ミーナ「我々はーーッ!!!」(7)

最終順位発表  ~当日~

ミーナ「豚小屋出身ーー!!家畜以下であるー!!!」

訓練兵達「「「家畜以下であるーー!!」」」

ミーナ「この三年間ーー!!」

ライナー「どんなに理不尽な暴力を受けようともーー!!」

訓練兵「・・・」シーン

ライナー「」

アルミン「永遠とも思える辛く、苦しい訓練が続こうともーー!!」

訓練兵達「「「続こうともーー!!」」」

ユミルライナー「「同性という名の壁に阻まれようともー!!」」

ライナー「(俺はホモじゃねぇ……)」

訓練兵達「・・・」

ミーナ「それらすべてを乗り越えーー!!!」

皆「今日まで必死に努力をしてきたーー!!」

ミーナ「途中でー逃げ出すものもいたー!そんな中今日まで努力してきた我々はーー!!胸をはってこの結果発表に望むことが出来るだろうーー!!」

訓練兵達「出来るだろうー!!」

アルミン「どんな結果であってもー!」

ライナー「これまでの経験をいかしーー!」

3人「配属された兵団でー!!人類に貢献することだろうー!!」


ウォー!!ソノトーリダ!ドンナケッカデモガンバッテキタンダ!!
ナイチニイケナクタッテ!オレタチハジンルイニコウケンスルンダ!!

キース「これより最終順位発表を行う。憲兵に行けるのは上位10名だ!!」
キース「(迷いのないいい顔をしている。彼らならきっとどの兵団でも問題無いだろう……)」

一週間ほど前。

ミーナ「ええ?私が!?」

ミカサ「そう。私が言っても嫌味にしか聞こえない。ので、あなたが言うべき。」

ミーナ「でも、この内容はちょっと……」

ミカサ「最初にそう言われたのはあなた。だからあなたが適任だと思う。」

ミーナ「た、確かに言われたけど……」

ユミル「お前がやるなら私も一言だけいってやるよ」ニヤ

ミーナ「ユ、ユミルも手伝ってくれるるの……?」

ユミル「あぁ。」

クリスタ「ユミルが自分からやりたがるなんてめずらしいね!」

ユミル「なーに単なる、気まぐれだよ。」ニヤニヤ

ミーナ「ええと…あとの二人は?」

ミカサ「アルミンとライナー………とユミル。」

ミーナ「・・・うーん…わかった。頑張ってみる。」

ミカサ「ありがとう」

順位が発表された。
やっぱり悔しがる人もたくさんいた。
でも、私の言葉に勇気付けられた人が
いる。そう思うとなんだか嬉しかった。

その年、調査兵団を志願するものが続出した。104期生達の活躍により、その後巨人は激減した。彼らは本当に人類に貢献したのだ。
しかし、まだ戦いは終わっていない。いつ、超大型巨人に壁を破壊されるか分からない…巨人を駆逐するまで、戦いは続く。

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