P「だいしゅきホールド?」 (192)

P「ってなんですか?」

小鳥「えー! Pさん、だいしゅきホールド知らないんですかー!?」

P(ホールドっていうからには絞め技の一種なのかな?)

小鳥「だいしゅきホールドを知らないんなんて、Pさんおっくれてるぅ~!」

P「最近の流行かなんかなんですか?」

小鳥「そりゃあもう! (私の世界では)世の中の女性の誰もが一度はやってみたいワザですよ!」

P「へぇ。女性のワザなんですね」

P(どんな字を書くんだろう。 ……Die shokin' Hold……?)

小鳥「(私の世界では)このワザを食らった男性は誰であろうと一発でオチてしまうんです!」

P「誰であろうと? それはすごい」

小鳥「つまり、だいしゅきホールドは女性だけに許された秘奥技なのです!!」

P「ほお~」


P(……どんなワザなんだろうか。 ちょっと興味が湧いてきたな……)

ガチャッ

>>2「はいさい!おはようだぞ!」

P「おはよう響。 今日は随分と涼しいな」

響「うん! そのおかげでハム蔵達もいつもより過ごしやすそうだったぞ!」

P「やっぱ暑いのは嫌だもんなぁ」

響「ふふんっ、自分はウチナーンチュだから都会の夏なんてへっちゃらさー!」

P「おお、流石は響。 完璧だな」ナデナデ

響「そうだろそうだろー!」


P「お、そうだ響。 ちょっと聞きたいことがあるんだが」

響「ん?」

P「お前、だいしゅきホールドって知ってるか?」

響「えっ……それって……」


響はだいしゅきホールドの意味を知ってる?

>>14がコンマ00~50なら知ってる。51~98なら凄く知ってる。99ならやりたくてしょうがない。

響「だ、だいしゅきホールドって……あの……」

P「お、やっぱ知ってるのか」

響「……うぅ………」カァァ

P「響?」

響「……な、なに言ってんさー!! この変態プロデューサー!!」

P「え?」

響「こ、ここ、こんな真っ昼間から……だだ、だいしゅきホールドとか……!!」

響「どぅ……どぅーぐるぃぃ……」

P「……よくわからんが、知ってるんだな」

響「んまぁ……」

P「んじゃあ知ってるついでにちょっと俺にやってみてくれないか? その、だいしゅきホールドとかいうの」

響「えっ」


響「ええええええええ!!!!?」

P「どうした?」

響「どどどどどどうしたって……本気かプロデューサー!!?」

P「んまぁ痛いのは嫌いだが……流行りらしいしなぁ」

響「は、流行りって!! どこの変態ワールドだそれ!!」

P「変態って」


響「うぅ……ううぅぅぅ……」

P「結構疲れる技なのか? そのだいしゅきホールドって」

響「つ、疲れるというか…………疲れる直前というか……!」

P「??」

響「……う……うううぅ……!!」


響「へ、へんたぁあああああああああああああい!!!!」ダッ

ガチャッ!! バンッ!!

P「お、おい響!」


P「……行っちまった」

P「あんなに嫌がることなのか……」

P「……余計興味が湧いてきたな……」

P「だいしゅきホールド……かぁ……」

ガチャッ

>>32「おはようございます」

小鳥さん

P「あれ、小鳥さんいつの間に外へ」

小鳥「ええまぁ、ちょっとネカフェに」テヘヘ

P「なにやってんだよ事務員」


P「あ、そうだ小鳥さん。 だいしゅきホールドの件なんですけど」

小鳥「むむっ」

P「響に聞いたら、なんかよくわからん反応して出て行きましたよ」

小鳥「? なんて聞いたんですか?」

P「ちょっと俺にやってくれないか、って頼んだんですけど」

小鳥「う、うわぁ……」

P「だいしゅきホールドって世の中の女性の誰もが一度はやってみたいワザじゃなかったんですか?」

小鳥「……あの、プロデューサーさん……」


小鳥「流石に二次とリアルの区別くらいつけましょうよ」

P「え、何いってんの」

P「なんか俺、変態とか言われたんですけど」

小鳥(そりゃそうよ)

P「なんなんですか? だいしゅきホールドって、それほど危険なワザなんですか?」

小鳥「危険……と言われたらまぁ危険ですね」

小鳥「最悪、生涯を決めることになりますし」

P「ええっ!? 生涯を!?」

小鳥「ええ、生涯を」

P「しょ、生涯を……。 そりゃあ迂闊に頼んじゃいけませんね……」

小鳥「ええ。 だからだいしゅきホールドを頼むときはここぞという時に限りますね」

P「……生涯を……」

小鳥「……あの、プロデューサーさん」


小鳥「良ければその………だ、だいしゅきホールド? して……あげましょうか?」

P「え、いや、俺まだ死にたくないし……」

小鳥「え、なにそれ酷い」

小鳥「…………」

小鳥「……いや、予想してましたよ……そういう返事が返ってくるのは……」

小鳥「でもほら……冗談でもそう言われるとキツイかなぁって……思ったりするじゃないですか……」

小鳥「死にたくないって……そんな……そんな言い方しなくても……」


P「? 小鳥さん? どうしたんですか?」

小鳥「……あの、プロデューサーさん。 私とだいしゅきホールドは……」

P「いや、やりませんよ流石に。 こんな所で生涯終えたく無いです」

小鳥「……さいですか……」


ガチャッ

P「あ、小鳥さん。どこへ……」

小鳥「どーせ未来のない私はネカフェで引きこもってますよ………ふぇぇん……」ズーン

P「あ、ちょ、小鳥さん!」


バタンッ.....

P「…………だから働けよ……」

P「いやぁしかし、危なかったな」

P「まさかだいしゅきホールドが生涯を終わらせるほど危険なワザだなんて」

P「……余計興味が湧いてきちまうなこりゃ」

ガチャッ

P「お。 おはよう、>>53

雪歩「お、おはようございます!」

P「おはよう。 その袋は?」

雪歩「あ、これはその……新しく買ったお茶っ葉ですぅ」

P「へぇ。 早速一杯頼めるか?」

雪歩「あ……はい!」


カチャッ

雪歩「どうぞっ」

P「頂きます。 ……おお、美味い」

雪歩「ホントですかっ!」

P「ああ。 お茶うけの羊羹でも出すか」スッ

雪歩「は、はい!」


雪歩「……えへへ……やったぁ……」

雪歩「さ、最近の高校生の間では、炭酸飲料よりも緑茶や麦茶のペットボトルを好む傾向があるらしいです」

P「へぇ。 やっぱ味覚が大人になってきてるのかな」

雪歩「そうかもしれませんね」

P「ズズッ……、……ふぅ。 でも雪歩」

P「こうして茶葉から手間暇掛けて入れてくれるお茶のほうが何倍も美味いよ」

雪歩「!」

P「雪歩は将来いい嫁さんになるかもな」

雪歩「えっ! ……あっ。 も、もおっ! プロデューサぁ!」

P「ははっ」

雪歩「うぅ……、……ズズッ……」

P「……ところで、流行ついでに聞きたいんだが」


P「雪歩はだいしゅきホールドって知ってるか?」

雪歩「―っ!!?」 ブフゥッッ

P「おお、おお。 大丈夫かっ」

雪歩「ケホッ、ケホッ、……だ、大丈夫です! 大丈夫ですけど……!」

雪歩「い、今……今なんて…・…!?」

P「ん? だいしゅきホールド?」

雪歩「っ、~~~~!!!」カァァァァァ!!

P「その反応だと、どうやら知ってるっぽいな」

雪歩「え、い、いやぁ、あのぉ、そのぉ、ししし、知ってるっていうか、なんでそんにゃ」

P「小鳥さん曰く、世の中の女性の夢のワザだそうな」

雪歩「ゆ、ゆゆ、夢だなんてそんなっ、プロデューサーとそんなっ、そんなっ」

雪歩「ああいやでも別にしたくないわけじゃなくって、日記とかでしかあまり想像したことないから急にやろうとか言われても心の準備がっ、そんなっ」

雪歩「そんなっ、そんなのっ、そんなの…………!」



P「あ、別に雪歩にやってほしいわけじゃないぞ?」


雪歩「……………」

雪歩「えっ」

雪歩「えっ……・し、しないんですか? ……・だ、だいしゅきホールド……」

P「いや、雪歩もだいしゅきホールドのこと知ってるのかなーって思っただけだって」

P「そんな安易に頼めることじゃないし、雪歩にはまだ(犯罪に)手を染めて欲しくないしな」

雪歩「わ、私! プロデューサーのためなら(身体をP色に)染められますぅっ!!」

P「な! ば、バカ言ってんじゃない!! 自分をもっと大切にしろ!」

雪歩「た、大切に思ってるからですぅ!!」

P「どこがだ!!」

雪歩「そ、そんな……そんな…………っ」グスッ

雪歩「……そんなぁ……」ポロッ....

P「えっ……」

雪歩「う、うぇえええええええん!!!!」ダッ

P「あっ、お、おい雪歩っ!」

雪歩「振られた私なんか穴掘って埋まってますぅぅぅぅ!!!」ガチャッ

バタンッ


P「……振られた……ってなんだ?」

P「結果的に出て行ったとは言え……響とは違った反応だったな」

P「だいしゅきホールド……一体どんなワザなんだ……」

P「…………」

P「雪歩……泣いてたな……」

ガチャッ

P「んっ、おお>>86。おはよう」

真美

真美「おっはーにーちゃん! なんかゆきぴょんがすっごい勢いで飛び出ていったんだけど」

P「ん、ああ。 あれだ、多感な歳なんだよ」

真美「んっふっふ~。 これはアレですな、ゆきぴょんがにーちゃんにフラれた感じですな?」

P「お、よくわかったな」

真美「えっ」

P(よくわからんが俺は雪歩を振ったっぽいし)


P「っと、そうだ真美。 一つ聞きたいことがあるんだが」

真美「い、いやいやいやちょっと待ってよにーちゃん。マミもすっごく聞きたいことがあるんだけど」

P「俺の質問の後で聞いてやるから」

真美「そんな悠長なこと言ってる場合じゃないよ! もしかしてにーちゃん、ゆきぴょんに……!」


P「真美は、だいしゅきホールドって何か知ってるか?」


真美「告白され……」

真美「……………」

真美「…………えっ?」

真美「だ、だいしゅき……ほぉるど?」

P「ああ。 知ってるか?」

真美「だいしゅき……ホールド……」

P「響や雪歩に聞いてみたんだが、一向に教えてくれそうになくてな」

真美「ん、んん~?」

P「その感じだと知らないっぽいな」

真美「あんま聞いたことはないかなぁ……。 し、知らなくてごめんねにーちゃん……」

P「ああ、いいからいいから。 別に必ず知らなきゃいけないってことじゃないと思うぞ」

P「まぁ、小鳥さん曰く『女性しか使えない女の夢であり奥技』だそうだ」

真美「ふ、ふぅん……」

P「一体どんなワザなんだろうな」

真美「…………」


真美(……名前からして……ハグかなぁ……)

真美(ホールドって……ギューってすることっしょ?)

真美(だからつまり………に、にーちゃんに……?)

真美「……に、にーちゃん!」

P「ん?」

真美「多分……なんとなくだけど……、わかった気がする」

P「わかったって、だいしゅきホールド?」

真美「う、うんっ」コクリ


真美「じ、じっとしててね?」

P「おう」

真美「………」

真美「え、えいっ」

ギュッ

P「……………」

真美「………」ギュー

P「……………」

真美「………」ギュー

P「……………」

P「なぁ。 これ、ただのハグじゃないのか」

真美「こ、こっから! こっからだから!」ギュー

P「はぁ」

真美「……スゥゥ……ハァァ……」

真美「……っ」

真美「に、にーちゃん!」

P「ん?」


真美「だ……………だいしゅき………」ボソッ



真美「ぅ………ぅぅ………」カァァァ

P「…………」

真美「に、にーちゃん? ……な、なんか反応してよぅ……」

ナデリ

真美「!!」

P「真美は可愛いなぁ」ナデリナデリ

真美「や、ちょっ、に、にーちゃん!」

P「可愛いなぁ。 全くもって真美は可愛いなぁ」ナデリナデリ

真美「あ、うぅ…………」

P「真美可愛いなぁ、可愛いなぁ」ナデリナデリ

真美「………うー………」

ギュッ.....


真美「なんか、すっごいハズいことしてた気がする……」

P「いやぁ、真美から大好きなんて言われちったなぁー」ニヤニヤ

真美「う…………うあー!!」バッ

真美「ま、マミ、ちょっと用事思い出しちゃったりー!」ダッ

P「おー、思い出しちゃったか」

真美「だ、だから今からちょっと行ってくる! じゃあねにーちゃん!」ガチャッ

P「おー、気をつけてなー」

真美「…………じゃ、じゃあね!!」

.....バタンッ

P「だいしゅきホールドをああいうふうに捉えるとは、真美は魔性の女だなぁ」

P「ま、意味は違えど結果オーライ。 いい気分だから良しとしよう」

P「…………」

P「あー。 ニヤケ顔が止まらん」

ガチャッ

>>110「あ、おはようございます」

貴音

P「おはよう、貴音」

貴音「おはようございます、あなた様」

P「……んっ、お前またラーメン食ってきたな?」

貴音「えっ……わ、わかりますか?」

P「ちょいとニンニク臭がな」

貴音「……せ、洗面所をお借りしますっ」タタタッ

P「おー」


貴音「……まこと、失礼しました……」

P「あんま気にしなくていいぞ。 今日はオフだから羽を伸ばすだけ伸ばせばいい」

貴音「いえ……異臭を放ってしまったことがとても恥ずかしくて……」

P「それこそ、俺と貴音しかいないんだ。 そう気にしなくていいぞ」

貴音「で、ですからっ」

貴音「…………あなた様の前だから……」

P「?」

貴音「……な、なんでもありませんっ」

P「そうか? ……そうか」

貴音「……むぅ」



P「あ、そうだ貴音。 だいしゅきホールドって知ってるか?」

貴音「だいしゅき……なんと?」

P「ホールド」

貴音「ほおるど」

貴音「……だいしゅきほおるど?」

P「知ってるか?」

貴音「……残念ながら、存じませんね……」

P「貴音は知らないんだな」

貴音「ま、まこと申し訳ありません……」

P「ああ、いや。そう気にするなって。 貴音にだって知らないことの一つや二つあるさ」

貴音「……むぅ」

P「小鳥さん曰く、『女の夢』だそうらしいんだが」

貴音「む、むぅ………」

貴音「そも、ほおるどの意味は一体……」

P「あ、そこからか」

P「ホールドっていうのは支えるって意味だ」

貴音「はぁ……、……支える………」

P「固定する、とか一定の状態に保つことも言うけどな。………貴音?」

貴音「……支える…………支える………?」



貴音(ほうるど……………支える……………)

貴音(だいしゅき……………大好き………?)

貴音(………大好きな人を、支える?)

貴音(……………!)


貴音「け、結婚ですか!!?」

P「は?」

貴音「た、確かに結婚は女の夢ではありますし、愛する人の支えになるのは女の喜びですが!」

P「え、おい」

貴音「わたくしももう18となり、立派な女性として幼いころより処世術も覚えひと通りの家事も習いましたが!」

P「待てって」

貴音「如何せん心の準備というものがわたくし未だ出来ていないもので、こんな唐突に申し上げられましても!」

P「おい、ちょっと」

貴音「ふ、古くより大和撫子は愛する人の三歩後ろを歩めという教え通りあなた様の隣を歩むことは烏滸がましいと思っていたのですが!」

P「ストップストップ」

貴音「こんな、こんな私めでよろしいのでしたら……!」

スッ


貴音「ふ……不束者ですが…………何卒、何卒可愛がってやってください……」スススッ


P「聞けよ」

ボフッボフッ

P「………」

貴音「~~っ!!」ボフッボフッボフッ

P「た、貴音。 とりあえずクッションに顔を埋めるのは止めて……」

貴音「~~!! ~~~!!」ボフッボフッ

P「……ああこらこら……ソファを散らかすなって……」


P「貴音、とりあえずこっち向いてくれ」

貴音「………~」

P「なに? 『あなた様と合わせる顔がありません』? そんな大げさな……」

貴音「~~~!!」ボフッボフッ

P「『私にとっても、女にとってもコレほどの恥はありません』? 大丈夫、勘違いはだれだってすることさ」

貴音「……~~……」

P「『出家して出直してくる』? おいこら、バカなことはよせ」

貴音「~……~……」

P「そのうーうー言うのを止めなさい」

貴音「………」

P「……はぁ」


P「貴音」

貴音「っ!」ビクッ

P「クッション取るぞ」グイッ

貴音「あっ」

P「……顔真っ赤だな」

貴音「やっ、いやっ、見ないでください……あなた様ぁ……」サッ

P「こーら、こっち向け」クイッ

貴音「あうっ」

P「貰ってやるから」

貴音「……え?」

P「貴音、お前はまだ18歳だ。 俺みたいな若輩者がいうことじゃないだろうが、人生の中でお前が経験してないことがまだまだ山ほどある」

貴音「………」

P「その人生の中で、恋愛というのも少なからずしてきたことだろう」

貴音「うっ……」

P「今のお前はアイドルだ。 恋愛禁止という法度がある。 だから恋愛経験が人より遅くなることもあるかもしれない」

P「その結果数年経っても……言い方は悪いが……売れ残ることだってあるかもしれない」

貴音「はうっ」


P「だからそん時は、俺が貰ってやる」

貴音「………」

貴音「えっ………」


P「な?」

貴音「あ……あなたさま……」

P「だから一々こんなことでクヨクヨしないで、元気だしてくれよ」

P「俺は明るい貴音が一番好きなんだ」

貴音「……………」

P「……なーんて、じょうだ」


貴音「……言質、頂きましたよ?」

P「……えっ」


貴音「あなた様、私、少し修行に行って参ります」スッ

P「は? え、修行って」

貴音「勿論、花嫁修業です」キリッ

P「は、はぁ……。…………はぁ?」

貴音「数年、お待ちください。 あなた様に認められる程の女になって帰ってきます」

貴音「それでは」カチャッ

バタンッ.....


P「………え、嘘だろ?」

P「……ま、まぁ貴音は以前からミステリアスでどこか掴めない所があったし」

P「色々危惧した結果、なーんてこともない感じで終わってばかりだし」

P「今回もそんな感じだろう。 うん、そうに違いないそうであって欲しい」

P「………」

P「いや……でもまさかな……」

ガチャッ

>>155「? どうかしたんですか?」

春香

P「あ、ああ。春香か」

春香「おはようございます! プロデューサーさん!」

P「おう、おはよう……」

春香「……なんか顔色悪いですよ? 横になったほうがいいんじゃ……」

P「い、いや! 大丈夫! ……うん、大丈夫……大丈夫……」

春香「ぷ、プロデューサーさん?」


春香「一応、今日もクッキー焼いてきたんですけど……食べれます?」

P「食べる食べる。 相変わらず美味そうなクッキー焼くなぁ春香は」

春香「えへへ。 まぁ、これだけが取り得ですし……」


春香「はい、プロデューサー。 あーん」スッ

P「おいおい」

春香「具合悪そうですし、ここは私があーんしなければっ! というわけであーん」スッ

P「どんな言い分だよ。 ……あーんっ。 ん、美味い美味い」

春香「やった!」グッ

P「む、むぐむぐ」

春香「はい、プロデューサーさん。 あーんっ」スッ

P「た、タンマタンマ。入れ過ぎだ」

春香「ほらほら。まだまだたーくさんありますから、いっぱい食べてくださいねー」スッ

P「うおおぉ」


P「むぐむぐむぐむぐ」

春香「あ、そーだプロデューサーさん。 ちょっと聞きたいことがあるんですけど」

P「んぐ?」

春香「だいしゅきホールドってなんですか?」

P「ぶふぉっ」

春香「きゃっ!」

P「ゲホゴホッ……。 あ、いや、すまん。 どこでそれを聞いた?」

春香「事務所に来る途中、あさっての方向に向かいながら四条さんが『だいしゅきほおるど♪ だいしゅきほおるど♪』って呟いてたんです」

P「そ、そうか……、…………貴音が………」

すまん、寝る

春香「プロデューサーさん?」

P「あ、あぁ。実はさっき…」

P説明中…

春香「…つまり、プロデューサーさんもわからないんですね?」

P「恥ずかしながら…」

春香「その小鳥さんがいませんけど、どこかに行ったんですか?」

P「小鳥さんなら仕事投げ出してネカフェに行ったよ」

春香「小鳥さん…」

P「と、そろそろレッスンに行く時間だな。用意は…できてるな」

春香「はい!お願いします!」

こんな感じか?

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