エレン「戦隊モノ?」(14)

アルミン「うん 今度訓練兵団で何か出し物でやろうと思うんだけど、どうかな」

エレン「ん~どうも何も、まず戦隊モノってのがわからないからなぁ 何なんだ?戦隊モノって」

アルミン「東洋の国で生まれた【正義のヒーローを描いた作品】って文献に書いてあったよ」

エレン「正義のヒーロー!?俺達にうってつけだな!やろうぜアルミン!」

アルミン「乗ってくれたみたいで安心したよ!
     それじゃあ人数が必要だから他のメンバーを誘いに行こうか」

設定・人物関連等メチャクチャですが、悪しからず!

アルミン「ストーリーとしては勧善懲悪がほとんどで、子供向けみたいだよ
     中には大人向けの作品もあるみたいだけど、あんまり詳しくは書いてなかった」

エレン「へぇ~ 夢を与えてるのか…調査兵団と似たようなもんか」

アルミン「まぁ否定はできないね」

エレン「登場人物ってどんなのだ?調査兵団か?」

アルミン「うん 一旦調査兵団から離れようかエレン」
     登場人物は色で分けられてるんだけど、それぞれの色にあった性格なんだ」

アルミン「赤は熱血・青はクール・黄色はアクティブ・緑は大らかっていうような感じだね
     一概には言えないんだけど、基本的なイメージはこんな感じだよ」

エレン「へぇ~ それって男ばっかりなのか?なんかむさ苦しいな」

アルミン「もちろんいるよ!紅一点はピンクだね 作品によっては黄色とか白だけど」

エレン「なるほど」

アルミン「今の感じでいくと、エレンは赤のイメージだね!
     みんなの中心って感じだし、まさに【死に急ぎ野郎】のイメージに近いかな」ハハハ

エレン「な!死に急ぎ野郎は余計だろ!まぁ…赤か…かっこいいな…!」

アルミン「(ちょれぇ)」

エレン「俺が赤なら…アルミンは青だな!」

アルミン「そうかなぁ 個人的には黒なんだけどね…」ゲスミン

エレン「…?」

アルミン「まぁいいや!あ、いたいた!おーい」

ピンクは誰になるのか

おはようございます
ぼちぼち書いていきます~

アルミン「やぁライナー」

ライナー「おうアルミン エレンも一緒か 何か用か?」

アルミン「今度の訓練兵団の出し物なんだけど、よかったら一緒にやらない?」

ライナー「別に俺は構わんが、何をやるんだ?」

アルミン「戦隊モノをやろうと思ってるんだ 戦隊モノってのは(ry」

ライナー「なるほどな その説明からすると…」

アルミン「ライナーは青だね イメージ的に一番近いかな」

ライナー「そうなのか まぁ俺でよければ参加するぞ」

応援

アルミン「本当かい!ありがとうライナー!」

エレン「俺の足引っ張んじゃねぇぞライナー!」

ライナー「お前こそな!」ハハハ

ライナー「ところでアルミン、一つだけお願いがあるんだが」

アルミン「?」

ライナー「ピンクはクリスタで頼む(懇願)」

アルミン「……」

ライナー「……」

アルライ「」ガシィッ
交渉成立

アルミン「もちろん初めからそのつもりだったよ
     なんせ戦隊モノって体のラインがくっきりわかるパワードスーツを着るんだよね
     つまりそれをクリスタが着たらどうなるかわかるよね?
     小ぶりの胸からキュッとくびれたウェスト、そしてキュートなお尻のラインまでくっきりって訳さ
     これを想像しただけで熱くなるものがあるよね
     敵のみならず味方の僕らまでイチコロだよ なんか語ってたら僕のアルミンも熱くなってきちゃった」ハハハ

ライナー「流石アルミンとしか言いようがないな
     【女神を守る会】副会長に選んで間違いなかったようだ
     『やぁっ!』とか言いながら蹴ってる姿を想像してみろ 俺のウォール・ライナーも崩壊してしまう」ハハハ

エレン「?何かよくわからんが気持ち悪ぃなお前ら」

アルミン「じゃあクリスタは後で誘ってみるね!」

ライナー「ああ 頼んだぞ!副会長!」

アルミン「よーし、次はっと…」

コニー「おーい!お前ら何話してんだ?俺も混ぜろよ!」

エレン「ようコニー」

アルミン「あ!コニー!ちょうどよかった!話があるんだけど」

コニー「?」

アルミン「かくかくしかじか~
     ってことでコニーには是非黄色役をお願いしたいんだけど」

コニー「マジか!全然いいぞ!しいて言えば赤が良かったけどな!」

エレン「赤は俺のだ!譲れん!」

アルミン「(こいつもちょれぇ)じゃあ練習の日程はまた今度伝えるから!」

エレン「頑張ろうぜコニー!」

コニー「おうよ!楽しみにしてるぜ!」

エレン「確かにコニーは黄色のイメージだな」

アルミン「コニーはアクティブ代表って感じだからね」ハハ
     よーし これで3人は確保した 次は…」

アルミン「やぁ マルコ」

マルコ「やぁアルミンじゃないか エレンも どうかしたのかい?」

アルミン「今度訓練兵団で出し物あるじゃない?それのことなんだけど…かくかくしかじか」

マルコ「なるほどね…僕が緑か」

アルミン「マルコは大らかでみんなのまとめ役だし、指揮官にも向いてるしね」

エレン「マルコが同じ班だとすげーやりやすいんだよなー」

マルコ「ハハハ 二人とも買い被り過ぎだよ
    まぁでもみんなでやった方が楽しいだろうし、参加させてもらうよ!」

アルミン「本当かい!ありがとう!」

マルコ「ところで、ジャンはこれには参加しないの?」

アルミン「ジャンにはやってもらいたい役があるんだ…まぁ、敵の大将なんだけど」

マルコ「やってもらいたいということはまだ誘ってないってことだね」

エレン「あいつ馬面だし、確かに悪役っぽいなぁ」

アルミン「エレンそんなこと言っちゃダメだよ…」

マルコ「ハハハ(否定はしないんだね)」

ジャン「誰が馬面だこの死に急ぎ野郎!」

マルコ「やぁジャン 噂をすれば何とやらだね」

エレン「うわ!ジャンいたのかよ」

ジャン「ちょっと教官室に用があってな たまたま通りかかっただけだ」

アルミン「ちょうど良かった!実はかくかくしかじか~
     という訳なんで敵の大将をやってくれないかな」

ジャン「やるのはいいが…何で俺が敵役なんだよ!…しかもエレンが主人公かよ!羨ましい!」グイッ

エレン「うわ!やめろよ!服が伸びちゃうだろ!」

アルミン「まぁ特に理由はないんだけどね」ハハハ

ジャン「」

マルコ「……」

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