調査兵団だけが、生きていける場所だったんだ。(9)


独りだったんだ

幼い頃から、独りだった。


みんながからかうんだ。
馬鹿じゃねえの?って


どんなにハイテンションになっても
落ち込んでいても

誰もが俺に冷たい目を向ける。


そんなにおかしいことなのか

俺は、そうは思わない
色んな人間がいて、当たり前だからな。

俺は口が悪いし、情けないし実は弱い。

本当は誰かと仲良くしたかった
けど、それも駄目だった。
嫌みばかりいってしまう。

あれ?

あれ?

俺は訓練兵に入った。


あの人が、いたからだ。


ただのゴロツキだったあの人が、今では人類最強とすら言われている。

それが、リヴァイ兵長だ。

本当にかっこよかった。
尊敬した。

俺もあんな風になりたい。
そうすれば、きっと誰もが認めてくれるようになる。


俺は3年間、ひたすら訓練に訓練を重ねた。

昨日かこうと思ってたのに、ずっと書き込めなかったんだ。
あきらめてさげようとおもったんだけど、やっぱがんばってかく。

アニメでオリジナルでてきちゃったからちょっと修正しつつだけど、よかったら見てってくれ


カタチから入るタイプの俺は、まず口調や癖などを真似することにした。

実家に帰ったとき、両親にすげえ突っ込まれたけど
弟は「かっこいい!」って抱きついてきた。
仕方ないから、肩車して散歩したんだが、
やっぱり近所のやつらは冷めた目で見てきた。


「訓練兵になったらしいわよ」

「あんな野郎すぐ巨人の餌になっちまえよ」


お前らは分かってない。
調査兵団の凄さを。
リヴァイ兵長の凄さを。


俺は、見返してやるんだ。

俺を馬鹿にしてきた連中を。
調査兵団にゴミくずを投げつけ、罵っている連中を


ただただ訓練した。
座学も、立体起動も、対人格闘も馬術も全部。

でもな、目付きも悪い、口も悪い
話しかけてくるやつは少なかった。

立体起動トップだぜ?
少しくらい話しかけて来てくれてもいいんじゃねえか?

とか思ってた時に話しかけてきたやつが2人

グンタとエルドだ


グンタ「なあ、お前立体起動、トップだったよな?」

エルド「よかったら、今度教えてくれないか?」

-ああ、おう?

グンタ「なんだよその万能ww」

-いや、あんま話しかけられねぇからよ

エルド「そうなのか?」

-…チッ。普段の俺を見て分からねえのかよ

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