ロマンシングSa・ki3【安価】 (189)



※咲ーSakiーの安価スレです。サガシリーズはシステムをところどころ借用、キャラは咲キャラだけしか出ません

※周回ごとに八人の主人公の中から一人を選びストーリーを進める…はずだったが、さらに主人公候補が増えるとの噂も

※世界観や設定はかなりカオスなので注意。周回や主人公によってもいろいろと変わります


 主人公候補一覧

 江崎仁美
 戒能良子
 須賀京太郎
★高鴨穏乃
 辻垣内智葉
 野依理沙
 宮永咲
 龍門渕透華

★は現在の主人公


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1375312604



□この周のあらすじ

 戦国の世、大和国は阿知賀の里に生まれ育ったくのいち、穏乃と憧は、里の長であり阿知賀忍群を率いる小走やえから、姫松城に誘拐され軟禁されている村医者・荒川憩を救い出せとの密命を受ける。

 やえの片腕とも言われるくのいち巽由華や、死者の国・冥府で気配を完全に消せる術を学んだという謎の少女、東横桃子らの協力を得て、二人は姫松城潜入作戦を成功させた。

 里に帰った穏乃は、憩のたっての願いで同時に城から連れ去った姫松の家臣、上重漫や、里の旅籠の娘松実姉妹などとの交流を深めつつ、現在行方が分からなくなっている桃子のかつての仲間、加治木ゆみを探し出すべく、次なる旅に出る。

 行き先となった奥州の地で穏乃たちを待ち受けていたのは、山中に一人で住む謎の白髪の少女白望や、その友人である塞との出会いだった。

 近隣の村を騒がせる怪事件の元凶として恐れられる白望の退治を、旅の狩人弘世菫に依頼する村の長。ゆみらしき少女と白望が一緒にいるのを見たという菫の証言もあり、穏乃たちは否応なしに事件に巻き込まれてゆく。



□登場人物紹介と現在の状態

高鴨穏乃…阿知賀の里の新米くのいち。憩の奪還を成功させ、現在は桃子の仲間を捜索中。白望を退治しに行った菫の跡をつけている

新子憧…阿知賀の里のくのいちで穏乃の幼なじみ、現在は相棒。直情的な穏乃を補佐する頭脳役。奥州の村で白望や塞について事情を探る聞き込み中

小走やえ…隣村の晩成の出身でありながら阿知賀の里の長となった凄腕のくのいち。穏乃の師匠に当たる

巽由華…ふだんは里長の屋敷でやえの補佐をつとめているくのいち。憩の奪還作戦に協力してくれた。武器は槍

東横桃子…くのいちではないが、生来の影の薄さと冥府で学んだ気配を完全に消せる術を武器に穏乃たちに協力してくれている。行方不明の仲間を探している。穏乃とともに白望の退治に向かった菫の後を追う

荒川憩…もとは三箇牧の村医者で誰でも分けへだてなく治してくれると評判だった。姫松城に囚われていたが穏乃たちに救出され、現在は阿知賀の里で開業準備中。武器は長刀

上重漫…もと姫松城家臣。城で爆弾開発が計画された時に、人体を爆弾に改造されそうになって心に深い傷を負う。憩に治してもらったが、また改造されるのは忍びないということで、憩救出のついでにさらわれ、穏乃の仲間に。現在は村から離れた塞の家に向かう

鷺森灼…阿知賀の里で茶屋の店番をしている。店の売り物として計画中の南蛮九柱戯が得意

松実宥…阿知賀の里の旅籠「松実」を営む家の娘姉妹の姉に当たる。極度の寒がりで夏でも厚着で過ごしている。現在は漫と一緒に塞の家に向かっている

弘世菫…奥州の村で白望を妖怪扱いしている村長に、退治のために雇われた狩人。関八州の出身で諸国を旅しているらしい。遠目が利き、白望とゆみらしき少女が一緒にいるのを見たと証言

小瀬川白望…奥州の山中に一人で住んでいるらしい女の子。髪が白く、何年も外見が変わらないため、村人たちに薄気味悪く思われている。穏乃たちに会ったことがあり、その時はゆみを知らないと言っていた

臼沢塞…奥州の山と麓の村の間にある一軒家に住む女の子。白望と友達づきあいをしている。現在、家に老婆を泊めているらしい

トヨネ…阿知賀の里で穏乃たちに飼われている熊。住民命名

奥州阿知賀エイスリンズ…阿知賀の里で穏乃たちに飼われている狼たち。住民命名



※Wikiが復活してるみたいなんでテンプレあんまりいらないかもだが、基本的なルールだけは貼っておきます


【基本的な戦闘システム】

 1、各ターンに安価でキャラの行動を決めてもらう。敵の行動は>>1のレスのコンマで内部的に決まる

 2、ターンごとに1キャラクターに1レスのコンマを取る。敵のぶんも取ってもらうか、>>1が自分で取ってもいい。

 3、コンマは2桁で命中回避判定に使う。具体的にはコンマの値が、(100+回避側の素早さ-基本命中率-攻撃側の器用さ)以上なら命中。たとえば基本命中率が80%で回避側の素早さが8、攻撃側の器用さが6なら、コンマ22以上で命中。

 4、コンマ1の位はダメージ計算にも使う。ふつうの攻撃技は腕力+コンマ1の位-敵の体力でダメージ判定する。技に「(腕力以外の能力値)でダメージ判定」と書いてあったら、腕力ではなくその能力値をダメージ判定に使う。

 5、防御無視とある技の場合、体力でダメージを軽減することができない。

 6、複数回攻撃の技の場合はコンマ10の位もダメージ判定に使う。この時は「コンマ10の位+コンマ1の位+何かの能力値」でダメージ判定をする。強力な技の場合、コンマを何倍かしてダメージ計算に使うこともある。

 7、面倒な人は、とりあえず味方キャラクターのコンマは10の位も1の位も高いほうがいいと思ってればいい。敵の場合はその逆。



【閃き】

 1.各技はそれぞれ、対応した種類の武器でしか出すことができず、武器ごとに4つまである技系統のどれかに属している。原則として、一つの技系統の技は戦闘前に選んでセッティングした一つしか使うことができない。

 2.ある技系統の技を使うと、同じ系統の技でそのキャラクターがまだ覚えていないものを突然思いついて使うことがある。これを閃きと呼ぶ。

 3.閃く確率は敵が強いほど高くなる。強力な技は発動にHPを消耗するが、閃いた時だけは消費せずに発動できる。また、閃いた戦闘中は、閃く前と閃いた技で、同じ技系統の技を複数使うことができる。

【連携】

 1.キャラクターが連続して行動する時に、どちらかの位のコンマの数が同じだと、後の行動が強化され、敵の防御を無視したり、攻撃力が高くなったり、状態異常成功率が上昇したりする。これが連携である。

 2.閃きが発生するとその前後では連携は成立しない。また、行動順で敵に割り込まれた場合も成立しない。ただし、連携は対象が同じでさえあば、どの技・術の間でも成立する。

 3.強化の割合は、連携が一つつながるごとに、敵の防御を20%ダウン、こちらの攻撃力を20%アップ、状態異常成功率は10%アップとなる。意図的に連携を組みたい場合、行動順をわざと敵より後にするよう安価で指定することもできる。



【パラメータの成長のしかた】

 通常行動時のさまざまな判定に成功すれば、それだけでパラメータは成長していく。判定の成功率もパラメータが高いほうが高くなるので、基本的にはもともと高いパラメータほど伸びやすい。

 ただし、ストーリーの進行に応じて判定の難易度も上昇していくので、伸びすぎたパラメータの成長はそのうち頭打ちになる。

 戦闘後のパラメータ成長のしかたは以下のようになっている。

 1.戦闘中のコンマとかで内部的に、戦闘後にパーティーがどれだけ成長できるかのトータルポイントが決まる。敵が強く味方が弱いほど成長しやすい。ただし、一回の戦闘で1つの能力値は1ポイントしか成長しない

 2.戦闘後、トータルポイントの回数ぶんだけコンマを振ってもらい、誰のどの能力値が成長したかを割り振る。コンマ10の位でキャラクター、1の位で能力値を判定。かぶったら同じキャラクターの違う能力値にずれる

 3.10の位でパーティー人数で割り切れない端数のコンマは、パーティー内で能力値の合計が低いキャラクターから順に割り振られる。

 4.1の位のうち1から7までのコンマは腕力からHPまでの能力値にそれぞれ対応。あとの8から0のコンマは、キャラクターによって対応する能力値が違う。

 5.コンマ8から0に割り当てられた能力値は他より伸びやすいので、キャラクターによって戦闘後の成長の仕方に微妙に差が出てくることになる。



※これまで仲間になったキャラクターのコンマ1の位8から0にら0に対応する能力値は以下のようになっている。

由華の場合

8:HP
9:腕力
0:知性

桃子の場合

8:素早さ
9:愛
0:器用さ

憩の場合

8:愛
9:HP
0:腕力

穏乃の場合

8:腕力
9:素早さ
0:体力

憧の場合

8:知性
9:愛
0:体力

漫の場合

8 腕力
9 体力
0 HP

宥の場合

8:HP
9:知性
0:愛



だいたい貼り終わったしいったん中断
あとは前スレくらいか?

連投については、人がいなくて3分くらい間が空いてればおkです
安価の連続取得はいちおう2回まで
ただしコンマとかは連続取得も連投もありです

もしテンプレに追加してほしいデータとかあったら言ってください、反映させるかも



現パーティーキャラクターの閃いた技一覧を追加しておこう
技の性能はwikiに書いてくつもり

どの技を使用できるように設定するかは、戦闘中以外ならいつでも自由安価で指定できます
「技設定させろ!」との声があれば安価を出します
ちなみに◆は現在の設定技


 高鴨穏乃【体術】

◆正拳
◆蹴り
◇空気投げ
◇四方投げ
◇あびせ倒し
◇呼び戻し
◆ナイアガラバスター

 新子憧

◆二連打
◆骨砕き
◆ハードヒット
◆土竜撃

 東横桃子

◇高速突き
◆ハヤブサ斬り
◆くない投げ
◆しびれ突き
◇切り刻む
◆なます切り
◇変幻自在

 上重漫

◆大木断
◇一人時間差
◆ブレードロール
◆トマホーク
◇フライ・バイ
◆ハイパーハンマー
◇かかと切り

 松実宥は術士なのでなし



実はアコチャーには閃き適性がな(え
冗談はさておき、やっぱり確率依存だから、ボス戦で数多く技を繰り出すという基本を守っても、ある程度は差がつくよね

最初の継承の場面は自分にとっても印象深いものなんだが、いかんせんSSだと伝わりにくい部分もある…
もしスレ見ててロマ2やったことのない人がいたら、一度はやってほしい
それでは再開



 安価:前スレ>>979

憧(ここは、なるべく警戒されないような話から入ったほうがいいかな…)

憧「…あなた、塞さんって知ってる?」

???「!…塞に会ったの?」

 女の子の態度が目に見えて変化した。

 よそよそしい反応が薄れ、こちらに関心を示しているように見える。

憧(知り合いかな?)

憧「この村に来る時に世話になったの」

???「ふーん…」

 女の子は憧の姿を一通り眺めわたした。

???「…あなたたち、さっき村長の家に入っていかなかった?」

憧「?入ったけど…?」

???「狩人とも会ったんでしょ?」

憧「えっ、うん…」

???「何か頼まれたりしなかった?」

憧(…?)

憧(この子…どこまで知ってるの?)

憧「狩人と一緒に何か、退治してくれないかとか」

???「で、なんて答えたの?」

憧「…考えさせてほしいって」

始めたばっかりだが食事とかせんとモグモグ再開は22時予定

おーし再開!
フルスロットルでいこー!



???「…引き受けなかったんだ。それが賢いかもね」

 相手の質問責めにさすがにじりじりしてきた憧が聞き返す。

憧「ねぇ、こっちの聞きたいことにも答えてよ。塞さんとどういう関係なの?」

???「…塞は私の友達」

憧「ふーん…」

 憧は思い切って鎌をかけてみることにした。

憧「シロって人も?」

???「!?…」

 女の子のくりくりした瞳に動揺が走る。

???「…シロのことも知ってるの?…塞から聞いて?」

憧「なわけないでしょ。直接会ったの」

???「…そう…」

 女の子はしばらく黙り込む。

???「でも、退治しようとかは思わなかったのね」

憧「…あたしらの出る幕じゃないし」

???「シロのこと、どう思ったの?不気味だとか思わなかった?」

憧「あたしは、別に…まあ、うちら変人の集まりだから」

憧(最近は変な動物まで寄ってくるし)

???「そう…」



憧「…シロさんもあなたの友達なの?」

???「…うん」

 女の子は決心がついたようにしっかりした口調でしゃべり出す。

???「名乗っておいたほうがいいかもね。私、鹿倉胡桃。あなたは?」

憧「新子憧。よろしく」

胡桃「こちらこそ。…この村では、シロの味方は、私と塞くらいなの」

胡桃「だから、ちょっと警戒しちゃってて」

憧「…」

憧「あの村長が、この村を牛耳ってるの?」

胡桃「そういう感じ。村で一番のお金持ちだし、誰もあの人には逆らおうとしない」

憧「…なんで、あの人はシロさんを退治しようとしてるわけ?シロさん、本当に何かやったの?」

胡桃「それはごめん、私の口からは言えないかな」

憧「ふーん…」

胡桃「でも、私も塞も、シロが悪いとは思ってないから」

憧「…」



憧(これ以上の話は、この子一人だけの時には聞けないかな…)

憧(仲間の秘密だから話せないってことみたいだし)

憧(…やっぱり、この子、思ってたより年いってるみたい)

憧(まあ、でも、この際どうでもいいわ、そんなこと)

憧(この後…どうする?)


 憧行動選択安価:

 1、穏乃たちの後を追う

 2、塞の家に行く

 3、村の周りをもう少し回る


 ↓3
※1、2の場合は胡桃を同伴できます。同伴するかどうか書いてください

>>23



 安価:>>24

憧「ねぇ、ちょっと頼みがあるんだけど」

胡桃「なに?」

憧「塞さんの家に一緒に来てくれない?」

胡桃「…私はいいけど」

憧「じゃあ頼んだ」

胡桃「でもどうして?」

憧「…このままだと埒があきそうにないし…あたしらも、シロさんから聞きたいことあるしね」

胡桃「シロに聞きたいこと?」

憧「前に行った時は話してくれなかったけど…あなたたちが協力してくれたら、口を開いてくれるかもしれない」

胡桃「ふうん…」

胡桃「わかった」

憧「じゃあ、頼むね」



 うねるように続く峠の道を、狩人たちの一行が登ってゆく。

 穏乃と桃子は林の中に身を隠してその後をつけていった。

桃子(弓と矢筒を背負ってるっすね)ヒソヒソ

穏乃(千里眼とか言ってたし、うっかり見つからないように、用心しないと…)ヒソヒソ

 やがて道は途切れ、狩人の菫は村長たちから最後の説明を受けて、森の中へと姿を消していった。

 後に残った村長たちは、その場で何事かをひそひそと囁き合っている。

穏乃「…森の中か」

桃子「先回りしてシロさんの家に行けないっすか?」

穏乃「足の速さなら自信はあるけど、気取られないようにしなきゃいけないから、ちょっとどうだろう…」

桃子「とにかく、ついていくしかないっすね」

穏乃たちがシロの家に着くまでの経過ターン数を判定します

コンマ2桁に、穏乃と桃子の素早さを足して判定
判定値が50以上になったら成功

以下、成功までコンマを振れ!

一発ツモやな。
さて、ここからはちょっと特殊な展開になります。
具体的には、ミンサガのナイトハルト対竜騎士戦みたいな感じ



菫「…ここが、その者の家か…」

 たどり着いた先には、靄の中で穏乃たちが見つけた、あの白望の家があった。

菫「…見たところはふつうの民家のようでもあるが…この気配、ただ者ではないだろう」

菫「用心をするにしたことはないな…」

 慎重に目を配りながら、菫は家にゆっくりと近づいていく。

 引き戸に手をかけ、少しためらった後、何の挨拶もなく戸を開け放った。

菫「…」

 薄暗がりの中に広がる座敷には、村長に聞いた通りの風采の、白髪の少女が寝転がっている。

菫「…」

菫(寝込みを襲うのは気が引けるが…悪く思うな)

 菫は黙ったまま、弓に矢をつがえた。

最初のターン、どちらの視点で進めるかを選択してください


 1、白望

 2、塞

最初のターン、どちらの視点で進めるかを選択してください


 1、白望

 2、菫


 ↓3までの範囲安価

>>32はミスなんだがシロでいいかな?

問題ないようなら10分後にシロのステータス開示して菫さんと戦闘開始


※じゃあ開示します
 小瀬川白望

■腕力:11
■器用さ:12
■素早さ:14
■体力:14
■知性:12
■愛:11
■HP:56

得意武器:なし(術メイン)

□火炎(現HPの半分とコンマ1の位で火炎属性の全体攻撃。ダメージは知性で軽減される)必中
□冷気(現HPの半分とコンマ1の位で冷気属性の全体攻撃。ダメージは知性で軽減される)必中
□電撃(現HPの半分とコンマ1の位で電撃属性の全体攻撃。ダメージは知性で軽減される)必中
□超重力(敵の体力+コンマ10の位+コンマ1の位でダメージ。単体攻撃)必中



 弘世菫が出現!
 パーティー行動安価:
 自由安価または技・術を入力してください
 安価で多かった行動、同数の場合はコンマの高い行動をとります


 ↓1~↓3まで

安価了解しました。

ちなみに1ターン目の結果が今後どう影響するかは、穏乃たちが到着してからの展開しだいになります
たとえば穏乃たちがシロに加勢して菫さんと戦う場合、HPはそれぞれ持ち越しのまま戦闘継続になる
あと、まずないけど1ターン目でシロが戦闘不能になった場合はゲームオーバー

とりあえず今日はこのへんで
みなさん乙でした

術学習システムを徹底化するには術の系統立てをしたほうがいいんだが、サガはなぜか毎回ちょっとずつ術の系統が変わるからなあ

現在ある術をまとめるなら一番やりやすいのはアンサガ基準かロマサガ2基準かな
まあ考えてみます

すいません、なーんか今日は気分が乗らないのでお休みします

よかったら誰か>>1の代わりにトヨネとエイスリンズが阿知賀の里でどう過ごしてるかってネタで書いてください

最近気分転換にやるゲームがことごとく失敗するので、申し訳ないがこのスレで気分転換させてもらいます

というわけで本当に阿知賀の里のトヨネとエイスリンズがどうしてるのかの小ネタ



 ―阿知賀の里―

玄「穏乃ちゃんにこの子たちの面倒を見てくれるよう頼まれたけど…」

玄「里長屋敷の人たちはいろいろと忙しいらしいし、私一人じゃとても手が回らないのです」

玄「ここは一つ、知ってる誰かに手助けをお願いして、一緒に世話をしてもらおう!」

トヨネ「」コクコク

エイスリンズ「」ウオォーン

玄「ということで、今日は里の茶屋の店番をしている、灼ちゃんの所にお邪魔します」

玄「こんにちはー」

灼「?」

灼「クロ…めずらし…」ヒヤカシ?

玄「今日は灼ちゃんに折り入ってお願いが!」

灼「なんかあんまりいい予感がしな…」

玄「実は私、今、友達に頼まれて、熊と狼の世話をしてるの」

灼「…」

灼「…」

灼「はい?」

玄「それで、灼ちゃんにも、手助けをしてもらえたらって…」

灼「…」

まだ安価出してないから!
続けるで



灼「えっと、私は茶屋の店番で、猛獣使いとかじゃな…」

玄「まあまあ、そう言わずに!」

玄「とっても大人しくていい子たちなんだよ、ね?」

トヨネ「」ウンウン

エイスリンズ「」ウオォーン

灼「…」

灼「でもやっぱり私には関係な…」

玄「そこをなんとか!このお店だって、お客を集める売りがあったほうがいいでしょ?」

灼「…熊や狼じゃお客さんが逃げると思…」

玄「この子たち賢いから、芸くらいはやってくれると思うよ」

灼(…玄に賢いって言われてもなあ)

灼「…」

灼「一頭と七匹、か…」

玄「え?」

灼「実は今、南蛮から伝わった遊びを流行らせようとしてるんだけど…」

灼「頭数が九人っていうか、九体いるの」

灼「もう一頭か一匹いれば、店の手伝いをしてくれる代わりに、世話をしてあげてもいいよ」

玄「本当!?」



玄「もう一体か…どうやって調達しよう?」


 エイスリンズチームメンバー確保安価:

 1、玄の呼び出す竜を一員にする

 2、どこかに捕まえに行く(場所も同時に指定できます。指定なければ>>1が考える)

 3、穏乃ちゃんに捕まえて来てもらう


 ↓3

了解しました。
やる気はあるけどどうも調子が出ないのでこのネタで羽目を外したかっただけなのだ
明日からは本編に戻ります
あ、この安価と灼と玄のやり取りはちゃんと有効で、今後に生きますので

今日はこれだけですみません
みなさん乙

短くなる可能性もあるが今日はやります

さてみなさん、以前言ったようにシロが1ターンで戦闘不能になるとゲームオーバーです
ですがシロと菫さんの実力は拮抗しています
1ターンで戦闘不能なんてそんなオカルトありえませんよ、ハハッ

…そういえば、菫さんの得意武器って弓なんですよ。
サガシリーズの弓技っていろんなのがありますよねー
特にあれ、なんだっけ、最初が「か」で始まって、最後が「や」で終わるやつとか
けっこう強力な付加効果がついてたりして。
意外とボスにも効いちゃったりなんかして。
なんだったかなー(棒



 >>41あたりからの続き

 菫の特殊能力「シャープシュート」発動!
 ターン中、敵1体に対して命中コンマを+2(20%アップ)して攻撃できる!


 このレスで菫の命中判定とダメージコンマ
 ↓1で白望(2桁で命中判定、1の桁がダメージコンマ)


※この戦闘では閃きは発生しません



菫(村長の話が本当なら、相手は人外の存在。ここは慎重に…)

 弓弦を引き絞り、最初の一射から間髪を入れずに立て続けに二の矢、三の矢を放つ。

 その殺気を感じ取ったのか、座敷にだらりと寝転がっていた白望が跳ね起きるようにして動いた。

菫(気取られたかっ…、だが、そのくらいは予測できている!)

 戸口を大きく開け放ちながら後ろに飛びずさって、間合いを取る菫。

 射撃は少女を射当てはしたものの、さしたる傷を負わせるには至らなかったようだ。


 菫のアローレイン!
 白望に9のダメージ!

白望「…」

白望「何のつもり…」

菫「悪く思うな、これも仕事だ」

 白望の視線を真っ直ぐに受け止めて、菫は落ち着き払った答えを返す。

菫「…お前は村人に仇なす者だと聞いている」

白望「…そう」

 いくぶんうんざりした表情を浮かべて、白望は言った。

白望「ダルいけど…仕方ないなあ…」

 その唇から術の詠唱が洩れる。

菫「!?」

 身構える菫の身体をねじ込むようにして周囲の空間が歪んでゆく。

菫「術法か…ぐっ!」


 白望の超重力!
 菫に10のダメージ!



 間合いを取った菫を追って、白望も家の外へと出て来る。

 いくぶん大儀そうに、その眉はひそめられたままだ。

菫「…やはり、ふつうの人間とは思えんな。退治するのが正解ということか…」

白望「なんでそうなるんだか…」

???「ちょっと待ったぁーっ!」

???「二人とも、そこまでっすよ!」

 にらみ合う二人を妨げる声が森の空き地に響く。

白望「あ…」

菫「お前たち…追って来たのか?」

 そこに現れたのは穏乃と桃子。

穏乃「二人とも待ってください!この勝負、私たちが預かります!」

白望「ほしいんならあげる…」

桃子「別に勝負もらっても仕方ないっすから!そうじゃなくって!」

菫「何のつもりか知らないが、私がこいつと戦うのは村長の依頼あってのこと。勝手に刃を収めることなどできないぞ」



穏乃「そ、それはそうかもしれませんけど、でも…」

菫「もし私の見た子のことが気になるなら、こいつを倒すか生け捕りにしてからゆっくり話を聞き出しても遅くはないだろう」

桃子「…それも、そうっすね…」

穏乃「モ、モモ!?」

桃子「あっ、いや、勝手に動くつもりはないっすけど、この人の言うことも一理あるかなって…」

穏乃「…」


 穏乃チーム行動選択安価:

 1、まずはシロさんに話を聞かせてほしいので、とりあえずその間は戦闘をやめてもらう

 2、シロさんが退治されるのはまずい気がするので、シロ側に立って菫と戦う

 3、シロが健在だとゆみの件は埒が空かないと思うので、菫側に立ってシロと戦う

 4、二人が戦って共倒れになるのを待ち漁夫の利

 5、自由安価


 ↓3

お、復活してた
ちょっと見れなくなってた
再開します



 安価:>>78

穏乃「まずはシロさんに話を聞きたいから、私たちに時間をください!」

菫「…うーん」

菫「わかった、ただし、そんなに長い間待つわけにはいかないぞ」

菫「それに、話し合いの結果がどうあれ…私は、こいつを退治するつもりでいる」チラッ

 そう言って菫は白望を見やる。

白望「…」

菫「…まあ、こいつが罪もない人を人質に取ったりするなら、いったんは引き下がることもあるかもしれないが…な」

穏乃「…」

穏乃「わかりました、ありがとうございます」

桃子(先輩…)

桃子(今、いったい、どこにいるんすか?)

穏乃「シロさん…」

白望「…うん」

穏乃「私たち、シロさんに聞きたいことがあって、戻って来たんですけど…」

白望「…」


 穏乃台詞内容安価:


 ↓3まで全部採用

※前にも言ったと思うがゆみちんを助けるだけならシロも菫も倒してかまわない

 宮守勢や菫と友好関係を築きたいなら、それなりの工夫が必要

 シロの口を開かせることができるか、菫がいったん引いてくれるかどうかがポイント

今日はもうそろそろ寝るでよ
次回までに他の安価が来てなければ、来た安価だけで進行していくでよ

ほんと最近は湿度が高くてやになるなー
ともあれみなさん乙でした

サボってる間に安価が来てしまった
今日はやる予定



※とりあえず今の時間は暑いので超スローペース

穏乃「シロさん…」

 穏乃は真っ直ぐにシロの半ば閉じたような眼を見据える。

穏乃「私、シロさんがそんな悪い人とは思えないんです!…私たちをここで休ませてくれたし、ご飯も食べさせてくれて…」

 白望は黙ったまま眉も動かさない。動かすのが面倒なのかもしれない。

穏乃「でも、シロさんにもまだ私たちに話してくれてない事情があるんじゃないですか?」

白望「…」

穏乃「その、誰かを匿ってるとか…」

 ここで初めて穏乃の視線が、桃子のほうに泳いだ。

桃子「…疑いたくないんすけど、聞かないわけにいかないっす。私たちが最初にここに来た時に、加治木ゆみって人のことを知らないか教えてくれって聞いたっすよね?」

 桃子の口調が自然と厳しくなった。

桃子「あの時、シロさんはちょっと分からないって答えたっすけど…あれ、嘘なんじゃないですか?」

白望「…」

桃子「黙ってちゃ分かんないっす」



 なおも詰め寄ろうとする桃子を遮るような形で、穏乃が話し出す。

穏乃「あのっ、私たち、村の村長さんにも会ったんです!」

白望「…そう」

穏乃「でも、なんか頑なすぎる感じがして。あの人にも、何か人に話せない事情があるみたいな気がするんです」

菫「む…」

 背後で三人のやり取りに耳を傾けていた菫がつぶやく。

穏乃「あのままだと、塞さんとか、あなたを庇ってる人まで巻き込んじゃうことになるかもしれない…」

白望「…そうかも」

 初めて白望の態度にわずかな変化が起きた。

穏乃「ですよね!?…私たち、何もできないかもしれませんけど、一人より二人、二人より三人ですよ!」

穏乃「菫さんも事情によっては助けてくれるそうですし…」

菫「おい、ちょっと待て。私はそこまでは…」

 菫が慌てて口を挟むが、勢いにまかせて穏乃は最後まで言い通す。

穏乃「食事の恩を返させると思って、事情を話してくれませんか?お願いします!」



白望「…」

白望「…」

白望「ちょいタンマ」

穏乃「?」

桃子「待てってことっすか?」


 シロは口を割るか?
 コンマ判定2桁↓1

 穏乃、桃子、白望の愛の合計値+30にコンマを足して、値が高いほど成功

それっ

よく考えたらせっかく安価考えてもらったのにもう一度コンマってどういうことやねん
続きはもう少し涼しい時間にやります、夜とか



 コンマ判定:>>90、大成功

白望「…わかった」

穏乃「!」

桃子「話してくれるっすね?」

白望「うん」

白望(話すの…ダルいけど)

 ちょうど折よく、麓のほうから一行を呼ぶ声が聞こえてくる。

???「おーい、シロー!大丈夫!?」

???「しずー!?いたら返事してー!」

穏乃「あれは…?憧!?」

桃子「塞さんの声もしたみたいっす」

菫「…大事になってきたな」

白望(あ、私が説明しなくて済むかも)

穏乃「こっちだよー!」

 よく通る穏乃の声が森を越えて山の空にこだました。

憧「やっぱり、シロさんのとこみたい」

漫「うちらも行くから待っとってやー!戦って決着つけたりしたらあかんでー!」

 ほどなくして木立と下生えをかき分ける音が騒がしく聞こえてきたかと思うと、憧たちが現れた。

菫「…やれやれ、何が始まるんだ?」



 穏乃たちにとってはまだ見たことのない胡桃を含めて、九人の人間がその場に顔をそろえた。

塞「あの、まず、私のほうから謝らせてほしいんだけど…桃子ちゃん?」

桃子「はい」

桃子(やっぱり、謝るような事情があったってことっすか)

塞「あなたの仲間のことは…ごめん。私もシロも、本当は知ってたんだ」

桃子「やっぱり…」

白望「胡桃も共犯…」

胡桃「そこ、人を巻き込まない!私はその場にいなかったんだから、教えてあげられるはずないでしょ」

穏乃「えっと、この人は?」

憧「えっと、胡桃さんって言って、村に住んでるシロさんたちの友達なんだって」

憧「あー、あたしらより年上だから」

穏乃「ええっ!」

胡桃「本人の前で驚かない!」

穏乃「あ、ごめんなさい…」

塞「…続けていいかな?」

桃子「聞きたいっす!」

塞「ゆみ自身が、誰にも知られないで隠れて暮らしたがってるみたいだったから、それで私たち、シロのとこに置いてあげることにしたんだ」

桃子「よ、呼び捨てっすか!下の名前で!?」



白望「…まあ、一ヶ月近く一緒にいたし…私と塞はそれなりに…」

桃子「そ、それなりってなんすか!」

胡桃「いちいち騒がない!」

桃子「べ、別に騒いでなんかいないっす!」

憧「はいはい、分かったから落ち着いて」

白望「…たぶん、なんかいろいろと悩んでてたんじゃないかな、ゆみ」

桃子「悩んで…」

漫「まあ何にせよ、桃子ちゃんがこの人らを恨むような事情はなかったんやないの?」

宥「うん、塞さんも、もうゆみさんと桃子ちゃんが会って話してもらったほうがいいって言ってくれてるし…」

菫「…君たちのほうの話はそれで片付くのかもしれないが、私はそうはいかないな」

 一同の話の流れを断ち切って厳しい声が響く。

塞「…ふーん、シロを退治するように頼まれた狩人って…」

菫「ああ、私だ」

胡桃「あなた、何か変だと思わなかったの?」

菫「何か、とは?」

胡桃「シロが何か村人に危害を加えたって証拠でもあるわけ?」

菫「…はっきりした証拠はないが…」



憧「シロさんのことだけど、私も塞さんにぜんぶ話してもらったわけじゃないの。ま、この村の騒ぎにまで口をはさむつもりはないし」

宥「でも、私たちがゆみさんを連れ戻したとしても、このままじゃシロさんが退治されちゃうことになるんじゃないかな…」

白望「…」

塞「シロ、どうする?この狩人に話してみる?」

白望「いいんじゃない」

塞「決断早いな!?」

白望「信用できそうだし…」

塞「…そう?」

菫「いや、されても困るんだが」

穏乃「話すって、何をですか?」

胡桃「…シロはね、ふつうの人間じゃないの」

桃子「それは何となく、雰囲気で分かるっすね」

塞「この森一帯の守り神っていうか妖怪っていうか、そういう存在なんだってさ」

塞「だから年も取らないし、見た目もずっと変わらない」

菫「…それは村長から聞いた話と同じだな」

胡桃「あの人が村長をしてるのって、もともとシロのおかげだから」

菫「…!?どういうことだ?」



塞「この山の森は、もともと迷いの森って呼ばれていて、その深い靄の中に迷い込んだ人は、必ずシロの家にたどり着くようになってる」

塞「でも、そこでシロに迎え入れられた人は、必ずその後の人生で運が開けていって、成功を収めるようになる」

菫「ということは…」

胡桃「あの村長の家の先代だか何代前だか知らないけど、この森に迷い込んだ挙句、シロの家にたどり着いた人がいるんだって」

憧「そういうわけだったのか…」

菫「…だが、それが事実なら、どうして今になってこの子を退治しようとしたりするんだ?感謝しこそすれ、倒そうとする理由など見当たらないが」

憧「…いろいろ理由はありそうな気がするけど」

菫「?」

憧「たとえば、同じ方法で成功を掴む人間が出たら、自分の地位が脅かされる、とかね」

菫「しかし…」

塞「それだけじゃないと思うけどさ。あの村長なりに、村のこともいちおうは考えてるんだよね」

塞「ちょうど一ヶ月くらい前から、狼たちがよく村を襲うようになってさ」

菫「そんな話もしていたな」



菫「村長は、原因がこの子にあると思っていたようだが…」

胡桃「それ、半分しか当たってないかな」

塞「本当は、シロのせいじゃなくて、シロが庇ってる子のせいなんだけど…」

穏乃「それって…もしかして、山女とかのことですか?」

胡桃「うん」

塞「あの子やシロが狼を操って村を襲わせてるわけじゃないんだけど、あの子がここにいると、同期して狼たちに働きかける月の力が強くなるんだって」

菫「月の力…確かに、月が狼に働きかけて凶暴化させるという話は聞いたことがあるな」

漫「なんでそんな物騒な子をシロさんは庇ってるん?」

白望「…」

白望「その子も、人間じゃないから」

塞「あの子…山女は、故郷の村を出てみたくてここに来たんだけど、他に行く所がなかったんだ」

菫「…」

憧「村長は、狼のことがシロの仕業じゃないってことは知ってるんでしょ?」

胡桃「もちろん」

塞「山女を追い出すためにはシロが邪魔になるから、退治しようとしてるだけだね」



菫「…」

菫「事情は分かったが…人と人ならざる者との食い違いという話なら、私が人間の側につかない理由がない」

菫「村長の個人的な理由はともかく…この子が山女を庇い立てしているせいで、里が狼に襲われるというのなら、このままにしていいとは思えないな」

塞「あくまでシロと戦うっていうわけ?」

菫「それは君たちの行動によるが…」

穏乃「えーっと…」


 穏乃行動安価:

 1、ゆみに会わせてもらい、この村の話には不介入を決め込む

 2、山女にも会わせろ

 3、この山の狼をぜんぶエイスリンズの二軍に編入すればいい

 4、戦いで解決(倒す相手を全員明記。組み合わせによっては解決できないことがある)

 5、自由安価


 ↓3



 安価:>>105

穏乃「…わかりました!」

白望「…?」

穏乃「そういうことなら、この山の狼たちを、ぜんぶお借りすればいいんですね?」

塞「…は?」

胡桃「え?」

漫「とうとうそこまでいってもうたか…」

憧「まさか、あのエイスリンズとかいうのをもっと増やすつもり?」

桃子「さすがにそこまでいくと里で面倒見きれなくなるんじゃ…」

宥「でも、その山女さん、ずっとシロさんの家にいるわけじゃないでしょ?少しの間なら、なんとかなるんじゃないかな…」

塞「たぶんあの子、シロがこんなことになってるの知ったら、責任感じちゃうから…」

胡桃「…また、もといた村に帰っちゃうのかな」

白望「…」

菫「えーっと、話がよく見えないんだが、その狼を借りるとかいうのはどういうことなんだ?」

穏乃「私たち、故郷の阿知賀の里で、野生の狼たちを飼ってるんです!」

憧「私たちっていうか、主にしずがね」

桃子「で、実際に世話をしてるのは別の人たちっす」



菫「狼を人里で飼えるものなのか?」

憧「しずにはなついてるみたいだし、それは大丈夫なんじゃない?」ナゲヤリ

穏乃「大丈夫ですよ!里の警備を任せてる熊だっていますし…」

菫(狩人として修行を積んできたつもりだが、そんな話は聞いたことがない…私もまだまだということか)

菫「なるほど、狼の実害がなくなれば、後は村長をどうするかだけになるな」

桃子「私は先輩のことのほうが気になるっすけど…」

宥「菫ちゃんも村長さんを説得してもらえないかな?」

菫「む…」

菫「…分かった、やってみよう。ただし、君たちが狼をなんとかしてくれるならばだが」

穏乃「やったー!」

漫「そんなら後は桃子ちゃんのお仲間だけやな」

塞「…ゆみ、今は山女の子と一緒にいると思う」

桃子(また下の名前呼び…)ムッ

胡桃「この家の近くに、もう一つ隠れ家があるんだけどね」

白望「…ついて来て」

桃子「分かったっす」

あー今日はこの辺にしますわ。
普通にしてると暑いし冷房つけると身体に響くし
暑さ寒さに弱い>>1にはこの季節はかなりうっとうしいっす。
宮守編もだいぶまとまりが見えてきたか

>>1的にはそろそろ別の世界観やシステムも試してみたいので、次の姫松との決戦クリアくらいで穏乃主人公はいったんエンディングにするかもしれません
RPG的なラスボスのいる物語構造のほうが周回の目処は立てやすいかもしれない

とりあえずみなさん乙ー

暑いしちょっとだけ投下
安価は夜になってから、お酒は二十歳になってから



 一つの森があった。

 森には貧しくも平穏な暮らしを愛する人たちが住んでいた。

 長く守られてきたその平穏にも、戦国の世の動乱が波及し、もともと自衛のためとはいえ、力を求めて周囲を支配下におき、外界に対抗しようとした隣村が、森に攻め入ることになった。

 森に住む者たちが次々と命を落とす中、何人かの若者が手を取り合い、戦って森を守り抜く決意を固めた。

 中に一人の女侍がいた。年よりも大人びて見え、凛々しい顔立ちと知性的な振舞いの印象的な彼女は、戦いに勝ち抜くために何より必要なものが、数の差を逆転しうるような人材であることを見てとっていた。

 ある時、森の中を見回っていた女侍は、まるで目に見えない力が働いてでもいるかのように、自分の前に道がひとりでに切り開かれてゆく光景に出会った。

 驚き怪しむ彼女が後を追っていった先には、それまで全く気配の感じられなかった一人の少女が、家族たちと一緒に住んでいることがわかった。



 女侍は、人に気取られずに行動できるという少女の力が、森を守る戦いに役立つであろうことをすぐに見て取った。

 協力を渋る少女に何度も頼み込んだ挙げ句、女侍はようやく彼女を説き伏せ、戦いに馳せ参じることを承諾させた。

 少女の参戦により戦局は一変した。膠着状態に陥っていた戦線は、姿なき者の奇襲によって切り崩され、瞬く間に隣村の兵力は敗走し、森は自主独立を勝ち取った。

 だが、犠牲も大きかった。それまでの戦いで失われた人命は戻ることはなく、隣村との講和を結びに赴いた女侍は、その地もまた、異国の侵入を受けて苦しみ、多くの血を流してきたことを知った。

 自分はいったい何のために戦ってきたのだろうか。

 自分たちの森がそれまでと同じ平穏な暮らしを続けるということのために、何人もの命が失われる必要があったのだろうか。

 自分には正しいと思われ、必要だと感じられた戦いこそ、自分の目指していたはずの平穏からは最も遠いものだったのではなかったか。



 迷いとは非真理に他ならない、と言った人がいる。

 迷いのさ中にいる人間は、その人間を今まで導いてきた道を見失った状態にある。

 ということは、その人間が自分の「どこから」と「どこへ」をもはや知らないということに他ならない。人間が自分の今いる場所を、来たりし方向とも行くべき方向とも関係づけられないということ、それが迷いである。

 それが非真理であるというのは、人間はただ漠然とある場所にいるのではなく、常にある前を向き、あるものを後にしてそこにいるからである。

 向くべき方向を向いているのか、すべきことをなし終えたのか確信の持てない人間は、人として望ましい状態にはないのだということになる。

 自分の戦いに疑問を持ち、仲間をその戦いに巻き込んできたことの責任を感じた女侍は、こうして故郷の森を離れたのである。

 その行き先がもう一つの森、マヨヒガの住む迷いの森であったということは、ただの偶然だったのだろうか?

こんだけ。
夜はモモとゆみちんの再開シーンから

まあどれだけ仲間集めてもパーティー組めるのは五人ですからね
ラストレムナントとかを参考にそこ改変してもいいんだけど、スレとして完結させるのは非常に困難になるし
とりあえずちょっとだけ再開



 木立の中に隠れた小屋のような建物の戸が引き開けられる。

「何やら騒がしかったみたいだが、白望、大丈夫だったのか?」

 振り返る人影から発せられた懐かしい声。

「おや、誰か一緒なの…か…」

 入り口から射す光を背にして浮かび上がる二人の姿。

 一人はこの一ヶ月で見慣れたぼさぼさ頭の白望だ。

 そしてもう一人。

「…!」

桃子「先輩…」

 忘れようにも忘れられないその顔を見ることを、たぶん彼女はずっと恐れてきたのだ。

 自分の見失った道の続きがどこにあるのかを突きつけてくる、大切な人の顔。

ゆみ「…モモ…」

桃子「先輩…先輩!」

 どうしてここに、と言いかけてゆみは口を閉じる。

 自分が言わなければいけないのはそんなことじゃない。

 しかしー



 モモ行動安価:

 1、抱きつく

 2、大声で呼ぶ

 3、問いつめる(台詞も同時に)

 4、私をここまで心配させた先輩にはお仕置きしなきゃいけないっすね(戦闘に突入)

 5、自由安価


 ↓3


※???「内容によってはわしのスタンドの出番じゃけんのう」

安価了解
はたして染谷先輩の乱入はあるのか!?
いったん中断

昨日が8月15日なのでなんとなく気分は分からんでもない
とりあえずこの後がかなり恥ずかしい場面なので今日はそこまでだけ終わらせるっす
馬鹿ップルにつける薬はない



 桃子の真っ直ぐな眼差しに耐えられなくなったゆみは、慌てて目をそらす。

「せんぱいっ!」

 ふだんは落ち着いた桃子の声が、今は森を抜けて山全体にこだましている気がした。

ゆみ「モモ…」

桃子「先輩…先輩!」

 いつの間にか、桃子をここに連れて来た白望の姿も消えていた。

ゆみ「…モモ、私は…」

桃子「先輩…」

 桃子が一歩踏み出すと、ゆみの肩がびくりと震えた。

桃子「先輩、逃げないでほしいっす」

ゆみ「…!」

桃子「一緒に、鶴賀に帰りましょう?」

 訴えるように響く桃子の声。

桃子「…蒲原さんも、他のみんなも、先輩のこと心配してるっす」

ゆみ「蒲原…そうだな…」

桃子「ううん、本当は蒲原さんのことなんてどうだっていいっす。いや、よくはないっすけど、今は関係ないっていうか…」

ゆみ「…」



桃子「先輩、言ってくれたっすよね…私の家にまで来て、君がほしいって」

ゆみ「…ああ…」

桃子「私も、それと同じなんです。先輩がどうして私たちの前からいなくなったのかとか、今まで何をしてたのかとか、そんなこと、どうだっていいっす」

桃子「もし私でできることなら、何でも力にはなりたいと思うっすけど…」

桃子「でも、私には、とにかく先輩が必要なんです。私も、先輩がほしいんす」

ゆみ「!…」

桃子「そばにいてくれなくちゃ、困るんす。たとえ、先輩がいろいろ悩むことがあったとしても…」

桃子「それも私と一緒に分け合ってほしいんす」

ゆみ「…」

桃子「こんなこと言われたら、迷惑っすか?やっぱり、私じゃ力になれないっすか?」

ゆみ「いや…」

ゆみ「…そんなことはない」

 ずっと抱え込んでいた重いもの、苦いものが、桃子の言葉の一つ一つを聞くたびに溶けてゆく。

ゆみ「私は…私には、分からなかったんだ」

ゆみ「自分がモモを巻き込んで身を投じた戦いが、はたして自分の本当に望んだものだったのか」



ゆみ「…モモ、さっき私に、逃げるなと言ったな」

桃子「…はい」

ゆみ「…その通りだ。私は逃げていたんだ。鶴賀にいると、自分が戦いで得たもの、失ったものと、ずっと向き合わせられる気がして…」

ゆみ「モモがいてくれることは嬉しかった。でも、モモを戦いに駆り出したことが正しい選択だったのかどうか、そんなことを考えだすと、どうしてもいたたまれなくなってしまった」

桃子「先輩…」

ゆみ「私は…卑怯者なんだろうな」

桃子「そんなこと、ないっす」

ゆみ「だが、こうして一人で逃げ出して、みんなに心配をかけた挙げ句、モモに面倒をかけることになってしまった」

桃子「…こんなの、面倒のうちに入らないっすよ」

桃子「でも、もう一人で逃げ出したら駄目っすからね?」

ゆみ「モモ…」

桃子「次に逃げたくなった時は、私にそう言ってください!」

桃子「冥府の果てまでだって、付き合いますから!」

ゆみ「モモ―」



まこ「すまんのう、残念ながら二人の話はここまでのようじゃ」

まこ「この後、二人がどうしたのかって?さあのう。わしは知らんけぇ」

まこ「まあ生きていればいろんなことが起きるらしいからのう、そのうちの一つが起こったんちゃうけ」

まこ「わしの出番はここまでじゃ。じゃあの」


ということで次回は穏乃たちの視点に戻ります
宮守編の決着みたいな感じ
仲間が増える可能性も?

とりあえず今日はここまでにしよう
みなさん乙

それとこの周の話には関係ないですが、スレの主人公候補にしてほしいっていう咲キャラがいたら意見ください
採用するっていうより、そのキャラでネタを考えつくかどうかやってみます
考えついたら次周の主人公候補にそのキャラが加わると思います
ネタもセットで書いてくれてもいいけど、ネタのある人は自分でスレ立てるのがおすすめ。>>1も読みたいし

ちなみに現在の主人公候補八人は

江崎仁美
戒能良子
須賀京太郎
高鴨穏乃
辻垣内智葉
野依理沙
宮永咲
龍門渕透華

あの時はそもそも二人パーティーだったからね
でもサガシリーズは強敵あってこそと思います
暑いので地味に再開していく



 しばらくして白望を加えた八人の待つ家に、桃子がゆみを連れて戻って来る。

穏乃「モモ…よかった、探してた人に会えたんだ!」

桃子「…はいっ!」

 桃子の顔からこぼれ落ちる笑みに、一同も喜びを分かち合う。

憧「で、この人がゆみさんね。…ふーん、聞いてた通りなかなかかっこい…」

桃子「わー!わー!」

ゆみ「…?」

憧「なんでもないです」フフッ

桃子「(あ、憧ちゃん…)そんなことより、本当にみんな、ありがとうございます!こうして先輩とまた会えたのも、みんなが協力してくれたおかげっすよ!」

ゆみ「…そうだな。今回は私のことで、見ず知らずの君たちにまで、だいぶ手間をかけさせてしまった。モモに付き合ってくれてありがとう、それに、申し訳ない」

穏乃「いえ、私たちもモモにはいろいろと助けてもらいましたから!」

憧「最初からあなたを探すのを手伝うっていう約束で仲間になってもらってたし」

漫「うちらはそこらへんの事情はよう分からんですけど、仲間を思う気持ちはみんな一緒や思います」

宥「うん、そうだよね」



ゆみ「それから、…シロ、塞…君たちにも世話になったな」

白望「別に…」

塞「私はほら、いっつもシロの面倒を見るのにここまで来てたから、一人増えただけっていうか…なんだかんだで、逆にゆみにもシロの世話してもらったし」

胡桃「そうだね。シロ、ちゃんとお礼言いなよ?」

白望「はあ…ダルいけど、ありがとう」

胡桃「その言い方だめ!」

ゆみ「ふふっ、いや、その方がシロらしい気がするよ」

菫「…それでは、やはりお前が、この子らの探していた人だったわけか」

ゆみ「…君は…」

菫「まあ、村の外から来た狩人だ」

塞「シロを退治するように頼まれてたんだけど、話し合って分かってもらったんだ」

ゆみ「…そうか、それはよかった。無駄な争いは何も生み出さないからな」

菫「…」

塞「村長が収まってくれるかな?」

菫「できるだけのことはするさ」



穏乃「…」

穏乃「そういえば、モモはこれからどうするの?ゆみさんと一緒に、信濃に帰る?」

桃子「とりあえず先輩と一緒にみんなを里まで送ること以外は、まだ決めてないっすけど…」

穏乃「そっか、じゃあ…↓3」


 穏乃台詞安価:

 1、しばらく阿知賀で遊んでいきなよ

 2、阿知賀に帰ったらお別れだね

 3、自由安価


 ↓3



 安価:>>143

穏乃「そっか、じゃあ、阿知賀に帰ったらお別れだね」

桃子「そうっすね…寂しくなっちゃうっすけど」

憧「せっかくゆみさんが見つかったんだし、いいじゃない」

宥「気が向いたらいつでも、また会いに来てね?」

漫(…)

漫(桃子ちゃんも故郷に帰るんやな…)

漫(うちは…成り行きで姫松から出てきて、こうして穏乃ちゃんらと一緒に行動しとるけど)

漫(もうそろそろ、自分の身の振り方をしっかり考えなあかんな…)

菫「さて、じゃあ私はそろそろ失礼させてもらって、村長と話をつけに行こうかな」

塞「あ、なら私と胡桃も村まで一緒に行こうかな」

憧「私たちも山降りない?」

穏乃「帰る前にこの辺り一帯の狼を連れて行かなくちゃいけないけど…」

漫「本当にやるんやな…頭痛いわ」

穏乃「そうだ、↓3」


 勧誘安価:

 阿知賀の里にこの場にいる誰かを招待することができます。

 勧誘に成功すると、次章でパーティーに加えることができます。

 キャラクターによってはコンマ判定を成功させる必要あり


 勧誘できる面子(ゆみと桃子は除く)

 白望
 塞
 胡桃
 菫

 ↓3まで勧誘する相手と、台詞を指定可能

 なお、かぶった場合は勧誘成功率が高くなります。

 たとえばシロ、胡桃、塞より、シロ、シロ、塞のほうがシロの勧誘率は高くなる

シロ

ここにいるとまた村長が変なちょっかい出してくるかもしれないし、しばらくこっちでほとぼりが冷めるまで過ごさない?
山女の子も良かったら一緒に

>>145

難しかったら台詞は書かなくてもいいっすよ
>>1が適当に書くことになるけど
あとうまい台詞には多少勧誘率のボーナスあり
安価なら下で

ならシロで

了解しました
まだ食事とかしてないんでちょっと時間が空きます

ゆっくりですが再開していきます
コンマはみんな本気出すんやで



 安価:>>145>>146>>148

穏乃「シロさん!」

白望「…ん」

穏乃「ここにいると村長さんとかにまた変なちょっかいかけられるかもしれないし、よかったらほとぼりが冷めるまで阿知賀の里に来ませんか?」

塞「えぇっ!?」

憧「ちょっとしず、また何言い出すの?」

宥「でも、いい考えかも…」

憧「宥姉まで!?」

菫「なるほど、そういう手もあるかもしれないな。私も、いつまでもこの辺りにいるわけにもいかないし、仲裁してやれるのは当座の間くらいだ」

漫「そのほうが安全ではあるやんな」

白望「うーん…」

穏乃「何なら、その山女って人も一緒に!」

塞「あの子も!?」

胡桃「私たちだけでシロとあの子を守れるかって言われたら、確かに難しいけど」

菫「口を出せる立場ではないが、私もこの申し出は受けたほうがいいと思う」

ゆみ「…そうだな。村長が別な狩人を雇ったりしたら、話し合いで解決できるかどうか分からないし」



白望「…」

白望「…ちょいタンマ」

塞「お…」


 シロは勧誘に応じるか?
 シロの愛11+安価ボーナス30+マヨヒガボーナス15=56

 ↓3までのレスで一つでも44以上のコンマが出たら成功、シロは勧誘できます

へい



 コンマ判定:>>156で成功

白望「…お邪魔でなければ…」

塞「えっ、ほんとに!?」

穏乃「私からお願いしたんだし、邪魔だなんてとんでもないです!」

宥「穏乃ちゃん、あったか~い」

漫「また里長さん家の人間が増えそうやな…」

胡桃「もう決定!?」

白望「…でも、山女の子は聞いてみないと」

穏乃「そうか、そうですよね」

憧「どこにいるんですかその子?」

ゆみ「ああ、さっきまで私のいた小屋に住んでいるんだが…」

桃子「?…でもそんな人見なかったっすよ?」

ゆみ「たまたまあの時は外に出ていたんだ。もうそろそろ帰って来る頃かな」

穏乃「じゃあ、事情を話して、阿知賀の里に来ないか聞いてみましょう!」

塞「話が早すぎてついていけない…」

漫「うちらもだいたいそうやから大丈夫ですって」

菫「私もその子には一度会ってみたいな」

宥「じゃ、みんなで行こう?」



 書き忘れてたけど今の成功でシロの愛がアップ(11→12)。


小瀬川白望

■腕力:11
■器用さ:12
■素早さ:14
■体力:14
■知性:12
■愛:12
■HP:56



 小屋を取り巻く木立を抜けたところで、一同を先導する塞のすぐ後ろを歩いていた穏乃は、ぎょっとして立ち止まった。

 小屋の戸口の前に、全身を黒ずくめの装束で固めた何者かが立っていたのだ。

 人間なのだろうか。それにしても、背丈が異常に高い。

 同年代の子と比べても小さい穏乃の目からすると、大人を通り越して巨人と言ったほうがいいような高さだ。

???「ゆみさんー?どっか行ってたのー?」

 だがもっと驚いたことに、その黒ずくめの巨人がこちらを振り向いて話しかけてきた声は、明らかに女の子のものだった。

穏乃「えっ、えっ、えっ、えぇぇぇーっ!?」

???「うわ、うわわっ!?」

 驚きのあまり身を引いて、頭のてっぺんから爪先まで相手をまじまじと見る穏乃と、その大声と見慣れぬ顔の大勢が訪ねてきたことに、目をぱちくりさせる黒ずくめの女の子。

塞「ごめん、トヨネ。ちょっとトヨネに会いたいって人がたくさん来ててさ…」



漫「じゃあ、このでっかい子が、山女さんなん?」

宥「漫ちゃん、その言い方は失礼だよ…」

 小屋の中には全員が入りきらないので、木立のそばに思い思いに腰を下ろして、背の高い山女、姉帯豊音についての話を聞く一同。

豊音「あはは、別にいいよー」

憧「でも、本当にこんな背の高い人、大人でも見たことないわ…」

塞「私たちも最初はびっくりしたけどねー」

菫「私も女としては高いほうだと言われるが…この子は別格だな」

胡桃「今はそういうのいいから、先にトヨネがどうするかの話でしょ」

豊音「…うん、シロ、この山を出て行っちゃうんだね」

白望「ちょっとの間だけど…」

ゆみ「私たちも、信濃に帰ることにしたから…トヨネにとっては、寂しくなるかもしれないな」

塞「トヨネはどうする?ここに残る、それともシロと一緒にこの子たちの里に行ってみる?」

豊音「うーん…どうしよー」



穏乃(ここでもう一押しほしいな…)

穏乃(…よし!)


 阿知賀の里アピール安価:

 1、熊とか狼がいますよ

 2、ここみたいに山があって楽しい場所です

 3、有名なくのいちがいます

 4、南蛮九柱遊戯ができます

 5、自由安価


 ↓3

※シロよりは勧誘難しいがこの安価でボーナスを入れてコンマ判定になる



 安価:>>167

穏乃「それに阿知賀では、南蛮九柱遊戯っていう遊びができるんですよ!」

豊音「な…なんばん…くうちゅう?」

漫「空中やなくて九柱、九つの柱を倒してやる遊びなんです」

豊音「へー、やったことないけど、なんか面白そうだよー」

穏乃「ですよね!」

憧(茶屋の店番の子にボロ負けしてたじゃない…しずってば)

白望「…一緒に来る?」

豊音「うーん…」


 姉帯さん勧誘なるか?
 豊音の愛14+安価ボーナス25=39

 ↓3までのレスで一つでも61以上のコンマが出たら成功、勧誘できます

うりゃ



 コンマ判定:>>169で成功

豊音「じゃあ私も、シロと一緒にお邪魔させてもらっていいですかー?」

穏乃「どうぞ!」

憧「わりとのどかな場所だから、気に入ると思いますよ」

漫「この村で面倒な思いすんのも大変ですしね」

白望「よかった、トヨネも一緒で」

塞「じゃあ、穏乃ちゃんら…トヨネのことお願い。こう見えて箱入り娘で、世間知らずだったりするから」

胡桃「よろしくね、ほんとに」

宥「うん、私の家は旅籠やってたりするし、もしよかったらそこでも世話させてもらうね」

ゆみ「…よかったな、優しい人たちばかりで」

菫「広い世の中、いつもそうとは限らないからな」

穏乃「じゃあ、そろそろ狼を集めに行かないと!」

漫「あ、まだそれがあったんやった…」

菫「探すだけなら手を貸そう」

穏乃「ありがとうございます!」

つーことで今日はこんな感じでお開きにします
ところで姉帯さんですが、場合によっては敵にしろ味方にしろ奥州で戦闘に参加するルートがありまして、その場合の得意武器はいちおう体術に設定してました。
なんとなく長身の体術使いって絵になるよね
ですが結局、戦闘に参加しないまま阿知賀の里に行くことになるので、ここで改めて得意武器設定安価を取ろうかと思います
その結果によってパラメータも多少は変動します


 1、刀(二刀流)

 2、刀(長刀)

 3、短刀(くない)

 4、槍

 5、斧

 6、棒や杖

 7、弓

 8、体術

 9、なし(術メイン)


 多数決で決定
 明日やるとしたらその時まで、やらない場合は明日いっぱい募集します


 それでは今日はこのへんで
 みなさん乙ー

日付変更間際に「明日いっぱい」とか書いたので微妙な結果になってしまいました、すみません
まあさすがに多重投票の人とかいないと思うから、このままいくと8で決定かな

明日はたぶんやれると思いますー

扇風機つけたまま寝ていたら具合が悪くなってしまったので誰か代わりに更新してください、お願いします

できればガイトさんと菫さんが新宿の雀荘利権をめぐってコンビ打ちで戦う展開がいいです!

どうもすみませんでした

ちょっとだけ投下していく
ちなみに姉帯さんですが、今はパーティーメンバーがいっぱいなのでステータスは出しません
阿知賀に帰ってからパーティー再編成する時に仲間にできます



???「この子たちが世話になったみたいだね、ありがとうよ」

 塞と胡桃、菫を見送りに来た一行が塞の家に通じる分かれ道のそばで行き合ったのは、白髪を後ろでまとめた年のいった女性だった。

塞「あ、熊倉先生」

穏乃「え?ど、どちら様ですか?」

胡桃「熊倉トシさんって言って、占星術の先生なんだって。今、塞の所に泊まってるの」

憧「私たちはさっき塞さんの家で会ったんだけどね」

穏乃「そうなんですか。あ、私、高鴨穏乃っていいます!」

桃子「東横桃子っす」

ゆみ「トシさん、お久しぶりです」

菫「…聞いているかもしれないが、村長に雇われた狩人の、弘世菫だ」

トシ「ああ、でもその様子だと、無事に片付いたみたいだね」

白望「戦わされるかと思ったけど…」

ゆみ「彼女たちのおかげで、戦いを避けられたようです。私からも改めて礼を言わせてほしい」

穏乃「そんな、私たち別に何もしてないですから!」



トシ「でも、それじゃ私の気がすまないしね…そうだ、あんたたち、何かほしいものとかないかい?」

穏乃「ほしいもの、ですか?」

トシ「大したものはあげられないけど、こう見えて私は全国あちこち回って来たからね。珍しいものの持ち合わせがないわけでもないんだ」

穏乃「うーん…急に言われると…あ、でも、強くなれるための修行の相手なら、いつでもほしいです!」

漫「なんか嫌な予感がしてきたわ」

憧「あたしも」

トシ「おや…まいったね、それだとちょっと懐から取り出すってわけにはいかないね」

穏乃「あ、ごめんなさい、無理だったら別に…」

トシ「無理ってことはないけど、あたしにできるのはそういう相手のいる場所を教えることくらいだね。実際に修行するかどうかはあんたたちが決めるといいよ」

穏乃「教えてもらえるんですか?ぜひ!」



トシ「じゃあ、どんな相手と修行したいんだい?」

穏乃「えーっと…↓3」


 穏乃返答台詞安価:

 1、海辺の戦いに慣れた相手

 2、空を飛んでいる相手

 3、土の中に住んでいる相手

 4、生理的に好き嫌いのありそうな相手

 5、自由安価


 ↓3

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