アルミン「三人衆」(144)

いろんな三人組がしゃべってるだけのss


何の盛り上がりもストーリーもないので好き嫌い別れるかもしれません


ジャン「なあサシャ」ナデナデ


サシャ「何ですか?」


ジャン「コニーの頭はどうしてこうも触り心地がいいんだろうな」ジョリジョリ


サシャ「さぁ……でもこの頭皮がグニャグニャ動く感じ、良いですねえ」ショリショリ


コニー「……」イライラ


ジャン「頭もいいんだけどよ、実はもう一個コニーのすごい所見つけたんだぜ」


サシャ「本当ですか!?立体起動が上手いとかなしですよ!!」


コニー「………」ワクワク


ジャン「声が良いんだ。枕元で囁かれたい訓練兵第三位だとか」ジョリジョリ


コニー「……」ショボン



サシャ「言われてみればかわいい声ですよねー……ちなみに二位、一位は?」ナデナデ


ジャン「一位はライナー。二位はマルコ……か、エレン?」


サシャ「ジャンはどの辺りなんですか?」ジョリジョリ


ジャン「どうでもいい」


サシャ「そうですか……コニー、今ジャンに耳元で囁かれてますけどどうですか?」ナデナデ


コニー「耳が腐りそうだ」


ジャン「ええ……」シュン


サシャ「二人とも結構口が悪いですからね……」


サシャ「この話はやめて一位のライナーの話に戻しましょう!」アセアセ



ジャン「……ライナーはコニーとは違って低いタイプだな」


サシャ「女の子なら六人に一人くらいはあると思いますよ」


サシャ「ライナーみたいな低い声で囁かれたい願望は」ナデナデ


ジャン「一方二位のマルコは優しい感じだよな」


コニー「あいつは声だけじゃなくて性格も優しいよなぁ……」


ジャン「だよな!」


サシャ「皆の事もよく見てますしね……」ナデナデ


コニー「お前と親友やってる位だし」


ジャン「あ?」グリグリグリ


コニー「いだだだだだだだ!!!」ジタバタ



サシャ「ちょっと!コニーの頭が凹んじゃいますよ!!」アタフタ


ジャン「ったく……気づかいってもんがねぇのか気づかいってもんが」


サシャ「それはジャンが言えることでは……無いですよね」


コニー「だな」


ジャン「あぁ?」


サシャ「ジャン顔怖いです」


コニー「だな」


ジャン「……」


コニー「まあいつもだけどな」


ジャン「てめぇこそムカつく顔だぞ」



コニー「なっ!?」


サシャ「ですね。見えないですけど」ジョリジョリ


コニー「俺そんなにムカつく顔してるのか?」


ジャン「おう!ばっちりだぜ!」


コニー「ふざけんなバカ!」


ジャン「他の誰に言われてもいいが、お前にだけは言われたくねぇよそのセリフ」


サシャ「コニーがバカ呼ばわりしてもいいのはコニーだけです」



コニー「お前らひでぇよ!」


ジャン「お前もひでぇよ!」


サシャ「喧嘩しないで!まずはお互い謝りましょう」


コニー「クソッ……ジャン!悪かったよ……!!すまねぇ」ワナワナ


ジャン「こっちこそ言い過ぎたぜ……!!悪かったな、コニー」ワナワナ


サシャ「よく出来ました!じゃあ行きましょうか」


ジャン「そうだな。行くかバカ」スクッ


コニー「そうだな馬面」スクッ

短いですがここで終了

よろしい、ならば続投だ


リヴァイ「ぺトラ、なんだこれは」スッ


エレン「兵長!!」


ぺトラ「何って……クッキーですけど?」


リヴァイ「この黒い円盤が……クッキーだと言うのか?」


ぺトラ「オレオって言うんです」


オルオ「おいおいぺトラ……兵長と一緒の時まで俺の名を呼ぶんじゃねぇよ」ガチャッ


ぺトラ「……」


リヴァイ「……」


エレン「えっと……寒いんで閉めますね」ガタッ


オルオ「おいクソガキ!てめぇ何のつもr」バタン



ぺトラ「……牛乳につけて食べるとおいしいらしいですよ」


リヴァイ「ほう……」ボリッ


リヴァイ「……なるほど。悪くねぇな」ボリボリ


エレン「兵長……よかったです」


ぺトラ「エレンも食べていいのよ。ほら……甘いものなんて久しぶりでしょ?」


エレン「あ、ありがとうございます……!」スッ


エレン「へぇ~、本当に真っ黒ですね……ん?間に何か挟まってますよ?」


ぺトラ「ああ、それは私もよくわからないの」



リヴァイ「ぺトラ……よくわからん物を俺たちに出したのか……」ボリボリ


ぺトラ「いくら兵長でも、食べながらそんなこと言ったら説得力無いですよ?」


エレン「ハハ……」


リヴァイ「エレン!てめぇ笑いやがったな?没収だ」ガタッ


エレン「へ、兵長……」


ぺトラ「あれ気に入ってもらえたんだ……よかった」


エレン「ぺトラさん!良くないですよ!」



ぺトラ「どうして?」


エレン「どんなツンデレなんですか!あれ美味しかったのに……」


ぺトラ「男共の所に行ってきなさい。いっぱいあるからね」


エレン「はい!ありがとうございます!」ガチャッ


ぺトラ「明日が楽しみ……」ニヤッ


グンタ「エレンか!まあ座れ」


エルド「おいエレン!どうなんだよ!あの子たちとは」ニヤニヤ


エレン「あ、あの子達……ですか」アセアセ


オルオ「あの黒髪の女と金髪の子だ……幼馴染なんだってな」ボリボリ


エレン「ミカサはただの家族です!それにアルミンは……」


エルド「そうだったな!ミカサとアルミンだ……で、どうなんだよ?」


エレン「ですから!ミカサはただの家族ですし、アルミンは男ですってば!」


エルド「……え?アルミン男なのかよ!?」


オルオ「お、俺は前から解ってたぜ!でもあえて解らないフリをしていた」アセアセ



グンタ「アルミンはどうみても男だろう……名前で解らなかったのか」ボリボリ


エレン「オルオさんこそぺトラさんとはどういう関係なんですか!?」


オルオ「ガキンチョ……さては嫉妬してるな?無理もない。俺たt」


エルド「あいつら確か同期だったよな?」


グンタ「正直言って、俺にはそれ以上の関係には見えん」


オルオ「……」


エレン「……」


 翌日



リヴァイ「俺は……死ぬのか?まだ……巨人を絶滅させてねぇってのに……」ダラダラ


エレン「へ、兵長……どうされたんですか!?顔色が優れないようですが」


リヴァイ「エレン……お前はどう思う?」ダラダラ


エレン「は、はぁ……何ですか?」


リヴァイ「クソが……真っ黒だった」


エレン「……」


リヴァイ「……」



エレン「俺もです」


リヴァイ「お、お前もか……?なら心配いらねぇな」


エルド「へーーーちょーーーーー!!」ダダダダ


オルオ「大変なんですよ!!朝便所で用を足してたら……!!」ドドドド


グンタ「どうせオレオ食ったせいだろ?全くお前ら……」


リヴァイ「俺もだ」


エレン「俺もです!」


エルド「あっ……じゃあ病気じゃないんだな」ホッ


オルオ「お、俺は最初から解ってたぜ!!」





ぺトラ「もう……普通に考えたらわかるでしょ?昨日食べた真っ黒な物と言えば?」


リヴァイ「オルオ……だったか」


グンタ「オレオです」


リヴァイ「どっちでもいい」


ぺトラ「全く……エレンはあんた達の事全く尊敬してないわよ」


グンタ「俺は別だよな?」


エレン「エルドさんとオルオさんは……えっと、明るい人……ですね」アセアセ


ぺトラ「ほら、また気使わせちゃったよ?」


オルオ「ハッ、新兵はその位が丁度いいんだよ」



エルド「うるさいぞぺトラ!お前とオルオは初陣で漏r」


ぺトラ「ぎゃあああああ!」


オルオ「やめろよエルド!!!」アセアセ


リヴァイ「そんな事もあったな……フフッ」


エレン「ちょっ……話についていけませんよ!」


ぺトラ「ついてこなくていい!!!」


オルオ「だから何だよエルド!?俺の方が討伐数とか戦績は上なんだが!?上なんだが!?」


エルド「俺の場合は単独討伐が多い。お前は兵長やぺトラが削った巨人のうなじを削いでただけだろ」



リヴァイ「お、お前ら……」


エレン「取り残されましたね……」


ぺトラ「オルオ!何で昨日、私がオレオって言った直後に部屋に入ってきたの!?」


オルオ「それは……」ダラダラ


ぺトラ「まさか盗み聞き……」


オルオ「するかよ!」


ぺトラ「じゃあ何であんな近くにいたの!?」


オルオ「兵長とお話があったんだよ!それよりぺトラ。あの時の事で聞きたいことがあるんだが」


ぺトラ「何?」




オルオ「あの時は……お前と兵長とエレンでオレオを食ってたんだよな?」


ぺトラ「そうだけど?」


オルオ「と言う事はお前も真っ黒いクs」


ぺトラ「殺す!!!」


エルド「見てられん……」フルフル


グンタ「お前ら!!ガキじゃないんだぞ!!」


オルオ「そんな事言ってねぇで助けろ!!」ドドドド


ぺトラ「待て!!!」ドドドド



リヴァイ「……エレン、草むしりをやっておけ」バタン


エルド「兵長も呆れちまってるな……」


エレン「兵長……解りました!」


エルド「さて、俺達もやるか」


グンタ「そうだな。……全く、夫婦漫才も大概にしてくれよな……」


オルオ「やめろ!やめてくれぺトラ!!」ジタバタ


ぺトラ「もう許さない……」ギリギリギリ


    

    アッー!




ヒッチ「おはよ~!ア~ニぃ?」ニヤニヤ


アニ「チッ……」


マルロ「全く……アニ、憲兵団なのに朝が弱いとはどういう事なんだ?低血圧か?」


ヒッチ「え?何?マルロ……あんたこんなのの心配してるの?」


アニ「……」


マルロ「心配もするだろう!こんなに寝起きが悪い奴は俺が居た訓練所には居なかった」


ヒッチ「へぇ~、あんたもこの女に気があったんだ……全く、どこがいいんだか」チラッ


アニ「……?」


ヒッチ「怖っ……あ、もしかして私のこと嫌い?」



アニ「……」コクッ


ヒッチ「あ~やっぱり!アニメで急にかわいくなった私に嫉妬してるんだ~」ニヤニヤ


アニ「えっ……」


ヒッチ「だよね!その一方であんたはそろそろ退場だから」


マルロ「アニメの話なら、結局俺たちも同じ事だろ!」


ヒッチ「まあそりゃそうなんだけど……」


アニ「唐突にメタ発言するのは止めてくれないかな」



ヒッチ「うわ~!怖い怖い!これは従っておいた方がよくない?」


マルロ「アニを煽るのは止めろ!寝起きが悪いのもきっと、トロスト区で見た惨状を夢で見ているに違いない……」


アニ「そんなことないよ」


マルロ「えっ」


ヒッチ「あ、そうだ!聞けばあんた以外の成績10位以内の奴らって、みんな調査兵団に行ったらしいじゃん」


ヒッチ「やっぱあんたハブられてたんだ……やっぱりね!私絶対そうだと思ってたもん」


マルロ「……おい!上官が来たぞ」ヒソッ



ヒッチ「ふん……」バッ


アニ「……」バッ


マルロ「……」バッ


憲兵「そういうのいいから。うん。マジでマジで」


アニ「……」スッ


ヒッチ「……」スッ


マルロ「……」


憲兵「はい騙された!お前ら二人とも給料半額な」


ヒッチ「!?」


アニ「え……」



マルロ「お前らバカか!上官の前で敬礼は基本中の基本だろう!」


憲兵「あ~、俺そういう暑苦しいのも嫌いだから。お前もう黙ってて。あ、お前ら!さっきのは嘘だよ」


マルロ「」


アニ「……」ホッ


ヒッチ「……」


憲兵「え~とな、今日は貴族の結婚式の護衛だ。しっかりやれよ」ファサッ


マルロ「ちょっ……ファイルだけ渡されても……」アタフタ


ヒッチ「別にいいでしょ……頼りになるわけでもないだろうし」


アニ「あんたにしてはまともな事言ったね」



ヒッチ「どうも。じゃあ行こうか。北東の教会だってさ」


マルロ「何だ?お前いつになく真面目じゃないか」


ヒッチ「結婚式に突っ込んでくるバカなんか居るわけないって……」


ヒッチ「しかもこっちには立体起動装置があるんだし……楽な仕事だよ?」


アニ「……そうだね」


マルロ「とは言っても油断はするなよ」


ヒッチ「はいはい。暑苦しいなぁもう……」

一旦休憩。マルロとヒッチのCVが地味に気になるのは私だけではないはず

そしてエルドの彼女みたいな人がみなみけに出てた気がするのも私だけではないはず

最近妙に忙しいので更新は不安定になります

あと、おまけ編2つあります


サシャ「……」


ユミル「いやクリスタ……私はそんなの興味ないんだが」


クリスタ「どうして!?サシャがついに恋に目覚めたかと思うと私、嬉しくて……」ジワァ


サシャ「いやあの……コニーともジャンとも何もないですが……」


クリスタ「嘘!さっきあんなに仲良さげに喋ってたのに!」


ユミル「こうやって、やたらと詳しく聞きたがる癖は正直どうかと思うぞクリスタ……」


サシャ「で、ですから……単に喋ってただけじゃないですか……」


クリスタ「だってサシャの顔が赤かったもん!普通じゃなかったよ!」


ユミル「……」



サシャ「赤くなかったですよ!」


クリスタ「赤かったもん!」


サシャ「赤くありませんでした!」


クリスタ「赤k」


ユミル「ハイ止めー!不毛だぞ不毛」


クリスタ「ユミルだって聞きたいでしょ!?止めないでよ」


ユミル「いや別に聞きたくはねぇよ」


サシャ「私も話したくはありません」


クリスタ「ええ……」シュン



ユミル「そんな顔されたってなあ……」チラッ


サシャ「わ、私に振らないでください!」アセアセ


クリスタ「じゃあユミル!!ベルトルt」


ユミル「あーあーうるさい」


サシャ「ベルトルト?」


クリスタ「うん。ベルトルトとユミル、ちょっと怪しいんだよね……」


ユミル「ああもう!そんな訳ねぇだろ!」


サシャ「ベルトルトはライナーかアニだと思いますけど」



ユミル「だよな!私が聞きたいのはそういう事じゃなくて」


ユミル「クリスタ!お前の事だ!お前が、お前の話だ!」


サシャ「私たちは話したんですからね!次はクリスタの番です」


クリスタ「え?私……?」キョトン


クリスタ「わ、私はいいよ……」モジモジ


サシャ「やっぱりライナーとかですかね」


ユミル「私だろ」


クリスタ「ライナーじゃないよ!」


ユミル「私だろ」



サシャ「じゃあ……ジャンとか?」


クリスタ「ジャンはまぁ……うん」


ユミル「は?ジャン!?私だろ」


サシャ「まさか!」ワクワク


クリスタ「で、でもジャンじゃないよ!」アセアセ


サシャ「じゃあアルミンとか……」


クリスタ「アルミンもエレンもコニーもないよ!」


ユミル「そもそも男だと誰が決めた!?」



サシャ「じゃあベルトルト……」


クリスタ「それはユミルでしょ?」


ユミル「だから違う!」


サシャ「……」


サシャ「まあ別にいいです。そんなに興味ないんで」


ユミル「だな」


クリスタ「二人ともひどい!この!」ポコポコ


ユミル「うらやましい!そこ代われよバカ!」ギリッ


サシャ「あ~、そこ気持ちいいですはい。あ~」















ジャン「……」ガリガリ


マルコ「……」モグモグ



アルミン「……マルコ、何食べてるの?」


マルコ「塩コショウたっぷりのスクランブルエッグと」


マルコ「申し訳程度の燻製肉をほうれん草と一緒にバターで炒めたものだよ」モグモグ


アルミン「うん。すごく美味しそうだね」


ジャン「……」ガリガリ


アルミン「一口ちょうだいよマルコ!お願い!」


マルコ「全く……はい、どうぞ」



アルミン「ありがとうマルコ!」モグモグ


アルミン「!!」ピクッ


マルコ「……」ゴクリ


アルミン「……」モグモグ


アルミン「ンまぁーーーいっ!!具が大きい!」


マルコ「僕が作ったんだ。喜んでもらえるなら嬉しいよ」


アルミン「うん。すごく美味しいよ」モグモグ


ジャン「……出来た」


アルミン「出来た?」



マルコ「さっきから黙ってたけど、その芋で遊んでたの?」


ジャン「……見ろ、キース教官だ」スッ


アルミン「む、無駄に上手い……」


マルコ「フフ……」


アルミン「でも食べ物で遊んじゃ駄目じゃないか!」


ジャン「大丈夫だ。削り落とした芋は全部スープに入れた」


ジャン「多分その分濃厚になってんだろ」


マルコ「……ちょっとよく分からないな」



アルミン「ねえサシャ!ジャンが芋くれるって!」


サシャ「!」ガタッ


サシャ「ぁぁぁありがとうございまぁっすっ!」ズイッ


ジャン「ほら」スッ


サシャ「キキキキース教官……!!」ダラダラ


サシャ「ま、まだ私何も取ってませんよ~~~!!」


ジャン「よく見ろ」


サシャ「……あ、よく見たら小顔ですね」





ジャン「……」


マルコ「……」


アルミン「どうしたの?食べないの?」


サシャ「こんな気持ち悪いの要りませんよ!」タッタッタッタ


ジャン「……」ショボン


マルコ「ぼ、僕は面白いと思うよ!うん。すごく!」


アルミン「ジャンは責任取って食べようか」


ジャン「解った……」モグモグ


ジャン「……いつもより濃いな」ショボン



マルコ「これ、食べる?」ズィッ


ジャン「い、良いのか?」


マルコ「どうぞ」


ジャン「……」スッ


ジャン「……」モグモグ


ジャン「旨いな」


マルコ「でしょ?」


アルミン「美味しいね」

次回からは喧嘩編 おまけは面倒だったらやらないかも

ユミル「チッ……遅えなベルトルさんよ」イライラ


ベルトルト「ごめん……今日寒いから……」


ベルトルト「これ買ってたんだ……ごめん、それで遅れた」スッ


ユミル「そりゃどうも!でも私はそんな言い訳で納得するほど丸くは――」


ユミル「カイロって!私はババァか!」


ユミル(……ババァでしたごめんなさい)


ベルトルト「ごめん間違えた……こっちこっち」ゴソゴソ



ユミル「へぇ……あんまんか。まぁ今日のところはこれで許してやろう」ホクホク


ベルトルト(えーーーーー!!そんなに大好物だったの!?)


ベルトルト「こ、好物だったんだね。よかった」アセアセ


ユミル「くれって言ってもやんねぇからな!」モムモム


ベルトルト「ユミルの大好物を取ったりなんかしないよ……」モムモム


ユミル「………まだあったりするか?」ドキドキ


ベルトルト「二個ずつ買ってきたよ」



ユミル「よし!」ボソッ


ベルトルト「え?ごめん、よく聞こえなかったんだけど……」モムモム


ユミル「な、何にも言ってねぇよ!」ニヤニヤ


ベルトルト(本当に大好物なんだな……)


ベルトルト「……僕の分も欲しいならあげるけど」


ユミル「……」


ユミル(欲しい!欲しいけどここでもらったらなんか、女としてのアレとかが無くなる気がする……)


ユミル「ふ、二人で食べたほうが旨い。だからあとの一個はベルトルさんが食え!」



ベルトルト「……いいの?大好きなんだよね?」モムモム


ユミル「いいから!最後の一個はベルトルさんが食え!解ったな?」


ベルトルト「う、うん……」


ユミル「……一気に三つも食べたら口の中が甘ったるくなっちまうからな!」


ベルトルト「あ、じゃあお茶買ってこようか?」


ユミル「要らん!」


ベルトルト「そ、そうだね。食糧買い出し中だから……」


ベルトルト「甘いもの食べてお茶なんてね」



ユミル「だからさっさと買って帰るぞ」


ベルトルト「……そうだね」


ユミル「……」


ユミル(しまった!大事なことを見落としていた……!)ギリッ


ユミル「……」チラッ


ベルトルト「どうしたの?」キョトン



ユミル(のこりのあんまんはベルトルさんが持ってる……)


ユミル(つまり私があんまんにありつく方法はただ一つ!)


ユミル「……何でもねぇ」


ベルトルト「そ、そう……」


ユミル(ベルトルさんにおねだり!!!それだけは避けたい……)



ベルトルト(これは間違いなくあんまんが欲しいんだな……)


ベルトルト「……」スッ


ユミル「……!」


ベルトルト「あげる」


ユミル「どうも」モムモム


ベルトルト「そんな物欲しそうな顔してたら誰だってわかるよ?」モムモム


ユミル「!?」

近所に住んでる母親に呼ばれてました……再開します



ユミル「し、してねぇよバカ!」


ベルトルト「でもすごい……捨て犬のような表情だったよ?」


ユミル「私が!?私が捨て犬だと!?」


ベルトルト「だからその位かわいそうになって来る表情をしてたって言う……」


ユミル「やっぱり寄越しやがれ!」グイッ


ベルトルト「あっ……それ食べかけだよ?」


ユミル「関係ねぇよバカ!」モグモグモグ


サシャ「何です、喧嘩ですか?怖い」サササ



ベルトルト「……サシャ?何やってるの?」


ベルトルト(サシャ程空気を読まない人なら、この状況ももしかしたら……)


サシャ「ライナーと買い出しの任務に来たのはいいんですけど」


サシャ「私が店に行ったら盗みかねないって言われて、ここで待ってるんです」


ベルトルト「ライナーなら言いそうだな……」


ユミル「だな!じゃあお前もさっさと帰れよ」


サシャ「嫌です」


ユミル「何でだ?今日はかなり寒いぞ」



サシャ「若干酷いこと言われましたけど、でも……」


サシャ「ライナーなら途中で何か買ってくれると……私信じてますから」


ベルトルト「あ、ありそう……」


ユミル「あいつは甘えられると弱いタイプだろうからな……」


サシャ「……二人こそ何やってるんですか?」


ベルトルト「僕らも買い出しだよ」


ユミル「しっかし酷ぇよなライナーの奴……仮にも女の子をほったらかしにして……」


サシャ「そうですよ!」



サシャ「そうですよ!」


ユミル「……まあ、食い物買ってやればコロッと忘れるだろうけどな」ヒソッ


ベルトルト「もしかしてライナーはそれを見越して……」


ユミル「本当ライナーはひでぇ男だな!ホモ野郎め!」


サシャ「本当ですよ!ライナーなんて転んでケガすればいいんですよ」


ベルトルト(ライナー……君はとても愛されてるよ)ホロリ



サシャ「ユミル、あの時のこと、覚えてます?」


ユミル「何だ?あの時って」


サシャ「クリスタがジャンとコニーについて問いただしてきた時の……」


ユミル「ああ……あいつのいつもの癖が出たんだったな」


サシャ「その時、ユミルの話にもなりましたよね」


ユミル「ああ。確かあの時は……」


ユミル「あっ!?」


サシャ「やっぱり二人は……」


ユミル「サシャ!止めろ!!!」



ベルトルト「…………?」


サシャ「クリスタがユミルとベルトルトって怪しいなって話をしてたんですよ!」


ベルトルト「そうかな?普通だと思うけど」


サシャ「それにしては結構仲良いっていうか、その……」


ベルトルト「普通だよね?」


ユミル「あ、ああ!私たちの仲は普通だ!ごく普通だぞサシャ!解ったな!?」


サシャ「解りましたよ……」


ユミル「……なあベルトルさん、そろそろ買出し済ませて帰ろうぜ」ヒソッ


ベルトルト「うん……そうだね。サシャ!またね」



サシャ「二人も何か買って下さいね~!」フリフリ


ユミル「ふざけんなバカ~!」


ベルトルト「……」アセアセ


ユミル「……さて、着いたぞベルトルさん」


ベルトルト「イモ5キロ……タマネギ、キャベツ、ニンジン他2キロずつ……」


ユミル「ま、いい筋トレにはなるだろうな」クスッ


ベルトルト「そ、そうかも知れないな……」


ベルトルト(重い……!ツレがライナーだったら良かったのに……)プルプル



ユミル「……」


ユミル「ん」スッ


ベルトルト「えっと……何……?」プルプル


ユミル「ほら、あんまん半分残しといてやったぞ」


ベルトルト「え……でも僕両手塞がってるんだけど」


ユミル「食べ終わるまで位なら持ってやるから……」


ベルトルト「それは嫌だ」


ユミル「じゃあどうすん……」


ユミル「……」ニヤッ


ベルトルト「?」プルプル


ユミル「そうか……そんなに食べさせてほしいのか?ベルトルさん?」


ベルトルト「えっと……ユミル……」アセアセ


ユミル「なら食らえ!!」ムギュッ


ベルトルト「……」モムモム


ユミル「……」


ベルトルト「……」


ユミル「……何だこれ」

投下終了。しかしかなり時間が長引いてしまった

アニメでヒッチがこのssみたいになってましたね







俺は預言者だったのか……

今気づきましたが俺のIDがクズ……酷いなこれ



エレン「……は?ジャンが俺の影武者?」


ミカサ「そう」


エレン「俺はこんな馬面じゃ……」


ジャン「おいエレン!本人の前で馬面とか言うな!」


エレンそ、それに俺の方が細いし背も低いぞ?全然似てねぇだろ」


ミカサ「そんなことは無い。カツラを被ればほら……」ファサッ


ジャン「……」


ミカサ「エレン!私達が体を張って作った傑作を見て。そして感想を言って」



エレン「……ジャンが体を張ってるのは百歩譲って解る!」


ジャン「……」


エレン「でもお前は何時どこで体を張ったんだよ!?」


ミカサ「このカツラは……リヴァイ兵長の部屋から盗んだもの」


ジャン「そ、それは聞いてねぇぞ!?」


エレン「ミカサ………それは確かに……体を張ってるな」


ミカサ「……エレン、感想を言って」


エレン「まあ、似てるんじゃねぇか」


エレン「どっちかと言うとリヴァイ兵長のほうが似てるけど」ボソ



ジャン「……」ホッ


ミカサ「良かった」ホッ


ジャン「でも何でリヴァイ兵長の部屋から盗んでくる必要が……」ヒソッ


エレン「あいつはあんまり物事を深く考えないタイプだからな」ヒソッ


ジャン「それアホだって言ってるようなもんだろ!」ヒソッ


エレン「だからいつも相談する相手はアルミンだった」ヒソッ


ジャン(ミカサ……お前も不憫なんだな……)ホロリ



エレン「ミカサ、ジャン以外には誰か居なかったのか?」


ミカサ「ユミルがちょうどいい感じだったのだけど、そばかすがあったからダメだった」


エレン「色々無理あるだろその人選……」


ジャン「俺消去法で選ばれたのかよ……」ショボン


ミカサ「……ジャン」


ジャン「何だ?」


ミカサ「もしも間に合わずに解剖されたり連行されたり拷問されたりしても……」


ミカサ「私はあなたのことを忘れない」


ジャン「……そうか」ショボン



エレン「大丈夫だって!絶対成功させてやるからな!」


ジャン「当たり前だろ……失敗したらお前まで死ぬんだからな」


エレン「だから失敗しねぇって!」


ジャン「チッ……解った解った!しっかりやってくれよな」ショボン


エレン「任せろ!」キリッ


ミカサ「そうと決まればジャン、さっそく練習をしましょう」


ジャン「え!?それも聞いてねぇぞ!?」


エレン「何のだよ」


ミカサ「当然エレンになりきるための練習」



ジャン「……」


ジャン「く、クチクシテヤルー」


ミカサ「ダメ」


ジャン「……いや、そもそもこんな事言わねぇだろ!!」


ミカサ「………それもそう」


ジャン「ええええ……」


エレン「ええ……」



ジャン「お、俺たち声も全然違うだろ?だからこう……エレンの何気ない仕草とか教えてくれよ」


ミカサ「エレンの仕草……」


エレン「別に癖とか無いと思うけどな……」


ミカサ「よくこの辺りを人差し指と中指で掻いている」トントン


ジャン「右のこめかみ……いや、そこよりは2cmほど上か」ガリガリ



エレン「そんな癖あったか……?」


ジャン「多分な」


エレン「大丈夫かよこれ……」


ミカサ「エレン。あなたは安心して作戦のイメージトレーニングでもしていて」


エレン「お、おう」















おまけ編




ハンジ「ソニー……ビーン……」


ソニー「……」


ビーン「……」


ハンジ「ソニー!ビーン!」


ソニー「……」


ビーン「……」


おまけ編終了


エルヴィン「残念だったな。リヴァイ」


リヴァイ「別に残念じゃねぇ。お前が盗ったのか聞いただけだ」


エルヴィン「しかしカツラを盗むとは……一体誰だ」


リヴァイ「よく考えればお前が黒髪のカツラを盗むはずはねぇ……ミケも違う」



エルヴィン「しかし、あそこまで整理整頓されたお前の部屋に盗みに入ったにもかかわらず」


エルヴィン「先ほどまで気付かなかったんだろう?相当の手練れだ」


リヴァイ「だろうな。見つけるのは簡単でも捕えるのは至難だろう」


   

     捕まりました



ミカサ「……」シュン



エルヴィン「ミカサ。まさか君は……ハg」


ミカサ「ち、違います!!!」


リヴァイ「ミカサ……何故お前は俺の部屋のカツラを盗んだ」


ミカサ「エレンの為なんです!ちょうど色も似ていたので……」ショボン


エルヴィン「なん……だと」ダラダラ


リヴァイ「嘘をついてるようには見えねぇな……」


ミカサ「エレンにはあれが必要なんです……」


リヴァイ「クソガキのヤツめ……そんな悩みがあるのなら言えばいいものを」ホロリ



エルヴィン「巨人の力にはそれ相応のリスクがあると言うことか……」


エルヴィン(巨人の出す蒸気によって頭皮がムレてしまっているのか……?)


ミカサ「お金なら払います!!ですから……」


リヴァイ「持っていけ。どうせ俺にはまだ必要じゃねぇ」


ミカサ「……感謝します」


エルヴィン「どうやら事情があったようだ。今回はお咎めなしとする」


ミカサ「で、では……」


リヴァイ「さっさと行け」



ミカサ「……失礼します」バタン


エルヴィン「エレン……やはりストレスなのだろうか」


リヴァイ「巨人、化け物、侵入者……人類の希望と呼ばれる一方であいつはそう呼ばれている」


リヴァイ「常人なら耐え難い苦痛だろうな」


リヴァイ「……あいつはまだ15だぞ」


エルヴィン「15。15だ……それなのに……それだと言うのに……」


リヴァイ「……」



エルヴィン「ハゲてしまっていたのか……」


エルヴィン「私はそんな事にすら気づいてやれなかった……上官失格だよ」


リヴァイ「エルヴィン、止せ」


エルヴィン「……」


エルヴィン「でもどっちのタイプなんだろうな?エレンは」


リヴァイ「……やはりそこに突き当たるか」


エルヴィン「ストレスから来ているのなら円形脱毛だな」



リヴァイ「うなじの辺りなら中々気付くのは難しいぞ……もしかしたらあいつ自身でさえ」


エルヴィン「後退してるようには見えなかったからな。やはり円形か」


リヴァイ「俺たちも他人事じゃねぇぞエルヴィン……お前も結構生え際が……」ジィ~


エルヴィン「生え際を凝視するんじゃない」


リヴァイ「……フン」



クリスタ(あ……もうダメ!!!鼻が限界……)ヒクヒク


クリスタ「は……は……」


クリスタ「……」


クリスタ「……ふぅ…………」


クリスタ(呼んだら来なかった……くしゃみってそういうものなのかな)


コニー「クリスタは何してんだ?」


コニー「すげぇ真顔で息ついてたが」


ミカサ「解らない……クリスタのことは私は解らない」



クリスタ(オートミールにお砂糖いっぱい入れたらユミルに怒られたなぁ……)ボーッ


クリスタ(仕方ないでしょ?……だって美味しいんだもん)ボーッ


ミカサ「どこを見ているの……?」


コニー「眠いのか……?」


クリスタ(あ!いいこと思いついた!!絶対覚えとこ!!)


ミカサ「妙な表情をした……あれは一体……?」


コニー「何か思いついたのか?」



ユミル「……でな、くるぶしの所がゴワゴワで……」ツカツカ


ベルトルト「ああ……」ツカツカ


クリスタ(あ、ユミル……)チラッ


クリスタ「……」


クリスタ(あーもう!声かけるタイミング逃しちゃった!)


ミカサ「今、二人をチラ見したような……」


コニー「そうか……?」


クリスタ(あれ?さっき何思いついたんだっけ……?)


クリスタ(もう忘れちゃった……)



ミカサ「頬杖をついて上を向いている……間違いなく考え事をしている」


コニー「そういうもんなのか?」


クリスタ(ああ肩凝ったなぁ……立体起動って毎回筋肉痛になるんだよね)


クリスタ(お腹とか千切れそうになるんだけど……皆大丈夫なのかな?)


ミカサ「なんだか疲れたような表情になった……」


コニー「あんまり見たことないな……あんなクリスタ」


クリスタ(おばあちゃんになったら犬が飼いたいなぁ……きっと和むぞ~かわいいぞ~)


クリスタ(でも猫も捨てがたいかな……あ~……悩んじゃうよ!)フルフル



ミカサ「首を横に振った……きっとアレだと思う」


コニー「アレ?」


ミカサ「関係ないときに恥ずかしい記憶がフッと浮かんでくる現象」


コニー「ああ……それっぽいな」


クリスタ(結婚するならベルトルトかな……あ、でもユミルがいるからダメかな)


クリスタ(じゃあアルミン?……子供がすごい小っちゃくて虐められそうだなぁ……)


クリスタ(じゃあコニーもないね……ジャン?……は結婚に向いてなさそう)


クリスタ(ライナーとエレンもそうだし……マルコかな。うん。マルコならいい旦那さんになりそう)



コニー「何かシュールだな」


ミカサ「段々面白く見えて来た」


クリスタ(あ、ミカサとコニーがこっち見てる)


ミカサ「気付いた」


コニー「30分位キョロキョロしたり怖い顔してたぞ」


クリスタ「えっ?そんなに?」


ミカサ「そんなに」


コニー「そんなに」


クリスタ「暇だったから」



コニー「確かに調査兵団に入ったら暇になったよな」


ミカサ「私もエレンがいないから暇……」


クリスタ(さっきはエレンとアルミンとコニーをボロボロに言っちゃったよね……ごめんね)


ミカサ「考え事をしていたの?」


クリスタ「うん……まあそんなところかな」


コニー「30分もか?アルミンじゃあるまいし……」


クリスタ「は、半分くらいはボーッとしてたかな?」アセアセ


ミカサ「具合は悪くないようでよかった」



コニー「じゃあ行くか。面白かったぜ」


クリスタ「え?……っと、ありがとう」


ミカサ「それじゃあ」ヒラヒラ


コニー「じゃあな!」ツカツカ


クリスタ「うん……」


クリスタ(コニーの髪の毛伸ばした状態見てみたいなぁ……)




アルミン「しかしジャンもなかなかエグいことをするね……サシャがかわいそうだとは」


ジャン「思うかよ」


サシャ「?」


ジャン「お前もやってみるか?すげぇ気持ちいいぞ」


アルミン「ぼ、僕はいいよ……罪悪感があるし」


ジャン「どこに罪悪感を感じる必要があるんだ?なあサシャ」


サシャ「そうですよ!私はジャンに気持ちよくなってもらえるし」


サシャ「ご飯を貰えるしでいいことづくめですよ?」


アルミン「…………ジャン」



ジャン「何だ?」


アルミン「僕はサシャに協力するよ!」


ジャン「!?」


サシャ「アルミンもですか?報酬は分けませんからね!」


ジャン「……お、おう」


アルミン「でもよくこんなこと思いついたね。逆に尊敬するよ」


ジャン「だよな!あのずる賢いユミルでもこれは思いつかなかったんだからな」フンス



ジャン「……さて、続きだ続き!」


サシャ「解りました!」


サシャ「え~……ジャンを崇めるジャン教を作りました!」


ジャン「うんうん!」ニマニマ


サシャ「ジャンの顔の形になる品種のイモを育ててます!」


ジャン「うんうん!」ニマニマ


サシャ「ああジャン、あなたはどうしてジャンなんですか?」


ジャン「それは俺だからだ!俺とは俺という名のジャンだからだな!」ニマニマ




アルミン「ロミジュリかよ!」


サシャ「私を養子にしてくださーい!!」


ジャン「マジで養子にしたい……」


アルミン「したいね……」


サシャ「私の名付け親になってくださーい!」


ジャン「よし!お前は今日からサシャ=キルシュタインだ!!」ビシッ


アルミン「ジャン!それプロポーズだから!」アセアセ


サシャ「……ハッ、見惚れていて聞こえませんでした……」


アルミン「サシャも上手くかわしたよーーー!」



ジャン「うんうん!うんうん!」ニマニマ


サシャ「ジャンの立体起動はもはや立体起動ではありません!」


サシャ「芸術です!」


アルミン「また訳が分からないよ!!」


ジャン「うんうん!」ニマニマ


サシャ「ジャンの似顔絵、一枚給料ひと月分で買いました!!」


アルミン「どこで売ってるんだよ!」


ジャン「うんうん!!」


サシャ「……もういいですか?」


ジャン「……もうか」


サシャ「……」ジィ~


ジャン「解ってるって……」


アルミン「……」


アルミン「まさかこれ程とはね……解ってたけど引くよ」


ジャン「お前もやるんだろ?最初は慣れだぜ慣れ」


サシャ「こんなに嘘丸出しでも喜んでもらえるんですねぇ……」ニマニマ



アルミン「じゃ、じゃあサシャ……お願いするね」


サシャ「任せてください!アルミン様様!!」


ジャン「あ~、妬けちまうな……」ニヤニヤ


アルミン「き、ききもちいぃ……」


ジャン「お、おい!?間違った気持ちよくなり方だぞそれ!!」


サシャ「気持ちよくなるタイミングも間違ってます!」

中途半端ですがここで終了します

恒例の終わる終わる詐欺



アルミン「もっとだ!もっと貰おうかサシャ!」クワッ


サシャ「アルミン天才!」


アルミン「もっと!」


サシャ「アルミンかっこいい!!」


アルミン「もっとおお!!」


サシャ「アルミンかっこいゲッホゲッホ」


ジャン「あんま無理すんなよ……ほら水」スッ


サシャ「すみません……」ゴクゴク



アルミン「もっと!」


サシャ「アルミンを祀るための土地を買いました!!」


ジャン「まだ死んでねぇぞ!!」


アルミン「」バタッ


サシャ「あ、アルミン!!」


アルミン「めっちゃ気持ち良いぃ~……」


ジャン「……あとでアルミンのパン持ってきてやる」


サシャ「はい!!」


ユミル「ライナーはやられたようだな……」


マルコ「フフフ……彼は進撃オカン四天王の中でも最弱……」


アルミン「でもどっちかと言うとオトンじゃないかな」


ユミル「そうだな……訓練兵団の父っつーか、兄だなあいつは」


マルコ「そ、それを言ったらキース教官が涙目になってしまうよ……」


アルミン「ライナーや二人は解るけど……僕は何で?」


ユミル「お前が一番保護者やってるだろ」


マルコ「むしろ僕が一番オカンじゃないよ」


アルミン「マルコは完全にジャンの保護者じゃないか!」



ユミル「そうだな。マルコは褒めて伸ばすタイプだ」


マルコ「まあ、僕はユミルみたいに飴と鞭をうまく使いこなせないからね。つい甘やかしちゃうんだ」


ユミル「時に優しく、時に厳しくってやつだな」


アルミン「マルコ認めちゃった……」


マルコ「アルミンの教育方針も教えてほしいな」


アルミン「教育なんてしてないよ!エレンやミカサとは友達っていうか、幼馴染だよ!」


ユミル「え?ミカサ姉ちゃん、アルミンお母さん、バカエレンって言う家族構成なんじゃねぇのか?」


アルミン「違うってば!」


マルコ「どう見てもそうだけどね……」



アルミン「うるさいよマルコお父さん!」


マルコ「何だい母さん?」


アルミン「ああもう!ボケないでよ!」


マルコ「ばあさんや、ごはんはまだですか?」


ユミル「おじいさん、4日前に食べたばかりでしょ?」


ユミル「って誰がばあさんだ」


ユミル(……ばあさんでしたごめんなさい)



アルミン「夫婦漫才しないでってば!」


ユミル「ほら、もう苦労属性が」


マルコ「本当にもう、保護者として生きることを運命づけられてるみたいだね」


アルミン「別に僕は苦労してるわけじゃないよ?」


マルコ「してるしてる!」



アルミン「夫婦漫才しないでってば!」


ユミル「ほら、もう苦労属性が」


マルコ「本当にもう、保護者として生きることを運命づけられてるみたいだね」


アルミン「別に僕は苦労してるわけじゃないよ?」


マルコ「してるしてる!」




ヒッチ「全然強盗とか刺客とか来ないね~……ま、来なくていいんだけどね」


マルロ「ヒッチ……アニのように緊張感を持て!」


アニ「zzzzz」


マルロ(立ったまま寝るってどういう事だ……!?全く器用なやつだ)


ヒッチ「アニなら寝てるじゃん!さっさと起こしたら?福山」


マルロ「誰が福山だ!フロイデンベルクだ!」


ヒッチ「だから福山じゃん」


マルロ「……アニ!起きろ!」


アニ「!」ピクッ



マルロ「お前はたるみすぎだぞ!いつもバカにしてるヒッチよりもな!」


アニ「……私はやるときはやるよ」


ヒッチ「は?何?私やればできる子なの~って?」イラッ


アニ「そう思いたきゃそうでもいいよ」


マルロ「喧嘩するな!」



ヒッチ「ハッ、同期なんてみんな出世の邪魔でしょ。だからここで潰しておかないとね」


アニ「それを口に出す辺り……やっぱりあんたはバカ女だね」


マルロ「だから喧嘩するな!お前らは全く……」


ユミル「!」


マルコ「オトンの気配!」


アルミン「えっ……?」



ヒッチ「ハッ、同期なんてみんな出世の邪魔でしょ。だからここで潰しておかないとね」


アニ「それを口に出す辺り……やっぱりあんたはバカ女だね」


マルロ「だから喧嘩するな!お前らは全く……」


ユミル「!」


マルコ「オトンの気配!」


アルミン「えっ……?」

今日は本当に終わり 最後に連投って……つくづく俺は決まらないですね。>>124は無しで



ミカサ「ベルトルトは汗っかき」


ベルトルト「え……?」


ミカサ「ベルトルトはよく汗をかいている」


ベルトルト「熱いんじゃなくて冷や汗なんだけどね……」


ジャン「確かにな」


ミカサ「ので」


ベルトルト「ので?」ダラダラ


ジャン「……」



ミカサ「私が拭いてあげる」


ベルトルト「い、いいよ別に……」


ジャン「なに!?」


ミカサ「じっとしていて」ゴシゴシ


ベルトルト「ちょ、ちょっと強いよ……」ダラダラ


ジャン(汗かいてたら拭いてもらえる……汗……熱い……)


ジャン「!」ピコーン


ミカサ「ベルトルトはつい汗を拭いてあげたくなってしまう……」フキフキ


ベルトルト「ど、どうして?」ビクビク



ミカサ「……」


ミカサ「ベルトルトの汗は拭きがいがあるから」


ベルトルト「……?」ダラダラ


ジャン(熱いお茶飲んでたら体が熱くなってくる、すると汗をかく。そしてミカサに拭いてもらえる!!)


ジャン「クックック……」ジョボボボ


ジャン「あっつ……あちち……」ガラッ


ミカサ「食べこぼしがあったらそれも拭いてあげる」


ベルトルト「いやいやいや!エレンじゃあるまいし」


ジャン(あっつ!あっつい!……我慢我慢)ゴクゴク



ミカサ「実はアレは私が気付かれないようにつけている」


ジャン「!?」ダラダラ


ベルトルト「そ、そんな気はしてたけどね……」


ミカサ「でもベルトルトは勝手に汗をかいてくれるので助かる」


ベルトルト「な、何が助かるの……?」ダラダラ


ミカサ「エレンは居ないし、アルミンは会議に引っ張りだこで居ない」


ミカサ「ので、世話を焼く人がいない」


ジャン(俺!オレオレ!!俺だよ!)ゴクゴク


ベルトルト「誰でもよかったんだね。良かった……目をつけられたのかと」


ミカサ「ライナーやユミルは食べ方がきれいだし、クリスタはもっと綺麗」


ミカサ「サシャは零しても食べる。………何より誰も汗かきではなかった」


ミカサ「やはりあなたしかいない」


ベルトルト「え……」


ジャン(俺は?)ダラダラ


ベルトルト「じゃあジャンは?」


ミカサ「ジャン?考えたこともなかった」キョトン


ジャン「め……目の前にいんのによ……」ショボン



ミカサ「……ジャンも汗が」


ジャン「あ、ああ……」ドキドキ


ミカサ「拭いてあげる」フキフキ


ジャン「悪いな……」


ジャン(これベルトルトの汗を拭いたハンカチ……ダメだジャン!そんな事考えるな!)フルフル


ベルトルト「あ、それ僕の汗拭いたやつ」


ミカサ「問題ない」


ジャン「え……」



ベルトルト「でもジャンが……」


ミカサ「問題ない」


ジャン(えーーーーー!!)


ベルトルト「問題あるよ!」


ミカサ「ジャン、何か問題がある?」


ジャン「………………何も問題ない」


ミカサ「問題ない」


ベルトルト「え……絶対問題あr」


ミカサ「問題ない」



ベルトルト「……解りました」


ジャン(気をつけろベルトルト!既にミカサはこの空間の全てを掌握してるぞ!!)チラッ


ベルトルト(そうだね!僕らがうかつだった!)コクッ


ミカサ「あ、ベルトルト」クルッ


ベルトルト「ど、どうしたの?」ダラダラダラ


ミカサ「また汗が……」ズイッ


ベルトルト「も、もういいから!!」サササ


ジャン「ベルトルト……俺は悲しいぞ」



ミカサ「でも汗を拭いておかないと後で風邪をひく……」シュン


ベルトルト「そ、そんな顔されても……」


ベルトルト(ちょっとジャンの気持ちわかったかも)チラッ


ジャン(だろ?)ニヤ


ベルトルト「あ、後で自分で拭いておくよ……じゃあそのハンカチ貸してくれる?」


ミカサ「えっ?」


ベルトルト「洗っておくから」


ミカサ「……お願い」スッ


ベルトルト「うん……」ギュッ



ジャン「……」


ミカサ「それじゃあ」ガラッ


ジャン「お前はいいよな……俺だってミカサにお願いとか言われてぇよ」


ベルトルト「ごめん……」


ジャン「…………」


ベルトルト「これで涙拭く?」スッ


ジャン「要らねぇよ汚ねぇ……」

今日はここで終了。 明日完結の予定

エレン「もうさっさと締めてさ、終わろうぜ」


アルミン「えっ」


ミカサ「私はこのスレに出過ぎた……このままでは過労死してしまう」


エレン「せーの」


アルミン「えっと……エヘンエヘン」


ミカサ「あーあー、んー」


エレン「これが」


アルミン「いつもの日常」


ミカサ「であれ」


  完


エレン「また投げたな」


アルミン「やる気が全く感じられないね」


ミカサ「それは仕方がないこと」


エレン「何でだよ」


ミカサ「書き溜めしていたファイルが入ったUSBが無くなったらしい」


エレン「バカじゃねぇかよ」

 
 完

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