俺「バイト中に妄想した話をしてみるよ」(7)

初スレ建てです。
内容はスレタイの通り、以前バイト中に妄想した話を書いていきます。
妄想話ですので、内容がおかしい。や、矛盾があるかもしれませんが
見逃してください<(_ _)>
書き溜めしていないので、亀ですがご了承ください。
何日かあいてしまった場合は、誰か乗っ取ってくれたら幸いです。

俺(以下男)「会社に勤めてから早5年が経った・・・」

「仕事に行って、帰って、寝るだけのサイクルだった俺の貯金額はそれなりに溜まってるな・・・」

「なんとか仕事にも余裕が出てきたし、そろそろ変化がほしいところだけど・・・」





「そうだ、子供を育てよう!!」

男「学生時代の時にさんざん妄想したしなぁ・・・」

「なんかの小説とかでも面白そうだったし。」

「うん、調べるか」


家にあるパソコンを起動して、さっそく検索をする。
調べている間にも、妄想は止まらない。

男(子供かぁ・・・パパ!とか呼ばれるのかなぁww)

(楽しみだなぁ・・・)

カチ・・・カチ・・・と、クリックする音だけが一人部屋にむなしく木霊する。

小さい頃から出会いがなかった男としては、付き合って子供を産んでもらうという選択肢ははなからなかった。

大量の検索結果を流すように見ていると、あるサイトに目が行った。

男(ん・・・△△孤児院か・・)


そのサイトの住所は自宅から近く、0歳から15歳までの少年少女を預かっているという。


男(行ってみるか!)

早速出かける準備を整え、時計をみる。

帰ってきたばかりとはいえ、まだ18:30。

とにかくゆっくりしてはいられないな、と思い孤児院へと向けて出発した。

PM6:45--△△孤児院

いくら近いと知っていても、こんなに近いとは思わなく多少の驚きを隠しえなかった。

・・生まれ育ったこの町にこのような施設があると知らなかったからのは逆方向ばっか行ってたからなぁ。

非があるわけでもないのに自分自身に言い訳をしつつ、扉にあるインターホンを押す。

ビー、という古臭さを感じるようなインターホンの音を確認して、孤児院の庭にあたる部分を眺めてみる。

第一印象は綺麗な庭だった。

男(いや、本当になんでこんなところにこんな立派な施設が・・・?)

???「お待たせいたしました。なにかご利用ですか?」

黒と白のいかにもシスターっぽい服に身を包んだ初老のおばあさんが、こちらを怪訝そうに見ていた。

男「こんばんわ。先ほどお電話させていただいた男ですが・・・」

それをいうだけで彼女の警戒心はある程度とけたようで、肩の力が少し抜けたのが見て取れる。

女「私の名前は女です。お話は聞いております。こちらへどうぞ・・・」

うやうやしく通され、というよりも半ば平行してあるいて進む。

その間にも話題は尽きない。

「安定した職に就いているか、また、年収どれくらい」とか、「どのような目的で養子を迎えたいのか」とか。

前二つならまだしも、最後のだけは気軽に答えられなかったが、はぐらかすような形で答えた。

女「ふむ・・・」

それからは少し険しい表情で押し黙ったしまった。何を言っても警戒されそうだったので、とらえず黙ってついていくことにした。




女「こちらでお待ちください。」
通された部屋は木造で、女さんの服装とやけに一致して見える部屋だった。

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