という内容でだれか！だれか！！

お願いします！！

妹（どうして……昨日の晩、私は確かに自分の部屋でいつも通り『お兄ちゃんと結婚できますように！』って３回唱えてから眠ったはず……）



幼「そういえばお兄ちゃん、昨日の流星群見た？」

兄「ああそういえばそんなのあったなー。全然気にしてなかったわ」

妹（それよりも、今はこの状況を何とかしないと……）

妹「あのね、おにい……兄ごめんね、私寝ぼけちゃってたみたい」

兄「妹が寝ぼけるなんて珍しいなー。お前も昨日の流星群見てたのか？」

妹「あ、うんまあねあはは……」

幼「妹ちゃん、もうすぐ学校だし早くおうちに戻って準備したほうがいいんじゃないかな」ﾆﾔｯ

妹「…………！　そ、そうだね。じゃあちょっと準備してくるね！」

幼「お兄ちゃん！　朝ごはんまだでしょ？　あーんしてあげる☆」

兄「おいおい、妹がいるのに恥ずかしいじゃないか」ｱｰﾝ

幼「お兄ちゃん、私にもあーんして？」

兄「おいおい、時間なくなっちゃうだろ？
なんだか今日は幼がやけに甘えたがりだな～」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

幼「えへへー♪」ｽﾘｽﾘ

妹（キ───ッ！　ホントはそこは私の場所なのに！）

妹「準備できたよおに……兄ー！」

兄「おーう今行くー」

幼「あーん待ってよお兄ちゃーん」

妹（幼ちゃんがいない今がチャンス！）

兄「待たせたな。珍しく妹が準備に手間取ってるから少し待っててくれよ」

妹「うん。あのね兄……」

兄「どうした？」

妹「幼ちゃん……昨日何か変な様子はなかった？」

兄「うーん、昨日もいつも通りテレビ見て風呂入って寝てたからなぁ
特に変わったところは」

妹（記憶は完全に書き換えられてる……）

妹「そっか。それなら良かったんだけど」

兄「あー、そういえば昨日パジャマの裾を踏んで転んでたっけな。
パンツ丸出しにして」

妹「あ、あはは……」

妹（ちょっとそれ私のことじゃない！！
っていうかお兄ちゃん私の恥ずかしい事いつも幼ちゃんに話してたの！？）

兄「なんか今日の妹変だな
まだ寝ぼけてるのか？」

妹「ちち違うよー！
でもあんまり幼ちゃんの恥ずかしいことは暴露しないであげた方が良いんじゃないかな？」

兄「やっぱり今日の妹おかしいぞ？
いつもなら自分から『今日は妹ちゃんどんな恥ずかしい事したの？』って聞いてくるのに」

妹（なん……だと……！？）

兄「でもあいつもそろそろ兄離れが必要な時期かなー
今朝は一段と甘えてきたし」

妹「そんなの絶対やだよ！」

兄「どうしてお前が怒るんだよ」

妹（あ……ごめんなんでもない」

妹（そっか。今は私が幼なじみだから……
ってことは……お兄ちゃんと　結　婚　で　き　る　？）

妹「そうだねー、兄もそろそろ幼ちゃんと距離を置いた方がいいんじゃないかなー」

兄「やっぱりそうだよな。
こないだは妹が言った通りにちょっと幼を無視してみたけど、
『お兄ちゃんどうしたの？』
『耳が聞こえなくなっちゃった？』
『それとも私透明になっちゃってる？』
『じゃあ今ならお兄ちゃんに気付かれずに……ｸﾞﾍﾍ』
とか言い出して結局まとわりつかれて効果なかったし」

妹（あの時お兄ちゃんが露骨に私を避けてたのは幼ちゃんの仕業だったのかあああ！！！）

幼「お待たせお兄ちゃん！　と妹ちゃん」

妹 ﾋﾟｸｯ

妹「幼ちゃん遅いよー？　麻は早く準備しないと立派なお嫁さんになれないよぉ？」ﾆｯｺﾘ

幼「いいのー幼にはお兄ちゃんがいるから」ﾆｯｺﾘ

妹「でもねー幼ちゃんと兄は兄妹だから結婚できないんだよー？」ﾆｺﾆｺ

幼「妹ちゃん内縁とか事実婚って知ってるー？　実際、今は家でお兄ちゃんと私の２人だからほとんど結婚してるも同然だよねー」ﾆｺﾆｺ

妹（くっ……そういえばお兄ちゃんと住む家が違うってことは、枕ｸﾝｶｸﾝｶとかシャツｸﾝｶｸﾝｶとか盗撮とかパジャマｸﾝｶｸﾝｶが難しくなるのかっ！）