-ニューヨークのジョナサン-(1000)

この話しはー
もしも我々が知る'ジョジョ'の血統にー
ごくわずかな'違い'があったら、というー
物語であるッ!

*1部、2部、3部、4部しかよく知らない筆者ですので何処かしらに間違いがあるかもしれません。どうかご容赦を‥

スモーキー「…」

思いもしなかった…

財布を盗もうとした奴に…

'こんな'態度で接してくれる人がいるなんて…

ジョナサン「人の物を盗むのは良くない事だ。だけど腹が減ってしまってはどうしようもない」

ジョナサン「ここのレストランの料理は美味しいんだ!存分に食べよう!」

スモーキー「は、はい!」

ジョナサン・ジョースター…

エリナ「ジョジョ!ゆっくり落ち着いて食べなさい!」

ジョナサン「目の前に美味しそうな料理があれば食べずにはいられない!」

エリナ「全く...」

スモーキー「ははは…」

助けてくれた時のあの雰囲気からは想像し難い変わり様だ。

だが不思議と好感が持てる。

「おいウェイター!!ウェイター!」

スモーキー「!」

チンピラ「この店はあんなくっせぇブタ野郎にも飯を出すのかぁ!?」

「私共としては…料金を払って貰えさえすれば…」

非常に答えずらそうだ。

やはり'俺みたいな'者は…

スモーキー「ジョジョ、俺やっぱり…!?」

ジョナサン「失礼ですが、人の事を…'ブタ野郎'というのはどうかと思いますが...?」

スモーキー(いつ席を立ったんだ!?)

チンピラ「あぁっ!?何だてめぇ!」

ジョナサン「謝って…頂きたいんですが…」

チンピラ「うるせぇ!この紳士かぶれが!!」

ドゴォッ!

スモーキー(あぁ!俺のせいでジョジョが殴られてしまった!)

ジョナサン「僕は何度でも殴られてもいい!だがその代わりに彼、スモーキーには謝って貰うぞ!」

チンピラ「は、はぁ!?」

(効いてねぇのか!?)

スモーキー(あ、あれは!)

チンピラ「ならこれならどうだ!?」

スモーキー(メリケンサックだッ!)

ズドッ!

ジョナサン「2発目…」

チンピラ「な!?」

スモーキー(そんな!?)

(あんな鋭利な棘が付いたもので!それにあんな鋭いパンチを受けたにも関わらず!ジョジョは'なにも'感じていない!)

ジョナサン「2発だ…」

チンピラ「ひ!?」

ジョナサン「2発殴っても…謝らないのか…」

チンピラ「は…は…!」

エリナ「ジョジョ!」

スモーキー(お、恐ろしい!)

ジョナサンとディオが好きなら五部は一読の価値有りだと思うぞ

チンピラ「すいませんでした!!」土下座ッ

スモーキー「い、いえ!」

(あんな恐ろしい、嵐の前触れの様な物に直面すれば何も言えなくなる。もう少しで'ちびる'所だった…)

ジョナサン「もう人の事をブタ野郎なんていうんじゃないぞ?」

チンピラ「はいィッ!」

「お取り込み中失礼します」

エリナ「…!」

「SPW財団の者ですが…」

ジョナサン「…?」

>>8
本当ですか!
いまいち5部は慣れなくて…w

「ぐぶぉっ!?」

ジョナサン「…エリナおばあちゃんの前で何て事を!」

スモーキー「ジョ、ジョジョ!」

(さっきの冷静さは何処に!)

エリナ「わ…分かる気がする…あの忌まわしい事件に…スピードワゴンさんも…!」

ジョナサン「くっ…」



スモーキー「ジョジョ、もう遅いから帰らないかい?」

ジョナサン「そうだな…最後に何か食べてから…」

スモーキー(まだ食べるのか…)

ジョナサン「…」

ジョナサン「スモーキー、ちょっと知人を見つけたから席をはずすよ?」

スモーキー「え?あぁ」

バタン

「…」

ジョナサン「う~…冷えるな…」

「……」

背後にー

ジョナサン「全く…」

ジョナサン「エリナおばあちゃんが…」

回ってー



ストレイツォ(仕留めー)

ジョナサン「眠れないだろッ!!」ズオァッ!

ストレイツォ「な!?」

ボコォッ!

スモーキー「ひ!?」

スモーキー「か、壁が!外側から大砲を撃たれたみたいに!」

ジョナサン「…」ゴゴゴゴゴゴ!

スモーキー「ジョ、ジョジョ!?一体…」

ジョナサン「スモーキー…離れていてくれ」

スモーキー「あ、あぁ…」

(一体なにが!?)

ストレイツォ「ぬぅ…!」

スモーキー「瓦礫の中から人が!?」

ジョナサン「スモーキー…離れていてくれ」

スモーキー「…!」

(間違い無い…!)

ジョナサン「紳士として…恥ずべき事だが…!」

(ジョジョがー)

ジョナサン「僕は貴様を ぶ ち 壊 し た い ッ !!」

'怒っているッ!'

ーTo Be Continuedー

面白い乙ー
NYの紳士なジョジョだな
そして一部主人公が誰だったのか気になる

>>16
ありがとうございます。
一部の主人公は悩みましたが、ジョセフにしました。波紋を使えるという点で同じですしねー。
容姿も似ていて波紋も使える、しかし性格を全く違う、こんな二人の舞台を変えたらこんな感じかな?という興味が今回の話を作るきっかけでしたw

今の所のシリーズ主人公構成は、
第一部 ジョセフ
第二部 ジョナサン
第三部 仗助
第四部 承太郎
という感じに考えていますw
時間を止めたDIOに対して同じく時間を止める事で対応した承太郎ですが、他のシリーズの主人公は時間を操る相手に承太郎の様に'対応'せずに撃破してます。ならばDIOをどの様にして時間を止めずに撃破するか?という疑問から承太郎を3部ではなく仗助を3部にと考えてますw

>>17
つまりジョセフは死んでしまったのか…
期待して待ってる

>>20
逆に考えるんだ…ジョセフの代わりにジョナサンが長生き出来るんだ、と…w

とりあえず単芝やめーや
あと黄金の風、ストーンオーシャンSBR、ジョジョリオンもとっとと読め
期待する

>>22
やっぱり全部読んでからが始まりですよね…努力します

え!?ジョセフは船の爆発で飛ばされた後ガレキがクッションになって助かってたまたま通りかかった漁船に引き上げられ入院中のうっかりでデキ婚でもして景気付けに一発SPWと石油掘り当てて不動産立ち上げちゃったんじゃないの!?

>>24
さすがにそれだと話しが出来過ぎだと思って…

ー老いへの恐怖ー

ストレイツォ「この波紋のエネルギー…!恐ろしい奴だ…」

瓦礫の中から立ち上がる男。

スモーキー「い、生きているッ!?」

あんな衝撃を食らったのであれば、常人なら既に死んでいてもおかしくはない。

つまりー

目の前のあの男は'人ではない'!ということだ。

ジョナサン「話しには聞いている…吸血鬼、だな!?」

ストレイツォ「いかにも」

ストレイツォ「貴様を殺す事で私が吸血鬼になった事を知る波紋使いはこの世からいなくなるッ!」

ジョナサン「何故スピードワゴンを殺したッ!」

ストレイツォ「教えてもらえばよかろう」

不吉な空気が男、ストレイツォの周りに集まる。

ストレイツォ「スピードワゴンになッ!」

ジョナサン「!」

ストレイツォの顔面からジョナサンに向かって何かが高速で放たれる。

スモーキー「ジョジョッ!」

'それ'はジョナサンの耳を裂き、後方の窓ガラスにクレーターを作った!

ストレイツォ「外れたか…まぁ時期に扱いに慣れるだろう」

ジョナサン(一体何を飛ばしたんだ…?)

ストレイツォ「人間にはこんな芸当できまいッ。この技は50年前、ディオがジョセフに対して使った技だッ!」

ストレイツォ「私はこの技を[空裂眼刺驚]と名付けている」

ジョナサン「飛び道具か…卑劣な!」

ストレイツォ「フフフ…何とでも言うが良いッ…」

ストレイツォ「このストレイツォ、容赦せんッ!」

また、ストレイツォに生温い空気が集まり始める。

ジョナサン「来るかッ!」

足に力を込めるジョナサン。

ストレイツォ「この技は、体液を高速で発射、圧縮し敵を穿つッ!これが吸血鬼の力だッ!!」

スモーキー「!!」

(あの男…まだ'慣れていない'と言っていた…。もし…さっきの技がストレイツォの本気ではなかったら…?もし…さっきより精度をあげられるとしたらッ!?)

スモーキー「まずい!ジョジョ!逃げろーッ!!」

「空裂眼刺驚!」

高速で発射された2本の体液の矢がジョナサンに迫るッ!

ジョナサン「コオオオォォォ…!」

ジョナサンの体が光る!

スモーキー(あれは…警官共を叩きのめした時のあの光だ!)

ジョナサン「はぁッ!」

地面を蹴るジョナサン!

直前まで溜め、足に流した波紋によって爆発的な脚力で地を蹴るジョナサンはッ!ストレイツォの空裂眼刺驚を上回る速さでストレイツォの眼前まで一瞬で近づいたッ!

ストレイツォ「な…!我が空裂眼刺驚をくぐり抜けてくるとは!?」

ジョナサン「ここだあぁぁッ!!」

ジョナサンの手に波紋の力が満ち溢れる!

ストレイツォ(ふ…私は波紋の伝道師ストレイツォだッ!波紋に対する手段は知り尽くしているッ!)

ジョナサンの拳が眼前まで迫るッ!

ストレイツォ(甘いなジョナサンッ!このストレイツォが身につけているマフラーは波紋の力を妨害する!貴様の拳は吸血鬼といえどもこのストレイツォに致命の一撃を与える事は…ッ!?)

何とジョナサンはストレイツォのマフラーを掴み!握りしめた!

ストレイツォ「な!?貴様!まさか!」

ジョナサン「やはりこのマフラーに秘密があるのか!」

ストレイツォ「ハッ…!?鎌をかけたなジョナサンッ!」

ジョナサン「ぬおおぉ!」

マフラーを力任せに引っ張り再び拳を作り波紋の力を乗せる。

ストレイツォ「マ…マフラーが!」

逃れようとするストレイツォ。

しかし自分を守る為にあるマフラーがそれを許さない!

ジョナサン「はぁぁッ!」

ジョナサンの拳の勢い!

マフラーによる引っ張られる力!

この二つが合わさりジョナサンの一撃は凄まじい威力をもたらした!

ストレイツォ「ヌォォアアアア!?」

マフラーが千切れ、ストレイツォは錐揉み回転をしながら吹っ飛ばされていった!

スモーキー「や、やった!」

ズアァァッ!

壁にぶつかり崩れ落ちるストレイツォ。

ジョナサン「このまま波紋の力で消滅させてやるッ!」

ガヤガヤ…

「何してんだてめぇらぁ!」

ジョナサン「…ん?」

荒れた青年「面白そうな事やってんじゃねぇか…」

酒乱「俺も混ぜろよ!」

ジョナサン「下がっていてくれ!」

酒乱「なんだその態度はぁ!?」ガシッ

酒乱の腕がジョナサンの肩を掴む。

ジョナサン「…」コォ…

酒乱「痛っ!?」ビリィッ

ジョナサン「邪魔をしないで…くれないか?」

酒乱「ひ!?」

スモーキー「ジョジョ!あの男が居ない!」

ジョナサン「!?」

振り向くジョナサン。

視線の先にストレイツォの姿は無かった!

ジョナサン「…」

ジョナサン「逆に好都合かもしれない…一般人を巻き込まなくてすむ…!」

ジョナサン「スモーキー!こっちだ!」

スモーキー「何処に行くんだ!?」




ストレイツォ「グウゥゥゥッ!私の顔がァッ!!」シュー…

ストレイツォ「このまま戦いを挑んだ所で…このストレイツォが敗れる事は火を見るより明らかッ!」

ストレイツォ「一体どうすれば…!」

ストレイツォ「…ぬ?」




ストレイツォ「良い'道具'を見つけたぞッ!」



スモーキー「ジョジョ!こんな所まで来てどうするんだよ?」

スモーキー「早くあの男を探さないと!」

ジョナサン「スモーキー…手負いの虎という言葉を知っているか?」

スモーキー「え?」

ジョナサン「傷を負った虎は普段以上に凶暴になるという意味だ」

ジョナサン「凶暴になった獣は手強いものになる。しかし傷を負った事に対する怒りで周りが見えなくなるものもいる」

スモーキー「ジョジョ?」

ジョナサン「怒りを感じた獣はその傷を与えた相手しか見えないから周りに気づかない…」

ジョナサン「だからー」

ジョナサン「出来るだけ街から離れ!この場所で決着をつける為にここに来たのだッ!」

スモーキー「!まさか…」



ストレイツォ「ほぅ…」

ストレイツォ「強力な波紋を操るだけでなく頭も回るとは…」

ストレイツォ「やはり貴様は生かしてはおけんッ!」

スモーキー「で、出たァ!」

街と街を繋ぐ橋。

その橋の上部に吸血鬼はいた。

ジョナサン「これで心おきなく…戦う事が出来るッ!」

ストレイツォ「心おきなく…か…?出来るのか貴様にィ!」

ジョナサン「何?」

女「た…助けて!」

ジョナサン「!」

スモーキー「あぁ!何て事だ!」

ジョナサン「何て卑劣な!それでも元派の伝道師なのか!」

ストレイツォ「貴様らが私をどう思おうが興味はない」

ストレイツォ「勝つ為に手段は選ばんッ!」

ジョナサン「こんな時…どうすればいいんだ!あの女性を見殺しには出来ないッ!」

ストレイツォ「ジョナサンよ…'ここまでこい'」

ジョナサン「!」

スモーキー「な!?」

あの吸血鬼はあろう事か目の前に来いと言いはなったのだ!

ジョナサン「…!」

足を踏み出すジョナサン。

スモーキー「や、やめろよジョジョ!殺されるぞ!?」

ジョナサン「大丈夫だ、僕は死なない!」

スモーキー「そんな…不可能だそんな事ッ!大口を開けたワニの口に入っていくようなものだぞ!?」

ジョナサン「しかし…!」

ストレイツォ「良いのか?そんなに悠長に話していて…」

女性の口に手を突っ込むストレイツォ。

スモーキー「な、なにを!?」

ベキャッ

女「あ…」

カツーン

女「あああああぁぁーッ!!?」

ストレイツォ「ふははははははぁ!!」

スモーキー「歯だ!!あの男があの女の歯を!!」

ジョナサン「…!!」ドドドドド

バッ!

波紋を利用し一気に橋の上部に舞い上がる!

スモーキー「ジョジョーッ!」

ジョナサン「信念さえあれば…人間に不可能は無いッ!」

ストレイツォの前に立つジョナサン。

ストレイツォ「ふ…我が前に立つその覚悟だけは認めようッ!」

女性を解放するストレイツォ。

ストレイツォ「我が技の射程範囲に入ればそれで終わりよ!もはよこの女は不要ッ!」

ジョナサン「…コォォォ!」

スモーキー「あの男を完全に倒す事が出来るのかジョジョッ!?」

スモーキー「確かにジョジョの得体の知れない力で飛べばあの技を避ける事が出来る!」

間合いを詰めるストレイツォ。

ストレイツォの近くにはまだ女性がいる…。

いつストレイツォの気が変わってあの女性をまた人質にするかわからない!

ジョナサンがストレイツォから間合いを離しても同様!

あの女性に危険が迫るッ!

まさに!

背後に崖ッ!

前方からはライオンッ!

どちらにも危険な物が存在する絶望的な状況ッ!

ストレイツォ「既に我が技をよける事は困難な間合いに入った!」

ストレイツォ「だがこのストレイツォ!先ほどとは違い、この技の扱いにも慣れてきたッ!」

ストレイツォの目が中心からどんどんとめくれ始める。

ストレイツォ「もはや外す事はない!」

「空裂眼刺驚ッ!!」

ジョナサン「ここだぁッ!!」

ジョナサンの体が光る!

放たれた高速の体液による弾丸!

ジョナサンは動かない!

スモーキー「…!?」

体液はジョナサンの喉に当たった!

しかし実に奇妙な事が起こったッ!

なんと!

体液はジョナサンの喉を貫く事は無く、そのまま滑るように明後日の方向飛んでいった!

ストレイツォ「な、なにィッ!貴様!どうやって!」

更にストレイツォは体液弾を連続発射。

だがジョナサンは構わずストレイツォに向かって歩いて行く!

例え女性がストレイツォの側にいても盾にする事は出来ないだろう。

なぜならストレイツォは'混乱'しているからだ。

何故「空裂眼刺驚」が防がれるのか?

弾き飛ばすならまだ分かる。

しかし体液弾はジョナサンの体表を「滑っている」。

雨の日に傘を差すと雨は傘の表面を滑るように落ちていく。

雨だから納得出来る事だ。

しかし鉄砲の弾を何故雨のように弾けるか?

ジョナサン「まだ分からないのか…?」

ストレイツォ「何故…何故なんだぁぁあぁッ!?」

混乱したストレイツォはジョナサンに飛びかかる。

ジョナサン「'液体'は波紋を良く通すッ!吸血鬼になってそんな事も忘れたのか!!」

ストレイツォの凍てつく片腕による突きを躱し、ジョナサンの右腕がストレイツォに迫る!

ドグゥオッ!

ストレイツォ「KUAAAAAA!?」

ジョナサン「この一撃を…!」

左手にも波紋の力を乗せる。

ジョナサン「さらに!」

右手を引き抜き

ジョナサン「連続して打ち込むッ!」

左手をストレイツォに打ち込み右的も何度も叩き込むッ!

ジョナサン「波紋疾走連打ッ!!」

ストレイツォ「NUAAAAAAA!!!」

橋から投げ出されるストレイツォ。

かろうじて鉄骨の淵を掴む。

しかし吸血鬼といえど体はボロボロ、充分な力が出ない。

ストレイツォ「く…」

指が離れー

ガシッ

ストレイツォ「!」

ジョナサンだ。

ジョナサン「…」

ストレイツォ「ジョナサン…」

ジョナサン「ストレイツォ…何故貴方程の人が石仮面に…」

ストレイツォ「知れた事…若さだ」

ジョナサン「…」

ストレイツォ「私は恐怖したのだ…呼吸法でも抑える事の出来ぬ老いに…」

ストレイツォ「呼吸法を使ってる事でジワジワと老いが迫ってる事が良くわかるのだ…!」

ストレイツォ「だから私はッ!石仮面を使い不老になったのだ!」

ジョナサンの手を掴む力が強くなる。

ジョナサン「しかしそれは貴方が一人だったから思う思想だ!」

ストレイツォ「一人だと…?」

ジョナサン「自分一人だったらいつまでも若くありたい、誰でも思う事だ」

ジョナサン「だが、もし愛する人がいれば共に月日を過ごしたい、共に歩んで生きたいと思う事も出来た筈だッ!」

ストレイツォ「ふ…そんな考え方も出来たな…」

ストレイツォ「だが!所詮人間など脆い生き物なのだ!」

ストレイツォ「吸血鬼と戦うにつれて友もッ!愛する者もッ!全て失う!」

ストレイツォ「そして'若さ'もだッ!」

空の色が明るくなってくる。

ストレイツォ「ならば!吸血鬼になれば問題はないッ!不老な上に誰も失う事はない!」

ジョナサン「なら貴方を信じた人達はどうなるッ!」

ストレイツォ「!」

ジョナサン「貴方が吸血鬼になった事はッ!最後まで信じ!散っていった者達への侮辱だッ!」

ストレイツォ「…」

ストレイツォ「…さすがはジョースターの血筋と言ったところか…」シュー…

ジョナサン「ストレイツォ!」

(これは…波紋ッ!?ストレイツォの体内で太陽の力が発生し始めているッ!)

ストレイツォ「貴様はこれから!強大な敵と戦わねばならぬ!」

ストレイツォ「波紋を行使する者の宿命だ…!'柱の男達'からは逃げられぬ!」ボロボロ…

ジョナサン「柱の…男?」

ストレイツォ「後は…貴様自身で確かめるがいいッ!」グアァッ!

ジョナサン「ストレイツォ!!」

ストレイツォ「さらばだ…ジョナサン・ジョースターッ!」サァァァァ…

太陽が出るほんの少し前、一人の吸血鬼は灰になった…

彼が消滅した後、昇る太陽は全てのものを優しく包み込む…

それは

波紋の戦士として人生に苦しみ

石仮面を被っても吸血鬼に成りきれず

己の生き方に苦しんだ者も

等しく包み込む優しい光だった_

To Be Continued_

ーメキシコに吹く熱風ッ!ー

荒野…

ジョナサン「…」

ジョナサン「暑い…」

風すらも暑いのだ。

ジョナサン「バイクさえあれば楽が出来たのになぁ…」

ジョナサン(砂漠にバイクは…無理があるか…)

無いものを願っても出てくる筈がない。

仕方無くジョナサンは再び歩き始める。

スピードワゴンが生きているという情報があったのだ。

どうやらストレイツォはスピードワゴンを襲って血を使った後、川にスピードワゴンを捨てたようだ。

しかしスピードワゴンは生きていた!

水の流れに任せ、流されていくうちに岸に打ち上げられ、ドイツ軍に保護…もとい拉致されたらしい。

そして'ある筋'からの情報では…

ドイツ軍は'奇妙な柱からせり出た男'の研究をしているらしいッ!

ジョナサン(柱からせり出た男か…ストレイツォの言っていた柱の男の可能性が高い!)

ジョナサン(だがドイツ軍の基地か…簡単には内部に入る事は出来ないだろう…)

ジョナサン(どうすれば…)

サァァァァ…

ジョナサン「ん?」

振り向くジョナサン。

布切れが一枚。

ジョナサン(柱からせり出た男か…ストレイツォの言っていた柱の男の可能性が高い!)

ジョナサン(だがドイツ軍の基地か…簡単には内部に入る事は出来ないだろう…)

ジョナサン(どうすれば…)

サァァァァ…

ジョナサン「ん?」

振り向くジョナサン。

布切れが一枚。

多重書き込みすいません…

ジョナサン(布切れか…まぁ珍しい事ではないな…)

布切れから目を離すジョナサン。

…!

ジョナサン「殺気!?」

その場から飛び退くジョナサン。

直後!ジョナサンがいた場所に布切れが覆い被さった!

ジョナサン「何者だ!」

「この俺の尾行に気付くとは…感の良い奴ッ!」

布切れが喋った!?

新手のゾンビなのかッ!?

ドノヴァン「俺はドイツ親衛隊コマンドー、ドノヴァン!」

ドノヴァン「ジョナサン・ジョースター!貴様が知るストレイツォ、吸血鬼、あやしげな貴様の超能力!全て我がドイツ軍にそれらの情報を提供して貰おうッ!」

ジョナサン(ドイツ軍…スピードワゴンじいちゃんがいるかも知れない!)

ジョナサン「…分かった。全ての事を貴方達に話します…」

ドノヴァン「ほう!多少抵抗をするかと思ったが…話しが分かる奴よッ!」

ジョナサン「理由はどうあれ…柱の男をどうにかしたいと考えているのなら出来る限りの協力はするつもりです」

ドノヴァン「素晴らしい!では我々の基地に案内しよう。強情な奴なら無理矢理にでも連れていくが…貴様は我々に協力してくれるようだ…。その姿勢には我々も答えよう」

ジョナサン「では、案内してください」

ドノヴァン「うむ!」

…メキシコ秘密基地

「わ、分かりません!忽然と!姿が消えてしまったのです!」

シュトロハイム「飲んどる場合かーっ!!」

ガシャンッ!

シュトロハイム「モニターテープを再生しろぉ!」

「…」

シュトロハイム「…?どうした!?何をしている!?」

部屋の片隅で兵士達が集まっている。

シュトロハイム「貴様ら!配置に戻るんだ!遊んでいるんじゃあない!」

「…」

兵士長「何をしている!上官の声が聞こえんのかッ!」

詰め寄る兵士長。

シュトロハイム「…?」

兵士長「耳糞でも詰まっているのか貴様!」

集まっている兵士一人の肩を掴み揺さぶる。

兵士長「ん?…うあああああああッッ!!?」

突然絶叫する兵士長。

ザワザワ…

ようやく他の職員、兵士達も只事ではない事を理解してきたようだ。

シュトロハイム「どうしたぁッ!?兵士長!」

兵士長「こここここいつら…!!?体が'繋がって'いるんですッ!!」

シュトロハイム「繋がって…いるだと?」

椅子から立ち上がり兵士達の様子を見ようとシュトロハイムが歩きだす。

その時ッ!!

シュトロハイム「ッ!兵士長ッ!こっちにこい!!」

兵士長「へ…うぺ!」ボコォアッ!

何と!繋がった兵士達の中心から突然現れた男に!兵士達の頭が吹っ飛ばされたのだ!

シュトロハイム「なぁにぃーっ!?」

スピードワゴン「…」パチ…

体の節々が痛い。

まるで箱に長い時間同じ姿勢のまま入れられていたかのようだ。

確かドイツ軍に薬を盛られ…

その後が思いだせん。

ここは何処だろうか…

「ひぃあああああ!?」

悲鳴が聞こえる。

スピードワゴン(一体何が…)

「…」

シュトロハイム「サ…!サンタナがぁぁぁぁ!?」

スピードワゴン「…あ」

スピードワゴン「あああああああ!?」

スピードワゴン「思い出した!あれは柱の男ッ!!」

スピードワゴンの視界に映った柱の男「サンタナ」はどこか夢心地だったスピードワゴンの脳内を一瞬で現実に引き戻す事に、充分過ぎる程の衝撃をもたらしたッ!

シュトロハイム「はっ!スピードワゴン!」

シュトロハイムがこちらに気付く。

シュトロハイム「教えてくれぇ!サンタナを破る方法はないのかぁ!?」

スピードワゴン「…」

シュトロハイム「ス、スピードワゴン!」

「助けてくれええぇぇ!」

スピードワゴン「あるぞ。サンタナを…柱の男に対する方法が…」

シュトロハイム「あ…あるならそうと言ってくれればいいじゃあな「目覚めさせない事」

シュトロハイム「…は?」

スピードワゴン「目覚めさせない事だよ…唯一の方法は…」

「少佐ぁぁぁぁぁ!!…」

シュトロハイム「…そんな冗談を言っている場合かスピードワゴン!中々面白いジョークだぞスピードワゴン!あひゃひゃひゃ!!」

スピードワゴン「…」

まっすぐな瞳がシュトロハイムを捉える。

シュトロハイム「あひゃひゃ…」

シュトロハイム「ひゃ…」

「こ…の…さ……る…ども…が…」

「ああああああああぁぁああ!!!?」

シュトロハイム「では…我々に残された道は…」

そう言いつつも既に結果は分かっているようだ。

何故なら彼、シュトロハイムは今、この基地の全てを'無に返そうとしていた'。

スピードワゴン「もうどうしようもないのだよ…」

'その'装置に手をかけ、指を乗せる。

「早く!逃げるぞ!お…」

シュトロハイム「祖国よ…」

「き…さ…ま……」

シュトロハイム「永遠なれ…!」

スピードワゴン「待てシュトロハイム!」

シュトロハイム「ええい話しかけるなぁ!決心が揺らぐッ!」

スピードワゴン「あ…あれを!」

シュトロハイム「何!?」

スピードワゴンが見る方向を見る。

血の海だ。全てが。

何もかも…。

今更何を見ろというのか。

あるのは兵士、技術者達の死体しか…

否ッ!

数名の兵士達の前に!

ドノヴァン「貴様らーっ!早く逃げるのだぁーっ!」

サンタナを抑え!

「す、すまねぇ!恩にきるよ'あんた'!」

生き残った兵士達に退路を与える為に!

「…」コオオオォォォ!

「な…ぜ…立つ…いられ…る….?」

スピードワゴン「こ、この音ッ!昔良く聞いたッ!心が暖かく!安心するこの音!」

シュトロハイム「な…何だこの音は!」

「待たせてしまった…すまない!スピードワゴンじいちゃん…」

スピードワゴン「ま、まさかお前
は…!」

ドドドドドド!

ジョナサン「やっと会えた…そして…今助けるッ!」

ゴゴゴゴゴゴ!

サンタナ「…ふ…し……ぎ…な…ちか…ら…を……つか……う…な」



スピードワゴン「ジョジョッ!!」

シュトロハイム「あの男がッ!?」

To Be Continued_

やっぱり生い立ちとかどの様にして生まれたかが難しい所ですねー。
ジョナサンはジョセフより真面目ですので必然的に波紋は強いと思います(笑)

ー柱の男の能力ッ!ー

シュトロハイム「何という奴だッ!サンタナに組みついているッ!?」

スピードワゴン「波紋の力か…だが奴は吸血鬼なんかとは違うッ!注意するんだぁーっ!」

ジョナサン(他の兵士達は全滅か…。皆奇妙な殺され方だ…)

床に散らばる兵士達の遺骸。

その遺骸達にはいずれも、何かに削りとられたかのような後がある。

ジョナサン「もし波紋の力を纏っていなければ…僕もあのようになっていた…!」

目の前の柱の男をみる。

サンタナ「………」

'何も'考えていない目をしている。

ジョナサンは恐怖を覚えた。

普通、生き物の目は常に何かを見、認識している。

吸血鬼でもだ。

目の前の人間を食糧として襲いかかる。

人間を'食糧'として見ているのだ。

しかし!柱の男は違ったッ!

目の前に何が居ようが'何もか感じていない'のであるッ!

ジョナサン(それに…この手!)

サンタナの手はジョナサンの手で組み伏せている。

ジョナサン(波紋を纏っているにもかかわらず…何か不快感を感じる…!手袋をしている時に物に触った感触が素手で直に触ったかのような感覚…とにかく異質だ…!)

サンタナ「はな…せ」

ジョナサ(来る!)

サンタナから身を引くジョナサン。

サンタナ「……」

ジョナサン「……!」

何もしてこない。

だが手のひらを見る。

所々皮が剥がれている!

ジョナサン「!!」

走りよってくるサンタナ!

ジョナサン「うおおおお!」

迎え撃とうと波紋の帯びた拳をサンタナに向かって放つ。

バクゥッ

ジョナサン「な、何ッ!?」

何と!サンタナの腹部が開き、ジョナサンの拳を飲み込もうとしているのだ!

ジョナサン「ぬうう!」ドムッ!

咄嗟に足でサンタナの胸板を蹴り強引に拳をサンタナの腹部から離す。

サンタナ「…」

その光景を、無機質な瞳で捉えるサンタナ。

ジョナサン「なるほど…今までの敵とは違う…ッ!」

体制を整え再びサンタナに向き直るジョナサン。

スピードワゴン「ジョジョ…一体どうするつもりなんだ…!」

ジョナサン「これなら…どうだぁッ!!」

サンタナとの間合いを詰め、拳を叩き込もうとするジョナサン。

シュトロハイム「さっきと同じ事をするのか!?それではやられるぞ!」

拳をサンタナの眼前まで近付ける。

グヌゥッ

サンタナの頭部が裂け、拳を迎え入れようとするッ!

ジョナサン「ここだぁーッ!」

突如!ジョナサンは!突き出した拳を急速に引っ込めッ、その引っ込めた反動を利用して身体を回転させた!

ジョナサン「回転…ッ!!」

引っ込めた拳とは逆の拳に波紋の力を集中させ、さらに遠心力も乗せてサンタナに叩き込むッ!

ジョナサン「うぅりゃああああ!!」

サンタナ「…!」

ドオォォン!!

スピードワゴン「は、入ったぁーッ!」

シュトロハイム「これならサンタナも…!?」

サンタナ「ほ…う…」シュゥゥ…

ジョナサン「な!?」

効いていない…!

グパァッ

スピードワゴン「あぶなぁぁぁい!!」

サンタナの肋から骨が飛び出しジョナサンを取り込もうとする!

ジョナサン「く!」

両腕でガードする!

バチチチッ!

骨と波紋が反発しあう!

ジョナサン「ぐううう!!」バッ

瞬時に地面に伏せ、骨の攻撃を躱す。

同時にサンタナの足に蹴りを見舞う。

グヌゥッ

異様な感覚がジョナサンの片脚を襲う!

ジョナサン「な…」

何と!サンタナの脚がゴムのようになり、ジョナサンの蹴りを受け流した!

シュトロハイム「やはり身体の構造が異常ッ!我々は何て生物を生み出してしまったんだッ!」

ジョナサン(本当にどんな攻撃も効かないのか…!?)

ふとサンタナの腹部を見る。

焦げている。

遠心力を利用したパンチの跡だ。

ジョナサン(…!)

サンタナ「もう…終わり…だ」

サンタナの脚がジョナサンの顔面を襲う!

ガゴッ

ジョナサン「うぐぁッ!」

サンタナは大きく脚を引き、蹴りを入れた訳ではない。

なのに凄い衝撃ッ!

ジョナサンは後方に吹き飛ばされた!

グシャア

受け止めたのは兵士達の遺骸ッ!

ジョナサン「う…」

サンタナの瞳が、「次は貴様がそうなる」と言っている様な気がする…。

ジョナサン(…あった!)

手探りで兵士の遺骸からナイフを抜き取る。

ジョナサン(ナイフに波紋を…!)

ナイフを構えサンタナに向かって行く。

シュトロハイム「今更ナイフでどうするというのだっ!?」

サンタナ「…」

高く跳躍し、ジョナサンに襲いかかるべく腕を広げ、迫るサンタナ。

スピードワゴン「まずい!奴めジョジョを捕食するつもりだ!」

ジョナサン「うおおぉ!」

サンタナの腕を弾き体制を崩させる。

振り回される脚に注意しつつ懐に潜り!

遺骸から拝借したナイフ2枚をサンタナの腹に突き刺すッ!

ズブ…

取り込まれていくナイフ!

まるで砂に吸い込まれていく水のようだ!

ジョナサン(今だ!)

先ほど波紋を流してみてナイフに波紋の力をは充分乗せられる事が分かった。

今突き入れたナイフに波紋は流していない。

サンタナを油断させる為だ。

そして今ッ!柄の部分までサンタナの身体に取り込まれたナイフにッ!

ジョナサンは波紋を流したッ!

バリバリバリッ!

ジョナサン(やはり…'感覚'が違う!)

2本のナイフを柄を握りしめ思いっきり力をいれて左右に切り裂く!

サンタナ「…!」

シュトロハイム「お、おぉぉ!?」

バズゥッ!

サンタナの上半身と下半身が切り分けられた!

ジョナサン「やはり内部までは波紋を防ぎきれないようだな!」

サンタナが床に崩れ落ちる。

サンタナ「おのれ…」

ジャラジャラガシィッ!

サンタナ「!!」

鎖がサンタナを拘束するッ!

リサリサ先生の所で修行する前のジョセフより強いですが修行後ジョセフよりは弱いです。ですがジョナサンも修行後になると…?(笑)

まだ修行はしていないですねー。
波紋の使い方は独学って奴ですね。

ジョナサン「このまま太陽の光で消滅させるッ!」

サンタナ「ぬぅ…!」ズザァッ!

出口に向かってサンタナを引きずっていくジョナサン。

スピードワゴン「柱の男も…直射日光ならば!」

ジョナサン「うおおぉ!」ズザザザザ!

ジョナサン「後…もう少し!」

扉が見えてきた。

後は開けるだけ…!

ジョナサン「ぐ!?」

突然足が重くなる。

鉄球の付いた鎖で締め付けられているようだ!

ジョナサン「サンタナか!?」

振り返る。

サンタナは依然変わった様子はない。

しかし!

暗くて良く見えないが、ジョナサンの足で何かが蠢いている!

ジョナサン「う…うあああああ!?」

何と自分の足にッ!無数の小さいヒルの様な物がへばり付いているッ!

スピードワゴン「ジョジョ!下半身だ!サンタナの下半身だぁーッ!!」

ジョナサン「え!?」

切断した下半身を見る。

切断した時と明らかにサイズが変わっているッ!

そしてその下半身からジョナサンの足に向かって細かい'何か'の線が出来ているッ!

ジョナサン「これは…サンタナの肉片ッ!?」

サンタナ「もう遅い…」

ズチュウウゥッ

ジョナサン「ぐあぁ!」

血が…吸い取られている…ッ!

ジョナサン「ぐうぅぅ!!」

それでもジョナサンは鎖を引く事をやめない。

しかしこのままでは出口に着く前にあの肉片に…

バババッ!

シュトロハイム「ジョナサン・ジョースターッ!!」

ジョナサン「!」

物凄い跳躍力で階段を駆け上がるシュトロハイム!

シュトロハイム「私も誇り高きドイツ軍人ッ!黙って見ていると思ったかぁぁぁぁぁ!!」

出口にたどり着く!

シュトロハイム「この扉を開ければ良いのだなッ!?」

ジョナサン「は…はい!…?」

急に足が軽くなった…!?

足を見るとサンタナの肉片が少なくなっている!

ジョナサン「残りは何処に…ハッ!」

ジョナサン「早く扉をーッ!!」

シュトロハイム「ぐぅあああああ!?」

遅かったかー

ジョナサンの足から消え去ったサンタナの肉片はッシュトロハイムの片足に張り付いていた!

シュトロハイム「ぬぅぅぅ!引っ張られるッ!」

片足から肉片が肉片に繋がり糸の様にサンタナと繋がっている!

サンタナ「フン…馬鹿共が…」

そして今まさに!サンタナが少しずつ身体を起こし始めた!

ジョナサン「!?」

何とサンタナの上半身の切り口から蜘蛛の足の様な物が生え!身体を起こしたのだッ!

シュトロハイム「まずい!!」

シュトロハイム「えぇいやむを得んッ!!」

意を決っしてシュトロハイムはジョナサンに向かって叫ぶ!

シュトロハイム「聞けぇぇぇい!そこに斧が掛かっているだろう!!」

ジョナサン「斧…!」

確かにある、壁に掛けられた斧が!

ジョナサン「まさか…」

シュトロハイム「そぉだァ!その斧で俺の脚を切断しろぉ!!」

ジョナサン「し、しかし!」

シュトロハイム「早くしろぉ!!おまえらイギリス人とは根性がちがうのだ、この腰ぬけめがッ!
祖国のためなら、足の二本や三本かんたんにくれてやるわーッ!」

ジョナサン「く…分かりました!!」

痛む脚を立たせ、斧を掴むジョナサン!

ジョナサン(せめて…痛みが少なくなるように…)

ジョナサン(波紋ッ!)

斧に波紋を流す!

通常、刃物で切られたら痛い。

それは当たり前の事だ。

しかし刃が荒い刃物と鋭い刃物、この二つで切られた場合、より激痛が多くなるのはどちらか?

答えはー

ズシャアッ!

シュトロハイム「ヌウゥ!!…よしィッ!」

鋭い刃物だ。

そしてジョナサンが流した波紋によって、シュトロハイムの切られた脚は!一時的に切られた細胞が閉じ!出血は減るッ!

ジョナサン(僕に出来る事はこれぐらいしか…!)

シュトロハイムは扉に手を掛けー

開いたッ!

サンタナ「……グアアアアア?!!」

ジョナサン「や、やったッ!!」

ジョナサンとシュトロハイムの脚に取り付いた肉片が引いていく。

消滅するのかー

サンタナ「…」

階段から飛び上がり身体を出口に向かってまっすぐに変化させるサンタナ。

ジョナサン「ま、まさか!太陽の光が効かないッ!?」

シュトロハイム「な!なにィ!?」

ピキ…パキパキパキグシャアッ!

シュトロハイム「サンタナがあああ!?」

なんとサンタナは自分の身体を握り潰した折り紙の様に変化させ、出口に近付いたのだ!

ジョナサン「逃がすか!波紋!」

咄嗟に身に波紋を纏い身構える。

シュッ

しかし!サンタナは始めからジョナサンを狙っていなかったッ!

サンタナの狙いは…

シュトロハイム「おああああああぁぁ!!?」

シュトロハイムだ_

シュトロハイム「サンタナがぁぁぁ!傷口から…体内にィッ!」

ジョナサン「そ、そんな…!」

柱の男…こんな不気味な事も出来てしまうのか!?

シュトロハイム「あああああーッ!」

片足で跳ねながら太陽の下に出る。

…やはり効果はない。

シュトロハイム「クソォがァッ!かくなる上はァッ!」

シュトロハイムは自らの服に装備してあった手榴弾を掴んだッ!。

口でピンを抜き、吐き捨てるッ!

ジョナサン「シュ…シュトロハイム…さん…?」

誰の目で見てもこれから彼が行う事は考えなくても分かった。

シュトロハイム「…人間の偉大さは恐怖に耐える誇り高き姿にある…」

シュトロハイム「ギリシアの史家、プルタルコスの言葉だ…」

ジョナサン「や…辞めてください!サンタナなら僕の波紋でッ!」

シュトロハイム「どうするというのだァ?その力にも限界があるだろう」

ボコォッ

シュトロハイム「もはやこれしか手段はない!俺一人がッ!サンタナを道連れに自爆するッ!」

メコッ

シュトロハイム「…これは我が部下を救ってくれた借りを返す為にッ!我々の失敗は我々がケリをつけるのだジョジョよッ!」

ブシッピシッ!

シュトロハイムの体も限界が近い!

ジョナサンはッ!自分が如何に無力な存在かを思い知ったッ!

シュトロハイム「さらばだ…お人好しイギリス野郎ッッ!!!」

次第に光に包まれるシュトロハイム。

ジョナサン「く…!」

ジョナサンは最後までシュトロハイムから目を離さなかった!

いや!

目を離す事が出来なかったのである!

散り様に目を背ける事はその人物に対する冒涜ッ!

ジョナサンはシュトロハイムの散り様をしっかりと瞳に焼き付けたッ!

ドゴォォォン…!

激しい砂煙が吹き荒れる。

ジョナサン「シュトロハイムさん…!」

シュトロハイムの姿は何処にも無かった…。

しかし煙の中、一つの人影が見えたのだ。

もしかしたら…と思った。

シュトロハイム'であって欲しいと'。

しかし_

『現実は非情である』

ジョナサン「…!」

サンタナだ_

サンタナ「隠れなくては…」

ジョナサンの中で何かが切れたッ!

ジョナサン「サンタナァァァァ!!」

まるでシュトロハイムの決死の行動をサンタナは!何も感じていない!何より!シュトロハイムの行動が意味の無いものというかの様なサンタナにジョナサンは激しい怒りを覚えたッ!。

サンタナ「邪魔をするな…」

突っ込んでくるジョナサンに肋骨を展開し貫こうとする!

ジョナサン「こんな物ォッ!」ガシィッ!

バチバチと火花を散らす程の波紋を集めた両腕でジョナサンはその肋骨を掴んだ!

サンタナ「…!」

ジョナサンが掴んでいる部分の肋骨が黒く焦げている!

ジョナサン「はぁぁぁッ!」ばきんッ

乾いた木の枝を折る様な音が響く。

ジョナサン「まだまだァッ!」

残りの肋骨を引き寄せ波紋を帯びた手刀で片側の骨をすべて叩き折るッ!。

サンタナ「ぬぅぅ!」ズパァッ

突然ジョナサンの手が軽くなる!

なんとジョナサンは!サンタナの胴体の骨'まるまる一個'を引き摺り出してしまったッ!

ジョナサン「!?」

否ッ!

あえてサンタナがそうしたのだッ!

ジョナサン「!?」

引き摺り出された骨に僅かに気が乱れてしまうジョナサン!

すかさずサンタナはジョナサンに蹴りを放つッ!

ジョナサン「クウゥゥ!!」

すぐに気を取り戻し波紋を帯びた拳で迎え打つ!

ドンッ!

サンタナの脚とジョナサンの拳がぶつかり合う!

大砲を撃ったかのような音が響き渡る!

ピシッ…ボロボロ…!

サンタナ「!?」

サンタナの脚が砕け!崩れ始める!

ジョナサン「通ったッ!」

サンタナ「おのれこの原始人がァッ!!」

崩れ落ちた脚を片手を拳にして殴り飛ばしジョナサンの視界を奪う!

ジョナサン「く!?」

その隙に井戸に飛び込むサンタナ!

サンタナ「井戸の水を通り、地下に逃げればオレの勝ちだァッ!」

井戸に飛び込むサンタナ!

しかし井戸を選んだ事は失敗だった事に気付く!

井戸の底から太陽の光が!?

サンタナ「GUAAAAAAA!?」

す…水面だ!水面に太陽が映って…!!

身体が崩れ始める!

サンタナ「朽ちてたまるかァァァ!!」

サンタナは井戸の壁に手を突き刺し止まる。

そして突き刺した壁を思いっきりぶん殴ったッ!

サンタナは横穴に逃れようとしている!

ガガッ

サンタナの物ではない何かの音。

突如サンタナを襲う衝撃!

その衝撃は、壁に張り付いていたサンタナを叩き落とした!

ジョナサンだ!

ジョナサン「まだ霞んで見えるが!太陽がお前の位置を教えてくれるッ!」コオオォォォ!

そう!井戸の中は太陽の光で満ちていた!その中で影が一点あるという事はつまり!そこにサンタナがいるという事なのだッ!

ジョナサン「この一撃で…!」ガッ!

ジョナサンの真下にいるサンタナを蹴り、その衝撃で上部の井戸の壁に向かう。

すぐさま体を回転させ井戸の壁に脚をつける。

サンタナ「UAAAAAA!」

井戸の底に逃げようとするサンタナ!

壁を思いっきり蹴り、サンタナに向かって拳を構えるジョナサンッ!

ジョナサン「終わりだぁぁぁぁ!!」

井戸の上部からの落下の力に壁を利用した跳躍ッ!

さらに波紋ッ!

その全ての力を利用した攻撃は!まるで一筋の弾丸のようだったッ!

ボゴォンッ!

サンタナ「…!」

サンタナの体を何かが貫いた。

サンタナ「…なんだ…?」

サンタナ「何だこれはああああぁ!?」ボロボロボロッ

サンタナが理解しようとする前にサンタナの体は限界を迎え、石化していった!

サンタナ「OAAAAA…」

腹に開いた穴を中心に内部からも石化していく!

直後上がる水飛沫!

水柱に吹き上げられ粉々になったサンタナの各部も地上に吹き上げられ、太陽に照らされるッ!。

サンタナが動く事はもう…

無かった_

To be continue

最初に井戸に入った時にサンタナより下にいたか上にいたかで対処方法が変わりますよねー(笑)

一部は展開がすぐ浮かんでくるのですが3、4部が問題ですね...
3ではDIOが4では虹村の父親や射抜かれた康一君、母親の体内に入ったアクアネックレス...4部に承太郎と考えるなら最初から時間停止が使える状態ならいくつかの問題は解決しますがねー…回復効果はやはり不可欠です…

ーシャボン玉と波紋ー

飲食店…

ジョナサン「ぶぅあっくしッ!」

今日はくしゃみが多い。

やはり勢いをつけ過ぎたか…

後先考えずに力をフルに使ってしまい、水から上がるのに苦労した…。

そして…

ジョナサン「うぁ…くしッ!」

今に至る。

「お待たせしましたお客様…風邪ですか?」

ジョナサン「いや、大丈夫だ…たぶん…」

「風邪の時は体力を付ければ良いのでございますよ。」コト…

ジョナサン「…!?」

「スピードワゴンさんから御代は頂戴しましたのでごゆっくりと…」

ジョナサン「ま…待ってくれ!?」

「どうかなされましたか?」

ジョナサン「黒いッ!」

「えぇ」

ジョナサン「黒いパスタ何てあるのかい!?」

「これは当店自慢のイカスミパスタにございます」

ジョナサン「イカスミ…パスタ…?」

ヘドロかと思った…。

「美味しいんですよ?」

ジョナサン「う、うん…食べてみるよ…」ズビ…

一口。

ジョナサン「!」

ジョナサン「う、美味いッ!」

「でしょう?」

ジョナサン「まさかこんなパスタがあるなんて思いもしなかった!」ズビズバァッ!

「お、お客様、もう少し落ち着いて食べては如何ですか?何も急がなくても料理は逃げませんよ?」

『やれやれ…この店も格が落ちたようだな…』

「!シーザーツェペリ様…」

ジョナサン(ツェペリ…!?)

ジョナサンの右側の奥のテーブルに金髪の青年が座っていた。

ジョナサン(ツェペリ…僕の祖父の師匠の…!)



シーザー「ふぅん…あんたがジョナサンか…」

ジョナサン「そうだよ。ジョナサン・ジョースター。君に会えて光栄だよ」

差し出される手。

シーザー「…」

ジョナサン「…?」

シーザーの目つきがキツくなっていく。

シーザー「ふん…お前みたいな奴が柱の男の一人に勝つなんてな」

スピードワゴン「おいシーザー!」

ジョナサン「運が良かったんだよ…それに色々な人に助けて貰ったんだ…」

シーザー「色々な人ねぇ…」

シーザー「って事は結局お前の力で倒した訳ではないって事か…」

シーザーはジョナサンをあざ笑った。

スピードワゴン「シーザー…いくらワシでも怒るぞ!」

ジョナサン「うん。そうだよ」

シーザー「!」

ジョナサン「あの人達がいなければ今の僕はいない。だからあの人達のおかげなんだ…」

シーザー「…」

スピードワゴン「ジョジョ…」

シーザー(まさかジョセフって奴の孫がこんなにジョセフ・ジョースターと性格が違うとは…)

シーザー(やはりスピードワゴンさんの言った事は正しかったのか…)

ジョナサン「…?」

シーザー「せいぜい足手まといにならないようにな」

ジョナサン「努力するよ」

握手を交わす二人。

スピードワゴン(…確かにジョセフ・ジョースターと瓜二つなのに性格は全く反対…このワシでも驚く程だ…)

ジョナサン「!」

スピードワゴン「な!?」

我に返るスピードワゴン。

何とあろうことかジョナサンがシャボン玉に取り込まれている!

スピードワゴン「シーザー!何を!?」

シーザー「'試しているまでだ'」

スピードワゴン「た、試すだと!?」

シーザー「俺は気取って紳士ぶってる奴が反吐がでるほど嫌いなんだッ!」

シーザー「それに使えるか使えないのかわからない奴と一緒に行動するつもりはないッ!」

スピードワゴン(ぬぅぅ!何て荒っぽい性格だ!まるで昔のワシを見ている気分だ!)

シーザー「さぁどうする?ジョナサン・ジョースター」

シーザー「そのシャボンは簡単には割れないように出来ている」

シーザー「脱出出来たらお前の事を認めてやるッ!」

ジョナサン「…」

シャボン玉の内部を撫でながら考えるジョナサン。

弾力は充分ある…

恐らく一点に力を集中させても割れないだろう。

ただ薄く伸びるだけ…

一点に集中させて駄目なら…

'全体に'流せば良いッ!

ジョナサン「…!」コオオオォォ!

シーザー「さあ…どうする?」

シャボンの左の壁には左手を!

シャボンの右の壁には右手を!

ジョナサンはそっと手を添えたッ!。

シーザー(一点に集中させると思ったが…違ったか…)

シーザーが見守る中、ジョナサンの腕から波紋が流れ始める!

左右の手から流れた波紋はシャボンの壁を伝い、シャボンの真ん中でぶつかるッ!。

シーザー「…?どうやって抜け出すつもりだ?」

そしてぶつかった波紋は跳ね返り、ジョナサンの手が触れた部分に戻る。

ジョナサン「…はッ!」

ここでジョナサン、またしても波紋を流す。

またしてもシャボンの壁を伝いぶつかる。そして戻る。

ジョナサン「はぁッ!」ビリビリ…

また波紋を込める。

スピードワゴン「ど、どんどん波紋の量と速さが増していくッ!」

シーザー「…!」

波紋を流し、壁を伝わり、ぶつかり、戻り、波紋を流す…

どんどんシャボンを伝わる速さは増していき、シャボンが光輝く程絶え間無くジョナサンは波紋を流していく!

ジョナサン「…ここだぁぁぁぁッ!!」ドオンッ!

一際強い波紋がジョナサンの腕から流れシャボンの壁の真ん中でぶつかった瞬間シャボン玉は弾け飛んだッ!。

シーザー「まさか…こんな方法が…!」

スピードワゴン「とんでもない速さで行き交う波紋のエネルギーに、シーザーのシャボン玉が耐え切れなくなったのか!」

ジョナサン「ふぅー…」

ジョナサン「これで認めてくれるかな?」

シーザー「…」

シーザー「…あぁ」

シーザー「柱の男を倒したのはあんたみたいだな…!」

シーザー「あんたに対する疑念は消えた!あんたなら背中を預けて戦えるぜ!」

ジョナサン「ありがとう…!シーザー!いっしょにがんばろう!」

スピードワゴン「ふふ…」

その光景をいつまでも見守るスピードワゴンであった。



シーザー「だが料理を食べる際は一緒には食べたくない」

ジョナサン「だって仕方ないじゃないか!腹が空いている時に胃の中を伝わるあの幸福感が『生きててよかった』って感じることが………

歴代のジョジョだけを変えてみただけですので他のキャラは変わっていません(笑)ご希望がありましたら一枠くらいなら…

…宿屋

シーザー「…」

ジョナサン「…」



ジョナサン「シーザー…?一体何を待っているんだい?」

シーザー「柱の男を管理している所はドイツ軍の管轄内だ」

ジョナサン「ドイツ軍…か…」

シーザー「今、渡しを頼んでいるところだ」

ジョナサン「渡し…?」

キキ~ッ!

突如鳴るブレーキ音。

シーザー「来たか…」

中々投下出来なくてすいません…ジョナサンvsワムウをどうしようか考え中なのです(笑

実家から帰ってきました!(笑)再開します!


…宿屋

シーザー「…」

ジョナサン「…」



ジョナサン「シーザー…?一体何を待っているんだい?」

シーザー「柱の男を管理している所はドイツ軍の管轄内だ」

ジョナサン「ドイツ軍…か…」

シーザー「今、渡しを頼んでいるところだ」

ジョナサン「渡し…?」

キキ~ッ!

突如鳴るブレーキ音。

シーザー「来たか…」

窓から下を見ると一台の黒い車が止まっている。

ジョナサン「あれが…渡しなのか」

シーザー「あぁ。そして俺のダチでもある」

黒い車の窓が開き中の運転手が笑顔で手を振っている。

シーザー「これからあいつに柱の男の居場所に連れていってもらう…!」

車内…

ジョナサン「それで…どうだった?スピードワゴンじいちゃん」

スピードワゴン「うむ…やはり私の所の科学者も柱の男を軽んじておるな…」

ジョナサン「確かに信じられない話だしな…無理もないか…」

スピードワゴン「吸血鬼ですら架空の物だと思ってるからな…」

ジョナサン「…」

スピードワゴン「まぁ釘を刺してきたからある程度は大丈夫だろう」

ジョナサン「うん…」

やはり不安にはなる。

波紋も何も会得していない人間にサンタナという災害を預けるのは不安だ。

何より…また大勢の人間の命が枯れてしまう…

それだけが気がかりだ…。

シーザー「どうなんだマルクゥ。お前の'コレ'」

小指を立てるシーザー。

マルク「実は俺…この仕事終わったら結婚するんッスよッ!」

スピードワゴン(…!)

シーザー「本当かよ!?マルク!」

華やかな色が付いた話はジョナサンの気を楽にさせた。

ジョナサン「どうしたんだ?スピードワゴンじいちゃん?」

スピードワゴン「い、いや…なんでもない…」

スピードワゴン(ワシの長年の勘が何か伝えようとしている…あのマルクという青年に不吉な予感が…!)

シーザー「じゃあ早く柱の男を倒して帰ろうぜーッ!」

マルク「うっひゃあああ!!」

悶えるマルク。

ジョナサン「マ、マルク君ッ!ちゃんとハンドルを…!!」

スピードワゴン「ハンドルをしっかり握るんだァ!!離すんじゃあないッ!」

後部座席の二人は違う意味で悶えていた…。

ドイツ管轄地_柱の男の遺跡_

ジョナサン「う…呼吸を整えるんだ…!」

どうもジョナサンは車に慣れない。

何故だろう…。

シーザー「なんだ…?誰もいないぞ?」

マルク「おかしいな?俺が出た時は兵士が多かったんだけどな…」

懐中電灯で辺りを照らしてみるが…誰もいない。

ジョナサン「…」コオォ…

嫌な雰囲気だ…

ジョナサンは即座に'何が'起こっても直ぐ対応出来るように波紋の力を自身に巡らせる。

スピードワゴン「柱の男達がいたという石壁を見てみよう…」

スピードワゴンも警戒している。

危機察知能力は老いてもなお健在だ。

シーザー「あっちか…」

歩みを早めるシーザー。

恐らく柱の男達は既に_

目覚めているだろう_

グニッ

マルク「え?」

おかしな感触だ。

まるで空気の抜けた風船を何個か重ねて踏んづけたかのような…

足元を照らしてみる。

マルク「う…うあああああ!!?」

懐中電灯を放り投げ、突然叫び走りだすマルク。

シーザー「マルク!?一体どうしたんだ!?」

落ちた懐中電灯を拾い、床を照らしてみる。

シーザー「…!」

スピードワゴン「こ、これは!?」

ジョナサン「ま…まずいッ!彼を止めるんだッ!」

シーザー「マルクーッ!!」ダッ!

マルクが走っていった方向に向かうシーザー。

ジョナサン「恐らくまだ柱の男は近くにいるッ!」

ジョナサン「恐ろしい感覚だ…!サンタナが目覚め、戦った時と同じ…嫌ッ!遥かに恐ろしい気配を感じるッ!」

スピードワゴン「とにかく早くマルクを見つけ、止めなければ「マルクーッ!!」

シーザーの悲鳴にも似た絶叫が響く。

ジョナサン「!」

スピードワゴン「い、いた!マルクだ!」

やっとシーザーに追いつくジョナサンとスピードワゴン。

ジョナサン「マルク!大丈夫…!」

様子がおかしい。

辺りが暗闇に包まれている中にマルクの姿が浮かび上がっているのだが…

マルクの左側が暗くて見えない

ジョナサン「こ…これは…!」

しかし_暗闇の所為ではなかった

マルク「シー…ザー…」

マルクの半身が

スピードワゴン「な…なんてことだ…!?」

無かった

シーザー「マ…マルク…ッ!!」

よろよろと此方に歩いてこようとするマルク。

しかし足が一つしかないのだ。

だから今マルクは倒れた。

マルクを抱えるシーザー。

ジョナサン「どうしてこんな事に…!?」

スピードワゴン「ジョジョッ!あれを!」

スピードワゴンがジョナサンにある方向を指差し、伝える。

ジョナサン「!!」

そこには巨大な3人の男の後ろ姿があった。

ジョナサン「あの男達が…彼を…!」

コオォォォォ…

ジョナサン「!」

マルクの身体を眩い光が包んでいる。

シーザーの波紋だ。

マルク「シーザー…」

「あり…がとう_」

やがてマルクを包む光が消えていく。

半身を失ってなお、マルクの表情は苦痛に歪む表情ではなく

安らかなものだった_

シーザー「…うっ…」

シーザー「マルク…!」

黙ってみているしかなかった…

『柱の男』…ド…

スピードワゴン「…誰かを守るため…失わないために身に付けた波紋を…まさか'こんな事'に使うなんて…!!」

シーザー「…マルクは…ただの若者だった…」

ジョナサン「…」ドドド

シーザー「普通の人々と同じ…家族を愛し…恋人を愛し…国を愛し…仕事に一生懸命のただの青年だった…!」

ジョナサン「…!」ドドドドドッ!!

シーザー「ただの…
若者
だったッ!!」

ジョナサン「シーザー…!!」ドドドドドッ!

血管が湧き上がるのを感じる…!

かつてこれほどまでに怒りを覚えた事は…ないッ!

シーザー「ジョジョォ…お前は引っ込んでいろォッ!」ゴゴゴゴゴォッ!」

シーザー「俺がカタをつけるゥッ!!」ブオアアアアア!!

手を合わせ波紋を込めるシーザー!

シーザー「カタをつけなければ…気が済まないッ!!」バババババッ!

そして広げられた手のひらからは溢れる光ッ!

シーザー「許さねェッッ!!」

シーザー「シャボンランチャァァァァァッ!!」

To Be Continued_

「…」

三人のうちの一人が足を止めこちらを向く。

シャラン…

頭に細かい刃のアクセサリーのようなものを付けている。

シャランシャラン…

そして頭を振り回す!

ハエが飛び回っている時に頭を揺らすかのようだ。

スピードワゴン「…!」

パチンッ

シーザー「何!?」

ジョナサン「シーザーのシャボンが!」

パパパパパパッ!

一つ残らず割れた…?

シーザー「クソッ!もう一度!」サク…

シーザー「ッ!?」

口元に走る痛み。

シーザー「これは…!」

血が出ている。

ジョナサン「これは…ワイヤーの刃の風圧が波紋を…!?」

ジョナサン「シーザー!」

シーザー「ぐうああああ!」スパパパパッ

スピードワゴン「こいつらは…波紋の対抗策を…波紋を知っているッ!」

スピードワゴン「こいつらと波紋はッ!2000年前に出会っているッ!」

ジョナサン「これが…柱の男ッ!」

「ふん…」

再び背を向け、立ち去ろうとする柱の男の一角ッ!

シーザー「て、てめぇら…!」

目が霞む。

血が…目に…。

ジョナサン「シーザー!やめるんだッ!」

シーザー「逃げる気かああぁ!?」

飛び上がり柱の男達にシャボンをばら撒こうとするシーザー。

ドスッ!

なんとッ!それを後ろも振り向かずに先程の男はシーザーの喉元に指を突き刺し止めるッ!

シーザー「ガッ…」

そしてシーザーを近くの柱に叩きつけた!

シーザー「…!!」

スピードワゴン「シーザーッ!!」

シーザー(ク、クソ…ッ!!俺は無力だ…ッ!!)カ…ア…ッ!

「ふむ…」

あたりを見回す男。

「どうやら波紋使いはもう…!」

男の目がジョナサンを捉える!

ジョナサン「…!」

「ほう…」

「中々骨のありそうな奴よ…肩慣らしにはちょうどよかろう…」

男が呟くと後の二人が足を止め、こちらを向く。

「…ワムウが興味を持つとは…珍しいな」

ワムウ「カーズ様、エシディシ様、しばしこのワムウに…」

エシディシ「わかっておるわ…'戦闘の天才よ…'」

カーズ「自由にやるがいい…」

そう言い残し出口に向かう二人。

ワムウ「ありがたき幸せ…」

ワムウ「…」

再びこちらを振り向くワムウ。

ジョナサン「…」サ…

構えるジョナサン。

ザッ…ザッ…

ワムウ「…」

ゆっくりとジョナサンと同じ地に立つワムウ。

ジョナサン「…!!」バチバチバチバチッ!!

ジョナサンの腕に満ちる波紋エネルギーが激しく躍動し、音をたてるッ!

ワムウ「…」ドヒュゥゥゥ…

対するワムウは自分の体を中心に風を従えるッ!静かだが強力なッ!何者にも屈する事の無い風を漂わせているッ!

シーザー「…ッ」

(ジョジョ…ッ!)

スピードワゴン「シーザー…ジョジョを…ジョナサンを信じようッ!」

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          
          |i i|    }! }} //|

         |l、{   j} /,,ィ//|      あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!!
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ      『スレタイがおかしいと思ったらとんでもないssだった』 
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人     な、何を言っているのかわからねぇと思うが  
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ     俺にもわからなかった…  
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ    ただのssだとか誤表記だとかそんなもんじゃねぇ…  
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ 最も保守したいスレを味わったぜ…
   /'´r -?一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    

   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ

>>199

DIO「ポルナレフッ!?しくじったなヴァニラアイスッ!」

ジョナサン「はぁぁッ!」ドヒュウッ!

先に仕掛けたのはジョナサンッ!

波紋を込めたパンチがワムウに向かう。

ワムウ「ふんッ」

バチィッ!

しかしそのパンチをワムウは平然と片手で止める。

ワムウ「それで終わりか?」

ワムウ「む…」

続けてアッパーを繰り出すジョナサン!

グニャリ…

なんとワムウの首が大きく仰け反り、アッパーを躱した!

スピードワゴン「やはり体の構造が異常ッ!こんな奴に勝てるのかッ!?」

ジョナサン「うおおぉ!」

振り上げた腕の肘に波紋の力を流しワムウに振り下ろす。

グニャア…

やはり避けられる。

ジョナサン「く…!」

ワムウ「これしきの動きも見切れないとはな…俺の見当違いだったか…」ヒュルルルル…

ワムウの腕に風がまとわりつく。

ワムウの腕がジョナサンを狙うッ!

ジョナサン「来るか…ッ!」

巨大な腕がジョナサンの脇腹を掠める。

スパパパッ

纏った風がスクリューのように形を変えジョナサンを傷つける。

ジョナサン「!」

ワムウ「…!」

しかしジョナサンは!'敢えて'その腕を掴んだッ!

ワムウ「なに…?」

実に奇妙な経験!

今まで自分に挑んできた戦士は皆、距離をとるかそのまま捉えらろ引き裂かれた。

しかし目の前のこの男はこの風を纏う腕を掴んだのだ。

ジョナサン「これなら当てられる…ッ!」

ジョナサンの腕に波紋が集まり、やがて山吹色に変色していく!

シーザー「カハッ…あ、あれはッ!」

シーザー「波紋の中でも特に威力が高い波紋ッ!」

シーザー「山吹色波紋疾走ッ!」

ワムウ「!」

その山吹色の輝きを纏った拳は確実にワムウを捉えていた!

ワムウ「ちぃッ!」

肉体を変化させて避けようとするもジョナサンに腕を掴まれているのだ。

腕は動かせられない。

それに腕を抑えらているのなら必然的に胴体に繋がる根本の部分はどうしようもない。

食らう_

ビシィッ!

僅かにワムウの肩を抉る!

ジョナサンの拳が当たる寸前にジョナサンに蹴りを入れて体勢を崩させたのだ!

ジョナサン「く…!なんだ今の波紋は…!?」

何が起こったかわからない…

いつもと違う波紋が腕に集まっていた…?

ワムウ「…ぬぅ。勇敢とも無謀とも言える行動だ…」

ジョナサンを真っ直ぐ捉え、呟くワムウ。

ワムウ「だがッ!この俺に傷を負わせた事は事実ッ!見事…と言っておこう…」

ジョナサン「…!」

ワムウの肩から腕にかけて風が集まっている…!

明らかに先ほどの攻撃の時の風とは違うッ!

すると次に来る行動は大技か何かだッ!

起き上がり先ほどの波紋をイメージして纏わせる。

ブアアアアア…!

ジョナサンの腕に先程の山吹色の波紋が浮かび上がる。

…だが微量だ。

しかし'この色'を使う事がジョナサンにとっての最善ッ!

ワムウ「ならその行動に対し賛美を与えてやるのも戦士の宿命…ッ!」

ワムウの腕がこちらに突き出されるッ!

ワムウ「闘技ッ!」

ドゥルルルルッ!

「神 砂 嵐 ッ !」

まさかスピードワゴンのAAまであるとはww

ゴキャッグキャッ…

ワムウの両手が奇怪な音を立てながら周り始める。

ジョナサン「下手に動くと出来ない!」

ジョナサン「後ろにはシーザーとスピードワゴンじいちゃんがいる…!」

ワムウの両手が風に包まれて見えなくなる。

ジョナサン「引くことも出来ないッ!そして前には強力なハリケーンッ!」

ルゴォォオォゥッ!

やがて二つの竜巻がジョナサンに向かって放たれる!

ジョナサン「下がる事が出来ないならばッ!前に進み打ち勝つしかないッ!」コオオォ!

拳を振り上げ力いっぱい地面を殴る。

ジョナサン「いつもの僕の波紋なら無理だ…!しかしッ!'今の僕'の波紋ならッ!」

オオォォ!

ジョナサンの胴体



そして腕を伝わり山吹色の波紋がどんどん伝わっていく!

ジョナサン「伝われッ!波紋ッ!」

ジョナサンの殴りつけた拳から高出力の波紋が流れ、ワムウに向かっていく!

シーザー「波紋伝導力が無い地面に波紋を流した…!?」

スピードワゴン「それほどにジョナサンの波紋の力は強力ッ!そして確実に柱の男に向かっているッ!」

地面を駆ける波紋の波はワムウの神砂嵐より早く!ワムウとの距離を縮めていくッ!

ジョナサン「確かに恐ろしいほどの風力だが、その分風は集まり逆にお前のほうも視界は効かなくなるッ!」

ワムウ「ッ!?」

突然足から衝撃が走りワムウの体が浮かび上がる!

ワムウ「ぬぅ!」

地面を走る波紋はワムウの立つ足場ごと吹き飛ばす!

ワムウ「体勢を整えねばなるまい…!」

神砂嵐を解くワムウ。

開ける視界。

そこに映り込む男が一人。

ジョナサン「おぉぉぉ!!」

ジョナサンだッ!

ワムウ(こ、こいつ!俺の神砂嵐が'解ける前に'近づいてきたのか!?)

よくみればジョナサンの体は傷だらけだ。

体の様々な部分が血に滲んでいる。

ジョナサン「これが僕の…!」コオオォッ

山吹色の波紋が集まる。

ジョナサン「全力だぁぁぁぁぁッ!」

この一撃で勝負を決めるッ!

そう、ジョナサンは'確実に'トドメを刺すために距離を詰めていたのだッ!

よって傷だらけになりつつも!ワムウに致命の一撃を突き入れるには充分すぎるほどの間合いッ!

文字通り'全力'なのだッ!

ワムウ「素晴らしい男よッ!このワムウの神砂嵐をも恐れぬ勇気!賞賛に値するものだッ!」

ジョナサンの拳が迫るッ!

ワムウ「…だがッ!」

ジョナサンの拳がワムウ本体に当たる事はなかった_。

ワムウ「俺は'風のワムウ'ッ!貴様は勝負を急ぎ過ぎたのだ…!」

ジョナサンの拳とワムウの体の間に分厚い空気の層が出来ていたッ!

ジョナサン「く…!駄目か…!!」

そしてジョナサンの拳に纏う波紋は微弱…つまり山吹色の波紋ではないのだ_。

ワムウ「ぬうぅッ!」

体を翻してジョナサンに蹴りを見舞う。

ドガァッ!

ジョナサン「ぐああああ!!」

ジョナサンは地面に叩きつけられた。

ジョナサン(まだ…'あの'波紋をコントロール出来ていない…)

その脇に降りたつワムウ。

ジョナサン(それに…もし'あの波紋'を維持出来ていたとしても…風の壁は打ち破れなかっただろう…)

ワムウ「…」

小指一本も動かせられない…

波紋を放出した事と、鎮まり始めていたとはいえ神砂嵐に飛び込んでいた時の傷が原因だ…。

これ…まで…なのか…

ワムウ「…満足だ」

倒れているジョナサンに背を向け、歩き出すワムウ。



ザッ…

ワムウ「…!?」ゾクッ

振り返る。

ワムウ「…貴様ッ」

ジョナサンだ。

ジョナサン「…!」

目が虚ろだ。

おそらく意識も定かではないだろう。

ジョナサン「……に手を…出すな…!」

ワムウ「…」

ジョナサン「シーザーと…スピードワゴンじいさんには…手を…出すな…ッ!」

ジョナサンは知っていた。

ワムウがシーザーとスピードワゴンを消す可能性を。

もし'消す'と答えれば…

この男は迷わずこの俺に向かってくるだろう_

ジョナサン「…」コ…オ…ォ

もう波紋も残っていない筈なのに波紋の呼吸をする。

ワムウ(他者の為に命も投げ出すか…)

視界の真ん中にワムウがいて、そのワムウがだんだんと近づいてくるのを最後にジョナサンの意識は深い闇に落ちていった_

                        /⌒ヽ
                       ノ_: :-- 、\
                       __/人〉==入: ヽ    
          ,.-、_  __/.、ヽYフ┬役ァト、:ノ    このssは
         _ノ : ∧ ', ̄  _,X_,ノ| ,._-_、、|ノ´    
       ,.ィ´: : : : : ∧ ',__/-、   {! `⌒´ ノ!〉     ‐┼‐|┼ [王] ___,       /
.   , :´ : : : : : : : : : : 〉'\゚ ・ 。\| ` ー‐:' l_lヽ       ?.二  イ卜    イ イ イ ・
.   ,:': : : : : : : : : : ,.ィ´/: : \ l´_/____,. < __ト、
  /: : : : : : : :,: :'": : /: : : : : : :`レo: :! 〔__/ | 。\     保守するしかないイイ

  \: : : : : :/: : : : /¨\: : : : :/: ヽ: |__/: : : :\ ・ `。ー-、     ィ ー───── ッ!!
   \: :/、: :/://\ : 〉: :ノo: : : ,へ : : : : : />--. ._/、

     ´ ̄`¨´ ̄|: :/`:|: / : : : : /\ `): : : : /: : : : : : : : ハ
             lV__:/:シo: : : : :ト、:o:\: : : : :i: : : : : : : : : : |
            ヽ: : : i: : : : : : :l :`¨:丁 : : : :l: : : : : ,:-:─:、|
            ゙、: :{\ : : : : \:_:_j : : :-‐ヘ: : : : : : : : :- \
            ハ: i: : : : :\ : : : : : : : :/ :ヽ : : : : ;. -─ : :\

             〈: : :ヽ : :_: : :`ヽ: : : : : : : : : : \: :_: : : : : : : : : :ヽ
            `¨「::::/バ¨Tヽ/_: : : _;>'"¨´_}ニ二 ̄`丶: : :ハ

             _/ヽ:L__ノ:l」:::::::::::::::::::::::人  _/: : : : : :`ヽ   \: 〉
         /: : : : : /: : : |: :\::::::__/:´: ̄ : : : : : : : : : : \  ノ
           /: : : : : : /:ヽ/ :l : : :  ̄:,.‐--く¨ヽ: : : : : : : : : : : : : : >'
       ∠='⌒¨´\:/ : :l : : : : /    ', V: : : : : : : : _;>'"

      /: : : : : : : : : : :ノニニi : : : :ヽ    /',__V_,: -‐ ¨
     /: : : : : : : : : : : :| : : : :\_ : :`ー ' : : : : : :i


AA邪魔だったら言ってね、やめるから

>>226
色々なAAを見れて、自分は満足です(笑)



_

_!

ジョナサン「…!」

ここは…

シーザー「気がついたか!」

ジョナサン「シーザー…」

無事だったんだ…

よかった…

ジョナサン「…う…?」

違和感がある。

喉に…

シーザー「…'その'違和感の正体を知っているかも知れない人がいる」

ジョナサン「!」

シーザー「ジョジョ…お前の喉には'リング'が埋め込まれている」

ジョナサン「リング…?」

シーザー「あぁ。スピードワゴンさんがお前の手当をする際に財団の医者が喉にリングのような物があると言っていた…」

シーザー「取り出す事は不可能らしい…」

ジョナサン「…」

ジョナサン「いこう…」

シーザー「…」

ジョナサン「その人の元へ!」

シーザー「…あぁ、付き合うぜ…!」

シーザーは内心負い目を感じていた。

友人が死に、それに対してジョナサンは共に怒ってくれた。数分前まで他人だった者の突然の死に…

そして足手まといになってしまった俺…そしてスピードワゴンさん…。

俺たちを守る為にその身を盾にまでしてくれた…。

シーザー(この'恩'…必ず返すぜ…!)

心に硬く刻み込む…

シーザー(もう二度と!自分の目の前で誰かを死なせはしないッ!)

かつての父のような事はもう嫌だ。

今でも鮮明に思いだせる。

息子だと知らなくても、それでも壁に近づく俺を突き飛ばして壁に取り込まれた…

'他者の為なら自分をも顧みない'

ジョジョには'同じ'道をなぞらないで欲しいのだ_

だから_

共に強くなるッ!

それが今の俺に出来る事ッ!

…ヴェネチア

ジョナサン「…」コーホー

シーザー「…」

リサリサ「…さあ行くわよ修行の地へ!」

ジョナサン「…」コーホー

…なんなんだこのマスクは…。

シーザー「…先生」

シーザー「何故ジョジョにあんな器具を…」

リサリサ「その男は波紋の基礎がなっていない」

ジョナサン「…」コーホー

リサリサ「しかし山吹色の波紋は使える…よって一時的に山吹色の波紋を使えない状態にします」

ジョナサン(苦しい…!)コーホー

リサリサ「そしてこれからの修行は波紋の基礎を高める修行ッ!」

神々しい高き塔に着く。

リサリサ「さっそく修行に入ります…!」バンッ

塔の扉を開け放つ。

リサリサ「名付けて…」

リサリサ「地獄昇柱ッ!!」

扉の先がいきなり崖になっている!

中は空洞!そして真ん中に天を貫く柱ッ!眼下には何かの液体で満たされている…?

身を乗り出して見ようとする。

ゲシ

シーザー「え」

ジョナサン「コーホー?」

ドボン…

落とされた…

シーザー「ぷはぁッ!?」

ジョナサン「これは…油…!」コーホー

                     l  )l j l

                 \ j l l|i /リjノ!リ
              ___  ヽ∨} j リj,/:/:::/:j
         __ ,. -?≧ミVノノj/:/:::::::/:::j
     _..'二>'´:::::::::::::::::::::::::::::::/:::::;:'::::::j

   ´ ̄_..ニ=-::::``:::::::_::::-::?::-::::::::/::::ノ/ _. -‐ - 、__
   /_:_:::::::::::::二ニ=:/´::::::::::::::::/゙;:;;:;;/:// /三ミニ、\
  /´ , '´:::::::::::::::;;/::::::::::::::::::://ノ}  ゙i:/´ , '    ヽミヽヽ     ├    /

   /:::::::::::;r彡'"::::::::::::::::::::ヲテ'7リ -=、リ   '       `` ',    Cト つ ・
  ///:::/::::::::::::::::::::::::_,xr'=ミ ノ ,x=ッ{  ?         `ミ }
  〃//::::::::::::::::::::::,rイ/ ,{9},,,。 l {9, h   !         j  また保守しちゃったねッ?

 / /:::彡':::::::=''"::::イ( リ ,r≠≠゚'",´)'=ミリヽ          イ
  イ'"::/:::::::::::;::::::::ヽ、  ″ ゚__________, ,'  \ ヽ、_    __ノ/
  |::::/:::::::::::/::/_:r ‐八    ヾ++ツ ,〈    \ \二 ̄__'7
  l〃::::::::::/l´」 l .| レ′ ヽ、.  `ニ´ ,イリ}       ヽ、`で)__リ
  リj/j.⊥ -| _,|l _l\\   > --<//ノ       と)二.)
  /´'⌒  |_││  > \/ ,/ /クハ\      (こ)____リ
  ,'    /゙ヽで )¨`)イ゙)) ,__/厶::::リ )、     {⊆_ j )

 {.._   /´ヽ._厂`ノ|::::|l└_‐- 。 }:::} しリ    ,r/(´  ィ′
 ζミヽ(`\_.ノ_,ィ′|::::|三⊇ )  /:::/ ノ}   /´r}ヽ ニイヽ

心臓にはリングなしか?

シーザー「先生…!まさか最初からこの修行を!?」

リサリサ「…」

ジョナサン「な、なんて冷たい眼差しだ…!」

リサリサ「ちんたら修行をしてどうするというのです。'使えるか使えないか'の問題…!」

リサリサ(少し厳しいけれど…ジョジョには'時間'がない!)

>>242
リングは喉のみです。原作ではジョセフが逃げないように付けてましたが戦いを通してジョナサンはそんな男ではないと思ったワムウはリングを付けませんでした。
喉のリングはエシディシが気まぐれで付けたものです(笑)

>>243

     ゞ'""゙゙ ̄`i' ̄ ̄ ̄``````````````''シ
      ヾヾ    ii|  ,.彡          /
        ヾヾ   iiレ'彡彡.....       /

       ヾE二i,二.ji_ri==r `ヾ彡    /
        E_/>'三7/,__,,... iミ.   /
        r^ヽ>{i_ 〃ラ_,....__;´ {ミへ /  ブァァカモノがァァァ!
        ロ  ||==o'´┴゚'-`; └' h } AAを張るときはせめてsageに気をつけんかァァッ!!
        ヽ_〃 l ;;  ~~ ̄` ;   、_'_ノ  
          |  | .;;        ;   |:|
          | `=='''    、 ;   |:|
          .l `r====ィ`    |:: |
         ヽ. ヒ二二.ソ   /::: |
             ヽ` ー--‐  _ィー?┴r?

           ____,.>-;;;  -'"/ヽ-‐' ̄ /
          ∧ ;; ;;;;;;; | :::::: /ヽ  ,.-‐' ̄
         / ヽ ;;;;;;;; | ::::::/;;;;;;; ̄

まぁ余り宜しくないなら控えるよ

>>248
凄いッ!AAでジョジョの気迫が押し寄せてくる!

外に消えていくリサリサ。

シーザー「く…やるしかない!」

ジョナサン「確かに…!」

ピト…

柱の表面は油が常に纏っている。

シーザー「滑ったら最後か…厄介だ…」

ジョナサン「いいやシーザー、逆に捉えてみよう…」

ジョナサン「"柱を伝っているのが油でよかった'と!」

ジョナサン「ハアァァァ!」コオオォ

ジョナサンを中心にして波紋が広がる。

シーザー「なるほど…!水ならば波紋も良く通るが乾けば伝導力の増量は0になる…」

シーザー「だが油なら!水より長持ちするし流れ落ちる速度は水より遅い!」コオオォ!

シーザーも波紋を込める。

ジョナサン「…」コオオォ…

なんでだろう…

何故今僕は'逆に考える'事が出来たんだ_?

バシャッ

勢いよく水面からジャンプするシーザー!

シーザー「はぁッ!」ビシィッ!

柱に張り付く!

シーザー「確かに水と波紋が伝わる感覚が違う!これなら!」

ジョジョも後に…

来ない_?

シーザー「…?」

下を見る。

そこには今だ波紋を練っているジョナサンの姿。

シーザー「ジョジョ!何してんだ?」

ジョナサン「…駄目なんだ」

シーザー「駄目…?」

ジョナサン「指の先の方が波紋が強く出せる事は今ので分かった…」

ジョナサン「だが!'今の僕'には登れないッ!」

シーザー「'今の僕'だって…?」ビシィ

シーザー(山吹色の波紋を使えないからか…?)

しかしジョナサンの様子をみているとそれでもないらしい。

シーザー「一体何が駄目なんだ…?」

ふら…

シーザー「!!」

バシィッ!

あ_危なかった_!!

どうやらジョジョを心配する余裕はないらしい…

相当な精神力と集中力が必要だ!

シーザーは登る事にだけ意識を集中し始めた。

ジョナサン「…」コオオォ…

抜群の波紋を練れている。

状態も安定している。

乱れもない。

しかし'何かが'足りない_

おそらくその'何か'の答えはリサリサ先生が言った波紋の基礎に関係するものなのだろう。

指の先は…今分かった。

後は何が足りないんだ_

目を閉じて意識を沈めてみる。

暗い水面に波紋が浮き出て広がっている_

静かだ_

まるで自分が水の中にいるような_

その浮き出ている波紋のイメージを強く想像してみる。

ただ単純に力を入れて強くするんじゃあない。

波紋の線を何処までも伸ばす様に_

意識する_!

吸血鬼4人集…!後3人で揃うのか…ッ!

ジョナサン「はぁぁ…」フォーン…

ジョナサンを包む波紋の色が変わり、深い青色になっていく!

ジョナサン「リサリサ先生の言っていた波紋の基礎…」

油を掬い手を裏返す。

落ちない!

ジョナサン「波紋の'色'を掴む事だったのか!」

柱を見る。

シーザーはもう遥か上にいる。

遅れてしまったが…この波紋なら!

ジョナサン「液体の為の波紋…」

油を掬い柱に狙いをつける。

ジョナサン「青緑波紋疾走ッ!!」

掬い取った油が美しい輝きを放つ!

それは油であることを忘れさせるほどに澄んだ青色だった!

ジョナサン「あの高さまで登るには…」

柱に一定間隔で掬い取った油をぶつける。

ジョナサン「これだぁぁぁぁ!」

そしてジョナサンは!ぶつけた油に向かって飛んだ!

バチッ!

足と柱に付けられた油の塊が引き合う!

そしてさらにその塊を足場にして上部にある塊に飛ぶ!

バチィッバチィッ

そしてあっという間にシーザーがいる付近にまで昇り詰めた!

ジョナサン「やあシーザー、調子はどうだい?」

シーザー「おわ!?」

手が離れそうになるが必死に柱を掴み立て直す。

シーザー「ジョ、ジョジョ!さっきまで下に…!?」

ジョナサン「やっと波紋のコツが分かったんだ!」

ジョナサン「後は登るだけ!」

シーザー「全く…凄い爆発力だよ…」

残る地獄昇柱の高さは3分の1ッ!

ジョナサン「早く登りきって強くならなければ…!」

もう一度あの男…ワムウと戦って勝つ為に!

何故かはわからないが…決着をつけなければならないのだ。

ジョナサンの何かがそう伝えているのだ。

ジョナサン「うおぉぉ!」バチバチバチバチ!

物凄い速さで柱を駆け上るジョナサン。

シーザー「待てジョジョ!そんなに焦ったら滑り落ちるぞ!」

カチッ

ジョナサン「…」

シーザー「ジョ…ジョジョ…?」



ゴゴ…

ゴゴゴゴ

ゴゴゴゴゴゴ!

ジョナサン「まずい!」

身を守るジョナサンとシーザー。

ゴアァァッ!!

柱の溝から油の飛沫が吹き出す!

そしてその飛沫は!やがて柱の上部への道を妨げる膜となった!

シーザー「マ、マンマミーヤ…」

ジョナサン「こ、これは…」

胸ポケットからペンを取り出すシーザー。

ス…

油の膜に近づける…

ガガッ!

シーザー「…!」

ペンが真っ二つだ…

シーザー「まるで高圧力のバリアーだな…」

シーザー「…」ジ…

ジョナサン「う…」

シーザーの目がジョナサンを射抜く。

ジョナサン「す、済まない…」

シーザー「…」

再び高圧飛沫の方を見るシーザー。

ジョナサン(やってしまった…もう少し注意して昇るべきだったんだ…)

後悔するジョナサン。

しかしシーザーはジョナサンを責めてはいなかった。

シーザー(恐らくこの高圧飛沫も修行の一つなのだろう…なら普通に登りきるよりこの飛沫を超えた方が効果は絶大!)

シーザー(失敗は許されない…ミスしたら待つのは死…!)

シーザー「だがこれしかないッ!」

柱から手を離し大きく仰け反るシーザー。

ジョナサン「あ、危な…!」

否ッ!

シーザーは足に波紋を集中させ、柱に立ったのだ!

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃-----------------------------------------┃

┃.承太郎 専用しおり               r| ::::::::::::::( )|'爪|::jリ  ピキーン!!                      ┃
┃                        /``======_‐ラ(6,′                        ┃
┃______________  ,>‐'つ__... =-〒rtッテ|h′ _∧,、____________○、 ┃
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/.ノ (:{,|| i   i l゙`~.jl|リ   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ..┃
┃                      ! }/゙ヽl.l ',  ヾツ  |l!|).    ~ 今日はここまでやれやれだぜ ~┃
┃-----------------------------------------┃

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

シーザー「足元にくっつく波紋ッ!」

シーザー「そして手の先には弾く波紋を一点集中ッ!」

ドバオゥッ!

ジョナサン「シーザー!!」

高圧油膜に突っ込むシーザー。

バチバチバチッ!

シーザーは…

体を切断されてはいないッ!

ゆっくりと通過している!

手の先、肘、首、胸、足と…

段々と油膜を越えていく!

ジジジ…バチンッ!

そして足の先も油膜を越えたッ!

ジョナサン「おおぉ!凄いッ!シーザー!」

くっつく波紋と弾く波紋を同時に!

例えるなら磁石のS極とN極のように放出し、油膜を越えるなんてッ!

シーザー「はぁッ!はぁッ!」

シーザー(何とか越えれた…!そして危なかった…!)

シーザー(危うく波紋を使い果たす所だった…!)

シーザー(ジョジョも大丈夫だろう)

シーザー(…)

シーザー(本当に大丈夫なのだろうか?)

ジョナサンを見る。

どう越えようか考えているようだ。

シーザー(…)



シーザー
登頂成功!

ジョナサン「…」

ジョナサンは思い出していた。

ストレイツォの'技'を。

この高圧油膜はあの技と似ている。

あの時はあらかじめ喉に攻撃が来ると分かっていた。

今回も同じだ。

いや…

今回の方が簡単ではないか?

今回は'タイミング、当たる場所'を自分で決められるのだ。

あの時の感覚を思い出せば…!

ジョナサン「ハアァァァ!」

しかし自分にはシーザーの様に精密なコントロールはまだ出来ない…

同時に波紋を作るのはまだ難しそうだ…。

だがコントロール力が無くても僕自身の長所を活かせばいいのだ!

まず体の上部に弾く波紋を集中させる!

足の吸着力が弱くなるが耐える。

ジョナサン「僕には波紋の爆発力とそれを活かせるだけの量があるッ!」

ジョナサン「液体の特性を理解し、使いこなす事が出来る波紋、青緑波紋を使えば…!」

ジョナサン「通常の波紋を使うより液体を利用しやすく使用する波紋量も通常より少ないッ!」

段々とジョナサンの体の上部が蒼く輝いていく。

ジョナサン「いくぞッ!」

足元には弾く波紋を集め一気に油膜に突っ込む!

手を合わせ、油膜にぶつかる!

シーザーと同じように油膜を弾き、上昇!

ジョナサン「ここだッ!」

そして高圧油膜が足元にまで迫った所でジョナサンは体の上部に集めた波紋を一気に両足に集中!

油膜の層を思いっきり蹴り、その反動で一気に地獄昇柱の頂上まで登り切ったッ!

ジョナサン「ふうぅー…」

ジョナサンを包む蒼い光が消えていく。

それを遠くから見つめるシーザー。

シーザー「波紋の基礎…か」

シーザー「俺のほうが波紋の修行はしていたのにお前は直ぐに追いつくんだな…」

リサリサ「才能…だと思っているの?」

シーザー「せ、先生…!」

リサリサ「誰にでも得意不得意はあるものです」

リサリサ「ジョジョが液体やそれぞれの物体の性質を利用した波紋を使えるように貴方もシャボン玉という方法で波紋を使えます」

リサリサ「シャボン玉はジョジョには扱えないでしょう。そこが貴方の強みなのです」

シーザー「…はい!」

ジョナサン「…」

僕はシーザーの様に波紋を上手くコントロール出来ていない…

青緑波紋も使う場面が限定される…

シーザーの様に波紋を自由自在に使える訳ではない。

ジョナサン「この波紋の修行で…一体僕は'どう'変われるのだろうか…」



ジョナサン
登頂成功!

リサリサ「ジョジョ!シーザー!」

リサリサ「貴方達には次の修行…特性の強化に励んでもらいます!」

シーザー「特性の…」

ジョナサン「強化?」

リサリサ「詳しくは'二人'に聞きなさい」

ジョナサン、シーザー「はッ…!?」

いつの間にかジョナサンとシーザーの後ろに大男が立っていた。

リサリサ「その者達はロギンズとメッシーナという者です。そして貴方達の師匠になる者!」

リサリサ(指輪溶解まで後24日といったところ…この期間内に!二人の能力をさらに底上げする!)

ロギンズ「ほぅらジョナサン・ジョースター。この波紋に触れてみろ」

ロギンズの片腕に波紋が集まる。

その色は少し薄い緑色を混じえた波紋だった。

ジョナサン「…?」

ガシ

ロギンズの腕に触れてみる。

ジョナサン「…む?」

                __.....  -- ー‐ --  ....__
                filヽ、_        _,r'il゙i
                | ll ll ll`「TT''''''TT"「 ll ll |
                |ヾ ll ll. l l ll  l l l / //|
                |=rヾ ll l l ll   l l l,r''ヽ=|
                |=|  ヾ l l ll  .l.l /   |=|
                |=l    ヾl ll  lレ′  |=|        居場所はなくても
                |=l      ヾ,ヅ     |=|      このスレはおれの祖国なんです
               r、V             Vヘ       ・・・故郷には思い出がある
               |ヘl(      、 li r     )lイ|       何処へ行っても必ず帰ってしまうとこなんです
                |.ト| `r‐toッ‐ィ_}l_ノr toッ‐ァ゛|ノ|

              l.ト|  " ̄´":i  ヾ" ゙̄` |ノ|
            ヾ|ヽ    { |        / |<      次スレがたったら呼んでください・・・
             ノノll l   ', :L.     l lト,ヽ     携帯からでもすっとんで駆けつけますよ
           f⌒>{ ll l l     ヾノ    l .l | } <⌒i
          ヽr゙ |l.| ',l   ー‐--一   l/ l.| ゙tノ
            ,r'"ヾ|   ',   ====="  /  リ`ヽ、
        /   |    ',   t=   /   |   \_
__.... -‐''"  ̄     l     ヽ________/    l    /:::::::`:`ァ- ....__
       ー-- 、      ヽ     /        /:::::::::::::/
           `ヽ、    ヽ   /     ,. ---/:::::::::::::/

>>293
もし次があったら第一部を書かせていただきたいと思います(笑)

メッシーナが両手を閉じる。

メッシーナ「シーザー。この波紋の形を見てみると…」ブワァッ

シーザー「なんだこれは…」

そして開かれた腕の中には…

シーザー「水が入っている!?」

ジョナサン「は…離れない!?」

シーザー「何故水が中に!俺の様に石鹸水を…!?」

ジョナサン「…段々熱く!?」

シーザー「これは…波紋で水を閉じ込めたのか!」

ロギンズ「…フフフ」

メッシーナ「…プ」

ジュウゥ…!

バチィン!

ジョナサン「うあああ!?熱いッ!!」

シーザー「ぬああああ!水が!水が鼻に!ゲホッ!」

ロギンズ「ふはははははぁッ!」

メッシーナ「ぶぁはぁーッ!!」

ロギンズ「ジョナサン・ジョースター!今のも波紋の力なのだよ!」

ロギンズ「お前は知らないだろうがなぁーッ!」

ジョナサン「こ、これが波紋?」

熱伝導も磁石みたいに貼り付けるのも!?

ロギンズ「これらの複数の波紋を行使出来るようになったら山吹色の波紋の正しい使い方を教えてやる!」

ジョナサン「は…はい!」

ロギンズ「…もっとも…山吹色の波紋を教えるのは私ではないがな」

ジョナサン「じゃあリサリサ先生が…?」

ロギンズ「いや違う」

ロギンズ「その時になれば分かる事だ…」

ジョナサン(リサリサ先生でもロギンズさんでもない…?)

ジョナサン(なら他に誰が…)

メッシーナ「今の波紋は水を中心として作り、纏わせた波紋だ…」

メッシーナ「石鹸水などは使ってなどいない!全て'感覚'を覚え、行使したのだ!」

シーザー「感覚…」

メッシーナ「この技術は物体を防護、鋭利化、波紋効果の上乗せなどに使う事が出来るのだ!」

シーザー「シ…シャボン玉にも使えるのですか!?」

メッシーナ「使えん」

シーザー「く…」

メッシーナ「少なくとも'私達'はだ」

シーザー「え…」

メッシーナ「何故使えないか?何故なら私達は…」

メッシーナ「シャボン玉を使わないからだッ!」バーンッ!

シーザー「ではシャボンを使う俺は出来るんですね!」

メッシーナ「出来る」

メッシーナ「かもしれないし出来ないかも知れない」

メッシーナ「この技術を活かせるかどうかはお前次第ということだッ!」

シーザー「…はい!」

シーザー(この技術を掴めれば…俺の爺さんの'あの技'も…!)

今更だがエリナとジョセフが結婚したのか…

波紋ってこんな設定だったっけか

>>304
まぁ…そうなりますね(笑)
>>305
原作でも結構なんでも設定だったりするのでお許しください!

それからッ!
ジョナサン達の修行が始まったッ!

ロギンズ「青緑波紋なぞ初歩中の初歩ッ!水を触っていれば分かるッ!」

ロギンズ「屋根に縛り付けられて太陽の熱を感じ、緋色の波紋のコツを掴めッ!」

ジョナサン「の、喉が…乾くッ!」

メッシーナ「シャボン玉の群れで的を狙うのではなく一つのシャボン玉でも的に当てられる様にしろッ!」

シーザー「はいッ!」

メッシーナ「何だその速度はッ!?それじゃあ敵に避けろと言ってるものだぞ!」

シーザー(どうやって速度を上げれば…!)

ジョナサン「はぁッ!」ブウゥゥンッ!

ロギンズ「どうやら緋色の波紋は使える様になったようだな…」

ジョナサン「凄い…熱が広がってくるッ!」

ロギンズ「だが甘ったれるなよ!」

ジョナサン「!」

ロギンズ「青緑の波紋も緋色の波紋も実戦で'使える'物にしなくてはならないッ!」

ジョセフはディオにやられる前にエリナとキスしてそうだな

ロギンズ「あそこにある木を緋色の波紋で焼いてみろ!」

ジョナサン「は、はい!」

木に向かい立つジョナサン。

ジョナサン「ハアアァ!」ブウゥゥンッ

右手が赤い波紋で包まれる!

ロギンズ「そこから集めた波紋を振動させて木を狙えッ!」

ジョナサン「おおおぉぉ!」ブアアア!

>>312
ジョセフとディオの力関係、
エリナとの距離感が難題ですw

ドゴオン!

木にジョナサンの緋色の波紋を纏った拳が直撃する!

ロギンズ「そのまま拳と一緒に当てた部分を振動させ、摩擦させる感覚だ!」

ジョナサン「はい!」ジジジジジッ!

ボンッ!

木を中心に煙が上がる。

ジョナサン「ゲホッゲホッ…」

木の太さ約3分の1を焼き消した!

ロギンズ「ふむ…まぁまぁだな!」

ロギンズ「もっと対象物に当ててから摩擦振動させるのを早くするんだ!」

ジョナサン「はい!」

メッシーナ「吸血鬼は光が弱点だ!」

メッシーナ「しかし影に入られてしまってはどうしようもない…」

メッシーナ「だがお前のシャボンを使えば狙った部分に打ち込む事ができるだろう!」

シーザー「俺のシャボンで…?」

メッシーナ「…まぁ日中だけの技だが」

シーザー「だったら日が沈んだらどうすれば…?」

メッシーナ「…」

シーザー「…」

……

メッシーナ「別の技でカバーするしかあるまいッ!」

メッシーナ「それもちゃんと教えてやる!」

シーザー(日中限定か…だがその分威力は上がるだろうな…)

ロギンズ「次は生命磁気への波紋だ!」

ジョナサン「生命…磁気?」

ロギンズ「うむ!」

ロギンズ「これはあまり戦闘には向かない」

ロギンズ「だが色々と応用が利く波紋使用法だ!」

ジョナサン「応用…たとえばどんな物ち対して使えるのですか?」

ロギンズ「それはお前の足元にある」

ジョナサン「…」

ジョナサン「まさか…この葉っぱッ!?」

ロギンズ「そうだ!」オォォッ

ロギンズが地面に手をかざすとその場に葉っぱが集まってくる。

ジョナサン「葉っぱが一箇所に!」

ロギンズ「基本的に命あるもの、太陽の光を糧にした物などを引き寄せる事が出来る!」

ロギンズ「逆に吸血鬼などもな…」

葉っぱに手を触れるジョナサン。

ジョナサン「…」

ロギンズ「感じ取るんだ…葉のエネルギーを!」

トクン…

ジョナサン「…!」

トクン…トクン…

ジョナサン「生命の…振動を感じるッ!」

ロギンズ「飲み込みが早い奴よ!」

    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
 / ̄ ̄ ̄        /|
 |\_______/ |

  |          __ ヽ_

  |   |     /     / |`'''ー------‐'''''フ
   |   |    /    /: :ノ        /
__|ヽ \  |   ,.-'´: :/     _,.-''´
    | :`'ー----‐''´: : ,.-'´  _,.-Tミ ̄     つまりこういうことか?
'‐-、_ \____,. -二-‐<ミ( ) |ミ、

   `''‐-、__,._- ,=tラフ  ミkノ /ミミ、    『我々は>>1に期待しないかぎり
   /,.ヽくゞク!T ヽ ̄´ )  ミr'くヽヽミ、i    先へは進めない…』
 / / >、-‐|ヘ ノ`''''''´l  ミミ|  ヽヽ/ |ヽ、
_/ / /  ヽ ゞブ 、、、  、ミミノ    /  ヽl
  / く、   ヽ〃‐‐--ヽ川/   /   !

    ||ヽ   ! ''''''ミ、ヽ/   /    /
    | | |   ヾ川川/   i´     /
    `' ヽ   !ヽ ̄: : /   |ヽ    /



キラッ

リサリサ「…」

ジョナサン「…」

ジョナサン(リサリサ先生が持っているあの宝石…何か引きつけられるものがあるな…)

リサリサ「…ジョジョ。この宝石に興味があるのですか?」

ジョナサン「いえ…見たこともない宝石でしたので…」

ルビー…とも違う。

ガーネットでも…ない。

宝石の情報を纏めた本にもなかった…

シーザー「ジョジョ…あれがエイジャの赤石だ…!」

ジョナサン「…」

ジョナサン「…!」

ジョナサン「な…なんだって!?」

シーザー「声がデカいッ!」

初めてみた…あれがエイジャの赤石…

名前だけしか聞いた事がなかったが…そうか、ああいう形をしているのか…

リサリサ「この赤石があるからこそ我々波紋使いは生きているのです…」

リサリサ「この赤石は波紋を操る者を導く、強大な力を授けてくれるという言い伝えがあります」

リサリサ「…そして同時に、我々はこの赤石をどんな手を使っても守り抜かなければなりません!」

ジョナサン「…」

赤石…守り抜く…強大な力…

何処かで聞いたような感覚が…



ワムウ「…」

気を失ったジョナサンに近づくワムウ。

ワムウ「ジョジョと…言ったな…今度はもっと強くなってからこのワムウに挑んでくるがいい…」

ワムウは自分の体に括り付けられたリングの一つを抜き取りジョナサンの心臓に近づけた。

ワムウ「…いや、この男なら必要はないだろう…」

ワムウは戦士だ。

今まで数限りない波紋戦士達を打ち倒している。

よって相手がどのようなタイプ、性格、波紋の使い方をするか相対した時にわかる。

この男は誇り高き性をしている!

仲間の為なら自分すら投げ打つ。

かつてワムウの前に立ちはだかった波紋戦士の中でも極僅かな性ッ!

このリングをはめ込まずともぶれることなく向かってくるだろう。

ワムウはジョナサンにリングをはめ込むことをやめた。

自分でも可笑しい事だとは思っている。

しかしこの男とだけはッ!

持てる力全てを駆使し、闘いたいのだッ!

久々に抱くこの感情にワムウは自身の心が喜びに打ち震えていることに気がついたッ!

カーズ「ワムウ…我々の目的は…」

頭上から声が聞こえてくる。

ワムウ「分かっております…波紋を行使する者を根絶やしにし、エイジャの赤石を手にいれる事が使命…!」

カーズ「うむ、分かっておるなら良いのだ…」

カーズ(しかしワムウよ…貴様のその性分…いずれは身を滅ぼす事になるだろうな…)

ワムウは良くも悪くも戦士なのだ。

それ故に闘いの中にある'極み'に飢えている…

それを『甘さ』と取る事も出来る。

しかし同じ柱の男

『仲間』として、ワムウの意思は尊重しよう…

エシディシ「へ…俺にはただの単純な馬鹿にしか思えんがな…」

ワムウ「…出過ぎた行動を致しました。何なりと罰をお与えください…」

エシディシ「ふ…その意思の硬さが頼もしくもあるのだ…気には止めん」

ワムウ「有り難きにあります…」

エシディシ「ふむ…」

ジョナサンを見下ろすエシディシ。

エシディシ「性格は単純だろうが…中々強い波紋を練る…良い'養分'にはなりそうだな…」

リングを手に取るエシディシ。

ワムウ「エシディシ様…」

エシディシ「心配することはない…この男が逃げ出すような事があれば…その時の為の物よ」

エシディシ「貴様は情に流されやすい部分がある…これは一種の保険という訳だ…」

エシディシ「この男が無様に逃げ出す時は…俺がこいつを喰らわせてもらうぞ…?」

エシディシ「お前はこの男が逃げない事に賭けた…俺は逃げ出す事に賭けよう…」

ワムウ「…ハッ」

カーズ「やれやれ…賭け事などくだらんな…」

カーズ「まぁ…赤石が手に入れば良い。好きにしろ…」

_

会話に無理があるかもしれませんがどうかお許しください(笑)

『石仮面には…足りない…赤石が…脳を…』

…ジョ…?

「ジョジョ?」

ジョナサン「…ハッ」

シーザー「どうしたんだ?ボーっとして」

ジョナサン「柱の男達は…石仮面に赤石を…?」

シーザー「なんだって?」

リサリサ「…」

リサリサ「この赤石は波紋の力を何倍にも増幅させる特徴があります」

リサリサ「その赤石が柱の男達とどのような関係があるか知りませんが…」

リサリサ「今は修行に集中し、柱の男達を打ち倒すために力を付けるのです!」

ジョナサン「…はい!」

シーザー「はい!」

シーザー(…!)

シーザー「先生ッ!前に話したジョジョの喉のリングは分かりましたか!?」

リサリサ「えぇ。もう話しても大丈夫でしょう」

ジョナサン「…!」

リサリサ「ジョジョ…あなたの喉には柱の男達が扱うリングが埋め込まれています」

ジョナサン(あのエシディシという男のリングか…)

最初は何かの悪夢かと思っていた。

しかし今ならハッキリ思いだせる…

この喉の違和感は柱の男エシディシによるものだ!

リサリサ「このリングは柱の男達が'標的'と決めた者に対して付ける、いわば首輪のようなものらしいです」

リサリサ「あまり詳しくはわからない…なにせ古の文献…」

リサリサ「我々波紋戦士達の祖先が記した書物…」

リサリサ「埋め込まれてから33日後に溶け始め、体を蝕むッ!」

シーザー「なッなんという物を…!」

リサリサ「取り除く方法は一つ…」

ジョナサン「…」



リサリサ「そのリングを埋め込んだ柱の男を打ち倒す事ッ!」

ジョナサン「…この修行を始めてから…僕の目的は一つ…!」

リサリサ「…」

ジョナサン「柱の男達を倒す事ッ!たとえリングを埋め込まれていなくてもそれは変わらないッ!」

シーザー「…」ニヤ…

リサリサ「…ふ」

リサリサ「さあ。買い出しは終わりです。次の修行が最終試練」

リサリサ「師範代との決闘ッ!」



ジョナサン「ここが最終試練の地…!」

ジョナサン、シーザー。

この二人はそれぞれ違う修行をしてきた。

よって最終試練の場も違う島で行われる。

ジョナサン「…」ザッザッ…

ロギンズ『ジョジョ、残念ながら最終試練の相手は俺ではない』

ロギンズ『だが相手は俺より強いだろう…何故なら…』

ジョナサン「…ここが闘技場か!」

ロギンズ『その男はお前の祖父の代を生き抜いた男だからだッ!』

針山が広がっている…

その針の地面に立つ男が一人…

ジョナサン(あの人が…僕の叔父…ジョセフ・ジョースターとともに闘った人…)

ジョナサン(そして…あのストレイツォと同門の波紋戦士…!)

「きたか…!」

構えるジョナサン。

ジョナサン「僕の名はジョナサン・ジョースター!最終試練ッ!お手合わせ願いますッ!」バーンッ!

「よかろう…」

闘気が集まる_

ダイアー「我が名はダイアー!」

ダイアー「これから最終試練及びお前の山吹色の波紋疾走の仕上げを行なうッ!」ゴゴゴゴッ!

To be continued_

噛ませ犬だと思った?かかったな読者達ッ!
ダイアーさんは死にません


『ダイアーさんは死にません』

ジョナサンとダイアーが相対した同刻…

シーザー「メッシーナ師範代!よろしくお願いします!」

縄でいくつもの塔を結んだ島

シーザーは今その島にいた。

「…」

その塔の一つに人影が鎮座していた。

シーザー「メッシーナ師範代!…?」

おかしい

返事、反応がない

シーザー「…」コオォ

特殊な波紋を流したシャボンを飛ばす。

修行で修得した生命磁気の波紋だ。

シーザーには'特殊な'波紋を操る事はできなかった。

しかしシーザーのシャボンと生命磁気の波紋は相性がよかった。

よってシーザーは生命磁気の波紋は使えるッ!

   __,, , , , _ 、 ,,, ... ,, _ ..,_
 ー=、 、ー-、`ヽ、、ヽ`!i' , ,i",r'",-'"=ミ

    `ヽ`ヾ`、 ! ヽ ! l! i! !_i_/_<'"``
     `,ゝ、iliー'" "、,"、',  i, リ
      !/!,li ,;;-=o=-,ッィ=。ゥィ
  __  i、`!', '; `ー /;;!i、''; ,!
ー''`ヽ`,ーi'`''"!、ヽ , `一'、 /   __

    `il `i ! ヽ、   ̄ ̄ / iヽ、/ ,.ヽ_
     i! !`   `ーァ、-ー'  ! ノ!トi,!'",ノ-、
   ,..=、i! iヽ-、 rィ',;'!ヽー-、!  `/_,i' _,.!'、

ーニー-、._ `ヽゞニ-、.;' i! ! ,  `ト_ノ`x-'" ノ
=ニヽ、 , `, /ヾ=ソ ノ !/   !、`ー`''イ、

-ー-、 `i, / / ヽ `イ_,  i -'" ̄`! !   ヽ
   ゝノ /-'"  `   ' !    ヽ     !

   くにへ かえるんだな
   おまえにも かぞくがいるだろう・・・

>>359
保存させていただきました^ ^

生命磁気の波紋を帯びたシャボン玉はゆっくりと人影の方に向かっていく。

シャボン玉は軽い

そして生命磁気の波紋は生き物に引き寄せられる。

シーザー(なんだ…師範代は寝ているのか…?)

そのまま綱を渡り師範代の元へ向かう。

フワフワ…

シーザー「…」ザッ

30メートル

フワフワ

シャボン玉はメッシーナ師範代の元に向かう。

先ほどより近くにシャボン玉はある。

シャボン玉が近づけば流石に気付くだろう。

シーザー「…」

20メートル。

近づくにつれて段々と暗闇でもメッシーナの姿が鮮明になっていく。

シャボン玉はメッシーナの頭上。

風に吹かれたのか?

頭上を通るなんて…

シーザー「…」ダラ…

シーザーの頬を汗が伝う。

何故だ_

10メートル_

これほどの距離でも月の光のおかげで見えるのだ。

胡座をかいて座っているメッシーナの顔もちゃんと見える。

だのに

何故メッシーナの肺の部分が'黒のまま'なんだ?_

パチン…

シャボン玉が割れた。

メッシーナの'背後'でだ_

シーザー「…ッ!」ドクンッドクンッ

生命磁気は…

正しい反応をする

生命磁気の波紋をシャボンに込め滞空、漂わせて生物の存在を知る生物探知。

生命磁気のシャボンはメッシーナの'方向'に向かっただけでメッシーナには張り付かなかった。

生物探知はメッシーナの背後にいった

メッシーナには触れなかった

つまり_

メッシーナは死んでいる_

シーザー「シャボンジャミングーッ!!」バババババッ!

シャボン玉を辺りにばら撒き警戒する。

何処かにいるはずだ…!

師範代を殺した奴が…ッ!

「ほう…ただの間抜けではなくなったようだな……」

シーザー「ッ!」

声が聞こえる。

師範代からだ…!?

しかし先ほど、師範代の亡骸の後方を遠目に見たが…だれもいなかった。

しかし師範代の遺体から声がする。

「おれらは柱の一族…どんな生物の体にも入る事が出来るのよッ!」バシュッバシュッ!

師範代の亡骸から無数の紐の様なものが伸び出てくる!

シーザー「く!」

バババチィッ!

紐の様なものは予めシーザーがばら撒いたシャボンジャミングによって阻まれる!

シーザー「シャボンジャミングはそのまま!その場に滞空させて…!」

波紋を集め両手を閉じ、開いてシャボンを作り出す。

今度は紫のシャボンだ。

波紋で上手くコーティングすることによって本来のシャボンの虹色から紫色になったのだ!

シーザー「俺の爺さんが使ったと言われる波紋カッターの応用版…!シャボンカッターッ!!」

波紋カッターが紫なのって
使った液体がたまたまワインだったからじゃないのか……?

ブワワワワッ!

シーザーから放たれたシャボンカッターは現在、防護壁になっているシャボンジャミングにぶち当たる!

シーザー「そのままジャミングをカッターで切り裂きッ!そのカッターの回転力によってシャボンジャミングのシャボンは進みながら辺りに撒き散らされる!」

シーザー「シャボンスプラッシュだッ!」

シャボンカッターによる標的に一直線に飛ぶ一点攻撃に、シャボンジャミングを利用した紐の様な触手に対する広範囲攻撃シャボンスプラッシュッ!

攻撃がそのまま触手に対する防御になっているッ!

>>371
確かにツェペリ男爵の波紋カッターはワインを使ったものでした。しかしワムウ戦で披露したシーザーのシャボンカッターも紫色を帯びてました…これはシーザーの波紋コーティング技術によるものだと独自解釈でやらせていただいております…たぶん実際は違う理由だと思います(笑)

「おっと!」

メッシーナの遺体が大きく跳ね上がる!

シーザー「あ…あれは!?」

師範代の背中が盛り上がっている。

あそこに生物探知は反応した…

シーザー「背中に取り付いているのか!」

「御名答ッ!」グバァッ!

そして空中で遺骸から一人の男が破り出てくる。

「フー…やはり体内は居心地が悪かったか…」シュタ…

シーザー「き…貴様が何故ここに…!?」

シーザー「エシディシッ!」

触手がエシディシの体に集まっていき収納されていく。

エシディシ「お前の…波紋…」ス…

シーザーを指差すエシディシ。

エシディシ「ちと気に入ったぞ…相手をしてやる…こい…」

不気味な笑みを浮かべながら告げるエシディシ。

シーザー「舐めやがって…ッ!」

エシディシに向かってシャボンを作りながら走るシーザー。

エシディシ「今になっては波紋使いも減ったからな…楽しませてもらうぞぉッ!」ズアッ

走りよってくるシーザーに向かってエシディシも走りだす。

お互い塔を結ぶ縄の上、足場は不安定だ…

だが!それはエシディシも同様の筈ッ!

シーザー(まず足を捉える…!)

練り終わったシャボンに波紋を込め、鋭利な形状にし足元に放つ。

シーザー「シャボンカッター・グライディン!」

シャボンカッターは縄の上を滑っていく。

エシディシ「さすがにただ日を過ごしたわけではないようだなぁ!当たればただでは済まなそうだ!」グアッ!

ジャンプして躱すエシディシ。

シーザー「空中では身動きはとれまい!」コオォォ

拳に波紋を溜めるシーザー。

シーザー「このまま拳から波紋を流し込んでやる!」

エシディシ「…」ニヤリ

シーザー「…!」

不味い

何か仕掛けてくるつもりだ!

アッパーを繰り出すのをやめ、その場から飛びのくシーザー。

エシディシ「そうらぁッ!」

下降しながら触手を伸ばすエシディシ。

その触手から何かが放たれ、シーザーを狙う!

シーザー「ちぃ!」

出来るだけ体勢を変え、その'何か'を躱そうとする。

肩に当たってしまった。

ジュッ…

シーザー「うッ!?」

熱い…!?

まさかエシディシにもワムウの様な特殊な技を…!

エシディシ「今お前は俺がワムウのように特殊な技を持っているのか?…と考えただろう?」二ヤァ…

シーザー「…!!」ダラ…

何故分かったのだ…!?

エシディシ「お?青ざめたな…図星だろう…ズバリ当たってしまったか…なぁぁぁぁぁ!?」ブシュブシュ!

エシディシの体からまた触手が這い出てくる。

エシディシ「知りたいのなら教えてやる…俺の流法は『炎』ッ!熱を操るモードよ!」シュルルッ

エシディシの腕に触手が巻きつく。

エシディシ「この血管針をぶち込み俺の煮えたぎる血液を流し込んで貴様を焼き殺す事が出来るのだぁぁッ!フハハハァッ!」グググ…

体勢を低くし、力を溜めるエシディシ。

シーザー(血管針だと…気味の悪い奴だ…!)コオォォォ

左手、右手にそれぞれ泡を発生させる。


   ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     `'ー '´
      ○

       O         「 ̄\
                   〈' \ \
               /ミ/¨i \ \_

              / ,.-し' /¨)  \:: ̄¨::::‐-:..、   

                 / ̄l  }'⌒トく \  丶、::::::::::::::〉 
              | ̄`ヽ-L_,ノ  )  \  ` <:__/  ,.、
             } _,ィ'´:::\ `¨‐-- ..,,__>--、_/⌒~´ `ヽ、 
 あ  エ   と       \l _\::::::代リフ   i ̄´/リ |メ、      )     p
 っ  シ  思        ィチヲ! \::::\  / __ )l /乂爻乂、 、  ノ    p l| 
 た  デ  う       `| / __ ノヽ:::ヽ / //^ノヽ爻爻爻爻交j   ,p_|Ll」: 
    ィ          {(ヽテ'   ';:::',  | l | `} |爻爻乂テ‐' ___/|!:::lj:::::::
    シ          `ニ´、-_ァ‐' ,ヽ:::\ヽ\_ノ j \ ̄~´   /o) }:::::::::::::::::::: 
    で          / ∧ー一'  V¨}:l \_,ノ  \._ _| / !:::::::::::_:::_:::  
                 | { ',     /ーl::イ/    __  ヽ / } __ヽ__「!_|L!レ 
              / ̄\、''" ̄/ ヽ!:/    /- )  / レ'´O} |j .|j U  
               ヽ `¨ー-- '   |     / ///    /  /‐┘ i
               V、     ./ l    / ///    /   /     {
                〈 \   /  |   ./ ///  /7ァ /   / l   ヽ.
              |\    }   ヽ   __l  / ///ハ‐Lレヽ!  ./  ヽ   ,ハ

             / 〈    ヽ    /::::::::: ̄) O/ lj´lj::::::::::ノO/ヽ/レi \/
     o  p p|  ヽ--、‐/\. /::::::::::::::::::::\/::::::::::::::::::::{_,ノ::://レク i
    o p|| __|L..||:\ __\::}   `i:::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::lノニオ

   |!.|l:::::::::::::::::::::::::( O`ー----ヽ:::::::::::::::::::::::::::::`>...,,_:::::::::::::::::::::::::://ノ
  /::::::::::::::::::::::::::::、メ`¨ ー‐--= ..,,_\::::::::::::::::::::/      ̄ ̄¨゙丶、::|l/リ

エシディシ「さぁッ!俺の血管針からどうやって逃れようとするかなぁぁぁ~!?」バウンッ!

縄の振動を利用して空高くジャンプするエシディシ。

そして体を激しく回転させてシーザーに向かって落ちていく!

エシディシ「怪焔王ッ!怪焔王大車獄の流法 ッ!!」バシュシュシュッ!

腕に巻き付いた血管を振りほどきさらに体の至る所から血管針が突き出す!

シーザー「なんて数だッ!」ブワワワワ

シャボンを自分の上空にばら撒き少しでも血管針の攻撃を妨害しようとする!

幾つかの血管針は防ぐことは出来たがまだ血管針は自分を狙い、シャボンの隙間を縫ってくる!

エシディシ「血管針も俺の一部よ!なら自由に動かせる事も他愛ないわ!」

残る血管針に集中し、シーザーに突き刺そうとする。

シーザー「なら本体を倒せば問題はない!」コオォォォ

ブワッ

シーザーの体をシャボンが包む。

シーザー「シャボンバリアー!」

以前ジョナサンに使った技だ。

本来攻撃、捕獲用の技だがシーザーはその技を防御に利用したのだ。

シーザー(考えてみれば「バリアー」という名だしな…!)

しかし一時的にシャボンに包まれり為、シーザー自身も呼吸が苦しくなる。

だから呼吸が苦しくなる前、一呼吸の内にエシディシを倒すッ!

エシディシ「そんなシャボンで俺の血管針を除けられるかよぉッ!」ジュッ

血管針の内の数本から熱血を吐き出す。

シーザー「…!」バジュジュッ!

防いだ!

エシディシ「なんだと…!?」

かつて戦い、殺した波紋使い達は一人たりともエシディシの血液を防ぐ事は出来なかった…。

エシディシ(直接体内に送り込んだ訳ではないから完全な500度にはならないにしても、触れたらただでは済まない俺のの血液を防ぐとは…)

エシディシ(カーズは人間は退化したとは言ったが…'波紋戦士'は多少、進化したのやもしれんな…!)

熱血を防ぎつつ波紋を拳に込めるシーザー。

シーザー(このバリアー内での呼吸はこの最後の一回分…!この呼吸で作り出した波紋を全て奴にぶつけるッ!)

エシディシ「だがこの渾身の血管針を貴様のシャボン内にぶち込めばァッ!」ドシュウッ!

エシディシ「今直ぐ動かせる血管針が少なくなり手数が減ってしまったが…代わりに今動かせる血管針に力を込める事ができるんだよォォッ!」

シーザーのシャボンに4つの血管針が突き刺さるッ!

エシディシ「このまま…火を灯して焼いてくれるぜェーッ!!」モゴ…モゴ…

血管を通してエシディシの熱血がシーザーのシャボンに送り込まれようとしている!

シーザー(ここだ…!)バシュ…!

エシディシの血管針をシャボンを変形させ、シーザーの身体は外にッ!血管針はシャボンの中に閉じ込めたッ!

シーザー「一定の時間までなら貴様の血を防ぐ事が出来るッ!それに俺一人分を覆っていたシャボンを圧縮したんだ!簡単には割れねぇぞッ!」

エシディシ「な、なにぃッ!?」

血管針を戻そうとする。

しかしシャボン玉でがっちり固められて動かせない…!

エシディシ「ちぃぃッ!」

シーザー「これで終わりにするッ!」バチバチバチッ!

シーザーも縄からジャンプしエシディシに拳を向けるッ!

シーザー(狙うは心臓…!一瞬で彼処を貫けば…!)

エシディシ「ならこれはどうだァァァ!?」シュルルッ!

シャボンで固められた血管針以外の血管を自らの周りに集め、シーザーを狙う。

エシディシ「今度は避け切れネェだろぉぉ!!フハハハァハハァァァッ!」

グシャアッ!

エシディシ「な…!」

エシディシの胸に穴が空いた。

エシディシ「何故…熱血が…!!」

シーザー「発射されない?と思ったか?」

エシディシ「!!」

シーザー「お前の血管針をよーく見てみろ!」

見ると血管針の先の部分に細かい泡が何重にもなってまとわりついていた!

シーザー「始めに貴様の血管針をシャボンで妨害した時に泡で包んだのさ!シャボンを甘く見たなッ!エシディシ!」

エシディシ「ヌヌヌヌッ!!」

エシディシ「UGAAAAAA!」シュルルルルル!!

塔を結ぶ縄に血管を巻きつかせ、縄の下を通り逃げようとする!

シーザー「辞めた方が良かったのにな…」

エシディシ「!?」

エシディシは仰天した!

なんと縄の下の闇にシャボンカッターを浮いている!

それも幾つも!

エシディシ「な、なんだこれはぁぁぁぁ!!」

ズパァッ!

体が二つに分かれるエシディシ。

シーザー「自由に血管を操れるなら逃げる事にも使えると思ってな…!観念しろ!」

残った上半身から伸びる血管で塔の上になんとか這い登る。

エシディシ「うぐぐぐく…!」

シーザー「さぁッ!俺の血管針からどうやって逃れようとするかなぁぁぁ~

シーザー「…と言っていたが立場が逆転したな…!」ババババババ!

エシディシ「!」

地面に転がるエシディシの周りにばら撒かれるシャボン。

シーザー「さぁ!俺のシャボンからどうやって逃れようとする?」ニヤ…

エシディシ「うぐぐぐぐ…!!!」

辺りに滞空しているシャボン。

エシディシ「俺は生物界の頂点だぞぉぉおオ!!」バチュアッ!

エシディシの額から角が現れる!

エシディシ「KURAAAAAAA!!」ゴシュッ!

血管を足替わりにしてシーザーに向かって飛ぶエシディシ。

シーザー「これで…終わりだ…!」

周りのシャボンが一気にエシディシに向かいエシディシの視界は泡で真っ白になった。

_

泡が消えた時エシディシの姿は消えていた。

シーザー「…」

シーザー(後…二人…!)

その場を後にするシーザー。

背中におぞましい物が着いている事を知らずに_

To be continued_

 《 《  《  《  《  《 ,_||__,--||--___________
\》 》  》___》__||--||~~||~ ||   彡  ;;;;;;;;;;;;;;;;
  (___》,,,--';;;\(((/;;;;;/(,,,,,,,,   )) 彡   二   あ  う  う
 Oヽヾ_-_,-ヽ,( ミ;;/,ノ~'''__-,,_, ノノ彡  二     ん  う  :
   /--~~''"iiノ;;ヾミ;;ヽ二~ヽ""´ノ  ミ //)     ま う  :
 O/;;;/;;;iii/ ;; \;ii;;\ .)..ノヽヽ   //ii /     り
  .(/;;;iii;;;;(___,,,--,;;)ii|ヾ;;;;;;;|  | |   ;; |;; /      だ
//ヽ/\ヾ-'~~ ,_, "ヽ;;;;\ ||   ii_)ii )      ぁ
  ノ ( (\-,__,-'~  ) )ヾ;;;;;;;;| | ./;;;;)/ヽ      :
 ノ ノ~~└└└└( (  |;;;;;ii\/;;;/~ヽノヾヽ

     .\;;;;;;;;;;;;;(___;;;;;;;>- |;;;;;iiii(;;;;(     ) )
     __|,>┌┌┌ /  ..|;;;;;;iiiiiヾヽ,,____ノ /
     ('' 二''--,___ ノ  _,-~~´~ \, .  ノ
     > ii~~~--   /iiiiii       ~~~~
     / ii    __./iiiiiii
     ~'-~'----’'ヽiiiii
            \

>>405
エシディシ様ごめんなさい(笑)

「…!」

ザッザッザッ

「…」

ザッ…ザッ…

「…」

(…身体は彼処か…)

ズチュッズチュァ

(下半身があったのは幸運だったな…)

(上半身は…'貰う'としよう…)

グシャアッ!ギチッゴキャッ!



ジョナサン「…」オオォォォ…

ジョナサンの周りを囲うダイアー。

ダイアー「…」グアアアア…

その数は数十ッ!

不思議な足捌きだ…!

ダイアー「…!」バシュッ!

無数の影の中からただ一人の本物が動きだす!

ジョナサン(思考その2…恐怖を我が物としろ…!)

何処から来るかわからない相手…

その相手がいつ攻撃してくるか…!

その恐怖を克服するんだ…

ジョナサン(波紋を…呼吸を感じとる…)

グオオォッ

ジョナサン(山吹色の波紋を日輪の光のように広げ…)ブアアアア…

ダイアー「稲妻十字空烈刃ッ!!」

ダイアーの凄まじい山吹色の波紋が凝縮した手刀がジョナサンに迫る!

ジョナサン(圧縮して…放つッ!!)

ジョナサンの精神の太陽が輝くッ!

ジョナサン「山吹色波紋疾走ッ!!」

ドグオォォンッ!

山吹色の波紋を完全に感じとったジョナサンの輝く拳がダイアーの稲妻十字空烈刃とぶつかり合うッ!

ジョナサン「ぬおおぉぉ!!」コオオォォッ!

どんどん稲妻十字空烈刃とぶつかり合うジョナサンの拳に光が満ちていく!

ダイアー「…!」バチバチバチッ!

ドンッ!

押し負け、針山から平坦な地面に吹き飛ばされていくダイアー。

ダイアー「うぐ…!」

ジョナサン「ダ、ダイアーさん!」

倒れ伏したダイアーの元へ行くジョナサン。

ダイアー「…大丈夫だ」シュウゥ…

ダイアー(これほどまでとは…!)

ダイアー(昔のジョセフ・ジョースターより波紋の力は上ッ!)

ジョナサンを見る。

ダイアー「…最終試練はこれにて終わりだ。その力…誤った事に使う事がない事を祈っているぞ」

(サンダークロススプリットアタックって両足で相手の両手をこじ開けて反撃やガードを防ぐ技じゃなかったっけ)

>>412
足で開くのは相手が油断している時の対応だと思ってます(;゚∀゚)
眠っちまいそうなノロい蹴り→よけるまでもない→素早く反撃してやろう→足を捕まえれば一番やりやすい→舐めプ→足で腕を開けられる→かかったなアホがッ!みたいな感じです(笑)この修行ジョナサンは一切油断も自分の中の常識も信用していないので効かなかった、という設定です(言い訳)

背を向け去っていこうとするダイアーにジョナサンは一つの質問をする。

ジョナサン「ダイアーさん…僕の祖父…ジョセフ・ジョースターはどんな人でしたか…?」

ダイアー「…」

ダイアーの足が止まる。

ダイアー「…酷くお調子者で…面倒な事は好まず、自分の思い通りにならないと直ぐ怒る奴だった…」

ジョナサン「…」

ダイアー「生意気な奴で…誰よりも命を大事にし、自分の事よりも他の者…'後の者達'の為に最後まで戦い続けた男だった…」

ダイアー「俺も君の祖父に命を救われた…ッ」バッ

胸当てを外すダイアー。

そこにはまるで銃で深く抉られたかの様な傷跡が二つあった_

一つは鎖骨辺りに、もう一つは右胸の辺りに…

ジョナサン「これは…!」

(この傷跡は…あのストレイツォが使っていた『空裂眼刺驚』による傷跡ッ!)

ダイアー「君の祖父は死の間際、この技を使った男から私を守ってくれたのだ…」

ダイアー「もしジョセフ・ジョースターがいなかったら私はここには居ないだろう…」

風が吹く…

冷たい風がダイアーの頬を掠めていく…

ジョナサン「祖父は…どんな最後だったんですか…」

ダイアー「…」




ダイアー「笑っていたよ_」

いつも彼が浮かべる

「してやったり」

というような顔で、

炎に消えていったよ_

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃-----------------------------------------┃

┃.承太郎 専用しおり               r| ::::::::::::::( )|'爪|::jリ  ピキーン!!                      ┃
┃                        /``======_‐ラ(6,′                        ┃
┃______________  ,>‐'つ__... =-〒rtッテ|h′ _∧,、____________○、 ┃
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/.ノ (:{,|| i   i l゙`~.jl|リ   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ..┃
┃                      ! }/゙ヽl.l ',  ヾツ  |l!|).    ~ 今日はここまでやれやれだぜ ~┃
┃-----------------------------------------┃

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



ジョナサン「エリナおばあちゃんやスピードワゴンじいさん以外にも知っている人がいたんだな…」

祖父の最後を…

リサリサの元へ歩くジョナサン。

ジョナサン「…まるで迷路だな」

ザッザッザッ…

人の気配がする。

スージーQだ。

スージーQ「え…もしかしてジョナサン!?」

彼女はリサリサの召使いの一人で、波紋の事はよく知らない。

ジョナサン「あぁ。そうだよ」

笑顔が良く似合う女性だ。

スージーQ「ふーん…」

ジロジロとジョナサンの顔を見るスージーQ。

ジョナサン「…?何かゴミでも付いてるのかい?」

スージーQ「い、いや!何でもないわよ!」

どうしたというのだ?

どうも'何でもない'と言われると何でも'ある'ような気がしてしまう…

ジョナサン「具合でも悪いのかい?なんか顔が赤いような…」

スージーQ「わ、私リサリサ様にお飲み物持っていって差し上げないと駄目だから!」ダダダダ…

ジョナサン「うーむ…?」

「…」

ジョナサン(ま…いいか…)

そのまま歩きだすジョナサン。

「…」ザッザッ

ジョナサン「…」ザッザッ

「…!」ザッザッ!

ジョナサン「?」

振り返るジョナサン。

メッシーナ師範代だ。

ジョナサン「な、なんだメッシーナ師範代でしたか…」

メッシーナ「…」

メッシーナ「…」

ジョナサン「…どうしたんです?」

メッシーナ「…ちょいと…道に迷ってしまってな…」

ジョナサン「広いですからね…」

ジョナサン「僕も迷ってる所で…」

メッシーナ「…そうか」



シュル…

ジョナサン「じゃあスージーQが通るまで待ちましょう。彼女'は'ここの道を良く知ってる筈です…」

メッシーナ「あぁ…」

ジョナサンの頭上の天井に血管が集まっていく…

メッシーナ「…待とうじゃあないか…」

血管が垂れ…

エシディシ「お前を殺してからなぁッ!」ウジュルッ!

ジョナサンに向かって熱血を撃ち出すッ!

ジョナサン「…!」コオオォォッ

一気にメッシーナの懐まで潜り込むジョナサン。

エシディシ「な…!」

ジョナサン「うおぉぉ!」バシュウッ

ジョナサンの鋭い拳がメッシーナに迫るッ!

エシディシ「おっと!」シュルルルッ

腰の部分から血管が這い出てジョナサンの拳を上に飛んで避ける!

ビタァッ!

天井に張り付くエシディシ。

エシディシ「ふむ…擬態は完璧だったが…何故分かったのだ…?」

ジョナサン「確かに生物探知には引っかからなかった…!」

ジョナサン「…だがなんて事はない…!鎌をかけたのさ!」ビシッ!

エシディシを指差すジョナサン。

ジョナサン「この館は広い、それこそ迷路だ」

ジョナサン「だがリサリサ先生の召使いは道を知っている…スージーQという女性もだ…」

エシディシ「…」

ジョナサン「だったら師範代達も道を知っている筈だッ!だから貴様に抱いた疑問は確信に変わったッ!」

ジョナサン「貴様はメッシーナ師範代ではないッ!!」バァーンッ!

エシディシ「…くっくっくっ…」

エシディシ「なるほど…このエシディシを欺くとは…。ワムウめ…とんでもない奴を気に入ったなァ…」

ジョナサン「…やはりメッシーナ師範代は…!」

エシディシ「そうさァッ!この男の上半身は俺が頂いたのさァッ!!」

エシディシ「俺の上半身はシーザーとかいう奴に消されてしまってなァ…!」

ジョナサン「シーザーが…!?」

エシディシ「まだ俺が生きている事には気付いてはいないだろう…。だがッ!お前を殺せばこのエシディシが生きている事を知る者はこの館からいなくなるという訳だァッ!!」グシュアッ!

ジョナサンがいる通路一帯をエシディシの血管が這い回る。

ジョナサン「!?」

よく見てみると壁の模様が動いている。

既に…ジョナサンはエシディシの血管によって囲まれていたのだッ!

エシディシ「貴様は既に俺の術中にハマってしまった訳だなァッ!ハハハハァッ!」

ウジュル…

シュル…

ジョナサン「く…!」コオオォォ

ジョナサン(何処から仕掛けてくるか分からない…!)

ジュッ

ジョナサン「うああッ!」バッ!

その場から飛び退くジョナサン。

肩の部分から煙が立ち上っている。

そして焦げている…!

エシディシ「ふむ…やはり別の生物の肉体じゃあ多少熱が下がってしまうか…」

エシディシ「まぁ…そのうち一体化して馴染むだろう…」

ジョナサン「うおぉぉ!」ガシッ

壁に張り付いている血管を引っ張る。

エシディシ「ほう…?」グググ…

引っ張られるエシディシ。

ボコッボコッ!

ジョナサンが引っ張る血管に熱血が通い始める!

ジョナサン「ぐうああッ!」ジュウウゥッ!

たまらなく手を離す。

エシディシ「バカなやつよ…俺の血管に触れたらただでは済まない事くらい分かるだろう…?」

いつの間にか後ろにいたエシディシがジョナサンの耳元で呟く。

ジョナサン「!?」ブァッ!

すかさず肘打ちを後ろに繰り出す!

エシディシ「ふ!甘い甘い!」サァッ

下に屈んで避ける。

そしてエシディシの蹴りがジョナサンの肺を狙う!

ジョナサン「させるかァッ!」ブンッ!

空ぶった肘を素早く戻し振り落とす!

エシディシの蹴りとジョナサンの肘打ちがぶつかり合う!

シュルルルッ

エシディシの足に血管が巻きつきジョナサンの肘に這い登ってくる!

ジョナサン「コオオォォッ!」ブウゥンッ!

山吹色の波紋を肘に込めて接触した血管を消しとばす!

エシディシ「ほれぇッ!」ブァッ!

蹴り上げた足とは反対側の足をジョナサンに向かって打ち込む!

ドグゥッ

ジョナサン「ぐあ…ッ!」ダアンッ

壁に打ち付けられるジョナサン。

エシディシ「やはり近距離での戦いの方がやりやすいな…シーザーは遠距離だったからよォォーッ!」

打ち付けられたジョナサンに血管が巻きついていく!

エシディシ「さぁ…そろそろお前に…俺の熱血を送り込んで…貴様の身体をグツグツのシチューにしてやるぜェァッ!!」

ジョナサンを絡め取る血管を熱血が通っていく!

ジョナサン「…おおおぉぉ!」ブワアアアァッ

ジョナサンの身体を山吹色の波紋が包む!

エシディシ「そのまま血管を消し飛ばしたとしても…管を通る血管はどうなるかなぁ…?」ニヤリ

ジョナサンに触れている血管が徐々に消し炭になっていく。

エシディシ「今まで試した事がないからなぁ…貴様を使って試させてもらうぞッ!ヒャハハハア!」

ジョナサン「…!」ジュウウゥ

熱血がジョナサンにまとわりつく。

バチバチバチッ

エシディシ「お得意の波紋でガードか…全く面倒な相手よ!」シュルルル

身体から血管針を出すエシディシ。

ジョナサン「く…う…」ジュウッ!

いくらジョナサンの山吹色の波紋でもエシディシの熱血は防ぎ切れない。

ジョナサンは身を焼かれる苦しみに悶えた。

ジョナサン「はぁ…はぁ…く…!試した事がないという事は…」

エシディシ「ん…?」

ジョナサン「貴様自体'どうなるか'分からないということ…ッ!つまりこれから僕が'起こす行動'を破る事は困難な事になるッ!」コオオォォッ!

壁から抜け出し身体の至るところが焼けただれたジョナサンが放つ言葉は、エシディシを微かに圧倒させた!

エシディシ(この状況で何を言うかと思えば…死を前にして頭でもイカれたのか…?)

ジョナサンの身体を赤い波紋が包み込む!

エシディシ「!」

ジョナサンの身体を囲む空気ぐ揺らめいている。

エシディシ(なんだこいつは…波紋法で自分の身体にまとわりつく空気を熱している…?確かにこいつがやることは…'予測'がつかんな…)ビシュッビシュッ

身体からさらに多く血管針を出す。

ジョナサン(緋色の波紋で自分に降りかかる熱の痛みを'誤魔化す'…!)

今!ジョナサンが実行している'行動'は決して自分が有利になるとは言えないような行動だった!

ジョナサンは緋色の波紋で熱をだす事でもし熱血が身を焼いても極僅かでも'怯む事がないようにしているのだ!'。

キンキンに冷えた水風呂からいきなり熱湯に入ると火傷したかのような感覚を味わう。

これは直前まで水風呂に入っていた自分の温度と熱湯の温度の差によって起こる'感覚のズレ'なのだ。

ならば常温の風呂に入ってから熱湯に入るのはどうか!?

この場合、「さっきよりは熱いかな」程度の感覚になる!

よってジョナサンは!今'これと'同じ事をしようとしているのだ!

まっさらな状態を水風呂に入った後だとすると、今緋色の波紋を纏い、熱を纏うジョナサンは常温の風呂に入った後の状態ッ!

だが!これはあくまで'感覚的な'事なのである!

自分が感じる痛覚を騙しているに過ぎない!

よってジョナサンはまさに一種の'博打'をしているのだ!

エシディシ「何をしようとも貴様は死ぬのよぉ!この狭い通路で逃げ切れる訳がねぇだろおぉぉ!?」ビシュッ!シュルルル!

エシディシの身体から、天井に張り付いた血管がジョナサンに襲いかかる!

ジョナサン(動きを…読む…!)サッ

エシディシの身体や各部の動きを注意深く観察、予測する!

右からくる血管針を脇に滑り込ませて除け_

サッ!

頭に迫る血管針を頭を下げて避け_

通り過ぎざまに血管針に触れていく。

エシディシ(…奴が触れた血管針の動きぐ鈍くなった…!?波紋で何かしたな…)

血管針を除けつつエシディシに接近するジョナサン。

バァッ!

ジョナサンの前に広がる血管針の網。

ジョナサン(熱血が飛び出てくるより早く…管を切断するッ!)コオオォォッ

手刀に波紋を流す。

薄く研ぐように波紋を手に纏う。

血管網に近づき右手を横に構えるジョナサン。

ズバァッ

見事血管網を横一筋に切り裂く!

ジョナサン(後もう少し…!?)

エシディシ「ほれぇーッ!」ドグゥッ!

切り裂かれた血管網の奥からエシディシの蹴りがジョナサンに迫ってくる!

ジョナサン「ぐあッ…」

その蹴りはジョナサンの脇腹を軽く抉ったッ!

エシディシ「血管網は貴様を通さない為のものじゃあねぇ…貴様の注意を網に向けさせる為のものさぁッ!」グッ!

足を引き抜こうとするエシディシ。

しかし抜けない。

ジョナサン「…捕まえたぞ!」ガシッ

見ればジョナサンが足をガッチリと掴んでいた!

エシディシ「ちぃッ!悪あがきを!」ドシュウッ!

脇腹から血管針を突き出しジョナサンを攻撃する!

ジョナサン「…!」

狙うは頭…

素早い動きで血管針は一本から段々と束ねられて太くなっていきジョナサンの脳天に向かっていく!

一点の点がジョナサンの視界に映る…

ザシュッ…

血管針はジョナサンの頬を掠めた!

当たる少し前に顔をずらしたのだ!

エシディシ「運の良い奴よ…!」

ドスッ…

ジョナサン「が…!」

ジョナサンの背中に突き刺さる血管針。

エシディシ「いや…'運が悪かったな'か…」

ドスッドスドス!

2本3本とジョナサンの身体に血管針が突き刺さっていく!

ジョナサン「ぐあああ!」

片足を離してしまう。

エシディシ「終わったな…俺は身体の至る所から血管針を出せるんだぜェ…!」ブチュ…グチュ…

ジョナサン「…」

エシディシ「いよいよ最後というわけだ…その熱を作り出す波紋も意味をなさなかったわけだな…クハハ…」

血管に力を込めるエシディシ。

ドグン…ドグン…!

熱血がエシディシの身体から伝わり_

ジョナサンの体内に迫るッ!

ぐ…

エシディシ「…!」

なんだ_?

熱血が奴の身体に送り込まれない…!?

ジョナサン「…だから捕まえたと言ったのだ!」

エシディシ「!」

顔上げるジョナサン!

その目は真っ直ぐにエシディシを見据えていた!

ジョナサン「身体の至る所からでも出せる…それはもうわかっている…'だから足を捕まえた'のだ!」グッ!

身体の正面に突き刺さる血管針を握るッ!

ジョナサン「お前の身体の至る所から出る…どうであれ本体と繋がっているということだ…!」

血管針を握る拳に力を込める。

エシディシ(奴が持つ部分にも熱は伝わっている筈…!なのに何故平然と持っていられる!?)

ジョナサンの拳が赤い波紋に包まれる!

エシディシ(!そうか!だからワザと熱を!)

ジョナサンの拳から煙が出ている。

平然としているが間違いなくあの手は焼け爛れている…!

そう長くはもたないだろう。

そして今'博打'をしたということは…

ジョナサン「待っていた…貴様に確実に波紋を流し込めるタイミングを!」コオオォォ!

ジョナサン「緋色の波紋疾走ッ!!」

血管針に波紋を伝えるジョナサン!

この時!あえて血管針'は'消しとばさず!内部だけに波紋を流した!

緋色の波紋は熱を伝える波紋、そして血管内に留まっていた熱血は液体!

相性は抜群ッ!!

エシディシ「GIYAAAAAAAGAAA!!」バチバチバチッ!

身体の至る所から波紋が流れ込んでくる!

ジョナサン「このまま…消滅させてやる!」オオォォ!

エシディシ「NUAAAAAAAAA!!!」ボトボド…!

崩れ落ちていくエシディシの身体!

そのエシディシの身体からは凄まじい程の光はほとばしる!

ジョナサン「この光は…生命のエネルギー…!何万年も生きた中で吸収したエネルギーか!」

エシディシ「KARRRRRROOOOO!!」バシュッ!

額が割れ、ツノが突き出でる!

そして自らの血管を切り!ジョナサンに襲いかかった!

その顔は既に!メッシーナ師範代のものではなかった_

ジョナサン「師範代…!せめて…'天国に登ってください'_」ブワアアアアア!

エシディシ「AGYAAAAAAA!」バシュバシュバシュ!!

ジョナサン「山吹色波紋疾走ッ!!」

山吹色の波紋を纏った拳がエシディシのツノと顔を消し飛ばすッ!

ジョナサン「清めてやる!その悪しき魂を!」ブワアアアアア!ガシッ!

拳を握りしめ、エシディシの身体に打ち込んでいく!

エシディシ「…A!」グシャ…

ゴアッ!グアッ!ドグアァッ!!

ジョナサン「山吹色波紋連打ッ!」

ジョナサンの無数のパンチが作り出した光の中にエシディシは飲まれていった_。

その脳をも完全に破壊して_

後に残ったものは

壁に伝わるエシディシの血管の残りカスと廊下に響く女性の悲鳴のみだった_

to be continue_

                         /、_r'__ノノ))      ヽ /   |、_   ノ
 ー─'^ー'ー――'(__         ノ r'/ /   /    /   ノ´     |    ̄ |
            (           〈 /ノ     /   // ̄ ̄\    |、__ ,l
  ヽ rヤ     l    L,        ヽノ´   / /   // / ̄ `ヽ\ /l     |/ ̄ヽ
  冫j 又   |__|__|   {       )(    / /      / /      \/ / 、_   |  ==-|─ 、
             |        { { 、 l{ /、       / /     ____//       |    | ̄二
  幺_l__. ┌ノ┬ァ  .|      \!  ト-v'" ノハ / / .厶ィ´ ̄__,.> '  \    |    |
  小乂  └'_人_   ( ̄ ̄ ̄\-、\{ト、 ィェァ j)ノノレ'   /´  ヽ  ヽ    ヽ   j/ ==、|
.          _    (      ヽ\{__、ヽ L Y! |二\ /_ノ   }   l|    |   /     /、
.   、┌┴  ノlニlコ   <\_      /  ヽ }ヲ / /─ | 〈    /ヽ  /    /  i / ̄/  ヽ
  ノ,ノ 矢_   !__,    て  ̄ /\  \ノー'  )'´二ハ  `ー‐'   \___/  !{  /-、 /
              / ̄ / "/ヽ__ノ(二ィ´/ 二ニ            |    \  入ヽ/、__ノ//´
  ニ|ニ   r┬ 、  .|  //  /  //  // //^   \     ミ─--、     ̄ ̄ ´ー‐ヘ.ヽ-
  人l二   ∨ ノ  │ /// //  ___r-く\ /l     ,.-―\  ミ、\\ \        __,、、
 ⌒v'⌒ヽ/ ̄ ̄`V⌒ヽ!///     _ノ    |\)l{ ヽ__/  \ \\ ソ´   /´ \      / ヽ
           ,.//, /    /,.,.,. ≠、 }7  ヾ三  `ヽ.  \\ =====く\\,へ‐-、  _レ=
        /  ´"''ヽ-、  /, , ,. ≠= V/ 彡三三 ミ、 彡'´ ̄\    \ /-'  _ヽヽ___/

      /彡,      }_ノ ///    // //   `ヽ// \\ 、>、   \_/´   ト、  __
     ////彡    /ヽ  //    ∧  |      |/l     /  \、、 /     |\/^ヽ ヽ
    //  // /_ノ //       |  ハ i l l l l卅 〈__、、、/       /      !/ノ
   //  // /"´__ //     //  |    V´,.ィ:::7_\ ```ヽ\\  /      ∧、__ /
 /    /  //"´ ∨   //   ll    /:::::::::::‘Z, ``ヽ   \、\ |  _,.--  ∧ `ヽ
         〃 |__  ノ卅N、 く__/ /^´::::::::::::::::::::/-‐ァ     \\∨´ /       }  |


         〃/   \ / |l     \ /:::::::::::::::::::::::::::::::/  /フ─一 '7   /   /   リ / ̄ヽ
         ///////≠l  ll       V:::::::::::::::::::::::::::/  / /     l      /    // ,
         /  //  /li |    __ ヽ:::::::::::::::::::::ノx<   /     人_  /  / 「 ̄ヽ
       /`ヽ._ .r─く ll   /     トv;;;;_;;;;//     ヽ   /   /  /   \
     ./ヽ /、 /⌒ト、ノ\l! /     // ̄ ̄/l                ̄ / /    __ ヽ
     /、_)、/  /`ヽ/  }   ∨     /⌒ー――┴く        \      / _ -‐ 二 >-、
    ∧  (⌒ /‐‐、/  /‐‐彡{    /       /ヽ|          \    イ  「 / ̄      ',
    } \ `ー(  ,ノ ‐v'   ./j    /        |  l          /`7 /  /ヽ|  ヽー-<  ハ
     \ \   ̄(  ノ イ|  ヽ  \/〉   / l  l  ヽ       /  /./   l/\___ノ_,ノ、    ',
      l\__ ̄ ̄ ̄ ̄ /\  \ |//`ー- | |イ    \__ /  / /ヽ  〈    ヽ        i
       ハ   ̄ ̄二 ̄´  ノ\  `L{   ││ヽ     }  )_/ / /   \    }       |
      ∧        ̄ ̄   \   \.   し'   \   /__/      /\    \_
     /                  ヽ  \       >‐'       /   |     | `=======´


乙乙

ダダダダダ…!

ジョナサン「!」ザッ!

シーザー「!」ザッ!

鉢合わせする二人。

シーザー「ジョジョ…?どうしたんだその傷は!」

ジョナサン「話は後だ!早く行かないと!」

この道は先程スージーQが通った道。

もしや…

シーザー「いた!」

ジョナサン(スージーQ…!)

通路の真ん中で身体中が血だらけのスージーQがいた…

スージーQ「…ジョ…ジョ…?シー…ザー?」

こちらを向くスージーQ。

ジョナサン(ひ…ひどい!この傷はまさか、エシディシに!?)

スージーQの肌は焼け爛れていた。

スージーQ「あぁ…」ガク…

気を失って倒れる。

ジョナサン「スージーQ!」

シーザー「とにかく手当を!」ダッ



リサリサ「…」

シーザー「…」ゴクリ

ロギンズ「メッシーナ…!」

ダイアー「リサリサ…やはり赤石は、柱の男が?」

リサリサ「そのようです。シーザー、ジョジョは何処に?」

シーザー「傷ついたスージーQを波紋で手当てをしています。あの様子ならすぐに回復すると思います」

リサリサ「そう…」

シーザー「クソッ!俺がちゃんとエシディシを消滅させていれば赤石もスージーQもッ!」

ダイアー「過ぎてしまった事を嘆いても仕方あるまい。問題はどうやって赤石を見つけるかだ…」

シーザー「…はい」

リサリサ「…スージーQの脳を探ってみましょう。そうすれば赤石を何処に送ったか分かる筈です」

シーザー「しかし彼女はまだ…」

リサリサ「時間がありません。ジョジョとスージーQがいる部屋に案内しなさい」

シーザー「先生…」



コンコン…

リサリサ「ジョジョ?入ってもよろしいかしら?」

『少しの間なら…大丈夫だと思います』

ガチャ

部屋の中に入るリサリサ。

リサリサ「…!」

リサリサは驚いた。

ベッドの上で横たわっているスージーQの身体の火傷が消えているのだ。

リサリサ「ジョジョ…貴方が…!?」

ジョナサン「波紋を利用した活性法です。とりあえず外側にある傷を波紋を流して消して、後は内側から傷を塞いでいきます」コオォ…

リサリサ(驚いた…'こんな'使い方が出来るなんて…)

リサリサ「ジョジョ。少しスージーQから情報を聞き出したいのだけれど」

ジョナサン「情報…?しかしまだ彼女は…」

リサリサ「'そのまま'でいいです」スッ…

スージーQの額に手を置くリサリサ。

リサリサ「…」コオオォォ…

リサリサの波紋がゆっくりと優しくスージーQの頭を包み込んでいく。

ジョナサン(こんなに'優しい'波紋は初めてみた…)



ジョナサン「…それで…?」

リサリサ「どうやらスージーQはエシディシに操られていたようです」

ジョナサン「やはり…」

静かに眠っているスージーQを見るジョナサン。

リサリサ「エシディシの脳の一部がスージーQに取り付き一時的に脳を支配していた、と考えるのが妥当でしょう…」

ジョナサン「…」

リサリサ「気に病むことはありません。むしろ良い結果です。あと少し倒すのが遅れていたらエシディシはスージーQを盾にし、貴方を嬲り殺そうとしたでしょう」

リサリサ「そしてスージーQの身体はエシディシの支配によって破壊されていた…貴方のおかげでスージーQは助かったのです…」

_

シーザー「そうか…とりあえず柱の男の一人はジョジョが倒したんだ、この一歩は俺たちにとって大きな一歩だ!」

ジョナサン「違うよシーザー」

シーザー「何が違うんだ?エシディシを倒したのはお前じゃ…」

ジョナサン「'僕達二人で'倒したんだ。僕とシーザーの力で!」

シーザー「…!」

シーザー「そうだな!'俺達'で倒したんだよな!さすがジョジョーっ分かってくれてるじゃねぇか!」

メッシーナ「そうだ二人共、そして…礼をいう…」

間違えましたww
なんでメッシーナ生き返ってんだww
↓が正解ですw

シーザー「そうか…まぁ…とりあえず柱の男の一人はジョジョが倒したんだ、この一歩は俺たちにとって大きな一歩だ!」

ジョナサン「違うよシーザー」

シーザー「何が違うんだ?エシディシを倒したのはお前じゃ…」

ジョナサン「'僕達二人で'倒したんだ。僕とシーザーの力で!」

シーザー「…!」

シーザー「そうだな!'俺達'で倒したんだよな!さすがジョジョーっ分かってくれてるじゃねぇか!」

ロギンズ「そうだ二人共、そして…礼をいう…」

ロギンズ「お前達がメッシーナの仇を取ってくれた…ありがとう」

ジョナサン「…はい」

シーザー「…貴方達のおかげで俺達はこんなに強くなれました…こちらこそ、ありがとうございました!」

ロギンズ「…ふふ…その言葉を聞けてメッシーナも喜んでいるだろう…」

ロギンズ「…!ところでこのリングはお前達のじゃないか?」スッ

シーザー「…!」

ジョナサン「…あ!」

ロギンズ「やはりお前達の物か。メッシーナを迎えに行った時に見つけてな、今度は落とすんじゃねぇぞ!」

バタン

部屋から出ていくロギンズ。

シーザー「…これはまさか書物にあった解毒剤入りのピアス!」

ジョナサン「なんだって!?」

シーザー「リングを埋め込む柱の男は毒入りリングと対をなす解毒剤入りのピアスを持つという…」

ジョナサン「じゃあこれを飲めば…」

ダイアー「リングは無くなり毒は流れない、という訳だな」

シーザー「やったじゃないかジョジョ!(あの時エシディシの身体を派手にぶっ飛ばさなくてよかった…!解毒剤入りのピアスが行方知れずになるところだったぜ…!)」

ジョナサン「それしゃあ早速…!」

シーザー「あぁ!」

リングを'飲み込もうとするジョナサン。

ダイアー「…」

ダイアー「本当は噛み砕いて飲み込むものじゃないのか?」

ジョナサン「…!」ガキィッ!

シーザー「…!」

シーザー「セーフ…」

突然ですが赤石争奪戦はカット割愛します!この時の話はジョセフもあんま戦わなかったしぶっちゃけ頑張ったのは(個人的に)シュト様でしたので次は原作における「シーザー孤独の青春」からやらせていただきますw

皆さん赤石奪還戦をご所望のようなので頑張って書いてみます。同じような展開かもしれませんがお許しくださいませm(._.)m

…郵便局

ジョナサン「お願いします!宝石が入った小包を返してください!」

「そんな事言われてもねー…」

ジョナサン「人命がかかっているんです!そこの箱の中の郵便物を調べさそてください!」

「……あのね」

「貴方達正気なの!?一度出した郵便物を返せと言われてはいそーですかと渡せるわけないじゃぁーないの!」

ジョナサン「う…」

「おまけに受取人の住所も氏名もわからないときてる…いったいどーいうつもりなんだあんたら!」

シーザー「だ…だからこそあせっているのだ!」

「これは法律なんだよ法律!わかったか!?」

シーザー「きっとこれと同じ封筒に入っていると思うんだ…」ス…

シーザー「リサリサの家の封筒にはみんなこのマークが印刷されているのだ!!」

「ふーん…」

ジョナサン「…」

「あんたらもわからん人だね。バカなのか?そんなもんあったって裁判所の令嬢がないかぎりどうしようもないんだよ!」

シーザー「き、貴様…!」

「!」

シーザー「…?」

ジョナサン「…お願いします。絶対に貴方がたにご迷惑はかけません。もし貴方達を困らせるような事を僕がしたら拒む事なくこの命を差し上げます…!」

シーザー「ジョジョ…!」

親友がこんなにも必死なのに自分だけ怒り散らすわけにはいかない…

シーザーは振り上げた拳を下ろした。

「…そんな事言われてもな…」

バンッ!

ロギンズ「ジョジョ!シーザー!」

ジョナサン「!」

シーザー「!」

ロギンズ「手紙の宛先がわかった!」

シーザー「な…なに!」

ロギンズ「リサリサが完全に意識を取り戻したスージーQの記憶から波紋の催眠術で聞き出したのだ。宛先は番地までわかっている!」

ロギンズ「送り先はスイスのサンモリッツ!」

シーザー「そこに…奴らが…!」

ロギンズ「しかしスイス行きの貨物列車は10分前に出ている…!既に小包はここにはない!」

対応一つとっても性格の違いが出て面白いな

ジョナサン「…ならば今すぐに列車を追いかけるまで!」ダッ!

「…ヴェネチアからスイス圏までの間を通る物資全てを最近ドイツ軍が調べて回っている。気をつけていくんだな」

ジョナサン「…!」

「あんなに真剣に頼み込まれて何もしないんじゃあこっちが悪者みたいなもんだ…今のは聞かなかった事にでもしといてくれ」

口だけ動かしながらキビキビと郵便物を仕分けする局員。

ジョナサン「…ありがとうございます!」スッ

一礼して郵便局から出て行くジョナサン。

>>494
ですねー
紳士と荒っぽい兄ちゃんの差は絶大ですw

ロギンズ「列車を追いかけるぞジョジョ!シーザー!リサリサもダイアーさんも既に来ている!」

シーザー「ダイアーさん…!」

ダイアー「この戦いで…石仮面によって起きた悲劇を断ち切る!それこそが!我が友ウィル・A・ツェペリの為に俺が出来る唯一の事だ!」

シーザー「!」

シーザー(そうだ…この戦いで俺は…)

シーザー(奴と奴が作った石仮面によって殺された爺さんと父さんの因縁な決着をつけてやる…!)

シーザー(カーズは俺がぶっ殺すッ!)

リサリサ「これから私達は奴らに赤石を渡さない為に!かなり汚れたこともあえてやらなくてはならない!」

リサリサ「法律を犯すかもしれない!我々の誰かが犠牲になることも…」

ジョナサン「この命も燃やし尽くして敵を打つ!」

シーザー「以前ならいざしらず、今のこのシーザーが負けるわけがない!」

ロギンズ「メッシーナの分も闘い抜こう!」

ダイアー「我が同門の男を狂わせた男を打つ為に…」

リサリサ「…」

スージーQ「ジョジョ!」

車に駆け寄るスージーQ。

ジョナサン「スージーQ!元気になってよかったよ!でもあんまり無茶しちゃだめだよ?」ニコ…

スージーQ「ジョジョ…もしこの戦いで…」

ジョナサン「?」

スージーQ「…怪我をしたら今度は私が看病してあげる!」

ジョナサン「…!」

リサリサ(フフ…)

シーザー(リサリサだな…スージーQにジョナサンがつきっきりで看病したのを教えたのは…)フ…

ジョナサン「その時は厄介になるよ」ハハ…

ブロロロ…

走り出す車。

スージーQ「絶対よ!絶対に戻ってくるのよーっ!」

ジョナサン「あぁ!必ず帰ってくるよ!」

ジョナサン「近いうちに…必ず帰るさ…」

シーザー「…」

シーザー(つきっきりで波紋を使って癒してあげていたからな…そりゃあスージーQも惚れるだろうよ…)

シーザー(列車に追いつくまではゆっくりさせてやるか…)

ジョナサンを見る。

ジョナサン「…ぐ…」スー

シーザー(…)

シーザー(そうとう無理してたんだな)ニヤニヤ

to be continue_

スイス サンモリッツ

「…」

8時10分_

「…」

何度走り去る車を見送ったものか。

カーズ(エシディシからの電話がない…)

カーズ(…やられてしまったというのか)

これで柱の一族はあと3…いや2人か…

不滅と疑わぬ我らでさえ死ぬときは死ぬ。

エシディシよ…良くぞ今迄共に歩んでくれた…

お前の死は無駄にはせん。

必ず赤石を手に入れ、奴らを蹂躙してくれよう…

クーン…

「…!」

「犬か…」

昔の民族と比べて随分と粗雑に扱うようになったな…

狩りをするためにペアを組む。人間は食料を

犬は継続的に与えられる栄養を

互いに互いの利益の為に組むパートナー、相棒のようなものだったと聞く。

それが今やこんなに落ちぶれるとはな…

コツ…コツ…コツ…

ワォ~ン…

歩き出すカーズ。

赤石の在り処は当たりがついている。

後は奪うのみだ…

ブロロロー_

車が向かってくる。

カーズ「…」チラ…

(車に気づいてないか…)

グググ…

思えば…眠りから覚めてから使うのは初めてだな…

グシュ…

車がカーズの横を通ってゆく。

ブロロロ…

ガシャンッ!

ゴワアアアア!

カーズの横を通り過ぎた車が突然壊れ始めた!

転倒した車は道路を俯き歩いていた犬の手前で横道にそれ、建物に突っ込んでいった。

キャンッキャンッ!

カーズ「恐らく赤石が有るとわかれば奴らも集まってくるだろう…」

カーズの左腕に一筋の光が走る。

カーズ「その時に纏めて始末してくれよう…!波紋戦士共よッ!」

闇に消えていくカーズ。

残るのは、車の爆発音と野次馬達の声だけだった。



シーザー「長らく待たされているが…どうやって赤石を取り返せばいいんだ…!」

リサリサ「最悪の場合、強硬手段にでるしかありません」

ジョナサン「…僕が行ってきます」

シーザー「…?何故お前が行かなきゃならないんだ?」

ジョナサン「たぶん赤石とは別の用件だと思うんだ…以前ドイツ軍と接触したから…」

リサリサ「ジョジョ…その件なら既に済んでいる筈ですが?」

ジョナサン「…」

今ジョナサン達はドイツ軍が駐屯している建物にいた。

何故そんな所にいるのか?

それは列車に積み込まれた赤石が既にドイツ軍に押収されてしまったのだ。

そこで何故かそのドイツ軍人達についてくるよう言われたのだ。

何故かジョナサンを知っているような雰囲気だったが…

ガチャ…

コツ…コツ…

ドアから出て行くジョナサンを見送るシーザー。

シーザー「…」

ロギンズ「ドイツ軍が目覚めさせた柱の男を倒した時の事か…」

シーザー「俺たちに会う前の出来事だからな…下手に口を出すことは出来ない…」

ザッ…ザッ…

ジョナサン「…」

ドイツ軍の人達が何を言っても…僕は受け入れよう。

助けられたかも知れないのに死なせてしまった。

ドイツの軍人シュトロハイム

シーザーの友人マルク

二人とも目の前で死なせてしまった。

僕はその十字架を背負っている。

ジョナサン「ここか…」

扉の前に立つ。

最初この建物に来た時に通された部屋だ。

恐らくこの中に僕に対し何かを抱いた軍人がいる。

最初に列車で会った時に感じた感覚、たぶん僕に対する憎しみだろう…あの基地にいた兵士の家族か友人か…。

ガチャ

覚悟を決めてドアノブを掴む。

ズザザッ!

ドアノブを掴むジョナサンの腕に鳥肌が立つ。

ジョナサン「!?これは…!」

ただならぬ気配を感じる!

ジョナサンの額から汗がつたり落ちる。

ジョナサン「…!」

確かな事は、この扉の向こうにいる者は常人ではないということだ…!

バンッ!

扉を開け放つ!

ジョナサン「な…!カーズッ!!」

そこには赤石を奪わんと刃のようなものをある一人の軍人に振り下ろさんとする鬼気迫る恐ろしい形相をしたカーズと_

ガシィッ!

その振り下ろされた刃を片手で受け止める奇妙な軍人がいた!

ジョナサン「赤石を追ってここまで来たかカーズ!」コオオォ!

「待てぃ!ジョナサン・ジョースター!」

ジョナサン「!」

この男だ…!

彼が列車で感じた不思議な感覚の…!

スー…

彼の軍帽に切れ目が入り、滑り落ち、顔が明らかになっていく_

ジョナサン「…あ!貴方は!?」

シュトロハイム「お前はそこのソファーに座って、俺の闘いぶりをみているといい…!」

ジョナサン「ルドルフォン・シュトロハイムッ!?」

カーズ「…貴様」

シュトロハイム「…」

ジョナサン「…ッ!」

ジョナサン(じ…実に奇妙だ!死んだと思っていたシュトロハイムと!柱の男のカーズが一つの部屋にいる…!)

カーズ「…」ギロッ!

ジョナサン「く!?」

鋭い刃のような視線だ…!

それだけで簡単に人を殺せる程の眼光ッ!

カーズ「貴様と…あのシャボンを使う男…」

ジョナサン「…ッ」










ズアァッ!

シュトロハイム「…!」(なんという憎悪!この男の憎悪が空気を張り詰めさせているのが分かるッ!)

ジョナサン「ハッ…ハッ…ッ!」ドクンッドクンッ

明らかなる殺意

これほどまで鋭い殺意を今迄感じた事はない…!

カーズ「軍人ッ!貴様の様な'ガラクタ'では相手にならん!どけぃッ!」

カーズのもう片方の腕からも刃が出てシュトロハイムを切り裂こうとする!

シュトロハイム「そうかい…」ニタァ…

ジョナサン「あ、危ない!」

グニャア

シュトロハイムの体があり得ない方向に曲がり、カーズの刃を躱す!

カーズ「ぬ…!?」

ジョナサン「こ、この動きは!」

最初の柱の男、サンタナの様な体の動きだ!

メコッ!

掴んだ刃はそのまま、躱した腕を掴み力を込める。

カーズ「ぐ…!」

カーズ(抜け出せんッ!このカーズの力をもってしてもッ!)

シュトロハイム「そしてェェェェェ!!」グググ…

バキャッ!

カーズ「…ッ!」バッ!

たまらず飛び退くカーズ。

腕の一部がもぎ取られている。

そしてシュトロハイムの手には'肉'が握られていた。

ジョナサン「す…凄い力だ…!完全にカーズの力を超えているッ!」

シュトロハイム「ジョナサン・ジョースターよ…何故俺がこんな力を手に入れたと…思う?」スウゥゥ…

ジョナサン「え…」

ジョナサン「…」

ジョナサン「超能力…?」

シュトロハイム「科学力だぁぁぁよぉおぉ!我がドイツのなあぁぁぁぁ!まさにぃぃ!我がドイツの科学力はぁぁ世界一ィィィィ!!サンタナの身体を基準にいぃぃ!このシュトロハイムの身体はぁ!作られておるのだァァァァァ!!」バァーンッ!

ジョナサン「科学…力…!?」

ジョナサン(科学の力で蘇ったのか…'その力'がどんな事に使われるのかは不安だけど…やっぱり生きてるって分かったこの嬉しさの方が大きいや…)

カーズ「…」シュウウゥ…

腕の一部が再生していく。

カーズ「例え身体を少し抉られたとしても直ぐに「再生する…と言いたいのだろうがあてが外れたなカーズよ…」

カーズ「…!」

シュトロハイム「貴様らの身体をどれだけ細かく切り刻めば再生不可能になるかは既に実証済みだ…」

シュトロハイム「こちらには稀少な'サンプル'があるから’何回'でも実験は出来たぞ!ちとリサイクル可能な状態から'不可能'にならないようにするための絶妙な加減が難しかったがなァ!フハハハハはは!!」

ジョナサン「…」('いともたやすく、えげつない事を良く平然と言い放つ事が出来るな…)

シュトロハイム「さらにぃぃぃぃ!」ガララララッガシャンッ!

シュトロハイムの胴体から無数の銃弾が引き摺り出される!

ジョナサン「な…!」

シュトロハイム「おれの体はァァアアアアアアアーッ!! 我がゲルマン民族の最高知能の結晶であり誇りであるゥゥゥ!! つまりすべての人間を越えたのだァアアアアアアアアアアアア!!」ガシィッ!

シュトロハイムの胴体から物々しい銃身が飛び出しカーズに照準を合わせる!

ジョナサン「ど…胴体も機械なのか!!」

カーズ「ええぃ化け物が…!」

シュトロハイム「貴様の様なゲテモノからそんな言葉が聞けるとは誠に光栄だなァカーズよォ!」

シュトロハイム「喰らえぃカーズ!一分間に600発の徹甲弾を発射可能ッ!30mmの鉄板を貫通出来る重機関砲だァ!一発一発の弾丸が貴様の身体を削り取って行くのダァァァァッ!!」シュー…

カーズ「く!」

ジョナサン「ま、まずい!」バッ

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドォッ!!!!!

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド「輝彩滑刀の流法ッ!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドシャガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!

ジョナサン「…!何かがおかしいッ!重機関砲の音が変わったッ!」

カーズに直撃している銃弾の雨の中で眩い光が走っているのだ!

シャガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!!

そして徐々にシュトロハイムから放たれる銃弾のシャワーを光が突き進み、シュトロハイムに向かってゆく!

シュトロハイム「な、なにぃぃ!?まさか!この光は!」

シャガーン_!

シュトロハイム「…な」

ジョナサン「あ…」

弾丸のシャワーから飛び出た何かがシュトロハイムを切り裂いた!

シュトロハイム「な…なぜ!!ッ!?」

背後に回った'もの'を見ようとする。

ドグァッ!

しかしシュトロハイムは振り向けなかった。

背後から凄まじい力で蹴りをいれられたのだ!

建物内部から自身が撃った事で出来た穴を通り、外に叩き出される!

シュッ…!

そしてまた一筋の光がシュトロハイムに向かって、建物内部から外に飛び出していくのをジョナサンは見た!

ジョナサン「こ、これがもしや…!カーズのモード…!?」

バウンッ!

上から踏みつけられ雪の絨毯に沈むシュトロハイム。

カーズ「…我が流法は光…」

「輝 彩 滑 刀 の 流 法 ッ !」

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」
承り「オラオラオラオラオラオラオラ!」
杖「ドラドラドラドラドラ」
ZIP「アリアリアリアリアリアリアリ」
マシンガン「ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド」
ジャイロ「レラレラレラレラレラレラ」

仗助のラッシュは『ドララララ』だ!二度と間違えるな!『ドラドラドラ』ではない!

>>536
すまなかった、もう間違えんよボビー君!

ジョナサン「シュトロハイムさんッ!」ダッ!

シュトロハイムとカーズに近づくジョナサン。

カーズ「 近づくな 」ピシィッ

カーズの瞳がジョナサンを射抜く。

ジョナサン「…!」

カーズ「そう急ぐな…このガラクタから赤石を奪い…いや、'取り戻したら'次は貴様だ…」

シュトロハイム「ぐぬ…う…!」

シュトロハイム「何故だ…!この肉体はサンタナの力を凌駕しているというのに…!」ググ…

シュトロハイムの身体が持ち上げられる。

カーズ「!?」

シュトロハイムの下半身が…

無くなっている_

シュトロハイム「ううおあああああ!?」

カーズ「貴様…」

そして眼前にはカーズ!

カーズ「このカーズをあんな青臭い出来損ないと同じと思っていたのか…?そんなガラクタで俺に勝てると思っていたのかッ!?」バリィッ!

シュトロハイムの上着のポケットが破かれ、赤石が雪の上に舞い落ちる。

カーズ「お…」

月の光を受けて白銀の世界を紅く照らすそれはカーズの心を奪った。

カーズ「おおぉ…なんという美しい輝き…!やっと我が手に…!」

赤石を掴み掲げるカーズ。

紅い光がカーズの身体の表面をまるで流血のように流れ落ちる_

ジョナサン「赤石を取られたら…僕達に勝ち目はない!なら今しかチャンスはない!」ダダダッ!

足に波紋を集め一気に跳躍するジョナサン!

カーズ「ほう…逃げずにこのカーズに向かってくるとはな…エシディシを倒しただけはあるということか…」シャガッ

ジョナサン「コオォォォ!」

ジョナサンの拳に山吹色の波紋が集まる!

ジョナサン「最初から全開だ!」

ジョナサン(恐らくカーズはエシディシのように甘くみて戦わないだろう…!奴は僕達波紋使いに憎悪を抱いている!仲間を殺された事による憎悪ッ!)

ジョナサン「喰らえ!山吹色波紋疾走ッ!!」ブワアアアァ

カーズに向かって拳を突き出す!

カーズ「ふん…」ピカァーz_!

カーズが眩い光に包まれる!

ジョナサン「う…!?」

バグォッ!

雪が飛び散る。

ジョナサン「カーズが…!」

カーズがいない…!

シュトロハイム「危ないジョジョッ!後ろだぁぁぁ!!」

ジョナサン「ーッ!?」ザシュッ!

咄嗟に前に向かって走り出したが背中を斬りつけられた!

ジョナサン(いつの間に後ろへ…!?)

背後を見るジョナサン。

しかしいない。

「貴様はじっくりといたぶり殺す事にした…こうやってな…」シュピッ

ジョナサン「う!?」チッ

足に痛みが走る。

ズボンが三箇所切れている。

ジョナサン「まさか…雪の中に!?」コオォォォ!

ジョナサン「緋色波紋疾走!」バフォォォ!

拳に熱を溜め、雪に打ち込み拡散させる!

…ジワ

ジョナサン(ここら一帯の雪を溶かすのには時間が掛かるが…雪が舞う事は防ぐ事ができる!)

地面に積もる雪の表面、風に吹かれれば飛ぶ軽い雪を緋色の波紋で溶かす!

ジョナサン「そして同時に生命探知の波紋も流し位置を特定してやる!」

ー_

音がない…

無音の世界だ_

シュトロハイム「……ッ」

シュトロハイムはこの時が止まったかのような世界に息が詰まる思いをした!

ジョナサン「波紋で感じる…」

ゴゴゴゴゴ…

ジョナサン「!」

雪の絨毯の一部が鈍く光った!

ズズズズッ

「なんだ…体温が感じられん…!?地表全体が同じ温度だと!?」

カーズは雪の中に潜り地表の体温を感じ取って攻撃をしていた!

しかしそれもジョナサンの緋色の波紋疾走によって破られた!

ジョナサン「あの場所に波紋を一点集中して…カーズを打つッ!」

そして今!カーズの居場所は生命探知の波紋によって筒抜けッ!

ジョナサンが有利だ!

ジョナサン「おぉぉ!」ブワァァァァッ

光る場所に向かって跳躍して拳に波紋を集める!

ジョナサン「緋色&青緑波紋疾走ッ!!」

右手に緋色の波紋!

左手に青緑の波紋!

シュトロハイム「ジョ…ジョジョ!?何をする気なんだ!?」

光る場所に向かって拳を振り下ろす!

ジュウゥゥッ!

溶ける雪!

カーズ(なんだ…!?雪が溶け始めている!まさか俺の場所がばれているのか!)ザザザッ!

急速に今いる場所から移動しようとするカーズ。

ジョナサン「まだだぁッ!波紋を内部まで流しにくい雪でも溶ければ水になる!緋色の波紋の熱で雪を溶かし…!」ガッ!

左手で右手を掴み、今度は青緑の波紋を右手に流す!

ジョナサン「水の性質を最大限に活用する波紋!青緑波紋疾走ッ!」フォオオオンッ!

バシュッ!

シュトロハイム「カーズが!カーズが地上に現れたぞおぉぉぉ!」

ジョナサン「!」

カーズ「小賢しい真似を…!直接斬り殺してくれよう!」バンッ!

雪を蹴り一気にジョナサンに近づく!

シュトロハイム「なんという跳躍力!雪の地面にクレーターが出来ているッ!」

ピカァッ!

カーズの刃が光り輝く!

カーズ「この刃をどうやって防ぐかなぁ~ッ!?」

恐ろしい切れ味ッ!シュトロハイムの鉄の身体を斬り裂いた刃がジョナサンに迫る!

ここまでの動きはジョナサン達からすれば一息ほどの速さ!

ジョナサンの反応が一瞬遅れたッ!

  、  /: : : : : : : : : : : /: : /: : : : : : : 彡'⌒
 乂:`(: : : : : : : : : : : : /: : /: : : : /: : : : ⌒'ー=≦
、{: : :/: : :-‐=ミ: : : : : :∠: : : : /: : : :/: : : : : : : (
厶イ: : : : ミ: : : : : >=ー: : : : : :/: : : :∠=-―: : :ー=彡
ー=彡: : :/≧=彡: : :、:_:_:_:_:彡シ: : : : : : : : : : : Y⌒
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: : :/ { {、{ :}: : ミ′    ーマ:i:i:\  /ハ: : Y´
/   \`) ⌒^    弋ヒリ\:i:i:i:>′ }: : }      この僕は……
     //,       ー / ヽ丁_  厶イ        もしかして…
     //        /    「´   _ __      本編より凄いんじゃあ…
     //,          {ー'、|  /(⌒)(⌒)ヽ__
     ///:、      -一〉 ̄ 〈 :r―-、 ̄ (⌒)ヽ__
     // : :\      ┬┘⌒'ーj/| __ }⌒ヽΞ (⌒)
     /  : : : :\     ノ    /{ } :⌒,ノ __ /⌒i: Ξ/
\  ,:   : : /⌒)⌒)⌒)\/ー八 ` ̄`ヽ_,ノ、_ /`iノ./

.  \、______;/  ̄ 二  ̄ (⌒)ヽ-、 \__{_)ノ、__,∠..ノ/
\  }_|_|_|{     Ξ ニ  ̄ {⌒}ヽ{__ ̄ ̄二ニ=彡  /,
  (⌒'ー一'´ ̄ ̄ ̄ヽ Ξ   ニV_j, i |≧=ー----‐=彳ニi

  \_ __      ̄ ̄`ヽ Ξ}(__ノ | }三二ニ=  }三j

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    {   /   /           /三三三三三三三三/ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄}∨三三三三|三三|三|=ー┤
..   人  ,人./             /二二ニニニニニニ∠,______/   / ̄ ̄ニニ\__}三三ニ|'´ ̄ |  |__, |\
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        | i/,人_,イ_  -‐    ∨三三三三三/|ニ(__)三(____)ニ(___)(___,ハ二二ニニニ ̄`ー'ニニ∧__,.  /

       |/             ,  ´ ∨二ニニニニ{│三三{三三三|ニニ|ニニ{二二二二二二二二二二}  _/
      {         ,。 ′    \三三ニニ「 V'⌒ヽ}ニニニ小ニノ「 ̄|三三三三三三三二二ニノ ̄

.         ,        /   ー一 '"´   ̄ ̄/ 八__|´ ̄ |`i ̄ ̄ | ̄ ,ノー‐'二二三三三三二二ニ=‐'
.          、    /_   __,。  '"´  /     |  ̄`l,人___ノ ̄    `’<三三三>‘´
.          ー=へ___  ̄_  -‐=≦        l ⌒j |                ̄|
                     \__           | ー‐│  __ =-─   ̄ ̄ ̄
                      \ ̄ ̄     ‘ー‐' '´ ̄

                         `Τ¨¨ ̄   /

シュトロハイム「腕を雪から振り上げるのも間に合わないッ!ジョジョォォォオッ!!」

シュトロハイムの絶叫が響く。

ジョナサン「ならこれだぁぁぁッ!」バモォァッ!

突如ジョナサンのいる場所一帯の雪が爆発した!

カーズ「ぬぅ!?これは…!」

今度は逆にカーズの視界を雪が遮る!

ジョナサン「あらかじめ緋色の波紋の熱で溶かしていた雪…つまり水に一気に波紋を集中させて爆発させた…!」

ジョナサン「そして宙に上がった雪で貴様の視界は効かない!そこを打つ!」ブワァァァァッ

ジョナサンの腕に輝く山吹色の波紋!

シュトロハイム「おおぉ!?」

それは遠目にみているシュトロハイムにもはっきりと見える太陽のような輝きだった!

ジョナサンの真上にカーズ!

カーズの真下にジョナサン!

この事は紛れもない事実ッ!

そしてジョナサンの山吹色の波紋疾走がカーズを捉えるということも!

シーザー「ハッ!あれはカーズ!?」

シーザー達も辿り着きカーズとジョナサンを目撃した!

ジョナサンの輝きがカーズに向かっている!

リサリサ「ジョジョ!」

リサリサも確信した!

ジョナサンの勝利を!

それはカーズを除くすべてのその場にいた者達が思い描いた'予知'!

カーズ「貴様らァァァァァ!」

ジョナサン「完全に消滅させてやる!」ブワァァァァッ!!

バシッ!!

シーザー「やった!カーズを倒したぞ!」

ジョナサンとカーズの位置が逆転した。

ジョナサンが上に_

カーズが下に落ちていった_

_

ドサッ

リサリサ「_ッ!」

倒れたのは誰だ_?

カーズの筈だ_

シーザー「なぜ…!」

カーズではなく_

シュトロハイム「どうしたんだジョジョ…!?」

何故_

シュトロハイム「'何故'お前が倒れているんだぁぁぁぁ!!」

ジョナサンが地に伏している_?

ジョナサン「ぐうぅぅぅ!?」ブシュッ…ブシュ…

ジョナサンが倒れている下の雪紅く染まってゆく_

カーズ「ンフ~良い~'声だぁぁぁあ!勝利を確信して無残にも地面に転がる貴様の放つ声はなぁぁぁぁあ!?ハハハハハァッ!」ブワァァァァ!

シュトロハイム「そんなッ…まさか俺が見た'光'は…!?'ジョジョの'光ではなかったのかァァァァ!!?」

リサリサ「カ…カーズから放たれるあの光…!あの刃から放たれている…!」

カーズ「我が輝彩滑刀を甘く見たなァ…ジョジョォ…幾ら貴様の波紋で拳を固めたとしてもこのカーズの刃の前では…」ガッ!

ジョナサンの頭に足を乗せる。

カーズ「無力なんだよおおぉぉぉああああはぁぁあはぁッ!!」ガッガッグガッ!

そのまま激しく踏み付ける!

シーザー「や…野郎!ジョジョォォッ!!」グアアアアア!

シャボンを展開するシーザー!

リサリサ「待ちなさいシーザー!」

リサリサがそれを止める!

シーザー「止めてもやるぜぇッ!!俺はぁぁぁ!!」

ダイアー「シーザー!ジョジョが…!!」

シーザー「!?」

シーザー「あ…あれは!?」

ゴゴゴゴ…

カーズの脚の下にあるジョナサンが鈍く光を放ち始めた!

カーズ「ん~…?」

カーズも異変に気付く。

カーズ「イタチの最後っ屁というやつかァ?無駄な事だなァ!」ピシュッ!

カーズの輝彩滑刀がジョナサンの頭目掛けて振り下ろされる!

バチィッ!

シュトロハイム「な…!」

突如カーズが物凄い勢いで吹きとばされる!

カーズ「ぐう…!?」

ジョナサンだ。

ジョナサンがカーズを吹き飛ばしたのだ!

ジョナサン「コオォ…ォ!」フオォォン…

ムク…

カーズ「…!」

ありえない。

奴は我が輝彩滑刀によって四肢を切られ、立つことすらままならんはず!なら何故こんな高威力の波紋を使えるのだ!?

ジョナサン「…最初から僕の目的はお前を倒す事ではない!」キラッ…

カーズ「な!?貴様…いつの間に!」

リサリサ「あれは…赤石!ジョジョは最初から赤石を奪還する事だけを考えていた!」

ジョナサンの手に握られている赤石!

そしてゆっくりと立ち上がるジョナサン!

ジョナサン「さあどうするカーズ…!この僕からどうやって赤石を
奪い取るのだ…!?」ゴオォォ…

ジョナサンを凄まじい量の波紋が包む。

カーズ「…!」(赤石とこいつの波紋が共鳴している…奪い取る事は可能!…かもしれんが此方がやられる可能性もある…。そして奴の四肢…!)

ジョナサンの両手脚を見る。

平然と'立っている'。

脚はわからんが腕から血が落ちていない…あんなに雪を紅く染めていたのにだ。

治癒したというのか…

奴の波紋…いや赤石が!

赤石には不可思議な力があるという…それを今奴が持っている…!

カーズ(今こいつとそれにあのシャボン使い共と戦うのは正しい選択とは言えん…)

カーズ「ふ…。よかろう、しばらくその赤石は預けて置くぞジョジョよ…必ずやその赤石を我がものにしてみせよう…」ブワワァァ…

激しい光に包まれたカーズは光が止んだ時には姿を消していた。

ジョナサンが生命探知で探ってみたが既にカーズは近くにはいなかった…

だが柱の男カーズは、

いついかなる時にでもこちらを襲う事が出来る_

ジョナサン達は喉を締め付けられるような感覚を忘れる事が出来なかった_

to be continue_



「ウニャア…」

ジョナサン「…」スッ…

「ニャアッ」ピシッ

ジョナサン「うーむ…」

ジョナサン「…!」ヒョイ

「…」ツーン

ジョナサン「海老の尻尾には目もくれないか…キチンと飼い主が可愛いがっているから変な物を拾い食いなんてしないんだろうな…」スッ…

「…!」ピクッ

ジョナサン「しかしサーモンを目の前にちらつかせられれば目の色が変わるのか…」ヒョイ

「ニャア♪」ムシャ

ジョナサン「フフ…確かに美味しそうだしな。僕も目の前に美味しそうな料理が運ばれてきたら釘付けになるよ」

ジョナサン(でもやっぱり猫より犬の方が好きだな。何でかわからないけど僕は犬の方が仲良くなれる気がする…)

リサリサ「ジョジョ。あれを見なさい」

ジョナサン「はい!」(ここからはさらに気を引き締めないとな…)

リサリサ「あれがカーズ達の隠れ家です。このサンモリッツで最近行方不明者が続出していると聞きます。恐らくあの廃ホテルに…」

メッシーナ「つまり食料にされたと…言う事か…」

シーザー「くっ…奴らめ…許せねぇ!」

ダイアー「…」

シーザー「…ダイアーさん?」

ダイアー「恐らく食料'だけ'ではないだろうな」

シーザー「え…?」

ダイアー「昔戦った吸血鬼はその街の人間をゾンビにして襲わせた。恐らく柱の男も手駒を増やそうとするだろう」

メッシーナ「ではあのホテルの中にはカーズの他になにかしらの敵が!?」

ダイアー「そう考えるのが妥当だろうな…」

シーザー「…」

リサリサ「どちらにせよ我々は奴らを倒さねばなりません!この中の誰が消えたとしても柱の男に赤石を渡す事だけは防がねば…」

シーザー「なら今すぐにでも乗り込むべきです!今は太陽が出ている!陽が出ている今なら奴らは行動が制限されるはずです!」

シーザー「それにエシディシのようにワムウも何処か別の場所にいるばず…!叩くなら今だ!」

リサリサ「私もシーザーの意見に賛成です」

メッシーナ「俺もだ!」

ダイアー「…」

ジョナサン「…」

シーザー「…ジョジョ?」

メッシーナ「ダイアーさん?」

メッシーナの部分は全部ロギンズにして閲覧してくださいw

ダイアー「俺は反対だ…」

シーザー「な!?」

ダイアー「奴らは遥か昔から今のこの現代まで生き残ってきている…そんな奴らがわざわざ陽の光に何の対策もなしに待ち受けているとは思えん…」

ロギンズ「た、確かに…」

シーザー「く…」

シーザー「ジョジョ!お前はどうなんだ!?」ガシッ!

ジョナサン「…」

ジョナサン「僕も反対だ…」

シーザー「ジョジョ…お前まで…!?」

シーザーの表情が険しいものになっていく。

ジョナサン「陽の光が強ければ強くなるほど影も濃くなる…つまりあのホテルの中の'影'は今一番濃いんだ…」

シーザー「…だが俺は「だけど…!」

シーザー「!」

リサリサ「…!」

ジョナサン「夜になったら柱の男達はこの街に降りて罪のない人々に恐怖を与えるかもしれない」

ダイアー「…」

ジョナサン「特にカーズ…あいつは'どんな手段'を使ってでも赤石を奪い取ろうとするだろう…」

ジョナサン「'その手段'を使うのは恐らく夜!なら昼の今がカーズを抑える事が出来るチャンスッ!」

ジョナサン「どんな危険があろうと乗り越えてみせます!赤石も守り抜きます!」バンッ!

ダイアー「…」

『ただの事故ならただの事故で良いんだけどよぉーっ俺が処理出来なかった'事故'に巻き込まれて死ぬなんて俺は我慢ならねぇ!夢見だって悪くなるんだぜーっ!?」

シーザー「じゃあ…一緒に戦ってくれるんだな!?」

ジョナサン「最初からそのつもりだよ。それに止めたとしても行くんだろう?」

シーザー「…あぁ」

ジョナサン「なら僕もそれについていくよ。何か…'引けない訳'もあるようだしね」

リサリサ「…」(シーザー…’焦っているの…?)

シーザー「…'全て終わったら'話す。今は…話せない…」

ジョナサン「…わかったよ。全てを…終わらせよう」

廃ホテルから一筋の風が吹きジョナサン達の頬を撫でていった_

おもしろいな

>>590様591様
嬉しいお言葉ありがとうございます!頑張ります!



ジョナサン達5名は廃ホテルの入り口へと歩いていた。

リサリサ「一箇所に留まっているのは攻めやすいですが…デメリットもありますね」

ダイアー「うむ。だがジョナサンの言った通り我々は乗り越える事が出来る。それにこのメンツだ…こちらだけが不利なわけない」

50年前からの波紋の師範代ストレイツォから波紋を学んだリサリサ!

そのリサリサを支える波紋師範代ロギンズ!

ストレイツォと同じ吸血鬼との死闘を生き抜いた波紋戦士ダイアー!

祖父は先代の'ジョジョ'を教え導いたウィル・A・ツェペリが孫、シーザー!

そして石仮面を使い圧倒的な強さを誇るディオに敗北を刻み込んだジョセフの孫ジョナサン!

ダイアー「これ以上ない人選だ。俺もまだまだ現役だ。波紋の呼吸法に抜かりはない」

シーザー「石仮面によって人生を狂わされた数々の人々の為に…石仮面を作り出したカーズは俺がぶっ殺すッ!」

ロギンズ「シーザー。あまり熱くなりすぎるなよ?そこがお前の欠点だ」

シーザー「分かっています…けれども武者震いが止まらねぇ…奴らを倒せるかと思うと…!」

入り口が見えてきた_

ビュウゥ…

ジョナサン「…風が…?」

風が吹き出す扉をくぐる。

ジョナサン「…」

全員準備は出来ている。

それぞれ波紋を練っている。

何が起きてもすぐ対応出来るようにだ。

ホテル内部は豪華な内装ではあった。

しかし蜘蛛の巣が其処彼処に張られているせいで今は見る影もない。

ジョナサン(なるほど…太陽の光を拒むには持ってこいの場所だ…)

シーザー(風が出るであろう吹き抜けはどこにもない…蜘蛛の巣に揺らぎの方向もおかしい。この風は一体…!?)

突如光が5人を包みこむ!

ジョナサン「!?」

光は上階に続く階段から放たれている。

ダイアー「ついに現れたか…」

光の渦に人影が浮かびあがる。

カーズ「待っていたぞ…忌まわしき波紋戦士達よ…」キュアァァァッ

シーザー「カーズ…!!」

ロギンズ「ハァァッ!」

ロギンズの拳が扉を叩いた!

キーン…

ロギンズ「ふむ…ここの壁は脆いようだな」コオォ…

扉を中心にしてロギンズの波紋が広がっていく!

ビシ…ビシ…

壁の至るところに茨のように波紋の線が走る。

カーズ「なにをしているんだ?お前は…」

ロギンズ「なに大した事じゃない。ちとここは暗すぎるからな。窓を増やそうと思っただけだ」シュウゥゥ…

波紋の波が引いていきロギンズの身体に戻っていった。

シーザー(ロギンズ師範代?一体何をしたんだ?)

ロギンズ「こんなもんか」トン…

軽く扉を叩くロギンズ。

ピシ…ミシ…

叩いた部分からヒビが走って行きどんどん大きなものになっていく!

ゴワアアアア!

やがて壁が崩れ落ちた!

カーズ「…ほう」

中々に鮮やかな技だ。

少量の波紋で壁に大きな穴をあけるとはな…

大穴から射し込む光。

光が5人を包み、カーズのいる場の闇は一段と濃くなった。

ロギンズ「メッシーナの第二の仇…とらせてもらうぞッ!」

カーズ「ふん~中々の気迫だ…波紋…呼吸法かぁ~。忌まわしき力だがこのカーズにやり方を教えてはくれないか…?フフフ…」

ロギンズ「抜かせッ!!」ブワアアアア!

ロギンズは波紋を集め身体の四肢を取り巻きカーズのいる場所へと階段を突き進む!

リサリサ「私達もいくわよ!」フォオオオ…

シーザー「はい!」コオォォォ!

ジョナサン「ハァァ!」コオォォォ!

ダイアー「…」ゴアアアア…

カーズ「ふん…相手をしてやる…」シャガアアア!

腕から出した刃を妖しく動かし階段を駆け上がる5人を迎え討つ!

ロギンズ「ハァァァァ!」ブワアアアア!

ロギンズの波紋を纏った突きがカーズに迫る!

カーズ「甘いなぁ…」フワ…

素早く滑らかな動きで刃がロギンズの腕に迫る!

ダンッ!

刃が腕を斬ろうとした瞬間ロギンズの身体をカーズの真上に舞った!

カーズ「なに!?」

そしてロギンズのいた場所にはシーザー!

腕に輝くシャボンのカッター!

カーズ「な…!」

シーザー「こいつをどうよけるか!カーズッ!!」ギュポンッ!

カッターがシーザーの手元から離れカーズに向かう!

カーズ「よ、よけられん!」

グシュアッ!

カッターはカーズの腹部に深々と食い込む!

カーズ「GYAAAAA!」

波紋を帯びた刃で身を切り刻まれる!

リサリサ「惨めなものねカーズ」スッ

ダイアー「初めましてだなカーズ。最も直ぐ死ぬやつに対しては意味の無い挨拶だ」スアッ!

カーズの左にリサリサ!

カーズの右にダイアー!

カーズ「な、何をぉ!?」

ピシッ!

ビシュゥ!

リサリサの波紋を纏った指でカーズの左脚に触れて波紋を一点集中!

ダイアーの波紋を纏った手刀でカーズの右脚を切断!

カーズ「UGAAAAAA!!!」

両脚が使い物にならなくなり崩れ落ちるカーズ!

ドグア!

しかしそのカーズの顎をジョナサンの拳が捉える!

カーズ「_!!」

ジョナサン「これでどうだ!!」ゴアアアア!

ズドン!

ジョナサンの拳がカーズを上空に打ち上げる!

飛ばされたカーズを待ち受けるは最初に上に飛んだロギンズ!

ロギンズ「これで最後だ…カーズ!」ブオオオォォン!

ロギンズは四肢に溜めた波紋を右手に一点集中!

向かってくるカーズに向かって振り下ろした!

メシャアッ!!

カーズ「」ブシュウゥゥ!

ロギンズの右手がカーズの頭をカチ割った!

スタッ

ドサァッ!

降り立つロギンズと文字通り'崩れ落ちる'カーズ。

ロギンズ「…終わったな」

勝利を確信するロギンズ。

横たわるカーズからは波紋傷による煙が吹き上がり溶解していく。

ジョナサン「後は_ワムウだけか_」

シーザー「ちょいとあっけなかったが…仇は取れたよ…父さん」

リサリサ(本来なら自分一人でカタをつけたかっただろうに…どんな方法を使ってもカーズを'倒す'事を選んだようねシーザー…)

ダイアー「…」

カーズの残骸を見つめるダイアー。

ダイアー(何かがおかしい…'決定的な何かが…'!)

ダイアー「皆…ゆっくり集まれ…!」

ザッ…ザッ…

リサリサ「…」

リサリサも何かを感じとったようだ。

シーザー「…どうしたんですか…?」

ダイアー「しっ…声を出さずにゆっくり来るんだ…」

ザッ…ザッ…

集まる5人。

ダイアーの指示により背中合わせの陣形を組む。

各々の背中、つまり死角をそれぞれがカバーしあう陣形だ。

ザッ…ザッ…

ジョナサン「何故こんな…!?」

ジョナサンもやっと気付いた。

ザッ…ザッ…ザッ…

'足音'が消えない_

最初からこの足音は_自分達のものではなかったのだ_

ジョナサン「…」コオオォ…

波紋を練るジョナサン。

足音が聞こえるのに姿が見えない。

'いる'のに見えないのだ。

ジョナサン「…シーザー。見えるかい?」

シーザー「いや…見えない。念のためにシャボンをばら撒くか…」ブワワワ…

ザッ…

ロギンズ「!音が消えた!?」

リサリサ「警戒して!何処からくるのか見極めるのよ!」

ダイアーさんが頼れるアブドゥルポジ…だと…

>>614
5人の中で一番経験がありますからねー。一部の時のダイアーさんとは違うのです!5部のポルナレフみたいなもんですねw

ダンッ…

ジョナサン「_!?」

この音は_

着地した音だ_

何処から_?

'背後だ'

直後ジョナサン、ダイアー、リサリサは凄まじい力で階段下に叩き落とされた!

ロギンズ「リサリサ!ダイアーさん!?」バッ!

シーザー「ジョジョ!!」

荒れ狂う風の暴力!

馬鹿な!

背中合わせの陣形の’真ん中'に…!

死角をカバーしたと思い安心している空間にあえて飛び込んできた!?

ロギンズ「この暴風…まさか…!」

シーザー「貴様既に…!このスイスにいたのか!!」

シーザー「 ワ ム ウ ッ ! !」

シャガガッ!

階段下の地面に光が走る。

ジョナサン「こ、これは!?」

ダイアー「迂闊だった!裏を読んだつもりがそのまた裏をかかれるとは…!?」

ジョナサンは見た!

切り裂かれ落ちていく地面の下から履いでてくる男の姿を!

ダイアー(予想はしていた!奴が'本気'ではないことを!奴が何処かに潜んでいることも!)

リサリサ「カーズッ!?」

カーズ「貴様らの動きを観察させてもらったぞぉ~!?中々良い動きじゃないかァ!?」シュ!

自分達とは対照的に上に上がっていくカーズ。

ジョナサン「このままではシーザーとロギンズ師範代が…!」

      「r-‐=ニニ二  ,. -─-、 |!   l| {   } | ̄}
  __ |        / /⌒ヽ  }   乂ト、_,ノ/二 ̄ヽ  } |
.        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| {   j /'     l|ー‐'´ ̄|\ ∨,/
          ____乂ヽ- -' |l    ___l|   ノ'^'}:::::} l |/
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ./    ̄厂 ̄|l__,イ´「  ,ィ^ ノ´|::::::| l|
  -─==ニ  / j     {   i  ̄\( ヽ/ ∠二 {::::/ /
  / ̄ ̄ヽ./ ,.ィ⌒ー───'⌒ヽ___} jノ,イー'/ |:/イ

  // ∧V! 彡´ ̄ィ‐t::t:テ─?ト--くニヽ ̄:::::::l |│| \ このワムウに

.  {/  〈 V{.     '^ー─ ァニ´/ ̄:::::';_:::';、_::/ |__/   ヽ 期待させる資格はある!
  \  ヽ__|_,       /:::::::::::::i:_/ ̄ ', ',    /!ヽ
  \\/  \ヽ    乂__/ヽ.___ ノ  〈   l | ∧
    /ヽ{.   ∧ `:::..          (_ {__ノ   l.l   i

   ,′ ヽ  ∧   \            `ヽ j_ノ _  l|   ;
.  i    }   |   :::ヽ           _ レ'´ ) l  ∧
   '.    j  │    `:.、      /,. -─'⌒i |_/::::|
   \_/   /、    .::::     〈/     __ノ ' ::::::::::|
 \       /   >  .: ::::i      ー< ̄   .':::::::::::/
   ≧ =<   / /  ≧ 、             ,' :::::::::〈
   \    , '   /      ≧ 、       __/::::::::::::∧
   /\  {    i         ≧=--<::::::::::::::::::::::::∧

            H  /y'
        /ヽ  H  /y'
         /`  }_ ヽTァr-,、
        /   |こ=y7 ̄`ヽ>、

      /   } ,,{ペ.f!{    ,ノソ  ノ丿
     ./ヽ  ,j} jf}气`ハ、  ,H  />'
    |{ハ}} ,,ィリ州|い{,mヾコエ>゙ /7

     |ルjム=.' iif !ケy ,==ミ、_,/>'    厂 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒ヽ
     k<.9ノリ jリ|ひ!((.・>.)!┴'゙     /           |
    __|77ァ''´   |Y,ィ`ァ'-ヘ      |  き た い す る  |

  _r'「{|,;if|'   j; ビ了父ィソ ,/y  _,厶             /

 /_,>ィ|,fリ     |,八八/^′/y'zZ    \______,/
 |__/ム|イ    ,イ}|ゾY^ンYメYイ ⌒ヽ
  ,.く::7ト,    州こ^ニ^/⌒ヾィ´

/;゙ `>| W! _,,ィ化儿>'⌒ヾ/.:: /;l
f.::::,ィl{{リヾ比"  jf|}y' `ヾ//.:::: /;f}}
 / ,ノ| f|\V"l; |7 `ミ/^!/.::::: /,,,,,,
f{G/| {{V,ハ wリト~ミ八/.:::::: /,;;;;;;;;
fハ `ヽ.| ll{{V∧VF ,イ /.::::::::::/.............
;ifツ\_ハ、j}}}l>、ヾレシ´.:::::::::;/,;;;;;;;;;;.;.;..

復活ッ!Wi-Fiが治った!最高にハイってやつだァッ!!

ジョナサン「おおぉ!」バッ!

崩れ落ちる岩を足場にして上階にいるカーズに向かって飛ぶ!

カーズ「貴様は後で殺してやる…今は興味がない」カシュ…

ジョナサン「!」ゾワッ!

反射的に伸ばした腕を引っ込めるジョナサン。

ジョナサン「ぐう…!」

カーズの足が光ったのだ。

いやただ光っただけではない。

何か鋭い物が通ったかのような気がした…

カーズ「お利口だ…貴様らッ!そいつらを殺した者に我は永遠の力を与えてやろう!!」バシュゥウウ!

カーズが振り上げた腕から眩い光が床下の暗黒を照らす。

「………ォオ」

リサリサ「…ジョジョ。どうやらこれはただの'落とし穴'というわけではないようだわ…!」

ジョナサン「こ、これは!!」

ジョナサンは見た!

カーズから放たれた光が照らし、浮き出された'者'をッ!

「ォォオォォ!!ォォオ!OOOOOGAAAAAA!」

ゾンビの群れか!?

リサリサとダイアーがいる足場へと舞い戻る。

ジョナサン「これほどの数のゾンビを…!」

ダイアー「いやこれらはゾンビではないな」バシュシュシュ!

指に波紋を集め足場を浅く切り刻むダイアー。

ジョナサン「え…」

ダイアー「これらは吸血鬼だ…。ゾンビ共のエネルギーとは遥かに違う!」

眼下の亡者の宴が近づいてくる。

ダイアー「ジョジョ、リサリサ。俺がこの足場を踏んだら直ぐに動け」

ダイアー「こちらは3人しかいない。しかし奴らは大量にいる。ならば先制攻撃で集中砲火を防ぐしかあるまい」

ダイアー「俺が火蓋を切る!」

ジョナサン「わかりました!」

リサリサ「任せます」

ダイアー「おぉぉ!」ダァンッ!

落下する足場を思いっきり踏む!

ピシピシィッ!

足場から飛ぶジョナサンとリサリサ!

バカァッ!

落下していく石の足場が粉々に砕け、散弾の様に吸血鬼の群れに降り注ぐ!

「GYAAAAAA!あ、頭があああああ!?」

石に頭を撃ち抜かれその場にうずくまる一匹の吸血鬼。

シュウゥゥ…

「あ…?この煙はなんだ…?」ブクブク…

ドパァンッ!

石場の雨は波紋を帯びていた!

あらかじめダイアーが石場にヒビを作り、そのヒビの隙間に波紋を流し込み包んでいたのだ!

そしてその波紋石は今!

真下周辺にいた吸血鬼を葬り去った!

ジョナサン「はあぁぁ!伝われ…波紋ッ!」ブオオォォン!

ジョナサンの山吹色の波紋が周囲の床に満ちる!

「へ!こんな光がなんだっていうAAAAAAGYAAA!!」ジュウウゥ!

脚が焼け爛れ朽ちる吸血鬼!

その頭部をジョナサンの拳が吹き飛ばす!

リサリサ「波紋を床に張りつめ吸血鬼の行動を封じ、自分はさらに脚に波紋を集め、地面の波紋と脚の波紋を反発させて凄まじい瞬発力を作り出している…!ここまで短期間で波紋を使いこなせるなんて…」

ダイアー「将来が楽しみな逸材だな…」

マフラーを巧みに操り吸血鬼を縛りつけるリサリサ!

「こんなもんで俺を止められるわけないだろおがあああああ!?」ブクブクブク!

マフラーに絡め取られた吸血鬼は突然体が膨張し、膨れ上がっていく!

リサリサ「このマフラーは、東南アジアに生息する 昆虫サティポロジア・ビートルのほんのちょっぴりの腸の筋を編んで作ったもの!」グン!

マフラーで包み込んだ吸血鬼を後ろの吸血鬼の群れに投げつける。

リサリサ「波紋伝導力は抜群の…」シュルルル!

マフラーが吸血鬼から離れ、一匹の吸血鬼が宙に舞う。

リサリサ「特別製よ」バチ…

「あぱぁッ!?」

弾け飛ぶ吸血鬼!

その吸血鬼の血が辺りにぶちまけられ他の吸血鬼を濡らす。

「KUAAAAAAA!?」

その血の雨の隙間をまるで生き物の様な動きで戻ってくるマフラー。

そして何事もなかったかのようにマフラーを首に巻くリサリサをジョナサンは'美しい人だ…'と感じた。

ダイアー「さすがリサリサだ…未だ衰えていないな」

ジョナサン(未だということは…昔からこんなに強い人だったのか!)

リサリサ「我々が上に行くのにはまだまだ時間がかかるようです…しかし逆に考えれば我々が駆逐に専念していればここの吸血鬼共は上に上がる事は出来ない!」

ジョナサン「わかっています!今はシーザーとロギンズ師範代の負担をなるべく減らすのが第一だと!」

上を見上げるジョナサン。

ジョナサン「…しかし何か'不安'だ…嫌な予感がする…」

'正しい結末'であれば「我ら」が知るようにシーザーはワムウの前に倒れ、その短い人生を終えた。

しかし物事というか…「運命」というものは実は簡単に変わる。

ロギンズ師範代が無事でメッシーナ師範代は死に、お高く止まった猫は転ばされずに大好物のサーモンを頬張る事が出来た。

ある者は言う。

「次に何が分かるから何があっても'覚悟'があるから乗り越えられる…。そして'どんな事があっても乗り越えてみせる、克服してみせる'という'覚悟'があるから備えられるものだ」

「私は…いや違うな…'我々は'どちらの'覚悟'を持っているのかな_?」

シーザーという青年がワムウに敗れるのを'覚悟'しているのか

もし相手がワムウではなかったら?という'覚悟'をしているのか

「どちらなんだろうな…ふふふ…」

上階_

シーザーとロギンズは階段の真ん中で動けずにいた。

前方に謎の透明人間。

恐らくワムウだろう。

そして後方にはカーズ!

挟み撃ちされる形になってしまった…!

吹き飛ばされたジョナサン達を助けようとしたらこのざまだ。

計算してここまで動かしたのか…!

実にいい!治って良かったな

シーザー「ロギンズ師範代!」

背中合わせで備えるシーザーとロギンズ。

シーザーはカーズを見、ロギンズはワムウを見た!

ロギンズ(彼方も2人…こちらも2人…!俺とシーザーも修行を教え合ったし息は合うとは思うが…)

ロギンズ(こいつらは何万年も生きている奴らだ!当然俺たちなんかより遥かに格上ッ!ならば今この場での最善策は…!)

ロギンズ「シーザー!」

シーザー「はい!」

>>638
ディ・モールト・グラッツェ!
(どうもありがとう!)

足に波紋を溜め一気に階段の上にいるワムウに向かって飛ぶロギンズ!

ロギンズ「俺がこいつの相手をする!お前はカーズをやれぃ!」

シーザー「ロ…ロギンズ師範代!」

ロギンズ(シーザーならやれる!あのカーズという名の男は刃による近接攻撃しかしない!そして奴は今下階にいる!奴の後ろには陽の光が入ってきているしリサリサ達が落とされた穴がある!いざという時には…!)

ロギンズ「そっちは任せたぞ!!」コオオォ!

シーザー「…わかりました!」

カーズと相対するシーザー!

シーザー「好都合だ…!貴様は俺の手で決着を付けてやるッ!」

ワムウ「理由はどうであれこのワムウに一人で向かってくるとは…」ビュウォア!

風のプロテクターを全開にするワムウ!

ワムウ「問題はどれ程の強さか…!」

宙に飛んだロギンズを真っ直ぐ鋭い眼光で射抜く!

ロギンズは身体を風が包み込んだかのような感覚を味わった!

ロギンズ「中々の眼力だ…!あのカーズにも引けを取らないレベルだ!」ブワアアアア

ロギンズは懐から丸めた布のようなものを取り出しワムウに投げた!

ワムウ「中になにか入れてあるのか…!?」ビュウア!

ズバァ!

風を集めた手刀で切り裂く!

中には…

なにもない!

ワムウ「…?」

なんだ…?奴は一体何を狙っている…?

細切れになった布がワムウのプロテクターに巻き込まれていく。

ロギンズはさらに布をワムウに向かって投げつける!

ワムウ「貴様…一体何のつもりだ…!」

ビリィ!

ロギンズ「簡単な事だ…貴様の風のプロテクターを'貴様自身'に解かせようとしているだけだ…!」ブオオァ!
破れ果てた布がまたプロテクターに吸い込まれていく!

細かではあるがワムウの風のプロテクターに布の’色'が見え隠れしてきた。

ロギンズ「そろそろか…」シュルル!ブワアアアア!

腕に巻きつけていた長いマフラーを解き、波紋を流す。

ワムウ「ふむ…波紋が伝わる速度が違うな…そのマフラーは何か特別な代物とみた…」

ロギンズ「お前の言うとおりだ…このマフラーは100%波紋を伝える事が出来るマフラー…このマフラーで貴様の鎧を壊す!」

ワムウ「やれるものならやってみるがいい…そんな布切れで出来るものならな…」ス…

ワムウ「まあ…いつまでも俺がそれを待っているわけがないがな」ドヒュウ!

ロギンズに向かって跳躍し、腕をかざすワムウ!

ドヒュルル…

風が巻き起こりロギンズの身体を引っ張る!

ロギンズ「これをどうよけるか!?」バシュウ!

マフラーをワムウに向かって放つ!

当然マフラーはワムウのプロテクターに吸い込まれていき先端から切り刻まれていく。

ワムウ「…!」バッ!

風のプロテクターを解き、下がる。

バラッ!

プロテクターに巻き込まれていた布切れが宙に舞い、ひらひらと漂う。

バリィ!

ワムウ「…これは!」

マフラーの切れ端が一枚の布切れと接触し波紋が流れた!

ロギンズ「ダメージは与えられなかったが…プロテクターを'解かせられたな…'ワムウ!」ドンッ!

ワムウ「なるほど…布切れも波紋を通しやすい素材で出来ていたのか…あのままプロテクターを纏っていたら負傷していたやもしれぬ…!」

ロギンズ「よく除ける事が出来たな…まさか初めて見るであろうこの技を除けられるとは思わなかったぞ」バッ!

マフラーを投げ捨てるロギンズ!

ワムウ「まさか鎧を自分で脱ぐ事になるとはな…」ゴオォ…

ワムウの四肢を風が取り巻く。

ワムウ「いいだろう…ッ!」ドヒュウ!

ロギンズの視界から消えるワムウ!

ロギンズ「…な!?」

ワムウ「まずこのワムウに殺される資格はあるッ!!」ガオォン!

突然上から攻撃されるロギンズ。

ロギンズ「ぬう!?」

辛うじて波紋を纏っていた為再起不能には至らなかったが…背中を掠めてロギンズの一歩下の階段に舞い降りた。

ロギンズ「くそ…ッ!?」ゴアッ!

鋭い足蹴りがロギンズの顎に飛ぶ!

バシュシュシュ!

足に纏った風がロギンズの正面を切り刻む!

ワムウ「…なるほど、流石は波紋の師範代といったところか…」

足に纏わせた風がロギンズの身体を切り刻んだように見えるが、皮一枚といった所で届いていない!

ロギンズはこの一瞬で、攻撃が来るであろう部分に波紋を集め、ガードしていたのだ!

しかしそれでも顎を蹴られた衝撃は殺せない。

宙に打ち上げられるロギンズ。

ロギンズ(風を纏い威力と速度を増している…!これが風の流法か…ッ!)

宙で無防備になる身体!

ワムウ「これならどうする…?」ブォワ!

頭についた刃糸を振り回し風のスクリューを生み出す!

真下で起こる風の力を把握する。

ロギンズ(もはや落下は免れん…ならば!この勢いを利用して攻撃を…!)

波紋を手に集める。

ブワワワオゥ!

風の鋭さが増す!

腕を下に落とし落下の力をプラスする!

パンッ!

手を合わせて波紋を集中させる。

風のスクリューに落下するロギンズ!

バヒュウウゥ!

ロギンズの指先がスクリューに巻き込まれていく!

ロギンズ「ぐぬ…!」バチバチバチ!

指から血が吹き出す!

ワムウ「いくら波紋の力といえども我が風の力には一歩届かないようだな…!」グルルル!

バリバリバリ!

傷を負いつつもスクリューを越えてくる腕!

ワムウ「ほう…!」グッ!

腕に力を溜め、ロギンズを狙う!

ロギンズ「せめて一矢報いてくれるッ!!」バチンッ!

合わせた手の平に弾く波紋を集め、右手をワムウに向かって打ち出す!

ワムウ「ぬう!?」ドヒュウ!

予想以上の速さに驚くワムウ!

ロギンズ「どうだァァッ!!」ブワワワ!

ブシュッ!

ワムウ「…!」

右手がワムウの脇腹を掠める!

ロギンズ「ふ…一矢…報いたぞ!」

口から血を吐き出すロギンズ。

その腹にはワムウの蹴りが深々と突き刺さっていた!

ドォz_ン!

後方に吹き飛ばされる。

ロギンズは階段下の穴へと堕ちていった_

下ろした脚を血が伝って滴り落ちる。

ワムウ「危なかった…ッ!あと少し位置が違えばこれくらいの傷では収まらなかっただろう…!」フウゥゥ…

脇腹の傷口に風が集まる。

ワムウ「波紋の師範代…貴様に敬意を表そう…」

ビシビシ…

徐々に波紋による傷みが癒えていく_

バシュウ!

風が散り、残った脇腹には傷が無くなっていた。

ワムウ「…カーズ様が居ない…恐らくこの建物の一階であの小僧と勝負をするおつもりだ…」

階段を登る。

ワムウ「あの小僧もJOJOのように才ある波紋戦士だが…運が無かったとしか言えんな…」カツ…カツ…

ワムウ「カーズ様の心は煮えたぎる溶岩のように恐ろしい…あの小僧は助からんだろう…」

_…

_ホテル内 通路

シーザー「ハァッ!ハァッ!」

シーザーは痛めつけられていた!

この暗い通路の中で奴は俺の動きを完全に見切っている!

それに奴は遊んでいる…!

いつでも俺の首を切り落とす事は出来た筈なのにそうしない。

ジワジワと斬りつけて楽しんでいるのだ!

バシュウンッ!

シーザー「!?」

頬に傷みが走る。

「フフフフ…どうだ…?捉えられまい…このままじっくりと貴様をいたぶり殺してやろうか…?」

声だけが聞こえる。

シーザー「舐めやがって…!」

迂闊だった。

あの切れ味を前に不利だと感じ、狭い通路におびき出して迎え討つつもりがまさかこんな…

シーザー「シャボンカッターッ!」

壁に向かって撃つ。

ギャリギャリギャリッ!

シャボンがどんどん壁を切り裂いていく!

シーザー「ハアァァ!」ボゴン!

シーザーの波紋を含んだ拳が壁をぶち抜き光が差し込む。

(壁を壊して光を取り入れるか…賢い選択ではあるがな…)

(このカーズとサシで戦うにはまだ速すぎたようだなァ!)

迫り来るカーズ!

まだシーザーは背を向けている!

(太陽の光の中にいるから安心しているようだなァ…だがこのカーズがちょっぴりでも陽光に当たる事すら出来ないと思っているその甘い考えが命取りよッ!)ズザザザザ!

腕から刃を出すカーズ!

(体の至る所からでも刃を出せる我が流法…この刃を陽光が当たる部分に出し、高速で動かす事で光を反射して防ぐ事が出来る!)

バシュシュシュ!

体左半身から突き出でる剣山!

シーザー「…」

(通り過ぎ様に貴様の体を…)

影から…

(削り取るッ!)

陽光へ!

ピカァッ!

(!)

ジュッ!

カーズの肩を何かが貫いていった!

カーズ「こ、これは…!?」

肩の傷口から煙が出ている。

そして傷みも。

シーザー「この穴は…」

「_!」

シーザー「ただがむしゃらに開けた訳ではない!」

シーザーの周りに何かが滞空しているのをカーズはみた!

ピシュンッ!ピシュンッ!

カーズ「く!」

堪らず壁と同化して隣の部屋に逃げ込む!

カーズ「一体奴はどうやって…!」

ギャルギャルギャルボゴァッ!

カーズのいる部屋に穴が空いた!

カーズ「チィ!」

シーザー「やっと披露出来るぜ…!俺の最大の武器_」

シーザーの周りが虹色に輝く!

シーザー「シャボンレンズッ!」

to be continue_

カーズ「レンズ_!なるほど…よく考えたな小僧…!」シュウウゥ…

肩の傷口が徐々に塞がる。

…しかし治りが遅い。

波紋ではなく'あの'太陽の力を直に当てられたからか!

シーザー「対柱の男用の技だ…わざわざこの場所に来て正解だったッ!この場所はこのシャボンレンズと相性がいい!」ギャオッ!

シーザーから放たれたシャボンレンズが部屋に侵入してくる!

カーズ(考えるのだ…所詮は光…壁などで隔てれば容易く遮断出来る)

カーズ(問題は…どうやって奴に近づくか、だ…)カシュ…

流法を発動して身構える。

カーズ(身体全体を覆う程の刃は行動を阻害する。しかも陽光を確実に防げるとは限らない)

レンズがカーズを取り巻き滞空する。

カーズ(ならば動きを予測し必要最小限の部分で流法を使用すればいい…)

外穴近くのレンズから光が放たれ部屋内のレンズに光を与えていく。

カーズ(簡単な事だ_)

ギュラアアアァッ!

カーズがいる場所に眩い光が集中する!

パチンッパチンッ

シーザー「そこか!」

左側の通路に光を飛ばす!

シュンッ!

輝彩滑刀で反射させて光から身体を護る!

カーズ(ふむ…)

再び壁の中に隠れるカーズ。

カーズ(シャボン玉で位置を探知しているのか…)

辺りに漂っていた小さなシャボン玉。

側を通っただけですぐ割れる脆いシャボン玉だ。

奴はそのシャボン玉が割れたかどうかでこちらの位置を掴んでいる。

カーズ(ワムウの予想は間違っていなかったということだな…)

シーザー(やはりこの技は強力だ!現時点で俺が使える技の中で一番奴らに効く技だ!)

シャボンレンズを更に辺りにばら撒く。

これで奴が何処から出てきても攻撃出来る!

それと同時に脆いシャボン玉もばら撒く。

通常のシャボンに波紋を少し混ぜただけのものだ。

これが割れた時は何かが通って割れたということだ。

抜かりはない。

シャボンレンズが飛んでくるのが見える。

カーズ(ワムウは俺が陽光を防ぐ術がないから苦戦するといった)

カーズ(確かにその通りだ。このカーズの流法ではあの陽光を'防げない')

カーズ(だが別の使い道が出来るのだよシーザーよ…)カシュ…

シャボンがない空間に出て輝彩滑刀を構えるカーズ。

ザシュアッ!

シーザー「!」

探知した!

シャボンの波紋が消える感覚!

左側通路からだ!

シーザー「太陽の光を喰らえ!」

ビシュウ!

光が通路を照らす!

ビリィッ!

シーザー「…!?」

何故だ。

背後からも探知したぞ…?

シーザー「くそ!」ビシュアッ!

左側通路を向いているのだから気配は右側通路からするということだ。

だがここは太陽の光の入り口!

光は何回でも照射できる!

シーザー「カーズ!また身代わりなどという卑劣な手を使ったのだろうが貴様の行動は手に取るようにわかる!」

左右側にレンズからレンズへと光を集中させる!

シーザー「攻守において死角なし!そのまま燃え尽きてしまえッ!」

ドス

キュイーン_

頭の中でとても高い音が鳴り響く。

なんだ?

カーズの仕業か?

ジワ…

腹部が突然暖かくなる。

何故だ?

あ…

あ…'紅い'…

これは血…

誰のだ_?



俺の_?

.                             }.       h
                              ノ{nkJしヘ、}i {{
                              ((八 (\ )Vハ{{
                            __)\\\( /  ,ノ 俺の運命やいかに
.                           ⌒ア7个ァァ=≠会'^

                                (/j川從ト 筏i ;リ
                              小|  〈_,   仏  ___
                              ┌- .,__j\^ニ^/[___,,ノ. .}i
                       _,, イ[___ .,,___三二ニ冖 . . 〈/\____

                      《 0 i|i[「. . 人 ‐---‐=¬. . . ′0 》ヘ、

                      /'《 0 i|i[|.〃  `¨¨¨¨´  }. . .{{{0.》'. . . .\
.         __            _/. . . .'《0i|i[|.{{    _..二.._   } . .{{{_》'. . . . . . . :.
      || h          /.⌒. . . . . '√i[|.{{   _,, :.,__   }. . . .i{. . . . . . . . }             nn
      ||_|.h            /. . . . . . . . . ?[|.}}-=ニ  ¦   ニ=- . . 八._._._,ノ. . . .\         _「|.||i
..     _|| H_|          /.-‐==‐. . . . ./. .リ.リ _,, -‐==‐- ,, }. . . ∧. . . . . . . . . }         |_|」」|i',
     (0(0(0|i,       厶ニニ. . . . . . ./}/. {_..7   ニ    V }.\{ '. . . . . . . . . }i        |. . . (0
.      マ##=-|i,___    [辷>、o\ . . //. . . .{_/  -‐ ^ ‐-  〈∧ . \ \__. . .‐=ニマ.      rf|__,,ノ#
       〉-=彡'^. .\⊇ニI⌒\ 0 }厂.′. . . {{  .,,__   __,,.   } . \ . } 〈/ 0/⌒)-‐===‐ rく|i||⊆ア
       辷=彡'. . . ./   \___)_厂  {. . . . . {{     ニ     } . . . . . .〉 ∨(_,, /⌒    |.癶、. . . }
       ^¨¨⌒\/    _,,ノ ノ     \ . . _{‐-=====-‐=¬[厶ニ ._/   `ーく\ _..二.._,,|. . .\<ノ
                `¨¨¨^¨¨´         `¨¨ア7ァァz----‐ァァ7⌒ヽ          ‐-----‐ ''" ̄ ̄
.                          (ア  .,,__ ]i ̄   _..二.._
                           [‐‐- ミ ]i    _,,..    :,
                          _[ ̄``丶 ji   / __
                               〈 _ ___  ?  {/     _i
                          __)‐ --   圦 __(       }i

腹部に何か鋭い物が刺さっている。

これは…手…?

指の部分が鋭い刃になった手が突き刺さっている。

ドスッ

今度は後ろから…

感覚が麻痺していて何処に刺さっているのかわからない。

一階階段付近_

ジョナサン「ロギンズ師範代!大丈夫ですか!?」コオォォ!

ロギンズの胸に両手を置いて波紋を流す。

ロギンズ「う…」

息を吹き返すロギンズ。

腹の傷も血が出る事はなくなった。

心臓がある胸の部分に波紋を流す事によって急激に生命活動を活発にすることができる。

体の隅々にまで波紋を巡らせて治癒させる事も出来る部分なのだ。

リサリサ「ジョジョ。行くわよ」

ジョナサン「し、しかしまだ傷が…」

リサリサ「戦えない者に余力を使う必要はないわ」ザ…ザ…

階段を登っていくリサリサ。

ジョナサン「ではシーザーは!」

ピタ…

リサリサの足が止まる。

ジョナサン「貴女を慕い、尊敬していたシーザーを放っとくのですか!?」

ダイアー「…」

リサリサ「…えぇ。シーザーなら心配ありません。彼なら必ず生き残るでしょう」

嘘だ。

シーザーの実力を否定したのではない。

'今言った'リサリサの'言葉'が嘘なのだ。

ジョナサン「何故見てもいないのに断言出来るんですかリサリサ先生…!」

リサリサ「…」

リサリサはこちらに背を向けている。

ロギンズ「シーザーは…!この階の奥の通路に入っていっ…た…!」

咳き込みながら話すロギンズ。

ジョナサン「奥の通路ですね…?そこにシーザーが…」

ロギンズ「俺の事は…いい。何とか歩けそうだ…」

ジョナサン「すみませんリサリサ先生…!僕はシーザーを放っとく訳にはいかない!」ダッ!

奥への入り口に向かって走るジョナサン。

リサリサ「…」

リサリサは口を開かない。

ダイアー「…止めなくて…よかったのか?」

ジョナサンの背中を見送る。

リサリサ「いいのです。例え止めたとしてもジョジョの性格なら構わず行ってしまうでしょう」

リサリサ「それに…」

リサリサの頬を涙が伝う。

リサリサ「これ以上あの子と話していると私の決意も揺らぐから…!」

ダイアー「…」

リサリサ「我々は赤石を守らねばなりません…」

リサリサ「誰が…命を落とそうとも…!」

再び階段を登り始める。

悲しい女性だ。

自らも重大な戦力であるが故に勝手な行動をすることが許されない…

いや…

'リサリサ自身'が悲しみ立ち止まる事を許さないのだろう。

まだカーズはシーザーの所にいる。

その間にワムウを倒すというのだろう…

ダイアー(リサリサの背中が…泣いている…)

_

シーザー「…ッ!ッ!」

ピシュウッ

残り少ない力を振り絞ってレンズで陽光をカーズに撃ちだす。

カーズ「その陽光を待っていたのだ…」カシンッ!

カーズの体を半透明な刃が囲う。

カーズの身体を陽光が包み込む!

シーザー「…!!」

カーズ「'やった!これでカーズを始末できた!…とでも考えていたか?」シュウゥ…モゴ…

カーズの切り落とされてなくなった左足と右足の根元の部分が蠢く。

シーザー「…!?」

何故だ_

陽光を浴びているのに_

これではまるで_

 二 `丶、`丶、_\__\〉ノノへ!
`‐-、 二. `ヽ、 ミ ̄ /⌒シ′)
二‐/,ィ┐|=ミ=┘ ,r‐'_二ニ....イ

‐ニ| i<  i ,..-=ニ‐''\  /彡}
二‐ヽ ┘ |     lヾ. } } / /リ
ニ ‐'"/   /    |_{;)} レ' /((   私の求める
'  /   /     '" ` `゙ / ソ
  /    ,      F'′/    「安心したスレッド」が

  ヽ.    \、 L`___l        , , , , ,
 _\    ヽ._>┘         ここにこそ あるのかも
 /了\_ノ
 ◆(                 しれないな…
 門|

カーズ「どうした?酷く動揺しているぞ小僧…」モゴァ!

切断した部位に肉が迫り出し、どんどん元の形に戻っていく。

シーザー「ば…かな…!」ドクドク…

陽光は柱の男達にとって「毒」ではなかったのか!?

そしてみるみるうちに元の体型に戻っていく。

カーズ「ふぅ~…貴様を倒す為に切り落とした足が貴様の技によって元通りになるとはなぁ~…?」

シーザー「切り落とした…足…だって…!?」

カーズ「何を不思議がっているのだシーザー君」ヒタ…ヒタ…

動けないシーザーに近づくカーズ。

シーザー(な、なんだ…!?身体が動かない…!出血のせいではない…!徐々に身体の自由が奪われているような…!)

カーズ「それはお前がよく知っているだろう?さっきも見てたじゃないか俺の両脚を…」ヒタ…

シーザーの後方に立つ。

カーズ「さっき貴様に撃ち込んだものはなァ…」

カーズ「
俺の脚だ


_!

カーズ「随分と陽光で小さくなってしまったがなぁ…まぁ充分だろう」

カーズ「簡単にいうとだ…陽光は確かに我々にとって「毒」だ。だが古くからこんな言葉があるだろう?『毒をもって毒を制す』…と」

カーズ「'毒を制す'為にお前の技を少し利用させて貰ったわけだ…だが真に制すには赤石が必要だがな…まあ何はともあれ楽しむ事が出来たよシーザー…」ポン…

シーザーの背中に手をつく。

カーズ「これはその礼だ…」

ビシュアッ!

シーザー「が…!!」

シーザーの背中から刃が突き出す。

カーズ「一度我が肉体から離れた脚だが…俺は自由に動かせられるのだよ」ス…

ザグゥッ_

カーズ「貴様の身体に入り込んだ我が両脚の輝彩滑刀は貴様の身体を蝕み…」

ドシュッ_

カーズ「貴様の身体を内側からボロボロにしてしまったわけだよ…」

グシュッ_

カーズ「どうだァ…?内側から突き出す刃の感想はァ?」

ザリッ_

カーズ「俺が触れた部分から順に刃は飛び出していく…」

グチ_

カーズ「さて…もう全部突き出した所だろうなァ」

カーズ「ハハハハァ!なんだその姿はァ!?まるで落ち葉が突き刺さって取れないでいるハリネズミのようだァハハハハァァァ!!」

「」

カーズ「クハハハハ!ハァ…」

カーズ「そろそろ貴様に飽きた…殺すか」カシュ!

カーズ「もう生きているかどうかもわからないがなァ…フフフ」ザッザッ

首を垂れるシーザー。

その姿に生気を感じる事は出来ない。

カーズ「これでエシディシも浮かばれるだろう…貴様の血で清めてやる…」ザッザッ

ザッ_

立ち尽くすシーザーの目の前に立つ。

カーズ「ゾクゾクするぞ?貴様の首を刎ねる所を想像するとな…」

カーズの輝彩滑刀がシーザーの首に近づき…

ガシィッ!

カーズ「!?」

驚愕するカーズ!

こ、この小僧…まだ動けるのか!?

ゆっくりとカーズに組み付くシーザーの腕!

カーズ「貴様…離せッ!!」

鋭い蹴りを放つ。

ドバァッ!

弾かれただと!?

ブワアアアアア!

凄まじい波紋がシーザーを包み込む!

カーズ「こいつ…一体何処にこんな力を!?」

見るとシーザーの肌の表面の様子がおかしい。

表皮が剥がれていく…!

カーズ「こいつまさか!無理矢理体内から波紋エネルギーを引きずり出しているのか!」

シーザー「お…れも…」ゴオオオォ!

カーズ「!?」

シーザー「何も…しないで死ぬのは…ッ!ゴオオオォ!

カーズを掴む力が強くなる!

カーズ「ぐう!?」ジュウウ!

シーザーの手の下でカーズの皮膚が焼かれていく!

シーザー「御先祖に…!申し訳なくて…ッ!」ジュクッ!ジュクッ!

シーザーの顔から血が吹き出す!

シーザー「あの世に…ッ行けない…ぜ…ッ!!」ブワワワワワ!

シーザーの身体の至る所からシャボン玉が作り出されていく_

カーズ「何をする気か知らんがまずいッ!!」シュラアァ!

激しく発光する刃!

ズバンッ!

シーザーの腕を切り落とす!

シーザー「せめて…!貴様だけは…!!」ゴワワワワワ!

カーズに向かって飛ぶシーザー!

カーズ「チィッ!」バシュッ!

バシュ_

シーザーの身体が徐々にシャボン玉に変わっていく_

限界を超えて波紋を作り出し、身体中を巡る血液の流れをあえて乱し、爆発させて無理矢理シャボン玉を作ったのだ_

それも大量の_

今のシーザーの姿が見えなくなるほど_

ジョナサン「…ッ!!」

そこにとうとう二人の居場所を突き止めたジョナサンが辿り着く_

ジョナサン「こ…これは!?」

通路の一箇所に赤い'何かが'漂っている。

ジョナサン「なんなんだ…?これは…」

警戒するジョナサン。

カーズが何かしたのだろうか…?

警戒しながら少しずつ距離を詰めていくジョナサン。

フワフワ…

赤い何かの塊から一つの丸いものが宙に浮き、ジョナサンの元へと漂ってくる。

ジョナサン「…」

警戒するジョナサンだったが何故かこの何かに対して特別な感情が込み上げてくる。

シャボン玉だ。

赤いシャボン玉_

赤い_

両手で持とうとする。

バリバリバリッ!

ジョナサン「…!シーザー…ッ!?」

シャボン玉を通して波紋エネルギーがジョナサンの身体に流れてくる!

そしてこの波紋の感覚_

紛れもなくシーザーのそれだった_

ジョナサン「あぁ…あ…!」

シャボンを掴む指に力がこもる。

バチン_

奥のほうの赤い塊から音が聞こえる。

バチンバチンバチンバチンッ!

あれも…シャボン玉…

そしてとうとうジョナサンが包み込んでいるシャボン玉だけになってしまった…

ジョナサン「シ…シーザー…ッ!」

手の中のシャボン玉が震える。

バチン_

手の中で静かに割れるシャボン玉。

そして中から彼のバンダナが…

ジョナサン「シーザー…君はここで…ッ」

ジョナサン「ここで…!」

ジョナサンの瞳から涙が零れ落ちる。

ジョナサン「あ…あああ…」

それはもはやジョナサンの意思に関係なく流れ落ちている。

ジョナサンにはどうすることもできなかった_

ジョナサン「シィィザアアアァァァ!!!」

通路をジョナサンの悲痛な叫びが駆け巡る。

ジョナサン「ああぁぁぁ_!」ポロ…ポロ…

だがしかしもう彼は帰ってこない_

その現実に対してジョナサンは_

ただ泣いた_



To Be Continued_



まさか…奴があんな行動に出るとは思わなかった…!

ズヌウゥゥ…

壁を伝わり一気に'あの'部屋まで戻る。

完全勝利…苦労もせず汗もかかずに奴を蹂躙する予定が…!

まさか…

まさかこんな…ッ!

カーズ「…ハッ!…ハッ!」ダラダラダラ…

'恐怖'を感じるとは!

カーズ「ええい!クソがッ!手間取らせおって!」

勝利を手にし、奴を殺したのに…!

'敗北感'が込み上げてくる!

カーズ「それに波紋を食らうとは!さすがは捨て身の攻撃といった所か!」シュウゥ…

波紋の痛みを感じる。

カーズ「気に食わんが…最後の最後まで攻撃を加えようとするその意思…」

カーズ「 認めよう…! 」

「カ、カーズ様…大丈夫ですか?」ノソノソ…

部屋の前に着く。

カーズ「…問題はない」

扉前の吸血鬼の額に指を翳す。

「カ…カーズ様…?」

カーズ「'これでな…'」

吸血鬼の額に突き刺すッ!

ズギュンッ!ズギュンッ!

「カ…ッ!アッ…!」

体の傷が癒えてくる。

カーズ「FUUUUUUUU…」

「A…」

ギュルッ!

最後に指先から圧縮した脳みそを取り込む。

カーズの傷は完全に癒えたッ!

カーズ「やはりただの人間を喰らうよりは'肥えさせた'方がよいな…」

部屋に入り、隅に転がる石仮面の山を見る。

「カーズ様…いかがでしたか…?」

カーズ「ワムウ…」

扉を開けた真正面。

部屋の中の台の上にワムウは鎮座していた。

カーズ「やはりお前の'戦闘者としてのカン'は外れる事はないようだ…お前の言う通り'苦戦'した所だ…」

ワムウ「出過ぎた事を申しました…何なりと罰をお与えください…」

こうべを垂れるワムウ。

カーズ「いや…それでこそお前を信用出来るものよ…頼もしい限りだぞワムウよ」

ワムウ「有り難きお言葉…」

カーズ「奴らがここに来るのも時間の問題か…」



ワムウ「カーズ様…」

…ゴゴ

カーズ「…わかっておる」

空気が変わった_

シャボン玉の小僧のような敵意ではなく…

ゴゴゴゴ…

圧倒的な殺意が!

ゴゴゴゴゴゴッ!

バゴォンッ!

大きな音を立てて扉が破壊され、一匹の吸血鬼がカーズに向かって吹っ飛ばされる!

カーズ「きたか…」パシュンッ

「KUA…」ズパァッ!

切り裂かれた吸血鬼はカーズの真後ろに飛んでいき、壁にめり込んだ!

そして煙の中に影二つ。

リサリサとダイアーだ!

カーズ「ほう…感じるぞ?貴様らの殺気を…」

カーズ「大事な弟子を失って心中穏やかではあるまい…どうした?怒らないのかァ?」

静かではあるがゾッとするような低い声で語るカーズ。

リサリサ「…」

カーズ「ふ…まあよい。貴様ら!こいつらを八つ裂きに…」

リサリサ「してもいいのかしら?」

カーズ「…なんだと?」ピタ…

まさかこの場合に及んで命乞いなどするというのか?

いやまさかな…そんな気があるならわざわざこの場に乗り込んで来ない筈だ…。

カーズ「…どういう意味だ?」

このまま殺してやるのもいいが…'何か'仕組んだのかもしれぬ。

残りの二人の波紋戦士がいないのも気にはなる…。

リサリサ「さあどうする?私達を殺す?それとも…」

カーズ「…話してみるがいい」

リサリサ「…」ニヤリ

リサリサは不敵な笑みを浮かべた。

_

ロギンズ「…はっ!」パチ

ロギンズ「…どうやら…気絶してしまったようだ」

ジョナサンやリサリサ、ダイアーがそれぞれ歩み始めた後、ロギンズは体に鞭を打って加勢しに行こうとした。

しかしやはり激戦後、直ぐに気を失ってしまったのだ。

傷は治せても失った血までは治せないのだ。

ガチャ…

ふと気付く。

ここはあの廃ホテルではない?

ここは…

「気付かれましたか…」

ロギンズ「う…」

シーザー…?

ロギンズ「ジョナサンが間に合ったのか…よかった…」

「ロギンズ師範代?」

ロギンズ「…!」

違う。

シーザーではない。

ジョナサンがいた。

ロギンズ「ジョナサン…?」

ジョナサン「すいませんロギンズ師範代。これから赤石をリサリサ先生に届けなくてはならないんです」

赤石…ここはサンモリッツのホテルか!

ロギンズ「赤石を…?」

ジョナサン「はい。どうやらリサリサ先生はカーズ達に赤石を賭ける事によって有利な立場にしようとしています」

ジョナサン「では僕はこれで…安静にしておいてください…」

ロギンズ「…」

バタンッ

赤石を賭けるか…リサリサも思い切った賭けをしたな…

それにしても…何故ジョナサンの姿がシーザーに見えてしまったのだ…?

ちょっとまて
ジョナサンがリサリサの下着をあさったのか?

>>735

                          /(__厶-‐ ⌒)`ヽ
                        ?/(V{:i: : : : : .  ,ハ
                      从{ :{: : V:i|: ィィ彡ィ: . ノ、 紳士である僕がそんな事をする訳が

                       (V: 人:.ィ:八(乂:_:ー=彡:.ハ
                     ー=ミ:}≧k{(厶斗ャ}: ::/ヽ:.:.} ないだろうッ!!

                         (ハ拉}≦f立 ゝ'_ソ八:}
                   _____  ', 〈_   :  r‐': :{_
                      /     ̄ ̄∧ ァ-、  : u ノ :  八ーr、
             __/         /i i∧こ´  ./  / /ー} i\
             厂     ヽ    >i,/∧:ーr≦___/ // ,ハ i i∧ー-  .,
               /  ___   . : |   } i i |l」/]__|_/∧  .///: :| i i ∧       > ,
              /⌒   ̄\: : :|   } i i |,/ {XX/ |_/// . : : | i i i i_,>: .  /   . :>、

         /         : .\|   ?i |  /XX]  //   . . . :| i i i i\: : ./  . . ./ /∧
      、<⌒ ___ \ \\: :、: |   ?iV/XXX|,//   /{ : :?i i i i∧ ′. . ./   :/∧
.    /   ___三ミ \ \\?    ?/⌒}//    /  ∨: ? i i i i| . :/      ://|
.   /´ ̄ /      \ } : . Vハ]   _/  ´ ̄ ̄)  /' ,     ,V: :?i i i i|. :/.:/ / ___∠ミ、
  /  ,/    /´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      ̄___ ,)/   ,>:, '  ∨: ?i i i|.: .://. :/ _____  \

. {  /    /{、、, , . . . .        ,:: : : .  .,,__,} ', , '  ',   ,V: :?i i|.::/ . : :/   / ̄ ̄ ̄\\
  ∨\      {    、、  、、,,,.... ___  _j:,____ノ , 'く     >, '  \:|i i/:/{: : :/ : /  ______ ⌒ヽ

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.    \( ̄ ̄  \:::..  _,.、<ニ=--    //ニ=-\   , '〈    _'ゝイ´ ̄   \‐ '"     、. . . : :  } }
     \     `二フ7ニニ=--      /ニ=- 、   \'   ' ,. ィ/三三V´ ̄   `   . . , ,   ̄____ノ ノ
        ー一 '´ ̄/ニ=--      /ニ=-   \\.ハ  ∠ニ={三三/:iV´二 、__ノ、: : : ..,,_____. イ/

>>735
そのような事があろうはずがござまいません!(ノ;・ω・)ノ

ピッツベルリナ山_古の闘技場_

ジョナサン「リサリサ先生!ダイアーさん!」ザッ

とうとう辿り着いた戦場。

どうやら決闘場所はカーズ達によって決められたようだ。

リサリサ「…」

ジョナサンが持っている物に気付く。

ダイアー(…いよいよ話す時が来たのか)

リサリサ「…これを見たのですねジョジョ」

頷くジョナサン。

リサリサ「…いいでしょう。話さねばなりません。その写真の全てを_!」



リサリサ「_これが真実…」

ジョナサン「…」

ダイアー(リサリサ…'まだ'明かす時ではないということなのか)

闘技場で揺らめく炎を見つめるダイアー。

ダイアー(もし事実を知ってしまってはリサリサ自身に危機が迫った時、ジョナサンは身を呈して彼女を守りに行くだろう)

ダイアー(…いや、ジョナサンの性格なら例え事実を知らなくても…。少しでもジョナサンが冷静にいられるように隠しているのか…)

炎の色が一瞬血の色に映る。

ジョナサン(リサリサ先生…貴方も過酷な道を…なんて悲しい人なんだ_)

リサリサ「話は以上です。そろそろ始まるようです」

ウオオオオオオオオォ!!!

雷の様な爆音が闘技場に響き渡る。

この場にいる吸血鬼共の歓声だ。

こんな中で闘っても大丈夫なのだろうか…

リサリサ「心配ないわジョジョ」

ジョナサンの考えを見抜くリサリサ。

リサリサ「いざという時にはここにいるダイアーが吸血鬼の相手をしてくれます。貴方は闘いに専念しなさい」

ジョナサン「…はい!」

歩き始めるジョナサン達。

向こう側からカーズ達が歩いてくる。

ジョナサン「…」

カーズ「よくぞ逃げずにここに来たな…褒めてやろうではないか」

ジョナサン「…ッ」ギリッ!

こいつがシーザーを…!

ダイアー『落ち着けジョナサン…』

カーズ「おぉっとそんなに焦るな…物事には順序というものがある。貴様とここで闘うのもいいがそれではここに来た意味がない…」

カーズ「条件を飲んだのだ…此方のルールに従って貰うぞ…?」

リサリサ「これではっきりするわ…生き残るのが我々人類か、闇の一族か…」

ドオオォォz_ン!

_第一戦_

_ジョナサンVSワムウ_

円形の闘技場_

その真ん中にある火が灯されている大きな台座を大勢の吸血鬼が必死に動かしている。

カーズ「…」

まさか騎馬戦を拒むとはな…

どうやらあの小僧とはサシで闘いたいようだな…

ワムウよッ!

台座が退かされ、闘技場の中央には広大な舞台が出来上がる。

「ひゃはははは!」

その中央を取り巻く部分に油を捲く。

そしてその吸血鬼の中を歩く二人の姿。

「ワムウ様ァァァ!そんな小僧一捻りでぶち殺してくだせぇよぉぉ!!」ギャハハハハハ!

「てめぇみたいな野郎がワムウ様に勝てるわけねぇだろぉがよぉ!なんなら俺が今殺してやろうか?」ブハハハハハ!

ジョナサン「…」

ワムウ「…」

ジョナサンには何も聞こえていない。

ただ風の音だけが聞こえてくる。

とても静かだ_

そして何故か心が湧き踊るような感覚…

「いよいよここまで来れた」と_

感じる。

以前出会った時とは比べ物にならない程強く逞しく!奴はこのワムウのと同じ地に立っている。

あの時見逃した羊が狼になって帰ってこようとは…

ワムウ「フフ…なんと強力に成長したものよ」

あの時の状態でさえこの体に傷を付けた才能。

「待った甲斐があったッ!」とワムウは思った。

カーズ「出揃ったか…このような催し物を見るのも久しぶりだな…」

リサリサ「ならしっかりと見ているがいいわ。これが最後の決闘なのだから」

カーズ「ふははは!中々面白い事を言う。この試合が終われば次は貴様らの出番だぞ…?貴様らこそよく見ておくがいい…」

ダイアー「…」

カーズ「俺の相手は…お前か」

リサリサ「いいえ私よ」

カーズ「貴様のような女が俺の相手だと…!?これは傑作だ。後ろにいるその男のほうが強そうだがな」

リサリサ「見た目で判断しているのなら痛い目を見るわ。そうやすやすと長生きはしていない」

カーズ「ふん…まあいい(長生き…?)そろそろ試合だ…貴様らの教え子が無残に引きちぎられりのをよく見ておくがいい…」

「カーズ様!準備完了いたしました!後は点火だけです!」

カーズ「うむ。では始めるか…」

高台に立つカーズ。

カーズ「…ではこれより!ジョナサン・ワムウ対ジョジョの対決を執り行うッ!」

「ウオオオォッ!!」

カーズ「ルールなどはない!ただ単純に相手を殺せばよい!」

「ウオオオォッ!!やっちまぇー!!」

「ワムウ様ー!!」

「同胞の仇をー!!」

ドドドドドドドドド

ジョナサン「コオオオォ…!」バヒュウウゥ…!

独特の構えをとり、波紋を全身に緩やかに広めていく。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ワムウ「…ッ」ドヒュウゥ!

ワムウの体から風が吹き荒れ、舞台のチリを吹き飛ばしていく。

カーズ「50歳とかwwwwwwガキwwwwww」

エシディシ「だよなwwwwwwwwwww」

DIO「そうそうwwwwwwwwww」

カ・エ「お前がいうな」

DIO「え」

それにしてもなんでDIOだけあんなに強かったんですかねーw

カーズ「両者準備は万端のようだな…横槍、手助け無しの真剣勝負というやつだな…」

ワムウを見て呟くカーズ。

あんなに気迫を漲らせたワムウを止める事はできまい。

カーズ「よし…試合…」ス…

手を振り上げる。

カーズ「開始ィィィィッ!!」

バァァァァンッ!

ゴォォアッ!

銅鑼の音を業火が掻き消した!

その業火はジョナサンのいる舞台を中心に闘技場全域に広がっていった!

「ヒュー!!ここまで熱気が伝わってくるとはなァァ!」

「苦労して油蒔いたからなァ。そりゃあすげぇ炎ってもんよ」

ダッ!

ジョナサンが先に仕掛ける!

走りながら足に波紋を流し、そして拳を包む。

ザッ!ザッ!ザァ!ザァオ!

徐々にジョナサンが踏みつける足から波紋が地面に流れ、土色の地面を波紋の光が塗りつぶしていく。

ワムウ「…!」

ワムウは動かない。

そのワムウに向かって物凄い速度で近づくジョナサン。

波紋の力で跳躍力を増幅しているのだ!

ジョナサン「オオォ!」

ジョナサンの拳を山吹色の波紋が包み込み、ワムウに向かって突き出す!

ブワァァ!

目の前にあった筈のワムウの身体が消え、拳が何も無い空間を通過する。

ジョナサン「!」

上だ!

ジョナサンの頭上にワムウがいた!

リサリサ「足から風を噴出させて空に浮いた…!それもあんなに速く!」

カーズ「奴は風のワムウの異名を持つ男だ…それくらいの事は容易い。そして風を利用することで足に力を込めずに空に浮き、そこから様々な部位に力を込めて攻撃出来る」

ワムウ「ヌウゥ!「ガゴンッ!

ワムウの片腕がジョナサンの頭上から降り降ろされる!

カーズ「足に力を込めて飛ぶなら余程高く飛ばねば込めた力は足に残ったままだ…直ぐには力を攻撃には変換できん…」

カーズ「しかし!風を利用したなら別!身体の何処にも力が入っておらぬいわば0からどのようにも力を込められる!何処からくるかわからぬ攻撃を果たして防げるか!」

ジョナサン「うおぉ!」ズドン!

両腕を上に掲げ、山吹色の波紋を集めて受け止める!

グンッ!

ジョナサンの身体が沈み込む!

そこにワムウのもう片方の腕が迫る!

ジョナサン「コオオォォ!」ヴン!

ワムウの腕が迫る腹の部分に山吹色の波紋を集中させる。

ワムウ「SIAAッ!」ドゴッ!

ワムウの腕がジョナサンの腹に突き刺さる!

バチィッ!

カーズ「なに!」

リサリサ「ジョジョも再戦するまでの間無駄に過ごしてきたわけではない!既に彼は一人前の波紋戦士!」

ジョナサン「うおおぉ!」ガッ!

腕を弾かれて体制が崩れたワムウを掴み、地面に叩きつける!

ワムウ「ぬう!?」ドシャアッ

凄まじい力…!

このワムウの身体を地に叩きつけるとは!

キィィィィン!

甲高い音が聞こえる。

ワムウの目の前にはジョナサンの拳が!

ドゴン!

衝撃で巻き上がる土埃。

ジョナサン「…!」

煙がある一定方向に向かって流れていく。

ワムウ「FUUU…!」ブゥオオォ!

ワムウの風だ!

ワムウの突き出された両腕から風が_!

ワムウ「 神 砂 嵐 ッ ! 」

ゴォォアアッ!

                    ./:;:;:;::;;::; :;:;:;:/
                    /´`ー─:;:;:;:;:;:/
                   /`ンー-、:;;:;:;::;:|    ト、      ,イ|
                  ,イ/  q q`ヾh    | LY´ ̄ ̄`7/ !

                      ,jイリ' rェzjゞ _,,,,jカ}    | | ``ー‐'"´; |  麻呂のスタンド『レスーマチー』は
                 リ^j゙',  "´V'''''~jミi!    l |        ', |  スデに『続き』を『要求』している…
                 トレ' ,'  ‐-、,, /ソ'     V       _} !
                 ヾト、   `` ,゙/       {「::i!;ヽ ,ィ;;i!:7 |
                 /j  ヾ:;;;;;;:.:,イ´        l ゞ=''゙; ;ゞ='',' |
                , イ〈    .:;;;;;:.:/     _ _」 ',     ,' i!
               ,イ  ヽ ー-─/´ト、  ,r'´子タ ト、 ‐=- /:.!L,.-──- 、
         _,.-‐''´ \ヽー -- 、_/ `ヽ/。 。 。  _」;;:ヽ __,ィ ,r'´  ,r''"´ ̄`フ\
     ,r─''"´       `──∥∥─''´ゝノ   ,rュ_」7,イj!;:;:;:;:;::.:.:,ノ, イ7′  , '´/7rェヽ
    / i;;;;;;;|               / ̄,/q /ハ レ'ヾヾ\;;:;:.:.:: .: . ./´ー==イ、, 弋夲/i
    ! |;;;;;;|              /  ,イl   L_」l  レ'´     _ノ二ニヽ  ヾヽ  `¨7
    | ゙i;;;;;|              ハ__ノ^|」 o o oト、/  ,.-‐'"´\  _」」_」_」、  /
    ,〉、 ゙i;;;;、           ノ-、/, イ:; ̄ ̄`¨`Y;:,r'"´二ニヽ,.-‐''"´`ヽ   ヽi| /
   ,ハ \ト;;、          /ー-/  / .:.:    _,リ´   ̄`\\   ヽ  \  ,j!,イ
   / iヽ  ハ        ;r'ー=,/  /  .:.:  _/        / ゙i\   `,   !/.:;:;!
  ,/  ! \,! ト、      ,r'´  ̄i  i  / ̄         /  |  !   i /   /

リサリサ(ジョジョ…!)

カーズ「ワムウは肉体を自在に変化させられる…奴の一撃をそれで防がれたのだろう」

カーズ「終わったな…ワムウの神砂嵐を至近距離で喰らい、無事だったものはいない」

カーズ「よくて瀕死…いや運が'悪くて'瀕死…かな。ハハハ…」パチンッ

タタタ…

一人の吸血鬼がグラスを持ってくる。

「あの炎の中では何がどうなったんだ!?」

「馬鹿野郎!ワムウ様があの小僧をぶち殺してくれてるんだよ!」

トクトクトク…

グラスに真紅の液体が注がれる。

カーズ「…」クイ…

舞台の上で神砂嵐に弾き飛ばされたジョナサンが地面に叩きつけられる。

リサリサとカーズがいる場所は舞台が上から見える高い位置にある。

そして二人の様子もよくわかる。

ワムウが地面に背をつけ腕を突き出し、ジョナサンは地面に横たわっている。

カーズ「…ふぅ~正しく勝利の美酒という物だな」

グラスを空にしてカーズは息を吐く。

カーズ「どう足掻こうが小僧が不利なのは明らかだ…早くもこの勝負、決着がついたな」

リサリサ「それはどうかしら?」

カーズ「ん…?」

カーズ「!」

_

ワムウ「ヌウアァッ!!」シュウゥ…

悶えるワムウ!

地につけた背からは煙が立ち上っていた。

ワムウ「一体いつ波紋を…!?」

ワムウ「…ハッ!」

ゆっくりと立ち上がりジョナサンの方を見る。

ジョナサン「く…!」

傷付きながらもゆっくりと身体を起こすジョナサン。

ワムウ「ジョジョ…!貴様まさか…!」

ジョナサン「はぁ…はぁ…あらかじめ神砂嵐を出す事はわかっていた…!わかっているなら対処は出来る!」

ワムウ「…なんという奴だ…我が神砂嵐の恐ろしさを知ってもなお!俺に攻撃を加えるとは…!」

ブワアアアア!

ジョナサン「恐ろしいさ。だが僕はその恐怖を乗り越える!」コオオォォ!

ジョナサンを腕をゆっくり回し、波紋を操る。

ジョナサン「思考その2…'恐怖を我が物としろ!その時…呼吸はみだれない!'」シュウゥゥン…!

_

リサリサ「ワムウの神砂嵐を受ける少し前に地面を殴ったジョジョはその拳に纏った波紋を地面に流し込む」

リサリサ「その波紋でワムウの背中を焼き、自分は神砂嵐を受ける瞬間に足に波紋を集め、地面の波紋と反発させて後方に飛んだ!ジョジョ!攻撃と防御を一度に行うとは!」

カーズ「ワムウ…自慢の神砂嵐を少なからず防がれたというのに奴の表情は憤怒に狂っていない…」

カーズ「以前までの奴なら激昂するはず…!ワムウめ…あの小僧に感化されたとでもいうのか!」

_

ワムウ「いいだろう…ジョナサン・ジョースター…。このワムウにとって強者こそ友であり尊敬するもの!我が必殺の奥義を乗り越えようとするお前のその勇気!お前と戦える事を誇りに思うぞ…」

賛美の言葉を告げるワムウ。

ジョナサン(ワムウの体から風が…!吹き上げてる!)

明らかにいつもと風の出方が違う!

ワムウの表皮を突き破って出ているのだ!

ワムウ「俺はこれまで'望まぬ戦い'をしてきた…」ゴォア!

ワムウの身体から風が吹き荒れ、ジョナサンの視界を一時的に封じる!

ジョナサン「く!」

直ぐに目を開けるジョナサンだが目の前に近づくはワムウの拳!

ゴガァ!

打ち上げられるジョナサン!

ジョナサン「が…!」

ワムウ「仇打ちを望む者…命を奪いに来る者…弱き者…!」

          /⌒l
        :{.__, |
          {   |
         }.__, |    『我はついに手に入れたぞ!!』
    __,/厂{  |、
  __ノ{  、   }ー ,八        『最強のSSを!』
  |! 、  |  {.イjj \
 | |  ヽ.___,フツ'´  )          ,ィ
  ヽ.__>ーく_(rへ__,/ハ             { ヽ    \、
   ハ..__,.ィ"丁厂_,ノ ノ :〉           、__ヽ `丶.__ノ 〉
   !ヽニニニニ-tijj":::i:{          {ヽ-ゝ  __  \
  |i ::::巛'::::::j;彡'::::;':/l       {\\   〆勺7ヽz   )
   :|!('.:::::::::jj彡'::::/人     ヽ `¨ ,r/FミV/_}[ 〈 ,
   ヽ_'ー--一__''ニ´ くヽ \ー-、  ヽ. ハ|`> iッ`T゙K, レノ
    /´「`广 ̄:::彡::  l }  j}ヽ、\  Y>|ィ Tミi> l/ン,r'´
  /..:f}!!   :::三::  ! ' ,ハ  \,,>‐/ 人.'⌒),/凹,. -‐'"'´~'''
_/ .::;i}!}|!    ::三::.. :.  j:: ;    (⌒!ノ ミ.  ̄彡 !h´.,.,;.;';;'';:';'';;.;.,
{ .::;}}i}人`    :::三ッ川:..{:. ;    jlY^) ミ....::彡 rj^),;'';:;':;;';.:'':;':;'.;.;

打ち上げられたジョナサンにワムウの回し蹴りが迫る!

ジョナサン「_はあぁぁっ!」グアッ!

渾身の力でワムウを蹴り飛ばす!

ワムウ「_ッ!」

仰け反るワムウ、そこにジョナサンのラッシュが迫る!

ジョナサン「うおおぉ!」ブワアアアア!

バギィァァ!

波紋で固めたジョナサンの拳をワムウは風のスクリューを纏い相殺する!

ワムウ「…この戦いはいままでにないほどこのワムウの胸を躍らせるぞ!ジョジョ!」

ワムウの突きをジョナサンは肘で軌道をずらし

ジョナサン「せやッ!」シュッ!

ドッ!

ジョナサンの足蹴をワムウは膝で受け止める!

ジョナサンは風の刃で、ワムウは山吹色の波紋で徐々に傷をつけていく!

ジョナサン「僕も…貴方に生かしてもらい戦える事を誇りに思う!」キィーン!

拳に山吹色の波紋を限界まで貯め、ワムウに打ち出す!

ワムウ「RUOOOOOO!」ビシュルルル!

ワムウも風を拳に集め、ジョナサンに打ち出す!

風の密度が恐ろしく濃く、ワムウの拳が見えなくなるほどのものだった!

            ,,,ィヾヾヾミミ',ヾヽ7r-、、,,,,,,,,__
         ,ァツ彡彡rヘヘヾゞヽノノ/ィ彡三ニニ、、
        彡シノソ彡三ニ、ヾ、ヽノ//ンィ彡シ彡三ニヽ,
        ,ィノ/ァ彡三≡、ミミヾ、)/ノ/ィ彡´ィニ三ミミヾ;、
       ィ彳三ニ=ニ三ミヾレ川ソ/ノ//ィ彡彳三ニ、ミミ;、

      ィ彡三ニ=ィ彡彳シ´     ヾrー、彡シィ彡=ニミミ、ヘ
     ,三ニ彡彡ニシ"´        ヾ丶ヾミミニ三ニミミ、ヾ、
     ツニ彡ィツノノ′          `ヽ、__,ヾ、ミヾミヽミミ、
     ソ彡ツリ//,                 `ーミミヾ、ゞミ,
      i〃彡ノソ´                    ミヾヘミ、ヽ      この『戦い』・・・どうするつもりだい?

    l彡'ノ//     _,,,,,,,,,、             ,ミゞミ、川i
    ヾ/ノ/ノ   ''""二'''" .    ゙==、,_    ヾミyヾツノ
     ゞliノi    ,イで゚)ヽ  :.    _,,,ご'''ー   iヘリノ,ソ
      i ヾノ     、,二ン` .:.;  .: ィ"(:゚ツヽ、   iヾツノ
     ', ヘi            .:  .:  `゙゙ー ´     ,iリノ′
     ヽ ゙i           、   .::          /シ;                     / ̄/
      ヽ,       ノr' ゙,     ,、       ツ/                  /7  /  / /7/7
         ',       ` 、   ,, )丶     /ノ                  /∠〃/   ̄/
      ,-‐',          `ー‐´       /´                  /_/ ̄ /  / ̄
 _, -‐z‐'´  .iヽ     ゙ー-ニニ=ニ=、_,,,    /、ー- 、                   /_/
   /    | ヽ      ー、,,,,,,,, ィ'      /  \  `ー- 、_          ./ ̄/ /7/7
 . /        ', \              //    \         /7クク  /  /
 /        ', ヾ\        // ./       \       ./ /   /    ̄ ̄/
            ',  \` 、 ___ ,, , './ /        \     /  ̄ ̄/  / ̄ ̄
 \        ',   \     /   /        /    ./ / ̄ ̄ _/
 /         ',    >ー‐<´    ./       /      /_/

>>777
         、__っー-==ーー-、
       ノ´  _⌒ 、_`ヾミ:、`ヽ,

     ,/ ミ   _,;三ラ'''`````''''"⌒丶.
    〈ノ ミ _,,ニミ/    >く 丶 ヽ \
   / ./  .:=ミ!  U    X ヽ  ',   ヽ
  ,ノ //  _,:三{ } {  _........_ X ',  }, u ヽ
  / / /´/,=ニラ´ U '´ ____、`_ノ};;;;j,ノ,,__u )

 / ,'〃 / _,∠-=_ u'   彡'"e`ミ='`´ >' eY`/  うう…や
_ノ '/丿!l/´\"ノジ, , }!`''"⌒´_,}こ ヾーぐ{     やべえ……

 ノ 'ノノ|/゙フ,ハ '彡!i;' し   ''"´r┴  └、u ヽ
/ '〃j ノ八''>-/⌒ハ{;!i:  U ∪ ヽ二ニ`Yン:、 }\     ……創造主…うっ
ノ ノ丿/¨/ー广´ .j」j;i,;     ,;jjノノリ !:!{:{:!i:, V__, !
ノ '/ !厂j== |__  j__,ハ!i;,. , j;川ir匕广匸lヽ!`!|{  ヽ

l { l.({= |  :{¨´ l,,,  }川小 l {ー、__   7小!:(¨~  ヽ
 ヽ' ハ|. j_,,. |_,,  「´ ヾi}川||  ヽ \ |! { {:::::;ゝ   }
   丶!,,..|''" {¨´ ヽ_, `ヾ{i  ト、 __ ' __Yヘ`ヽ,'   /
    |''"{  ヽ;   ヾ¨    \ `'┴┴┴ ′ノ-、  /
    .l:. !:、 ヾ::...  ヽ:::....  ヽー------イi{   ヽ{

_

舞台を取り囲む炎が大きく揺れる。

「すげぇ衝撃だ…おい!もう少し近くで見ようぜ!」

「K…A…」ボタボタ…

「ひ、ひい!?」

ダイアー「…」

「て、てめぇ!俺たちに手を出すつもりなッ!?」ガッ

ダイアー「出来るだけ敵兵は潰しておきたくてな…」

グシュ_

_

バリバリバリバリッ!!

風と波紋が激しくぶつかり合っている!

カーズ「…」

カーズの目から見ても互角のぶつかり合い…

勝負の行方に不安を感じるカーズ。

何故_?

それは奴が_

ワムウが「戦闘者」として'あまりにも'純粋'過ぎるからだ!

リサリサ「ジョジョの波紋…明らかにエネルギーが増している…」

リサリサ「ワムウの風と渡り合えるほどに…!」

リサリサ「…」

リサリサ「…ッ」


リサリサ(シーザー…あの技をジョジョに…)ポロ…

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃-----------------------------------------┃

┃               r| ::::::::::::::( )|'爪|::jリ  ピキーン!!                      ┃
┃                        /``======_‐ラ(6,′                        ┃
┃______________  ,>‐'つ__... =-〒rtッテ|h′ _∧,、____________○、 ┃
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/.ノ (:{,|| i   i l゙`~.jl|リ   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ..┃
┃                      ! }/゙ヽl.l ',  ヾツ  |l!|).    ~ 今日はここまでやれやれだぜ ~┃
┃-----------------------------------------┃

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

_

バキイイィーzン!

ガキィィィーzン!

風と波紋がぶつかり合って奇妙な音が響く!

ガァァンッ!

ジョナサンの拳を受けた衝撃を利用して炎の淵に移動するワムウ!

ジョナサン「!」

そしてワムウは!

ワムウ「闘技_」

あろうことか'炎の壁'に向かって腕を突き出した!

ワムウ「神砂嵐ッ!」

炎の壁に打ち出される風の暴力!

ゴワアアアア!

風は炎を巻き込み火の嵐を生む!

ジョナサン「なんて業火だ…!」

ワムウ「ヌウゥゥンッ!」ゴゴ…

ワムウはゆっくりと炎嵐をこちら側に動かしてくる!

ゴガォッ!

地の石ころは宙に舞い、炎に包まれる!

迫る炎の嵐を前にジョナサンは考えた!

どうすればいいんだ_と!

ふとジョナサンは思いついた。

炎を使えるのならエシディシのように炎を冠する事も出来た筈…

だがワムウは「風のワムウ」だ。

ワムウが極め、行使出来るのは風だけなのだ。

ジョナサン「これに賭けるしかない!」

ドシュウウゥ…

ジョナサンの腕に満ちるは緋色の波紋!

ジョナサン「はぁぁ!」ダッ!

地を蹴り業火の中に突っ込んでいくジョナサン!

ゴオォオオアッ!



ワムウ「やはりそう来たか_」シュルルル!

ジョナサン「_!」

ワムウ「俺が炎を上手く扱えない事に気付き炎の中を突っ込んでくると予想していた…」シュルルルッ

荒れ狂う業火の狭間_

ジョナサンの視界には踊り狂う炎嵐が裂け、その切れ目からワムウが見える。

そのワムウの背から多数の管が飛び出している。

その管に空気が吸い込まれている。

ジョナサン「目くらまし…か!」

ワムウ「目くらましにしては多少の犠牲を被ったがな…そうでもしなければお前にこの技を当てられまい…」ドシュルルルッ

_

カーズ「…!」ヒタ…

カーズの顔から汗が滴り落ちる。

カーズ「ワ、ワムウ…止すのだ…!」

リサリサ(カーズのこの様子…ワムウがどのような技を出すか知っている…!)

リサリサ(しかしこの焦りよう…ただの技ではない…?まるで爆弾を抱えて特攻する家族を見るような…)

リサリサ(まさか…!)

リサリサ「ジョジョッ!!」

カーズ「辞めるのだワムウッ!!」

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃-----------------------------------------┃

┃テレンス専用しおり          ∨ /  / ,,.. -一ァ',二二二{  ピキーン!!                  ┃
┃                      V  ,..,/ ,.ィ彳 f==<r'二二二{、             E x a c t l y      ┃
┃______________∨| ヘ`<=''~   弋ッ-ミ'''テ~ナ/   _∧,、__________○..┃
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〉'| | ト、   i{   ,..`二/ =|/''′.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┃
┃                      //ヽヽぅ   ヽ     {   =|   ~(今日はここまででございます)~ ┃
┃-----------------------------------------┃

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

>>790
いつの間にテレンスにww

_

ワムウ「最終流法_」

ジョナサン「…」

ジョナサンにはワムウの額の角に風が吸い込まれていくのがはっきりみえた。

ビリ…ビリ…!

空気が震える。

肌の表面が空気の振動を感じとる。

「この技は恐ろしい技だッ!」ジョナサンはそう思った。

足が竦む。

しかし引けない。

ここで引いたら命は助かるかもしれない。

だが確実に僕は彼に…

ワムウに…

'負ける'

それだけが頭に浮かんでくるのだ。

ジョナサン「ハアァァァ…」コオォォォ

波紋の呼吸をする。

ただ強く練るのではない。

落ち着いて_

静かに_

柱から水が流れ落ち、地面に吸い込まれていくように_

ジョナサンを中心に波紋エネルギーを地面に広げていく_

オオォォォ_ン

地面を'波'が走る。

まるで雫が落ちた水面のように…

ワムウ「このワムウの奥義を前にして引かぬか!流石だジョジョッ!そうでなくては面白くない!」ギュルギュルギュル!

圧縮した空気が爆発しようとする!

ギュンッ!

だがワムウはそれを許さない。

ワムウは更に風を圧縮し、留めた!

熱を帯びる風。

もはや風ではない別の何かにも見える!

ジョナサン「風が…'見える'!」

それほどまでに圧縮された風。

それを前に身構える。

ジョナサンは自分に言い聞かせた。

常識で考えてはいけないと_

この距離だから届かないだろう

近づいて攻撃してくる

など、常識に囚われた考え方を捨てた。

身体が反応する本能に従って行動するのだ…!

ズガァンッ!

ジョナサンの背後の地が抉れた!

屈んでいたジョナサンには当たらない。

悪寒がする、ゾッとする、冷や汗が滴る

だが今は考えている暇はない。

感じなければ!

ワムウの風の動きを!

直ぐに横に飛ぶ!

バシュ!

先ほどまでジョナサンが居た場所に向かって一筋の切れ込みが造られる!

その切れ込みはワムウの居る場所から一直線に伸びている!

ワムウの角から放たれた風のムチが地を斬ったのだ!

ジョナサン「伝われ!波紋ッ!」バシュン!

拳を地に打ち付け、波紋を流す!

あらかじめ流れていた波紋によって勢いを増し、凄まじい速さでワムウに向かっていく!

バシュンッ!

しかし波紋が流れる地面ごと風のメスで切り取られてしまう!

ワムウ「このワムウに死角はない…この技は神砂嵐と違って視界を遮らない。そして俺が見たものに正確に攻撃を加えられる…」ドシュルルル!

ジョナサン「…!」ヒュッ

必死に風のムチを除けるジョジョ。

_

カーズ「く…ワムウ…このままでは貴様は負けるぞ…!」

カーズには見える。

最終流法を使ったワムウの身体にヒビが入っていくのを!

カーズ「あの小僧が逃げに徹すれば貴様は自分自身の技で自滅することになる…!わかっているのかワムウよ…!」

リサリサ「わかっている筈よ。あの柱の男は…」

カーズ「なんだと…?」

リサリサ「逃げに徹すれば自滅する、ということを…だけどそれ以上の事をワムウはわかっている…」

リサリサ「'ジョジョは逃げも隠れもしない'ということを!」

_

ワムウ(ぬう…!思ってたよりも反動が大きいな…!決着をつけねばなるまい…)

額から風を噴出、ムチを形作り螺旋を描く。

ギャルルルル!

ジョナサン「…これしかない!」コオォ!

ブオオォーz_

両腕に一気に波紋を集め地面を叩き放出!

波紋色は山吹色!

                         /、_r'__ノノ))      ヽ /   |、_   ノ
 ー─'^ー'ー――'(__         ノ r'/ /   /    /   ノ´     |    ̄ |
            (           〈 /ノ     /   // ̄ ̄\    |、__ ,l
  ヽ rヤ     l    L,        ヽノ´   / /   // / ̄ `ヽ\ /l     |/ ̄ヽ
  冫j 又   |__|__|   {       )(    / /      / /      \/ / 、_   |  ==-|─ 、
             |        { { 、 l{ /、       / /     ____//       |    | ̄二
  幺_l__. ┌ノ┬ァ  .|      \!  ト-v'" ノハ / / .厶ィ´ ̄__,.> '  \    |    |
  小乂  └'_人_   ( ̄ ̄ ̄\-、\{ト、 ィェァ j)ノノレ'   /´  ヽ  ヽ    ヽ   j/ ==、|
.          _    (      ヽ\{__、ヽ L Y! |二\ /_ノ   }   l|    |   /     /、
.   、┌┴  ノlニlコ   <\_      /  ヽ }ヲ / /─ | 〈    /ヽ  /    /  i / ̄/  ヽ
  ノ,ノ 矢_   !__,    て  ̄ /\  \ノー'  )'´二ハ  `ー‐'   \___/  !{  /-、 /
              / ̄ / "/ヽ__ノ(二ィ´/ 二ニ            |    \  入ヽ/、__ノ//´
  ニ|ニ   r┬ 、  .|  //  /  //  // //^   \     ミ─--、     ̄ ̄ ´ー‐ヘ.ヽ-
  人l二   ∨ ノ  │ /// //  ___r-く\ /l     ,.-―\  ミ、\\ \        __,、、
 ⌒v'⌒ヽ/ ̄ ̄`V⌒ヽ!///     _ノ    |\)l{ ヽ__/  \ \\ ソ´   /´ \      / ヽ
           ,.//, /    /,.,.,. ≠、 }7  ヾ三  `ヽ.  \\ =====く\\,へ‐-、  _レ=
        /  ´"''ヽ-、  /, , ,. ≠= V/ 彡三三 ミ、 彡'´ ̄\    \ /-'  _ヽヽ___/

      /彡,      }_ノ ///    // //   `ヽ// \\ 、>、   \_/´   ト、  __
     ////彡    /ヽ  //    ∧  |      |/l     /  \、、 /     |\/^ヽ ヽ
    //  // /_ノ //       |  ハ i l l l l卅 〈__、、、/       /      !/ノ
   //  // /"´__ //     //  |    V´,.ィ:::7_\ ```ヽ\\  /      ∧、__ /
 /    /  //"´ ∨   //   ll    /:::::::::::‘Z, ``ヽ   \、\ |  _,.--  ∧ `ヽ
         〃 |__  ノ卅N、 く__/ /^´::::::::::::::::::::/-‐ァ     \\∨´ /       }  |


         〃/   \ / |l     \ /:::::::::::::::::::::::::::::::/  /フ─一 '7   /   /   リ / ̄ヽ
         ///////≠l  ll       V:::::::::::::::::::::::::::/  / /     l      /    // ,
         /  //  /li |    __ ヽ:::::::::::::::::::::ノx<   /     人_  /  / 「 ̄ヽ
       /`ヽ._ .r─く ll   /     トv;;;;_;;;;//     ヽ   /   /  /   \
     ./ヽ /、 /⌒ト、ノ\l! /     // ̄ ̄/l                ̄ / /    __ ヽ
     /、_)、/  /`ヽ/  }   ∨     /⌒ー――┴く        \      / _ -‐ 二 >-、
    ∧  (⌒ /‐‐、/  /‐‐彡{    /       /ヽ|          \    イ  「 / ̄      ',
    } \ `ー(  ,ノ ‐v'   ./j    /        |  l          /`7 /  /ヽ|  ヽー-<  ハ
     \ \   ̄(  ノ イ|  ヽ  \/〉   / l  l  ヽ       /  /./   l/\___ノ_,ノ、    ',
      l\__ ̄ ̄ ̄ ̄ /\  \ |//`ー- | |イ    \__ /  / /ヽ  〈    ヽ        i
       ハ   ̄ ̄二 ̄´  ノ\  `L{   ││ヽ     }  )_/ / /   \    }       |
      ∧        ̄ ̄   \   \.   し'   \   /__/      /\    \_
     /                  ヽ  \       >‐'       /   |     | `=======´

やっと追い付いた

すばらしいSSです

>>805
ありがとうございます!ぶっちゃけもう原作と全然展開や構成が変わってしまってるのでつまらないと感じている方が多いと思っていたので自信がつきますw

ワムウの方向に向かって走る山吹色の波紋!

その波紋は先ほどまでの波紋と違い、大きく!そして輝いていた!

ワムウ「中々のエネルギーだ…しかし届かなくては意味などない!」ピシュッ!

ムチが波紋が流れる地面を裂く!

ジョナサン「うおおおぉ!」バシュンッバシュンッ!

激しく移動しながら何度も波紋を地に流すジョナサン!

流れる山吹色の波紋を纏う地はワムウの風の刃によって宙を舞い、或いは裂かれる。

ワムウ「…今か!」ドシュルルル!

波紋を切り裂きそのままジョナサンに向かって風の槍を突きつける!

ワムウの風は真っ直ぐにジョナサンへと向かっていく!

それは恐ろしいほどの速さで飛んでいく!

ジョナサン「ふん!」バチィ!

跳ぶジョナサン!

ワムウの風の槍は外れて炎の土台に突き刺さる!

ジョナサン「これならいける!」

空高く跳んだジョナサンはワムウを見据えて叫ぶ!

ワムウ「甘いな…渾楔颯は我が肉体に限界が訪れるまでなら何度でも作りだせるぞ!」ピシュル!

新たに額から空気を圧縮した風が覗く。

このままワムウに向かっていけば結果は明らかだ!

額の角を中心に風を操り、宙のジョナサンを狙う。

ワムウ「…」ピシュルッ!

ジョナサンめがけて飛ぶ風の槍!

ヒュバァァァ!

限界まで圧縮された風と波紋がぶつかり奇妙な音が鳴り響く。

波紋で固めていたとしてもワムウが操る風には負ける

風を捌くジョナサンの腕には切り傷が!

堪らず地に落ちるジョナサン。

ワムウ「考えが甘かったなジョジョ…俺の技から逃げられると思っていたのか!」ドシュルルル!

地を這うワムウの風!

今度はまるで蛇のように地を這ってジョナサンに襲いかかる!

波紋を集めるジョナサン!

荒れ狂うワムウの嵐をどう躱すのか!

バチッバチッ

ワムウ「ぬ?」

バチッ!バチッ!

何かが弾ける音が聞こえる。

風が荒れ狂うジョナサンの方からだ。

ワムウ「…!」ドシュルルッ!

ワムウは気付いた!

今ジョナサンがいる'位置'が何なのかを!

>>806
>ぶっちゃけもう原作と全然展開や構成が変わってしまってるのでつまらないと感じている方が多いと思って
それこそIFの醍醐味だと思うし私は気にしない
どんな結末でも最後まで追い続けるぜ!

皆様!新年あけましておめでとうございます!正月帰り&実家にWi-Fiが無い=ウェブ利用制限発動→詰み
という状態で更新ができませんでした!なので今日からまた脳を絞って展開を考えていきたいと思います!>>813.814様
これで心置きなくオリジナルの展開が考えられます!ありがとうございます!m(__)m

なんと!先程斬り裂いた地面の破片が波紋を帯びてスパークしているではないか!

ジョナサン「この地面を!」バチバチバチ!

片足に波紋を巡らせ地を踏む!

ダンッ!

バチィッ!

宙に舞う地面の破片達!

それは大小様々な破片!

ジョナサンが波紋を地面に流し混んでいた地面の破片だ!

ジョナサン「ハァッ!」バッ!

自身も宙に跳び、ワムウの攻撃を躱す!

ワムウ「ぬう!?」ドシュルル!

ワムウに向かって飛んでくる石のつぶて!

グシュ!

それは波紋を帯びていた!

ジョナサン「オリャアッ!」バチンッ!

ジョナサンは!宙に舞う自身の周りにある地面の欠片をワムウに向かって撃ちだしていたのだ!

たかが石の欠片でワムウに傷をつけるつもりか?

違う!

ただの石の欠片ではない!

欠片は今!波紋を帯びている!

その波紋を帯びた欠片を波紋を纏ったジョナサンの拳で撃ちだす事で波紋同士を反発!威力の底上げをしていた!

ワムウ「ぬぅぐく!!」グシュ!ドシュ!

身体に埋め込まれていく欠片!

ワムウ(防御に転じなければッ!!)ピシュルル!

風の槍は結束を失いただの風へと四散する。

だがワムウは刃を失ったものの強固な鎧を手に入れた!

バシュッ!バシュッ!

風のプロテクターによって弾かれる波紋の弾丸!

ワムウ自身も自身の奥義、渾楔颯の為の空気供給管を併用してのこの防護風…

風のプロテクターには不滅の信頼を寄せている!

ジョナサン「やはり防御したかワムウ!」

周囲に丁度良い大きさの破片があることを確認する。

ジョナサン「今こそ貴方を'乗り越えて'みせる!」キュイィィン!

足に限界まで波紋を集中させる。

フォォォォン…

波紋の純度が高まる!

その足で波紋を帯びた破片と接触させ、波紋を一点集中!

ジョナサン「波紋を集め、反発…爆発させる!」

ドオオォォーz_ン!

凄まじい音を立ててジョナサンがワムウに向かって突っ込んでいく!

その手は凄まじい輝きを放ち、漆黒を照らす!

ワムウ「来るかジョジョ!!」ブワアアアァ!

風のプロテクターを最大活用して構えるワムウ!

引く事は無い。

ただ構えるだけ!

それが自身の’風'に対する自信とジョジョに対する覚悟!

弾丸のような速さで迫るジョナサンを前にしてワムウは微動だにしない!

'乗り越える'か_!

'打ち砕く'か_!

ズバァァァァァン!!

吹き荒れる暴風!

「ああああ!?」

「ワ、ワムウ様!」

カーズ「…!」

リサリサ「ジョジョ…!」

風は周囲の炎を吹き消し、煙を巻き上げる。

舞台の様子は見えない。

誰にも_

_

『フ…フフフ…流石だジョナサン・ジョースター…』

『まさかこれほどまでの'戦士'になるとはな…』ヒュウウゥ…

「…」

たちこめる砂埃の中、一部分だけ風の流れが周囲と違い外界との接触を絶っていた。

「僕がここまで強くなれたのも貴方のおかげです…貴方があの時僕を…」

巨漢は腹に突き刺さった腕を引き抜く。

ブシィィィィ!

血が吹き出し宙を赤く染めるが直ぐに風に吹き飛ばされる。

巨漢の身体から血と同時に風が漏れているのだ。

つまりもうその男の命の灯火は消える事を意味していた。

『自分の性に従ったまでの事…心からお前の成長を見れてよかったと思っている…』

「…」

『悔いはない…俺はお前と出会う為に何万年も彷徨っていたのかもしれぬ…』

「貴方とは…'違う出会い方'をしたかった…」

『ふ…さらばだ…』シュウウゥ…


ワムウ『ジョ…ジョ…』

_

「煙が晴れていくぞ!」

「どうなったんだ一体!?」

まだ薄く残る砂埃から一筋の風が吹き抜けてジョナサンの姿が現れる。

「な…!」

カーズ「…」ガシッ!

宙を走る風を掴むカーズ。

その様子を後ろから見るリサリサ。

リサリサ「…」

カーズ「次は我々の番だ。覚悟するがよい」ザッ…ザッ…

ダイアー「いよいよだな…」

いつの間にか背後にいたダイアーなリサリサに話しかける。

リサリサ「ジョジョはワムウに勝ちました。彼の師としてこれ以上の喜びはありません。次は私が応える番です」

カーズの後を追うリサリサ。

ダイアーには舞台から此方に歩いてくるジョナサンが決闘前より大きく見えた。

ダイアーなリサリサ…とんでもないミスをしてしまったww

カーズ「…」



「ひっ!お、お父さん…!?」

ワムウ「…ッ」ピタ…

「ううう…ひっぐっ…」

ワムウ「…」クル…

ザッ…ザッ…ザッ…

「…あ…」ビシュ!

ブシィィィィ…

ワムウ「ぬ!?」バッ!

「ガ…ァァ…!」ボタボタッ

ワムウ「カ…」

ワムウ「カーズ様!」

少年の首を刃で貫き振り上げるカーズを見上げるワムウ。

カーズ「ワムウよ…貴様はやはり甘い…波紋戦士の子を逃せば必ずや我々の害になるというのに…」

ワムウ「し、しかし!」

カーズ「しかし、なんだ…?」

ワムウ「…ッ」

ワムウには答えが見つからない。

カーズ「…ワムウよ、これは正当防衛なのだよ。我々は此奴らに脅かされているのだ…。あらかじめ毒を持ち、そして撒き散らすとわかっている花の芽をそのまま放置するか…?しないだろう?」

ワムウ「…はい」

カーズ「見逃さず刈り取るのだ…このようにッ!」ズガッ!

ズバァンッ_

地に落ちる頭

ワムウはその落ちた場所から広がる紅い液体から目を離す事が出来なかった…

_

情、覚悟、相手に対する礼儀…

くだらんな…

ワムウよ…

貴様はその感情さえ'克服'していれば奴には負けず、命を落とさなかった…

この戦で奴らを殺し!赤石を手に入れる事がワムウとエシディシに対してのせめてもの手向け!

なんとしてでも現実のものにしてみせよう…

カーズ「女よ。次の試合…始めから全力で勝負に臨んでやる」

そのためには…

リサリサ「…!?」

カーズ「貴様ら波紋戦士はどうしても正々堂々…この手で決着をつけたくなった!」

どんな手段も使うぞ…ジョジョよ…

To Be Continued_

残りの投下数も多くない(オーバーしそうなのでリサリサ戦カット&ウィンウィンから始めさせていただきます!m(_ _)m

カーズ「ふふふ…」

カーズはおもむろに倒れているリサリサの足に手を伸ばす。

「グピャアアアアァ!」ジュウウゥ!

何故か吸血鬼の数が減っていたので容易くカーズとリサリサがいる闘技場の真下まで来ることができた。

ジョナサン「…」ドドドドド

カーズ「…」

真下にいるジョナサンに気付くカーズ。

'これから'するカーズの行動でジョナサンの心はどうにもなる。

恐らくサシで戦う場合もっとも危険な状態になるだろう。

ジョナサン・ジョースターの'本気'を目の当たりにするだろう。

カーズ「ウィンウィンウィン…ウィンウィンウィンウィン…」

しかしカーズはリサリサの足を持ち、不可解な擬音を呟きながら脚の表面に指を滑らせる。

ジョナサン「…!」プッツーz_ン

あえてだ。

あえて今の様な行為をしている。

奴の頭を沸騰させるためにだ…。

自分の師なるものがこのような扱いをされて黙っていられるかな?

ましてやあの小僧なら…

段々と脚を滑る指が胴の方に_

バンッ!!

カーズ「!」

体が硬直するカーズ。

音がした方向から凄まじい敵意を感じる。

ゆっくりと視線を上げると…

ジョナサン「カーズ…その女性から手を離せ…」

ドドドドドドドドドド

カーズ「…ふッ」

ザグゥッ!

なんとカーズはリサリサの足に刃を突き刺した!

バキィ!

カーズ「ぬぅ!?」

背後に向かって殴り飛ばされるカーズ!

ジョナサンが一瞬で間合いを詰めてカーズをぶん殴ったのだ!

ドグン!

柱に叩きつけられるカーズ。

カーズ「奴め…いつの間に俺の前に!?」グシュウウゥ…

頬を痛みが襲う。

何故カーズほどの者がジョナサンを安安と近付けてしまったのか!?

ジョナサン「リサリサ先生…」

彼女を抱き起こし傷の具合をみるジョナサン。

ジョナサン「…なんとかなりそうだ…」

バシィ!

カーズの刃を除け、腕を掴む。

カーズ「な!?」

ジョナサン「…お前は許さない!」グググ!

腕に力がこもる!

カーズ「な、何故俺の行動がわかり、捉えられるのだ!?」

ジョナサン「わからないのか!」ガシィ!

ジョナサン「ワムウという偉大な戦士と戦い、'認められ'、乗り越えた僕にお前の小細工は通用しない!」

カーズ「黙れ小童がぁ!」

掴まれている部分から刃を出しジョナサンの手を貫く!

カーズ「貴様はこれで逃れられんぞ!貴様をこれからジワジワと痛めつけてくれよう!ハハハハハ!!」

ジョナサン「…」フ…

真下に向かってカーズを掴み落ちるジョナサン。

カーズ「なんだと!?」

予想外の行動!

ジョナサン「お前が'この場所'にいると彼女に危険がまとわりつく!ならば!貴様を下に引きずり落とせば彼女は助かる!」ガシッ!

カーズ「ぬううああ!貴様ァ!他者の為だけに何故そのように命を投げられるのだ!!」

カーズは腕から刃を突き出しジョナサンの腕目掛けて振り下ろす!

カーズの問いをジョナサンはごく平然と、当たり前の事で応える。

ジョナサン「僕は…'僕は人間だから'だァァァ!!」ゴワアアアア!

共に落下していくジョナサンにしがみつき己の流法、輝彩滑刀を使用。

ジョナサンの体を無数の刃が貫く!

カーズ「ふ…」ニヤリ…

だがジョナサンの顔は苦痛に歪んではいない!

刃はジョナサンに食いついているのにだ!

ジョナサン「カーズ…!お前は今ッ!重大なミスを犯した!」グイン!

空中での体勢が変わりジョナサンが上、カーズが下になる!

カーズ「き、貴様!まさか!」

ジョナサン「そうだ!今の貴様は!鎧を纏い重装したも同然!当然僕よりも重い!」

ジョナサン「この落下の力を合わせて貴様に一撃を加えてやる!」ブワアアアアア!

突然カーズの刃がジョナサンから外れる!

見るとカーズの刃は先っぽがジョナサンの波紋によって溶けている!

カーズ「貴様!ワザと輝彩滑刀を使わせたなぁ!?」シュウウウ

刃に残った波紋は少しずつカーズの体へと昇っていく!

ジョナサン「おおおおお!」

カーズ「く!!」

ゲシッ!

カーズ「!?」

ジョナサンは波紋をカーズの体表に流して自分はその波紋と脚の反発力を利用して高台の闘技場に戻った!

カーズ「これは…?」

身体を纏う波紋を見るカーズ。

何のつもりだジョジョ…?

この程度の波紋、身体を撫でるだけで大した痛手にもならん。

命惜しさに逃げたのか?

しかし下を見てカーズは理解した!

ジョナサンの行動の意味を!

カーズ「KUAAAAAA!?」

眼科に広がる突き出した水晶の棘!

ジョナサンはこれを利用したのだ!

「AAAAAA…!」

ザグゥッ!

_!!

下の方でカーズの断末魔が聞こえる。

しかし今は関係無い。

一刻も早くリサリサ先生の手当てをしなくては…

「用意をするのだぁぁぁぁぁ!!我が軍の誇りを結集させて作り出した新兵器でえぇぇぇぇ!我らがトドメをさすうぅぅあああ!」

心強い助っ人もいる。

なんとかなりそうだ…

スピードワゴン「お久しぶりですダイアーさん」

ダイアー「…友の無礼、詫びさせてくれ…」

ダイアー「謝ったところで許しようがない話だが…」

スピードワゴン「…彼もまた怖かったのでしょう…。日々迫り、そして確実に訪れるであろう死に…彼を非難する気はありませんよ…」

ダイアー「…すまない」

スピードワゴン「…ジョジョはあの事を知っているのですか?」

ダイアー「…」

スピードワゴン「そうですか…そろそろ話ておかねばなりませぬな…」

スピードワゴン「'真実を'…」

シュトロハイム「我が軍の対吸血鬼、柱の男最終兵器イィィィィ!特大紫外線照射装置イィィィィをおおおお!カーズに向かって発射アアアァァ!」ビシ!

ジョナサン「…」

事前にカーズの体表に纏わせていた波紋の膜…水晶によって貫かれた際にその傷跡から波紋が伝わるように考えて蹴り落としたが…もう少し抵抗するかと思っていた…

ジョナサン「少し呆気なかったような気もするが…」

スモーキー「どうしたんだいジョジョ?なんかしけた顔してるけどよー?」

ジョナサン「え?」

スモーキー「やっと決着が付くんだからもう少し嬉しそうにしなよ!」

ジョナサン「…何かが気がかりなんだ…」

スモーキー「気がかり?」

ジョナサン「何か重要な事を見落としているような…」

狼狽しているジョナサンの目の前でドイツ軍によるカーズへの終止符が打たれようとしている!

シュトロハイム「よし!照射しろぉぉぉぉぉ!」

「イエッサーァァァァァ!」

ジョナサン「リサリサ先生…シーザーの仇が今打たれようとしています…」

介抱されているリサリサを見る。

ジョナサン「…」

ジョナサン「…!」

ジョナサン「シュトロハイムさん!その装置を_!」

カーズがいる方向から悲鳴にも似た叫び声が聞こえる。

シュトロハイム「いかん!紫外線照射装置停_」

光に包まれるカーズ。

柱の男を知る者ならここで勝利を確信するだろう。

つい先程までのジョナサンもそうだ。

確信にはないにしろ予測はあった。

シュトロハイム達と自分ら波紋戦士達によって柱の男の最後の一人、カーズを消滅させるという未来、ビジョンを思い描いていた。

しかし直前_

例えば蛹から蝶へと姿を変える場面_

その蛹にひびが入る時の様な直前に_

ジョナサンは気付いた。

自分の'気がかり'の意味を_

リサリサを見て気付いた

どこを?

首_

首もと_?

ない_

石が_

赤石が_

いつ先生は無くしていた?

カーズと戦った時にはあった。



'もし'だ


リサリサ先生から赤石を奪い取っていたとしたら_

もし今のカーズが_

’仮面'を被っていたら_?

ダッ!

スピードワゴン「ジョジョ!?」

止めなければ_

最後の柱の男を_

ブワアアアアア!

ジョナサンが作る山吹色の波紋はカーズを包み込む光に呑まれ、霞んでいった_

_イタリア ヴォルガノ島_

ゴボ…

ボゴ…

「_!_ョ!!」

「!ァハ_ァ!」

それが_

意識も定かではないジョナサンが何度目かに思い描いた走馬灯だった。

呼吸が_

出来ない_

痛みはない

ただ身体が動かない

力を振り絞って身体を起こそうとするも僅かに身体が揺れるだけ

うつ伏せで倒れる自身の身体と地面の隙間には何か細い糸が引いている

地面の熱で皮膚と岩がくっ付いている

火口のすぐそばだから熱がすごいんだ

昔、本で見た事がある

こんな形で訪れる事になるなんてね

'こんな'状態なのにジョナサンの頭は冷静だった

やれる事は全てやったつもりだからだ。

目の前の'災厄'に対して_

カーズ「波・紋・かぁ~?やはり面白い力だこの呼吸法はぁ~!貴様の様な虫ケラを葬るには丁度いい能力だと思わんかぁ~?」ビシビシビシ!

シュトロハイム「ジョ…ジョジョォォォ!!」

シュトロハイムは今、身に危険が迫っている。

目の前で憎き敵であるジョナサンの胸な風穴を開けたカーズは次にシュトロハイムへと標的を変えたのだ。

出来る事ならこの身体でカーズを火口に押し出し、プロテクターを纏うカーズをプロテクターごと手榴弾で吹っ飛ばし溶岩で消し去りたく思った。

しかしその行動も無に帰すだろう。

奴は『神』になった。

  V            /  \,.--─、:::::::::::::Ll_   /7     >''"
   V            /、  (二(二フi二}二ヽ::::::::::\ノ-/  >' ´.・^
   ',     ,.-z‐/ __`Y¨|/ / /_ ヽ Vハ::::i::::::::〉‐'| / ,. '^

    V   /´ ̄`ヽ\ ∨/   l ト、_ヒッ^ヽl !コノ:::ノ、,,_|' {   溶岩でも倒せない!
     V  ,'::::::ヽ‐ァ'⌒ハ l    ', 、  ̄`/ /く-‐<-‐'フ ,}
     V i::::::::::::/ /´::l | ! ,. -─‐\)二)´_ノ、/´ ̄ヽ i ;   ┼、ヽ。。。「┴ァlニ|コ  __∟ l l |
     ', lヽ::::::ノ /::::::jリ-(__ ( (二ニフノ/´ i U ', V ;     ノ、ノ      /|ヽー|┘」 / こ  !
      〉 ヽ ゙く_ノ::::::://  _ 二ニニ(○'イ u 、-─‐ァ' :     や…やつは「神」になったんだ…!
     //  \__二´ィ'´ ̄l l  U        \// ,’
    /ソ  /  |  ,ノ    l し   、 , U    ,. ー、フ :
   / /   /    ト- 1    .} l     l i   ∠´___L、、
 / //l/     ヽ._j    l l    | l  、   _  ,ノ ;
  ̄/  /     /   丶、... U    し   ̄   `{ i´
  /⌒   ̄`ヽ   }  ` 、:::::::::::.....        | {
 .           ',  | l    丶::::.:::::::::::::......__  ノ ;
              ', U   \ `--─ T¨ ̄ ̄ ,’

実に気分が良い。

最高の気分だ。

あのカラクリ男の身体を構築するネジ一本の表面まで見える!

視力も桁違いになった。

もちろん視力だけではない。

今は腕や羽からだが…慣れればこの身体の髪の毛一本からでも生命を作り出せそうだ!

素晴らしいぞ赤石よ!

このカーズは今!全ての種を超える絶対者になった!

カーズ「どれカラクリ軍人よ。貴様はもう助からん。しかし喜べ!貴様はこのカーズの記念すべきモルモットになるのだぁ~~!!」モコモコ…

カーズの肩が異常に膨れ上がり脈動する!

シュトロハイム「モ…モルモット…だと?」

カーズ「そぉだぁわかるだろう?貴様らもよく実験動物を扱うだろう~?それと同じだ…」ザッ

シュトロハイム「…ッ!」

カーズ「このカーズは究極生命体になってから間もない…まだわからぬ点もある。だからこそ知るのだよ~。実際に'やってみて'な…」ザッ

カーズが一歩近づくごとに言葉の意味、カーズの発言の意味がわかり青ざめてくるシュトロハイム。

カーズ「恐怖することはない…寧ろ光栄だろう~?このカーズの役に立てるのだからなぁ~?」ザッ!

シュトロハイム「くそッ…!万事休すか…!」

今のシュトロハイムには’足がない'。

そして装備も_

腕を飛ばそうにも無駄に終わる

最初の一回はまぐれのようなものだ

今撃ったとしても'無駄'に終わるだろう…

シュトロハイム「しかし!」

カーズを究極化させた我々が何もしない訳にはいかない!

ここで動かずは軍人の恥!

動く上半身をカーズに向き直し、右腕をカーズに向ける。

カーズ「またそのような玩具か…最初は少し驚いたがもう通用はしないぞ?無駄な事はやめるがよい」ニヤ…

シュトロハイム「これはケジメだ…せめて一矢向くいてみせよう…!」

カーズ「ふ~…そのような行いこそ「天に唾を吐く」というものだ…」

立ち止まるカーズ。

「…」

虚ろな目でカーズとシュトロハイムを見つめるジョナサン。

その瞳に光はない。

その瞳の前をシャボン玉が通る。

「…」

「…!」

シャボン玉が来た方向を見るとなんとカーズの手元からシャボンが出ているではないか!

カーズ「面白い趣向を思い付いたぞ…'あの'小僧の技で貴様を葬ってやろうではないか~!」ゴボボボ!

手にまるで石鹸を持っているようにシャボン玉を作り出すカーズ!

「…ッ」

ジョナサン「…ッ!」グアッ

ドドドドドドド

シュトロハイム「…ア…!?」

仰天するシュトロハイム!

もう既にたちあがれまいと思っていたジョナサンが今!カーズの背後に佇んでいる!

カーズ「_ッ」ビク_

カーズは驚愕した!

彼は今!「怯えた!」

究極生命体になり、生態系の頂点に立つ者である自分が怯えたのだ!

ただならぬ気配を感じ振り返るとそこにいた!

ジョナサン・ジョースターが!

この男が今自分に恐怖を感じさせたのか!?

いや!そんな筈はない!

今や胸に風穴が空き、死にかけの男!

カーズはつい先ほど抱いた感情を否定した!

カーズ「…驚いたぞジョジョォ…まさかまだそんな傷を負って生きているとはなぁ~」

ジョナサン「…めろ」

カーズ「あぁん?」

ジョナサン「'彼の技'を使うのをやめろと言ったんだ…ッ!」

カーズ「彼の技ぁ…?あの小僧の事か…俺がどう使おうが関係はあるまい…既にシンデイルのだからなぁ~?」

ジョナサン「_」プッツーz_ン

切れた_



僕の中で決定的な何かが

切れた_

若干ついていけてないんだけど、ジョナサンが原作ジョセフよろしく「逃げるんだよォーッ」かまして飛行機に飛び乗ってシュトロハイムの手とか借りつつカーズを火口にぶち込んで、ここまでは原作通りだったけど、ジョセフと違ってツいてないジョナサンは、戻ってきたカーズに左手じゃなくて胸をやられたってことでいいの?

>>874
そんな感じになりますσ^_^;どう考えても究極カーズ→地球追放しか考えられなかったので火山にいく、打ち上げられる所は原作通りです!(過程は色々とオリジナリティに…)受けた傷の部位は違いますがね…w

ジョナサン「ウアアアアアア!!」

カーズに向かって走りだすジョナサン!

カーズ「このカスが…激昂するんじゃあない…!」バババババ!

カーズの右腕が七色に光だし、ジョナサンに向かって突き出される!

シュトロハイム「いかん!ジョジョ!奴のその能力は今余りにも危険すぎる!触れるんじゃあない!」

そう!今のカーズが駆使する波紋は既にジョナサン、リサリサのそれとは比べ物にならない!

もしその右腕で殴られれば、あっという間に皮膚が'溶けて'しまうだろう!

ガシィ!

シュトロハイム「!!」

なんとジョナサンは自らその右腕を掴んだ!

カーズ「…!」

異変に気付くカーズ。

'痛い'のだ。

究極化した肉体で作り出した波紋を集めた右腕が。

痛みを感じる。

ジジ…ジ…

なんだ_?

バリ…

右腕と奴の手から_


バチバチバチ!

音が_!

ドパァッ!

肩から翼を生やしジョナサンの頭上に一枚の羽を落とす。

キシャァァ!

忽ち羽はピラニアに'生まれ変わり'ジョナサン目掛けて降り注ぐ!

ガシィ!

空いている左手でピラニアを掴むジョナサン!

するとピラニアの身体が溶解し、ドロドロになって地面に落ち、煙を上げる!

シュトロハイム「これは!」

シュトロハイム「同じだ!カーズのあの波紋と!!」

ギリギリギリ!

カーズ「…ッ!ジョジョォ…貴様何故それ程の波紋を使えるようになったのだ…!」バチバチバチ!

激しくスパークする両者の腕!

ジョナサン「そんな事どうでもいいだろう…貴様は僕が倒すのだから!」コオオオォ!

ボゴン!

ジョナサンの首から走る波紋の雷がカーズを掴む手に達した時!カーズの右腕は爆発した!

カーズ「UGAAAAA!?」ボタッボタッ

堪らず後ずさりしジョナサンから距離をとる。

カーズ「ぬぬ…やはりおかしい…!短時間の間に何故それ程まで力が増しているのだ…!」

フゥゥウウン!

ジョナサンの胸に波紋が集まり一層強くなってからまた胸を中心に波紋が広がっていく!

カーズ「!貴様まさか!」ビクッ!

カーズは気付いた!

ジョナサンが急激に強くなった理由を!

カーズ「人の身でありながら究極生命体になった我に傷を負わすとは…!」

シュルルル!

ジョナサン「!?」

先程吹き飛ばした腕を植物に変化させジョナサンの足を絡め取り自由を奪う!

カーズ「貴様のその秘密!それはァ!」ズザッ!

あっという間にジョナサンに近づき懐に忍び込む!

ジョナサン「オオォ!」

腕を振り下ろすジョナサン!

その腕は虹色に輝いていた!

ギュチュイ!

その腕を蛸足と化したカーズの左手が締め付ける!

カーズ「NUAAAAA!」ズバァ!

ジョナサンの胸に手を突き入れるカーズ。

グシュウ!

カーズ「AAAAAAA!」

熱い!

まるであの窪みの中の溶岩のようだ!

ジョナサン「ガアアアアアア!!」ズチィ!

胸に突き刺さったカーズの腕を捩じ切りカーズの顔に向かって拳を打ち出す!

カーズ「だがやはり!」

ガシィ!バリィ!

肩から生えた腕でその拳を捕まえる!

             、   ,、  }     ど   ど
       /(ノ)イ_ノ:}イ(ノ.:}ハ_,l:     う.   :
     ヽ{  . :   ノイ イ: : :|:     な   :
    _)V  : :    ノ  :{: : : }     る
   ⌒)   . : ハ . :/: : : /: : : :}:   ん
   {乂 . : : :}ハ::く: : : : :く: : : : :}:_   だ
 {∨. : .::/: : : : :ヽ::\: :‐-≧=ミ::ハ   ろ
 乂: : : :{: : {(ノ}ノ )ハ:}斗ャ≦ヽハ: :}   う
   {: : ::乂Y≧=ミ、ノ}≦「ヒリ,   V}、
   从: : : ::} 「ヒリ i `ヽ      { \___   _
     ⌒ヽハ    :|      u  {  V:: :} /
        ゝ}i   `¨′     /   V::}/___/
          }ハ   マ⌒i    /     V/ / /

           \   こ´  ./: .     /__//
          }ヽ ゝ   /: : : : . . /⌒´ /
          }i `ー=チ:::: : : :_:_:_:ノ / ' "

           /ハ  }: : :::::::/´ ̄,/   -‐=¬
          // \}: : :/{  ___rrーrー==¬i
  ____,、</ー{、  ⌒´{ :{≦--―┴┴-=/l/l/

//|/|/|/|/l{ー‐{、\ ⌒^{  \丶         \l/

ジョナサンの拳とそれを包むカーズの手に激痛が走る。

カーズ「貴様…」



カーズ「'人間を超えて'しまったな?」

ジョナサン「…!」

グシャア!

ジョナサンの拳が握り潰される!

シュトロハイム「あぁッ!?」

粉々になったジョナサンの右手から覗く白い骨。

そして胸の風穴から漏れる赤い光!

エイジャの赤石だ!

カーズ「吸血鬼でもない生身の人間が何故今の俺と対等に戦えるかようやく分かったぞ…!」

シュトロハイム「赤石を取り込むだと…!?そんな事をしたら…!」

ジョナサン「分かっていますシュトロハイムさん!」

シュトロハイム「!」

ジョナサン「今のカーズに対抗出来る手段はこれしかない…だがこの方法は諸刃の剣。使えば僕の身体がどうなるかはわからない…」

ジョナサン「だけど!この場でなにもしないで死ぬよりはずっと良いッ!!」

カーズ「中々面白い事を言うじゃないかジョジョォ…今までそんな事をした奴は貴様が初めてだ…」

ジョナサン「…ッ!」ドグン!

カーズ「だが辛かろう…強力なエネルギーを持つ赤石をそのまま体内に取り込むのは…」

カーズが空けた傷穴がどんどん塞がっていく!

そしてジョナサンの右手から骨がポロポロ抜け落ち新たな骨がその下から顔を覗かせる!

ジョナサン「グ…ア…!!」

カーズ「便利だなァその再生力…。最も、貴様からすれば凄まじい激痛が走っているだろうが…」

カーズ「なんなら取ってやろうか?その赤石を…まぁ~どっちにしろ貴様は死ぬがなァッ!」

波紋を集めたカーズの突きが迫る!

その突きを完治した手の甲で受け止める!

ガチィ!

ジョナサン「ああ…もちろん取るさ…お前を倒した後にッ!」

カーズはまだ気付いていない。

ジョナサンは波紋の達人!

カーズは元柱の男!

この仕組みを利用したのだ!

カーズの蛸足が絡みつく腕にも'ある'波紋を巡らせる。

手の甲にも_

カーズ「威勢だけは良いようだが…完全生命と化した俺をどうやって殺すつもりだァ~?」

蛸足を力強く掴む。

カーズ「共に溶岩に落ちるか!?それもいいが~結果は見えているがなァ~」

そう!結果は見えている!

最初にこの火山に来てカーズが地中から出て来た時点で!

一体どうするつもりなのだジョジョ!

今は動けぬ我が身が恨めしく感じる!

シュトロハイム「クソォォ!」ダンッ!

ジョナサン「シュトロハイムさん」

名を呼ばれハッと顔を上げる。

ジョナサン「貴方のおかげで吸血鬼達は壊滅させられました。ありがとうございます」コオオオォ

カーズ「…?」

シュトロハイム「し、しかし我々の所為でカーズが…!」

カーズ「そぉ~だ感謝しているぞ軍人よ。貴様のおかげで俺は究極生命へと進化できたのだよォ~」

シュトロハイム「く…!」

ジョナサン「大丈夫です」

ジョナサン「倒す事は出来なくとも…僕が何とかしてみせます」

シュトロハイム「ジョジョ…?」

ズチィ!

蛸足をジョナサンから引き剥がそうとするカーズ!

しかし離れない!

なんだこの力は!?

カーズ「ジョジョォ!貴様一体何をする気だ!?」

カーズは絶叫した!

完全無欠となったカーズを前に!このどうしようもない状況なのに!

ジョナサンは'笑って'いるのだ_

その安らかな微笑みにカーズは恐怖した!

だから今もがいているッ!

逃れられない!

カーズは知らなかった!

波紋には色々な性質がある事を!

山吹色、緋色、青緑、銀色、生命磁気、深仙脈の波紋_

長く波紋を行使すればやがて知るであろうそれらの波紋もまだ波紋を使ったばかりのカーズにはわからない!

そして今カーズは蛸足、腕だけでなく全身が動かなくなった!

何故だ!?

これは圧倒的波紋エネルギーを操るジョナサンの'生命磁気'の波紋によるものだ!

今ッ!カーズは様々な生物を作り出せる!その生物一体一体は自然界に生きるそれと全く同じ!

そして多数の生物の力を行使できるカーズは様々な生命の力を借りて逃れようとしている!

蛸、肩から中途半端に迫り出している鳥の初列風切、足から頭を生やしたピラニア!それらの力を使い逃れようとしているが生命の力を使う毎に鈍くなっていた!

これは生物が出す生命磁気をジョナサンが暴走させているからだ!

「神」となった男の思わぬ弱点だった_

カーズ「貴様ァァァ!一体…!何を!」ギギギギ!

身体が軋み上がる。

さらに!赤石を取り込み波紋の力を何倍にも増幅させたジョナサンの波紋は思わぬ奇跡を生み出す!

カーズ「UGOGGGGGGG!?」

カーズの足から上に向かってどんどんと石化していくではないか!

ジョナサン「この赤石まで使ったんだ…貴様のその力…」コオオオォ!

カーズの手を掴んだジョナサンの手が'真っ白'に変色する!

ジョナサン「その力を世の中に放つ訳にはいかない!」ブワアアアアアア!

カーズ「AAAAGYAAAAA!!」ピシピシピシィッ!

シュトロハイム「カーズがあああぁ!カーズがどんどん地面の石と同化してゆくううぅ!!」

極限まで増幅され、強化された波紋はカーズの神経をも狂わせ、自身に岩や鉱物と同化させたのだ!

カーズが先ほどまで考えていた事は'身を守る事'。

そして今!自身の体はその意思を尊重し、様々な鉱物が集まった土壌と同化を始めたのだ!

カーズ「動…けぬ…!体…がァ!」ゴゴゴゴゴ!

しかしそれはカーズが今実行したいと考えている行動ではない。

ジョナサンの波紋はカーズの思考と反射の線を歪めてしまったのだ!

シュトロハイム「カーズの足が!足が地面に吸い込まれていくぞぉ!?」

そして次に身体が起こした行動はジョナサンから'遠ざかる事'。

それもただ遠ざかるのではない。

'ジョナサン'が来れない場所へと遠ざかる事だ!

結果カーズの身体は地中深くまで潜る選択をした!

カーズ「な_何故_俺はこんな_望んでいな_い!」ガガガガ

喉の奥から徐々に鉱物化していくカーズ。

望んでいない?

違うッ!

全ては己が描いた願望なのだ!

呪うべきは今の自身の身体!

究極生命体となった肉体を呪うしかないだろう!

今のカーズに出来ない事は何も無い!

少なくとも今の人類が思い描く不可能な事は全て出来るだろう!

皮肉な事だ_

もし赤石を使わなければ'現在の様な'状況は起きなかった_

そしてその状況を起こるきっかけも赤石_

エイジャの赤石で手にした力はエイジャの赤石によって崩れ去るのだ_

下半身が完全に地中に取り込まれた今、ジョナサンの白色化した手がカーズに触れた。

ビシィ!

グジュッ

すると瞬く間にカーズの上半身がジョナサンの手に吸い付き下半身から切り離された。

「_'__」

もう既に言葉を口に出す事も出来ないほど鉱物と同化したカーズ。

白色化していない手で叩いてみる。

キンッキンッ

聞いたこともない音を立てる。

今のカーズをどうにか出来るのは'この手'しかないようだ。

ジョナサン「シュトロハイムさん」

シュトロハイム「ど、どうした!?」

今のこの力でカーズを封印する_

倒す事が出来ないならせめてその行動を封じるしかない。

ジョナサン「…お願いがあります」

そう呟く頃、カーズの下半身は完全に地中に埋まっていた_

_

シュトロハイム「なんだとぉ!?'その'手を使ってカーズを封印するだとぉ!?」

ジョナサン「はい。勝手ながらシュトロハイムさんには後の事を任せたいのです」

カーズを封印する手段とは!

カーズの下半身が眠るこの島から対極の位置にある海の底にこの上半身を沈めるという方法だ!

ただ沈めただけではいつ復活するかわからない!

だからジョナサンは保険をかけた!

ジョナサン「この'恐ろしい'手と赤石をカーズの上半身に埋め込んで切り離し、カーズの神経を永久に狂わせます」

ジョナサン「シュトロハイムさんには…皆の事を頼みたいのです_」

そう。

赤石を切り離しすということは今のジョナサンが死ぬかもしれないという事なのだ。

胸に空いた傷跡は完治したとはいえまだ赤石はジョナサンの身体のさらに深くに存在している。

無事切り離せるかも問題だ。

シュトロハイム「…しかしジョジョ!このまま放っておいても大丈夫なのではないか!?奴の半身はこの地の地下深くまで墜ちていった事だし今残る半身をこの地球の裏側の海に捨てるだけでよかろう!お前がわざわざそんな危険を犯さなくても!」

確かにその通りではある。

もはやこの状態のカーズが復活する確率は低い。

例え鉱物化を解除してもいる場は深海、そして半身は地球の裏側。

だが_

ジョナサン「僕はこいつを許す事が出来ない…祖父の死因である石仮面を作り出し、友人を殺し、師騙し殺そうとした_そして復活の可能性が1%でも少なくなるならその行動をした方がいい…」

そして手を見つめる。

ジョナサン「…何より僕は人の理を超えた力を持ってしまっています。もし生き残れたとしても人の道を踏み外しながら生きたくは無いんです」

シュトロハイム「…」

胸に手を当てるジョナサン。

ジョナサン「僕は_」



ジョナサン「人として生き、そして死んでいきたい 」

ズグゥアッ

ジョナサン「ウグァアアアアアアア!!!」ドグンッドグンッ

胸に手を突き刺し赤石を引き抜こうとする!

グググググ!

真っ白となった腕は例え血にまみれようとも白く輝くことを辞めない!その光景にシュトロハイムは畏怖した!

ジョナサンに対してではない!

このまま赤石を取り出さなかったらと思うと_

グバァッ!

更に輝きを増す腕!

ジョナサンがどうやら赤石を掴んだようだ!

シュトロハイム「く!」ダッ!

脚の修復を終え、火口から外に向かって走り出すシュトロハイム!

これでここにいる'生き物'はジョナサンだけになってしまった_

グチュルルル!

赤石を目に見えるところまで引っ張り出した!

しかし!

ジョジョの肉体が赤石を手放す事を拒んだ!

心臓周辺の血管がなんと!赤石に向かって飛び出し!ジョジョの赤石を握る手に纏わり付いたのだ!

ジョナサン「グググググゥッ!」

そのままゆっくりと今は動かぬカーズの元に向かうジョジョ!

ザッ!

いよいよここまで来た!

ジョナサン「ハアーッ!ハアーッ!」スッ

おかしい_

いくら赤石の力とはいえ僕のこの身体_

グチリュルル!

まるで別の意思が備わっているように_

ゴォアアッ!

ジョナサン「!」

赤石を握る手が掴まれる!

シュトロハイムさんか!?

いや_

彼は今この場にいない_

ならこの手は_



「 ジョォォジョォアォァォ!! 」

ジョナサン「カ…カーズッ!!」

なんとそこには!ジョナサンの手に握られる赤石をどうにかして取り出そうとするカーズの姿ッ!

しかしカーズは今鉱物化している!

ジョナサンの手を引っ張っているのはジョナサンのひびから出た「何か」だ!

「セキセキォアォァォ!セキセキオオオォ!!!」

ジョナサン「ウアアアアア!!!」

ジョナサンは恐怖した!

'これ'はもはやカーズではない!

カーズの意思を持った魔物だ!

このまま赤石'だけ'がヤツに渡れば_

赤石だけでは駄目なのだ!

この’手'もヤツの頭に埋め込まなくては!

赤石を今のジョナサンの手で包み込み、カーズの頭に埋め込む事で切り離したジョナサンの手から流れる波紋は赤石によって永久にカーズの頭を狂わせられる!

しかしカーズが赤石だけを取り込めばそのまままた肉体が復活してしまう!

ジョナサン「オオオォ!!」

グチュンッ!

カーズの頭のひび割れに向かって赤石を包み込んだ手は減り込む!

「AAAAAGAAAAAAYAAAA!」

後はこの手を…!

切断するだけ…!

しかし!

ギチィィィィ!

ジョナサンの左手に血管が巻き付き腕を拘束する!

ジョナサン「な!?」

やはりおかしい!

まさか_

最初に胸に風穴を開けられたあの時_!

この身体にカーズが何かをしたのか!?

ジョナサン「ぬあああああ!波紋が!伝わらない!?」ブワアアア!

この血管はジョナサンのもの!

仕掛けをしたのはカーズだとしてもその血管はジョナサンの一部なのだ!

故に波紋が…通じない!

赤石の周辺に有った血管だからか!?

「OOOOOOO!!」

早く…手を…切らなければ…

カーズの頭に手を突き刺しているのに…!

後は手を切り落とし、ヤツの頭に残すだけなのに!

動けない…!!

「ジョジョオオオオォ!!ヤツを封じる波紋を込めろオオオォ!」

ジョナサン「…!」

反射的にその声に従い手に過剰な生命エネルギーを集める!

「UGOAAAAAA!」

「そのままジッとしているんだジョジョオオオオォ!」ブン!

視界に映る影。

飛行機に積んであった斧と…酷い油切れを起こした機械の音_

ズバンッ!

ジョナサン「ありがとう…」

シュトロハイムさん…

_数ヶ月後

I sleep here Caesar Antonio Zeppeli

シーザー A ツェペリ
ここに眠る

その傍らにもう一つの墓碑が_

Sleep here Jonathan Joe star

ジョナサンジョースター
ここに眠る

「彼は我々を救い、神は彼らを救うであろう。どうか彼らに安らかな眠りを与えたまえ_」

スモーキー「…」

降り注ぐ雨はいつもより冷たく、朝方射し込んでいた太陽の光はいつもより弱々しかった。

ロギンズ「…」

師範代もジョナサンの波紋の応急処置もあり、今は問題なく動ける。

メッシーナ師範代の墓も此方にしたらどうだという提案もあった。

しかし我々が日々を過ごし、笑い、努力したあの島の全貌が見える場所に埋葬する事にした。

エリナ「…」

そして最後にエリナ婆さんが花を墓碑に花を添えた。

エリナさんの事はスピードワゴンさんから聞いた。

今一番辛いのは彼女の筈だ。

しかし彼女は泣いていない。

その彼女を前に僕達が泣く事は出来なかった。

リサリサ先生も…

シーザーという愛弟子を、ジョナサンという息子を亡くしてしまった。

スモーキー「…ッ」

…神は本当にいるのだろうか

もしいるとしたら何故これ程までの悲しみを彼女らに与えるのか?

やり場のない怒り、そして悲しみが込み上げてくる。

ゴオオォ…

スモーキー「…?」

ゴオオォォォッ

何の音だ?

キキーッ!

スモーキー「!」

黒い車が道の端に止まっている。

誰の車だろう?

「…夫は'別の道から'来ますので私はここで結構です」

バタン

そう言い車から降りる女性。

一見するとお淑やかに見える女性はゆっくりと此方に向かって歩き、リサリサ、ダイアー、ロギンズを見ると泥跳ねも気にせず走り出してきた!

スージーQ「お久しぶりです皆さん~!」

ロギンズ「スージーQか…いつになくご機嫌だな」

後後わかった事だが今日のこの日までずっとスージーQは塞ぎ込んでいたらしい。

ダイアー「それにしても遅かったじゃないか。どうしたんだ一体?「

スージーQ「実はですね!」


スージーQ「ジョナサン・ジョースターが今日帰ってくるんです!」

「「「な!?」」」

スピードワゴン「何だってぇ!?」

ゴオオオオォッ

エリナ「ジョジョが…?生きている!?」

スージーQ「はい!皆さんの所に手紙は来てなかったんですか?」

スピードワゴン「いや…全く…」

スージーQ「あれ?」

ゴオオオオォッ!

墓地の遥か上空を飛行機が走る!

先程から何回も近づいているようだが…

一体何の為だろうか?

あれこのままだと奥さん誰だ?

>>938
スージーQ…という事になります…ヒロインポジションも変えた方が良かったなーって思ったり…

_

「さあ!飛ぶのだジョジョよ!ここは戦場ではない!心配するな!」

ジョナサン「は、はい!」

飛行機のドアから顔を出すジョナサン。

やっと帰れるんだ…皆の場所へ…

シュトロハイム「改めて礼を言うぞジョジョッ!'あれ'を誰にも気付かれずに沈めるのはちと骨が折れたが…お前のおかげで世界は救われたのだ!」

ジョナサン「…はい!」

ジョナサン「シュトロハイムさんこそ…ありがとうございました」ス…

右手を翳すジョナサン。

一見すると普通の手だが実は機械仕掛の手_

ドイツ軍の(謎の)技術によりぱっと見わからない程の義手を作って貰った。

シュトロハイム「それくらい安いものだ…また何かあれば我々を頼ってくれたまえ!」ビシッ

ジョナサンに向かって敬礼のポーズを取る。

ジョナサン「…」ニコ…

ジョナサンもそれに応じる。

バッ!

勢いよく飛び出すジョナサン!

シュトロハイム「…さらばだッ!ジョナサン・ジョースター!」

我が祖国、ドイツを脅かす存在から国を守る為ッ!シュトロハイムは戦地に赴くのだった_

あれ、シチリア島に石仮面残ってたんじゃなかったか
公式じゃなかったっけ?

>>963
確か恥知らずのパープルヘイズに乗っていましたねー。シュトロハイムが回収しようと考えていましたがその前に亡くなってしまったので回収出来なかった、という石仮面ですね。やはり組み込んだ方がよかったでしょうか…w

なるほど…その手がありましたか…。駆け足は本当に申し訳ないです!気付いたら残りレス数がやばいことになっていたのでこんな事になってしまいました…申し訳ありません!

運命とはわからないものだ_

あるものは変えられない絶対の物、という

あるものは運命とは乗り越える物、という

運命とは最初から決定付けられた物だともいう

しかしこの運命が

もしこの運命というものが

少しでも'ズレて'いたら_

カーズ「ふははははぁ!赤石をついに手に入れた!女!貴様の役目はもう終わりだ~!死ねッ!」ザキィッ!

ガシッ

カーズ「なに…!?」

「てめぇ…」

カーズ「…なんだその男は…先程まで'いなかった筈'!?」



「 てめぇは俺を怒らせた…! 」

エシディシ「な、なんだ!?腕がッ!?」

「痛むんすか?何せ他人の腕だからなぁーッ。バチでも当たったんじゃあねーのかァ?」

エシディシ「ぐうああ!?」ブチンッ!

エシディシ「ぐうう!死体の…腕が!?」

「やっぱ'元に'戻した方が良いよなぁーッ。バチも当たらねーんだからよー!」

エシディシ「貴様…!」

エシディシ「一体何をしたァ!?」

弾き飛ばされるリス!

カーズ「まさか貴様も…!?」

「だからやめたほうがいいと言ったんだ…僕もある程度お前と同じ事が出来る…」

ガシィ!

カーズ「なるほど…ただの人間ではないということか…」

リスを変形させた腕を付けたか…

だがもうあの手には’注いで'いる…!

「命を与え…生み出す…それが僕の能力だ…!」

まだ奴は気づいてはいない…'それを'利用するしかないな…

サンタナ「どけぃ!貴様に構っている暇などない!」グオァ!

「く…単純なパワーなら奴が上…だけど…」

ガァン!

井戸に吹っ飛ばされる身体

「その力でも私の糸を切り離せはしない!」シュルル…!

背中で蠢く紐!

井戸には水がある…

そして奴は私の身体より上にいる…

「ここで決着をつけるッ!」

この勝負、私の勝ちだ!

「なんでだろう…この場所で馬に乗るという事に…運命を感じる…」

ワムウ「勝負はこのフィールドを駆け巡りながら行うものだ…それが我らが行う騎馬戦…」

「あぁ…わかった…」

この試練を乗り越えれば…僕は'ゼロ'になれる気がする…!

フィールドを見渡す

この戦いを通して僕も…成長してみせる。

君に誓うよ…シーザー…

バンダナを腕に巻き姿勢を整える。

カーズ「始めろォッ!

馬は走り出す

'ゴール'に向かって…

「泡…俺と同じ…」

シーザー「何顔ジロジロ見てんだ…なにか言いたい事でもあるのか?」

「……」

「じゃあ一ついいか?」

シーザー「なんだよ?」



「俺は…」



「 誰なんだ? 」

これらは可能性の一つ_

我々が知らない世界の話しである_

父を失い石仮面によって人生を歪められ奇妙な友人と共に'死に'そして長い歳月を得て'生き'た男の違う人生を描いた物が長い間話した今回の物語_

本当かどうかは誰も知らない_

あるのかないのかさえ_

それが_

ジョジョの奇妙な冒険だ_


-ニューヨークのジョナサン-

以上で今回の話を終わらせて頂きやす!グダクダですみませんでした!一日3レスとかやばいっすよね!無茶苦茶な展開だったのですがあれでも凄い考えた結果ッ!許してくださいや!今まで長い間お付き合い頂きありがとうございました!それしか言う言葉が見つからないッ!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年12月03日 (火) 22:52:21   ID: UMHjnKTx

なかなかの質

2 :  SS好きの774さん   2013年12月16日 (月) 16:00:46   ID: S9RQiKgn

作者コメントの(笑)が気になるけど内容はとても面白い

3 :  SS好きの774さん   2015年06月05日 (金) 01:49:43   ID: qepTt7ey

すごい読み応えだった。この人は熱い展開を描くのが上手いな、特にバトル描写
惰性のように原作をなぞるだけのSSが多い中これはよく練られていたと思う

4 :  SS好きの774さん   2016年02月12日 (金) 13:15:10   ID: OX7FlYlA

ディ・モールトベネ!

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