リヴァイ「…結婚できないだと?」(74)


◆INSIDE抗◆ から 能力数値情報 拝借してます


〜旧調査兵団本部〜


エレン「兵団の個人能力評価シート…ですか?」


ペトラ「団長が考案された、個々の兵士の能力が採点されたものよ」


エルド「各能力別に、10段階の評価が示されている」

エレン「…」


オルオ「はぁ?なんだ?わからないのか?」


オルオ「まあお前程度じゃ、わからないだろうな」


オルオ「なぜお前にはわからないと思う?それはお前が」
エレン「で、それが、その評価シートなんですね?」


オルオ(俺の域に達していないからだって、聞けよ!最後まで!!)


ペトラ「そうよ、今日調査兵団兵士に配布されたの」

ペトラ「能力数値は団長が個々の能力を判断されて採点されているの」


ペトラ「個人個人に配られるものだし、自分の評価は他の人には分からないものよ?」


エルド「そういう事だ、自分の評価を知り、今後足りない所を補えるように努力をする」


エルド「数値として現せば、分かりやすいだろ?」


エレン「10段階の評価ですか…」


ペトラ「私たちは、今見せあいっこしてたの♪」


ペトラ「私は、格闘術:6、行動力:7、頭脳戦:7、協調性9」


ペトラ「あとは個人評価として、優しさ:10ね!」


ペトラ「個人評価は、その人に毎に項目が違うわよ?」


エルド「団長のちょっとした茶目っ気入ってるがな」

ペトラ「優しさが満点なんて嬉しい♪」


ペトラ「笑えるのが… クスクス オルオの評価よ?」


ペトラ「オルオ!もう一回見せてね!!」 ヒョイッ


オルオ「エレン、俺の格闘術にびびってションベンちびるなよ?」


エルド「ションベンって言えば」


ペトラ「ギロリ!」チッ


エルド「(ペトラこえぇ)…いや、何でもない…」



ペトラ「オルオは、格闘術:9、行動力:6、頭脳戦:5、協調性5」


ペトラ「あとは個人評価として、毒舌:10…」クスッ


エルド「団長の茶目っ気だ」 ハハハハッ


ペトラ「オルオは毒舌というより、全く似てないけど兵長を真似しようとしてるだけ!」


ペトラ「全く似てる所が見つからないけどね(気持ち悪い)」


オルオ「注目すべき点はそこじゃねえ…」


オルオ「格闘術:9」


オルオ「どうだ!びびったか!!」


オルオ「俺の討伐数39体が 見事に評価に出てるな」 フッ


エルド「…討伐数だけでは兵士の優劣は語れない」


エルド「だからこその評価シートだ」


オルオ「うるせぇ」


エレン「この評価シートが、いわば兵士の通知簿ですね?」


グンタ「格闘術、行動力、協調性、頭脳戦、全てが必要だからな」


グンタ「オルオは格闘術は秀でているが、協調性、頭脳戦の数値が低い」


グンタ「俺は、まんべんなく数値がとれてるな」


エルド「俺も、格闘術:8、行動力:7、頭脳戦:7、協調性7と、いい数値だ」


オルオ「お前ら、さりげなく自慢してんじゃねえよ」

オルオ「どうせ俺は協調性が低いさ、でも俺程の男だ…他でカバーしてやるぜ」

ペトラ「プッ!協調性5はないわ」



〜食堂外 廊下〜


リヴァイ聞き耳をたてている


リヴァイ(協調性5はないわ…だと?)


リヴァイ(リヴァイ評価シート◆協調性2)


リヴァイ(…2)


リヴァイ「…」



リヴァイ(討伐数だけでは、兵士の優劣は語れない…だと?)


リヴァイ(協調性2)


リヴァイ「なんでだ…エルヴィン」

リヴァイ「…」ハア


トボトボトボ


リヴァイ(オルオが俺より、協調性が高い)


リヴァイ(協調性の低そうな奴…)


リヴァイ「ハッ!ミケ…」


リヴァイ「…アイツならきっと」


リヴァイ「普段のミケは、俺よりしゃべんねぇしな」

リヴァイ「(あいつに比べたら)俺はよくしゃべる…」 ヨシッ


休憩します。 続きは寝る前に まとめて書きますm(__)m


ありがとうございます

再開しますm(__)m


リヴァイ(ミケは、格闘術は高いだろうが)


リヴァイ(協調性は低いだろう…)


リヴァイ「…」 フフッ



ハンジ「…リヴァイ?」

リヴァイ「!?」



リヴァイ「…意気なり声かけるな!!クソメガネっ!!」 ドキドキ


リヴァイ「しかも何でここにいやがる…」 チッ


ハンジ「ちょっと動揺しすぎじゃない!?」


ハンジ「長い付き合いだけど、リヴァイが笑うとこ初めてみたよ…」


ハンジ「いっつも怖い顔で、取っつきにくいじゃん?」


リヴァイ(取っつきにくい→孤立している→協調性がない?)


リヴァイ「…ニカッ!(笑顔)」

ハンジ「!!!!」


ハンジ(どうしたんだ!?リヴァイ!!)


ハンジ「…」


リヴァイ「…」


リヴァイ「…何だ?」


ハンジ「何でもないです」


リヴァイ「…で?何しにきたんだって?」


ハンジ「ああ、団長に言われて、次回評価に向けた自己目標アンケートを集めにきたんだよ?」


リヴァイ「評価、評価って、兵士に必要なのは実戦と経験じゃねえのか?」


ハンジ「ぶっちゃけ、めんどくさいの?」


リヴァイ「一理ある」


ハンジ「…」


ハンジ「まあ目標を立てて、それに向かって頑張るのはいいことじゃないか?」

リヴァイ「目標ねぇ」


ハンジ「まあ、リヴァイの評価は満点だろうから、これ以上目標を求められるのは、めんどくさいんだろうね?」


リヴァイ「!!」 グサッ


〜再び 食堂〜


バタンッ!


ハンジ「リヴァイ班の皆さ〜ん♪ご機嫌いかがかな?」


ペトラ「ハンジ分隊長と兵長!!」


リヴァイ、ハンジ(椅子にすわる) ガタッ


エルド「どうされたんですか?」


ハンジ「うん、評価シートは皆もらってるよね?」


ペトラ「はい 貰ってます」

ハンジ「エルヴィンが、兵士達の次回評価に向けた目標と改善策を知りたいって♪」


ハンジ「目標と改善すべき点を、この用紙に書いてね!!」 ハイッ


グンタ「団長も色々考えておられる」


ペトラ「なかなかいいですね〜評価シートって♪」


ペトラ「さっき皆で見せあいっこしてました」


ハンジ「そうなんだぁ♪」


ペトラ「オルオなんて、協調性5ですよ?」


オルオ「俺の戦闘力を自慢してくれないか?ペトラ」

ペトラ(無視)


リヴァイ(また協調性の話) プルプルプル


エレン(兵長が小鹿みたいに震えてる!?)


ペトラ「ハンジ分隊長はどうでしたか?」


ハンジ「私?まあ協調性位なら教えてもいいかな?」

リヴァイ(その流れで、ぜってえ話ふんなよ?)


リヴァイ(ふったら削ぐ!!)


ハンジ「私は、協調性8」

リヴァイ(数値高え!!!!)

リヴァイ(巨人との協調性じゃねえのか!?)


ハンジ「私より数値が高いのが、ミケだったなぁ」


ハンジ「ミケの協調性9!」

リヴァイ「…!!!!」 ガターン!

エレン(兵長が一点見つめながら、椅子ごと倒れた!?)


グンタ「兵長!!大丈夫ですか!?」


リヴァイ(おかしいだろうが!!)


リヴァイ(ミケ、しゃべんねぇぞ!?人の臭い嗅ぎやがるぞ!?)


リヴァイ(エルヴィン!!!!)

グンタ「…兵長?」


ハンジ「今回の評価シートには、戦闘に備えて…の他に」


ハンジ「もう1つ意味があるんだよ〜」


ハンジ「兵士の結婚比率をあげたい!!」


ペトラ「真面目な話ですか?」


ハンジ「いたって真面目です」 キリッ


エレン(調査兵団が分からない…)


エレン(俺が新兵だからか?)


エレン(きっと先輩達は分かっているんだ…)


オルオ「チッ!…ナンダコレ…イッタイ」


エレン(分かってないやん!!!!)


ハンジ「調査兵団は巨人との戦闘に長けている」


ハンジ「優秀な兵士の遺伝子を残していきたいってね!!」


ハンジ「例えばリヴァイを見てみてよ♪」


ハンジ「運動神経や瞬発力、動体視力など…リヴァイの子はリヴァイの力を受け継ぐと思わない?」


エルド「それと評価シートと、どう関係があるんですか?」


ハンジ「評価シートの協調性!」


ハンジ「他者とのコミュニケーションが取れる、他者と協力しあえる」


ハンジ「結婚もそうじゃないかな?って考え♪」 テヘッ

ハンジ「兵士の協調性をあげて、ついでに結婚もして、子供作ってよ!!作戦」


ハンジ「…ハァ それなのに」

ハンジ「人類最強の遺伝子は、次の世代に受け継いでいけてないよね?」 チラッ


リヴァイ(エルヴィン!!それで協調性2か!!)


ペトラ(私産みます!!) ブシュ!


エレン(ペトラさん!!鼻血が!!)


ハンジ「ちなみに、ミケは協調性9 でしょ?」


ハンジ「ミケは実は結構もてるのよ!!」


ハンジ「選り取りみどり♪」

ハンジ「遺伝子もミケなら残せるね!!」


ハンジ「ペトラの協調性は高そうだね♪」


ペトラ「ハンジ分隊長もですよね?」


ハンジ「いや〜エルヴィンは見る目あるなぁ♪」


リヴァイ(エルヴィンめ!!) ギリギリッ


エレン(兵長が巨人と対峙してるかのような殺気!?)


ペトラ「じゃあ、オルオの協調性5は結婚できませんね」


エルド「5じゃあ無理だろ?」


グンタ「無理だな」


リヴァイ(!?お前ら)


オルオ「お前らなぁ」


オルオ「ペトラ!俺の女房になれ」


ペトラ「無理」




リヴァイ(協調性2…)


リヴァイ(協調性2…)


リヴァイ(協調性2…)


ハンジ「まあまあ、オルオ!」


ハンジ「次の評価シートに備えて、目標と改善策を考えてみな?」


ペトラ「無理じゃないですか?」


リヴァイ「!!」 グサッ


ペトラ「協調性の評価7〜8が平均なのに、5って(笑)」


ペトラ「結婚できないでしょ!!」ドンッ


リヴァイ「…」

リヴァイ()目目


リヴァイ(灰化)


エレン(兵長!!風が吹けば今にも消えそうな雰囲気!?)

ハンジ「ともかく、来週までに」


ハンジ「各評価に対する目標と改善策を書いて提出してね♪」


ハンジ「皆さん宜しく♪」


◆評価シート◆

名前:リヴァイ


項目:協調性について

苦手とする笑顔を練習し、人と関わりを持つようにする。
コミュニケーション能力を高めるよう努める。

最終的には、結婚できる事を目標にする。


以上


〜エルヴィン団長室〜


ハンジ「リヴァイ、評価シートの協調性の話で動揺してたなぁ」


エルヴィン「だろうな」


ハンジ「エルヴィン何か仕掛けたでしょ?」


エルヴィン「リヴァイのような優秀な兵士の遺伝子は貴重だからな」


ハンジ「人類最強の遺伝子かぁ」


ハンジ「興味あるなぁ♪」


ハンジ「確かに欲しいなぁ、リヴァイの子供」


エルヴィン「!!」



エルヴィン団長の考案した評価シートが、調査兵団結婚比率をあげ、優秀な遺伝子が受け継いでいかれようとしていた。。





おわり


最後までお付き合いくださった方 ありがとうございますm(__)m


続いていいのか!? と嬉しいですm(__)m


続き 話がまとまったら書きます!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom