エレン「エレンイェーガー、よろしくな」 リヴァイ「・・・・・」(63)

10巻まででネタバレあり
リヴァイとエレンたちは同年代設定
初小説です






エレン「さっきは驚いたぜ。まさかキース教官を逆にビビらせるなん」

リヴァイ スタスタ

エレン「っておい、無視すんなよ」

リヴァイ「ちっ、うるせぇな。気安く声かけんじゃねえ(ギロッ」スタスタスタスタ

エレン「変わったやつだな、あいつ」

アルミン(きょ、巨人より怖いかも)ブルブル

ミカサ(エレンの挨拶を無視した...いつか私が然るべき報いを)ゴゴゴゴゴゴ

教官A「これはまだ初歩の初歩だがこの段階から立体起動の素質は見てとれる」

教官A「ん・・・・・見ろ・・・あの子とあの子だ」

教官A「まったくブレがない・・・何をどうすればいいのか全てわかるのだろう・・・」

教官A「素質とはそういうものだ」

教官A「んん・・・今期は出来る者が多いようだ」

教官B「あの・・・彼は・・・」

教官A「・・・素質というものだろう。人並み以上に出来ることがあれば・・・」

教官A「人並み以上にできないこともある」

エレン(ウソ・・・だろ?こんなハズじゃ・・・・・・)ガーン

コニー「悪ぃけど、俺・・・天才だから、感じろとしかいえん」

ジャン「俺は逆に教えてほしいね、あんな無様な姿晒しておいて正気を保っていられる秘訣とかをよぉ・・・」

エレン「お・・・お前ら、人が頭下げて頼んでるのに・・・・」

マルコ「まぁまぁ、コニーとジャンの他にも上手いって言われてたのはあそこにいる彼だよ」

マルコ「名前は確か・・・・・リヴァイ」

エレン「頼む! 凄く上手いって聞いたぞ、リヴァイ」

アルミン(はわわ、威圧感だけで失神してしまいそうだよ・・・なんなのこの人)ブルブル

リヴァイ「・・・・エレンとか言ったな」

エレン「ああ」

リヴァイ「てめえは何のために訓練兵になった」

エレン「決まってんだろ。巨人を一匹残らず駆逐する。そのためならなんでもやる」

リヴァイ「なら、てめえが今すべきことは頭下げることじゃねえだろ」

エレン「!!」

リヴァイ「巨人を駆逐できるなら何でもやるんだろ。なら出来るまでやれ。出来なきゃ開拓地へ帰れ」

エレン「・・・・リヴァイの言う通りだ。アルミン、先行ってるぜ!!」ダダダダダダ

リヴァイ(単純な奴だ)

アルミン「ちょっエレ~~~ン」ダ

リヴァイ「そこの腰巾着」

アルミン(こここ腰巾着!?)「ぼ、僕のことかな・・・アハハ」ブルブル

リヴァイ「単純野郎は頭を地面に打った。この意味を考えろ」

アルミン「地面に頭を・・・・そうか、ベルトが緩んで、そういうことだったのか!」

リヴァイ「よく聞けよ腰巾着、そいつは単純野郎に伝えるな」

アルミン「それはどういう意味でしょう・・・・・」ブルブル

リヴァイ「全ての手を尽くしてそれでもだめなら、てめえの判断で決めろ」

リヴァイ「まぁ、せいぜい・・・・悔いの残らない方を選べ」

アルミン「」ジー

リヴァイ「あ?」

アルミン「う、うん、リヴァイ君ってさ、実は結構優しいね」

リヴァイ「あぁ?」ギロッ

アルミン「ひぇ~~~~ごめんなさい!!」ダダダダダダ

リヴァイ(うるせえガキ共め)

入団から1年

キース「これより中間発表を行う」

ざわざわ ざわざわ

キース「主席リヴァイ2番ミカサアッカーマン3番ライナーブラウン4番ベルトルトフーバー・・・・・」

訓練兵A「ちぇ、やっぱ主席はリヴァイの野郎かよ、つまんねえな」

訓練兵B「それより見ろよ、ミカサのリヴァイを見る目・・・・」

ミカサ(エレンを守るのは私、邪魔はさせない)ゴゴゴゴゴゴゴゴ

リヴァイ(めんどくせえガキめ)

訓練兵AB「ご愁傷様・・・・」

首席の字が間違ってました
主席になってました

ライナー「リヴァイ、さすがだな」

リヴァイ「・・・・・失せろ」

ライナー「すまない。しかしこれだけは伝えたくてな。頼りにしてるぜ104期のリーダー」

リヴァイ「・・・・・フン」

ベルトルト「リヴァイの実力は群を抜いているからね。誰も逆らえないよ。ハハハ」

リヴァイ「そりゃどういう意味だ」ギロ

ベルトルト「ひぇぇぇ~~~!!」

ライナー「はは、お前の眼力は相変わらずだな。ベルトルトもそろそろ慣れろ」



訓練兵A「さすがライナーニキだぜ」

訓練兵B「リヴァイが相手でも臆しない。さすがライナーニキ」

訓練兵C「リヴァイに対抗できる男はライナーニキだけだぜ」

リヴァイ「ふん・・・・・ッ!?」

???「おうおう、首席様のお通りだ」

リヴァイ(ちっ)クルッ スタスタ

ユミル「おい、人の顔見て方向変えるなんたぁ失礼な男だね。乙女心が傷つくぜ」

リヴァイ「くだらねえ」

クリスタ「もう、やめなよユミル」

ユミル「私のクリスタ~、あの野郎がいじめるんだよ~」

クリスタ「もう!ごめんねリヴァイ君」

リヴァイ「べ、別にお前が気にすることじゃねえよ///」

ライナー&ベルトルト(クリスタマジ天使)

ユミル「あ~~ん?何顔赤くしてんだ~。ん?まさか私のクリスタに欲情しちまったかぁ?」

リヴァイ「///!?・・・・てめえのその無駄な贅肉を削いでやろうか」

ユミル「おもしれえ、やってみな」

クリスタ「二人ともやめて!みんな仲良くしよう、ね」

リヴァイ「・・・・命拾いしたな」スタスタ

ユミル「ふん、私のクリスタは絶対に渡さん」ガルルルルル

クリスタ「ユミル、どうしていつもリヴァイ君にちょっかい出すの?」

ユミル「あいつは危険だ。私にとってね」

クリスタ「リヴァイ君が危険?どうして?」

ユミル「あいつは絶対クリスタのこと狙ってやがる」

クリスタ「リヴァイ君が私を?」

ユミル「そうさ、あの野郎、クリスタを見るたびに頬染めやがって。見え見えだってんだ」

クリスタ「そうなの?」

ユミル「さっきも見ただろクリスタ、あいつがお前を狙ってるのは間違いない」

ユミル「だが安心しろクリスタ。クリスタは私が絶対に守るから!」スタスタ

クリスタ「ちょっとまってユミル、ユミル―!」

クリスタ「行っちゃった」

クリスタ(リヴァイ君が私を見て頬を染めてる?)

クリスタ「私のことをリヴァイ君が意識しているの?」

朝の食堂

エレン「おはようリヴァイ」

アルミン「お、おはようございます」リヴァイクンコワイ

ミカサ「・・・・・おはよう」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

リヴァイ「おいエレン、なぜ俺の周りにいつも座る」

エレン「仕方ねえだろ。3つ以上席が空いてるのはいつもリヴァイのテーブルだけなんだから」

リヴァイ「・・・・・」

エレン「どうしてリヴァイは友達作らねえんだ。その・・・寂しくなったりしないのか?」

アルミン(オール直球ど真ん中!!少しはオブラートに包もうよエレン!!)

リヴァイ「必要ない」

アルミン「そ、そうだよ、友達がいない方がいいって、変わった人もいるんだよ」アワワ

リヴァイ「もう一度言ってみろ腰巾着」

アルミン(しまった!!テンパってとんでもない失言を!!!!)アワワ ブクブク

ミカサ「エレン、ちびに何を言っても無駄。このちびは根っからの悪人、目を見れば」

エレン「いい加減にしろミカサ!」ゴッ

ミカサ「!?」

アルミン(ミカサに頭突き!!朝っぱらからなんてことをするんだエレン!!!!!)アワアワ

エレン「リヴァイは俺達の仲間だ。なんてこと言うんだ。てめえの勝手な都合を押し付けるな!」

ミカサ「・・・・・・・悪かった・・・私は冷静じゃなかった(涙目」シュン

リヴァイ「おいエレン」

エレン「ん(ゴッ !?いってえーー!!」

アルミン(今度はリヴァイ君がエレンに頭突き!!!モウアカン ツイテケヘン)ブクブク

エレン「何しやがる!」

リヴァイ「女泣かせてんじゃねえよ」

エレン「う・・・・・」

リヴァイ ゴゴゴゴゴゴゴ

エレン「その、ごめんミカサ、俺も冷静じゃなかった」

ミカサ「私もごめん、エレン、それと、リヴァイも」

リヴァイ(めんどくせえガキ共め)

ジャン(くっそ、リヴァイの野郎いつもいつも美味しいとこばっか持っていきやがって・・・・)

ジャン「そこは俺のポジションのはずなんだよリヴァイ!俺がそこにいるはずだったんだよ!!」ワナワナ

リヴァイ「は?何言ってんだてめえ」

マルコ「ジャン、それはない。怒らないで聞いてほしいんだけど、ジャンは弱いから」

ジャン「」

これは期待できる

対人格闘訓練

ジャン「ぬおおおおおおおおお、もっと来い、もっとだ!」

エレン「今日のジャン、気合い入ってるな」

アニ(あれだけマルコにはっきり言われちゃ、ね)

ジャン「弱すぎんだよ!てめえじゃ相手にならねえ。次!コニーてめえだ!その次はサシャだぞ準備しとけ!」

コニー「おま、勝手に決めんなよ」

サシャ「えーーー嫌ですよ」

ジャン「問答無用だ。こいやごらああああああ」

サシャ&コニー「ヒ――――!!」

ジャン「弱すぎるんじゃ!」

コニー「」ピクピク

サシャ「村に帰りたいです・・・・」

ジャン「次はてめえだユミル!」

ユミル「ああ?なんでお前の相手しなきゃ、ちょっまてよ!」

クリスタ「え、ジャン何を」

ジャン「問答むよ」ガシ

リヴァイ「遊ぼうか」ニヤリ

ドガッ!

クリスタ「ジャンが飛んだーーーー!」

リヴァイ「これで少しは静かになるだろ」

ユミル「・・・・・おい、余計なことするんじゃねえよ」

リヴァイ「あ?」

ユミル「クリスタにいいとこ見せようと出しゃばりやがって・・・・そんなにかっこつけたいのかよ」ガシッ

リヴァイ「////あいつは関係ねえ」

ユミル「てめえ・・・・・」

クリスタ「待ってユミル!もーーーーー二人とも離れなさい!」プンプン

リヴァイ「・・・・・邪魔して悪かったな」スタスタ

ユミル「クリスタは渡さんぞ」ガルルルルルル

雪山での訓練


ユミル(やるしかないね)

ガリッ





エレン「クリスタの班が戻ってこない?」

ライナー「ああ、この吹雪では3人が危険だ。すぐに捜索チームを編成して、っておい、待てリヴァイ!」

リヴァイ(本当にめんどくせえガキ共め)

ジャン「あの馬鹿・・・・アルミン、すぐに必要物資の確保と応急処置の手配を。ライナー、地図を」

ライナー「ああ」

ジャン「よし、この一帯はエレンとミカサの班が・・・・・」

マルコ(ジャン、やっぱり君は指揮役に向いているよ)

リヴァイ(クソ、俺としたことが冷静さを失うとは)

リヴァイ「どうしちまったんだ俺は・・・・!?あの光、崖側か」

リヴァイ(あれは巨人!!ちっ、どうしてこんなところに。しかも誰か捕まってるようだな)

リヴァイ(巨人が獲物抱えて崖を降りてやがるのか?)

リヴァイ(こっちはブレードもなければ立体機動もねえ。どうする、一度本隊と合流して対策を立てるか。しかし)

リヴァイ「抱えられてるのがあいつ・・・かもしれねえな」

リヴァイ(だったら・・・・後悔しねえ選択ってやつだ)

リヴァイ「ナイフが2本か、上等だ」ダダダダダダ

リヴァイ「おい、そこの巨人」

巨人「!?」

リヴァイ「後ろだ」

巨人(誰だ、リヴァイか?いつもいつも最悪なタイミングで!!)グワッ

リヴァイ「遅い」 ナイフが巨人の目にグサー

巨人(くっそ見えねえ!)

リヴァイ「っと、救出完了だ・・・・・誰だてめえ」

ダズ「」ブルブル

リヴァイ「・・・・・まあいい」

巨人(まずい、こっちはもう体力の限界なんだ。目を回復する余裕が)

リヴァイ(こいつ、だいぶ弱ってやがるようだな。ここで仕留められるか)

巨人(やべえ、逃げないと)

リヴァイ「ふっ!!」

巨人(切られてる、全身を!!)

リヴァイ(徹底的に切り刻む)

巨人「ガアアア・・・・」

リヴァイ(傷が回復しない、どうやら本当に死にかけだったようだ)

巨人「グゥ・・・・」

リヴァイ(倒れた・・・とどめを)

シューーー

リヴァイ「死んだ・・・のか?」

リヴァイ(うなじ切る以外にも殺せるんじゃねえか)

リヴァイ「ちっ、汚ねーな」 返り血ゴシゴシ

???「う・・・クリ・・・・スタ」

リヴァイ「!!」

リヴァイ「・・・・・ユミル!!」ガバッ

ユミル「ぐ・・・・少しは手加減しやがれってんだ・・・・クソ野郎・・・・」

リヴァイ「どういうことだユミル、どうしてお前が巨人の中に」

ユミル「そんなことよりよ・・・・寒い・・・なんでこんなに寒いんだちくしょう・・・・・」

リヴァイ「ち、めんどくせえガキ共だ」 上着ユミルにガバァ

ユミル「暖かい」

リヴァイ「とにかく本隊に戻るぞ」ユミルヲオンブ

ユミル「スースー」

リヴァイ「のんきに寝息立てやがって・・・・////」

ダズ「・・・カーチャン・・もう食べられないよぉ~・・・ムニャムニャ」

リヴァイ「・・・・・」ゲシッ

ダズ「ゲヘァッ!」

ザッ ザッ ザッ ザッ

ユミル「寒い、寒いよ」

リヴァイ「もう少しだ我慢しろ」

リヴァイ(とは言ったものの、俺もこれ以上もたねえな)

リヴァイ(こいつに防寒着着せたのは無謀だったか)

リヴァイ(くっそ、ここまでか・・・・・・・・・)








サシャ「クンクン、見つけましたここです!」

ジャン「いたぞ、3人一緒だ!!!」

クリスタ「ユミル!!!」

サシャなら見つけかねない

リヴァイ「・・・・・はっ!」ガバッ

アルミン ( ゚д゚ )

アルミン(ビ、ビックリしたーーー!)ドキドキ

アルミン「大丈夫リヴァイ君、どこか痛いところはないかい?」ドキドキ ヒュー ヒュー

リヴァイ「腰巾着、ここはどこだ」

アルミン「僕らのベースキャンプだよ。助かったんだよみんな」

リヴァイ「・・・・そうか、ユミルもクリスタもキモイのも無事か?」

アルミン「キモイの?ユミルもクリスタもダズも、3人とも問題ないから安心して」

アルミン「リヴァイ君が一番危険だったんだよ。あの吹雪の中を防寒着なしで進むなんて」

リヴァイ「無謀だったな、さすがに」

アルミン「うん・・・・・・リヴァイ君ってさ、やっぱり優しいね」

リヴァイ「あ?」

アルミン「ごめんなさいー!!」ブクブク

リヴァイ「いい加減慣れやがれ、アルミン」

アルミン(え?今はじめて名前を)

コノコエ リヴァイ オキタンジャネ?

扉 ガバッ!

エレン「リヴァイ!・・・心配させやがってこの野郎」グスッ

ライナー「リヴァイ、元気そうで安心したぜ本当に、なあ、アニ」

アニ「・・・・・ああ」

ミーナ「アニもリヴァイのこと凄く心配してたんだよ」

アニ「ち、ちが!///」

ジャン「たく、この馬鹿野郎、サシャが運よく見つけたからよかったけどよ、本当に馬鹿だぜ」

サシャ「えへへ~、お礼はパァンでお願いしますね」

マルコ「見つけたのはサシャだけど、捜索の指揮をしたのはジャンなんだ。ジャンがいなかったらどうなっていたか」

リヴァイ「ほう」

ジャン「そりゃお前・・・・・・仲間を大切に思うのは当然だからな。必死だったんだよ俺も・・・・////」

ミカサ「ジャン」

ジャン「はい!」

ミカサ「少し、見直した。ありがとうリヴァイを救ってくれて」

ジャン「」

ベルトルト「今度はジャンが倒れた!鼻血が止まらん輸血の準備を!」

コニー「いい加減にしろやジャン!」ゲシッ

リヴァイ「・・・・・ぷっ、クック」

全員「!!??」

エレン「リヴァイが笑ったの、はじめて見たぜ」

ミカサ「信じられない」

ライナー「ああ、まるで、見てはいけないものを見てしまった気分だぞ」

リヴァイ「バカ言え、俺は元々結構、笑う」

全員(ウソつけー)

ミカサ「少し、見直した。ありがとう仲間を救ってくれて」

にした方がよかったかなぁと思いました

数日後

就寝時間前の訓練所 外

横になり星を眺めるリヴァイ


リヴァイ(わからねえな)

リヴァイ(どうして俺は)

リヴァイ(自分の命よりもあいつを優先した)

リヴァイ「仲間だから・・・・なのか?」

ユミル「・・・・よう」

リヴァイ「ッ!」

ユミル「隣、いいかい」

リヴァイ「好きにしろ」

ユミル「・・・・・・・・・」

リヴァイ「・・・・・・・・・」

ユミル「・・・・・・聞かないのかい?」

リヴァイ「何をだ」

ユミル「・・・・気にならないってのかい、あのこと」

リヴァイ「言いたくないんだろ」

ユミル「・・・ああ・・・・・・でもよ、気にならないのかよ。お前は」

リヴァイ「気になる」

ユミル「だったら聞けよ」

リヴァイ「お前、好きな奴いるのか?」

ユミル「なっ!!!!!!/////」

リヴァイ「!?///」

ユミル「お前が驚いてどうすんだよ!/////」

リヴァイ「すまん////」

リヴァイ(何を言ってるんだ俺は)

ユミル「・・・・・・・・・・・・」

リヴァイ「・・・・・・・・・・・」

ユミル「その、なんだ」

リヴァイ「ん?」

ユミル「お前の気持ちに、今は答えられない」

リヴァイ「そうか」

ユミル「おま、私は今断ったんだぞ!もう少し反応ないのかよ」

リヴァイ「そうか、俺は振られたのか」

ユミル「あーーークソ!調子狂うぜこのユミル様がよ。いいか、私にはやらなきゃなんねえことがある」

ユミル「それは自分の命よりも大事なんだ。色恋沙汰やってる段階じゃねえんだよ」

ユミル「だからよ。その・・・・」

リヴァイ「全てが解決したら、その時は」

ユミル「・・・・」

リヴァイ「俺から告白してもいいのか?」

ユミル「・・・・」

リヴァイ「俺はまだ告白していない。だから振られてない」

ユミル「・・・それ、したのと同じじゃねえかよ/////」

リヴァイ「惚れてたのはユミルの方だったんだな」

ユミル「くっ・・・・本当、いい性格してるぜ」

リヴァイ「・・・・・・・・・・・・・・」

ユミル「・・・・・・・・・・・・・・・」

リヴァイ「・・・・・・・・・・・・・・」

ユミル「・・・・・・・・・ありがとな。大好きだぜリヴァイ」チュ

リヴァイ「・・・・・・・・・俺もだ//////////////」

ユミル「告白じゃねえかそれ・・・・・」

リヴァイ「・・・・・・ゴホン」

ユミル「また明日な、リヴァイ」

リヴァイ「ああ、ユミル」




リヴァイ(やっとわかった)

リヴァイ(仲間だからってだけじゃなかったようだ)

ウドガルド城

クリスタ「待ってよユミル・・・まだ・・・話したいことが」

クリスタ「まだ!私の本当の名前!!教えてないでしょう!!」

クリスタ「まってよ。まだ――――」

ザクッ

クリスタ「リヴァイ君!?」

コニー「お・・・お前・・・なんで!?」

リヴァイ「クリスタ・・・・お前らも下がれ」


リヴァイ「後は任せろ」

~終わり~

え…

昼間に一気に書いて一気に投稿しました
初投稿だったので心臓バクバクでしたが
今はすっきりしてます

最後のところは10巻のミカサをリヴァイに改変して終わりにしました

乙!…え?…終わり…?
リヴァイ萌えたわ

乙!
リヴァユミか…
クリヴァかと思ってた

表現し切れてない部分があると気づいたので捕足を

リヴァイはクリスタとユミルにちょっかいを出したことはなくて
いつもユミルからリヴァイにちょっかいを出していました
リヴァイは他人との接触を積極的にとっておらず
顔を合わせると絡んでくるユミルにプラスの感情を持ち始めていました
前半でリヴァイが赤面していたのはユミルが近かったからです
最後の場面でその気持ちにリヴァイが気づいた
と言うことを表現したかったのですがやっぱ難しいですね
もっとしっかり考えて書かないとと反省です

最後が唐突すぎた気がするのでこれから続き書きます

クリスタ(雪山遭難事件から一か月が経ちました)

クリスタ(ユミルはすっかり調子を取り戻したみたい、以前よりも張り切って訓練をこなしています)

クリスタ(このままいけばきっと10番以内に入れるよユミル)

クリスタ(そう、全てがうまく行っている・・・・はずだったのです)

クリスタ「ねえ、ユミル」

ユミル「んー?」

クリスタ「リヴァイ君のことどうして避けるの?」

ユミル「はぁーー!!あいつのことなんか関係ねえし!!」

クリスタ(進展すると思われた二人の関係はまったくの逆効果)

クリスタ(リヴァイ君もリヴァイ君でユミルに目も合わせようとしません)

クリスタ(二人に何があったの・・・)

エレン「おはようユミル、クリスタ」 アルミン「おはよう二人とも」ミカサ「おはよう」

ユミル「おう、おはよう」

クリスタ「おはよう皆」


クリスタ「リヴァイ君、おはよう」

ユミル「・・・・・」

リヴァイ「・・・・おう」



エレン「おはようリヴァイ」

アルミン「おはようリヴァイ君」

ミカサ「おはよう」

リヴァイ「おう」フンゾリ

エレン「おはようリヴァイ」

アルミン「おはようリヴァイ君」

ミカサ「おはよう」

リヴァイ「おう」フンゾリ

エレン「なんていうか、リヴァイ」

リヴァイ「あん」

エレン「俺達は仲間だ、誰にも遠慮することなんてない。けどな・・・」

アルミン(なんでテーブルの上で両足組んでんだよ!)

ミカサ「行儀が悪い。リヴァイ、メ」

リヴァイ「ち、うるせーな」

クリスタ(そうなのです。雪山遭難事件から、リヴァイ君は周囲と打ち解けはじめました)

クリスタ(同時に、リヴァイ君は仲間との壁を壊したのです・・・・・ユミルを除いて)

ユミル「(チラッ)ふんっ!」

その日の夜 女子寮

クリスタ「どうしちゃったのユミル」

ユミル「どうもしねえさ」

クリスタ「だって、前はいつもユミルがリヴァイ君にちょっかいを」

ユミル「だからあれはクリスタを守るために」

サシャ「う~~~ん。むぅ~~~~」

ユミル「なんだ芋女、何か言いたそうじゃないか」

サシャ「やっぱりユミルの言い分はおかしいですよ。だっていつもリヴァイに絡んでたのはユミルじゃないですか」

ユミル「話聞いてたのか?あれはあの野郎がクリスタを誘惑しようとするから」

サシャ「クリスタ、本当にリヴァイはクリスタを誘惑してたんですか?」

クリスタ「え、私は全然気づかなかったけど・・・・」

サシャ「やっぱりユミルがおかしいです。リヴァイは私にパンをくれる優しい神様みたいな人なんですよ?」

ユミル「パンくれるだけじゃねえかよ・・・・」

サシャ「パンだけじゃありません。リヴァイはスープだってくれることがあるんです!」

サシャ「そんなリヴァイが悪い人なはずありません!」

ミーナ「その判断基準もどうかと思うな・・・アハハ・・・・」

アニ「ミーナ、あんたどう思う」

ミーナ「そうね、雪山事件みたいなことがあれば普通二人の仲が急接近して、結婚まで行ってもおかしくないわ」

アニ「そ、そこまで行くもんかい?」

ミーナ「リヴァイは自分の命を捨ててユミルを助けたんだよ。惚れるわ!絶対!!」フスーフスー

アニ「興奮しすぎだ」

アニ(確かに、突然不仲になるのは不自然だな。それに)

アニ(リヴァイとユミルはかなりの切れ者。何か周囲に悟られたくない秘密がある。いや、共通の秘密ができたと見るべきか)

アニ(なら、今のリヴァイとユミルは合意の上でのブラフ。悟られずに接点を作っている可能性もある)

アニ(やはり警戒すべきは、リヴァイか)

アニ「秘密か・・・・」

ミーナ「どうしたの?あ、もしかして今ならリヴァイをゲットできるとか考えてたり?」

アニ「ば、馬鹿言うんじゃないよ////」

アニ(確かに、あいつの強さは魅力さ。けどね、今の私には秘密が重すぎる)

アニ(秘密ってのは、少なくて小さい方がいい)

アニ「あんたが羨ましいと思える時があるよ」

ミーナ「え、突然どうしたのアニ?」

アニ「絶対に生き残りなよ、ミーナ」

ミーナ「ちょ、何勝手に死亡フラグ立ててんのよ!」キー ポカポカ



ミカサ(エレン・・・・Zzzz)

同時刻男子寮

ライナー「リヴァイが打ち解けてくれたことは喜ばしいことだ」

ライナー「だがな、物には限度ってもんがあるだろおい!」

リヴァイ「ち、うるせーな」ブツブツ

リヴァイの周囲に転がる空きビン、それは全てワインやブランデーなどのアルコール類だ

コニー「その酒どこから仕入れてんだよ」

リヴァイ「知り合いからだ。正確には裏稼業時代の下僕だ」

ライナー「だからそういうとこは遠慮して隠せよ!誰だって人には言えない秘密があるもんだろうが!」

ベルトルト「ちょ、ライナー!」

リヴァイ「うるせえガキ共だ・・・・Zzzz」

男子寮一同「お前もガキだろ!」

アルミン「それにしてもまさかここまで砕けるとは思わなかったよ」

ベルトルト「いくらなんでもまずいよ。いつ教官にばれるか・・・・」ハラハラ

マルコ「どう思う、ジャン」

ジャン「・・・・・アルミン。リヴァイが素をさらけ出しはじめたのは、あの一件からしばらくしてからだよな」

アルミン「そうだね。雪山の訓練から帰ってきて、一週間ぐらいだね」

ジャン「そして、ユミルがリヴァイに絡まなくなったのもその頃だ。毎晩酒を飲み始めたのはそれから数日後」

アルミン「つまりこれは」

ジャン「ああ、間違いねえ。原因はユミルに捨てられたストレスだ」

ベルトルト「ええええ!それじゃリヴァイはユミルが絡んでくれないから酒に溺れてるってことかい?」

リヴァイ「うるせえぞガキども~Zzzz」

ライナー「ていうかよ、リヴァイって歳いくつなんだ?」

コニー「俺が聞いたときは13と言ってたけど、違うのか?」

                          ※飲酒は二十歳を超えてから

マルコ「13!?裏稼業の下僕っていくつの時の下僕なの!!」

アルミン「なんだか考えるだけ無駄に思えてきたよ」

ジャン「だな」

エレン「ったく仕方ねえな。リヴァイのために水用意してくる」

アルミン「あ、僕も行くよ」

ライナー「・・・・・・・・寝るか。あー、今日も窓全開かよ。さみーなぁ・・・・・」

翌日 男子寮

ライナー「今日集まってもらったのは他でもない。こいつについてだ」

リヴァイ「うるせーぞガキ共・・・・Zzz」

エレン「また酔いつぶれてやがる・・・・」

ライナー「匂いを消すために窓全開で寝るのもそろそろ限界だ。この問題を解決しないと巨人と戦う前に俺らが全滅してしまう」

マルコ「死活問題だね」

ライナー「そこで、正式にリヴァイ対策委員を発足しようと思う。責任者は俺だ。そして」

アルミン「参謀は僕です」

コニー「ま、妥当なんじゃねーのー」ホジホジ

ライナー「さっそくだがアルミン、案を出してくれ」

アルミン「はい、今回の事案を解決する案は二つと考えます」

アルミン「1つは、リヴァイ君とユミルにくっついてもらいます」

アルミン「そしてもう一つは、新しい恋をしてもらうことです」

一同「おおおおおおー!」

リヴァイ「削がれてーのかガキ共・・・・」

一同「ひぃ!!」

リヴァイ「・・・・ZZZzzzz」

ジャン「もう誰かこいつ縛っとけよ」

ライナー「話を戻そう。アルミンの案について質問がある者は挙手してくれ」

スッ

ライナー「ジャン」

ジャン「2つ目の案だけどよ、誰とリヴァイをくっつけるつもりだよ。まさかミカサを使うつもりじゃねえだろうな」

アルミン「ミカサはエレン以外に興味を持つと思えないからありえないよ」

ジャン「」

エレン「どういう意味だ?」

アルミン「はっきり言うよ。アニかサシャしかいないと思う」

ガタッ!!

コニー「どうしてサシャなんだ、ふざけんなアルミン!」

一同「??」

ザワザワ ザワザワ

ライナー「ほうほう、コニーの件については後日詳しく聞くとして」ニヤニヤ

コニー「」

アルミン「そうだね。2つ目の案を採用するならアニに頼むしかないみたいだね。コニー」

コニー「」

アルミン「リヴァイ君と結ばれる人、それは常人には無理だと思うんだ。アニクラスでなければ不可能と結論付けました」

エレン(アニに聞かれたら殺されるぞアルミン・・・・)

ベルトルト(いいのかライナー、もし2案が採用されたら)

ライナー(ふむ)

ライナー「と言っても、恋愛は本人の意思を尊重するべきだ。つまり2案は最終手段と言うことになる」

ライナー「選べる案はたった一つ、アルミンの第一案、リヴァイとユミルをくっつける大作戦を決行する!」

気づいたらどんどん収集つかなくなってたぁ・・・どうしよう

気にするな
書いてくれ

アルミン「作戦を説明します。この作戦は至極単純です。ダズ」

ダズ「俺?」

アルミン「君には辛い思いをさせてしまうと思う。しかし、104期の運命はダズにかかっている」

ダズ「お、俺に・・・・・何でも言って、俺がんばるよ!」

ダズ(なんてことだ、俺が皆の力になれるなんて)ブルブル

アルミン「よく言ってくれた!ダズは男だよ!」

アルミン(ごめんよ、今こそが104期訓練兵団の瀬戸際、生きながらえるためなら・・・・)

アルミン(殺戮者と呼ばれよう)

翌日夜 女子寮

ミーナ「聞いたわよ、どういうことなのユミル!」フン フン

ユミル「何鼻息荒くしてんだミーナ」

ミーナ「だって、よりによってリヴァイからダズに乗り換えてたなんて信じられないわ。リヴァイへの侮辱よ!」

ユミル「はぁ?そんな話どこから」

ミーナ「ダズが熱弁してたのよ。雪山の夜にお互いの愛に目覚めたとか、ユミルはダズを助けるために全てを捧げたから死にかけたとか」

ユミル「ちょっとまて、一体なんの話だそれ」

クリスタ「確かにユミルはダズを助けるために頑張ってくれたわ。でもそれとこれとは」

ユミル「そういうことだ、にしてもダズの野郎、速攻〆なきゃなんねえようだな」

サシャ「目を覚ましてくださいユミル!ダズですよ?ダズなんですよ?正気に戻ってください!!」ガバッ

ユミル「ぐっ離れろサシャ、そんなに揺らすなー!」

サシャ「目を、目を覚ましてユミルー!」ユッサユッサ ユッサユッサ ユッサユッサ

ユミル「だあーーー!やめろや!私はリヴァイから乗り換えてなんていない!!」

一同「あっ」

ユミル「・・・・・・なんでもねえよ////」

クリスタ「と言うことがあったの」

アルミン「ユミルの気持ちに変化があったわけではないとうことだね」

アルミン(やはりお互いの思いが通じない状況にお互いがストレスを感じていると言うことか)

クリスタ「アルミン」

アルミン「なんだい?(マジ天使)」

クリスタ「あんなに悩んでいるユミルを私は見たことがないわ。なんとかしてあげたいの。お願いアルミン、ユミルを助けて」

アルミン「そうだね、仲間が苦しんでいるなら助けなくちゃね」

アルミン(僕の読みは正しかった。今夜だ、今夜ことがうまく運んでくれれば決着がつくかもしれない)

まってた

夕飯の食堂

ユミル「おい・・・・・・」ギロッ

ダズ「は・・・・・・ハイ」

ユミル「〆る」

ダズ「いやだ!!死にたくねえ!!家族に会わせてくれ!!」

ユミル「私には、この場で死刑を下す権限があるんだぞ」ゴゴゴゴゴゴ

ダズ「嫌だああああああ」

ライナー「まってくれユミル」

ユミル「・・・・あ?」ギロッ

ライナー「ぐっ・・(兵士には引けない状況がある。今がそうだ)」

ライナー「ダズに暴力を振るいたいのなら、俺に振るえ!!」

ゴスッ!

ライナー「ごがぁ~」ヒュー

エレン「ライナーがこっちに」

アルミン(どうして、僕の体は動かないんだ)

ミカサ「エレン!」

リヴァイ「・・・・」ドガッ!

ライナー「あべしっ!」ドスン



ユミル「・・・・・」

リヴァイ「ついてこい」

ユミル「・・・・・ああ」

エレン「二人とも行っちまったな」

アルミン「うん(ありがとうライナー、君の犠牲は無駄にならなかったよ)」

ミカサ「決闘?」

アルミン「それはないと思うよミカサ」

サシャ「あ、食べないならリヴァイのパァンとスープもらいますね~♪」モグモグ

ジャン「ま、あの二人のことだ。覗こうにもすぐばれて死刑になりそうだし、結果待ちだな」

マルコ「だね」

アルミン「リヴァイ君・・・・」


リヴァイが前に星を眺めていたところ
横になって空を眺める二人

リヴァイ「・・・・・・」

ユミル「わかってんだよ。ダズは誰かに言われてやったんだ。悪いのはダズじゃねえ」

ユミル「でもよ、わかってても。その・・・・イライラしちまって」

ユミル「つい・・・・ライナーにまで理由のない暴力を振るっちまった・・・・・」

リヴァイ「・・・・・・・」

ユミル「・・・・・・・」

リヴァイ「月が」

リヴァイ「綺麗だな」

ユミル「・・・そうだな。月が綺麗だ」

リヴァイ「俺は、ユミルが言いたくないことを聞き出そうとはしない」

ユミル「前にも言ってたな、それ」

リヴァイ「俺は、お前が抱えている重荷を軽くしてやることはできる」

ユミル「そりゃ、どういう意味だい」

リヴァイ「後悔しない選択をするのはお前だユミル」

ユミル「それは・・・・・・あのことを話せってことかい」

リヴァイ「決断するのはお前だ。俺からは聞かん」

ユミル「・・・・・私が今、お前に言わない決断をしたらどうなるんだい」

リヴァイ(クルッ)「俺のことは忘れろ」

ユミル(背中向けやがった・・・・)




ユミル「・・・・・・・長くなるぞ」

リヴァイ「(クルッ)ああ」

リヴァイ「・・・・・・・・」

ユミル「・・・・・・・・」

リヴァイ「くだらねえ」

ユミル「くだらないだと!私が今までどれだけ、うっ/////」

リヴァイ「・・・・・・・」

ユミル「・・・んっ・・・・むぅ・・・・・ぷはぁ、はぁはぁ、なんだよいきなり////」

リヴァイ「俺の女になれ、ユミル」

ユミル「・・・・・いいのかよ。私は巨人なんだぞ。それも普通じゃねえんだ」

リヴァイ「別に」

ユミル「クリスタのこともあるんだ」

リヴァイ「それがどうした」

ユミル「だってお前・・・・」

リヴァイ「クリスタはお前と共に命をかけて守る。それで問題あるか?」

ユミル「・・・・・・負けたよ。完敗だ」

リヴァイ「負けるのは好きじゃねえんだ」

ユミル「どこまでも負けず嫌いかよ」

リヴァイ「で、どうなんだ。俺の女になるのか?」

ユミル「・・・・・お前の女になる。後悔するなよ?私はリヴァイに重いおもーーい荷物を背負わせるからな」


リヴァイ「俺は後悔しない決断をするのが得意なんだ」

カエッテキタ フタリナランデカエッテキタ センシがカエッテキタ

ユミル「ダズ、ライナー、さっきはごめんな」

ダズ「許して頂けるなら感謝感激」

ライナー「気にするな、アニで鍛えてられてるからな!」

アニ「」ドゲシ

ライナー「おふぅ!」

リヴァイ「ん、俺のパンとスープはどこ行った」

サシャ「ここです!(ドヤッ」サシャ オナカヲユビサス

リヴァイ「ち、またお前か。仕方ねえな」

サシャ「やっぱりリヴァイは優しいですね」

ユミル「やい、芋女。私のパンも食いやがったな・・・・」

サシャ「ギクッ!!」

ユミル「てんめえ・・・・・」ゴゴゴゴゴゴ

サシャ「あ、あの、パンを突然、食べてしまって・・・・・すみませんでしたーー!」ドゲザ

ユミル「まあいい、次は気をつけろよサシャ」ニコリ

サシャ「え」

ユミル「クリスタ、こっちへ来い」

クリスタ「え、うん」タッタッタ

ユミル「ここへ座れ」

クリスタ「え、リヴァイ君とユミルの間?」

ユミル「このテーブルも、これでやっと満員だな」

エレン「なあ、アルミン」

アルミン「なんだいエレン?」

エレン「あいつらってさ、なんだか」

エレン「家族に見えないか?」

アルミン「・・・あ」

リヴァイ クリスタ ユミル

ミカサ「大丈夫エレン、私たちも家族。負けてない」

アルミン「ちょっと待って!と言うことは」

ライナー「俺がクリスタと結婚したらリヴァイが義理の父親!!!!!」

リヴァイ「わけわかんねえこと言ってんじゃねえよ」ドゲシ

ライナー「ぐはぁ」

ベルトルト「ライナー!しっかりしろ、傷は浅いぞ」

卒業打ち上げ会場

ユミル「ほら、ぐっと飲め!もっと飲め!」

クリスタ「おごっふ!」

サシャ「ユミル!クリスタが可哀想ですよ!ストップ!ストッ~~~プ!」

ユミル「はーはっはっは、クリスタはかわいいなぁ」

リヴァイ「うるせーぞガキ共・・・・Zzz」

エレン「アルミン、もしかしたらリヴァイって」

アルミン「本当は飲めなかったんだね、お酒・・・・・」

エレン「1杯で潰れやがった・・・」

ミカサ「エレン・・・・えへへへ/////」ヒック スリスリ

エレン「ミカサ、あんまくっつくなよ。それにちょっと飲みすぎだ」

ミカサ「・・・・・リヴァイ、エレンが冷たい」シュン

リヴァイ「」ゴゴゴゴゴゴゴ

エレン「!! ミカサわりぃ、そういうつもりじゃなかったんだよハハハハハ」

ミカサ「なら、いいの?」

エレン「それは・・・・」

リヴァイ「」ゴゴゴゴゴ

エレン「す、好きにしろよ////」

ミカサ「うん////」スリスリ ヒック

リヴァイ「Zzzz・・・・ガキドモメ」

クリスタ「うぅぅ~頭がぐらぐらするよぅ」

ユミル「酔ってるクリスタマジ天使」

ライナー&ベルトルト&アルミン「マジ天使結婚したい」

ワイワイ ガヤガヤ

エレン「悪いな、抜け出させちまって」

リヴァイ「丁度酒が抜けてきたところだ。かまわん」

エレン「なあ、所属兵科はもう決めたのか」

リヴァイ「調査兵団だ」

エレン「ユミルとクリスタはどうするんだ?」

リヴァイ「憲兵団に行かせる」

エレン「そっか」

リヴァイ「ああ」

エレン「リヴァイとミカサ、アルミンがいれば、巨人に勝てる気がするんだ」

リヴァイ「勝てる気がするじゃねえ」

エレン「ああ、そうだったな。勝つんだよな」

エレン「なんか、俺リヴァイに怒られてばっかだな」

リヴァイ「そうでもねえさ」

エレン「そうなのか?」

リヴァイ「自覚していないだけだ。エレンがいなければ俺は」

リヴァイ(巨人と知った時、ユミルを殺していたかもしれない)

リヴァイ「俺にも巨人と戦う理由が見つかったってことだ。それを教えてくれたのはエレンだ」

エレン「よくわかんねえけど、そうなのか。あ、あれライナーとベルトルトじゃないか、アニもいるな」

リヴァイ「・・・・・ついてこいエレン」スタスタ

エレン「どした?」

リヴァイ「・・・・・」

リヴァイ「何をこそこそしてやがる」

ライナー ベルトルト アニ「ビクッ!!」

ライナー「お、おう、リヴァイとエレンじゃないか」

ベルトルト「こんなところでどうしたんだい?」

アニ「・・・・・・」

エレン「よう、アニも一緒なんて珍しいな」

リヴァイ「・・・・・気づいていないと思ったか」

ライナー「なんのことだリヴァイ」ゴゴゴゴゴ

エレン「お、おい、お前らどうしたんだよ。喧嘩してるのか?」


ベルトルト「ライナー落ち着け」

アニ「私たちは同郷だったのさ。黙ってて悪かったね」

エレン「本当かアニ!?なら、アニも巨人に襲われたウォールマリア南の村の」

アニ「ああ、隠しててすまないね」

エレン「そうだったのか、それにしてもどうして今まで黙ってたんだ」

ベルトルト「僕らも最近アニが同郷と知ってね。それから3人でこうして話をするようになったのさ」

エレン「そっか、そういうことなのか。アニ、よかったな同郷が見つかってさ」

アニ「そうだね、エレン」

リヴァイ「アニ、ベルトルト」

ベルトルト「うん」

アニ「・・・・・・」

リヴァイ「見え透いた嘘はやめろ」

ベルトルト「」ゴゴゴゴゴゴゴ

アニ「・・・・どこまで知っているリヴァイ」

エレン「おい・・・・・なんなんだよ。意味がさっぱりわかんねえぞ!!」

リヴァイ「何も」

ライナー「は?」

リヴァイ「俺は知らなかった。お前らのことを何も」

リヴァイ「教えてくれて感謝する。たった今、大体わかった」

アニ「ぐっ・・・・」

リヴァイ「忠告しておく。もしてめえらが俺の仲間に手を出した時は」

リヴァイ「生まれてきたことを後悔する死にざまを用意してやる。行くぞエレン」スタスタ

エレン「どうなってんだよ。何がどうなって。説明してくれよリヴァイ!」ダッダッダ

ライナー ベルトルト アニ「・・・・・・・・」

エレン「おい、ちょっと待てリヴァイ!」ガシッ

リヴァイ「・・・・・」

エレン「どうしてだよ。どうしてライナー達に敵意を」

リヴァイ「敵は巨人だけじゃねえ」

エレン「巨人だけじゃない?なら敵って誰なんだよ!」

リヴァイ「・・・・・・言っちまえば、せ――」

ドオーーーン!ビリビリ

エレン「・・・・・・・・超大型巨人が・・・・・壁の内側に」

リヴァイ「ちっ、あいつら」



二日酔いの104期訓練兵団は生き残れるのか!
相手も二日酔いの巨人だ!



終わり

これは期待

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二日酔いの巨人は危険過ぎるw
奇行種と同じジャン
余裕で期待支援

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月16日 (木) 23:12:28   ID: 8a6l20a7

せー、ってなんですかせってええ?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
うおおおおおおおおきになるううううううううううううううう
原作見てるときからずっときになってんですよおおおおおろろろろろろろろろろろろ
ねえ誰かしってるひとおらんのかね??

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