進撃の104期訓練兵団(10)

845年 シガンシナ区


エレン「母さん!!母さぁぁぁぁん!!!」


ハンネス「エレン!もう・・・間に合わない・・・」


エレン「はぁ!? あんたのせいだろうが!!!」


エレン「あんたが巨人と戦ってれば!!母さんは助かった!!!」


ハンネス「すまない・・・俺には巨人と戦う勇気がなかった・・・」


ハンネス「だがな、お前にもミカサにも、巨人と戦う力はなかっただろう。」


ハンネス「許してくれ・・・」


エレン「うぅ・・・・母さん・・・・・・」



エレン(お前は、巨人を駆逐しなきゃならない!)


エレン「この世から、一匹残らず!!!」


エレン(そのためにも、訓練兵団に!!)


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847年 第104期訓練兵団 入団式


キース「いいか!今の貴様らは単なる巨人の餌だ!」


キース「このままでは、調査兵団の呼び名どおり、税金泥棒そのものだ!」


キース「貴様らの訓練など不本意だが、せめて貴様らが胸を張って巨人に喰われるように!」


キース「徹底的に、しごく!!!いいな!?」


104期訓練兵団「ハッ!」

訂正*
エレン「俺は、巨人を駆逐しなきゃならない!」でした。


~兵站歩行訓練~


ミカサ「ハァハァ」


キース「どうした!アッカーマン!」


キース「貴様、2位だからといって調子にのって速度を落とすな!!」


ミカサ「エレンに・・・おいつかなきゃ・・・」ハァハァ


キース「エレンだと? イェーガー訓練兵はとっくに目的地に到達しているぞ!!」


訓練兵一同「!?」


キース「1時間ほど前にな!」


ライナー「おいおい・・・エレンのやつ、どうゆう体力してんだ?」


マルコ「とても・・人間とは思えないね・・・」


ベルトルト「僕たちも、頑張って彼についていけるようにならないと・・・」


訓練兵一同「オォ!」



キース(しかし・・・今季の訓練兵はどうなっていんだ!?)


キース(今季の訓練兵全員が、前の代の訓練兵首席の成績を上回っている・・・)


キース(前代未聞だ・・・)


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エレン「みんなお遅えなぁ・・・」


タッタッタッタッタッ・・・


エレン「おっ!きたきた!」


ミカサ「くっ・・・」ハァハァ


エレン「おいおい・・・大丈夫かよみんな・・・」


アニ「あ・・あんた・・・早すぎ・・・」ハァハァ


エレン「う~んそうか?・・・・まぁいいや。俺は先に寮に行ってるぞ?」


ミカサ「そうするといい・・・」ハァハァ


キース(あいつはやはり・・・歴代最強の逸材だ・・・・・」



それから3年の月日が経ち、エレンたち104期訓練兵団は、解散式を迎えていた。


850年


キース「首席 エレン・イェーガー
得点 150000点」


キース「次席 ミカサ・アッカーマン 得点 15000点」


キース「3位 ライナー・ブラウン
得点 14400点」

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キース(やはり今期の訓練兵は、逸材ばかりだ・・・)


キース(その中でも、エレン・イェーガー。あいつだけ、他の者とは桁違いの実力をもっていた・・・」


キース(リヴァイ兵長の訓練兵時代の得点は・・・15000点、エレンはその10倍の得点だ。)


キース(単純にかんがえると、エレンには、一般兵40000人分の力がある、ということになる。)



キース(もしかしたら・・・104期訓練兵団だけで、巨人を駆逐できてしまうのでは・・・)

ドォォォォォォォォォォン!!!!

キース「!!?何だ、何事だ!!?」


訓練兵A「教官!巨人が数万体、襲ってきます!!!」


キース「何!!?数万!!!?ど・・・どうなっているんだ」


キース「たっ直ちに訓練兵を出兵する!!貴様ら!!急げぇ!!!」

すいません気をつけます・・・

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