アルミン(格好いいなぁ…)

ジャン「さっさと行くぞ」

エレン「どうしたんだアルミン？」

アルミン「あ、いや、なんでもないよ」

食堂

アルミン「あーあのさジャン…」

ジャン「ああ？何だ？」

アルミン「えーと…その…あー…」

ジャン「はっきり言えよ。わかんねえだろ」

アルミン「あー…うー…」

アルミン「…ごめん！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ジャン「…何だありゃ」

マルコ「…ジャン何したの？」

ジャン「何もやってねえよ！」

寮

アルミン「ああ…今日も言えなかったよラッキー…」

ラッキー(猫のぬいぐるみ)「」

アルミン「どうしよう…卒業までに言えるかな…どうすればいいだろうラッキー」

ラッキー「」

アルミン「いい方法ないかなぁ…」

アルミン「ああもう！」ﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼ

「痛い」

アルミン「え？誰？」

ラッキー「叩くなバカ」

アルミン「うっひゃあ！喋った！」

ラッキー「ははは、当たり前だ。ぬいぐるみはみんな喋れるぞ」

アルミン「あ、そうなの…え？」

アルミン「じゃあずっとみてたの？」

ラッキー「もちろんだ」

アルミン「じゃあ僕がジャンでオ○ニーしてる事も知ってたの！？」

ラッキー「お、おう…」

アルミン「ジャンのパンツ漁ってるのも！？」

ラッキー「はは…」

アルミン「何だよ…もう」ｶﾞｼ

ラッキー「ちょっ！何する気だ！」

アルミン「窓から捨てる」

ラッキー「待て！早まるな！」

アルミン「バイバイ」ﾎﾟｲ

ラッキー「」ｱｱｱｱｱ

ジャン「おいアルミン」

アルミン「」ﾋﾞｸｯ

アルミン「な、何かな…」

ジャン「さっき何言おうとしたんだ？」

アルミン「さ、さっき？知らないな」〜♪

ジャン「何とぼけてんだよ！」ｽﾞｲ

アルミン(か、顔が近…)

アルミン()ﾎﾞﾝ!!

ジャン「？　どうした？」

アルミン「」ﾌﾗ ﾋｭ-

ジャン「窓から落ちやがった！」

アルミン「う…ここは…」ﾊﾟﾁ

マッチョ「目が覚めたか」

アルミン「あれ、僕どうしてたっけ」

マッチョ「窓から落ちた所をジャンって奴が助けてこの医務室に連れてきたんだ」

アルミン「あ…そういえばそんな気がする」

マッチョ「まあ少し休んでいるといい」

アルミン「はい」

アルミン「…」

アルミン「」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ

アルミン「暇だ…」

ラッキー「おい」

アルミン「あーラッキーだー。久しぶり。元気だった？」

ラッキー「おかげさまでな」

アルミン「ちょうどいいや。暇だったんだ」

アルミン「ジャンへの告白ってどうすればいいかな？」

ラッキー「…言えばいいだけだろ」

アルミン「それが出来ないから困ってるんだよ！」ﾊﾞｼ

ラッキー「勇気ぐらいだせバーカ！」

アルミン「」ﾊﾞｼ

アルミン「勇気がほしいなぁ」

ラッキー「ほほぅ、ならくれてやろう」

アルミン「え！ほんとに！」ｸﾞﾆｸﾞﾆ

ラッキー「やめろ、引っ張るな」

アルミン「どうやってくれるの？」

ラッキー「魔法を使う」

アルミン「冗談はいわなくていいよ」ﾋﾞｼﾊﾞｼ

ラッキー「叩くな！ぬいぐるみはみんな魔法が使えるんだ！
あと、特別な条件を満たした30代以上も使えるね」

アルミン「特別な条件？」

ラッキー「俺も詳しくは知らん」