小鳥「サプライズバースディ」 (14)

今日は私の誕生日です。

正直に言いましょう、メチャクチャ期待してます。

事務所に入ったとたんサプライズがあるかもしれないとか。

みんな仕事で忙しいから当日に祝えないとか言ってたけど実はみんなオフとって準備してるんでしょ♪とか。

しょうがないなーもー今回は特別!ほんと特別ですよ!ひっかかってあげようじゃないの!

せっかくあの子達が用意してくれてるであろうサプライズ!うまくのってあげるのよ小鳥!


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さぁ事務所の扉を開きます。 いつもどうり、いつもどーり。 ガチャ

「おはようございまーす、今日はお日柄もよくいい天気ですね~」

シ~~~~~~~~~~~ン・・・・・・・・

「あ、あれれ~、おかしいな。黒板消しが落ちてくるくらいは覚悟してたんだけど・・」

あの双子ならこうゆう時真っ先にやりそうなものなんだけどな・・

「も、もう~そんなことよりみんないるんでしょ~あいさつぐらい返すものですよ~」 アハハ・・

ま、まさかね・・・・

「しょ、しょうがないな~ワンモアですよ!ワンモアチャンス!いきますよ~、お、おはよ~ございま~す」


シ~~~~~~~~~~~ン・・・・・・・・

・・・・ほほ~う、そうきましたか、ティンときましたよティンと!

これは・・・隠れてるんですね!それで私が油断したところでみんな出てくると。

うんうん、サプライズの定番ってところね。

しょうがない、気づいてないふりでもしてあげよう、そうしよう。

「さ~て、仕事仕事っと・・・・・・」

あれ、もうお昼の12時なんですけど・・・・・





あれー、おかしいですね、さすがにそろそろ出てきてもいいと思うんですけど・・・

・・・・・はは~ん、またもやティンときましたよ!

きっと私のお仕事の邪魔をしたくなかったんですね!

もぅ、ほんとあの子達は気が利いて・・・

でもね、もういいの。今日の仕事はもう終わったから!

高らかに宣言してあげます!

「あぁ~今日の仕事全部終わりました!あぁ終わりましたとも!」

さぁ、きなさい!

シ~~~~~~~~~~~ン・・・・・・・・

・・・う~ん何でしょう?もう意地なのでしょうか。もう隠れたら見つかるまで絶対でてこないぞ、みたいな。

付き合ってあげたいけど仕事も終わっちゃったし、そろそろ寂しくなってきました。

こうなったら・・・らぁめんで釣りましょうかね。

「そ、そうだ。お腹すいたなぁ~。ら、らぁめんでも食べようかしら~」

さぁ、きなさい!貴音ちゃんならくるでしょ!

シ~~~~~~~(ry

・・・・・・ウ、ウソでしょ?あの貴音ちゃんがらぁめんに屈しないなんて・・・

それほどまでに私の誕生日サプライズに本気というわけなの?

でも私だって負けられない。こうなったら目の前でおいしそうにらぁめん食べてやります!



プルルルルルルルル、プルルルルルルルルル、ガチャ

「あ、出前お願いしたいんですけど・・あ、はい765プロまで・・えぇとらぁめんを・・」

・・・・・・・あぁ、もう!

「・・・・15人前お願いします」

・・・・・3人前が私の限界でした







みんなが出てきたときのために人数分注文したのに・・・

はぁ・・だれも出てこないし、らぁめん屋さんには怒られるし・・

・・・・もういっそみんなを探しちゃおうかしら

ううん、決して不安になったわけではないんだけど・・

ちょっとだけ・・ほんとにちょっとだけ・・

もしかしたら誰もいないんじゃないかって・・

いや、そんなわけ・・・・いや、でも・・

・・・探せば分かることですね

「み、みんな~覚悟してくださ~い。いるのはわかってるんですよ~・・見つけちゃいますよ~・・」

「・・・・だれもいない」

そう、だれもいない、今この事務所にいるのは私一人だった。

みんなホワイトボードに書いてあるとうり仕事中なんだ。

「それなのに、私ってば・・一人で期待して・・おバカさんですね・・ハハッ」

もしかしたら冷蔵庫にケーキぐらいならあると思ってたけど・・

「塩しかなかったし・・・・」

あぁほんと・・・もう疲れちゃいました・・

お腹もいっぱいだし・・もう眠いな・・

「らぁめんじゃなくてケーキでお腹いっぱいにしたかったな・・・」

みんなが忙しいのは分かってる

あの子達はこれからもっと大きくなって、いつかトップアイドルになるでしょう

それは私にとっても嬉しいことなんだけど・・

「でも、でもね・・やっぱり寂しいよぅ・・」

ガチャ・・

「ウワッ、マックラデスヨ!コトリサンカエッチャタノカナァ?」

誰・・・かしら・・真ちゃん?

「デンキ、ツケマスネ・・」

後は・・千早ちゃん・・かしら?

「アラアラ、キモチヨサウニネテルワ~ワタシモネチャイソウ」

「ウワワ~ハヤクシナイトアズサガネチャウゾ」

「ニイチャン、オコシテアゲナヨ~」

「ハイハイ、コトリサン、オーイ・・・小鳥さん、おーい」ユサユサ

「んっ・・眩しい・・あ、あれ、どうしたのみんな?」

「あらら~ピヨちゃんまだ寝ぼけてるよ~今日は誕生日っしょ~?」

「あ、そうか。・・あれ!みんな仕事は?」

「あぁ、仕事なら俺が切り詰めて早くあがらせたんです。その分仕事はきつくなりましたけど」

「はぁー今日は自分すっごくつかれっちゃたぞー」

「いや→すっかり遅くなっちゃたねぃ→」

「これでもかなり早めたんだぞ。お前らがどうしてもっていうから」

「はうぅ、プロデューサーさん無理言ってごめんなさい」

「いいのよ、雪歩、私たちの要望にこたえるのがこいつの仕事なんだから」

「はいはい、そうだよ」


あぁ・・ほんとに・・


「今日は一年に一度の小鳥嬢の誕生日、やはり当日に祝いたいものですから」

「まぁ、お前らが間に合わなかったら俺は一人で小鳥さんを祝うつもりだったんだけどな」ボソッ

「え、ハニー今聞き捨てならない言葉が聞こえたの!」


ほんとにみんなったら・・・もう・・


「あれれ、ピヨちゃんもしかしなくても泣いてるのかな~?」

「ふふん、私たちのサプライズ演出に感動したに違いないわ!」

「ふふ、そうね、ほんとびっくりしちゃいました・・」

「ほら、あんた達なによりもまず小鳥さんに言うことがあるんじゃないの、ほらプロデューサー殿も」

「ん、あ、あぁそうだな、じゃあ春香頼んだ」

「はーい、じゃあみんないっせーのーで」

『小鳥さん、お誕生日おめでとう!!』








いやー見事にひっかかっちゃいましたよプロデューサーさん。

え、いや別にひっかけるとかそうゆうのはなかったんですけど・・

いいんです。こっちのはなしですので。

はぁ。

          みんな今日はほんとにありがとう・・・・・

                              fin



小鳥さんはかわいいなぁ

お誕生日おめでとうございます!

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