みーくん「安価で嘘をつく。」 (28)

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんのSS。

今さらながらのライトノベルなので、まあ、立たなかったらしかたないや。

安価ありで進行の予定。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1363529772

みーくん(天野××)

積もり積もった嘘はいずれバレるが、バレなきゃ正義だと銘うっておく。

座右の銘にしたいくらいだ


嘘だけど。

どのみち、今日は4月冒頭みーくんデイズ。

全まーちゃんが大興奮だ。

エイプリルフールの文字がカレンダーから覗いたとたん


まーちゃん「みーくん、大好きー。じゃなかった、大嫌いー!」

ちゅぱちゅぱ


大喜びのまーちゃんに朝から生気もとい嘘気をすいとられましたとさ。

だから、今日は自分で考えた嘘はつかないことにする。



奈月「というわけなのですね?」

みーくん「というわけなのです。」

奈月「じゃあ、今日はみーくんは私のもとい安価の奴隷。」

みーくん「今日は鬼刑事ジェロニモさんの自白強要にただただ、弁護士を読んで黙秘するしかない哀れな被疑者なのでお手柔らかに」

奈月「それ、通常営業じゃないですか。」

みーくん

そーか。自白強要とかするのか、知らなかった。

速く操作の全面可視化に向けて、行動せねば。

嘘じゃない。

奈月「結局、嘘はつくわけですか?」

みーくん「そうなりますね。」

まあ、それが、みーくんとしての僕の享二だ。


奈月「では、私はこれで」

みーくん「行ってしまうんですか?」

奈月「一日中ネットに張り付いてる恋日ならまだしも、私は仕事があるから、これにて」

みーくん「ああ、ニー日先生好きそうですね。匿名掲示板とか」

無免許で診察もしない。

ただの一般であるニー日先生によろしく。

ただ、ニー日先生は一度掴んだ権利は延々と離さないだろうから怖い。

みーくんの嘘に加えて某漫画の著作権まで、紀元前より自分のものだったとのたまいながらPS2をやってそうだ。






奈月「ただ、最後にですね」

奈月「その権利を使わせてもらうなら」

奈月「次に道で出会った人に>>6しなさい」

みーくん「ジェロニモさん伝票……」

奈月「けーさつのカツ丼は有料なんです。みーさんも気をつけてください。」

へぇ。

雑学とともにファミレスの外へ出ていった、ジェロニモさんを見送り、伝票を右手で掴む。

左手は常時固定だ。


遊びに誘う

包丁構えて体当たり、とか書こうかと思ったが、終わっちゃいそうだから安価譲ったるわ

安価した

みーくん

ジェロニモさんの雑学はカツ丼660円と、深夜の安全パトロールに出かける殺人鬼並みに相場高が矛盾してた。

みーくん「まぁ、これくらいなら。」

因みに、今朝のまーちゃんで胃袋を掴まれたみーくんは水だけだ。

これは、ただただ、財布の財政難とかではなく、軟水とまーちゃんだけが主食だぜと先々月のバレンタインデーにいつぞやに見たことのあるカカオの化石を

「まーちゃんねー。みーくんのために埋めておいたのー。」

あれだけじゃななかったことを示唆された時に、どこかのみーくんが吐き出した方便だ。

そのあとは暫く辛かった。

……嘘なら良かった。

660円をレジに置こうとして手が滑る。

左手使いの異名は先代みーくんの墓標に立て掛けてるので、財布を出すのも、伝票掴むのも、同時平行にやるのでやはり、なかなか慣れなくて辛い。

店員「ああ、いいっすよ。拾うんで」

みーくん

代々、大学生か高校生かまたは、その狭間に取り残されたかの年齢であると思われる、店員が軽くいい放つ。

高校をでて、まーちゃんと包丁と殺人事件とイチャラブ同棲生活を送る僕がどれかは言うまでもない。

店員の視線は僕の手ではなく、伝票にあるようだ。

みーくん「伝票に偽造とかはしてないけど」

というか、さっきのやつは道と言ってたから、店員は含まれないはずだ、といい刑事のジェロニモさんは言う。

ネームプレートには北本と書いてある。




みーくん
アルバイター北本はまさかのレシートマニアかっと掻い潜る間もなく。

北本「いや、カツ丼旨かったっすか?」

みーくん

カツ丼?
食べたのはジェロニモさんなので、僕は匂いのみだ。

みーくん「あー、可もなく、不可もなく?」

北本「微妙ってことっすか?」

みーくん「まぁ、そうだね」

匂いは。

みーくん「君が作ってるの?」

北本「いや、……、昔のバイト先と偶然カツ丼の値段が同じで。」

北本「そのわりに、あまり頼まれてるの見たことなかったんで、味どうなんだろうって」

みーくん「ファミレスだからね。それ相応の」

冷凍テイスト。

北本「はあ、いや、失礼しました。お控えです。」

みーくん
レシートが帰還。

主のジェロニモは更なる旅路へ出ていったけど。

この店員そういやどうしよっか

鬼刑事ジェロニモ は歩道も車道も人生も全て道だと言う。

同じ台詞を夢で聞いたときには、人生ギャンブルだか言って地下帝国に収容されてた。

みーくん「えーと」

北本「なんっすか?」

みーくん「遊ばない?」

北本「仕事あるんで、」

みーくん

先のはノーカンとしてなんとか次の回までに得失点差を押さえたい。

だからと言って、みーくんと遊そんでくれるのはまーちゃんと長瀬と菅原と……

一杯、居すぎて分からないぜ。

特にまーちゃん以外は川の対岸で手招きしてるし。





ちょっとみーまー以外のキャラも出して見ました。(六百六十円事情より)冒頭なので。軌道修正します。

みーくんがみーまーキャラとエンカウント。

みーくん「あれは、>>13か。」

みーくん「遊びに誘うにはちょうどいいか。」

>>13

安価お願いします

ゆずゆず

ゆずゆず

>>13
伏見に対する、みーくん(天野)の呼び方ってラスト以降どうなってたっけ?

(地の文、会話で)

すみません、ちょっと今、原作が手元にないので確認です。

なんか日本語苦手そうだな
大丈夫かこの>>1

みーくん「ゆずゆずか。」

ゆずゆずこと、伏見柚々。

相変わらず、上半身の一部分は豊満であられる。

高校時代、アマチュア無線部の副部長として片腕のなってきた甲斐があるわけだが。

尚、本モノローグには、嘘がないとは限りません。バイ、みーくんより、と。

みーくん「そーいや、さっきのは嘘をつく権利だから、ゆずゆずと遊ぶっていう嘘をつかなきゃならないのか」

となると、ゆずゆずをカエルがボーカルのこの片田舎から連れ出して、髪から粒子振り撒く宇宙人の暮らす町にでも連れてって、

遊びじゃなくて、本気なんだ。

と思いを伝えて、宇宙飛行士になったゆずゆずが乗るロケットを見送るか。

はたまた、離島のインチキ科学者の助手として、ゆずゆずと一緒にバックトゥーザフゥーチャー。

その場合、僕が死んだと見せかけ、実は地の文別人詐欺まで、やらなきゃならない。

菅原道真が甦りそうな大仕事だ。

真面目に、何処までが、ゆずゆずの遊びで何処からか本気なのかを確かめておかねば

代々、伏見柚々を最後に見たのはかなり前になる。

この狭い、町でも、なかなかの稀少価値のあるエンカウント率だ。


伏見「久しぶり」

向こうがこちらに気付いたようだ。
……にしても、相変わらずの手帳会話である。

みーくん「そうだね」

じっと眺めて見るとやはり、変わらず僕の(知っているままの)マイゆずゆずだ。

安定して変化がないので、久しぶりにあっても落ち着く。

みーくん「確認したいんだけど、伏見柚々にとって何処までが遊び?」

伏見「ドウイウコト?」

暫しの迷いのうちに手帳じゃなくて、口が開いた。

ゆずゆずボイスも、正常稼働のようだ。

みーくん「うーん、なんていうか、遊びとそうじゃなくなる時の境界線が知りたいだけど?」

伏見「>>18


そんな事より山盛りゴージャスなパフェ食いたい

伏見「そんなことより」

伏見「ゴージャスナパフェ」

伏見「食べたい」


成る程。

親愛なるゆずゆずはパフェをご上毛の様子。

みーくん「でも、さっき昼済ませた後なんだよな」

セルフサービスなのを良いことにジェロニモさんが愛情を込めてついでくれた水で。

伏見「なら」

伏見「向こうに」

伏見「カフェテリアが」

伏見「ダメ?」

こちらを上目遣いに見てくる、。

そんなにパフェ食べたいのか。

じゃあ、僕はゆずゆずをデザートに。

と言うまでもなく、職業がまーちゃんの恋人な僕にとってこれ以上の出費は痛い。

みーくん「お金がないんだよ」

伏見「なら」

伏見「オマエの分も」

伏見「出す」

ゆずゆずの手帳は驕ってくれると言うことらしいが。






みーくん「そういうわけにもなあ」

愛しのまーちゃんはみーくんが知らない女に餌付けされるのを極端に嫌うから。

伏見「はやく」

伏見「行こう」


引っ張られた。

みーくん「ゆずゆずの男を落とすテクニックを垣間見たり」

知らないうちに、ゆずゆずが……。

と妄想を地球外から受信してみる。

伏見「そんなこと」

伏見「してない」

伏見「オマエは」

伏見「特別」

みーくん「うーん、じゃあ、仕方ないか」

にしても、手帳ストック豊富になったな。

ATOKに劣らぬ、学習機能に感涙だ。

伏見「そう」

伏見「仕方ない、仕方ない」

これじゃあ、遊ぶよりかは遊ばれてる。

みーくん「じゃあ、僕の代わりに何か嘘をついてくれない」

伏見「どういう」

伏見「こと」

伏見「?」

みーくん「何か伏見の考えた嘘を僕が実行する」

みーくん「それが、今回のミッションなのだ。」

伏見「それが」

伏見「パフェの」


伏見「報酬?」


迷った末、全ての文字を指し示した。

みーくん「まあ、そうだね。」

みーくん「等価交換だ。」

伏見「なら」

伏見「考える、考える」

やっと言葉を耳にしたぜ。

でも、等価交換処か、ゆずゆずは人体錬成に失敗して、魂まで、持って行かれたぐらいの条件だ。

みーくん「あっ、やっぱりコンビニで買わない?」

歩きながら目に入った看板を指し示す。

持ってかれるのは、左手だけで十分だ。

伏見の財布を真理の扉に置き去りにするのは、この虚構の錬金術師の名に恥じる。

まあ、特に錬成はしたことないが。

小さいころ、にもうとに

「はたらきあり、これ生き返らせろ」

と死んだカラスを押し付けられてたのは思い出のアルバムに入れるにはキャッシュ不足だ。

伏見「別に」

伏見「いい」




すんなりしたがってくれたおかげで僕の財布でも対応できそうだ。

ゆずゆずが山盛り食べたいとかいいださなければ。

但し、ゆずゆずとともに過剰なダイエットを乗り越えた経験のある僕は常に以心伝心されている。

伏見「でも」

伏見「山」

伏見「盛」

…………あれ?

ダイエット後のリバウンドと言うやつか?

ゆずゆずともに参加したオオエブートキャンプは流行の兆しも見えぬまま、消え去ったのに。

みーくん「うーん?そうだねぇ」

なんとかならないものか。

ふと、在庫を並べるカートを押した店員が奥から出てきた。

目が合う。

みーくん「>>25だ。」


安価お願いします

あれ全部買ってカップに盛り直したら山盛りに…

…アレ全部購入

みーくん「あれ、全部購入だ、」

伏見「そんなの、」

伏見「無理」

みーくん「無理じゃない、僕には可能」

だといいんだけど。

みーくん「だと思いますか?」

みーくん「にー日改め、フリーターにクラスチャンジしたフリー日先生?」

恋日「はあ?そんなの無理に決まってるでしょう?まずは山ごもりの修行してから、悔しかったらあんたもクラスチャンジしてみなさい。」

意味不明に勝ち誇るフリー日先生。

でも、残念ながら、みーくんは死ぬまで、クラスチャンジでにないのだ。

死んだらアンデットにクラスチャンジして、墓の下でガタカダとまーちゃん禁断症状に襲われるという恐ろしい宿命つきで。

みーくん「でも、働いてたんですね?」

恋日「は?そんな分けないじゃない。」

恋日「ネットで知り合った山名って子にPS4が欲しいんだけだかねがにゃあいいっていったのよ」

恋日「そしたらさ、自分のバイト先が短期のバイト募集してるからそこで働いたらなんていいやがるのよ」

ネットとかで知り合い作る人なんだ。

もう、にー日先生を極めて、ニートリアの長老の最有力候補だと思ってたのに。

恋日「何よそれ?」

みーくん「いえいえ、となると次なるニートリア長老の座は……僕にもとうとうコンクラーベに参加する時が来たのですね」

伏見「おまえ」

伏見「イタリア」

伏見「首都」

伏見「王様ゲーム」

伏見「なる?」

迷った末、伏見が何か指差す。

……。

ローマ法皇か。

選考試験は同名だけど、ニートリアの長老と比べるに足らないね。

どちらかがとは言わないけど

みーくん「いや、冗談だよ。適当にそれっぽいことをいっただけ。」





みーくん「?山名って?」

恋日「ウウム、何か閃いたようだな。だが、もう遅い、このトレーラーを運び終わるとPS4分の給料を受け取って、にー日に戻るから。」

みーくん「いや、真面目にあの山名さんの」

恋日「……どれだけ、死者を恋しがっても、生き返ったりはしないは」

みーくん「いや、最後まで」

恋日「だから、闇の魔術を使うのだけはよしなさい」

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