レイ「碇くんの頬っぺた」…の続きのようなもの (54)

エヴァSSです
前スレ→レイ「・・・碇くんの頬っぺた、プニプニしてみたい・・・///」
レイ「・・・碇くんの頬っぺた、プニプニしてみたい・・・///」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376493346/)
前スレは(成り行き上)新劇「破」からの本編分岐で157で完結済み。(大団円のつもり)
本スレは前スレ152と153の間の話。なので、どこまで書けるかわかりませんが必ず大団円行きということで。
前スレ152までがベースなので正編からは最初から乖離しており、ほぼ自己満足のLRSです。あしからず

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1378654453

その他投稿済み

アスカ「今夜はここで寝るわよ」
アスカ「今夜はここで寝るわよ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378394795/)

…前スレ152の続き

===== 数日後 葛城邸 =====

ミサト「おはよ~~~……」

アスカ「『おはよう』じゃないでしょ。何時だと思ってんのよ」

ミサト「仕方ないじゃな~い。ここんとこ徹夜続きなんだから…ご飯は~?」

アスカ「とってあるわよ」

ミサト「ありがと…おっ!きょうはアスカの番?」

アスカ「何よ、文句ある?」

ミサト「ううん、全然!いっただっきまーす」

アスカ「どうぞ」

ミサト「んー、アスカも作るようになったし、あたしも食事当番に入れてもらおうかしら」モグモグ

アスカ「…いい。まだ死にたくないもん」

ミサト「しっつれいねー!あたしだってカレーくらい作れるわよ!」

アスカ(それが問題なんだってば…)

ミサト「ねえ、シンちゃんは?」

アスカ「学校」

ミサト「へっ?きょう休みじゃない」

アスカ「補習よ。6限までみっちり」

ミサト「はぁ~、先生方も大変ねー」

アスカ「仕方ないわよ。アイツらひと月近くも休んでたし」

ミサト「そうよね…って、アイツ『ら』?」

アスカ「決まってるでしょ。レイも補習」

ミサト「それはそれは…じゃシンちゃんのお弁当はもしかして?」

アスカ「残念でした、アタシよ。当番だもん」

ミサト「よくレイが文句言わないわねー」

アスカ「…そのレイから言われてんの。今までどおりにして欲しいって」

ミサト「あらあら」

アスカ「気をまわしすぎなのよアイツら」

ミサト「フフ…アスカも大変ね~…じゃあ、シンちゃん帰ってきたら、どっか食べに行く?」

アスカ「シンジは司令んとこで晩ごはんだって」

ミサト「そうなの?ずいぶん仲良くなったじゃない」

アスカ「レイも一緒なんでしょ」

ミサト「ふーん…んじゃ二人でパーッといこうか?」

アスカ「ミサトのおごりならいいわよ?」

ミサト「まぁかせなさい!」

===== 同日 リニア車内 =====

シンジ「はあ~疲れた…」

レイ「仕方ないわ」ゴソゴソ

シンジ「そうだけど…」

レイ「…食べる?」スッ

シンジ「え?…ありがとう」

レイ「いいえ」

シンジ「…これ…」カサカサ

レイ「ええ」

シンジ「…」サクッ…ボリボリボリ・・・

シンジ「普通の味だね」

レイ「どんな味だと思った?」

シンジ「もっと薬っぽいかと思った」

レイ「そう…」サク…

シンジ「まだこういうのも食べてるんだね」

レイ「普通の食事じゃ摂取しきれないものもあるから」

シンジ「そっか」モグモグ

レイ「…」モグモグ

シンジ「でも、よかった…また綾波が学校に行けるようになって」

レイ「碇くんのおかげ」

シンジ「そういえばさ、あのときは、どうして急にあんな感じになっちゃったの?何かあったの?」

レイ「…」

-----(レイ回想)-----
マリ「案外オリジナルより可愛げがあるかもね」ボソッ
-----
--

レイ(なぜ…マリさんは知ってるの?)

レイ(ありえない…私の聞き間違い?)

レイ(だとしても…)


-----(レイ回想)-----
マリ「キミのオリジナルは…迷ったりしないよ」
-----
--


シンジ「あの…綾波?」

レイ「…何?」

シンジ「変だよ?ホント、あの時みたい」

レイ「そう…」

シンジ「大丈夫?」

レイ「私は…碇くんとは違う…」

シンジ「…え?」

レイ「わかってた…わかっていて…考えないようにしていたのかも知れない」

シンジ「…」

レイ「それは碇くんを騙しているのと同じ…急にそれに気が付いたの」

シンジ「…」

レイ「私は私の役割を果たせばいい…今までと同じ…他に何も望んではいけない…」

シンジ「…」

レイ「でも…戻れなかった…悲しいことや…楽しいことを知ってしまったから」

シンジ「…」

レイ「だから…どうしていいかわからなくなってしまった」

シンジ「綾波…」

レイ「でも、もう平気」

シンジ「…」

レイ「碇くんは本当のことを知って…それでも私を受け入れてくれたから」

シンジ「う、うん///」

レイ「ごめんなさい…心配かけてしまった」

シンジ「ううん…嬉しいよ」

レイ「…なぜ?」

シンジ「だってさ、綾波と同じ立場だったら、そのまま黙ってる人の方が多いと思うよ?」

レイ「…」

シンジ「でも綾波はちゃんと僕のことを考えてくれていた…それが嬉しいんだ」

レイ「…ありがとう…」

シンジ「ううん、それはこっちのほうだよ」
  :
  :

  :
  :
レイ「碇くんはまっすぐ司令のところ?」

シンジ「うん。先に行って支度してる。そっちは晩ごはんまでには終わりそう?」

レイ「大丈夫」

シンジ「よかった。終わったら来てね」

レイ「わかってる」

シンジ「あ、着くよ。降りよう」

レイ「ええ」

シンジ「…」

レイ「?」

シンジ「…」ニギッ

レイ「!」

シンジ「…行こう///」

レイ「ええ」クスッ

===== ネルフ本部 ゲンドウ私室 =====

グツグツ…カチッ

シンジ(さてと…こんなもんかな)

シンジ(意外と片付いてるんだな…)

シンジ(あれ?…この写真は…?)

シンジ(この子は僕だな…とすると…母さん?)

シンジ(驚いたな…ほんとに似てるんだな…)

プシュー

シンジ「あ、父さん。お帰り」

ゲンドウ「ああ」

シンジ「ご飯、できてるよ。あとは綾波が来たらこれあっためるだけ」

ゲンドウ「すまんな」

シンジ「この写真どうしたの?母さんのは全部捨てたって言ってたのに」

ゲンドウ「この前、冬月先生から渡された」

シンジ「副司令から?」

ゲンドウ「お前の母さんは教え子だからな。お前を連れて研究室にでも遊びに行ったときのものだろう」

シンジ「全然関係ないけど『先生』って言うんだね。いつも呼び捨てかと思ってた」

ゲンドウ「線を引いているだけだ」

シンジ「ふうん」

ゲンドウ「レイも終わるころだな…すまんが呼んできてくれんか」

シンジ「僕が?」

ゲンドウ「ああ」

シンジ「そもそも僕、入れるの?」

ゲンドウ「セキュリティを変更してある。お前のカードで入れるはずだ」

シンジ「わかった。行ってくるよ」

ゲンドウ「ああ…それからシンジ…」

プシュー

ゲンドウ「…まあいいか…」フッ

===== レベルEEE LCLプラント =====

シュオー

シンジ「おーい。綾波ぃー」カツーン カツーン…

レイ(…碇くん?)ゴボ

シンジ「綾波ー?どこー?」

レイ『碇くん、こっち』

シンジ「ご飯にしよ…おっ!?」ピキッ

レイ『碇くん?』

シンジ「ごごごごごごごめん!!」クルッ スタタタ…

レイ『…?』

シンジ「はぁはぁ…あーびっくりした…」

レイ『どうしたの?』

シンジ「う、うん。なんでもないよ!」

シンジ(父さん…綾波が裸だなんて言ってなかったじゃないかっ!)

シンジ「ああああ、あのさ…綾波?」

レイ『何?』

シンジ「出てくるときは…服、着てくるよね!?」

レイ『…そうする』

シンジ(はあぁ…綾波が裸でうろうろするのって、こういう習慣のせいなのかな…)
 :
 :

レイ「…お待たせ」

シンジ「服…着てるよね…」

レイ「ええ」

シンジ「…」チラッ

レイ「?」

シンジ「それじゃ行こうか」ホッ

レイ「ええ…ごめんなさい。驚かせてしまった」

シンジ「いいよ、もう大丈夫」ハハハ…

レイ「…見ていかないの?」

シンジ「へっ?」

レイ「…複製体…」

シンジ「え…あの…」

レイ「司令は…そのために来させたんじゃないの?」

シンジ「そ…そうなのかな…」

レイ「…」

シンジ ハッ!

シンジ「ねえ綾波?…それって…」

レイ「?」

シンジ「…さっきの綾波みたいに裸でLCLに浮かんでたりする?」ジト…

レイ「ええ」

シンジ(やっぱり…)ガックリ

レイ「嫌?」

シンジ「そんなことないけど…ちょっと恥ずかしいかな…なんて」ポリポリ…

レイ「…」

シンジ(にっ…逃げちゃだめだ!)

シンジ「見るよ!」グッ

レイ「わかった」ピッ ゴンゴンゴンゴン…

シンジ「!」

シンジ(こ…ここにあったなんて…)

レイ「…」

ゴンゴンゴンゴン…ゴーン…

シンジ「こんなに…」ゴクッ

レイ「…」

シンジ(…予備知識がなかったら卒倒してるな…)ジー・・・

レイ(…碇くん?)

シンジ「…」ジー・・・

レイ「…///」ハッ!

ピッ ゴンゴンゴンゴン…

シンジ「えっ!?」

…ガシャーン…

シンジ「…もう…いいの?」

レイ「…///」コクッ

シンジ「どうしたの?顔が赤いよ?」

レイ「私が裸で碇くんの前に出ると…」

シンジ「えっ?」

レイ「人がどう思うのか…少しわかった」

シンジ「!」

レイ「もう、しないから」

シンジ「そっ…そう…」

レイ「…」コクッ

シンジ(ちょっと…残念かも…///)
  :
  :

==== ゲンドウ私室 ====

レイ「…ごちそうさま」

シンジ「おそまつさま」ニコッ

ゲンドウ「…」

レイ「司令?」

ゲンドウ「…ああ、ごちそうさま」

レイ ニコッ

シンジ「お茶でも入れるよ」

ゲンドウ「すまんな」

シンジ「…」カチャカチャ…

ゲンドウ「…」

シンジ「…?」

ゲンドウ「…」グスッ

シンジ「!…父さん?」

レイ「!」

ゲンドウ「問題ない…少し…昔のことを思い出しただけだ」

シンジ「…」

ゲンドウ「お前が母さんのお腹にいるときに…」

シンジ「うん」

ゲンドウ「男の子ならシンジ、女の子ならレイと名付けようと話し合ったことがあった」

シンジ「え?」

ゲンドウ「まさかその両方と食卓を囲む日がくるとは思わなかったが…」

シンジ「…」

ゲンドウ「ここに母さんがいたらどうだったろうかと…」

シンジ「…」

ゲンドウ「…すまん」

レイ「司令…」

シンジ「父さん…」

ゲンドウ「…そろそろ仕事に戻る…」スクッ

シンジ「もう?」

ゲンドウ「きょうは…いい時間を過ごせた。礼を言うよ」

シンジ「いいよ。僕ならいつでも」

ゲンドウ「ああ」フッ

プシュー
 :

==== 本部宿舎 レイ私室前 ====

レイ「ありがとう、送ってくれて」

シンジ「構わないよ」

レイ「もっと早く引越してもよかったかもしれない」

シンジ「えっ?」

レイ「本部でもちゃんと送ってもらえるもの」

シンジ「あ…ミサトさんが言ってたこと?」

レイ「ええ」

シンジ「ハハ…ホントに気にしてたなんて思わなかったよ」

レイ「そう」

シンジ「…」

レイ「…」

シンジ「…」

レイ「碇くん…リニアの時間…」

シンジ「うん…」

レイ「…また」

シンジ「うん」

レイ「碇くん」

シンジ「なに?」

レイ「帰ったらメールして欲しい」

シンジ「いいけど…大丈夫?」

レイ「何故?」

シンジ「僕が着いてからだと、綾波はいつもなら寝てる時間じゃないの?」

レイ「問題ないわ」

シンジ「…わかった。じゃあまた」

レイ「ええ。待ってる」

==== 同日 葛城邸 ====

シンジ「ただいま~」

アスカ「お帰り」

シンジ「あ、アスカ。お弁当ありがとう。おいしかった」

アスカ「当然でしょ!(はぁ…アタシもこういう感想が言えてればね…)…お弁当箱、早く出しときなさいよ」

シンジ「いいよ、遅いし自分で洗うよ」ゴソゴソ

アスカ「だ~め。それも当番の仕事のうち」

シンジ「そ、そう?じゃお願いするよ」

アスカ「そのかわり明日はアンタだからね?」

シンジ「ハハ…わかってるよ」

ミサト「あら、お帰りシンちゃん」

シンジ「ただいま、ミサトさん」

ミサト「なんだ、早かったじゃない」

シンジ「え?もう9時過ぎですよ?」

ミサト「せっかくの機会なんだからもっとゆっくりしてくればいいのに」

シンジ「父さんも忙しいから…」

ミサト「司令のとこでなんて言ってないわよん」ニヘラー

シンジ「えっ?あっいや…そんなわけにはいかないですってば!」

アスカ「へぇ~?そんなって、どんな?」

シンジ「アスカ!」

ミサト「フフ…シンちゃんは気を遣い過ぎよ」

シンジ「やめてくださいよもう…///」

パタパタ…バタン
  :
  :

==== シンジの部屋 ====

シンジ「はあ…」ドサッ

シンジ「…」ゴソゴソ…

シンジ(ホントにメールして大丈夫かな)

シンジ(寝てるんなら起こしたくないけど…)

シンジ(しないと無理して起きてそうだしな…)

シンジ「…」ピッピッ…
  :

==== ネルフ本部宿舎 レイの部屋 ====

レイ「…」ウトウト

ブーーーーン

レイ「!」ビクッ

レイ「…」ピッ

シンジ≪いま着いた きょうはお疲れ様 おやすみ≫

レイ「…」ピッピッ…
  :

==== 葛城邸 シンジの部屋 ====

ブーーーーン

シンジ「…」ピッ

レイ≪お疲れ様 これから電話してもいい?≫

シンジ「へっ?」ピッピッ…

シンジ≪こっちからかける≫

ピッ
 :

ブーーーーン

シンジ「…」ピッ

レイ≪了解≫

シンジ「…」ピッピッピッ トゥルルルル・・・

トゥルルルル・・・ ブツッ

レイ『はい』

シンジ「どうしたの?」ヒソヒソ…

レイ『ごめんなさい。声が…』

シンジ「ん?」

レイ『声が聴きたかっただけ』

シンジ「え…///」

レイ『迷惑だった?』

シンジ「ううん、どっちかと言うと嬉しい」フフッ

レイ『よかった…おやすみなさい』

シンジ「うん。おやすみ」

レイ『…』プツッ

シンジ「…」
  :

ブーーーーン

シンジ「?」ピッ

レイ≪おやすみなさい≫

シンジ「ハハ…」ポリポリ

シンジ「…」ピッピッ…

==== ネルフ本部 レイの部屋 ====

レイ「…」ウツラウツラ…

ブーーーーン

レイ「!」ビクッ

レイ「…」ピッ

シンジ≪おやすみ≫

レイ「…」

レイ「…」ニコ…

レイ「…」ボフッ

レイ「…」スー…スー…

==== 葛城邸 リビング ====

ガチャ パタパタ…

シンジ「お風呂入ってきます」

ミサト「ごゆっくり。あたし達は済んだから」

シンジ「はい…」

ミサト・アスカ「…」ジー

シンジ「…?」クルッ

ミサト・アスカ「…」サッ

シンジ「…なんです?」

ミサト「ううん、何でもないわよ」ニコッ

アスカ「サッサと入んなさいよ」ツン

シンジ「?…うん…」パタン

ミサト「…」フフッ

アスカ「…バレバレだっつうの…」

ミサト「い~んじゃないの~?わぁかいんだからぁ」グビッ

とりあえずここまで。

==== 数日後 夕刻 ネルフ本部 発令所 ====

シゲル「目標、依然健在!」

アスカ『なんてやつなの!』

使徒「…」グォォォォ

アスカ『くっ…放しなさいよっ…』ギリギリギリ

マヤ「2号機、胸部装甲がもちません!」

ドゴオオオォォン

使徒「!?」ゴロゴロゴロ

マコト「初弾、命中!」

マリ『レイくん、ナ~イス!』

シゲル「目標中破!しかし依然活動中!」

ミサト「レイ、次弾装填、急いで!」

レイ『了解』シャコン

アスカ『レイ!そっちへ行くわよ!』

レイ『わかってる』ガシャン

ミサト「レイ、落ち着いて!行けるわ!」

レイ『…』ピッピッピッ…

シゲル「目標、零号機へ距離3000!」

レイ『…』ピピピピピ…

ガクン!ブヒュウウウウゥン…

レイ『えっ!?』

マヤ「零号機、シンクロ率急低下!」

リツコ「なんですって!?」

ミサト「まずいわ!」

ミサト「レイ!ただちに離脱して!」

レイ『機体が…重い…』

シゲル「目標、距離400!」

レイ『ううう……えっ?』フイイイイィン

マヤ「シ…シンクロ率回復!」

シゲル「接触します!」

バキッ!

レイ『きゃあああああぁっ!』

マヤ「零号機、左腕損傷!」

シンジ(あ…綾波!)

ミサト「くっ!フィードバックのもらい損か!」

マリ『逃げるなあっ』ドン!ドン!ドン!

ミサト「渚くん!」

カヲル『悲しい歌だね…』

使徒「…」キシャアアアアアァッ

カヲル『もう終わりにしよう…』

アスカ『カッコつけてないで早くしろバカァ!』

マコト「6号機、投擲体勢っ!」

カヲル『A.T.フィールド、全開!』ビュッ!

ズバッ!

ドゴオオオオオオオォォォ…

カヲル『月がきれいだね…そう思わないかい?碇シンジ君?』

シンジ「へっ?」

アスカ『アンタ…レイに殲滅されても知らないわよ…』

オペレータ『状況終了』

ミサト「みんなよくやったわ。エヴァ各機帰投して…レイ、大丈夫?」

レイ『問題ありません…うっ』

ミサト「無理しちゃだめよ。マリは零号機を35番リフトから降ろして」

マリ『3号機りょうか~い』

ミサト「帰投後、パイロットは発令所に集合。シンジ君も残って」

シンジ「はい」

とりあえずここまで

おつ

シンジ「みんなお疲れ様。はい、これ」

マリ「わお、わんこくん、気が利く~!」プシュ

シンジ「ハハ……僕は機体がないからね。これくらいしかできないけど……はい、カヲルくん」

カヲル「すまないね、シンジ君」

シンジ「はい、アスカ」

アスカ「あんがと」

シンジ「はい、綾波」

レイ「ありがとう……」

アスカ「ちょっと、バカシンジ」

シンジ「なに?」

アスカ「……」チラ

シンジ「あ……ごめん綾波、ちょっと貸して」プシュ「はい、これ」

レイ「ありがとう」ニコ

シンジ「……痛む?」

レイ「大したことはないわ」

ミサト「みんな集まったわね?じゃあ、始めましょう」

ミサト「まず、みんなお疲れ様。初めての4機態勢だったけれど、概ね円滑に作戦を遂行できたわね。連携に少し課題があるけど、周辺被害も少なかったし、大成功と言っていいと思うわ」

アスカ「と~ぜん!」

ミサト「アスカは、やっぱり2号機がしっくりくるようね」

アスカ「まあね」

ミサト「3号機も訓練のときとは段違いだったわね」

マリ「もちのろ~ん!」

ミサト「渚くんは冷静に対処できていたわ。頼もしい限りね」

カヲル「どうも」

ミサト「6号機がヴァチカン条約の適用外なのはありがたいわ。いざというときは味方は多いに越したことはないから……レイも相変わらず正確な射撃だったわね。機体のトラブルが悔やまれるけれど」

レイ「申し訳ありません」

ミサト「レイのせいではないわ。問題はその零号機のトラブルね。リツコ?」

リツコ「原因は特定できていると思うわ。コアからのノイズよ」

ミサト「ノイズ?」

リツコ「第10使徒のとき、初号機のコアを取り込んでから、信号に特有のノイズが混じるようになったの」

ミサト「それを放っておいたわけじゃないわよね?」

リツコ「もちろん。コアからの信号は元々多様な成分を含んでいるの。ヒトの感覚入力と同じ」

リツコ「プラグのインターフェースは、パイロットとエヴァのシンクロを成立させるために、コアからの信号の大部分をフィルタでふるい落として、パイロットにとって意味のある信号を抽出しているのよ」

リツコ「今回のノイズが混じるようになってから、新たにそれをブロックするようフィルタに調整を施していた。テストではそれで充分クリアできていたわ」

ミサト「それが対応しきれなかった?」

リツコ「今回の戦闘中に、ノイズのレベルが一時的に超過したために、本来有用な信号も含めて大幅にカットされてしまった」

リツコ「既存のフィルタの調整で乗り切れると甘く見ていた私たちのミスだわ。パイロットを危険な目に合わせてしまった。ごめんなさい」

ミサト「……今回のような事態を繰り返すわけにはいかないわ。対策を徹底して頂戴」

リツコ「わかったわ」

ミサト「他には何か?……なければ終わりにしましょう。解散」

きょうはここまで

乙!

マリ「あー終わった終わった!姫ー、何か食べに行かない?」

アスカ「え?ああ、まだ食堂やってるわね。アタシはいいわよ」

アスカ「アンタたちはどうする?」

シンジ「いいよ」

レイ「構わないわ」

カヲル「僕もいいかい?」

アスカ「なんでアンタが――」

マリ「やりぃ! キザヲ君のおごり?」

カヲル「え?」

マリ「だって今日のトリじゃん」

アスカ「それならアタシもさんせーい」

カヲル「……飲み物くらいなら」

マリ「マジ!? 話がわかるじゃん!」



リツコ「ミサト、ちょっと」

ミサト「なに?」

リツコ「零号機の件で話があるんだけど、私の部屋に寄ってもらえる?」

ミサト「零号機の?」

リツコ「レイ、シンジ君?」

レイ「はい」

シンジ「はい?」

リツコ「あなた達もよ」

シンジ「僕も?」

アスカ「……しょうがないわねー。ホラ、行きなさいよ」

シンジ「う、うん」

アスカ「長くなるようなら先に帰るわよ」

シンジ「わかった。綾波?」

レイ「ええ」

リツコ「悪いわね。じゃあ行くわよ」

ここまで

>>48続きから

==== リツコ執務室 ====

コポコポコポ……

リツコ「できたわよ」

ミサト「悪いわね」ズズ……

リツコ「あなたたちは?」

レイ「私はいりません」

シンジ「えーと…ミルクと砂糖もらえたら」

リツコ「はい、シンジ君」

シンジ「いただきます」

ミサト「……で、零号機の件って何?さっきのトラブルのこと?」

リツコ「ええ」

ミサト「解決できるの?」

リツコ「すぐにはムリね。いろいろテストしてみないと。それまではだましだまし使うしかないわね」

ミサト「ちょっと!またレイをあんな目に合わせるわけにはいかないわよ」

リツコ「それなら目途が立つまで凍結するしかないわね」

ミサト「うーん……」

レイ「……」

リツコ「それで、テストのことなんだけど」

ミサト「どうするの」

リツコ「シンジくんに乗ってみてもらおうかと思って」

シンジ「僕ですか?」

リツコ「ええ、そうよ」

ミサト「零号機に?」

リツコ「正確には零号機の中の初号機とシンクロできるかテストするの」

ミサト「初号機!?」

リツコ「さっき言ったでしょ。零号機のコアには第10使徒のときにサルベージされた初号機コアが融合している。そしてインターフェースが初号機コアからの信号と思われるノイズを拾うようになってきている」

シンジ「……」

リツコ「それを今まではフィルタで抑え込んできたわけだけど……逆に初号機コアからの信号を増幅するようにしたらどうかと思ってるの」

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