グリシャ「今日こそは成功させる!」(37)

コンコンッ

グリシャ「イェーガーです」

<イマアケルワ ガチャ

カルラ「おはようグリシャ、早いのね」

グリシャ「おはようカルラ、ああ、早くお義父さんに認めてもらいたいからね」

カルラ父「誰が誰のお義父さんだって?」

グリシャ「申し訳ありません、しかし今日こそは認めて下さい!」

カルラ父「玄関口で話されるのもあれだ、とりあえず入りなさい」

グリシャ「はい!ありがとうございます!」

カルラ父「認めたわけではないからな?勘違いはするな」

新しい感じだな………
期待

カルラ父「それで、今日はなんの用だねイェーガー君」

グリシャ「はい!今日こそはカルラ・カロライナさんとの結婚を許して頂きたく」

カルラ父「はぁ、ここのところ毎日だな君は」

グリシャ「認めて頂けるまでは毎日来ます!」

カルラ父「毎日はやめてくれ……」

グリシャ「では認めて下さい!」

カルラ父「それは断る!」

あれ?カロライナ?

カルラ母「あなた、そろそろ認めてあげたら?」

カルラ父「お前は黙っていなさい」

カルラ「お父さん、私からもお願い!結婚させて!?」

グリシャ「幸せにします!だからお願いします!」

カルラ父「はぁ、母さん、カルラ、イェーガー君と二人にさせてくれ」

カルラ母「はい、カルラちょっと外に行くわよ」

カルラ「グリシャ頑張ってね!絶対認めさせて!」

グリシャ「ああ、絶対だ!」

カルラ父「ふぅ、初めてだな二人で話すのは」

グリシャ「はっはい!」

カルラ父「そんなに緊張するな、楽にしたまえ」

グリシャ「しかし……」

カルラ父「本当はな……認めてるんだよ……」

グリシャ「え?」

カルラ父「ただあいつらの手前、一度言った事を覆すのはな……」

グリシャ「そうだったんですか……」

カルラ父「ああ、よろしく頼むぞ、グリシャ君!」

グリシャ「今グリsはい!絶対に幸せにさせて頂きます!」

エレンとミカサに娘が出来たとしたら、エレンもこーなるのかね

カルラ父「泣かせるような事があればわかっているな?」

グリシャ「わかっております!悲しい思いはさせません!」

カルラ父「ならいい……少し昔の話をしようか……」

カルラ「大丈夫かしらグリシャ一人にして……」

カルラ母「ふふふ、大丈夫よ」

カルラ「笑い事じゃないわよお母さん!」

カルラ母「お父さんはもうグリシャさんの事を認めてるのよ」

カルラ「え?」

カルラ母「ただ私たちの手前、恥ずかしくて言えないだけ」

カルラ母「だから二人きりになんて言い出したのよ」

カルラ「じゃあ、私グリシャと結婚出来るの?」

カルラ母「そうよ、おめでとうカルラ。幸せになるのよ?」

カルラ「……うん!幸せになる……!」ポロポロ

カルラ母「ふふふ」ダキッ

カルラ母「今日はお祝いね、ご馳走作らなきゃだから買物に行きましょ?」

カルラ「うん、うん!私も手伝う!グリシャのために作るわ!」

カルラ母「そうね、一緒に美味しいご馳走作りましょうね」

カルラ「ふふふ、でもお父さんも可愛いとこあるのね」

カルラ母「それもお父さんの良いところなのよ」

カルラ「いい歳して娘の前で惚気ないでよお母さーん」

カルラ母「たまにはいいじゃない、後いい歳は余計よ?」ゴゴゴゴ

カルラ「すみませんでした、お母様」

ミーナはエレンのいとこだったのか…似てる気はしたが

カルラ父「それでなこれがカルラが4歳の時にくれた……」

ガチャ

カルラ「ただいま〜♪」

カルラ母「ただいま帰りました」

カルラ「グリシャ、認めてもらえた?」

グリシャ「ああ!やっとお義父さんに認めてもらえたよ!」

カルラ父「まだ、お義父さんではない!」

カルラ「もう、お父さんったら……って何?その汚いの」

カルラ父「え?何ってこれはお前が4歳の時に私の誕生日だからって」

カルラ「へぇ、私そんなのあげたんだ」

カルラ「でもこんなに汚いなら捨てればいいのに」

カルラ父「そんな事は出来ないよ、お前も子供が出来ればわかるさ」

カルラ父「なあ母さん?」

カルラ母「ふふふ、そうですね」

カルラ「ふーん、そんなものなのね。グリシャはわかる?」

グリシャ「まだわからないがお義父さんがどれだけカルラの事を」

グリシャ「大切に思っているかはわかるよ」

カルラ父「君の思っている何十倍何百倍も思っている!」

カルラ父「あとまだお義父さんではない!」

カルラ母「ふふふ、さあカルラ作るわよ?」

カルラ「そうね、グリシャちょっと待っててね」

グリシャ「今日は休みだからいつまでも待つがどうしたんだい?」

カルラ「うふふ、秘密!お父さんと一緒に待ってて」

グリシャ「わかったよ」

グリシャ「お義父さん、よろしければ先程の続きをお願いします」

カルラ父「ん?そうか?聞きたいなら仕方ないな!あとまだお義父さんではない」

こういうのは、見た事ないな
期待





カルラ「という事があったのよ」

カルラ「わかった?ミカサ」

ミカサ「とてもよくわかった。おばさんが愛されている事、愛されていた事も」

ミカサ「私も……私も愛されていたかな?」

カルラ「当たり前じゃない!」

ミカサ「でも、もう確認出来ない……」

カルラ「確かに確認は出来ないけど私にはわかるわ」

ミカサ「どうしてわかるの?一度も会った事もないのに……」

カルラ「そうね、結婚してエレンがいるからかしらね」

カルラ「ミカサも結婚して子供が出来るとわかるわよ」ニコッ



おわり

あれっ

カロライナは伏線じゃないのか乙

カルラ・カロライナがやりたくて書いた、似てたからね!
この世界ではエレンとミーナとは遠い親戚で会ったことがない程度に思ってもらえればいいです

長いの書く文才も気力もないしカルラ・カロライナしか考えずに書きはじめたからミーナが巨人化とかマッドサイエンティストグリシャとか期待してた人はごめんね

まーた、グリシャがなんかやらかすのかと思ったら
これは良いスレタイ詐欺

時は流れて……

キース「貴様は豚小屋出身家畜以下だ!」

ミーナ「私は豚小屋出身家畜以下です!」






エレン「ああ、俺はコイツと同じでシガンシナ出身だ」

コニー「って事はy」

ミーナ「エレン?もしかしてエレン!?」

エレン「え?そうだけど、お前名前なんだったっけ?」

ミーナ「ミーナ!ミーナ・カロライナ!覚えてない!?」

エレン「カロライナって確か母さんの旧姓だけど」

ミーナ「3歳の時一度会ったんだけど覚えてないかな?」

ミーナ「親戚の集まりだったんだけど忘れちゃった?」

エレン「うーん、確かにその集まりに行ったような気はするが」

エレン「流石に名前や顔はほとんど覚えてねぇ、悪い」

ミーナ「そっか、でも私は嬉しいな!」

エレン「俺もだよ、えっと、ミーナ?これからよろしくな!」

ミーナ「うん!よろしくね!」

エレン「あっ、コイツはアルミン、俺の親友だ!」

アルミン「よ、よろしく。ミーナ、でいいかな?」

ミーナ「私こそよろしく!私もアルミンでいい?」

アルミン「もちろんだよ!」

ミーナ「ふふふ、ありがと!」

エレン「もう一人紹介したいんだが、あっミカサ!」オーイ

ミカサ「どうしたの、エレン?」

エレン「コイツがミカサ、俺の家族だ」

ミーナ「私はミーナ、よろしくねミカサ……さん」

ミカサ「そう、よろしくミーナ」

ミカサ「エレン、彼女は?」

エレン「ミーナは俺の母さんの方の親戚だ」

エレン「従姉妹とか再従姉妹みたいなとこか」

ミーナ「そうだね」

ミカサ「なるほど、わかった。私の事はミカサでいい」

ミカサ「何かあれば何時でも声をかけて欲しい」

ミーナ「うん、ありがとねミカサ!」

女子寮

ミーナ「そういえばミカサは昔集まりの時いなかったよね?」

ミカサ「集まり?」

ミーナ「私たちが3歳の時に親戚皆集まったじゃない」

ミーナ「その時いなかったなーっと思って。私の記憶違いだったらごめんね」

ミカサ「大丈夫、間違ってない。私はその時、まだイェーガー家にいなかった」

ミーナ「え?でもエレンと家族なんでしょ?」

ミカサ「その通り、でも私は9歳の頃にある事情で養子になったの」

ミカサ「だからその集まりにはいなかった」

ミーナ「ある事情?」

ミカサ「そう、あまり思い出したくない事情……」

ミーナ「えっ?あ!ご、ごめんなさい!」

ミカサ「ううん、ミーナはエレンの親戚、家族のようなもの」

ミカサ「ならば私の家族……と思ってもいいだろうか?」

ミーナ「当たり前じゃない!誰が何と言おうが私とミカサは家族よ!」

ミカサ「ありがとう、ではミーナにも私がイェーガー家に養子になった経緯を話す」

ミーナ「え?でも思い出したくないってさっき……」

ミカサ「ミーナには聞いておいて欲しいから……駄目?」

ミーナ「駄目じゃない!でも無理はしないでね?」

ミカサ「わかった、気遣いありがとう」






ミカサ「という事がありエレンと家族になった」

ミーナ「酷い、酷すぎるよ……」ポロポロ

ミカサ「泣かないでミーナ」

ミーナ「そんなの無理よミカサ」ポロポロ

ミカサ「ミーナが泣くと私まで悲しくなる」

ミーナ「ごめんなさい、私が変な事聞いてしまって……」ポロポロ

ミカサ「ううん、私こそ血の繋がりもないのにこんn」

ミーナ「ミカサ!!私たちは家族でしょ!?血なんて関係ない!」

ミーナ「だからそんな事は言わないで?お願い」ポロポロ

ミカサ「ごめんなさい、そしてありがとう私のために泣いてくれて」

ミーナ「何時でも……何時でも頼って?ね?」

ミーナ「私じゃ頼りないかも知れないけど、話は聞いてあげられるから!」

ミカサ「そんなことない、困ったら頼らせてもらう」

ミカサ「だからミーナも何かあれば私を頼って」

ミーナ「うふふ、ありがと」

ミカサ「もう遅い、明日も早い。ので、おやすみ」

ミーナ「うん、おやすみ!また明日」

ミーナ(ミカサの話を聞いたら寝れないわよ……)

ミーナ(エレン、昔から性格変わってなかった)

ミーナ(あの時も私を助けてくれた……忘れてたけど……)

ミーナ(はぁ、あの言葉も忘れてるんだろうなぁ……)

ミーナ(仕方ないか、正義感の強い子が考えもせずに言った事)

ミーナ(未だに覚えてる私がおかしいだけ……)

ミーナ(駄目ね私は、ミカサの話の後にこんな昔の事を……)

ミーナ(でも、エレン少しかっこよくなってたな……って私!)

ミーナ(はぁ〜、早く寝ましょ……)

男子寮

エレン「しかしびっくりしたぜ、まさか親戚がいるなんてよ」

アルミン「そうだね、でもよかったねエレン」

エレン「ああ、ミカサも女友達が出来て嬉しいだろうな!」

アルミン「え?ああ、そうだね」

アルミン「しかしミーナってさエレンのお母さん、カルラおばさんに似てたね」

エレン「あー、確かに言われたら似てる気がする」

エレン「でも親戚だし多少は似てておかしくないだろ?」

アルミン「そうだね、いい子そうだし仲良くなれるといいね」

エレン「お?アルミン早速惚れたか?」

アルミン「違うよ、単純にそう思っただけさ」

エレン「そうだな、俺とミカサの新しい家族みたいなもんだしな」

エレン「早く仲良くなって無事一緒に卒業出来るといいな」

アルミン「うん、明日から頑張ろうね!」

エレン「ああ、そうと決まれば寝るか、明日も早いだろ」

アルミン「そうだね、じゃあおやすみエレン」

エレン「ああ、おやすみアルミン」






トロスト区崩壊

ミーナ(嘘……私食べられるの?)

ミーナ(凄い……世界がゆっくりだ……)

ミーナ(ああ……皆との思い出……これが走馬灯ね……)

ミーナ(あっ……お母さん……お父さん……)




いやあぁぁぁぁぁぁあ!!

ミーナ(3歳)「うぇぇええん」ポロポロ

エレン(3歳)「どうしたの?泣かないで?」

ミーナ「近所の子にブスは近づくな、死ねって……」ヒグッ

エレン「なんだと!許せない!どこだそいつら!」

ミーナ「いいの、エレンは優しいね」グスッ

エレン「いいわけない!一発殴って謝らせる!」

ミーナ「やめて、お願い……ね?」ヒグッ

エレン「でもお前……」

ミーナ「ううん、私はいいからお願い」グスッ

エレン「くそぅ、ムカつくな〜、ミーナは可愛いだろ」

ミーナ「えっ////」ヒグッ

エレン「だからお前は可愛いって俺は思うぜ?」

ミーナ「ほんと?」////

エレン「ああ、だから気にすんな!」

ミーナ「うん!エレン大好き!」

エレン「よし、じゃあ将来ミーナが大人になって結婚してなかったら」

エレン「俺のお嫁さんにしてやるよ!」

ミーナ「ほんと!?」

エレン「ああ!約束だ!」

ミーナ「やったー!絶対だからね!」

エレン「ああ絶対だ!」




ミーナ(こんな時に思い出すなんて……)

ミーナ(やっぱり……私……エレンの事好きだったのかな……)

ミーナ(ああ……初恋は実らないって……)

ミーナ(本当だったのね……)

ミーナ(さようなら……私の好きだった人……)

ミーナ(やっぱり……助けてエr

バキバキッボキッ ブシャァァアアアア



おわり

(´;ω;`)

最後までみてくれた方、レスくれた方ありがとうございます
そしてミーナファンには申し訳ないが助けられなかった、ごめんなさい
まあたまにはこういうオチのSSもいいかなと思ったら自分が結構ショック受けてる

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