アルレルト(爺)「ご近所さんに家族が増えた」(180)

アルレルト(爺)「(いつものどかだ…この街は賑やかでいい)」

アルレルト(爺)「そう言えばアルミンが友達を連れて来ると言っていたな(最近はエレンくんと遊んでいて良かった良かった。前まではエレンくんがきても出なかったが…)」

アルレルト(爺)「(私の孫、アルミンは外の世界に興味をもっているのが周りの人たちは禁句としている。なぜ外の世界に興味を持っては駄目なのだろうか)」

アルレルト(爺)「(そのせいでアルミンは部屋に籠もっていたが…幼なじみのエレンくんはアルミンと友達のままでいてくれて良かった良かった…)」

アルミン「お爺ちゃん!ただいま!」ギュゥ

アルレルト(爺)「おっとっと…お帰り、アルミン。」

エレン「あ、あの…お邪魔します」

アルレルト(爺)「お帰り、エレンくん。ゆっくりしてくれて構わないからね」

エレン「は、はい!」

アルミン「あれ?また隠れて…こっちにきなよ」

アルレルト(爺)「お友達かい?アルミン」

アルミン「うん!エレンの家族になった友達の>>5だよ!」

もうベルトルトハーレムはお腹一杯(意味深)

安価は>>2

アルミン「僕とエレンの子どものミカ…じゃなくってエレアだよ!」

アルレルト(爺)「(ごっこ遊びをしているのか…)初めまして、エレアちゃん」

エレア「は、初めまして…」

エレン「ミカ…エレア!早く早く」グイッ

エレア「待ってエレン…」

アルミン「お爺ちゃん!外の世界の本読んでるね!」

アルレルト(爺)「あぁ…静に読むんだよ…(エレンくんの所、イェーガーさんに家族が増えたんだね…賑やかになりそうだ)」

エレア「あ、アルミン…まだ私は子ども役なの?」

アルミン「それじゃあ今度はエレンが子ども役だよ」

エレン「俺ー?エレアのままでいいじゃんか」ナデナデ

エレア「むぅ……」

アルミン「エレアかわいい、照れてるー」

エレア「違うもん…」

エレン「ぷにぷに~」ツンツン

エレア「エレン止めてよ…アルミン」

アルミン「今はお母さんだよミカサ」

エレン「はい、アルミンのまけー」

アルミン「あぁー!しまったー!」

ミカサ「ふふ、次はアルミンが子ども役。」

エレン「アルミンって呼ばない様にしねーと」

ミカサ「んー、名前決めないと」

アルレルト(爺)「(どうやら名前を呼んだら交代する遊びをしているのか…)みんな、ジュース飲むかい?」

エレン「うわぁ~い!」

ミカサ「えっと、えっと…ミカレン!」

エレン「ミカレンか…いい名前だなアルミ…ミカレン!」

ミカレン「えー!ズルいよエレン!今名前言ったよ」

ミカサ「言ってない…アル…ミカレン」

ミカレン「むー」プクゥ

ミカサ「ツンツン…」

エレン「ツンツンー」

ミカレン「ぷ…ぷははは!」

エレン「お、アルミンが笑ったぞ」

ミカサ「あ…」

ミカレン「エレンのまけー」

エレン「あー!しまったー!」

アルレルト(爺)「…エレンくんにミカサちゃん。いつまでもアルミンと友達でいてくれるかい?」

エレン「当たり前だよ!」
ミカサ「当たり前です!」

アルミン「二人とも…えへへ、嬉しいな」

エレン「早く外の世界にある話しをしようぜ!」

ミカサ「うん!」

アルミン「早く行こう行こう!」ニコニコ

アルレルト(爺)「アルミンが元気になって爺ちゃんは嬉しいぞ…」


数日後

アルミン「それでね、ミカサが泣いちゃったからエレンが謝ったんだ」

アルレルト(爺)「そうかそうか」

アルミン「二人が仲直りして嬉しいんだ。」

アルレルト(爺)「爺ちゃんもだよ」ナデナデ

アルミン「えへへ、お爺ちゃん、大好き」

「アルミーン!おじいちゃーん」

アルミン「あ、エレン!ミカサ!どうしたの?」

ミカサ「アルミン!お爺ちゃん!こっち来て!」

アルレルト(爺)「ん?これこれ、そんなに焦ったら腰に…」

エレン「子どもが倒れてるんだ!」

アルミン「えぇ!」

アルレルト(爺)「…どこだい」

ミカサ「こっち…」


「…………ん」

アルミン「あ、お爺ちゃん気がついたよ!」

「っ!」ガバッ

アルミン「あ!そんな急に動いちゃ危ないよ!」

「……くらくら…する…」

エレン「お爺ちゃんが作ったスープだよ。飲んでみろ」

「……いらない」

ミカサ「いいから飲む」グイッ

「ん……」ゴクッ

アルレルト(爺)「大丈夫かい?」

「……美味しい…」

アルミン「だってお爺ちゃんのスープだもん!」エッヘン

ミカサ「…元気になって良かった…」

エレン「なぁ、お前なんて名前だ?俺はエレン・イェーガー」

アルミン「僕はアルミン・アルレルト」

ミカサ「ミカサ・アッカーマン…」

アルレルト(爺)「お爺ちゃんでいいよ…君の名前は?」

>>16

キリス•シャーティス(女)

「キリス…キリス・シャーディス」

エレン「よろしくな!キリス!」

ミカサ「よろしく、キリス」

アルミン「よろしくね、キリス」

キリス「よ、よろしくお願いします」ワタワタ

アルレルト(爺)「シャーディス…君は」

キリス「………」プルプル

アルレルト(爺)「……はて、聞いた名前じゃったか忘れてしまったなぁ~」

キリス「」ホッ

アルレルト(爺)「(キースくんの娘さんかな…)」

エレン「倒れてたけどどうしたんだ?」

キリス「えっと……その…ちょっと家出を」

ミカサ「家出?」

キリス「うん…パパと、喧嘩して…朝から食べてなくて…」

アルレルト(爺)「そうかそうか、それは大変だったね…良く食べなさい」ナデナデ

キリス「あ……ありがと…う…」

アルミン「そんな緊張しなくても大丈夫だよ?お爺ちゃんはお爺ちゃんだから!」

ミカサ「あ…しばらくお家に泊まる!?」

キリス「え…でも」

ミカサ「お母さんとお父さんに聞いてくる!」

エレン「俺も聞きにいく!」

アルミン「待ってよ二人とも!…ごめんね、キリス」

キリス「ううん…わたしに、こんなに優しくしてくれて嬉しいな…」ニコッ

アルミン「そうかな?あ、スープ持って来るね!」

キリス「あ…ありがと、う…」

アルレルト(爺)「…お父さんには後で伝えとくよ」

キリス「え、でも…」

アルレルト(爺)「大丈夫だよ…お父さんは怒ってはいないのはわかるかい?」

キリス「でも…パパ、怒って…」ジワ…

アルレルト(爺)「それはキリスちゃんを守るためだよ。だからお父さんを嫌いになったら駄目だからね」ナデナデ

キリス「お爺ちゃん……ありがとう!」

アルミン「キリス、スープだよ。あとね、パンもあるから食べなよ」

アルレルト(爺)「アルミン…お爺ちゃんは少し出掛けてくるね」

アルミン「お出かけ?」

アルレルト(爺)「大丈夫、直ぐに帰ってくるよ。アルミン、キリスちゃんとお留守番するんだよ?」

アルミン「うん!」

キリス「うん…」


キース「…………」ウロウロ

キース「…………」ソワソワ

キース「(娘はどこに…木登りが危険だから怒鳴ってしまったが…あぁ、キリスはどこに)」ソワソワ

アルレルト(爺)「キースくん」

キース「」ビクッ

アルレルト(爺)「やぁ、久しぶりじゃな」

キース「あ、あなたは!」

アルレルト(爺)「お爺ちゃんで十分だよ…キースくん。」

キース「はっ!」ビシッ

アルレルト(爺)「そう堅苦しいのは嫌いだよ。そうじゃったそうじゃった、君の娘さんじゃが」

キース「キリスですか!?」

アルレルト(爺)「そうそう、キリスちゃんじゃが安心しなさい。グリシャとカルラの息子と娘が見つけてくれたよ」

キース「………はー」

アルレルト(爺)「キリスちゃんは怒られると怯えていたな…叱るだけじゃ駄目だぞ。キースくん」

キース「……はい」

アルレルト(爺)「それじゃあ私はお暇させてもらうよ。あぁ、キースくん」

キース「は、はっ!」

アルレルト(爺)「君は…スキンヘッドが似合うと思うよ」ニコッ

キース「はっ!」ビシッ

アルレルト(爺)「だから堅苦しいよ…それじゃあ頑張ってくれたまえ」

キース「………あ、あの人が来るとは…ふぅー、(変な汗が出てしまった)」


ー数日後ー

キリス「アルミン!ミカサ!エレン!」タッタッタッ

エレン「キリス!」

ミカサ「また家出?」

キリス「違うよ…もう、あの日…一晩お泊まりして考えてわかったんだから…ありがとう、エレン、ミカサ…アルミン」ニコッ

アルミン「それじゃあ遊びに行こう!」

エレン「なにしよっか…」

キリス「えーと、鬼ごっこ!」

ミカサ「鬼ごっこ…うん、やろう」

「みんなどこだろ……」グスッ

アルミン「あれ?」

エレン「なんか困ってんのかな?」

ミカサ「泣いてる?」

キリス「どうしよう…ききにいく?」

アルミン「迷子なら助けないと…だけど」

アルレルト(爺)「おや…キリスちゃんかい?」

キリス「あ、お爺ちゃん!」ギュゥ

アルレルト(爺)「おやおや、甘えん坊だね…」

アルミン「お出かけしてたの?」

アルレルト(爺)「散歩だよ…キリスちゃん」

キリス「は、はい」

アルレルト(爺)「仲直り出来たんだね。」

キリス「はい。」ニコッ

ミカサ「あ…そうだ…」

エレン「お爺ちゃん、泣いてる子がいるんだ…」

アルレルト(爺)「おやおや…どうしたんだろうね」

ドンッ

「あ、」ドサッ

「おい!あぶねーだろうが!」

アルレルト(爺)「…アルミン、ちょっと待ってなさい」スタスタ

「ごめんなさい…」

「たく…」

アルレルト(爺)「君…君だよね、ぶつかったのは」ガシッ

「あぁ?っ!」

アルレルト(爺)「謝りなさい」

ギチギチギチギチ

「ひぃい!ご、ごめんなさいー!!」

エレン「すげー」

ミカサ「かっこいい…」

キリス「お爺ちゃん、怒ると怖いね」

アルミン「う、うん…」

「あ、あの…ありがとうございます…」

アルレルト(爺)「君…はぐれたのかい?」

「その…知らない人と話しちゃダメって…」

エレン「なぁお爺ちゃん、こいつ大丈夫か?」

「っ!」ビクッ

アルレルト(爺)「あぁ、驚かしちゃったね…」

ミカサ「エレン!もう、先に行かないでよ」

キリス「大丈夫?痛くない?」

アルミン「はい、ハンカチ」

「…………」

キリス「私キリス!」

ミカサ「ミカサ…」

アルミン「僕はアルミン…」

エレン「俺はエレン!君は?」

「………>>30

ベルベルトン・フィーバー

「べ……」

アルミン「べ…?」

「べ…ベルベルトン・フィーバー」

ミカサ「よろしくね、ベルベトン」

キリス「ベルベトンよろしく!」

アルミン「違うよ、ベルベルトンだよ。ごめんね」

ベルベルトン「う、ううん…大丈夫…」

エレン「…………」

アルレルト(爺)「おや?どうしたんだい?エレン」

エレン「あ、いや……君、どこかであったことある?」

ベルベルトン「……ないよ?」

エレン「そうか…そうだよな。よろしくな"ベルトルト"」

ベルベルトン「え…」

アルミン「エレン、彼はベルベルトンだよ!」

エレン「え、マジで…悪いなベルベルトン」

ベルベルトン「い、いいよ、平気…よろしくね、みんな。」

アルレルト(爺)「…そうじゃ…短い相性で呼ぶのはどうかね?ベルベルトンくん」

ベルベルトン「み、短い相性?」

アルレルト(爺)「ベルと呼ぶのはどうじゃ?」

ベルベルトン「ベル……うぅ」ジワ

キリス「ど、どうしたの?」

ベルベルトン「と、友達がそうよ、呼ぶから…ひっく、ひっく」ポロポロ

アルレルト(爺)「あぁ、すまないね、ベルベルトンくん…」ナデナデ

ベルベルトン「う、うぅん、平気」ゴシゴシ

ミカサ「…そうだ!」

エレン「なにか浮かんだのか!?」

ミカサ「みんなでべるべ…ベルのお友達を探すの!どうかな!?」

ベルベルトン「えぇ!い、いいよそんなの!」

アルミン「そうだよ、遠慮しないで!」

アルレルト(爺)「私も手伝うのはいいかい…?」

キリス「私も探す!」

エレン「そう言う事だから探そうぜ、ベルベルトン」

ベルベルトン「…うん、ありがとう」

アルミン「先ずは特徴だね。どんな感じかな?」

ベルベルトン「えっと…えっと…あ、アルミンみたいな髪の色で、二人とも優しいの!」ニコッ

アルレルト(爺)「お友達は男の子かな?」

ベルベルトン「うぅん、男の子と女の子!エレンと、ミカサと、アルミンみたいな関係なんだ。」

キリス「幼なじみなんだね。それなら早く見つけないと!」

アルレルト(爺)「名前は…」

ベルベルトン「……知らない人に教えたらダメって…ごめんなさい」シュン

エレン「えーと、それじゃあ他にわかることは?」

ベルベルトン「…あ、男の子はゴリラみたいで、女の子は強いの!」

ミカサ「ゴリラに」

アルミン「強い…」

キリス「難しいね……」

アルレルト(爺)「そうかそうか…それなら言える日まで待とうかと言いたいが。ベルベルトンくんは迷子なんだよね?」

ベルベルトン「う……ちょっとだけ…」

エレン「なら待ち合わせ場所とかに行ってみるか?」

ベルベルトン「あ……うん」ギュゥ

ミカサ「行こう」

キリス「うん!」

アルミン「(エレンの服掴んでる…ちょっとは警戒心が取れたのかな?)」

アルレルト(爺)「(フィーバーか…確か一人息子のはずじゃが…名前はトルドルフのはずじゃったが…)」カツ…カツ…

エレン「そんな掴まなくても大丈夫だって」

ミカサ「ずるい!私もエレンと繋ぐ!」ギュゥ

キリス「私はアルミーン」ニコニコ

アルミン「あはは、お爺ちゃん大丈夫?」

アルレルト(爺)「大丈夫だよ…それじゃあベルベルトンくんのお友達を探そうかの…」

ベルベルトン「…ありがとう…」


「まったく、あいつはどこに行きやがったんだ?」

「…会いに行ったんじゃない?」

「…………」

「"前"は本人の手で殺されたんだから」

「言うな……いや、悪い。俺のせいだ」

「…良いから待ち合わせ場所行こう。まだ早いんだから」

「そうだな……」


ベルベルトン「…………」キョロキョロ

エレン「いるか?」

ベルベルトン「ううん…此処じゃないみたい」

アルミン「待ち合わせ場所はいっぱいあるからね。よーし、次に行こうか」

キリス「あ!」

エレン「キリス、どうしたんだ?」

キリス「今日、パパとママとご飯食べに行くんだった…」

アルレルト(爺)「もう夕方か…」

ミカサ「ずるい!私もエレンと繋ぐ!」ギュゥ

キリス「私はアルミーン」ニコニコ

アルミン「あはは、お爺ちゃん大丈夫?」

アルレルト(爺)「大丈夫だよ…それじゃあベルベルトンくんのお友達を探そうかの…」

ベルベルトン「…ありがとう…」

>>37間違えた…スルーしてくれorz


ベルベルトン「…………」キョロキョロ

エレン「いるか?」

ベルベルトン「ううん…此処じゃないみたい」

アルミン「待ち合わせ場所はいっぱいあるからね。よーし、次に行こうか」

キリス「あ!」

エレン「キリス、どうしたんだ?」

キリス「今日、パパとママとご飯食べに行くんだった…」

アルレルト(爺)「もう夕方か…」

ベルベルトン「あ、ありがとう…もう大丈夫。」

ミカサ「…これからどうするの?お家はあるの?」

アルレルト(爺)「(不自由な暮らしをする子もいる…)」

ベルベルトン「だ、大丈夫…だよ…」

エレン「…今夜寝る場所がないなら泊まるか?」

アルミン「平気なの?エレン、ミカサ」

ミカサ「平気だよ、だってキリスはもう家族なんだから家族が増えるのって嬉しい事じゃないかな?」

キリス「ミカサ…わ、私もカルラおばさんとグリシャおじさんに説明する!」

ベルベルトン「…ありがとう、だけど大丈夫」

エレン「良いから頼れよ、ベルベルトン」ニカッ

アルレルト(爺)「そうじゃ…もし駄目だとわかったらこっちに来なさい」

アルミン「うん、歓迎するよ!ベルベルトン!」

ベルベルトン「………ありが」ガシッ

「おい!」

エレン「な、なんだよお前!ベルベルトンを離せよ!」

「ベルベルトン?なに言って」

ベルベルトン「見つけたよライ!あははは、だから大丈夫だよ!ありがとうみんな」グイグイ

「ちょっ!押すな押すな!」

ミカサ「ベル!」

ベルベルトン「ミカサ…」

ミカサ「また、また遊ぼう!」

キリス「今度はお友達と一緒にお泊まりしよう!」

アルレルト(爺)「………」ニコニコ

アルミン「ベルベルトン、また明日!」

ベルベルトン「……また、明日」

エレン「…またな……(なんだろう…やっぱり会ったことがあるような)」


「まったく…やっとか」

「ほら、帰るぞ。」

ベルベルトン「うん……」

「下見も終わったから帰ろう…」

「待ち遠しいな!」

ベルベルトン「うん…」


パチパチ

アルレルト(爺)「(ふむ…やはりフィーバー家にはベルベルトンっという子はいないな…)」ペラッ

アルミン「お爺ちゃん!」ギュゥ

アルレルト(爺)「おぉ、どうしたんだい?アルミン」ナデナデ

アルミン「ご本読んで!」

アルレルト(爺)「いいよ…それじゃあこの本にしようかね」

アルミン「うん!」


ー数日後ー

エレン「…………」

ミカサ「…どうする?」

キリス「どうするって、助けないと!」

アルミン「木に引っかかってるね…」

ベルベルトン「あ、あははは…」ブラーン

キリス「よし!私が助けに行くよ!」

ミカサ「危険だよ。私が…」

エレン「いや、俺が!」

「……ベル!」

ベルベルトン「うわぁああ!」ビクッ

アルミン「(知り合い、かな?)」

ベルベルトン「ご、ごめんなさい!」

「今助けるから動くな…」


ベルベルトン「ぜーはー、ぜーはー、」

エレン「大丈夫か?ベルベルトン」

ベルベルトン「う、うん」

キリス「(小脇に持ち上げられてる)」

ミカサ「ベル…お友達?」

「…………」

ベルベルトン「あ、あの…友達の>>44

アニ

ベルベルトン「友達のアニです」

アニ「このバカが邪魔をした…帰るぞ」

ミカサ「えぇ…遊ばないの?」

キリス「女の子が増えた!やったね」ギュゥ

アニ「………なに」

ベルベルトン「えっと…ほら、迷子になった時に助けてもらったんだ…」

アルミン「アニ、僕はアルミン、よろしく!」ニコッ

エレン「アニはすっげーな!ベルベルトンを片手で持つなんてよ!」

アニ「ベルは軽いから…」

ミカサ「…だっこしてみたい!」

アニ「……あなたは」

ミカサ「ミカサ…!」

キリス「キリスー!」

ベルベルトン「た、助けてもらった、人だよ…えへへ」

アニ「……ほら、もってみな」

ミカサ「よし…ん~」

ベルベルトン「ミカサ…脚ついてるんだけど…」

キリス「ん~」

アルミン「ミカサもキリスも駄目なのはわかるよ…だから僕は持ち上げてみせる!」

ベルベルトン「………たかいたかーい」

アルミン「うわぁ!きゃははは、す、すっごい!」

ミカサ「…ベル、次!」

ベルベルトン「あ、うん…たかいたかーい」

ミカサ「うわぁ~」

エレン「…ベルベルトン!俺はお前を持ち上げてみせる!」

ベルベルトン「………エレン?」

アニ「ふっ…持てないよ」

エレン「くっそー!次は…次は持ち上げてやるからな!」

ベルベルトン「あ、うん」

アニ「……ベル」

ベルベルトン「わ、わかった…またね」

エレン「帰るのか?」

ミカサ「みんなで遊ぼうよ…」

キリス「だめかな?」

ベルベルトン「…………」

アニ「…はぁー、ちょっとだけだよ」

ベルベルトン「ありがとう!アニ!」

エレン「そんじゃあなにしよっか!」

ミカサ「リアルおままごと!」

キリス「…あ、あれは…」

ミカサ「えー」

アルミン「缶けりはどうかな?」

ベルベルトン「かんけり?」

アニ「…鬼が相手を見つけて缶を守る遊びだよ。やってみたら?」

ベルベルトン「うん!」

エレン「よーし、アニも参加だからな」

アニ「…めんどくさいな…」

アルミン「最初はーー」


ー夕方ー

ベルベルトン「はー、はー」グッタリ

アニ「ベル、体力なさすぎ」

エレン「あはは、本当だな」

ミカサ「あー、アニに負けたー」ドサッ

キリス「アルミンに負けたー」ドサッ

アルミン「ギリギリだったよ…」

ミカサ「…ベル!アニ!また遊ぼうよ!」ガバッ

キリス「うん!また遊ぼう!今度はゴリラさんもいれてさ」

アニ「ゴリラ…?」

ベルベルトン「しー」

アニ「…後で教えとこう」

ベルベルトン「うわぁーん、内緒にしてよー」ポカポカ

アニ「あははは、多分ね」

アルレルト(爺)「アルミン、みんな…」

エレン「あ、お爺ちゃん!」

アルレルト(爺)「おや?ベルベルトンくんのお友達かい?」

アニ「……アニです。ベルがお世話になりました」

アルレルト(爺)「とんでもないよ、私はなぁんにもしてないよ」

キリス「あーあ、楽しい時間が…」

エレン「また此処で遊ぼうぜ!ベルベルトン!アニ!」

アニ「…またね」

ベルベルトン「あ、待ってよアニー」

ミカサ「…帰ろっか」

キリス「うん…(次こそはアルミンに勝ってみせる!)」

アルミン「エレン…」

エレン「………」

アルミン「エレン!?」

エレン「うわっ!」

アルミン「どうしたの?ボーっとして」

エレン「ちょっとな…(夢でみた…なんだろう。初めてあったって言われたけどやっぱり気になるな…)」


「おう、情報は集めたか?」

アニ「あぁ…人類は気付いてないのと…また繰り返してる」

ベルベルトン「…………」

「ちっ…おい、ベル」

ベルベルトン「う、うん!」

「記憶はどこまである」

ベルベルトン「……ライを守って…」

「そうか…」

アニ「仕方ないよ…故郷のためなんだから」

ベルベルトン「…今…"何回目"かな?」

アニ「さぁ…忘れた」

ベルベルトン「そっか……」

「今日は教会から情報を盗むぞ…人類の逃げるルートを塞がないとな」

ベルベルトン「うん…」

アニ「頑張って帰ろう。」

「あぁ!」

ベルベルトン「故郷へ!」


ー次の日ー

ベルベルトン「」ブラーン

アルレルト(爺)「おやおや…」

エレン「また引っかかってる…」

アルミン「どうする?」

アルレルト(爺)「んー、あぁ、ハンネスくん」

ハンネス「あぁ、これはこれはアルミンのお爺さんではないですか。どうなさいましたか?」

エレン「まーた、酒飲んでんのかよ」

ハンネス「ま、まだ飲んじゃいねーよ」

アルミン「友達が木の上に引っかかってるの」

ベルベルトン「」ブラーン

ハンネス「高っ!なにしたら引っかかるんだよ!」

アルレルト(爺)「彼を助けてあげられるかい?」

ハンネス「ま、まぁやりますが…坊主、暴れんなよ」

ベルベルトン「ありがとうございます」ペコリ

ハンネス「よ、よくあんな場所にいたな(降りるのも登るのも怖かったー)」

アルレルト(爺)「ベルベルトンくん、危ないから登るのは控えようね」

ベルベルトン「は、はい…」シュン

エレン「今日はアニはいないのか?」

ベルベルトン「うん。今日、アニは一人になりたいって言われて、散歩してたら引っかかったんだ」

ハンネス「過程は!?引っかかった過程は!?」

ベルベルトン「ひっ!」ビクッ

アルレルト(爺)「こらこら、まだ子どもなんだから驚かしたら駄目だよ、ハンネスくん」

ハンネス「す、すみません…」

エレン「ミカサはキリスと遊びに行っちゃうし…」

アルミン「探検ごっこする?」

ハンネス「危険な事をすんなよ…それでは、失礼します」

アルレルト(爺)「ありがとう、ハンネスくん…さて、お爺ちゃんは散歩してくるよ…」

「ベルーー!」

ベルベルトン「あ…」

「まったく!勝手にいなくなるなよ馬鹿!」

ベルベルトン「ご、ごめんなさい…」

エレン「…ベルベルトンの友達か?」

「ん…?あ、あぁ…そうだ」

ベルベルトン「ごめんなさい…」

「いいよ、もう」ナデナデ

アルミン「ね、ねぇ君も探検ごっこにはいる?」

「探検ごっこ?」

エレン「あぁ!えっと…」

「あぁ…名前は>>58だ」

安価上

「名前はらいなーだ…」

エレン「よろしくな、らいなー!俺は」

らいなー「エレンだろ…ベルが良く話すからな」

ベルベルトン「ら、ライ!や、止めてよ」カァァ

アルミン「へぇ~、僕たちの事話してくれてるんだ」

ベルベルトン「うぅ……」サッ

らいなー「おい、隠れるなよ」

ベルベルトン「だって~」

アルレルト(爺)「ははは、ベルベルトンくんがお友達と再会出来て嬉しいよ。」

エレン「結局ベルベルトンが迷子になっていたって良いんだよな?」

らいなー「あぁ、迷子になったのはベルだな。こいつちょこまかと動くんだよ」

ベルベルトン「うぅ…言わない、でよ…」

アルミン「そう言えば…なんで木の上にいたの?」

らいなー「またか…」

エレン「また?」

らいなー「ベルは良く木の上に登る癖があるんだ。そんで引っかかるんだよ」

ベルベルトン「言わないでよライ!」

アルミン「そうなんだ…ベルベルトン!木登り教えて!」

エレン「俺も俺も!」

ベルベルトン「ぼ、僕ただ、の、登るのが…好きで…だ、だから…」

らいなー「教えてやればいいだろ?」ニヤニヤ

アルレルト(爺)「怪我をせんようになぁ~」

ベルベルトン「そ、そんな!」ガシッ

アルミン「枝に捕まった…」

ベルベルトン「教えるなんて…」サッサッ

エレン「登るの早っ!」

ベルベルトン「僕が…」グルングルン

アルミン「枝を掴んで…ま、回って」

ベルベルトン「出来るわけないよ~」パッ

スタッ

エレン「着地した…」

アルミン「綺麗に…」

アルレルト(爺)「おぉ…凄いの~」

エレン「らいなー!あんな技出来ねーよ!」

らいなー「あっはっはっはっ!あ、当たり前だろ?あれはベルの特技なんだからよ!あははは!」ケラケラ

エレン「くっそー!おちょくりやがって…登ってやる!」ガシッ

らいなー「無理無理、諦めろ…それにベルはな?」

ベルベルトン「あ…」ツルッ

ガサガサ

ベルベルトン「」ブラーン

らいなー「なぜか登ったあとあーなる」

アルミン「ベルベルトーン!」

エレン「あぁ、どうする…」

アルレルト(爺)「……エレンくんは今木にいるなら>>65をして助けてみたらどうだい?」

エレン「俺がー!?」

だっこ

アルレルト(爺)「エレンくんは力持ちだからだっこは出来るんじゃないかい?」

エレン「だっこかー、んー」

ベルベルトン「」ブラーン

らいなー「無理なら俺が助けるぞ」

エレン「いや、出来る!やってやる!」ガシッ

アルミン「エレン危ないよ!危険だよ!!」

アルレルト(爺)「ほぅ…(危険だとわかっても助けに行くとは…)らいなーくんっと言ったかな?」

らいなー「あ、はい…」

アルレルト(爺)「彼の本当の名前はなんだい?」

アルミン「本当の名前?」

らいなー「……ベルはベルだ。それ以外はない」

アルレルト(爺)「そうかそうか…ベルくんなんだね」

アルミン「ベルくん?」

エレン「ベルベルトン!掴まれ!」

ベルベルトン「んー?わっ!い、いつ来たの!危ないよ!?」

エレン「良いから掴まれ!ほら!」ググッ

ベルベルトン「……でも…」

らいなー「ベル…掴んどけ掴んどけ」

ベルベルトン「ライが言うなら…」ググッ

ガシッ

エレン「うおっ!(ズッシリとくるな…アルミンより重たいのか…)」

ベルベルトン「お、重たいだろ?お、降りるよ…」

エレン「い、いや…大丈夫だから気にするな…よし、降りるから首に腕を回したままいろよ」

アルレルト(爺)「……上手く行くといいが…」

アルミン「エレン!右足が枝に付いてないよ!そう、後もう少し!」

エレン「よっと…ふぅ…」

ベルベルトン「た、高いよー!」ガタガタプルプル

エレン「自分で登っといてなに言ってんだよ!」

ベルベルトン「うわぁあぁぁん!ライー!ライー!」

エレン「うおっ!だ、だから暴れるなって!落ちねーから安心しろ!!」

ベルベルトン「ぐす…」ギュゥ

アルミン「大丈夫かなー」

らいなー「まぁ…なんとかなるだろ!」


アルレルト(爺)「お疲れみたいだね…エレンくん」

エレン「ぜぇー、はぁー、ぜぇー、はぁー」

ベルベルトン「ご、ごめん…いきなりだったから」

らいなー「俺の後ろに隠れるな」

エレン「あ、暴れるなよ馬鹿!お、落ちる所だった…」

アルミン「だけどエレンは凄いよ!持ち上げられなかったベルベルトンを持ち上げたんだから」

エレン「偶々だよ…もう今は無理だな」グッタリ

ベルベルトン「ご、ごめん……」

らいなー「泣くな」

ベルベルトン「う…うぅ…」ギュ

アルレルト(爺)「これこれ、泣かしたら駄目だよらいなーくん」

らいなー「いいえ、泣かしてません。ほら、謝ったら帰ろう」

ベルベルトン「え、エレン…ごめ…んなさい」

エレン「…なら今日一日中ベルベルトンは俺の>>72だからな。」

ベルベルトン「よめ?」

エレン「あぁ!俺の嫁だから…今日から家族だ!」ガシッ

ベルベルトン「かぞく……」

らいなー「……エレン、嫁って言うのは結婚をしないと言えないんだぞ」

エレン「じゃあ結婚しよ!」

ベルベルトン「け、けっこん??」

アルミン「エレン!結婚には指輪ないと出来ないよ!」

らいなー「いや、根本的に無理だろ…」

エレン「なんだと…くそ、俺は諦めねー!」

アルレルト(爺)「…エレン、この指輪を使うかい?」

エレン「お爺ちゃん…良いのか?」

アルレルト(爺)「いいよ…使いなさい(一日なら貸しても罰は当たらないよな?ばあさん)」

エレン「ベル!左手出して!」

ベルベルトン「ふぇ!?えっと、えっと…こ、これでいいの?」

エレン「あぁ…」スゥ

らいなー「じいさん、良いのか?」

アルレルト(爺)「良いんじゃよ…子ども同士の約束じゃ…」

アルミン「えっと…結婚の言葉って…なんだろ」

エレン「んー、そう言えばなんだろ」

ベルベルトン「わぁ~、ライ!みてみて綺麗!」

らいなー「良かったな」ナデナデ

エレン「ん~」

アルミン「誓いのキス?かな?」

エレン「それだ!ベル!」

ベルベルトン「ん?エレンなに?」グイッ

チュ

エレン「んー」

ベルベルトン「………」

エレン「んーーー」

アルミン「誓いは良いんじゃない?」

エレン「ぷはぁー、よし!誓いのキスが出来たぞ!」

ベルベルトン「」フラリ

ドサッ

らいなー「ベルー!」

アルレルト(爺)「……(止めとけば良かったかな?)」


ー夜ー

アルレルト(爺)「(あれからどうやらベルくんとらいなーくん、アニちゃんはグリシャとカルラの家に泊まったみたいだ…)」

アルレルト(爺)「(アルミンも泊まりに行ってしまって寂しいが…)そろそろかの~」


ー翌日ー

らいなー「昨夜はありがとうございます」

カルラ「あらあら、家族が増えて楽しかったわ。」

グリシャ「………」

ベルベルトン「こ、こーひーのおかわり、飲みますか?」

グリシャ「…ありがとう」

ベルベルトン「…えへへ」パァアア

ミカサ「アニ、パンくずついてる」ヒョイ

アニ「ありがとう…」モグモグ

アルミン「おばさん、ありがとうございます」

カルラ「良いのよ、楽しいからね。ただ…」

エレン「ベル!こっち来て!」トントン

ベルベルトン「なに?エレン…膝を叩いて」

エレン「はい座って。」

ベルベルトン「う、うん」ストン

エレン「ぎゅー」

ベルベルトン「みにゃー!く、苦しいよ!ライ助けて~」

らいなー「エレン、ベルを虐めるな」

エレン「えー、虐めてないしー」

カルラ「息子がホモになりかけてる…」

グリシャ「………まぁ、その時はその時だ」

カルラ「あなたは本当に考えてるんですか!?」

アニ「…ベルは私の」ギュゥー

ベルベルトン「アニ!?ちょっしまって…」メキメキ

らいなー「ベルが死ぬから止めろ!」

ベルベルトン「」チーン

らいなー「ベルー!」

アニ「てへぺろ」コツン

アルミン「真顔!?」

ミカサ「(てへぺろ…可愛くて出来たらエレンに褒められるかな?)」

エレン「どうするんだよ、ベルが気絶したぞ」

カルラ「気絶にはなにかしら…あなた」

グリシャ「>>83?」

チンコが蒸発した

このSSは前作の続きなのか?
それともまた別の話なのか?

>>85一応違うような感じにしてるが…もうみんなエレンとベルトル…ベルベルトンをくっつけようとしてるからな…
まぁあれだ、読み手様が決めてくれると助かる。だから前作も読まなくても大丈夫だ!

グリシャ「チンコが蒸発した?」

パコーン

カルラ「あなた…子どもの前で下ネタを言うんじゃねぇよ」ニコニコ

グリシャ「す、すまない」ダラダラ

ミカサ「(フライパンで殴った…)」

アニ「すげー」ギュゥー

ベルベルトン「」ブクブク

エレン「アニ止めろ!ベルが死にそうだ!」

アニ「そう言って独り占めする気だろ…」

らいなー「アニ、止めろ。本気でベルが落ちる…見てみろ、泡を吹いてる」

ベルベルトン「」ブクブク

アニ「……仕方ない、諦めるか…」パッ

ベルベルトン「」ガクン

エレン「ベルー!生きろ!生きろー!」ユサユサ

らいなー「揺らすな揺らすな、冷やして横にさせろ」

ミカサ「…アニ強い…凄い」

アルミン「扇ぐよ」パタパタ

らいなー「すまない、アルミン…」

アニ「ベル…誰がこんな酷い事を……」

エレン「(アニだと言ったら絞められそうだから言わないでいおう)」

ミカサ「(アニだけど…危険だから止めとこう)」

カルラ「グリシャ、みてあげなさい」

グリシャ「………」

ベルベルトン「」シーン

グリシャ「呼吸はしてるから大丈夫だ…安静にしときなさい」

エレン「はぁ~、良かった…そうだ!母さん!父さん!ベルに指輪を渡したい!」

カルラ「あぁ…」バタン

グリシャ「カルラ!(気絶か……)指輪か…」

エレン「うん!だけど母さんはなんで倒れたの?」

グリシャ「嬉しいからだよ」

ミカサ「私、らいなーと結婚する」

らいなー「どうしたんだ?いきなり」

ミカサ「だって、エレンが言ってた。家族になる為には結婚だって」

アルミン「アニ!」

アニ「家族になりたいのか?」

アルミン「うん!」

アニ「…指輪」

ミカサ「あ…指輪か」

らいなー「諦めろ…」ナデナデ

ミカサ「むぅ…」プクゥ

グリシャ「……お花の指輪を作ったらどうだい?」

エレン「お花の?」

グリシャ「あぁ、綺麗だから指輪みたいになるんじゃないかな?」

アルミン「よし!今すぐ作ろう!」

アニ「待って!」

ミカサ「アニ?」

アニ「朝ご飯をちゃんと食べてから行こう」

エレン「そうだな」

らいなー「はぐ…」モグモグ

アルミン「ん…」モグモグ

カルラ「うーん、うーん…息子がホモに…うーん」

グリシャ「カルラ…逆に考えるんだ。あげちゃっても良いんだとな…」

ベルベルトン「うーん、うーん、」

エレン「可愛い指輪をプレゼントするからな…」ナデナデ


アルレルト(爺)「危ない場所に行ったら駄目だよ。」

アルミン「はーい」

らいなー「指輪作り……やり方知らないな」

ミカサ「なら、教える」

らいなー「…冠なら作れるからそれで良いか?」

ミカサ「駄目。家族になるんだから」

アニ「アルミン…みて」

アルミン「はぶっ!」

アニ「ねこ…」

アルミン「お花で作ったの!?耳を!」

アニ「アルミンにあげる…」

アルミン「うわぁ~、ありがとうアニ!」ニコニコ

アルレルト(爺)「アニちゃんは器用だね…」

アニ「お爺ちゃんにもあるよ…付けて」

アルレルト(爺)「んー、似合うかい?」

アニ「ねこ…えへへ」

アルミン「可愛いってさ、やったねお爺ちゃん!」

アルレルト(爺)「複雑じゃなぁ~」

ベルベルトン「………エレン?」

エレン「あれ~?冠が出来ない」

ベルベルトン「此処をこっちに通して…」

エレン「こっち?」

ベルベルトン「うん…それでクルッと回して」

エレン「こうか…」

らいなー「千切れたら最初っからだからな」

エレン「止めてくれよ…緊張するからよってえぇー!」

ミカサ「ふふーん」ドヤァ

アルレルト(爺)「冠に指輪に首飾り…らいなーくんも器用だね」

らいなー「俺はアニとミカサから教わっただけだよ、じいさん」

ベルベルトン「僕も…冠はアニから教わったんだ」

アルミン「凄いよ!アニはみんなの先生なんだね!」

アニ「先生……えっへん」

ミカサ「アニ…みてみて、女王様~」クルクル

アニ「女王様か…なんなりと御命令を」スッ

アルミン「あ、面白そう!!」

アルレルト(爺)「ふぅ…少し座るかの」

ベルベルトン「…お爺ちゃん」

アルレルト(爺)「ん?どうしたんじゃ?」

ベルベルトン「ぁ…ぁ、ありが、と…」カァアァ

アルレルト(爺)「…よしよし」ナデナデ

ベルベルトン「ふにゃ?ん…」

アルレルト(爺)「子どもは楽しく遊びなさい」

ベルベルトン「…うん!」

エレン「ベル、女王様ごっこをやるって。行こう」スッ

ベルベルトン「(手を差し出してくれてる…)うん、やる」ギュゥ

エレン「…えへへ、嬉しいな…」ニカッ

ベルベルトン「そうなの?」

エレン「当たり前だろ?ベルとアニとらいなーが家族になったからな。」

ベルベルトン「家族……」

らいなー「おーい、ミカサ女王様が集まれってよ」

エレン「今行くー」

ベルベルトン「はーい、お爺ちゃん、行って来まーす」ニコッ

アルレルト(爺)「気をつけるんじゃよ」

ミカサ「私は女王様!」

アルミン「ははー」

アニ「今日は何故、民を呼び出したんですか?ミカサ女王様」

ミカサ「えっと…えっと…うーん」

らいなー「また収めるのを増やすんですか?」

ミカサ「違うよ~、えっと、えっと…うーん」

ベルベルトン「あ、冠がずれちゃうよ」

ミカサ「あ、落ちたら交換だった…危ない危ない」

エレン「ミカサまだ~?」

ミカサ「むぅ……んー」

アルミン「誰かになにかして欲しいとか…みんなにするとかあるかな?」

ミカサ「あ!あるよ!」

らいなー「じゃあそれがミカサの命令で良いんじゃね?」

アニ「女王様…なんなりと…」クスクス

ミカサ「笑わないでよアニ~」プクゥ

アニ「あははは!だ、だってリスみたく膨らますから!あははは!」

ミカサ「いいもん、命令するからね!」

エレン「どんな命令だ?」

ミカサ「>>99が…>>100をする!」

アルミン

トリプルアクセル

ミカサ「アルミンが…トリプルアクセルする!」

アルミン「ふぇぇええ!?」

アニ「がんば…」

ベルベルトン「あうあう」オロオロ

らいなー「あっはははは!!」

ミカサ「私は信じてる…アルミンを!!」

エレン「いや、出来ねーよ」

ベルベルトン「……あ、アルミン」

アルミン「やぁ!」クルッ

アニ「く、ふ…」プルプル

アルレルト(爺)「アルミン、なにをしてるんだい?」

アルミン「と、トリプルアクセル…やぁ!」クルッ

アルレルト(爺)「氷の上じゃないと無理じゃないかな?」

アルミン「氷の上…?」

アルレルト(爺)「あぁ、ツルツル滑るからその上なら滑れると思うが…」

ミカサ「(ど、どうしよう…今更変えられないし?)」

ベルベルトン「アルミン!持ち上げるから回るよ!」ガシッ

アルミン「へ、へ…うわぁああ!」クルクルクルッ

ベルベルトン「う、にゃぁあ!」クルクルクルッ

エレン「そ、そうか!浮いてるからその分回ればトリプルアクセルって奴に多分なる!」

らいなー「(ならないだろうが…まぁ決めるのはミカサだからいっか)」

アニ「いいな…」

ベルベルトン「うにゃぁ~、目が、目が回る~」クラクラ

アルミン「ふわぁあ~」クラクラ

ドサッ

ミカサ「アルミン!ベルベルトン!」パサッ

アルミン「で…出来たかな?」クラクラ

ベルベルトン「あうあう…目が~」クラクラ

ミカサ「ごめんね…変な事言って」

アルミン「う、ううん…だ、大丈夫…」クラクラ

エレン「花の冠…」

らいなー「アニ、付けるか?」

アニ「わ、私は…」

らいなー「ほら、エレン」

エレン「やりぃ!」

アニ「む…」プクゥ

らいなー「…わりいなエレン。アニがなにかしたいみたいだ」パサッ

アニ「え……」

エレン「むぅ…」

アルレルト(爺)「アルミン、ベルくん。お水を飲むかい?」

アルミン「あ、ありがとうお爺ちゃん」

ベルベルトン「あ、ありがとうございます…」

ミカサ「ごめんね…」

ベルベルトン「ううん、面白かったよ?」

アルミン「うん!またしたいな」ニコッ

ミカサ「アルミン…ベルベルトン…ぁ、ありがとう…」

アルミン「変なミカサ」

ベルベルトン「うん…」

アニ「ベル!」ダッ

ベルベルトン「な、がはっ」ドサッ

アニ「ふん……私は王様」

ミカサ「あれ……あ!」

エレン「冠はアニ…」

らいなー「だから次の王様はアニだってさ」

アニ「えっへん」

ベルベルトン「お腹から降りてよ~」

アルレルト(爺)「はっはっはっ…まだごっこ遊び中だったかい」

アニ「王様な私は>>107>>108を命令する」

ベルベルトン「いいから降りてよ~」

らいなーとミカサ

モンゴル相撲

アニ「私はらいなーとミカサにモンゴル相撲を命令する!」

らいなー「モンゴル?」

ミカサ「すもう?」

アニ「えーと、まるーい線を木の棒でガリガリ~」

ベルベルトン「ふぅー、やっと降りてくれた」パンパン

アニ「それで、真ん中に二本の線を引いて…かんせーい!」

らいなー「これで、やるのか?」

アニ「そっか、らいなーは初めてだっけ?」

ベルベルトン「僕は良く投げられたから知ってるよ」

アルミン「モンゴルすもう…どんなのか気になるな!」

アルレルト(爺)「そうじゃな…どんな風にやるんだい?」

アニ「相手をこの丸い線から外に出す遊び、押し出したり、持ち上げたりして外に出すの」

ミカサ「そ、そんなのできないよ…」

エレン「ミカサならやれるって、な?」ポンッ

ミカサ「エレン……」

アニ「此処で勝てた奴が次の王様、女王にしてやる」

ミカサ「うぅ…なりたいけど…」チラッ

らいなー「ん?」

ミカサ「(勝てるかわからないよ~)」

ベルベルトン「らいなー、手加減しなよ?相手はか弱い女の子なんだから」ボソボソ

らいなー「勝負にハンデなんかいらねーだろ?(顔近いな…)」

アルレルト(爺)「ミカサちゃん…らいなーくん。怪我をしないようにの~」

エレン「頑張れミカサ!」

アニ「これより、モンゴル相撲を開始する!両者土俵の中に入って!」

アルミン「どんな戦いになるんだろう…」ワクワク

らいなー「ミカサ、手加減はしないからな」

ミカサ「わ、私だって!」

アニ「両者、共に片手をこの線において」

らいなー「こうか?」

ミカサ「中腰なんだ…」

アニ「そして、私がみあってみあって~って言うからもう片手も拳の構えで線の上において」

ミカサ「こう、かな…?」

らいなー「よし…それで次は?」

アニ「最後に、はっけよ~いのこった!って言ったら両手の拳を線に触れたら試合開始になるよ。」

らいなー「ほう…そんじゃあ本番といくか」

ミカサ「負けない!」

アニ「いくよ…みあって~みあって~」

ミカサ「(勝ってエレンを王様に!)」

らいなー「(勝ってなにかやるか…)」

ベルベルトン「が、頑張れ~」

アルミン「ミカサー!らいなー!頑張れー!」

エレン「やっちまえー!」

アルレルト(爺)「ほっほっほっ…」

アニ「はっけよ~い」

ミカサ「」スッ
らいなー「」スッ

アニ「のこった!!」バッ

ミカサ「っ」ガシッ

らいなー「おお、耐えたか…」

アルミン「(らいなーの突進にミカサが耐えた!!だけどつらそうだ…)」

ベルベルトン「が、頑張れにゃ~!」

エレン「頑張れ~!」

らいなー「(いっきに押し出す…)」ググッ

ミカサ「っ…(力が強い…だけど負けない!)」ズリズリ

アニ「のこったのこったー!」

アルレルト(爺)「(アニちゃんは嬉しそうだね…)」

ミカサ「ま、けない!」ググッ

らいなー「おぉ、だがな…俺も負けられねーんだ!」ググッ

ベルベルトン「あぁ、ミカサが押されてる…」オロオロ

エレン「頑張れー!ミカサー!!」

アルミン「らいなー!ミカサー!頑張れー!!」

ベルベルトン「が、頑張へー!」

アニ「(ベル頑張れ!もっと声を出すんだ!)」

らいなー「そろそろ…かな…」

ミカサ「っ…ま、負けない!!」ガシッ

らいなー「なっ(俺を少し持ち上げただと…だが…)脚ががら空きだ!!」パシッ

ミカサ「なっ(バランスが崩れて…)」

ドサッ

アニ「勝者はらいなー!」

ミカサ「っ…悔しい…」

らいなー「ミカサ、お前はつえーな」スッ

ミカサ「…次は私が勝つからね!」スッ

ガシッ

アルミン「ミカサが負けた…初めてみたよ」

エレン「いつもは勝つもんな…」

アルレルト(爺)「二人とも凄かったよ…怪我はないかい?」

ミカサ「大丈夫…」ニコッ

らいなー「あぁ」ニコッ

アニ「それじゃあ次の王様はライね」パサッ

らいなー「あぁ、そう言えばそうだったな…んー、王様か…」

ベルベルトン「む、無茶なお願いは止めなよ、ライ」

アルミン「(僕とすもうなんて無理だよ…エレンにも勝てないんだから)」

エレン「なにを命令すんだ?王様」

らいなー「そうだな…>>117>>118をする…でいいか」

エレン

紐無しバンジー

らいなー「エレンが紐無しバンジーをするでいいか」

エレン「ちょっと待てよ!」

ミカサ「そんなの危険すぎる…駄目」

らいなー「あの木の上から降りてこいよ、建物三階分かな…」

ベルベルトン「ら、ライ!き、危険だよ!」

らいなー「三階分なんか楽だろ?」ボソボソ

ベルベルトン「確かに…僕たちは楽に出来るけど…」ボソボソ

アニ「だけど相手は人だよ?」ボソボソ

エレン「やってやるよ…あぁ!やってやる!」

らいなー「そのいきだ!流石男だな!」バシバシ

エレン「いて、いてて…背中を叩くなよ…」

ミカサ「だ、駄目!危険すぎる!」

エレン「大丈夫だって…着地も綺麗にしてやるからな!」

アルミン「あ、危ないよ…」

アルレルト(爺)「紐無しは危険だから止めなさい…頭から落ちるんだよ?」

エレン「え…」

らいなー「当たり前だろ?バンジーを足から降りるか?」

アニ「えぇ、足から落ちるのはあるけどやっぱり頭からだよ」

ベルベルトン「…やっぱり危険なんだよ…僕たちは出来るけど…」

エレン「出来るって…いや、無理だろ」

らいなー「それなら手本を見せてやるか…腕は使って良いからな?」ガサガサ

ベルベルトン「ライ、無茶しないで」

アニ「失敗すんなよ」

アルレルト(爺)「らいなーくん!危険だから止めるんだ!」

らいなー「大丈夫大丈夫って…よっと」ガサガサ

ミカサ「らいなー!駄目!危ない!」

アルミン「あわわわわ…」

ベルベルトン「……右に二センチズレて」

アニ「…その位置なら枝には当たらないよ」

らいなー「…此処だな」ピョン

ヒュウゥウゥ

アルレルト(爺)「らいなーくん!」

ベルベルトン「大丈夫…ほら、もう着地だよ」

ドン

らいなー「……っとまぁ、こんな感じか!」スタッ

エレン「さ、逆立ち…うおぉ」

アニ「あんた、今回きれが悪いね」

らいなー「よっと…そうか?次はエレンの番だ」

ミカサ「駄目!危険!」

エレン「(らいなーが出来て俺が出来ないはずはない!)やってやる!」ガサガサ

アルミン「エレン!」

アルレルト(爺)「下になにか…」

ベルベルトン「も、もし危ないとわかったら…僕が受け止めるよ…エレン」

ミカサ「…………」

エレン「よーし、登れた!(高いな…だけどらいなーが出来たんだ!それなら俺も出来る!)」

らいなー「止めるかー!」

エレン「いや!やってやる!!」

アニ「そのいきだよ!」

アルレルト(爺)「(んー、なにかクッションを…)」

アルミン「………エレン」

エレン「行くぞー!!」ピョン

ヒュウゥウゥ

ベルベルトン「エレン!真っ直ぐにしないと!」

ミカサ「」ダッ

らいなー「ミカサ!?」


ガシッ

「」ズザザ

エレン「(あれ…痛くねー、ま、まさかベルベルトンが!?)」ドキドキ

ミカサ「エレン!大丈夫!?」

エレン「…………」

アルレルト(爺)「大丈夫か!?ミカサちゃん!エレンくん!」

アルミン「(落下したエレンは地面スレスレに助けられてしまった…だけどエレン…君はなぜ白目をむいてるんだい?…)」

ベルベルトン「大丈夫…」

エレン「ベルベルトン…(まさか俺を心配しに!?)」

ベルベルトン「ミカサ」

エレン「」

ミカサ「大丈夫…私よりエレンが心配…ほら、泣いてる」

らいなー「あっはっはっはっ!ま、まだガキだな!」

ベルベルトン「ライ!エレンは勇気あるんだからからかわない!」

アニ「あんな高さで女に助けられちゃ駄目ね…」

らいなー「だよな、俺達なら楽な高さだろ?」

ベルベルトン「確かにそうだけど…エレンは普通だから」

エレン「ミカサ…おろして」

ミカサ「あ、わかった……」

エレン「」イジイジ

アルミン「(すごく…いじけてます…)」

ミカサ「エレン!どこか悪いの!?大丈夫!?」

エレン「(俺、かっこわるいな……ミカサに助けられるし…ベルベルトンには心配されないし…)」イジイジ

アルレルト(爺)「らいなーくん、次からは危険だから止めるんだよ」

らいなー「はーい」パサッ

アルミン「あれ?冠?」

らいなー「あぁ、次はアルミン、お前が王様だ」

アニ「らいなー王は民に危険な行為をさせるため、暗殺された」

らいなー「なんだと…!」

ベルベルトン「あ、暗殺なんて恐ろしいよアニ…ここは、ライが民に手を出したから王様からおろされた方が…」

らいなー「おいまて」

アニ「…らいなー王は男の民に手を出したため、おろされた」

らいなー「おい!なんでそうなるんだよ!!おかしいだろ!?」

アニ「…ならなにがいいのよ」

らいなー「普通に解任したとかで良いだろ」

アルミン「それじゃあ僕は荒れてる中王様に!?…不幸だ」

ミカサ「エレン…」オロオロ

アルレルト(爺)「エレンくん、大丈夫かい?」

エレン「は、はい……」

アニ「王様ー、民が暴れてまーす」ビシッ

ベルベルトン「え、えぇ!ぼ、僕なの!?」

アニ「ほら、暴れて…」

ベルベルトン「えっと、えっと…やぁ~」

らいなー「アルミンに飛びかかれ!」

アルミン「ちょっと!今僕は王様で!」

ベルベルトン「えっと、えっと…やぁ~」ギュゥ

アルミン「………(なんか可愛いな…やぁ~っで抱きつくなんて…)」ナデナデ

ベルベルトン「…ぎゅー」カァアァ

アルミン「恥ずかしいならやらなくて良いよ」

ベルベルトン「う、うん…」

アニ「さぁ、アルミン王よー、なんなりと命令をー」

アルミン「いきなり!?」

エレン「(綺麗に…次こそは綺麗に着地してやる!)」

ミカサ「エレン……」

アルレルト(爺)「アルミン、危険な行為は駄目だよ」

アルミン「う、うん……>>133が…>>134をする…」

ベル

一人漫才

アルミン「ベルが…一人漫才をする…」

アニ「な、なにを!アルミン!君はなにを言ったか解ってるのか!?」

らいなー「あぁ!ベルが気絶してる!」

ベルベルトン「」チーン

ミカサ「綺麗に白目をむいてる…」

アルミン「え、えぇ…でも、一人漫才ぐらいしか浮かばなくって…」

アニ「酷い……此処まで鬼畜なんて思わなかった」

らいなー「あぁ…まさかアルミンが…」

ベルベルトン「」

アルミン「べ、ベルベルトン…」

アルレルト(爺)「ふむ…なにか他のを思い付いたらどうだい?その間ベルくんを起こそう」

らいなー「ベル!ベル!」

ベルベルトン「」ユサユサ

アニ「起きない…」

エレン「なんだ…ベルベルトン!?なにが起きたんだ!?」

ミカサ「アルミンが…」

エレン「アルミン!なにしたんだよ!白目むいてるぞ!?」

アルミン「いや…ただ…ベルベルトンに一人漫才をお願いしたら…」

エレン「倒れたのか…うーん、どうするか…だな」

アルミン「起きないね」

らいなー「……ベル!!」

ベルベルトン「うわっ!!」

アニ「ライ、ベルの鼓膜が破れたらどうする?耳元で叫んで…」イライラ

らいなー「起こすためには仕方ないだろ…ほら、ベル」

ベルベルトン「………あ、そうだ…あ、アルミン」

アルミン「は、はい!」

ベルベルトン「あの……一人漫才、しないと、いけないんだよね」

アルミン「まぁ…うん、出来ないなら他のも」

ベルベルトン「一回…一回だけやってみる。出来なかったら他の、事にしても…」

アルミン「いいよ!(寧ろ今他のにした方が…)」

アルレルト(爺)「無理をしちゃだめだよ?ベルくん」

ベルベルトン「う、うん…」ギュ

エレン「(服を掴んで…一人漫才だから手伝えないのが悔しいな…)」

ミカサ「…漫才…どうやって笑わすの?」

ベルベルトン「ひっ!あ、え…そ、そうだ…笑わないと…」

アニ「無理なら言いなよ」

ベルベルトン「ぅ、うん……」

らいなー「………(見守るしか出来ないな…)」

ベルベルトン「え、えっと…ふ、ふとんがふっとんだ!」カァァァ

アルミン「へ…」

ベルベルトン「あ、アルミンのあるミン家!」

ミカサ「………」

ベルベルトン「ひ、ひっく…え、エレンの…エレンの…エレンゲ!」

エレン「ん?んん?」

ベルベルトン「お、おじいちゃんは…おじいちゃん!」

アルレルト(爺)「ほっほっほっ」

ベルベルトン「ミカサは…ミカサ、ミカサのカサ!」

ミカサ「カサ…?」

ベルベルトン「ぁ、アニ…アニ…アニキ!」

アニ「ベル、それは漫才じゃない…」

ベルベルトン「ら、ライ…ライ…ライだっちゃ!」

らいなー「あ、あぁ…」

ベルベルトン「ぅ、うぅ…む、無理だよ…ごめ、ごめんねみんな」ポロポロ

アルミン「あぁ!ごめんねベルベルトン!他!他のお願いするから!」ワタワタ

エレン「アルミンが泣かした…」

ミカサ「悪ガキ三人に泣かされるアルミンが…人を泣かした!」

アルミン「エレン!ミカサ!悪ふざけはしないでよ!」プンスカ

らいなー「それで、他は思い付いてるのか?」

アルミン「う、うん」

アニ「ベル、頑張ったね」ナデナデ

ベルベルトン「ひっく、ひっく、ごめ、ごめんね…アニ」

アニ「いいよ」ナデナデ

アルミン「…ベルベルトン、他の事なら、平気かな?」

ベルベルトン「……うん」グスッ

アルミン「それなら…>>145

誰かの似顔絵

アルミン「"誰かの似顔絵"を描いてくれないかな?」

ベルベルトン「ぐす…似顔絵?」

アルミン「うん、誰でもいいよ」

ベルベルトン「描く…」ゴシゴシ

アルレルト(爺)「そうじゃ…ベルくん」

ベルベルトン「お爺ちゃん?」

アルレルト(爺)「紙と…ペンだよ。これで描いてくれるかい?」

ベルベルトン「いいの?お爺ちゃん…でも、紙って大事で、えっと、えっと」

アルレルト(爺)「良いんだよ…アルミンも良いんだろ?」

アルミン「うん!だからベルベルトン、描いてみてくれるかな?」

エレン「俺!俺描いて!!」

らいなー「おいおい、ベルの自由だろ」

アニ「ベル…私とミカサ描いて」ギュッ

ミカサ「アニ?」

アルミン「あぁ、ずるいよ~」

ベルベルトン「…みんな…みんな描く!」

アルレルト(爺)「(ベルくんが意志をもって…うん、ちゃんと君には意志があるんだよ)」

エレン「あ、指輪…ベル!!描き終わったら、左手出して!!」

ベルベルトン「う、うん…エレンわかったよ」ニコッ

アニ「ミカサ、みんな、出来上がるまで鬼ごっこしよう」

アルミン「良いのかな?」

ベルベルトン「うん!僕が描き終わるまで遊んでて!」フンス

らいなー「と言うわけだから遊ぶぞ!」

エレン「らいなーが鬼な!」

らいなー「なに!」

アルミン「じゃんけんできめ」
アニ「ミカサ!逃げるよ」

ミカサ「わかった…」

エレン「逃げろー!」

アルミン「えぇー」

らいなー「アルミン…良いから逃げないと捕まえるぞー!」タッタッタッ

アルミン「うわぁああぁ!早いぃい!」タッタッ

アルレルト(爺)「………ベルくん」

ベルベルトン「は、はい!」

アルレルト(爺)「今だけ、お爺ちゃんに本当のお名前を聞いても良いかい?」

ベルベルトン「……な、なんで…」

アルレルト(爺)「お爺ちゃんはね、ベルくんの心がわかるからだよ」ナデナデ

ベルベルトン「っ…お爺ちゃん…お願い、だから…名前を言うからウォール・ローゼに逃げて」ポロポロ

アルレルト(爺)「……ベルくんに泣かれたらね…わかったよ、ちゃんと逃げるからお爺ちゃんだけ、教えてくれるかい?」

ベルベルトン「う、うん……僕の、な、名前はーーー」


「ーート」

ユサユサ

「ーートルト」

ユサユサ

「ん……」

ライナー「起きろ、ベルトルト」ペチッ

ベルトルト「うわっ!」ビクッ

ライナー「まったく、探したぞ…日陰でお昼寝はいいが…エレン、大丈夫か?」

エレン「だ、大丈夫だ…ありがとなライナー、助かったぜ」

ベルトルト「ん?僕、エレンになにかした?」ゴシゴシ

エレン「あー、ちょっとな…」

ライナー「お前の寝相の悪さだな…エレンに四の字固めしてた」

ベルトルト「えぇ!?ご、ごめんよエレン!」

エレン「いいよ…ベルトルトに迂闊に近寄った俺が悪いからな(キスしようと近寄ったらいきなり抱き締められたからな…うん、あれは役得だった。)」

ライナー「そう言えばアルミンのお爺さんが来るんだろ?迎えに行かなくて良いのか?」

エレン「いっけねー!ミカサに歓迎の準備をする約束してたんだった!」

ベルトルト「そっか…あ…」パサリ

エレン「ん…?花の指輪?」

ベルトルト「あぁ…シロツメクサの指輪だよ。初恋の子に貰ったんだ」

エレン「初恋の子に?俺も初恋の子に指輪を作って渡したんだ…名前を忘れちまったんだけどな」

ライナー「それは初恋っていうのか?」

エレン「あぁ…なげー名前でよ…だから俺はベルって呼んでたんだ。」

ベルトルト「僕の呼び方と一緒だね」

エレン「名前が似ててよ…あぁ!だ、だけど今一番愛してるのはベルトルトだからな!?」ガシッ

ベルトルト「あ、ありがとう…エレン」カァァァ

ライナー「……イチャイチャな所悪いが…行かないのか?」

エレン「あぁー!やっべー!!ベル!ちょっと行ってくるからな…っ」チュ

ベルトルト「ん…ら、ら、ライナーの前で止めてよバカ!バカバカバカバカ!」ポカポカ

エレン「(真っ赤な顔で可愛いな…あぁ、俺の嫁可愛い)」ニマニマ

ライナー「はいはい、美味しいノロケをありがとう」

ベルトルト「むぅー!」ポカポカ

エレン「わ、悪いって…」

「エレン!!」

「やっと見つけた…」

ライナー「あぁ、お迎えだな」

エレン「母さん!?ミカサ!?」

カルラ「早く準備するわよ…ライナーちゃんも手伝ってくれるかしら?」

ミカサ「エレン…お爺ちゃんがもうくるから行こう…アルミンも頑張ってサシャからご飯を守ってる」

エレン「アルミン一人は過酷だ!!行こうぜ!」

ミカサ「待って!!」

アニ「ん…なにかあるのか?」

ミカサ「アニ……来て」ガシッ

アニ「え?ちょっと!ちゃんと説明を!手を握るな!走るな馬鹿ミカサ!」タッタッタッ

ミーナ「ミカサ!アニとの散歩デートを取らないでよ~」タッタッタッ

ライナー「はぁー、ベルトルト。先に行ってるから来いよ」

カルラ「ライナーちゃんありがとう…さ、早く準備しないと…」

ベルトルト「…………」

「すまないが…食堂の場所を教えてくれるかな?」

ベルトルト「あ…はぁー」

「ん?ベルくんかい?」

ベルトルト「………いや…」

「四つ葉の栞…使ってくれてるんだね。お爺ちゃんは嬉しいよ」ナデナデ

ベルトルト「っ……お爺ちゃん」

アルレルト(爺)「今はベルトルトくんと呼んだ方が良いかな?ベルベルトンくん」

ベルトルト「……お爺ちゃんの好きな呼び方で…いや、ベルトルトって呼んで下さい」

アルレルト(爺)「そうか…四つ葉の花言葉…「真実の愛」を見つけたようだね」

ベルトルト「…はい…今、幸せです」

アルレルト(爺)「良かった良かった…ベルトルトくんが気がかりだったからね。あぁそうだ…君が描いてくれた似顔絵をもって来たんだ」

ベルトルト「似顔絵…あぁ…確かに描きましたね。ふふ、下手くそだな」

アルレルト(爺)「でも、お爺ちゃんにとっては宝物だよ…みんなが笑顔なんだから。アニちゃんやライナーくんも元気そうで良かった…」ナデナデ

ベルトルト「ぁ、あのお爺ちゃん……」

アルレルト(爺)「ベルくん…今は楽しいかい?幸せかい?」

ベルトルト「……はい。」

アルレルト(爺)「そうか…それは嬉しいよ。シロツメクサの指輪をしたらどうだい?本人の前で」ニコニコ

ベルトルト「えぇ!?は、恥ずかしいですよ!まだ、覚えてないし…」

アルレルト(爺)「お爺ちゃんとした約束だよ…幸せを見つけたらお爺ちゃんに知らせるってね」

ベルトルト「……お爺ちゃんにはかなわないな…指輪入るかな」

アルレルト(爺)「…エレンくんにまた作ってもらったらどうだい?」

ベルトルト「え、エレンに!?えっと、えっと」カァァ

アルレルト(爺)「ほっほっほっ君たちが再会して良かったよ…ベルトルトくん」

ベルトルト「…はい」

アルレルト(爺)「幸せになって良かった…お爺ちゃんは嬉しいよ」

ベルトルト「お爺ちゃん……う、うぅ」ポロポロ

アルレルト(爺)「泣き虫も変わらないみたいだね…よしよし、ベルくんはあの日も泣いてたね。エレンくんと離れたくないから」

ベルトルト「うぅ、ぐす…お爺ちゃんごめ、ごめんなさい…ごめんなさいお爺ちゃん」ポロポロ

アルレルト(爺)「そうだ…たしか冠を被ったら王様って遊びをしてたね…エレンくんとベルくんはなるまえに帰ってしまったから…今日はベルくんとエレンくんが王様だよ」ポスッ

ベルトルト「冠だ…」

アルレルト(爺)「あの日のは枯れてしまってね…新しく造ったんだよ…さぁベルくん」

「ベルトルトー!あぁ!お爺ちゃん!」

アルレルト(爺)「今日は王様だからエレンくんにお願いを頼んだらどうだい?」パチン

ベルトルト「(ウインクされちゃった…)」

エレン「ベルトルトが案内してくれたのか?ありがとな!お爺ちゃん久しぶり!」

アルレルト(爺)「久しぶり…エレンくん。アルミンは…」

アルミン「お爺ちゃーん!!」

アルレルト(爺)「おぉ、身長が伸びたね、アルミン」

ミカサ「お爺ちゃん…」

カルラ「お爺さん。お久しぶりです」

アルレルト(爺)「ミカサちゃんにカルラさんか…ミカサちゃんは昔より可愛いね」

ミカサ「あ、ありがとう…あ、みんなを紹介…する」カァァアァ

アルレルト(爺)「これこれ、引っ張っても逃げないよ…」

エレン「…ベル、行こう…ん?冠?」

ベルトルト「…エレン、昔僕ね、遊びをしたんだ。冠を被ったら王様って」

エレン「ベルもしたんだ…俺もなんだ。なにかあるのか?」

ベルトルト「うん…エレン、花の指輪を僕の薬指に付けてくれるかな?」

エレン「え…花の…指輪?」

ベルトルト「うん…この銀の指輪と同じ場所にまた、君の愛を欲しい。僕って欲張りかな?」

エレン「そんな事ねぇーよ!あぁ、幸せだ」

ベルトルト「…エレン」

エレン「ベル…っ」チュ

ベルトルト「ん…僕は幸せだよ…愛してる、エレン。君がずっと好きかわからないけど…ずっと…ずっと好きだよ」

エレン「だから言ってるだろ?もう一生離さないって…愛してるよ"ベルベルトン"」チュ

ベルトルト「え…ん…え、エレン今!」

エレン「ほら行こう…お爺ちゃんたちが待ってるぜ」ニカッ

ベルトルト「……後でじっくり話そうね、エレン」

アルレルト(爺)「…どうやら…またご近所さんに家族が増えたみたいだね。カルラさん」

カルラ「私は認めてません!」

アルレルト(爺)「ほっほっほっ昔と変わらないね…」

カルラ「また手を繋いで…まったく!私たちしか今はいないから良いけど…エレン!!ベルトルトちゃん!!人前は止めなさい!」

アルレルト(爺)「(この似顔絵…みんなが笑ってる似顔絵の様に、ベルくんが笑顔で良かったよ)」

アルレルト(爺)「(さて…)今日も平和が続きますように」


今回はネタが浮かばないからこうなってしまってすまない。
一応エレンとベルトルトはもう調査兵団入りになってる設定だよ。あとはアニとミカサを仲良くしてみたかっただけなんだ。

それじゃあ三回目の次スレを決めよう。


>>167 キャラクター

>>168 題名

となるよ…次スレ、もしかしたら深夜の方になるかも…もしかしたらだから確定じゃないよ。
それじゃあまたもオナニーに付き合いありがとうございました!!

エレン

オレの幼馴染がこんなに可愛いわけがない

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom