安価で女装ギャルゲー風SS part13 (998)

私立SS女学院。それは名誉あるらしいどっかのお嬢様学校。

主人公の貴方は女装してこの学院に転入する事になりました。

そして貴方はこの学院で暮らしていかなければなりません。

女学院と言うからには通う生徒は全て女子、それも上から下から右から左の十人十色千差万別。

この学院で誰と出会い誰とどのような関係を持つのか。どのような生活を送るのか。どのような運命を辿るのか。

全てはプレイヤーである貴方たちの選択次第。

貴方は一生徒として学生生活を無事送れるのか、それとも誰かと……?


このスレは安価と時々コンマを使用したギャルゲー風安価スレです。
安価を使用する都合上恐ろしく進行が遅れる場合があります。

【警告!】このスレはオリジナルキャラクターを使用して進行します。
【警告!】また地の分があるので、それらが苦手な人は注意してください。

前スレ 安価で女装ギャルゲー風SS part12 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361382526/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1363704834

プレイヤーの皆さま、はじめまして。

私、このゲームを進行させて頂きます、進行システムプログラムです。
気軽にシステムさんとお呼びください。

このゲームは、簡単に言うと、ヒロインと主人公の感情値を上げてクリアしよう、そんなゲームです。
期限はゲーム時間でだいたい40週間。その間に、特定のキャラクターといい感じな関係になってください。


【!】システムさんが作ったQ&A。

Q、やっちゃいけない事ってなに?
A、スレを荒らす事と他のプレイヤーの迷惑になる事とシステムさんにえっちな質問をする事。

Q、安価が無効になる事ってあるの?
A、安価先のレス内容が選択肢、進行状況と一致しない場合、無効になる事もあります。
  その場合、安価の下、または上のレス、状況によっては再安価で進行させて頂きます。

Q、性格って何?
A、主人公の性格です。性格によって、発生する選択肢が変化します。自由行動が制限される事もあるので、頭に入れておいてください。

Q、システムさんってなに?
A、設定上15歳の女性型進行システムプログラムです。ドジっ娘と言うかバカ娘です。好きな食べ物は甘いものだそうです。

【!】システムさんでもよく分かる! 簡単な登場人物紹介。

・主人公:貴方 性格:温和・怠惰 誕生日:8月25日 特殊設定:『超能力・心』『異形の子』
このスレの主人公。名前は伏せられているため「貴方」「——」と表示される。分かり易く言うと二代目。
心を読む超能力『読心』の持ち主にして『アザーティ』の子供。人間として平和に生きる為、学院にやってきたようだ。
虚弱(後述)を「日常の象徴」とし、自分の平和の維持する目的にしている節がある。
が、現在ちょっとした価値観の違いで避けられ気味。ちょっとばかり持ち直した。

・ヒロイン:虚弱 【よく貧血で倒れる虚弱な生徒】 誕生日:7月24日
貴方のクラスメイト。いつも貧血に苦しんでいる。保健室にいる事が多いようだ。背がでかい。
主人公の読心能力により、『吸血鬼』の血族である事が判明した。自分の生まれに苦しんでいるようだが、誰にも理解はさせない。
主人公が男だと告白された唯一のヒロイン。衝撃的だったらしく、今は若干主人公を避けている。
夜な夜な外を出歩き、散歩をする事が多い。

・ヒロイン:鉢巻 【頭に鉢巻きを巻いた少女】
三年生。いつも頭に鉢巻きを巻いている。名前だけ知った。情報なし。

・ヒロイン:愛 【愛を唱える異様な少女】 誕生日:10月17日
二年生。本人曰く愛を求めている。独特の考えを持ち、主人公の相談役として一役買っている。

・ヒロイン:男装【転入生にして男装の麗人】
二年生。何故か男装をしている。夏休み中は取り巻きが少ない為、接触が楽なように見える。

・ヒロイン:銀鎖 【狭義では厨二病に属される変な生徒】
一年生。銀色のチェーンを腰にぶら下げている。黒魔術研究所に所属している。
その実態は得体の知れない怪物「闇」を退治する闇祓い。夜になるとパトロールを開始する。その結果よく怪我をする。
主人公が『アザーティ』であると唯一知る人間である。だからと言って、どうにもならなかった。

・その他:先輩 【儚げな雰囲気の美人】
三年生。主人公同様女装した男性。女装生活で困った時や聞きたい事がある時はこの人に頼ろう。

各ヒロインのいることが多い場所(夏休み)

虚弱 夏休み中は自分の部屋。7月29日から一週間ほど帰省するらしい

銀鎖 屋上 たまに黒魔術研究会 広場にもいる?

男装 不明。食堂(コンマで判定) 夏休み中男装の部屋にいるかは、行ったことないからわからない(なかったよね?)

愛 世界「愛」クラブ 昼は寮に帰ってご飯

鉢巻 不明。先輩か先生2に聞く、あるいは3年生の寮に行けば会えるかも(>>4の独断だけど)

先輩 8月1日〜8月8日、15日〜17日はいない。

先生達 噴水とか、校舎に行けば会えるかも


間違ってたらすまん
虚弱の今までに得た情報は、虚弱いないし誕生日過ぎたしなくても大丈夫と判断

スレ立て乙でした

前スレの意見は、情報が増えれば虚弱はともかく、ほかの出番少ないヒロインへの関心が高まるかもしれないから「要る」で

こんばんは、システムさんです。
ヒロインの人物説明的な物について、前スレに書いておきました。
平たく言うと「テンプレには加えないけどとりあえず前スレに書いておくよ」と言う感じです。気になる人は見てください。

さてそれとは別に直後のレスで天気判定

おっと遅れてすみません。
男装については、告白してこないとだけ言わせてもらいます。

>>4ですが、だいたい合っています。殆ど問題はありません。

少し遅れましたがゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/27・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/28・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/24・日)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/25・月)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/26・火)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

sage外すの忘れていました、すみません。このレス含まず続行。

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

2番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

2番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 7/29(金)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

そう言えば、今日、この日に虚弱は帰省するらしい。
一週間は会えなくなるから……挨拶くらいはするべきだろうか。
恐らく、昼頃にはもう学院にはいないだろう。タイミングは、今くらいしかないか。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと11回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、自由行動

↓2

4

できればって……うんまあシステムさんは優しいから見逃しますけれど、次からは気を付けてくださいね?
と言う事で安価下の>>17で進行します。

4、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、虚弱
2、愛
3、男装
4、銀鎖
5、先輩
6、自由行動

↓2

2、愛


貴方は愛の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

愛の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、愛が姿を現した。

愛「はーい、どちらさまでしょーか?」

貴方「——です。おはようございます、愛さん」

愛「おや、——さんですか。おはようございます」

愛はその場でお辞儀をし……と言っても、僅かに髪の毛が沈んだだけだ。
とにかく、そうして、頭を上げて貴方に尋ねる。

愛「それで、どんな用でしょう? わざわざ部屋に来られるのですから、それなりの物と推測しましたが」

貴方は愛に、何か用事があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

1、自由行動「一緒に帰省する虚弱さんに挨拶しに行きませんか?」


貴方「虚弱さんが、今日、実家に帰られると言う話は知っていますか?」

愛「はい、知っていますよ。寂しくなりますが、虚弱さんにとってはその方が楽でしょうからね」

なんだか、虚弱の事情を全て知っているような言い方だ。
まあ、愛の事だ。事が分かっていなくても、その人を理解できるだなんて言うのだろう。
愛だったら本当にできそうだから恐ろしい。そう感じさせる本人が、一番恐ろしいだろう。

愛「それに、お父上に迎えに来てもらえるとか……素晴らしい事です。親から与えられるかけがえのない愛!」

愛「おっと、失礼しました。それが、どうかなさいましたか?」

貴方「あ、はい……もし愛さんが良ければ、これから一緒に、虚弱さんに挨拶をしに行きませんか?」

愛「挨拶を。それは良い事です。しかし、私は既に済ませているのです」

愛「もう一度挨拶しに行っても良いのですが……せっかくですから、お一人で向かわれてはどうでしょう?」

愛「どうしてもと言うのでしたら、私は構いませんが」

愛は、貴方に一人で挨拶しに行く事を推奨している。
それは、そうする事によって虚弱と一対一で向かい合う事ができるから。
邪魔もない状態で、二人でしか言えない事が言えるからだろう。

本当は、そうするべきなのかもしれない。

しかし……貴方一人で行って、虚弱はちゃんと会ってくれるのだろうか。
もはや虚弱に対する自身の行動一つにさえ、不安と心配を抱かずにはいられない貴方。ちょっとした病気だ。

貴方は

1、「わかりました」
2、「そこをなんとか」
3、自由行動

↓2

1、「わかりました」


貴方「……わかりました。やってみます」

愛「その意気です。では、私はこれから食堂に向かいます。ご飯が私を待っているのです」

愛は部屋を出て、扉を閉め、鍵を掛け、貴方の前を通って階段に向かう。
と、思いきやぴたりと止まり、貴方の方へと振り向く。

愛「頑張ってくださいね」

その一言を残し、愛は改めて階段の方へと歩いて行った。

その背中を見送った貴方は、小さく溜め息を吐き、一度深呼吸をする。
やると言ったのだから、やるしかない。貴方は、今度は虚弱の部屋に向かった。

と言っても、同じ階でちょっと遠いだけである。
虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

暫くして、部屋の扉が開き、ぐったりした様子の虚弱が姿を現した。

虚弱「…………——、さん」

貴方「お、おはようございますっ」

何やら無駄に張り切っているが、気にしている余裕はない。

虚弱「…………昨日、来なかったよね……」

貴方「あ……はい……」

虚弱「……どうしたの……?」

虚弱は首を傾げ、貴方に尋ねる。

虚弱は、昨夜、貴方を待っていたのだ。しかし、貴方は虚弱の部屋に行かなかった。
だから虚弱は貴方を心配している。

貴方は

1、忘れていた
2、悪いと思って行かなかった
3、食堂で会えると思っていた
4、自由行動

↓2

3、食堂で会えると思っていた


貴方「いえ、その……食堂で会えると思っていました……」

貴方は怯えつつ、虚弱に昨日の貴方の意見を伝える。もとい、言い訳する。

貴方は、食堂で虚弱に会えると思っていた。と言うか、部屋で待っているだなんて思ってもいなかった。
部屋に向かっても、虚弱はいないだろうと勝手に思っていたのだ。

虚弱「…………そう、なんだ」

貴方「あの……もしかしたら、私を待っていたんですか……?」

貴方はまたもや、怯えつつ虚弱に尋ねる。
虚弱は、項垂れるように、こっくりと頷いた。

ああ、しかし。虚弱は貴方を部屋で待っていた。完全に、すれ違っていたのだ。
よく考えたら、虚弱は今アレの最中。無駄に動く事さえできない。
食堂で貴方と会おうと考えるより、部屋で待っていた方が互いにとって良い。

貴方「ご、ごめんなさい。まさか待っていてくれているなんて、思ってなくて……」

虚弱「……ううん。もう、いい」

どことなく、突き離すような言葉。だけど、なんとなく安心しているように聞こえる。
どうせ恒例の気のせいだから、無闇に考えて誤解しないようにする。

虚弱「……何の用?」

虚弱はもう、昨夜の話は良いらしい。
正直、貴方はまだ自身を責め足り無い。が、虚弱が良いと言うのだから、それは後回しにして。

貴方は虚弱に、なんと挨拶すべきだろう?

1、自由行動

↓2

貴方「えっと……事故や病気に気を付けてくださいね」

虚弱「…………なんで……?」

貴方「何故って……今日、御実家に帰られるのでしょう?」

虚弱は首を傾げ、少しして、閃いたような顔をする。

虚弱「そっか…………言ってたね、そう言えば……」

貴方「はい。前に聞いていたので……挨拶に来たのです」

貴方「なんの挨拶も無しに、一週間の間とは言えお別れと言うのも、嫌でしたから」

貴方「……あの、迷惑でした?」

恐る恐る尋ねた貴方に、虚弱は首を横に振って応える。

虚弱「……気を付ける」

そして、そう言った。

虚弱「…………ありがと」

貴方「は、はい。どういたしまして……」

虚弱「……じゃあ、私、パパが来るまで休むから……」

貴方「あ、はい。分かりました……」

今、ここで別れしまえば、一週間虚弱と会えなくなる。
そう思うと、今に虚弱が閉めようとするこの扉を抑えてしまいたい衝動が沸きたつ。そして一瞬の内に理性に潰される。

どうせ、一週間なんてすぐである。だから、そんなに残念がらなくていい。
寂しいけれど……仕方が無いのだ。

貴方「……お元気で」

虚弱「……——さんも」

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、お昼の時間になった事に気付く。

虚弱の見送りは、しなかった。今の貴方に、そこまでする資格はないだろう。
もし男だと告白していなければ……或いは、あと少しでも仲を取り戻せていたなら。
そんな事を考えてしまう。

虚弱はもう、学院にはいないだろう。一週間、虚弱と会えない。

寂しさと、虚弱に対する自らの不誠実さに、後悔の念がふつふつと沸き起こる。
こればかりは、理性にもどうする事はできない。理性によって生み出された感情だからだろう。

しかし、虚弱への挨拶は行えた。それができただけ、満足としよう。

貴方は気持ちを切り替え、これからどうしようかを考える。

あの後、朝食は一応食べた。それからあまり動いていないと言うか動けなかったので、残りエネルギーに問題は無い。

貴方は部屋で過ごしても良いし、気分転換に寮の外を歩いても良い。
面倒ではあるが、宿題を進めても良いだろう。面倒ではあるが。面倒ではあるが。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと11回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、寝る
8、自由行動

↓2

3、宿題をする


貴方は、面倒では……もうくどいか。とりあえず、宿題をする事にした。

どうせ他にやる事などない夏休み。義務である宿題を早い内に終わらせて残りの時間をのんびり過ごしたい物だ。
何もしなくても良い状況と、何かしなければならないけど何もしない状況では、解放感が違うのだ。

なんて、為にもならない事を考えつつ、貴方はしまっておいた宿題と筆入れを取り出し、テーブルに広げる。
そして椅子に座り、宿題と向かい合って一つ深呼吸をする。

貴方は、夏休みの宿題を進めた。

【!】夏休みの宿題を進行しました。残り10回で完了。

切りの良いところまで宿題を進めた貴方は、休憩とか言って椅子から離れて部屋で寛いでいた。
そうしている内に、そろそろ夕食の時間になる事に気付く。

貴方は食堂に向かっても良いし、部屋で過ごしても良い。
宿題はテーブルの上に散らかし……ではなく広げっぱなしなので、続きをする事もできる。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと10回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、寝る
7、自由行動

↓2

4、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう

1、愛
2、男装
3、銀鎖
4、先輩
5、自由行動

↓2

3、銀鎖


貴方は銀鎖の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|一年生学生寮内・6階|
□,—————————□

ここに来るのは久しぶりだ。できるのなら、二度と来たくは無かった。

とりあえず、貴方は部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

暫くして、部屋の扉が開き、銀鎖が姿を現した。

銀鎖「どちら様ですか……ああ、なんだ、あなたですか」

なんだとはなんだ。仮にも上の学年に対する態度だろうか。
まあ、ある意味気心が知れた仲。下手に殊勝な態度を取られるよりか、やり易いとは言える。

貴方「こんばんは、銀鎖さん」

銀鎖「はいはいこんばんは。何の用ですか、一体」

銀鎖は素っ気なく、貴方に尋ねる。言葉の裏に「もう帰れ」的な物が含まれているような気がする。

貴方は銀鎖に、何の用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

1、自由行動「誕生日はいつ?」


貴方「態度、改めた方が良いですよ?」

銀鎖「そうしなかったら処女膜破ると? 恐い怪物ですねー、きゃー」

まったく以てけしからん人だ。人を小馬鹿にするのも大概にしろ、……と言いたいが、どうせ銀鎖の一生だ。貴方には関係ない。
ここまで捻くれてしまうほど、銀鎖のこれまでの人生は非情な物だったのかもしれない。
平和を望み平和に生きてきた貴方に、平和を守るため平和を捨てた銀鎖に文句を言う事はできない。

まあ、銀鎖は何か急いでいるようにも見える。
部屋から出てくるのが遅かった事も考えて、もしかしたら何らかの作業中なのかもしれない。
その事も考えて、手早く用を済ませる事にする。

貴方「しませんよ、そんな事……銀鎖さんは、誕生日はいつ?」

銀鎖「誕生日? そんな物を聞いてどうするんですか」

飽くまで生意気な人だ。あっさり言えば良い物を。
貴方にそれを教えるだけ、信用されていないと言う事なのだろうか。意識的に「良い人」を努め、演じてきただけに、少しショック。

銀鎖「まあ、良いですけど。6月6日。もうとっくに終わってます」

銀鎖の誕生日は、既に過ぎているらしい。と言う事は、今の彼女は16歳と言う事になる。
一時的にではあるが、貴方と同い年らしい。なんか、ちょっと、嫌な話。

銀鎖「話は、それで終わりですか? でしたら、もう帰ってくれません?」

貴方「あ、はい。お邪魔しました……」

なんて言っている間に、銀鎖はとっくに扉を閉めていた。
……急いでいたのだろう、きっと。そう信じるしかあるまい。

貴方は大人しく、部屋に帰った。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/27・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/28・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/24・日)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/25・月)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/26・火)

↓2

3番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

スレの最初ですからね、無理せず軽いジャブで終了です。なお、その後ジャブの代償に強烈なカウンターが来るもよう。

とか言っていないで、本日の振り返り……特に無いですね。
虚弱と会えない一週間、どう過ごすのかが見物。あと、主人公のアレについて、ついに触れることなく期間が終わってしまいました。さっき気が付きました。
まあ、特に問題のある行動はしていないので大丈夫です。やたら接触していた虚弱は既に主人公が男だと知っているので問題ありません。

さて次の再開ですが、またもや一日空けての3月23日の21:00に再開を予定しています。
明日はシステムさんのメンテナンスデーです。昨日のは……人には色々理由があるモンです。たとえ祝日であっても。

それではみなさま、お休みなさいませ。

そもそもですね、こんな道楽みたいなスレ立てているくせして忙しいとか嘗め腐った事言って、むしろ叩かれて然るべきとシステムさんは思うのです。
何が言いたいのかと言うと、あまりシステムさん……と言うかゲームマスターを労わらないでください。調子に乗るので。

そう言えば、男装の誕生日をテンプレに入れるの忘れていました。今、気付きました。すみませんでした。

一昨日にこんな>>57事言っておきながらこの体たらくですよ。最低ですね、システムさんって女は。
自分でも腹が立つんで、人がいるなら再開します。どうせ以前は三時とかバカげた時間までやってたので大丈夫です。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/27・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/28・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/29・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/25・月)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/26・火)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先(00:00まで)
同時に直後のレスで天気判定も行います。

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

3番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

3番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 7/30(土)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと10回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、自由行動

↓2

コンマ「4」


貴方は、既に朝食を食べ始めている男装を発見した。
例によって、取り巻きに囲まれている。しかし、なんだか今日は更に少なくなったような……。

風邪か何か、病気にでも罹ったのだろうか? いくら彼女らも人間、病気くらいするだろう。
それにしては、病気になった人が多いように思える。まあ、風邪ならば集団感染と言う事もあるだろう。

もしかしたら、また何人かは帰省の道を選んだのかもしれない。
あまりにも生徒が俗物過ぎて忘れがちだが、ここは一応お嬢様学院。
家の都合で帰省を余儀なくされたり、命じられたりする人もいるのだろう。
そう言う意味では、ある意味貴方も自由である。

なんて事を言っていないで、貴方は男装に話しかけようかどうかを考える。
今は正にチャンスであるが、なんだか付け込んでいるようで気分としては嫌である。

貴方は

1、男装と一緒に食べる
2、一人で食べる
3、自由行動(状態:両手塞がり)

↓2

2、一人で食べる


まあ、彼女には付き人……じゃなくて、一緒に食べてくれる人がまだまだいる。

思えば、彼女らはある種のファンクラブ。
統率がとれたそういうものには、得てして「サイクル」や「ローテンション」なる物が存在する。
要するに、崇拝や信仰、愛する何かに対して接触する順番を設定しているのだ。幾度となく、そう言う節はあった。

事情があって帰省した人も、暫くすれば帰ってくるだろう。そして、誰かが入れ違いで帰省する。
それを繰り返し、取り巻きは誰もが帰省し、しかし男装を一人にする事は無い。
……ただ邪魔なだけではないか。

それでも、男装が寂しそうでないなら、それで良い。
一時的とは言え、親しい人間との別れはなかなか心に来るものがある。
その結果、一人になってしまうと、更にしんどい物なのだ。

なんて、そんな事を考えながら、貴方は男装の隣を通り過ぎ、一人で朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方はお昼の時間になった事に気付く。

貴方は部屋で過ごしても良いし、気分転換に寮の外に出て散歩しても良い。
宿題を進めるのも良い。朝食を食べて以来あまり動いていないため、エネルギーは十分である。後はやる気だ。

貴方は

1、部屋にいよう
2、宿題をする(あと10回)
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動

↓2

2、宿題をする


貴方は宿題をする事にした。やる気がどうのとか言っていたら、貴方の場合いつになっても終わらない。
なんたって貴方、やる気と言うものがまるで沸いてこない。典型的な堕落駄目人間だからだ!

なんて、情けない事を威張り散らしてないで、さっさと宿題の準備をする。
しまっておいた宿題と筆入れを取り出し、机の上に広げる。

毎回この工程を行うなら最初から放置していたら良い、と毎度思う事は思う。
ただそうしたら、人として超えてはいけないラインを越えてしまう気がするのだ。もう越えていると言う話は無しにして。
あと、誰か来客があった時、見られると恥ずかしいではないか。貴方にだって恥はある。

……ではなくて、貴方は椅子に座り、一度気合いを入れて、夏休みの宿題を進めた。

【!】夏休みの宿題を進行しました。残り9回で完了。

切りの良いところまで宿題を進めた貴方は、宿題から離れて休憩していた。
そうして過ごしていると、いつの間にやらそろそろ夕食の時間である。

貴方は食堂に向かっても良いし、部屋で過ごしても良い。
宿題は机の上に放置してあるので、続きをするのも良いだろう。まあ、大変億劫ではあるけれど。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと9回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、寝る
7、自由行動

↓2

3、宿題をする


貴方は、またもや宿題をする事にした。まあ、他にやる事もないし……。
強いて言うなら夕食を食べるくらいだが、今の状態であれば、それほど問題は無い。
一応、貴方は燃費が良い方なのだ。あまり動かないのが理由ってだけなのは内緒。

明日の朝、朝食を食べないとしんどうだろうなあ。
そんな事を考えながら、貴方は立ち上がり、ふらふらとやる気の無い挙動で椅子に向かい、座る。

そうして、立ちはだかる宿題に向かいあう。どうせ一学期中にやった内容の復習なのだから、やる必要もないだろうに。
苦手教科や調子が悪い時以外、今の授業が余裕な貴方にとって、こう言うものは非常に煩わしい。
とは言え、やらねば転落は必至。別に構わないが、後の事を考えるとそちらの方が面倒だ。

面倒を回避するために面倒な努力する。なんと言う矛盾だろう。そう思うのは、貴方だけだろうが。

貴方は一度溜め息を吐いて、宿題を進めた。

【!】夏休みの宿題を進行しました。残り8回で完了

宿題を切りの良いところまで進めた貴方は、シャーペンを放るように机に置く。

貴方「疲れた……」

そんな愚痴を虚空に零してから、宿題を片付けた。放っておくわけにもいかないのだ。

それらを片付けた貴方は、ベッドに向かい、倒れるようにして横たわる。

そのまま目を瞑り、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/27・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/28・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/29・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/25・月)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/26・火)

↓2

4番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。そして、申し訳ございませんでした。

もはや恒例となりつつあるシステムさんの謝罪と言い訳でありますが……今回は見苦しいので言い訳しません。できません。そんな理由です。

次の再開は3月24日の21:00を予定しています。今ではこの言葉すら、システムさん自身も疑わしく思います。

それではみなさま、お休みなさいませ。

やる事無くなったら限りステータスアップを狙えばいいですしね。完全にやる事が無くなるって言うのは無いんじゃないかと思います。
システムさんの予測目測なんて、未だ正しかった事はありませんがね。
こんばんは、システムさんです。今日はちゃんと来る事ができて、ホッとしています……。

それはそれとして、直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/27・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/28・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/29・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/30・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/26・火)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

4番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

4番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 7/31(日)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

昨日、昼食と夕食を抜いてしまった所為で、お腹が空いた。
流石の貴方でも、我慢の限界と言うものがある。そろそろ何かをお腹に入れておかないと、今後の行動に影響を及ぼすかもしれない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと8回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、自由行動

↓2

4、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、愛
2、男装
3、銀鎖
4、先輩
5、自由行動

↓2

3、銀鎖


貴方は銀鎖の部屋に行く事にした。

銀鎖が食堂に行っている所為で入れ違い、なんて事にならないように、念の為朝食の時間が終わってから行く事にする。
待っている間、貴方のお腹がえらく悲鳴を上げていたが、まあ気にしない。

□—————————,□
|一年生学生寮内・6階|
□,—————————□

銀鎖の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

暫くして、部屋の扉が開き、銀鎖が姿を現した。

銀鎖「はい……。……またあなたですか」

出てきて貴方を見るや否や、銀鎖はうんざりしたような表情を貴方に見せつける。
そこまで嫌われるような事をしただろうか……と思ったが、考えてみたら少なからずやっていたような気がする。

貴方「おはようございます、です。礼節は大切ですよ?」

銀鎖「わかりました、おはようございます。それで何の用ですか?」

貴方は銀鎖に、一体何の用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

1、自由行動「一緒に宿題をやらないか」


貴方「一緒に宿題、やりませんか?」

貴方は持ってきた宿題と、筆入れを銀鎖に見せて、そう尋ねる。

貴方と銀鎖は学年が違う。勉強する内容が違う。もちろん宿題の内容も違う。
どちらかと言えば一緒に宿題をする旨味は無い。

ただ、貴方はこれでも銀鎖の一つ上の学年。銀鎖が今勉強している所は、貴方が経過したところでもある。
よって、銀鎖が何かしら宿題に詰まっているようであれば、貴方が先輩風を吹かせて教えてやろうとも考えていたのだ。
親切心七割:私欲三割と言う感じ。

銀鎖「やりません」

まあ、あっさり断られてしまったのだが。

銀鎖「用はそれだけですか? なら、帰ってください」

貴方「あ、はい……」

銀鎖の素っ気ない態度に押され、貴方はすごすごと引き下がる。
これではどちらが年上なんだか分かりゃしない。

銀鎖が閉めた扉を見つめつつ、貴方はぼそっと呟く。

貴方「……つめたい」

貴方は諦めて、部屋に戻ってそこで過ごした。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

【!】条件を踏み抜きました。行動が固定化されます。

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろお昼の時間になろうとしている事に気付く。

ようやく、昼食の時間である。今朝は貴方が予測を誤った所為でふいにしてしまったばかりか腹も満たせないと言う有様であった。
その代償は、貴方の空腹。お腹が空き過ぎて痛みすら感じる始末だ。

これ以上の我慢は、体に悪い。いざという時に力を発揮できないのも困るだろう。

貴方は食欲に負け、食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

夏休み中のお昼の食堂は、朝よりも更に人が少ないように感じる。
夏休みを利用して帰省する人もいれば、単純に外出する人もいるのだろう。

昼食を受け取った貴方は

直後のレスのコンマで判定。
147…愛 258…男装 3690…誰とも会わなかった

コンマ「6」


貴方は、誰とも会わなかった。まあ、そんな時もある。
今回の目的はエネルギー補給である為、食事が摂れれば問題ないのだ。

エネルギーの補給以外に食事の目的があるのかどうかを考えながら、貴方は一人で昼食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ夕食の時間になる事に気付いた。

昼食をしっかり、それもいつもより三割増しで食べた貴方は元気いっぱい、やる気は最底辺。
とりあえず、何らかの行動を起こすに当たって、これと言った問題は無いと思われる。

貴方は食堂に行っても良いし、部屋で過ごしていも良い。
今朝は銀鎖が素っ気ない所為で断念したが、今度は一人で宿題をやるのも良いだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと8回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、寝る
7、自由行動

↓2

4、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、愛
2、男装
3、銀鎖
4、先輩
5、自由行動

↓2

1、愛


貴方は愛の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

愛の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、髪の毛……ではなく、愛が姿を現した。

愛「はーい、どちらさまでしょーか?」

貴方「私です、——です。こんばんは、愛さん」

愛「おや、——さんでしたか。はい、こんばんは」

愛「こんな時間に、一体どんなご用でしょう? ここでよければ、お聞きしますが?」

貴方は愛に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由はない

↓2

1、自由行動「一緒に宿題しませんか?」


貴方「用と言うほど大した事ではありませんが……一緒に、夏休みの宿題をしませんか?」

貴方は持ってきた宿題と筆入れを愛に見せるようにして掲げようとして、止めた。
考えてみれば、愛は目の前が見えないのだ。先ほどの言葉からして、貴方の顔すら見えないのだろう。

愛「夏休み宿題を一緒に! なるほど、協力と言うやつですね」

貴方「まあ、そうなるのでしょうか……?」

愛「愛あっての協力、とても良い事です。わっかりました、一緒にやりましょう、——さん!」

やけに張り切っている。「愛」が絡んでいると無理矢理に思えば、何にでも張り切れるのだろう。
単純と言うか、純粋と言うか。信念に対する愚直さには、ある種の愛しささえ感じる。

愛「ささ、入ってくださいな」

貴方「はい、お邪魔します」

貴方は、愛の部屋にお邪魔する事にした。

□————□
|愛の部屋|
□————□

愛の部屋は……なんと言うか、生活感に溢れていた。
部屋のど真ん中に陣取る机は、よく見たら布団が無いだけで炬燵ではないか。
その上には定番のみかんが置いてあり、その隣には急須。お湯を沸かすポットは、どうやら流し台にあるようだ。

部屋の隅っこに威圧的に存在するドでかい棚には、これでもかと言うほどの小説、漫画、ビデオカセット、DVDロム、ゲームソフト。
それらのタイトルの大体には「愛」の一文字が含まれていたりする。
有名どころや貴方も知らない作品まで、とりあえず「愛」に関連があれば入手している感じだ。絶対、ハズレ作品が幾つかある。

それでもって、備え付けのテレビの付近には、棚に置いてあるゲームソフトに対応したゲームハードが幾つか置いてある。
見た目によらず、テレビゲームもやるようだ。ジャンルと言うか、内容は想像に難くない。

と言うか、テーブルと椅子はどこに行った。アレはどの部屋にもある備品であるはずなのだが。

こんな感じで、自室と言うよりまるで自宅のようだった。

愛「どうぞ、座ってください。今、お茶を入れますねー」

貴方「……あ、はい。失礼します」

愛に促され、貴方は座布団を拝借し、いそいそと座る。

愛「はい、どうぞ」

貴方「あ、ありがとうございます……」

愛からお茶を受け取り、貴方はちょっとばかり冷ましてから、一口啜る。

貴方「……美味しい」

愛「それは良かったです」

愛の髪の毛の先が、ひょこっと跳ねた。貴方が言える事ではないが、本当にどうなっているのだろう?

愛「それで、宿題でしたね。寛いでいてくださいな、今用意をしますので」

そう言って、愛はその場を離れて、教科書が入るくらいの箱の方へと向かう。あそこに宿題やら教材やら詰め込んでいるのだろう。
愛がその箱をごそごそと弄くる様子を見つめつつ、貴方はお茶を啜って待つ。

暫くして、目的の物を発見したらしい愛が、のんびり貴方の方へと戻ってくる。

愛「お待たせしました。では、やりましょーう」

貴方「はい」

貴方は愛と一緒に、宿題を進めた。

【!】夏休みの宿題を進行しました。残り7回で完了。

宿題を切りの良いところまで進めた貴方と愛は、今日の所はこの程度にして、ゆっくり寛いで過ごしていた。
貴方はそこそこ優秀であるとして、愛は貴方以上に優秀である様子。
そんな二人の前では、やる気が伴えば宿題など赤子を捻るも同然。そんなわけで、結構早い時間から止めてしまったのだ。

貴方「さて……では、私はそろそろ。お邪魔しました」

とは言え、そろそろ時間も時間。いつまでもこうしてお邪魔するわけにもいかない。
愛のお茶は非常に美味しい。またいつか、部屋を訪ねた時に御馳走になるのも良い。

愛「そうですか? 仕方ありませんね。では、また明日、会いましょう」

貴方「はい。お休みなさい、愛さん」

貴方は愛の部屋を後にして、自分の部屋に戻った。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/27・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/28・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/29・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/30・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/26・火)

↓2

5番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

ゲームを続行しますか?

続行するのならば、安価先のレスで天気判定を行います。(五分経過まで)

↓2 続行or続行しない

□—————□
|貴方の部屋| 8/1(月)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

なんだかんだで、もう八月になってしまった。
夏休みが始まって一〇日ほどしか経っていないとは言え、早いものだ。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと7回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、自由行動

↓2

1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

食堂には、あまり人がいなかった。夏休みと言う事で、帰省するとか、この時間もぐっすり寝ている人が多いのだろう。
なんだか寂しくなった食堂の中を進み、朝食を受け取った貴方は

直後のレスのコンマで判定。
5678…愛 1234…男装 90…誰とも会わなかった

コンマ「1」


貴方は、取り巻きたちと一緒に既に朝食を食べ始めていた男装を発見した。

一昨日だったか一昨々日だったか、その時と同じく、取り巻きの数は少ない。
まあでも、明日か明後日あたりにでもまた増えるのだろう。なんだかそんな気がする。

貴方は男装と一緒に朝食を食べる事もできるが、どうするか。

貴方は

1、男装と一緒に食べる
2、一人で食べる
3、自由行動(状態:両手が塞がっている)

↓2

1、男装と一緒に食べる


貴方は男装と一緒に食べる事にした。

貴方「男装さん」

取り巻きと談笑している男装に近寄り、後ろから声をかける。

男装「うん? ああ、——さん。おはようございます」

貴方「はい、おはようございます。一緒に食べても、良いですか?」

男装「もちろん、どうぞ」

男装は爽やかに笑って応える。彼女のこの笑顔だけは心が洗われるようだ。
きっとこれも、意識して作ったものだろう。人を魅了するコツを心得ていると言うかなんと言うか。
ただ、笑顔が素敵な人は好感が持たれ易いと言う話をよく聞く。そう言う事だろう、きっと。

貴方は取り巻きの笑顔に混じった痛い視線を受けつつ、彼女たちに混じって空いた席に座る。
貴方は男装と一緒に朝食を食べる事にした。

貴方は男装と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「この後一緒に宿題しませんか?」


貴方は取り巻きの隙を突いて、男装に話しかける事に成功した。

貴方「男装さん、良ければ、この後一緒に宿題を————」

その瞬間、貴方を突き刺す視線と言う名の二本一対幾十組の針の嵐。
取り巻きだけではない、男装に密かな想いを寄せている生徒も、好感を抱いている生徒も、貴方に悪意を向けている。
平たく意訳すると「抜け駆けすんなドグサレしばくでワレ」、みたいな。

貴方「……しませんか?」

と言っても、一度言ってしまった言葉を引っ込めるのも不自然。貴方は、思い切って言い切る事にした。

たとえばこれで男装が了承したとして、彼女らは何もできまい。
その決定は、彼女らが信奉する男装が下した物だから。それを否定する事即ち男装を否定する事だからだ。
断られたら断られたで、貴方に被害が及ぶ事が無くなるからそれで良し。できれば、今の状況だと断ってくれた方が嬉しいかもしれない。

男装「……すみません。この後は、みんなと一緒に外出する予定が入っていて……」

男装「あなたの誘いを断るのは、非常に心苦しい。でも、前からの約束を無碍にする事もできない」

男装「僕は、罪な人だ……許してください、——さん」

男装がそう答えた瞬間、貴方に向けられた凶器は急に、貴方を指差す嘲笑へと変わった。
「断られてやんのザマぁみさらせ」と言わんばかりの嘲笑に、少々の憐れみが含まれている。

貴方「ああいえ大丈夫です。予定が入っているなら仕方がありません。いきなり言ってこちらこそすみませんでした」

とは言え、気は抜けない。貴方は急いで男装をフォローし、ついでに諦める旨を主張する。

男装「いつか、この埋め合わせはします。ごめんなさい、——さん」

今はその紳士性と優しさがえぐい。

貴方は居心地が悪い状態のまま、男装及びその取り巻きと一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ昼食の時間になる事に気付く。

貴方は部屋で過ごしても良いし、気分転換に寮の外に出ても良い。
宿題をすると言うのも良いだろう。どうせそれくらいしかやる事などないのだから。

貴方は

1、部屋にいよう
2、宿題をする(あと7回)
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動

↓2

4

10分経過したのでシステムさん判断で>>132で進行します。

4、寮の外に出る


貴方は寮の外に出る事にした。

□——————————□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□——————————□

貴方は学院の敷地内であれば、どこにでも行く事ができる。

貴方は

1、校舎に行く
2、広場に行く
3、校舎裏に行く
4、噴水に行く
5、やっぱり部屋に戻る
6、自由行動

↓2

1、校舎に行く


貴方は校舎に行く事にした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 入口|
□————————□

夏休みとは言え、校舎には夜遅く以外いつだって入る事ができる。

部活動に精を出すなり、先生に用があるならそれを訪ねるなり、特に理由は無いけど立ち寄るなり。
生徒たちはそう言った目的で校舎に来るらしい。

先生たちは職員室に行けばいるようだ。ただし、目的の人物がいるとは限らない。

貴方は

1、世界「愛」クラブに行く
2、黒魔術研究会に行く
3、職員室に行く
4、広場に行く
5、校舎裏に行く
6、噴水に行く
7、やっぱり部屋に戻る
8、自由行動

↓2

4、広場に行く


貴方はやっぱり広場に行く事にした。

校舎の近くだし、行くのはそんなに手間では無い。

□————————□
|学院敷地内 ・ 広場|
□————————□

広場には、そんなに生徒がいなかった。時間が時間、と言うのもあるだろう。なんたって今はお昼時。
食堂に行く生徒が殆どで、ではここにいる生徒は何なのかと言うと、平たく言うと変人かのんびり屋。

まあ、それは貴方も同じだろうか。

ここには、特に貴方の知り合いはいないようだ……。

ここに居ても良いが、貴方は

1、校舎に行く
2、校舎裏に行く
3、噴水に行く
4、やっぱり部屋に戻る
5、自由行動

↓2

3、噴水に行く


貴方は噴水に向かう事にした。

□————————□
|学院敷地内 ・ 噴水|
□————————□

現在、夏真っ只中。今日は比較的気温は高くないものの、その差は雀の涙。暑い物は暑いのだ。
そんな中、この噴水に集まる生徒は多い。絶えず水が噴き出し空中に散るこの場所は、他の場所より涼しいのだ。
ちょっとした避暑地になっている噴水ではあるが……貴方の知り合いはいないようだ。

これ以上外に居ても、仕方が無いだろう。

貴方は部屋に戻り、そこで過ごした。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、夕食に時間になった事に気付く。

お昼を抜いたばかりかちょっとばかり散歩に出かけたからか、お腹が空いた。
夕食を食べに行くのも良いが、まあ、そこは自分の体と要相談か。

貴方は食堂に向かっても良いし、部屋で過ごしても良い。
気力があるなら宿題をやっても良いだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと7回)
4、他の人の部屋に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

4、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行く?

1、愛
2、男装
3、銀鎖
4、先輩
5、自由行動

↓2

4、先輩


貴方は先輩の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|三年生学生寮内・4階|
□,—————————□

先輩の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

……暫く待ったが、反応は無い。

念の為、もう一度ノックしてみる。しかし、やはり反応は無い。

……そこまでやって、貴方は思い出す。そう言えば、先輩は今日から実家に帰る、とか言っていなかったか?
貴方が以前、先輩の部屋を訪ねた時にそれを聞いたではないか。

貴方「やっちゃったな……」

偶の気まぐれで学院内を散歩してみたら、熱に頭でもやられたのだろうか。
まあ、やってしまった物は仕方が無い。

先輩は今日から一週間、学院にはいないらしい。

なんだか貴方の知り合いがどんどん学院からいなくなっていって、少し寂しい。
その内帰ってくると言うのは分かっているが、やはり、寂しいものだ。

貴方は諦めて、部屋に戻った。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/27・水)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/28・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/29・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/30・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/31・日)

↓2

1番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

二日目はなんか、不運でしたね。まあ、そんな事もあるでしょう。

選択肢があるからと言って、そこで何かがあるとは限りません。言わなくても分かってるでしょうけど。
AとBがあり、対象Xがそのどちらかに居る事が多いとします。だからといって、AとBのどちらかにいるとは限りません。
先生たちはほら、夏休み中は他の生徒と一緒に遊びに出掛けてる事もありますから……。

さて次の再開は一日空けての3月26日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

こんばんは、システムさんです。
最近は無暗に休んでましたからね、この一週間は頑張っていきたいと思います。
と言いつつも昨日に早速休んでいましたが、それはノーカウントです。一週間の始まりが月曜日でなければならない理由は無いのです!

なんてわけわかんない事言ってないで、早速直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 1・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/28・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/29・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/30・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/31・日)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

1番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

1番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 8/2(火)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。
どちらもせずに、外に出る事もできるが……この天気では、そうする理由もない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと7回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、自由行動

↓2

7、自由行動「宿敵 ラオウを倒しに行く」


そろそろ、時は来たか。

この天気であれば、人に見られる事はあるまい。ちょうど良い隠れ蓑である。

この戦い、貴方は元々反対していた。しかし、言うなれば宿命によって定められた運命。
貴方がいくら面倒臭がっても、平和を望んでも、回避できない物なのだ。

今まで、どうにか忘れ、平和ボケして過ごしてきた。
だが、その日は来てしまったのだ。ならば、回避はできまい。

宿敵、「ラオウ」を倒す時は今である。

ところで、ラオウはどこにいただろう?

1、自由行動
2、校庭
3、広場
4、自由行動

↓2

あれ、自由行動なんで二つあるんでしょう。いつもの癖でやっちゃったみたいです。

1、自由行動
2、校庭
3、広場
4、という夢だったのさ

この選択肢で念の為↓2で改めてお願いします。

宿題の続きのページに

あの……せめて選択肢前の文章と一致するか行動として不思議じゃないような自由行動にしてくれませんか?
宿敵ラオウはどこにいるかって言って宿題の続きのページにって、意味が分からないじゃないですか。
平たく言うとシステムさんが困るので許して下さい。

と言う事で、再安価でお願いします。

↓1で>>169の選択肢から改めて選択してください

宿題の難問を「ラオウ」と名付けて擬人化したって事じゃあ駄目?

>>176
だめってこたないと言いますか、なんとなくそっちの方がスムーズに進みそうなのでこっちでいいですか?
その場合は>>173の安価は無効になってしまいますが……。

安価取った人からのお許しが出たので>>171で進行したいと思います。ぐだぐだしてすみませんでした。

1、自由行動「宿題の続きのページに」


そう、宿題の続きのページの中にいるのだ! 我が宿敵、ラオウは!

……ふざけていないで、さっさと宿題をやってしまおう。
今までわざと回避してきたものの、どうせいつかは手を出さなければならないもの。
この、とても厄介な英語の宿題には。ちなみにこれを突破しても数学のレイがいる。

ああ、ますますやる気が削がれてしまう……が、やるしかない。

貴方は今にも消えそうなやる気を維持し、どうにか宿題を進めた。

【!】夏休みの宿題を進行しました。残り6回で完了。

ようやく宿題を切りの良いところまで進めた頃には、既に昼食の時間になっていた。

ちょうど良い、このまま食堂に行くのが良いだろう。朝食は、はからずも抜いてしまった事だし。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、宿題をする(あと6回)
4、他の人の部屋に行く
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動

↓2

1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

食堂はいつも通り、人が少ない……と思いきや、少しばかり人数が増えた様子。
どうやら、帰省していた生徒が少しだけ帰ってきたらしい。
単純に今日は雨だから外に出ている人が少ない、と言うのもあるかもしれないが。

ちょっとだけ賑やかさを取り戻した食堂を歩き、昼食を受け取った貴方は

直後のレスのコンマで判定。
2358…愛 4679…男装 60…誰とも会わなかった

コンマ「0」


貴方は、誰とも会わなかった。まあ、そんな時もあるだろう。
すっかり人が少ない環境に慣れてしまった所為か、思うように食堂を歩けなかった事もある。
貴方は諦めて、一人で昼食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方はそろそろ夕食の時間になる事に気付く。

結局一日中振り続けた雨。まあ、雨なんてそんなもんである。
そりゃあ時には振り過ぎだとは思うが、外に出ようなんて滅多に考えない貴方には関係ない話でもある。

さて、貴方はこれからどうしよう。部屋で過ごしても良いし、どうせやる事が無いなら宿題を進めるのも良い。
そろそろ夏休みも中盤。せっかくの休みだし、どこか遠くに出掛ける計画を立てるのも良いかもしれない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、宿題をする(あと6回)
4、他の人の部屋に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

3、宿題をする


貴方は宿題をする事にした。

今日は英語を頑張ったんだからもういいじゃないか、と思う自分もいる。
しかし、それに甘えてはいけないのである。宿題は、勝手に終わってはくれないのだ。
と言っても、もう英語はこりごりである。同じ理由で数学も嫌。絶対嫌。

と言う事で、貴方はしまっておいた英語と数学以外の宿題及び筆入れを取り出し、机に広げる。
そうして椅子に座り、宿題と向かい合って、一つ溜め息を吐く。

腹を括り、貴方は宿題を進めた。

【!】夏休みの宿題を進行しました。残り5回で完了。

切りの良いところまで宿題を進めた貴方は、今日のところはこの辺で終わらせる事にした。
宿題と筆入れを片付け、適当な場所にしまってから、貴方はふらふらとベッドに向かって倒れる。

そのまま目を瞑り、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 1・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/28・木)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/29・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/30・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/31・日)

↓2

2番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

ゲームを続行しますか?

続行するのならば、安価先のレスで天気判定を行います。(五分経過まで)

↓2 続行or続行しない

□—————□
|貴方の部屋| 8/2(火)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと5回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、自由行動

↓2

1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

食堂には、あまり人がいなかった。学院に戻ってきた生徒も少しはいるようだが、ほんのわずかである。
昼や夜ならまだしも、朝のこの時間であれば、今も惰眠を貪っている生徒も含めて少ないのは当然だろう。
未だ寂しさを感じる食堂の中を進み、朝食を受け取った貴方は

直後のレスのコンマで判定。
1467…愛 2389…男装 50…誰とも会わなかった

コンマ「7」


貴方は、同じく朝食を受け取り適当な席を探していたらしい愛とばったり会った。

貴方「あ。愛さん」

愛「む? その声は、——さんですか?」

相変わらず、正面が見えていないらしい。日常生活に支障を来すくらいなら切ってしまえば良いのにと、いつも思う。
とは言え、愛にだって事情やら拘りやらなんやらかんやらあるのだろう。
ここまで髪の毛を伸ばしているのだから、相当の裏話があるに違いない。

それに触れると十中八九面倒な事になるので、考えるだけにとどめるのだ。

貴方「はい、——です。おはようございます、愛さん」

愛「おお、そうでしたか。おはようございますー」

思えば、愛はいつも貴方より先に食堂に着いて、先に食事を始めている事が多い。
こうして食事前にばったり会うと言うのは、久々なような気がする。

愛「これも何かの縁、一緒に食べませーんか?」

貴方「はい。ご一緒させて頂きます」

愛の髪の毛の先が、ひょこっと跳ねる。どうやら、嬉しいらしい。

貴方は愛と一緒に、朝食を食べる事にした。

貴方は愛と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「好きな動物とかいますか?」


貴方「愛さんは、好きな動物っていますか?」

愛「好きな動物ですか? ふむー、全てを愛してこそと思っていますから、その質問は難しいですね」

愛「私自身、動物は好きですからね。特に好きな動物、と言うのはいません」

愛「強いて言うとしたならば、ゾウですね」

貴方「ぞう……?」

愛「そうです。えれふぁんとです。つぶらなお目目が可愛いですね」

なんと言うか……小さい子供が動物を好く理由のようだった。
まあ、好きだと思う感情に複雑な理由など必要ない。目が気に入った、と言う理由でも構わないのである。

貴方「ゾウですか……確かに、可愛いですよね」

本音を言うと、ちょっと恐い。だってゾウ、強いんだもの。

そんな話をしつつ、貴方が好きな動物を渋りながらも言いつつ、貴方は愛と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、お昼の時間になった事に気付く。

貴方は部屋で過ごしても良いし、気分転換に寮の外に出ても良い。
宿題をしても良いが、昨日散々頑張った事も合わせて、今日はゆっくり過ごしたいものだ。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をする(あと5回)
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動

↓2

4、寮の外に出る


貴方は寮の外に出る事にした。
念の為、昼食の時間が終わってからの行動にする。

□——————————□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□——————————□

貴方は学院の敷地内であれば、どこにでも行く事ができる。

貴方は

1、校舎に行く
2、広場に行く
3、校舎裏に行く
4、噴水に行く
5、やっぱり部屋に戻る
6、自由行動

↓2

4、噴水に行く


貴方は噴水に行く事にした。

□————————□
|学院敷地内 ・ 噴水|
□————————□

眩い日差しが差し込む学院敷地内。
暑くて今にも寮の中に引っ込みたいところであるが、ここに来ると心なしか涼むようだ。
同じ気分の生徒もそこそこいるようで、噴水には日中であるにも関わらず生徒が多数いた。

その中には、先生1の姿も見られる。特に何をするわけでも無く、噴水の縁に腰掛けてぼんやりしていた。
以前もここで姿を見たが……もしかしたら、ここが好きなのだろうか?

貴方はここに居ても良いし、先生に話しかけても良いが……。

貴方は

1、先生1に話しかける
2、噴水に腰掛ける
3、校舎に行く
4、広場に行く
5、校舎裏に行く
6、やっぱり部屋に戻る
7、自由行動

↓2

1、先生1に話しかける


貴方は先生に話しかける事にした。

貴方「先生、こんにちは」

貴方に呼ばれ、先生は貴方の方を向く。生徒に向けるような物ではない、酷く気だるそうな顔をしていた。

先生1「あー……? ……あ、おっぱいんとこのー」

おっぱいって。またそれか。

先生1「こんな昼間から優雅に散歩? いいね、呑気だね、サイコーだよねえ……」

自嘲気味に先生は言ったかと思えば、がっくりと項垂れ盛大な溜め息を吐く。

貴方「……なにか、あったんですか?」

先生1「なにかあったじゃないよ、一昨日、生徒に付き添って山行ってたのよ、山」

先生1「子供って本当に体力有り余ってるよね。死ぬかと思った」

何があったのか、想像したくもない。一昨日と言えば、結構な晴天だったはずだ。
こんな天気の中、山の中を歩くだなんて、冗談じゃない。

きっと先生と貴方は、同じタイプの人間だろう。主に怠け者なところが。親近感があるのだ。
その心中と苦労、察すると同時に憐れみを送る。

先生1「まあ、座りなよ、立ってるのもなんだし」

貴方「あ、はい。失礼します」

先生に促され、貴方は先生の隣に座る。

貴方は

1、先生の言う「おっぱい」について
2、「山はどうでした?」
3、何もしない
4、自由行動

↓2

1、先生の言う「おっぱい」について


貴方は一つ、気になっている事があった。
ちょっとした疑問である。ただ、今再び膨らんだために、気になって仕方が無い。
どうせその内忘れるだろうけれど、今の内にその膨らみを消化する事にする。

貴方「……先生、前から気になっていたのですけれど……」

先生1「んー」

先生はやる気なく応える。ああ、これは真面目な答えは帰ってこなさそうだ。

貴方「……「おっぱい」って、誰の事ですか?」

先生1「ん? 誰って、——さんの担任の人だよ。先生3。おっぱいでかいでしょう、だからおっぱい」

小学生か。いや、中学生だ。中学生の男子と同じ思考だ。
気になって損した。気にするべきでは無かった。後悔はしないが、激しくそう思う。

貴方「それ……怒られませんか?」

先生1「怒るよ、そりゃ。「せめて生徒の前では言わないでぇ」って」

先生1「でも、つい言っちゃうんだよね。目立つから」

先生はケタケタと、悪戯な笑みを浮かべて笑う。

……まあ、気持ちは分からなくもない。確かに、あの胸は目立つ。
貴方は口が裂けても他人を「おっぱい」呼ばわりしないが……先生のように明け透けな人なら言ってしまうだろう。

それが許されるかどうかは別問題として。

先生1「まあ、お返しとばかりにこっちはおっぱい揉まれるんだけどね」

最後に、とんでもない情報を押し付けられてしまった。

そんな話をしながら、貴方は先生と一緒に噴水で過ごした。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ夕食の時間になる事に気付いた。

程良く気分転換をしたおかげか、どこか頭が冴えている。
今なら、宿題をスムーズに進められそうだ。進める気があるかどうかは別として。

散歩した所為か、お腹が空いてしまった。
明日は特に予定は無いが、お腹はいっぱいにしておきたい物である。

貴方は食堂に行っても良いし、部屋で過ごしても良い。
今言った通り、宿題をやっても良いだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、宿題をする(あと5回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、寝る
7、自由行動

↓2

4、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、愛
2、男装
3、銀鎖
4、自由行動

↓2

1、愛


貴方は愛の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

愛の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、愛が姿を現した。

愛「はーい、どちら様ですか?」

貴方「——です。こんばんは、愛さん」

愛「おや、——さんでしたか。はい、こんばんは」

愛はぺこりと頭を下げる。ここまでの流れは、いつもと同じである。

愛「それで、今日はどんな御用でしょーか?」

前言撤回、ここまでが同じ流れである。

貴方は愛に、何か用事があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由はない

↓2

1、自由行動「もし遊びに行くのだったら、どこか行きたい場所とかある?」


貴方「こんな場所で尋ねるような事ではないかもしれませんが……」

貴方「愛さんは、もし外に遊びに行くとしたなら、どこか行きたい場所とか……ありますか?」

愛「行きたい場所。遊びに行きたい場所と言う事ですか」

愛「うーん……そうですねー……」

愛はなにやらふらふらと体を揺らし、唸っている。どうやら悩んでいるようだ。
悩んでいるのは良いが、少しは止まったらどうなのだろう。思わず動きを止めてしまいたい衝動に駆られる。

愛「ああ、温泉! そう、行きたい場所がありました、温泉です!」

温泉。なんと言うか、渋いチョイスである。今時の若い女の子とは思えない選択だ。

愛「最近、若者に人気の温泉があるそうなのです。なんでも、そこに恋人と一緒に行くと結ばれるとかなんとか」

つまり、良くあるカップル御用達の胡散臭いスポットの話らしい。
遂に温泉業界にまで手を出した事には色々言いたいが、もう他にそれらしい場所は無かったのだろうか?

とにかく、そう言うものが気になるとは、なんだかんだで年頃の女の子、と言う事か。

愛「やはり、そう言うところには愛が集まるも同然ですから。愛を探す身として、興味はあるのです」

愛「もしかしたら、そこにこそ私が求める愛があるかもしれません!」

そこに有るのは、きっとミーハーなアベックとかなりお歳を召した老夫婦の愛だけだと思われる。
後者はまだしも前者は信用ならないと言って良いだろう。それを言うのは野暮と言うものであるが。

愛「……ところで、何故そんな事を?」

貴方「ああ、いえ。ちょっと知りたかっただけなんです。ありがとうございました」

愛「はて? ……まあ、お役に立てたならそれでいいですね。どういたしまして」

それから貴方は愛と少し世間話をしてから、部屋に戻った。

愛はどうやら、「恋人が集まる温泉」に行きたいらしい。
一人で行くには、大分勇気が必要な場所だ。誰か、付き合ってくれる人はいるのだろうか?

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 1・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 2・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/29・金)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/30・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/31・日)

↓2

3番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

改めてシステムさんの進行能力の低さが露呈しましたね。これで何度目になるでしょう。
「お前本当に進行システムプログラムか?」と疑いの意見が聞こえてきます、主にシステムさんの中から。
今回は進行能力のみならず発想力の低さも同時に出てきて、もはやシステムさんは死に体です。翌日には復活してぴんぴんしてますけどね!

一応このスレ、本当にめちゃくちゃな安価以外は普通に採用します。
めちゃくちゃな安価って言うのはほら……人を殺すとか、公開自慰行為とかする事ですよ。ですからそう言うの、やめてくださいね?

次の再開は3月27日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

はー、なるほど。その話を今持ってきますか……。
本当にねえ……なんであんな事しちゃったんでしょうね、システムさん……。調子に乗っていたんでしょうね、きっと。
もし叶うのなら、ドラえもんよろしくあの時のシステムさんをぶっころしてやりたいくらいです。
なんとなくお分かりかと思いますが、黒歴史です。忌わしい記憶です。消したい過去です。吐き気を催します、システムさんは。
ええまあ、嫌いじゃあ無いんですよ。むしろ好きです。でも電波に乗せて公開するほどの度胸は無かったわけですよ。
ただあの時は、所謂ハイになっていたと言いますか……はっちゃけ過ぎたんですねー……。

はあ……あの数レスだけ、どうにかして無かった事にできませんかねえ。

さあ開幕からシステムさんのテンションが下がっていますが張り切っていきましょう。そうでなきゃやってられません。
と言う事で、早速直後のレスで天気判定よいしょ

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 1・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 2・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 3・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/30・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/31・日)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

始める2:始めない0:思い出の部屋0:なにをするきさまらー

前回の続きから再開します。

3番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

3番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 8/4(木)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと5回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、自由行動

↓2

3、宿題をする


貴方は軽く、ほんの少しだけ宿題をする事にした。
とは言え、切りの良いところまでやらねば気が済まないだろう。結局、普段と同じくらい進めるに違いない。
一応、息抜きついでにやるようなもの、という事を念頭に置いておこう。

貴方はしまっておいた宿題と筆入れを取り出し、机に広げる。
続いて椅子に座り、宿題に溜め息を浴びせる。ある種の儀式のようなものだ。

そうしてから、貴方は気合いを絞り出し、宿題を進めた。

【!】夏休みの宿題を進行しました。残り4回で完了。

結局、いつもと同じくらいまでに進めてしまった。どうせこうなるのである。
まあ、中途半端な所で終わらせてももやもやするだけだ。変な事に気を使わずに済むだけ、良しとしよう。

それも何時間も前の話で、部屋で寛いでいた貴方は、お昼の時間になった事に気付く。

宿題をやったが為に朝食を抜いてしまった。少し、お腹が空いてきた気がする。
食堂に向かうのも良いが、どうせ何もしないのであれば部屋で過ごすのも手である。

貴方は食堂に行く事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
宿題は机の上に広げたままであるから、その続きをする事もできる。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、宿題をする(あと4回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、寝る
8、自由行動

↓2

1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

少しだけ生徒が戻ってきたとはいえ、まだまだ生徒の多くは学院を離れている。
どこに行ったのか、自分の家か、友人と一緒に海か山か。
昼である事も合わせて、食堂は相変わらず人が少なかった。

昼食を受け取った貴方は

直後のレスのコンマで判定。
4678…愛 1235…男装 90…誰とも会わなかった

コンマ「2」


貴方は、取り巻きと一緒に昼食を食べながら談笑している男装を発見した。
別け隔てなく誰を優先する事無い爽やかスマイルを撒き散らしている彼女ではあるが、今日は何故かその対象が少ないように思える。
取り巻きの何人かは、今日は都合が悪いのだろうか? 貴方が知らないだけで、特に珍しい事ではないのかもしれない。

楽しげに喋っている男装。貴方が割りこむ事は無いだろう。
これと言って、急ぎの用は無かったはずであるし……。
特別に話したい事があったとしても、取り巻きがいる現状ではちょっと言い辛いと言うもの。

まあ、別に用が無ければ一緒に食べちゃいけない、なんて事は無い。
どうせ取り巻きに妨害されて話す事なんてできないのだ、気にする必要はあるまい。

男装に話しかけても良いし、一人で食べても良い。

貴方は

1、男装+αと食べる
2、一人で食べる
3、自由行動(状態:両手が塞がっている)

↓2

2、一人で食べる


男装の邪魔をするのも何である。貴方は一人で食べる事にした。
男装に用があるとしても、それなら男装の部屋を直接訪ねれば良い。
その時、取り巻きがいないという保証は無いが、そんな事を言ってもどうしようもない。

と言う事で、貴方は男装をスルーして、一人で昼食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ夕食の時間になる事に気付いた。

かなり前の時間の話ではあるが、昼食を食べた後大して動いていないため、エネルギーに関する問題は無い。
本音を言うとちょっとお腹が空いたが、そりゃ健康な人間ならこの時間になればお腹が空く。

部屋で過ごしても良いし、気分転換に寮の外に出ても良い。ただ、この時間に外に出ても、特に何も無いかもしれない。
もしくは、宿題をするのも良いかもしれない。宿題は机の上に放置してあるままなのだ。
決して片付けるのが面倒なわけではない。もしかしたらまたやるかもしれないと考えたのだ。先見性が高いのだ。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、宿題をする(あと4回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、寝る
7、自由行動

↓2

7、自由行動「絵をかく」


貴方は、暇潰しに絵を描く事にした。
やっている事は実質絵の練習であるが、特に縛りもなく、練習と言う事で張り切る必要もない。
ただ貴方が描きたい物を自由に描けば良いだけなのだ。非常に楽な話。

以前、最後に絵の練習をしてから結構時間が空いてしまった……。今日は、その感覚を取り戻すだけで終わるかもしれない。

四の五の言っていないで、貴方はしまっておいたいつものノートを取り出し、机の上の筆入れからシャーペンを取り出す。

あとは適当な被写体を決め、気を抜いてそれの絵を書いた。

直後のレスのコンマで判定!
偶数で成功。奇数で失敗(マイナス効果ではない)

コンマ「6」


貴方は絵の練習をして過ごした。なんだか、また絵が上手くなったような気がする。

【!】絵を描く事に限り、技術レベルが上昇しました。現在レベル「3」。

久々に絵を描いた事で、そこそこ気分転換になったらしい。
やはり、貴方は潜在的に絵を描く事が好きなようだ。正直、自分でもよく分からないが。

気が済んだ貴方は、ノートと筆入れ、ついでに机に放置した宿題を片付ける。

そうした後、ベッドに向かい、そっと横たわる。

そのまま目を瞑り、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 1・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 2・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 3・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/30・土)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/31・日)

↓2

4番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

ゲームを続行しますか?

続行するのならば、安価先のレスで天気判定を行います。(五分経過まで)

↓2 続行or続行しない

□—————□
|貴方の部屋| 8/5(金)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

そう言えば、予定では虚弱は今日に帰ってくるはずだ。
実際に学院に戻ってくるのは昼か、夜か。どちらにしても、この時間にはまだいないだろう。
貴方の直感では、夜までには帰ってくるらしい。要するに、昼頃にはまだいないと言う事だ。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。
どちらもせずに、外に出る事もできるが……この天気では、そうする理由もない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと4回)
4、他の人の部屋に行く
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2

4、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、愛
2、男装
3、銀鎖
4、先輩
5、自由行動

↓2

あ、またやってしまいました。なんかいつも、他の人の部屋に行くって時、間違えます。

1、虚弱
2、愛
3、男装
4、銀鎖
5、自由行動

この選択肢で改めて↓1でお願いします。

1、虚弱


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックする。

貴方の直感では、まだ虚弱は学院に帰ってきていない……が、どうせ信用ならない物である。
もしかしたら、既に帰ってきているのかもしれない。そう思い、待ってみる。

……しかし反応は無い。念の為もう一度ノックしてみるが、やはり反応は無い。

どうやら、虚弱はまだ学院に帰ってきていないらしい。

まあ、予想の範囲内である。貴方は諦めて、食堂に行って朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろお昼の時間になる事に気付く。

外ではまだ雨が降っている……今日一日は止みそうにない。

一応、さっき朝食を食べてきた。だが、物足りないような気がしなくもない。

貴方は食堂に行っても良いし、部屋で過ごしても良い。
宿題をするのも、良いかもしれない。ただ、雨の所為でちょっとやる気が沸いてこない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと4回)
4、他の人の部屋に行く
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動

↓2

7、自由行動「世界「愛」クラブに行く」


貴方は世界「愛」クラブの部室に行く事にした。

念の為、貴方は昼食の時間が終わってから向かう事にした。

□——————————————□
|学院校舎内・世界「愛」クラブ部室|
□——————————————□

部室前に着いた貴方は、部屋の電気が点けられている事を確認してから、扉をノックする。
しかし、本当にいるようだ。まさか、今日だけ特別にいるわけではあるまい。

愛「はーい、どうぞー」

愛の返事が聞こえたところで、貴方は扉を開き、部室に入る。

いの一番に目に入るのは、懐かしの髪の毛が膨脹した愛の姿。
雨の日は、こうして髪の毛が爆発する……そう言えば、そんな特徴があった。

貴方「……お邪魔します」

愛「おや、——さん。こんな天気の日によくいらっしゃいました、どうぞ座ってくださいな」

愛に促され、貴方は愛と向かい合う席に座る。
そうしている間に、愛は貴方に出すお茶の用意をする。

そう言えば、この部屋は冷房が効いているようだ。
夏に熱いお茶、と言うのはなんだか違和感がある。冷房効かせて熱いお茶と言うのも違和感がある。

愛「さ、どうぞ飲んでください」

貴方「あ、はい。頂きます」

愛から湯呑みを受け取り、少し冷ましてから、貴方はお茶を啜る。

そう言えば、貴方は愛に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に用は無い

↓2

1、自由行動「一緒に宿題しませんか?」


ああ、思い出した。お茶と愛の和やかな雰囲気に忘れかけていたが、貴方は目的を持ってここに来たのだった。
ただ、お茶が美味しい。貴方はもう一度お茶を味わってから、湯呑みを置いて本題に入る。

貴方「そうそう。もしよければ、一緒に宿題をしませんか?」

愛「宿題? ああー……ごめんなさい。私、もう終わらせてしまったのです」

貴方「えっ、も、もうですか?」

愛「はい。ですから、——さんと一緒に宿題をする事はできないのです」

早い。どうやら愛は、もう宿題を終わらせてしまったらしい。
貴方と一緒に宿題を進めて……そんなに時間は経っていない。
だと言うのに、僅かな期間の間にもう宿題を終わらせてしまったのか、愛は。

驚くが、愛なら別におかしい話ではないとも思える。
彼女は見かけに反して恐ろしく優秀な生徒だ。宿題なんて、その気になればものの一週間、はみ出ても四日くらいで終わらせてしまうだろう。

たぶん、貴方も本気を出せばそのくらい……まあ、肝心の本気が出ないのだが。

貴方「そうですか……いえ、なら、良いんです」

愛「すみません……」

予定通りには行かなかったが、貴方は愛と一緒に時間を過ごした。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、夕食の時間になった事に気付く。

降り続いていた雨は、今更になって何故か止んだ。
遅い、と言いたいが、どうせ外に出ない貴方には関係ない話か。

貴方は食堂に行く事もできるし、部屋で過ごしても良い。
先ほどは叶わなかったが、一人で宿題をするのも良いだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、宿題をする(あと4回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、寝る
7、自由行動

↓2

7、自由行動「帰ってきたかもしれない虚弱に挨拶しに行く」


貴方は、そろそろ帰って来ただろう虚弱に挨拶しに行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

時間的には、既に学院に戻ってきているはずだ。これで居なかったら……どうしよう。
いや、もしそうなったとしても、単純に食堂に向かっているだけかもしれない。
まさか、学院に戻っていない、なんて事は無いだろう……。

なんて、貴方の心配はただの無駄だったようだ。部屋の扉がゆっくりと開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「はい……あ、——さん」

様子を見る限り、どうやらアレは収まったようだ。
気分転換もしたようで、どこか清々しい表情にも見える。

貴方「お久しぶりです、虚弱さん」

虚弱「うん……久しぶり」

貴方に対する虚弱の態度は、控えめではあるものの、少し柔らかくなったように思える。
虚弱の家で、何かあったのだろうか?

貴方「えっと……どうでした、その、御実家は?」

虚弱「……うん、良かった。——さんは、どうだった?」

貴方「私は、特に何も無く……虚弱さんがいなくて、少し寂しかったです」

虚弱「あ、そう……」

そして、やってきてしまった沈黙。まあ、いつか来るとは思っていた。
こうなってしまっては、ここに居ても気まずいだけである。貴方は大人しく退散する事にした。

貴方「で、では……失礼します。虚弱さんが無事なのも、確認できましたから……」

虚弱「うん……じゃあ、ばいばい」

貴方「……はい、おやすみなさい」

貴方は虚弱と別れ、部屋に戻った。

虚弱は実家に帰った事で、少し心に余裕ができたように見える。
これで、貴方の事も受け入れてくれる余裕ができたなら良いのだが……。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 1・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 2・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 3・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 4・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/31・日)

↓2

5番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

どうやら虚弱は実家に帰った事で、なんらかの心境の変化があったようですね。なにがあったんでしょうね。
それについて描写できたら良いのですが、それの条件を踏み抜くかどうかはみなさまプレイヤー次第ですね。

次の再開は3月28日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

わざわざ自分で昨日の事を引っ張り出しますが、やってくれと言われたら喜んでやりますよ。
システムさんはほんっと気持ち悪い腐女子ですから、むしろそう言うのは大好物でして……。
ただ、みなさまからすればやっぱり気持ち悪い(かもしれない)事であると思うと、どうにも。

まあでも、スレを埋めるついでのおまけとしてなら、みなさまが「やってもいいよ」と言ってくださるのなら、やりたいですね。
知っての通り、システムさんはとんだむっつりスケベですから……。

まあもうこんな話はどうでもいいですね。はい、直後のレスで天気判定

山と海以外は町にはなんでも作れるけど、温泉みたいなところでも
「一緒に温泉に行きませんか?」って現在の状況で誘ったら、外出許可証とるだけで行けてしまう?
それとも一回ガイドブックなりを買うか、ネットカフェのインターネットを使って調べるなりしないとダメ?

実際に行ったら、水着着用の温泉でも更衣室でヤバイ+男バレした後咎められそう
とかそういう問題は置いといたとしてです。

>>301
外出するだけなら可能ですね。ただ、場所が分からないと計画倒れです。前以って情報を得ておく必要があるでしょう。
それらの情報を獲得するには、「○○(行きたい場所)について調べる」的な行動をしてもらえれば十分です。
寮の一階にはそれらの情報雑誌が良い感じに積んであると言う設定ですから。
なお、誘う相手が場所を知っているのならば、調べる必要はありません。


あと、バレについて。まあやばいですね。やめておいた方が無難です。
でも、所詮創作の世界なんて大抵都合が良いですから。深い意味はありませんよ?

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 1・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 2・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 3・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 4・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 5・金)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

5番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

5番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 8/6(土)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、宿題をする(あと4回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、自由行動

↓2

4、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、虚弱
2、愛
3、男装
4、銀鎖
5、先輩

↓2

ああもうだから……! なんで数は合っているのに選択肢を間違えるのかと私は!

1、虚弱
2、愛
3、男装
4、銀鎖
5、自由行動

この選択肢で改めて↓1でお願いします……。

1、虚弱


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして、反応を待つ。

暫くして、扉が開き、虚弱が姿を現す。

虚弱「……——さん」

貴方「おはようございます、虚弱さん」

どうやら今日の虚弱の様子は、良くも悪くもなく平常運転、と言う感じ。
この姿を見るのも、久々だ。言うほどではないが、そう思う。

虚弱「うん……どうしたの?」

やはり、貴方に対する対応が柔らかい。
だとしても、貴方の事を完全に許したわけではないだろう。もしそうなら貴方の頑張りが笑い話になる。
ただ、ちょっと、嬉しい。

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

1、自由行動「一緒に食堂に行きませんか?」


貴方「もし虚弱さんがよければ、一緒に食堂に行きませんか?」

貴方は、改めて虚弱を誘ってみた。
もし、虚弱が貴方に対する考えを何かしら改めたとしたら。それが知らぬ内に良い方向に転がっていたとしたら。
このお願いは、聞いてもらえるだろうか。そんな望みに似た考えを抱いて。

虚弱は少し困ったような顔をして、首を傾げて悩む素振りをして。

少しして、首を戻し、貴方をじっと見つめて言った。

虚弱「……いいよ」

貴方「……本当に?」

虚弱「うん」

当然、信じられるはずが無く、貴方は念の為再度尋ねる。しかし、返答は同じようなもの。
虚弱は、貴方と一緒に食堂に行ってくれるらしい。そうらしい。

喜びで、心が躍る。思わず体も踊ってしまいそうになるが、それは抑える。

貴方「で、では今すぐ……あ、今から行けますか?」

虚弱「うん……だいじょうぶ」

貴方はちょっとだけ怯えつつ、虚弱は以前のように接しつつ。
そんな調子で、貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

まあおんなじ質問既にやってるんですけどね。書きますけど。

1、自由行動「実家はどうでしたか」


貴方「御実家はどうでしたか?」

言ってから、貴方は、これは既に虚弱から聞いていた事を思い出す。
他でも無い貴方が尋ねて返事を貰っているのだから、二度も聞く必要は無いだろうに。

貴方「……その、御家族の方や、久々の地元は?」

だが、そこで機転を利かせる事ができるのが凡人と貴方の違いである。
自分の事を持ち上げるのはそこそこにして、僅かながらに誤魔化せた事をほっとしつつ、貴方は返事を待つ。

虚弱「うーん…………いろいろ、あった」

その色々を聞きたいのだが……まあ、虚弱にだって話せない事がある。
たとえば吸血鬼である事とか。それに触れるような事柄は、基本的に漏らしたくないはずだ。

貴方だって人の心が読めたり気色悪い怪物の子供だったり、黙っていたい事は結構多い。
ここで追求するのは止めておくべきだろう。

虚弱「あと……ママに、怒られた」

貴方「怒られた? 何か悪い事でもしたんですか?」

虚弱「……よく、わかんない。だから、今、考えてる途中」

貴方「……そうですか。本当に色々あったみたいですね」

虚弱「……でもね、くつろげた。いい休養になったよ」

貴方「ふふ、そうですか」

詳しい話は聞けなかったが、虚弱は実家での夏休みを楽しんだようだ。

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、お昼の時間になった事に気付いた。

朝食を食べてからまるで動いていないため、エネルギーの消費は抑えられている。
これならば、昼食を食べる必要はなさそうだ。貴方ってば低燃費。

ふざけた事を言っていないで、これからどうするかを考える。

貴方は部屋で過ごしても良いし、気分転換に寮の外に出ても良い。
今の内に、宿題をしてしまうのも手ではある。
なんか気付いたらあと少しで終わりそうだし、別に今すぐやる必要も無さそうではあるが。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をする(あと4回)
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動

↓2

3、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、虚弱
2、愛
3、男装
4、銀鎖
5、自由行動

↓2

1、虚弱


貴方は虚弱の部屋に行こう……として、少し考える。

貴方は既に、朝の時に虚弱の部屋に行っている。
その後、また虚弱の部屋に向かっても大丈夫だろうか?

いくら貴方に対する虚弱の態度が柔らかくなったように見えるとは言え、不用心ではないか?
一緒に食堂に行くばかりか食事も共にしたが、それで調子に乗っているのではないか?

貴方の中で、無意味な問答が発生し始める。

貴方は頭を振ってそれらを振り払い、大事な所だけを纏める。

もし、虚弱が本当は貴方の事をまだ恐がっているとしたなら、行くべきではないだろう。
そうでないと考えるなら、祈るなら、もう一度行っても良いかもしれない。

そもそも、やってみなければ物事と言うのは理解できず、確定しない。
可能性を信じるか、恐れるか。虚弱の事を、貴方はどう考えるのだろうか。

貴方はそれでも

1、虚弱の部屋に行く
2、やめておこう
3、自由行動

↓2

1、虚弱の部屋に行く


貴方は、虚弱の部屋に行く事にした。

優しさだー、とか訳分からん事言ってウジウジするのは阿呆のする事だ。
貴方は阿呆ではないし、そうなりたくはない、したくもない。
その結果、たとえば戯けになったらもう救いようが無いが、それは考えない事にする。

とにかく、貴方は部屋を出て虚弱の部屋に向かった。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「はい……あ、——さん」

貴方「こんにちは」

少し日が高くなった所為か、心なしか虚弱の具合が悪くなったように見える。
要するにいつも通りで、些細な違いである。ここからは太陽の場所に反比例して虚弱はどんどん元気になっていくのだ。

虚弱「……また? 暇だねえ……」

貴方「まあ、そんな事を言わないでください」

やはり呆れられてしまった……が、嫌そうには見えない。
ここから無茶な注文をしたり、変な事を言わなければ、大丈夫なはずである。

虚弱「それで……今度は、何の用?」

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

1、自由行動「絵、上達したんですよ。見てください」


貴方「用、と言うほど大事な事ではないのです……いえ、私にとっては大切ですけれど」

言いながら、貴方は持ってきたいつものノートをめくる。
止めたページは、貴方が描いた「絵」の中で一番新しい物。それを、虚弱に見せるように広げる。

貴方「この絵、見てください。上達したんですよっ」

貴方は、珍しく浮かれていた。この自慢を、ずっと虚弱にしたかったのだ。
まあ、上達した事を実感したのはほんの一昨日の話なのだが、それは言わないお約束。

虚弱はそれをじっと見つめ…………暫くして、言った。

虚弱「……うん、上手になってる」

虚弱の評価は、優しくも辛くもなく、ただ事実だけを述べていた。ただ、ちょっとだけ穏やかであった。

貴方「ですよね? これなら、また————」

虚弱「でも……もう一頑張りかな……?」

「また、虚弱さんをモデルに描かせてくれますか?」。そんな事を言おうとしていた貴方の願望は、儚くも木端微塵。
これ以上の高みでなければ、虚弱はモデルになってくれない。遠回しにそう言われているような気がしたのだ。

貴方「……あ……そ、そうですか……」

虚弱「あ……何か、言った……?」

貴方「い、いえ。気にしないでください」

虚弱「……そっか。頑張ったんだ……」

虚弱「…………お疲れ様」

虚弱はふと、柔らかく微笑んだ。その笑顔の意図は、貴方への労い。
薄く、儚さだけが漂う、今にも散ってしまいそうな花の如き。
まるでノスフェラトゥが誇る魔性を宿した笑顔。しかし、籠められた魔力は優しさと喜び。

こんなもの、ときめかずにいられるか。

貴方「あ……う」

嬉しい。いつ以来だろう、これほどに心が喜びに支配されたのは。
とにかく、嬉しいのだ。なんだ今日は、嬉しさで貴方を殺す日なのか。
そうとしか思えない、そうと思ってしまうくらい、今日と言う日は貴方に優しい。

虚弱「……どうしたの?」

きょとんとした顔で、虚弱は首を傾げて尋ねる。
こんな事を素でやっちゃう時点で、虚弱は既に宵闇の一族が持つ魅了の力を持っている。

貴方「あ、いえ、なんでも。……で、では、私はこれで……!」

貴方は急いでノートを畳み、まくしたてるように言って、急いで逃げた。

これ以上あそこにいたら、何をしていたか分からない。

この心臓の高鳴りが、それを残酷なほど教えているのだ。

まったく……そんな事、貴方には珍しい。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱の部屋から逃亡した後、貴方はベッドに顔を埋めて恥ずかしさが失せるのを待った。
その後、慌てて逃げ出してしまった事に不甲斐なさを覚え、虚弱に無視してしまった事に罪悪感を覚え。
なんか無駄に青春を謳歌している自分に、現実を教え込み、頭を醒ます。

そうしている間に、いつの間にか夜になってしまっていた。
時間は……ちょうどよく、夕食の時間より少し前だ。

実質何もしていないと同義ではあるが、流石にお腹が空いた。
夕食を食べに行くのが、無難だろうか。

貴方は部屋で過ごす事もできるし、気分転換に散歩に行く事もできる。
宿題もできるが、そんな気分じゃない。ただし、気分はいつも宿題反対。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、宿題をする(あと4回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、寝る
7、自由行動

↓2

1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

夏休みで帰省している生徒が多いとは言え、夜ともなると、食堂に来る生徒は多いようだ。
いくらかは学院に戻ってきた分も合わせて、従来の昼の時間くらいの活気は戻ってきている。

こうしてみると、半分近くは学院を離れている事が分かる。なるほど、これならば寂しさも感じるわけだ。

そんな事を考えながら、夕食を受け取った貴方は

直後のレスのコンマで判定。
358…虚弱 469…愛 127…男装 0…誰とも会わなかった

コンマ「3」


虚弱「あ、——さん」

貴方「あ」

貴方は、経った今食堂に入ってきたらしい虚弱とばったり会った。

図らずも今日一日を全て虚弱で終わらせてしまったが……まあ、別にいいや。

ただ、流石にそうなってしまうと、いくらなんでも気まずいと言うもの。

貴方と虚弱は出会うや否や立ち止り、互いに互いの挙動に注視している。
もはや自分たちですら一体何をしているか分からなくなっている始末。
感覚としては人とぶつかりそうになって避けようとしたら相手も避けようとして、またぶつかりそうになると言うよくあるアレだ。

貴方「……一緒に、食べませんか?」

とりあえず、貴方は誘ってみた。せっかくなんとなく仲が戻りかけているのだから、大丈夫だろう。
と言うか、このまま素通りなんて事をしたら、それこそ悪い印象を抱かれそうだった。

虚弱「あー……うん。いいよ」

そして虚弱も、あっさりと了承した。ある種の助け船でもあったのだろう。

貴方「あ、じゃあ、私、先に座って待っていますね」

虚弱「うん。なら、私が探す。また、後で」

そうして、若干ぎこちないながらも話は進み、貴方は虚弱と一緒に夕食を食べる事になった。

その後、貴方は夕食を持った虚弱と合流し、一緒に朝食を食べる事にした。

貴方は虚弱と、何か話したい事はあっただろうか?

1、自由行動
2、やめておく

↓2

1、自由行動「宿題はもう終わりましたか?」


貴方「そう言えば虚弱さんは、宿題はもう終わりましたか?」

虚弱「うん。お家に帰ってる時に、終わった」

ああ、なんと言う事か。虚弱も既に、宿題を終わらせているだなんて。
なんだか、貴方が途端に怠け者の駄目人間に思えてくる。まあ、否定はできないが。

虚弱「……暇だから、やる事無いんだ」

貴方「ああ、そうなんですか、もう……」

虚弱「……——さんは?」

貴方「私は、まだ。焦る必要はないと考えていたのですが……」

虚弱「ふーん」

思えば、虚弱はなんだかんだで、授業内容にも付いてこられている様子。
前々から思っていたが、吸血鬼の特性さえ受け継いでいなければ、相当優秀な生徒だったに違いない。
今の状態でも、かなりのハンデを背負っておきながらこれであるから、やはり優秀。

能力をドブに捨てているような貴方とはまるで違うのだ。

もう少し、真面目に生きた方が良いのだろうか。そう言う事は、貴方には向かないのだが。

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に夕食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 1・月)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 2・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 3・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 4・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 5・金)

↓2

1番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

まさかの三連続虚弱。メインヒロインであるとこれでもかと誇張していますね。他のヒロイン涙目。
まあ、主人公が【好き】の感情を得てしまった時点で、他のヒロインなんかお呼びじゃないですからねー。
恋愛シミュレーションの宿命とはいえ、世知辛い話です。

次の再開は3月29日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

ええまあそう言う事つっこまれると思ってました。たしかに、理不尽と言うか不自然と言うか、変ですよね。
言い訳しません、素直に言います。ぶっちゃけ半分はシステムさんの気分次第です。

男装の場合はほら、取り巻きとかいう変な縛りがあるから、【怠惰】な主人公からすれば話しかけ辛いんですよ。
でも感情的には「話しかけてもいいかな?」と言う感じなので、一応確認を入れていたりいなかったり。
それを導入したのがつい最近なので、そりゃあ変に見えますよね。

虚弱の場合は、今日は朝と言い昼と言い虚弱に接触しまくりじゃないですか。
だから内部データとして「虚弱の場合は積極的に」と言う風になったのです。
初期の頃、平日に虚弱の部屋に向かい、朝食に誘う事がありましたよね? あれを繰り返す内に、何用かと確認する選択肢が無くなったはずです。
あれは内部データで「朝に虚弱の部屋に行くと朝食に誘う」と追記されたからなんです。
まあ、平たく言うと虚弱が好きだからって事になるんですけどね。

あとは、その場の状況に沿って、相手との空気が悪かったら避けるようにしたり、良かったら寄っていくようにしたり。

こんな感じで、システムさんの中ではちゃんとデータに則った進行になってはいるんです。
でもそんなの公開されていない情報ですから、それを知らないみなさまからすれば適当に見えるってもんですよね。

そんな、システムさんの言い訳でした。

だからその内部データを出せと
いわばパラメータなんだから

解説していただきありがとうございました!
男装に確認が追加されたのは、導入したのが最近だったからなのですね、納得できました

>>356
こんなしょーもないモンをいちいち公開して、みなさまはいちいち見せられなきゃならないんですか?
お言葉ですが、えらいかったるいと思いますよ。

でも、まあ仕方ありませんね。現在こんな感じです。

虚弱:通常
愛:通常
男装:通常
銀鎖:通常

はい碌でもない。「通常」と言うのは、要するに現在特に変更は無い、と言う事ですね。
今までに何らかの「行動の固定」が起こった場合でも、感情値やイベントの進行次第でそれらが解消されてしまう事もあります。
虚弱はちょっと前までは「平日の朝に虚弱の部屋に向かった場合、一緒に食堂に行く」が固定化されていました。
でも今は互いの空気が悪いですから、主人公の性格【温和】で遠慮している事もあって一時的に消失している状態です。

しかし、改めて考えると……この内部データは出来損ないですね、食べられません。
システムさんとみなさまの手間を省略、短縮する目的だったのですが、平たく言うと面倒だったんです。
その上、やっている事は勝手に行動を決めているだけですから……やっぱり駄目ですね、これ。無くしましょう。

あ、>>355の上の方(男装の場合はほら、取り巻き〜〜〜)は無くしませんよ。これ、性格システムのデータですから。
こちらは現在特に問題ないですし、【怠惰】な性格である事を考えるとまだ自然だと思うので。

さて言い訳したところで直後のレスで天気判定

>>358 行動固定化はまずかったかもしれないけど、
何度も同じ行動をしていると、ヒロインのセリフに
「今日も一緒に朝練する?」「今日もブッチしちゃう?」
的なセリフが追加されるくらいは自然というか当たり前な気がする。
例えば、何度も朝飯に誘ってるのに反応に変化がなかったらそれはそれで…

その場合

1、自由行動
2、やめておく

1、(慣習化された行動)
2、自由行動

みたいな感じにすれば、行動の固定化も防げるんじゃない?

もちろんこのスレは>>1の作品で私のスレではないから、気が向いたら考えてもらう程度で大丈夫です





まあ、それが無難ですかねー……選択肢として留めておく、っていうのが。
なんか今までもちょくちょくそんな事をしていたような気もしますが。

今更ですが、言っておきます。
システムさんは今回のように、みなさまに黙ってなんか色々仕様変更したり追加したり、時々変えます。
試験的に仕様変更、と言う場合もあるので、余程大事な事でなければ逐一報告する事はしません。
色々理由はありますが、もう簡単に一言、面倒だからやらないです。ええ、なんとでも言ってください。
その事を、みなさまにご了承願いたい事を今更ながらお伝えします。

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 6・土)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 2・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 3・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 4・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 5・金)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

1番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

1番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 8/7(日)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。
どちらもせずに、外に出る事もできるが……この天気では、そうする理由もない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと4回)
4、他の人の部屋に行く
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2

4、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、虚弱
2、愛
3、男装
4、銀鎖
5、自由行動

↓2

2、愛


貴方は愛の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

愛の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、今日も見事に炸裂した髪の毛が姿を現した。

愛「はーい、どちらさまですか?」

貴方「あー……——です。おはようございます、愛さん」

愛「おや、——さんでしたか。すみません、今日は髪の毛の調子が悪くて、本当に前が見えないのです」

もう危ないから切ってしまえと、愛の事情など無視してつい言いたくなってしまう。
愛に如何な事情があろうとも、その所為で今危ないのだからどうにもならない。
と言うか、見ていられないので貴方の精神の安定の為にも是非とも散髪してもらいたい物である。

とは考えるが、愛はこの生活を何年もしてきているのだろう。
毎度の事ながらそれに気付き、ふつふつと沸き上がる優しさに似た独善を引っ込める。

貴方「大丈夫なんですか、本当に……」

愛「心配御無用! 慣れてしまえば、なんとなくですが周囲の事が分かる物なのです」

もはや超能力の次元ではないか。

愛「それで、こんな朝早くからどんな御用でしょう?」

貴方は愛に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

一緒に食堂に行きませんか

1、自由行動「一緒に食堂に行きませんか」


貴方「もしよければ、これから一緒に食堂に行きませんか?」

愛「まあ、珍しい! まさかわざわざ部屋まで来て頂いて、誘ってもらえるだなんて」

貴方「ええ、まあ。今日はちょっと趣向を変えて」

愛「嬉しいお誘いです、今すぐ行きましょう。さあ!」

愛は髪の毛の中より両腕をぬっと伸ばすと、暫く空中をふらふらさせた後、貴方の腕を発見し、掴む。
本当に目の前が見えていないんだなあ……と思いつつ、貴方は愛に引っ張られるようにして、一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は愛と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「君はまるでひまわりのようだ」


なんだか、途端に愛を褒めたくなってきた。
このような感情の右往左往は特に理由が無くても良いのだが、こう言った訳の分からない衝動は意味が分からないにも程がある。

まあ、貴方がそんな気分になるのも珍しいと言えば珍しい。
とすれば、何も考えず愛を褒めてやりたい所であるが……さてどこを褒めるべきだろう。
褒め言葉と言うのは慎重に選ばなければならないだけに、些細な事にも気を使う必要がある。

貴方「愛さんって、まるでひまわりのようですね」

とりあえず、貴方はそう褒めてみた。

愛「ほ?」

一方愛、朝食のおかずを頬張っていたらしく、くぐもった返事が聞こえる。
ああまた貴方はタイミングの悪い。だって愛は顔が見えないんだから分からないんだもん。

愛「もぐもぐ……ひまわり、ですか。ふむ」

愛「自己評価ですが、私はひまわりのような花とは程遠い人間とは思いますけれどね」

愛「——さんは、私のどこを見てそのように思ったのでしょう?」

貴方は愛のどこを見て、一体ひまわりのようだと思っただろうか?

1、雰囲気
2、性格
3、喋り方
4、自由行動

↓2

3、喋り方


貴方「うーん、喋り方、とでも言えば良いのでしょうか?」

貴方「愛さん、口調が明るくて、相手している私も元気になってきますから」

貴方「なんとなく、日に向かって咲くひまわりを見ているようだなあと思って」

愛「喋り方……ですか」

愛は、いまいち納得できていない様子だ。褒める所を間違えてしまったのだろうか。
まあ、花に譬えて女性を褒める事自体、センスがあるかどうか甚だ疑問でもある。最初から駄目じゃないか。

愛「口調など、いくらでも変える事ができます。それをその人の特徴のように語るのは、少し、変な話ではありませんか?」

もしかしたら貴方、やっちゃったのかもしれない。

愛「でも、お言葉はありがたく頂きます。やはり、褒められると言うのは嬉しいですから!」

貴方「そう言ってもらえると、救われます」

少しばかり間違えてしまったようだが、仕方が無い。

愛は自身の喋り方について、あまり良い印象を持っていないのかもしれない。

そんな話をしながら、貴方は愛と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろお昼の時間になる事に気付く。

貴方は今日も絶好調。何がって、今朝からまるで動いていない。
おかげでエネルギーの消費は薄く、昼食を食べる必要は感じられないのだ。人間として駄目である。

貴方は部屋で過ごしても良いし、宿題をしてしまうのも手ではある。
望むのなら食堂に向かっても良いだろう。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をする(あと4回)
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

4 チェス盤を買いに行こうか

>>379
花言葉が「熱愛」「愛慕」「あこがれ(愛さんの場合は「愛」への?)」だから
向日葵はギリシャ神話に、太陽神アポロンに恋いこがれて、彼を見つめ続けた少女の化身であるという伝説があり、
「愛」そのものに恋焦がれて「愛」を探し続ける愛さんに似ていると思ったから

って調べている間に「喋り方」が選ばれていた

4、学生寮受付に行く


貴方は学生寮の1階にある受付に行く事にした。

□——————————□
|二年生学生寮内 ・ 受付|
□——————————□

貴方は受付で外出許可願の書類を受け取る。
書類を読む。希望する日付を記入するようだ。

大体一週間後の13日は、貴方の誕生日である。
これと言って深い意味は無いし、何かを期待しているわけではないが、その日は予定を空けておくべきだろう。念の為、一応。

希望する日付 現在:8/7(日) 一週間後:8/14(日)
↓2で記入or記入しない

明日でいいかな
8/8(月)で記入する

貴方は書類に希望する日付を記入した。

8月8日(月)。これと言って特別でも無い日である事から、問題無いだろう。
目的としては何らかの娯楽道具……誰にでも楽しめるような、複数人対応の遊び道具が欲しい物だ。
そう、たとえばボードゲーム……リバーシやチェスと言った感じの。

なんか具体的な注文になっているのは、気のせいだろう。

本当にこれで提出する?

↓1〜3まで多数決 出すor出さないor書き直し

出す

出す2:出さない0:書き直し0

多数決なので決定しました。


貴方は記入し終えた外出許可願を受け付けに渡した。

用事を終えた貴方は、部屋に戻ってそこでのんびり過ごした。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋でのんびり過ごしていた貴方は、夕食の時間になった事に気付いた。

貴方は食堂に向かっても良いし、部屋で過ごしても良い。
億劫ではあるが、宿題を進めるのも良いだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、宿題をする(あと4回)
4、他の人の部屋に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

4、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、虚弱
2、愛
3、男装
4、銀鎖
5、自由行動

↓2

1

4、銀鎖


貴方は銀鎖の部屋に行く事にした。
この時間なら食堂に居るかもしれない。念の為、時間を置いてから向かう事にする。

□—————————,□
|一年生学生寮内・6階|
□,—————————□

雨の日にわざわざ他の学生寮に出向いてまで来るんじゃなかったと、今更ながら後悔する。
しかし来てしまったのは仕方ないので、貴方は部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、銀鎖が姿を現した。

銀鎖「はい。あら、——さんですか」

貴方「こんばんは、銀鎖さん」

銀鎖「暇ですねー、あなた。なんですか、いきなり?」

今日も今日とて銀鎖はつっけんどんである。どうせ更生のしようもないだろうから、あえて突っ込むまい。

貴方は銀鎖に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

私にやったみたいに、夜中に会った人には必ずキスしてるんですか?

1、自由行動「私にやったみたいに、夜中に会った人には必ずキスしてるんですか?」


貴方「ずっと、気になっていた事があるんです」

銀鎖「疑問は疑問で終わらせておけば良いのに。下手に触れるから、地獄を見る」

貴方「銀鎖さんは私にやったように、夜中に会った人には必ずキスをしているのですか?」

銀鎖「スルーですか……意外と手厳しいですね」

貴方「初めて言われました。それで、どうなんですか?」

銀鎖「知って、どうするんです? 何か貴方に価値を齎しますか?」

貴方「知りたいから知る事に、何か特別な理由が必要でしょうか」

銀鎖「……盲目白痴の魔王の孫娘は、転じて知りたがりの愚か者ですか」

銀鎖「いいでしょう。しかしここで話せば誰に聞かれるか分かりません、どうぞ、部屋へ」

そう言って、銀鎖は扉を更に開き、貴方を部屋に招く。
正直この部屋にはトラウマ染みた物しか無いのだが、確かに誰の目があるかも分からない中で「夜」に関する話をするわけにもいかない。

貴方は覚悟を決め、銀鎖の部屋に入った。

□—————□
|銀鎖の部屋|
□—————□

銀鎖「私が誰彼構わず口付けをしているのか、そんな話でしたっけ?」

部屋で棒立ちになっている貴方を差し置いて、銀鎖はベッドに腰掛ける。
普通「座ってください」とか言うものではないだろうか。そんな事を思いながら、貴方も銀鎖に向かいあうようにして椅子に座る。

貴方「ちょっと違います。とぼけるのも結構ですけど、その話って銀鎖さんの方がダメージでかいと思います」

銀鎖「それもそうですね。……あの行為は「言移し(げんうつし)」と呼ばれます。念を籠めた「言」葉を対象に「移」す」

貴方「言移し……」

銀鎖「細かい事は抜きにして言いますが、もちろん一般人にはできません」

銀鎖「闇祓いに口伝された秘術で、その技法は特定の位を修めた者にしか与えられません」

銀鎖「あなたにやったのは眠りの言移し。対象を深い眠りに誘う術です」

銀鎖「で……口付けをする理由ですが、言移しは主に二つの行為によって成立します」

銀鎖「一つは、空中に言の葉を漂わせ、それを対象に吸わせる無差別法。呼吸に言を混ぜるのが普通です」

銀鎖「もう一つは、自分の口を対象の肉体に接触させて直接飲み込ませる手法」

銀鎖「口、鼻、耳、目、肛門、性器、傷口……一番手っ取り早いのは口です」

銀鎖「私は主に後者を使います。理由は、そっちの方が力を使わなくて楽だからです」

銀鎖「それで、あなたの質問ですが、一言で言ったらやります」

銀鎖「闇は正に闇。暗部として、一般人が知る必要は無いのです」

銀鎖「もし知ってしまった場合、これまた闇祓いに口伝される記憶の操作術によって記憶をいじります」

銀鎖「その為には対象の意識を無くす必要があります。だから、眠りの言を使うのです」

銀鎖「この学院で、私は今まであなたを含め五回、目撃されました」

銀鎖「あなたを含む四回全て、その手段によって解決してきました。これからも、そうします」

銀鎖「……ここまで言わないと、恐らく納得しないでしょう。全て、説明させてもらいました」

銀鎖「何か質問はありますか? 答えるかどうかは、保証しませんが」

貴方は

1、自由行動
2、無い

↓2

虚弱の身体的特徴を伝えて、その人物に目撃されたことはあるのか聞く?

ちっちゃい間違いですが気に入らなかったので修正。銀鎖の下から三行目のセリフです。

>銀鎖「あなたを「含む」四回全て、その手段によって解決してきました。これからも、そうします」

ではなく

>銀鎖「あなたを除く四回全て、その手段によって解決してきました。これからも、そうします」

こうですね。彼女をスットコドッコイのおとぼけちゃんにするわけにはいきませんから名誉の修正。そしてシステムさんに不名誉の称号。

1、自由行動「虚弱の身体的特徴を伝えて、その人物に目撃されたことはあるのか聞く?」


貴方は、すごく、すごく気になっている事があったのだ。
銀鎖にこんな事を訪ねたのも、これが理由だと言ってもいい。いや、銀鎖のキス魔疑惑も疑問だったけれども。

貴方「銀鎖さんは、こんな人に目撃された事はありますか?」

銀鎖「そもそも誰に目撃されたかをよく覚えていませんが、誰ですか?」

貴方は銀鎖の不穏な言葉に不安を抱きつつ、とある人物の身体的特徴を伝えた。

その人物は、虚弱。特に深い意味は無いのだ。そう、気になるだけ。
もし虚弱が銀鎖に巻き込まれているとしたら……だったら、どうするのだろう。
どうしようもできないかもしれないが、何かしたい。その為に、事実を確認するのだ。

銀鎖「……いえ、記憶にありませんね。身長が——さんほどあれば、目立たないはずがありませんから」

貴方「そうですか……」

銀鎖の返事を聞いて、貴方はそっと胸を撫で下ろす。
銀鎖は嘘を吐くような人間ではないだろう。何より、自身に損も得もないからだ。
そんなどうでも良い情報の為に嘘を吐くぐらいならば、最初から正直に話す、と思われる。

まあ、貴方には信じる事しかできない、と言うのもある。

銀鎖「大切な人、なのですか?」

貴方「……はい、まあ。大切な、友達です」

日常の象徴、なんて、恥ずかしくて言えない。でも、そう思っている。
友人としても、そして……だから、その人の安全を祈るのは、当然の事だ。

銀鎖「人間でない分際で」

そんな貴方の安らかな感情を、一瞬の内に奪い去る銀鎖の悪夢的な一言。

銀鎖「自分が何者なのか、考えておくべきです」

銀鎖「これは嫌味ですが、守護者としての注意でもあります」

銀鎖「どれだけ清らかで正しく生きようとも、皮一枚剥けば貴方は、怪物です」

銀鎖の言葉は、貴方が常々気にしている言葉。

だから貴方は、何も言い返せない。自分が無害である事を言い返せない。
強がっても、貴方は怪物。泣いても、貴方は怪物。容易く破壊を振るう、紛れもない怪物。

貴方「……分かっていますよ」

そんな事しか、言えないのだ。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 6・土)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 2・火)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 3・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 4・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 5・金)

↓2

2

2番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

え? 最近短い? 二時間以上もみなさま拘束してたらそら罪悪感だって沸きます。

それにしても銀鎖ってヒロインは本当にヒロインか疑わしいですね。ヒロインなんですけど。
せめて攻略させる気のある媚び媚びのヒロインを用意しろよとシステムさんは常々思うのですが、ゲームマスターのうんち野郎ってば発想が貧困ですから……。

げふんげふん! さて次の再開ですが、3月30日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

乙でした

某悪魔狩人の言葉
「感情を高ぶらせて流れ落ちる涙は、他人を想う心を持つ人間の特権であり、証明なのだ。もしも涙が流せたなら、そいつはもう悪魔なんかじゃない」

悪魔に近いのは怪物な主人公?
それとも本当は一般人なんてどうでもよくて、「殺す」と言う非人道的な行為に、喜びを感じている銀鎖?

……ヒロイン殺すのは無茶安価だけど、悪魔なら殺しても大丈夫だよね!(悪魔は私だった)

外道! 貴様らこそ悪魔だ!
悪魔と言えば個人的にはこっち。こんばんは、システムさんです。
DMCですかー、システムさんやった事ないんですよね。と言うか、最近のゲームにはめっきり触れていません。

そうそう、銀鎖ってキャラはぶっちゃけ嫌われてなんぼなので気にしなくても良いですよ。
言い方を変えれば某たけしの挑戦から引用して「こんなスレにマジになってどーすんの」と言う感じです。
まあ、真剣になってもらえるなら、それはそれで大変嬉しい事ではありますけどね。

さて、フォローもしたところで直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 6・土)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 7・日)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 3・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 4・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 5・金)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

2番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

2番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 8/8(土)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

今日、貴方は外出する事ができる。せっかく外は晴れているのだから、外出するのも良いだろう。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、今から外出する事もできるが、時間はたっぷりあるのだから焦る必要は無いだろう。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

貴方は

1、食堂に行く
2、朝食を食べてから外出
3、部屋で過ごす
4、宿題をする(あと4回)
5、他の人の部屋に行く
6、寮の外に出る
7、自由行動

↓2

2、朝食を食べてから外出


貴方はとりあえず、朝食を食べる事にした。

一日の始まりにエネルギー摂取をしなければ何もできない。
とは言い過ぎであるが、何にしても朝食は食べておくべきである。

と言う事で、貴方は部屋を出て食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

食堂には、あまり人がいなかった。学院に戻ってきた生徒も少しはいるようだが、ほんのわずかである。
昼や夜ならまだしも、朝のこの時間であれば、今も惰眠を貪っている生徒も含めて少ないのは当然だろう。

朝食を受け取った貴方は

直後のレスのコンマで判定。
129…虚弱 357…愛 468…男装 0…誰とも会わなかった

コンマ「6」


貴方は、既に朝食を食べ始めている男装を発見した。
普段通り取り巻きに囲まれながらの朝食であるが、よく見ると、またもやその数が少なくなっている。

どうやら、いつの間にやら長期外出を行っている取り巻きがいるらしい。
貴方が以前に予想した通り、入れ替わりで帰省したのだろうか。
何にしても、今なら男装に話しかけるチャンス……なのだろうか。

どうせ取り巻きに妨害されるだろうし、男装と話せる、と言う事は期待しない方が良いかもしれない。

考えた結果、貴方は

1、男装と一緒に食べる
2、一人で食べる
3、自由行動

↓2

1、男装と一緒に食べる


貴方は男装と一緒に食べる事にした。その為には、とりあえず接近を果たさなければならない。

と言う事で、貴方は男装に歩み寄り、後ろから話しかける。

貴方「男装さん、おはようございます」

男装「うん? ああ、——さん。おはようございます」

貴方「今日も、ご一緒しても良いですか?」

男装「ええ、もちろん。僕は、女性ならば誰も拒みません」

男装は爽やか笑顔で言うが、貴方は言葉の裏に「受け入れるかどうかは別」と言うのを感じ取った。
……なにやら、どこかで聞いた言葉なような気がするが、気のせいだろう。

とにかく、貴方は男装+取り巻きと一緒に朝食を食べる事にした。

貴方は男装に、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「愛さんに話しかけたことがあるか」


貴方「男装さん、一つ聞いてもいいですか?」

男装「僕に答えられる事であれば。なんでしょう?」

貴方「男装さんは、愛、と言う人に話しかけた事はありますか?」

男装「ああ、愛さん。はい、一度だけ」

貴方「一度だけ?」

男装「彼女は良い人だった。誰にも隔てなく、それこそ「愛」を注ぐ、まるで聖母のような人です」

男装「そして、強い自身を持っている。おかげで、僕の話術も巧みにかわされてしまいました」

男装「まあ、愛さんは独自の手段で人を助ける事に集中しているようでしたから」

男装「僕と言う人間の虜にしてしまうのは申し訳ない。あのまま、優しくあってほしい」

男装「そんなわけで、一度話しかけたっきりなのです」

つまり、のらりくらりとかわされて振られたらしい。

貴方「そうですか。ありがとうございました」

男装「いいえ、どういたしまして」

そんな話をしながら、貴方は男装たちと一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

朝食を食べて、部屋に戻った貴方は、予定通り外出する事にした。

制服から私服に着替え、必要な物を詰めたバッグを持って部屋を出た。

□—————'□
|街 ・ 学院前|
□,—————□

とりあえず学院の外に出た貴方。

怒りさえ沸いて来るほどに熱い太陽の日差しが、容赦なく貴方に降り注ぐ。
思わず学院に引っ込みたくなるが、戻ってしまえば今日はもう外に出られなくなってしまう。

ところで、貴方はどうして外出したのだろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い
3、チェスの購入

↓2

3、チェスの購入


そうそう、チェスを調達しようと思って外出したのだった。

まあ、暇を潰せる道具であれば将棋だろうがトランプだろうが知恵の輪だろうが何でも良いのだ。
ただ、なんとなくチェスの気分であっただけ。

問題は相手が必要な事であるが、一人でもチェスはできる。寂しい事この上ないのは、言うまでもない。

貴方が街の中を探索したところ、それらしい店を発見している。
とりあえず、そこに向かう事にした。

それはそうと、貴方はどんな感じのチェス一式が欲しいだろう。

1、持ち運び可能なちゃちいやつ
2、持ち運ぶなんて到底無理な本格的なやつ
3、高いやつ
4、自由行動

↓2

4、自由行動「sperior travel set 8980円くらい」


そうそう、すぺりお……なんちゃらなんちゃらって言う結構高いやつである。
英語が苦手な貴方はスペルすら覚えていない有様であるが、値段は覚えているからたぶん大丈夫だ。

金なんていくらでも沸いて来るようなもんだから値段とか気にしなくて良いが、あまり浪費し過ぎると怪しまれるかもしれない。
……が、貴方が今いるのはお嬢様学校で、最近の子供って言うのはお小遣いがえらい高い。
その上趣味に浪費するのは子供の常なので、問題はあるまい。

そんなわけで、貴方は目的の店に向かった。

□——————————□
|街.・ボードゲーム専門店|
□——————————□

無事、目的の物を購入した貴方は、日陰で休憩しつつこれからどうしようかを考える。

せっかく外に出たのだからもう少し遊んでいたい物であるが、この天気ではやる気が削がれる。
と言うか、購入した「すぺりおるとらべるせっと」、思ったよりでかい。
言うほどではないが、これを持ったまま歩くと言うのは面倒にも程がある。

色々考えたが、貴方は

1、学院に戻る
2、自由行動

↓2

1、学院に戻る


用事も済んだ事だし、貴方は学院に戻る事にした。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

学院に戻った貴方は、部屋で過ごしていた。
そうしている内に、昼食に時間になった事に気付く。

外出してエネルギーを消費した所為か、少しお腹が空いた。
でも、外を歩き回った所為か疲れてしまった。もう動きたくない。そんな怠けた心が貴方を支配する。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、寝る
3、自由行動

↓2

3、自由行動「食堂へ」


貴方は食堂に行く事にした……が、昼食を食べる事くらいしかできないだろう。
貴方としては部屋で過ごしたいのだ。さっさと食べて、さっさと部屋に戻る。

寝転がっていた貴方は気だるそうに起き上がり、のろのろと部屋から出た。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

少しだけ生徒が戻ってきたとはいえ、まだまだ生徒の多くは学院を離れている。
どこに行ったのか、自分の家か、友人と一緒に海か山か。
昼である事も合わせて、食堂は相変わらず人が少なかった。

昼食を受け取った貴方は

直後のレスのコンマで判定。
56…虚弱 17…愛 48…男装 2390…誰とも会わなかった

コンマ「1」


貴方は、既に食事を始めている愛を発見した。

貴方「愛さん、こんにちは」

愛「む? その声は、——さんですね?」

貴方「正解です。隣、良いですか?」

愛「はい、どうぞ座ってくださいな」

貴方は愛と一緒に昼食を食べる事にした。

貴方は愛と、何か話したい事はあっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

2

10分経過したのでシステムさん判断で>>451で進行します。

2、特にない


貴方は愛と一緒に昼食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ夕食の時間になる事に気付く。

貴方は食堂に向かっても良いし、部屋で過ごしても良い。
そろそろ気力も回復してきた事だし、宿題をやっても良い。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、宿題をする(あと4回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、寝る
7、自由行動

↓2

3、宿題をする


貴方は宿題をする事にした。夏休みはまだまだ長いが、宿題は早く終わらせておくに限る。

貴方はしまっておいた宿題と筆入れを取り出し、机の上に広げる。
そして椅子に座り、一度溜め息を宿題に浴びせてから、気合いを入れる。

そんな儀式めいた行動をしてから、貴方は夏休みの宿題を進めた。

【!】夏休みの宿題を進行しました。残り3回で完了。

宿題を切りの良いところまで進めた貴方は、今日の所はこの辺で終わらせる事にした。
あまり無茶をしてもいけないし、あともう気力が無くなった。まあ、貴方ならばこんなもんである。

宿題を片付けた貴方は、ベッドに向かい、そのまま倒れ込む。

貴方は目を瞑り、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 6・土)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 7・日)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 3・水)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 4・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 5・金)

↓2

3番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

なんか、最近調子が悪いです。上手い事揮いませんねー、クリエイター気質なシステムさんからすれば不満です。
これはもしや、充電期間が必要かもしれませんね……申し訳ありません。

と言う事で、次の再開は4月1日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

一日休んで元気百倍! こんばんは、システムさんです。
まあ、本音を言うと良くも悪くも、と言う感じです。調子も良いんだか悪いんだか分かりません。
それはそうと、世間一般では今日はエイプリルフールですからシステムさんも一つシャレの利いた嘘っぱちでも言おうかと思ってたんですけどね。
どうにも面白いのが浮かばなかったのでやめました。嘘なんて張り切って言うもんじゃないですからこれでいいんです。

システムさんのぼやきもしたところで、直後のレスで天気判定ほい

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 6・土)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 7・日)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 8・月)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 4・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 5・金)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

3番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

3番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 8/9(火)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

そう言えばそろそろ先輩は帰ってきているはずだ。
帰ってくるのは昼ぐらいとして、更に一週間後の15日くらいからはまた先輩は居なくなってしまう。
もし先輩に用があるとしたら、早めに済ませておくべきだろう。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、今から外出する事もできるが、時間はたっぷりあるのだから焦る必要は無いだろう。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、宿題をする(あと3回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、自由行動

↓2

4、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、虚弱
2、愛
3、男装
4、銀鎖
5、先輩
6、自由行動

↓2

1、虚弱


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「……——さん」

貴方「おはようございます、虚弱さん」

虚弱「うん……どうしたの?」

虚弱の対応が柔らかくなったとは言え、未だ貴方は警戒の対象、らしい。
虚弱が扉の影に隠れるように応答する事から、なんとなくそれが伝わってくる。

ちょっとした無理は通るようになったかもしれないが、相変わらず無理はできないだろう。

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「一緒に食堂に行きませんか」


貴方「もし虚弱さんが良ければ、一緒に食堂に行きませんか?」

ただ、一緒に朝食を食べるくらいは、無理には入らないとは思いたい。
既に一度、一緒に食堂に行っている為、それを考えても大丈夫、だと思う。

虚弱「うーん…………」

虚弱は首を傾げ、悩むような仕草をする。
これは、貴方と一緒に行く事を考えているのか、それとも食堂に行く事自体を悩んでいるのか。

虚弱はできる限り朝食を食べるようにしているようだが、具合が悪ければ朝食を抜くことだってあるだろう。
今日がもしそう言う日であれば、このまま断られてしまうかもしれない。
ただ、それは貴方を嫌っての事ではないと思える余地があるため、いくらかマシである。

虚弱「……うん、いいよ」

暫くして、虚弱は項垂れるように頷いた。

貴方「よかった……今、行けます?」

虚弱「だいじょぶ……」

貴方「では、行きましょう」

貴方と虚弱は、ほんの微妙な間を空けながらも、一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「いつごろから紅茶の香りとか好きになった?」


貴方「虚弱さん、淹れたての紅茶の香りが好きって、言っていましたよね」

虚弱「……うん、まあ……」

なんだか今、虚弱に若干引かれたような気がしたが、気にしない。
男の貴方が虚弱の個人情報をしっかり憶えている事に不安を覚えた事を感じ取ったような気がしたが、気にしない。

貴方「それは、いつ頃から? 紅茶の香りが好きになったと言うのは」

虚弱「……いつって言われても、困るけど……」

貴方「まあ、大体で良いですから……」

虚弱「…………うーん。強いて言うなら……生まれた時から……?」

胎教じゃあるまいし。

虚弱「ずっと……知ってる香りだから……好きになってたというか……」

貴方「ご家族の誰かが好きだった、とかですか?」

虚弱「……そんなもん」

虚弱が生まれた時から、虚弱の家では「紅茶」の文化があったらしい。
そんな家に生まれては、紅茶を好きにならない理由は確かに無い。

虚弱が好きなのは淹れたての紅茶の「香り」であり、紅茶本体が好きかどうかは不明であるが。
まあ、香りが好きで味が嫌い、なんて人は少ないだろう。たぶん。

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ昼食の時間になる事に気付く。

朝食を食べてから全くと言って良いほど動いていない貴方は、そんなにお腹が空いていない。
この調子であれば夕食さえ食べなくても良さそうであるが、そんなに上手くいくものか。

どうでもいいような想定はそれとして、貴方は部屋で過ごしても良いし、気分転換に外に出ても良い。
それとも、そろそろ夏休みの宿題を終わらせるべきだろうか。既に夏休み終了のカウントダウンが始まっている気がしてならない。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をする(あと3回)
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動

↓2

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして、反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「……——さん」

貴方「こんにちは。また、来ちゃいました」

虚弱は困ったような、でも嫌がってはいないような、そんな複雑な表情を浮かべる。
これならば、もしや押す事も可能かもしれない。

虚弱「……今度は、何の用?」

貴方「これ、これです」

貴方は持ってきたすぺとらせっとを持ち上げ、虚弱に見せる。

虚弱「……なに、それ」

貴方「えーっと……すぺりおる・とらべる・せっと、だそうです。チェスです」

虚弱「チェス……?」

ぴくりと、虚弱が反応を見せた。未だかつて見た事が無い反応、言わば興味と言うのに近い。
これは、釣れる。確信した貴方は、なるがままにそのまま押す。

貴方「虚弱さんに今から予定が無ければ、今から、どうです?」

虚弱は、じっと貴方を見て、チェスセットに視線を移し、困ったような顔をしている。
天秤にかけている。チェスか、安全か。

虚弱は、チェスを得意としている、と言うような旨を以前貴方に話していた。
虚弱はあまりゲームをしないと言う、その中でチェスは得意だと言ったのだ。
少し理論が飛躍するが、好きな物でなければ得意になるはずが無い。

虚弱は、チェスが好きなはずだ。少なくとも嫌いではない。

なんかもう貴方が物で虚弱を釣っているみたいじゃないか。やっている事はそう言う事だけど。

虚弱「……やんない」

垂らした糸から、獲物が逃げた感覚を思い知る。甘かった。

貴方「そうですか……残念です」

目的を果たせなかった貴方は、もうこれ以上ここにいる意味は無い。
虚弱に別れを告げ、貴方は諦めて部屋に戻り、そこで過ごした。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、夕食の時間になった事に気付いた。

貴方は食堂に向かっても良いし、部屋で過ごしても良い。
それとも、宿題を真面目に進めるべきだろうか。あと少しで終わる事を考えると、今すぐ急がなくても良いような気もするが。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、宿題をする(あと3回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、寝る
7、自由行動

↓2

3、宿題をする


貴方は、やっぱり宿題をする事にした。

なんだかんだで、夏休みもあと三週間程度しかない。結構あるようで、思ったより短い。
そう思うと、夏休みってそんなに長い物で無いのだと言う事をしみじみと感じる。

なんて、歳とって時間の感覚が短くなった老人みたいな事を言っていないで、さっさと宿題をしてしまおう。

貴方はしまっておいた宿題と筆入れを取り出し、机の上に散らす。
続いて椅子に座り、一度気合いを入れる。これで、暫くはやる気が維持できるはずだ。できなかったら知らん。

貴方は夏休みの宿題を進めた。

【!】夏休みの宿題を進行しました。残り2回で完了。

宿題を切りの良いところまで進めた貴方は、今日の所はこのくらいにしておく事にした。
正直に言うと、ちょうどよくやる気が切れたのだ。もうこれ以上やっていられるか。

貴方は宿題を片付けてから、ベッドに向かい、倒れ、うつ伏せに横たわる。

そのまま目を瞑り、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 6・土)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 7・日)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 8・月)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 4・木)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 5・金)

↓2

4番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

ゲームを続行しますか?

続行するのならば、安価先のレスで天気判定を行います。

↓3 続行or続行しない

10分経過しましたが、指定した先にレスが無かった為、システムさん判断で今日はここまでとします。

お疲れさまでした。

流石に、↓3はやり過ぎだったのでしょうか。ちょっとしたチェックのつもりで、とりあえずやってみただけだったのですが。
釈然としないとは思いますが、ご容赦ください。

次の再開は4月2日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

よし、そこでシステムさんのスーパーヒントを差し上げましょう。
いつだったか、そうそれは初代主人公がパパリンを説得する時に、システムさんは言いました。
「どうにもできない時はおとなしく黙る」。今風に言い直すと「何もできない時は何もしない」。
このスレの鉄則的に言い直すと、「何かしてもどうにもならない時は、何もしない事も手である」。

まあこのスレ、えげつねえ事に「何もしない」が正解である時があったり無かったり。
言い方が悪いですね。攻めるばかりでなく、時には受けの姿勢も必要なのです。具体的にはやる事なくなった時とか。
なんとなく、分かりました? 分かんなかったとしてもシステムさんからはこれ以上何も言えないんですけどね。

こんばんは、システムさんです。
誤解が無いように言っておきますが、「何もしない」事が正解って言うのは、「最初から何もしなくても良い」とは別です。
色々頑張ったけど状況が好転・変化しない、と言う時にこそ選択するのが望ましい、言わば最後の手段です。
だって、何もしなくて状況が動くはず無いじゃないですか。それでどうにもできないから、後はもう天命を待つのです。

逆に「何もしない」と言う事をやって、その時こそ何も起きなければ、できる事がまだあると言う事なのです。
その限りでないヒロインもいますがね。だいたいそういう人は変人なので、分かりやすいと思いますよ、たぶん。

最近、システムさんのお話が長いですねー。さっさと直後のレスで天気判定ほい

すみません、遅れました。一言残しておくべきでした、すみません。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 6・土)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 7・日)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 8・月)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 9・火)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 5・金)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

始める3:始めない0:思い出の部屋0

前回の続きから再開します。

4番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

4番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 8/10(水)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。
どちらもせずに、外に出る事もできるが……この天気では、そうする理由もない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと2回)
4、他の人の部屋に行く
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2

4、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、虚弱
2、愛
3、男装
4、銀鎖
5、先輩
6、自由行動

↓2

2、愛


貴方は愛の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

愛の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、髪の塊もとい愛が現れた。

愛「はーい、どちらさまですか?」

貴方「私です、——です」

愛「おや、——さんでしたか。おはようございます」

貴方「はい、おはようございます」

やはり、見る度に愛の髪の毛は気になって仕方が無い。この姿を見慣れる事は、恐らくないだろう……。
何より、不安で仕方が無いのだ。髪の毛で前は覆われ、視界が満足でない人が目の前を歩いていて、心配にならない人がいるものか。

いつか口出しをする時があるのだろうか……。

愛「それで、今日はどんな御用でしょう?」

貴方は愛に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

1、自由行動「一緒に食堂に行きませんか」


貴方「今から一緒に、食堂に行きませんか?」

愛「今日も誘ってくださるとは、嬉しい事です。私も今、行こうとしていたのです」

愛「それでは、一緒にいきましょーう」

貴方は愛と一緒に、食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は愛と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「前に温泉に行きたいといっていましたが、湯船につかるとき、その髪はどうするんですか?」


貴方「愛さん、前に温泉に行きたいと言っていましたよね?」

愛「はい、確かに言いましたよ。温泉は良いですからね、是非とも行ってみたいものです」

貴方「それには同意です……でも、湯船につかる時、その……髪の毛はどうするのでしょう?」

まさか、髪の毛を湯に付けるわけにはいくまい。温泉のマナーとして、基本的に許されていないのだ。
愛がその事を分かっていないとは思えない……。
しかし、せっかく温泉に行くと言うのに、その温泉に入らないと言うのは、もったいない。

愛は、どうするのだろう。

愛「これですか?」

愛は髪の毛を一束手に取り貴方に見せる。そうしても、やはり愛の顔は見えない。

貴方「はい、それです」

愛「そりゃあ、上で纏めますよ。マナー違反ですからね」

なんと、普通に纏めるらしい。愛の髪の毛には、その実大した意味は無いのだ!
貴方の予想では、愛の髪の毛には重大な役割があり、愛のなんらかを守る役目がある、はずなのだが……。

考え過ぎの大外れだったようだ。なんてしょーもない。

貴方「あ、あ、そーなんですか、それなら良かったです」

愛「もう、まさかこのまま入る、だなんて思ったんですか?」

貴方「……正直」

愛「いけませんね。温泉はみんなが入る憩いの場なのですから、それを乱すような事は・……」

その後、説教に似たものを言われつつ、貴方は愛と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、夕食の時間になった事に気付く。

外では、未だ雨が降り続いている。まあ、外に出ない貴方にとっては、あまり関係の無い事か。

貴方は部屋で過ごしても良いし、宿題をやっても良い。
何をしたって、貴方はどうせ気分に従うだけだ。余程億劫でなければ何でもできる。

貴方は

1、部屋にいよう
2、宿題をする(あと2回)
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

2、宿題をする


貴方は宿題をする事にした。

以前に進めた時の感触からして、あと一度か二度か、それくらいやれば終わるだろう。
貴方と言う人間の性質から考えて、夏休み中盤に終了する、と言うのは……妥当な時間か。

そんな事を考えつつ、貴方はしまっておいた宿題と筆入れを取り出し、机に広げる。
それに向かいあって椅子に座り、一度気合いを入れる。

そうしてから、貴方は夏休みの宿題を進めた。

【!】夏休みの宿題を進行しました。残り1回で完了。

宿題を切りの良いところまで進めた貴方は、とりあえず休憩とか言って実質的に止めた。
まあ、残りから考えて、もうすぐ終わるだろう。いつでも終わらせられるのだから、今焦る必要は無い。

そんな感じで部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ夕食の時間になる事に気付く。

貴方は食堂に行っても良いし、部屋で過ごしても良い。
宿題は机の上に広げたままなので、続きをするのも、良いかもしれない。よくないかもしれない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする(あと1回)
4、他の人の部屋に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

4、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、虚弱
2、愛
3、男装
4、銀鎖
5、先輩
6、自由行動

↓2

5、先輩


貴方は先輩の部屋に行く事にした。先輩の言葉が正しければ、今頃は学院にいるはずだ。
それでも部屋にいる保証は無いが、そんなもんは貴方の知った事ではないので考えない。
念の為、夕食の時間が終わってから向かう事にする。

□—————————,□
|三年生学生寮内・4階|
□,—————————□

先輩の部屋に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、先輩が姿を現した。

先輩「はい……ああ、——さん」

貴方「こんばんは、先輩さん。お久しぶりです」

先輩「はい、こんばんは。そうですね、一昨日まで学院にはいなかったから」

先輩「もしかしたら、何か大事な用があったのですか?」

貴方は先輩に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

2、特に理由は無い


貴方「いえ、用と言うのは特になくて……なんとなく、来ました」

先輩「ああ、なら良かったです。うーん……つまりお客様なのだから、迎えたい所なのですが」

先輩「これから、ちょっと用事があるのです。急ぎではないのですが、お相手をできるほど時間に余裕が無くて」

どうやら、先輩にはこれから用があるらしい。こんな時間に用、と言えば誰かの部屋に行くくらいか。
先輩の交友関係は良く分からないため断定はできないが、先輩の恋人である眼鏡の部屋に行くような気がする。

貴方「なら、私は失礼します。突然押しかけて、すみませんでした」

先輩「いえ、来てもらうのは構わないのです。こちらこそ、相手をできずごめんなさい」

先輩「でも、遊びに来るのでしたら、遠慮しなくても良いんですよ。私とあなたは、もう友達のようなものなのですから」

友達。どちらかと言えば仲間とか、同胞と言うのが正しいのではないだろうか。
主に女装して女学院に潜入しているところとか、その辺とか。

先輩が忙しいなら仕方が無い。貴方は先輩と別れ、大人しく自室に戻った。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 6・土)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 7・日)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 8・月)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 9・火)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 5・金)

↓2

5番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

ゲームを続行しますか?

続行するのならば、安価先のレスで天気判定を行います。(五分経過まで)

↓2 続行or続行しない

□—————□
|貴方の部屋| 8/11(木)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、宿題をする(あと1回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、自由行動

↓2

2、部屋で過ごす


貴方は、たまには何もせず、部屋で過ごす事にした。
時には、そう言う事も良いだろう。



部屋で過ごしていた貴方は、いつの間にやら昼食の時間になっていた事に気付いた。

休憩も兼ねていた為か、なんとなく体の調子が良い……気がしなくもない。
まあ、体の調子が良くても朝食は抜いたばかりかやる事自体無い。まるで無駄である。

貴方は食堂に向かっても良いし、気分転換に外に出るのも良い。
調子が良い今の内に、宿題を進めてしまうのも良いかもしれない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、宿題をする(あと1回)
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、寝る
8、自由行動

↓2

3、宿題をする


貴方は宿題をする事にした。

貴方の目測では、あと少しで宿題は終わるはずだ。だったら前の時にさっぱり終わらせておけば良いのにと、自分でも思う。
でも、あの時の貴方は面倒臭がってやらなかったわけだし……ああ、ただの自業自得だ。
だとしても貴方はこの面倒臭がりスタイルを変えるつもりはない。だって、それこそ面倒だから。

それに、今日に終わらせてしまえばある意味予定通りなので、問題は無い。そう、貴方は何も悪くないのだ。

なんて、そんな事言っていないで、さっさと宿題を進める準備をする。

机の上に広げた宿題を見て、貴方は一発気合いを入れる。

その気合いが消え失せない内に、貴方は宿題を進めた。

【!】夏休みの宿題を進行しました。夏休みの宿題が終了しました!



部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ夕食の時間になる事に気付く。

案外宿題が早く終わってしまった為、貴方は以降何もせずに部屋で過ごしていたのだ。
図らずも朝・昼と連続で食事を抜いてしまった。日常生活をする為のエネルギーがそろそろ尽きる。平たく言うとお腹が空いた。

貴方は食堂に行っても良いし、部屋で過ごしても良い。
気分転換に外に出ても良いだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動

↓2

2、部屋で過ごす


貴方は部屋で過ごす事にした。

思えば、夏休みの宿題に追われたり、なんかなんかで、こうしてゆっくり過ごす事は少なかったように思える。
たまにはこうして、食事の事すら忘れて、のんびり過ごすのも良いかもしれない。

貴方はベッドに横たわり、特に何もせず部屋で過ごした。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 6・土)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 7・日)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 8・月)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 9・火)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/10・水)

↓2

1番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

なにやら、みなさまの目論見通りいきませんね。システムさんの企み通りではあるのですが。
ちょっと考えれば分かる事だと思うのですけれどね。部屋で待つより、もっと有効な時間があるって事。

進行役としての願望に過ぎませんが、対象の気持ちを考えて行動してほしいですね。いろいろ。
まあ、こんなスレに頭悩ませるくらいだったらいっそ付き合わねーよボケって話ですよね。
もうちょっと攻略を簡単にした方が良いのでしょうか……?

さて、次の再開は4月3日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

思えばこんなスレをゲームとか言って表に出してる時点で程度が知れるってもんですよねー。
その上で女の子の気持ちがどうとか何をえらそーに。片腹痛いとは正にこの事でしょう。

自虐はするだけウザいので、さっさと直後のレスで天気判定ほい

コマンド確認「ステータス」

□—《ステータス画面》————————————

| 名前:—— ——(貴方) / 現在:8/11(木)

| 性格:温和・怠惰 / 誕生日:8月13日

│    肉 体 …[■|■|■|■|  |  ]
│    知 識 …[■|■|■|■|■|  ]
│    技 術 …[■|□|□|  |  |  ]
│   第六感 …[■|■|■|■|■|  ]

│ 特殊設定:『超能力・心』『異形の子』


│ [虚  弱]…感情【45/50】【好き】[Birth: 7/24]

│ [  愛  ]…感情【19/50】【友好】[Birth:10/17]

│ [鉢  巻]…感情【6/50】【未確認】

│ [ close! ]…感情【???】【???】

│ [銀  鎖]…感情【14/50】【友好】

│ [男  装]…感情【12/50】【友好】[Birth:12/ 3]

□────────────———──——─‐

所持特殊アイテム
「Sperior travel set」…自分で購入した持ち運び可能なチェスセット。結構値が張る。

日付を見てもらえば分かる通り、ステータス画面は最後に読み込んだorセーブしたデータの物を提示します。
別にシステムさんが気付かずに張り付けたわけではありませんからね、本当ですからね!

あと、新たに入手したアイテムをこのように表記するようにしました。したからと言って、何がどうって話なんですけどね。

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/11・木)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 7・日)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 8・月)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 9・火)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/10・水)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

すみません、ちょっと席を離れます。21:30までには戻ってこられると思います。

始める3:始めない0:思い出の部屋0

前回の続きから再開します。

1番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

1番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 8/12(金)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2

3、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、虚弱
2、愛
3、男装
4、銀鎖
5、先輩
6、自由行動

↓2

1、虚弱


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

暫くして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「…………——さん」

なにやら、今日は一際具合が悪そうである。

そう言えば、起き抜けに外を見た天気ではあるが、今日は雲一つない晴天。
太陽の光が何に遮られる事無く、容赦無しに差し込んでくるこの地上は、虚弱にとっては地獄に違いない。
部屋に引き籠っていても太陽の光に脅かされるのかどうかは、知らない。
たぶん、時間によっても力が制限されるのだろう。適当である。

貴方「おはようございます……大丈夫ですか?」

虚弱は力無く、首を横に振って答える。ああ、これは本当に駄目なパターンのやつだ。
日が落ちたのなら、ある程度は調子も取り戻せるのだろうが……難儀な物だ。

虚弱が尋ねて来るまで待つと言うのは、酷と言うものか。

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

1、自由行動「一緒に食堂に行きませんか」


貴方「あの……こんな時に言うのも空気が読めないと思うのですが、一緒に食堂に行きませんか?」

貴方「と言うか、行けますか……? 嫌なら嫌で、無理しなくても良いんですよ?」

貴方がついつい控えめになってしまうくらい、それくらいに今の虚弱は弱っている。
これで病気でもなければ怪我でもないと言うのだから、本当に神秘である。
いや、或いは、一種の病気だろう。ありきたりな言い回しだが、言うなれば「呪い」と言う名の、病気。

そんな事を言っていないで、虚弱を助けたい所だが、それはできない。
貴方は虚弱に手を貸す、などの行為をできない。虚弱が嫌がるかもしれないから。見ている事しかできない。

虚弱は、ぐったりした様子で、暫く考え込んでいるらしい。

やがて、虚弱が出した答えは……首を横に振る、無言の返答。

まあ、これは仕方が無い。今日は、運が悪かったのだ。

貴方「分かりました。私は食堂に行きますけど……具合が悪いなら、ちゃんと休んでくださいね?」

虚弱「……うん」

貴方「では、失礼します……」

貴方は虚弱と別れ、一人で朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろお昼の時間になる事に気付いた。

朝食を食べたおかげで、貴方のお腹は大分満たされた。
まあ、まだ少しお腹が空いている、とも言えなくもない。その辺は、今後の予定と相談するべきだろう。

貴方は食堂に行っても良いし、部屋で過ごしても良い。
気分転換に外に出るのも良いが……太陽が凄まじいのは変わらず。こんな日中に外に出るのは嫌だなあ。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動

↓2

7、自由行動「絵の練習」


貴方は絵の練習をする事にした。

宿題が終わった貴方は、言わば完全に自由。何をしようと勝手なのである。
たとえば部屋で寛いだり、ベッドでごろごろしたり、寝たり、ぼーっとしたり。
どう考えたってそれは不健全なので、せめて有意義と感じられるような事をするべきだろう。

と言う事で、貴方はいつものノートを取り出し、気に留まったものを適当に描いていった。

なんとなく、絵の練習ばかりしていると、ちゃんとした道具が欲しくなってくる。
筆だとかイーゼルだとか、専用の道具が無くとも絵の練習はできる。入手するのも面倒だし、考えるだけだ。


今日はいつもより集中できた。なんだか絵が上手になった……気がする?



そうして過ごしていると、いつの間にやら夕食の時間になっている事に気付いた。
その事に気付いた理由が腹時計と言う名の腹の音なのだから、もうどうしようもない。

気付けば、ノートのあちらこちらには自身の手のデッサンだったり風景模写があったり。
美術ノートらしくなってきたが、これは数学のノートである。

さて、とりあえず絵の練習は中断するとして、これからどうしよう。

貴方は食堂に行っても良いし、部屋で過ごしても良い。
太陽なんかは既におさらば、外は暗くなっている。今なら、外に散歩をしに行っても良い。
もしくは、この集中力のまま、絵の練習をしても良いだろう。更なる成果が見込めそうだ。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、寝る
6、自由行動

↓2

1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

夏休みで帰省している生徒が多いとは言え、夜ともなると、食堂に来る生徒は多いようだ。
いくらかは学院に戻ってきた分も合わせて、従来の昼の時間くらいの活気は戻ってきている。

夕食を受け取った貴方は

直後のレスのコンマで判定。
158…虚弱 237…愛 469…男装 0…誰とも会わなかった

コンマ「6」


貴方は、既に夕食を食べ始めている男装を発見した。
ああ、取り巻きの数が増えている。いや、戻っている。また何人かが帰ってきたようだ。

あと三人ほど加われば、完全にいつも通りとなるだろう。そうなれば、話しかけるのは尚更難しくなる。

まあ、用もないのに話しかけるのもアレだ。
男装は取り巻きたちと楽しげに食事をしている。貴方が入るのは、邪魔と言うものか。

いろいろ考えたが、貴方は

1、男装と一緒に食べる
2、一人で食べる
3、自由行動

↓2

1、男装と一緒に食べる


貴方は男装と一緒に食べる事にした。取り巻きは、申し訳ないがカウントしない。
もはや、彼女たちからは敵視されている事は否定できない。
貴方は争いなどまっぴらごめんだが、これも人付き合いと青春、と考えれば許せなくも……。

……どう考えても許せなかったので、考えない事にしよう。

貴方「男装さん、こんばんは」

とりあえず、貴方は男装に接近し、後ろから話しかける。
5メートル近い間合いがありながらも既に数人の取り巻きから警戒の視線を浴びせられたのは、正直驚いた。

男装は振り向き、貴方を見るや、爽やかスマイルで貴方を魅了しにかかる。
下手すれば魅了されてしまいそうなのが、本当に恐ろしいところである。

男装「——さん。こんばんは、いつ見ても、あなたは本当に綺麗だ」

男装「一緒に食べませんか? そうしたら、僕は十人の美人に囲まれている事になる」

貴方「褒めても、何もできませんよ。でも、言われたら仕方ありませんね、ご一緒します」

貴方は男装と一緒に夕食を食べる事にした。

*1「少し気に入られているからって、甘えない事ねっ」

*2「厳しいんだから、この世界っ」

こそっと、隣とその更に隣の取り巻き二人にそんな事を言われてしまった。どうしろと。
ただ、貴方に向けられる視線が敵視では無く、ライバル視であると分かった。それだけで、よしとしよう。

貴方は男装に、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「パンツとスカートどっちが好き?」


貴方「男装さんは、パンツとスカート、どちらが好きですか?」

男装「パンツとスカート、ですか。その二つなら、スカートですね」

これは、意外な答えだった。男装の事だから、その姿の通りパンツの方を選択すると思っていたのに。
意外と、心の中に少女趣味が残っている、と言う事なのだろうか。

男装「その人に似合う方が良いのはもちろんなのですが、僕は、スカートを履いてもらう方が嬉しいです」

男装「そちらの方が、女性の魅力と言うのがよく伝わってきますからね」

ああ、そんなこったろーと思っていた。
男装は自分が着用するのではなく、自分以外の他人が着用する場合の事を言っていたのだ。
そりゃあ、スカートの方が好きと答える。だって自分の事じゃないんだもの。

貴方「いえ、男装さんが履く場合、です」

男装「ぼ、僕ですか?」

その瞬間、貴方の隣の取り巻きが、貴方の太股に拳を軽く当てる。
何事かとその方を見ると、貴方にぶつかったその手は、なんか親指をぐっと突き立てていた。
次にその取り巻きの顔を見ると、「グッジョブ」と言わんばかり。どうやら、貴方は良い事をしたらしい。

男装「…………僕は」

男装「僕は、女性が喜んでくれる方を、常に選びますよ」

男装の答えは、そんな感じ。上手くはぐらかされてしまった。
はぐらかす、と言う事は、あまり言いたくない事なのだろう。だから、追求しない事にする。

もしかしたら、男装はスカートも履きたいのかもしれない。そうしない、できない理由があるのかもしれない。
単純にスカートを履いちゃうと「男装」しているイメージが崩れてしまうかもしれない。

特に深い理由は無いのかもしれない。

そんな話をしながら、貴方は男装及び何故か目を輝かせている取り巻きたちと一緒に夕食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/11・木)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 7・日)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 8・月)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/ 9・火)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/25] (8/10・水)

↓2

2番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

本当は続けてやりたいんですけどねえ……次の日は初めてのあれですから。せっかくだから、のんびりやりたいんです。
とりあえず言っておきますと、夕食を食べに言ったのはナイスな判断です。理由は後で分かるでしょう、多分。

あと、パンツ。バカにしないでくださいよね! システムさんだって女の子なんですから!
パンツくらい……パン……ぱ……。ごめんなさい下着の方だと思いました。
だってパンツはパンツじゃないですか。ズボンじゃダメなんですか。なんでわざわざパンツだなんて紛らわしいぐちぐちぐちぐち……。

次の再開は、すみませんが一日空けての4月5日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

再開しませんがこんばんは、システムさんです。

明日は主人公の誕生日じゃないですか、やだー。
……と思ったら、テンプレ及び再開時の表記と、ステータス画面の誕生日の表記が異なっているじゃないですか! 言われて初めて気付きました……。
で、調べた結果間違っているのはテンプレ及び再開時の表記の方でした。つまり、主人公の誕生日は8月13日でした。
いやーほんと……お互いやってられませんね。毎度毎度こんなん付きあわせて付き合って……。

こんばんは、システムさんです。
なんだってシステムさんはこうも問題ばかり起こすのでしょうね。時には時間差で。
不死身の修復力を持つシステムさんの豆腐メンタルですが、あまりの酷さに木端微塵に砕けそうです。

自身にゲンナリしつつも直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/11・木)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/12・金)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/ 8・月)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/ 9・火)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/10・水)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

2番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

2番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 8/13(土)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

今日は貴方の誕生日だ。もしかしたら、貴方の誕生日を祝ってくれる人がいるかもしれない。
その場合、普段通りに過ごした方が良いのだろうか。それとも、部屋で待つ?
下手に動かず、部屋で待っていた方が、確率は高そうであるが……誰も来ない、と言う可能性は考えないのだ。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2

2、部屋で過ごす


貴方は部屋で過ごす事にした。



特に何をする事も無く、貴方はベッドに寝転がってぼーっとしていた。
そうして部屋で過ごしていると、何者かが貴方の部屋の扉をノックする。

貴方の部屋に来客なんて珍しい……って、なにやらどこかで聞いた言葉である。
ではなく、待たせるのは申し訳ない。貴方は立ち上がり、急いで部屋の扉へと向かう。

先ほどまでの体勢の所為で血の巡りが悪く、少々ぼやけた頭で扉を開ける。

と、そこにいたのは、愛だった。

愛「おはよーございます、——さん」

愛は変わらず、のんびりした口調で貴方に挨拶する。

貴方「はい、おはようございます……。珍しいですね、愛さんが私の部屋に来るなんて」

愛「そうですね、初めてです。部屋を間違えなくて良かったですよ、ほんと」

貴方「ああ……」

貴方は思わず、唸ってしまった。愛は目の前が見えないのは前々から何度も言っている事。
歩く事さえ苦労するなら、まして他の人の部屋に行くなど難しさの極みだろう。
そうしてまで、一体愛は貴方に何の用なのだろう。

愛「ちょっと待っててくださいねー」

そう言いながら、愛は髪の毛の中でもぞもぞと蠢く。あまりにも異様な光景に警戒してしまった。
少しして、愛は髪の毛の中から、小学校の頃に使った「お道具箱」程の、少し大きめな箱を取り出す。
まるで猫型ロボットの異次元ポケットのようだ……と、思ってしまうのは仕方のない事だと思う。

愛「たんじょーび、おめでとうございます!」

貴方「た、誕生日」

愛「はい。誕生日です。あれ、間違えていました?」

貴方「いえ、間違えてはいないのですが……」

驚いた。が、愛の事を考えると、何一つ驚く要素は無い
だって、愛だもの。誰かの誕生日を知っているなら、それが親しい相手なら、誕生日のプレゼントくらい用意する。

愛「でしたら、誕生日プレゼントです! 私特製、お茶っ葉の詰め合わせです」

愛「このくらいの物しか、用意ができませんでした……その分、品質と味には大変拘りました!」

貴方「いいえ、このくらいだなんて! とても嬉しいです!」

なんとも、愛らしいプレゼントのチョイスだろう。
確かに、愛はよくお茶を飲んでいた。貴方が抱く愛の印象は髪の毛に並んで、お茶を挙げても良いくらいだ。

愛「喜んでくれるのなら、用意した甲斐があると言うものです!」

ひょこっと、愛の髪の毛先が跳ねた。

愛「では、私はこれにて失礼します。せっかくの誕生日ですから、ゆっくり過ごしてほしいのです」

貴方「はい……あの、ありがとうございました」

愛「むふー。人が生まれた素晴らしい日、愛の日! その日を祝わずして、何が私でしょう!」

結局、そこに行きつくのか。でも、今日だけは、それに賛同しても良い。

貴方は、愛から、「特製お茶っ葉詰め合わせ」を貰った。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

愛から貰ったお茶を飲みつつ、貴方は部屋でのんびり過ごしていた。

それにしても、美味しい。

貴方は不器用だ。お茶やコーヒーを淹れればほぼ確実に不味くなる。
そんな貴方が作っても、このお茶は美味しい。
まあ、急須に茶葉を入れてお茶を注ぐだけの工程の中に、どうして不味くできる要素が入れるのかは我ながら疑問である。

と言うわけで、それでも美味しいこのお茶。ついつい、心が和むと言うものだ。

そうして過ごしている内に、いつの間にやら昼食の時間になっている事に気付く。

今朝は私欲のために朝食を抜いてしまった。……どうしよう。

貴方は食堂に向かっても良いし、部屋で過ごしても良い。
どちらもせずに、外に出る事もできる。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動

↓2

4、寮の外に出る


貴方は寮の外に出る事にした。

□——————————□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□——————————□

貴方は学院の敷地内であれば、どこにでも行く事ができる。

貴方は

1、校舎に行く
2、広場に行く
3、校舎裏に行く
4、噴水に行く
5、やっぱり部屋に戻る
6、自由行動

↓2

2、広場に行く


貴方は広場に行く事にした。

□————————□
|学院敷地内 ・ 広場|
□————————□

広場には、お昼時だと言うのにそれなりの数の生徒がいた。

夏の日差しの元、流石に遊び回る生徒はいないが、日陰でのんびりしたり、逆に日向ぼっこをしたりと、寛いでいる姿がよく見られる。

その中には、先生2の姿もあった。どうやら、生徒たちと喋っているようだ。
貴方が知る険しく恐ろしい表情とは違い、比較的穏やかな顔をしている。比較的。

ここにいても良いが、貴方は……

1、先生2に話しかける
2、ここで過ごす
3、校舎に行く
4、校舎裏に行く
5、噴水に行く
6、やっぱり部屋に戻る
7、自由行動

↓2

6、やっぱり部屋に戻る


貴方はやっぱり部屋に戻る事にした。流石に、この日差しの中をずっと歩き回るのは、辛い。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

とりあえず部屋に戻ってきた貴方は、ベッドに腰掛ける。

戻ってきたのは良いが……どうしよう。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、他の人の部屋に行く
3、学生寮受付に行く
4、寝る
5、自由行動

↓2

1、部屋で過ごす


貴方は部屋で過ごす事にした。



愛から貰ったお茶を啜りつつ、のんびり昼下がりを楽しむ。
空腹である事を除けば、なんて理想的な時間だろう。

歳に似合わない変な感動をして過ごしていると、何者かが貴方の部屋の扉をノックする。

またもや、来客。今日だけでもう二人目だ。
まあ、さっきの今でとぼけるのは、流石にあざといと言うものだろう。
待たせてはいけないと、貴方は先ほどと同じように、急いで扉に向かう。

扉を開けると、そこにいたのは、男装だった。

男装「ああ、良かった。こんにちは、——さん」

貴方「男装さん。こんにちは……」

見れば、男装の周囲に、いつもの取り巻きたちの姿は無い。
貴方の部屋の前のみならず、廊下一直線を見ても、やはり取り巻きの姿は無い。

言うに及ばず男装が下がらせたのだろうが、どうしてそれをするのかが不思議なのだ。
まあ、男装の事だから「女性の部屋を訪ねるのに他の女性を連れていくのは失礼」とか言うのだろう。

貴方「今日は、どうして私の部屋に?」

とりあえず、貴方は気になっているその事を尋ねてみた。
あまりのわざとらしさに我ながら反吐が出るが、逆に「誕生日のプレゼント?」といきなり言うのも何かアレ。

男装「ふふ。とぼけているのか、本当に忘れているのか。どちらにしても、まるで期待されているみたいです」

男装「誕生日、おめでとうございます」

そう言って、男装が差し出すのは……洒落た包みに入った、よく分からないが小さい物。

貴方「誕生日……」

そう、今日は貴方の誕生日。忘れてなどいない。だってさっき祝ってもらったばかりだから。
だいたい、自分の誕生日を忘れる人がどこに……いないとも限らないが。

ああ、そう言えば、男装に「貴女の誕生日を僕に祝わせてくれますか?」的な事を言っていた。
祝うと言う割には、思ったよりしょっぱい物である。
……しかし、男装だって色々考えたのだろう。曲がりなりにもイケメンを演じているのだから。

男装「本当は、もう少しムードのある演出の一つでもしたかったのですが」

男装「あなたは、そう言う物より小さな物の方が喜ぶと思って」

貴方「はい、とても嬉しいです……!」

それに、なんであれ贈り物は貰うと嬉しい物である。自分が生まれた事を祝ってくれるのなら、尚更。

貴方「これは……お菓子、ですか?」

男装「正解。クッキーです。僕の手作り、と言うのもやりたかったのですが、嫌がられてしまったなら僕の立つ瀬が無い」

男装「少し臆病ですが、市販の物です。ただ、既に試食した僕が、味の保証をしますよ」

貴方「ふふ……でも、男装さんからのプレゼントには変わりません。大事に味わって、食べる事にします」

男装「そう言ってくれるなら、僕も気が楽です。では、良い日を」

そう言って、男装は一礼し、貴方に一度微笑んでから、その場を後にした。

……見た目や言動はともかく、やはり彼女は、悪い人ではない。
こんな贈り物一つでそう思ってしまうのだから、貴方は自分で思う以上に、チョロいのだろうか?

貴方「……でも、まあ」

掌に乗せたクッキー入りの包みを、ちょいとつつく。

でも、まあ、嬉しいもんは嬉しいんだからしょうがない。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

男装から貰ったクッキーをお茶請け代わりに、愛から貰ったお茶を啜る。

ある意味贅沢な瞬間である。甘み、苦味、喜びを一挙に口に頬張り、味わうようだ。
しかしこの組み合わせは、実は結構合わない。クッキーはクッキー、お茶はお茶で味わった方が良かったのだ。

それに気付いたのが最初の一口で、本当に良かったと心から思う。

それにしても、男装から貰ったクッキーは本当に美味しい。
味の事は詳しくは分からないが、とにかく甘い。そのくせ、控えめな甘さ。
よく分からない、不思議な甘さなのだ。まるで魔法のクッキー……と言うのは、少女趣味が過ぎるか。

二人からのプレゼントの喜びを深く味わっている内に、いつの間にやら夕食の時間になっている事に気付く。

正直な話、お茶とクッキーで少しお腹が満たされたような、却って空腹感が増したような。

そろそろ、普通の食事を食べるべきだろうか。今日一日、殆ど水分しか摂っていない。
今までの貴方の生活を振り返る限り、一日中何も食べない、と言うのもざらだった気がするが……。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、寝る
6、自由行動

↓2

1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

夏休みで帰省している生徒が多いとは言え、夜ともなると、食堂に来る生徒は多いようだ。
いくらかは学院に戻ってきた分も合わせて、従来の昼の時間くらいの活気は戻ってきている。

夕食を受け取った貴方は

直後のレスのコンマで判定。
678…虚弱 123…愛 459…男装 0…誰とも会わなかった

コンマ「1」


貴方は、既に食事を始めている愛を発見した。

貴方「愛さん」

愛「も? おや、——さん。こんばんは」

貴方「こんばんは。先ほどぶりです」

愛「そうですね。隣、どうぞ座ってくださいな」

貴方「では、お言葉に甘えて。あ、愛さんがくれたお茶、美味しかったですよ」

愛「ほう、それは良かったです! そう言って貰えたなら、用意した甲斐があると言うものです」

愛「……うん、これ、さっきも言ったような気がします?」

貴方「同じ事、言っていました」

愛「あう、やってしまいました……」

貴方「まあまあ。愛さんが純粋で正直者であると言うのが、よく分かりました」

そんな事を世間話のように話しつつ貴方は愛と一緒に朝食を食べる事にした。

貴方は愛と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「愛さんの眉毛は見えないけど、ちゃんと手入れしてる?」


貴方「ねえ、愛さん。少し失礼な事かもしれないけれど、聞いても良いですか?」

愛「内容によりますねー。聞きましょーう」

まあ確かにそうだ。話の内容が分からなければ失礼かどうかなど判断できない。
と言うか、失礼だと思うなら言わなければ良いのだ。それが抑えられないのだから、興味と言うのか。

貴方「愛さんの顔はいつも見えませんが……ちゃんと眉毛の手入れはしていますか?」

愛「眉毛? 手入れが必要な物なのですか!」

……まさか、そこからか。

愛「……と言うのは冗談です。失礼な事を聞きましたね、ほんとーに」

貴方「ご、ごめんなさい」

愛「でも、私は気にしていないので、大丈夫ですよ。身嗜みを整えるのは、女性として当たり前ですからね」

愛「質問の答えですが、私はした事がありませんね。私が判断する限りですが、必要ないので」

貴方「なるほど……」

さりげなく愛の顔の情報を入手する目的でもあったが、それは失敗に終わった。
もう一つの目的である愛の身嗜みをチェックする方は果たされたので、良しとしよう。

……愛は、顔を髪の毛で覆っている。もしかしたら、身嗜みを整えるのを怠っているのではないかと思っていたり。
余計なお世話と言われたらそれまでだが、心配性な貴方のサガでもあるのだ。

そんな話をしながら、貴方は愛と一緒に夕食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

今日は、とても良い日だった。貴方の誕生日を、二人の人間から祝ってもらえるなんて。
久しぶりに、自分の生まれた日と言うものを、良き日のように思えた……。

貴方は喜びを抱いたまま、目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/11・木)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/12・金)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/ 8・月)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/ 9・火)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/10・水)

↓2

3番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

短いですね。やる気の欠片も見られません。その分一レスが長いので許して下さい。
愚痴です。男装のプレゼント、えらい悩みました。その結果クッキーって言うのは、システムさんのセンスの無さの現れですね。愚痴終わり。

まあ何やってんのってこっちのセリフですよ。なにやってんすか! 仲直りのきっかけが……!

次の再開は4月6日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

おっと、誰が誰狙い、と言うのは聞かないお約束ですよ?それあれですから。無粋です。野暮です。

ちなみに、単純にそれぞれの行動を考えた結果、妥当な順番にしたまでです。美味しい物理論ではありません。
愛と男装はどっちがどっちでも良かったのですが、どちらかと言えば愛の方が先かと思って。
虚弱は夜の方が元気だからです。やる気と勇気も沸いてきます。
ちなみにプレゼントをくれる人は、主人公に対する感情値が高い人ベスト3です。参考にしてください。

まあ、食堂行ってもチャンスはありました。虚弱ちゃん引けば。引かなかったんですけどね。

明日2のデータを選択して最後の選択肢まで飛ばせるってできる?

>>646
できますよ。そうした場合、その時間までの行動・情報は全て、やり直す前と同じと言う扱いになります。
まあ、再開前の多数決を乗り切る事ができたら、の話ですけど……ね。


ちなみに、みなさまはは誰を攻略してみたいのか、と言うのはシステムさんも知りたいです。とても知りたいっ!
でも、それを聞いてしまったらシステムさんの中の情熱が失せてしまうのです。
誰が誰に興味があるのか分からない。だから、全てに興味を持ってもらうために、どのキャラにも隔てなく熱意を注ぐ!
罷り間違っても「このキャラ人気ねーから手ぇ抜いても良いや」なんて思わないよう、前提から潰す!
それがシステムさんと言う、クリエイターもどきの信念、ポリシー! 尚、どれも魅力が無いと言う事実は見ない方針!

逆に、人気が無いキャラクターにさらなる熱を注ぐ、って言うのも良いんですけどね。世の中分からなくていい事もあるんです。

具体的には

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/11・木)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/12・金)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/13・土)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/ 9・火)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/10・水)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

の時に何と書けばいいのかな?「始める」を3人とも選ばなかったら、何も起きず終了したことなかったっけ。
>>627から始める?

>>649
その時に始めない、と記入した後、どのデータから再開するか、と確認の画面に移ります。
希望するデータを選択します。尚、ここは多数決ではなく安価です。
その際、システムさんが「【朝】【昼】【夜(放課後)】の希望する場面から再開する事ができます」的なアナウンスをします。
これも多数決ではなく安価で決定するので、もしかしたら狙った場所から再開できないかもしれません。

と言う事でこんばんは、システムさんです。

今日は特に言う事ありませんね。直後のレスで天気判定

システムさんは多数決があまり好きじゃないので嫌です。

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/11・木)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/12・金)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/13・土)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/ 9・火)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/10・水)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

始めない

始める1:始めない2:思い出の部屋0

セーブデータを読み込みます。

再開するデータを選択してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/11・木)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/12・金)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/13・土)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/ 9・火)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/10・水)

↓2

2番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

このデータは【朝】【昼】【夜】の希望する場面から再開する事ができます。

シーンのショートカットを行いますか?
【注意!】その場合、それまでの行動はやり直す前と全く同じとなります。

1、【朝】から >>610
2、【昼】から >>614
3、【夜】から >>627
4、やり直さない

↓2

3

2番のデータの【夜・誕生日の過ごし方】から再開します。

データの書き換えを行っています……。

書き換えが終了しました。

2番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

男装から貰ったクッキーをお茶請け代わりに、愛から貰ったお茶を啜る。

ある意味贅沢な瞬間である。甘み、苦味、喜びを一挙に口に頬張り、味わうようだ。
しかしこの組み合わせは、実は結構合わない。クッキーはクッキー、お茶はお茶で味わった方が良かったのだ。

それに気付いたのが最初の一口で、本当に良かったと心から思う。

それにしても、男装から貰ったクッキーは本当に美味しい。
味の事は詳しくは分からないが、とにかく甘い。そのくせ、控えめな甘さ。
よく分からない、不思議な甘さなのだ。まるで魔法のクッキー……と言うのは、少女趣味が過ぎるか。

二人からのプレゼントの喜びを深く味わっている内に、いつの間にやら夕食の時間になっている事に気付く。

正直な話、お茶とクッキーで少しお腹が満たされたような、却って空腹感が増したような。

そろそろ、普通の食事を食べるべきだろうか。今日一日、殆ど水分しか摂っていない。
今までの貴方の生活を振り返る限り、一日中何も食べない、と言うのもざらだった気がするが……。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、寝る
6、自由行動

↓2

これで虚弱から誕生日プレゼントをもらう条件が、
「夜に虚弱に会うこと」だったら最高に笑えないね

2、部屋で過ごす


貴方は部屋で過ごす事にした。



お茶の飲み過ぎでお腹がどえらい事になっていた為、貴方は何もせずにのんびりしていた。
その内、何者かが貴方の部屋の扉を軽くノックする。

本日三度目ともなれば、流石に慣れた物である。貴方は特に何も考えず、部屋の扉へと向かう。

扉を開けると、そこにいたのは……結構大きな包みを抱えた、虚弱だった。

虚弱「こんばんは」

驚いている貴方に対し、虚弱はただ一言、そう言った。
夜だから元気であるのはいつも通りだけれど、今日の虚弱はどこか、凛々しく見える。
見えるだけで、特に変わりは無い。ちょっと眠たげな眼で、貴方を見るのだ。

貴方「虚弱さん……?」

虚弱「ハッピーバースデー」

次に虚弱は間髪入れず、持っていた大きな包みを貴方に突きつける。
本日三度目のその言葉も中々であるが、貴方を支配するのは喜びか、驚きか。

ぶっきらぼうに感じるその一連の動作は、ただ単に虚弱がそう言う人間だからだろう。

虚弱「……要らないの?」

貴方「い、いります、ほしいですっ」

貴方は慌てて、虚弱からプレゼントを受け取る。結構、重い。

虚弱「はあ、重かった」

貴方「だと思います……」

普段持ち慣れない重さで痺れた手を振り、虚弱は困ったように笑う。

色々、言いたい事がある。聞きたい事がある。

貴方は

1、「これは一体?」
2、「どうしてこんな事を?」
3、「嫌いじゃ、ないんですか?」
4、「……ありがとうございます」
5、自由行動

↓2

4、「……ありがとうございます」


貴方は、受け取ったそれを抱きかかえて、色々な事を呑みこみ堪えて。

貴方「……ありがとうございます」

ただ、虚弱に対する感謝の気持ちだけを、言った。

言いたい事はあるのだ。知りたい事だってあるのだ。
でも、今はそんな事、良いじゃないか。

虚弱は貴方にプレゼントをくれた。貴方の生まれた日を祝福してくれた。
たとえそこに、どんな考えがあったとしても、それだけが事実で良いのだ。

虚弱は今日と言う日だけ、貴方の事をどんな色眼鏡でも見ず、暑かったのだから。

虚弱「どういたしまして……って言うのも、変かな」

虚弱「……それ、大切にしてね。じゃあ、ばいばい」

貴方「あ、はい。おやすみなさい」

虚弱「うん」

用が済んだらしい虚弱は、手を振りながら、自分の部屋に戻っていった。
貴方はその背中を見送った後、部屋に戻り、虚弱から貰った包みを机に置く。



……これ、何だろう。見た目、本格的な包装をしてあるところを見ると、手作りの何かではないようだ。
市販のものだろうか。しかし、水羊羹をびっちり詰めたような重さを持つ市販の物など、あるのか?

まあ、開けてみれば分かるだろう。貴方は丁寧にリボンを解き、包装を剥がす。
丁寧にやったつもりが結局ぐちゃぐちゃになってしまった事にしょんぼりしつつ、貴方は中身を確認する。

貴方「……水彩の絵具……」

中身は、絵具。恐らく、水彩画に用いる物だ。色の種類は……色鉛筆かと見紛う24色。
ついでに三種類の筆が一本ずつ、パレット付き。絵具の下には、スケッチブックまであった。
その内容なら重さも納得であるが、どうしてこれが、貴方へのプレゼントなのだろう。

これで、もっと、絵を描けと言うのだろうか?

貴方「……頑張らないわけには、いかないな」

つまり、そう言う事なのだろう。努力は、嫌いだと言うのに。

貴方は暫く、その絵具を眺めていた。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/11・木)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/12・金)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/13・土)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/ 9・火)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/10・水)

↓2

3番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

ゲームを続行しますか?

続行するのならば、安価先のレスで天気判定を行います。(五分経過まで)

↓2 続行or続行しない

続行する

□—————□
|貴方の部屋| 8/14(日)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできるが……この天気では、そうする理由もない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、自由行動

↓2

1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

食堂には、あまり人がいなかった。学院に戻ってきた生徒も少しはいるようだが、ほんのわずかである。
昼や夜ならまだしも、朝のこの時間であれば、今も惰眠を貪っている生徒も含めて少ないのは当然だろう。
とは言え、雨が降っている日ですら人の多さは変わらないとは……学院を離れている生徒の多さを、改めて実感させられる。

そんな事を思いながら、朝食を受け取った貴方は

直後のレスのコンマで判定。
369…虚弱 245…愛 178…男装 0…誰とも会わなかった

コンマ「9」


貴方は、同じくたった今朝食を受け取ったらしい虚弱と、ばったり会った。

虚弱「あ……——さん」

貴方「虚弱さん。お、おはようございます」

虚弱「ん……おはよう」

……貴方は違和感を覚えずにはいられなかった。

虚弱、普通である。貴方に対する対応が、まるで普通。以前の通りだ。

何故? 恥ずべき話だが、貴方は虚弱との仲を取り戻す為に何をしただろう。正直、貴方自身はこれと言って何もしていない。
むしろ、貴方が頑張れば頑張るほど空回りする事が多かったような気がする。

思い出す自分の姿は、どうにも駄目な姿ばかり……である事は、とりあえず措いておくとして。

貴方が知らない間に、虚弱に一体何があったのだろう。

虚弱「……なに?」

虚弱は気だるい表情のまま、訝しげな眼差しで貴方を睨む。

貴方「い、いえ、なんでも……」

虚弱「……一緒に、食べる?」

追撃と言わんばかりの、その一言。貴方の脳天に雷が落ちてくるのも、無理のない話だった。
虚弱の身に、一体、何が起こったと言うのだ!

困惑をどうにか脳の端に追いやり、貴方は

1、一緒に食べる
2、やめておく
3、自由行動

↓2

1

1、一緒に食べる


貴方「あ、はい。是非」

貴方は、とりあえず頷いた。

虚弱「……じゃ、あっち……」

貴方「あ、はい」

これではまるで貴方が、忠実な従者のようではないか。

ただ、動揺が止まない。心の中に、疑いと言う言葉すら浮かんでくるのだ。

彼女は本当に、貴方が知る虚弱なのだろうか……?
虚弱ではない何者かが、虚弱の皮を被っているのでは……?

SFホラーチックな、突拍子もない考えだ。そんな事、あるわけないのに。
……と、否定したくても、貴方自身の存在の所為でどうにも否定できない。

とにかく、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べる事にした。

貴方は虚弱に、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「今日は元気がいいみたいだね」


貴方「きょ、今日はいつもより元気みたいですね」

虚弱「……そうかなあ……。別に、普通……だけど……?」

……若干、錯乱しているようだ。いや、錯乱ではない、勘違いだ。
そう、貴方だって、別に虚弱の様子の全てが判別できるわけではないのだから。

貴方「あ、そうでしたか……あはは」

虚弱「…………なんか、変。どうしたの……?」

なにか変なのは虚弱の方だ。と、言えたならどれだけ楽だろう。
だけど、貴方と虚弱、どっちが変なのだろう。傍目からすれば圧倒的に貴方が変。

貴方「いえ、何でも……ちょっと調子が、悪いみたいです」

虚弱「……ふーん」

本当に、虚弱に何があったのだろう……。

考えられるのは、虚弱の実家で、「何かがあった」。ただ、それが何なのかを知るには、虚弱に聞くしかない。
聞けるものか、そんな事!

貴方は一人もんもんとしつつ、虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、昼食の時間になった事に気付く。

外では雨が降り続いている。まあ、外に出ない貴方からすれば関係の無い話だ。

貴方は部屋で過ごしても良いし、用があるなら寮の外に出ても良いだろう。
ただし、留まるならば屋内限りであるように。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

4、学生寮受付に行く

貴方は学生寮の1階にある受付に行く事にした。

□——————————□
|二年生学生寮内 ・ 受付|
□——————————□

貴方は受付で外出許可願の書類を受け取る。
書類を読む。希望する日付を記入するようだ。

希望する日付 現在:8/14(日) 一週間後:8/21(日)
↓2で記入or記入しない

記入しない

なんか欲しいものあったっけ?誰かと外出するなら、先に一緒に行く約束した方がいい気もする
虚弱の場合は「外に出ること」が次の難関か……?
一応安価↓

10分経過したのでシステムさん判断で>>698で進行します。

別に外出許可願を出しても必ず外出しなければならないわけではないので、一応許可を取っておくのも良かったと思います。

貴方はやっぱり、外に出るのは止めにした。なんとなく、気分が削がれてしまった。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

とりあえず部屋に戻ってきた貴方は、ベッドに腰掛けて考える。

これからどうしよう。特に、する事もないのだけれど。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寝る
5、自由行動

↓2

3 先輩

2、部屋で過ごす


貴方は部屋で過ごす事にした。



部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ夕食の時間になる事に気付く。

貴方は食堂に向かっても良いし、部屋で過ごしても良い。
ちなみに外では雨が降ったままなので、まあ選択肢にすら入らない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寝る
5、自由行動

↓2

3、他の人の部屋に行く「虚弱」


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして、反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「はい……——さん」

貴方「こんばんは、虚弱さん」

虚弱「うん。……どうしたの?」

やはり、虚弱に変わった様子は無い。変わり無さ過ぎる。
まるで昨日までの事が無かったかのように、当たり前のように、普通に振る舞っている。

嬉しい事であるが、違和感が拭えない。それとも、気にしている貴方が変なのだろうか。
素直に喜べないが……それは後だ。

貴方は

1、自由行動
2、特に理由はない

↓2

今度こそチェスで対決

1、自由行動「今度こそチェスで対決」


以前は果たされなかった思惑を、今こそもう一度する時だ。

貴方「やりませんか、チェス」

貴方は持ってきた「すぺとらせっと」を虚弱に見せるように持ち上げて、誘ってみる。
冷静に考えたら、これは好機。このままなだれ込むように、今までの事をうやむやにできればなんとかかんとか。
根本的な解決になっていないが、喧嘩と言うのは得てしてそう言うものだ。そもそも今回の話、解決なんてどうすればいい。

虚弱「……うーん……」

虚弱は首を傾げて、珍しく眉間に皺を寄せて悩む。

虚弱「……いいや、やらない」

そして、断った。

貴方「あう……そう、ですか……」

虚弱「気分じゃないんだ。ごめんね」

貴方「いえ、誘ったのは、私ですから。お邪魔しました」

虚弱「うん。ばいばい」

貴方は虚弱と別れ、大人しく自室へと戻る。

その最中、貴方は考える。やはり、問題をうやむやにしようとするのは、間違っているのだろうか。
虚弱はもしかしたら、「普通」を取り戻す為に以前を演じているのかもしれない。
そうする事で、貴方との仲を取り戻せると信じて。

だけど……本心では、まだ、貴方の事を信じられていない……?

貴方は、まだ、甘いのだろうか。話はそんなに、簡単ではない。
でも、とある愛の伝道師は、「そんなに難しい話じゃないですよー」とか言うのだろう。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/11・木)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/12・金)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/13・土)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/ 9・火)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/10・水)

↓2


やはり「何もしない」がカギなのか……

4番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

コマンド確認「ステータス」

□—《ステータス画面》————————————

| 名前:—— ——(貴方) / 現在:8/14(日)

| 性格:温和・怠惰 / 誕生日:8月13日

│    肉 体 …[■|■|■|■|  |  ]
│    知 識 …[■|■|■|■|■|  ]
│    技 術 …[■|□|□|  |  |  ]
│   第六感 …[■|■|■|■|■|  ]

│ 特殊設定:『超能力・心』『異形の子』


│ [虚  弱]…感情【47/50】【好き】[Birth: 7/24]

│ [  愛  ]…感情【20/50】【友好】[Birth:10/17]

│ [鉢  巻]…感情【6/50】【未確認】

│ [ close! ]…感情【???】【???】

│ [銀  鎖]…感情【14/50】【友好】

│ [男  装]…感情【14/50】【友好】[Birth:12/ 3]

□────────────———──——─‐

所持特殊アイテム
「Sperior travel set」…自分で購入した持ち運び可能なチェスセット。結構値が張る。
「水彩絵具24色」…水彩絵具驚異の24色。虚弱からの誕生日プレゼント。
「スケッチブック」…一般的なスケッチブック。虚弱からの誕生日プレゼント

お疲れさまでした。

男装と愛のプレゼントは消費物なのでステータス画面には表記しません。男装のクッキーは無くなりました。
別にシステムさんが忘れたわけじゃ有りませんからね。本当ですよ!

で、ヒント、ですか……最近、言ったばかりじゃないですか。あれじゃ不足だと言うのですか!
じゃあ、仕方ありませんね、システムさんからのとっておきのシステムさんヒントをあげましょう。
寝ろ。

さて次の再開は4月7日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

乙でした

とっておきすぎる! というか、
「受けに回って」「対象の気持ちを考える」で「寝る」って発想はなかった。
受けに回って虚弱が部屋に来たときに、「寝てたら対応できないな」って思ってしまったよ。

吸血鬼相手に、夜中で受けに回るとか自殺行為なんですがそれは……

まあそれで血を吸われてぬっころされちゃったら主人公と虚弱はそれまでの関係だったと言う事で。

こんばんは、システムさんです。
深夜行動ですが、あれには裏技的な物があるんですよ。まあ、深夜行動に限らず「自由行動」のほぼ全てに通じるんですけど。
自由行動で「○○(キャラクター名)を探す」と言うような感じに記入すると、そのキャラクターと会えるかどうかをコンマで判定します。
その場合、そのキャラクターに会えるか、会えないかの二択のみです。

何の意味があるかと言うと、変なイベントが発生しないようにする事ができるんですね。オールオアナッシング、有るか無いかの二択ですが。
コンマ頼りにして絞るか、他のイベントが起こるかも知れない事を考えて普通にやるか。その判断はみなさまに任せます。

尚、前述の通りこれは裏技みたいなもので説明書には載っていない情報ですから、「言えよ!」と言う苦情は受け付けません!

さて、それでは直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/11・木)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/12・金)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/13・土)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/14・日)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/10・水)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

4番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

4番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 8/15(月)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2

1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

食堂には、あまり人がいなかった。学院に戻ってきた生徒も少しはいるようだが、ほんのわずかである。
昼や夜ならまだしも、朝のこの時間であれば、今も惰眠を貪っている生徒も含めて少ないのは当然だろう。

朝食を受け取った貴方は

直後のレスのコンマで判定。
139…虚弱 678…愛 245…男装 0…誰とも会わなかった

コンマ「5」


貴方は、既に食事を始めている男装を発見した。

いつもと変わらず、取り巻きに囲まれながらの朝食。すっかり慣れた光景である。
これでは、話しかけたとしても特に何かを話す事はでき無さそうである。

考えに考え、貴方は

1、男装と一緒に食べる
2、一人で食べる
3、自由行動

↓2

1、男装と一緒に食べる


貴方は男装と一緒に食べる事にした。

貴方「男装さん。おはようございます」

男装「——さん。はい、おはようございます」

一先ず男装グループに接近し、話しかける事には成功する。
取り巻きたちも、若干ではあるが貴方の事をグループの「一員」と見なしているらしく、警戒しつつもすんなり受け入れる。
別に貴方、男装のファンクラブに入るつもりはそんなに無いのだが……。

貴方「賑やかですね。ご一緒しても良いですか?」

男装「ええ、もちろん」

男装に許しを得たところで、貴方は適当な椅子に座る……男装から結構遠い場所なのは、仕方が無い。

*「……今日は、遠慮してくださいね?」

その時、隣の取り巻きにそんな釘を刺されてしまった。
ローテーションはきちんと守れ、と言う事だろうか。

無視してしまうのも良いが、無駄ないざこざを生む理由もない。
彼女たちとの関係も円滑にするため、今日は確かに遠慮するべきかもしれない。

……って、何故貴方が遠慮しなければならないのだ。

貴方は何か、男装と話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「流行の水着とかって気にしますか?」


貴方は取り巻きたちの隙を突き、男装に話しかけようとした……。

が、口を開こうとする度に、貴方をマークした何人かが貴方を睨みつけてくる。

*「駄目です」

貴方「いえ、でも」

*「だ・め・で・す……」

……この集団に混じるなら、その世界の法に従え、と言う事か。
郷に入っては郷に従え。それを乱すなら「粛清」も止む無し、か。

なんて野蛮な世界だろう、と思うと同時に、彼女たちなりの秩序の形成であるのだと思う。
男装と話す事ができる順番を作る事で、公平を作る。そうする事で、無駄な争いを無くしているつもりなのだ。

混ざったのは貴方。その分際で好き勝手をすれば、秩序が崩れるのは必至。
悪いのは……まあ、貴方と言う事になる。

貴方は部外者なのに……そう思うが、仕方が無い。

男装と話すのは、難しい。今日、改めて思い知らされた気分だ。
この調子では、男装とまた話す事ができるのはいつの話だろうか。

貴方は諦めて、男装と一緒に朝食を食べた気分を味わった。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ夕食の時間になる事に気付く。

朝食を食べて以来、ずっと部屋で何もせずに過ごしていたおかげか、そんなにお腹は空いていない。
で、昼食を抜いて、夕食を食べるかどうかを考える……どう考えたって不健康な一日だ。
こんな過ごし方をすればいつしか体を壊すだろう。まあ、大丈夫なのが貴方なのだけれど。

貴方は部屋で過ごしても良いし、気分転換に寮の外に出ても良い。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、他の人の部屋に行く
3、寮の外に出る
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

……露骨すぎやしませんかね。システムさんの所為ですか、そうですか。

5、寝る


なんとなく、今日は良い陽気。風の通りも良いし、気温もそれほど高くない。
こんな気候の中なら、眠気に襲われるのも仕方のない話だろう。

特別な用事等もないのだ。せっかくだし、このまま、まどろみに誘われるのも悪くは無い。



と言うような感じで昼寝をして過ごした貴方。目を覚ました時には、夕暮れだった。
夏の時期に夕暮れと言うのだから、相当長い時間眠っていた事になる。
暇や時間があると言うのは相当素晴らしい物である、こんな無益な使い方ができるのだから。暇、万歳。

さて、それからずっと部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ夕食の時間になる事に気付く。

貴方は食堂に行っても良いし、部屋で過ごしても良い。
寮の外に出て夜風に吹かれながらの散歩と言うのも、中々おつな物ではないだろうか?

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、自由行動

↓2

3、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、虚弱
2、愛
3、男装
4、銀鎖
5、先輩
6、自由行動

↓2

1、虚弱

貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「はい……。あ、——さん……」

貴方「こんばんは、虚弱さん」

流石に夜にもなれば、虚弱の具合もまともになってくる。
今日は特に調子が悪い、と言う事もないらしい。

虚弱「うん。どうしたの?」

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

一緒に食堂行きませんか

10分経過したのでシステムさん判断で>>755で進行します。

1、自由行動「一緒に食堂行きませんか」


貴方「もしよければ、一緒に食堂に行きませんか……?」

言葉が若干控えめになってしまったのは、なんとなく。

虚弱「なんだ、そんな事。うん、いいよ」

虚弱は躊躇う事無く、二つ返事で答えた。

部屋から出て、鍵を閉める虚弱の後姿を見ながら、貴方は思う。

虚弱は……実家から戻ってきてから、貴方に対する対応を柔らかくした。
実家で何かがあった、何か考えを改めたと考えるのが妥当だろう。
そこまでしか分からない。一体何があったのだ。気になる、頗る気になる。

こんな時、貴方の心を読む能力は便利なのだろう、きっと。貴方が、まともな感性さえ持っていなければ。
今だって、虚弱に黙って「触れてはいけない部分」を覗き見た事に対しての罪悪感が薄れない。
一生、虚弱に告白し、許しを得ない限り、付き纏うだろう。

……貴方は、虚弱に対して誠実に見えて、実はかなり不誠実だったのだ。

虚弱「行こ」

虚弱に言われ、貴方ははっと意識を戻す。

貴方「あ、は、はい。行きましょう」

虚弱「……ぼーっとしてると、危ないよ」

貴方「尤もです……」

先ほどまでの考えはどこかへと散らし、貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「好きな花とか」


貴方「虚弱さんは、どんな花が好きですか?」

虚弱「……好きな花?」

貴方「はい、好きな……薔薇とか、向日葵とか」

虚弱「食事中にする話にしては、変だよね」

まあ、確かにそうかもしれない。それを言ってしまうと、そもそも「好きな花は何か」と尋ねるのはいつが望ましいタイミングなのだろう?

虚弱「うーん……綺麗な花。綺麗な花が良い」

貴方「綺麗な花。薔薇とか、蓮の花とかですか?」

虚弱「薔薇……薔薇は、くどくてやだ」

薔薇がくどくて嫌、と来たものだ。そんな事を言われてしまうと感性の問題になってしまう。

虚弱「……なんで、そんな話?」

貴方「いえ、なんとなく。気になったものですから」

虚弱「ふうん……じゃあ、——さんはどんな花が好き?」

貴方は、どんな花が好きだろう?

1、自由行動
2、これと言って無い

↓2

1、自由行動「コスモス」


貴方「私は、コスモスが好きですね」

虚弱「コスモス、コスモス。もっこ」

貴方「コスモス」

虚弱「コスモス。なんで?」

何故、と来たものだ。まあ、花の種類を名指しするのだから、好きな理由があると考えるのが妥当だろう。

貴方は何故、コスモスの花が好きなのだろう?

1、可愛いから
2、綺麗だから
3、花言葉が好きだから
4、自由行動
5、なんとなく

↓2

5、なんとなく


貴方「何故、と言われても……なんとなく、でしょうか」

貴方「好きな花と言われて、思い付いたのは、コスモスの花だったんです」

虚弱「そんなもんだよね。好きなものって。特に、理由は無いんだ」

確かに、その通りかもしれない。明確な理由があって好きな物だってある。
だけど、何故それが好きなのかと言う理由は、そんなに必要ではない。

虚弱「でも、可愛いよね、コスモス」

貴方「ああ、虚弱さんは可愛いと感じる人なんですね」

虚弱「……そう言うの、あるの?」

貴方「私は、綺麗だ、とも思いますね」

虚弱「ああ、なるほどー……」

虚弱は納得した様子で、何度も頷く。
そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に夕食を食べた。

虚弱は「くどくない綺麗な花」が好きらしい。……どんな花?

虚弱「ところで、なんでさっき、言葉を遮ったの?」

貴方「言わせてはいけないようなしたので……」

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

深夜。貴方は、ふと、目を覚ました。

起き上がり、外を見て、暗い事を確認して、寝惚けた頭で「ああ、深夜」だと認識した。
久しぶりに昼寝をしてみたら、夜中にこれか。

深夜と言うのは、何かと嫌な思い出しかないからあまり良い気分ではない。
余計な事に巻き込まれないように、部屋に籠っているのがベストだろう。

そんな風に思っていた貴方。そんな貴方の部屋の扉を、何者かがノックした。
ちょっとばかり遠慮が感じられるその感覚は、人の手に寄るものに間違いない。

……こんな夜遅くに、一体誰だ。それだけで、貴方の警戒を最大まで高める理由に値した。

人。人なのは間違いない、貴方の直感がそう言うのだ。
ただ、何故こんな時間に貴方の部屋の扉を叩く。それが、怪しい。
「普通の相手ではない事は、確かだ」。

出るべきか、出ないべきか。

貴方は

1、出る
2、出ない
3、自由行動

↓2

1、出る


貴方は、出る事にした。

常識的に考えよう。普通の人と変なモノが出る確率、どちらが高い?
圧倒的に普通の人が出る確率の方が高いのだ。と言うか、変なモノがいて堪るか。

そう考えるのなら、相手は貴方に用がある、それもとても大切な用がある普通の人だ。
それも何故か、貴方が夜中に起きている事もある事を知っている相手。
貴方とそれなりに親しい仲の相手だろう。ただの偶然かもしれないけれど。

ならば、出るか出ないか、なんて、答えは決まっているようなものだ。

貴方は、念の為警戒しつつ、部屋の扉を開ける。

そこにいたのは…………。

貴方「……虚弱さん?」

そう、正しく、虚弱だった。制服姿の虚弱が、貴方の部屋の前にいるのだ。

虚弱「あっ……起きてたんだね」

一方虚弱、自分の意思で貴方の部屋の扉を叩いただろうに、驚いている。
驚くのは貴方の方だ。一昨日と言い、虚弱が自分から、貴方の部屋の尋ねてくるなんて。

虚弱「なんとなく、来てみたんだけど……勘に従って正解だった」

貴方「勘……? って、そんな事より、どうしてこんな時間に、ここに?」

虚弱は普段、このくらいの時間には、外で優雅に散歩を楽しんでいるはずだ。
時間的には不思議ではないのだが、貴方の部屋に尋ねてくる理由が分からない。

虚弱「うん。それ、話す……けど。今から一緒に、散歩しない?」

そして、そんな事を言ってくる。

どうしてこの時間に貴方の部屋に来るのか。どうして、その理由を今言わないのか。
後で言うつもりなのだろう。貴方なんかが想像できないほどの、覚悟を抱えて。
その覚悟は、貴方にとって福音か、はたまた鬼となるか蛇となるか。

貴方は

1、する
2、しない
3、自由行動

↓2

1、する


貴方「……お供しましょう」

もはや、行きつくところまで行ってやろう。その果てに待つのが悲劇でも喜劇でも、それは貴方が歩いた結果なのだ。
喜劇なら、何も問題はない。悲劇なら、所詮貴方はその存在止まりであっただけ。

貴方「あ、ちょ、ちょっと待ってください。着替えさせてくれますか?」

虚弱「うん。待ってるから」

貴方「すみません……すぐ、済ませますから」

そう言って、貴方は一度部屋に引っ込み、寝巻きから制服に着替える。

そうして、いよいよ覚悟を決めてから、部屋を出た。

貴方「お待たせしました」

虚弱は、何をする事も無く、部屋の扉の壁に寄りかかって、貴方を待っていた。
そして、貴方を見る顔に、なんら曇りは無い。

虚弱「うん」

虚弱は一言、そう返事して、先に歩いて行った。
貴方も遅れないように、虚弱の後ろを付いて行く。

□—————□
|学院敷地内|
□—————□

寮を出て、虚弱は何も言わずに学院の敷地を巡る。貴方はその後ろを付いて行く。
牛が歩くような早さで、虚弱は急がず焦らず、夜風を肌で味わう。

その後ろ姿。いつ以来だろう、見るのは。久しぶりに見るその姿は、まるで夜の女王。
この時間、空間に受け入れられた闇の者が、優雅に世界を闊歩する姿に見えた。

妙に、虚弱を意識してしまう。貴方の中での虚弱の存在が、以前の時と変わった事を示しているのだ。
どのように変わったのか。わざわざ、言葉にする必要はない。

虚弱は何も言わず、時折貴方が付いてきている事を確認するためか、振り向くだけ。
貴方は虚弱の後ろを歩き、そうして振り向いた虚弱の顔に、一々どきりとするだけ。

虚弱は……どうして貴方を呼び出したのか。

まだ、話さないのだろうか。

貴方は

1、「どうして私を呼んだのですか?」
2、何も言わない
3、自由行動

↓2

2、何も言わない


貴方は、何も言わない。虚弱はいつか話してくれるはずだ。
それを待つのが、貴方にとって最善の手である。そのはずだ。

貴方は、言葉を飲みこみ、堪え、その時が来るのを待った。

□————————□
|学院敷地内 ・ 広場|
□————————□

やがて貴方と虚弱は、広場に到着する。

今はいつだ。深夜だ。そんな時間に、誰がいるものか。貴方と虚弱以外に、誰もいやしない。

虚弱は黙って、広場へと突撃する。貴方も、大人しくその後ろを付いて行く。
そして、広場に中央に立った時、虚弱は貴方へと振り向く。

虚弱「——さん」

貴方の名を呼ぶ声は、嫌に冷えているようで、どうにも悲しげで。
珍しく引き締めている虚弱の顔には似合わない、なんだか情けない声に聞こえた。

貴方「はい」

虚弱「男の子。そうだよね?」

ここに来て、その確認。やはり、虚弱はその話について、決着を付けに来たのだ。

貴方「間違いありません」

虚弱「うん、そうだよね。これでドッキリだった、なんて言ったら、怒るよ?」

貴方「ドッキリだったら、良かったのです」

虚弱「本当だよ……」

虚弱は、慣れない仏頂面を崩して、人懐っこく笑う。

虚弱「私の考え、話すよ」

虚弱「私ね、実家に戻った時に、相談したんだよ。ママに、ぜーんぶ」

俯きがちに、虚弱は口を開く。広場の芝生の上を、部隊のようにして歩く。

虚弱「私一人で、解決できないと思ったから、ママに話したんだ」

虚弱「——さんが男だって。なんとなく、分かんないけど、恐いんだって」

虚弱「もし、その人が私をどうにかしようとしていると思うと、恐い」

虚弱「私は、どうしたらいい?」

足を止め、虚弱は顔を上げる。その上には、輝く月。

虚弱「ママ、言った。「あなたは、なに?」って」

虚弱「嘘を吐いているのは、私もだったんだ。そうだ、私は、恐ろしい生き物だったんだ!」

虚弱「私は、見もしない話、聞いた話、見えないモノの存在で、一人で被害者面をしていたんだ!」

虚弱は、叫んだ。貴方が今まで、一度だって聞いた事のないような大声で。

虚弱「——さんは」

そして、貴方を見て。貴方の方へと、ゆっくり、ゆっくり、歩く。

虚弱「ずっと、恐かったはずなのに。私に、男だなんて正直に言っちゃって」

虚弱「私が誰かに言えば、先生に言えば、学院長に言えば、——さんは退学になっちゃうかもしれないんだよ」

虚弱「そんな事、——さんだったら分かっているはずなのに、私に告白した」

虚弱「「あなたに嘘を吐いていたくなかった」。そんな、変な理由だけで言っちゃうんだよ?」

ぴたりと、貴方の前に止まって、虚弱は貴方を見つめる。

虚弱「それって、信じてるって事だよね。——さんが、私の事を」

虚弱「なのに、私は」

虚弱は、ゆらりと手を伸ばし、貴方の手を取る。今にも泣きそうな眼で、貴方をじっと見つめる。

虚弱「私は、愚かだった」

虚弱「——さんの事を、考えられなかった。どんな気持ちで、私にそれを告げたのか」

虚弱「優しさに甘えて、自分が何なのかを、忘れちゃっていたんだ……!」

虚弱「……ねえ、——さん」

虚弱「私はまだ、——さんの事を信じて良い? まだ、間に合う?」

貴方は

1、自由行動

↓1〜3

貴方は、虚弱の手を握り返した。虚弱の手は、まるで小動物の鼓動のように震えていた。

虚弱「——、さん……」

貴方「……間に合うも何も、締め切りを定めた憶えはありませんよ」

貴方「虚弱さんは、自分が何なのかを忘れていた、と仰いましたが……私はこう思うのです」

貴方「大切なのは、虚弱さんが何なのかではなく、どんな心を持っているか」

貴方「……って、これは自己弁護にもなりますから、いまいち説得力がありませんね」

笑って誤魔化すが、笑い事ではない。どの口がこんな事、言えたものだろう。
言ってやるのさ。虚弱が貴方を許してくれるのなら、貴方は虚弱が自分を許せるまで、いくらでも慰める。
それが自分に返ってくる刃のブーメランであっても知った事ではない。

貴方「……まあ、そう言う事なんです。だから」

言いたい事は色々あった。だけど、それら全てを語ると、やがて支離滅裂になる。
貴方が言いたい大切な事は、優先順位に従って必要なだけ言った。

残りはたった一言に詰めれば良い。

貴方「よろしくお願いします」

もう一度、やり直したい。全てを引き継いだまま、虚弱との関係を。

虚弱「……えへへ」

虚弱は、不器用に笑う。その拍子に、涙が一つ、頬を伝って筋を作り、零れ落ちた。

虚弱「……なら、もう、安心だ。全部、捨てられる」

虚弱の手は、するりと貴方の手から抜け出て、虚弱の許へと戻る。
一歩、二歩、虚弱は後ずさり、貴方から一定の距離を取る。

貴方「……虚弱さん?」

虚弱「——さんは、ここでの立場を全部捨てるつもりで、私に告白した」

虚弱「私が再び——さんからその信頼を得るには、私も同じ事しないといけないんだ」

虚弱「これはね、私の中のケジメみたいなものだから。儀式とも言う」

虚弱「これで嫌われても、私はだいじょーぶ。文句は言えないし、言わないもん」

虚弱が、何を言いたいのか、理解した。

貴方「言っては、いけない」

虚弱「……私ね、ほんのちょびっとだけ、人間じゃないんだ」

虚弱「私、ノスフェラトゥ……吸血鬼なんです」



知っている。貴方は、それを既に知っている。

虚弱には黙っているもう一つの秘密で、既にそれを知っている。

貴方は

1、自由行動

↓2

心を読んで知った事を謝罪、自分もアザーティと人間の子供だと言う事を教える

そういう私はアザーティです

空気を読まないシステムマジック。どっちがいい?

1、>>782
2、安価を取った>>783

↓1

1、自由行動「心を読んで知った事を謝罪、自分もアザーティと人間の子供だと言う事を教える」


貴方は、奥歯を噛み締め、軋む音を鳴らす。

貴方「……知って、います」

虚弱「……どうして?」

貴方「それは……それは…………」

一言が、出ない。ただ一言、言えば終わるのに。言いたくない、でも、言わなければならない。
虚弱は、全てを捨てた。でも、貴方は、まだ、三分の一も捨てていない。
虚弱が「全てを捨てて」許しを乞うなら、貴方も「全て」を捨てなければならない。

恐い。言いたくない。無くなってしまう、平和が、平穏が。遠のく。
貴方のこの力は、そんな物とは程遠い、もはや災厄。それを知った虚弱は……。
いや、虚弱が、ではない。貴方が、一緒にいられないのだ。浴びせられる視線に、耐えられないから。

だから

虚弱「頑張らなくて、良いよ」

虚弱「でも、頑張るなら……受け入れるよ。大丈夫だから」

……だけど、言わなければならない。

貴方は、アザーティと人間の子。人の心が読める怪物。
でも、そう。自己弁護になるが……。

どんな心を持っているか。それが、大切だ。

貴方「……僕は、人の心が読めます。何を考えているのかが、分かるんです」

貴方「それだけじゃあありません。僕だって、半分人間じゃないんです!」

貴方「僕の片親は……アザーティ。邪神アザトースが産み落とした子にして肉塊。僕はその、子です」

ああ、言ってしまった。だけど、いっそ清々しい気分だ。
今まで、怯えていたのだ。自分が邪悪である、それが漏れる事を、異常なほどに恐れていた。

だけど、これでもう、気が楽だ。

虚弱「……あざとす?」

貴方「……よく言われますけれどね、それ。もしかして、アザトースが分からない……?」

虚弱「恥ずかしながら」

クトゥルー神話がマイナーである事は前から認識していたが……。
貴方もその一部とも言えなくもないので、ちょっとだけ、へこむ。

貴方「平たく言うと、それが属する神話形体の中でも最上位の邪神、魔王の名です……」

虚弱「じゃあ、王子様?」

貴方「そんな煌びやかなものであれば良かったのですけれどね。生憎ながら、醜悪な肉の塊です」

虚弱「なんだ……」

貴方「……恐く、ないんですか」

虚弱「私だって吸血一族の曾孫だもん。……まあ、そんなに強くないんだけどね」

虚弱「あなたがアザーティと人間の子だと言うなら、はらからだよ。私たち。種族は違えど、所属する枠が異なっても」

虚弱「生きる世界は同じ。迫害される理由も同じ。舐める傷の味も、痛みも同じ」

虚弱「そりゃあ、恐い、かもしれない。でも、ほら、私だって、吸血鬼だし」

虚弱「——さん、私、恐い?」

貴方「……いいえ」

虚弱「ほら。それで私が——さんを恐がっていたら、さっきの私の告白も、——さんの慰めも、茶番だよ」

虚弱「恐くないもん。……アザーティがよく分からないから、言えないけど」

貴方「人を傷つけます。冒涜的な言葉で詰り、なぶります。自制できない。そう言う生き物なんです、僕は」

虚弱「それを言うなら、私も同じ。昔の話だけど、知り合いの男の子の血を吸った」

貴方「……知っています」

虚弱「あ、そっか。心が読めるんだっけ。てれぱす?」

貴方「近い……です。ただ、僕が一方的に、相手の思考を読み取れる」

貴方「ごめんなさい。僕は以前、虚弱さんの心を読みました」

虚弱「そうだろーね。いつ?」

貴方「遊園地に誘われた時……憶えていますか?」

虚弱「あー、あの時。そっか、だからなんか、様子が変だったんだ」

貴方「……ごめんなさい。虚弱さんを、説得するために、どうして嫌がるのかを知りたかった……」

貴方「でも、まさか、あんな事を知ってしまうなんて思わなかったんです……!」

虚弱「そうだよね、普通。まさか、隣の人が吸血鬼だー、なんて思わないよね」

貴方「……怒らないんですか……」

虚弱「じゃあ、怒る。その前に一つ質問。無差別? 何度も、誰にでもやってるの?」

貴方「いいえ……相手を指定して、好きな時に。虚弱さんにやったのが、久しぶりで、最近では最後です」

虚弱「なら、なにをするんだー。終わり」

虚弱「我慢すれば、誰かの心を覗き見るなんて事、できないなら、良いと思う。便利だと思う」

虚弱「それに……前後逆転しちゃっただけだし、今なら、いいんだ。あ、でも、これからはやらないでね……?」

貴方「……約束、しますが……。どうして、そんなに、僕を受け入れてくれる?」

虚弱「あなたが——さんだから」

虚弱「信じるって言う事は、本当はこう言う事じゃあ無いんだと思う」

虚弱「お互い、何も知らなくても、信じられるなら、それで……」

虚弱「でもね、もっと信じてもらいたいから、自分の事を話すのは、悪い事じゃあないんだと思う」

虚弱「それで、聞いた方は、それでも相手が信じられるなら……それで良いんだと思う」

虚弱「……それじゃあ、だめ? 不安?」

貴方は

1、「不安だ」
2、「不安じゃない」
3、「よくわからない」
4、自由行動

↓2

2、「不安じゃない」


貴方「不安じゃない」

貴方「不安じゃあ……ない……」

ああ。貴方は、何も無ければ、それが平和だと思っていた。
それは、そうだろう。だけど、平和と言うのは、それに限る話じゃない。

それを得る為に……茨の道を歩く事もある。
歩いた先に得る物は、安らぎとも言えるのだ。

虚弱「良かった。変な事言ったかと思っちゃった……——さん?」

虚弱「……うわっ。ど、どうしたの……」

虚弱「……大丈夫だよ。ここだと、誰もいないから。たぶん」

虚弱「だから、安心して……傍に、居てあげるから」

虚弱「ごめんね……ありがと、ね」

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱「……じゃあ、また明日」

貴方「はい。また、明日」

貴方と虚弱は声を潜め、互いの部屋に戻る。

今日の事は、貴方と虚弱しか知らない。はずだ。

そして、二人だけの秘密。二人だけが知る、誰にも言えない秘密。
二人だけが分かり合える、悩めるまじり者同士の苦難。

なんて……格好付けたところで、貴方と虚弱の仲は変わらない。

友人と言う関係に、軋轢などよくある話。今日はその、仲直りの日。

ただそれだけの、日だったに過ぎない。
その二人の素性が、ちょっとばかり特殊であるだけで。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/11・木)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/12・金)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/13・土)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/14・日)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/10・水)

↓2

5番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

こんばんは、お久しぶりです午前一時過ぎ。そしてみなさま、お疲れさまでした。
もう綺麗に話がまとまったとかどうでもいいですね。満足しました。
アザーティの子供とか言う設定ができた時は「えらいこっちゃ」とか思ったもんですけどね。なるようになるものです。
何らかの疑問などがあれば、言ってください。たぶん答えます。

さて次の再開ですが、一日空けての4月9日の21:00を予定しています。
明日再開できないだけに、今日は本当に満足でした。システムさんは。

それではみなさま、お休みなさいませ。

昨日の時点で「なんだか明日は再開できなさそう」とか思っていましたが、とんだ勘違いでした。
こんばんは、システムさんです。普通に再開します、これからなんかの事故が起きなければ。

まあここまで来たら感情地なんてすーぐ上がりますよ。告白も余裕でしょう。
特に今の主人公とどっかの吸血鬼さんはなにやら絆めいた物すら感じているようですし。

と言う事は置いといて、直後のレスで天気判定

普通ならここで「書いてる私が言うのだから間違いなんてない! アホかあんたは!」と言えるんでしょうね。普通なら。
でもシステムさんはスカタンのポンコツですから自身ですら信用できません。自信があった事柄でさえも自分を疑います。

しかし、今回は自信を持って言えます。最初に読心能力を使ったのは間違いなく虚弱でした。確認してきました。
初めて使ったのはpart9の>878。銀鎖は次のpart10の>365。ほら、システムさん間違ってない!
……間違ってませんよね……? 自分の目すらも疑わしい今日この頃です。

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/11・木)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/12・金)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/13・土)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/14・日)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/15・月)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

始める

>>806は間違ってないし、確かに読心能力を最初に使ったのは虚弱なんですけど、
>>790 貴方「いいえ……相手を指定して、好きな時に。虚弱さんにやったのが、久しぶりで、最近では最後です」
最近では最後です→最後に使ったのは虚弱です→実は最後は銀鎖です
っていう野暮なツッコミのつもりだった。

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

5番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

5番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 8/16(火)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

そこまでやってから、貴方はようやく昨夜の事を思い出す

貴方は昨夜、虚弱に、自分の正体を洗い浚い吐き出した。
あれほど恐れていた事だと言うのに、今の貴方は、特になんともない。後になれば後悔するだろうと予想していたのだが……。

きっと、後悔なんかよりも、得る物が多かったからだろう。
虚弱からの信頼。虚弱との繋がり。正体を知られても大丈夫と言う安心感。
虚弱の言葉を借りるなら、同胞の意識が、貴方に果てしない安らぎを与えたのだろう。

更なる問題も増えた事だろう。貴方と虚弱の関係が、以前とはまるで変わる。
だから、完全には安心できない。まだまだ、警戒しなければならない事は多い。
でも、今はその安らぎに心を委ねても良い。せっかく得た物なのだ、味わって悪い事は無い。
何より、そう言う面倒な事は考えたくもないのだ。貴方と言う生き物は、それで良い。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2

3、他の人の部屋に行く「虚弱」


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「……あ、——さん」

貴方「お、おはようございます」

昨日の今日、と言う事で、嫌に緊張してしまう。
問題が解決しても別の問題は、と言うのはこう言う事だったのか。今気付いた、なるほど、シャレにならない。
できるだけ、よそよそしくならないように意識するべきだろうか。
それとも、まだ遠慮するべきか? 貴方と虚弱は、一応男と女なのだし……。

虚弱「あふ……。おはよ……」

貴方「眠いんですか……?」

虚弱「ちょっと……でも、いつも寝不足だから……」

虚弱「……ご飯食べるの?」

食堂に一緒に行くのかどうかを、尋ねているらしい。

貴方は虚弱に、何の用があっただろうか?

1、自由行動
2、一緒に食堂に行く
3、特に理由は無い

↓2

3、一緒に食堂に行く


貴方「はい。虚弱さんが大丈夫なら、一緒に行こうかなと思って」

虚弱「……じゃ、行く……」

虚弱はこっくりと頷き、部屋から出て、扉の鍵をかける。

そうしてから、振り向き、あろう事か貴方に寄りかかるように抱き着いてきた。

貴方「う、うわ」

虚弱「……行こ」

貴方「い、行くのは、良いんですけどっ……」

慌てる貴方を、虚弱は不思議そうな眼差しで見上げる。
少しの間を空けて、虚弱ははっとした顔をして、貴方から急いで離れる。

虚弱「……ごめん……。つい、いつもの癖と言うか、なんと言うか……」

貴方「あ、癖、ですか。なら、仕方ありませんよ、はい」

ああ、貴方はどうしてこうもフォローがドヘタクソなのだろう。
ちょっとは気の利いた一言も言えないのか。不器用な面が口にまで表れてどうする。

虚弱「——さん、さ……」

貴方「は、はい」

虚弱「……今みたいなの、嫌?」

今みたいなの、と言うのは、突然くっついてきたり、寄りかかってきたりする事だろう。

貴方は

1、「嫌じゃない」
2、「ちょっと遠慮してほしい……」
3、「虚弱が嫌じゃなければ」
4、……あうあう
5、自由行動

↓2

1、「嫌じゃない」


貴方「い、嫌じゃないです」

嫌なものか。むしろどんどんぶつかってきてほしい……と言うのは、流石に言い過ぎではある。
しかし、貴方としてはミジンコほども嫌だとは思っていない。それだけは、紛れもない事実だ。

そんな貴方を、虚弱はじっと、軽蔑と警戒が入り混じる眼差しで見つめる。

貴方「あの……」

虚弱「……なんか、ちょっと……。下心見え見え、というか……」

貴方「いえ、違うんです、決してそんな意味で言ったわけでは無くて」

虚弱「言ってたら、もっと軽蔑する……」

貴方はこれ以上、喋らない事にした。言えば言うほど、墓穴を掘ってしまうような気がしたのだ。
俯き、恐らく傍目からはしゅんとしている貴方。

そんな貴方を見てかは知らないが、虚弱は小さな笑い声を零す。

虚弱「でも、そう言うなら……かつよーさせてもらう」

そう言って、ふらふらと貴方に歩み寄ると、貴方の腕にしがみ付いて来る
貴方が慌てる隙も、対応する間も与えず、虚弱は貴方を見上げて、悪戯な笑みでこんな事を言う。

虚弱「ちゃんと、支えてね……?」

貴方「……はい」

貴方も貴方で、これには救われただろう。貴方は虚弱の杖代わりになっているだけ、と言う言いわけが作れたのだから。

貴方はちょっとだけドキドキしつつ、虚弱はそんな事を露知らず貴方に支えられ、一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

校舎に幽霊が出るなんて噂ありませんしおすし……。主人公も一度だってそんな話聞いていませんし……。

じゃあ2にしてくれ

1、自由行動「校舎に幽霊が出るといううわさは本当か?」


貴方「そう言えば虚弱さん。こんな噂があるそうなのです」

虚弱「うんー……?」

貴方「放課後、校舎には幽霊が出るとかなんとか……うん? 小鬼だったかな……?」

貴方「そう言う話を聞いたのですが……本当なんですか?」

と、言ったものの、実の所貴方は以前に一度だけ、この学院で幽霊を見ている。
今はもうよく憶えていないが、この学院の制服を着ていたような……。
まあ、貴方が発見した場所は広場。校舎ではない。

もしかしたら他の場所でも発見報告があるのかどうか、そのチェックだ。

虚弱「ゆーれー……? ……ううん、知らない」

虚弱「それ、どこから聞いたの……?」

貴方「いえ、風の噂で聞いたと言いますか、なんと言うか……」

虚弱「ふーん……。幽霊なんて、非科学的なもの、信じてるの……?」

それを言っては貴方も虚弱もお終いだと思う。方や吸血鬼、方やアザーティハーフ。
うわあ、非科学的。人がいるこの場では間違っても口に出せないが、つっこみたい。

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

貴方があの日見たあの幽霊は……なんだったのだろう。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ昼食の時間になる事に気付く。

朝食を食べて以来ずっと部屋で過ごしていた貴方のお腹は、あんまり空いていない。
これならば、昼食を食べる必要性は無いだろう。

それにしても、宿題が終わってしまった途端、やる事が無くなった。
貴方にしてみれば別に困る話ではないのだが、何もしないと言うのもあまりに無駄と言うか。
まあ、のんびり過ごす事は貴方的には大歓迎なので、特に問題はないか。

貴方は部屋で過ごしても良いし、気分転換に寮の外に出てもいい。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、他の人の部屋に行く
3、寮の外に出る
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

>>826
うげえすみません、レスに気付きませんでした……。

4、学生寮受付に行く


貴方は学生寮の1階にある受付に行く事にした。

□——————————□
|二年生学生寮内 ・ 受付|
□——————————□

貴方は受付で外出許可願の書類を受け取る。
書類を読む。希望する日付を記入するようだ。

貴方は今後暫く、これと言って予定が無い。そろそろ、長期外出の計画も立てても良い頃か。
……だとして、どこに行くのか。まずそこから考えなければならない。
普通に外出するだけならば、とりあえず予定だけを取っておくのも良いだろう。

希望する日付 現在:8/16(火) 次の土曜日:8/20 一週間後:8月/23(火)
↓2で記入or記入しない

貴方は書類に希望する日付を記入した。

8月20日(土)。その日は特に何も無い。
貴方にとっても世間にとっても、土曜日と言う以外は何の意味も持たない日だ。
何かがあるとすれば、世間的に休日と言う事で、多少なりともどこか混む場所があるかもしれない。

本当にこれで提出する?

↓1〜3まで多数決 出すor出さないor書き直し

出す2:出さない0:書き直し0 


貴方は記入し終えた外出許可願を受け付けに渡した。
これで貴方は、8月20日に外出する事ができる。外出するかどうかは、その日に選べばよい。

用も済んだ貴方は、部屋に戻り、そこでのんびり過ごした。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、夕食の時間になった事に気付く。

貴方は食堂に向かっても良いし、部屋で過ごしても良い。
気分転換に、外に散歩をしに行くのもいいだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、寝る
6、自由行動

↓2

3、他の人の部屋に行く「虚弱」


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「はい……あ、——さん」

貴方「こんばんは、虚弱さん」

虚弱「うん。また来るなんて……どうしたの?」

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由はない

↓2

1、自由行動「チェスやりませんか」


貴方「チェス、やりませんか?」

貴方は持ってきた「すぺとらせっと」を虚弱に持ち上げるように見せて、尋ねる。

虚弱「また、それ……好きだねー」

この「すぺとらせっと」は、殆ど虚弱とやる為に購入したのだ。
虚弱とできないのならば、こんな物、いらんのだ。まあ、持っておくけれど。

虚弱「……一つ、確認して良い?」

貴方「どうぞ」

虚弱「女」

虚弱は自分を指差して、言う。

貴方「はい」

次に、貴方を指差して、虚弱は言う。

虚弱「男……」

貴方「……はい」

虚弱「……抵抗、無い? 私は、ある」

貴方は

1、諦める
2、抵抗ないもん
3、自由行動

↓2

1、諦める


貴方「……そう、ですよね……」

虚弱「……ごめんね。ほら、だって……知ってるから意識しちゃうんだ」

まあ、貞操観念があって非常に良い。異性に対する意識は、常識的で良い。
そう言って自分を慰める以外に、どうしようもない。

虚弱「あ、誤解しないでほしい。——さんが、嫌いなわけじゃないから。本当だよ?」

貴方「分かっています……無理言って、すみませんでした」

その後、貴方はいくつか話をしてから、虚弱と別れて自分の部屋に戻った。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/11・木)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/12・金)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/13・土)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/14・日)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/15・月)

↓2

1番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

>>810
ね、ほら。システムさんの目はあれほど信用できないと言ったそばからこれですよ。
最後の相手と言う文字を「最初」の相手と見間違えたんですよ。信じられませんね。
はあ……後で修正しておきます。なにが、間違いはないですか! 間違えだらけじゃないですか、あほ!

次の再開は4月10日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

>>790の修正です。


貴方「いいえ……相手を指定して、好きな時に。虚弱さんにやったのが、久しぶりで、その後一度だけ……最近ではそれが最後です」

虚弱「なら……その人には後で謝るんだよ? 私は、なにをするんだー。終わり」

こんばんは、システムさんです。

唐突にみなさまに質問です。スレが中途半端に余った時(残り10レスとか15レスとか)、本編とは関係ないおまけをするのと普通に進行するのと埋めるの、どれがいいですか?
システムさんは今まで残ったスレは埋めてきたのですが、ここで貧乏性が発揮されてもったいないなーと思ってしまうのです。
かと言って、普通に進行しようにもすぐ次のスレに行っちゃうんじゃ、スレの見た目的にちょっと汚いと言うか綺麗じゃないと言うか……。
おまけをするにしても、「じゃあそれやる気力があるなら普通に進行しろよ!」ってなりません?
あとネタがない……わけじゃないんですけど、ちょっとみなさまの許可無しではできないと言いますか……。
まあ、勝手に決めてスレきったなくするのもアレなので、みなさまに相談しようと思った次第です。

それはそれとして、直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/16・火)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/12・金)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/13・土)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/14・日)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/15・月)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

1番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

1番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 8/17(水)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、自由行動

↓2

3、他の人の部屋に行く「虚弱」


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

暫くして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「……——さん……」

貴方「おはようございます。……なんだか、調子悪いですか?」

虚弱「うん……ちょっとだけ……」

そう言いつつも、貴方に心配かけないためか、笑って見せる。
そんな無理に笑っても、余計に貴方の心配を加速させるだけであると言うのに。
そういう部分は、なんとなく人間らしいと思う。

この様子だと、日がある内は、あまり無理はさせられないだろう。
夜になれば、また話は違ってくるはずである。

虚弱「……ご飯?」

虚弱は、一緒に食堂に行くのかと尋ねているらしい。

貴方は

1、自由行動
2、一緒に食堂に行く
3、特に理由はない

↓2

2、一緒に食堂に行く


貴方「はい。そうしようと思っていたのですが……大丈夫ですか?」

一応、貴方は虚弱に尋ねてみる。こんな姿を見せられては、同伴しないわけにもいかない。
しかし虚弱が行けそうに無いと言うのなら、無理に連れていく必要もないのだ。

虚弱「だいじょぶ……」

虚弱は力無く項垂れるように頷く。
本当に了承しているのか疑わしい動作であるが、ちゃんと本人の口からも言っているので、大丈夫だろう。

貴方「では、行きましょう。支えます」

虚弱「ん……」

貴方は虚弱に手を差し出し、虚弱は貴方の腕に掴まる。

変に意識しなければ、虚弱に腕を掴まれても大丈夫である事に気付く。
やはりこの行為の根底は親切心、邪な考えはそうそう考えつく物ではない。

まあ、多少の邪念は、どうにかぶっ潰せばよろしい。

貴方はゆっくり歩きながら、虚弱と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「好きな映画とか」


貴方「虚弱さんは、好きな映画ってありますか?」

虚弱「……映画、あまり見ない」

ぼそっと、しかしばっさり話題を切って捨てた。
まあ、話題を投げた貴方のチョイスが間違っていたと言えばそうだろうが、映画を見ないだなんて予想できようか。

虚弱「恋愛映画が……好きなんだけど……変なのばっかり……」

映画はあまり見ないが、好きなジャンルはあったようだ。
まだ話が繋がる事にほっとしつつ、貴方は次の言葉を探す。

貴方「変なの?」

虚弱「なんか…………安い」

ああ、これまた簡潔に、ばっさり切り捨てた。
批判も何も無く、ただその一言で作品全てを否定できるのだから便利な物である。
単純に、今の虚弱はあまり喋りたくないから、言葉の数を少なくしただけなのかもしれないが。

貴方「……たぶん、ハズレ映画ばかりを引いただけですよ」

虚弱「…………そうだと、信じたい」

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、昼食の時間になった事に気付く。

朝食を食べてからあまり動いていない。お腹の調子的には、昼食は必要無さそうではある。
まあ、夜に備えて何かをしたいと言うのならば、今の内に食べておくのも良いかもしれない。

貴方は部屋で過ごす事もできるし、気分転換に寮の外に出る事もできる。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、他の人の部屋に行く
3、寮の外に出る
4、寝る
5、自由行動

↓2

1、部屋で過ごす


貴方は部屋で過ごす事にした。せっかくの夏休み、今後一切を、部屋でのんびり過ごしたい物である。
普通なら友人と旅行なり何なりに出かけたりするのだろうが、貴方は違う。
貴方にとっては、部屋の中こそ天国なのだ。駄目人間万歳。

まあ、そんな堕落的な理由だけでなく、もしかしたら貴方の部屋に誰か来るかもしれないと言う事も考えてである。
下手に期待せず、警戒もせず、貴方はベッドに寝転がってのんびり過ごした。



そうして過ごしていた貴方は、そろそろ夕食の時間になる事に気付く。

さっきまでじっくり休んでいたおかげか、不思議と体の調子が良いような気がする。
今なら、何らかの作業がいつもより捗りそうであるが……何をするのかと言う話。

面倒だし、無理に何かをやろうとは考えず、夕食を食べに行くのが良いだろうか。

貴方は食堂に行く事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
寮の外に出て夜風に当たる、と言うのも良いかもしれない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、寝る
6、自由行動

↓2

3、他の人の部屋に行く「愛」


貴方は愛の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

愛の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、愛が姿を現した。

愛「はーい、どちら様ですか?」

貴方「私、——です。こんばんは」

愛「おや、——さんでしたか。はい、こんばんはー」

間延びした言葉と同時に、愛はぺこりとお辞儀をする仕草をする。
髪の毛が上下に動いたようにしか見えないが、たぶんそうやっているのだろう。

愛「それで、こんな時間に一体、何の用でしょうか?」

貴方は愛に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

1、自由行動「一緒に食堂に行こう」


貴方「よければ、一緒に食堂に行きませんか?」

愛「それはちょうど良いですね。私も、今行こうと思っていたところです」

そう言って愛は部屋から出て、扉を閉めて鍵をかける。
思えば、貴方が知る愛の外見情報は、髪の毛を覗くと下半身と両手くらいしか知らない。
まるで髪の毛が、愛の情報を守る鉄壁のカーテンのようだ。

まあ、愛は、そんな事を考えてもいないのだろうが……。

愛「それでは、参りましょーう」

見ると、髪の毛先がひょこっと跳ねている。嬉しいようだ。

貴方「はい、行きましょう」

貴方は愛と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は愛と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「好きな氷菓子(氷菓)があるか聞く」


貴方「愛さんは、好きな氷菓子ってありますか?」

愛「氷菓子? また古風な言い方をしますねー」

貴方「そうですか? ……まあ、確かにそうかもしれませんね」

愛「ふーむ。アイスクリームやシャーベットの事ですよね」

愛「甘い物なら何でも好きですが、それなら私、ストロベリー味が好きです!」

ストロベリー味。なんとなく、愛の印象に合わないような気がする。
顔も見えない状態で印象だとか言っても、何を言っているのかと言う話かもしれないが。
普段お茶とか飲んでいる愛を見ていると、そもそもアイスクリーム的な物とは縁遠くも見えなくもない。

愛「でも、一階の購買では滅多にストロベリー味のアイスは入荷していないのです」

愛「まあ、その時は気分で別の物を選択しますけれどね」

愛「あ、氷菓子の種類、と言う話でしたら、味だとアイスキャンデーの類が一番好きです」

愛の髪の毛では、アイスキャンデーなど舐めようものなら髪にひっついてしょうがないと思うのだが……。
そんな事を言ったら、普段の食事ですら髪の毛が汚れてしまうか。
愛はどんな魔法を使っているのか、髪の毛が汚れている所を見た事がない。何故か髪の毛が汚れないのだろう。

まあ、それは……何らかの都合だろう。きっと。触れてはならないのだ。

愛「逆にお聞きしますが、——さんはどんな氷菓子がお好きなのでしょう?」

貴方はどんな氷菓子が好きだろうか?

1、自由行動
2、これと言って無い

↓2

1、自由行動「バニラ」


貴方「私は……そうですね。バニラ味が好きです、どの種類でも」

貴方「やっぱり、オーソドックスな味ですから……その分種類も多く、他のアイスに負けまいと味のレベルは高いですね」

貴方「やはり精錬度が違いますよ、バニラは」

愛「ほう。——さんは和菓子が好きだと言っていましたから、てっきり抹茶とか小豆とか、そう言う和風な物を言うのかと思っていました」

貴方「あれを食べるなら和菓子を食べます。アイスはアイスです」

愛「ま、そうですね。一挙両得はそうそう成り立たない物です」

そんな風に、愛と氷菓子の種類と多様性と変な方向への開拓についてちょっとした議論しつつ、一緒に夕食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/16・火)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/12・金)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/13・土)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/14・日)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/15・月)

↓2

2番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

なんだか今日は、ちょっと調子が悪いです……申し訳ありませんが、ここまでにさせてください。
明日になれば、なんとかなっていると思います。なっていなくても、そろそろ再び二日分進行しないと体裁的にやばいので頑張ります。

あ、>>855については一応まだまだ意見が欲しいです。二人も希望する人がいたら素直にやれよって話かもしれませんが……。

次の再開は4月11日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

SSスレって殆ど息抜きみたいな物なのに、体裁とか言ってる時点で何か間違えている気がします。
昨日のレスを見返してふと思う、こんばんはシステムさんです。

調子は良くも悪くも。まあどうせ今日休んだところで明日の調子が良いとは限りませんからね、大丈夫でしょう恐らく。

やっぱり、おまけの方を所望しますか……正直、ネタが無いっつったら無いんですよね。
前主人公×眼鏡だったら結構ストックあるのですが、飽きるって話じゃないですか。システムさんは飽きませんが。
かと言って他の現ヒロインのやつだと、ネタばれになりかねない事もあるでしょうし、嫌な人だっているでしょうし……。
まあ、今の段階でうだうだ言っても仕方ないんですけどね。時が来ればなんとかなるでしょう。

直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/16・火)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/17・水)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/13・土)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/14・日)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/15・月)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

2番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

2番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 8/18(木)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできるが……この天気では、そうする理由もない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、自由行動

↓2

3、他の人の部屋に行く


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「はい……。……——さん」

貴方「おはようございます、虚弱さん」

今日の虚弱は、少しばかりの違いであるが、そこそこ調子が良さそうだ。
とは言え、実質的には普段と変わりない。あまり調子に乗らないようにしよう。

虚弱「ん……食堂、行く?」

どうやら、虚弱は既に準備ができているようだ。
こうも毎朝貴方が尋ねてくれば、ある程度のパターンの予測が付くと言うものか。

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、一緒に食堂に行く
3、自由行動

↓2

ほら言わんこっちゃない。最後のは「特に理由はない」です。すみません毎回毎回……。

2、一緒に食堂に行く


貴方「そのつもりでした。でも、大丈夫ですか?」

虚弱「行ける……」

虚弱はふらふらと部屋から出て、鍵を閉めて、続いて貴方に寄りかかるようにして掴まる。

虚弱「……これ、楽だから……許してね?」

貴方「構いませんよ、私は」

この一連の動作も、慣れてしまえばそんなに驚く事ではない。
虚弱が貴方に触れる、と言う感覚には未だ慣れないが、それは仕方が無いのである。
だって、下手すれば虚弱の胸とかが、貴方に押し付けられてしまうのだ、気が気でない。

これは所謂邪念であるが、今の貴方では消しても消してもいくらでも沸いて来る。振り払う気にもならない。
まあ、そもそも虚弱に大しておかしな真似をする気すら怒らない。いや別に、彼女に魅力が無いとかそう言う話では無くて。
……何を言い訳しているのだろう、自分自身に。

虚弱「……どーたの?」

貴方「いいえ。ちょっと考えていただけです」

虚弱「ふーん……」

貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「好きなケーキとか」


貴方「好きなケーキとか、ありますか?」

虚弱「ケーキ……」

虚弱は貴方をじっと見て、首を傾げて、悩む仕草をする。
貴方を見る必要はあるのかどうかはさておき、暫く待つ事一分ほど。

虚弱「……野菜ケーキ」

貴方「へ、ヘルシー嗜好ですね」

虚弱「と言うか……他のケーキは、吐きそうになる事が多くて……」

消去法で好きなケーキを選択したらしい。それは、果たして好きなケーキと言えるのだろうか?
ケーキの名を語っている以上、野菜ケーキだろうが普通のケーキだろうが、どっちもどっちだとも思う。

虚弱「味は、好きなんだけどね……他のケーキも」

貴方「難儀ですね、いつも……」

虚弱「……じゃあ、——さんは、好きなケーキってある……?」

貴方は、どんなケーキが好きだろう?

1、自由行動
2、これと言って無い

↓2

1、自由行動「チーズケーキ」


貴方「私は、チーズケーキが好きですね」

虚弱「おお……良いセンス」

貴方「良いセンスって、虚弱さん、食べられるんですか?」

虚弱「だめだった」

まあ、そうだろう。ケーキの中でもかなり味が濃い方のチーズケーキ。
ただでさえ好みが別れる事が多いという話も聞かない事もない。
虚弱の体に合うか合わないか、合わない可能性の方が十分に高い。

虚弱「でも……味は、美味しいよね……」

貴方「そうですね。味、分かるんですね」

虚弱「……しっけーな。味くらい、分かる……」

美味しいと感じられるだけ、マシなのだろうか。逆に、虚しいか。
美味しいと感じても本人が食べられないのなら、一緒不味いと感じた方が良いだろう。
まあ、それは貴方の決める感覚ではない。ただ、貴方はそう思うだけだ。

虚弱の様子を見る限り、寂しくもあるが、むしろ楽しそうにも見える。
一生の内に既に慣れっこで、楽しささえ見出しているようにも見えなくもない。

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ昼食の時間になる事に気付く。

と言っても、朝食を食べて以来部屋から動いていない貴方は、そんなにお腹が空いていない。
こんな食生活と生活方法で、よくもこの体系を崩さないものだと自分でも思う。
実を言うと『アザーティ』の能力で細胞の調整をしているのだが、それは秘密の話。

貴方は部屋で過ごしても良いし、気分が向けば他の人の部屋に行っても良いだろう。
外? 雨が降っている現状では論外である。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、他の人の部屋に行く
3、寝る
4、自由行動

↓2

4、自由行動「絵の練習」


貴方は絵の練習をする事にした。

そう言えば、虚弱から貰った水彩絵具と筆とスケッチブックがあった。
これを使っても良いが……今の貴方では、まともに扱えそうにない。
せっかくの虚弱からの贈り物を、無駄にしたくは無い。もう少し、上達してから使うべきだろうか。

いや、貴方には、既にある程度の地力がある。新しい分野に挑戦してみても、問題無いはずだ。
それで駄目だったら、諦めれば良い。
しかし、こう言うものは用意するのも片付けるのも面倒なのだ。そこが、貴方にとって第三のネック。

数分考えた結果……貴方は、それらを使って絵の練習をする事にした。

何事も、やってみなければ分からない。もしかしたら、新しい世界が開けるかもしれない。
それで開けなければ、まあそれ以降は諦めると言う事で。

準備を終えた貴方は、真っ白なスケッチブックに向かい、筆を握る。
途端に、自分が画家のような気分になる。思えば、絵具を使ってを描くのは久々か。
かつてから、貴方はある意味天才画家としての素質があった。今は、どうだろう。
下手にテクニックを得て、小ぢんまりとした作風になっていたら……。

まるで、自らに元から才能があったような言い草だ。
あったかもしれないし、無かったかもしれない。それは、貴方には分からない。
とりあえず、その才能は貴方に必要無い。

貴方に必要な絵の才能は————————

直後のレスのコンマで判定
偶数で成功。奇数で失敗(マイナス効果ではない)。

コンマ「5」


貴方に必要な絵の才能は……なんだったっけ。絵を描いている内に忘れてしまった。
とりあえず、スケッチブックに外の風景を描いてみたが……なんと言うか、中学生が描くスケッチみたいになってしまった。
鉛筆か何かで下書きをしてからにすべきだっただろうか……。

それにしても、案外楽しい物である。元々絵を描くのは好きな方だったが、こうして真面目に描くようになったのは最近から。
貴方は本格的に、絵の楽しさに目覚めたのだろうか。

貴方は絵の練習をして過ごした。

少しだけ、絵を描くのが上手くなった……気がする?



絵具やら何やらを片付け、部屋で過ごしている内に、夕食の時間になった事に気付く。

スケッチブックの絵具も、そろそろ乾いてきた頃なので窓際から回収。
そうしつつ、これからどうしようかを考える。

貴方は食堂に向かっても良いし、部屋で過ごしても良い。
今日はもう絵具を使わないが、絵の練習を続けてやるのも良いかもしれない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寝る
5、自由行動

↓2

2、部屋で過ごす


貴方は部屋で過ごす事にした。

どうにも、絵を描く事に集中し過ぎたらしい。少し疲れを感じる。
夕食は惜しいが、ここは休む意味も兼ねて部屋で過ごす事にしよう。



そうして部屋で過ごしていると、何者かが貴方の部屋の扉を軽くノックする。

椅子に腰かけすっかり気を抜いていた貴方は、聞き慣れない音に体をびくつかせて跳び上がる。
それが部屋の扉を叩く音だと認識し、急いで扉へと向かう。

扉を開けると、そこにいたのは、虚弱だった。

貴方「はい……虚弱さん?」

虚弱「こんばんは。ちょっとだけ、良いかな。部屋に入れてもらっても」

虚弱「ここだと、話し辛いと言うか……」

どうやら、それなりに大切な用であるらしい。

貴方を部屋に入れる事は拒んだ虚弱だが、自分が貴方の部屋に入るのは良いらしい。
その境界の差がよく分からないが、他人と言うのはそんなもんだ。

貴方は

1、部屋に入れる
2、ちょっと無理
3、自由行動

↓2

1、部屋に入れる


貴方「わ、分かりました。どうぞ、上がってください」

貴方は扉を更に開き、虚弱が入れるようにする。

虚弱「お邪魔しまーす」

虚弱は、特に躊躇う様子もなく、貴方の部屋に入った。
既に貴方の部屋に訪れた事のある虚弱にとっては、今となってはそれほど警戒すべき場所ではないのかもしれない。
或いは、貴方を信用しての事か。

虚弱が部屋に入った後、貴方は扉を閉める。

貴方「適当に座ってください。コーヒーとお茶、どちらが良いですか?」

虚弱「じゃあ、お茶」

貴方「分かりました」

虚弱が座ったのを確認した貴方は、流し台に向かい、お茶を淹れる準備をする。

虚弱の用……廊下では話せない用とは、何だろう。
貴方が男だと言う事に関する話? それとも、吸血鬼について? アザーティの息子である事について?
どれに対してもスムーズに答えられるように、それなりの覚悟をしなければならないだろう。

貴方「お待たせしました。どうぞ」

虚弱「ありがと。頂きます……」

虚弱に湯呑を差し出し、貴方は虚弱に向かい合うように座る。

虚弱「ふう……お。美味しいね、これ」

貴方「愛さんから頂いたんです」

虚弱「なるほどー」

貴方「……それで、話とは?」

虚弱「え? ああ、うん。そうだね」

虚弱はもう一口お茶を啜ってから、湯呑を置き、貴方を真っ直ぐに見つめる。

虚弱「——さんにとっては嫌な話かもしれないけど……嫌なら、答えなくてもいいんだよ?」

貴方「分かりました」

虚弱「——さんは、アザトースの子供のアザーティの子供なんだよね?」

その系統の話か。こうして、他人に突っ込まれるのは初めての事だ。
貴方がひたすらに隠してきた秘密を、こうして誰かと話す。
心臓が、妙に早鐘を打つ。染み付いた恐怖で緊張しているのだ。

貴方「はい……間違いありません。」

虚弱「うん。本題はここからなんだけど……これ、私の興味本位だから、本当に言いたくないなら言わなくてもいいからね?」

虚弱「……少し、調べた。アザトースは宇宙に漂う盲目白痴の魔王。なんか、気持ち悪いって」

虚弱「それが産み落とすのはアザーティ……だけど、それは人の姿とは程遠い怪物なんだって」

虚弱「——さんはそれの子供だけど、御両親は……どうしたの?」

なるほど、両親の事が、聞きたいようだ。
それが虚弱に何を齎すかは分からない。虚弱は貴方の家族に、ある種の希望を見出しているのかもしれない。
自分が「普通の人と付き合っても良い」と言う、確証を得たいのかもしれない。
それは貴方が考えているだけで、本当に興味本位なのかもしれない。

……貴方の両親はどうだっただろう?

1、自由行動(両親のどちらがアザーティかを記入してくれたらなお嬉しい)
2、……言えない

↓3

虚弱の質問は「どうしたの?」ではなく「どうしてるの?」にしてください。
現在の両親の様子も書いて欲しいと言う事です。

このレス含まず続行。安価なら↓

1、自由行動「父はずっと宇宙をさまよっていましたが、地球の混沌とした現代社会が気に入ったようで略(父がアザーティ、母が人間)」


貴方「……ここから話す事は、真実です」

虚弱は何も言わず、貴方をじっと見つめたまま頷いて応える。
正直、そこまで真面目な話ではないのだが……茶々を入れられずに済むだけマシか。

貴方「私の父がアザーティで、母が人間なんです。虚弱さんの所とは、反対ですね」

虚弱「おお、そうだね」

貴方「……父はずっと宇宙を彷徨っていました。ある日、トチ狂って地球に飛来します」

貴方「人間に似た姿を取り、暫く地球で暮らしていたそうですが、その混沌とした地球の現代社会が気に入ったらしく、永住しました」

虚弱「……あれ?」

貴方「その内、神話オタクの母と出会います。母は父を難なく受け入れ、逆に神秘に惚れ込みました」

貴方「そうして結ばれ、やがて二人の間に私が生まれました……」

虚弱「……それ、本当?」

貴方「信じられないでしょうけれど……全部、本当です」

虚弱「……そんな、のほほんとしてるの?」

貴方「しています」

虚弱は目をぱちくりとさせる。どうにも、信じられないらしい。

貴方「結構、平和ですよ、二人は。片方は地球上でほぼ最強ですし、外敵の恐れもないので」

虚弱「……ちょっと、拍子抜けかな」

緊張を解すように、虚弱は深く息を吐き、椅子に凭れかかってそんな事を言う。

虚弱「でも……幸せそうで、良かった」

貴方「私は、良くはありませんけれどね。父と違って、力の制御もできませんし」

貴方「幼い頃はよく暴発したものです。おかげで、すっかりばれる事に恐怖症状態です」

虚弱「そうだよね。ちっちゃい頃は、暴発しちゃうよねー……」

貴方「あ、やっぱりそうですか? うっかり熱なんか出した時には、触手がうにゃうにゃって……」

……なんだかよく分からない内に、貴方と虚弱は『異形の子』対談に盛り上がっていた。

虚弱「……でも、良かったよ。本当に。私みたいに、そんなに困っていないみたいで」

貴方「期待外れみたいだったようですが」

虚弱「ちょっとね……。私と同じ不幸を、それ以上の不幸を、知ってるかと思って」

虚弱「そうしたら、共感と言うか……なんか、そうなれるかなって」

虚弱「ごめんね。ちょっとだけ、——さんの不幸を願っちゃった……」

貴方「いいんです。私は、本当に運が良かっただけ……本質的には、嫌われ者の側である事に変わりません」

貴方「……こんな話、虚弱さん相手にしかできませんね!」

虚弱「あはは、そうだね」

朗らかに笑い、虚弱は湯呑に残った最後の一口を飲み干して、立ち上がる。

虚弱「じゃあ、私、帰る。用は済んだから……」

貴方「そうですか? 送りましょうか?」

虚弱「大丈夫。じゃあ、ばいばい」

貴方「はい。おやすみなさい、虚弱さん」

虚弱「うん……」

部屋から出ていく虚弱を見送った貴方は、虚弱が使用した湯呑みと自分の湯呑を片付ける。

……貴方は、幸せな方だ。貴方が感じる恐怖心など、臆病なだけ。
虚弱は、敵が多い。弱点も多い。有名すぎる。いつ、正体がばれるか分からない。

不幸自慢は、貴方の負けらしい……誇れる部分ではないが。

貴方は虚弱の事を、真に理解してやれるのだろうか。
たとえ人の心を読めたとしても、それは理解とは言えないのだ。
少し、自信が無くなってしまった。

でも、虚弱があんなに楽しそうなのは、初めて見たかもしれない。
それだけは、今日と言う日を良く思えるだろう。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/16・火)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/17・水)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/13・土)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/14・日)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/15・月)

↓2

3番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

理想と現実ってのは違うもんですね。二日分進行しようとしたのですが、システムさんの筆の遅さを見誤っていました。

そう言えば、説明した事ありませんでしたね。システムさんがよく言う「このレス含まず続行」って言うのは、正にその通りです。
そのレス、有りません。すっ飛ばして安価先を見てください。もしくは↓○の数字が一つ増えたと考えたらいいと思います。
でも今回みたいな事があったので、今度からは「このレス含まず続行。↓○まで」と、数字を更に追記する事にしましょう。忘れていなければ。

次の再開は4月12日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

今期アニメに髪の毛の量が異常に多いメインヒロインがいて、「ああやっぱり発想が貧困だと何かと似るんだなー」と思いました。
まあ、我々も完全にオリジナルなキャラクターがこのスレにいるとは、まるで思っていませんけどね。元ネタとかモチーフにした先とかだいたいありますし。
じゃあ同じく髪の毛が多い愛ちゃんの元ネタは何かと言うと、なんか、忘れちゃいました。貞子の二次画像だったような気がしますけど定かではありません。

こんばんは、システムさんです。そして直後のレスで天気判定

システムさんサガネタ分かるのに、ミンサガネタ分からなかったりする?

システムさんサガネタ分かるのに、ミンサガネタ分からなかったりする?

システムさんがプレイしたサガシリーズはロマサガ2・3、サガフロ1・2だけです。
それ以外は、超有名なネタくらいしかしりません。アイスソードとかチェーンソーとか。
サガ厨語っておきながらSaGaのリメイク作品にすら触っていないと言う体たらくです。
でも好きなゲームを聞かれたらロマサガ2かサガフロ2と答えられます。だからなんだって話ですが。

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/16・火)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/17・水)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/18・木)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/14・日)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/15・月)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

始める

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

3番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

3番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 8/19(金)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、自由行動

↓2

3

3、他の人の部屋に行く「虚弱」


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「……——さん」

貴方「おはようございます、虚弱さん」

虚弱「うん……おはよー」

今日の虚弱は、調子が悪そうと言うより、眠たげである。
まあ、いつ寝ているんだか貴方にも分からない虚弱。
恐らく貴方が見ていない内に睡眠を取っているのだろうが、それでもこの時間に起きるのは寝不足のようなものだ。

虚弱「……ご飯?」

虚弱は貴方に、一緒に食堂に行くかを尋ねているようだ。

貴方は

1、自由行動
2、一緒に食堂に行く
3、特に理由は無い

↓2

2

2、一緒に食堂に行く


貴方「はい、そうしようと思って。行けますか?」

虚弱「……眠い」

貴方「ちゃんと寝ているんですか?」

虚弱「……時間がある時にー」

つまり、夜はそんなに寝ていないと言う事だ。
まあ、虚弱にとっては夜こそが本番。昼など本来は眠っている時間だ。
ただ、普通の人として生きるなら、そうするわけにはいかない。

何にしても、難儀な物である。

貴方「ほーら、ちゃんと立ってください」

虚弱「うー……」

貴方は、今日はよりふらふらしている虚弱を支えながら、一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があるだろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

好きな季節とか

やってみたい髪型とかありますか?

季節は聞いたことがあるはず

>>961 前のスレ見てきたら春だった

153 : ◆EEWQeQ.ZIg [saga]:2013/01/30(水) 23:39:38.19 ID:SV2KC+T50
1、自由行動「好きな季節」


貴方「では好きなモノ繋がりと言う事で、好きな季節は何ですか?」

一体どこに繋がりがあるのかと問い詰められたら、正直言ってぐうの音も出ない。

虚弱「うーん…………やっぱり春、かな」

貴方「それはまたどうして?」

虚弱「うん……一番、過ごしやすい」

ああ、虚弱にとってはそれが一番の判断材料だろう。

夏は暑い、却下。冬は寒い、虚弱からは特に寒いのが苦手と言う話は聞かないが、たぶん嫌なのだろう。
秋は春に比べて肌寒く、残暑が厳しい場合もある為、その点で負けたのだろう。全て貴方の推測である。

虚弱「——さんは、どの季節が好き……?」

貴方はどの季節が一番好きだろうか?

1、自由行動「やってみたい髪型とかありますか?」


貴方「虚弱さんは、やってみたい髪型とかありますか?」

虚弱「かみがた……? ……面倒だから、やんない」

面倒だからと来たものだ。まるで貴方のような理由。
しかし、髪型と言うのは毎日整えるのは大変だが、一日だけお試しでやるのならば大してそうではない。
やってみたら、案外楽なものだ。貴方は面倒だからやらないが。

貴方「まあまあ、そうは言わず。やってみたい、と言うだけでいいですから」

虚弱「うーん……じゃあ……」

虚弱は自分の髪の毛をいくらか、一本の束にして手に取り、ふにふにと弄くる。
その様子をじっと見つめ、どんな髪型が良いかを考えているらしい。

虚弱「…………特に無いかなあ」

貴方「やっぱりですか……まあ、言われてすぐに思い付くものでもないですしね」

虚弱「そーだよ……」

虚弱は特に、今の髪型を変えたいとは思っていないらしい。
似合っているかどうかは別として、別に虚弱は今の状態でも問題は無い。
後は気分や好みの問題なので、他人がとやかく言える事ではないだろう。

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、昼食の時間になった事に気付く。

貴方は部屋で過ごしてもいいし、気分転換に寮の外に出てもいい。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、他の人の部屋に行く
3、寮の外に出る
4、寝る
5、自由行動

↓2

5、自由行動「絵の練習」


貴方は絵の練習をする事にした。

昨日は絵具を使っての絵にチャレンジしたので、今日は普通に、簡単に絵を描く事にしよう。
と言うのも、絵具を使うと楽しいが、後片付けが非常に面倒。貴方にとって、それは致命的。
慣れてしまえばなんて事無いのだろうが、まあそれはおいおい慣れるとしよう。

絵具を無駄に消費したくはないし、素の「画力」を上げる為にも、妥当な選択か。

そんなわけで、貴方はいつものノートと筆入れを取り出し、机にぽいと放る。
向かいあって椅子に座り、一度息を吐いて集中力を研ぎ澄ます。

そうしてから、貴方は絵の練習を始めた。

少しだけ、絵が上手くなった……気がする?



そうして部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ夕食の時間になる事に気付く。

昼食は思わず抜いてしまったので、夕食は食べておきたい物である。

貴方は食堂に向かってもいいし、部屋で過ごしてもいい。
散歩して夜風に当たる、と言うのも良いかもしれない。やるかどうかは別にして。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、寝る
6、自由行動

↓2

3

3、他の人の部屋に行く


貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう?

1、虚弱
2、愛
3、男装
4、銀鎖
5、先輩

↓2

5、先輩


貴方は先輩の部屋に行く事にした。
念の為、夕食の時間が終わってから暫く待って、それから行く事にする。

□—————————,□
|三年生学生寮内・4階|
□,—————————□

先輩の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

……しかし、反応は無い。

念の為、もう一度ノックするが、やはり反応は無い。

どうやら今は、先輩は部屋にいないらしい。学院にいない、と言う事は無いだろう。
先輩からはそう言う話は聞いていないし、貴方の直感もそう言っている。
恐らく、別の人の部屋に行っているのだろう。

あの人にだって、やりたい事だってあるし予定もある。
今回は、運と貴方の直感の鈍さが悪かったと言う事で。
……最近、貴方の直感も中々揮わない。まあ、活躍する場面が少ない、と言うのもあるだろうが。

貴方は大人しく、部屋に戻る事にした。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/16・火)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/17・水)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/18・木)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/14・日)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (8/15・月)

↓2

4番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

ゲームを続行しますか?

続行するのならば、安価先のレスで天気判定を行います。(五分経過まで)

↓2 続行or続行しない

続行する

続行する

ごめんなさい。マウスの調子が悪くて「書き込む」をダブルクリックしたみたいです
安価↓で

続行する

天気判定はシステムさん判断により連投回避の>>982を使用しました。


□—————□
|貴方の部屋| 8/20(土)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

今は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

本来なら今日、貴方は外出する事ができたのだが、この天気では……。
雨は幸い、それほど激しくは無い。それでも鬱陶しい事には変わりないが。
この中を外に出るくらいなら、部屋に閉じこもっていた方がマシである。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、寮の外に出る事もできるが……この天気では、そうする理由もない。
もし外出するのなら、朝食を食べてから外出しても良いだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、朝食を食べてから外出
3、部屋で過ごす
4、他の人の部屋に行く
5、自由行動

↓2

2

有効でない行動が選択されました。

安価は無効となります。

この場合、システムさん判断で安価上の>>985で進行します。

えー……じゃあ、システムマジック。もうこう言うの、ダメですからね?

1、朝食を食べてから外出
2、虚弱の部屋に行く

↓2

その間に次のスレ立ててきます。

はい次スレです。
安価で女装ギャルゲー風SS part14 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1365772566/)

次の安価やって次スレに移ります。

4、他の人の部屋に行く「虚弱」


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————,□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「……——さん。おはよ……」

貴方「はい。おはようございます、虚弱さん」

虚弱「雨、だね……」

貴方「そうですね。この時期は、じめじめして嫌です」

寮の中は、ある程度の除湿機能を持つ何らかが作用しているらしく、そこまでではない。
ただ、この中を外に出ようものなら、堪ったものではないだろう。

虚弱「ねー……。食堂、行く……?」

虚弱は貴方に、食堂に行くかどうかを尋ねているようだ。

貴方は

1、自由行動
2、一緒に食堂に行く
3、特に理由は無い

↓2

2


>>991 いつもは3が「他の人の部屋に行く」なんだけど、ずれて4になった結果起こった悲劇。
前も「1、愛」になった後、再安価になり番号をずらされて
「1、虚弱」になって、みんな1をそのまま書き込んじゃって、なにも起きない行動になったことあったよね。
ちゃんと選択肢見ろって話なんだけど……こっちも選択肢なるべく見るようにするから、
今後システムさんが選択肢追加したり修正したりするなら、選択肢の番号を変えないように気を付けてほしいかも。

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