ライナー「強く強く抱きしめたい クリスタは天使♪」(22)

ライナー「ふー、ほらお前等も好きな曲入れて歌え」

ジャン「その前にカラオケでクリスタの名前入れて歌うのやめろ!」

ベルトルト「そうだよライナー、さすがに気持ち悪い」

ライナー「なっ!いいじゃねえかよ、なあマルコ!?」

マルコ「いや、うん、その、一人の時は自由じゃないかな?」

ベルトルト「そうだよ、一人の時だけにしなよ」

ライナー「そんなんじゃ俺の気持ちはなぁ!」

ジャン「うるせえよ!終業式の後のカラオケだぞ!?」

ジャン「これから夏休みだってのに何で俺達は男同士で……」

ライナー「ジャン、それは言わない約束だろ……」

ブルルル ブルルル

マルコ「あっゴメン電話だ、ちょっと席外すね」

ベルトルト「ああ、ゆっくりしてきなよ」

ジャン「チッ、嘆いても仕方ねえ、歌うか!」

ライナー「そうだ!歌え歌え!ベルトルトもだぞ!」

ベルトルト「わかったよ、ジャン先に歌いなよ、その間に僕も選曲するからさ」

ジャン「よし!俺はこの曲だ!」ピッ

ライナー「ほらマイク、頼むぜ!?」

ジャン「任せとけ!」

ジャン「それからまたミカサは目を閉じるよ~♪」

ガチャ

マルコ「ごめんごめん、ミカサからだった」

ゴトッ キ~ン

ライナー「うわっ!ジャンマイク落としてどうした!?」

ジャン「マルコ、何でお前の番号をミカサが知ってるんだ?」

マルコ「え?普通にこの前交換したからかな?」

ジャン「なっ……!」

ベルトルト「僕もこの前交換したから知ってるよ?」

ジャン「嘘だろ?まさかライナーも……?」

ライナー「いや、俺も知らん……」

ベルトルト「まあ二人は置いといて、ミカサは何だって?」

ジャン「置いとくはともかく、そうだ!ミカサが何だって!?」

マルコ「いや、エレン知らないかって、それだけだよ」

ジャン「チッ、またあの野郎のことかよ……」

ライナー「まあミカサだしな」

ジャン「何か俺の事言ってなかったか!?」

マルコ「何も、今いるメンバー教えて終わりだよ」

ジャン「……そうか」

ライナー「ジャン……ほら歌え!テンション上げるぞ!」

ジャン「女々しくて……辛いよぉぉ……」

ライナー「何でこの曲でこんなにも暗いんだ……」

ベルトルト「僕まで凄く悲しくなってきた……」

ブルルル ブルルル

マルコ「ごめん、また電話だ」

ガチャ

ライナー「ベルトルト、次は誰からだと思う?」

ベルトルト「普通に親じゃない?僕等まだ家に帰ってないし」

ライナー「ああ、飯どうすんだみたいな奴か、マルコの母親が専業主婦とかならありえるな」

ベルトルト「僕アニのことよく知らないけれど 何かトキメいてます♪」

ガチャ

マルコ「ごめんごめん、アニからだった」

ゴトッ キ~ン

ライナー「お前もかベルトルト!マイク壊れたらどうすんだ」

ベルトルト「何でアニがマルコに?え?何て?」

マルコ「いやマルロに生徒会の事で用があったらしいんだけど間違えたってさ」

ベルトルト「あっああ、そういう事か、なるほどなるほど……」

ベルトルト「って、え?アニ携帯持ってるの!?」

ライナー「いや最初にその疑問を持てよ、というかお前知らなかったのか?」

ベルトルト「全然……」

ライナー「俺はたまにメールのやり取りくらいするぞ?」

マルコ「僕もたまに勉強で解らない所とかメールで聞かれる」

ベルトルト「何でマルコ?普通アルミンとかじゃないの?」

マルコ「アルミンは携帯持ってないから、僕も聞かれて悪い気はしないしね」

ブルルル ブルルル

マルコ「まただ、ごめんライナー先に歌ってて」

ライナー「ああ、死んだ二人を盛り上げとく!」

ライナー「ジャンから溢れる愛しさは ヘビーローテーション♪」

ジャン「オェェェエェエエ」

ガチャ

マルコ「ごめんごめんってうわっ!ジャンどうしたの!?」

ライナー「盛り上げるために踊りながら歌い出したら急にそうなった」

ベルトルト「うげぇぇええ」

マルコ「時間差でベルトルトも!?」

ライナー「おかしいな、この曲は盛り上がると思ったんだが……」

マルコ「とりあえず二人も落ち着いたみたいだね」

ライナー「そうだな、そういえばさっきの電話誰だったんだ?親か?」

マルコ「ん?ああ、さっきのはクリスタからだよ」

ライナー「くっクリスタ!?お前クリスタの番号知ってんのか!」

マルコ「知ってるけど?といっても殆どはユミルについてだけどね」

ライナー「連絡先を教えてくれ!いや教えて下さいマルコ様!」

マルコ「いや、さすがに本人の了承無しじゃちょっと……」

ライナー「な、ならクリスタに今から聞いてみてくれ!頼む!」

マルコ「とりあえずメール送って見たけど」

ライナー「ありがとう!さあさあマルコ好きな曲を歌ってくれ!」

マルコ「そうだね、まだ僕歌ってないしね」

ライナー「そういえばさっきの電話の内容はなんだったんだ?」

マルコ「内容?えっと、今度……」

ブルブル ブルブル

マルコ「あ、メールだ、クリスタからだよ」

ライナー「なっ何だって!?」

マルコ「えーっと、『ユミルにライナーには教えちゃダメって言われてるからゴメンね』だって、絵文字付きだ」

ライナー「そう……か……」

マルコ「そういえば皆僕が部屋に入るとき何でちょっと歌詞変えてたの?」

マルコ「最初ライナーが歌ってる時やめろって言ってたのに」

ライベルジャン「」

マルコ「はぁ、皆元気出しなよ、どうしたの?」

ブルルル ブルルル

マルコ「ん?また?ちょっと抜けるね」

ガチャ

ジャン「……なあ、今日は解散しねぇか?」

ライナー「奇遇だな、俺もそう思ってた所だ……」

ベルトルト「僕も今日はもう帰りたい……」

ガチャ

マルコ「何度もゴメンね、エレンからだったんだけどね」

ジャン「マルコ、すまねえが俺達はもう帰る事にした」

マルコ「え?」

ライナー「ああ、俺も今日は何だか疲れたから帰る」

マルコ「ちょっと待ってよ」

ベルトルト「ゴメンね、お金はちゃんと払うから、じゃあね」

ガチャ

マルコ「行っちゃった……今からエレン達が皆でここに来るのにどうしよう……」

ガチャ

エレン「皆!広い部屋とったからこいよ!ってマルコだけか?」

マルコ「うん、三人は疲れたから帰るって、ジャンとベルトルトは吐いてし仕方ないよ」

エレン「そうか、なら仕方ないな、マルコだけでもこいよ!」

マルコ「うん、わかったよ」

ガチャ

エレン「皆、マルコ連れてきたぞ!」

マルコ「やあ、お邪魔するよ」

ミカサ「さっきはどうも」

アニ「間違えてゴメンよ」

クリスタ「今度一緒に勉強会しようね!」

ユミル「クリスタに手出したら許さねえぞ」

アルミン「ははは、落ち着いてユミル」

ハンナ「フランツ、私の為に何か歌って」

フランツ「任せて!ハンナ、君だけの為に愛を歌うよ!」

ミーナ「はぁ、本当にバカップルね……」

サシャ「ここのポテト美味しいです!」モグモグ

コニー「あれ?ジャンやライナー達はどうしたんだ?俺の記憶違いか?」

マルコ「ああ、皆体調が悪いみたいで先に帰っちゃった」

コニー「そうか、残念だぜ」

ライナー「なあ、お前等、女子の連絡先を何人知ってる?」

ベルトルト「僕はミカサ入れて二人かな(母親含む)」

ジャン「俺は一人だ(母親含む)」

ライナー「そうか、実は俺はアニ入れて三人だ(母親、祖母含む)」

ライベルジャン「はぁ……」

ジャン「俺こっちだから、じゃあな」

ライナー「ああ、じゃあな」

ベルトルト「バイバイ」

ライナー「なあベルトルト」

ベルトルト「何、ライナー?」

ライナー「今から俺ん家来ないか?」

ベルトルト「うん……」




おわり

トーマスは…仲間外れですか?

三人が歌った曲は
ライナー
PENICILLINのロマンス
AKB48のヘビーローテーション

ジャン
尾崎豊のI Love You
ゴールデンボンバーの女々しくて

ベルトルト
ORANGE RANGEの上海ハニー
です

最後まで読んでくれた人はありがとう

>>18
サムエルやダズ達ときっと遊んでる……はず
正直忘れてたけど仕方ないよね!

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