男「妖精を拾ってしまった」 (33)

ある森

男「この辺りも小さい頃とは随分変わったな」

男「家が増えて、道路が整備されて、木とかも結構減っちゃって……」ガサッ

男「……なんだ?タヌキでもいるのか……」



妖精「……」ビクビク



男「……」

男「どういうこったい」

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男 自宅

男「久しぶりに森に行ったらなんかおったので捕か……」

男「……じゃなくて、保護したわけなんですが」



妖精「……」ビクビク



男「……」

男「どうしようか」

>>5

ksk

介抱する

看護する

男「よし!この子を看護するぞ!」

男「よく見ると腕を怪我してるみたいだしね」

男「包帯とかは……まあ、切ればなんとかなるでしょ」

男「ほーら、手当てしてあげるからこっちにおいで」スッ



妖精 ササッ



男「まだ怯えてるみたいだけど……」

男「怖がらなくて大丈夫だから、ね?」スッ



妖精 サササッ



男「……」

男「警戒心をとかんと」

>>10

敵対心がないことを示すために脱ぐ

お菓子を出して釣る

角砂糖をくれてやる

>>9>>8

男「たとえ大きさが違っても女の子は甘い物に弱いはず!」

男「てことでお菓子をあげて警戒心をとこう」

男「さてと、何かあったっけな……」ゴソゴソ

男「お、こんなところに大福が。しかも5個入り」

男「賞味期限は今日だけど……腹壊したりしないことを祈ろう」

妖精「……」オドオド

男「お菓子持ってきたぞー」

男「はいどうぞ、好きなだけ食べていいよ」コト

妖精「……」

男「えーっと、食べて大丈夫だよ?」

妖精「……」グー キュルル

男「ほ、ほら!お腹も空いてるみたいだし、ね?」

妖精「……」

男(全然食べようとしない……)

男(うーん、もしかして大福が嫌いなのか)

男(もしくは知らない人の前じゃ食べたくないのか……だったら)

男「あー、なんだか眠くなってきたなぁ!」

妖精「!」ビクッ

男「あー、これは寝なきゃダメだ。寝ないとやばいわほんと」

男「じゃあ隣の部屋で寝よう!あー、これは寝たらしばらく起きないわ」

男「というわけでさらばだお嬢さん!」

パタン

妖精「……?」

妖精「……」ジー

ふす||ま

ふす|ω・´)|ま スッ

男(本当に寝ると思ったか?残念、ハッタリだ!)

男(もし僕の前で食べたくないというのなら、そこから僕がいなくなればいいだけのこと!)

男(そして隣の部屋からこっそりとあの子を見守る!うむ、Perfect!)

男(……)

男「あれ?警戒心解けなくない?」

男(まあ、あれだ。今はあの子が食べるところを見れればいいや)

妖精「……」グー

男(でも洋菓子のほうが良かったかもなぁ……)

男(やっぱり女の子はケーキとかクッキーとかが好きな……)

妖精「…はむっ」パクッ

ふす|?゚ω?゚) ! |ま

男(見ましたか奥さん!あの子大福食べてくれましたよ!)

妖精「……」モグモグ

妖精「あむっ」パクッ

男(良かった、どうやら普通に食べてくれてるみたいだ)

男(でもまだ僕に警戒してるままなのがな……)

男(……)

男(どうやって出ていこうか)

>>18

俺の嫁になれ!

ばあ!!

おい、警戒強くなってどうするねん…

男「ばあああーっ!!」フスマスパーン

妖精「!?」

妖精「むっ、んぐー!」

男「やばい!この子のどに詰まらせた!」

男「だ、大丈夫!?」

妖精「むーっ、むー!」バタバタ

少しして

男「な、なんとか無事で済んだ、済んだけど」

男「なんで自分はいきなり驚かそうとしたんだろうか全く……」

男「それに……」チラッ

妖精「……!」キッ

男「……」

男「どうするよこれ」

>>23

三回転半空中海老反りエキサイティング土下座をする

全裸になり自分が安全なことをアピール

男(このままじゃダメだ!少しでも警戒心をなくしてもらわないと!)

男(そのためには……そうだ!)

男「ちょっとそこで待ってて!」

パタン

妖精「……?」


フスマスパーン

男「ほら!これなら何も着けてないから安心して!」

妖精「……ぁ」カァッ

男「大丈夫!僕は何もしな」



グルン

上に床、下に天井。そして浮遊感。

おかしいな、ビックリハウスに来た覚えはないけど。

それにしてはなんだか随分ゆっくり景色が動いて……

ああ、そうか。初めて来た人のために遅くしているんだ。

ふと思ったんだけど、「走馬灯のよう」ってよく聞くけど、実物を見た人って意外と少な



グシャァ

———
——


男「……ん?」

男「あれ?なんで寝てたんだ?」

男「それに裸だ……」

妖精「……」

男「し……」

妖精「……」フイッ

男(うん、大体分かった)

男(まず、僕は突然浮き上がって、そのまま頭からぐしゃっと落ちた)

男(そしてさっきまで毛布をかけられた状態で寝ていた)

男(多分この子がかけてくれたんだと思う。無意識を被るわけないしね)

男(ただその子はあっちを向いていて、僕は全裸。毛布がかけられてはいるけど)

男(さて、僕は一体何をしてしまったのだろう)

男「あの……」スッ

妖精「……」ザザッ

男「避け方が大きくなってる……」

男「まだ会話もできてないのにどうしよう……」

>>33

男「その前に服を着よう」

一人で出かける

土下座

女装する

ブレイクダンス

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