ミカサ「ジャン、ちょっといい?」(108)

朝 食堂


ジャン「お、おう!なんだ?」

ミカサ「その、今度の休日空いてる?」

ジャン「え?ああ、空いてるぜ!!(ミカサ、まさか!!)」

アルミン(…まさかね)

エレン(モグモグ)

ミカサ「じゃあ、二人でどこか出かけない?」

アルミン(!!!)

エレン(!!!)

ジャン「ももももももちろん!!!(キターーーーー!!!ついに俺にも春が…)

ミカサ「うん、それじゃあ休日楽しみにしてる」

ジャン「あ、ああ!!!」

アルミン(これはおかしい)

アルミン(もしかして、ミカサはジャンのことが…)

アルミン(いや、それはありえない。ミカサは誰がどう見てもエレンのことが好きなはず)

アルミン(それじゃあ、なんでジャンをデートに誘ったんだ?)

アルミン(分からない)

アルミン(そういえばさっきから、あっちの女子たちがこっちを見てるような…)

アルミン(何か知ってるかもしれない!聞いてみよう)

ジャン(ヨッシャーーーーーーー!!!ミカサと二人きりのデートだ!!!)

ジャン(だが、ミカサの方から俺を誘うなんて…、何か裏があるのか…)

ジャン(まあ、でも裏があるにしろ二人きりなのには変わりない。)

ジャン(ここで、ミカサにいいとこみせて死に急ぎ野郎なんかよりいい男だというところ見せてやるぜ!!)

マルコ「ジャン」

ジャン「ん?」

マルコ「がんばれよ!応援してるから!」

ジャン「おう!ぜってーミカサを振り向かせてやる!!」

すいません。23と24逆に書きました。
後、更新はかなり遅くなると思います。

エレン「アルミン、ちょっといいか?」

アルミン「ん?あ、もしかしてさっきのミカサとジャンのこと?」

エレン「え!?ああ、まあそうだ」

アルミン「やっぱり、ミカサが男と二人でデートするのが心配?」

エレン「は!?べべべつにそんなんじゃねえよ!///ただ珍しいなって思っただけだ!!」

アルミン(ん?この反応…まさか!?)

アルミン「ふ~ん?まあいいや、今女子に何か知ってるようだったから聞きに行こうと思ってたんだ。一緒にいこう」

エレン「お、おう」

アルミン「ねえ、ちょっといい?」

クリスタ「どうしたの、アルミン、エレン?」

アルミン「うん、聞きたいことがあって。」

アルミン「さっき、ミカサがジャンをデートに誘ったとき、こっちの方見てたよね?だから何か知ってるんじゃないかと思って」

クリスタ「う~ん、私は分からないな。」

ユミル「私も」

サシャ「私も知りませんね~」

アニ「私も分からない」

エレン「ほんとか!?嘘ついてるんじゃねーだろうな?」

ユミル「おや?エレン、ずいぶん必死じゃないか?ミカサを取られたのがそんなに悔しいか?」

エレン「ああ!!何だと!!!」

アルミン「まあまあ、エレン落ちついて。ユミルもあんまり挑発しないで」

エレン「もういい!!アルミンいくぞ!!」

アルミン「あ、ちょっと待ってよエレン!それじゃまた。」

クリスタ「あ!アルミン待って!」

アルミン「何?」

クリスタ「後で一人できて」

アルミン「?、分かった」

夜 食堂


アルミン「クリスタ、きたよ」

クリスタ「エレンは?」

アルミン「ライナーたちといるよ」

クリスタ「そう。それでね朝のことなんだけど」

アルミン「やっぱり、何か知ってるんだね!?」

クリスタ「うん、実はね…」

昨日の夜 女子寮


クリスタ「ねえねえ、みんなでスマブラやろうよ!!」

ミカサ「スマブラ?」

ユミル「ほら、前にアルミンが作ったゲームだよ」

ミカサ「ああ、あれか…」

サシャ「私、やります~!!」

ユミル「クリスタが言ってんだから、当然私もやる」

ミカサ「私もやろう」

クリスタ「アニはどうする?」

アニ「私は眠いから、遠慮しとく」

クリスタ「そっか、じゃあなるべく静かにやろう!」

クリスタ「誰をつかおうかな~」

クリスタ「よし!ライナーにしよう!」

ミカサ「それドンキーコング」

サシャ「じゃあ私はカービィにしますね」

ユミル「私はガノンドロフ」

クリスタ「それキース……じゃなかった。ミカサは?」

ミカサ「ファルコンにしよう」

クリスタ「それじゃあやろっか」

ユミル「待った!!」

クリスタ「ん?どうしたの?ユミル」

ユミル「ただやるだけじゃつまらないから…、ビリは罰ゲームってのはどうだ?」

クリスタ「うん、いいよ!」

サシャ「私もいいですよ」

ミカサ「私も別にかまわない」

サシャ「でも罰ゲームって、何するんですか?」

ユミル「ん~、まあそれは決まってから決めよう」

クリスタ「うん、そうだね。とりあえず早くやろう!」

クリスタ「じゃあいくよ~、スタート!!!」

3,2,1,GO!
ファルコンキック!!
ワ!ミカサイキナリ
センテヒッショウ!
ファルコンキック!!
ファルコンキック!!
ファルコンキック!!
ミカサウルセーゾ
ア!スマッシュボール!!
ワタシガトル!
ソウハサセマセン!
ワーワーガヤガヤ
……………
5,4,3,2,1,TIME UP!

クリスタ「やったー!1位!!」

サシャ「2位です」

ユミル「で、私が3位で、ビリはミカサだな」

ミカサ「くっ…」

クリスタ「ミカサはファルコンキックばっかりだからね」

ミカサ「だってファルコンパンチが当たらないから…」

ユミル「それはお前が下手だからだよ」

ミカサ「くっ…」

サシャ「まあまあ…、でもやっぱり罰ゲームがあるってなると燃えますね!!」

クリスタ「そうだね!」

ユミル「それで、罰ゲームどうする?」

クリスタ「どうしよっか?」

ミカサ「過酷じゃないものにしてほしい」

ユミル「それじゃあ、あまり面白くないからな~」

クリスタ「告白とか?」

ミカサ「分かった、エレn」ユミル「却下」

ユミル「それじゃあ、罰ゲームになんねーだろ」

ユミル「それに誰かに告白してオーケーされたらめんどくさいだろ」

クリスタ「それもそうだね。ミカサ美人だからオーケーされちゃいそうだし」

ミカサ「そ、そんなことはない///」

サシャ「デートに誘うとかはどうですか?もちろん二人きりで!」

ユミル「デートか……、いいかもしれない。例えば誰を誘うんだ?」

ミカサ「エレn」サシャ「ライナーとかはどうですか?」

ユミル「それは流石にかわいそうだろ。」

クリスタ「だね。ドンキーコングと二人きりじゃ何されるかわからないし」

ライナー「」グス

ベルトルト「ライナー!どうして泣いてるんだ!?」

ライナー「分からん。なぜか急に悲しくなってきた」グス

ベルトルト「ライナー…」

ベルトルト「大丈夫、何があっても僕はライナーの味方だ!」

ライナー「……ありがとう…ベルモット…」

ベルトルト「おい」

ライナー「どうした?ベルモット?」

ベルトルト「」

サシャ「じゃあ、誰にします?」

ミカサ「エレn」クリスタ「ベルモットは?」

ミカサ「」グス

アニ(ミカサ…)

ユミル「ベルモットはどう考えてもつまらないから却下」

クリスタ「だね。」

サシャ「そうですね」

ミカサ「もういっそこの罰ゲームは無しn」ユミル「はっ!!!」

クリスタ「どうしたの!ユミル!?」

ユミル「いるじゃないか!!面白くなりそうなやつが!!」

サシャ「誰ですか!?」

ユミル「ミカサに好意をもってる馬面のやつが!!」

ミカクリサシャ「!!!」

クリサシャ「ジャン!!!」

ユミル「そうだ!何で最初に気付かなかったんだ」

サシャ「ジャンだったら、絶対にはりきってきますから、ライナーやベルモットより断然面白くなりますね!」

クリスタ「うん!!あ、ミカサはいいの?」

ミカサ「わたs」ユミル「おい、クリスタ。これは罰ゲームなんだからミカサの意見は聞く必要ねーよ」

ミカサ「」グス

クリスタ「う、うん。そうだね!!罰ゲームだしね!!」

ミカサ「えっ!?」ガーン


ミカサ「分かっ……た」グス

アニ(ミカサ…)グス

ユミル「でもなミカサ、もしかしたらエレンを振り向かせることができるかもしれないぞ?」

ミカサ「!!!どういうこと!?」

ユミル「それはな、ミカサ」

ミカサ「うん!」

ユミル「あいつはいつもお前が近くにいるし、家族だから、誰にもとられないと安心しきっている(かもしれないだけどな)」

ミカサ「う、うん!!」

ユミル「そこでお前がジャンと二人で出かける。それも楽しそうにだ。これを見たエレンはどう思う?」

ミカサ「悲しむと思う。悲しみのあまり死んでしまうかもしれない!エレンは私がいないとだめだから」

クリサシャアニ(ミカサ…)

ユミル「お、おう…(こいつ本気でそんなこと思ってるのか!?まあいいか…)」

ユミル「エレンは危機感を覚えるはずだ。愛しのミカサをジャンにとられてしまう!!と」

ミカサ「!!!」

ユミル「エレンはどんな行動をとると思う?」

ミカサ「私をジャンにとられないように必死で私を手に入れようとする!!!」

ユミル「そうだ。(こいつ面白すぎる)」ニヤニヤ

クリスタ(ユミル楽しんでるな~)

ユミル「どうだ?やる気でたか?」

ミカサ「うん!!!あ、でも…」

ユミル「どうした?」

ミカサ「やっぱりこんなことしたら、エレンに悪い。エレンを悲しませたくない」

ユミル「ミカサ!!!」

ミカサ「!!!」ビクッ

ユミル「お前はずっとエレンとただの家族でいいのか!?」

ミカサ「!!!」

ユミル「お前から何か起こさなければお前らの関係は一生このままだ!本当にそれでいいのか!?」

ミカサ「!!!いや…だ!」

ユミル「じゃあ心を鬼にしてやるしかないだろ!!!違うかミカサ!?」

ミカサ「…う、うん…わかった。私やる!!」

ミカサ(エレン、ごめんなさい。でもこれは私たちのためなの!!)

サシャ(青春ですね~。ていうか、ユミルすごい…)

クリスタ(何かただの罰ゲームのはずがすごいことになってきた///でもこれって……)

アニ(はあ…ミカサ…)

ユミル(面白くなってきたぞ)

ユミル「それじゃあミカサ、明日ジャンをデートに誘うんだ」

ミカサ「…わかった」

ユミル「よし!じゃあ今日はもう寝よう。次の休日は明後日だから、詳しいことは明日決める」

サシャ「そうですね!それではおやすみなさい!」

ミカサ「おやすみ」

ユミル「おう、おやすみ」

クリスタ「ねえ、ユミルちょっといいかな?」

ユミル「ん?どうしたクリスタ?」

クリスタ「ミカサにあんなに期待させちゃってよかったの?もし、エレンが何の反応も見せなかったら、ミカサ傷ついちゃうよ…」

ユミル「やっぱりクリスタは優しいな~」ナデナデ

クリスタ「もう!やめてユミル!」

ユミル「まあそれはしょうがないんじゃねーの?エレンがミカサにそういう気がなかったってことで」

クリスタ「でも!!」

ユミル「とりあえず明日にならなきゃわからないんだから、今日はもう寝よう」

クリスタ「…わかった、おやすみユミル」

ユミル「おやすみクリスタ」



クリスタ「…ていうことなんだけど…」

アルミン「なるほど…」

アルミン(はあ、女子はめんどくさいこと考えるな…)

クリスタ「アルミン、エレンは間違いなく動揺してたよね!?」

アルミン「うん、ミカサに対して気があるのは間違いない!(まあそれを本人が恋だと気付いてるかはわからないけど)」

クリスタ「はあ~よかった、それでねアルミンにお願いがあるんだけど」

アルミン「わかってるよ、エレンに二人のデートの様子を見せるようにすればいいんだね?」

クリスタ「さすがアルミン、話が分かる!」

アルミン「はは、ありがとう」

クリスタ「それじゃあ、お願いね」ニコ

アルミン「うん、まかせて!(かわいい)」

ありがとうございます。

書いててよく分からなくなってきたので、変なとこあるかもしれません。

時間かかると思いますが、完結はさせようと思ってます。

最後まで見ていただければ嬉しいです。

ほんの少しですが投稿していきます。

アルミン(ちょっとめんどくさいことになってるけど、これがうまくいけば…)

アルミン(まずは、エレンに話をしないと…)

クリスタ「あ!アルミン、ちょっと待って!」

アルミン「ん?どうしたの?」

クリスタ「くれぐれもエレンには罰ゲームだってこと言わないようにね」

アルミン「うん、わかってるよ」

ミカサ「モグモグ」

エレン「モグモグ」

ミカサ「モグモグ」

エレン「なあ、ミカサ」

ミカサ「何、エレン?」

エレン「……いや、なんでもない」

ミカサ「……そう、じゃあ私はもう寮に戻る」

ミカサ「おやすみ、エレン」

エレン「おう、おやすみ」

エレン「………」

アルミン「エレン!」

エレン「おう、アルミン。クリスタと何話してたんだ?」

アルミン「あ、うん、ちょっとね」

アルミン「それよりさ、明日のミカサとジャンのデート気にならない?」

エレン「別に俺は……興味ねーよ」

アルミン「本当に?」

エレン「……ああ」

アルミン「ふーん、そっか」

アルミン「あ!明日って、暇でしょ?」

エレン「ああ」

アルミン「じゃあ、ちょっと二人のデートの様子見に行かない?」

エレン「は!?俺は興味ないって言ってるだろ!?」

アルミン「でも朝はすごく気になってたよね?」

エレン「そ、それは…ちょっとびっくりしただけだ」

アルミン「…そう。まあちょっといってみようよ!ほら、ジャンがミカサに変なことしないように見張るつもりでさ!ね!お願い!」

エレン「……まあアルミンがそこまで言うなら。暇つぶしにもなりそうだしな」

アルミン(はあ、素直じゃないな…)

アルミン「決まりだね。じゃあ、早くご飯食べて寝よう!寝坊しておいてかれたら大変だ!」

エレン「俺は別にどっちでもいいんだけどな」

アルミン「はいはいわかってるよ」


クリスタ(アルミン、うまくやってくれたみたい)

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