂子さんの乳首を掴む。
俺のシャツへと押し付けられるそこは相変わらず強く張り、独特の弾力を見せていた。
それを指の間で転がせば美穂子さんの口から甘い声が漏れ出す。
何処か鼻にかかったようなその声にはもう苦痛の響きはない。
それよりも遥かに美穂子さんは感じ始め、その声にも艶やかなものを混じらせている。

京太郎「(勿論、動き出せばまた話は別なんだろうけれどさ)」

こうして美穂子さんがキスや愛撫へと没頭出来るのは俺が動いていない所為だ。
身体とは違い、まだまだ強張りを残すそこで動けば、また美穂子さんに苦痛を与えてしまう事だろう。
だが、それでも俺の拙いキスで、そして愛撫で感じてくれている彼女が俺は愛しくて堪らない。
心だけではなく身体でも応えてくれる美穂子さんの中でムスコが疼きを覚えるくらいに。

美穂子「ふきゅん…♪」

その疼きを抑えながら、俺は指と舌を動かし続ける。
それに美穂子さんの身体から緊張だけではなく力までも抜けていっているのが分かった。
流石に脱力するほど気持ち良い訳ではないが、ついつい力を抜いてしまうくらいには心地良い気分なのだろう。
そのまま俺に身を委ね始める彼女に俺は内心で笑みを浮かべながら、その身体をぐっと奥側の壁へと押し付けた。


美穂子「ふぁん…っ♪」

ある種、乱暴と取られてもおかしくはないそれに、しかし、美穂子さんは甘い声で応える。
媚すら感じさせるそれと共に彼女の舌が激しさを増した。
今までオズオズと動いていたそれが俺を求めるようにワルツのステップを早める。
自然、それに合わせてギアをあげた俺の舌と唾液と絡ませ合うそれは狭いロッカーの中でクチュクチュと淫らな音を広げた。

京太郎「(もっとしたい…もっと…美穂子さんとキスが欲しい…)」

その音に興奮を掻き立てられた俺は顔を傾けながら何度もキスを繰り返す。
まるで肌が擦れる感触さえも心地良いと言わんばかりのねっとりとしたキスに心が蕩けていくようにも感じられた。
だが、それでもキスを求める気持ちは消えるどころか、どんどんと深みへとははまっていってしまう。
まるで甘い海へと沈んでいくようなその心地良さに俺は夢中になって舌を這わせ、その唇を密着させた。

美穂子「ふぁ…あぁ…ぅ…♪」

だが、それも長くは続かない。
そもそも俺達はまだキスも初心者のままで、まったく慣れていないのだから。
普段とは違う舌の動きを強要するそれにすぐさま舌の付け根を痺れさせてしまう。
それでもキスの感覚に虜になった俺達は頑張っていたが、数分もした頃にはどちらからともなく離れてしまった。

美穂子「んぅ…♪私…とっても…幸せ…♥」

そうやって疲れているのは美穂子さんも同じなのだろう。
実際、その声は途切れ途切れで、そして微かに舌っ足らずなものになっていたのだから。
普段よりも幾分、子どもっぽいそれは、可愛らしさだけではなく、愛おしさを俺に覚えさせる。
自身の感情を躊躇いなく伝えるその言葉に嘘偽りは一切ないのだからそれも当然だろう。

美穂子「大好きな人にこんなに優しいエッチして貰えるだなんて…夢みたい…♥」
京太郎「ぅ…っ」

だが、次いで放たれるその言葉に俺の愛しさは一気に燃え上がってしまう。
思わず言葉を詰まらせるほどのそれに再び彼女の唇を求めたくなったくらいだ。
だが、未だ俺の舌は疲労感が抜けきってはおらず、それどころか痺れてさえいる。
そんな状況でキスを続けたところで醜態を見せるだけだろう。

京太郎「状況が状況ですから…ね。優しいとは限らないです…よ」

その代わりに放った言葉は紛れも無く照れ隠しだ。
そうやって自分で逃げ道を作ってしまうくらいに、さっきの美穂子さんの言葉は俺の胸に突き刺さった。
とは言え、それが偽りだけのものかと言えば、答えは否である。
そもそも本当に優しければ、こんなところでセックスなんてしていない。
もっとムードのある場所とタイミングまで自制をしていた事だろう。
結局、自分の欲望を優先してしまった時点で、俺は優しいなどと言われるような男じゃない。


美穂子「いいえ…須賀君はやっぱり優しい…わ♥だって、今も…私の為に我慢してくれているんでしょう…?」
京太郎「それは…まぁ…男としての義務と言いますか…」

何度も言うようにこの状況で劣情に負けた時点で俺は最悪と言われても否定出来ないのだ。
正直、それだけでも良心の痛みを覚えるのに、処女である美穂子さん相手に自分から動く事など出来るはずもない。
それくらいはしておかなければ、終わった後、自分で自分を許す事が出来なくなってしまいそうなのだから。

美穂子「私は…もう大丈夫だから…♪須賀君のキスで…大分、楽になったから…♥」
京太郎「ぅ…」

そんな俺の前で微笑む美穂子さんの顔には偽りはなかった。
最初にムスコをねじ込んだ時に比べるとその顔は大分、和らいでいる。
火照った海綿体から感じる締め付けも当初のものよりは大分、弱々しい。
実際、今なら動く事はそう難しくはないだろう。

京太郎「(でも…本当に大丈夫なのか?)」

だが、美穂子さんはまだ処女を喪失したばかりなのだ。
その緊張が幾らか解けているからと言って、痛みがない訳ではないだろう。
それなのに本当にここで動くのが正しい事なのか。
それを自分なりに咀嚼し、判断しようとした俺の前で美穂子さんがそっと口を開き… ――

美穂子「あ…でも…今だけで良いから…好きって言いながら…シて欲しい…な…♪」
京太郎「~~~っ!」

主運管、漏れ出る殊勝な言葉に俺の理性がバチンと飛んだ。
まるでブレーカーが堕ちたように一瞬で理性をなくした俺はグッとその腰に力を込める。
そのままゆっくりと美穂子さんから引き抜けば、彼女の熱い粘膜が俺のムスコへと押し当てられた。
まるで行かないでと訴えるようなそれに俺の胸の興奮は一気に強くなってしまう。

京太郎「はぁ…っ」

美穂子さんの膣内でずっと動かずに居た肉棒は、いつの間にか敏感になっていたのだろう。
興奮に俺が長い吐息を漏らしてしまった時にはジンジンと芯まで疼くような熱が広がっていた。
そんなムスコが狭い肉穴を前後するその感覚に腰がビリリと震える。
自家発電している時よりも遥かに腰へと突き刺さるその未知の快楽は、今すぐ射精してしまえそうなほど気持ち良い。
それをついさっきまで童貞であった俺が堪えられたのは、ここが狭苦しいロッカーだからだろう。

京太郎「(殆ど動けないから…な)」

所謂、立位の状態で繋がる俺たちはその性器同士を密着させるのが難しい。
反り返った肉棒の根本部分は、まだ美穂子さんの中を味わえていない状態だった。
そんな中で欲望のままに快楽を求めようとすれば、普通以上に激しく腰を振るわなくてはいけない。
だが、狭苦しいロッカーではそんな事は出来ず、ゆっくりねっとりと肉襞を確かめるようなピストンしか出来なかった。


京太郎「(それがもどかしくないと言えば嘘になるんだろうけどさ)」

身体そのものは高まる興奮もあって、快楽を求めている。
だが、俺の心は美穂子さんへの気遣いを未だ残していたのだ。
そんな俺にとって、劣情に流されそうな身体を戒めるそのもどかしさは正直、有難い。
彼女を必要以上に痛めつけない為のものだと思えば、喜ばしいとそう思えるくらいに。

美穂子「あ…の…ぉ♪す…須賀君…?」

けれど、そんなもどかしさは俺だけのものではないのだろう。
その瞳を潤ませながら俺を見上げる彼女の顔には物足りなさが浮かんでいた。
そこでようやくさっきの美穂子さんの言葉を思い返した俺はそっと唇を開く。
けれど、そこからすぐに彼女の望む言葉が出てこなかったのは、その物足りなさそうな表情に悪戯心を擽られたからだ。

京太郎「…なんです?」
美穂子「も、もう…ぅ♪分かってる…わよね…♪」

とぼける俺に美穂子さんが唇を尖らせるようにしてそう言った。
不満である事を躊躇いなく顔に浮かばせるその姿は正直、可愛らしい。
年上であるはずなのに、ついつい頭を撫でてあげたくなるくらいだ。
その上、そこには明確な怒りなどは浮かんではいない。
ポーズとして拗ねてみせているだけで美穂子さんは決して怒っている訳じゃないのだ。

京太郎「いやぁ。でも…ムードのある所でって希望でしたし…本当に今言っちゃって良いんですか?」
美穂子「そ、それは…」

そんな美穂子さんの様子に調子にのった俺に、美穂子さんが言葉を詰まらせた。
さっきの彼女の言葉を引き出す俺に彼女は珍しく逡巡を表情として浮かばせる。
恐らく美穂子さんの中でそういう愛の告白はムードのある場所でという希望がなくなってしまった訳ではないのだろう。

美穂子「今の事は…その…ゆ、夢ですから…♪ここから出てしまったら…忘れる事…ですから…♪」

とは言え、それはあくまでもなくなっていないだけで、大きなものではないのだろう。
数秒後、おずおずと口にする美穂子さんはそうやって遠回しに俺に言葉を強請った。
それに思わず俺が笑みを浮かべてしまうのは、美穂子さんの顔があまりにも可愛かったからである。
この状況が夢で現実ではないとそう言い放つ彼女の顔は恥ずかしさと共に強い興奮を浮かべていた。

京太郎「…へぇ」
美穂子「はぅ…♪」

それに短く感嘆の言葉を返す俺の前で美穂子さんの顔がさらなる羞恥を沸き上がらせる。
まるで絶滅した大和撫子のような価値観を持つ彼女にとって、それはきっとあまりにもはしたない言葉だったのだろう。
俯くその目尻までを真っ赤に染めるその顔は、とても居心地が悪そうにしていた。
けれど、時折、俺の事をチラチラと見る彼女は明らかに俺に対して何かを期待している。
隠しきれないそのオネダリに俺は笑みを強めながら、そっと口を開いた。


京太郎「…大好きですよ」
美穂子「あ…ぁ…♥」

その言葉に美穂子さんの顔は簡単に綻んだ。
まるでさっきの気恥ずかしさを忘れたように、その顔は一瞬で喜色に染まる。
花開いたようにも思えるその変化に俺の目は否応なく惹きつけられた。
それに逆らう事なく近づいた俺の顔は彼女の唇に再びキスを落とす。

京太郎「優し過ぎるくらい優しい美穂子さんが好きです。人一倍頑張り屋で皆の事を何時も考えている美穂子さんが好きです」
美穂子「はぁ…ぁっ♥」

そのまま俺は好きだと言う度に、彼女の唇へとバードキスを繰り返す。
その度に美穂子さんはブルリとその背筋を震わせ、甘い声をあげてくれた。
まるで俺の言葉に感じているようなその反応に俺の胸がキュっと熱くなる。
自然、俺の胸の内から沸き上がる言葉もまた興奮と共に熱っぽさを増していった。

京太郎「お茶目で悪戯っぽいところもある美穂子さんが好きです。意外とエッチに積極的だった美穂子さんが好きです」
美穂子「そ、そんなに…ふぁ…♪積極的だった訳じゃ…ん…っ♥ないですもん…っ♥」

俺のキスで言葉を遮られながら、美穂子さんはそう俺に反論する。
しかし、最初のキスはともかくそれ以降は彼女から誘われている形なのだ。
それを積極的と言わず何をそう表現すれば良いのかと思うくらいである。
とは言え、それを口した所で美穂子さんを恥ずかしがらせるだけだろう。
今の俺にはそれよりもしたい事があるのだから、それにばかり構ってはいられない。

京太郎「キラキラするその細い髪が好きです。左右で色が違うその瞳も好きです」
美穂子「くぅ…ん…♥」

そう思う俺の口から漏れる言葉は、身体的な特徴へと言及するものへとなっていった。
勿論、彼女の内面は普通の人とは比べ物にならないほど魅力的なものである。
そして、それに劣るものの、美穂子さんの外面も可愛らしく、そして美しいものなのだ。
例え彼女がそれをコンプレックスに思い、隠すように閉じていたとしても、それは決して変わらない。
俺にとって美穂子さんは全てが非の打ち所のない最高の女性なのだから。

美穂子「須賀君ってば…ずるい…♥そんなに一杯言われたら…忘れられなくなっちゃう…♪」

そのまま胸から指、足や太ももまで褒めた俺の前で、美穂子さんがそう言葉を漏らす。
何処か拗ねているようなその言葉は、しかし、うっとりと蕩けていたものだった。
俺にそうやって褒められた事が嬉しくて堪らないと言わんばかりのその仕草に俺はそっと笑みを漏らす。
そのまま機嫌を直してと言わんばかりにキスをする俺に美穂子さんは小さく甘い声を放った。

京太郎「じゃあ…忘れないで下さい。俺も…忘れませんから」
美穂子「も…ぉ…♥」

俺の言葉に拗ねるように言うのは、さっきこれを夢にすると言った言葉に俺が従わないからだろう。
だが、こんな魅力的な経験を忘れられるかと言えば、答えは否だ。
恐らく、俺は当分、この経験で自家発電をするであろうと思うくらいに気持ち良いし興奮しているのだから。
幾ら美穂子さんの頼みでも、初体験を忘れられるはずがない。


京太郎「実際…忘れられませんよ。こんなに気持ち良いの…初めてなんですから…」
美穂子「う…ぅん…っ♪」

それをそのまま言葉にする俺に美穂子さんの身体が身動ぎする。
まるで俺の言葉がこそばゆいような嬉しいようなその反応にムスコがグジュリと肉襞と擦れた。
告白をしている間もずっと動き続けた肉棒への刺激に、俺の身体はついつい熱くなる。
また一歩射精へと近づいた事を感じる俺の前で、美穂子さんがその顔を赤く染めながらそっと唇を動かした。

美穂子「だったら…わ、忘れられるまで…き、気持ち良く…なって…ね…っ♥」
京太郎「う…」

そのままクチュクチュと言う音がロッカーの中で強くなるのは美穂子さんが微かに身動ぎを始めたからだ。
自分から俺へと向かって腰を突き出すようなその動きは、勿論、それほど激しいものでもまた大きなものでもない。
だが、そのほんの数センチ程度の動きで、俺の中の挿入感が一気に膨れ上がる。
肉襞との摩擦も大きく跳ね上がった俺はついつい声を漏らしてしまうくらいに善がっていた。

京太郎「その…だ…大丈夫なんですか?」

自分だけが動くのとは違い、美穂子さんからも求められる快感。
それに不慣れな俺はついつい言葉を跳ねさせ、情けない言葉を紡いでしまう。
だが、そうなると分かっていても、俺はそう尋ねずにはいられなかった。
幾ら何でもついさっき処女を喪失したばかりの人が動くだなんて無茶が過ぎるのだから。

美穂子「大丈夫よ…♥今はもう殆ど痛くない…し…♪」
京太郎「いや…でも…」

恐らくその言葉は嘘ではないのだろう。
俺に微笑む美穂子さんの顔にはもう苦痛らしきものはまったくない。
寧ろ、その顔は誇らしげに蕩け、興奮と媚を浮かばせていた。
もしかしたらもう美穂子さんは膣内で感じているのかもしれない。
そんな事を思うほどにリラックスしたその顔に、しかし、それでも俺は否定の言葉を放ってしまう。

美穂子「それに…私も須賀君に気持ち良くなって欲しいの…♥私が…好きって言われた時に感じたのと…同じくらい…♥」
京太郎「っ…!」

だが、次の瞬間、放たれた美穂子さんの言葉に、俺はその躊躇いを消し飛ばされてしまう。
さっきの告白で得た喜びをそのまま悦びにして返そうとしてくれる彼女の健気な言葉に俺の興奮はもう止まらない。
その視界を一瞬、真っ赤に染めるほどに高まったその感情に従って、俺の腰はグッと強く突き出される。
助走距離はそのままに勢いだけ強めたそれはさっきまでとは比べ物にならないほど嗜虐的なピストンだ。

美穂子「んあぁぁ…っ♪」

だが、美穂子さんはそれに甘い声をあげてくれる。
まるで俺のピストンに感じてくれているようにその声を微かに上擦らせてくれる。
それだけならまだしも、彼女の腰は俺の動きに合わせ、自分からムスコを飲み込んでくれるのだ。
その気持ち良さに俺の腰はブルリと震え、さらなる快感を求め始める。


美穂子「あぅん…っ♪お、おっぱい…もぉ…♥」

そんな俺が真っ先に意識を向けたのは美穂子さんの柔乳だった。
さっき乳首を摘んだまま放置していた自身の手を、俺の脳は激しく動かす。
再びグッと乳首を摘んだ手はそのままに乳輪周辺を撫でるのだ。
サワサワと焦らすようなそれに美穂子さんも感じてくれているのだろう。
時折、乳首を摘んだ親指と人差指を扱くように動かせば、簡単に嬌声を漏らしてくれた。

美穂子「や…ぁ…♪さっきより…ずっと上手…ぅ♥」
京太郎「大体…加減って奴が分かってきましたし…ね」
美穂子「ひぅっ♪」

そう言いながら人差し指でぐっと乳首を押しこめば、美穂子さんはまた気持ち良さそうに声をあげてくれる。
甘いその響きと共に膣肉がキュっと締まったのも、彼女が感じてくれている証だろう。
素直な賞賛と共に返されるそれに男としての自尊心が満たされるのを感じた。
そんな単純な自分に一つ自嘲を向けながらも、俺は魅惑的と言っても言い美穂子さんの身体に夢中になっていく。

美穂子「須賀君…どんどんエッチになってる…♥」
京太郎「エッチにしたのは美穂子さんですよ」

美穂子さんがこんなにも可愛らしく、そしてエッチに積極的でなければ俺だってこうはなっていないだろう。
だが、思いの外、美穂子さんが積極的だったお陰で俺達はこうして狭苦しいロッカーの中で肌を合わせ、初めてを捧げあっていた。
お陰で童貞である俺は思う存分に動く事が出来ず、強いもどかしさを覚えている。
だが、そのもどかしさが俺に思索する余地を与え、こうして美穂子さんが感じるやり方を模索し始めていた。

美穂子「ち…違う…わ…♥私…そ、そんなつもり…じゃ…ぁ♪」
京太郎「じゃあ…どういうつもりなんだったんです?」

勿論、彼女にはそんな意図がなかったのだと俺も分かっている。
そもそも美穂子さんも初めてで、内心一杯一杯なのだろうから。
それでもこうして俺の事を誘ってくれたのは偏に美穂子さんが優し過ぎるからだ。
人の辛さを見てみぬ振り出来ない彼女にとって、俺の興奮というのは冷ましてあげなければいけない事だったのだろう。

京太郎「俺を誘惑して…こうして自分から腰を振って…どんなつもりだったんですか?」
美穂子「やぁ…ぁぁ♪♪」

そうと分かりつつ意地悪くそう尋ねるのは自身の歪んだ支配欲を満たすためだ。
美穂子さんの何もかもを自分のモノにしたいという気持ちは俺の中で収まってはいない。
寧ろ、告白というものを経て、興奮に引き上げられるよにより強まっているのだ。
そんな俺の口から嗜虐的な言葉は止まる事はなく、美穂子さんに身動ぎをさせる。

美穂子「好き…だから…ぁ♥好きだから…放っておけなかっただけ…ぇ…♪♪」

だけど、それが美穂子さんにとっても少なからず興奮を与えているのだろう。
俺の前で好きとそう言葉を漏らす彼女の声は子どものように舌足らずなものへと変わりつつあった。
自身の興奮と、そして快感を伝えるその声に俺の後頭部がカァと赤くなる。
溢れ出る興奮に脳髄が熱く染まるのを感じながら、俺の指先はピンと張った乳首を弾いた。


京太郎「俺も…好きですよ。美穂子さんの事…大好きです」
美穂子「ひゃぅんっ♥」

愛の言葉に対して、愛の返事を返しながらのそれはリズミカルに何度も行われた。
張った乳首を上下にピピピンと弾き続けるそれに美穂子さんの背筋がブルリと震える。
順調に快感を得る下地を作りつつある乳房への刺激に、彼女は快感を得てくれていた。
それが嬉しくて頬がまた緩みそうになるが、けれど、俺の今の目的はそれでは満たされない。

京太郎「だから…俺だけじゃなく美穂子さんもエッチになって下さい。中でも一杯…感じて下さい」
美穂子「んあ…ぁっ♪」

勿論、こうした経験のない美穂子さんが完全に膣内の痛みを忘れられるはずがない。。
しかし、それでも俺ばかり気持ち良くなって満足するようなセックスなどしたくはなかったのだ。
せっかく、恋人同士になれたのだから、お互いがまたしたいと思えるような甘い交歓にしたい。
そう思う俺にとって、その肉襞で彼女を感じさせるのは一つの目標でもあったのだ。

美穂子「も…もう…私…え、エッチになってる…♥須賀君が…とっても上手…だから…初めてなのに…私…お腹熱くなって…ぇ♥」
京太郎「ぅ…っ」

そんな俺の言葉に美穂子さんはそっと顔を俯かせた。
しかし、それでもポツリポツリとその口から俺への返事を漏らしてくれる。
恥ずかしげに、けれど、興奮を滲ませてのその言葉に俺のムスコがビクンと跳ねた。
あまりにも可愛らしいその言葉についつい腰が暴走しそうになるのを堪えながら、俺は小さく歯を噛みしめる。

美穂子「わ、私…そ、その…じ、自分でした事がないから…分からないけど…これって多分…気持ち良い…のよね…?」
京太郎「どう…でしょう。俺は女じゃないんで分からないです…けど」

そう尋ねられても、正直、俺には分からない。
男と女は感じ方が違うというし、また快楽の量も異なるそうなのだから。
美穂子さんの言葉だけでは快感の所為なのか、或いは出血で火照っている所為なのかは分からない。
だが、オズオズと尋ねる美穂子さんの顔には不快そうなものは見えなかった。

京太郎「でも…嫌じゃない…ですか?」
美穂子「えぇ…♥とっても…幸せな…気持ち…♥」
京太郎「~~っ!!!」

それでも尋ねた俺の言葉に、美穂子さんはその顔をさらに蕩けさせる。
うっとりと夢見心地になるようなそれに瞳が強く潤んだ。
左右で色が違うその特徴的な瞳を艷やかに光らせるそれに俺の興奮は完全にタガを外してしまう。

美穂子「ひゃぅ…っ♪」」

今までの俺は童貞であったにも関わらず、一定の冷静さを保つ事が出来ていた。
だが、それは美穂子さんを傷つけてはいけないという意識があったからである。
勿論、意地の悪い事を言ったりもしたが、それは決して彼女を傷つける為のものではなく、辱める為のものに過ぎなかった。
だが、そうやって彼女も幸せになってくれているのだとするならば…もう俺は止まらない、いや、止まれない。
サルのように激しく腰を動かして、処女を失ったばかりの美穂子さんの中をズンズンと突いてしまう。


京太郎「すみません…美穂子さん…!」

きっと痛いだろう。
苦しいだろう。
少なくとも快感なんてないのだろう。
だが、そう思考を浮かばせても、俺の身体はもう止まらない。
そもそも俺の身体はもう我慢の限界だったのだ。
今まで何とか歯止めを掛けられていたのが奇跡のようなバランスの上に成り立っていたのである。
だが、それが崩れてしまった以上、もう射精を求める衝動は止められない。
ロッカーがガタガタと音を鳴らすのも構わずに激しくムスコを出し入れするだけだ。

美穂子「良い…のよっ♥須賀君…の好きなようにして…ぇ♪」

それに謝罪の言葉だけを漏らす俺に美穂子さんがそっと微笑んでくれた。
そして同時に優しい受容の言葉を放つ彼女に俺の中の最後の躊躇いさえも砕かれてしまう。
結果、興奮を抑えるものがなくなった俺の手は、美穂子さんの胸からお尻へと下り、そこを逃すまいとがっちりと掴んだ。

美穂子「そんな風にしなくても…ぉ♥逃げないから…ね…っ♥」

そんな俺の首元にキスをしながら、美穂子さんがそう言った。
俺の身体の意図をはっきりと理解してくれるそれが有り難くも恥ずかしい。
何せ、それは俺がどれだけ欲情し、興奮しているのかを知られている証左でもあるのだから。
だが、それでも俺の腰は止まる事はなく、熱い蜜に満たされた肉襞で粘膜をこすり続ける。

美穂子「だって…私も…お腹の中もっと熱くなってジンジンってして…ぇ♪これ…やっぱり…気持ち良い…ぃ♥」
京太郎「ぐ…ぅぅ…っ」

瞬間、その表情を再びうっとりとしたものに染め上げた美穂子さんから快感の言葉が漏れる。
自身の感じているそれをはっきりと快感と認めるそれに俺の口から押し殺した声が放たれた。
それは勿論、苦痛を感じた訳でも、何かを思い悩んでいたからでもない。
美穂子さんの言葉に限界だと思っていた身体がさらに燃え上がっていくのを感じたからだ。

美穂子「んきゅぅんっ♪」

それに思考をさらに興奮と愛しさに塗り替えられた俺の口は彼女の乳房に吸い付いた。
その身体を前へと倒し、火照った肌に吸い付く唇は一切の容赦がない。
衝動と言っても良いほどに高まった感情を発散しようと、ジュルジュルと吸い上げる。
肌にキスマークをつけるのも厭わないそれに美穂子さんが微かに上擦った声をあげた。

美穂子「こっちも…こっちも…吸って欲しいの…♪」

けれど、美穂子さんはそれだけでは終わらない。
彼女もまた興奮でタガを外したのか、その右の乳房を片手でぐっと持ち上げる。
まるで俺へとその魅力的な乳肉を支えるようなそれに意識がそちらへと引き寄せられた。


美穂子「須賀君に一杯、虐められちゃった乳首の方も…チュッチュって…して…ぇ♥」

美穂子さんの甘いオネダリの言葉。
それに耐え切れるような理性など俺の中には欠片も残っていない。
その言葉の途中から彼女の乳肉を離した俺は、持ち上げられたその乳房の頂点へと思いっきり吸い付く。
そのまま乳輪ごとジュルジュルと吸い上げるそれに美穂子さんの中がキュっと締まった。

美穂子「んふふ…♪須賀君…まるで赤ちゃんみたいに…私のおっぱいに夢中になって…♥」

その言葉は本来であれば男のプライドを刺激するものであっただろう。
男なら誰だって赤ちゃんのようだと言われていい気になったりはしない。
だが、その魅惑的な肢体に夢中になっている俺はその言葉に怒りを見せる事はなかった。
代わりに吸い付いた口の中で乳首を舌でペロペロと転がし、夢中になっている事をアピールする。

美穂子「嬉しい…♥もっと…吸っちゃって良いのよ…♪」

それはきっと美穂子さんの言葉に馬鹿にするような響きがまったくなかったからだろう。
寧ろ、そうやって俺に求められる事を心から喜んでくれているのが、身体中から伝わってきていた。
乳輪から乳房までをフルフルと震わせるそれは興奮の所為だろうし、その声には甘い響きで満たされている。
いっそ媚とも思えるそれに俺の腰はさらに激しくなり、美穂子さんの太ももにパンパンと打ち据えられた。

美穂子「あふ…ぅ…♪おお…きぃ…ぃ♥」

美穂子さんを感じさせるのではなく、自分勝手に射精する為の動き。
それに彼女はうっとりとした声を漏らした瞬間、俺のムスコがビクンと跳ねた。
さっきまでの興奮を示すものとは違い、根本から走るそれは海綿体の中へと一気に血液を送り込む。
自然、それを吸った海綿体はムクムクと膨れ上がり、美穂子さんの中でさらなる存在感を示した。

美穂子「凄い…逞しくて…ぇ♥私の中で…暴れてる…ぅ♥」

それは勿論、射精独特の膨張だ。
メスの最奥で精液を放とうとするオスの反応である。
しかし、美穂子さんはそれを知らないのか、うっとりとした言葉を返すだけ。
未だその身体は拒絶を見せず、寧ろ、その左手は俺の頭を撫でてくれていた。
まるで自身の愛しい幼子に対するような母性溢れるそれに俺の身体は止まらなかった。

京太郎「(ごめん…なさい…!)」

警告しようにも俺の口は美穂子さんの乳首から離れない。
もうすぐ射精するという状況においても、そこは夢中になったように美穂子さんの乳輪ごと吸い続けているのだ。
何も知らない美穂子さんに黙ったまま射精しようとするその浅ましさに、胸中で謝罪の言葉が浮かぶ。
だが、それも勿論、言葉になる事はなく、俺の腰はラストスパートを開始した。


美穂子「や…ぁ♪んんっ♥あふ…ぅぅんっ♪♪」

自分の尻がロッカーの扉に当たるのも構わずに繰り出される激しいピストン。
それに美穂子さんの口から甘い声が漏れだし、撫でていた俺の頭をギュッと抱き寄せる。
一突き毎に可愛らしい反応を示してくれる彼女に俺はもう射精する事しか考えられない。
最初からは比べ物にならないほどリラックスした粘膜に亀頭から肉竿までを甘く抱きしめられながら、俺の身体は昂っていく。

美穂子「んん…っ♥」

それに美穂子さんが何を感じたのか分からない。
だが、彼女の片足はすっと俺の腰へと周り、そのまま挟みこむのだ。
自分の方へと引き寄せるようなそれは勿論、力強いものとは言えない。
俺の本気のピストンであれば簡単にはじけ飛んでしまいそうな弱々しいものだ。
しかし、そこに彼女の意思を感じたような気がした俺にとって、それは決して軽視出来るものじゃない。
まるで射精する俺を中へと受け入れようとするその動きに…俺の最後の砦は砕かれてしまった。

美穂子「あ…あぁぁっぁんっ♪♪」

瞬間、挿入半ばにして俺のムスコから精液が吐き出される。
ビュルビュルと激しい勢いのそれは中で感じる余地が出来た美穂子さんにも分かるのだろう。
発射と言っても過言ではないその精液に彼女がその声を上擦らせた。
その肩までをブルブルと震わせる美穂子さんもまた俺の射精で感じてくれているのかもしれない。
そう思うと胸の中が熱くなり、射精の快感で立ち止まりそうになる腰に力が入った。

美穂子「はあぁ…ぁあっ♥」

そのまま俺は射精しながらも、美穂子さんの最奥に到達する。
グジュリと亀頭を強引に押し込んだそこはぽってりとした肉厚の感覚が横たわっていた。
だが、最初の挿入の時とは違い、そこは俺のムスコへとジュルリと吸い付いてきている。
まるで俺の精液を飲み込もうとするようなその反応に俺の腰は完全に蕩け、引く事さえも出来なくなった。

美穂子「凄い…一杯…♪」

子宮口に精液を注がれるその感覚に、美穂子さんがうっとりとした声をあげる。
だが、そのトロリとした甘い声を聞いても尚、俺の射精は収まる事はなかった。
これが二回目だなんて信じられないくらいに精液は激しく俺の中から飛び出している。
さっきの一回目と比べても遜色ないその射精は俺の頭を激しく揺さぶり、腰をブルブルと震えさせた。

京太郎「(しかも…美穂子さんの中が…っ!)」

射精中の敏感になったムスコには美穂子さんの肉襞の蠢きが強く伝わってくる。
密着した肉襞をグニグニと動かしながら、抱きしめるように甘く締まるその感覚が。
まるで奥へ奥へと誘おうとするようなその反応に俺の快感は止まらない。
何時までも射精し続けてしまえそうなくらいに俺は美穂子さんの中で気持ち良くなっていた。


美穂子「はふぅ…ん…ん…♪」

それが収まった頃には俺の身体はまたも脱力していた。
それは一度目のそれと遜色ない…いや、下手をすればそれ以上に気持ち良かったであろう射精に耐えられなかったからである。
再びその身体を美穂子さんへと預け、顔をその豊満な胸へと埋めた。
そんな俺を支えるように背中に手を回しながら、美穂子さんは甘い吐息を吐く。

美穂子「ふふ…♪」

そのままゆっくりと俺の背中を撫でる美穂子さんの仕草はとても優しかった。
労われているようにも感じるその手つきに俺の身体からさらに力が抜けていくのを感じる。
それでも何とか崩れ落ちるような真似だけはすまいと必死に足に力を込めながら、俺は大きく呼吸を繰り返した。
その度に甘い美穂子さんの体臭が肺いっぱいに広がるのを感じて、ムスコが反応してしまうが、それはもう致し方ない事だろう。

美穂子「もう…大丈夫?」
京太郎「え…えぇ…ありがとうございます」

それから数分もした頃には俺の身体も幾分、回復する。
それを感じ取ったのであろう美穂子さんから気遣うような言葉が放たれた。
それに首肯を返しながら前屈になっていた身体を直せば、足にズシリと疲労感がのしかかる。
けれど、再び美穂子さんの胸に顔を埋める訳にもいかず、俺はそっと彼女から離れた。

美穂子「あ…っ♥」

瞬間、美穂子さんの口から寂しそうな声が漏れだした。
まるで行かないで欲しいと言うようなその声に後髪惹かれるものを感じるのは事実である。
だが、このままずっと美穂子さんに密着していたら、それこそ勃起しないとも限らないのだ。
それを美穂子さんがまた射精させようとする可能性が高い事を思えば、あんまり密着してはいられない。

京太郎「(それに…色々とするべき事もあるしな…)」

そんな俺の視線が向けられるのはお互いの足元に広がる衣服であった。
脱ぎ散らかされたそこにはお互いの汗や愛液がたっぷりと滴り落ちている。
それだけならまだしも萎えた俺のムスコが抜け出た所為で、美穂子さんのアソコから破瓜の血や精液が流れでているのだ。
まずはそれをどうにかしなければ美穂子さんを帰す事も出来ない。
射精を経て幾らか冷静になった頭はそれを最優先に考えるべきだとそう訴えていた。

京太郎「とりあえず…そろそろ部長も寝ちゃったでしょうし…出ましょうか…」
美穂子「そ…そう…ね」

美穂子さんの言葉が少し遅れたのは、どうしてなのか俺には分からなかった。
もしかしたら彼女はもっとこの狭苦しいロッカーの中に居たかったのかもしれないし、ただ単にその反応を予想していなかっただけなのかもしれない。
確実なのは俺の目の前にいる美穂子さんが少しだけ残念そうに肩を落としたという事だ。
まるでこの時間が終わる事が寂しいと、そう言うように…ほんの少しだけ。


京太郎「(それを…見てみぬ振りなんて出来ないよな)」

何せ、そうやって寂しそうにしている彼女は、俺の為にその身を文字通り捧げてくれた人なのだから。
その恩義にまったく報いられていない俺にとって、それは決して見過ごせるものじゃない。
何より、俺は美穂子さんの事が大好きなのだから尚更だ。
だからこそ、俺は彼女の表情を晴らす言葉を必死で探し、そして数秒後、それを見つける事に成功する。

京太郎「その…来週の日曜日って予定空いていますか?」
美穂子「えっ…?」

そう尋ねる俺に美穂子さんの顔がそっと上がった。
そのまま驚いたように俺を見る視線は少しだけ気恥ずかしい。
何せ、俺がしようとしているのはデートのお誘いなのだから。
人生でも初めての経験に俺の頬は興奮とは違うもので赤く染まった。

京太郎「み、美穂子さんさえ良ければ…俺とデートしません?」
美穂子「あ…っ♥」

それでも逃げる訳にはいかない。
そう思うのはここから出た瞬間、俺達の関係は元のものに戻ってしまうからだ。
あくまでも愛を交わし、想いを確認しあった俺達の関係は夢でしかない。
それを現実のモノとする為に、今度は俺の方から彼女へと告白しよう。

京太郎「今度は…もっとムードのあるところで…俺に出来る最高の告白をしますから」
美穂子「…えぇっ…♥」

そしてそれは出来るだけ美穂子さんの思い出になるような素晴らしいものにしたい。
その為にもまずは彼女をデートに誘おうと思った俺の言葉に、美穂子さんは嬉しそうに頷いてくれた。
微かにその目尻に涙を浮かばせる姿は素直に俺へと歓喜を伝えてくれる。
そんな彼女を抱きしめたくなるが、今の状況でそんな事をするとまたムスコがウェイクアップしかねない。
だからこそ、俺はその衝動を必死に抑えこむ為に美穂子さんから視線を逸らすしかなかった。

美穂子「楽しみに…してるわね…♥」
京太郎「…お任せ下さい」

そんな俺に小さく笑いながら、美穂子さんが期待の言葉をくれる。
それに内心、やる気に燃え上がるのはそれが一世一代の大勝負だからだろう。
何せ、俺がやるべきはただのデートではなく、告白を ―― しかも、今日の美穂子さんの献身に報いられるほどロマンチックな ――視野に入れたものなのだから。
勿論、今までデートらしいデートなんぞしたことがない俺にはハードルが高いが、美穂子さんの笑顔の為なら幾らでも頑張れる。

京太郎「(その為にも…まずは…)」

ここから出てデートプランを練らなければいけない。
そう思った俺はロッカーの中でゆっくりと反転し、後ろを振り返った。
そのままロッカーの隙間から周囲を確認した俺は、あるべき場所にあるべきものがない事を知る。


京太郎「…あれ?」
美穂子「…どうかしたの?」
京太郎「いえ…あの…」

そんな俺の後ろから美穂子さんがそっと尋ねてくる。
それにどう返せば良いのか分からなくなった俺はとりあえず言葉を濁らせた。
しかし、ここで誤魔化してもロッカーから出た時点で彼女にも分かる話である。
ならば、少しでも覚悟をして貰う為に…最初に言っておこう。

京太郎「部長が…いないんです」
美穂子「えっ…?」

そう思った俺の言葉に美穂子さんは信じられないような声を出した。
驚きとはまた違うそれに俺は身体ごと後ろへと振り返る。
瞬間、俺の視界に飛び込んできたのは硬直した美穂子さんの顔であった。
彼女の思考が停止しているのを知らせるその表情に、俺もまた沈黙を返す。

美穂子「…そ、それって…」
京太郎「…ば…バレちゃった可能性もなきにしもあらずというか…」

数秒後、ようやく再起動した美穂子さんの言葉に、俺はそう残酷な事実を突きつける。
思い返せば途中から俺達はまったく部長の事など気にせず、ロッカーの中でいちゃついていたのだ。
その声は比較的抑えていたものの、さりとてそれが外に漏れていなかった訳はないだろう。
それに部長が気づいた可能性というのは決して低くはない。
いや、後半、ロッカーを揺らすほどに激しいセックスをしていた事を思えば、寧ろ、その可能性は高いと言っても良いだろう。

美穂子「…きゅぅぅ」
京太郎「み、美穂子さん!?」

けれど、俺がその事実に比較的冷静でいられたのは、美穂子さんが意識を飛ばしたからだった。
親友とも言っても良い相手にセックスの音を聞かれていたと言うのは彼女にとってあまりにも衝撃的だったのだろう。
可愛らしい声をあげるのと同時に美穂子さんの身体が崩れ落ち、俺に失神している事を感じさせた。
そんな美穂子さんの肢体を何とか抱きとめながら、俺はズルズルと彼女を引きずるようにロッカーから出て… ―― 







―― 数分後、美穂子さんが意識を取り戻した頃に部長が帰ってきて…二人一緒に、説教される事になったのだった。










久「(はぁ…もうまったく…いきなり初めちゃうなんて…そんなの考慮してないわよ…)」

久「(これが若さって奴なのかしら…いや…でも、美穂子は私と同い年よね…)」

久「(そもそも…なんで美穂子も止めるんじゃなく積極的に誘ってるのよ…)」

久「(男に合わせ過ぎ尽くし過ぎってレベルじゃないわ…)」

久「(悪い男に引っかかったら大変な事になるんじゃないかしら…)」

久「(まぁ…その時は親友としてひっぱたいてでも正気に戻すつもりだけれど…)」

久「(でも…須賀君…ねぇ)」

久「(確かに顔は悪くないし、性格は軽めだけど気遣いは出来るし、麻雀にも真剣だし良い子だけれど…)」

久「(ただ、ちょっぴりスケベなのが珠に傷よね…)」

久「(悪い子ではないんだけれど、美穂子を預けるのには少しだけ心配というか…調子に乗って変なプレイをさせないか不安というか…)」

久「(まぁ…その辺りは追々、指摘してやれば良いでしょ)」

久「(どうやら一戦終わったみたいだし…もうちょっと時間を置いて二人が落ち着いたら部室に戻りましょう)」

久「(ついでに置きっぱなしの携帯も回収して…ま、まぁ…後学の為にちょっとだけ…聞かせて貰ったりして…)」

久「(う、うん。それくらい役得よね。空気読んで出て行ったんだし…それくらいはあって当然の権利よね)」

久「(べ、別にそれを聞いてオナニーしたりはしないけれど…ち、知的好奇心というかなんというか…)」

久「(わ、私にもそういう人が出来るかもしれないし…さ、参考にはしたいし…)」

久「(まぁ…生まれてこの方彼氏なんて出来た事ないんだけれど)」

久「(……)」

久「(…………)」

久「はぁ…彼氏欲しいなぁ…」













というわけで小ネタ終了でございます
美穂子さんの恋人になったらだいたいどんなプレイでも受け入れてくれそう感は異常

凄い今更だけど、こっちのスレ無関係のネタなんだからもっと巻いて投下しても良かったな!
と言うかageるべきじゃなかったし、NGしやすいように小ネタって入れておくべきだった
終わった後で言い出す事じゃないけどごめん
その分本編頑張ってきます

おちゅー

関係ないけど小蒔ちゃんか漫ちゃんのお風呂の奴がいいと思った(こなみかん)

乙 

和と二回目の話が好きでした(KONAMI)

乙です ここの>>1の~描写での筆のノリはすごい

【小学4年生―6月】

京太郎「あー…学校行きたくねぇ…」

憧「馬鹿な事言ってないで手は動かす」

京太郎「いや…だってさぁ…」

憧「テストなんてちゃんと予習と復習してれば簡単でしょ」

穏乃「そもそも予習と復習なんてしないってばぁ…」

憧「そりゃ普段からアンタたちがだらけ過ぎなだけ」

憧「その分、手伝ってあげてるんだから頑張りなさい」

穏乃「はぁい…」

京太郎「うーい…」

憧「あ…で、京太郎」

京太郎「ん?」

憧「アンタ何が得意で何が苦手なの?」

京太郎「大体、全部苦手だ!!」

憧「いばって言うんじゃないの…まったく」

憧「強いて違いをあげるなら、で良いから。じゃないとこっちも教え方考えないといけないし」

京太郎「んー…強いて言うなら…」


>>+2
苦手

>>+3
得意


算数国語社会音楽図工家庭科の中からお選び下さい

算数

図工

家庭科

家庭科

らしいっちゃらしいな

やっとか


京太郎「図工が苦手で、家庭科が得意だぞ」ドヤァ

憧「なるほどねー…確かにアンタガサツそうだし」

京太郎「うっせーよ。細々した作業って性に合わないってだけだ」

憧「それがガサツって言うんでしょ。ま…こっちとしては教えやすくて良いけど」

京太郎「ん?」

憧「苦手教科に暗記科目が出てこないって時点で、意外とアンタの記憶力は悪くないって事」

京太郎「…あれ?俺、憧に褒められてる?」

憧「…何?あたしが褒めたらいけない訳?」ジトー

京太郎「い、いや…そういう訳じゃないけど…意外だなって」

憧「そんなに馬鹿にされたいならもっと馬鹿にしてあげるけど?」ニコー

京太郎「すみません。やめてください」フルフル


穏乃「えー…って事は京太郎、結構頭良いの?」

京太郎「ふふん。なんたって憧のお墨付きだからな!」ドヤァ

憧「いや、記憶力と頭の良さは別問題だから」

憧「それにそこまで持ち上げたつもりはないし」

京太郎「えー…」

憧「そんな不満そうな声をあげない。ちゃんとアンタにぴったりな暗記方法考えてあげたから」

京太郎「お…なんだ!?」

憧「書け」ニッコリ

京太郎「…え?」

憧「ひたすら教科書を書き写せ」ニッコリ

京太郎「…じ、冗談だよな?」

憧「そういうのを言ってるように思える?」ニコー

京太郎「……」

憧「……」

京太郎「チクショウ…新子になんか頼んだ俺が馬鹿だった…」カキカキ

国語


穏乃「憧、私は?」

憧「しずはまず問題をちゃんと理解しないとね。その辺、問題集作ってきてあげたから一緒に解いていこ」

京太郎「なんか俺と扱い違いすぎないか!?」

憧「仕方ないじゃん。問題集一つしかないんだし」

京太郎「くそ…差別だ…絶対これ男女差別だ…」

憧「ぶつくさ言ってないでとっととやりなさい」

憧「(…ま、苦手じゃないって事は大体、理解してるって事だし)」

憧「教科書書き写してその問題を延々解いていけば酷い点数は取らないでしょ)」

憧「(問題は国語だけど…その辺はあとで見てあげるとして)」

憧「(まずはしずの方を重点的にやらないと…また居残りとかになっちゃいそうだし)」

穏乃「ねー憧~。ここは?」

憧「あ、そこはね…」

京太郎「くっそ…理不尽だ…ぁ…」カキカキ




憧「…はい。そろそろ休憩しましょ」

京太郎「うがー…」ドサ

穏乃「…京太郎、大丈夫?」

京太郎「うぁー…これで腱鞘炎になったら新子の所為だからな…」

憧「はいはい。文句はテストが終わった後に幾らでも聞いてあげるから」

穏乃「でも…ずっと書きっぱなしなんて京太郎可哀想だよ」

憧「大丈夫。男の子なんだし、それくらい我慢出来るって」

憧「ねぇ、京太郎?」ニコッ

京太郎「う…うぅぅ…」

京太郎「あ、当たり前だろ!俺はお前らみたいな軟弱な奴らとは違うんだよ!」

憧「ほら、本人がこう言ってる事だし、気にすることないって」

穏乃「うーん…」


穏乃「…えい」ソッ

京太郎「…うへぁ!?」

京太郎「って…高鴨。何を…?」

穏乃「マッサージ。少しは楽になるかなって」フニフニ

穏乃「私も山に行った時にこうして自分の身体解してるから…効かない訳じゃないんだろうけど…」フニフニ

穏乃「…どう?気持ち良い?」

京太郎「あー…」


00~30 あんまり
31~60 そこそこ
61~99 寝そうなくらい気持ち良い

安価先は?

ぎゃふ…ごめんなさい
このレスから>>+2でお願いします

ほい

あいよ

はい

まあ上手そうではないよな

最近の京太郎スレは徹底的にコンマ運が悪い

>>あんまり

京太郎「(一生懸命やってくれてるのは伝わってくる)」

京太郎「(伝わってくるんだけど…ちょっとズレているというか)」

京太郎「(高鴨本人の身体じゃ丁度良いんだろうけど…あんまり…だなぁ)」

穏乃「~♪」

京太郎「(でも、折角、本人が頑張ってやってくれてるのに…あんまりって言うのも可哀想だし…)」

京太郎「…ありがとう。気持ち良い」

穏乃「そっか!じゃあ、もっと頑張るね!!」ギュウゥ

京太郎「うぐっ…!」

京太郎「(い、痛ぇ…!い、今、変なところ入ったぞ…!?)」

京太郎「(やばいグリグリって…痛い痛いこれやばい!!)」

京太郎「(蜂に刺された時と同じくらいやばい!!)」

憧「あー…しず。もうそこまでにしときなさい」

穏乃「え…でも…」

憧「良いから。息抜きも出来た事だし、また再開するよ」

憧「…京太郎はもうちょっと休んでて良いから」

京太郎「…あぁ。そうする…ありがとうな」

憧「…良いって。頑張ったのは伝わってきてたし」

穏乃「???」


















【System】
高鴨穏乃の好感度が1(0+1)上がりました。
高鴨穏乃の現在の好感度は3です。





























【System】
須賀京太郎はスキル【手先が不器用?】を手に入れました。
須賀京太郎はスキル【家庭科は得意】を手に入れました。












※スキルについて

スキルは様々な判定を有利に、或いは不利にする京太郎の個性です。
今回手に入れたスキルはデメリットスキル【手先が不器用?】とメリットスキル【家庭科は得意】です。
【手先が不器用?】は細かい作業を必要とする判定にてコンマを-3にし、【家庭科は得意】は逆に裁縫や料理などの判定を+3にします。
これらは同時に発動する事もあり、両方が適用される裁縫などの場合は補正値を0にします。
またスキルはイベントで進化、或いはなくす事も可能です。
基本デメリットスキルはイベントで結果を残せば消えるので頑張って高い安価を狙って見て下さい。

【小学4年生――7月】

京太郎「(夏だ!)」

京太郎「(夏休みだ!!)」

京太郎「(でも、ぼっちだ!!!)」

京太郎「(…うん。まぁ、高鴨も新子も家の手伝いで忙しいしな…)」

京太郎「(こうして一人ぼっちになる」のは正直、予想してた)」

京太郎「(だから…まぁ、他にも友達作らないとダメなんだけどさ…)」

京太郎「(なんつーか…高鴨と新子と一緒にいるのが楽すぎて…学校ではその気になれないっていうか…)」

京太郎「(それに、高鴨たちと一緒にいるとこう…男たちから変な目で見られるんだよなぁ…)」

京太郎「(からかわれたり絡まれたりはしないけど…こう壁を感じるって言うか…)」

京太郎「(かと思うとたまに羨ましそうに俺を見る事もあるし…なんなんだろうな、アレ)」

京太郎「(ま…そんな事はどうでも良いか。それよりも問題は…今の俺が暇で暇で死にそうだって事だ)」

京太郎「(宿題?そんなもの8月に入ってからやれば余裕だろ大丈夫大丈夫いけるって)」


京太郎「(一人でゲームするのもなんか寂しいしなぁ…)」

京太郎「(やっぱりここは久しぶりに探検するべきかな)」

京太郎「(大分、阿知賀に慣れたとは行っても、それは良く行くところだけだし)」

京太郎「(まだ旅館の方とか商店街の向こうとかは行ってないんだよなぁ…)」

京太郎「(最初に高鴨に紹介されてそのままだし…行くだけ行ってみようか)」

京太郎「(さて…まずどっちから行こう…?)」



>>+2
末尾偶数:旅館の方に行ってみよう!
末尾奇数:商店街の向こうに行ってみよう!
ゾロ目:???遭遇

ほい

うむ

おまかせあれ!

どうしてこんな判定にだけ高コンマが……

>>344
むしろ安価先含め前後各一すべて奇数の方が問題

世界は灼そを望んでいるんやな…
これは頑張らざるを得ない

>>商店街の向こうに行ってみよう!

京太郎「(よし。まずは商店街の向こうに行ってみるか!)」

京太郎「(えっと…確か阿知賀唯一のボウリング場があるんだっけ?)」

京太郎「(ボウリングなんて殆どやった事ないし、小遣いも使い果たしてるけど…)」

京太郎「(まぁ、中で涼んでるくらいなら文句は言われないだろ)」

京太郎「(よし。そうと決まればパジャマを着替えて…っと)」

京太郎「ちょっと出かけてくるわー」

京太郎母「はーい。夕飯までにはちゃんと帰ってくるのよー」

京太郎「分かってる!」

巧妙にあらたそルートに見せかけたレジェンドルートの可能性が…

中々松実姉妹に絡めないな…


京太郎「(という訳でやって来ましたボウリング場)」

京太郎「(えっと…なんて書いてあるんだアレ…?)」

京太郎「(英語なんて読めねぇよ…)」

京太郎「(でも、なんかボウリングのピンが出てるし、ここで良いんだよな)」

京太郎「(つか…思いの外、マジで熱い…)」

京太郎「(やばい…冗談のつもりだったけどちょっとマジで涼みたいかも…)」

京太郎「(つっても…金はないし…どうしようか…)」

??「…ねぇ、君」

京太郎「えっ?」

??「うちに何か用?」

あらたそ~

アラチャーが出ると聞いて

部キャプ京の3(ピー)にはならなかったか。

家庭科が得意で図工が不得意って器用なのか不器用なのか判断に困るよね。

京太郎「あ…いや…その…」

京太郎「(またこのパターンか!!)」

京太郎「(いや…まぁ入り口の前でキョロキョロしてたらそりゃ不審がられるだろうけどさ!!)」

京太郎「(だからって、最初に話しかけてくるのが関係者なのはどうしてなんだよ…!!)」

??「ボウリングしたいの?」

京太郎「え…あ…お、お金…なくて」

??「…冷やかし?」ジトー

京太郎「い、いや…そ…その…」メソラシ

??「…まぁ、いっか。ほら、おいで」

京太郎「…え?」



>>353
むしろ美的センスがないとかかと思ったんだがな

あらたその服飾センスみたく

そういや理科が得意なくせに数学苦手な京太郎もいたなぁ……

料理は見栄えも必要だから美的なセンスは有ると思う。

出来るけど好きじゃないも苦手と言うっけ。


【鷺森レーン】

京太郎「(で、あれよこれよと言う前に連れ込まれた訳なんだけど…)」

京太郎「(結構、人がいるなぁ…)」

京太郎「(大体、中高生が殆どで大人はいないけれど)」

京太郎「(まぁ、夏休みって行っても平日だし当然か)」

京太郎「(寧ろ、こんなに意外と盛り上がってるのにびっくりしたくらいだ)」

京太郎「(まぁ…この辺りじゃ遊べる場所って言ったらここか、カラオケくらいだもんなぁ…)」

京太郎「(人がそこそこ多いのも当然か)」

??「…ねぇ」

京太郎「ふぇ!?あ、い、いや、違うから!こ、今回は別に人が少ないとか馬鹿にしてないし!!」

??「何言ってるの?」クビカシゲ

京太郎「あ…ぅ…」カァ

まぁ、あくまで京太郎の個性の味付けみたいなもんなんで
一応、?もついてるし、その辺、中学進学中にデメリットスキルの変化先安価とか取ってみるかなー
美的感覚?になるとアラタソの好感度が上がりやすくなったり…ねぇな、うん

??「クスッ」

京太郎「う…わ、笑うなよぉ…」

??「ごめん。ちょっと可愛かったから」

京太郎「かわっ!!」カァァ

??「あ、勿論、悪い意味じゃないから」

京太郎「良い意味の可愛いってなんなんだよ…」

??「そのまんまの意味だけど?」

京太郎「お、男が可愛いとかばっかじゃねぇの!!」

??「そう?可愛いものは可愛いと思うけど」

??「少なくともさっきの君は可愛かったよ」

京太郎「う…う…うぅぅ…」

狸Tシャツ着てる人の可愛いって
悪い意味の可愛いなんじゃ……(錯乱)


京太郎「(こ、こいつ…新子とは違う…)」

京太郎「(こいつにからかってるつもりはない…本心だけを口にしてるんだ)」

京太郎「(表情の変化は少ないけど…こいつは本気で俺の事を可愛いって…そう思ってる)」

京太郎「(だからこそ…なんか…すっげぇやりにくい…)」

京太郎「(新子とはまた違う意味で…俺の苦手なタイプだ…)」

??「どうかした?」

京太郎「な、何でもねぇよ!!」

??「そう?なら良いけど」

??「後…ほら、こっち」

京太郎「え…あ…」

??「子ども用のレーン。これなら無料だから、好きなだけ遊んで良い」

京太郎「いや…子ども用って…これ…」

京太郎「(幅50cmくらいで長さも1mもない…)」

京太郎「(…ピンも5本だけでそれも空気で膨らますタイプだし…)」

>>361
冗談で聞こえないからやめてくれ(震え声)


京太郎「赤ん坊用の間違いじゃね?」

??「え…そう?」

??「結構、中高生にも人気だよ」

京太郎「それってネタ的な意味だと思う」

??「ネタ?」

京太郎「冗談とか悪ノリとか…そういう感じ」

??「そっか・・・そうなんだ」

??「…私、たまに遊んでたのにな…」ポソッ

京太郎「(…今のは聞かなかった事にしてやろう)」

??「でも、流石にお金なしで他のヤツをやらせてあげる訳にはいかないよ」

??「うちだって商売だし…サービスすると不公平になっちゃうから」

京太郎「いや、分かってるよ、それくらい」

京太郎「そもそも外から見てたのも涼ませて貰えないかなーって思ってただけだし」

??「…なんだ。つまり本物の冷やかしか」ジトー

京太郎「う…ま、まぁ…そんな感じ…」


??「ふーん…」

京太郎「わ、悪かったよ。でも、もう出て行くから…」

??「…待って」

京太郎「え?」

??「君は涼みたいんでしょ」

京太郎「そう…だけど…」

??「じゃあ、私も君も幸せな方法が一つある」

京太郎「え?」

??「ついでだし…ここでちょっとアルバイトでもしてみない?」

京太郎「は?」

京太郎「い、いやいやいやいやいや」

??「…どうしてそこまで嫌がるの?」

京太郎「いや、だって、おかしいだろ」

京太郎「初めて会った相手をバイトに誘うとか何考えてるんだ」

??「一応、色々考えてる」

??「最初は変だったけど、今は私相手にも物怖じしてないし」

??「ハキハキした話し方するから客受けも良さそう」

??「何より何だかんだ言って真面目そうだし、良いかなって」

京太郎「う…いや…でも…」


京太郎「そもそも…小学生使って良いのかよ」

??「私も小学生だし」

京太郎「実家の手伝いと一緒にするなって」

??「そんなに嫌?」

京太郎「嫌って言うか…まぁ…」

??「あんまり暇な訳じゃないけど、中は涼しいし…外にいるよりも快適だと思う」

??「それにちょっとくらいならお小遣いも出すし、暇してるなら手伝って欲しい」

京太郎「(こ、小遣い…)」

京太郎「(確かに…それは欲しいっ!)」

京太郎「(夏休み始まったばっかりで調子に乗って使い果たしたし…)」

京太郎「(欲しいゲームだってそろそろ出るからな…)」

京太郎「(本当に良いのか気になるけど…でも、暇してるのは事実だし…)」

京太郎「(…暇つぶしくらいには…なるかな)」

京太郎「…分かった。でも…あんまり期待すんなよ」

京太郎「俺、バイトとかした事ないんだからな」

??「大丈夫。それは見れば分かる」

京太郎「そんな奴誘うなよ…」


??「じゃあ、こっちに来て。やる事説明するから」

京太郎「了解。ま…一度乗ったんだし真面目にやるよ」

??「ん。期待してる」





京太郎の仕事ぶり

>>+2
00~30 ミスが目立った
30~60 初めてにしてはそこそこ出来た
61~99 意外な才能を発揮した

ほい!

へい

おまかせあれ!!

てい

おまかせあれ~

はいよ

俺は雑用のプロだ

ほい

>>ミスが目立った

京太郎「うぇあ!」

京太郎「いぇあ゛ああ」

京太郎「あ゛ぁぁあいっ!!」











??「君は何処のドジっ子ヒロイン?」ジトー

京太郎「め、面目ない…」シュン

やっぱり…


??「まぁ…良いけどね。ミスは多かったけど、真面目にやってくれてたのは知ってるし」

京太郎「本当ごめん…」

??「いいってば。小学生誘った私にも責任があるし」

??「それより…ほら」

京太郎「え?」

??「お小遣い。あげるって言ったでしょ」

京太郎「い、いや…でも、俺、ミスばっかりで…」

??「良いから。受け取っときなさい」

京太郎「…う…ありが…とう…」

??「うん。で、出来れば今度、それを使って遊びに来てくれると嬉しいな」

京太郎「…また来るよ。絶対」

??「期待してる。それじゃね」

京太郎「…あぁ。それじゃ…」

めげるわ…

狙わなかったら仕方ないが狙ったが失敗したのならまじで無能













【System】
??との思い出を一つ手に入れました。
須賀京太郎はデメリットスキル【意外とドジっ子?】を手に入れました。
アルバイトなどの判定で-3されます。


















という訳で今日は終わりー
鷲森レーンの一人娘…一体何タソなんだ…

このスレは低コンマばっかりだからちかたないね
強いて言うなら悪いのは安価先が近い俺の所為なのでそう責めるな

あ、明日もやります

乙でした


あらたそ器が大きい

乙ー
早く松実姉妹に会いたいぜ

乙です

乙ー

バイト代はボウリングのサービス券?現金を渡すわけにはいかないからこんな物ですね。
中高生のお姉さん方に可愛がられる(意味深)なショタ京太郎な感じです。
すこやん「失敗したお仕置きで、あんな事やこんな事を・・・(じゅるり)」
こーこ「そ、そんな事しちゃだめだよ(ごくり)」
??「ウチは、お触り厳禁ですので止めて下さい」

バイトスキルは経験を積めば改善できますか?

乙ー
あらたそかわいい

他に考えられるバイトって松実館で皿洗いとか……?

阿知賀メンバーの家は皆自営業だからいくらでもバイトイベントできそう

バイトは全員のところで考えてます
今はまだ解禁されてないけど仲良くなると休み中に誘われたりするはず
バイトで良い結果を残すとヒロインの好感度もあがるんで頑張ってくだしあ
後、そろそろ再開する予定でしたが、別スレで負けられない戦いが始まったのでちょっと延期させてください

ぐあー…なんで延期って言ってるのにageてるんだ自分…っ!!
すみません;

憧だけ時期限定になりそうな気がする

京太郎が京子ちゃんになって巫女さんをやるのか…

憧は頑張っても年末年始+春と秋の例大祭くらいしかバイト出来そうな時間がないなぁ…
春と秋も画像見る限り出店が並んで人が集まるって訳でもなさそうだし、バイトするほどでもなさそう
中学進学の関係もあって不利そうだから、イベントは多めに組んでるつもりだけど…安価スレなので先がどうなるかは分からん
もし不平等感なんかが出たらごめん

>>397
今の状態だと声変わりしてないのもあってロリ京子ちゃんになるな…(ゴクリ

バイト先でお姉さんやお兄さんたちに可愛がられる(意味深)京太郎ですか。

巫女服着て姉妹丼だって?(難聴

やったぜ

小学生の内は難しいけど、中学生以降はドラマCDみたいな理由でバイトができないかな…

あらたそがかわいい

とりあえず完全勝利ではないけれど満足行く結果にはなった
だから、こっちでも投下開始するぞオラァ!!
お待たせしてすんませんっしたッシャラァァ!!!

>>399
そこにお兄さんが入ってる所為で男の娘ルートに進んだ京太郎が脳裏に…
いや、やらないけどねここそういうスレじゃねぇから!!
でも、ハギヨシさんを女装した京太郎が攻略するスレとか面白いと思わないか(錯乱)

>>402
すまん、そもそも俺がドラマCD持ってない
どんな理由でバイトするんだろ?それ次第では小学から導入出来ると思う


とりあえず備忘録ついでにステータス

【須賀京太郎】
性別:男
年齢:小学4年生
季節:7月

【スキル】
・手先が不器用?
   細かい作業を必要とする判定にてコンマを-3する
・家庭科は得意
   裁縫や料理などの判定でコンマを+3する
・意外とドジッ子?
   アルバイトの判定にてコンマを-3する

【関係】
・高鴨穏乃
好感度3 思い出1
阿知賀で初めて出会った女の子
「馬鹿だけど憎めない奴」

・新子憧
好感度4 思い出2
阿知賀で出来た友達。良くからかわれる。
「俺達の中で一番、頭が良い。腹立つけど良い奴」

・??
思い出1
年下にも見える。
「誘ってくれたのにバイト失敗してごめん…」



>>389
あ、後、忘れてたけどデメリットスキルはもっかい挑戦して高コンマが取れれば消えます
ゾロ目が出ればスキルも習得出来る予定
後、まだ年齢的にすこやんはそこまで焦ってないはず…!
もしかしたら最初からショタ趣味で結婚出来ないのかもしれないけど

女装した福山声のキャラが男を攻略する……どこの境界線上ですか

ドラマCDの内容は自動雀卓が壊れたので、修理を稼ぐために各家でバイト(お手伝い)をする感じです

ニコ動で有った記憶があるけど覚えてないや自力で探してちょ


【小学4年生―― 8月】

京太郎「(…誤算だった…)」

京太郎「(俺は…思い違いをしていた…)」

京太郎「(別に宿題なんて最終日にやれば良いやって…)」

京太郎「(例え…出来てなくても憧が助けてくれるって…)」

京太郎「(最後に纏めてやれば良いって…そう思ってた…っ!)」

京太郎「(だけど…その為に必要な憧はいなくて…今の俺の側にいるのは…)」

穏乃「…うーん…これ…どうだったっけ…?」

京太郎「…うん。これ詰んだんじゃね?」


穏乃「え?詰んだって何が?」

京太郎「いや…高鴨は気にしなくても良いよ」

穏乃「えー…気になるのに…」カキカキ

穏乃「それよりちゃんと手を動かさないとダメだよ。憧に怒られちゃう」

京太郎「…お前って意外と真面目なのな」

穏乃「だって、居残りとか…寂しいもん…」

穏乃「皆いなくなって夕日で真っ赤になった教室で一人っきりで宿題やらされるのはもう嫌」

京太郎「あー…なるほど…」

穏乃「だから、京太郎も頑張ろうよ」

穏乃「じゃないと放課後遊べなくて私も寂しい…」

京太郎「…ん。仕方ねぇな。ま…頑張るよ」

穏乃「うんっ」ニコー


京太郎「(つっても…問題集とかそういうのはそんなに難しくないんだよな)」

京太郎「(わざわざ高鴨と顔を突き合わせてまでする事じゃない)」

京太郎「(一応、一人で解けるし…つか、俺が高鴨に教えないといけないくらいだし)」

京太郎「(だからこそ…俺にとっての障害は…これ…!!)」

京太郎「(この絵日記…!圧倒的…っ絵日記…っ!!)」

京太郎「(根が真面目な穏乃や憧ならちゃんと毎日やってるんだろうけど、俺はまったくやってない)」

京太郎「(ぶっちゃけ初日から完全に白紙だ)」

京太郎「(そんな中を埋めようと思ったら勿論、幾つか嘘も書かなきゃいけない)」

京太郎「(でも、穏乃と遊んだ日は、穏乃の方を参考にして書かないとすぐにバレるからな)」

京太郎「(だから、こうして問題を教える代わりに絵日記を見せて貰ってる訳だけれど…)」

京太郎「(さて…まずはどの日から写そうかな…)」ペラ

>>+2
00~30 二人でスイカを食べた日
31~60 二人で川に遊びに行った日
61~99 家族と一緒にバーベキューをした日

えいっ

うむ

家族ぐるみの仲?
ああ、結婚だね

悪い事は出来ないね

まぁお隣なら割と良くあった

>> 家族と一緒にバーベキューをした日

今日は京太郎のところのみんなと私のところのおとーさんとおかーさんでバーベキューをしました。

でも、おとーさんたちはお肉を焼き終わったらお酒を飲んですぐに寝ちゃってつまらなかったです。

おかーさんたちもお話ばっかりでした。

だから、京太郎といっしょにあそんでたけど、京太郎はとってもいたづらすきです。

つかまえたカエルやバッタを寝ているお父さんたちに投げたりしてきました。

私もカエルはバッタはきらいじゃないけどああいうのはカエルたちがかわいそおだと思います。

そんな京太郎におとーさんとおかーさんはおこっていたけれど、私はしってます。

京太郎はほんとおはとてもやさしいです。

私のお皿にお肉をおいてくれました。

川で私がおぼれそうになった時もたすけてくれました。

びっくりしてぶるぶるってしてる私にずっとついててくれました。

サンダルを川に流しちゃったことをいっしょにあやまってくれました。

だから京太郎はやさしいです。

だから私はずっとずっと京太郎とともだちでいたいです。




京太郎「……」

京太郎「おい、高鴨」

穏乃「え?」

京太郎「お前さー…お前…いや…なんつーかさ…」

穏乃「?」

京太郎「や…まぁ…お前らしいっちゃらしいと思うよ…でも、お前…これ…」

穏乃「え?ダメだった?」

京太郎「…ダメじゃないけど…あー…くっそ…」

穏乃「…あれ?京太郎大丈夫?顔真っ赤だよ?」

京太郎「う、うるせぇよ!別にそんな事ねぇから!!」

穏乃「でも…」

京太郎「良いから!気にすんな!!」

穏乃「…う、うん」

京太郎「あ…後…後…な」

穏乃「?」


















京太郎「お、俺も…お前とずっと友達でいたいって…そう思ってるから」
穏乃「えへへ…♪うんっ♪」

















これは照れる














【System】
高鴨穏乃の思い出が二つになりました。
高鴨穏乃の好感度が4(2+2)増えました。
現在の高鴨穏乃の好感度は7です。

















どのスレでもシズは大天使だなあ

今更なんだけど、前は基本上昇値、後はコンマ判定による上昇値か?

シズはメインヒロインだからね、ちかたないね
尚、三人一緒の時は憧の使いやすさの所為で埋もれやすい模様
何もかんも話が作りやすい憧の性格が悪い(暴論)

>>406
不可能男は好きで攻略してる訳じゃないだろ!!!
ただ流石にあの辺は主人公持ち上げすぎな気がする
後、犬臭い忍者無双過ぎ
勿論、犬臭い忍者は大好きだけど、他にも焦点当てるべきキャラはいるだろ!!
イトケンとかイトケンとかイトケンとかイトケンとかイトケンとか!!!!
あ、ネンジ君でも可

>>407
なるほど、確かにそれなら早い時期にバイト出来そう
って言うか阿知賀編だとまず最初にそれが障害になりそうだな
面白い事聞かせてくれてありがとう
またプロット練り直すよ

さて、それでは続いて9月やってくよー

片桐君はまあ…

【小学4年生 ―― 9月】

京太郎「(夏休みも終わって少しして…身体がようやく毎日登校するって習慣を思い出した頃…)」

京太郎「(なーんでそのタイミングで学芸会とかやるかなぁ…)」

京太郎「(ぶっちゃけ…面倒臭い」

京太郎「(合唱コンクールと一緒にやるってのがさらに面倒くさい)」

京太郎「(正直、一個ずつでいいじゃん…なんで一緒にやるんだよ…)」

京太郎「(特に四年って事は今年は劇だし…余計に面倒だ)」

京太郎「(まぁ…俺なんか大道具係一直線だからまだマシなんだけどさ)」

京太郎「(主役級に据えられた奴は大変だよなぁ…)」

京太郎「(合唱の練習と劇の主役にって覚える事一杯だし)」

京太郎「(俺だったら絶対逃げるな、高鴨も覚えきれなくて絶対パンクすると思う)」


「では、今年の劇は白雪姫に決定しましたー」

「やった!これでチュー出来る!」

「ちょっと男子さいってー!」

「そんなのする訳ないでしょー!」

「でも、白雪姫はちゅーするから起きるんだろ?」

「それを崩すのかよ!」

「にじそうさくするならげんさくはだいじにしないといけないとおもいまーす!」

「そ、それは…」

「でも…ちゅーはいけないでしょちゅーは」

「仲良い奴らなら大丈夫だろ」

「丁度、うちのクラスには付き合ってる奴らがいるしな」

京太郎「…は?」

憧「え?」

穏乃「う?」


「須賀に王子役やらせればいいじゃん」

京太郎「いや…ちょ、まっ!?」

「んで、白雪姫には新子か高鴨で良いだろ」

憧「いや、ちょ!!」

穏乃「え…?え…?何の話?」

「え…い、いや…俺、新子とちゅーしたい…」

「ばっか黙っとけって。京太郎なんかどうせ煽ったらすぐ意地を張るんだし」

「そうそう。新子と高鴨を白雪姫に決めた後、はしごを外してやれば良いんだよ」

京太郎「…聞こえてるぞお前ら…」

憧「って、て言うか…ちょっとまってよ!あたしたちに拒否権は?」

「拒否権?なにそれ?」

穏乃「え…って言うか、なんで私たちなの?」

「だってお前ら何時も一緒だし付き合ってるんだろ?」

「ちゅーなんて何時もやってるって聞いたぞ」

憧「や、やってる訳ないでしょ!誰が言ってるのよそれ!!」

京太郎「うあー…」


「じゃあ、女子で白雪姫やりたい人ー?」


シーン


「ほら、誰もいねぇな。じゃあ、選挙だな。白雪姫選挙」


ウォオオオオオオ!


憧「ちょ…ちょっと皆!?」

「…ごめんね、憧。流石にちょっと…キス前提の白雪姫は…」

「しかも、ここで立候補したら自意識過剰みたいじゃない…?」

穏乃「じいしきかじょー?」

憧「でも…でも…こんな…」

京太郎「いや…ちょ…お、おかしくね?幾ら何でも無茶苦茶じゃね?」

「知るかよ。これが民主主義って奴だ」

「じゃあ、紙配るからそこに白雪姫がいいと思う奴の名前書いてくれよ」

「俺…新子が良いなぁ…」

「この素人め。俺みたいな玄人は高鴨みたいな奴がドレス来て恥ずかしがるのが一番だと言うのに」






>>+2
末尾偶数:憧が白雪姫に
末尾奇数:穏乃が白雪姫に

ほう

どうだ!!

アコチャーこい

シズになれ

男子は策士だなぁ

やったぜ。

憧ちゃんか

>> 憧が白雪姫に

「という訳で新子が白雪姫な」

「やったぜ同志!!!」

「あぁ。高鴨派どもよ、これが正義だ!」

「ば…馬鹿な…こ、こんな事があるはずが…」グニャア

「ふ、不正だ!不正選挙だ!やり直しを要求する!!」

「…まぁ、単純に憧の方がセリフちゃんと覚えられそうって話なんだけどね」

「高鴨さんだとどうしてもあがっちゃって劇が滅茶苦茶になっちゃいそうだし…」

憧「…まさか自分の記憶力を恨む日が来ようとは思ってなかった…」ガクッ

穏乃「元気出して、憧」

憧「元気なんて出せる訳ないでしょ…保護者の前でキス強要とかどんな羞恥プレイなの…」

穏乃「…そんなに嫌なら変わろうか?」

憧「…えっ!?」


>>俺みたいな玄人は高鴨みたいな奴がドレス来て恥ずかしがるのが一番だと言うのに

シズがこの程度で恥ずかしがるかな……?0からの恋愛絡みだとシズは書くの意外と難しそう

えっ

なるほどこの辺りのからかいが悪いほうに蓄積していって男を苦手になるのか


穏乃「だって、京太郎とちゅーするだけでしょ」

憧「だ、だけって…アンタ…それがどういう事か分かってんの?」

穏乃「うん。だって、この前、京太郎にしてもらったもん」

憧「は?」

「え…?」

「ひょ!?」

京太郎「え…え…?」

穏乃「覚えてないけど、もうちゅーしたし、別に良いよね?」

憧「…ちょっと京太郎。話があるんだけど…」

京太郎「ちょ…ま、待て!誤解だ!俺も覚えがないから!!本当に覚えがないから!!」

憧「問答…無用っ!」

京太郎「うわ!馬鹿!ケリは止めろ!止めろって!!」

穏乃「…あれ?なんで憧怒ってるの?」

穏乃「溺れそうになった時にじんこうこきゅーしてもらっただけなのに」

「…高鴨さん。それ須賀君の為にも早く言ってあげた方が良いわよ」

「アレ多分、完全に勘違いしてるから。無理矢理、高鴨さんがキスされたって風にストーリー出来ちゃってる顔だから」

憧「逃げるなあああ!この変態!!しずの信頼を裏切って!!」

京太郎「だから、誤解だっての!!」


~数分後~

憧「その…ホント、ごめん…」

京太郎「いや…良いよ。お前も主役押し付けられて頭一杯だったんだろうし」

京太郎「それにまぁ所詮、女子のケリだし、あんま痛くなかったからな」プルプル

穏乃「でも、京太郎すっごい我慢して…」

「はい。高鴨さんはちょっと黙ってようね」

「今は話ややこしくなっちゃうから。少しだけお口チャックねー」

穏乃「むがむが」

憧「…ごめん…」

京太郎「あー…もう…気にするなって」

京太郎「それより決まった以上はちゃんとやんないとダメだぞ」

憧「…うん。分かってる」

「……よし。じゃあ、今度は王子選挙をはじめ…」

憧「させる訳ないでしょ」ビリビリ

「ふぁっ!?」

憧「あたしが白雪姫になった以上、王子役はこっちが指名させて貰うから」

憧「そうじゃないと当日ボイコットするわよ」

「お、横暴だー!」

「職権乱用だぞ!!」

「けんりょくいっきょくしゅうちゅーによるへいがいだ!」

憧「やかましい!勝手に話進めて進めていった奴らに言われたくない!!」

京太郎「ま…それは良いけど…王子役ってどうするんだよ」

憧「…そんなの決まってるでしょ」





>>+2
00~30 しず、やってくれる?
31~60 あ…アンタ以外に仲の良い男子いないし…
61~99 アンタ以外じゃ…嫌

ほい

おまかせあれ!

ほい

>>445
や玄駄

>>447
おまえよりマシだったな

なんでや!最低限の仕事果たしてるやろ!

上々やろ

>>445
あんたは仕事した
さすがだよ

>> あ…アンタ以外に仲の良い男子いないし…

憧「…し、仕方なく…よ。仕方なく」

憧「でも…あそこでスケベな顔してる連中は絶対に嫌だし…」

「うっ…」

「そ、そんな顔してないぞ!」

「スケベな顔してるって奴がスケベな顔してるんだぞー」

「良いから黙ってなさい男子!!」

「今良い所なんだから静かにしてよねー」

「新子さんいいなぁ…」

京太郎「…なんか外野がすげぇ無駄に盛り上がってるんだけど」

憧「その辺はもう…気にしない事にしたから」

憧「それより…アンタの方はどう?」

京太郎「どうって…」

憧「私相手に王子役…やってくれる?」

京太郎「…そこまで言わせて断ったら…俺が悪い奴みたいだろ」

京太郎「仕方ないし…付き合ってやるよ」

憧「…うん。ありがとう」ニコッ



















【System】
新子憧の思い出が3つになりました。
新子憧の好感度が4(1+3)あがりました。
現在の新子憧の好感度は8です。














そういえば
>>にじそうさくするならげんさくはだいじにしないといけないとおもいまーす!

本当の原作だとむしろキスとかしな(ry

【オマケ】



「くそおおおくそおおお!!完全体にさえ!完全体にさえなれればあああ!」

「あの意地っ張りな新子が須賀を選んだと!狙ったか、高鴨派!よりによって白雪姫で・・・クッ、ダメだ、修正できん!」

「…策士策に溺れるだと!馬鹿な、これが新子のファーストキスだと言うか!認めん、認められるか、こんなこと」

「この恨み魂魄百万回生まれ変わっても必ず晴らすからな!!」

「須賀ぁぁ!その役をよこせ!俺は王子になるんだ!!!」


この小学生ども極まってんなーwwww

水没王子がいるんですがそれは……

劇ぐらいでそこまでするのか…

これだけ盛り上がってるけど普通は本当にはしないよね……よね?

水没が二人いる件

アコチャーが男が苦手になるのも仕方ないな

小学4年生ともなれば硬派気取っててもエロガキだからね
普段仲良く出来ない女の子とキス出来る機会を全員で作ろうとするのも無理はないね
尚、結局、最大の敵に塩を送るだけの結果となった模様

>>454
原作だとセクロスするんだっけ
まぁ、あくまでブーメラン発言として書いてるんであんまり深く突っ込まないでw

>>423
あ、ちゃんとその辺説明してなかったな、ごめん
前は安価判定による上昇値で、後ろが思い出による補正
後ろの補正は思い出が増える度にどんどん蓄積されてくんで、後々は10とか上昇する予定です
最大値はあんまり深く設定するつもりはないけど100とかならあんまりむずかしくないかなって思ってる

君達… もうアコとキスはしたのかい?
まだだよなァ
初めての相手は君たちボンクラ共ではないッ!

この京太郎だッ!ーッ

アコガビッチになってしまった
ごめん

>>462
原作だと
毒林檎食って死ぬ→王子が「この死体くれ」っていって小人からもらう→棺に入れて運んでる途中に従者が棺落とす→衝撃で林檎がのどから出てきて蘇生する→お妃に復讐してめでたし

こんな感じ

毒林檎とは一体、…うごごごご
あ、遠征とか演習終わったら10月はじめます
ちょっとお待ちください

【小学4年 ―― 10月】

京太郎「(そんな訳で始まった練習だけど…)」

京太郎「(案の定、上手くいくはずなんてなかった)」

京太郎「(そもそも俺は今までずっと大道具係か木の役くらいだったんだぞ…)」

京太郎「(それなのにいきなり主役級に抜擢されてどうにか出来る訳がないっての…)」

京太郎「(勿論、俺だって一生懸命やってるけどさ…まぁ…その…何ていうか…)」

京太郎「(やっぱりどうしても…新子の事意識しちまうんだよ…)」

京太郎「(分かってる。これは所詮、お芝居にすぎないって事くらい)」

京太郎「(でも、今まで憎らしいことばっかり言ってた奴がいきなりおしとやかになって…にこやかに手を取ってくるんだ)」

京太郎「(幾らそれが演技だって分かってても…ドギマギしちまう)」

京太郎「(あーもう…どうしたんだよ俺…)」

京太郎「(本番まで後もうちょっとなのに…こんなんじゃ情けねぇ…)」


憧「…ふぅ。京太郎?」

京太郎「あ…悪い…」

憧「…いや…良いんだけれど…ね」

憧「あたしもまだ暗記が完璧って訳じゃないし、こうして通しで演技出来るのは有難いから」

憧「…でも、そんな腑抜けた調子じゃ…何時までも上達しないわよ」

京太郎「…ごめん」

憧「…とりあえず…ちょっと休憩しよっか」

憧「お茶入れてくるから適当にくつろいでおいて」

京太郎「…あぁ」


バタン


京太郎「あー…ぅあー…」ドサ

京太郎「…何やってんだろうなぁ…俺」

京太郎「(新子が女だって事くらい…分かってた事だろ)」

京太郎「(それをちょっと意識したくらいでなんでこんなガチガチになってるんだ…)」

京太郎「(これじゃ…折角、新子の部屋にあげて貰って練習してる意味もねぇじゃねぇか…)」


京太郎「(いっそ王子役降りるか…?いや…でも…)」

京太郎「(新子や高鴨を嵌めようとした奴らに…王子役任せるのもな…)」

京太郎「(もう既に新子相手に本当にキスはしないって約束してるけど…)」

京太郎「(あの様子じゃ無理矢理やりかねないし…)」

京太郎「(だからって高鴨は今からじゃセリフ覚えられそうにないしなぁ…)」

京太郎「(結局…俺が頑張るしか無い。そんなのは…分かってるんだけど…)」

京太郎「(…あー…くっそ…本当になっさけねぇ…)」

京太郎「(キスくらいなんだってんだよ…たかだか顔を近づけるだけじゃねぇか)」

京太郎「(新子がおとなしいからなんだって言うんだよ、体調悪い日はそれくらいあったじゃねぇか)」

京太郎「(あー…もう…)」


ガチャ


京太郎「あ…」

京太郎が図工を苦手になったのは大道具をやらされていたからですか。

しずが白雪姫だと人体を武器のように巧みに操る方のドレスになるかも。
白雪姫の練習中
男子「高鴨穏乃を覆い隠す
   半透明な……………………
 "京太郎"という名のドレスというワケかい………………」


憧「ただいま。大人しくしてた?」

京太郎「んな子どもじゃねぇんだから…」

憧「子どもでしょ。…ほら」

京太郎「お…カルピスじゃん」

憧「カルピスで喜ぶなんて子どもの証拠じゃん」

京太郎「いや、カルピス美味しいし…仕方ねぇじゃん」

憧「ふふ…そういう事にしといたげる」

京太郎「んだよ…ったく…」チュー

憧「…美味しい?」

京太郎「ん…つか、お前の家のカルピス結構濃いのな」

憧「あんたの家のが薄過ぎるのよ」クスッ

京太郎「うちはケチだからなぁ」

憧「その割にはお家は結構大きいじゃない」

憧「カピバラって珍しいペットだって飼ってるしさ」

京太郎「親父の趣味だよ。昔からカピバラ飼うのが夢だったらしい」

憧「犬とか猫とかなら分かるけど…なんでカピバラだったんだろ…」

京太郎「親父が言うには夢でカピバラが羽生やしてタコスの国に行ったくれたかららしい」

憧「…タコスの国?」

京太郎「あぁ。タコスの国」

しばらく来ない間に美穂子さんきてたのか
甘々で良かった良かった
てっきりロッカーさん乱入で3Pかと
とにかく乙でした


憧「…どんな国なのよ…」

京太郎「親父が言うにはタコスに足が生えたタコス人が暮らしてる平和な国らしい」

憧「凄いメルヘンチックな光景ね、想像したくないくらい…」

京太郎「まぁ、夢だからな」

憧「…夢ならしょうがないか」

京太郎「そうぞう」

憧「……」

京太郎「……」

憧「……」

京太郎「……」

京太郎「(か、会話が続かねぇ…)」

京太郎「(何時もだったら何も考えずにポンポン会話が進むのに…)」

京太郎「(失敗続きでどうにもぎこちないっていうかなんて言うか…)」

京太郎「(迷惑かけっぱなしで…どうにも…こう…話題が出てこないっていうか…)」


憧「…ごめんね」

京太郎「…え?」

憧「あたしの所為で…ややこしい事に巻き込んじゃって…」

憧「…あたし相手に王子役なんて恥ずかしいよね…本当にごめん…」シュン

京太郎「…あ…」

京太郎「(…こいつ…こんな風に思ってたのか)」

憧「でも…あ、あたし…京太郎以外の男の子となんて…絶対嫌だし…あの…だから…」

京太郎「…やめねぇよ」

憧「…え?」

京太郎「…大丈夫。上手くいかないからって王子役から逃げたりしねぇよ」

京太郎「引き受けた分は…責任取ってやる。だから…そう心配すんな」

憧「あ…」


京太郎「それに…な。お前は一つ…勘違いしてるぞ」

憧「…え?」

京太郎「俺は別に…新子の相手が恥ずかしいからとか…そんな風に思ってない」

京太郎「俺は…俺は…その…」

京太郎「(い、言って良いのか?あんな情けない事…本当に言って良いのか?)」

京太郎「(言って…幻滅されたりしないか?)」

京太郎「(クラスの男みたいに…格好わるいって思われたりしないか…?)」

京太郎「(でも…新子は…俺に対して謝ってくれて…)」

京太郎「(あの偉そうな新子がごめんてまで言って…)」

京太郎「(それを見て…何もしないなんて…俺は…)」


>>+2
00~30 それでもごまかしてしまった
31~60 少しずつ自分の情けなさを口にした
61~99 ついつい言わなくて良い事まで言ってしまった

ほい

おう

おまかせあれ!

良い感じに無難だな

ほい

>> 少しずつ自分の情けなさを口にした

京太郎「お、俺は…その…ど、ドキドキしてたんだ」

憧「…う、嘘」

京太郎「ほ…本当だ。だ、だって…し、しおらしい新子見るなんて滅多にないし」

京太郎「それに…あ、あんなに顔を近づけるなんて…今までなかった…し…」

京太郎「だから…その…つい意識しちゃって…」

憧「…」

京太郎「わ、笑いたきゃ笑えよ!!俺も自分で情けないって…そう思うんだからさ!!」ナミダメ

憧「…笑わないよ」

京太郎「え…う、うわっ!?」


京太郎「ちょ…あ、新子…な、何を…」

憧「…うるさい。ちょっと静かにして」

京太郎「ぅ…」

憧「…あたしだってね…別に…何とも思ってない訳じゃないんだから」

京太郎「…な、何をだよ」

憧「こうして…顔を近づけるのは恥ずかしいし…アンタに好きだの愛してるだの言うのにドキドキしてるって事」

京太郎「う、嘘だろ…?」

憧「ホント。今だって…胸の中壊れそうなくらいドキドキしちゃってる」

憧「でも…そんな自分が情けないって…馬鹿じゃないのって…そう思ってた」

京太郎「それは…」

憧「…うん。アンタと同じ。隠すのがちょっと上手かったくらいで…あたしも同じ気持ちだったの」

憧「…だから…あたしは京太郎を笑ったりしない。京太郎と同じ気持ちのあたしは…絶対にそんな事しない」

かわEverything

もう結婚しろよ

小学生夫婦っていいよね

これでまだ小学4年生ですか……
高学生になれば……


憧「だから…さ。一緒に…慣れよう?」

京太郎「な…慣れるって…?」

憧「こうしてキスしそうなくらい顔を近づける事や…好きとか愛してるって言う事に」

京太郎「で…出来るのかよ」

憧「出来なくても…やるしかないでしょ。じゃないと本番滅茶苦茶だもん」

京太郎「う…い、いや…でも…」

憧「…それがダメだって言うんなら…あたしの事、新子憧だなんて思わないで」

京太郎「…え?」

憧「…アンタが好きだって言うのはキスするのは結婚するのは…新子憧じゃないの」

憧「白雪姫って言う…頑張り屋で…かわいそうなお姫様」

憧「そう思えば…少しは恥ずかしさも楽になるでしょ?」

京太郎「ぅ…」

憧「…例えその中で何が起こっても…あたしは絶対京太郎の事を笑わない」

憧「京太郎が忘れろって言うんなら…あたしも忘れる」

憧「…だから…あたしと一緒に…頑張ってくれない?」

高校生って言われても全く疑わないレベル

学校で広がるLINEは決まったな。
【修羅場】高鴨は見た新子と須賀の放課後の秘め事【三角関係】

>>464
王子がネクロフィリアとか姫もドン引きだよな

責任取ってくれるんですね!?

本当は恐ろしいグリム童話的な本もあるしね…


京太郎「お、お前が…お姫様ってタイプかよ」

京太郎「つ、つーか…なんだよ頑張り屋で可哀想なお姫様とか…どれだけ少女趣味なんだよ!ロマンチスト!夢見がち!!」

憧「う、うるさい!あたしだって似合わない事くらい分かってる!」

京太郎「に…似合わない…なんて事ないだろ」

憧「…え?」

京太郎「この部屋だって…高鴨の奴に比べたら…ちゃんと女の子らしいじゃん」

京太郎「俺は…知ってるよ。お前がそういうの…好きなタイプだって」

憧「~~っ!」カァァ

京太郎「だ、だから…その…な…なんつーか…な」

京太郎「…俺も…頑張る。お前に…可愛くて…頑張り屋なお姫様に並べるように…頑張るから…さ」

憧「ば…馬鹿ぁ…」マッカ

京太郎「お姫様がそんな乱暴な言葉づかいしてんじゃねぇっての」

憧「う…ぅ…」

憧「じゃ…じゃあ…エスコートおねがいしますね…王子様」

京太郎「えぇ。勿論ですよ。お姫様」






もう結婚式が来ればいいんじゃないかな?(サトウダバー)







唐突だけど本番の成否安価

>>+2
00~30 結局、お互い逆に意識してぎこちなくなってしまった
31~60 お互い自然な演技が出来た
61~99 周囲がびっくりするくらい役に入り込んだ
ゾロ目 ついつい勢い余って本当にキスしてしまった

ほい

こい

ほい

妖怪1タリナイ

おっしい

惜しい
しかし、いや、でも、しかし……

おしいね(チラッ

妖怪1足りないが出た

hoi

ヨウカイイチタリナイー

おしい!がいい成果

でもファーストキスを見せ物にするのは
嫌だし、うーんこのジレンマ

イッチ、キス(真)は無理でもキス(未遂)を期待してもよろしいでしょうか。

でも見せ場ではあるけど正直王子様の出番ってすくn(ry


「こうして白雪姫は王子様と一緒に城へと戻り、幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし」

「おい、幕引けー!」

「終わったぞ、撤収ー!」

「次のクラスの開始時間まで五分もねぇぞ。急げ!」

「1~3班までは背景の解体。残りは花畑を回収しろよ!」

憧「」ポー

京太郎「ポー

穏乃「憧!京太郎!凄かったよ!」

憧「え…あ…そ、そう?有難う」

京太郎「あ…そ、そっか。良かった」

穏乃「うん。ふたりとも本番に強いんだね!見なおしたよ!」

憧「ま…まぁ、一杯頑張ったからね」

京太郎「そ、そうだな。一杯…頑張ったし」

憧「うん…そう…頑張った…わよね…王子様」

京太郎「…まぁ…それもお姫様のお陰なんだけどな」

穏乃「…あれ?ふたりとも?」

憧「え?」

穏乃「もう終わったんだから、手を離しても良いんだよ」

憧「え…あっ!」バッ

京太郎「痛ぇ!?」

京太郎「ちょ、な、何するんだよ!」

憧「そ、そっちがずっと手を握ってるから悪いんでしょ!」

京太郎「ん、んな事言ってもお前だって指絡めてきてただろうが」

憧「し、してないもん!そんな事絶対してないって!」

京太郎「いーや!絶対してたね!!百万円賭けても良いし」

穏乃「ちょ…ふ、二人とも…あんまり騒ぐと外に…」

「良いから放っとけ。ようやく緊張から解放されたんだろ」

「練習のつもりか知らないけど、こっちが引くくらいクラスでラブラブだったしな…」

「もう砂糖を吐く日々から解放されるんだな…」

「新子さん綺麗だったなぁ…」













【System】
新子憧の思い出が5つになりました。
新子憧の好感度が7(2+5)あがりました。
現在の新子憧の好感度は15です。
須賀京太郎はスキル【王子様】を手に入れました。
このスキルは新子憧限定でコンマを+3するスキルです。













咲「」

【須賀京太郎】
性別:男
年齢:小学4年生
季節:10月


【スキル】
・手先が不器用?
   細かい作業を必要とする判定にてコンマを-3する
・家庭科は得意
   裁縫や料理などの判定でコンマを+3する
・意外とドジッ子?
   アルバイトの判定にてコンマを-3する
・王子様
   憧相手の判定にコンマを+3する


【関係】
・高鴨穏乃
好感度7 思い出2
阿知賀で初めて出会った女の子
「俺もずっと友達で居たいよ」

・新子憧
好感度15 思い出5
阿知賀で出来た友達。良くからかわれる。
「お姫様…ってもう言っちゃダメなのか」

・??
思い出1
年下にも見える。
「誘ってくれたのにバイト失敗してごめん…」

これはアコチャールート待ったなしか。

いいゾ~

だがまだだ

まだまだ小学生や何としてでも有ねぇ√に………

本命のおもち姉妹はまだか

ウォーズマンとロビンマスクを諦めない

というところで今日は終わりです
基本的に憧がいいところ取っていく所為でメインヒロインの風格がマッハ
つ、次からはシズの逆襲が始まるから…(震え声)
後、10月のやりとりが高校生っぽく見えるのはごめん
小学生っぽくしなきゃと思ってるんだけど…アコスの精神年齢が思ったより高めになった

大天使しずルートに突入するまで諦めない

松実姉妹に遭遇したいぜ…

どこぞの京憧スレよりヒロインやってるなwww
クロチャーはやくきて

あとこの世界に咲なんて魔王は存在しない

おつー


アコス可愛い
次回こそクロチャーかもん!

>>522
煌くインターハイできっと会える!(ニコッ)

>>522
その代わりあっちはこのスレより遥かにシズやクロチャーや宥姉がヒロインやってるから…(震え声)
あ、ドラゴン族封印の壺はエンドサイクで割らせてもらいますね(ニッコリ)

あ、明日も夜遅いと思うけど一ヶ月か二ヶ月くらい消化していきます

天使って死ぬ時に来るのだったような・・・
つまり、ヤンデレルート。

乙です


このアコチャーのメインヒロインっぷりは一体どうした事だ!?(錯乱)

乙ー
シズが出遅れてしまってるのは2回あったランダムイベント両方取り逃してるからだよな…アコチャーマジ強運

ところで憧の思い出が3からいきなり5になったけどこれは劇の練習と本番の2つ分の思い出ってことか?


クロチャーはやく来てくれー


こう思い出を積み重ねて言って想いを育む
幼馴染の醍醐味ですな


なるべく多くのED見るためにも好感度は均等にあげていきたいな


ギャルゲーってあんまやったことないけど
子供のうちから思い出重ねてくって作品なさそうだよな
ssだからこそできるいいところだな

ふむ

と、ときメモ2(小声)

乙ー
早いとこ松実姉妹登場させたいな

確かに早いとこ姉妹登場させないと好感度稼げないまま時間が進んで
やっと出た時には追いつけないってことになりそうだな

なんてことだ、ここが京憧スレだったのか(驚愕)

幼馴染(お隣さん)はカマセの法則!

小4でこの砂糖っぷりとかどんだけ強者よ

>>539
一定以上好感度を稼げばその娘のEDは書かれるって言ってたはずだから、差とかは気にしなくていいんじゃね?
出会った期間に差がある分、必要好感度も違そうだし

>>543
にわかさんは頑張らないとダメだった気が……

>>544
にわか先輩はそもそも隠しキャラですしおすし
特定の所でゾロ目出すとかイタ電かけまくるとか日々相手不明の電話を受けるとかしないと駄目なんじゃね?

>>545
何故に後ろ二つがときメモやねん
にわかさんは晩成高校に進学でもしないとダメそう

晩成進学、麻雀部で良い成績を残す、選択肢もニワカ先輩狙い

これぐらい狙わないと落ちなそう

晩成進学ルートなんてあったらアコチャーはどういう行動とるんですかね(ゲス顔)

アコチャーは行けるだろうから問題なし、それより他の人が問題になる

うん、だからアコチャーはそうなったら京太郎とシズ玄のどっちをとるんだろうねー?って意味で言った

初瀬ちゃんに会いたいからアコチャーと阿太中にいこう(提案)

にわか先輩とレジェンドは探索月でゾロ目出せばどっちか片方は確実に逢えるよ!
尚、レジェンドはもうちょっとしたら阿知賀子ども麻雀教室を始める模様

>>531
確実に思い出を取れるイベントと最大で思い出3個貰えるイベント(9+10)で三個取ってるからな…
アコチャーののヒロイン力がやばい
後、3→5はおっしゃるとおり練習と本番の分です
イベントにはこのように安価に寄って派生して複数の思い出が貰えるものもあるので頑張って高コンマ狙って下さい

じゃあ11月やっていきます

きたか

【小学4年生 ―― 11月】

京太郎「(11月にもなると大分、気温が楽になってきたな)」

京太郎「(それでもまだ長野ほどの寒さじゃないけど、そろそろ長袖も欲しい感じというか)」

穏乃「~♪」

京太郎「(…でも、こいつ未だにジャージに黒スパッツなんだよな…)」

京太郎「(ぶっちゃけ夏と殆ど服装変わってないというか…何ていうか…)」

京太郎「(一応、こいつの家に遊びに行った時に部屋見て、色々服あるのは知ってるんだけど…)」

京太郎「(…なんで何時も基本ジャージなんだろうな)」

京太郎「(幾らか寒さに慣れてる俺でも、その格好は流石に寒いぞ)」

スパッ……?

しずがスパッツ……だと!?


穏乃「ん?京太郎、どうかした?」

京太郎「いや…その…お前、寒くないのか?」

穏乃「え?ううん。別に」

京太郎「そ、そうか…」

穏乃「うん。これくらい毎日走ってればへっちゃらだよ」

京太郎「俺も一応、毎朝走ってるつもりなんだけどなぁ…」

穏乃「へへ。最近は結構、一緒に会うようになったよね」

京太郎「まぁ、お前に勝つ為にはお前以上に走らないといけないし」

京太郎「ランニングコースも知っとかないとお前以上に特訓出来ねぇじゃん」

京太郎「アレだ。敵を知れば百戦危うからずとかそんな言葉もあるしな!」ドヤァ

穏乃「へー。そんな難しそうな言葉を知ってるなんて京太郎はすごいね!」

京太郎「ふふん。そうだろ」ドヤァ

初期設定では履いてたよ>>スパッツ
っつーかシズにスパッツは最強の組み合わせだと思う


穏乃「でも、それどういう意味なの?」

京太郎「まず敵を分析しないと勝てないって事だろ」

穏乃「へぇ…そうなんだぁ」

穏乃「…って、え?私、敵なの?」

京太郎「まぁ、俺からすれば倒すべき敵だな」

穏乃「えー…そんなのやだ…」

穏乃「私、友達が良いのに…」シュン

京太郎「…ばーか」ソッ

穏乃「わっ」

京太郎「…前も言ったろ。ずっと友達だって」ワシャワシャ

京太郎「敵とかそういうのはアレだ。ライバルとか目標とかって意味で…」

京太郎「別にお前の事が嫌いとかそういう意味じゃねぇよ」

穏乃「…うんっ♪」ニコー

シズかわ
宥姉涙目な季節か…


穏乃「私ね…私…」

「お、なんだ。サル女じゃん」

穏乃「っ!」

京太郎「…あ?」

「おい、見ろよ!こいつ男と帰ってやがるぞ!」

「え?嘘だろ…ってマジだあ!」

「やっべwwwwちょーうけるんっすけどwwwwwwチョリーッスwwwwww」

穏乃「…行こ、京太郎」

京太郎「…いや、でも、お前…」

穏乃「…大丈夫。あいつらたまに絡んでくる上級生ってだけだし」

穏乃「放っとけば何時かは飽きるから…」

「ちょ、逃げんなよサル女!」

「男と帰るなんて何やったんだよ?さるのの癖に」

「もうキスはしたんっすかwwwww教えてくださいよwwwwサル女さんwwwwwww」

穏乃「…っ!」ギュッ

京太郎「……」



>>+2
00~30 穏乃の言うことに従った
31~60 それでも我慢出来ずに殴りかかった
61~99 とりあえず言い返す事にした

やあっ

こい

すばら

良いねぇ

京ちゃんタイム始まりか

すばらっ


>>とりあえず言い返す事にした。

京太郎「(多分、高鴨の言う事は正しいんだろう)」

京太郎「(連中は外からはやし立てる程度でこっちに何も仕掛けてこない)」

京太郎「(普段一緒に帰ってる俺がこいつらの顔を知らないんだから、恐らく滅多に会わない連中だ)」

京太郎「(そんな奴らに何かを言って刺激するよりも放っておいた方が害は少ない)」

京太郎「(…あぁ、そうだよ。そんな事は俺にも分かってるんだ)」

京太郎「(…でも、そんなの出来るか?)」

京太郎「(目の前で…手を震わせれるくらいに悔しそうにして…)」

京太郎「(今にも泣きそうな顔になってる高鴨を見て…黙ってるなんて出来るのか?)」

京太郎「(申し訳なさそうに肩を縮めて歩く友達を見て…何もしないなんて…出来るのかよ)」

京太郎「(…出来ねぇよな…出来る訳ねぇよ)」

京太郎「(…だって…そういうもんだろ)」

京太郎「(友達って奴は…辛い時に手を貸してやるべきなんだ)」

京太郎「(少なくとも高鴨は…俺の一番つらい時に手を差し伸べてくれた)」

京太郎「(だからこそ…俺は…)」


京太郎「…サルはてめぇらの方じゃねぇか」

穏乃「き、京太郎…」

「あ?」

「…何言ってんのこいつ」

「ふwwwざwwwけwwwんwwwなwwwww」

京太郎「ふざけてねぇよ」

京太郎「だって、女囲んでサルだサルだって馬鹿みたいに同じ言葉繰り返してるんだぜ?」

京太郎「普通の人間なら恥ずかしくてそんな真似出来ねぇよ」

「…何?お前、状況分かってんの?」

「俺ら六年で上級生なんだぞ」

「しかも三人wwwwww負けるはずがないッスネwwwww」

京太郎「じゃあ、その上級生三人がからかってるだけなのはどうしてなんだよ」

京太郎「腹立つなら殴りかかって来れば良いだろ」

京太郎「それとも隣に高鴨がいるからダメなのか?」

京太郎「まさかそんな訳ないよな?」

京太郎「高鴨が女の子だから手ぇ出せないなんて…そんな事思ってる訳ないよな?」

京太郎「だって、お前らはこいつの事をサルに見えるんだろ?」

京太郎「だったら別に喧嘩すりゃ良いだけの話じゃねぇか」

京太郎「(…まぁ、もし、そうなったら高鴨連れて全力で逃げるけどさ)」

京太郎「(でも…そんな事は多分…ない。だって、こいつらは…)」

>>560
どっちかっていうと何処に行っても冷房がガンガン効いてる夏の方がツラい気がする

男モブが三人いると三人目はやたら草を生やす法則


「…ッチ。…もう行こうぜ」

「あぁ…なんか白けた」

「バカはサルと仲良くやってろwwwwばーかwwwwww」

京太郎「…あぁ。一生、仲良くやってやるよ」

京太郎「お前らみたいに女相手に苛めるような格好わるい男に絶対ならねぇ」

京太郎「何より…俺は高鴨の友達だからな」

京太郎「お前らみたいに高鴨をからかう事しか出来ないしか知らない奴と違って、こいつの良い所を一杯知ってる」

京太郎「意外と真面目な所も、素直に好きだって言う所も、手が意外と柔らかい事も、頭撫でられるのが好きなことも…知ってる」

穏乃「京太郎…」

京太郎「それに…俺はお前らがこれからどうあっても…絶対、知らない事を一つ知ってる」
















京太郎「高鴨の初めてのちゅーは意外と柔らかかったぞ!!!!!!!」






























高鴨の初めての肘?(難聴)

アコがレイプ目になった


「は、はぁぁあああああ!?」

「な、何だそれ!?ちょ…ふ、ふざけんな!!!!」

「wwwwwwwwww……え?冗談だろ?」

京太郎「はっ!てめぇらがどれだけ高鴨の気をひこうとしても無駄なんだよ!!」

京太郎「高鴨の初めてはお前らじゃない!この俺だ!!!!」バーz_ン

「ばっ!な、何を言ってるんだ!!」

「俺らが高鴨の気を引こうとしてるなんて…っそ、そんな訳ないだろ!」

「SOA!!!SOA…!!」

京太郎「だったら、二度と高鴨にちょっかいだそうとすんじゃねぇぞ!!」

京太郎「正直、気を引きたいのが見え見え過ぎて格好悪いんだよ!!」

京太郎「上級生なら上級生らしいところ見せやがればーか!!」

「…く…こ、この…!!」

「…お前の顔…覚えたからな!!」

「お前なー!転校生がなー!高鴨の初めてをなー!!ゆ、ゆるるさーん!!!!」ダッ

いや、京太郎そのセリフはいかんだろww

なんと残念な…


京太郎「…はぁ。行ったか…」

穏乃「え…あ…あの…き、京太郎…?」

京太郎「え…あ…悪い。色々と勝手に話進めて」

穏乃「いや…そ、それは良いんだけど…でも…」

穏乃「なんで…あんな事をしたの…?」

京太郎「いや…だって……高鴨が悔しそうだったし」

穏乃「わ、私の事は良いんだよ!最近はあんまり顔も合わせなくなったし…」

穏乃「でも…今ので京太郎の顔覚えられちゃったよ…絶対…仕返しされちゃう…」ジワッ

京太郎「…え…た、高鴨…?」

穏乃「嫌だよ…私の所為でまた京太郎が怪我するなんて…絶対嫌…」ポロポロ

穏乃「だから…大丈夫って言ったのに…」

京太郎「…あー…」


京太郎「…俺は大丈夫だよ」

穏乃「そんなの…分かんないじゃん…」

京太郎「大丈夫だって。あいつらにそんな度胸があるならとっくの昔に喧嘩になってたから」

京太郎「それに三人ともそんなに足が早そうなタイプじゃなかったし、高鴨に勝つ為に特訓してる俺なら逃げられるって」

穏乃「…でも…逃げられなかったら…?」

京太郎「そん時は喧嘩だな。まぁ、あいつらくらいなら何とかなるって」

京太郎「(…多分…いや、ちょっときついかもしれないけど…い、1対1ならまだ…何とか…)」

穏乃「でも…」グスッ

京太郎「…じゃあ…一つ約束しよう」

穏乃「…え?」


京太郎「俺が…困ってる時、高鴨も助けに来てくれ」

穏乃「そ、そんなの当然だよ!だって友達だもん!」

京太郎「…だろ?」

穏乃「ぅ?」

京太郎「…俺も同じ気持ちだった。高鴨が困ってたから…友達として助けようとしたんだ」

京太郎「その所為で…高鴨を泣かせてしまったのは悪いと…そう思ってる」

京太郎「・・・ごめんな。そんなつもりじゃなかったんだ」

穏乃「あ…いや…」

京太郎「でも…俺の気持ちが分かるなら…もう泣かないで欲しい」

京太郎「俺は…高鴨を泣かせたくて…あんな事言ったんじゃないんだ」

京太郎「本当は…笑って欲しかったんだよ」


穏乃「そんなの…出来る訳ないよ…」グスッ

京太郎「そっか。…ごめんな」

穏乃「…ううん…良いの」グジグジ

穏乃「…代わりにね。約束…しよう」

京太郎「…ん?」

穏乃「さっきの約束。私…絶対、護るから」

穏乃「京太郎が困ってる時に私は絶対、助けにいってあげる」

穏乃「どんな時でも…どんな状況でも」

穏乃「だから…遠慮なく言ってね」

穏乃「私は何時だって…京太郎の友達なんだから!」ニコ

京太郎「あぁ。ありがとう…な」

こいつ本当に小学せ(ry

小学4年生でこのイケメン像……

本当に小学生なの…

おっとこまえだねぇ

逆に小学生だからこそだと思うな・・・

こどものじかん基準なら小学生だな うん

なんというイケメン…











【System】
高鴨穏乃の思い出が3つになりました。
高鴨穏乃の好感度が5(2+3)増えました。
高鴨穏乃の現在の好感度は12です。














ホント小学生って最高だぜ

ヒロインの数的にも中学は阿知賀に行きそうだし
小学生のうちにアコチャーの好感度上げとくのもアリな気がする

こう言う好きな子にはついつい意地悪しちゃう奴とか女と遊ぶとかダセェとか言ってる奴に限って
高校生くらいになって初めて、なんで小さい時からちゃんとフラグ立てとかなかったのかって
死ぬほど後悔するんだろうなあ

Show you guts cool say what 最高だぜっ!

小学生じゃないとこんな恥ずかしい事臆面なく言える訳ないだろ!!!
後、京ちゃんがイケメンなのは高安価取ってくれたからです
安価ならしょうがない(暴論)

>>572
なんというか草生やした方が落としやすくて楽というか…
簡単に個性をつけやすいから分かりやすいというか…

んじゃ続いて12月やってきます

小卒までに別のものからも卒業するのでは
卒業した日の夜、和風の広い部屋で「姫様の前に私たちと練習ですよー」と言われ、4人の巫女たちとの夜の特訓(初日)をした夢を見るとか。

>>592
ロリコンは体育館で汗流してきてください

【小学4年 ―― 12月】

京太郎「(あー…やっと大掃除終わった…)」

京太郎「(ったく…折角学校終わったってのに…こき使いやがって…)」

京太郎「(アレだけ色々掃除の手伝いさせられて小遣いなしじゃ割に合わないっての…)」ピッ

京太郎「(んー…でも、あんまり面白そうな番組やってねぇなぁ…)」ノビー

京太郎「(年末特番は良いんだけど…もうちょっとアニメとかそういうの流せよ)」

京太郎「(スタジオア○タの映画をひたすら連続で放映するとかの方が絶対おもしろいし視聴率取れると思うんだけど…)」

京太郎「(って…ありゃ…携帯が光ってる…)」

京太郎「(えっと…これどうすりゃ良いんだっけ…)」

京太郎「(山で遭難しそうになった時から持たされた奴だけどまったく遣わないからなぁ…)」

京太郎「(未だに使い道が良く分かってねぇってのが…あ、これか)」ポチッ

京太郎「(ってメール…二通も来てんじゃん珍しい)」

京太郎「(えーっと…一通目は…っと)」

From 高鴨の親父さん
Subject:きょおたろーへ

おとーさんといつしょにはつひのでみにいくけどきょおたろもこない?
きょうのしんやでるからいつぱいねておくこと!



京太郎「(あー初日の出か…)」

京太郎「(今までは生活リズムに悪いって言って見る事なかったんだよなぁ)」

京太郎「(でも、高鴨のところの親父さんと一緒なら親父たちも許してくれるだろうし…)」

京太郎「(後で聞いてみるかな?)」

京太郎「(つーか変換くらいしろよ高鴨)」

京太郎「(俺以上に携帯に縁のない生活してるから分からないんだろうけどさ)」

京太郎「(多分、これ打つだけでも数十分くらいかかって頑張ったんだろうなぁ…)」

京太郎「(…そう思うとなんかこの読みづらいメールが高鴨らしく思えてきたわ)」クスッ

京太郎「(ま…俺も速度的にはそんなに変わらないんだけどさ)」

京太郎「(だから、ちょっと保留にして…先に二通目…っと)」


ときメモ4の子思い出すわ


From:望さん
Subject:【急募】アルバイトのお知らせ

現在、吉水神社は参拝客で一杯であり多忙を極めております
その為、急遽、定員一名ではありますがアルバイトの募集をいたします
募集要項:
男性
小学4年生
金髪
生意気
馬鹿
演技下手
たまに格好良い

以上を満たす方がいれば、是非とも吉水神社の看板娘、新子憧まで連絡を下さいますよう深くお願い申し上げます

つーか忙しいからとっとと手伝いに来い王子様!!!!





京太郎「(…いや…ねぇよ)」

京太郎「(誰がこんなメールで吉水神社に行くんだよ)」

京太郎「(つーか、こっちだってさっき大掃除終わったばっかで疲れてるっての)」

京太郎「(その上バイトとかするわけ…)」

京太郎「(でも…バイト…かぁ…)」

京太郎「(この前の鷺森レーンじゃ散々だったからな…)」

京太郎「(あんな様子じゃ…初日にクビになるだろうし…)」

京太郎「(今のうちにバイト慣れしとくのは手かもしれないな…)」

京太郎「(新子ん所なら割りと仲良くしてるから…多少の失敗くらいは許してくれるかもしれないし…)」


倍率高そうだな(棒)


京太郎「(…親に確認とった所…両方とも大丈夫だそうだ)」

京太郎「(って事は…このどっちに行くかは俺次第って事だよな)」

京太郎「(さて…どうしようか…)」




>>+2
末尾偶数:吉水神社に手伝いに行く
末尾奇数:初日の出の為に今から寝ておく


はい

ほい

ほい

この憧の引きの強さである

ランダムに定評があるアコス

しず…すまぬ…すまぬ……

アコチャーどんだけ豪運なんだよ…
シズェ……

まあ穏乃は今後も一緒だろうし、多少はね?

これでマイナス補正なくせるといいな

(アコスをメインヒロインに据えることを)強いられているんだ!

今のアコチャーはタコスと咲、両方の
フラグパワーを持っているからね……

吸引力の変わらないただ一人のアコチャー

中学生の時に物足りなくさせて思いを募らせるドS的所業よ


京太郎「(やっぱ今のうちにバイトに慣れておくってのは重要だよな)」

京太郎「(それに…まぁ…ちょっとだけ…ほんのちょっとだけだけど…)」

京太郎「(王子様って言われて…何もしない訳にもいかないかなーって…)」

京太郎「(い、いや、別にあいつの事をお姫様とかそう思ってる訳じゃないんだけどさ!!)」

京太郎「(だけど…まぁ…その…しおらしいアイツの顔が脳裏に浮かぶと…どうしても…な)」

京太郎「(こう放っておけないって言うか…護ってやらなきゃいけないって言うか…)」

京太郎「(…ったく…女って奴は卑怯だよなぁ…)」

京太郎「(あんなに人の事からかってくる奴でも…そう思わせるんだからさ)」

京太郎「(……まぁ、悪い気はしないけど)」

京太郎「んじゃ、ちょっと吉水神社の手伝いに行ってくる」

京太郎「はーい。あんまり迷惑掛けすぎないようにね」

京太郎「分かってるって!!」

京太郎なら…京太郎ならきっとバイトした後に初日の出も行ってくれる!


京太郎「んじゃ、ちょっと吉水神社の手伝いに行ってくる」

京太郎「はーい。あんまり迷惑掛けすぎないようにね」

京太郎「分かってるって!!」


?

一文字付け忘れたんだろ 母って

京子ちゃん来るか…⁉

>>621
うわ…母って文字を入れるの忘れてた…って事で訂正










京太郎「(やっぱ今のうちにバイトに慣れておくってのは重要だよな)」

京太郎「(それに…まぁ…ちょっとだけ…ほんのちょっとだけだけど…)」

京太郎「(王子様って言われて…何もしない訳にもいかないかなーって…)」

京太郎「(い、いや、別にあいつの事をお姫様とかそう思ってる訳じゃないんだけどさ!!)」

京太郎「(だけど…まぁ…その…しおらしいアイツの顔が脳裏に浮かぶと…どうしても…な)」

京太郎「(こう放っておけないって言うか…護ってやらなきゃいけないって言うか…)」

京太郎「(…ったく…女って奴は卑怯だよなぁ…)」

京太郎「(あんなに人の事からかってくる奴でも…そう思わせるんだからさ)」

京太郎「(……まぁ、悪い気はしないけど)」

京太郎「んじゃ、ちょっと吉水神社の手伝いに行ってくる」

京太郎母「はーい。あんまり迷惑掛けすぎないようにね」

京太郎「分かってるって!!」


小学生の俺だったら一日中働いたらなにされても起きなくなる自身だけはある

>>623
ここは鹿児島じゃないんで

>>626
臨海の可能性が微レ存

そういえば、鹿児島も一応エンディングを迎えていたな


【吉水神社】

京太郎「よいしょっと…」

京太郎「(うわ…結構人が多いなぁ…)」

京太郎「(外の通りには露店並んでたりしてるし…やっぱり大きい神社って違うんだな)」ウンウン

京太郎「(で…えーっと新子の奴は…)」

憧「」トテトテ

京太郎「(お…珍しいな。何時もの服じゃなくって…巫女の服着てるのか)」

京太郎「(まぁ、当然か。何時もならともかく、今日は神社も色々と忙しいもんな)」

京太郎「(何時もの手伝いじゃなくて正式に人手として客前に出る証なんだろ)」

京太郎「(それに…まぁ割と似合ってるし…普段よりもずっとお淑やかに見えるし…)」

京太郎「(って…そんな事考えるよりも先に…声掛けてやらないと)」

京太郎新子。来てやったぞ」

憧「あ、京太郎。おっそーい…でも、有難うね」

京太郎「おう。で…早速だけど何をすりゃ良いんだ?」

憧「とりあえず…こっちに来て」

京太郎「ん?あぁ」

新子京太郎…もう入籍したのか


憧「とりあえずこれに着替えてね」

京太郎「…袴?」

憧「うん。一応、寸法は合ってると思うけど…」

京太郎「いや…それは良いんだけど…」

憧「ん?どうしたの?早く出ないとお客さんが…」

京太郎「いや…これ…どうやって着れば良いんだ?」

憧「え…?」

京太郎「だって、俺…袴なんて着た事ねぇぞ?」

憧「う…じ、じゃあ、適当にその上の奴羽織って、腰元縛ったらそれらしくなるから!」

京太郎「そ、そんな適当で良いのか?」

憧「良いの!だからほら、急いで!」

京太郎「う…わ、分かった。でも…見るなよ」

憧「見る訳ないでしょ!!」カァ

>>630
しかも海外で


京太郎「(よし。出来たっと…)」

憧「そろそろ入って大丈夫そう?」

京太郎「おう」

憧「じゃあ…って…あぁ…もう…」

京太郎「え?ダメか?」

憧「前はちゃんと閉めてないし、足元はダボダボだし、結び方も固結びだし…」

京太郎「し、仕方ないだろ!着方なんて分かんないんだからさ!!」

憧「じ…じゃあ…ぬ、脱いで」

京太郎「…え?」

憧「わ、私が着付けしてあげるから脱いでって言ったの!!」カァァ

京太郎「い、いや、それは流石にやばくね?」

憧「そ、そんなの分かってるわよ!でも、や、やるしかないでしょ!!」

京太郎「で、でも…」

憧「うっさい!つべこべ言わずに脱げっての!!」

京太郎「い、いやああああ!!!!?」

海外で入籍…ペロッ…これは重婚フラグ!

海外行ってムスリムかモルモン教徒になって複数婚しよう

ハーレムルート解禁ですか

よっしゃ阿知賀ハーレムやんけ!


憧「あぅ…あぅぅぅ」マッカ

京太郎「い、いや…もうそんなに真っ赤になるならやらなくても…」

憧「そ、そのまんまで外に出られたら幾らなんでもうちの神社の品格に関わるの!」カァ

京太郎「だったら親父さんとか…」

憧「お父さんは今、一番忙しいに決まってるでしょ」

京太郎「ですよねー…」

憧「だ、だから…その…じ、じっとしててよ」

京太郎「…あ、あんまり見るなよ」

憧「わ、私だって見たくて見るんじゃないわよ!!」シュル

憧「わ…ぁ…」

京太郎「な…なんだよ…」

憧「い…意外と…その…男の子…してるのね」

京太郎「なっ!」

憧「やっぱり…京太郎も…お、男の子…なんだ…」

京太郎「あ、当たり前だろ!お、俺が女に見えるのかよ」

憧「そ、そういう意味じゃなくて…えっと…う…うぅぅ」カァァァ

男の子してる(意味深)

一体小学生の何処をみて「意外と男の子」とか言ってるんですかねぇ……

つまり男の役目がはたせる


憧「お…思ったより鍛えてるなって…そ、そう思ったの」

京太郎「そ、そりゃ…高鴨に負けたくはないし…」

憧「そう…よね…うん…だから…当然なのよね…」ジィ

京太郎「あ、あの…新子?あ、あんまりジロジロ見てないで…そろそろ着させてくれると…」

憧「ふきゅっ!?べ、別にジロジロなんて見てないし!!」

憧「そ、それくらい分かってるから!分かってて焦らしてただけなんだから!!」

京太郎「わ、分かったから!分かったから…もう…」マッカ

憧「ぅ…ご、ごめん…」カァァ

憧「じゃ…じゃあ…するから…じっとしててね…」シュル

望「憧ーそろそろ京太郎君の準備出来…」

京太郎「…え?」←袴の前広げて棒立ち

憧「…ん?」←その股間に跪くようにして顔を近づけている

望「…お、おとうさーん!憧が!!憧が京太郎君の京太郎君にフェラを!!!」

憧「そ、そんな訳ないでしょおおおおお!!!!」


なんでフ●ラを理解してるんですかねぇ・・・
憧isムッツリ

小学四年生でフ○ラを知ってるだと!?

なんで理解してるんですかねえ
望さんは何を教えてるんですかねえ

女の子は早熟だなぁ
姉がいたら尚更か

フェラ言ったら京太郎君の京太郎君って伏せる意味ないじゃん

これだから援交してそうなアニメキャラ一位になるんだよ


望「いやーごめんごめん。お姉さんてっきり憧が私でも踏み越えてないラインを踏み越えたのかと…」

憧「ば、馬鹿!小学生相手に何言ってるのよ」マッカッカ

京太郎「いや…別に良いんですけど…」

京太郎「(そもそもフェラってなんなんだ?)」

望「じゃ、私はもう行くから…憧、しっかりやんなさいよ」

憧「何をよ…もぉぉ」

望「あ、避妊はちゃんとしなさいよ女の子は何時くるか分かんないんだから」

憧「良いから出てけえええ!」


バタン


憧「はーはー…っ!」

京太郎「…なんて言うか…良く分かんないけど大丈夫か?」

憧「…うぅ…なんでアンタはそんな純真なのよもぉぉ…」

京太郎「?」

風評被害なんだよね、一応…

小学生だぞ!!4年だぞ!!

小学生にしてこの辺の意味を理解してるとか耳年増ってレベルじゃねーぞ

あーこれは望さんのせいですわ

教えるほうがどうかしてると思うが…

http://i.imgur.com/yHgR5nO.jpg

いま10歳だから…えっと望さんはレジェンゴと同世代で本編で27前後だとして…

ふむ、今22歳くらいか。それで未貫通ですか

>>655
圧倒的じゃないか……

辛いです……アコチャーが好きだから

>>655
東山キャラの票多いな


憧「と、とにかく…今から仕事の説明するから」ナミダメ

京太郎「お、おう…」

憧「と言っても…やる事は簡単だから」

憧「お客さんに言われたらお金貰ってこの人形って紙を渡すの」

憧「それに名前と年齢を書いてもらってこっちの箱にいれる」

憧「以上終了」

京太郎「…え?それだけ?」

憧「うん。それだけ」

憧「人は結構来るからお釣りとか間違えなければほぼ大丈夫なはず」

京太郎「…そんなんで良いのか?」

憧「仕方ないでしょ。アンタ小学生でうちの手伝いなんて殆どした事ないんだし」

京太郎「まぁ…そうだけど…」


>>655
ここに貼るなよ胸くそ悪いな


京太郎「でも、それだけなら別に俺呼ばなくても良かったんじゃないか?」

憧「そ…それは…」

京太郎「?」

憧「だ、だって…アンタこの前…バイトに失敗したって落ち込んでたし…」ウツムキ

憧「これくらいだったら苦手意識もなくなるかなって…そ、そう思って…」ボソボソ

京太郎「あ…」

憧「な…何よ…何とか…言ってよ…」カァァ

京太郎「いや…その…何ていうか…」

京太郎「ありがとう…な。まさか…そんな風に考えてくれてるとは思ってなかった」

憧「あ…あぅ…」カァァァ

京太郎「そ、その分、俺…頑張るから」

憧「あ、あんまり頑張りすぎて失敗しないでよね!」

憧「ま、まぁ…あたしもとなりにいるから…フォローはするけど…」

京太郎「任せろって。新子の期待に答えられるように頑張るからさ」

憧「べ、別に…期待なんてしてないし…」

憧「で…も…その…終わったら甘酒とか…そういうのもあるから…」

京太郎「おう。楽しみにしてる」




>>+2
00~30 それでもなぜか失敗した。デメリットスキル【バイトが苦手】にランクアップ。
31~99 ちゃんと成功した。デメリットスキル【意外とドジっ子?】が消失。
ゾロ目 大成功。+???襲来。

※王子様と意外とドジっ子?の効果で相殺されます。

ロン

えいっ

それ!

oh……京ちゃん…

妖怪いちたりない

仕方ないね

妖怪いちたりないが出たぞー!!

これは憧が自責の念にかられますわ

バイトが駄目なら京太郎君は
旅館で永久就職すればいいのです

ぐぬぬ……

まあ仕事は簡単でも忙しそうだし、しょうがないんじゃね?

妖怪ェ...

ぶきっちょ京太郎

うわぁ……
アラチャーのとこで特訓しよ

>> それでも何故か失敗した。


京太郎「300円のお返しです」

「え?」

憧「ば、馬鹿!お釣り間違ってる!!」

京太郎「え…あ・・・す、すみません!!」

「いいのよ。もう夜も遅くて眠いものね」クスッ

京太郎「す…すみません」

「ううん。大丈夫。それよりお店番、頑張ってね」フリフリ






京太郎「…ごめん」

憧「だ、大丈夫だって。今まで致命的なミスはないんだし」

京太郎「でも、俺…電卓まで使わせてもらってるのにもうつり銭間違えそうになるの五回目だし…」ジワッ

京太郎「せ、折角…新子に気を遣って貰ったのに…こ、こんなんじゃ…俺…」

憧「…あー…もう…ほら、男がこの程度で泣くんじゃないの」

京太郎「な…泣いてない…!」グジグジ

憧「はいはい。それだったら…ほら、顔あげなさい」

京太郎「う…」

憧「手の甲で拭いてたら赤くなるでしょ」フキフキ

京太郎「…ごめん」

憧「良いから。今日はちょっと忙しかったし…あたしも間違えそうになったもの」

憧「それにアンタが居てくれてるお陰で大分、楽なのは事実だし…助かってるのは本当よ」

京太郎「…そっか」

憧「…だから、そんな風に落ち込まないで。失敗は後で取り返せば良いじゃない」

京太郎「…でも…俺は…」

天使かな?


憧「…あたしからお父さんに頼んであげるから」

京太郎「え?」

憧「これからも…京太郎が苦手意識を克服できるように…バイト出来るように…さ」

京太郎「だ、だけど…また失敗したら…」

憧「それくらいでどうこうなるほど吉水神社の格は低くないっての」クスッ

憧「だから…また誘うから…都合良ければまた来てね」

京太郎「…あぁ…」グスッ

憧「ほら、もう次のお客さん来てるから…なかないの」

京太郎「な、泣いてないぃ…!」





















【System】
新子憧の思い出が6になりました。
新子憧の好感度が7(1+6)あがりました。
現在の新子憧の好感度は22です。
須賀京太郎はデメリットスキル【バイトが苦手】を手に入れました。
このスキルはバイト時のコンマ判定を-5にします。















グングンあがるよ!

これはアコチャー天使だわ

苦手意識ってなかなか克服出来ないもんな

【須賀京太郎】
性別:男
年齢:小学4年生
季節:12月


【スキル】
・手先が不器用?
   細かい作業を必要とする判定にてコンマを-3する
・家庭科は得意
   裁縫や料理などの判定でコンマを+3する
・バイトが苦手
   アルバイトの判定にてコンマを-5する
・王子様
   憧相手の判定にコンマを+3する


【関係】
・高鴨穏乃
好感度12 思い出3
阿知賀で初めて出会った女の子
「あいつらまた高鴨にちょっかいだしてないかな…」

・新子憧
好感度22 思い出6
阿知賀で出来た友達。良くからかわれる。
「格好わるいところばっか見せちゃったな…」

・??
思い出1
年下にも見える。
「誘ってくれたのにバイト失敗してごめん…」

まさに嫁

来年初詣に行けばこの微笑ましいカップルがまた見れるのか…

紳士な執事「ここにくれば、涙目の巫女(男の子)が見られるのですか」

今日は終わりー
明日はちょっと出来るかどうか怪しいかも
ちなみにまだ小学生なのもあって穏乃も憧も京太郎を恋愛対象としてはみてないからな!!
憧はちょっと怪しいけど、それでもまだ友達としての意識が強いはず!!
しかしこの時点で憧と穏乃に倍近い開きが出るとはなー…

あ、ちなみに憧の耳年増に関しては姉の望から借りた本の影響を多々受けている結果です
姉のいる女の子ってこれくらい耳年増でもおかしくないと思う
ソースは俺の妹
だから、あんまり憧の事を援交だのなんだの言うのは止めろください
じゃないと俺安価失敗した時に憧が援交しなきゃいけなくなるような判定を出したくなってしまうよ…(ゲス顔)

乙ー
ゲス顔はNG

憧関係の補正は効かないの?


ドロドロと欝は勘弁


京太郎と援交すればいいんじゃね


こいつら思春期入ったらどうなるんだろうなあ

乙ー

>>694
>須賀京太郎はデメリットスキル【意外とドジっ子?】を手に入れました。
>アルバイトなどの判定で-3されます。

これで相殺されてた

>>694
今回はその補正とデメリットスキル補正で±0になった

おつ

>ソースは俺の妹
これは姉持ちという意味なのか、自身が姉という意味なのか
あるいはみくにゃんのファンをやめるという意味なのか…

乙です

>>699-700 なるほど遅レスにわざわざどーも

>>701
なんでや!みくにゃん関係ないやろ!



おかしい、クロチャーの好感度を上げられない不具合が発生している…


もう開き直ってスキル「バックラー」覚えればいい

>>706
相手の顔に泥を塗るってレベルじゃねーぞ!

>>1乙乙


>>701
みくにゃんのファンやめるとか幻滅しました。那珂ちゃんのファンやめます

この天使な憧ちゃんもいずれは円光を疑われるようなラブホ顔に成長してしまうのか……実に無情ですね。

円光少女憧とiPS戦士憧と大天使憧は全員別人だろいい加減にしろ!

>>709
ふとしたことで京ちゃんが「ああいうのが好み」みたいなことを言ったのを聞いて、必死に好みに合わそう努力したとか考えたら萌えね?

あぁ~泣いてる京ちゃんを慰めたいんじゃぁ

今日は投下がないと言ったな
アレは嘘だ
今から1月はじめます

>>697
その発想はなかった
幼い頃から京太郎を接待し、その分のお金を後の結婚資金に貯める憧
ありだと思います(真顔)
次の小ネタやるとしたらこれにしようかな

【小学四年  ―― 1月】

京太郎「ん…すぴぃ…」Zzzzz

穏乃「お邪魔しまーす…って、あ、やっぱり寝てる」

京太郎「すぴゅぅ…ふ…あ…ぁ」Zzzz

穏乃「京太郎、起きて、朝だよ」

京太郎「ん…ひゅぅ…」Zzzzz

穏乃「もー…寝坊助なんだから…」

穏乃「んじゃ…よいしょっと…」ギシッ

穏乃「えへへ…まうんとぽじなんとかになったぞー起きないと食べちゃうぞー」

京太郎「んごー…」Zzzz

穏乃「むぅ…」

穏乃「京太郎、起きろー!!!」ギシギシギシギシ

京太郎「Σふぁっ!?」


穏乃「あ、起きた」

京太郎「起きた、じゃねぇよ…何やってんだ」

穏乃「京太郎を起こそうと思って!」

京太郎「だからってベッド揺らすなよ…ったく」

京太郎「次からは叩くなりなんなりしてくれりゃいいからさ」

穏乃「えー流石にそれは可哀想な気が…」

京太郎「ベッド壊されるよりマシだっての…」フワァ

京太郎「んで…悪いな。昨日、新子の手伝いしてたから遅くてさ」

穏乃「あ、そうなんだ。じゃあ、まだねむい?」

京太郎「いや、折角だし起きるわ。だから、そろそろ降りろ」

穏乃「えー」

京太郎「えーじゃねぇよ」

穏乃「なんだか乗り心地良かったのになぁ」イソイソ

京太郎「全然、嬉しくねぇ…」

>>713
何そのつもり貯金とか記念貯金みたいなの

そうか、食べちゃう(意味深)のか


京太郎「んで、なんの用なんだ?」キガエキガエ

穏乃「あ、その前に、新年あけましておめでとうございます」フカブカ

京太郎「あ、そうだった。新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします」フカブカ

穏乃「えへへ…で、私が来たのは、初詣に誘おうと思って」

京太郎「あぁ、なるほど…新子のところか?」

穏乃「うん!京太郎もどう?」

京太郎「そうだな…昨日の事もあるし行く事にするわ」

穏乃「昨日の事?」キョトン

京太郎「あ、いや…その…き、気にすんなよ」

穏乃「えー…気になる…」


【吉水神社】

穏乃「とうちゃーっく!」

京太郎「あぁ…やっぱこの時間でも人多いなぁ…」

憧「あ、しずに京太郎。あけましておめでとう」

京太郎「おう。あけましておめでとう。今日も巫女服なんだな」

憧「何時もと特に代わり映えのない格好に来てる奴に言われたくないわよ」

穏乃「でも、憧の巫女姿っていいなーすごい似合ってる」

憧「そう…?ありがとう」ナデナデ

穏乃「えへー♪」

京太郎「なんか、俺の対応と違うくね?」

憧「だって、京太郎だし」

京太郎「どういう意味だそれ!?」


憧「はいはい。それと…悪いけど、今日はあたし忙しいからあんまり構えないからね」

穏乃「分かってる。忙しい所ごめんね」

京太郎「おう。そっちも頑張ってな」

憧「うん。じゃあ、またね」イソイソ

穏乃「…憧も大変だなぁ」

京太郎「お前んところもそうだろ。年末、おせち関係で結構忙しかったみたいだし」

穏乃「それでも私に出来たの店番だけだし…憧は一人前みたいに立派に働いてるし…」

穏乃「それに一回つり銭間違えそうになっちゃって、お客さんに指摘されたりも…」

京太郎「……」

穏乃「あれ?どうかした?」

京太郎「いや…改めて自分のレベルの低さを自覚しただけだ」ズーン

穏乃「え…?」

京太郎「別に高鴨の事見くびってた訳じゃないけど…高鴨以下だったのか俺…」

穏乃「わ、わわ…!よ、良く分かんないけど元気だして」ナデナデ

京太郎「うぅ…すまん…」


穏乃「ほ、ほら、順番来たよ順番!」

穏乃「どうせだし、元気が出るようなお願いしようよ!」

京太郎「そ…そう…だな」

京太郎「(と言っても…元気の出るお願い…なぁ…)」

京太郎「(そんなもの…正直、思いつかない)」

京太郎「(お年玉が一杯、貰えるように…とか?いや…それは流石にちょっとどうかと思うしなぁ…)」

京太郎「(別に健康だし、勉強だってちゃんとついてけてるし…思いつくのがマジでねぇ…)」

京太郎「(あ…いや…違うな)」

京太郎「(一つだけ…思いつくのがあったわ)」




>>+2
末尾奇数:新子の事
末尾偶数:高鴨の事
ゾロ目:自分のバイトの事

うりゃ

ほい

あーこれは労働全般が苦手なヒモフラグですね。

ほい

ほい

憧「負ける気せえへん、地元やし」
この憧無双はどういう事なの…

アコチャー強すぎィ!!
まだプロローグなんですが、それは……

>>727
みんな地元だろ、いい加減にしろwww

圧倒的なヒロイン力

ほい

アコチャー強すぎ疑惑
これ残り三人来る前に決まるんちゃう

これが宇宙意志か……

アコチャーメインヒロイン化待ったなし

まだ小学生だから逆転できると信じたい

驚異的な二択の強さ
見えるぞ……3~4択になったら急に弱くなるアコチャーの姿が……

???「まだ出番がないだけ、いつでも挽回出来るですのだ」

そんな旅館ノータッチで大丈夫か?

>> 新子の事

京太郎「(新子の事…だな)」

京太郎「(昨日もあんな風に迷惑掛けて…情けない所見せちまってさ…)」

京太郎「(こんなんじゃ…王子様には程遠いよな…まったく…)」

京太郎「(別に…あいつに相応しい男になりたいと思ってる訳じゃないけれどさ…)」

京太郎「(でも…このままじゃいけない事くらい俺にだって分かってる)」

京太郎「(こうしてバイトに誘ってくれたりとか…そういうのをしてくれた分は…返せるような男にならないとな…)」

京太郎「(だから…神様。俺にお願いがあるとすれば…新子が今年一年何事もなく楽しく過ごせる事です)」

京太郎「(…まぁ、そんな事一々、お願いしなくても巫女だから当然なんだろうけれどさ)」

京太郎「(あいつ…本当に良い奴だから…だから、絶対にお願いします)」

穏乃「…京太郎?」

京太郎「ん…あ…ごめんな」

穏乃「ううん、良いけど…凄い真剣だったね」

京太郎「まぁ…色々と迷惑掛けてるしな」

穏乃「え?」キョトン

京太郎「あ、悪い。それよりほら、おみくじ引きに行こうぜ」

穏乃「そうだね。大吉だったらいいなー」

クロチャーは判定入ると
自分の姉妹が有利なコンマ判定にしてくるから
むしろ今のうちに好感度に差をつけとかないと……


憧「ん。あ、ふたりともお参り終わったの?」

京太郎「あ、憧。こっちに居たのか」

憧「うん。お手伝い。…で、おみくじ?」

穏乃「うん。一回お願いします」

憧「普通は一回だってば。京太郎は?」

京太郎「俺も勿論引くよ」

憧「はい。じゃあ、一人300円ね」

穏乃「はーい」チャリン

京太郎「あいよ…っと」チャリン

憧「じゃ、こっちから適当に引いてね」

京太郎「んじゃ高鴨から先に引けよ」

穏乃「ありがとう!それじゃ…よいしょっと…」カチャカチャ


憧「…で、京太郎は何をお願いしたの?」

京太郎「お前、それが仮にも巫女さんが聞く事なのかよ」

憧「別に良いじゃない。隠すような事じゃないんだし」

京太郎「まー…別に言っても良いけどさ」

憧「え?」

京太郎「…えってなんだよ、えって」

憧「いや、まさかそんな風に言われるとは思ってなかったから」

京太郎「別に…恥ずかしい事願った訳じゃないしな」

憧「じゃあ、何を?」

京太郎「お前の事」

憧「…え?」

京太郎「お前が今年一年楽しく過ごせますようにって」

憧「は…は、はぁぁ!?」

今のとこ憧おねーちゃんと妹シズって感じやね

シズにかけっこで勝ったら好感度激増の可能性が微レ存


憧「な、何を頼んでるのよ!ってか自分の事頼みなさいよね!!」カァァ

京太郎「いや…特に思いつかなかったし…」

憧「それでも色々あるでしょ!バイトの事とかさ!」

京太郎「…あ、忘れてた」

憧「なんで忘れるのよ!それが一番大事でしょ!」

京太郎「いや…それより先にぱっと新子の事が出てきたから…」

憧「~~~っ!!!!」カァァァ

京太郎「あれ…?新子?」

憧「う…う…」

憧「は、恥ずかしい事言うんじゃないわよ…」プシュゥ

京太郎「そんなに恥ずかしいか?」

憧「アンタにはまだ分かんないけど…すっごい事言ってるのよ一応…」マッカ

京太郎「…そうなのか?」

憧「そうなの!まったく…本当…たまに格好良いんだから…」ポソッ

穏乃「あ、大吉だって!やったー!」

京太郎「お、じゃあ、次は俺の番だな…よいしょっと…」




>>+2
00~25 大凶
26~50 凶
51~75 吉
76~99 中吉
ゾロ目大吉

ほい

はい

はい

おまかせあれ!!

ほい

おまかせあれ!

小吉をよこしなさい

知ってるか?
年始めのおみくじに大凶が入ってる確率は限りなく低いってことを

さすがというしかないな

運をアコチャーに奪われてるんじゃないかと疑うレベル

自分が主導で行う判定全部低い気が…

逆にレアだな...

>>755
アコチャーに貢いでるんだよ…(震え声)

アコチャー運キュバス説


京太郎「…大凶…」

穏乃「えっ!?だ、大丈夫なの!?」

憧「大凶なんて滅多に出ないもの良く引き当てたわね…」

京太郎「あー…これどうすりゃ良いんだ?」

憧「とりあえずその紙を細くたたんで、あっちのご神木の枝に括りつけときなさい」

憧「んで…お父さんに言っておくからあとでお祓い受ける事」

京太郎「…そんな大層なもんなのか?」

憧「うちの神社ってね…縁起が悪いからって何時も大凶は外してるの」

憧「それでもたまーに出るんだけど…それは担当した人のミスで紛れ込んじゃった時だけ」

憧「正直、数年でもあるかないかの一枚をアンタは今、引き当てたのよ」

京太郎「…」

憧「…」

穏乃「…」

京太郎「…分かった。ちゃんとお祓い受けとくわ…」

穏乃「そ、その方が良いよー…」

つまり、憧がずっと隣にいれば自然と京太郎の災厄は無くなる…!?















【System】
新子憧の思い出が7になりました
新子憧の好感度が8(1+7)あがりました。
現在の新子憧の好感度は30です。


















お、お祓い受ければ凶レベルくらいまでマシになるかもしれないし…

というわけで1月終わりー
次はバレンタインです(確定)
3月には久しぶりの探索回やるんで松実姉妹やアラタソに会いたい人は頑張って下さい

後、何だかんだ言って答えは先延ばしにさせるので京太郎が高校卒業するまでは決着にはなりません。
安心して他のヒロインたちの好感度をあげられるね!!

最近の安価スレのせいで、京太郎に不幸はつきものだと思ってる自分がいる

よしアラタソ間に合うな!

凶太郎と化しているな

やめようよ、不吉なことは…

ここまでついてないと麻雀させたくねーな

というわけで京太郎君は鹿児島でお払いして貰おう

数年に一枚って、それはある意味運がいいというのでは?

狂堕狼フラグですかね(すっとぼけ)


【小学四年 ―― 2月】

穏乃「ねぇねぇ、京太郎」

京太郎「おう」

穏乃「今日は何の日か知ってる?」

京太郎「バレンタインだろ?分かってるって」

憧「学校中が浮かれてるもんね」

京太郎「特に五年や六年の浮かれっぷりったらもう…なぁ…」

憧「バスの中でもそわそわしてるし…まぁ、仕方ないと思うけど」

穏乃「そう?」

憧「だって、バレンタインでしょ?そりゃ男の子も女の子も気になるってもんでしょ」

京太郎「じゃあ、憧も気になってたのか?」

憧「う…いや…それは…その…」

穏乃「うん。憧ったら昨日からすっごいそわそわしてたよ」

憧「ち、ちょ!!し、しず!?」

穏乃「いいじゃん別に。そんな風に構えなくっても」

穏乃「京太郎なら大丈夫だって」

憧「う…う…ん…」

京太郎「ん?」


憧「ほ…ほら」

京太郎「…え?」

憧「ち、チョコレート。…アンタだって義理チョコの一つくらいは貰えないと格好つかないでしょ」

京太郎「…良いのか?なんか凄い…その…手作り感があるんだけど」

穏乃「うん。憧の手作りなんだよ」

憧「ちょ!?だ、だからしずぅうう!!」

穏乃「別に開ければ分かる事なんだから隠さなくても良いじゃん」

憧「そ、それはそうかもしれないけど…」

穏乃「で…こっちも…はい」

京太郎「おぉ…高鴨ももしかして…」

穏乃「うん。昨日、憧と一緒に作ったの」

穏乃「美味しく出来てるかは分からないけど…食べてくれる?」

京太郎「…おう。今、開けて良いか?」

穏乃「うん。どうぞー」

憧「う…うぅ…」


京太郎「お互い形は違うんだな」

穏乃「中身もちゃんと違うんだよ」

憧「一緒に作るからって同じのじゃ…アンタが食べ飽きると思って…」

京太郎「そっか。二人ともありがとうな」

穏乃「えへへ…♪ね、それより早く食べてみてよ!」

京太郎「おう。じゃあ、折角だし…頂きます…っと」


>>+2(憧)
>>+3(穏乃)

00~30 何とも微妙な味だった。
31~60 ちゃんとチョコレートの味がした。
61~99 美味しかった。

※王子様が適当されます。

ほい

えいっ

いけるやん!

このメシウマ二人である
あれ?京太郎かなりの勝ち組じゃね?

高校卒業までこんな付かず離れずの関係続ける上にまだ人数増えるとか、
勝ち組ってレベルじゃねーぞ!

数字的には穏の方がより美味しく感じられたと?

やはり和菓子屋の娘なだけあって菓子作りはシズの方が若干上手なのか(コンマの大きさ的に考えて)

>>二人とも美味しかった。

京太郎「…うん…うん…」モグモグ

憧「ちょ…ちょっと…何とか言ってよ…」

京太郎「いや…その…なんつーか…」

穏乃「…美味しくなかった?」シュン

京太郎「いや、すげー美味かった」

憧「…は?」

京太郎「つか、寧ろ、美味すぎた。なんだこれ」

京太郎「美味すぎてつい感想考える前に食いきっちゃったぞ…!」

穏乃「って事は成功?」

京太郎「成功も成功。大成功って感じだな」

穏乃「えへへ…♪そっかー…良かった」

憧「な、何よ・・もぉ…心配させないでよね…」

京太郎「はは。悪い悪い」

京太郎「でも…本当に美味かった。ありがとうな、二人とも」

憧「まぁ…美味しかったなら良いけど…」

穏乃「うん!こっちこそありがとう、京太郎!」

京太郎「…で、これ、もう一個くらいない?」

憧「ある訳ないでしょ」

穏乃「ごめん。もう私達で食べちゃった」

京太郎「そんなぁ…」

憧「あー…もう。そんな情けない声出さないの。また作ってきてあげるから」

京太郎「ほ、本当か!?」

憧「本当本当。ま、だから…その代わり…」

穏乃「うん。その代わり…」























憧「ホワイトデーは期待してるわよ、王子様」ニコッ

穏乃「お菓子いーっぱい返してくれるよね?」ニコー

京太郎「oh…」






























【System】
高鴨穏乃の思い出が4になりました。
高鴨穏乃の好感度が5(1+5)あがりました。
現在の高鴨穏乃の好感度は17です。

新子憧の思い出が8になりました。
新子憧の好感度が9(1+8)あがりました。
現在の新子憧の好感度は39です。













ホワイトデー(3倍返し)を続けて行くことによって京ちゃんの家事スキルが上がって行くのか……

倍返しだ!

2月終わりー
かなりあっさり目なのは後何回も同じ事繰り返さないといけないからです
これから段々ふたりとも意識して一緒に渡すんじゃなくって一人ひとり呼び出して渡したりする方向になるはず

ヒロインの料理スキルとかあんま考えてなかったけどどうしよっか
また判定に使いそうだし、あった方が良いかな?

ダブルスコア以上の差が……まぁシステム的にはすぐ埋まるけど

倍プッシュだ!

アコス中学入る前に100いっちゃうんじゃねえの
離れたら寂しくて死んじゃうんじぇねえの

>>791
中学の間ほっといても思いを募らせて好感度上がりそうやな

100でどれぐらいの好感度なんかね

料理スキルは>>1のイメージでいいと思う

【小学4年 ―― 3月】

京太郎「(まーたーもーやーひーまーだー…)」

京太郎「(今の時期はやっぱどうしても新子の所も高鴨の所も忙しいからなぁ…)」

京太郎「(俺も手伝えれば良いんだけど…神道の事も和菓子の事も何も分かんねぇし)」

京太郎「(つか、忙しい時に行ってもまた失敗しそうな予感がぷんぷんするからなぁ…)」ハァ

京太郎「(手伝ったりしないのが一番、邪魔にならないって自分が辛い…)」

京太郎「(俺がもっと色々と出来る奴なら…良かったのに…)」

京太郎「(やっぱりそういう風になれるようにお願いしとくべきだったか…いや…でもなぁ…)」

京太郎「(他のやつの事ならともかく『そうなれるように』ってお願いするのはなんか違う気がしたし…)」

京太郎「(実際、そのためには努力するのが一番なんだから…違うよなぁ…)」


京太郎「(でも…努力…かぁ…)」

京太郎「(高鴨に勝つ為には身体鍛えれば良いってのは分かるんだけどさ…)」

京太郎「(バイトを失敗しないように努力するってのはどうすりゃ良いんだ?)」

京太郎「(そういうのはやっぱり働かないと身につかないもんだよなぁ…)」

京太郎「(でも、小学生の俺が働ける場所なんてない訳で…新子に呼んでもらえるまでそういう鍛えられ方出来ない訳で…)」

京太郎「(あー…こういうのなんて言うんだろ、堂々巡りとか…無限ループとか…?)」

京太郎「(どっちにしろ…良い気分じゃねぇよなぁ…)」

京太郎「(あー…やっぱり家でぼーっとしてるとろくな事考えないな)」ハァ

京太郎「(こういう時は…高鴨に見習って走るべきだ!)」ガバッ

京太郎「(走ってりゃ悪い気分も考えも吹っ飛ぶ!!そうじゃなくてもそうなんだ!!)」

京太郎「って事でちょっと走ってくるわ」

京太郎母「なんだか良く分からないけど、行ってらっしゃい」


京太郎「(さーって…そんな訳で特に理由もなく走ってる訳だけど…)」

京太郎「(やっぱ目標がないと辛いな)」

京太郎「(高鴨なら山に向かっていけば良いって言うんだろうけど…俺は気晴らしに走りに行くほど好きじゃねぇし)」

京太郎「(って事は自然と俺が走るルートはこの辺りって事になるんだけれど…)」

京太郎「(この辺はもう高鴨と一緒に走りまくって把握してるし…あんまりおもしろくない)」

京太郎「(…んじゃ久しぶりに…遠出してみるか?)」

京太郎「(丁度、いい感じに分かれ道が見えてきたしな)」

京太郎「(えっと…右に行けば旅館の方、左に行けば…商店街の方だっけ)」

京太郎「(さて、どっちに行こうか)」


+2
末尾偶数:旅館の方
末尾奇数:商店街の方
ゾロ目:???遭遇

ほい

このスレにおける松実姉妹の引きの弱さは一体なんなんだwwwww

宥ねぇ…

仕方ないとはいえ、コンマが…

しかし???とは一体……

松実姉妹は出てきたら全部持って行きそうだから…
つまりアコチャーの陰謀

アラチャーじゃない?

???はニワカ先輩だろ

>>商店街の方

京太郎「(そんな訳で商店街の方に来たんだけど…)」

京太郎「(やっぱりこの辺も殆ど知った道だからなー…)」

京太郎「(つか、走ってる俺に声を掛けてくれる人がいるくらい知ってる道だし)」

京太郎「(あんまりその分、暇潰しになるのは良いんだけど…何となくウズウズするというか)」

京太郎「(話しかけられると止まらないといけないからこうすげぇ体力が有り余るというか…)」

京太郎「(…何だかんだ言ってもう一年、高鴨に勝とうと身体を鍛えてる訳だもんな…)」

京太郎「(んで、あいつが忙しい時期は殆ど一緒だし…あいつの性質が移ったのかも…)」

京太郎「(…それでも山じゃ未だに勝てないんだけどさ…あいつマジで何者なんだよ…)」

ニワカかレジェンゴだと思われ

あらたそもいいけど宥姉下さい


京太郎「(って…やばい。考え事してる間にいつの間にか鷺森レーンの方に…)」

京太郎「(結局、アレから気まずくて来れてないんだよな…)」

京太郎「(結果的に…約束が反故になってるのは凄い申し訳ないんだけど…)」

京太郎「(でも、アレだけ失敗した上で平気な顔して遊びに行くのもちょっとなぁって気はするし…)」

京太郎「…見つからない内に戻るか」

??「…誰に?」

京太郎「うひゃあ!?」

??「…びっくりした。いきなり大声あげないでよ」

京太郎「こ、こっちのセリフだよ…」

京太郎「つか、いつの間に後ろにいたんだ…」

??「君がうちを見つめて立ち止まった時から?」

京太郎「ほぼ最初からじゃねぇか!」


京太郎「つーか…声かけろよ。俺が馬鹿みたいじゃん」

??「何か思いつめた顔をしてるから声をかけない方がいいかなって」

京太郎「別に…そんな訳…」

??「じゃあ、どうして今まで来てくれなかったの?」

京太郎「…そ、それは…」

??「……」

京太郎「あの…その…」

??「…なーんて」

京太郎「え?」

??「そんなの根に持ったりしてないから」

??「来ないなーとは思ってたけど…街中で走り回っているのは何度か見かけたし」

??「そんな元気があればうちに来てくれれば良いのに、と思ってたけど、それだけだし」

京太郎「…すげー根に持ってるんじゃねぇか」

??「なんのこと?」シラー


??「で、今日は何の用?」

京太郎「え?」

??「うちの前に居たんだから、何か用事があるんでしょ?」

京太郎「いや…そ、それは…」

??「…また冷やかし?」ジトー

京太郎「…流石にあれだけ派手に失敗したところで冷やかしするほどの度胸は俺にはねぇよ」

??「…じゃあ、暇潰し?」

京太郎「あー…それが一番、近いかな」

京太郎「普段、遊んでる奴らが忙しくてさ。一人で家にいるのも退屈だし…適当に走ってた」

??「ふーん…そうなんだ」

??「…ね。さっき私の言った事覚えてる?」

京太郎「ん…?元気があればうちに来いって奴か?」

??「そう、それ。で、今は丁度、元気も有り余ってるみたいだし…」

??「もう一回…バイトする?」

京太郎「…え?」

なんやこの天使

大天使だ
くれ

クロチャー…
だがあらたそ可愛い


京太郎「い、いや…良いのかよ」

??「何が?」

京太郎「いや、だって、俺あんなに派手に失敗して…」

京太郎「すっげぇ迷惑だって掛けたし…」

??「でも、わざとじゃないんでしょ?」

京太郎「あ、当たり前だ。そんな事するほど恥ずかしい奴じゃねぇよ」

??「じゃあ、別に良いじゃない」

??「それに…男の子なんだし、あのままじゃ終われないでしょ」

京太郎「…あぁ。…そうだ」

??「だったら、私の提案は君にとっても有難いものなんじゃない?」

京太郎「…そう…だ」

??「じゃ、契約成立。また服とか貸すから中に入って」

京太郎「あぁ。でも…」

??「大丈夫。今日は暇だし、私もちゃんとフォローするから」

??「この前の失敗も緊張し過ぎが原因なんだし、リラックスすれば失敗しないって」ポンポン

京太郎「…分かった」

??「ん。じゃあ、行こうか」ニコ




>>+2

00~20 沢山、??にフォローされてしまった。
21~60 思ったよりそこそこ出来た。【バイトが苦手】をランクダウン。
61~99 ??のフォローなんて必要なかった。【バイトが苦手】を解消

※デメリットスキル【バイトが苦手】の関係で-5されます。

ほい

同じコケシなのにどっかの西洋かぶれとは大違いだ

オラァ!!

サンキューこけし

セーフ!!

すばらっ

良かったぁ
このままヒモ√一直線になっちゃうんじゃないかと心配してたよ

良かった…本当に良かった…
これでまた最低値とか出てたら京ちゃんにトラウマ作らないといけなくなるレベルだったぞ…

良かった

ここはコンマ運は普通だけど、安価範囲が有情だから比較的成功してるな。
つまり>>1はぐう聖

京太郎がバイトにトラウマ作ってまた神社のバイト誘ったけど拒否されて悲しむアコチャーというのも見たかったかも

うむっ

おらー

よくやったよくやった……
サンキューアラチャーフォーエバーアラチャー

アラチャーならやってくれると信じてた

>>思ったよりは出来た。

??「…うん。そこそこ出来てるじゃない」

京太郎「…まぁ、前よりミスは減ったなぁとは思うけど…まだ助けてもらってるからな」

??「その辺は二回目だし慣れてないってのもあるから仕方ない」

??「それに…前よりも上達してくれてるのが私には嬉しい」

京太郎「?なんでだ?」

??「だって、前、働いた時の事が無駄じゃなかったって事でしょ」

??「指導した事が活きているのを見るのは嬉しい」ニコ

京太郎「う…ま、まぁ…あんまり出来の良いって訳じゃねぇけど」カァ

??「…もしかして照れてる?可愛い」

京太郎「て、照れてなんかねぇよ!」

京太郎「つ、つーか、前から思ってたけど…お前、年下だろ!?年上を可愛いとか言うなよ!」

??「…え?」

京太郎「え?」

??「…私、小学五年生なんだけど…」

京太郎「えっ」

??「君、幾つ?」

京太郎「…し、小4…」

??「…」

京太郎「…」

??「可愛い」

京太郎「うあー…っ」カァァァ

早速お祓いの効果が出たようで

なんだこのヒロインしてるこけし?!(驚愕)


??「じゃあ、可愛い君に…はい、これ」

京太郎「…いや、良いよ」

??「ダメ。そういうのは…」

京太郎「良く良く考えてみたら小学生働かせてる時点でダメだろ」

??「む…正論を言うなんて生意気…」

京太郎「それにまぁ…殆どお前…あ、いや…」

??「…灼だよ。鷺森灼」

京太郎「…鷺森の手ぇ取ってた訳だしな」

京太郎「だから、それは受け取れない」

京太郎「それでも…そっちの気が済まないって言うんなら…」

京太郎「また来るからさ。その時、1ゲームだけで良いから…サービスしてくれよ」

灼「…うん。分かった」

京太郎「んじゃ、またな鷺森」

灼「あ、ちょっとまって」

京太郎「ん?」

灼「君の名前、なんて言うの?それ聞かないとバイトの人に伝えられない」

京太郎「あっ…それもそっか」

京太郎「須賀だよ。須賀京太郎」

灼「…京太郎…可愛い名前」

京太郎「んな!?」

灼「じゃ、またね、京太郎」フリフリ

京太郎「う…う…くそ…あいつには本当に新子とは別の意味で勝てそうにねぇ…」



横槍失礼
67-5=62でフォローなんて必要なかった では?
不器用補正も入るの?

はっ

あばばばばばっばばっばばばばばば
よし描き直そう(白目)
ごめん、本当ごめん…

ん?

お姉さん風を吹かせるアラチャーかわいい

ついに幻のコケシ√を見つけたぞ・・・!

書き直さなくても1か月のうちに起きた描写ってことで2回あってもええんやで(ニッコリ

にやにや

これはレジェキチこけしじゃなくて阿知賀の麻雀部部長鷺森灼

このままでどうぞ

とあるスレで可能性があったルートが…

>>??のフォローなんて必要なかった。

京太郎「ふっはっ喰らえ!」

京太郎「ステラああああああ!」

京太郎「万物神追撃!!」




??「…おぉ」パチパチ

京太郎「はぁ…と、とりあえず…こんな感じでどうだ?」

??「上出来。まさかここまでやるとは思わなかった」

京太郎「まぁ…二回目だし…それに客も少ないしな」

??「それでも最初からは雲泥の差。頑張ったんだね」ニコ

京太郎「う…べ、別に…これくらいやってようやく一人前だろ」

京太郎「ほ、褒められる事じゃねぇし…ようやくこの前の分仕事したってだけだし」

??「ふふ。もしかして照れてる?可愛い」

京太郎「て、照れてなんかねぇよ!」

京太郎「つ、つーか、前から思ってたけど…お前、年下だろ!?年上を可愛いとか言うなよ!」

??「…え?」

京太郎「え?」

??「…私、小学五年生なんだけど…」

京太郎「えっ」

??「君、幾つ?」

京太郎「…し、小4…」

??「…」

京太郎「…」

??「可愛い」

京太郎「うあー…っ」カァァァ

??「じゃあ、可愛い君に…はい、これ」

京太郎「…いや、良いよ」

??「ダメ。そういうのは…」

京太郎「良く良く考えてみたら小学生働かせてる時点でダメだろ」

??「む…正論を言うなんて生意気…」

京太郎「それにまぁ…前回はお前…あ、いや…」

??「…灼だよ。鷺森灼」

京太郎「…鷺森の手ぇ取ってた訳だしな」

京太郎「だから、それは受け取れない」

京太郎「それでも…そっちの気が済まないって言うんなら…」

京太郎「また来るからさ。その時、1ゲームだけで良いから…サービスしてくれよ」

灼「…うん。分かった」

京太郎「んじゃ、またな鷺森」

灼「あ、ちょっとまって」

京太郎「ん?」

灼「君の名前、なんて言うの?それ聞かないとバイトの人に伝えられない」

京太郎「あっ…それもそっか」

京太郎「須賀だよ。須賀京太郎」

灼「…京太郎…可愛い名前」

京太郎「んな!?」

灼「じゃ、またね、京太郎」フリフリ

京太郎「う…う…くそ…あいつには本当に新子とは別の意味で勝てそうにねぇ…」


なんだ。こけし可愛いじゃないか

お姉さんしてるアラチャーマジ可愛い
















【System】
鷺森灼の思い出が4つになりました(お詫び分+1)
鷺森灼の好感度が5(1+4)になりました。
















京ちゃんもあらたそも可愛い

基本部分使い回しで申し訳ないですが先の展開の為にもこれで勘弁してください(涙目
後、指摘ありがとうございました
次の月に入ってたら訂正間に合わん所だった
次からは出来るだけこのようなミスがないように頑張ります

さて、それじゃ終わるかどうか分かんないけど4月に行くぞおおおおおおおお!!!

らじゃー

こいやー

【小学五年生 ―― 4月】

穏乃「京太郎京太郎!大変だよ!」

京太郎「ん?どうしたよ?」

穏乃「阿知賀だよ!子どもだよ!教室だよ!!」

京太郎「…新子?」

憧「うん。しず、落ち着きなさいって」

穏乃「う…ご、ごめん」シュン

京太郎「いや、良いけど…で、何がいいたいんだ?」

穏乃「え、えっとね。阿知賀で子ども教室が始まったの」

京太郎「…子ども教室?」

憧「あぁ…あの話?」

京太郎「え?今ので分かるのかよ」

憧「まぁ、ずっとここいらに住んでる私達にとっては、下手な芸能人よりも有名だからね」

憧「―― 阿知賀のレジェンドは」



クロチャーとようやく会えるのか

ホワイトデーイベは無しなのか

(あらたそに)切り替えていく

わざわざ書き直してくれてる!ありがとう!
ついにレジェンドも登場か

ここのレジェンドははたして…


京太郎「…阿知賀のレジェンド?」

憧「あ、まずはそこからか」

憧「えっと…京太郎は麻雀って知ってる?」

京太郎「あぁ。あの白くて四角い奴を倒す奴だよな」

京太郎「親父たちが良くやってるのを見かけるぞ」

憧「そう。で、この辺りでも結構、盛んなんだけど…」

憧「ただ、ここらは学校も少なくてね。麻雀やりたいって言うのは殆ど晩成ってところに行くのよね」

憧「実際、そこは強豪で、ずっとインターハイ出場はまず晩成って言われるほど強かった」

憧「でも…つい数年前、それが覆される事が起きたの」

憧「王者晩成を破ったのは無名弱小であった阿知賀高校」

憧「そして当時、そのエースの座にいた人…赤土晴絵を、その実力を称えて、人々はこう呼んだ」

憧「 ―― 阿知賀のレジェンドってね」


クロチャーと遭遇来るー?


京太郎「~~~っけぇ…!!」

穏乃「だよね!だよね!!」

京太郎「なんだそれ!阿知賀のレジェンドかっけー!!」

穏乃「うんうん!」

憧「まぁ…盛り上がってる所、悪いけど、結構普通の人よ?」

憧「お姉ちゃんつながりで面識もあるけど…正直、何か特別な人には見えないし」

京太郎「でも、レジェンドなんだろ!伝説なんだろ!!」

憧「まぁ、この辺りに人にしてみれば地元の誇りではあるけど…」

京太郎「すっげー!地元の誇りすっげー!!」

憧「はぁ…テンション高すぎだってばもう…」クスッ

京太郎「で、そのレジェンドには何処に行けば会えるんだ!?」

憧「最近は大学の単位取るのに忙しかったらしいけど…就職も決まったからこっちに帰ってきてるみたいよ」

憧「で、ついこの間から阿知賀で麻雀教室始めてるって」


京太郎「…それは行くしかねぇな!」

穏乃「うん!やっぱり一回は会っておくべきだよ!!」

憧「このミーハーどもめ…まぁ、良いけど」

京太郎「じゃあ、新子も来るんだな?」

憧「あんたらだけだと迷惑掛けそうだしね」

穏乃「やたっ!じゃあ、早速今日の放課後行ってみようよ!」

京太郎「お、今日はその教室やってるのか?」

穏乃「うんっ!」

京太郎「おっしゃ!じゃあ、レジェンドに会いに行こうぜ!」

穏乃「おーっ!」グッ

憧「…でも、あんたたち麻雀出来るの?」

穏乃「えっ」

京太郎「いや、まったく」

憧「…あのねぇ。会いたいってだけで言ったら晴絵さんが困るでしょ」

憧「とりあえずどんな遊び方するかくらいは教えてあげるから…それくらいは頭に叩き込んどきなさい」

穏乃「はーい…」

京太郎「わかったよ…」

>京太郎「すっげー!地元の誇りすっげー!!」
アラチャーの言った意味が分かる

【阿知賀】

京太郎「う…うぅ…頭が痛い…」

憧「まったく…これくらいで情けない…」

京太郎「新子が教え過ぎなんだっての…なんだあの役とか…」

憧「それくらい麻雀やるのなら最低限必要なものなんだってば」

京太郎「でも、お前…高鴨が…」

穏乃「はぅー」プシュー

京太郎「…まだ帰ってこねぇぞ」

憧「…ちょっとしずには難し過ぎたかな…」

京太郎「おい」

憧「い、いや…でも、仕方ないじゃない。本当に必要なんだってば!!」

京太郎「まぁ…疑ってる訳じゃねぇけど…でも、本当にあんなに覚えなきゃいけないのか?」

京太郎「正直、出来るかどうか不安になって来たんだけど…」

憧「大丈夫だって。実際に打てば視覚的にも分かるようになるし」

憧「それに晴絵さんは教え方上手だからアンタでも大丈夫」

京太郎「そうかなぁ…」


京太郎「つーか…さっきからすげぇ視線を感じるんだけど」

憧「そりゃここ女子校だし」

京太郎「…は?」

憧「いや、女子校なんだってば」

京太郎「…そんなところに入って良いのかよ?」

憧「まぁ、小学生だし大丈夫じゃない?」

京太郎「もし、ダメだったら?」

憧「その時は一緒に謝ってあげるから。そんな風にビクビクしない」

京太郎「し、してねぇよ!」

憧「本当に?」

京太郎「してねぇったら!…ったく…」

憧「ふふ。まぁ、ここもお嬢様校として結構有名だけど大分、生徒少なくなってきたからね」

憧「そろそろ共学にするかもって話もあがってるし、そんなに警戒する必要はないと思うよ」

京太郎「少子高齢化って奴かぁ」

憧「実際、子どものあたしたちには違いなんて良く分からないけどね…って、ここだ」

京太郎「麻雀部…?って入って良いのか?」

憧「前に看板出てるし大丈夫でしょ。それじゃ…お邪魔しまーす」


晴絵「いらっしゃーい。って…あれ?憧じゃん」

憧「晴絵さんお久しぶり」

晴絵「おーおー。大きくなって」

晴絵「…一部はあんまり変わってないみたいだけど」ジィ

憧「あははそのセクハラっぷりも相変わらずだよねぶっ飛ばすぞ」

晴絵「憧が最近冷たい…」

憧「こちとら最近、余計にうざくなってきたお姉ちゃんに鍛えられてるんで」

晴絵「望の奴め…って、そっちは?」

京太郎「は、はじめまして!俺、須賀京太郎っていいます!」キラキラ

晴絵「おー初々しいの。私は赤土晴絵。よろしくね」

京太郎「よ、よろしくお願いします!」

晴絵「で…その背中に背負われてるのは?」

穏乃「ふにゃあ…」

憧「あたしの友達の高鴨穏乃。ふたりとも会いたいって言うから連れてきたの」

晴絵「そっかそっか。こんな小さな子に慕われるなんて嬉しいな」

晴絵「でも…折角、麻雀教室に来たんだし…そのままじゃ帰らないよね?」ニヤリ

京太郎「お…おう。麻雀やるぜ!…じゃなかった。やります!」

晴絵「はは。無理に敬語遣わなくても良いよ」

晴絵「それにそんなに緊張しなくても…ね」

晴絵「相手の子も初心者ばっかりだから気にせず打って行ってね」

京太郎「あ、あぁ」


灼の時の京太郎なんで鈴村ボイスなんだろ?


憧「じゃ、京太郎はこっちね。しずは…」

穏乃「う…だいじょぶ…」

京太郎「おぉ、再起動したか」

穏乃「うん…ごめんね」イソイソ

京太郎「気にすんな。それより…出来そうか?」

穏乃「うん。頑張る…」

憧「じゃ、しずもこっちね。晴絵さん、良いよね?」

晴絵「うん。楽しんで行ってね」ニコ




>>2 京太郎の順位
>>3 憧の順位(+10の補正が入ります)
>>4 穏乃の順位
>>5 モブ子ちゃんの順位

はい

はっすみません
このレスから

>>+2 京太郎の順位
>>+3 憧の順位(+10の補正が入ります)
>>+4 穏乃の順位
>>+5 モブ子ちゃんの順位

に訂正で;

ほい

ほい

ほい

はい

はい

穏乃には難しかったね(ニッコリ

予想通りの結果だな
相変わらずコンマに強い

憧……104て……

アコスが牌に愛された子すぎて草

このスレのアコチャーには神でも降りてるのか

>>京太郎 64
>>憧 104
>>穏乃 38
>>モブ子ちゃん 66


憧「はい。それロン。満貫で8000ね」

穏乃「はい…って、あ、もう点棒なくなっちゃった…」

憧「あ、じゃあ、しずの箱割れで終了ね」

京太郎「ぬがー!もうちょっとで二位になれたのに…ぃ!」

憧「アンタのはわかりやす過ぎるのよ、あたしだけじゃなくモブ子ちゃんも振り込んでなかったでしょ」

京太郎「ぐぐぐ…」

京太郎「って言うか、お前、もうちょっと手加減しろよな!こっちは初心者なんだぞ!」

憧「してたって。わざとリーチだってしてないし役だって二翻役以上で縛ってるでしょ」

京太郎「ぜんっぜんわかんねぇ…」

憧「まぁ、その辺りは初心者だから仕方ないって」

京太郎「ぐぬぬ…く、悔しい~…!」


晴絵「あ、終わった?」

憧「終わったよ」

晴絵「あー…憧の圧勝か、これは」

憧「まぁ、普段からお姉ちゃんや晴絵さんに付き合わされてるし」

憧「これくらいはしとかないと後でイヤミの一つでも言われそうだしね」

晴絵「言わないってば…」

京太郎「う~…!…赤土さん!いや…レジェンドさん!!」

晴絵「はい?」

京太郎「俺に…俺に麻雀を教えてくれ!!」ズザー

穏乃「あ、あの…わ、私も教えて欲しいです!!」

晴絵「いや…そりゃ麻雀教室なんだから教えるけど…」

京太郎「出来れば新子に勝てるように!」

穏乃「うん!憧に勝てるくらいに!!」

晴絵「う、うーん…」

アコちゃーつええww
そういやアラチャーきてないん

落ちぶれたレジェンドの姿を見たくないんだよ、きっと…

原作でもきとらんし
来ないやろ


晴絵「…今すぐは無理だよ」

晴絵「さっきも言ってたけど、憧は私は望に付き合ってたから経験値も知識も全然、違うし」

晴絵「まだ初心者な二人が勝とうとするなら…かなりの努力が必要」

晴絵「それでも…やる?」

京太郎「勿論だ!このままじゃ終われない!!」

穏乃「憧にリベンジしたい!!」

晴絵「そっかそっか…分かった」

晴絵「じゃあ…明日から暇な時があったらこの部室においで」

晴絵「勿論、他の子もいるからつきっきりって訳にはいかないけど…」

晴絵「私が必ず二人の事強くしてあげるから!」グッ

京太郎「ありがとう、レジェンド!!」

穏乃「うん!ありがとう、レジェンドさん!!」

晴絵「そ、その呼び方はちょっと止めて欲しいかなぁ…」

晴絵「ま、まぁ、いいや。それよりまだ一局終わったばっかりだし…まだやるよね?」

京太郎「おうよ!今度こそ憧のヤツに勝ってやる!」

穏乃「一位を目指すよ!!」

憧「はいはい。言ってなさい。全部、返り討ちにしてあげるから」

晴絵「ふふ…最初は不安だったけど…少しずつ賑やかになってきたなぁ…」

この辺でクロチャーの登場判定だろうか

【帰り道】

京太郎「うあー…ちっくしょおお」

穏乃「なんで私、あそこで5筒切っちゃったんだろぉ…あううぅ…」

憧「ふたりともまだまだ甘いわね」

京太郎「くっそ…あのままずっと一位だったからって調子に乗りやがって…」

憧「ふふん。それだけこっちは荒波に揉まれてきてるのよ」

憧「まぁ、小学生相手だと滅多な事じゃ麻雀で負けない自信はあるわよ」

京太郎「くそ…結局、一度も勝ててないだけに何も言えねぇ…」

穏乃「あうあう…」



>>+2
末尾偶数:新子と話を続ける
末尾奇数:様子のおかしい高鴨に声をかける

ほいさ

ほい

クロチャーにボコられるアコチャーが私見たいです!

どういうことなの…

アコチャーってす ご い

安定のアコス

アコチャー強すぎんよ~

アコス草

だからこのスレの憧の強さは本当になんなんだよwwwwwww

アコチャーのヒロイン力高すぎィ!

神社生まれってすごい

流石だね

これは神降りてますわ
流石は巫女さん

ファーストコンタクト以外全部憧なんだよな

原作のタコス推しから考えれば、アコスが勝利するのは必然ですよね

>>792説待った無し

>>憧と会話を続ける。

京太郎「でも、お前が偉そうにしてられるのももうすぐだからな!」

憧「…へぇ。何か秘策でもあるの?」

京太郎「当たり前だ!何故なら俺たちには阿知賀のレジェンドが着いてるからな!」

憧「…いや、それはあたしも同じだから」

京太郎「…え?」

憧「あんたらが麻雀教室に行くって事はあたしもついていくでしょ」

憧「つまりあたしも晴絵さんから色々と教えてもらえるって事じゃない?」

京太郎「あっ…」

憧「…アンタ、そんな簡単な事にも気づいてなかったの?」

京太郎「あ、いや…その…」

憧「ふふ。まぁ…京太郎らしいけどね」

京太郎「それ…どういう意味だよ?」

憧「さぁ?自分の胸にでも聞いてみればいいんじゃない?」クスッ

京太郎「くっそぉ…」

憧「まぁ、あたしも当分、負けるつもりはないから」

憧「だから、精々、頑張りなさい。楽に追い付かせたりはしないんだからね」

京太郎「…おう。見てろよ、近いうちに必ず吠え面かかせてやる」




憧「…じゃ、一つ賭けをしよっか」

京太郎「賭け?」

憧「そ。そうね…もし、今年の12月までにあたしに勝てたら…何でも一つ言う事聞いてあげる」

京太郎「ほ、本当か!?」

憧「えぇ。まぁ、あたしに出来る範囲だったら…だけどね」

憧「でも…もし、出来なかったら…」

京太郎「で、出来なかったら…?」ゴクッ


















憧「…あたしの事、憧って呼んで」

京太郎「…え?」











どっちに転んでもアコチャー大勝利!

負けた時一回呼んでます

圧倒的ではないかアコスは

あうあう言ってるしずもんに気づかない京太郎は畜生の鏡

メインヒロイン待ったなし!


憧「だ、だって、もう会って一年以上経ってるのに新子とか…他人行儀じゃん…」

憧「あたしはもうずっと前から名前で呼んでるのに…ふ、不公平…だしさ」

憧「だから…もしダメだったら…あたしの事をちゃんと憧って呼ぶ事」

京太郎「いや…でも・・・それじゃ…」

憧「良い?」

京太郎「い、いや…条件がどう見ても吊り合ってな…」

憧「  良    い  ?」

京太郎「…はい」

憧「よろしい。まったく…もぉ」カァ

京太郎「…あ、あの…さ。新子」

憧「…何?」

京太郎「…もし…もし、俺が勝った時なんだけど…その時は…」

憧「…うん」

京太郎「……憧って呼んで良いか?」

憧「…もぉ…本当…馬鹿」マッカ

京太郎「うっせぇ。お前にだけは言われたくねぇっての」カァァ




もう、京太郎に穏乃は任せていられない! 俺が代わりに!

結婚しよ(京太郎と)

















【System】
新子憧の思い出が9になりました。
新し憧の好感度が10あがりました。
現在の新子憧の好感度は49です。



















でも、これがあの小ネタに繋がる前フリみたいで怖いと言えば怖いんだよなぁ

圧倒的すぎる
松実姉妹の入る余地はあるのか

シズ推していきたいのになんなんだこのスレの憧のヒロイン力は・・・

京憧スレじゃないか、たまげるなあ

本格的に旅館組が来てもアコチャー無双な気がしてきた・・・

中学で京太郎と離れたくないけど麻雀もやりたいと悩むアコチャーが今から目に浮かぶようだ

※この後、憧がちゃんと穏乃の様子に気づいてフォローをいれました

にしてもこの時点で好感度49ってどういう事なの…
思い出ブーストあるから既に折り返しは過ぎてるんですけど…
他のヒロインの出番がない上にランダムイベント独占でこの強さ
強い(確信)

後、クロチャーに関しては登場は5月になります
また現在、アラタソは麻雀教室に顔を出してはいませんが、京太郎の行動次第で参加することもあり得ます
アラタソファンの皆様は頑張ってくださいませ


ちなみにまったく関係ないんですが、最近、某スレではぎキャプにハマりました。
誰かハギキャプ下さい(迫真)

>>928
気持ちは分かるw
まあ、コンマスレなんて、何処でも片方に偏っているものさorz

やはり原作の流れが変わる可能性もあるのか
アラチャーがんばろう

それはまたコアな組み合わせだな……

【須賀京太郎】
性別:男
年齢:小学5年生
季節:4月


【スキル】
・手先が不器用?
   細かい作業を必要とする判定にてコンマを-3する
・家庭科は得意
   裁縫や料理などの判定でコンマを+3する
・王子様
   憧相手の判定にコンマを+3する


【関係】
・高鴨穏乃
好感度17 思い出4
阿知賀で初めて出会った女の子
「あいつらまた高鴨にちょっかいだしてないかな…」

・新子憧
好感度49 思い出10
阿知賀で出来た友達。良くからかわれる。
「必ずリベンジして…憧って呼んでやる!」

・鷺森灼
好感度5 思い出4
鷺森レーンの一人娘。可愛いって言うな!
「次はボウリングしに行こう」

好感度って100が最高?

あそこか
優しくて丁寧な物言いのキャプとイケメン執事だからな

ま、まぁ、憧は中学進学の際に阿知賀に行ったらイベントでの出番が激減するし…(震え声)
その間に他のヒロインが追い上げる事も不可能ではないはず
阿太中に行った時はその…あ、アラタソや宥姉のイベントがあるから(震え声)

また好感度は今のところ100が上限のつもりです
エンディング到達可能好感度がどれくらいかはまだ決めてませんが穏憧は80くらいは余裕かなーと

では、ステータスも張ったので、おやすみなさいー

おちゅー

乙でした

こりゃあ 刺されるな…

乙です

おっつ

乙です


小学校のうちにアコチャーの好感度はどこまで上がってしまうのか…

むしろ小学校でエンディングを迎える可能性すら出てきた

おつ
ハギキャプkwsk

小学生の内に好感度を限界まで上げた憧ちゃんをひとり阿太峰に放り込むプレイング

>>948
多分四校合同合宿のやつ

>>949
このまま別れてシズみたいに疎遠になったら寂しさでどうにかなっちゃうんじゃなかろうか

寂しさを埋める為の円光かな?


クロチャー来るのか
期待

すごい気になるけど、京太郎ってどの中学に行くのかな?
上の方で阿知賀は女子校って書いてたから阿知賀はありえないだろうし
京太郎は一人全く違うところに行くのかな

少子化で共学になるかも知れないって書いてあるで

あーすまん
完璧に見落としてた
スレ汚しすまない

乙ー
アコチャー好きだけどここまで無双過ぎるともはやシズが憐れになってくるレベル
シズが輝く日は来るのか

ある程度行ったら確率落とさないと即行でカンストしかねない勢いだなオイ

まあ5月(次回)からクロチャー登場らしいし、そうなったらこの無双状態もある程度落ち着くだろう
もしかしたら全く出なくなって結局は収束するかもしれないし

このままだと憧は麻雀より京太郎を選んで阿知賀に進学しそう

この好感度の高さだと、阿太中行かない選択肢でてもいいんじゃないかなと思う

京太郎がいることによって、多少歴史が変わる事もある
バタフライエフェクトだっけ?

>>694
あってる
バタフライエフェクト的に考えれば、小さな事象でも大きな変化を引き起こすね

映画だと悲惨な面が目立つけど(ゲス顔)

憧呼びについては >>772 でさらっとやってるけど?

すまぬ。sage忘れた、、

一人別の中学へ行き高校で再会したら
憧以外全員京ちゃん呼びになっててぐぬぬとなるアコチャー

別に中学違くても会ったりはできるでしょ、一月とか

……原作では親友(だったっぽい)シズが結構疎遠になってるけど
以外とドライなとこあるよね

中学の間は穏乃と二人っきりか
たっぷりイチャイチャ出来るな

オマカセアレ……オマカセアレ……

クロチャー…

もう小学生の内に好感度MAXになったら中学生の時点で婚約とかでいいよ。(適当IF)

レジェンドの…レジェンドの好感度は存在しないんですか!?

援交少女憧

仲良くて、でも異性としての関係は意識してなくて、周りに「夫婦!」みたいに言われるけど否定する
そんな関係が素晴らしい

…あれ、どっかでみたような

幼馴染…嫁さん…うっ頭が

初期回想にも一回も出てきてないし、咲ちゃんは幼馴染じゃないんだろうなぁ……
校外キャラは荒れる可能性があるから出てこられても困るけど

ぶっちゃけ好感度がどうこうより穏のエピソードが読めないことのほうがキツイ

チュートリアルの時点で好感度半分貯まるとか、さすがとしか言えないな

咲とか京ちゃんと会ってないから麻雀やってないんじゃね
そのまま文学少女やってればいいよ

>>981
普通に転校前にあってるでしょ 公式も中学からでなくもっと前からになったみたいだし

信じて送り出した幼馴染が(略

憧が阿太峰へ進学、離れる

その間に穏乃の好感度がグングン上がりまくる

京太郎と穏乃、保健体育の実習(意味深)を家で二人でヤる

高校で再開

穏乃「私、京太郎と付き合ってるんだ」
憧「」

こうなるのか…

小ネタの頃はそんな感じだったな
ここでは幸せにしなければ

しずだけじゃなく京太郎も居るなら阿太峰いかなさそうだがな
初瀬涙目

どうせ高校進学で捨てられるんだから、いっそ出会わない方が……

>>983
そんな流れの話がどっかで見た事ある気がする
なんだっけ

二人同時に突き合っちゃあかんのか?

>>987
おもちの小ネタやね

保険体育の実習はしずだけなのか。
おもちスレでは3人の嫁を満足させ続けた剛の者だぞ。しず一人では京太郎の相手は身が持たない気がする。

ハーイ、京憧スレの憧ちゃんがメインヒロインな方です!





とならない為にもヒロインの可愛さをガンガンあげていこうと思います
って事で、次スレ誘導ー

【咲】京太郎「阿知賀で過ごす九年間」穏乃「にねんめっ」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1379592378/)

>>948
もう出てるけど長野四校合宿スレ
ハギ透もあるよ!

>>966
すまん、これまで以前の憧呼びについてはこっちのミスだ
また今週末にwikiにまとめるからその時には修正する

>>974
レジェンドの好感度はあるけど隠しヒロインなのでこの程度では上昇しません
っていうか小5相手に本気になっちゃうレジェンドはアラタソじゃないけど見たくないから…(震え声)

>>976
な、夏休みスレ…(小声)
京咲はシンプルだけどその分、幼馴染可愛い
京ちゃんに相応しいのはわた咲ちゃんなんだからもっと京咲は増えるべき


乙ー
やっぱり京咲がナンバーワン!

立て乙
こちらは埋め?

中学に上がる前に好感度が80越えそうなんですがそれは……

>>990
前世の精力の高さはオカルト補正もあったので…こっちはそういうタイプのオカルトつくかわからないしまだまだ未定
でも、毎日山走り回って身体鍛えてる訳だし、二人くらいは満足させられるんじゃね(適当)

それと言うの忘れてて申し訳ありませんが、こっちは埋めて下さい
ちなみに>>1000は小ネタとかじゃないけどやって欲しいエピソードなどがあれば考慮します
また>>1000で取られたネタは基本的に特別枠になるので時間は消費しません
ただ考慮するだけなので時間軸的な無理な場合はごめんなさいさせてください

咲さんはわた・・・原村さんとの咲和の方がお似合いですよ

京太郎は咲ちゃんは近過ぎて恋愛感情までは至らないだろうし、片岡さんと付き合うべきだじぇ。

本編に組み込めるようなら入れてくれる?
運動会とか

>>1000なら灼とボウリング

>>1000なら
灼のおばあちゃんと京ちゃんがイチャイチャ

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