女盗賊「勇者に転職…」 (9)


女神「あなたはかつて魔王を倒した天空人の末裔なのです。」

女盗賊「でも...私...盗賊...」

女神「今は盗賊ですが、これからは違います。この世界に新たな魔王が現れたのです。しかし天空人の生き残りはもうあなたしかいません...」

女神「唐突ではありますが、お願いします。世界を救う勇者になってくれませんか?」

女盗賊「...」

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女盗賊「私なんかで良ければ...」

女神「あぁありがとう。それではさっそく勇者に転職させますね。」

女盗賊「あの...レベルと特技はなくなるのですか?」

女神「本来ならそうなりますが、今回は特別に特技の引き継ぎとステータスにボーナスつけときますね」ニコッ

女盗賊「ありがとうございます...でもいいんですか?」

女神「事態は急を要します!レベルはダメですが後は女神特権を行使します!」

女盗賊「助かります」

女神「それではさっそく転職させますね!」

女神「心の準備できてますか?」

女神「いいですか?いきますよ?」

女盗賊「早くして...」

女神「勇者にな?れっ?」ぺかー

女盗賊「ま、まぶしぃ...」

女神「呪文忘れたので、光でなんとかしました!」キリッ

女盗賊「この神さま大丈夫かな...」

女神「大丈夫!神は万能ですから!目が覚めた時には勇者になってますよ?」

女神「それではまた会う日まで?」

ー盗賊ギルド併設宿ー
女盗賊の部屋

女勇者「ゆ...め?」

職業 盗賊→勇者
レベル20→1

女勇者「夢だけど夢ぢゃない...」

女勇者「勇者になったのはいいけど...」

女勇者「何をすればいいのかな...」

女勇者「とりあえず外に出よう...」


女勇者「女神さま転職させただけで、その後の情報何もくれなかった...」

女勇者「先ずはギルドの酒場で情報集めよう...」


ー部屋→1Fギルド内酒場ー

ガヤガヤ ガヤガヤ

女勇者「盗賊ギルドは表向きは酒場と宿だから便利...」

女勇者「あ..オジさん...情報..これ...チップ
..」ジャラ

オジサン「おじさんぢゃねぇ、マスターと呼べ嬢ちゃん」

女勇者「わかった努力する...」

マスター「チッ、でなんのネタが欲しいんだ?仕事のならいつもの荷運びとか他は宝石ルート襲撃とかあるぞ?」

女勇者「もうギルド仕事はいいの...
勇者について何か教えて...」

マスター「は?」

マスター「嬢ちゃん、いつから薬に手おだしたんだ?」

女勇者「何でもいいから...」

マスター「たくっ、勇者なんてのは何百年も昔の御伽話だろうに魔物ならそこら中にいるがよ」

マスター「だが、近々国王が魔物討伐に人を集めてるらしいな、なんでもとんでもねぇ魔物が現れたとかで...報酬もなかなからしいぞ」

女勇者「ありがとう...オジ...マスター...城にいってみる...」

マスター「マスターだ!きおつけてこいよ」

てんは「...(ドット)」じゃなく「……(三点リーダ)」の方が見やすいかな。

>>3の女神の台詞「勇者にな~れっ~」のつもりなんだろうけど環境依存文字だろうから文字化けして「勇者にな?れっ?」になっている。
「!」や「?」は全角で統一しないと見難い。
×きおつける  ○きをつける
×~ぢゃ  ○~じゃ

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