サザエ一家覚醒(16)

「やぁ!僕、磯野鰹!能力者の一人さ!」
鰹「能力者と言うとはね、普通の人間には使えない力に干渉し、その力を意のままに行使するものたちのことさ!」
鰹「ちなみに僕の能力は時間旅行といって、時間を旅行することができるんだ!」

マスオ「ええ~え!?敵が襲いかかってきたのかい!?」
サザエ「そうなのよ!マスオさん!」
この一家が能力に目覚めた次の日から敵は襲いかかってきた。
マスオ「サザエは僕が守る!小人変化!」
小人変化とは、相手を10mmにしてしまう能力だ。
敵「クソ、キョウノトコロハシリゾイテヤロウ」
マスオ「サザエ大丈夫かい!?」
サザエ「ええ、貴方はけがない?」
マスオ「ああ、だいじょうぶだ」

波平「皆、集まったか?」
一同「はい!」
波平「そうか、最近、様々な敵が我が家を襲いかかってくる。我らはこれを防衛するべく……」
一同「するべく?」
波平「能力者を集める旅に出る」
一同「ええー!?」
マスオ「ええー!?義父さんそれは本当なんですか!?」
波平「左様。皆は直に三河屋にいき、サブちゃんから、武器を調達してきてくれ。話はつけてある」
波平「ワシとフネ、マスオ君は、家に残り、作戦を考える」
ワカメ「お姉ちゃん、とうとう私の情報削除を使うときが来たわね!」
情報削除とは、対象者の脳内にある情報を削除する能力だ。
サザエ「そうね、女の力見せてやるわよ!」
鰹「姉さんうるさいよ」
たら「ママ、うるさいですぅ~」

あははは!

サブ「あっサザエさん!僕の能力で作った、武器をどうぞ!」
サブが使った能力は物体作成。これを使えば、あらゆる物体を作成することができる。
サザエ「待って、今財布からお金…」
サブ「いやサザエさん!普段お世話になってますから、今日はただでいいですよ」

サザエ&鰹&たら&わかめ「ただいま!」

波平「作戦が決まった、鰹とワカメは、学校を休む。そして明日…のりすけのいえにいく」

鰹「何で?」

波平「能力者だからだ」

鰹「ええ!そうなの!?」

サザエ「そうよ、召喚の太古とエネルギー波の、のりすけ、ってきいたことない?」

鰹「まさか…あの二人が」

波平「明日は早い、もうみんな寝るように」



わかめ「お兄ちゃん起きてる?」

鰹「ぐがぁーーー!」

わかめ「もう寝てる…」

鰹「うーん」

わかめ「起きて!」ボコ

鰹「ぐほっ!なぐるなよ!」

わかめ「つい~、それよりもういくよ!」



のりすけ「あっ、叔父さん、来ましたか」

波平「うむ」

のりすけ「まぁ中にでも入ってください」

一家「お邪魔しまーす!」

のりすけ「叔父さんも狙われていたんですか…」

波平「おじさんも、とは?」

のりすけ「そうです、こっちもねらわれていました」

波平「のりすけ!わしたちと闘おう!太古さんと、イクラちゃんも!」

のりすけ「分かりました!いっしょに闘いましょう!」

マスオ「ならぼくは、しばらく、穴子君のところにいるよ」

サザエ「どうして?」

マスオ「彼が……最初の能力者だからだ」

サザエ「まさか…穴子さんが…」

マスオ「穴子君は最初の能力者だ。それなら、あの敵にさいしょに狙われた人物かもしれない。それなら…敵の弱点も知ってるかもしれない」

ぴんぽーん

穴子「はぁ~い」

僕だよ、穴子くぅ~ん

穴子「マスオくぅ~ん。どうしたんだぁい」

マスオ「実は…」

穴子「君たちが能力を身に付けた次の日からかぁ…」

マスオ「君も家に敵はきたかい?」

穴子「来るわけないじゃないかぁ~」

マスオ「ええー!?それはほんとうなのかい!?」

穴子「そうさ。何故ならぼくわぁ」

穴子「異能者だからさぁ」

異能者とは、古代、悪魔と天使が争っていた時代に、悪魔側が天使に滅ぼされる前に身ごもった悪魔の子孫である。

マスオ「なら、君と闘わなければならないね…」

穴子「ふふふ、僕の能力逆転と生命の息吹があれば、君なんて、ちょろいもんだよぉ~ふぅーぐたくぅーん」

能力逆転:対象者の能力の効果を逆転させる。

生命の息吹:あらゆる物質に生命を芽生えさせ、意のままに操ることができる。

マスオ「くそっ!あんな能力があったら、能力が使えない!」
その刹那!

?「能力無効でございまーす!」

マスオ「さっ、サザエ!」

サザエ「大丈夫?貴女?」

能力無効:対象者の能力効果を無効にすることができる。

マスオ「ええー!?僕は女扱いなのかい!?」

サザエ「うふふ…まぁ助かったからいいじゃない」バゴ

穴子「サザエさんもバカですねぇ~僕の能力、能力反射ですよ?だから貴女の能力は能力有効ってことですよ~」

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