メルトリリス「……衛宮士郎?」 (514)

CCC√のアルターエゴ組を/SNの方に投入してみようというSSです。

SSは初めてなのでお手柔らかに。

あとCCCネタバレしてるのでそれが嫌な方は御遠慮下さい。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368020053

メルト「……あら?何ココ?」

メルトリリスが目を覚ますとそこは無数の星が漂う空間だった。

メルト「確か私はあの女に……」

メルトリリスがそう思考を巡らせた時、ギィィイと金属が擦れるような音と共に足音が近づいてきた。

??「はぁ……はぁ……。良かった、誰か、いたぁ……あれ?しかも……メルトだ……」

現れたのはパッションリップ。メルトリリスと同じくBBのアルターエゴである。走ってきたのか息も絶え絶えだ。

メルト「その声、その鈍臭さ……リップ?貴女、死んだんじゃなかったの?」

不快そうなメルトリリスの声に反してパッションリップの声は明るいものだった。

リップ「あの人に……見逃してもらって……ずっと逃げてたら……いつの間にか……ココに」

メルト「は?見逃して貰った?リップ、貴女って相当なお馬鹿さんだと思っていたけど」

???「ハイハイハイそこのお二人さん?ちょっといいかなー」

パンパンという手拍子と共に辺りの美しい星空が謎の赤い空間に包まれる。

メルト「なによ……コレ」
???「まぁ、お約束みたいなものだから気にしないで」


相変わらず喋っている人物は赤い空間の謎の逆光で黒い影にしか見えない。ただ、怪しげに光る眼鏡だけは確認できた。

メルト「貴女、何者?」

突然の闖入者に構えるメルトリリス。その後ろでもパッションリップが爪を構えている。

???「いや、素敵なメガネっ娘からムーンセルを対価に貴女達をどうにかするよう頼まれたしがないメガネの守護天使様だけど」

わかる人にはわかる赤いメガネの守護天使様は相変わらず怪しげな雰囲気を漂わせながらそう言った。

リップ「メガネってもしかして……やっぱり……白野さんが……」


???「ま、そんなんでどーにかしなきゃいけないんだけど。ぶっちゃけ裸眼の貴女達を助ける気なんて起きないのよねー」

???「だ・か・ら、貴女達を助ける私のやる気の対価を貰いまーす!!『秘密を好き勝手にする権利』を!」

メルト「ちょっと待ちなさいよ!聞いていれば好き勝手なことばかり。助けて貰えるのは結構だけど、『秘密』をどこの誰とも知れない貴女に渡すつもりはないわ!!」


???「誰が助けるって言ったかしら?」

リップ「え?」

???「私は貴女達の『願いを叶えてあげて』って頼まれただけで『助けてあげる』気なんてこれっぽっちもないわよ」

メルト「なによ、そう。じゃあ好き勝手にすれば?どーせ私達消えるのだから」
リップ「え、ちょっと、メルト」


???「じゃあそうするわ。『正義の味方と再会』『普通の女の子の生活』うん、いい青春じゃないか」

メルト「え?」

リップ「嘘……!」

???「ハイ・サーヴァントっていう設定はちょっと邪魔だから枷をつけるわね」

???「そう、リミッター形式。貴女達は魔術的な攻撃を受けるまでサーヴァントとしてのチカラを発揮できない。これでいいわ」

どんどんと人影の周りに増えていく数式。それをメルトリリス達はただ眺めることしか出来なかった。

???「じゃあもう二度と会うことはないでしょうけどばいばーい」


突如、メルトリリス達の足下に巨大な穴が生じる。

メルト「えっ」

リップ「わわっ」


二人はその中に落ちていく。


落ちて落ちて落ちて墜ちて墜ちて墜ちて
墜ちて落ちて落ちて……


そのまま、霊子ではなく、蟲が蠢く海へと落下したのだった

~蟲蔵~


臓硯「なんじゃ?今のは?何やら凄まじい魔力ではあったが……」


異変を感じた臓硯が蟲蔵を覗くと、無数の蟲が青色の液体へと溶け始めていた。
臓硯「な、なんじゃこれは……!?」

メルト「貴女がこの気持ち悪いモノの主かしら?」

臓硯「っ!!」

気づけば臓硯は背中に何かひんやりするものを押し付けられていた。


メルト「私、こういうぬるぬるして、気持ち悪くて、汚いモノは嫌いなの。貴方だってそう。汚くて、醜いゴミの塊」

メルト「でも感謝なさい。そんなゴミでも今日は私が愛してあげる」

メルトリリスの膝の鋭利な針が臓硯へと叩きこまれる。

臓硯「珂珂ッ!!そんなもの効きはせ……」

言い終える前に臓硯は青い液体へと溶けた。

メルト「うわっ何これ!!本当に汚い!まぁドレインした甲斐はあったかしら……」

そして暗闇からパッションリップが現れる。

リップ「メルト……?そろそろ……」

メルト「ええ、いいわ。この汚物をそのゴミ箱に捨てちゃって」

リップ「うん……」


リップの爪が蟲を蹂躙していく。蟲だけではなく、蔵までもが。そして一つのキューブへと蔵は変化する。


リップ「ふぁ……うぅ……あぁ!」

パッションリップの豊かな胸にそのキューブが押し込まれていく。

蟲蔵は跡形も無くなった。


メルト「さて。なんかあった汚物も無くしたことだし、どうしましょうか」

リップ「壊して良かったのかな……」

メルト「私達の落下地点にあったことが運のツキy……ってきゃあ!!」


突然メルトリリスはバランスを崩す。

リップ「メルト!……ってあれ?」

パッションリップも自らの異変に気がつく。

リップ「なんか腕が軽い……」
メルト「足が……」


そう、二人の大きな特徴、異形の爪と足が人のモノとなっていたのだ。


2人が驚いている中、ガサガサっと植込みから抜け出す影が。

慎二「(な、なんだよあれ!!帰ってきたら蟲蔵はないし!怪しい露出狂がいるし!!そ、そうだ衛宮の家に行こう!あそこなら桜が!)」


メルト「あら?シンジじゃない?」

慎二「え……?」

メルト「そんな怯えてないで?気分がノっちゃうわ。とにかく、O・HA・NA・SHI、しましょう?」

慎二「は、はい……」


~1週間後~


メルト「こんにちは、海外からの留学でこの学園に来ました。メルトリリス・S・アルターといいます。これからどうぞ宜しく」

・別のクラス

リップ「り、りゅ留学でここに転校することにな、なったパッションリップ・M・アルターと言います!き、気軽にリップってよよよ呼んでください!!」


今、2人の学園生活が始まる。


一応今日はここまでです。 士郎さん出せませんでした。

アルターエゴズの新しい髪型募集中。

乙。この二人桜と同じ顔だからめんどくさいことになりそうだww


ここは聖杯戦争開始以前の時空かな?

髪型はメルトがポーニーテールでリップがシニョンで

リップさん160あるのに日常生活とかおくれんのかよ・・・

皆さんからの期待が重いっす

>>22
AIサクラさんと桜さんはちょっとは顔違うんじゃないかって信じてる

>>23
聖杯戦争2ヶ月前の予定です。お正月明けくらい

>>24
OK

>>25
リップちゃんの胸囲160のギネス級バストは扉とか通れるか怪しいので『普通の女の子モード』の時はジナコぐらいに落ちたと考えてください。(ご都合主義)


少し書き貯めたのを修正しつつ投下しようと思います。

しまったお正月じゃなくて12月でした


「ねー、メルトリリスさんはどこの国から来たの?」
「日系人みたいだけど?」
「間桐さんとそっくり!!」

メルト「雪原の国、ロシアよ。親の仕事の関係で住んでたの。でもちょっと色々あって今は親戚の間桐さんの家に御世話になっているわ。あ、あと私のことはメルトでいいから」

「じゃあ宜しくね!!メルトさん」
「冬木の観光はした?」
「こら、いきなりはちょっと」
「えー」ワーワーガヤガヤ

メルト「(……本当馬鹿ばっかり)」


・別クラ


「リップちゃんってメルトリリスさんと双子で、間桐さんの親戚なのかー」
「彼氏はいるの?遠距離恋愛とか?」

リップ「か……彼氏!?彼氏はいま……せん」

「聞いたか男子ー!リップちゃんフリーだそうだー!」
ウオオオオオツイニオレノジダイガ
オマエヒンニュウズキジャ
イインダヨ!!

リップ「いえ!……でも、心に決めた人がいるんで」
クソオォォォォオオオオオオオ

リップ「(皆私の話を、私を怖がってない……優しい人達だな)」

「そういえばご両親は何の仕事をしてるの?」

リップ「えーと、穴堀り……かな?」

~昼休み~

凛「メルトリリスさん……だっけ?ちょっといいかしら」

メルト「何ですか?センパイ?」

**********

屋上


凛「単刀直入に聞くわ、あなた達何者?」

メルト「センパイ、いきなり何です?私はしがない転校生ですが?」

凛「とぼけないで。その容姿、髪。何?桜のホムンクルスモドキでも間桐は手を出したの?」

メルト「間桐と遠坂はお互いの事情に関わらないのではなくて?」



凛「貴女間桐姓を名乗ってないし、貴女に干渉するのなら別にいいでしょ」

メルト「大した屁理屈ね。で、私に黙秘権はあるのかしら?」

凛「ある訳ないでしょ?」

凛はそう言って手を銃のように構える。


メルト「……脅しってわけ。まぁいいわ、教えてあげる」



メルト「……でも貴女に理解できるのかしら?」

凛「私、これでも頭は優秀よ」

メルト「知ってるわ」

凛「??」

メルト「私はムーンセルより作り出されしAIサクラタイプのアルターエゴ、メルトリリス」

凛「むーんせる?えーあい?あるたーえご?」

メルト「……あなたAIもわからないの?」


ちょっと飯食ってきます

ただいまです


凛「(……なんかすっごいかわいそうな子を見る目で見られてる)」

メルト「(……そう、よね。まだ箱型PCが主流の時代だもの、知らなくて当然よね)」

メルト「ごめんなさい、私が悪かった。さっきの言葉はちょっと専門的過ぎたわ」

凛「そ、そう!」

凛「(あれ?でも専門って魔術よね……これって私が馬鹿にされてるの!?)」


メルト「さっき貴女がいったとおり、ホムンクルスみたいなモノよ」

凛「この時期に間桐が?聖杯戦争の為なの?」

メルト「さぁ?それに答えるのも一興だけど、貴女には関係無いし」

凛「……じゃあ貴女がホムンクルスであるとして、何の目的で学校にいるのよ。お人形は黙って戦争までお家で準備でもしてればいいじゃない」

メルト「リップが学校に行ってみたいって言うから仕方無くよ。ちょっとやってみたいこともあったし」


凛「やってみたいこと?」

メルト「何せ、私達産まれたばかりだから。いい魔術回路(拡張子)も手にいれたし、魔術を軽く使ってみようと思って」

凛「貴女魔術が使えるのね?」

メルト「そうだけど?」

凛「ふーん、案外素直なのね。自分の手の内をこうベラベラ喋るなんて。まだ隠していることでもあるのかしら?」

メルト「私、こう見えて奉仕体質なんですよ?」


凛「はっ、冗談がキツイわよ。貴女、人の下につくような人間じゃないでしょ?」

メルト「まぁヒトじゃないし。で、質問は終わり?」

凛「うん、いいわ。この学校に害はさして無さそうだし」

メルト「じゃあ、私はこれで」


凛「……最後に」

メルト「まだ何か?」

凛「桜を泣かせたら容赦しないから」

メルト「……ぷっ」

凛「?」

メルト「……ぶふっ、ははっ……あははははははは!!」

凛「な、何よ!」

メルト「あははっ……いえ?別に……気にしないでくださいっ……ふふっ」



~授業中~

メルト「(……笑い死ぬかと思ったわ)」

メルト「(間桐桜を何年も放置してたのにまさか妹が幸せに過ごしていたと思ってたなんて。人間って本当に不気味)」

メルト「(間桐臓硯の記憶(経験値)をドレインしたのは正解だったわね……おかげでこの時代に溶け込めるし、聖杯戦争についても理解できた)」

メルト「(この魔術回路とやらも、2030年には絶滅したものだったし。ま、有効活用させてもらうわ)」


教師「転入生、応用の問5を解いてみろ」

メルト「a=4、b=-2、他の解は1、1-iです」

教師「正解だ。良く分かったな」

メルト「いえ、これぐらい基礎ですよ」

メルト「(……でも1年生に転入したのは失敗だったわ)」

メルト「(授業も退屈、しかも年が上というだけで、ヘコヘコ頭下げて敬語なんて)」

メルト「(リップはほっといて私だけ3年生にいけば良かった)」

ここのはくのんは女の子?

はくのんが女かつ鯖が紅茶なら美味しい展開

>>69
>>70
ザビ子+紅茶時空のアルターエゴさんです


次からちょっと捕捉っぽいものを


『噂の双子美少女転校生!!その謎に包まれた正体を今明らかに!』


桜「(私、間桐桜!嫌味なお爺様とちょっとヤンチャなお兄様の三人で昼ドラの如くお屋敷で暮らしてたの!!)」

桜「(でもある時大好き☆な先輩と一緒に晩御飯の支度をしている時にそれは起こったのです)」

******

大河「あ、電話鳴ってるわよ士郎!」

士郎「俺今ちょっと無理だ!藤ねぇ頼む!」

大河「お姉ちゃんちょっとドラマで忙しいかなー」

桜「先輩、私でましょうか?」

士郎「悪い、桜。助かる」
ガチャ

桜「はい、もしもし」

慎二『桜か!!助けてくれ!!空から女の子が!』

桜「兄さん?今日は金曜でも祝日でもないですよ?レンタルでもしてきたんですか?」

慎二『あ、後!蔵が!今そいつらに!!たすけ』ブツッ

桜「兄さん!?」

桜「(どうしよう!兄さんが!)」

臓硯蟲『(……助け)(……イタ……イ)(あああ珂珂あああ……!!)』

桜「(お爺様!?どういうことですか?)」

???『……なんだ本当にゴミだったのねコイツ』


メルト『こんにちは、私はメルトリリス。貴女の中にいるゴミをちょっと私にしてみたの』

桜「(え、え……と、お爺様は)」

メルト『虫けらならさっき全て溶かしたわ。貴女の中で最後。本体は離れていたから油断してたんでしょうけど無駄。何かしらで繋がっていれば私の蜜は届く。貴女のお爺様なかなかいい記憶(けいけんち)と魔術回路(かくちょうし)を持っていたわ』

桜「(一体、どういう)」

メルト『安心なさいな、この私は私に合流すれば直ぐに貴女から出ていくもの。貴女に溶かされるのもイヤだし。シンジは殺さないわ』

桜「(だから貴女は一体……)」

桜がいくら語りかけようとも中のモノは反応しない。
士郎「桜、なんかあったのか?」

桜「いっいえ兄さんがちょっと怪我したみたいで……私、今日は失礼します!!」

士郎「お大事になー」

******

桜「(そんなドキドキでお屋敷に帰った私を待っていたのは……)」


******

メルト「初めまして、かしら?私達の起源(オリジン)さん」

桜「(に、兄さんが私っぽい人に宙吊りにされてる……あとソファーの陰に隠れてる人よく見えないけど誰だろう)」

メルト「返事なし?まぁしょうがないわね。この時代じゃ……一から説明すると」カクカクシカジカ

――――
――

桜「へ、へぇ、未来から来たサクラタイプのAI……」
メルト「何かその言い方イヤ」


メルト「とにかく、この家に住ませてもらうから。貴女の近くにいた方が都合がいいし」

メルトリリスは慎二をロープで引きずったまま、部屋を後にする

桜「(なんか頭が追い付かない……)」


リップ「…………。」

桜「(なんかソファーの陰から見られてる!!)」

桜「……………。」

リップ「………………。」ジーーーー

桜「………………。」

リップ「……………あの」

桜「!……な、なんです!?」

リップ「自己紹介、いいですか?」


******

桜「(その後、メルトリリスさんとは違って控えめなリップちゃんと私はたちまち仲良くなり)」

桜「(気づいたらベットでパジャマでガールズトークしてました)」

********

桜「(こんな妹欲しかったから、嬉しいなー)」

リップ「……あ、あの、この服の着方はこうでいいんですか?」

桜「そうそう、初めてなのに凄いですよ?」


リップ「私、むこうでは可愛いドレスはみんな着れなかったから……良かった」

桜「私、胸が大きい人でも着れるかわいい洋服屋さん知ってるから今度行きましょう!!」

リップ「本当ですか!?……お出掛けさそって貰ったの初めて……!」

桜「リップちゃんはどんなお洋服がいいの?」

リップ「ふぇ!?……やっぱりあの人に褒めてもらえるような服が………いいな………」


桜「あの人?もしかして好きな人でもいるの?」

リップ「な!なんでわかったんですか……?」

桜「リップちゃん真っ赤だもの……ちなみにどんな人?」

リップ「え、えと、その、いつもどんなにピンチでも絶対に諦めなくて、まっすぐで、何より消える筈だった私をこうやって、救ってくれたんです……!」

桜「なんか……王子様みたい」

リップ「はい!あの人は私の王子様です!!……あ、そうだ!」

桜「どうしたの?」

リップ「おかa……じゃなくて桜さん、私に家事を教えて下さい!」

女なのに王子様とはこれいかに
まあ間違ってはいないけども

桜「どうして?」

リップ「その……あの人が……『家事ができる人』が好きだって……むこうで、独りで練習しても、なかなかうまく出来なくて……」

桜「例えば?」

リップ「料理とかお裁縫とか洗濯とか……」

桜「うーん、お裁縫と洗濯はここでも出来るけどお料理は……あ、そうだ!」

リップ「?」

桜「リップちゃんも私と一緒に先輩の家に行きましょう!!」

リップ「……先輩?」

*****

桜「(そんなこんなで今日からリップちゃんと先輩のお家でお料理修行です!!)」

桜「(お爺様もいないし、蟲もいないし、リップちゃんはかわいいし、兄さんも心なしかやさしくなったし!!)」

桜「(私!幸せ絶頂!!)」


番外編終了。
ちなみにガールズトーク中、メルトリリスさんは桜の服を買ってに使い、慎二とフィギュア買いに行ってました。

>>87

桜はリップちゃんの思い人が男だと思っています

~ある日の放課後~

メルト「……マズイわ」

教室の片隅、メルトリリスの手元には人の手や足がバラバラに並んでいる。机は窓から差す夕日より真っ赤だ。


メルト「手の感覚がちょっとマシになったからってガレージキットに手を出してみたらなんて有り様……!」

メルト「やっぱり、きちんとリハビリが必要なのかしら……でも、とにかくこの子は仕上げてあげなくちゃ」


メルトリリスは携帯を取りだし、電話を掛ける。

メルト「……シンジ?ちょっと手伝って」

慎二『なんだよ!お前またフィギュア作れとか言わないよな!!』

メルト「あら、良くわかったわね」

慎二『お前散々作ってやったじゃないか!!』

メルト「今学校なんだけどどうしても上手くいかなくて」

慎二『は?もう僕家だし、めんどくさいし。……そうだな衛宮にでもやってもらえよ』

スミマセンがさっきから私がガラケーから見てるせいか文字化けしてる部分がなんか質問であっても答えられないのであしからず


メルト「衛宮って、あの桜がいつも通ってる?」

慎二『そう、この学園の細かい仕事担当の奴。多分今ごろ教室で職員室のデッキでも直してるんじゃないか?』

メルト「そう、背に腹は変えられないしそうするわ」ブツッ

質問。アルターエゴ二人は間桐邸に居候してるの?

~2-C~

士郎「この配線をこう、かな……?」

デッキ「」シーン

士郎「うーん、やっぱり劣化してるか……」

メルト「この配線、この赤い線を代わりに繋げば大丈夫ですよ」

士郎「えっ」

メルト「ほら、どうしたんです?」

士郎「お、おう」ガチャガチャ

デッキ「ボークラーハーミンナーイーキテーイルー♪」

士郎「おお、凄いな!助かった!ありがとうな!」

メルト「いえ、この程度の単純な作りなら余裕です」

士郎「……って今更だけど、誰?」

メルト「1年のメルトリリス・S・アルターです。リップがお世話になっています」

士郎「ああ、リップの双子のお姉さんか!」

>>103

居候しちゃってます

リップの妹は嫌なんですか


メルト「はい、ちょっと衛宮先輩にお願いがあるんですけど……」

士郎「メルトのお陰で早く終わったからな、いいぞ」

メルト「実はこの子をちゃんと組み立てて欲しくて……」

士郎「……?フィギュアのガレージキット?」

メルト「実は私、手に障害があって細かい作業が上手くできないんです。最近は調子が良かったので挑戦してみたら……これで」

士郎「いいぞ、前慎二にも頼まれたことあるし」

メルト「(……ん?慎二?)」


メルト「(もしかして……慎二、この人に手伝わせてた?)」

士郎「障害って大変だな」

メルト「昔よりはマシなんですけどねー、温度も痛みも感じられなかったし」

士郎「………。」ジーー

メルト「な、何?」

士郎「メルトって敬語使い慣れていないのか?外国からだし、無理して使わなくていいぞ」

メルト「あら、そう?ならお言葉に甘えて」

>>107
メルト「お馬鹿なリップの妹なんて死んでも嫌」


メルト「きちんと組み立てられるようにならなきゃ……」

士郎「組み立てるの好きなのか?」

メルト「んー、そうね好きよ。職人達が究極の造形を求めて磨きあげた結晶。その工程を垣間見ることができるのが素敵ね。完成品からじゃわからないこだわりもたくさんあるし」

士郎「おお、ちょっとそれわかるぞ」


士郎「分解しなきゃわからないことって多いよな」

メルト「そう!貴方よくわかってるじゃない!!この世の中にあるモノはみんなそう!分解しなきゃわからないことが沢山あるわ!」

士郎「しかも、バラした時にしか分からない職人の思いとかヤバいよな!」

メルト「そうよ!製作者の思いを考察するのなんて最高!それでこそ真に理解できて愛せると思わない?」
士郎「だよな!」

メルト「……衛宮先輩」
士郎「……メルトリリス」
ガシッ「「最高。」」


今、ここに未来の道具マニアと人形マニアの熱き友情が――



桜「」
リップ「あ、メルト」


~衛宮邸~

桜「じゃあメルトさんとは何も無かったんですね」ホッ

メルト「そうよ、桜ったら勘違いしすぎよ。……あら、この煮浸し美味しい」モグモグ

リップ「あ、それ私が……」

メルト「リップが……?凄いわね、この前までからっきしだったのに」モグモグ

リップ「(……嘘、メルトに褒められた?)」


大河「士郎……桜ちゃんがいっぱいいるわ」ヒソヒソ

士郎「……そうか?確かに顔はそっくりだけど雰囲気とか髪型もバラバラだしそこまでないぞ」ヒソヒソ

大河「……確かにそうね」


メルト「ダメダメだったリップがここまで出来るようになるなんて……少し自分が情けないわ」モグモグ

リップ「……え?」

メルト「ほら、私この通り手がアレだし、しょうがないって放置してたけどリップに出来て私に出来ないなんて悔しいもの。リップの方が箸使い上手だし」

リップ「……////」テレテレ

桜「(リップちゃんメルトさんにコンプレックス感じてたから褒められて嬉しいのね)」

~食後~

リップ「…………。」

メルト「綺麗な月ね……」

リップ「……メ、メルト!」

メルト「リップのことだからどうせあの女、岸波……だったっけのこと考えてたんでしょ。隣、座るわよ」

リップ「あ、あのねメルト……」

メルト「何?」

リップ「私、なりたいものが出来たの」

メルト「ふーん。言ってみなさいよ」

リップ「………宇宙飛行士。」

メルト「は?」

リップ「月に……行って……ムーンセルを見つければ……あの人に会えるかなって」


メルト「(てっきり『お嫁さん!キャ☆』みたいなのが来ると思ってたら超現実的だったわ……)」

リップ「何かしら、セラフにアクセスできるようなことが出来ればいいなって……」

メルト「それからどうするのよ」

リップ「それでも会えなかったら……お母様みたいに、頑張ってCCCでムーンセルに無理矢理でも叶えさせます」

メルト「……多分無理よ、ソレ」

リップ「……え?」

こいつらCCCの結末は知ってるのかね


メルト「悪いけど、ここは私達のいた世界じゃない」

リップ「それってどういう……」

メルト「私がムーンセルで学習した知識とこの世界は歴史が……大きく違えている」

メルト「文明も未発達、2030年に魔術が絶たれることもなさそうだし。ここで仮に、ムーンセルを起動しても岸波白野が発生する可能性は低いわ」


>>134
結末は知らないけどBBさんの分身だから正体は知ってる設定


リップ「……メルトもお馬鹿だね」

メルト「……え?ちょ、どういうこと?」

リップ「ムーンセルは願望器だから……願いを叶えるなんて簡単なんだよ」

リップ「……こうやって私達がここにいるみたいに、あの人を呼んでもらえればいいんだもん」

メルト「滅茶苦茶ね。さすがリップ」

リップ「むぅー。」プンスカ

メルト「……頑張ってね」ボソ

リップ「……!!!??」


士郎「二人ともー!蜜柑あるぞー」

メルト「蜜柑、ねぇ……」

リップ「……メルト、蜜柑皮、剥いてあげるね」

メルト「……………………宜しく」

よし、今日はここらへんで。
戦争前にもう少し、メルトさんと士郎の仲を進展させる予定

なんかご意見、質問があったらどうぞ

今更だけどこのSSのジャンルなんなの?
シリアス ほのぼの イチャコメ etc.etc.

>>141
今は戦争前だから少しほのぼのしてるけど戦争始まったらシリアスにします。


ラブコメは無い(予定)


こいつらそもそもこっちの世界にムーンセルがないことは知ってんのかね?

>>145

ムーンセルっぽいものはあるから大丈夫(なはず)

ザビ男だかザビ女は出るの?

>>148
ラストとか回想にはでるんじゃないかな

>>64
ウィザードとメイガスじゃ使用方法が異なるだけで魔術回路自体はどっちも同じモノじゃなかったっけ?

>>155

そっか、マナが枯渇しただけで魔術回路は一緒か。

勉強不足でした


どもっす
私もエミヤ談義に混じりたいのですがそこはぐっと我慢して日常編をやっていきたいと思います。
イベントは捏造。
途中で選択肢安価に挑戦してみます。

あと、書きながら投下するのでゆっくりです。

それから、私中間があるので聖杯戦争突入するのは恐らく18日以降かと
エミヤさんが遠い……

・このSSのメルトリリスさん
・普通の足
・感覚障害軽化
・臓硯さんの記憶ドレイン
・魔術使える

・リップちゃん
・普通の手
・ジナコ位の胸囲
・神経過敏軽減
・士郎から直伝料理スキル
・宇宙飛行士なりたい

大河「冬と言えばマラソン大会ーー!!皆ー!!熱さで寒さなんか吹き飛ばせええぇぇえ!!」

大河「という訳でルール説明!生徒諸君には学園周辺を4.2km程走ってもらいます!上位の生徒はメダルと粗品が待ってるヨ!!皆頑張れ!」

―――――
――――――――

メルト「何これ面倒くさいわ」

桜「生徒が一斉に集まってるから冬なのに熱気が……」

リップ「走るのヤだなぁ……」

「俺、桜さん達と並走するわ」
「だよなー。あの胸」
「リップちゃんとかどうなんだろーなぁ」

慎二「やぁ君達。楽しそうじゃないか」肩ポン

「……わっ間桐先輩」
「……先輩も良かったら一緒に」

慎二「あのさぁ、僕ってモテるんだよね」


慎二「明日、君達が妹達の胸を追っかけて鼻の下伸ばしてる変態だと言い触らされたくなかったら……」


慎二「わかるよな?」


「ひぃっ!!す、すみません!」
「真面目にします!!」
「すみませんでした!!」

メルト「……シンジ」←見てた


ここで選択肢

1「……何か企んでる?」

2「……ちゃんとお兄ちゃんじゃない」

3「……ゃだ//カッコイイ(*´ω`*)」


>>184

1


メルト「……なんか企んでる?」

その時、落下してきた鉄柱がメルトリリスを襲う!!

メルト「え、ちょ何」


DEAD...


???「むふふふふ」
???「……………。」


気づけば、ゴミやらゲームやらポテチの食べ滓が散らばっているせいで床が見えないが道場らしき場所にいた。

メルト「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!今!完璧に正解の選択肢だったじゃない!!」

???「シャァラップ!!あからさまなネタ選択肢をチラつかせていたのにそれを選ばずして何が完璧っスか!!そんな奴には『最近流行りのよくある夏の日で炎上しろ(二重の意味で)』の刑ッス!!」

???「……ジナコ、それは我々にも害が及ぶ。それからすまない、実をいえばどれを選んでもこの汚道場にたどり着いたんだ。……もう1つ、この道場にタイガーはいない」

ジナコ「『いい加減にしろ藤村』って言ったらどっかいったっス」


ジナコ「そんなこんなで只の自己満足コーナー『ニート道場』の始まりッス~」

カルナ「残念だがジナコ、このコーナーは『カルナ道場』だ」

ジナコ「へっ?」

カルナ「ジナコは『弟子210号』だ」

ジナコ「桁数多っ!」

カルナ「口調とか姉とかその他諸々の結果だ」

ジナコ「ひどいっス!偏見っス!!」

――――――

ジナコ「ちなみにこの後に続くリアル選択肢でネタ選択肢を選んだ時に道場の門は開かれるッス。今のはお試し版ッス」


ジナコ「……ブルマとかデブが来たくないNo.1の服じゃないっすか」

カルナ「大丈夫だ、似合っている弟子210号。一定の需要は……需要は……………ある筈だ、多分」

ジナコ「フォローになってない!」

カルナ「……お前もマラソンするか」

ジナコ「断固拒否マラソンやるぐらいならBBに魂売って購買のコトミネさんと提携して出来る限りのの悪事を働きPCを燃やして死ぬっス」

カルナ「……まぁ、こんな感じの道場だが気が向いたら選択してくれ」

カルナ「それから選択肢がある話はこういう日常番外編みたいなやつだけだ。シリアス本編は選択肢はない。だから気を抜いてやってくれ」

カルナ「では選択肢1から再スタートだ」

ジナコ「運動出来る奴は皆みぞれ雪にあえばいいんスよ」

――――――――
―――――――

???「あんのリア充ニートどもめ……見てろよー今に仕事がデキる女の格の違いをみせてやんよ……」


メルト「……何か企んでる?」


慎二「(これで写真部と提携してあいつらの写真を独占販売すればメルトリリスに使われまくった金もいくらか……)」


メルト「……………なんか放置してはいけない気が」


桜「……兄さん」

慎二「や、やぁ桜奇遇だな!」

桜「……兄さんがそこまで私のことを思ってくれていたなんて……兄さん!!」ダキッ

慎二「モガッさく、らっむ、む、むー!!」


メルト「(シンジの顔が桜の胸に)」


リップ「桜さん!慎二さんが苦しそうですよ!やめてあげないと!」

慎二「むー!!む!!!!!………。」

メルト「(あー、リップがシンジ背後から桜を剥がしにかかったからシンジ呼吸出来ない動けないになってるわ)」


慎二「」

桜「兄さん!?」

リップ「慎二さん!?」


メルト「誰か担架ー!急がなくていいわよー」


すいませんやっぱ明日早いし寝ます。マラソンはまだまだ続くんで

ちわっす。テスト終わりました。
ではゆっくりですが書きながら投下しますね


慎二「」

教師1「じゃあマラソン頑張ってね」

教師2「間桐くーん大丈夫かーい?」

メルト「是非海に還してあげてください」




大河「ではぁーー!!すたあぁぁあとぅっっ!!」パァン


~500m地点~

メルト「(私はいつも鍛えてるから有酸素運動系は得意だけど)」クルッ


桜「はぁ……はぁ……」
リップ「はぁ……はぁ…」

メルト「(あの二人はダメね。まぁ先にゴールで待ってるわ)」タッタッタッタ


~2km地点~

メルト「(うーん、大分キツいわね、ペースも少し落ちたし)」


リップ「はぁ……はぁ……」タッタッタッタ


メルト「!!!???」


メルト「(い、いまのリップ!?)」

メルト「(どうして?何でリップ!?……ハッ!もしかして)」


メルトリリス←足が強化されてたエゴ(今は無し)

パッションリップ←前(胸)と横(手)に重りがついてたエゴ

メルト「(今まで余計なモノがついてた分少年マンガ的法則で私よりリップの方が上に!?)」


メルト「(私のアイデンティティの危機!!)」


リップ「……はぁ、疲れた……もう、歩こう」テクテク


メルト「(よし、リップの悪い癖が出た!!)」タッタッタッタ

~3km地点~

メルト「(あら、誰もいない。なんか寂しいわね)」タッタッタッタ

メルト「(……聖杯戦争どうしようかしら。私達の中で誰かがマスターになるとして……)」


メルト「(私達2人は女神の寄せ集めみたいなもんだから女神が嫌いじゃないサーヴァントを……)」


その時突然、横の路地から意思を持ったかのように伸びてきた鎖がメルトリリスの体を捕らえた。

そしてそのまま路地裏へと引きずり込む。


そのまま引きずられる中メルトリリスは自分の中で何か、まるで魔術回路が起動したかのようなスイッチが入るのが分かった。

メルト「(……まさか、もうこの時期にサーヴァントが!?)」


そしてそのまま壁に磔にされる

メルト「ぐぅっ……」

???「……答えろ、何故汚物が我の庭をうろついている?」


メルト「……貴方、何?」

??「質問しているのは我だ汚物、何故お前はそこにいるのだ」

メルト「……一介の女子高生がマラソンしていただけよ?」

???「貴様が一介のJKだと?ハッ!笑えるな!その鎖が貴様を拘束し続けているのが何よりの証拠だ!」

メルト「やっぱり王様には叶わないのかしら」

メルト「ええ、白状するわ。私は未来、いえ、平行世界の聖杯、ムーンセルから飛ばされたアルターエゴ、メルトリリス。今はただの女子高生よ」


メルト「知ってるわ、貴方英雄王ギルガメッシュでしょ?4次の生き残り」

ギル「汚物の癖に教養があるとはなかなかに醜いな」

メルト「さぁ、もういいでしょ?はやく鎖を解いて頂戴」

ギル「……フン、いいだろう」



メルト「おっと。うん、それじゃあ……さようなら」

その瞬間、手先の感覚は無くなり、目線が高くなる。
メルト「――【踵の名は魔剣ジゼル】!!」


一気に距離を詰め、足を振り上げる。


ギル「……フッ」

それに対してギルガメッシュがやったことは手を上げるだけという動作のみ。

それだけでメルトリリスの体は拘束され、足は王へと届かない。


メルト「知ってるわ、貴方英雄王ギルガメッシュでしょ?4次の生き残り」

ギル「汚物の癖に教養があるとはなかなかに醜いな」

メルト「さぁ、もういいでしょ?はやく鎖を解いて頂戴」

ギル「……フン、いいだろう」



メルト「おっと。うん、それじゃあ……さようなら」

その瞬間、手先の感覚は無くなり、目線が高くなる。
メルト「――【踵の名は魔剣ジゼル】!!」


一気に距離を詰め、足を振り上げる。


ギル「……フッ」

それに対してギルガメッシュがやったことは手を上げるだけという動作のみ。

それだけでメルトリリスの体は拘束され、足は王へと届かない。


メルト「……くっ」

ギル「貴様はその程度なのだ。いくら我に襲いかかろうとも我にとっては塵を払うより容易い。我との相性は最悪、といったところだな」


ギル「貴様はどうも面白いことをしでかそうと考えているようだから今回は特別に我の庭を歩く許可をやろう」

メルト「面白いこと?……なんのことかしら?」

ギル「その筋の者が見ればすぐわかる。たとえ貴様が無自覚でソレをやっていてもだ」

ギル「ま、せいぜいその【『秘密』大事にするんだな」


メルト「………あの金髪野郎から解放されたのはいいけど」

メルト「元の服装とスペックにもどってみれば服は所々破れてたり、手足は痛いし」


メルト「……一応戻っては来たけどマラソンできる格好じゃないわね」ポツン


士郎「……はぁ、はぁ」タッタッタッタ

士郎「……?あそこで体操座りしているのって」

メルト「あ、衛宮先輩」

士郎「メルトじゃないか!どうしたんだよ一体?」

メルト「……ちょっと不良に絡まれたの」

士郎「腕からは血が出てるし……立てるか?」

メルト「立つだけなら。走るのはちょっとつらいわね……」クシュン!!

士郎「お前風邪ひきかけてるじゃないかこれ着てろ!」

メルト「ジャージ……」

士郎「あと俺がおぶってやるから、ほら」

メルト「じゃあ、お言葉に甘えるわ」

よし、途中で寝落ちたりしてたけど今日の投下終了!!

では

ちっす。

色々あって遅くなりました。
今日は眠くなるまで書こうかなと。
でも書き溜めてないのでゆっくりです。

では続きから

あとメイトリクスって誰ぞ


メルト「ねぇ、先輩。」

士郎「なんだよ」

メルト「私、正義の味方に憧れてたの」

士郎「……えっ」ドキッ

メルト「正義の味方に恋い焦がれていたのよ」

士郎「そ、そうか」ホッ

メルト「その時の私は今と違ってもっと……なんていうのかしら。大人びたつもりで随分幼かったのよ」

士郎「幼い?」

メルト「そう。何もかもがまだ幼かったわ」


メルト「何もかもが偽物の中でこの気持ちだけは本物だって信じて執着していたの。いえ、今も本物と信じているわ」

士郎「偽物ってどういうことだよ」

メルト「そうね、人は他人の影響を受けて人格をつくっていくものだけど。私はその影響が自分からしか受けていないのよ」

士郎「どういうことだよ」

メルト「素材に引っ張られてるって感じかしら。私の為にあるものは何も無かった。あるのは他人の為のモノだけ……だからそうあろうとした」

メルト「」


メルト「自分には何もなかったから他人から求める、他の為のモノならあるから他人には何も求めない」

士郎「それっておかしくないか?矛盾してるぞ。他人に求めていながら求めないって」

メルト「えぇ、だからその矛盾がダメだったのね。結果私は自滅しちゃったのよ。自分は何もいらないと言いつつ、何より自分の見返りを求めていたって……何か恥ずかしくなってきたわ」

間違った

>>257のメルト「」は関係ないから


メルト「まぁ、私は気づくのが遅かったのよ。本当に好かれたいと思ったことが無かったから。好きな人に告って、あげくの果てに4回もフラれちゃって……で、その時に気付いたの」

メルト「どうでもいいと思っていた相手の気持ちを必死に振り向かせたいって思ってる自分に」

メルト「それから私って存在はブレブレで今も何をしていいか分かんないのよ。何をしたいのかさえも」


士郎「フィギュア収集は違うのかよ」

メルト「あれは趣味よ趣味。……トイストーリー王国はまた別だし」

士郎「……王国?」

メルト「気にしないで」


メルト「一個だけなら、やりたいことがあるのよ、心残りが。私、最期にヘマして『正義の味方』さんの力になれなかった事が後悔なの」

メルト「だから次に会ったら彼の力になりたいと思う……って都合が良すぎるかしら?散々な目に合わせておいて今更力になりたいっていうのは。馬鹿にされちゃうわね」


士郎「そんなことはない!」


士郎「誰かの力になりたいっていうのは間違ってない。俺が断言する。もしもそいつがそれでもに馬鹿にしてくるんだったら」

メルト「……だったら?」

士郎「俺が一発殴ってやる」

メルト「……フフッ、面白いこというじゃない。ならもっと筋肉つけなさいな」

士郎「む、これでも鍛えてるぞ」

メルト「ダメダメね。ほら、もっと早く走る!!」

士郎「……はいはい」タッタッタッタ



メルト「嬉しかったわよ、衛宮先輩」

士郎「ん?何か言ったか?」

メルト「別に、何でもないわ」


~マラソン編終了~



~12月某日どこかの道~

メルト「……私に令呪が出るとかまさか過ぎるわよ。てっきり桜と思っていたのに」

メルト「蟲野郎のパイプを使って聖遺物を取り寄せるのはいいとして、うーん、どうしたものかしら。」

メルトリリスがさっきから悩んでいるのがサーヴァントの問題である。自分がハイスペックなだけあってやはり呼ぶサーヴァントは自分と同等か、それ以上が好ましい。だが強い英霊に限って女神様アレルギー持ちだったりするのだ。金ピカみたいに。


メルト「あー!どっかに都合がいい強いやついないの!?」


その叫びが届いたのか否か、空からは……


・1、鉄柱
・2、石柱
・3、黒いキューブ


>>268


じゃとりまここまででおやすみなさい

1

ちっす

では続き


空から振ってきたのは赤い鉄柱……


メルト「へ?またっ!?」


理不尽 にも 鉄柱 が メルトリリス を 襲う !!


...DEAD...


『次回!!コンクリートジャングル殺人事件再び!帰ってきた洗脳探偵!!お楽しみに!!』



ジナコ「呼ばれて飛び出てジナコすぁーん!!と!カルナさんの!」

カルナ「カルナ道場ー」

ジナコ「はい拍手ー!!」パチパチ

ジナコ「いやー、まさか皆さんこんなにノリがいいとは思わなかったッスよ~」

カルナ「……いや、彼等は真面目に触媒を決めようと」

ジナコ「でも、1回目も鉄柱落下で死んだッスよ?まぁ今回は洗脳探偵さんの事件に運悪く巻き込まれちゃったんスけど」

カルナ「それはそうだが………そういえばここでは私が師範だったな」

ジナコ「…?そっスよ」

カルナ「よし、今から弟子210号がお詫びに一発芸をやる。師匠命令だ弟子210号」

ジナコ「は!?無理無理無理無理!!コミュ症のジナコさんにそれは無理!!」

カルナ「弟子、お前はやれば出来る子だ」

ジナコ「無理ッス!!ムーリー!!」



???「たのもーう!!」

カルナ「弟子210号、出来ないと思ってるから出来ないんだ。これもNEETからの脱出の一歩と思うんだ」

ジナコ「……でもでもでも恥ずかしいー!!」

???「こらぁぁぁあああイチャイチャカップル!!!!無視かっ!!」

ジナコ「はっ救世主が!」


カルナ「む、下がっていろサーヴァントの気配だ」

元師匠・藤村「ここではあったが100年目!道場を返してもらおう!」

ジナコ「いやっスよー!!ジナコさん達の貴重な出番ッス!!いい加減にしろ藤村ー!!」

元師匠・藤村「くっ、以前はそれで退いてやったがこの超有能超美人教師の師匠は新たな仲間をつれて来たのよ!前の私とは違うわ!!」

元師匠・藤村「出でよ!すごい助っ人!!」

アンデルセン「失礼する。ふむ、道場といえどこれはもうゴミ溜めだな」



カルナ「…なん…だ…と…マスターっぽいサーヴァントとサーヴァントなのにマスターっぽいことができるアンデルセン……強敵だ!下がるんだ弟子210号」

ジナコ「」

カルナ「弟子210号?」

ジナコ「カルナさん!!令呪をもって命令しちゃうッス!!アンデルセンたんを我がモノに!!!」


カルナ「!?どうしたマスター!」

ジナコ「ここでアンデルセンたんも弟子にすれば合法的にブルマアンデルセンたんが見られるッス!ショタイケボハァハァ!!!」

カルナ「……」



元師匠・藤村「さぁアンデルセンくん!!この私を魔改造してチートに!」

アンデルセン「1F住民のよしみでついてきてやったが……馬鹿しかいないのかここは」

アンデルセン「まぁいい、受けとれ!!」パアアアア

元師匠・藤村「おおお!!何か来てる!スッゴい来てるよ!」パアアアア

ジナコ「今ッス!!カルナさん!!」

カルナ「真の英雄は目で殺す!!」ビーム


元師匠・藤村「」

アンデルセン「……やはり馬鹿か。俺の宝具は効くのに少々時間をくうんだ。その間、自分の身の守り方ぐらい考えておけ馬鹿」

ジナコ「やはり、Not in Education, Employment or Trainingのジナコさんに敵は無しッスね!カルナさん!」

カルナ「…ああそうだな。」

ジナコ「じゃあ!選択肢再開!」

振ってきたのは?


2.石柱

3.黒いキューブ

>>290

3だな

空から降ってきたのは……

メルト「いてっ……何かしらこのキューブ……」


1.よし捨てよう

2.地面に叩きつける

3.もう勘弁してください



メルト「なによこれ!」

むしゃくしゃしていたメルトリリスは思わず地面に叩きつけた!


???「きゃあ!ICE障壁を物理的に破るとは流石マネージャー」

メルト「あ、あなたは!!」

メルトリリスはすっかり忘れていた。召喚云々よりも自分が既にサーヴァントと契約していたという事実に。

エリザ「ハァイ!色々チューニングされて舞い戻ってきた永遠の歌姫!エリザベート・バートリーよ!!鳴いて喜びなさい!」

メルト「あー、やっちゃったなー」orz

メルト「ちょっと昼間からそんな不審者いたら怪し過ぎるからこっち!!」

エリザ「ふぇ?何!?」


メルトリリスはエリザベートを路地に連れ込む。

メルト「……はぁ、人生で二番目のミスだわ」

エリザ「あら?そんな落ち込むことないんじゃないのマネージャー?今度の私はまた違うの、新生エリザベートなのよ!」

メルト「使い回しサーヴァントが偉そうな口きくんじゃないわよ……ってはぁ!?」

メルトリリスが驚いたのはエリザベートのステータスである


エリザ「そう!今回私はライダーなの!!ノリに乗ったサーヴァントなのよ!」

【ステータス】
ライダー
筋力A 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運D

【マスター】
メルトリリス

【スキル】

騎乗:C
騎乗の才能(正しオマケ)無機物は人並みには乗りこなせる。意思があるモノは該当しない。

陣地作成:B
監獄城を作り上げ、少女たちを監禁する。

対魔力:A
『無辜の怪物』によるねつ造と思いきや、実は本当に竜の血が混じっていた。
竜の息吹:E
最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。
スキル『無辜の怪物』でドラゴン化しているものの、どこか無理をしているのか威力は低い。

カリスマ:C
支配階級としての威圧を示す。
特殊な伝承補佐により、女性に対してワンランクアップ。

拷問技術:A
卓越した拷問技術。
拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。

【宝具】
『鮮血魔嬢(バートリ・エルジェーベト)』



こんなもんかな……


眠いのでここまで。やっと本番入れます……

ちなみに石柱選んでたらメデューサさんでした。

おやすみなさい


メルト「ライダーって貴女何に乗れるのよ」

エリザ「何って……決まっているじゃない?槍よ!!」

メルト「……?」


エリザ「え、何その反応?……ちょ、本当に覚えていないの?ほらっこうっ!」キラッ

メルト「……星間飛行?」

エリザ「流星にまた~っがって!じゃなくて!絶頂無情の夜間飛行(エステート・レピュレース)よ!!」



メルト「へー」

エリザ「何よ!もっと喜びなさいよ!結構私って実はアタリサーヴァントなのよ?竜種なのよ?貴族なのよ?」

メルト「ふーん、でもバーサーカーじゃない貴女なんて雑巾にもならない使い古しのボロ布じゃない。そんなのに期待出来ないわ」

エリザ「……そうよ!歌も歌えるわ!閉じ込められている間練習したんだから!お風呂の中で!いくわよ!新曲『魔慈狩る!!ドラグニティ☆ミ』」

メルト「え、ちょっとそれは」

エリザ「『貴女を思って今日も~』『私は~』『マジカル☆いんふぃにてぃ!!』♪」

メルト「い、威力が増してる……!!」


エリザ「『好きと思ったぁ~らぁ~』『愛の首狩りへー』♪」

メルト「やめなさいって!」

エリザ「~♪~~♪」

メルト「(聞こえていない!いっそこうなったら令呪で!!)」


エリザ「『あ~な~た~は』『げーきーおーこだぁー』♪」

???「やかましいわぁーーーー!!聞くに堪えん!」
エリザ「きゃあっ!」

突然、天からの鎖がエリザベートを拘束する。

メルト「あ、貴方は……!!」

天からの助けではなく、天の鎖。そう、民家の屋根から太陽を背に見下ろす偉そうな金髪は……

メルト「ギルガメッシュ!!」

ギル「また会ったな汚物」

エリザ「な、なんかゴージャスな人が出てきたわ……!?」

ギル「おいそこの赤いの」ギロ

エリザ「何?っていうか赤いのって私?私にはエリザベート・バートリーっていう名があるの。推しメンにするなら今だけど」

ギル「ハッ!推しメンだと?アイドルでも気取ったつもりか!!1000年早いぞ!!後俺はゴージャスではない!地球上歴史上で一番ゴージャスなのだ!!心得ておけ!!」


メルト「こいつら何語喋ってんのかしら」


ギル「いいか!貴様の歌は聞くに堪えないがまだ伸びる余地はある!よってこの我が黄金Pとして貴様を育て上げてやろう!!」


エリザ「プロデューサー……」


ギル「と、いう訳だ。汚物よ、ちょっと借りていくぞ。安心しろ、紅白には間に合わせる」

エリザ「私立派なアイドルになるわねー!!」ズルズル


おうふ、寝落ちた

ちわっす

書き溜めてないけどノリで続き書きますねー!!

メルト「……なんだったのかしら今の」


~大晦日、衛宮家~

慎二「何で衛宮の家で年末を過ごすんだよ……」

メルト「藤村先生にお年玉をたかるためじゃない」

士郎「蕎麦出来たぞー」

リップ「あ!メルトまたフォーク使ってる!」

メルト「麺類はやっぱり駄目なの」ズルズル

大河「うーん、リップちゃんは上手なんだけどね……」


桜「うわぁ見てください先輩。このアイドルのバックダンサーアイドルよりめだってますよ……」

士郎「本当だな……角なんて着けてる」

慎二「時々いるよな、こういう勘違いしたヤツ」

メルト「(……角?)」チラッ


―TV―

『日本の●●は~♪』

エリザ「」スチャ

エリザ「」チャッ

エリザ「」ジャジャン!!



メルト「……間に合わせるってこういうことだったのね」ゲッソリ


大河「あけましておめでとー!!」


これでいいかな


~1月、間桐邸~

PLLLPLLLPLLL

メルト「はい、間桐です」

エリザ『ハロー!マネージャー!私の晴れ舞台見たかしら?』

メルト「貴女何でここの番号」

エリザ『親切なプロデューサーが教えてくれたの!!』

メルト「親…切……?

(ギル『 汚物が!』
ギル『所詮お前はry』)


……貴女それ絶対騙されてるわよ今すぐ帰ってきなさい」


エリザ『そう?アナタもこっちに来たら楽しいと思うけど』

メルト「怪しい宗教にハマった人の台詞よそれ」

エリザ『だってアナタ……好きでしょ?悲鳴』


メルト「……好きだけど」

エリザ『どっちにしても家わかんないし、教会まで来なさいよ』プチッ


メルト「悲鳴……」ウズウズ


~言峰教会~

メルト「……来たわよ」

エリザ「あ、マネージャーこっちこっち」ブンブン

??「ほう、これが君のマスターか」

メルト「知ってるわよ。貴方言峰綺礼でしょ。私はメルトリリスよ」

綺礼「いやはや、御存知だったか。では今後とも宜しく、間桐の御当主?」

メルト「やめて、私は当主じゃないわ。当主なのはシンジよ」

綺礼「サーヴァントを従えているのに間桐慎二が?」

メルト「ほら、当主ってめんどくさいじゃない」

綺礼「フッ、それもそうだ」

~教会地下~

エリザ「ほら、アナタこういうの好きじゃない?」


地下には折り重なる子供達。声無き悲鳴あげ、顔には苦痛を超えた絶望の表情を張り付けている。

といっても表情すらわからない者もいるのだが。


メルト「(あ……)」

メルトリリスは見た瞬間に思った、いや、感じた。

メルト「(これは……私だ)」


綺礼「お気に召したかな?」

メルト「お気に召すも何も……」

ギル「それは余りにも馬鹿げた質問だな」

綺礼「ギルガメッシュ、起きたのか。で、馬鹿げているとは?」

ギル「綺礼、お前は死体の集まりに『死体はお好きですか?』等と聞くのか?……あぁ、でもお前ならやりかねんな」

綺礼「まぁ粗方はエリザベート嬢から聞いているしな」


メルト「ええ、馬鹿げているわ。彼らは中々素敵なお人形さんだけれど、こんなのと私を一緒にしてもらうのは心外よ」

ギルガメッシュの登場に、メルトリリスは三流の役者ようなことを口走る。

エリザ「あら、気にいらないなんて意外ね。じゃあもう用も無いし、私は暫く霊体化させて貰うわね」

綺礼「エリザベート嬢、また君の料理を食べられる機会を楽しみにしているよ」

エリザ「次はきちんとフルコースでご馳走してあげる☆」シュン

ギル「いやもういいぞ」

メルト「……」ボー


文化祭の準備もあるからここまで

多分次あたりから地の文が増えます。

ちっすちっす

今日から本番。
地道に書きますよー

ちなみにSNの朧気な記憶と漫画一巻とワールドガイド手に書いてるからちょっとおかしいところがあるかも

~2月~

子供が積まれた地下室。

それをメルトリリスは眺めていた。

綺礼「またここにいたのか。よくこんな所に何度も足を運べるものだ」

メルト「貴方がソレを言うの?貴方こそ、よくこの場所をずっとそのままにしとおけるわね。人間の癖に」

綺礼「ハハ、そう言われるのは慣れている。何せ、代行者だからな」


綺礼「……で、聖杯戦争の首尾はどうかね?」

メルト「そうね、中々上々なんじゃないの?少なくとも遠坂凛はまだ私がマスターであることに気づいていない……いえ、確信を持てていないが正しいわね」

綺礼「凛がまだたどり着いていないとは珍しい。お前のように冷静な奴程凛は警戒するのだが」

メルト「警戒されまくりよ。すれ違う度にガン飛ばしてくるんですもの。間桐の魔術で令呪を隠しているとはいえ、バレるのも時間の問題かしら」

綺礼「ならば弟子の非礼の詫びに教えてやろう。遠坂凛は今夜召喚を行う。」


メルト「……貴方、私に妙に優しいのは気のせい?後それそんなに役にたたないわよ」

綺礼「凛の詫びならこの程度で充分だ。同じ馬鹿げた感性を持った者として同情しただけだしな。……しかし最近頻度が増えたようだがどうしてここに何度も足を運ぶのだ」

メルト「私が何か、確認する為よ。私のこの指は、この足は、この髪は、この声は、全て目の前の『コレ』で作られている。私は『エゴ』……所詮欲なのよ。最近なんか浮き足だっちゃってたから、自分が人間のような錯覚がして……馬鹿みたい……」


綺礼「……欲、だと?人間にコレを愛好する者などいないだろう。」

メルト「貴方、自分は何か特別な人間と思ってるの?それは間違いよ。人間こんな趣味の奴はごまんといるわ」

綺礼「なら、私はどうしてあのように苦しんだのだ」

メルト「さぁ?間が悪かったんじゃない?」


~穂郡原学園弓道部~

士郎「ふぅ、こんなもんか」

メルト「まったく、慎二が迷惑をかけてごめんなさいね」

士郎「別にいいさ。でもメルトリリスは大丈夫だったのか?だいぶ遅くなったが」

メルト「どーせ、リップも桜も先輩の家なんだから先輩と一緒に帰った方がいいんですよ。寧ろ先輩の帰りが遅くなるのが問題。ほら、夕飯遅くなるでしょ?」

夕飯が遅くなる……というのは嘘だ。メルトリリスがこうやって衛宮士郎に付き合っているのは夜間に一応は魔術師である衛宮士郎にサーヴァントの襲撃から護衛する為である。

前回はすいませんっ

いろいろありまして……

では続きから行こうと思います。

溜めてはないのでゆっくりです。


メルト「……先輩、今日はいつもとは違う道でかえりましょう?綺麗な梅の花が……」

士郎「そうか……もうそんな季節なのか」

メルト「じゃあ先輩、こっちこっち」

士郎「メルトなんか焦ってないか?」

メルト「……なんのこと?」

メルト「(焦ってますが何か!!!?)」

そう、内心凄く焦っていた。何故なら、

メルト「(近くにサーヴァントの気配がするっていうのに!)」


メルト「(というか音が聞こえるんだけど!)」

士郎「……何か聞こえないか?」

メルト「」

メルトリリスの努力は無駄だったようだ。


士郎「俺ちょっと見てくるからメルトは少し待っててくれ」

メルト「ちょ、ちょっと先輩!」

駆け出した士郎をメルトリリスも追いかける。


メルト「(許さないわ!こんなタイミングなんて!全然ドラマチックじゃ無い!衛宮士郎と聖杯戦争の接点がココだなんて!)」

メルト「(第一、学校とかいうシチュエーションが地味ね、私の計画では墓地とかお城だったのに!)」


士郎「メルトっ来たのかよ!」

メルト「私も独りは怖いの」

無論嘘だが。

キンッ ガキンッ

赤と青。
二つの影が目にも止まらぬ速さで金属同士が火花を散らし、ぶつかり合っている。
その戦いに二人は目を奪われた。

士郎「なんだよ……あいつらっ……!」

メルト「……嘘。」

しかし、この状況についていけない衛宮士郎とは違い、メルトリリスは一人笑みを浮かべていた。

メルト「(やったやったやったやったやったやったやったやったやったやったやったわ!!この戦争に勝たなければ会えないと思っていたのに!こんなにすぐ会えるなんて!)」

そう、彼女の思い人がそこにいたのだから。

メルト「(……また会えた!アーチャー!!)」


メルト「(……もう、いいわ)」

メルト「(計画とか、作戦とかそんなのどうでもいい!もっとあの人と話したい!あの人の近くにいたい!あの人に構ってもらいたい!)」

ふと、足元を見ると木の枝があった。
それを見てメルトリリスは足をその枝に

降り下ろした。


パキッ

ごく小さな音だが戦場では命取りな音が響く。

青色と赤色の剣戟は止み、鋭い視線が2人を捉える。

メルト「ふふっ先輩、こっちこっち♪」

メルトリリスは衛宮士郎の手を引きその場を後にする。
そして二人は遮蔽物の多い校舎へと逃げ込む。



メルト「(あぁっ最ッ高!!)」

メルト「(そう!このゾクゾクした感じ!最高にハイだわ!!)」

士郎「はぁっ…め、メルト!」

メルト「何?」

メルトは足を止める。大分距離はとった。すぐには追い付かないだろう。

士郎「二手に別れよう、俺が囮になるからお前はここから……」

メルト「何言ってるの?貴方死ぬつもり?」

士郎「それでお前が助かるなら……!」

メルト「そんなの……っ!チッ!追い付かれた!」


ランサー「よう、嬢ちゃんに坊主」


ランサー「まぁ、女を殺すのは気が引けるが、見られたからにはしょうがねぇ、……悪いが、大人しく死んでくれや!」

赤い槍の穂先はメルトリリスの胸を狙っている。

メルト「(このくらい余裕でかわせるわ!)」

だがしかし、その槍に途中で違和感を覚えた。

メルト「(遅い……?)」

その突きは先程の剣戟と比べて少し遅い気がした。 そう、一般人でも捉えられる程に。


士郎「メルト!」ドンッ!

メルト「えっ……」


次の瞬間、そこには心臓を貫かれた衛宮士郎がいた。

ちょっと寝ます

では次回

こんばんはー

ゆっくり今日も投下しますねー


そういえばエリザさんの「メルトリリスがいる限り永遠の命を……!」みたいなのは何だったんでしょうね?マトリクスにそんな記述無かった気が


メルト「……先、輩……?」

ランサー「良くやった坊主、ここで飛び込まなかったらこの嬢ちゃんは助からなかっただろうさ」

メルト「……!」

つまり、この槍の英霊はわざと速度を緩めた攻撃で衛宮士郎が自分から盾になるように仕向けていたのだ。


ランサー「嬢ちゃん、この坊主に免じて嬢ちゃんは見逃してやっから、さっさとどっかへ行きな。あの赤い野郎に見つかる前に。じゃあな」

そしてランサーは姿を消した。

今まで沸騰するように高ぶっていた感情が一気に冷める。そしてメルトリリスの頭は正常な思考を取り戻し始める。

メルト「(この、私が庇われた挙げ句、見逃されたですって……!)」

メルトリリスの中で沸き上がる怒り、だがそれよりも何よりも

自分がこの衛宮士郎を救う手立てを持ち合わせていないことが悔しかった。

間桐の魔術は蟲を媒体にした物が多い。治癒の魔術もその一種だ。だがその蟲も今はこの世にいない。あの蟲の記憶にはには単純な治癒が含まれてはいなかったのだ。

メルト「……これだから人間は」

恐い。
自分には理解できない行動をとる。


凛「嘘……衛宮くん!?」

後ろから遠坂凛の声が聞こえた。

急いで衛宮士郎に駆け寄る。チラッとメルトリリスに目を配るが何も出来ないと判断したのか、衛宮士郎の治療を初めていた。

それを見て安堵すると共に今のメルトリリスにはその凛の行動さえも恐怖に感じ、廊下の壁に寄りかかりそう震えていた。


どれくらいの時間がたっただろうか。

凛「あんた、泣いてるの?」

メルト「……え?」

そう、言われ頬に手を当ててみれば冷たい感触があった。

凛「血も涙も無さそうと思ってたけど案外そうでもないみたいね。……じゃあ、私はこれで、行くわよ、アーチャー」

今まで霊体化していたのだろうか、さっきまで求めてやまなかった弓兵が凛の横に現れる。
凛は窓を開け燦に飛び乗ると

凛「窓は閉めといてね」

と言い残し、そのまま飛び降りていった。

ちょっと夜食食ってきます


大きく深呼吸をする。
取り合えず目の前の衛宮士郎を担ぎ、学校をあとにする。


~衛宮邸~

メルト「桜達は……もう帰ったのね」

今にはラップされた夕飯が置いてあった。

メルトリリスは衛宮士郎を畳の上に寝かせた後、時々使わせてもらっている離れの一室で眠りについた。

次に彼女が起きた時、彼女が見たものは再び血に濡れた衛宮士郎と、見知らぬ金髪の女だった。


夢を見ていた。

メルト「消えるくらいなら……少しでもあの人達の役に立って」

消える セカイ
溶ける カラダ
飲み込まれる ココロ
恋は終わった。
望んだコトは全てうまくいかなかった。
だから次こそは……

あの人の役に立ちたい 。
―――――

凛「メルトリリス!起きなさいよ!」

メルト「うわっ!」

メルトリリスはびっくりして体を起こす。そこには先程別れた筈の遠坂凛がいた。

メルト「な、なんで!」

凛「どんだけぐっすり寝てたのよ。アンタが寝てる間、どんだけ私が苦労したと思ってんのよ!」

理不尽にも頭を叩かれた。


???「リ、リン?彼女は……?」

現れたのは金砂の髪を持つ、甲冑の少女だった。

凛「あ、セイバー。この子はメルトリリス。多分聖杯戦争関係者……よね」

メルト「まぁ、一応は」

セイバー「も、もしや、敵マスターなのですか!?」

メルト「そんな訳ないじゃない」

セイバー「そうですか、それは失礼しましたメルトリリス。私はセイバーです」

メルト「宜しく。で、何?私眠いんだけど。まだ夜じゃないの」

凛「そうそう、この家ってセイバーが着れそうな服ってあるかしら?」

メルト「無いわよ、多分。私もよく知らないけど」

凛「んー、なら私の家から持ってくるしかないかー。じゃあセイバーちょっと待ってて」

セイバー「リン!?」


メルト「……。」

セイバー「(非常に気まずい……)」

セイバー「メルトリリス、貴女はいつからここに?」

メルト「どれを指しているか知らないけど、私は衛宮先輩をここへ運んでからぐっすりよ」

セイバー「なら、私から簡単に今の状況を説明させてもらいます」

メルト「えぇ、私も聞こうと思ってたの」

――――
――



メルト「ふうん、衛宮先輩が貴女のマスターで今はバーサーカーと交戦したせいで寝てる、と」

メルト「私が言えることでもないて思うのだけれど、マスターに庇われる最優の英霊って大したことないのね」

セイバー「全くです。この度は私の不甲斐なさが原因。マスターにあんな怪我を負わせてしまいました」

メルト「じゃあもう興味も無いし、私は寝るわ」

そういって横になるメルトリリス。だがその時ポケットに固い感触が。

メルト「痛っ……て、ああ、凛に渡しそびれたわね」

セイバー「それは宝石ですか?美しい……」

メルト「ええ、凛の忘れ物よ。次会った時に渡せばいいわね」


そう言ってメルトリリスは再び眠りについた。


今日はここまでー

これたら土曜の夜も来ます。

こんばんは
お久しぶりです。

書き溜めてはいませんが更新しようと思います

―朝―

メルト「おはよう、なんか昨日は大変だったみたいね」

士郎「あっ……メルトリリス。えっと、この子は、その」

メルト「セイバーもおはよう」

セイバー「おはようございます。メルトリリス」

士郎「あ、あれ……?二人はお知り合い……?」

メルトリリス「そんな訳ないでしょう?先輩、相手は英霊、私がそんな年増に見えて?……まぁセイバーはそんな風には見えないけれど。もう昨夜に顔合わせ済みよ」


士郎「じゃあ、メルトリリスも魔術師……?」

メルト「まぁ、そんなモノかしら。」

士郎「じゃあ桜は!?リップや慎二も」

メルト「んー、そうね。間桐は魔術の大家だけど……衛宮先輩みたいなへっぽこじゃないわよ」

士郎「じゃ、じゃあ俺が土蔵でやってた鍛練も……」
メルト「アレ、鍛練だったの?ドMプレイじゃなくて?桜も心配してたわよ『先輩のこと見ていられませんー!』って」


士郎「うっ……」

メルト「とりあえずそのへんはそこのこわーい顔をしている遠坂先輩の話を聞いてからにして、私にもお茶くれない?」

凛「こわーい顔で悪かったわね?」

メルト「で、お話の邪魔をしたみたいだけど私も参加していいのかしら?」

凛「そうね、今回の間桐のスタンスも聞いておきたいし、いいわよ」

メルト「じゃあここ座るわね、お隣失礼するわセイバー」

セイバー「どうぞ」


メルト「何の話をしていたの?」


凛「衛宮くんが馬鹿だって話よ」

メルト「あら?衛宮先輩が馬鹿なことはいつものことじゃない。何をやったのよ」

凛「昨日も言ったじゃない。サーヴァントを庇ったことよ」

メルト「……衛宮先輩らしくていいと思うわよ」

士郎「何のフォローにもなってないぞメルトリリス……」

ちょっと髪乾かしてきます

やっぱ寝ます。続きは明日にでも


士郎「あれ、俺着替えてる?」

凛「ああ、血まみれだったから適当に替えといたわよ」

士郎「え…!遠坂がか!?」

凛「?……ははぁん。安心しなさい?別に何もしてないから」ニヤニヤ

メルト「案外ウブなのね」ニヤニヤ

士郎「ば…馬鹿!そんなんじゃ……ちょっと外の空気吸ってくるからお前らじっとしてろよ!」ダダッ

メルト「はーい」

凛「っと。士郎がいなくなったところでメルトリリス、取引といこうじゃない?」

メルト「何かしら?」

凛「昨日遭遇したバーサーカーの詳細を教えるから間桐のマスターは誰か教えなさい」

セイバー「あの、リン。私はここに同席したままで宜しいのでしょうか?」

凛「いいわよ。貴女が座っていることも一つのカードなのだから。で、返事は?」

メルト「私そんなに安い女じゃないの……って言いたいところだけれどいいわ。教えてあげる。慎二よ」

凛「はぁ?アイツは一般人じゃない」

メルト「そう思うのならそう思いなさい。でも間桐のマスターが慎二という事実に変わりは無いわ」

凛「……そう、わかったわ。真偽を確かめる方法を私は持ち合わせていないし」

メルト「そういえば貴女の『アーチャー』は一体どこにいるのかしら」キョロキョロ

凛「…………!私貴女の前で『アーチャー』なんて言ったかしら?」

メルト「ああ、そういえばそうね。でも関係ないわ私『知ってた』のだから」


メルト「まぁそんな些細なことはどうでもいいじゃない?いないならもういいわ。さぁ次は貴女の番よ」


――土蔵――

セイバー「マスター、ここにいたのですか」

士郎「セイバー……何か用事か?」

セイバー「ええ、もうリンが帰ると言うので」

士郎「そっか……見送りぐらいはしないとな」


セイバー「ところで彼女達の前では聞くのを控えたのですがこれからどうするつもりでしょうか?」

士郎「どうするって何がだよ」

セイバー「今後の作戦のことです。バーサーカーには苦戦を強いられましたが作戦次第では結果も変わってきます。その前に戦ったランサーであれば手の内もしれている。先程メルトリリスが言っていましたが『シンジ』というマスターを討つのでもいい」

士郎「なっ……慎二が!?」


セイバー「知っているのですか?なら話は早い。マスターの傷が癒えた以上行動は早い方がいい」

士郎「ちょっと待ってくれセイバー、俺は自分から仕掛けるつもりは無いぞ」

セイバー「は……?」

士郎「あいつらの狙いは聖杯なんだろ?だけど俺は聖杯なんて興味がないんだ。そんなものの為に無益な争いをしたくない」

セイバー「何を馬鹿な!他のマスターが現れるのをてぐすねひいて待つのですか?『シンジ』がマスターの知り合いならなおさら危険だ!マスターを確実に狙うでしょう!」


士郎「慎二ならなおさらだ!アイツは頭がいいから説得すれば応じてくれる筈だ。何より、今この街には聖杯戦争に無関係な人を巻き込む心ないマスターが潜んでいるらしい。俺はそいつらをなんとかするのが先決だと思う」

凛「あーあ、やっぱりそんなことだと思ったわ」

セイバー「リン!メルトリリスも!」

メルト「聞くつもりはなかったのだけれど聞こえたものはしょうがないじゃない?」



凛「……衛宮くんこれは『戦争』なのよ?殺し合いに説得もなにもないわよ。……最後だからもう一つ忠告してあげる。聖杯を手にいれる為には他のマスターを倒さなくてはいけないだからどうしたっていつかは貴方にも敵が仕掛けてくる。――それは私だって例外じゃない」

士郎「………」

凛「いい?衛宮くん。これからは私を人間だと思わない方がいいわよ―――」


士郎「………。」


メルト「凛も帰ったし私も帰るわね」

士郎「お、おう。桜に宜しく言っといてくれ」

メルト「ええ、……そうだ。いいことを教えてあげる」

士郎「なんだ?」

メルト「より人間的であればある人程『私は人間じゃない』と言い、人間では無いモノ程『私は人間だ』と言い張るものなのよ」

士郎「メルトリリス、そういうお前は……」

メルト「やだ、先輩ったら――――『私は人間よ』ではサヨウナラ」

士郎「………」

セイバー「………」

よし寝ます続きはまた明日に

おひさしぶりです。

ちょっと夏の課題が終わらないから、メルえもんにタイムスリップさせてもらってたら、世界が滅んでいて、世界の為に尽力していました。

書きためは無いですが、つらつらと書いていこうと思います

~間桐邸~

メルト『――!』

リップ『――!――!』

エリザ『――――!!』

桜「(どうしよう……なんかメルトさんの部屋から凄いラブでスイーツな気配が漂ってる)」

エリザ『桜ー!!いるんでしょー!ちょっと来なさいよー!』

桜「……流石サーヴァントさん、でもこれ入っていいんだよね?キマシタワー的展開じゃないですよね!?」

桜「(よし、開けよう)」ガチャ


メルト「さ、桜……////」
リップ「桜さん……」

エリザ「……桜////」







「「「好きな人への最初のアクションは蹴る/殴る/ぶっ刺すよね/ですよね!!!」」」


桜「どうしてこうなった」


メルト「べっ別に蹴った後に地面に這いつくばる姿が素敵、とか言いたいんじゃないのよっ……やっぱ、最初のインパクトが大事かしらって思って」

リップ「でもそんな足だなんて……まずは手で愛情こめてガーンと」

エリザ「何言ってるの!?まずは相手のハートを物理的にばきゅーん!と」

桜「いやいやいやおかしいですよ皆さん!!(……あっでも先輩にやるなら……)」

桜「まずどういうシチュエーションなんですか!?」

エリザ「初恋の人との再会、でも相手は私のことなんて知らない」

桜「それは一方的すぎるというかストーカーじゃ……」

エリザ「でも、そんなワカメみたいな障害なんて気にしない!彼のハートをガッチリGET!」

リップ「メルトを幸せにしよう作戦会議!」

メルト「議題はファーストコンタクト!」

桜「ちなみにお相手は……?」

リップ「遠坂先輩のサーヴァント、アーチャーさんです」

桜「」


桜「姉さんから略奪……ってこと?」

―学園・夕方―

凛「さようなら衛宮くん、恨むなら自分の迂闊さを恨むのね」

士郎「――っ!!」


??「そぉーれ☆」

凛「(――背後から!?)」

士郎「!?」

アーチャー「凛!」ガキン!

??「んー、やっぱ駄目ね」

??「チッ、衛宮も使えないなぁ。即興囮作戦は失敗か」

凛「――っアンタ!」


士郎「慎二っ!お前!!」

慎二「何だよ、ここに僕がいちゃ悪い?これでも僕マスターなんだけど」

士郎「お前、本当にマスターなのか?」

慎二「何それ、衛宮の癖に馬鹿にしてんの?ほら、令呪」チラッ

凛「……ハッタリね」

慎二「ハッタリな訳ないだろ?ホラ、現にこうしてコイツは僕に従ってる。だろなライダー?」

エリザ「そうよ、今はシンジが私のマネージャー。華々しさは欠けるけど自己紹介よ、私こそが今を輝くドラゴンアイドル、『エリz」

慎二「っちょっ馬鹿!!」


エリザ「あっ……、よし、今のは忘れなさい!」

慎二「どいつもこいつも……!」

凛「嘘でしょ?本当にコイツがマスターだなんて」

アーチャー「凛、それは後で考えろ。間桐慎二、君たちはここで戦うのかね?」

慎二「『戦う』って言ったら?」

アーチャー「いや、この狭い廊下でそんな長物を振り回して大丈夫なのかと思ってね。リーチが短い私達の方が有利だ」

慎二「あー、分かってないなぁ。お前ら今置かれた状況分かってる?」

アーチャー「何?」

慎二「ライダーの本領は『音波攻撃』」



エリザ「私の歌声の前では貴方達みたいな子ブタなんてイチコロなの」

エリザ「ま、こんな狭っ苦しいところはイマイチなんだけど、お望みならゲリラライブといこうじゃないの?……まだ子ブタ子リスはそこそこ残ってるみたいだし。皆私の歌声に骨抜きにしてあ・げ・る☆」

凛「っ!」

士郎「それって学園全体を人質に……?」

慎二「そんな顔をしないでくれよ、ただ僕達は自己紹介に来ただけさ。戦う気は無いよ」

凛「私がみすみす逃がすと思って?」

慎二「おいおい!秀才・遠坂が聞いて呆れるじゃないか!人質のこと忘れたのか?」

>>491
修正

慎二「おいおい!秀才・遠坂が聞いて呆れるじゃないか!回りを巻き添えにしたくなかったら大人しく僕達の話を聞けっての!」

凛「いいわよ、聞いてあげる。アーチャー、下がって」

アーチャー「了解した」

士郎「慎二……」

慎二「話って言っても簡単さ、僕達は『アインツベルンの城』で待ってる。挑みたければそこまで来なよ」
凛「そこはアインツベルンの本拠地でしょ!?誰もいなかったとしてもアインツベルンのマスターとあのバーサーカーがそんなの見過ごす訳……」

慎二「いたよ、そいつらなら。もう倒したけど」


凛「は?」

士郎「!?」

慎二「だーかーらぁ、もう倒したって言ってんの!ホラ、僕って天才じゃん?だからさー衛宮とか遠坂みたいな雑魚をチマチマ潰してもつまらないんだよねー」

士郎「……お前、殺したのか?」

慎二「何を?」

士郎「アインツベルンのマスターだ!あんな小さな子を殺したのか?!」

慎二「何それ、ウザいよ。衛宮の癖に。知りたければ城まで来ればいいじゃん」

エリザ「シンジ、もう言うことは終わったし早く帰りましょ?冬の乾燥はお肌と喉と乙女の大敵。早く湯船で潤さないと」

慎二「チッ、じゃあな」


―帰り道―

エリザ「本当にハッタリが聞くなんて……ね」

慎二「というかさ、お前」

エリザ「ん?何かしら」

慎二「なんで令呪無しで僕に従ってるのさ。何か企んでるのか?」

エリザ「別に?しいて言うなら借りがある……とか、一番はメルトリリスなんかよりシンジの方が好みってことかしら」

慎二「なんだよそれ」


エリザ「それよりも早くあんなボロ屋より大きな城でくつろぎたいわー」

慎二「ボロ屋で悪かったな!!今頃メルトリリスの奴がせっせと掃除してるさ。あんな自信満々だったんだからな」


―アインツベルン城―

イリヤ「ば、バーサーカーが……!」

メルト「ふん、中々悪くない顔ね。可愛らしいし調度いいサイズだわ」

イリヤ「嫌……いやだよぉ!バーサーカーぁ……!」

メルト「でも煩いのが難点ね。私五月蝿いのはキライなの。静かにしてくれない?」

イリヤ「いやああぁぁぁぁ!!」


―衛宮邸―

士郎「ただいまー」

凛「……お邪魔します」


桜「先輩、おかえりなさい」

リップ「おかえりなさいです」

セイバー「おかえりなさいシロウ」

大河「士郎ー?これはどういうことかなーお姉ちゃんに詳しく教えて欲しいなー?」

士郎「……なんでさ」

よし、とりまここまで

続きはちょっと今月受験なのでそれが終わったら

ごぶさたです
ぼちぼち続き書きます


―衛宮邸―

メルト「こんばんわー」

リップ「あ、メルトおかえり」

桜「お帰りなさい」

メルト「疲れたしご飯ご飯ー♪」

桜「あっ今は居間にいかれない方がっ!」


―居間―

士郎「…………。」

大河「さて士郎、お姉ちゃんは思うんだよ。士郎はこの広い邸に一人だから寂しいのはお姉ちゃん分かるよ」

士郎「…………。」

大河「でもこれはちょっと多すぎじゃないかなぁ!!」

セイバー「リン、そこの醤油を」モグモグ

凛「セイバーはよく食べるわね」


大河「桜ちゃん、リップちゃん、メルトちゃんまではお姉ちゃん許してたよ、同じ間桐の方々だしね」

大河「でも遠坂ちゃんやセイバーちゃんしかもセイバーちゃんには留守を預けるなんておn」

メルト「えい」トン

大河「………」チーン

セイバー「(メルトリリスが見事にタイガの首筋に蹴りを入れ気絶させた!!)」


メルト「なにこれ新手の学級裁判?どうにしてもうるさいのは嫌いよ」

凛「めっめっメメ……メルトリリス!!」

メルト「何?幽霊でも見たみたいな顔しちゃって」

士郎「ありがとうな、正直助かったよメルトリリス」

メルト「どういたしまして」

凛「士郎!なにのんきにお礼言ってるの!離れて!」ガント

士郎「えっ」

メルト「ちょっと、何するのよ。顔にキズがついたらどうしてくれるつもりかしら?」

凛「士郎、桜とリップは間桐でも聖杯戦争には関与している『かもしれない』、つまり敵って可能性と無関係の可能性があるわ。でもコイツは違う、『確実に』聖杯戦争に関係しているわ!」

セイバー「………!下がって下さいマスター」ジャキ

凛「私もノコノコ現れたカモネギを逃がすようなタチじゃないの。アーチャー!」

アーチャー「……私はどうすればいい、リン」

凛「メルトリリスをとっつかまえて!拷問でもなんでもして間桐のこと吐かせてやるわ!」

士郎「……拷問だって!?」

凛「なにその不服そうな感じは言ったでしょ?『私を人間と思わないこと』って」

士郎「でもここは俺の家だ。そしてメルトリリスは俺の客だ、それを拷問なんて俺が許さない」

凛「……っ!」

メルト「いいわよ衛宮先輩庇わなくても」

士郎「メルトリリス!」

メルト「この通り降参するから拷問でも何でもしなさい?」ハンズアップ

凛「……なんのつもり?」


メルト「つもりもなにも受けて立つわよ『ご・う・も・ん』」

凛「……そう。アーチャー!」

アーチャー「おとなしくしてもらおう」

士郎「……メルトリリス」

メルト「うん、こうして捕まるのも、まぁ悪くないわ」

アーチャー「?」

メルト「でも拷問って言っても痛いのは嫌だわ……そうね、飲まず食わずここの土蔵にずっと閉じ込めておくのはどうかしら?空腹に耐えかねて舌もちょっと緩むかもしれないわよ?」

凛「……そうね、それでいいわ。ただしアーチャーを見張りにつけさせてもらうわ。流石にサーヴァントの目はごまかせないでしょう」

アーチャー「了解した」

今日はここまで

次回は『メルトリリス念願!アチャ男さんと(一方的に)ラブラブ一つ屋根(土蔵)の下生活!』
です

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