照「菫がなんかおかしい」 (101)

ID:D75JKMlr0の代行
咲SSです

代行アザッス!何か電波悪いんでID変わりまくると思います!

白糸台 県大会前

照(もうすぐ県大会予選…虎姫の威厳を保つ為にも圧勝しないと…!)

照(淡は嫌がるかもしれないけど今日からは特訓だ!)トコトコ


麻雀部部室

照「みんなお疲れ様」ガチャ

淡「あ、テルー!今日は何して遊ぶー?」

照「いや、今日からは遊ばないよ。県大会、全国大会に向けて特訓しよう」

誠子「特訓ですか!そうですね、ここのとこリールの手入れしかしてませんでしたし」

尭深「…先輩気合入ってますね。とりあえずお茶淹れます…」

照「ありがとう尭深。淡も今日からは練習だよ」

淡「えー!せっかく皆で遊ぼうとバトルドーム持って来たのにー!」

誠子「超エキサイティング!」

照「誠子」

誠子「すいません」

淡「でも何でいきなり特訓なのー?私達にかなう学校なんていないと思うけど!」

誠子「確かに。私達は歴代最強のチームですよ!」ドヤァ

照「みんなが強いのは重々承知してるよ。でもそれだけじゃダメなんだ!私達チーム虎姫は攻撃特化。対戦相手にトラウマレベルの点差を与えて県大会は圧勝しないと!」

尭深「お茶です。」コトッ

照「あ、ありがとう」

淡「でもでも遊びたいよー!」ワーワー

照「全く淡は…菫も何か言ってやって…」

深堀「ウス。」

照「」

照「…菫?」

深堀「ウス。」

照「」

照「ねぇ、菫ってこんなんだったっけ?」

尭深「…?言ってる意味が分かりませんが…」

照「あぁごめん。言い方が悪かったね。菫って少し太った?」

淡「あー!テルー女の子にそんな事言ったらダメなんだよー?」

照「ご、ごめん…えっと…菫ってこんなふっくらしてたっけ?」

誠子「今更何言ってるんですか先輩。むしろ最近は少し痩せましたよ」

照「そ、そうだっけ…?ちょっと見ない間にかなり変わったような…」

age

照(私の勘違い…?いや、あの人は確実に菫じゃないよね?でも声は一緒だし…)

尭深「先輩…?特訓するんじゃ…」

照「そ、そうだね!とりあえず打とうか!」

淡「じゃあ私が最初に抜けますねー!お菓子食べたいし!」

誠子「はいはい。では私達から打ちましょうか」

照(そうだ!麻雀打てば菫かどうかわかるかも…!)

照「ツモ。500オール」ギュル

照「ツモ。2100オール」ギュルル

照「ロン。18900」ギュルルル

尭深「ツモ…8000、16000です…!」パァァ

誠子「ポン!チー!ポン!」

深堀「…ツモ。2000、3900です」ドン


………‐‐

一位 照
二位 尭深
三位 深堀
四位 誠子


誠子「くっそー…また最下位か」ショボーン

尭深「元気出して。まだ時間あるしこれから…」

淡「それにしてもスミレ先輩スゴいよねー。今日まだ1回も放銃してないよ!ダマでも振り込まないしスッゴい守備力!」

照(確かに…ウチのチームは攻撃特化なのにこの菫は一人だけ守備に長けてる…)

照(というかこの人誰?100パー菫じゃないよね…)

深堀「…照さん」

照「ひ、ひゃい!」

照(し、喋った…)

深堀「自分は守備力重視なので次峰より副将の方がいいかと思うんですが」

照「そ、そうだね!じゃあ誠子と入れ替えようか!」

淡「そう言えばスミレ先輩…」

誠子「ちょっと変わりましたよね…」

尭深「」ウンウン

照(みんな…!やっぱりおかしいと思ってたんだね!)

淡「前は髪の毛縛ってなかったのに最近三編みになってるし!」カワイー

誠子「ホントですよ。長くてキレイな髪うらやましいです!」

照「そこじゃないよ!」ズバーン

照「そこじゃないよ!他にも色々あるでしょ!?」

淡「あー!そう言えば!」

照「さすが淡!信じてたよ!やっと気付いたんだね!」

淡「スミレ先輩部長なのに何でテルーに敬語なの?」

照「またしても違うよ!い、いや合ってるのかな…?」

深堀「年下、年上関係なく自分より実力者に敬語を使うのは当たり前かと。勿論お嬢にもです」

淡「や、やめてくださいよー!お嬢だなんて///」

照「こんなのおかしいよ!!」バーン

ちょっと笑ってしまった sageたほうがいいんかね

尭深「み、宮永先輩…?」

淡「テルー今日どうしちゃったの?」

照「い、いや…何でもないよ…」

照(あ、あれ?私がおかしいのかな…?)

深堀「照さん。ちょっといいですか?二人で話したい事があるんですが」

照「てめーこのやろー!ついに本性表しやがったな!」(震え)

誠子「先輩!落ち着いて!」

照「じょーとーだよ!おもてでろやぁ!」(震え)

深堀「はぁ。ではこちらに…」

>>22
自分としてはどっちでも大丈夫デス!

廊下


照「ふ、二人で話ってなんでしょうか…」カタカタ

深堀「いや、そんなに怯えないで下さいよ。さっきの勢いはどうしたんですか」

照「ひっひいぃぃ!ごめんなさいごめんなさい!後輩の前だったから調子に乗ってましたぁ!」ドゲザー

深堀「…正直に言って下さい。もう気付いてますよね?」

照「!!」

深堀「私は弘世菫さんではありません。風越の二年生、深堀といいます」

照「や、やっぱり…私が間違えてた訳じゃないんだね!?でも何故白糸台に?しかも菫として」

深堀「…分かりません。気付いたら私は弘世菫さんとして白糸台の部長をしてました。他の方も気付かないし…」

照「えっ!?じゃあ菫は!?」

深堀「恐らくは私として風越の副将になってるかと」

照「」

照「えっそれってなんで…」

深堀「詳しい事は私も…ただ色々調べてみたら永水女子の方が関わっているんではないかと」

照「またかよ!あいつら結構前もそんな事あった気がするよ!」

照「はっ!つまり菫は今長野で一人…寂しがってるかも…!」

深堀「それでですね、永水の石戸さんに連絡したところ…」

照「こうしちゃいられない!長野に菫を迎えに行って来る!」シュタタタ

深堀「長野に一人向かわせたと連絡が…ってもう行っちゃった…」

また永水か

淡「あー!スミレ先輩やっと見つけたー!みんな待ってますよ!」

深堀「…すみませんお嬢。すぐに戻ります」

淡「あれ?テルーは?」

深堀「照さんはちょっと長い旅に出ました」

深堀(…照さん。あなたならどうにか出来ると信じてます。よろしくお願いします)

出発して結構経った頃

照「…ここどこ…」

照「勢いで電車とか新幹線とか高速バスに乗ってたらスゴく遠くに来てしまったような気がする…」

照「何か山しか見当たらないし…」

照「駅の人に聞いてみよう」トコトコ


照「すいませーん」

駅員「はい?どうかしましたか?」

照「ここは一体どこなんでしょうか?」

駅員「あーお客さん観光?ここはね、綾町ってとこだよ。吊り橋とかワインとか有名だよ」

照「はぁ。ちなみに何県なんですか?」

駅員「お客さん大丈夫かい?ここは宮崎県だよ」

照「」

照「み、みやざき…?長野にみやざきって地名あったっけ…?」カタカタ

照「!そ、そうだ!携帯で連絡して迎えを…」

照「…充電が切れてる」

照「どうしよう…」グスッ

照「うわぁーん!どうしようー!帰れないよー!」ウワァァーン

※照ちゃんはかなりテンパってます

???「あの…大丈夫ですか?」

照「…!あ、あなたは!」グスグス

小蒔「あれ?もしかすると宮永さんでしょうか?」

照「こ、小蒔だー!知り合いだー!」ダキッ

小蒔「あわわ、宮永さんどうしてこのような所に一人で…」

照「菫を助けに長野に行こうと思ったんだけど何故かここに着いてしまって…」

小蒔「わぁ!奇遇ですね!私も長野の風越女子という所に用事があってここまで来たんですよ!」

照「そ、そうなの?それなら私も一緒に連れて行ってくれないかな?ここからどうやって長野に行けばいいか分からなくて…」

小蒔「御安い御用です!私に着いて来て下さい!」トコトコ

照「ってちょっと待って!小蒔も長野に行くんでしょ?どうして宮崎に…?」

小蒔「…?みやざき?ここは長野ですよね?」

照「あっこれダメなやつだ」

小蒔「えっ…ここは宮崎県なんですか…だからあまり移動した感じがしなかったんですね」

照「あぁー…どうしようどうしよう…」

小蒔「大丈夫です!勘違いしていただけなので長野までの道順は覚えてますよ!」フンス

照「ホントに?信用していいんだよね?」

小蒔「はい!霞ちゃんに散々叩き込まれたので。私にお任せあれ!」

照「何だろう。とても不安な感じがする」

数時間後…


小蒔「時間は掛かりましたがなんとか到着しましたね!」

照「うん。ホントにありがとね」

小蒔「風越女子に行く前にちょっと観光したいのですが…」

照「全然大丈夫だよ。今日はもう遅いしね」

小蒔「ありがとうございます!では早速、有名な博多ラーメンを食べに行きましょう!」トコトコ

照「ふぅ…」




照「なんで福岡に来てるんだよ!!」ズバーン

照「なんでだよ!長野に行くのになんか今福岡にいるよ!」

小蒔「宮永さん宮永さん!博多ラーメンは麺の固さが選べるらしいですよ!」フンフン

照「…ホントだ。ハリガネって食べれるんだね。それにコナオトシ…?」ナンダコレ



???「あれ…?あの人達どこかで見たことあるような…」

ラーメン食べた後


照「…しまった、もう夜なのに泊まるとこ考えて無かった…」ズーン

小蒔「すいません…私がラーメン食べたいばかりに…」ショボーン

照「いや、小蒔のせいじゃないよ。ちゃんと確認しなかった私も悪かったし…」

小蒔「あっ!宮永さん!あのホテルに泊まりましょうよ!お城みたいでかわいいです!!」ワクワク

ラブホテル LEGEND

照「」

照「い、いや、ここは止めといた方がいいと思うよ…」

小蒔「なんでですか?ほら!あのカップルも入って行きますよ!きっと有名なホテルなんですよ!」

コンヤハシバリバキツウカキュウテオモウケド… ブチョーニスベテオマカセシマス!

照「そ、そんな事ないよ。あのレベルのホテルなら山奥とか高速のインターの近くとかにいっぱいあると思うよ」

小蒔「そうなんですか?ではどこに泊まりましょうか」ウーン

???「お困りのようですね!」バーン

照「えっ誰?」

???「まさかこのような場所でインハイチャンプと永水の魔物の一人に会えるとは!すばらです!」スバラッ

小蒔「…?私たちの事を知っているんですか?すばらさん」

煌「すばらではありません!申し遅れました。私、新道寺の麻雀部の花田煌と申します!」

照「はぁ。それでそのすばらさんが私たちに何の御用で?」

煌「すばらではありません!いえ、先ほどお見掛けしたのですが本人だという確証が無かったので話掛けられなかったんですよ。でも今確信しました!そのほとばしるオーラ…間違いなく宮永照本人ですよね!?」

照「ふふん。いかにも。私が現インハイチャンプの宮永照だ!」ドヤァ

煌「か、かっこいい!」スバラッ

小蒔「宮永さん決まってますよ!」キャッキャッ

照「な、なんか照れるね…あ、ちょっと聞きたいんだけど、この辺にビジネスホテルってあるかな?」

すばらな予感

煌「ホテル?もしかして泊まる場所をお探しでしょうか?」

照「うん。女二人でさすがに野宿はできないし…」

小蒔「野宿!?やってみたいです!」ワクワク

煌「それはすばらくありません!ホテルなんかより私のとこに泊まりにいらしてください!」

照「えっいいの?たった今知り合ったばかりなのに」

煌「ここで知り合ったのも何かの縁。それに今後の為にインハイの話など聞いてみたいですしね!」スバラッ

小蒔「わぁ!みんなでお泊まりですか!とても楽しそうですね!」ワクワク

煌「決まりですね!宮永さんもどうぞ気を遣わずに」

照「じゃあ御言葉に甘えようかな。あ、小蒔もだけど私の事は名前で呼んで。色々ごっちゃになるから」

煌「では私の事も名前でお呼び下さい!」スバラッ

照 小蒔「「分かったよすばらさん!」」

煌「…すばらくない」

>>49
エロ期待してるなら申し訳ない。まだ酔ってるんでそこまで頭がまわらんとよ…


花田家


煌「今日は私以外誰もいないのでどうぞ寛いで下さい」

照「ありがとう。そういえば煌は新道寺のレギュラーなの?」

煌「いえいえ。頑張ってはいるのですがレギュラーまではなかなか…」

小蒔「では1局打ってみませんか?まだ県大会前ですし大丈夫だと思いますけど」

照「いいね。三麻になっちゃうけど」

煌(これは自分の実力を知るいい機会ですね!)

煌「はい!是非ともお願いします!!」

ひょっとしてパンダコパンダコパンダの方ですか?

照「煌。それロン。12000」ギュルルル 五順目

小蒔「…ロン。16000…」ゴゴゴ… 四順目

煌「す、すばらぁぁ!お二人とも手が早すぎです!」

照「全然そんな事は無いよ。あ、ツモ」 二順目

煌「」

三麻は麻雀じゃない

>>53
すんません!ちょっと分からないので違うかと…


1位 照
2位 小蒔
3位 煌


煌「お、お二人ともすばらでしたよ…」ガクッ

小蒔「ふわぁぁ…すいません寝てました。ってすばらさん!?大丈夫ですか!?」アワワ

照「大丈夫だよ。燃え尽きただけだから」

照(慣れてない三麻とはいえ最初から本気だったのにとばせなかった…こんなの初めてだ…追い詰めるほど強い…こんな人がいるなんて…)

照「煌。インハイ楽しみにしてるよ」フフッ

小蒔「照さん。すばらさんはまだレギュラーじゃないそうですよ?」

照「いや、煌は確実にレギュラー入りすると思うよ…慢心するといけないから本人には言わないけどね」

煌「すばらですぅ…」グッタリ

煌「はっ!」ガバッ

照「おぉ。起きたね。大丈夫?」

煌「す、すいません!お見苦しいとこを見せてしまって…」

小蒔「ふわぁぁ…そろそろ寝てしまいそうです…」ウトウト

煌「それはすばらくありません!寝る前にお風呂に入って下さい!」

小蒔「い、いえ私は大丈夫…」

煌「いけません!1日の汚れをしっかり落としてからじゃないと気持ちよく眠れませんよ?」

小蒔「で、でも…」モジモジ

照「あっ!もしかして小蒔、一人でお風呂入れないとか?」

小蒔「…はい///」

煌「なんと!それでは私がご一緒しましょう!」スバラッ

小蒔「いいんですか?是非お願いします!」

照「二人だけズルい。私も一緒に入る」

煌「すばらな展開になってきましたね!ではお風呂に向かいましょう!」トコトコ

お風呂場


煌「三人だと狭いかと思いましたがそうでもありませんでしたね!」ゴシゴシ

小蒔「背中まで流して頂いて申し訳ありません…お家では霞ちゃんが洗ってくれるのですが…」

煌「いえいえ。むしろ役得とでも言いましょうか…それにこれはなかなかすばらな物をおもちで!」ムニュ

小蒔「きゃっ!すばらさんどこ触ってるんですか!お返しです!」ムニュムニュ

煌「あはは!くすぐったいですよー!」キャッキャッ



照(…なんだろう。とても疎外感を感じる。あの二人は私より年下…それなのになぜ掴める程胸があるのか…私なんて出っ張りしか掴めないよ!なんだこの出っ張り…あぁ。乳首か…あれ?なんか目から汗が…)

照「ねぇ。煌は普段何食べてるの?」

煌「はい?大したことない普通の食生活だと思いますけど…」

照「そんなはずはない!それならどうして乳製品ばかり食べてる私より胸があるの!?」ザバッ

煌「えぇ!?わ、私なんて一般よりちょい下くらいですよー!」アセアセ

照「むぅ…何で全く成長しないんだろう…ヨーグルトとか大好きなのに…」ペターン

小蒔「照さん!偏った食生活はいけませんよ。もっとバランス良く食べないといけないって霞ちゃんが言ってました!」プルルーン

照「…小蒔なんて嫌いだ」

小蒔「えぇ!?」ガーン

お風呂から上がって


小蒔「ふぅ。いいお湯でした!すばらさんありがとうございました」ペッコリン

煌「いえいえ!こちらこそ楽しかったですよ!」

照「…みんな貧乳になればいいのに」ボソッ

煌「若干心にダメージを負った方もいますが…ところでお二人ともどうして福岡に?観光ですか?」スバラッ!

小蒔「いえ、長野の風越という所に用事があるので向かっている途中なのです!」

煌「…?長野に行く途中に福岡ですか?白糸台は東京ですよね?」

照「ま、まぁ色々あってね…私も風越に用事があるから小蒔に連れて行って貰おうと思ったんだけど…」

煌「なるほど!話は大体分かりました!それでは私が長野まで案内しましょう!」スバラッ

照「いやいや!流石にそこまでは甘えられないよ!」

煌「どうぞお気遣いなく!何を隠そう私長野出身でしてね。里帰りしようと思ってたとこなんですよ」

小蒔「すばらさんも一緒に長野に行くんですか!?とても楽しくなりそうですね!」

照「小蒔…」

煌「どうやら決まりですね!早速明日出掛けましょう!」スバラッ

照「まさかここまで甘える事になるとは…じゃあ悪いけどお願いするよ」

煌「はい!案内役、任されました!」

次の日


煌「照さん!起きて下さい!」ユサユサ

照「うぅーん…どうしたの?」フワァ…

煌「運が良いことに飛行機のチケット取れましたよ!ダメ元だったんですけど結構空いてたみたいです。御都合主義ってやつですね!早速出掛けましょう!」

照「そうなの?じゃあ小蒔を起こさないと…」

小蒔「あ、照さんおはようございます」ペッコリン

照「…小蒔、朝早いんだね」

小蒔「これでも巫女ですからね!早起きには自信あります!」フンス

煌「小蒔さんは私より早起きでしたからね。すばらです!」

照「…って準備出来てないの私だけ!?ちょっと待ってて!急いで支度するから!」

小蒔「40秒でお願いします♪」

照「…昨日のラピュタみてたんだ…」

なんやかんやで空港


小蒔「なんとか間に合いましたねー!」

照「飛行機で長野まで行けるんだね。知らなかった」

煌「いえいえ。一度羽田空港に降りてそこから新幹線ですよ!」

照「えっ東京に戻るの…?」

煌「はい。何か不都合でも?」

照「…いや、改めて私は方向音痴なんだなーって再認識させられたよ」ハァ…

小蒔「あっ!あのゲートみたいなのまた通ってみたかったんです!」タタタ

照「ちょっと小蒔!…私達も行こうか」

煌「そうですね♪」スバラッ

小蒔「照さん!早く早く!」 ゲート「」シーン

照「そんなに焦らなくても飛行機は逃げないよ」 ゲート「ピー」

煌「お二人とも楽しそうですね!」 ゲート「ビーッビーッビーッ」

煌「えっ」

空港職員「はいすいません。何か装飾品等の金属は身につけていませんか?」

煌「い、いえ。全てカバンにいれたので…」

空港職員「うーん。でも探知機が反応してるので…」

小蒔「あっもしかしてこのホーンじゃないですか?」髪コンコン

煌「なるほど!これはただの髪の毛なので大丈夫ですよね?」

空港職員「そうですね。それなら大丈夫です。どうぞ」

小蒔「良かったですね♪」ウフフ

煌「はい!では行きましょうか!」ウフフ

照「…突っ込んじゃいけないんだろうなぁ…」

空港職員「あ、すみません。あなたもブザーが鳴ったのでちょっと待って下さい」

照「」

飛行機離陸後


小蒔「わ、わ、わぁー!飛んでる飛んでますよ!すばらさん!!」フンフン

煌「ホントですね小蒔さん!!この鉄の塊飛んでますよ!」キャッキャッ

照「小蒔は分かるけど煌がその反応はおかしいだろ。絶対乗った事あるでしょ」

煌「照さん。こういうのはノリが大事なんですよ!」

小蒔「あ、ちなみに私も飛行機は乗った事ありますよ!」

照「あるのかよ!反応が初々しいから初めてだと思ったよ!」

煌「今のセリフだけ聞くととてもエッチに聞こえますね!」スバラッ

小蒔「?どこら辺がえっちなんでしょうか?」

照「わーわー!もういいから!私ちょっと寝るから!」

その頃の風越


菫「吉留!そこはもっと高目を狙えるだろ!県大会だからと言って甘く見たらダメだぞ!」

未春「わ、分かったよ純代ちゃん…」

菫「文堂!お前は常識に捕らわれ過ぎてる!もっと想定外の相手と当たってもいいように全国の牌符をよく見ておけ!」

文堂「は、はい!分かりました深堀先輩!」

菫「美穂子。今度の県大会に向けて合宿をしようと思うのだがどうだろうか」

美穂子「そ、そうね。私の独断では決められないからコーチと相談しないと…」(私先輩なんだけど…)

久保「す、全て深堀に任せる!」(なんか恐い…)

菫「池田ァァァア!てめぇ何考えてその牌切ってるんだよぉォオ!やる気あんのかァ!」

池田「ごめんなさいし!ごめんなさいし!もっと気合い入れて練習するし!」ガタガタ


結構うまいこといっていた

戻って照組新幹線内


照「今更だけど小蒔が長野に行く理由って…」

小蒔「はい…実はお昼寝している時に色んな学校の方の夢を見てたんですよ。そしたら…」

照「あーうん。よくはわからないけどわかったよ」(棒)

小蒔「そうですか。それで霞ちゃんが責任とって私が元に戻しなさいって…」

煌「何かお二人とも大変そうですねー一人だけ気楽で何か悪い気がします」

照「というか何で私以外誰もおかしいって思わないの?見た目から違うと思うんだけど…」

小蒔「今回降りた神様がかなり強力だったようなので…恐らく普通の方は気付かないのかと。照さんは照魔境をお持ちなので気づいたのではないかと思います」

煌「お二人ともなんだか難しい話をしてますね…それより長野で泊まるとことか決めておられるんですか?」

照「あっ」

小蒔「全く考えてませんでした!」

照(咲のとこに行けばどうにでもなるんだけど…行けない!あんな喧嘩別れした後だし…)

照「ま、まぁどうにかなるよ!何て言ったって地元だしね!」

煌「そうですか?まぁ長野には旅館もあるので確かにどうにかなりそうですね!」スバラッ

なんとか長野到着


照「着いたー!早速菫を迎えに行こう!」

小蒔「照さん落ち着いて!恐らく菫さんも今は風越の部員として活動しているはず…無理矢理連れ戻すのは得策ではないかと」

照「い、いきなりマジメだね…それはそうだけど一体どうしたら?」

小蒔「私に任せて下さい!菫さんの場所さえ分かれば後は簡単ですよ!」フンス

照「じゃあ小蒔に任せるよ。ところで煌は?」

煌「わぁー!全然変わってない!私が落書きした看板もそのままですよー!」スバラッ

小蒔「とても楽しそうですね!」

照「まぁ地元だしね。じゃあ私達だけで風越行ってみようか」

照「って事で風越に着いた訳だけど…」

小蒔「何か話し合いしてますね。ちょっと様子を見てましょうか」

照「ところで煌は?」

小蒔「すばらさんならせっかくだから後輩に会って来ます!って言ってましたよ」

照「そっか。じゃあもう少し近づいて何話してるか聴いてみよう」コソコソ

小蒔「はい!」コソコソ

久保「では今度の県大会のオーダーを発表する!」

池田(今度こそ…今度こそ天江を叩き潰してやるし!!)

久保「先鋒、池田!」

池田「!!」

久保「次峰、深堀!」

菫「はい」

久保「中堅、文堂!」

文堂「は、はい!」

久保「副将、吉留!」

未春「はい!」

久保「大将、福路!」

美穂子「はい!」

久保「以上だ。県大会はこのオーダーでいく!」

池田「ちょ、ちょっと待って下さいコーチ!」

久保「…何だ池田」

池田「納得いきません!何で私が先鋒なんですか!大将にしてください!」

久保「あのなぁ池田…」

菫「お前を先鋒に推したのは私だ」

池田「!!」

菫「コーチはお前を大将にしようとしていた。しかしはっきり言って今のお前の実力では天江を押さえることなど出来るわけがない」

池田「お、お前…!」

菫「そして私を含め他のメンバーでも押さえることは出来ないだろう。…ただ一人、美穂子を除いては」

菫「今年の風越は先鋒、次峰の火力で勝負する。池田。お前が先鋒で一気に点を稼いでくれれば…」

菫「私が必ず相手を射ぬいて飛ばす!」

池田「…!」

池田「ふふっ…」

池田「あははっ!!」

美穂子「か、華菜?」

池田「私と同級のお前がよく言うし!面白い、そこまで言うならやってやるし!!」

菫「あぁ。お前と私のコンビならやれる!そしてもし次峰で飛ばせなかった場合は文堂、吉留!お前達が点数を維持さえすれば…」

菫「美穂子が必ず勝ってくれる!」

文堂「深堀先輩…!任せて下さい!」

未春「うん!私も頑張るよ純代ちゃん!」

久保「…こりゃ次の部長は深堀で決まりだな」

美穂子「ふふっコーチったら気が早いですよ。でもあの子になら任せられます」

ワー ワー ヨシ!フカボリヲドウアゲダー! ワー ワー



照「…」

照「め、メチャクチャ順応してるーー!!」ガーン

照「小蒔!早くなんとかしないと菫が深堀さんになっちゃうよ!」アワワワ

小蒔「お任せ下さい!では早速元に戻しますよー!」オー

照(あれ?ちょっと待てよ?今菫を元に戻しちゃったら風越の皆さんの士気が落ちて大変な事に…?)

照「ち、ちょまーっ!!」ガシッ

小蒔「うわわ!照さんどうしたんですか!?菫さんを元に戻すんじゃ…」

照「ちょっと聞きたいんだけど入れ替わりってどのくらいの期間なの?一生って訳じゃないよね?」

小蒔「今回は結構強めの神様でしたけどそれでも恐らく2ヶ月後には元に戻るかとおもいますが…」

照(2ヶ月後…ちょうど県大会が終わってインハイ直前くらいだ…)

小蒔「よーし!久し振りに頑張っちゃいますよー!」フンフン

照「よし!小蒔、もういいや帰ろう!」

小蒔「えぇ!?」ガーン

小蒔「でもいいんですか?菫さん元に戻さなくても」

照「うん。いいんだ。県大会程度なら私が先鋒で全部飛ばすから…」ギュルルル

小蒔「照さんは相変わらずお強いですね!鹿児島から結果を楽しみにしてます!」

照「うん。約束するよ。それより泊まるとこも探さないと…」

小蒔「私は照さんとならどこでも構いませんよ!」

照「ありがとね。じゃあ煌に連絡して一旦集まろうか」ピッピッ

煌と合流


煌「お二人とも用事は済んだので?」

照「うん。こっちは大丈夫そうだったよ」

小蒔「でも私は結局なにもしてないので帰ったら霞ちゃんに怒られるかも…」ションボリ

照「大丈夫だよ。あのおっぱいお化けには私から事情を話しとくから」

小蒔「ホントですか!照さんありがとうございます!」ダキッ

照「…正面から抱き付かれるとおもちが当たって何かとても負けた気分になるので離れてもらってよろしいでしょうか」

小蒔「は、はい」

煌「ところでお二人はこれからどうするので?泊まるとこが無いなら私のとこに来ます?」

照「迷惑でなければ是非ともお願いします」ペッコリン

小蒔「します!」ペッコリン

煌「そんなに畏まらないで下さいよ。言っても普通のビジネスホテルなので狭いかもしれませんが」

照「えっホテルあるの!?あるなら案内してもらえれば私たちは別で部屋取るよ」

小蒔「嫌です!」

煌「こ、小蒔さん?」アセッ

照「どうしたの?何か不満でも…」

小蒔「せっかく仲良くなったんですから3人で一緒に泊まりましょう!」

照「い、いや、ビジネスホテルは狭いから…」

煌「すばらです!そうですね!せっかくなので一緒の部屋にしましょう!」スバラッ

小蒔「さすがすばらさん!早速ホテルに行きましょう!」

煌「ホテルまでの案内役、任されましたぁ!」オー

照「…うん。楽しそうだしもういいや」


その後ビジネスホテルの狭いお風呂でくんずほぐれつあったりシングルベッドに3人で寝たりした事があったりお風呂で照がやっぱり心にダメージを受けたとかなんとか

その翌日 東京駅


照「じゃあ二人とも私行くね」

小蒔「照さん…私もっと一緒に遊びたいです…」ウルウル

照「ふふっ…」ナデナデ

小蒔「ふわぁ!て、照さん?」

照「小蒔がまた全国に出てくればいくらでも遊べるよ。だから今はね…?」

小蒔「わ、分かりました!私頑張ります!絶対にまた今年も全国に来ますよ!」

照「煌も本当に色々ありがとう。煌がいなかったら今でも長野にたどり着いてないと思うよ」ワリトマジデ

煌「いえいえ!私の方こそとても楽しく過ごさせていただきました。私は大会には出れないと思いますが応援には来るのでまた一緒に遊びましょう!」

照「…煌はもっと自信を持っていいと思うよ。煌に足りないのは自信だと思うから」ニコッ

煌「…?よくわかりませんが分かりました!もっと自分の打ち方に自信を持つようにします!」スバラッ

エー、ドアガシマリシャス

小蒔「照さん!私向こうに帰っても電話とかめーるしますね!」

照「楽しみにしとくよ。じゃあ二人ともまた全国で会おう」

煌「はい!是非また一緒に打ちましょう!」スバラッ

照「うん。また私が勝たせて貰うけどね」フフッ

エー、ハッシャイタシャス

小蒔「照さんお元気でー!!」フリフリ

煌「今度は私が一矢報いてみせますよー!!」フリフリ


照「…」フリフリ

照「…さて。一人になっちゃったなぁ…何か寂しい…」

照「い、いや!それどころじゃない!深堀さんに事情を話しとかないと!早く学校に行かなきゃ!」ダッシュ


白糸台 チーム虎姫部室

照「みんなー!部活休んでてごめん!今帰ったよ!」バーン


淡「くっ…亦野先輩手強い…!」

深堀「…」

尭深「せ、誠子ちゃんスゴい…部長と淡ちゃんが手も足も出ないなんて…!」

誠子「ふははー!誰も私には敵わない!私は無敵だー!!」

照「…みんな何やってんの?」

淡「あー!テルー久し振りー!」

深堀「ウス。」

尭美「誠子ちゃんがどうしてもって言うからみんなでバトルドームを…」

亦野「超!エキサイティング!!」

照「…」


照「誠子ァァァア!!!」ゴォォォオ!

…………

県大会 西東京

照「…ツモ」ギュルルラルラルルル

アナウンサー「決まったー!!白糸台の宮永照!先鋒戦で他校をトバして終了ーー!」

モブ校「」

アナウンサー「し、しかも全ての試合でパーフェクトゲーム!次峰に一度も回すことなく圧巻の全国行き決定です!」


白糸台 控え室

照「ただいま」ガチャ

淡「テルーすごーい!でも私の出番も作ってよー!!」プンプン

尭美「…お疲れ様です」

誠子「お疲れサマサマです!」

深堀「お疲れです」

照(これで取り敢えず小蒔との約束は守れたかな…そういえば長野はどうなってるだろ…)

県大会 長野

アナウンサー「せ、先鋒戦終了ー!風越の池田が他校に圧倒的な点差を着けて次峰に回しましたー!!」

純「くっ…やられたぜ…」 -36000

タコス「東場なのに全然上がれなかったじぇ…」 -32000

むっきー「うむ!」 -76800

カツ丼「これは驚いたな…流石は全国区とでもいうのか…」


風越女子 控え室

池田「ただいま戻ったし!」バーン

未春「華菜ちゃんお疲れ様!」

分堂「圧勝じゃないですか池田先輩!」

美穂子「すごいわ!これだけの点差があれば…!」

菫「あぁ。任せておけ。この試合、次峰で終わらせる…!」ゴゴゴ



…そして長野県の優勝校は次峰戦で他校をトバした風越女子に決まった…!そして舞台は全国へ!

咲、和『控え室で寝てたら試合が終わってた……』

衣「会場に着いたら試合が終わってたぞ……」

次回、深堀と菫は結局元に戻らなかった…!
そして迎えた全国大会!久し振りに会った照と小蒔に芽生えた感情とは!?そして純粋な小蒔に淡い感情を抱いた煌の取った行動とは!?さらに団体戦の結果に調子に乗りすぎたまま咲と当たった池田の個人戦の結果とは!?物語はついに感動のクライマックスへ…!


続かない。カン!

ホントにすんません!こんなに長くなる予定は無かったンス…流石に眠くてあかんですわ…
ちなみに続きは何となく浮かんだんで書き貯めしてまた代行お願いします!

最後に、照蒔もいいけど一番好きなのは洋シロです!ではおやすみなさい

乙でー
続き楽しみにしてる

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