C.C.「そんなに怒るな」(582)

ルル「……」

C.C.「わざとじゃなかったんだ。許せ」

ルル「……ナナリー」

C.C.「勝手にPCを使ってしまって悪かったと思っているよ」

ルル「……ううっ!」

ルル「俺が……必死で集めたのに……」

C.C.「ナナリーの画像や動画など、助け出せば問題ないだろう?」

ルル「もう……もう手に入らない……」

C.C.「睨むなルルーシュ」

ルル「……ナナリーっ……!」

C.C.「……」

ルル「……グスッ!」

ルル「……」

C.C.「……ようやく泣き止んだか」

ルル「……」

C.C.「しかし、お前のシスコンぶりには呆れたよ」

ルル「……」

C.C.「たかが画像を消したくr」

ルル「たかが画像だとっ!?」

C.C.「!?」

ルル「いいかC.C.、よく聞け!」

C.C.「あ、ああ」

ルル「俺はナナリーが大好きだ! 世界で一番、いや、
   比べるもののない程愛している!」

C.C.「そ、そうか」

ルル「本来なら、今の時間は寝ているナナリーの寝顔を見て、
   布団をかけなおし、ほっこりしている時間なんだ!」

C.C.「……」

ルル「しかし、俺とナナリーは引き離され、
   俺は自らの布団をかけなおし、枕を濡らす事しか出来ないでいた……」

C.C.「……それは少し気持ち悪いぞ」

ルル「だが! 俺はその寂しさを紛らわす事の出来る物を手に入れた!」

C.C.「それがナナリーの画像や動画というわけか?」

ルル「そうだ。しかも、総督としての勤めを立派に果たしている、
   愛らしくも、兄として誇らしい素晴らしい姿のものだ」

C.C.「……」

ルル「それを! C.C.、お前が消したんだ!」

ルル「一つだけ聞いてやろう。
   C.C.、お前は俺のPCで何をしようとしたんだ?」

C.C.「……ソリティア」

ルル「そ、そそ、ソリティア!? お前がソリティアをやりたいがために、
   俺の癒しが失われたというのか!?」

C.C.「……まあ、気にするな。全てのものは自然と失われるものだ」

ルル「これは人為的な、お前のせいだろうが!」

C.C.「……」

C.C.「……大体だな、お前の管理がなっていないのが悪い」

ルル「……な、何?」

C.C.「そんなに大事なものなら、常に持ち歩いておけシスコン」

ルル「逆切れ……だと……!?」

C.C.「私が何か間違った事を言ったか? なあ、ルルーシュ」

ルル「……」

ルル「……今度ばかりは許さんぞ、C.C.」

C.C.「許さんだと? お前が私に何か出来るとでも思っているのか?」

ルル「……」

ルル「……その言葉、後悔させてやるぞ」

C.C.「!」ゾクリ

C.C.「な、何をする気だ?」

ルル「……お前は俺の心を攻撃してきた。ならば、
   俺も報復としてお前の心を攻撃してやろう」

C.C.「……」

C.C.「私の心を攻撃する、だと?」

C.C.「ふふっ! ルルーシュ。私がお前ごときの言葉で揺らぐとでも?」

ルル「……謝るのなら今のうちだぞ。
   今ならば、まだ間に合う」

C.C.「ごめんご」

ルル「……」

ルル「……いいだろう! お前の意思、ハッキリと伝わった!」

C.C.「……ふん、いきがるなよボウヤ」

ルル「これはどちらかが泣いて謝罪するまで終わることの無い……」

ルル「……」

ルル「戦争だ!」

翌朝、斑鳩・艦橋

C.C.「ふあぁ……あ」

C.C.(戦争と言っていたがルルーシュめ。何をしてくるつもりだ?)

C.C.(まあ、私にはあいつの策など……)

……ジーッ

C.C.「?」

サッ!

C.C.「……」

C.C.(……なんだ?)

C.C.(今、視線を感じたような気がしたが……)

C.C.(気のせいだろうか?)

斑鳩・廊下

C.C.(艦橋で感じた視線は一体……)

玉城「あっ」

C.C.「……なんだ、玉城か」

玉城「お、おう……ゴクリ」ジーッ

C.C.「おい、どこを見ている?」

玉城「い、いや! 何でもねえよ!? 乳尻ふとももなんか見てねえよ!?」

C.C.「……下衆が」

玉城「あわ、お、じ、じゃあな!」ダッ!

C.C.「……」

C.C.(今の玉城の視線……艦橋で感じたものと同じだったな)

個室

C.C.「……」

C.C.「……ここに辿りつくまで、
   何度あの視線に晒されたかわからんな」

C.C.「……」

C.C.「……正直、疲れる」

パシュン!

ゼロ「……くくく! どうした、疲れているようだなC.C.?」

C.C.「……ルルーシュ」

C.C.「何、今日は皆の視線を感じたからな。
   人気者は辛いよ」

ルル「……人気者、か」

C.C.「ああ、そうだ。私のこの美貌が視線をひきつけるのは当然だろう?」

ルル「……果たして、本当にそれだけかな?」

C.C.「……何だと?」

ルル「おかしいとは思わないのか?
   何故、今日に限って皆の視線を感じるのかを」

C.C.「……」

C.C.「……おい、ルルーシュ。まさかお前の仕業か?」

ルル「察しがいいな。さすが俺の共犯者だ」

C.C.「……ルルーシュお前、何をした」

ルル「何、俺は少しばかり話しの種を与えただけだ」

C.C.「話の種、だと?」

ルル「ああ、そうだ。C.C.、戦闘において大きな割合を占めるのは何だ?」

C.C.「……それは……戦力か?」

ルル「違うな。戦闘において重要なのは、情報だよ」

C.C.「……情報、だと?」

ルル「C.C.。もし俺がお前に暴言を吐いたとしてもお前には通じんだろう?」

C.C.「まあな」

ルル「それに、殴りかかった所で結果は見えている」

C.C.「そうだな。私が根を上げる前に、
   お前の骨が悲鳴をあげるだろうよ」

ルル「……今俺が言ったことが戦力だ」

C.C.「ふむ。ならば、情報とはなんだ?」

ルル「それはなC.C.。お前に関しての事だ」

C.C.「……」

C.C.「私に関して?」

C.C.「ルルーシュ。お前、私に関する事を話したらお前にまで被害がいくぞ?」

ルル「何、大したことは言っていないさ」

C.C.「ならば、お前は私について何を話したんだ?」

ルル「……くくく! 気になるか?」

C.C.「……まあな」

ルル「俺は給湯室で栄養ドリンクを取り、こう言っただけさ……」

C.C.「……」

ルル「……『昨晩もC.C.が寝かせてくれなくて寝不足だ』とな」

C.C.「んなっ!?」

C.C.「お前、そんなデタラメを……」

ルル「デタラメじゃないさ」

C.C.「お前が言ったことには一切真実が含まれていない」

ルル「いいや。実際、お前がナナリーの画像を消してくれたおかげで、
   俺はほとんど眠る事が出来なかった」

C.C.「……」

ルル「これは、お前のせいだろう?」

C.C.「……汚いやり口だな、ルルーシュ」

ルル「……くくっ!」

ルル「……ふはははははは! お褒めに預かり光栄だよ、C.C.!」

ルル「人の噂とは尾ヒレがつくものだ。特に、色恋に関してはな」

C.C.「……ルルーシュ。お前の言葉を誰が聞いていた?」

ルル「何、たったの四人さ」

C.C.「……誰だ」

ルル「ディートハルト、あとはオペレーターの三人だ」

C.C.「……」

C.C.「……最悪だ」

ルル「ディートハルトは、俺とお前の関係が良好なのをアピールするために、
   あえて噂を広めるかもしれん」

ルル「集団の長の女性関係が安定しているという事は、
   長、すなわち俺、ゼロの精神が安定していると暗にアピールする事にもなる」

C.C.「……」

ルル「それに、特定の相手がいないオペレーターの三名は、
   この話題を喜んでするだろうな」

ルル「閉じられた空間で、女性が暇を潰すのに最適なのが色恋話だ。
   ……俺はそれをアシュフォードで嫌という程学んだ」

ルル「きっと……いや、ほぼ確実に他の女性団員には知れ渡っているだろうな」

C.C.「……」

C.C.「……なんという事だ」

C.C.「……」ガタッ

ルル「どうしたC.C.。どこへ行くつもりだ?」

C.C.「お前が行った情報操作を逆手に取る」

ルル「ほう?」

C.C.「本当は、ゼロが私にせがんでせがんで仕方が無い、
   そう噂を流してやろう」

ルル「くくく、そうか。やってみると良い」

C.C.「……随分余裕だな」

ルル「ああ、そうさ」

ルル「……俺は、“ゼロ”だからな」

斑鳩・廊下

C.C.「ああ言って部屋を出たはいいものの、まずどう行動すべきか……」

C.C.(……それに、あいつの妙な自信は何だ?)

C.C.(……)

C.C.(……まあいい。これ以上不愉快な視線を向けられるのは疲れるからな)

C.C.「とりあえず、誰から話せば……」

千葉「あっ!」

C.C.「千葉か。良い所に現れてくれた」

千葉「わ、私もお前を探していたんだ」

C.C.「ほう? お前が私に用があるとは珍しいな」

千葉「そ、それは……そのだな……。
   お、お前も私に用があったんじゃないのか?」

C.C.「いや、私の話は後で良い。今はお前の用とやらに興味がある」

千葉「そ、そうか……」

C.C.「何だ? 話してみろ」

千葉「あ、う……」モジモジ

C.C.「? 何をモジモジしている。愛の告白でもするつもりか?」

千葉「ち、違う!」

C.C.「ならば何だ」

千葉「お、お前……は……」

C.C.「私は?」

千葉「ゼロに……そのだな……えっと」

C.C.「ゼロに?」

千葉「……む、むうぅ」

C.C.「ハッキリと言え。だらしがないぞ」

千葉「……」

千葉「!」キリッ!

千葉「C.C.、お前はゼロに、夜の睦み事をどうやってせがんでいるんだ!?」

C.C.「……」

C.C.「はい?」

C.C.「ま、待て待て」

千葉「いいや、これ以上待てん! 藤堂さんは朴念仁すぎる!」

C.C.「は、はぁ。そうか」

千葉「ともに死線をくぐり抜けて来た男女の間には、
   連帯感以上のものが生まれてもおかしくはない。そうだろう!?」

C.C.「それは……まあ、そうかもしれんな」

千葉「そうなんだ! なのに、私がこんなにも積極的に
   なっているというのにあの人ときたら……!」

C.C.「……大変だな」

千葉「大変なんだ! とても!」

千葉「どうしたら良いと思う? なあ、なあ!?」

C.C.「落ち着け。落ち着け千葉!」

千葉「私の魅力が足りていないからか!?
   それとも藤堂さんは、だ、男色家なのか!?」

C.C.「大丈夫、大丈夫だから落ち着け千葉。
   それに、今の言葉を聞いたら藤堂が泣くぞ」

千葉「どうしたら……いいんだ……!」

C.C.「……まあ、藤堂の様な男だったら多分……」

千葉「何か策があるのか!?」

C.C.「策という程の事でも……ええい、落ち着け千葉!」

C.C.「……とまぁ、こんな具合にしてみたらどうだろうか?」

千葉「な、なる程! 確かにそれなら藤堂さんでも……ジュルリ」

C.C.「涎をすするな」

千葉「す、すまないな。……手間を取らせた」

C.C.「ああ、この程度なら構わんさ」

千葉「よし! 早速お前に言われた事を試してみよう!
   さすがおねだり上手だな、C.C.!」

C.C.「お、おねだり上手だと?」

千葉「待っていてください藤堂さん! 今すぐ行きますからね!」

ダッ!

C.C.「あ、おい!」

C.C.「……」

C.C.「……もう見えなくなってしまった」

C.C.「……誰がおねだり上手だ、誰が」

C.C.「……」

C.C.(しかし、ルルーシュの流した噂が四聖剣の千葉にまで広まっているとはな)

C.C.(……くそっ、厄介な事になった)

C.C.(……む、あれは)

C.C.「天子ではないか」

天子「あっ、探していたんですよ」

C.C.「……」

C.C.(また……か)

天子「……というわけなの」

C.C.「星刻が結婚の約束をしてくれない、と」

天子「……しんくー、わたしのことがキライなのかしら……」ウルッ

C.C.「ああ、泣くな泣くな!」

天子「でもぉ……!」ウルウルッ!

C.C.「……天子、まずは焦りをなくす事が重要だと思うぞ」

天子「えっ?」

C.C.「奴は、星刻はお前の事が嫌いなわけではないと思うぞ。
   むしろ、溺愛しているように私には見えるがね」

天子「そ、そうかしら?」

C.C.「そうだとも。でなければ、国を捨てる覚悟など出来まい」

天子「……」

C.C.「だから、今は焦らず、ゆっくりと大人になるのを待つ事だな。
   星刻は、きっと待ってくれると思うぞ」

天子「……ありがとう」ニコッ

C.C.「ふふっ! やっと笑ってくれたな」

天子「さすが、まいばんゼロに愛されてる、
   おとなのおんなのひとはちがうわ」

C.C.「……」

天子「いみはわからないけど、きっとステキなことなんでしょう?」

C.C.「……」

C.C.「ああ、まあ、ね……」

C.C.「……」

C.C.「くそっ! 天子にまで噂が広まっているのか!」

C.C.(しかし、かわいらしい悩みで助かったな)

C.C.(……)

C.C.(だが、今までの話を総合すると、
   私はおねだり上手で、しかも、毎晩せがんでいるような事になっているのか)

C.C.(これは……)

C.C.「……」

C.C.「少々どころか、かなり厄介な事をしてくれたなアイツめ」

C.C.「これは……どうすr」

キュィィン!

C.C.「!?」

C.C.(ギアスが発動している!?)

??「ぎぃぃぃ~~~っ!」

C.C.「うわっ!?」サッ

??「……よく避けましたね。でも、次ははずしませんよ?」

C.C.「……どういうつもりだ」

??「……」

C.C.「ロロ!」

ロロ「……ふふふ」

ロロ「いえ、妙な噂を聞いたんですよ」

C.C.「……ほう」

ロロ「毎晩貴方が兄さんにせ、せせ、セックスを求めていると!
   し、しし、しかもももも!」

C.C.「しかも……何だ?」

ロロ「ひ、避妊を拒んでいるっていうじゃないですか!?
   子供が欲しいんですか!? 兄さんとの子供が!」

C.C.「落ち着け。あまり大きな声を出すと他にバレるぞ」

ロロ「許さない……許さない……! 兄さんの家族は、僕だけでいいんだ……!」

C.C.(駄目だ……怒りに我を忘れている)

ロロ「兄さん……夜の相手は僕がしますからこんな女なんかに……!」

C.C.(……私にギアスが効かないという事も忘れていたようだからな)

ロロ「今度こそギアスで動きを止めて、確実にやる……!」

C.C.(……さて、どうしたものかな)

ロロ「ギ、ギギギ!」

C.C.「……ロロ」

ロロ「な、なんですか魔女さん? いいえ、悪魔! 淫乱悪魔!」

C.C.「……今はその言葉は捨て置いてやる。
   私はお前に伝える事があったんだ」

ロロ「それはなんですか? 遺言ですか?」

C.C.「……何、ルルーシュがお前の事を探していたぞ、とな」

ロロ「!? に、兄さんが……僕を!?」

C.C.(……かかった)

C.C.「ああ、そうだとも。お前をだよ、ロロ」

ロロ「そ、そんな嘘に騙されるわけが……」

C.C.「嘘だと思うのならそれでいい。
   アイツの信用を失うのはお前だからな」

ロロ「僕が兄さんの信用を失う? あ、有り得ない!」

C.C.「いいや、わからんぞ。なにやら緊急の用事だったからな」

ロロ「緊急の用事だったら館内放送で呼び出せば……」

C.C.「誰にも知られたくない用事だったのではないか?」

ロロ「!」

C.C.「さあ、アイツが困っているかもしれないぞ」

ロロ「あ……うああ……」

C.C.「どうする?」

C.C.「……」

C.C.(なんとか追い払う事が出来たか)

C.C.(しかし……どこまで噂は大きくなっているんだ?)

C.C.(毎晩……私から……避妊をせずに……か)

C.C.(……)

C.C.(騎士団内で、私は淫乱女の扱いを受けているわけか)

「ぎぃぃぃぃぃぃぃ~~~っ!!」

C.C.「!」

C.C.(まずい、ロロが戻ってきた!)

C.C.(どこかに隠れなくては!)

朝まで書く
それ以降はサックリ落として欲しい

C.C.「……はぁ……はぁ」

C.C.「とっさに逃げ込んだが……この部屋は?」

C.C.「妙に薄暗いが……」

??「おい、貴様。何者だ」

C.C.「……誰かいるのか? 薄暗くて良く……」

C.C.「!」

C.C.「……まさか、こんな状況で会うとはな、コーネリア」

コーネリア「こんな状況というのは、私を嘲るつもりか?……C.C.」

C.C.「ほう、私の事を知っているとはな」

コーネリア「教団の資料で嫌と言う程顔を見ているからな」

C.C.「ふふっ! それはどうも」

コーネリア「それに……ジェレミアからも話は聞いている」

C.C.「オレンジくんから? 私の事をだと?」

コーネリア「……ああ」

C.C.「何を聞いているのか興味があるな。聞かせてもらえないか?」

コーネリア「……」

コーネリア「ルルーシュの……子を身篭っていると聞いている」

C.C.「……」

C.C.「……すまん、よく聞こえなかった」

コーネリア「三ヶ月……なんだろう?」

C.C.「ま、待て待て待て!」

コーネリア「……確かに私は奴を、ルルーシュを許さん」

C.C.「今はそんな話をしていないだろう!?」

コーネリア「……だが、あれでも奴は私の弟だ。
   それに、生まれてくる子に罪はない」

C.C.「っ、だから……!」

コーネリア「“こう”なっていなければ……祝福してやったのだがな」

C.C.「……」

C.C.(……なんだ)

C.C.(なんなんだ、この言い出しにくい状況は……!)

C.C.「あ~……」

コーネリア「……一つだけ忠告しておく。不老不死とは言え体には気をつけろ。
   今は無理をして良い時期ではない」

C.C.「……それはどういう意味でだ?」

コーネリア「くっ! お、お前が望んでいる、や、やり方だ!」

C.C.「私が望んでいるやり方だと?」

コーネリア「ひ、被虐嗜好があるのだろう? お前には」

C.C.「ひぎゃっ!?」

コーネリア「お前はいいかも知れんが、腹の子に触るかもしれんからな」

C.C.「お……あ……!」

コーネリア「……行け。もうお前と話す事は無い」

C.C.「……」

C.C.「……」

C.C.「ジェレミア! ジェレミアすぐここに来い! オレーーーンジ!」

ジェレミア「呼んだか……いや、お呼びでしょうかC.C.様」

C.C.「……」

ジェレミア「大きな声を出さずとも、ワタシはすぐに駆けつけます故……」

C.C.「一つ聞いて良いか?」

ジェレミア「なんなりと」

C.C.「お前のその態度はなんだ?」

ジェレミア「ルルーシュ様の奥方になられるお方なのですから、
    礼を尽くすのは当然の事です」

C.C.「……」

もしかして関係ないけどの人?

C.C.「奥方……つまり、私があいつの妻にだと?」

ジェレミア「はい、その通りです」

C.C.「それは何故だ?」

ジェレミア「それは……C.C.様が我が主の、
    ルルーシュ様のお子様ランチを身篭ってございました」カション!

C.C.「動揺しているな」

ジェレミア「と、とんでもございますん! 何を証拠・根拠・基準に
    そんな事をおっしゃられるのか理解が不能です!」カションカション!

C.C.「……」

C.C.「あ、蹴った」

ジェレミア「け、けけ、蹴った!?
    しょ、将来が楽しみなサッカー選手ですな!」カションカションカションカション!

C.C.「……」

C.C.「あまり目をパチクリさせるな。お前がそうするとうるさい」

ジェレミア「こ、これは失礼しました」

C.C.「ジェレミア」

ジェレミア「な、なんでしょうか」

C.C.「お前がこの件に関して話す事を禁じる。いいな?」

ジェレミア「この件とは……御懐妊のことですか?
    しかし、これはめでたき事ですので、他の者にも……」

C.C.「いいな?」

ジェレミア「い、イエス、ユアマジェスティ!」

C.C.「……」

C.C.(オレンジくんは、本格的に私をルルーシュの妻扱いか)

C.C.「……とにかく、噂を広めている人物を叩かなくては」

C.C.(オペレーターの三人娘は場所がわかっているからいいとして、だ)

C.C.(……)

C.C.(……問題はケツアゴの方だな)

C.C.「……む」

ディートハルト「おや、このたびはおめでとうございます」

C.C.「……」

C.C.「何がめでたいかは知らんが、丁度良い所に来てくれた」

ディートハルト「お二人の仲がよろしいとは聞いていましたが、
     まさか御懐妊しているとは思いませんでしたよ」

C.C.「……それはお前が流した噂だろう」

ディートハルト「いいえ、私は少しだけ噂を広めただけにすぎませんよ。
     ……その時、少々力をこめてしまったかもしれませんがね」

C.C.「やはりお前が元凶だったか?」

ディートハルト「元凶? これは心外ですね。
     元々これは、ゼロがこぼした言葉にすぎませんよ」

C.C.「事実無根だ」

ディートハルト「実際はそうでも、皆の認識は違います。
     皆、この閉鎖された空間では、心の底で娯楽を求めているのですよ」

C.C.「娯楽にされる方はたまったものではないがな」

C.C.「おい、何故カメラを回している」

ディートハルト「ああ、これですか。ドキュメンタリーの制作をと思いまして」

C.C.「ドキュメンタリーだと?」

ディートハルト「ええ、そうですとも。題して、
     『ゼロの第一子! その奇跡の軌跡!』でしょうかね」

C.C.「……センスの欠片もないな」

ディートハルト「しかし、これを放送すれば視聴率は独占でしょう」

C.C.「……」

ディートハルト「おっと、笑ってもらえますか? その方が画面が華やぐので」

C.C.「……」

C.C.「断る」

C.C.「……とんでもない事になっているな」

C.C.「……」

C.C.「これは、直接アイツの口から噂を否定させるしかなさそうだ」

C.C.「……くそ」

C.C.「今回は私の負けらしいなルルーシュ。認めてやろう」

C.C.「……」

C.C.「部屋に……戻るか」

C.C.「部屋の前に着いたが……アイツに素直に頭を下げるのは癪だな」

『……れる……る!』

C.C.「ん? なにやら部屋の中が騒がしいが」

『おれ……!……れた!』

『人が……ってんのに……たって奴はあっ……!』

『……たい! たすけ……!』

C.C.「この声は、ルルーシュと……」

C.C.「カレンか?」

パシュン!

ルル「はな、話を聞いてく……おああっ!」

ポキポキン!

カレン「あんたら、人が真面目に戦ってる最中にそんな事してたっての!?」

グググッ……!

ルル「やめ……た、たすけええぐううっ!」

ポキポキン!

カレン「信っじらんない! やっぱあんたは最低よ!」グググッ…

ルル「ぬぐううおおあああぁぁぁっ!」ポキポキン!

C.C.「……」

C.C.「……綺麗なキャメルクラッチだな、カレン」

ルル「! C.C.……助け……助けてくれえっ!」

C.C.「……ふふっ、いい気味だなルルーシュ」

カレン「し、C.C.! あんたに聞きたい事があるんだけど!?」グイッ!

ボキン!

ルル「ぎゅん!」

C.C.「私に聞きたい事か。まあ、大体察しはつくがな」

カレン「わかってるんだったら話は早いわ!
    どういう事なのか、キッチリ説明してちょうだい!」

ルル「……」

C.C.「説明も何も、全て勘違いだ」

カレン「はあっ!? 勘違いなんて、そんなんで納得出来ると思ってんの!?」

C.C.「納得も何も、実際にそうなのだから仕方ない」

カレン「……意味わかんないんだけど」

C.C.「私は―――」

ルル「……」

C.C.「―――こいつと関係をもった事はない」

カレン「は?……え?」

C.C.「そういう事だ」

C.C.「私がルルーシュの秘蔵のナナリー画像を消して、
   こいつは眠れなかった」

ルル「……」

C.C.「ただ、それだけの事だ」

カレン「じゃ、じゃあどうしてあんな噂が立つのよ!?」

C.C.「人は噂好きだからな。それが面白おかしく、
   捻じ曲がって伝わっただけだ」

カレン「そ、そう。それならいいんだけど……」

C.C.「まあ、こいつの口から説明させれば、すぐに噂は立ち消えるだろう。
   なあ、ルルーシュ?」

ルル「……」

C.C.「……」


C.C.「死人に口無し、か」


おわり

こんなくだらないもん最後まで読んでくれてありがとう

休憩したら次、いく

>>93
今さらだけどそう
ネタ勝負、ってことで

煙草切れたから買ってくるけど、sageで頼む

>>133
関係ないけどの人か!

俺はあんたのを見てギアス系の話を書こうと思ったんだ!

ありがとう!

>>135
そう言ってもらえるのは嬉しいんだがね
次はパー速いくか、>>1に1を貼らないか注意書き頼む

書く

C.C.「とりあえずお前の誤解が解けて助かったよ、カレン」

カレン「誤解って……あんなに凄い噂が立ったら、
    さすがに何割かは本当だと思うに決まってるじゃない」

C.C.「ほう? お前に伝わる頃には、どんな尾ヒレがついていたんだ?」

カレン「それは……い、いいじゃないそんな事!
    事実無根なんでしょ!?」

C.C.「さてな。噂を聞いてみるまでは判断出来ん」

カレン「あんた……性格悪いわね」

C.C.「ああ、よく言われるよ」

カレン「私が聞いたのは、あんたがゼロを……ルルーシュを誘ってるって事」

C.C.「ふむ、それは知っているな」

カレン「そ、それで……特殊なやり方を……その……」

C.C.「ああ、それも聞いている」

カレン「前も後ろも調教済みで……」

C.C.「……初耳だ」

カレン「いつも、あ……あそこに何かを入れるよう命じられてるって事ね」

C.C.「……」

C.C.「そんな噂がまかり通るとは……心外だ」

C.C.「……なあカレン」

カレン「な、何よ」

C.C.「お前、その噂をどこまで信じていたんだ?」

カレン「んなっ!? なんでそんな事言わなきゃいけないわけ!?」

C.C.「なあに、ただの興味本位だ」

カレン「じゃあ教えなくても良いわよね! はい、この話は終わり!」

C.C.「いいや、駄目だ。お前が私の事をどう思っていたかが気になるしな」

カレン「えっ……と」

C.C.「さあ、どうなんだ?」

カレン「……全部、かな。あ、あはははは」

C.C.「……」

C.C.「……カレン、私は悲しいよ。お前にそう思われていたなんてな」

カレン「それが悲しい顔!? 怖いんだけど!」

C.C.「ああ、悲しいとも。悲しいから、
   私はお前の噂を流してしまうかもしれない」

カレン「はあっ!? ちょ、ちょっと! それ、どういう意味よ!?」

C.C.「そのままの意味さ。
   『昨日のゼロとカレンは、私が驚く程激しかった』、とな」

カレン「何よそれ!?」

C.C.「噂の種、だな」

C.C.「私は悲しくなるとな、つい口が軽くなるんだ」

カレン「……あんた、私を巻き込む気?」

C.C.「人の噂もなんとやら、だ。
   さすがに、その間私一人が道化になるのは嫌でね」

カレン「そ、そんなのゼロが、ルルーシュが否定すればすぐ消えるわ!」

C.C.「私もそう思ったんだがな、お前が信じてしまうような噂だぞ?」

カレン「……うっ」

C.C.「この噂、すぐには消えないだろうと思ったんだ」

カレン「だからって……」

C.C.「カレン。一緒に道化を演じようじゃないか」

ドンドン!

カレン「だ、誰?」

C.C.「奇声を上げてはいないからロロではないと思うが……」

??『開けてくださいまし! 中で何をなさっているんですか!?』

カレン「この声は……」

C.C.「この勢い……完全に誤解しているな」

ピッ…パシュン!

神楽耶「どういう事ですのゼロ様!? わたくしという妻がありながら!」

カレン「落ち着いて!」

神楽耶「落ち着けですって!? それは無理というものです!」

C.C.「……ふむ」

神楽耶「あなたは何をそんなに冷静でいるんですの!」

カレン「ねえC.C.、なんとか言いなさいよ」

C.C.「……あまり嫉妬するな、神楽耶」

神楽耶「っ!?」

カレン「ちょ、ちょっと!?」

C.C.「英雄、色を好む。そうだろう?」

神楽耶「それとこれとは話が別です!
    こ、子供が出来たと聞きましたので!」

C.C.「あんまり怒鳴るな。お腹の子に悪いだろう」サスサス

神楽耶「な、なんですの慈愛の眼差しは……!?」

C.C.「あっ、蹴った」

神楽耶「蹴っ……」

フラッ…

カレン「ちょっと神楽耶さま!? C.C.、あんた誤解を解く気あるの!?」

C.C.「……ふふっ、さてな?」

神楽耶「わたくしではなく……C.C.様に第一子が……?
    皇の家名が……第二夫人に……?」

C.C.「カレンが次に身篭ったら、その立場も危ういんじゃないか?」

神楽耶「おうふ!」

カレン「あんた、神楽耶様をからかって楽しんでない!?」

C.C.「さあ、それはどうかな? お~、よしよし」サスサス

神楽耶「こ、ここ……」

神楽耶「このままではいけませんわ!」

神楽耶「せめて……せめて次はわたくしでなくては!」

C.C.「ふむ。どうするつもりだ?」

神楽耶「決まっているじゃありませんか!
    今すぐゼロ様の男気を見せて貰うのです!」

カレン「男気って……ちょ、えええっ!?」

神楽耶「その立場に甘え安穏と暮らしていたわたくしが愚かでしたわ。
    いくらわたくしと周囲が言い張った所で、子がいるのといないのでは天と地の差」

C.C.「つまり?」

神楽耶「ゼロ様! どこにいますの!?
    今すぐ! 今すぐわたくしと子作りをば!」

ルル「……」

ルル「……ん、んんっ」

ルル「ここは……? さっきまで俺は母上と一緒に……」

神楽耶「その服……ゼロ様?」

ルル「!?」

ルル(何故、神楽耶がここに!?)

C.C.「ふふっ!」ニヤニヤ

ルル(……おのれC.C.! お前の仕業か!)

神楽耶「そのお顔……まさか、ゼロ様はブリタニア人ですの?」

ルル「!?」

ルル(しまった! 仮面をつけていない!)

神楽耶「そんな……まさか……」

ルル(くそっ! 余計な手間を取らせてくれたなC.C.!)

C.C.「……」ニヤニヤ

ルル「……落ち着いてください、神楽耶様」

神楽耶「これが……これが落ち着いていられますか!」

ルル「……」

ルル「このゼロが、皇神楽耶に問う!」

神楽耶「!?」

つか神楽耶とルルーシュって子供の頃に会ってないんだっけ?

ルル「貴方がこの俺を……ゼロを夫と定めた理由は何だ?」

神楽耶「そ、それは……日本を開放しようとする心に……」

ルル「ならば聞こう! 心に、人の心に人種の区別はあるのか?」

神楽耶「!」

ルル「……確かに私は貴方に真実を伝えていなかった。
   このゼロの正体がブリタニア人だと言う事を」

神楽耶「そ、そうです! それが問題ですわ!」

ルル「……だがそれは、私が貴方を信頼していたからでもある。
   貴方ならば、この私……いや、俺の本当の姿を
   認めてくれるだろうと思っていたからだ」

神楽耶「!!」

>>160
そこらへんうろ覚えなんだ
今は前回の放送で神楽耶が可愛かったから書いてるだけ

ルル「それに、夫婦となればいずれわかる事でしたからね」

神楽耶「ゼロ様……」

ルル「……俺の名前はルルーシュ。
   それが、貴方の夫の本当の名前だ」

神楽耶「ルルーシュ……ルル様っ!」

ぎゅっ!

ルル「おっと!」ポキン…

神楽耶「やはり、わたくしの夫は貴方以外に有り得ませんわ!」

ルル「これは光栄です、神楽耶様」ポキポキン…

ルル「……さあ、どうしてこうなったのか説明してもらおうか」

C.C.「相変わらず口が上手いな」

ルル「そんな事を聞いてるんじゃない!」

C.C.「それは本人の口から聞いたらどうだ? なあ、神楽耶」

神楽耶「そ、そうでしたわ!
    ルル様、C.C.様が妊娠されたというのは本当ですの!?」

ルル「何っ!? それは本当かC.C.!?」

C.C.「……」

C.C.「何だと?」

C.C.「おい、待てルルーシュ」

神楽耶「わたくしが聞いた話ですと、
    ルル様との子供はもう三ヶ月になると……」

ルル「ほわあっ!?」

カレン「えっ、何なのその驚きよう!?
    C.C.、あれってデマじゃなかったの!?」

C.C.「いや、デマなんだが……」

ルル「だ、大丈夫なのかC.C.!? そんなに歩き回って!」

C.C.「大丈夫に決まっているだろうが……!」

ルル「すまなかったC.C.……あんなに辛く当たってしまって」

C.C.「……ルルーシュ、お前。
   私と子供が出来ている事に違和感を感じないのか?」

ルル「ここに、俺とお前の子供がいるのか……」

そっ…

C.C.「腹に手を当てるな」

カレン「や、やっぱり本当だったのね……!」

神楽耶「ルル様! わたくしとも子作りを!」

C.C.「ああ、もう!」

ルル「ふふっ……ぷにぷにだ」クニッ

C.C.「腹をつまむな!」

C.C.「いいか、良く聞けルルーシュ」

ルル「何だ?」

C.C.「私の腹に、子はいない」

ルル「っ!? C.C.っ!」

バチンッ!

C.C.「痛っ!……な、何故ぶった!? お、お前……私をぶったな!?」

ルル「当たり前だ!」ポロポロ

C.C.「……何故お前が泣く」

ルル「俺の事が気に入らないなら、それは仕方ない。
   ……だが、自分の子を否定するな!」ポロポロッ

C.C.「……はぁ」

ルル「C.C.……おれは奴とは、ブリタニア皇帝とは違う」

C.C.「……そうか」

ルル「だから俺は、俺達の子も愛する。勿論お前もだ」

ぎゅっ

C.C.「なっ、は、離せ!」

ルル「だから、子はいないなんて悲しい事は言わないでくれ……!」

C.C.「……」

C.C.「……はぁ」

ルル「お前がナナリーの画像を消してしまったのも、
   妊娠初期で不安定だったからだと思う。気にすることはない」

C.C.「……おい。カレン、神楽耶」

ルル「失った物は、また取り戻せば良い。
   そして今は、新しい命が育まれていることを素直に喜ぼうじゃないか」

C.C.「……こいつを何とかしてくれ」

カレン「……良い、うっ……話じゃない……グスッ」

神楽耶「これは……認めざるを得ませんわね」

C.C.「……」

ルル「俺とお前の子だ。きっとたくましく育ってくれるに違いない」

C.C.「……もしもの話だが、確実にそれは無いだろう」

カレン「私……変に嫉妬しちゃってたみたいね。悪かったわ」

C.C.「カレン、頼む。戻ってきてくれ」

神楽耶「わたくし……第二夫人でも我慢……いえ、満足ですわ!」

C.C.「勝手に話を進めるな」

C.C.「……」

C.C.「……どうすればいいんだ、この状況は」

…ドンドン

C.C.「ん?」

キュィィン!

C.C.(これは……ギアスか)

??『……僕は認めないからね』

C.C.「認めるも何もだな……そんな事実はそんz」

??『……ギギギ』

C.C.「!?」

ヒュゥゥン!

C.C.「……」


 ドン ドン


おわり

またさるさんくらいそうだからおわり
エロには時間が早すぎるから打ち切りだ

落としてくれ



保守されても何を書けばいいのやら

良スレ見つけちゃったから今無理だ
なんならまた深夜立てっから落としてくれ

なんかお題くれ。適当にやる

ニートルルーシュ

ニーナルルーシュ

>>240
ニートギアス嫁

>>243
ゲロスレになるぞ

>>242
それいってみっか

ルル「……ナナリー」

ルル「お前に会えない事がこんなにも
   俺の心を締め付けるとは思わなかったぞ……」

ルル「……」

ルル「……放送で見たナナリーは立派にやっていたな。
   俺の記憶のナナリーよりも、少し大人びていた。綺麗に……なっていた」

ルル「……ゴクリ」

ルル「……っ!? お、俺は今何を考えた!?」

ルル「俺は……俺は純粋に妹としてナナリーを愛しているだけだ!」

ルル「断じて……断じてそんな事は考えて……」

ルル「……」

ゼロ「……」

扇「……ロ……ゼ……」

ゼロ「……」

扇「ゼロっ!」

ゼロ「!……す、すまない。少し考え事をしていた」

扇「珍しいな、ゼロがボーッとしてるなんて」

ゼロ「今度の作戦は失敗する訳にはいかないからな。
   私とて昼夜計画を練っていれば疲れもするさ」

扇「……ああ。今度のナナリー提督奪還作戦h」

ゼロ「オナニー提督だと!?」

扇「……」

扇「……えっ?」

ゼロ「……」

扇「……」

ゼロ「……す、すまない。今のは忘れてくれ」

扇「……あ、ああ。わかった」

ゼロ「……」

扇「もしかして、今のはナナリーとオナニーをかけた冗談だったのか?
  だとしたらすまn」

ゼロ「ナナリーでオナニーだと!? 私はそんな事はしていない!
   するはずがないだろう!」

扇「……」

扇「……そ、そうか」

扇「ど、どうやら疲れがたまっているみたいだな」

ゼロ「……ああ、“たまっている”みたいだ」

扇「……なあゼロ。今日はもう休んだらどうだ?」

ゼロ「いや、しかし……」

扇「悪いことは言わない。休んだ方が良い」

ゼロ「……ああ、そうさせてもらおう。
   気を使わせて悪かった」

扇「いや、俺が気を使ったのはゼロにじゃない。騎士団の皆さ」

ゼロ「ほう?」

扇「……」

扇「あんたがそんなんじゃ、皆の士気に関わるからな」

ルル「……」

ルル「皆の士気に関わる、か……」

ルル「……」

ルル「……だが、さすがに疲れているらしいな。
   このままソファーに沈み込んでしまいそうだ」

ルル「……」チラッ

ルル「……こうやって、ナナリーのスクラップ記事を
   見ることが俺の今の唯一の楽しみ、か」

パラッ…パラッ…

ルル「……ああ」

ルル「心が癒されていく……」

ルル「……ああ!」

ルル「写真とはいえ、ナナリーの笑顔が染み入るようだ……!」

ホワ~ン

ルル「……俺の傷ついた心の隙間を埋めるように」

ムクムクッ

ルル「……俺の疲れた股間を刺激するように!?」

ルル「こ、これは違う! 疲労から来る、ただの生理現象だ!」

ルル「断じてナナリーに性的興奮を覚えた訳では……」

ルル「……」

ルル「……ゴクリ」

ルル「……」

そ~っ…

ルル「……っ!?」

ルル(……)

ルル(今、俺は何をしようとしていた!?)

ルル(何故右手を股間に移動させていた!?)

ルル「自らの手でナナリーを汚すような真似は断じて行っては……」

むくむくむくっ!

ルル「……」

ルル「……ナナリーのスクラップ記事が載っている机に、
   偶然俺の股間が当たってしまったのならば、仕方が無いかもしれんな」

ルル「……」

ルル「俺は何をやっているんだ!?」

ルル「これでは偶然ではない!
   完全に意識的にやっている事じゃないか!」

ルル「……」

ルル「ナナリー……すまない」

ルル「……兄さんは。お前の兄は、お前でオナニーをしようとしている」

ルル「……」

ルル「それも……最大限に楽しむために全裸にまでなった」

ルル「お前に向ける顔がないよ、ナナリー……」

ルル「……」

…カポッ、カションカション

ゼロ「……」

ゼロ「せめて手は使わないよ、ナナリー」

ゼロ「……」

ゼロ「しかし、机の高さが低いな。……よっ、と」

ゼロ「……騎士団の皆にはすまないと思う」

ゼロ「……だが!」

ゼロ「これより私は、中腰で机オナニー作戦を実行に移す!」

ゼロ「……しかし、不安な点がいくつかある」

ゼロ「盛り上がってきて、もし俺が理性を保てなくなった場合だ」

ゼロ「……おそらく俺は、手を使うだろう」

ゼロ「……」

ゼロ「くそっ! こんな時にC.C.がいてくれたら!」

『紅月カレン、ただ今哨戒任務を終え戻りました!』

ゼロ「……」

ゼロ「良いタイミングだ、カレン!」


なんかすまん

ゼロ「入ってくれ」

『はい』

パシュン!

カレン「ルルーシュ、なんか扇さんがゼロの様子がおかしいぃっ!?」

ゼロ「早くドアを閉めてくれ。寒い」

カレン「な、なん……」

パシュン!

カレン「なんであんたは全裸なのよっ!?」

ゼロ「全裸ではない。仮面をつけている」

カレン「そういう問題じゃないでしょ!」

カレン「いいからルルーシュ! とっとと服を……前を隠しなさいよ!」

ゼロ「……カレン、私はゼロだ。
   ルルーシュという男はここにはいない」

カレン「馬鹿な事言ってないで早く!」

ゼロ「駄目だ。服を着ると、これからの作戦行動に支障をきたす」

カレン「さ、作戦行動って……どうせ適当に言ってるんでしょ!?」

ゼロ「いいや、違う。俺は本気だよカレン」

ゼロ「……私の名は……ゼロ!」

ゼロ「……ナナリー提督をオカズに、オナニーをする者だ!」

カレン「ナナリーをオカ……何言ってんのあんた!?」

ゼロ「おっと、すまない。今の言葉だけではキチンと伝わらないな」

カレン「えっ?」

ゼロ「正確には、ナナリー提督をオカズに中腰で机オナニーを行う」

カレン「……聞かなきゃ良かったわ」

ゼロ「焦るなカレン。まだ続きがある」

カレン「……何よ」

ゼロ「手は、一切使用しない!」

ゼロ「だが、手を使用しないという条件は、
   俺一人の力だけでは達成出来る保証がない」

カレン「……」

ゼロ「そこへカレン! お前が現れた!」

カレン「……あんた、まさか」

ゼロ「察しが良いな。恐らく、お前が考えていることは当たっている」

カレン「あたしに、両手をしb」

ゼロ「私がオナニーをしている間、手を握っていてはもらえないか?」

カレン「れって……」

ゼロ「頼む、カレン」

カレン「……」

カレン「……予想以上だったわ」

ゼロ「そうだ、そのまま机を挟む位置に立ってくれ」

カレン「……手を握ってろって言ったって、どうするの?」

ゼロ「そのまま両手を前に突き出してくれ。
   そうすれば、机に橋をかけるような形で手が握れる」

カレン「……ちょっと待って」ゴソゴソ

ゼロ「? 自ら目隠しだと?」

カレン「……だって、正面に立つんだから
    あんたのが丸見えになるじゃない」

ゼロ「気にするな」

カレン「気にするっての!」

ゼロ「よし、手を握るぞ」

カレン「……ええ」

きゅっ

ゼロ「……カレン。お前の手、柔らかいな」

カレン「……その言葉、この状況で聞いても全っ然嬉しく無いわ」

ゼロ「そうか。ならばまたの機会に言うとしよう」

カレン「……」

ゼロ「……ともかく! これで全ての条件は整った!」

ゼロ「中腰で机オナニー作戦、開始!」

ゼロ「カレン! 俺は中腰になるぞ!」

カレン「……報告とか、いいから」

ゼロ「いいや駄目だ! 戦況は全ての兵が把握する必要は無いが、
   今のお前はそれを把握する必要がある!」

カレン「……ああ、そう」

ゼロ「しかし、中腰という体勢は辛いものが……」グググッ…

…ぴとっ

ゼロ「ひょふっ!?」

カレン「な、何!? 何が起こったの!?」

ゼロ「も、問題ない。机が想定した以上に冷えていたので、
   玉が当たったとき驚いただけだ! 案ずるな!」

カレン「……」

ゼロ「……よし。チンコの熱により、机が暖められてきた」

カレン「……良かったわね」

ゼロ「くくく! お前は見えなかっただろうが、
   太ももも併用していたからな」

カレン「……目隠しをして、本っ当に良かったと思ってるわ」

ゼロ「作戦を次の段階に移すぞカレン!
   ナナリーの写真を見ながら……ひ、卑猥な妄想をする!」

カレン「……報告とかいらないって言わなかった?」

ゼロ「……くっ! 気を抜くと今すぐにでもイってしまいそうだ!」

カレン「早くない!?」

ゼロ「早くなどない! ナナリーは可愛い! それも、物凄くだ!
   そのナナリーで卑猥な妄想をしているんだ! 当然の事だろうが!」

カレン「は、はぁ……」

ゼロ「……だが! 俺はさらなる快楽を……戦果を得るために腰を振る!」

カレン「か、快楽とか言うのやめてよね!?」

ゼロ「う、おおおっ!」

ヘコヘコ

ゼロ「な、ナナリー! ナナリーぃっ!」

ヘコヘコ

カレン「……」

ゼロ「中腰の体勢でいる辛さを忘れる程の……圧倒的な充足感だ!」ヘコヘコ

カレン「……」

ゼロ「う、おおっ、な、ナナリー! ナナリー!」ヘコヘコ

カレン「……」

ゼロ「な、なな……な……ナナリーーーィッ!」ビクンッ!

…びゅっ! びゅるっ、びゅっ、びゅくんっ!

ゼロ「お、おおうっ、うふっ!」

ゼロ「…………ふぅ」

カレン「……」

ゼロ「……ありがとう、カレン。
   お前のおかげで俺は作戦を完遂させる事が出来た」

ガポッ

ルル「……さあ、もう目隠しはとって平気だぞ。服は着た」

カレン「……そう」

ルル「改めて礼を言う。ありがとう、カレン」

カレン「……どういたしまして」

ルル「おかげでこんなに出た」

ぬらあっ…

カレン「~~~っ!? ぜ、全然平気じゃないじゃないのよ!」

カレン「良い!? もう二度とこんな事は手伝わないからね!」

ルル「それは残念だ」

カレン「次からは、こういう事はC.C.に頼みなさいよ!? いい!?」

ルル「ふむ。どうだC.C.、手伝ってくれるか?」

C.C.「断る」

カレン「……」

カレン「あ……え、い、いつからそこにいたの!?」

C.C.「お前が目隠しをしたすぐ後位だな」

カレン「あんた、今までずっと見てたわけ!?」

C.C.「ああ、見ていたとも。お前がルルーシュの手を取り、
   健気に自慰行為を手伝っている様をな」

カレン「声くらいかけなさいよ!」

C.C.「盛り上がっていたものだからな。
   邪魔をするのは悪いと思ったんだ」

ルル「凄く気持ち良かったぞ」

カレン「あんたは黙ってて!」

C.C.「まあ、ルルーシュも私に気付いていなかったようだからな。
   ……ふふっ、仕方ないんじゃないか?」

ルル「いや、気付いていたぞ」

C.C.「何?」

C.C.「気付いていたのか?」

ルル「ああ、完全に集中する前だったからな。
   勝手にこの部屋に入るのはお前くらいなものだから、わかっていた」

カレン「それにしては……一切反応しなかったじゃない」

ルル「当然だろう。俺は、ナナリーでオナニーをしようとしていたんだぞ?」

C.C.「……それがどうかしたのか?」

ルル「なのにお前の顔を見たら、
   高ぶっていた興奮がゼロになってしまうだろうが」

C.C.「……」

C.C.「おいルルーシュ、服を脱げ」

C.C.「……私がお前を興奮させてやる」


おわり

こんくだ

ニーナ=机オナニーの印象が抜けねえ

よし読み直すか

このスレ落として欲しいんだけど

なんか別の書くから落としてくれ、マジで
打ち切ったものの続きとか勢いが出なくて無理だ

>>360
ここで書かないなら来るな。
さっさとスレ立ててそっちでやれ。

>>361
>>1

>>360-362
ん?んん?

こんなスレ保守させるのは悪いって意味

>>366書くから終わったら落としてくれ

>>364
さっさと次スレ立てればみんなそっちに行くってのにぃ

C.C.「だからそんなに怒るな」
という続編

>>365
そっちがこの流れになったら意味なくね?

>>366
把握

C.C.「だからそんなに怒るな」

ロロ「……」

C.C.「全ては誤解、誤情報だ」

ロロ「……じゃあ、本当に貴方は妊娠していないんですね?」

C.C.「当たり前だ」

ロロ「……良かった。まだ兄さんの童貞は守られt」

C.C.「いや、それは知らん」

ロロ「!?」

ロロ「それはどういう事ですか!?」

C.C.「どういう事も何も、
   どうして私がルルーシュの貞操を把握していなければいけないんだ」

ロロ「……そ、それは確かにそうだけど……でも!」

C.C.「それよりも良いのか?」

ロロ「何がですか?」

C.C.「アイツの童貞は、今正に神楽耶に奪われようとしているぞ」

神楽耶「ルル様~」

ロロ「!!?」

神楽耶様ならルルでも耐えるな、貧弱体質的に

神楽耶「C.C.様と子をなしたのですから、次は是非わたくしに」

ルル「ふむ……」

カレン「いやいやいや! お互いの年齢を考えなさいよね!?」

神楽耶「あら、わたくしは一向に構いませんわよ。
    昔の日本ではわたくしの年齢ならば伽をする年齢でしたから」

ルル「なる程。ブリタニアならば話は別だが、
   それならば問題はクリアーされているな」

カレン「待ちなさいよ! 今はそれ犯罪になるわよ!?」

神楽耶「あら。元々ルル様はテロ組織、黒の騎士団のリーダーゼロですわ。
    今さらそんな細かい事を気にする必要はないと思いますわ」

ルル「……一理ある」

カレン「はあっ!?」

ルル「いいかカレン。いくら俺でも性欲というものは存在するんだ」

カレン「せいよ……何言ってんのよ!」

ルル「だから当然セックスには興味があるんだが、
   C.C.と子作りした時の事が一切思いだせんのだ」

カレン「……最低」

ルル「故に! 神楽耶様としてその恥的好奇心を満足させる!
   さらに、その時の快感でC.C.とした時の事も思い出すかもしれん!
   ……完璧な策だとは思わないか」

カレン「これっぽっちも思わないわ!」

神楽耶「さすがですわルル様!」

カレン「神楽耶様も、この馬鹿に乗らない!」

恥的好奇心wwww

C.C.「さあどうする? このままでは
   ルルーシュは神楽耶とはじめてしまいそうだぞ」

ロロ「そ、そんなの駄目だ! 兄さんは綺麗なままでいなきゃ!」

C.C.「しかも、あの様子だと途中でカレンも乱入しそうな勢いだ。
   ……ふふっ、嫉妬とは中々可愛げがある」

ロロ「初めてなのに三人で!? う、うああ……!」

C.C.「さあロロ。ここでお前に出来る事とはなんだ?」

ロロ「僕に出来る事……兄さんを僕がイカせる!」

C.C.「駄目だな。それは一時凌ぎに過ぎない」

ロロ「……ど、どうしたら……どうしたら良いんだ!」

勢いあまってロロがカレンをイカせるのかね?けしからんッ!

C.C.「……ロロ、取引をしようじゃないか」

ロロ「取引……?」

C.C.「何、簡単な事だ。お前にはある噂を広めてもらいたいだけだ。
   変わりに、私がこの場をなんとかしてやろう」

ロロ「……その、ある噂とは?」

C.C.「……ふふっ!」

……ゴニョゴニョ

ロロ「……」

C.C.「……どうだ?」

ロロ「……取引……成立だ」

C.C.「そうか。この話に乗ってくれて嬉しいよ、ロロ」

C.C.「……さあ行け。後は私に任せておけ」

ルル「何故邪魔をしようとする、カレン」

神楽耶「そうですわ。邪魔しないでくださいまし」

カレン「そ、それは……人としてよ!」

ルル「人として、だと? 俺がそんな言葉に騙されると思っているのか。
   カレン。お前は本当にそう思っているわけではないだろう?」

カレン「なんでそんな事が言い切れるのよ」

ルル「断言出来る。俺とお前の仲だからな」

カレン「えっ?」

神楽耶「そうですわ! なんなら、カレン様もご一緒しません?」

カレン「はあっ!? ご、ご一緒って……ええっ!?」

ルル「神楽耶様がそれでいいのなら俺h」

C.C.「待て。私は許可した覚えはないぞ」

一同「?」

なんとゼロは両刀でしかも自分の弟、ロロを……ヒソヒソ

ルル「C.C.?」

C.C.「ルルーシュ。お前は私という者がありながら他の女に手を出す気か?
   私のお腹には、お前の子がいるんだぞ?」

ルル「いや……それは……」

神楽耶「C.C.様! 抜け駆けした上、ルル様を独り占めするおつもりですか?」

C.C.「ああ、そうさ。私は独占欲が強いんだ」

ぴとっ

ルル「お、おいC.C.。あまりくっつくな」

カレン「何やってんのよ、C.C.!」

C.C.「いいじゃないかルルーシュ。
   今さら照れる様な間柄でもないだろう?」

神楽耶「C.C.様。……ルル様はわたくしの夫になるお方でもありますのよ」

C.C.「らしいな。だが、今は違う」

神楽耶「それでも、わたくしの将来の旦那様です」

C.C.「将来の、な。今は私の相手だ」

ぴとっ

ルル「胸が当たっているんだが」

C.C.「気にするな。あの日、あんなにも触ったじゃないか」

カレン「あんなにもって……どんなによ?」

C.C.「ふふっ、それは教えてやらん」

ルル「……なあ、C.C.。つかぬ事を聞くが」

C.C.「何だ?」

ルル「俺は……本当におまえとセックスしたのか?」

C.C.「おいおい、でなければ子が出来るわけがないだろう。
   何故そんな事を聞く?」

ルル「……いや、お前にくっつかれてもな」

C.C.「?」

ルル「……何故か、まるで興奮しないんだ」

へにょっ…

C.C.「……なん……だと?」

まるでちんこ丸見えで会話していたようだ

神楽耶「興奮しない……それは本当ですの?」

ルル「ああ、これっぽっちも」

C.C.「これっぽっちもだと!?」

カレン「……疲れてるとか?」

ルル「いや、むしろ体調は良いぞ。
   ナナリーの事を考えただけで……おうふっ!」

ルル「……前かがみになってしまうくらいに」

神楽耶「……これはどういう事ですのC.C.様?」

カレン「……そうね。なんか変だわ」

C.C.「……」

神楽耶「これは雲行きが怪しくなってまいりましたわね」

カレン「そうね。どういう事かしらC.C.?」

C.C.「……こ、子供のお前達にはわからんさ」

むにゅっ

ルル「胸を強く押し付けるな。骨が折れるだろうが」

C.C.「……」

神楽耶「C.C.様。よろしければどうやっていたしたかを
    教えてもらえませんか?」

カレン「そうね。わたしも気になるわ」

C.C.「いや……それはだな……」

神楽耶「さすがにこの様に胸を押し付けても
    お元気になられないとなると……」

ぺたー

C.C.「あっ、おい」

カレン「神楽耶様まで何やってるんですか!」

ルル「神楽耶様、胸を押し付け……はっ!」

ぴくん

ルル「この胸の感触……まるで、まるでナナリーの……!」

…むくっ

C.C.「なん……だと……?」

神楽耶「あ、あらっ///」

カレン「反応……してるわね」

ルル「余分な脂肪に邪魔されず、
   体温を感じられる程度の程よい膨らみ……」

ルル「これはまさしく、究極のおっぱいだ!」

ビキーン!

神楽耶「ふ、服の上からでもルル様のたくましいお姿がわかりますわ///」

ルル「……ああ。おかげで前かがみにならざるを得ない」

神楽耶「も、もう、ルル様ったら!///」

C.C.「……」

…むにゅっ

ルル「すまないC.C.。うっとうしい」

C.C.「!?」

あれ?カレン超涙目じゃね?

C.C.「わ、私の胸が……うっとうしいだと……!?」ヨロッ…

カレン「……あらあらC.C.。無様ねえ」

C.C.「ぶ、ぶざっ、私が無様だと!?」

カレン「ええ、そうよ。ルルーシュを独占しようとあんな嘘までついて、
    しかも色仕掛けまでしたのにこの結果?」

C.C.「いや、それは違……っ!」

カレン「ふん! 胸を押し付けても何の反応もなかったのは事実でしょ?
    色気が足りなくて、食欲が旺盛な人は大変ねC.C.」

C.C.「私に色気がないだと!? 聞き捨てならん!」

カレン「言い訳無用! ピザでも食べてなさい!」

C.C.「!」

C.C.「……」

カレン「何も言い返せない?」

C.C.「……カレン。ならばお前はどうなんだ?」

カレン「何ですって? それ、どういう意味よ」

C.C.「先ほどのルルーシュの言葉を聞いていなかったのか?
   お前の胸では、ルルーシュを興奮させる事は出来んぞ」

カレン「……私の胸じゃルルーシュを興奮させられない、ねぇ」

C.C.「ああ、そうだ。ふふっ! 残念だったなカレン」

カレン「……」

カレン「……それは、どうかしらね?」

C.C.「……何?」

カレン「おっぱいにはこういう使い方があるのよ」

C.C.「しかし、たった今ルルーシュは薄い胸こそが究極だと……」

カレン「……丁度良いわ。ルルーシュが前かがみになってる事だしね」

C.C.「何が丁度良いと言うんだ」

カレン「……見せてあげるって言ってんのよ。
    この、紅月カレンのおっぱい力を!」

C.C.「ほう?……面白い」

カレン「……ルルーシュ」

ルル「なんだカレ……むぷっ!?」

ふわん

C.C.「ルルーシュの顔を胸ではさんだだと? しかし、それでは……」

カレン「……」

ルル「む、むおっ……!」

神楽耶「カレン様、何をなさいますの!?
    それではルル様の興奮が……!」

カレン「黙って見ててちょうだい」

ルル「む、むぶくくっ……!」

むにょむにょっ

カレン「あっ、こら、暴れないの!」

C.C.「あれでは暴れるのも無理はn」

ルル「は、はい……母上」

C.C.「!?」

カレン「こらこら、私はあんたのお母さんじゃないわよ」

ルル「そ、そうだったなカレン」

カレン「……どう? 私のおっぱい」

むにょむにょっ

ルル「優しく包み込むような大きさと柔らかさ、
   母性を感じるほどのこの膨らみ……」

ルル「これはまさしく、至高のおっぱいだ!」

C.C.「!」

カレン「……どう、C.C.?」

C.C.「……くっ!」

ルル「カレン。母乳は出ないのか?」

カレン「そ、それはさすがに無理ね」

ルル「……えっ、あ、そうか……」シュン

ルル「……」

ルル「……まあいい。二人共、離れてくれ」

神楽耶「よろしいのですか?」

ぺたー

ルル「……ああ」

カレン「本当にいいの?」

むにょむにょっ

ルル「……ああ」

神楽耶・カレン「……」

ルル「……」

カレン「ねえ、どうしちゃったのよ」

ルル「……すまない。今、俺の思考は母乳で埋め尽くされているんだ」

神楽耶「それはさすがにわたくしとカレンさんでも……」

ルル「……」

ルル「……! そうだ! この手があったか!」

C.C.「……」

ルル「C.C.!」

C.C.「……えっ、あ、何だ? 何か用か?」

ルル「おっぱいを吸わせてくれ!」

C.C.「……」

C.C.「えっ?」

C.C.「お前は何を言っているんだ!?」

ルル「くくく! 危うく見落とすところだったぞC.C.。
   さあ、こちらへ来てくれ。そしておっぱいを吸わせてくれ」

C.C.「な、何故だ」

ルル「お前は妊娠しているんだろう? ならば、妊娠初期とはいえ
   母乳が出る可能性はある」

神楽耶「……なるほど。その可能性は十分にありますわね」

カレン「……そうね。悔しいけど、母乳が出る可能性が一番高いのはC.C.だわ」

C.C.「……」

C.C.「あ、いや……」

ルル「聞くところによると、女性は想像妊娠でさえ
   母乳が出てしまう場合があるそうだ。なあカレン?」

カレン「らしいわね。私はそんな事はなかったんだけど」

ルル「人体の神秘だな。
   神楽耶様、C.C.のおっぱいを吸っても?」

神楽耶「ええ、その程度でしたら構いませんわ」

ルル「……という訳だC.C.! 全ての条件はクリアーされた!
   あとは実行に移すのみ!」

C.C.「……ルルーシュ、実はだな」

ルル「すでに母乳が出るのか!? さすが母となった女は違うな……!」

C.C.「……」

C.C.(……どうする? 今のこいつに本当は妊娠していないと言った所で……)

ルル「さあ、おっぱいを出せC.C.!」

C.C.(……通じそうにない)

C.C.(しかし、この状況を切り抜けるには……)

C.C.(……)

C.C.「……ルルーシュ」

ルル「なんだ」

C.C.「……母乳が飲みたいか?」

ルル「無論!」

C.C.「だが、私はお前が満足出来る程の母乳は出そうにないんだ」

ルル「何っ!?」

C.C.「……だがな。この斑鳩にはお前を
   満足させる事が出来る胸を持つ人物が一人だけ乗っている」

ルル「……何?」

C.C.「気付いていないのか?」

ルル「……ま、まさか!?」

C.C.「……」

C.C.「……そう」

C.C.「コーネリアだ」

C.C.「大きさなら申し分なく、しかも姉という事もあり、
   マザコンでシスコンでもあるお前を満足させられる条件をクリアーしている」

ルル「いや、だが姉上が母乳が出るとは……」

C.C.「出る。必ずな」

ルル「何故、そう言い切れる?」

C.C.「……」

C.C.「出ている所をこの前見かけた」

ルル「!!!」

C.C.「……」

C.C.(すまんなコーネリア)

C.C.(……私は自分が一番可愛いんだ)

コーネリア「……」

ルル「そう睨まないでください姉上。今日はお願いがあってここに来ました」

コーネリア「……私がお前の頼みを聞くと思うか?」

ルル「お願いします姉上!」ガバッ

コーネリア「……お前が土下座をするとは。聞くだけは聞いてやろう」

ルル「おっぱいを……吸わせてください」

コーネリア「……」

コーネリア「えっ?」


ルル「お願いだ……お願いします……!」


おわり

こんなくだらないもん最後まで読んでくれてありがとう

変態、それは我が羞恥の名

変態の連鎖は終わりそうにないなwww

噂の内容は、

このSSのC.C.が流そうとした
このSSのロロが取引に応じるもの

……だろ

さあ、落としてくれ

                   . -‐‐‐‐- .
                 . ´         `ヽ
               /              .
              /    i   l  i        .
             ′ i i 」ト、 {斗、」ト | i
            {   l レヘ! \!V ●l ! l    i    何故残しているんだ?
             ',   { ! ●    ::::Ⅵ !    l    まるで理解出来ん
             ヽ、', { :::::   ,__,   } |     l
              | iヽV>⌒} `´   _ノ,j {〉   l
              | | ,イ\.く`辷 -‐ ´」 ト、   l
              | /{ `、 vハ‐--‐ ´ ,イ { 〉   l
              |′!  ヽ、V}‐--‐ { | j/ ',   l
              ト、__>、_/    /´`Y   L,  l
              |   _ ⊥ .___」__」 -‐ ´ }   l
              |  {   { {         .イ   l

コーネリア「(……こいつ、何を言っているんだ……?)」

ルル「お願いします……一度、今回一度きりで良いのです……」

コーネリア「……何故私なのだ」

ルル「聞き及んでおります。姉上は……母乳が出ると」

コーネリア「なっ……!?」

ルル「私の境遇はご存知でしょう?姉上。……目の前で母上を失い、ショックで視力を失ったナナリーと共に日本へと……」

コーネリア「それぐらいは知っている!だから、何故私なのだ!!」

ルル「その上売国奴にナナリーを奪われ、その売国奴に文字通り踏みにじられ……もう、限界なのです」

コーネリア「答えになっていないぞ!」

ルル「姉上の包容力、そしてユフィへと向けられていたその母性……お願いいたします、一度のみ、母上の代わりとなってはくれませんか?」

                _  - ─ - - 、
            /            ヽ
.          / /  ,       ヽ   ヽ
          ∥l  l |   /   /   │| l  ',
         i| |. |  |  ./ /l / / l .!  .!
         |i ヽ |.ノト、 i / `|ヽ/イ .l  !  l    >>473 このスレはお前にやる
        | ヽミl ● \l/ ●  |  |、 i   |    パートにならない程度に好きに使え
         |   |l⊃ 、_,、_,  ⊂⊃ |ノ.│ .|    おやすみ
        /⌒ヽ__|ヘ    ゝ._)   j  |/⌒ i .|
      \ /  | l>,、 __, イァ | | \ / .|

.        / / | | |[ニニニニニニ]}.| |\ ヽ . |
       `ヽ< | |          | |ニ彡'  |

いいや、やっぱり落とそう

人もいないっぽいし

いえ、います。イエスユアマジェスティ!

コーネリア「……なるほど、お前の境遇には同情しないでもない」

ルル「分かっていただけましたか、姉上」

コーネリア「だが、何故……お前などに、その……乳房…を……」

ルル「姉上の乳は、母上に生き写しなのです。お願いします、どうかこの不出来な弟を哀れむと思って……」

コーネリア「……そこまで言われては、私とてやぶさかではない」

ルル「姉上……!で、では……」


コーネリア「でも断る」

www

ルル「何故にwhy!?」

コーネリア「忘れたとは言わさぬぞ。お前はユフィを殺したのだ」

ルル「しかし……」

コーネリア「言い訳無用!貴様に吸わせる乳房など持たぬ!!」

ルル「姉上……!!ギルフォードには吸わせるくせに、実の弟には吸わせないおつもりですか!?」

コーネリア「き、貴様……なぜそれを!?」

ルル「ふっ……流石に、今のは場当たりな発言だったか……姉上、申し訳……」



ルル「…………え?」

ルル「あ……姉上、いま、何と?」

コーネリア「な、何でもない!気のせいだ!!」

ルル「ほう……気のせい、ですか」

コーネリア「そうだ、気のせいだ」

ルル「なるほど。……ジェレミア!!」

ジェレミア「イエス、ユアマジェスティ」

コーネリア「ジェ、ジェレミア卿……いつの間に?」

ルル「最初からですよ、姉上。……ジェレミア、ちゃんと録音していたな?」

ジェレミア「もちろんでございます、ルルーシュ様」

コーネリア「な、何だと?」

~~~~~~

ルル「……いかがです?姉上」

コーネリア「…くっ……何が目的だ」

ルル「ですから、姉上の乳房を吸わせていただきたいのです」

コーネリア「……断れば、この録音内容を公表するつもりか?」

ルル「いえ、そのような事は。……ところで、姉上はジェレミアの能力をご存知でしょうか?」

コーネリア「何だと?」

ルル「ジェレミアは『ギアスキャンセラー』を持っております。これを使えば、何度も同じ対象にギアスをかける事も可能なのです」

コーネリア「それがどうした……?」

ルル「もしも私が、『ギルフォードとの睦み事を詳しく話せ』と命令したらどうなるか……」


コーネリア「きっ…貴様!!」

どんな声をだすのかな…^^

ルル「フフ……ディートハルトあたりが喜びそうですな。『コーネリア・リ・ブリタニア、専任騎士との熱い夜』といったところですか」

コーネリア「や、やめろ!」

ルル「えぇ、もちろんですよ姉上。ただし……」

コーネリア「くっ………致し方あるまい……」

ルル「ジェレミア、お前は扉の外で待機しろ。誰が来ようと中には入れるな。ロロが来てもお前なら対抗できる」

ジェレミア「イエス、ユアマジェスティ!」

プシュン……


ルル「さて、ようやく二人きりですね、姉上……」

キタ━(゜∀゜)━?



キタ━━(゜∀゜)━━!!

ルル「条件は全てクリアされた。それでは、不躾ですが早速服を……」
ゴソゴソ……

コーネリア「くっ……!」

ルル「ご安心を。一度きりです。この部屋の監視カメラもオフにしてありますので」

…ブルンっ!

ルル「っ!!!」

コーネリア「………/////」

ルル「は……母上……」

コーネリア「…何?」

ルル「は、母上えぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ムニュッ……ジュル、チュゥゥゥゥゥゥ!

コーネリア「や、やめ……!んぁ……」

あばばばばばばwwwwwwwww

ルル「こ、この大きさ、柔らかさ、まさに母上……!!」
チュゥゥゥ

コーネリア「す、吸いながら喋……あぁぁ!」

ルル「思い出す……アリエスの離宮を……」
ペロッ…チロチロ、ジュウゥゥゥゥ

コーネリア「し、舌…は……んふっ……やぁっ!」

プシュン……

ジェレミア「ルルーシュ様!先ほどの叫び声は一体……」

コーネリア「ジェ、ジェレミア……頼む、こいつを……ん……」

ジェレミア「……マリアンヌ様?」

コーネリア「……な……何……?」

ジェレミア「マリアンヌ様ぁぁぁぁぁぁ!!!」

いつものジェレミアで少し安心した


いいぞもっとやれ

コーネリア「ジェ……ジェレミア……き、貴公まで……いやぁっ!」

ジェレミア「マリアンヌ様…!な、ナんたる幸福……!充足……!!麻リあんヌさMa……!」
チュウゥゥゥゥ……

ルル「母上……!母上ぇぇ!!」
ペロペロペロ……

コーネリア「や、い……嫌、イっ…ん、あぁぁぁ!!」


扇「どうした!一体なんだ!?ぜ、ゼロ……なのか?それに、オレンジまで……」

コーネリア「嫌、た、助け……」

扇「……千草?」

コーネリア「ま……まさか……んふぅっ!」


扇「千草アァァァァァァァ!!!」



END

はんせいはしていない

>>526
引き継ぎ乙wwwワロタwww

えっ?扇増えたら三人だろ?乳房は二つだろ?・・・えっ?
・・・子供だからわかりません><

藤堂「ふむ・・・」

藤堂「何故だろうか・・・最近視線を感じるな・・・」

藤堂「今まで手にかけたもの達の恨みの怨念が私を地に落とそうとしているのか・・・」

藤堂「それとも そろそろ私にもかつての同士達のように死が近付いてきているのか・・・」

藤堂「ふっ らしくないな 私ともあろうものが・・・」

藤堂「視線も何かの間違いか 近頃の不抜けぐあいに渇を入れろと同士が言っているのかもしれんな・・・」

藤堂「仲間のためにも しっかりせねばな・・・」
藤堂「・・・?」



壁|千葉「・・・」

藤堂「・・・一応保守しておこうか」

うん

一時間後……

C.C.「……コーネリアは無事だろうか」
神楽耶「………見に行ってみましょうか」
カレン「それが良さそうね……」



C.C.「こ……これは、一体……」


コーネリア「あぁん……もっと、もっとぉ……おっぱい吸ってぇ……」

C.C.「コーネリアはあの様だし、ルルーシュは何故か満足そうに眠って……」
カレン「……なんで扇さんまでいるの?しかも何このツヤツヤした顔。ムカムカしてくるわ」
神楽耶「な、なんでオレンジさんまで?……何ですの?この穏やかな寝顔……?」

このネリ様







イイ

シャルル「むううううあリアンヌめえええ、ゆううおおおおくもワシの包茎を馬鹿にしおってええええ」

シャルル「気にしておるというのにいいいいい・・・」

トントン

シャルル「入れえええ」

ガチャ

スザク「やぁ、皇帝陛下!」

\○/

  |
  |
 /\

スザク「ホっていただけませんか?コルチャック殿」

スザク「…ヌギヌギ」

スザク「さぁさぁ」クネクネフ~リフ~リ

スザク「アナル否!ア・ナールにア・ナータin淫!ア・ナールに筋肉注射~♪」フリフリ

スザク「…」

スザク「許しは乞わないよ」

スザク「保守」

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