上条「お前のせいで世界が破滅したぞ」 フィアンマ「」 (5)

 
フィアンマ「お、俺様は知らないぞ! 俺様はただオティヌスを弱らせようとしただけだ!
       あの場でオティヌスを妖精化させれば、魔神の座から引きずり下ろせると言われて……」

シルビア「それもオティヌスの思惑通りだったんだ。そして、まんまとアイツを完成させてしまった」

フィアンマ「そんな! そんなはずは……」

インデックス「オッレルスはあなたに、オティヌスの妖精化を命じたんだね。でも、それだと結局彼女は100%の確率を手に入れてしまう。
         きっとシルビアの言う通りなんだよ。私が迂闊だった、オッレルスがフィアンマにそんな事をさせようとしていたなんて……」

バードウェイ「せめて事前に相談してほしかったな。仮に妖精化が可能だったとしても、インデックスに聞いてからでも良かったはずだ。
         …………まぁ、今となっては、言っても仕方のない事かもしれないが」

ローマ教皇「そうだな。世界は……破滅した。何十億という人間が、一瞬で……」

フィアンマ「お、俺様が悪いってのか……? 俺様は……俺様は悪くないぞ、オッレルスが言ったんだ……そうだ、オッレルスがやれと!
       こんな事になるなど知らなかった! 誰も教えてくれなかっただろ! 俺様は悪くない! 俺様は悪くないっ!」

シルビア「……バードウェイ?」

バードウェイ「ブリッジに戻る。ここにいると、馬鹿な発言に苛々させられる」

フィアンマ「なんだと! 俺様は世界を救おうとしたんだぞ!」

ローマ教皇「変わらないな……世界大戦を経ても、まるで……」
 

 
フィアンマ「お、お前達だって何もできなかっただろ! 俺様ばかり責めるな!」

インデックス「あなたの言う通り、私は無力なんだよ。だけど……」

レッサー「インデックスさん! こんなサイテーな奴、ほっといた方がいいです」

フィアンマ「わ、悪いのはオッレルスだ! なぁ上条当麻、そうだろ?」

上条「フィアンマ……あんまり幻滅させないでくれ……」

シルビア「少しはいい所もあると思っていたが……私が馬鹿だった」

フィアンマ「ど、どうしてだ! どうして皆俺様を責めるんだ!」

ミーシャ「提案一。元気を出してほしい」

フィアンマ「だ、だまれ! お前に何が分かる!」

ミーシャ「解答一。私も……世界を破滅させようとしてしまった事がある。だから、あなたの気持ちは分かる」

フィアンマ「お前なんかと一緒にするな! お前なんかと……うぅ……!」
 

ワロタ

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