アルミン「一週間スカウター?」(172)

※ネタバレ キャラ崩壊に注意


ーーー研究室の一室ーーー

ハンジ「というものを作ってみたんだ」

アルミン「はあ(また変なものでも作ったのか)。それで僕が呼ばれた理由はなんなのでしょう?」

ハンジ「実はこれを君に使ってもらって試したいことがあるのさ!」

アルミン(嫌な予感しかしないよ...ここで断っておけばいいんだろうけど......)チラッ

ハンジ「♪~」ウズウズ

アルミン「...その装置の説明をしていただいても良いですか?」ハァ

ハンジ「当然!まあ百聞は一見にしかずともいうね。さっそくだがはめてごらん」

アルミン「こう...ですか?」
スチャッ

ハンジ「そうそう。それで横にあるスイッチを入れてみるんだ」

アルミン(これ...かな?)
カチッ キュィィイン

ハンジ(1)「どうだい?私の顔の横に数値が表れただろう?」

アルミン「1って出てますね」

ハンジ(1)「その数値は過去一週間分のとある回数を示すものなんだ。君に104期生の数値をそれで測ってきてもらいたいのさ」

アルミン「(とある回数?)...言いたいことはわかりましたがなんとなく良い予感がしなくて」
カチッ シュゥゥウン

ハンジ「大丈夫!君にとってもメリットのある話さ。まあやってみてよ!一週間くらいでお願いするよ」ニヤァ

アルミン「(ビクッ!)...わっわかりました!」

ハンジ「そうだなー。なんの回数かわかったらこの『アルミンの盗撮日記』は返してあげるよ」

アルミン「うぐぅ(くっ!こんなところで弱みを握られるとは,,,,絶対にあばいてやる!)やります...やりますよっ!・・・ところでこの装置どうやって作ったんですか?」

ハンジ「ドラ○ンボール読んで作ったんだよ。装置の形とかはドラゴ○ボールのスカウターだと思ってね」

アルミン「え?ドラゴン・・・何??」

ハンジ「なんでもアルミン」

ーーー訓練兵寮廊下ーーー


アルミン(結局引き受けてしまった。この眼鏡、見た目はかなりダサいな。ジャンとか好きそうだけど。まあ測るだけなら特に問題もないかな。こっそりやってしまおう。ん?あそこにいるのは...)

エレン「じゃあまた明日な、クリスタ、ミユル」

クリスタ「じゃあねエレン。おやすみ~」

ミユル「寝坊して嫁さん泣かすんじゃねーぞ」ケラケラ

エレン「うるせーよ!」

クリスタ「もうミユルっ!行くよ!」トテトテ

アルミン(ああ我がエンジェル。結婚したい...じゃなくてエレンで試してみよう)
スチャッ カチッ キュィィイン

エレン(0)「おっアルミンじゃねーか」

アルミン(0?ふむ。これはいろんな人で試していくしかないようだね)

エレン(0)「どしたアルミン?そんな変な眼鏡かけて」

アルミン「やあエレン。ちょっとハンジさんに頼まれごとされててね」
カチッ シュゥウウン

エレン「?まあいいや。さっさと部屋に戻ろうぜ」

アルミン「そうだね。僕はちょっとトイレによってから戻るよ。」

エレン「じゃあまた後でなー」スタスタ

アルミン「じゃあね。(ふう….まあ一週間あるしゆっくりやって行こう。それよりも早くクリオナの会に行かないと...)」タタタッ

ーーー翌日ーーー

アルミン「ふあぁ。(いつもより早く起きてしまった)顔でも洗いに行こう」テクテク

ライナー「おうアルミン。起きたか」

アルミン「おはよ。相変わらず早いね、二人とも」

ベルトルト「おはよう。いつでも万全の状態でいないと何かあったとき困るからね」ジャバジャバ

アルミン「ベルトルトらしいね。(ん?ポッケにいれたまんまだったか)」ゴソゴソ

ライナー「今日は馬術があるな。天使の愛くるしい姿でも拝むとするか」ハハッ

アルミン(そういえば僕の数値はどんななんだろう?ちょうど鏡もあるし...)
スチャッ カチッ キュィィイン

ベルトルト(14)「ライナーはそればっかりだね。でも気持ちは分かるよ」

ライナー(14)「いいだろ別に。ただでさえまずい飯にキツイ訓練。至福の時間は必要だぜ。な、アルミン」

アルミン(21)「え?うんそうだね....(僕が21で二人が14?ずいぶん昨日の二人と差があるな)」

ベルトルト(14)「おや?アルミンずいぶんへんてこな眼鏡かけてるんだね」

アルミン(21)「ああ、なんでもないよ。それより朝のクリオナの会に行こう」
カチッ シュゥゥウン

ライナー「そうだな。そろそろ新しいネタも欲しいところだ」

アルミン「そうだね(今日は馬術か。壊しちゃまずいだろうしスカウターは置いていこう)」

ーーー食堂ーーー

エレン「あーやっと夕食か。馬はやっぱ慣れねーなぁ」ガツガツ

アルミン「エレンは慣れたらすぐに伸びるタイプだと思うな。焦らなくていいと思うよ」

ミカサ「ほらエレン。またほっぺにパンくずついてる」ヒョイ パクッ

エレン「やめろってば!」

ミカサ(反抗的なエレンかわいい。食べてしまいたい)

ジャン「くっそ~この死に急ぎ野郎めっ!」ゲシッ

マルコ「まあまあジャン。食事中くらい静かにしようよ」

アルミン「ははは(食事…...か。食事は一日に3回、一週間で21回。個人差が出ている点でこれは関係ないのかな)」


カーン カーン カーン


ガラッ
キース「時間だ。食事をやめて速やかに入浴にうつるように」


訓練兵一同 ハーイ ゴチソサマー エレンノタベノコシハアハア フロイコウゼー

アルミン(とりあえず情報が欲しいな。明日は休日だしいろんな人のを見てみよう)

ベルトル「やあアルミン」

アルミン「どうしたの?昼間の怪我は大丈夫かい?」

ベルトル「まあまあかな(もう治癒したなんて言えない...)。悪いんだけど今日は安静にしておくように言われたんだ」

アルミン「分かったよ。今日はライナーと僕の二人だね」

ベルトル「悪いね参加できなくて。ゆっくり休むよ」

アルミン「お大事に。それじゃあ」テクテク


ーーーとある倉庫ーーー

ガララッ 

アルミン「・・・」

ライナー「・・・」

アルミン「ライナー氏ぃいいいwwwwwwww」ニタァ

ライナー「アルミン殿ぉおおおwwwwwwww」ニタァ

アルミン「今日はベルトルト氏が不在でござりますなwww」ポロン

ライナー「さようさようwwwしかしクリオナの会は続行するでありますぞwwww」ポロン

アルミン「了解でござりまするwwwしかも拙者本日新たな写真をGETしたでござるwwwコポォwwww」ムクムクッ

ライナー「はようpキボンヌですぞwwwアルミン殿の盗撮スキルに嫉妬ですなwwwコポポポォwwww」ムクムクッ

アルミン「拙者の技の全てはこの会のためwww既にこの寮は拙者の監視下にあるでござるぞよwwww我がエンジェルに神のご加護をwww」シコシコ

ライナー「神のご加護をwwww」シコシコ

ガララッ
キース「説明しよう!クリオナの会とはライナー考案によるクリスタを愛でる隠れファンクラブである!アルミン、ベルトルトを含めた3人のメンバーがいるぞ!主な活動内容は毎朝、夜に集まり各々の女神に対する熱い思いをぶつけ合うことだ!ちょっとエッチな展開になっちゃうことは内緒だぞ!」
ガララッ

ライナー「・・・」

アルミン「・・・」

ライナー「今しがた教官の姿が見えた気がするでありますwwww」ドピュッ

アルミン「なんでもアルミンwwwなんでもアルミンwww」ドピュッ

ーーー翌日ーーー


アルミン(よし、今日この休日を利用してスカウターの正体をあばこう...おや?)

コニー「だからよぉーいつまでもそんなに泣いてんじゃねーって!」

サシャ「ううぅ。だって私の大事なパァンが...」グスッ

コニー「お前から賭けようって言ったんじゃねーか!絶対返さんぞ!」

サシャ「ひどいです!このジャガイモ野郎ー!」

アルミン(・・・)
スチャッ カチッ キュィイイン

コニー(5)「なんちゅう理不尽な・・・」

サシャ(2)「あーもう。次は絶対負けませんからね!マサオ君みてーな頭しやがって!」

コニー(5)「誰だよそれ!」

サシャ(2)「どっかの国民的漫画の人ですよ!ううぅ...」スタスタ

コニー(5)「なんなんだよ行っちまった......しかしあそこまで泣かれるとは」

アルミン(21)(コニーが5でサシャが2…...か。水たまりに映る僕の顔には変わらず21...と)メモメモ

コニー(5)「・・・しゃーねぇ、ブスにでも頼んでこっそり返してもらうとするか。ん?アルミンじゃねーか」

アルミン(21)「やあコニー。大変そうだね」

コニー(5)「なんだ見てたのか。それよりアルミンそんな変な・・・(アルミンはかっこいいと思ってるのか?だとしたら)イ、イケてる眼鏡してどうしたんだ?」

アルミン(21)「(コニーに気を使われた気がする...)ま、まあちょっとね」

コニー(5)「そ、そか。そーだ俺ミユルさがさねーと」

アルミン(21)「ミユルならついさっき女子トイレから出たばっかだね。そこにいくといいんじゃないかな」

コニー(5)「(女子トイレってこっからかなり離れてるよな...?)わかった。サンキューアルミン!」ダッ

アルミン(21)(これといった共通点がなかなか見つからないな。過去一週間...つまり一日平均で僕は3、ライナー達は2でエレンにいたっては0か)

ライナー(14)「どうしたアルミン難しい顔して」

アルミン(21)「ああライナーか、君も変わってないね」

ライナー(14)「ん?」

ベルト(13)「おはよう」

アルミン(21)「おはようベルトルト。君も...あれ?」

ベルト(13)「僕の顔に何かついているのかい?」

カチッ シュゥウウン
アルミン「な、なんでもないよ(ベルトルトの数が減っている...?)」

ライナー「なあアルミン昨日からつけてるそれはなんなんだ?」

アルミン「・・・」

ベルト「アルミン?」

アルミン(過去一週間。ベルトルトは平均2回だったが昨日だけ1回ということだ。ライナーと僕は変わらずに今まで通り。考えられるのはクリオナの会参加数。しかしコニーやサシャは当然参加していない。それにエレンの0か...)

ライナー「おーい」ツンツン

アルミン「・・・ごめん二人とも。今日のクリオナの会僕は遠慮しておくよ」

ライナー「具合でも悪いのか?まあ強制じゃねーしな」

ベルト「早く良くなるといいね。それじゃ」スタスタ

アルミン(...僕の予想が正しければ、とりあえず明日になってみないと)

アルミン「……..サシャ...」ニヤァ

ーーー翌日ーーー


洗面所

アルミン(さて結果は・・・)
スチャッ カチッ キュィイイン

アルミン(28)(やっぱり!これでライナーが14、ベルトルトが13なら・・・)チラッ

ライナー(14)「どした?」

ベル(13)「?まだ体調悪いのかな」

カチッ シュゥウウン
アルミン「ふふ..,,,ふ。ライナー、ベルトルト、話がある」






ライナー「なるほどな。それでお前は昨日参加しなかったのか」

ベル「すごいねこの眼鏡、てっきりアルミンの趣味かと思ったよ」

アルミン「やめてよベルトルト。ジャンじゃないんだから」

ベル「ははは。まあ要約すると昨日ライナーが2回、僕が2回、アルミンが10回したと」


アルミン「そう。このスカウターは・・・『過去一週間のオナニー回数』を示すんだ!!」ドジャァアーン!!


ライナー「オレたちは毎日朝と夜に一回クリスタで抜いている」

アルミン「僕はそれに加えて毎日ランダムで一人で抜いているんだ」

ベル「僕は一昨日朝の会にしか参加しなかった。しかし確かめるためとはいえ、よく昨日だけで10回もできたね」

アルミン「…...実は昨日コニーとサシャをはかったんだよ」ニヤァ

ライベル「ほぉう…....で?」ニッコリ

アルミン「サシャは…....2だった!」

ライナー「むっほおふぉおおおおおおおおおふぉふぉふぉおおおおおおおおおおおおっふぉふぉふぉふぉふぉおおおおおおおお」

ベル「ライナー落ち着こう。まだあわてる時間じゃない」シコシコ

アルミン「サシャは健康的だね。一週間で2回。まさかサシャだけで8回も抜けるとは思わなかったよ」

ライナー「いかんいかん。俺はクリスタ一筋。ちなみにコニーは?」

アルミン「5だったよ」

ベル「うーん。コニーはてっきり女子をそーゆー目でみないイメージがあったなぁ」ドピュッ

ライナー「まあコニーも普通の男なんだろう」

アルミン「ちなみにエレンは0だった」

ライベル「さすが」

アルミン「まあこのエレンの0ってのがヒントになったんだけどね。それにしても、知識も何もないのに次々とフラグを建て続けるエレン...うらやましい!」

ライナー「まあ巨人脳だからな。巨人で抜けるんなら話は別だが」

ベル「それよりもアルミン」

アルミン「分かってるよ」ニヤァ

べル「ふふふ」ニヤァ

ライナー「まったく...お前らは最高だぜ!これを使えば…..」ニヤァ

アルライベル「クリスタのオナニー回数が分かる!!!!!」ドンッ!

ーーー寮の廊下ーーー


スチャッ カチッ キュィイイン
アルミン(28)(しかしこれを女子の前でつけるには勇気がいるな。ジャンみたいだと思われたくはない)

エレン(0)「何やってんだアルミン。さっさと飯食いに行こうぜ」

アルミン(28)「ああ、今いくよ」スクッ

アルミン(28)(ん….?今日は食堂に人が多い?)スタスタ

ミカサ(43)「あ、エレン、アルミン。席はすでにとっておいた。こっち」グイッ

アルミン(28)(うわぁ..........)

エレン(0)「おい引っ張るなってば。」

ミカサ(43)「エレンは危なっかしいから常に私のそばにいるべき」

エレン(0)「わーったから離せって!」パッ

ミカサ(43)(今エレン「結婚しよう」って言ってくれた///)

ライベル(どうだ?)

アルミン(28)(・・・ミカサ 43)クイッ クイッ

ライベル「Oh…….」

ミカサ(43)「アルミンどうしたの?ジャンみたいな眼鏡つけて。もしかしてそれでエレンに何かしたの?早くいこう」

カチッ シュゥウウン
アルミン「な、なんでもないよ(ある程度予想はしていたけどまさかこんなだったとは...とりあえずばれたら終わりだ、ポッケにしまって…..っと)」ゴソゴソ

面白いな

でもミユルをユミルに直せ

>>24 レスありがとう 素で間違えてました

エレン「お、今日は肉があるじゃねーか!」ダッ

ミカサ「あ、待ってエレン(お肉で喜んじゃうエレン、まじ天使。丸のみにしたい)」ハアハア

クリスタ「あらエレン」

エレン「よお。今日は席近いな」

ミカサ(・・・)チッ

ユミル「肉にこぎつけた先輩方が紛れてるみたいでな。おかげで詰められたってわけ」ハァ

ジャン「ミ、ミカサ。ここあいてるぞ」

ミカサ「........ウワァ..デタ..」ボソッ

ジャン「」

クリスタ「まあいいじゃない。みんなで食べたほうがおいしいよ。今日はミルクも出るみたいだしね」

サシャ「残してもいいんですよ!」

ユミル「やらねーよ」

ライナー「しかしほんとに狭いな」

ベ「空いてる席に詰めるしかないみたいだね」

アニ「そーゆーこと」

アルミン「アニ!?」

アニ「なんだい。べ、別に詰めてくれてもいいだろ」アセアセ

ミーナ(素直にみんなと食べたいって言えばいいのに)クスクス

アルミン(くぅ!せっかくこんな好条件なのにスカウターを出せないとは…...クリスタ以外の女子のも知りたい!!まああと4日はある。それまでに知れれば)

ワイワイ ガヤガヤ ケッコンシヨ


ミーナ「そーいえばハンナとフランツってどうやって付き合ったの?」

ハンナ「えー」

フランツ「て、照れるなぁ」

ミーナ「いいじゃん減るもんじゃないし!教えてほしいな」ワクワク

クリスタ「私も知りたいなぁー。お手本にしたいし///」

アルライベルミカ「!?」ガタッ

アニ(....私も恋愛の仕方、気になる)ウズウズ

ジャン「けっ。色気づきやがって」

マルコ(まあまあ。ミカサを落としたいのなら女心を知っておくべきだよ、ジャン)

ジャン(こいつ脳内に直接........!?)

ハンナ「そうねぇ。ドラマチックでもなんでもないけど、普通に座学で席が隣で話すようになったのが始まりかな」チラッ

フランツ「!..........しばらくしてから僕から言ったんだよ。「付き合ってほしい」ってね」

クリスタ「へーいいなぁ、私も....///」

アルライベルミカ「!?」ガタタッ ガシャンパリーン

ミーナ「おー。でもフランツは頼りがい有りそうでいいよね」

アニ(私も対人格闘の時に少しずつ話せば...もう少し仲良くなれるかな?)

サシャ「確かにジャンとかよりは安心できますね」ハフハフ

ジャン「なんでだよっ!」ガタッ

エレン「てかサシャにも恋愛観とかあったのか」

一同(こいつが言うか!?)

サシャ「あら、聞き捨てならないですね。私だって年頃の乙女です。好きになってもいいんですよ!」モグモグ

ユミル「芋食いながら恋愛語る奴が何言ってやがる」

コニー「........」

ミーナ「でもホント、うらやましいね」

エレン「ふーん、そーゆーもんなのか。俺には良くわかんねーな」

ジャン「はっ!お前みたいなお子ちゃまにはまだ早い話だったな」

エレン「なんだと!」

ジャン「うっせー!うらやましいんだよこの野郎がっ!」

アニ「また始まった・・・」

フランツ「やめなよジャン」ガシッ

ジャン「なんだよ!お前もオレよりエレンのほうが良いってか?」

フランツ「.............」コクン

ジャン「くっそー!どいつもこいつもバカにしやがって!このヤリチン野郎ぉー!!」ガシャン

クリスタ「ひっ」

ユミル「うわ」

ミーナ「えっ//」

アニ「?」

エレン「?」

ベ(あーあ)

ライナー(やっちまったなジャン...)

コニー(女子のいる前で・・・)

アルミン(アディオスジャン...)

ザワザワ コレダカラドウテイハ サスガウマヅラ エレンノタベノコシハアハア ザワザワ

ジャン「あ...ああ...」グスッ

マルコ「取りあえず部屋に戻ろう、ジャン」スタスタ

一同(.......)

ユミル「ま、まあアレだな。童貞こじらせる奴にはろくな奴いねーって話」

クリスタ「ちょっとユミルっ!」

ミーナ「...いきなりだからびっくりしちゃった///」

エレン(どうてい?)

アニ(どうてい?)

サシャ「まあでも変態とはお付き合いしたくないですね」ゴックン

クリスタ「まあ...変態は..嫌かな。あの人はそうじゃないし...///」

アルライベルミカ「!?」ガタタタッ ドンガラガランバッシャーン パリーン

ユミル「そこの4人うるせーぞ」

コニー「お、俺は変態じゃないぞ!」ガタッ

ミーナ「一番はジャンとして、次はコニーなんじゃないのー?」クスクス

チゲーヨッ!  ワイワイ アハハ ガヤガヤ

アルミン(そういえばあのスカウター、男子の童貞力もはかれるのか。僕は変態じゃないとして、誰が一番童貞力が高いかは気になる。それにしたってあのスカウターは目立ちすぎる。女子のを知るには他の男子の協力も必須かな)チラッ

ライナー「(分かったぜアルミン)よしよし。そろそろお開きにしようぜ。今日はジャンが迷惑かけたから男子が片づけをしよう」

ベ「そうだね」

ユミル「まじか。ジャンさまさまだな」ケラケラ

ミーナ「ありがとーじゃあよろしくねー」

スタスタ スタスタ スタスタ

ライナー「…….さてアルミン」

アルミン「そうだね」

エレン「なんだお前ら?」

アルミン「いいかいみんな。話がある」






アルミン「ってなわけなんだ」

コニー「まじかよ…...」

フランツ「そっかサシャが….週2回.....」ハアハア

エレン(おなにぃ?なんだそりゃ)

ライナー「オレら童貞たちにとってこれは大きな進撃となる!女子のを知るためにはお前らの協力が必要だ!」

アルミン「そこでみんなで裏切りをなくすために僕たちのも計測して情報を共有しようって話なんだ」

コニー「なるほどな……了解したぜ!」

ライナー(アルミン)チラッ

アルミン「(分かってる)ちなみにエレンが0、コニーが5、僕が1でライナーとベルトルトが3だ(まあ僕は変態じゃないしこのくらいが本来の数字だろう)」

ベ「ふふふ(僕だって変態扱いされたらジャンみたいになってしまう。クリスタが変態を嫌ってると知った今、真実を公にする必要はない!)」

コニー「まじかよぉぉおおおお」ガックシ

アルミン「まあ現段階では童貞力が一番高いのはコニーだね」ニヤァ

エレン(どうていりょく?戦闘力みたいなもんか?だとしたら俺……0!?)

フランツ「.......」

アルミン「それじゃあフランツ」クルッ

フランツ「」ビクッ

コニー「くっそーっ!どーせ0なんだろぉ」

ベ(悔しいがフランツは唯一の彼女もち……)

アルミン「試させてもらうよ」
スチャッ カチッ キュィイイン

フランツ(13)「.......//」

アルミン(28)「!?13・・・だって?」

ライベルコニエレ「なにぃ!?」

フランツ(13)「ううぅ。偉そうなこと言っててごめんよ。僕はまだ童貞なんだ。ハンナに近づいたのは女子寮に忍び込む口実を作るためであって....」グスッ

コニー(5)「おっしゃあああああ一番はまぬかれたぜ!!」

エレン(0)(フランツ......目立たないだけで一番の実力者はこいつだったのか)クッ

アルミン(28)「まあ僕は1だからフランツが一番童貞力が高いことになるね。うん」ハハッ

ライベル(アルミン........)

コニー(5)「しかしフランツよぉ、ハンナがかわいそうじゃねーかぁ?」

フランツ(13)「実はハンナには僕が下着を盗みに行く現場を撮られた写真があるんだ。彼女はドSさ。僕のポコチンをいたぶって遊んでいるんだよ。でもそれが.......いい…....///」ハアハア

ライナー(14)(まさかフランツにそんな性癖があるとはな)

ベ(13)「まあ人の性癖なんて人それぞれ。これでここには童貞しかいないことが分かってかえって良かったんじゃないかな」

アルミン(28)「そうだね。まあみんな同じ童貞には変わりないしね。僕は1だったけど」

コニー(5)「そういやジャンとマルコはまだか?」

アルミン(28)「そろそろ来るんじゃないかな(流石にジャンは30を超えているだろう。...超えてるよね?もしジャンが僕よりしただったら…...僕が一番変態なのか?そんなのはあり得ない!)」

ガララッ

ジャン(20)「おうお前ら。さっきは悪かったな」

アルミン(28)「」

ライナー(14)「アルミン、どうだ?」

アルミン(28)「」

ベ(13)「アルミン?」

アルミン(28)「2....20だよチクショォオオオ!!」

ライベル(Ohアルミン…......だがオレたちだけの秘密にしておけば問題はない。クリオナの会の結束の力を信じるんだ!)

ジャン(20)「なんなんだよビックリしたぜ」

エレン(0)(ま、負けた...ジャンよりも…...オレは弱い!!)ガックシ






ジャン(20)「なるほどな。悪趣味な機械だぜ。しかしこれで納得した。オレが一番変態だったんだな。少しは反省するぜ。しばらく右手は封印しよう」

コニー(5)「そういえばミカサはどうだったんだ?アルミン」

ジャン(20)「おうアルミン早く教えろ」ハアハアシコシコ

アルミン(28)「........ミカサは43だ」

エレン(0)(なんて強さだ….俺はこいつらに手加減でもされてたのか) グスッ

ジャン(20)「そうか。俺はちょっとトイレに行ってくる」ダダダダダッ ウォォォォオオシココココココココ

コニー(5)「しかしジャンが一位か」

フランツ(13)「まあ納得だね(ミカサ...///)」ハアハア

アルミン(28)(ううう....僕が…..一番変態...)グスッ

ベ(13)「アルミン....」ポンッ

アルミン(28)「...ありがとうベルトルト。でももうういいんだ」

ライナー(14)「アルミン?」

エレン(0)「(アルミンにだったらまだ勝てるかもしれねえ!明日からはアルミンと組手だ!)な、なあアルミ」

アルミン(28)「みんな、聞いてくれ。僕は嘘をついた。僕は28だ」

エレン(0)「」

ライベル(アルミン...)

コニー(5)「まじかよアルミン!おめーすげぇな...」

アルミン(28)「ごめんよ。僕は認めたくなかったんだ、一番であることを。でもやっぱり僕は君らの仲間でありたい。嘘はつけないよ」

フランツ(13)「アルミン...」

エレン(嘘だろ…..どこでこんな差が…..)

ライナー(14)「……オレも悪かった。オレは14,こいつが13だ」

ベ(13)「まあ僕も14と一緒だよ」

エレン(0)(…....開拓地に行こう)

コニー(5)「お前らもかよ!まあ気持ちは分かるぜ...てかオレ全然セーフじゃねーか!」

アルミン(28)「ふふ...。なんかすっきりしたよ。逆に一番で良かったのかもしれない。誰よりも女性に対して愛を抱いている証明なのかもね」クスッ

フランツ(13)「そうだよアルミン!君は頭がいい。きっとそれゆえの結果なのだろう」

ライナー(14)「まあオレもアルミンにはお世話になってるからな!」

ベ(13)「アルミンは一人で抱えすぎている。僕らも協力し合おう」

アルミン(28)「ありがとうみんな。僕は胸を張って生きることにするよ!」ニコッ

ガララッ

マルコ(70)「やあみんな」

ジャン(20)「ふぅ...ひさびさの上級オナネタだったぜ」スッキリ

アルミン(28)「」
カチッ シュゥウウン

ライナー「どうしたアルミン?」

アルミン「・・・・」

アルミン「・・・・」スッ

ライナー(ん?) 
スチャッ カチッ キュィイイン

マルコ(70)「どしたのライナー?そんなに僕を見て」

ライナー(14)(Oh…マルコ....お前は偉大な戦士だ…….マルコ...70)クィッ クイッ

ベルコニフラ「」
カチッ シュゥウウン

エレン(なんだ?マルコをみて絶句している?….もしかして俺と同じ0なのか!?)クワッ

マルコ「ほらジャン、トイレにハンカチ、忘れものだよ」ハイッ

ジャン「おっと、悪いなマルコ」

エレン「ライナー!俺にもそれを貸せ!」ガタッ

ライナー「うおっ!おめえ急にしゃべるな!」

エレン「いいから寄こせ!(もしかしたら仲間が見つかるかもしれねえ....一緒に戦える仲間が.....!)」
スチャッ カチッ キュィイイン

マルコ(70)「?なんだいエレン」

エレン(0)「この裏切りもんがあああああああああああああああぁああああああああああああぁぁあああ!!!」ガシャァアーーン バリリィーン

ジャン(20)「うおっ!急に暴れんな死に急ぎ野郎!」

マルコ(70)「・・・誰か説明してくれないかな」

コニー(5)(い、言えねえ....)

ライナー(14)(「貴方が一番変態です」なんて言えん)

ベ(13)(なんという童貞力...)

エレン(0)「おいマルコっ!どうしたらそんなに強くなれんだよ!教えてくれええ!」ドゲザッ

マルコ(70)「!?」






カチッ シュゥウウン
アルミン「というわけなんだ」

マルコ「なるほどね」

アルミン「なんか・・・ごめん」

ライナー「ああ・・・すまん」

ジャン(単純計算で一日10回...いつやってんだ!?)

コニー「言いにくかったけど、エレンが食いついちゃったから...」

マルコ「....みんななにを言っているんだい?」

アルミン「?」

マルコ「僕は怒っているよ」

ベ(やっぱり....)

コニー(こ、こぇ~)ビクッ

アルミン「ご、ごめんマルコ!傷つけるつもりはなかったんだ!アトジブンヨリヘンタイガイテウレシクテ」

マルコ「違う」

アルミン「え」

マルコ「僕は傷ついてもいない。ただ悲しいよ。みんなはこの数値をけがらわしいと思っているのかい?違うね。この数値は誇るべきなんだ。君たちが童貞力を恥ずべきものだと考えていることに僕は怒っているんだ。女性を愛することに君らは嫌悪感を抱くのか?この訓練所….色恋の噂は心を揺さぶってしまう。訓練に支障が出るだろうね。だから僕は女性にこの気持ちを伝えるのではなく、自慰行為で表しているだけなんだ。決して告白する勇気がないからじゃない。君らも同じなんじゃないのかい?女性を思い、その気持ちを右手に込める。これは恥ずべき行為なのか?僕はすべての女性、どんなシチュエーションでも抜ける自信がある。ミーナの髪型をみるだけで抜けるし、サシャが放屁したって聞いただけで僕はすでに果てていたよ」

ジャン「なん・・・だと・・・?」

アルミン(童貞力の…..桁が違う!!)

マルコ「みんな、エレンを見てほしい。彼は僕にどうしたら童貞力を上げられるか尋ねた。僕はこの行為こそ本来あるべき男子の姿なんだと思う。エレンは向上心を忘れることなく、僕にぶつかってきた。確かにエレンは今は0。僕と彼とでは天と地の差がある。でも安心してほしい。僕はみんなの味方だ」

エレン「マルコ…さん…..本当に強い奴はこんなにも弱者に易しくなれるのか…」ポロポロ

マルコ「僕たちはいつか、女性の体を探索するのだろ?そこには柔らかい唇や押しつぶされたい尻、挟まれたい脚や胸、そして母なるマンホールがある」

ライナー「女性の・・・」

フランツ「体・・・?」

マルコ「みんな・・・答えてくれ。女性の体を知れば知るほど僕らの心は嫉妬心に刻まれてゆく。それなのにみんなはどうして女性の体を知りたいと思ったの?」

アルミン「どうしてだって・・・?」

ジャン「そんなの・・・」

ベ「・・・・・・・」

コニー「決まってんだろ・・・」

一同「オレたちが!!この世に生まれたからだ!!!」ババァーーーン!!

―――翌日―――


アルミン「僕たちは昨日のマルコさんの演説により、結束を高めた。そして女子のオナニー回数を全員で協力し、調べ上げることに決めた」

ジャン「?何ぶつぶつ言ってんだお前」

アルミン「なんでもアルミン」

コニー「しかしどうやってばれないように計測するんだ?」

アルミン「すでにミカサに怪しまれてるから…計測するのは僕として、対象が一人の時に見に行くのがいいんじゃないかな」

ライナー「なるほどな」

b「ここまではミカサ、サシャが分かっているのか」

エレン(サシャは2……オレにとって最初の超えるべき壁….!!)

フランツ「となると残りはミーナ、ユミル、アニ、そして」

アルミン「…クリスタだね」

ジャン「一週間ってことはあと4日、一日一人ってことか」

ライナー「ジャンも協力してくれるのか?」

ジャン「へっ!ミカサが済んだから俺は関係ねーなんて言わないぜ。オレだってお前らの仲間だからな」

アルミン「ありがとうジャン」

ジャン「それより考えようぜ、女子が一人になる方法」

b「誰かが話しかけて誰もいないところに呼び出すのは?」

ライナー「一人ならともかく、対象は4人だ。何回もやっていたら怪しまれるだろ」

アルミン「そうだね。なるべく日常の中で自然に行きたい」

コニー「うーん俺たち訓練ばっかだからなぁ」

エレン「素直に測らせてくれって聞いたらだめなのか?」

バンッ!!
マルコ「エレン、僕たちは自力でやりたいんだ。だから女子に聞くってのはなしだ。決して聞く勇気がないからじゃないけどね」

エレン「(一番の実力者が言うんだ。マルコさんに従おう)ああ、分かったよ」

アルミン「マルコさん、何か手はあるのかい?」

スッ
マルコ「ここに104期男性、女性の一日のスケジュール表がある。これは僕がみんなを観察しながら作ったものだけどね。みんな大体同じなんだが、今日はコニーだけ違うプログラムが組まれている」

b「コニーだけ?」

コニー「なんだ?」

マルコ「単純なことだよ。コニーそろそろ時間じゃないかな。今日の『水汲み』の、ね」

ジャン「!」

アルミン「!そうか…水汲みの時間は確かに一人だ」

マルコ「ふふふ。ちなみに今日はコニー、明日がミーナで次がアニ、最後がクリスタだね」

ライナー(しめのクリスタ…..悪くないっ!)

b「なるほどね。コニーはユミルともそれなりに仲がいい。今日の当番を変わってもらうことができれば・・・」

アルミン「ミッションは…コンプリートされる!!」

コニー「こうしちゃいられねぇ!さっそくユミル探してくるぜ!」ダッ

アルミン「ユミルはたった今女子寮からでて花壇に向かっているよーーー」

コニー「分かったぜアルミン!(なんであいつ知ってんだ?)」ダダダダダ

フランツ「水汲み中に計測することは分かった。でも気づかれたりしないかな?」

ライナー「確かに対象が一人とはいえ、急に振り向かれたりする可能性はある」

アルミン「そうだね….じゃあこうしよう。誰かひとりが手伝うって名目で対象者に近づく。仮にその役をエレン、対象をユミルとしよう。エレンと僕たち監視組で常にユミルを挟むようにするんだ。図にするとこうだね」


アルミンwith監視組 [草陰]             [水汲み場] ユミル エレン


ジャン「なるほど、分かったぜ」

アルミン「エレンには極力会話をしてもらう。回数がわかったらサインで教えることにするよ」

エレン「分かった。で、その手伝う役を誰がやるんだ?」

ライナー(……)

b(……….)

フランツ(………..)

エレン「?」

アルミン(みんなが乗り気じゃないのは、おそらく情報入手と同時に抜きたいからだろう。流石に対象の前じゃできないもんね)

マルコ「ここは公平にクジでいいんじゃないかな」

ジャン「くっ。まあマルコさんが言うんだ。クジにしようぜ」

一同 コクッ  ワシャワシャ ズバッ!

b「…..僕が今日、つまりユミルと」

ジャン「オレが明日、ミーナと」

エレン「次がオレ、アニと」

マルコ「最後に僕がクリスタとだね」

ライナー(しゃあ!ついてるぜっ!)

アルミン(ハンジさんに頼まれたのが僕で良かった…)

フランツ「そういやアルミン、スカウターは故障とかしていないかい?」

アルミン「大丈夫だと思うよ。一応テストしてみよう」
スチャッ カチッ キュィイイン

ライナー(18)「どうだアルミン」

アルミン(38)「うん大丈夫。正常通り動いてるよ」

ガララッ
コニー(8)「おうお前ら戻ったぞ!」

b(18)「それでどうだった?コニー」

コニー(8)「ばっちりだ!「お前に貸し作っとくのも悪くねーな」って言ってくれたぜ!」

b(18)「それでどうだった?コニー」

コニー(8)「ばっちりだ!「お前に貸し作っとくのも悪くねーな」って言ってくれたぜ!」

エレン(0)(今日はユミルの戦闘力……..)ウズウズ

フランツ(16)(今日はユミルの処女力……..)ムクムク

ジャン(29)「お前ら!そろそろ時間だ、行こうぜ!」

アルミン(38)「ああ。マルコさん、一言お願いするよ」

マルコ(80)「よし…いいかいみんな。僕たちに自我が芽生えて以来、僕たち童貞が性欲に勝ったことは一度もない。性欲が増す分だけ僕たちはオナニーを繰り返し、プライドを奪われ続けてきた。しかしこの作戦が成功したとき、僕たちは初めて女性からプライドを奪い返すことに成功する。それは童貞が奪われてきたモノに比べれば小さなモノかもしれない。しかしその一歩は僕たち童貞にとっての……..」


『大きな進撃となる!!!』ドンッ!!


一同「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

マルコ(80)「行こうみんな!僕たちの戦いは・・・これからだ!!!」

―――水汲み場―――


ガサガサ
アルミン(よし、まだユミルは来ていないみたいだね)

ライナー(大丈夫か?ベルトルト)

b(うん….心配なのはユミルのオナネタを手に入れた後に、それに耐えられるかどうかだよ)

マルコ(大丈夫だよ、ベルトルト。僕の経験上、生殺しされた後のオナニーは全然違う。我慢できた先にあるのは無限の境地だよ)

b(マルコさん….)

コニー(!….なんか足音聞こえるぞ)

エレン(きた)

ユミル「♪~わったしのクリ~スタ~」テクテク

フランツ(きたあああああああああああああああ)シコシコ

ジャン(よしよし、こっちの存在には気づいていないみたいだな)

アルミン(それじゃあベルトルト、がんばって!)

b(言ってくるよみんな)ザッ

ライナー(頼むぜ)






ユミル「あーめんどいな(サシャにやらせてたからやり方わからん)」チッ

ザッ
b「やあユミル」ニコッ

ユミル「うおっ、ベルトルさんか」

b「通りかかったらちょうど困ってたみたいだからね」

ユミル「そかー。ちょうどいい、やり方教えてくれ」ニカッ

b「う、うん」キュン

ガサガサ
アルミン(よしよし、うまく会話してくれてるね)

ライナー(ああ、いい感じだな)

フランツ(うおおおおおお)シコシコ

ジャン(おいアルミン)

アルミン(わかってる、みんな準備はいいかい?)

一同  コクッ

アルミン(よし……いくぞっ!)
ガサッ
スチャッ カチッ キュィイイン

b(18)「このバケツの取っ手にそこのフックをかけて・・・」

ユミル(7)「あーなるほどな。流石ベルトルさん」

b(18)「ふふ、サシャの苦労が分かってよかったね」

ユミル(7)「っ!……顔に似合わず変なとこついてくるんだな」

b(18)「ははっ(そろそろかな…..?)」


ガサガサ
アルミン(38)(ユミルは…..7だ!)

フランツ(16)(FOOOOOOOOOOOOOO)ドピュッ

エレン(0)(なっ…..あいつも…..俺より強い…….)クッ

コニー(8)(おおお、大人っぽいイメージがあったから….///)シコシコ

ジャン(29)(まあオナネタはおそらくクリスタとの百合展開だろうけど)シコシコ

ライナー(18)(まさかあいつは一人でクリオナの会を…..?勧誘すべきかどうか….)シコシコ

マルコ(80)(アルミン、ベルトルトにも教えてあげよう)ドピュルルルルン

アルミン(38)(そうだね、マルコさん……..ユミル…7) クイックイッ

ユミル(7)「これでいいのかい?」

b(18)「そうだね。あとは引っ張るだ…(ん?アルミン……7!?)…け…」

ユミル(7)「どうしたベルトルさん?」クルッ

b(18)「うっふぉおふぉおふぉおおおおふぉおおおおお」ムクムク

ユミル(7)「!?」

b(18)「(ハッ!つい我を忘れてしまった!)コ、コホン。引っ張って終わりだよ!」アセッ

ユミル(14)「?変なベルトルさん」


ガサガサ
カチッ シュゥウウン
アルミン(ふう….。さああとはばれない様に退散するだけだ)

ライナー(ふう…..。ベルトルトも苦しそうにしてる。さっさと行こう)

マルコ(ほら、フランツ、いくよ)ドッピュルルンピュルルン

フランツ(ふう。あ、マルコさん待って)
ザッザッザッザッ

b(よし、みんな戻ったみたいだね。僕もそろそろ限界が…..)ムズムズ

ユミル「おーしもうちょいでおわるな。ところでベルトルさん」

b「な、なんだい」ハアハア ムクムク

ユミル「いや、その股間の立体起動はどうしたのかと思って」

b「くぁうぇrtなななななんでもないよゴメン急に用事思い出したから帰るねじゃあねまた明日ねぁああああああ」スタタタタタタタッ

ユミル「なんなんだアイツ….(もしかして私で….?//)…..うわああああらしくないことは考えるのやめよう!うん!」

―――男子寮の一室―――

ガララッ
b「はぁはぁ…..ただいま、みんな」

ライナー「おうお前ら、戦士の帰還だぞ」

アルミン「やあベルトルト、どうだった?」

b「やはり目の前にいられると興奮がやばい、これからの人たちは注意だよ」

エレン(そんなに威圧感あるのか……)ゴクッ

ジャン「しかしユミルが7か」

フランツ「多いほうなのかな?まあ彼女は面倒見がいいからね。その分ストレスもたまるんじゃないかな」

マルコ「そうだね。何かアルミンに近いものを感じるよ」ドピュルン

ライナー「なんにせよまずは作戦成功を祝おう」

アルミン「そうだね。そして明日はミーナだ」

コニー「ミーナか…..恋愛話とか好きだもんなーアイツ」

エレン(ミーナには勝ってる…..と思いたいが)

マルコ「大丈夫だよエレン。結果が重要なんじゃない。君はまだまだこれからだ」ピュピュルン

エレン(マルコさん…..)

ジャン「よし、明日に備えてもう寝るぜ、お前ら!」

b「そうだね、寝坊したら本末転倒もいいとこだ」

アルミン「おやすみ、みんな」

デンキケスヨー  オウッ  パチッ

ウオォォォオオオユミルユミルユミルシコシコシコシコココココ

―――翌日―――


アルミン「おはよう、みんな体調は大丈夫かい?」

ジャン「ったりめーだ。おめーもスカウターの手入れ忘れんなよ」

アルミン「分かってる」
スチャッ カチッ キュィイイン

ジャン(36)「よし、今日はオレか(ミカサじゃねーのは気に入らんが、口説く練習にはなるか…?)」

ベルリン (23)「頼んだよジャン。君の忍耐力が問われるよ」

フランツ(20)(ミーナ……あのポコチンヘアーには正直お世話になっている…..)

ライナー(23)「ミーナはあの個性的なメンツの中で一番普通に「女の子」してる気がする…..なんにせよ期待せざるを得ない」

コニー(10)「っしゃあ!行くぜ!」

エレン(0)「マルコさん….オレ、正直知るのが怖いんだ….」

マルコ(90)「怖いのは最初だけだ。僕も最初は怖かった。大丈夫だエレン。僕がついてる」ガシッ

アルミン(48)「行くよっ、みんな!」ダッ

―――水汲み場―――


ガサガサ
ライナー(ふう。まだきてねーみてーだな)

アルミン(今女子トイレに寄ってるね….もう少しで来るよ)

コニー(……アルミン怖くね?)

ジャン(オレにはミカサがオレにはミカサがオレにはミカサがオレにはミカサがオレにはミカサが……….)ブツブツ
フゥ~~~~

ジャン(……よしっ。いつでもこいミーナ!ミカサだと思って口説いてやるぜ!)カッ

ベルリン(きた!)

フランツ(きたあああああああああああああああああ)ハアハア

アルミン(GO!ジャン!GO!GO!)






ミーナ(う~昨日アニと話し込んじゃってよく眠れなかった……)ファアアア

ミーナ「おいっしょ…...(重いなぁ)」ズルズル

ジャン「ほれっ」カシッ

ミーナ「わっ!ジャン!」

ジャン「よう。パンダみてーな顔してるな、しっかり寝ないとせっかくの美しいお肌が台無しだぜ?お嬢さん♪」オデコツンツン

ミーナ「」

ガサガサ
アルミン(うわぁ…)

ベルリン(なにがすごいって、アレが自然体なところだよね)

コニー(あれはオレにも分かる…..ドン引きさせてミーナを硬直させている!)

エレン(あれはオレにも分かる…..秘孔をついてミーナの動きを止めている!)

フランツ(ああ…今日も美しい公然わいせつヘアーだ)シコシコ


ジャン「ほらっ手伝ってやるぜ!….おっとこりゃ重いな。俺の右腕がブロークンしそうだぜ。しかし任せな、オレは手伝うと言ったら最後までやる男だぜ」ニコッ

ミーナ「」

ガサガサ
アルミン(どうしよう….ジャンのせいで萎えてきた)

ライナー(ああ….あいつもすごい才能の持ち主だな)

コニー(どうする?時間改めて後にするか?正直ミーナはいつでもいー)

パンッ!

アルライベルエレ「!?」

コニー(…….いって…マルコさん!?)ヒリヒリ

マルコ(コニー、何を言っているんだ君は。目の前にオナネ…..成長のための糧が転がっているのに君はそれを跨いでしまうのか?君は知りたくないのか?ミーナの全てを。今のはミーナに対する侮辱だよ…..僕はどっちでもいいけど君はどうしたい?)

コニー(…..悪かった。知りたい!知りたいよ!ミーナの全てを!)

マルコ(そうかい、分かった。まあコニーがどうしてもっていうからやるしかないね。僕はどっちでもいいけど。アルミン、早くスカウターを)

アルミン(よし…..いくぞミーナ!)
ガサッ
スチャッ カチッ キュィイイン

ジャン(36)「っ!ってー。クソっ!こんな時にあの時の傷が……へっ、ざまあねえな」フッ

ミーナ(17)「」

ジャン(36)「ああ、悪ぃな。あんま人には言いたくねえことなんだ…聞かねえでくんな」

ミーナ(17)「」


ガサガサ
アルミン(48)(ミーナ…….17!)シコココ

フランツ(20)(うほほほほおほっほーーーい)シコココ

ベルリン(23)(17….多いぞ。多いぞミーナ!)シコココ

コニー(10)(まじかよおお。清純そうな気がしたのに…なんかショックだぜ….)シコココ

ライナー(23)(ミーナ…….!!...そうか...思い出した…!…この世には「腐」という存在がいることに!)シコココ

マルコ(90)(そうだ。ミーナは腐っていたんだ。この訓練所にはむさい男、汗臭い用具、そして共同部屋、腐女子歓喜のシステムが満載なのさ)ドピュルルルンピュルリン

エレン(0)(腐?…..まさか闇の力を手に入れて成長したのか…..?どうりで数値が高いわけだ)

ベルリン(23)(ミーナが….腐女子….)ドピュ

マルコ(90)(そう。そして腐女子は男子に格差をつける。腐女子は…..童貞と中二病患者を徹底的に嫌う!腐女子の中ではカースト制度に逆らうことはできないのさ)ドピュルルルゥゥゥゥウゥン……ドォォォオン!!

アルミン(48)(そんな…..それじゃあジャンは….)

ミーナ(17)「ちょっとアンタ、さっきからなんなの?まじキモいんですけど」

ジャン(36)「…えっ?」

ミーナ(17)「いや、だからさ?ありえないから。かっこいいと思ってんの?うち別にアンタに興味ないよ?なんか一人で盛り上がってるけど、なんにも面白くないよ?」

ジャン(36)「えっ….えっ?」

ミーナ(17)「しかも君さぁこの間フランツにヤリチン野郎とか言ってたよね?何?もしかして童貞だったりするの?てゆーか君みたいのがなんでミカサ追いかけちゃってるの?無理だよ、無理。可能性0%。君のその馬面のどこにかけたらそんな期待が出来るわけ?あーあないない。君がいなかったら104期生男子の絵面とってもよくなるのに。もう話しかけないで。あと水汲みやっといてね」スタスタ

ジャン(36)「・・・・・・」

ガサガサ
カチッ シュゥウウン
ベルリン「….ミーナ行っちゃったね」

アルミン「あんな毒を吐く存在なのか…恐るべし、腐女子」

フランツ(でもあの言葉攻めも…….アリ…////)

エレン(何故だ?ジャンのほうが強いんじゃないのか?何故ジャンはあんな悲しそうな顔をしている!?)

ライナー「とりあえず水汲みを手伝ってやろう。あんなんでもオレらの仲間だ」

コニー「だな」ザッザッザッ

―――男子寮の一室―――

ライナー「…..まあ、元気出せよジャン」ポンッ

ジャン「…うるせぇ」

ベルリン「ミーナの本性は誰にだって見抜けなかった。悩むことはない」ポンッ

ジャン「…..っせーよぉ」グスッ

アルミン「ま、まあほら!無事に成功で追われたわけだし、明日と明後日の話でもしようよ!」

マルコ「そうだぞ、ジャン。僕たちにはまだ知らなくてはならないことが残っているんだ」

ジャン「マルコさん……じゃああんたには分かるのか、オレのこの気持ちがっ!」ガッ

フランツ「!おっ、おいジャン!八つ当たりはよせって」グイッ

ジャン「ううぅ….すまん…..マルコさん…..」グスッ

ベルリン(…..中二病患者は打たれ弱い。それに加え彼は今また童貞であることに「恥」を覚えようとしている…)

エレン(実力さえも覆す腐女子……恐れるべきは闇の力、か….)

アルミン(やばい、空気が重い….)

・・・・・

スクッ
マルコ「わかった。分かったよジャン」

エレン「マルコさん?」

マルコ「ジャン。君の気持は良くわかる。僕もかつてーーーー中二病だったんだ」

ジャン「・・・・?」

マルコ「あれはまだ僕がウォール・ローゼ南区、ジナエ町に住んでいた時の話だ…..」






ガヤガヤガヤガヤ

モブ先生『はいはい静かにー。みんなは今日からこの学園の仲間、そして私がみんなの先生だよ!よろしくね。一緒に世の中のお勉強をするんだ。短い間になると思う。みんな仲良くしようね』

ワーワー オメートナリノイエカー ヨロシクー エレンノタベノコシハアハア ワーワー

モブ先生『よし!それじゃあ自己紹介でもしよう!好きなものと嫌いなもの!名前の後に教えてね。よし、君から行こう!』

モブ子『私はモブ子。ジナエ湖の近くに住んでるよ。好きなものはお母さんのマフィン!トカゲとかは嫌いだなぁ』

モブ彦『オレはモブ彦!いたずら大好きだぜ。怒られんのはごめんだ!』

モブ先生『ふっふーん、ここで何か起こしたらただじゃ済まさないからね!』

モブ彦『うるせぇっ!この貧――乳ぅー』ケラケラ

モブ先生『言ったなこのクソガキぃいーーー』フフフ

アハハ オコッテルー キャッキャッ ワイワイ

モブ先生『ふふ。(みんな元気あって可愛いなぁ)よしよし、次、君の名前なぁ~に?』ニコッ


マルコ『……...マルォコ..ボットゥ。マルスとでも呼んでくれ。オレの…好きなもの….ねえ。金は…信用できる。こいつぁ裏切ったりしねーぜ。女と子供はゴメンかな』フッ


・・・・・・・・・・

モブ先生『う、うん!ありがとね!マルk…マルス君!』

ナニアレー コワーイ エレンノツクエペロペロ ナイワー

モブ先生『ほらほら静かに!みんなの自己紹介終わったしちょっとしたクイズでもやろうよ』

モブ太郎『クイズゥー?』

モブ先生『先生が絵を書くから何かわかったら手をあげて答える!OK?』

一同『オッケー!』

モブ先生『それじゃー行くよ!』マールカイテ チョンッ

モブ太『ハイハイ!ボール!』

モブ先生『ぶぶー。ほら、ボールにヘタはついたりしないよ?』クスッ

モブ佳『分かった!洋ナシ!』

モブ先生『んー惜しい!赤くて、「り」から始まるおいしい果物とい・え・ば…?』

アーワカッタ センセーヘタスギー エレンノクツバコクンカクンカ アレダロー

モブ先生『ふふふ…(みんなかわいいなぁ。いつまでも巨人が来ませんように…!)』

スッ

モブ先生『お、そこの君!』




マルコ『...アッポォウ』フッ






マルコ「懐かしいなぁ。そのあとなんか知らないけど靴がなくなったり、椅子に接着剤がついてたこともあったなぁ」フフ

ジャン「….マルコさんも….俺と同じ….」

ライナー(アレ?マルコさんもしかしていじめられたからここにきたの?)

マルコ「ジャン。僕はあの過程があったから今こうしていられるんだ。恥ずべきことは何もない。だから……前をむくんだ」

ジャン「ああ…..ああ…..!」グスッ

アルミン(マルコさん話なげーよ….)

コニー(赤くて「り」から始まる果物ってなんだ….?)

フランツ(モブ先生……////)ムクムク

ベルリン「(なんか脱線してる….)ジャン。僕らは明日と明後日も戦う気でいる。君もついてくるかい?」

ジャン「ああ…..お前ら…ありがとよ!」

ライナー「よしよし。いい感じになったところで明日の対策だ!明日はミカサに並ぶ戦闘力を持つ….アニだ」

アルミン「アニか….」

エレン(ミカサ並み、43……悔しいがあいつにはかないそうもねーな)

フランツ「通称「氷の女」、か。でもそのアニが喘いでいるとなると…..」ムクムク

コニー(氷の女?….こおり・かくとうタイプなのか?)

ベルリン(僕とライナーは小さいころからアニを見てきた……おいしい展開はなかったがアニへの思い入れはそれなりにある)ムクムク

アルミン「とにかく明日は注意が必要だ。いつもより慎重にいこう」

ジャン「だな。しかもあいつ….見たところ結構胸あるよな//」

マルコ「そうなんだ。実は彼女発育が104期生の中でかなり進んでいる方でね。ここに胸囲の推移を示したグラフがあるんだ。みてごらん」ガサッ

ライナー「おおお、たしかに右肩上がりだな」

アルミン(クリスタ….あんまり発育は良くないのか?でも天使であることには変わりない…)

エレン(流石アニだ。オレの特訓に付き合ってくれてるだけあってどんどん強くなっている)

ジャン(ミカサ…..あんまり変わってない?いや、これはすでに完成されたおっぱいがあるということ….!!///)

コニー「なんにせよ期待大ってとこだな。そうとわかれば寝坊しないようにさっさと寝ようぜ」

ライナー「だな。いい夢見ろよお前ら」

アルミン「おやすみ、また明日」

ケスヨー  オウ  パチッ
ウオォォォォォォオォォミーナミーナミーナミーナミーナシココココココココ

―――翌日―――

アルミン「おはようみんな」

ライナー「おうよ」

ベッカム「ほらジャン、起きて」ユサユサ

アルミン(そうだ..メンテしないと)
スチャッ カチッ キュィイイン

ジャン(35)「う~ん…ミカサァ….慰めてェ……ッは?」

ベッカム(25)「おはよう」

コニー(11)「寝ぼけてんなよジャン、遅れるぜ」

エレン(0)(アニ….見せてもらうぜ、お前の力…)グッ

アルミン(53)「フランツはどこ行った?」キョロキョロ

ライナー(25)「さっきハンナに呼ばれてどっか行ったぞ」

アルミン(53)「マルコさんもいない….?」

コニー(11)「マルコさんならもう行ったぞ」

エレン(0)(マルコさんが警戒するほどなのか….)

アルミン(53)「よし、僕らも行こう」ザッ

―――水汲み場―――


ガサガサ
マルコ(やあアルミン達、待ってたよ)

アルミン(マルコさんずいぶん早いじゃないか)

マルコ(アニはなんだか隠れて行動していることが多くてね。少し心配になったから早めに来たのさ)

ビクッ
ライベル(まさかマルコさんに俺たちの会議がばれている…..?)

ビクッ
エレン(まさかマルコさんにオレとアニの秘密の特訓がばれている…..?)

マルコ(まあ結局無駄骨に終わったわけだけど)

ライナー(ま、まあいいじゃねえか)ホッ

ジャン(それより今日はお前の番だぜ、エレン)

エレン(わかってる。会話してればいいんだろ?ちゃんとわかったら教えてくれよ)

アルミン(勿論だよエレン…….ん!)

コニー(誰かくる!)

ザッ
フランツ(みんなおまたせ)ハアハア

一同(お前かい!)

ベッカム(いや….足音は二つだった)






トコトコ
アニ(今日は私の番か。結構重いんだよなぁ)フゥ

アニ(………)キョロキョロ

アニ(…………)スゥ~~~

アニ「…踏っまれた花の~♪ 名っ前も知らずに~♪//」


ガサガサ
アルミン(アニが…..口ずさんでる?)

ジャン(これは…….)

ベッカム(ああ、いわゆるギャップ萌え….///)ハアハア

コニー(どこ行った氷の女!)

ライナー(いかん興奮してきた。おいエレン行って来い)ムズムズ

エレン(ああ、行ってくる)ザッ

アニ「城壁の~ ♪ その彼方~♪ 獲物を屠るー…」

アニ「イェーガー!」ビシッ

エレン「何やってんだお前….」ポンッ

アニ「ほぁあああぁああああああ!?」ビクッ

エレン「特訓のお礼だ、手伝わせてくれ(アニ….やっぱりお前もオレから離れてしまうのか….)」

アニ「え、あ、アンタ、いつからいたの…?//」カアアア


ガサガサ
フランツ(取り乱してるアニ…..////)シコシコ

ベッカム(ああ….アニにあんな一面があったとは//)シコシコ

ライナー(よし!覚悟は決めたぞ)シコシコ

アルミン(ああ。「氷の女」、アニ。お前の正体をさらけ出せ!)
ガサッ
スチャッ カチッ キュィイイン

エレン(0)「ああ、すまん全部聞いてた」

アニ(0)「うぐぅ…まあアンタならまだ….いいや」ハァ

エレン(0)「なあアニ…..」

アニ(0)「?」

エレン(0)「いや….なんでもねえ」


ガサガサ
アルミン(53)(アニ……0!?)

フランツ(21)(清純KITAAAAAAAAAAAAAAAAA)シコシコシコ

ジャン(35)(0…..?アニは「オナニー」を知らない!?)シコシコ

ベッカム(25)(そういえばアニは昔っからお父さんっ子…)シコシコ

ライナー(25)(あの親バカ親父がアニに変なこと吹きこむはずもない……)シコシコ






アニ父『アニ、俺が間違っていた…….お前の下着に手をかけるなんて……今さら俺を許してくれとは言わない。けど、一つだけ……..一つだけでいい。頼みがある』ガシッ

アニ『・・・・・・』

アニ父『この世のすべて….この世のすべての男を敵に回したっていい。この世のすべての男から俺が恨まれることになっても、父さんだけはお前の男だ。….….だから、約束してくれ。パパと、結婚するって』



ベッカム(25)(あのアニに対する鉄壁の守りには僕らもなんどか被害にあった。おそらくはアニは男を知らないで生きてきたのだろう)シコシコ

マルコ(100)(アニ….これは希少価値だ….僕らには彼女の純潔を守る義務がある…)ドピュドピュドッピュンドピュルンルン

アニ(0)「アンタらしかないね、言いたいことがあれば言えばいいじゃないか」

エレン(0)「くっ!(これはあいつらとの約束….秘密裏にす…..ん?….アルミン…..0!?アニが……0!?)」クワワッ

アニ(0)「おいどした?」

エレン(0)「アニィィイイイイイ!」ギュゥウゥウウウ

アニ(0)「っ!?…..!!??////」アワワ

エレン(0)「ううぅ….ずっと不安だったんだ…オレだけ取り残されてて….アニ!お前はずっとオレの仲間だ!ずっと一緒にいよう!!!」ギュゥウウウゥ

アニ(0)「えっ//ちょっちょっと….くるしっぃい…////」アワワ

ガサガサ
ライナー(25)(あいつ…..女の顔してやがる!)ドピュン

ベッカム(25)(あんな表情できたのか….卑怯だぞ!アニ!)ドピュユユン

コニー(11)(それよりなんであいつら抱き合ってんだ?)シココ

アルミン(53)(ああ…..エレンのフラグ属性にはだんだん腹が立ってきたよ….)ドピュルルルン

ジャン(35)(くぅ!俺もあーゆー風に急に抱き着けばいけたのか…..ミカサ、待ってろよ!)ドピュン


アニ(0)「…......おい..//」

エレン(0)「うう….グスッ….」ギュウゥウウウ

アニ(0)(……………….よしよし)ナデナデ

エレン(0)「あ…...ああ!すまんアニ!オレ…」バツ

アニ(0)「ふふっ…..特訓、頑張ろーな、エレン」クスッ


ガサガサ
フランツ(21)(KAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA)ドピュン

ベッカム(25)(ほら、フランツもう行くよ)コソコソ

アルミン(53)(……一緒に生活していても気付かないこともあるんだな….ああクリスタ、純白でありますように….)コソコソ

マルコ(100)(……………………..)

―――男子寮一室―――

ジャン「しかしアレだな、人は見た目に寄らねーって奴だ」

コニー「うぉおおお…..あの笑顔….見慣れねーからか思い出すだけで…」ニヤァ

アルミン「分かるよコニー。僕だってそれなり女子を見てきたつもりだったけど、僕にも知りえないことがあったんだなって」

ベッカム「(アルミンに僕らの正体バレてないよね!?)まあアニは整った顔立ちしてるからね」ハハッ

ライナー「その分損してるような……でも今日の破壊力は今までがなければ成り立たない..」

フランツ「しかしエレン」

ライナー「ああ、エレンだ」

ベッカム「うん。エレンだね」

ガララッ
エレン「おう戻ったぞ」

一同「くたばれ死に急ぎ野郎!!」クワッ

エレン「うおっ、なんだよいきなり!」ビクッ

ジャン「てめーミカサがいながらどういうこったコラァ!」ガッ

エレン「なんだよ!いきなり!」

コニー「くっそーエレンのくせに見せびらかしやがって!」ゲシッ

エレン「なんなんだよ!お前らのほうが強いのに何が不満だってんだ!!」

ベッカム(エレン…….僕の幼馴染をたぶらかした罪は重い……)

ライナー(ああ…..いつか故郷に連れて帰ってフルボッコにしてやる…)

ジャン「ちっくしょー。悪気がないだけに余計ムカつくぜ…..」

アルミン(そうなんだ……エレンは僕らにみせつけるためじゃない。だからこそ….僕らは苦しいんだ!)

アルミン「….マルコさん」

ライナー「マルコさん」

ジャン「くっ、マルコさん!こいつに何か言ってやってくれ!」

マルコ「…………………..」

スッ  ガタッ

エレン「なんだよ…マルコさん」

マルコ「エレン。さっきのはなんだったんだい」

エレン「さっきのって?」

ジャン (….)イラッ

マルコ「君はアニを抱きしめただろう?どうしてそんなことしたの?」

エレン「どうしてって…..初めて同じ力の仲間が出来て嬉しかったってゆーか…..その、無意識に体が動いちまったんだ」

マルコ「エレン。君の言いたいことは分かったよ。でもね、物事には順序があるんだ。いきなり女性を抱きしめて、その子が嫌な思いをするかもしれないって考えられないのかい?女性に愛を伝える、相手の思いを受け取る。このやりとりが大前提なんだよ。女性をこよなく愛せるようになってからじゃないとね。だから、ボディタッチとかはまだ君には早いと思うんだ。そういうのは…..僕が先ってゆーか……僕より先にそーゆことするのは駄目ってゆーか…..まあやめたほうが良いんじゃないかな。別にうらやましいとかじゃないけどね。仮にも僕の方が上なんだし、ね。分かるかい、エレン」

エレン「(……なんかよくわかんないけどマルコさんが怒っているのはたしかだ。たしかにアニの気を知らないで抱きしめちゃったのは事実…..。)分かったよ、マルコさん。お前らも、勝手な行動して悪かった」ペコッ

ジャン「チッ。さっさと頭あげろよ」

コニー「まあエレンにゃあ悪気ないもんな…..」

マルコ「分かればいいんだよ。今度から気を付けようね」ニコッ

フランツ(おいエレン。アニ抱いた手触らせてくれよ)ハアハア

アルミン「(……まあエレンのフラグ発生率は変わらないだろうけど….)よしよし。そろそろ明日の話をしよう」

ベッカム「そうだね。何はともあれ警戒心の強いアニを突破したんだ。そして明日は…..」

ライナー「我らが天使、クリスタだ」

ズワアッ
アルミン(!?…..急に寒気が……そうか…..僕はクリスタのオナニー回数を知ることに興奮している半分、知ることに恐怖を覚えているんだ……)ゾクッ

ライナー「アルミン」ポンッ

アルミン「ラ、ライナー…..」

ライナー「分かるぜ。もしクリスタが天使じゃなかったら…..オレも気がおかしくなりそうだ」

フランツ(堕天したクリスタも悪くない…..イケる!)ハアハア

コニー「クリスタかぁー。なんだかんだ可愛いからなぁ」

ジャン「まあミカサ程じゃねーが可愛いのは認めるぜ。あのクリスタが週何回オナニーしてるのか….」

アルライベル「えっ?」ガタタッ

ジャン「?なんだよ」

アルミン「…..ジャン。君は今、クリスタがオナニーしているといったのか?」ギロッ

ジャン「? 言ったけどどうしたんだ?」

プチッ
アルミン「ふ・ざ・け・る・な!!!クリスタはオナニーなんかしない!絶対にだ!僕が知りたいのはクリスタの「0」という数字それのみだ!!!」グワッ

ライナー「?何言ってんだアルミン。クリスタは週に一回に決まってんだろ。健康的でそれでいて普通の女の子してるに違いない」

ベッカム「君らは何を言っているんだ?あのクリスタが裏でオナりまくってるのがいいんじゃないか」

アルミン「・・・」

ライナー「・・・」

ベッカム「・・・」

エレン(クリスタも裏で特訓してるのか?)

アルミン「…..ライナー、ベルトルト。僕らはこれまでクリオナの会としてともに時間を過ごしてきた。しかし僕らはここまでのようだね」

ライナー「ああ、まさかお前らがクリスタをそんな目で見ているとはな」

ベッカム「ライナーはともかく、アニじゃないんだからクリスタがオナニーを知らないわけがないじゃないか。アルミン、君のはクリスタに対する予想なんかじゃない。君が現実から逃げているだけだ」

コニー(栗夫なのかい?栗夫ってだれだ?…….もしかしてオレ!?)

アルミン「違う!クリスタは絶対にオナニーなんかしていない!アニだってそうだったんだ!クリスタはそういう汚いことは絶対にしないんだ!!」

コニー「…..オレクリスタがこの前屁こいてるところ見」

アルミン「ほあちゃああああああああああああああああ!!!!」トビゲリッ

ドガッ!
コニー「ごっふぉおおおおおううう」ドサッ

エレン(つ、つええええ!これがアルミンの真の力…….!!)

アルミン「いいかいみんな。クリスタは天使だ。マイエンジェルだ。クリスタはおならもしないし排泄もしない!いい匂いしかしないし世界一可愛いんだ!!」バンッ!

ジャン「いやオレもクリスタが屁こいてんの見」

アルミン「シャラアアアアァアアアアアアアアアップ!!」ドビゲリッ

ドガッ!
ジャン「ごっぽおおおおううぅ」ドサッ

アルミン「100歩譲っておならだったとしてもクリスタはピンクのガスが出るだけだ!決して汚くはない!!」

エレン(なっ…..クリスタは煙幕も使えるのか….)ゴクッ

フランツ(それは逆に失礼なんじゃ……でも、クリスタのガス…..イケる!!)ハアハア

ライナー「….上等だアルミン。明日、どちらが真のクリスタ―か決めようじゃないか」スクッ

アルミン「望むところだライナー」スクッ

ベッカム「僕も忘れてもらっちゃ困るよ。クリスタは隠れ淫乱なんだ。だが…..それが良い」スクッ

アルライベル「……………….」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

エレン(なんて威圧感だ!くっ、認めるしかねーのか!この実力差を!!)

マルコ「3人とも、とりあえず座ろう。君たちの気持ちは良くわかった。僕からいう事も何もない。みんなが正しくて、みんなが戦っている。明日には泣くものも出れば、歓喜にあふれるものもいるだろう。でも忘れないでほしい。僕たちは何があっても……仲間だ」

アルライベル(………)

マルコ「忘れてはいけない、僕たちが童貞という絆に結ばれていることを。そして君らは同じクリスタを愛でる仲間…….違うかい?」

コニー(マルコさん…..)

アルミン「………ライナー、ベルトルト。明日はどんな結果だろうと」

ライナー「ああ、お互いの意思を尊重しあい、最後まで戦い抜くことをここに決めよう」

ベッカム「ふふ。負けないよ、アルミン、ライナー。真のクリスタ―は……」

アルミン「僕だ!」
ライナー「オレだ!」
ベッカム「僕さ!」

―――翌日―――


アルミン「結局あの後、僕らは今日に備えるために早めに床についたのであった。夜中に室内でアニの名前が連呼されていたのはここだけの話。そして今日…….最後の戦いが僕らを迎える」

エレン「お前壁に向かって何しゃべってんだ?」

アルミン「なんでもアルミン」

ライナー「いよいよか….」

ベランダ「ついにこの時が…..。アルミン、メンテは終わってるかい?」

アルミン「ああ。ぬかりはないよ」
スチャッ カチッ キュィイイン

コニー(13)「ほらジャン、さっさと起きろ」ゲシッ

ジャン(42)「わーったから蹴るな!」モゾモゾ

フランツ(25)「みんな揃ったね」ハアハア

エレン(0)「ああ、いつでもいけるぜ(クリスタ…….アニという仲間、そしてマルコさんという強力な味方ができた今、恐れることは何もない)」

マルコ(110)(………………………)

ライナー(32)「おおし、アルミン、ベルトルト」カタクミガシッ

ベランダ(32)「わっ」
アルミン(64)「わっ」

ライナー(32)「オレらは何があっても仲間だ。今までも、これからも…..クリスタを愛し続ける!」

ベランダ(32)「….そうだね。恨みっこなしだ」ガシッ

アルミン(64)「行こう二人とも。僕らの…..我がエンジェルに」

アルライベル「神のご加護を!!!」ドンッ!

―――水汲み場―――


ガサガサ
アルミン(この場所にくるのも今日で終わりか……)

ジャン(そうだな。この草陰が真っ白に変色してるのが気になるが)

コニー(気のせいじゃないか?オレはイカみたいな匂いのほうが気になる)クンクン

アルミン(そうかな?僕の部屋はいつもこんな感じだけどなぁ)

ベランダ(なんか名残惜しい気もする…….)

ライナー(ああ、どうでもいいことに限って愛着は沸くもんだ)

エレン(クリスタ…….おそらくお前はミカサから聞いたことのある「忍者」の末裔……その実力、見せてもらうぜ)

マルコ(…………………)

ザッ ザッ


フランツ(足音KITAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA)シコシコ

ベランダ(いや……クリスタの足音はもっと静かだ)

エレン(この足音は…..)






ザッ ザッ
ミカサ(ふう……なんで私が水汲みなんかを……)ガラガラ


ジャン(ミ、ミカサ!?)ドピュン

エレン(なんであいつがいるんだ?)

ライナー(今日はクリスタのはず…….アルミン!)

アルミン(ああ、今巻き戻している)キュルキュルキュル






数分前
男子寮

スタッ
ミカサ(ふう。今日も侵入に成功。最近男子はこの時間にどこかに行っていることが多い。これは私に忍び込んでほしいというエレンからのメッセージ。無駄にするわけにはいかない)ゴソゴソ

ミカサ『あった……エレンの縮れ毛….(これでトータル本数3桁突破。われながら素晴らしい成績)』ゴソゴソ

コツッ コツッ コツッ

ミカサ(!!誰か来た.......この足音は……教官!)

コツッ コツッ
キース(ふう......さて残すはこの部屋の点検だけか…..ここは確か、ブラウン兵たちの部屋か)

ミカサ(これはまずい展開となった。ここはミカリンコスに着替えてやり過ごすしかない)ゴソゴソ

コンコン
キース『キースだ!部屋の点検をするぞ(….まあこの時間に人はいないんだがな)』ガチャッ

ミカリン『・・・・・・』

キース『・・・・・・』

キース『…..アッカーマン訓練兵、ここで何をしている』

ミカリン『私はミカリン。この兵団のアイドル。アッカーマンとは無関係。イエ~イ』キラッ☆

キース『.........』

ミカリン『………』

キース『……….』

ミカリン『……....聞いてください。ハゲの歌』ボソッ

キース『………..』ブチィ!!

ガサガサ
アルミン(どうやらミカサは忍び込んだ罰として今日の水汲みをやらされているらしい)

フランツ(そうなのか…..僕でもばれたことはないのに、運が悪かったみたいだね、ミカサ)

ジャン(ミカサがオレ達の部屋に……)ハアハア ドッピュン

コニー(…..突っ込みどころが多いのは気のせいなのか!?)

ライナー(そんな…..それじゃあクリスタは)

ベランダ(ライナー。君はクリスタの何を見てきたんだ?)

アルミン(そうだよライナー。クリスタはやさしい。きっと……)

ミカサ(何故今日に限って教官が.......私のミカリンコスも見破られた。やはり只者ではないのかもしれない…)ギリッ

トテトテ
クリスタ「ミカサー、手伝いに来たよ」

ミカサ「クリスタ。今日は私がやるから免除されたはずなのに」

クリスタ「ん~まあ用事もないしやらせちゃうのも気分悪いしね」ニコッ


ガサガサ
ライナー(FOOOOOOOOOOOOOOOOOOO)ドピュ
ベランダ(KAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA)ドピュピュン
アルミン(URYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY)ドピュルルルルルン

コニー(楽しそうだなこいつら….)

ジャン(これは………ここまで戦い抜いたオレへの神からのプレゼント!ミカサが見れる!!)ドドピュン

エレン(なあ、ミカサが水汲みめちゃくちゃ早いのは知ってるだろ。早めにしたほうが良いんじゃないか?)

アルミン(!そうだったね、エレン。今日は….マルコさんが担当かな?)

マルコ(………….う、うん)

ベランダ(?頼んだよ、マルコさん)

ジャン(期待してるぜ!)

マルコ(そ、そそそおそれじゃあいぃぃいい行ってくるね)ガクガク ダッ

コニー(?)

ライナー(なんだ?)

ミカサ「(せっかくきてくれたクリスタ。エレンを誘惑するその顔立ちは許しがたい、が、その優しさは認めざるを得ない)…..クリスタ、そこの桶をとって欲しい」

クリスタ「これ?….ぅんしょ」ガタッ

ミカサ「ありがとう、助かる」

クリスタ「いいってば!」ニコッ

ザッ
マルコ「や、やあ。二人と…も…」ガクガク

クリスタ「あらマルコ。どうしたの?」クルッ

ミカサ「エレンと一緒じゃないの?」

マルコ「あ、ぁあ。いや、ちょうど、通っただけっていうか….ね?」ハハッ ガクガク

クリスタ「ふーん。珍しいね、こんななんにもない場所うろつくなんて」

ミカサ(マルコの服からエレンの匂いがする…..さっきまで近くにいたはず)クンクン

マルコ「ああ、あ!そぅだ。あの、手伝いたい、なぁーって、ね」ハハツ ガクガク

クリスタ「ん?」

マルコ「え?あーそ、の水汲み手伝うとか….したいかなぁ、なんて……」プルプル

クリスタ「え?ああ、手伝おうとしてくれたんだ!やさしいね、マルコ」ニコッ

マルコ「お、ああ、あありがとう!えーっと、その、何しようかなぁ….」ハハッ


ガサガサ
アルミン(これは…..)

ライナー(……ああ、マルコさんは女性に対して免疫がないんだ。とりあえず愛想笑いでその場をしのごうとしている….)

アルミン(童貞を極めたものにあらわれる効果…….頭でのイメージは完璧だが実際目の前に女の子、しかもクリスタほどの天使がいるとなると…..)ゴクッ

ベランダ(そういえばマルコさんが一人で女子と話してるの見たことない…..)

コニー(いわゆるコミュ症ってやつか….)

ジャン(ミカサ……/////)ハアハア

クリスタ「そーいえばミカサ、ハンナの話聞いた?」

ミカサ「ハンナが?エレンに手でも出したの?」ギロッ

クリスタ「ちがうよっ!誕生日近いからみんなでお祝いしようってこと!」

マルコ「あぁ~、分かる分かる、ね」ハハッ ガタガタ

ミカサ「誕生日?」

クリスタ「そうだよ。いいじゃない!仲間なんだし」ニコッ

ミカサ「…..ハンナは一緒に訓練をした仲間、私もそのお祝い会に呼んでくれると嬉しい」

クリスタ「もちろん!サシャが「うちの料理の腕見したるから覚悟せーやっ」とかはしゃいでるのよ」クスッ

マルコ「あ~サシャがねぇ~、やっぱり、ねェー」ハハッ プルプル

ミカサ「ありがとう。私も何か用意しよう。アルミンに相談しないと」

ガサガサ
コニー(おいマルコさん完全に孤立してるじゃねーか!)

ジャン(フランツお前何か用意しているのか?)

フランツ(用意も何も、ハンナが身に着けているものは全部僕の財布からでたものだよ)

ジャン(Oh……..)

ライナー(だがあの二人が会話に集中していてこっちに全く気付いていないのも事実。アルミン!)

アルミン(……….)ガタガタ

エレン(どうした?)

アルミン(………ヤッパリ….コワイ)ボソッ

フランツ(?)

ライナー(…..アルミン)

ベランダ(…..アルミン。怖いのは分かる、でも僕たちは知るしかないんだ。僕も今は恐怖している。でもアルミン、あれを見てくれ)

アルミン(…….?)

クリスタ「でね、その時ユミルが言うの!「こいつの馬鹿さには期待できる」って」

ミカサ「ユミルらしい発言。たしかにサシャをからかうのは面白い」

クリスタ「ねー。マルコもそう思わない?」クルッ

マルコ「もも、もぉもち、ろんだよ!あはっ。サシャだもんね~、分かる分かる」ハハッ ガクブルガクブル

ミカサ「でもサシャの嗅覚は馬鹿にできない。私もあれが欲しい。いつでもエレンの居場所を知っておくのが私の務め」

クリスタ「たしか….ダウパー村だったよね?狩猟ならではって感じ。サシャの特技だね」

ミカサ「クリスタは馬術が素晴らしい。私でもできない」

クリスタ「昔から動物が好きだったからかなぁ、動物、可愛いもんね!でもミカサは今のところトップでしょ!マルコは………………….…….えっと、座学とか!すごいよね!」ニコッ

マルコ「ぁああ、あ、そうだね!もうサシャとか、ダウパーさんに座学習ったほうが良いかもね!」ハハッ オロオロポロポロガクブル

ガサガサ
アルミン(マルコさん…..)

ベランダ(マルコさんは今戦っている。僕らのために、涙を流してでも、フラフラになりながらでも、それでも僕たちのために時間を造ろうと戦っているんだ!)

ライナー(オレにはマルコさんの意思を無下にすることはできん!アルミン……オレたちは戦士だ。戦士には引けない状況がある…..今がそうだ!)

ジャン(そうだぜアルミン、マルコさんの為にも、俺たちは先に進まなきゃ、だぜ。(早くミカサの最新情報を))ハアハア

コニー(アルミン)

エレン(アルミン)

アルミン(みんな…….ありがとう。ごめんよ。….僕は、世界一のクリスタ―になる。たとえどんな結果が待っていようと!すべてを受け止める!)クワッ

ライアー(そうだアルミン!)

ベランダ(世界一のクリスタ―には僕がなるけどね!)


アルミン(いくぞクリスタ!最後の勝負だ!!)ドンッ!
スチャッ カチッ キュィイイン



クリスタ  0~100で  安価+2

クリスタ(0)「ん?そ、そうだね(マルコ具合悪いのかな….?)」アハハ

ミカサ(71)「マルコ、さっきから様子がおかしい」

マルコ(110)「えぇえ!いやなんでもないよ!ハハッ」プルプル

クリスタ(0)「マルコ?強がっちゃ駄目なんだからね。具合悪い時は休まないと!」


ガサガサ
アルミン(64)(クリスタは……..0……)

ライナー(32)(なにぃ!!)

ベランダ(32)(まさか……そんな…..僕の中の淫乱クリスタが……)

フランツ(25)(KAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA)ドピュユユユユルン

コニー(13)(まじか!クリスタ~その容姿で0は…..卑怯だぜ!)ドピュン

ジャン(42)(おいアルミン!ミカサは!ミカサはどうなんだ!?)

アルミン(64)(………….ミカサ…………….71…….)

ジャン(42)(うほほおほほおおおほほほおおおお)ドドドドドドピュルルルルルルル

ライベル(…………………..)

アルミン(64)(や………..っ)

ガサッ
アルミン(64)「やったああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ドピュルンドピュルンドピュルン

クリスタ(0)「!?え、なんでアルミンが草陰に!?」

ミカサ(71)「アルミン?そんなところで何やっているの」


ライナー(32)(おいアルミン!飛び出すな!!)

ベランダ(32)(まずい!向こうにはミカサがいる!ばれたらおわりだ!!)

コニー(13)(落ち着けお前ら!…….エレンはどこ行った?)


ダダダダダダダダダダ
エレン(0)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

クリスタ(0)「え?エレン!?(エレンがすごい勢いでこっちに走ってくる!!)」

ミカサ(71)「エレン!(エレンが私のもとに駆け寄ってきてる…….///)」ハアハア

ガサガサ
ベランダ(32)(エレンは何やってんだ!?)

コニー(13)(でもミカサが気を取られてる!逃げるならいまだ!)

ジャン(42)(ミカサミカサミカサミカサミカサミカサ)ドドドドピュルルルン

フランツ(25)(ほらジャン!今はとにかく逃げるよ!!)ドピュンドピュン


ダダダダッ
エレン(0)「うおおおおおおおおおおおおおおお」ダッ

ミカサ(71)(ああ、エレンが私を求めて全速力で…..)ゾクゾクッ

エレン(0)「うおおおおおクリスタあああああああああああ」

ミカサ(71)「………………………….え?」

クリスタ(0)「…..え?」

肩ガシッ!
エレン(0)「クリスタ!お前も……お前もこれからずっとオレの仲間だ!ずっと一緒にいよう!!」

クリスタ(0)「!?」

ミカサ(71)「………….え?….え?」

ダダダダダダダッッ
アルミン(64)「させるかあああああああああああああああ!!!」ドピュピュピュピュピュルルルン

クリスタ(0)「ええええええええ!?(今度はアルミンが…….ぶら下げながら走ってきてる!!!??/////)」

ミカサ(71)「そんな……エレンが………」ガックシ

ダダダダダダダッ
アルミン(64)「クリスタはあああああああああ僕だけのマイエンジェえええええええええる!!」ドドドピュピュピュピュ

クリスタ(0)「ひぃいいいいいいいいいいい」ガクガク

マルコ(110)「アルミン!クリスタはいくつだったんだ!!」

ダダダダダダダッ
アルミン(64)「クリスタはあああああああああああ純潔無垢のおおおおおおおおお0なんだあああああああああああああ!!!」ドドドドドピュユユユルルルルルン

クリスタ(0)「ひぃぃぃいいいいいいい!!!」

エレン(0)「な!クリスタ!ずっと一緒にいような!!!」ガシッ

ミカサ(71)(またこの痛みを思い出して…..また…..ここから…..始めなければいけないのか…….)

アルミン(64)「エレえええええええんその手を放すんだあああああ」ピュルルンピュルルン

マルコ(110)「クリスタが…..0……クリスタが…….天使…….」ムズムズムズムズ

ミカサ(71)(この世界は残酷だ…….そして……とても美しい…..)


ミカサ(71)「いい人生だった・・・」
マルコ(110)「いい人生だった・・・」

ドッピュァァアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

アルミン(64)「こうして、僕らの数日にわたる戦いは振りかかるマルコさんの精液によって幕を閉じた。マルコさんは失禁後、即総合病院行きが決行され、104期兵初の内地入場者になった。ミカサは開拓地行きの移動願いを提出し、周囲を驚かせた。そして僕はというと、エレンにとび蹴りした後、クリスタに求婚した。クリスタは「私が良いっていうまでもう顔を見せないでほしい」なんて言ってたっけ。恥ずかしがり屋さんだね、可愛いよ、マイエンジェル。僕は今後もクリスタの会を続けていく。もちろん、ライナー、ベルトルトも一緒に。男子は今回の件で深い仲になったように思える。マルコさん、ありがとう。さて、そろそろ期限の一週間だね。明日、ハンジさんに返しに行こう。もう少しだけ、このSSは続くんだ」

ガラッ
キース(0)「貴様こんな時間に私の部屋で何をしている」

アルミン(64)「なんでもアルミン」

―――翌日―――

研究室の一室


コンコン

ハンジ「入っていいよぉー」

ガチャッ
アルミン「失礼します」
エレン「失礼します」

ハンジ「やあ君か」

アルミン「スカウターを返しに来ました」スッ

ハンジ「ありがとう。エレンはどうして?」

エレン「ハンジさんに、どうしたら強くなれるか聞きたくて」グッ

アルミン「すみません…..どうしても来たいって聞かなくて」ペコッ

ハンジ「ああそういうことか、いいよ別に。それで、何の回数か分かったい?」

アルミン「……一週間のオナニー回数、ですよね?」

ハンジ「ふふふ、ちょっと違うんだな、それが」ニヤァ

アルミン「……え、ええぇええええええええええ!?」ガタタッ!

ハンジ「まあ落ち着いてくれ、外れってわけでもないんだ」

アルミン「….?」

ハンジ「私が最初に制作したのは君の言うように、一週間分の自慰行為の回数を示す装置だったんだ。けどね、初めて試運転させたときに、あまりにもぶっ飛んだ数値があらわれてその時に故障してしまったんだ。その時にもしかしたらこの装置が間違った数値を表しているんじゃないかと思ってね。それで、修正したものを一番頭の切れる君に預けて、何の数値か考えてもらったってわけさ」

アルミン「…..…..はあ。(ぶっ飛んだ数字?)」

エレン(じい?アルミンのじいちゃんは確か…….)

ハンジ「まあ、君が言うんだからこの装置は自慰回数を表すことに成功していたんだろう。保証はないけどね」

アルミン「….ってことは?」

ハンジ「そんな顔しないでよ!ちゃんと返すよ。「アルミンの盗撮日記」」スッ

アルミン「は、はいっ!(やった!)」パアア

ハンジ「あーあ、これで君を縛れるものがなくなっちゃったなぁ」ハア

アルミン「ふふ、やめてくださいよ!……それにしても、なんで故障なんかしたんですか?僕もメンテは繰り返してましたけど、常に正常位動いてましたよ?」

ハンジ「そうだなぁ…..スカウターに限界があったとか?」

アルミン「?意味が良くわかりません」

エレン「スカウターの……限界?」

ハンジ「今は11時57分、か。そうだね、あと3分くらいしたら分かるんじゃないかな。アルミン、スイッチをいれててごらん」ハイッ

アルミン「??分かりました」
スチャッ カチッ キュィイイン

エレン(0)「….…..ハンジさん、オレ、強くなりたいんです。みんなに、早く追いつけるように…..」

ハンジ(1)「ふふふ、アルミン、エレン。君らは「魔法使い」を知っているかい?」

エレン(0)「魔法使いって….あの箒にのって空飛んでる?」

ハンジ(1)「まあそんなんでいいだろう。魔法使いはどんなものでも吹き飛ばしたり、どんなものでも破壊することが出来る。もちろん、メルヘンな魔法だって使えるよ」

アルミン(113)「…….魔法使いがこの装置と何の関係が?」

ハンジ(1)「ふふ、エレン、魔法使いってさぁ、とっても強いと思わないか?」

エレン(0)「たしかに…..強いとは思いますけど」

ハンジ(1)「じつはさ、あるみたいなんだ、私達でも魔法使いになれる方法」

エレアル「ええええっぇええええええええ!?」

ハンジ(1)「ああ、なんでも30歳まで童貞を貫けば慣れるらしいんだ!」

エレン(0)(そんな方法が…….マルコさん、あんたの目指していたものが分かったよ……)

アルミン(113)「……興味を引く話ではありますが、流石に信じられませんよ….」

ハンジ(1)「ふふっ。私だって信じてなかったさ。だから装置を疑ったんだよ。でもアルミン。君がどうやら証明してしまったみたいなんだ。魔法使いはいる、ってね」ニコッ


ボーン ボーン ボーン 
12時ヲオシラセイタシマス  12時ヲオシラセイタシマス

ガララッ

リヴァイ(120)「おうハンジ、資料とりに来たぞ」

ハンジ(1)「やあリヴァイ。そこにおいてあるのがそうだよ」

リヴァイ(140)「これか…..しばらく借りとくぜ」

アルミン(113)「こ…….これ….は….!!!」ピピピピッ

エレン(0)「どうしたアルミン!」ガタッ

アルミン(113)「リヴァイ兵長の…..数字が…..どんどん…..上がっていく…..!!!!」ピピピピッ

エレン(0)「なん………だと………!?」クワッ

アルミン(113)「160……180………200………240………!!!!」ピピピピッ


ドッグォオオオオオオオオン!!!!


アルミン「測定………..不能だ….…….!!!!!.」ガタガタッ

エレン(これが…….人類最強の…….魔法使い!!!!!!!)ガタガタッ


リヴァイ「何見てんだ糞ガキども」ギロッ

ハンジ「ちゃんちゃん♪」



おわり

初めてスレ立ててみたよ

見てくれた人 レスくれた人 みんなありがとう

少しでも笑ってもらえればうれしい

また書きたいのあったら立てて見るよ

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