エレン(10)「カブトムシが欲しい!!」(61)


エレン「採りに行こうぜ!」

アルミン「面白そうだね!行こう!」

エレン「そうと決まれば早く行くぞ!アルミン!」


アルミン「ちょっと待ってエレン!」

エレン「ん?どうした?」

アルミン「カブトムシが何処に居るか知ってるのかい?」

エレン「森に決まってんだろ」

アルミン「森を闇雲に探し回っても見つかるワケないよ…」

エレン「じゃあどうすんだよ?」

アルミン「いいかい?カブトムシは木から出る甘い蜜に集まるんだよ?」

エレン「それくらい知ってるよ!」

アルミン「どんな木から蜜が出るか知ってるのかい?」

エレン「……」

アルミン「…やっぱりね」

超期待

アルミン「僕の家に図鑑があるから調べてから行こうよ!」

エレン「そうだな!アルミンに言わなきゃ森を只々くたくたになるまで走り回るだけだったな…」

アルミン「ハハ…目に浮かぶよ…」

~アルミン宅~

アルミン「カブトムシは夜行性って書いてあるね」

エレン「やこうせい?」

アルミン「夜に活動する性質を夜行性って言うのさ!僕たちみたいに昼間に活動する生き物は昼行性って言うんだ!」

エレン「じゃあ夜にならないと居ないのか!?」

アルミン「まぁ、そうだね。だから昼間のうちに砂糖水を染み込ませた綿を木に仕掛けておびき出して夜に見に行くんだよ」

エレン「砂糖だって!?そんな高価な物使えねぇよ…」

アルミン「砂糖じゃなくてもまだ甘い物はあるだろ?」

エレン「あ!果物か!」

アルミン「フフ、正解だよ!バナナやモモなんかの果物を使った仕掛けもあるんだ!」

エレン「どうするんだ?潰して木に塗るのか?」

アルミン「お酒に漬け込んで発酵させた物を布で包んで木に括りつけるみたいだね」

エレン「酒かぁ…」

アルミン「多分お父さんは分けてくれそうにないね…」

エレン「いや、手に入るぞ?」ニヤリ

アルミン「?」

~シガンシナ区内門~

ハンネス「酒をわけてくれだぁ?」

エレン「うん、どうしても必要なんだ!」

アルミン「(なるほどね…)」

ハンネス「そうかそうか!エレン!ついにお前にも酒の味が解る時が来たか!」バシバシ

エレン「痛ぇよハンネスさん!」

ハンネス「いいぜ!好きなだけ呑め呑め!!」

エレン「飲まねぇよ!!酒くせぇな!!」

ハンネス「は?なら何に使うんだ?」

アルミン「カブトムシのエサに使うんだ」

ハンネス「カブトムシ?」

エレン「そうだよ!だいたい子供に酒飲ませようとすんなよ!」ゲシッ

ハンネス「痛っ…それにしてもカブトムシかぁ。懐かしいなぁオレもガキの時によく捕まえたなぁ」しみじみ

ハンネス「よし!ならコレ持ってけ!」

アルミン「これは?」

ハンネス「その酒は黒糖が入ってんだ!」

ハンネス「カブトムシやクワガタは黒糖の匂いが大好きなんだよ。それを使えば取り放題ってワケだ!」

エレン「すげぇ!物知りだな!ハンネスさんなのに」

ハンネス「おい!」

ハンネス「でも取り過ぎはダメだぞ?その森からカブトムシが居なくなっちまうからな。後飼う場合も責任を持ってキッチリと最後まで面倒を見るんだぞ?わかったか?」

エレン「うん!わかったよ」

アルミン「エレンがサボっても僕が世話するしね」

エレン「サボらねぇよ!」

ハンネス「ま、頑張れよ~」

エレン、アルミン「ハンネスさんありがとー!」

誰か見てる?( ´・ω・`)

みてるー期待

みてるぜ

>>3>>9
ありがとう!ss書くの初めてなんだ
久々にカブト捕まえようと思って考えついたw

~エレン宅~

エレン「よし、バナナが安かったから沢山買えたぞ!酒も手に入ったし!」

アルミン「そうだね!でもハンネスさんからあんな台詞が出ると思わなかったよ。見直しちゃったよ僕!」

エレン「たまにはいいとこ見せないと立場ねぇだろあの不良中年w」

アルミン「言い過ぎだよエレン…。それと今更だけど珍しくミカサが居ないね?どうしたの?」

エレン「ミカサなら母さんと買い物に行ったよ」

アルミン「じゃあ帰ってきたらミカサにも手伝ってもらおうよ!」

エレン「アイツ虫大丈夫なのか?」

アルミン「ミカサなら大丈夫だよ!」

エレン「お前も地味にヒドイな…」

>>10もありがとうだぜ

素朴な疑問だけど原作にバナナとかの果物って出てくるの?

アルミン「えーっと、まずはバナナを一口サイズくらいに千切ってボールに移す…と」

エレン「無視かよ!」

アルミン「次にお酒をバナナの入ったボールに注ぐ」

エレン「少なくねーか?もっと入れようぜ?」

アルミン「バナナに染みる程度で良いんだよ。勿体無いしお酒は保存も効くしまた使えるよ」

アルミン「後はこのバナナを密封して日光に数時間浴びせて下準備完了だよ」

エレン「以外と簡単だったな。後は布も要るんだったな」

アルミン「そうだね!ミカサが帰ってきたら三人で森に下見に行こう」

エレン「そうだな!やべぇ!わくわくする!!」

アルミン「木を見つけるのもたいへんだからね。喜ぶのは早いよエレン」

>>13描写はないけどきっとあるさ!
都合上そこは堪忍してくださいorz

ガチャっ

カルラ、ミカサ「ただいまぁ~」

エレン「おかえりなさーい」

アルミン「おばさん、こんにちは!お邪魔してます」

カルラ「あら、アルミン。いらっしゃい」ニコッ

ミカサ「いらっしゃいアルミン」ニコニコ

アルミン「あっミカサ!これから森に行くんだ!一緒に行くかい?」

ミカサ「森に?どうして?」

エレン「カブトムシを捕まえるんだ!」

アルミン「そうなんだ!仕掛けを作ったから下見に行くんだよ!」

ミカサ「……かぶとむし」


エレン「やっぱり女は虫なんて嫌いnミカサ「行く!」

ミカサ「私は前に住んでた所では虫取りの女王と呼ばれていた」

エレン「誰にだよ」

ミカサ「自称」

エレン、アルミン「…」

ミカサ「ので、私はその森のカブトとクワガタを根こそぎ取ることができる。あなたたちは指でもくわえて見てればいい、くわえて見てろ」

アルミン「何言ってるんだよミカサ!根こそぎなんて無rミカサ「できる。例えそれがオオクワガタでも…」

エレン「いや、ミカサ!アルミンが言いたいのは全部とっちゃったら自然が壊れるぞって意味だぞ?」

ミカサ「エレンがそう言うなら我慢する…」( ´・ω・`)

エレン「いや、だからそうじゃなくて…もういいや」

アルミン「ミカサ、今オオクワガタって言ったかい?」


ミカサ「言った」

アルミン「見たことあるの?」

ミカサ「捕まえたことがある。8センチ超のを」

エレン「何だよ!そのオオクワガタって!すごいのか?」

アルミン「すごいなんてものじゃないよ!物凄く希少なクワガタで中々見られるものじゃないよ?」

ミカサ「確かに…あいつだけは取るのに苦労した」

アルミン、エレン「(苦労だけで済んだのかよ)」

ミカサ「早く森に行こう!」グイグイ
エレン「ちょっ、引っ張るなって」

アルミン「待ってよぉ~」


エレン「とりあえずここが1番近い森だな」

アルミン「図鑑によると団栗の木にカブトムシが集まるみたいだね」

ミカサ「」クンクンクン

アルミン「ミカサ?」

エレン「どうしたんだミカサ?匂いなんか嗅いで」

ミカサ「いない」

エレン、アルミン「え?」

ミカサ「この森にはオオクワガタが居ない」

エレン、アルミン「(なんで匂いでわかるんだよ)」

アルミン「別にオオクワガタは居なくてもいいんだよ?僕たちはカブトムシを捕まえたいんだから」

エレン「そうだぞミカサ!このままじゃ俺が空気だ!言い出しっぺなのに」

アルミン「そうだね、エレンの活躍はハンネスさんからお酒を貰った所がピークだったね」

エレン「……」

アルミン「あっ!この木!クヌギだ!」

エレン「クヌギって1番狙い目の木じゃねぇか!」


ミカサ「ダメ」

エレン、アルミン「!?」

アルミン「ダメって、どうして?」

ミカサ「この木は若いから樹液も出てないし根元に落ち葉と腐葉土が少ない…カブトムシやクワガタが隠れる場所がない」

エレン「お前知り過ぎだろ」

アルミン「それより樹液が出てないってどうしてわかるの?まだしっかり見てないよ?」

ミカサ「樹液はツンとする発酵臭がする。でもこの木はそれがない、別のを探すべき」

エレン「じゃあミカサに探してもらおうぜ。天才だよミカサ」

アルミン「そうだねミカサに続けー!」

>>1です皆応援ありがとう!
即興で書いてるからお粗末になるかも知れないけど頑張るので生暖かい目で見守ってください。

~森を歩くこと五分~

ミカサ「!!」

エレン「どうしたミカサ?」

ミカサ「樹液の匂いがする」

アルミン「森の匂いしかしないんだけど…?」

エレン「アルミン、コイツと同じ土俵で考えても仕方ないぞ」

アルミン「確かに」

ミカサ「こっち!!」ダッシュ

エレン「あ!待てよミカサ」ダッシュ

アルミン「2人とも足速いよぉ!待ってよぉ」ダッシュ

ミカサ「この木」

アルミン「ハァハァ…確かに発酵臭がするね」

エレン「でもクヌギって木じゃなさそうだぞ?」

アルミン「カブトムシが集まるのはクヌギだけじゃないよエレン。コナラやヤナギ、シラカシからも樹液が出るんだ!この木はシラカシだね」

ミカサ「樹液の所に虫が集まってる…カブトムシとクワガタの姿はない」

アルミン「昼間だしね。トラップはこの木に仕掛けよっか」

ミカサ「何言ってるの?」

エレン、アルミン「え?」

ミカサ「樹液の出ている木にトラップなんて無意味。トラップは無視されて樹液に集まる」

ミカサ「ので、あえて樹液の出ていない離れた木に仕掛けるのがベスト」

エレン「トラップより樹液の方が美味いってことなのか?」

ミカサ「そのとおり。トラップは味では樹液に劣るけど仕掛ける場所を選べるのが利点、少し高めの風通しの良い所に仕掛ければ樹液に負けないくらいカブトムシが集まる」

エレン「すげぇなミカサ。こういう頭脳タイプのことはアルミンの役目なのに立場ねぇな」チラッ

アルミン「エレンも嫌味の一つ二つ言えるようになったんだね。うれしいよ」チラッ

ゴチン!!

エレン、アルミン「痛っ!!」

ミカサ「ケンカしない!!」

エレン「ごめんアルミン…俺のセリフが薄すぎて腹が立ってたんだ…八つ当たりしちまった」

アルミン「僕もミカサに役目をとられてイライラして冷静じゃなかったんだ。ゴメンよ…」

アルミン「そうだ!エレン!この木を蹴ったりして揺らせばクワガタが落ちてくるかもしれないよ!?」

エレン「本当か!?よーし!じゃ、遠慮なく…」

ミカサ「蹴っちゃダメ」

エレン、アルミン「なんで!?」

ミカサ「スズメバチが居る」指差し

エレン「は?ただのハチだろ?」

ミカサ「あのハチはオオスズメバチ。最も凶暴で危険なハチ。木を蹴ったりしたら怒って仲間を連れて襲いかかってくる」

ミカサ「刺されたら死ぬ事もある、いくら私でも大量のスズメバチからエレンを守るのは不可能」

ミカサ「だから刺激しちゃダメ」

アルミン「エレン、あのハチが危険なのは本当だからミカサに従おう」

エレン「わかったよ…」

ドゴォォン

エレン、アルミン、ミカサ「!?」

???「……へへへ」ドゴッドゴッ

エレン「何だ!?アイツ!?木ぃ蹴りまくってんぞ!?」

ミカサ「エレン!隠れて!」グイッ

アルミン「あの人…身体中にカブトムシとクワガタひっつけてる…こわいよぉ」グスン

リヴァイ「でけぇミヤマだな…へへへ」ニヤニヤ

~草むら~

エレン「あの野郎!あんなに捕まえたら絶滅しちゃうだろーが!ブン殴ってやる!!」

ミカサ「待って!!」がしっ

エレン「なんだよ!?止めるなよ!!」

ミカサ「あんな三白眼でチビで刈り上げでニヤニヤしながら虫取りしてる変質者を相手にしたら何をされるかわからない。後で憲兵に通報するべき」

アルミン「そうだよぉエレン!帰ろうよぉ」ガタガタ

エレン「あぁ、そうだな。一旦戻ろう…あれ?もう1人誰か来たぞ?」

アルミン、ミカサ「?」

ハンジ「ちょっと!何やってんだよリヴァイ!!」

リヴァイ「あぁ!?」

ハンジ「あ!?じゃないよ!昼間っから何やってんだって聞いてんの!」

リヴァイ「チッ…うるせぇな。見りゃわかるだろうが」

ハンジ「三白眼の刈り上げがニヤついて虫取りしてるシュールな光景が目に入ってるよ」

リヴァイ「……」

ハンジ「それに、あなたは潔癖性キャラでしょ?肩のカブトムシにオシッコされてるよ?」

リヴァイ「ぶっちゃけ俺は汚ねぇのは平気だ」

ハンジ「随分ぶっちゃけたね」

リヴァイ「キレイ好きアピールしてたら部下共が勘違いしやがって潔癖性扱いだ」

ハンジ「そのストレスの反動がコレ?」

リヴァイ「……」

ハンジ「とにかく、捕まえた虫全部逃がして戻るよ!!」

リヴァイ「……いやだ」

ハンジ「は?」

リヴァイ「持って帰る」

ハンジ「いい加減にしなよ?あなたのキャラ崩壊だけで私はお腹いっぱいなんだよ!!エルヴィンに言いつけるよ!?」

リヴァイ「チッ…」ポイッポイッポイッ…

リヴァイ「帰るぞクソメガネ」

ハンジ「待って、ポケットの中のも逃がそうね?」

リヴァイ「チッ…うるせぇな」ごそごそポイッ



エレン「行っちまったな…」

アルミン「さっきの人達の兵服…調査兵団だったね」

ミカサ「エレン?」

エレン「なんだよ…」

ミカサ「調査兵団になりたい気持ちは変わった?」

エレン「」

エレン「あんな風になりたくない…けど外の世界は見たい」

アルミン「それよりエレン。念願のカブトムシが散乱してるよ?」

エレン「アレを拾うのは萎えるから別の森に行こう…」

アルミン「そうだね楽しくないもんね。行くよミカサ!!」

ミカサ「え、うん…(何故?あのチビには然るべき報いを与えなければならない気が…)」

~別の森~

ミカサ「!!」ピキィィイン

ミカサ「いる!ここにはオオクワガタがいる!!」

アルミン「ニュータイプか!?」

エレン「にゅーたいぷ?」

アルミン「外の世界にはry」

エレン「すげぇぇ!!そんな人が兵団に居れば巨人なんて敵じゃねぇな!!」

ミカサ「カブトムシ要らないの?」ムッ

エレン、アルミン「要ります」

ミカサ「見て!この木」

アルミン「すごい沢山樹液が出てるね!チョウもカナブンもいっぱい居るね」

エレン「でも臭ぇな」鼻つまみ

エレン「げっ!!またスズメバチ居るじゃん!?」

ミカサ「大丈夫。こっちからイジメたりしなければめったに襲われない」

アルミン「トラップはどんな木に仕掛けるの?」

ミカサ「木の表面がゴツゴツしてる広葉樹に仕掛ければいい。松みたいな針葉樹はダメ」

エレン「でも夜になるとここまで来るのに道に迷いそうだな」

アルミン「そうなると思ってここまでの木の枝に目印の紐を所々に付けて来たよ!」

ミカサ「さすがはアルミン!これからも困ったらアルミンを頼る事にする!」

アルミン「うん、ありがとう…(なんだろう?この謎の胃痛と悪寒は…)」キリキリ

エレン「さぁ、トラップもそろそろ出来てる頃だろ。一旦家に戻ろうぜ!」

アルミン、ミカサ「うん!!」

~エレン宅~

エレン、アルミン、ミカサ「ただいまぁー!!」

カルラ「おかえりなさい!どこに行ってたの?」

エレン「森に行ってたんだ」

ミカサ「エレンがカブトムシを捕りたいって言うから」

アルミン「このトラップを仕掛ける場所を下見してたんだ!!」

カルラ「ふふっ、エレンが外の世界以外に興味を持つなんて珍しいわね」

エレン「だから夜にまた出かけるからね!」

カルラ「う~ん、夜に子供だけで森は心配ね…。そうだ!!ハンネスさんに頼んで一緒に行ってもらいなさい!」

エレン「え~っ!!あの酔っ払いに!?」

カルラ「じゃないと森には行かせません!!」

エレン「ちぇっ、わかったよ…」

~シガンシナ区内門~

エレン「ハンネスさーん!!」

ハンネス「ん?どうしたエレン?」

エレン「今日の夜に森に行くの着いてきてほしいんだ!」

アルミン、ミカサ「お願いハンネスさん!!」ペコッ

ハンネス「いいぜ!今日は夜までに仕事は終わるからな!」

駐屯兵A「ハンネスのヤツはお前達が頼んでくると見越してさっきから酒を飲んでなかったんだぞ?」

エレン「ほんとなのか!?」

ハンネス「あぁ、まぁな」

ハンネス「酔っ払いに子守はできんだろ」

アルミン「なんだかハンネスさんにもう会えなくなるような気がしてきたよ…」

ミカサ「ハンネスさん死なないで!」ウルウル

エレン「おい、今日は巨人に壁壊されちまうんじゃねぇか?」ビクビク

ハンネス「縁起でもねぇ事言うなよ…ていうか、お前ら普段どんな風に俺を見てんだ!!」

エレン、アルミン、ミカサ「酔っ払い壁工事団」

駐屯兵一同「だーはっはっはっはっ!!wwww」

ハンネス「お前らも同んなじだろーが!!!」

ハンネス「はぁ…まぁ今日は夜に迎えに行ってやるから、トラップ仕掛けたら家で待ってろよ」

エレン、アルミン、ミカサ「はーい」

~~夜の森~~

エレン「夜の森がここまで不気味だと思わなかった…」ガクブル

ミカサ「心配いらない。いざという時はハンネスが守ってくれる」

アルミン「そ、そうだよエレン!だ、大丈夫だよ!」ブルブル

ハンネス「はっはっは!男2人は情けねぇなぁ!ミカサを見習えよ!w」

エレン「うるせぇ!酔っ払い!」

ハンネス「今日は飲んでねぇって!」

ハンネス「それより松明落とすんじゃねぇぞ?山火事になったらゴメンじゃすまないぞ?」

エレン「う、うん」ぎゅっ

ガサっ!!

一同「!!!??」

ヒグマ「グォォォ」

エレン、アルミン、ミカサ「………」がくがくブルブル

エレン「熊だ…逃げなきゃ…」

ハンネス「待て!エレン!クマに背中を見せるな!!」

エレン「……うぅ」ガグガク

ミカサ「ハンネスさん!!武器は!?いつも腰に付けてるヤツ!!」

ハンネス「アレは兵団の物だから私用には使えないんだ…くそ!ブレードがあれば…」

ハンネス「お前達はゆっくり退がれ。背中を見せるんじゃねぇぞ?」

エレン「!?」

エレン「ハンネスさんも逃げなきゃ…武器が無くちゃ…」ガグガク

ハンネス「兵士には逃げちゃいけない時があるんだ今がそれだ!!」

ハンネス「お前達は俺の姿が見えなくなる距離まで逃げたら全力で走れ!!それで街の兵団に報告するんだ!!いいな!?」

ミカサ「でも、それjハンネス「言う事を聞け!!!」

アルミン「もう…いやだ…帰りたい…僕もう帰る!!」ダッシュ

エレン、ミカサ「アルミン!!」

ヒグマ「グォォォオ!!!」

アルミン「ひぇぇぇぇ!!」

ハンネス「アルミン!!」ガバッ

ヒグマ「グォオン」ザクッ

ハンネス「ぐあぁぁぁぁあ」

実際熊にあった場合のことはよく妄想するけど
どこまで離れたら走って逃げていいのか分からなくて妄想なのに殺される
車でも通ってくれたらいいけど、そうじゃなかったら死しかないよね…

エレン「ハンネスさぁぁぁん!!!」



エレン「わぁぁぁあ!!!」かばっ

カルラ「ど、どうしたのエレン?大きい声出して…何で泣いてるの?」唖然

エレン「??……夢…?」

カルラ「そういえばハンネスさん遅いわね。ミカサもアルミンも寝ちゃってるわ」クスッ

エレン(そっかハンネスさんが迎えに来るまで三人で家で待ってて飯食って腹いっぱいになって寝ちまったんだな…)

エレン「夢でよかった…」グスン

ミカサ「」zzzz

アルミン「僕に言われても困るよミカサぁ…アニに言いなよぉ…胃がぁ」むにゃむにゃ

エレン(アルミンどんな夢見てんだ?アニって誰だよ)

アルミン「ライナァァァ」がばっ

エレン「!?」

アルミン「あれ!?夢?」アセアセ

エレン「アルミン…アニとかライナーって何だしかも汗ぐっしょりじゃねぇか!!」

>>48熊と出くわしたら丸腰の場合は助からないと考えたほうがいいですね…

ちょっと話の展開考えます
結構打ち間違いあったので以後注意します

アルミン「?アニ?ライナー?何それ?」

エレン「寝言で言ってたじゃん」

アルミン「あぁ夢を見たんだけど覚えてないんだ…特に理由のない暴力って言葉覚えてるんだけど」

エレン「なんだそりゃ?へんなの」

アルミン「エレンはどうして泣いてるの?」

エレン「あぁ、ハンネスさんがクマに襲われちまう夢をみたんだ」涙フキフキ

アルミン「今日のハンネスさんの死亡フラグすごかったもんね…」

ミカサ「…えれん?」ムクッ

アルミン「あ!ミカサも起きたよ」

ミカサ「エレン!聞いて!夢でお師さんに技を教えてもらった!」

エレン「お師さん?技?」

ミカサ「そう、極星十字拳。今見せる」スッ

アルミン「待って!ミカサ!それはさせないよ!!」がしっ

ミカサ「離してアルミン私は今この壁を切り裂くことができる気がする!!」ぐぐっ

アルミン「ミカサならやりかねないから止めてるんだよ!!壁も世界観も壊しそうなんだよ!!」羽交い締め

エレン「今度見せてくれよ。家の壁壊されたら困るし」

ミカサ「わかった…今度は天翔十字鳳も会得してくる…」( ´・ω・`)

アルミン「うぅ(作者も考えて書いてくれよぉフォローしきれないよ!胃がぁ)」キリキリ

カルラ「三人共!ハンネスさんが来たわよ!」

エレン「よし行くか!!」

アルミン、ミカサ「うん!!」

ハンネス「待たせちまったな。猟銃を借りるのに手間取ってたんだ。」

エレン「銃があれば安心だな!」

カルラ「ありがとうねハンネスさん」

ハンネス「礼にはおよばねぇよ!お安い御用だからな!!さ、行くぞ!」

カルラ「三人共!ちゃんとハンネスさんの言う事聞くのよ?」

エレン、アルミン、ミカサ「はーい」

>>1です
このssも即興で書いてるもんでオチとか流れ考え中なんですσ(^_^;)

今「エレン「覗き兵団?」」を書いてるので

ライナー「今日はここに集まってもらったのは他でもない」

ライナー「進撃!!覗き兵団!!」

の順で読んでみてくれたら嬉しいです



ハンネス「足元気をつけろよ。」

エレン「うん…」

アルミン「夜の森ってちょっとコワイね」

ミカサ「恐くない。血が騒ぐ」

アルミン「そりゃ名人だもんね」

ハンネス「ミカサはカブトムシ捕るの上手なのか」

エレン「そうだよ!すげぇ物知りなんだ!」

アルミン「うん!僕も知らないこといっぱい知ってるんだ!」

ミカサ「照れる」

ハンネス「はははは!頼もしいな!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom