真美「兄ちゃん!久しぶりにゲームしようよ!」 (91)

P「真美か、うーん...」

真美「最近全然出来なかったし、事務所に3人だけじゃ暇だよ~」

P「音無さんに頼んできてくれ」

真美「ピヨちゃんは2日ぶりとか何だか言ってトイレに籠って出てこないよ~!」

P「あぁ、音無さん...うーん、じゃあやるか」

真美「よーし!久しぶりに真美の腕を見せてやりますかね~!」



カチカチカチ
ピコピコピコ
ドカーン!1P,WIN!

P「あちゃー、俺の負けか」

真美「兄ちゃんありえないっしょ!強い弱いとかじゃなくて操作メチャクチャすぎ!」

P「いやいや、真美が強すぎるんだって!」

真美「まあね~!」

P「うーん、やっぱり真美は強いなぁ」

真美「んっふっふ~兄ちゃんが勝つなんて10年は早い!」

翌日

真美「兄ちゃん、見てみて~」

P「真美か、どうした?」

真美「この前撮影した真美達の雑誌が届いたよ!」

P「おぉ、音無さんにはもう見せたのか?」

真美「ピヨちゃんは2日連続なんで奇跡だとか何だか言ってトイレに籠って出てこないよ~」

P「あぁ音無さん...じゃあ後で見ておくよ」

真美「えっ!今見てよほら!」ペラッ

P「これは...」

真美「じゃーん!メガネの真美もなかなかセクチーっしょ!」

P「......」

真美「どうしたの兄ちゃん?」

P「よく撮れてるなと思ってな」

真美「ふっふっふっ、まさか大人の魅力でメロメロですかい兄ちゃ~ん?」

P「そ、そんなわけないだろ!」

真美「んっふっふ~兄ちゃんったら~」

P「ったく...」

翌日

真美「兄ちゃーん!今日もゲームしようよ...って」

P「...zzz」

真美「デスクにつっ伏して寝てるじゃん、疲れてるのかな?」

P「...zzz」

真美「アイマスクまでして準備バンバンですな~!」

P「...zzz」

真美「しかもこれピヨちゃんがよく眠れるとか何だか言ってた【蒸気でHOTなiマスク】じゃん」

真美「それにピヨちゃんも他の人も居ないし!よ~し、ここは...コホン」

                _,. : : : ̄ ̄ ̄: : :- 、__ /: : : ヽ
           ,. : :´: : : : : : : : : : :--:、: :__/: : : : : : ハ

          /: : : :, : : : : : :l: : : : : : : :(__。)_:_: : : : : |
         ,:': : : : :/: : : : : ::/_: ,: : :__: : : :(__。): , : : : :!
          /: ; : : : {: : : : : :./ `/イ: : -: : : :{: : : : : : :|
        ,: : l: : : : : :j: : : :.l     \: :_/:ハ: : : : : :.|
         |: : }: : : : :/!: : l:/         l: :,ィハ |: : : : : :|
         }: イ: : : : / l: : l:{    /   }:// } !: ; : : : :!:.
         l/ ∨: :/、_ Ⅵ!リ 、__/_   ,: { ' / |:/: :; : :.|::.
             Ⅳrtチテ从  伐テテ' }  |:/_,/  {: : / : : l: :.
            }ハ  ̄ ,    ` ̄    j:{/`ヽ. |: /: : :.:.|: :}
               }           /リ / },!イ: : : : :!: ;
              人  ー-、   ,..ィ   /  //: :!: : : : :|:/
             >---- ≦   / / / {:.ハ: : : :.j/
             /   /   __/ /  {/ l/  }: : :/

小鳥(真美)「プロデューサーさん!起きてください!」

P「うーん...お、音無さんですか...?」

小鳥(真美)「(流石真美のモノマネは完璧っしょ!寝ぼけてアイマスクついてることも忘れてるし。よーし、ここは...)」

小鳥(真美)「プロデューサーさん、疲れてるのは分かりますが聞いてもらえますか?」

P「はい...なんですか?」

小鳥(真美)「あの話、あの子達には言ったんですか?」

小鳥(真美)「(んっふっふ~寝ぼけてる今のうちに大事な秘密を聞いて後で兄ちゃんをからかっちゃおうかな~)」

                       _,...、
            ,. . . :―‐-. .、  /:_: : : : ヽ
         , . :´: : : : : : : : : : : `ヽ、__): : : : :{

         /: : : :,: : : : : : : : : : : : :_: ヽ_): : : : :.
       /: : : :/: : : : : : : : : : : : : : :ヽ: :、: : : : :!
        ,: : : :./: : : , :': : : : : : :,: : : : : : :}_: ',: : : : l
      l: : :/:{: : : /: : : : : : : :/: : : : : : /ィ: : ,: : : :!
       {: :/: :!: : /: /: :,ィ: :./: :,: : : : :/ Ⅵ:!: : : {
      ∨-、|:,イ: :/://イ /:イ: : :/:/   }/: : : :.!
        {-、.|: l:./  __-― '/: //ー--/: : : : :.|
       ㌧_|: |'  イ斥㍉/イ   ィ心イ : : : : :.:|
          |: |    弋ソ     {,ソ/|: : : : : : |
          |: |、            ,   { ,リ: : : : : :|
         ヾ!        _   人!:l: : : ハ: j
          |   :.、   ´  /  |:ハ: : | ;/
        /|    ` r- ‐ ´   / }: :/

     _//イ       { ヽ、_       l:/
    /:、  \ \     ヾ /  `ヽ、  /
   /:::::::::\  `ヽ \   /イ   /:::::l

続きは?

P「あ、あの話...?」

小鳥(真美)「ええ、その話です。今は私達以外事務所に居ませんし良いじゃないですか~」

P「あれ?真美は居ませんでしたか?」

音無(真美)「あ、ああ真美ちゃんならコンビニに行きましたよ」

P「そうですか......」

小鳥(真美)「ええ、二人だけです。それで、あの話は?」

P「......い、いいえ、まだです」

小鳥(真美)「(兄ちゃんのことだし、いおりんにビンタされまくったとかかな~)」

            ノヘ,_
    ,へ_ _, ,-==し/:. 入
  ノ"ミメ/".::::::::::::::::. ゙ヮ-‐ミ

  // ̄ソ .::::::::::: lヾlヽ::ヽ:::::zU
  |.:./:7(.:::::|:::|ヽ」lLH:_::::i::::: ゙l   いぇい!
 ノ:::|:::l{::.|」ム‐ ゛ ,,-、|::|:|:::: ノ   道端に生えてる草は食べられる草です!

 ヽ::::::人::l. f´`  _  |:|リ:ζ    畑に生えている草は美味しく食べられる草です!
 ,ゝ:冫 |:ハ、 <´ノ /ソ:::丿
 ヽ(_  lt|゙'ゝ┬ イ (τ"      ホント 貧乏は地獄です! うっう~~はいたーっち!!!

       r⌒ヘ__>ト、
      |:  ヾ   ゞ\ノヽ:    __  .      ri                   ri
      彳 ゝMarl| r‐ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| |                   / |
       ゞ  \  | [,|゙゙''―ll_l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l
        /\   ゞ| |  _|_  _High To

P「...音無さん、前にも言いましたけど、この話は」

小鳥(真美)「ん?」

P「アイツらは今トップアイドルになる一歩手前まで来ています」

小鳥(真美)「は、はい」

P「とてもとても大事な時期なんです、分かりますよね?」

小鳥(真美)「......はい(な、なんか兄ちゃん怖い)」

P「それこそ俺なんかの事で不安を与えるわけにはいかないんです!」ガタッ

小鳥(真美)「ヒッ!」

P「あっ!す、すみません、つい熱くなってしまって.....」

小鳥(真美)「い、いえ私の方こそ」

P「社長や律子、それに音無さんには感謝してもしきれません...」

小鳥(真美)「わ、私なんて(どうしよう...なんか思ってたのと全然違うよ...)」

P「アイツらは必ず輝ける力を持っています」

P「しかしトップアイドルになるには不安や悩みを抱えたままでは難しいです」

P「ましてや俺なんかのことで...」

小鳥(真美)「(えっ...兄ちゃん一体何を隠して...)」

P「騙す形になって心は痛いですが、あと少し、ほんの少しの間だけでもいいんです」

P「もう覚悟は出来ていますから」

小鳥(真美)「(兄ちゃん、真美達にそこまでしてなにを...)」

小鳥(真美)「.........」

小鳥(真美)「......!!!!!」

――――――
P「あちゃー、俺の負けか」

真美「兄ちゃんありえないっしょ!強い弱いとかじゃなくて操作メチャクチャすぎ!」
――――――

真美「じゃーん!メガネの真美もなかなかセクチーっしょ!」

P「......」

真美「どうしたの兄ちゃん?」

P「よく撮れてるなと思ってな」
――――――

小鳥(真美)「あ、ああ...」

――――――
真美「あ、危ないよ兄ちゃん!」

P「大丈夫大丈夫...痛っ」ガンッ

ザザーッ

真美「あ!兄ちゃんのデスクの書類が!」
――――――


小鳥(真美)「ああ.......!!」

――――――
P「ふぅ...なんとか片付いたな」

真美「ほとんど真美が手伝ってあげたけどね!それにしても兄ちゃんもそろそろオジサンですな~」
――――――

小鳥(真美)「(流石真美のモノマネは完璧っしょ!寝ぼけてアイマスクついてることも忘れてるし。よーし、ここは...)」

―――

小鳥(真美)「(あ、ああ....ま、まさか兄ちゃんの...兄ちゃんの....)」

P「音無さん達には本当に本当に迷惑をかけているのは分かってます、ですがもう少し、ほんの少しだけ、絶対に隠さないといけないんです」

P「俺の目が、もうほとんど見えていないことは」


真美「にい...ちゃん...」

P「なっ!ま、真美か!?」

真美「兄ちゃん...め、目が...見えないの...?」

P「......」

真美「それなのに...真美は...兄ちゃんに肩車させたり...真美は...っ!」

P「っ....!」

真美「ゴメンね兄ちゃん...グスッ...ゴメンなさい...!」

P「(一番恐れていたことがおきてしまった...)」

1ヶ月前

ガチャ

P「おはようございます」

小鳥「おはようございます、プロデューサーさん」

P「さて、今日も頑張りますか!」

小鳥「はい!」



カタカタカタカタ

P「うーん...」

小鳥「どうしたんですか?」

P「なんか最近視力が落ちたかなーって...」

小鳥「あー、私も最近...新聞紙とか」

P「それって老...いえ、なんでもないです、それにしては急に見えにくくなった気がするんですよねぇ」

小鳥「うーん...明日、眼科にでも行ってみたらどうですか?」

P「でも、アイツらは今大事な...」

小鳥「1日くらい私達でも大丈夫ですよ!それに【期待の若手さん】には体を大事にしてほしいですから」クスッ

P「....ありがとうございます、それじゃあ明日は休みます」

小鳥「はい、わかりました」

翌日

P「新しい....?」

眼科医「ええ、ここ最近見つかったまったく新しいタイプの病気です」

P「それで、どうなるんですか...?」

眼科医「このままだと...40,50日ほどでしょうか」

眼科医「徐々に視力が低下し、最終的には殆ど見えなくなります」

P「....治療法は?」

眼科医「誠に申し上げにくいのですが...この病気は発病が確認されたのは国内では僅か数人です」

眼科医「決定的な治療法は...現段階ではありません」

P「なっ...!」

他のサイト開く度に代わるIDタイプなんだ
だけどいくつか俺じゃないやつがある


眼科医「我々も最善は尽くしますが、症状を遅らせることが限界です」

P「(そんな...今がアイツらには大事な時期なんだぞ...?)」

P「こんなのって...」


その後は頭が真っ白だった
翌日、事務所に来た俺は社長と律子、
音無さんに事の一抹を報告した

律子や音無さんはここに残っても良いと言ってくへた
社長に至っては事務所を俺の使いやすいように改装しても良いとまで言った

しかしそこまでしてもらう訳にはいかない
そこで俺は一つの提案を出した

律子「新しい.....」

小鳥「プロデューサーさん?」

P「はい、確かに50日という厳しい期間ですが、俺の代わりにアイツらを見守って行く人が必要なんです」

小鳥「な、プロデューサーさん以外にあの子達を育てられる人なんて...」

小鳥「それに、50日以内で見つけ出すなんて、そんな」

社長「いや、アテはある」

律子「なっ!?」

P「本当ですか?」

社長「私の知り合いの息子が最近そういった仕事をしたいと言っていてね」

律子「だからってそんな簡単に...!」

P「それは俺も分かってる、ただ一度会わせてくれませんか?」

それからしばらくして

男「私がこの765プロのプロデューサーになることが出来た際には、必ず彼女達を.....」

プロデューサーの経験は無い人間だったが、その熱意はまるで自分自信を見ているかのようだった

P「(この人は信頼できる)」

P「君、ティンと来たよ」

P「俺が765を去った後、代わりに
アイドル達を守っていってほしい」

男「は、はい!」


P「後はアイツらをトップアイドルにするために、不安を与えないこと...」

P「この事はまだアイドル達に話すわけにはいかない」

しかしその考えは―

現在


真美「兄ちゃん...!」

ギュッ

P「真美...」

真美「真美はただ、軽い秘密を聞いて、グスッ、兄ちゃんを、からかうために...グスッ」

P「いや...いいんだ...黙ってた俺が悪かった」

真美「ごめんね、ごめんね兄ちゃん...」


ガチャ

小鳥「ただいま戻りまし...ど、どうしたの!?」

真美「ビヨぢゃあぁぁん!真美はぁぁ!」

P「.....真美に聞かれてしまいました」

小鳥「!」

真美「うわぁぁぁぁん!」

>>1はPの目が見えなくなる展開に持っていきたかったの?
それとも他の誰かの文章でそういう方向に行ったのか?

P「(その後、音無さんは真美を家まで送っていった)」

P「(真美は最後まで俺に謝り続けていた)」

P「これは...思っていたよりはやく手を打たないといけないな...」


ガチャ

男「おはようございます」

P「男さんですか、おはようございます」

男「Pさん、大事な話とは...」

P「本来、君にはアイドル達がトップアイドルになったあとに引き継がせるつもりだった」

P「だけど、少し早くなりそうなんだ」

男「...Pさん」

P「何だ?」

男「聞きたいことがあります」

>>40
見えなくなるのは元々だよ
>>21は俺じゃないけどめちゃくちゃ似てるからそのまま続けてる


P「どうしたんだ?」

男「Pさんは、まだ完全に見えない訳じゃ無いですよね?」

P「あ、あぁ、ほんの僅かだが見えてはいるぞ」

男「私の前の職業、ご存じですよね?前にも話しましたが」

P「え?えーと...」

男「中野屋」

P「?」

男「中野屋眼鏡院ですよ」

P「あ、ああ確か創業72年和をコンセプトに岡山を中心に展開する、ハイクオリティーなメガネをリーズナブルな価格で提供する中野屋眼鏡院だな、すまんあんまり覚えていないんだ」

男「これを見てください」ペラッ

P「すまん...あまり見えないんだ」

男「双海真美さんと亜美さんの雑誌です。メガネをかけた姿がキュートですね」

P「(メガネを...この前真美が見せてきたやつか)」

男「このメガネを提供しているのが創業72年和をコンセプトに岡山を中心に展開する、ハイクオリティーなメガネをリーズナブルな価格で提供する中野屋眼鏡院です」

P「...それでその創業72年和をコンセプトに岡山を中心に展開する、ハイクオリティーなメガネをリーズナブルな価格で提供する中野屋眼鏡院がどうしたんだ」

男「はい、創業72年和をコンセプトに岡山を中心に展開する、ハイクオリティーなメガネをリーズナブルな価格で提供する中野屋眼鏡院に一度来てみてください」

P「新しいメガネをつけてみろってことか?ハハッ、眼科医でもお手上げなんだぞ、メガネなんかで変わるわけが」

男「変わります」

P「なに?」

男「騙されたと思って一度来てみてください」

P「.......」

次の日、俺は岡山に居た

多分1って入れてる方が1じゃない

P「ここが....最近子供の為の子供専用メガネ店「こどもメガネ院」もオープンして、岡山最大級の品揃え300本のメガネ数を誇る中野屋眼鏡院か...」

男「そうです、ここが「こどもメガネ院」の様子はブログで絶賛公開中の中野屋眼鏡院です。」

P「中に入ってみよう」

男「ええ、日々お客様に悦んで頂けるために喜びの探求を継続し続ける中野屋眼鏡院に入ってみましょう」

>>49
期待させてすまんおれが本当に1


P「店内は...すごい、少ししか見えない俺でも感じる...この」

男「えぇ、当店は【和】をモチーフにした店内の作りになっております。日本の高品質な眼鏡、そして日本の心。眼鏡を通してお伝えすることです。」

~♪

P「この音楽は....」

男「和は【なごむ】ともいうでしょう?店内は優雅なモダンジャズが流れ心地よい環境で眼鏡をお選びできます」

P「すごい...これが...」

男「中野屋眼鏡院ですよ」

スタッフ「いらっしゃいませ」ニコッ

P「凄い...あんまり見えないのに店員さんの真心が伝わってくる...」

男「中野屋眼鏡院では眼鏡屋です。しかし、眼鏡ではなく【人柄】を買っていただきたいと考えています。最高の商品、最高の技術をお届けすることはもとより、最高のおもてなしでお客様にご満足頂けることこそ私共使命であり喜びであります。」

P「すごい...これが、2年で3回までフレーム交換保証がついてくるという」

男「中野屋眼鏡院ですよ」ニコッ

男「さて、それでは眼鏡を選んでみましょうか」

P「今さらどんなメガネにしたって...」

男「当店は9種類の幅広いブランドを取り扱っており、お客様の様々な要求に答えるため日々努力をしております。これはどうでしょう?」スチャッ

P「この耳にフィットする掛け心地...アイウェイオブ・ザ・イヤー2013受賞の...」

男「【杉本圭】ですよ」ニコッ バーン

P「た、たしかに掛け心地は良いけど見えないんじゃあ...そ、それに!」

男「どうされました?」

P「俺は貴方が連れてきてくれたから岡山までこれたが、岡山まで行けない人も居るだろう?」

男「ご安心ください」ニコッ

P「ああっ....」

男「当店は楽天市場様と協力しており通信販売もしております」ニコッ

P「む、無敵だ....」

男「さて、続いてはレンズ選びですね」

男「クオリティーの非常に高いことで知られるHOYA製のブルーカットレンズです」

男「防ぐのは赤外線だけではありません」

P「?」

男「【青色光】、ご存じですか?」

P「いや...」

男「最近スマートフォンの普及で問題視されている光の事です。詳しい原因は解明されていませんがこの光を長時間浴びすぎると...」

P「......!ま、まさか!」

男「国内では数人の報告があるそうですよ...【失明のね】」

P「このレンズが...」

男「確実にとは言えません、可能性の話です」

P「頼む....男さん...このレンズと、【杉本圭】で俺のメガネを....」

P「作ってくれ!」

男「...かしこまりました」ニコッ

>>66
赤外線じゃなくて紫外線


そしてー

男「創業70年を超える技術でPさんだけのメガネを作らさせて頂きました」

スッ

P「これは....」

男「ご存じか?岡山はデニムの生産地として有名です。そこで当店のメガネケースにも【晴れの国帆布】をイメージしてデニムを使わさせてい頂きました。小物入れにもお使いできますよ」

P「ゴクリ.....」パカッ

P「見えなくても伝わる....これが俺の眼鏡....」

男「あなたのためだけに真心をこめて加工致しました」

P「それじゃあ、さっそく.....」


「兄ちゃーん!」

P「この声は....真美!」

真美「兄ちゃん!」ギュッ

P「なんでこんなところに....」

社長「すまないね、私がつれてきたのだよ」

P「社長!」

小鳥「私もいますよ!」

律子「一人で勝手に行くなんて....でも、中野屋眼鏡院に目を付けるなんて、流石プロデューサー殿ですね」

P「律子....」

「私たちも居ますよ!」

春香「病気の事、どうして黙ってたんですか!」

千早「私達なら大丈夫ですよ、プロデューサー」

貴音「そうでございます、あなた様」

伊織「私に言ってくれればそれくらい....」

亜美「一番心配してましたからな~」

伊織「だ、誰があんな奴!」

やよい「えっ、じゃあ伊織ちゃん何とも思ってなかったの....?」

伊織「うっ....し、心配してたわよ!まったく!」

真「アハハ、素直じゃないな~まったく」

雪歩「ふふっ、ほんとにね」

あずさ「あらあら、響ちゃん大丈夫?」

響「じ、じぶん...プロデューサーが...グスッ...死んだって...聞いてたから...グスッ」

律子「ちょっ、誰よそんなこと言ったの!亜美ね!」

亜美「わ、わぁ、退散~!」

律子「待ちなさ~い!」


P「お前たち....!」

小鳥「プロデューサーさん、これだけは忘れないでください」

小鳥「たとえあなたが目が見えなくても、私たちはずっとプロデューサーさんの味方ですから」

P「お、音無さん...小鳥さぁぁん!」

社長「さあ、その眼鏡を掛けたまえ」

男「いつでも大丈夫ですよ、Pさん」

真美「....兄ちゃん」

P「うん....行くぞ....」

スチャッ

真美「ど....どう....?」

P「真美....」ギュッ

真美「あっ....」

P「それ...似合ってるぞ」

真美「兄ちゃん....!兄ちゃん...!見えるんだね!?」

P「あぁ、見えるさ....グスッ」

P「春香の笑顔も、千早の微笑みも
貴音のミステリアスな笑顔も、伊織の少し怒った顔も」

P「やよいの困った顔も、真の元気な笑みも、雪歩のおしとやかな顔も」

P「あずささんの優しい笑顔も、響の泣いた顔も、逃げる亜美と追いかける律子、それを見て笑っている音無さんと社長も」

P「そして、メガネを掛けた真美も」

真美「うっ...うわぁぁぁん!!!」ギュゥゥゥ!!

真美「兄ちゃぁぁん!」ギュゥゥゥ

P「ちょ、真美、苦しいっ、グエッ」

真美「もう絶対離さないかんねー!!!!!」



小鳥「よかったですね...グスッ」

社長「あぁ、実によかったよ...私もこんな年をして涙を流すとはね」

小鳥「えぇ....それにしても、どうやって昨日まであんな状態の真美ちゃんをここに連れてこれたんです?」

社長「男君だよ、彼が説得してここまでの便も手配してくれた」

小鳥「そんな....私達のためにわざわざ」

社長「彼は凄い男だよ...流石は中野屋眼鏡院の男だ」

そして月日は流れ

司会「今日は765プロのアイドル達に来ていただきました!」

春香「どーもー!765プロでーす!」

司会「いやあ、最近の765プロの活躍ぶりはは凄まじいですね」

響「自分達、完璧だからな!」

司会「まさか所属アイドル全員がトップアイドルだなんてね~、それもその【ラッキーアイテム】おかげかい?」

真美「んっふっふ~そうかもね!」

司会「さて、そんな所属アイドル全員がメガネを掛けているという【メガドル】グループとして大活躍している765プロに歌って頂くのは.......




おしまい

ーーーーー

P「本当ですか?」

男「ええ、私に間違いはありませんよ」

P「そんな....」

P「真美の目が見えてない、なんて.....」

男「残念ですが真美さんは確実に見えていませんよ」

P「そ、そんな.....そ、そうだ!貴方の......」

男「すみませんが今回は中野屋眼鏡院のいかなるメガネを用いてもでも手におえませんね」

P「そ、そんな......なんで、どうしてこんな....」

男「安心してください、むしろ貴方にとっては夢のように良いことでは?」

P「な、何を....!」

男「アイドルに好きになってもらえるなんてこれ以上の幸せはないと思いますよ」

P「......!ま、まさか」

男「ええ、その通りです、言うじゃないですか」




男「【恋は盲目】ってね」



おしまい


もはやステルスでもなんでもなくてワロタ

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