阿笠「出来たぞ新一!光彦が爆撃されるスイッチじゃ!」 (130)

コナン「本当に大丈夫なのかよ博士」

阿笠「ああ、こんどこそ成功のはずじゃ!」

コナン「ってのを繰り返してる間に俺は何回、灰原と性交したと思ってんだよ」パンパン

灰原「あっ、あんっ、工藤くん、もっとぉ…」

阿笠「すまんの新一…じゃが今回は本当に大丈夫じゃ」

コナン「うっ」どぴゅっ

灰原「あっ…」ビクビク

コナン「ふう、行ってくるぜ、灰原を頼む」

―――学校、グラウンド

光彦「来ましたね、コナンくん」

コナン「おいおい、今日は日曜だぜ?何でお前学校にいるんだよ」

光彦「ふふ、コナンくんなら聞かずともわかっているのでしょう?」

コナン「まーな」ポチッ

光彦「っ!!」

5機の大型爆撃機が光彦に集中砲火を浴びせる!!」

ズドドドドドドドド!!!!!!

パイロット「爆撃完了、基地へ帰還する」

コナン「やったか!?」

どす黒い煙の中から現れたのは爆撃によって服をやられた全裸の光彦だった。

コナン「なっ、む、無傷…だと」

光彦「だから無駄だと言ったでしょう!シャアッ!!!!」

光彦が駆ける、いや、正確には翔ける。

そう、まるで地上を滑空しているのだ。

コナン「速い!!」

光彦「コナンくん…」

光彦が拳に力を込める

光彦「出なおして来なさい!!」

そして強烈な蹴りをコナンの腹へ食らわした。

コナン「ぐっっっはあ!!」

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|

   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ

コナンの体は後ろへ飛んだ。

そのまま200m離れたフェンスへ激突。

全裸の光彦が歩み寄る。

光彦「結局あなたは博士の発明がないと何も出来ない。」

コナン「くそ…」

光彦「僕はそんなあなたを見ていて悲しいのです」

コナン「…」

光彦「リベンジ、待ってますよ」

コナン「ああ…」

コナンはふらふらと立ち上がり、阿笠の自宅へと頼りない足取りで帰宅した。

光彦「お願いします。コナンくん、どうか僕を…」

―――殺してください。

――――完膚なきまでの敗北を味わわせてください。

…。


阿笠博士の家

コナン「ただいま。博士」

阿笠「おお、新一戻ったか」パンパン

目暮「あっ、あっ、博士、もう駄目ですな…!」

阿笠「うっ、わしもじゃ」どぴゅうっ

阿笠「その様子だと…」

コナン「ああ、聞くな」

コナン「灰原は…」

阿笠「寝室じゃ、慰めてもらえ」

コナン「ああ…」

目暮「博士ぇ…もっとぉ…」

阿笠「とっとと出て行けこの豚肉!!」

コナン「ちょっといいか博士」

阿笠「おや、哀君はどうした?」

コナン「待ちくたびれて寝ちまったみてぇだな、起こすのわりぃからよ」

阿笠「ふっ、そうじゃな」

コナン「今日な、光彦に言われちまったぜ」


――結局あなたは博士の発明がないと何も出来ない。


阿笠「…!」

コナン「まるでどっかの猫型ロボットと暮らしてる眼鏡みてーだな、ははっ」

阿笠「違うぞ新一」

コナン「…?」

阿笠「常人離れした光彦を倒すためには常人ではいかんのじゃよ」

阿笠「頼っていいんじゃお前は、ワシの発明をな!」

コナン「博士…」

阿笠「さあ、そうと決まれば次の兵器じゃ!」

コナン「うっ、ぐすっ…」

阿笠「何泣いとるんじゃ、男のくせして」

コナン「へへ、わりいな…先に寝るぜ」

阿笠「ああ、疲れてるじゃろう、そうするといい」

コナン「おやすみ!博士!」

阿笠「くれぐれも夜更かしするんじゃないぞー!」

寝室

灰原「博士と何話してたの?」

コナン「起きてたのか?」

灰原「博士が『豚肉!!』って叫んだ時に目が覚めたわ」

コナン「おう、そうなのか…」

灰原「今日も負けたの?」

コナン「おう」

灰原「しょうがない子」カチャカチャ

コナン「お、おい」

灰原「勝ち負けなんて関係なくここは元気ね」ボロン

コナン「…そ、そりゃあおめぇが…」

灰原「え?」

コナン「か、可愛いからよ…」

灰原「…バカ///」パクッ

コナン「うあっ…」

灰原「恥ずかしいこと言う人にはお仕置きしなきゃ」ジュポッジュポッ

コナン「お、おいっ、い、いつもより激しくねーかっ、うっ」

――――――――

阿笠「やれやれ…こっちまで声が聞こえて気が散るわい」

阿笠「B'zでも聴きながら作るか」

わかぁってるって~、もう~いきたいんだろ~

阿笠「気付かないわけぇ、ないじゃろぉ~」

阿笠「爆撃で駄目となるとどうしようかのう…」

阿笠「…そうじゃ!こ、これじゃー!!」

コナン「げ、元太!お、おい!」

元太「がふっ、み、光彦、て、でめぇ…」

光彦「死すべし!!!」ズボァッ

元太「がひゃああああああ!!!!!」

光彦「次はあなたですよ!!」

歩美「いや、いやぁ!!」

光彦「歩美ちゃんは女の子ですからねぇ~」

歩美「み、見逃してくれるの?」

光彦「新技をお見せしましょう!!」

―――ヴァージン・ロード(処女貫通)!!

歩美「あっ、あががががあああああああ!!」

コナン「皆!!!!」ガバァッ

コナン「ゆ、夢?はぁ…はぁ…」

灰原「すぅ…すぅ…」

コナン「くそっ…」

阿笠「新一!!!出来たぞ!!!」

コナン「本当か!?」

阿笠「光彦を爆破するスイッチじゃ!!」

コナン「昨日と一緒じゃねーか!」

阿笠「違う、体内からじゃ!!」

コナン「体内から!?」

阿笠「そうじゃ、光彦の胃袋から腸内にかけて一瞬にしてダイナマイトをテレポートさせ全て爆破させるのじゃ」

コナン「すげえ、すげえよ博士!!」

阿笠「さあ、使うと良い!」

コナン「ああ、わかったぜ!」

阿笠「くれぐれもやられるんじゃないぞ…」

―――――学校、グラウンド

光彦「待っていましたよ、コナン君」

コナン「今日は月曜だぜ?」

光彦「知っていますよ。僕が世界を終わらせたんですから、それくらいは覚えておかないとね」

コナン「まだ終わってねーよ」

光彦「そうですね、でももうじき終わる」

コナン「それはどうかな?」

光彦「…?また、博士の発明ですか?」

コナン「…ああ、そうさ」ピッ

光彦「うぉえっぷ!」

コナン「光彦の腹が膨れた!!」

光彦「こ、これは…!?」

コナン「てめーの体内に送り込んだのさ」

光彦「…ま、まさか」

やったな(確信)

コナン「そう、爆竹は手のひらで爆発させても火傷を追うだけだ」

コナン「だが、爆竹を握りしめた状態で爆発させると」

コナン「…指が吹き飛ぶんだぜ!!」

光彦「ふふ…」

コナン「なんだよ?」

光彦「楽しかったですよ。少年探偵団…」

コナン「えっ?」

チュドーン!!!!!!

コナン「…ああ、俺もさ」

コナン「そう、爆竹は手のひらで爆発させても火傷を追うだけだ」

コナン「だが、爆竹を握りしめた状態で爆発させると」

コナン「…指が吹き飛ぶんだぜ!!」

光彦「ふふ…」

コナン「なんだよ?」

光彦「楽しかったですよ。少年探偵団…」

コナン「えっ?」

チュドーン!!!!!!

コナン「…ああ、俺もさ」

完結か…(遠い目)

ドンッ

コナン「え…?」

光彦「終わりです。コナンくん」

コナン「がふっ…」

光彦「はぁっ!!」ドゴォッ

コナン「がっ…」

光彦「大変でしたよ。ペニスから全身を再生するのは」

コナン「ち、くしょう…」

光彦「よく頑張ったと褒めてあげますよ」

コナン「はは、俺もついに死ぬのか」

光彦「ええ、博士と灰原さんもすぐに送ってあげますよ」

コナン「そ、そうか…なあ、光彦」

光彦「なんです?その傷なら助かりませんよ」

コナン「俺ら…もし、生まれる世界が違ってたらよ」

光彦「…?」

コナン「親友になれたかもしれねぇな…へへっ」

光彦「…バカですねぇ」

コナン「え?」

光彦「あなたは大馬鹿ですよ…」ブワッ

コナン「ちくしょ、目が…霞んできやがる」

光彦「さようなら、コナンくん」

コナン「また、会おうぜ…」

光彦「…」

コナン「」

光彦「さて、行きましょう」

http://www.youtube.com/watch?v=_BDMcKx8rT8
エンディングテーマ

―学校

元太「ようコナン!」

コナン「おっす」

光彦「おはようございますコナン君!」

コナン「おう、おはよう!」

歩美「おはよー!」

灰原「おはよう」

光彦「…これで良かったんですね」

コナン「どうしたんだ?」

光彦「い、いえ、こっちの話です!」

コナン「はぁ?おいおい、親友の俺に隠し事すんのか?」

光彦「いえ!そういうつもりは!」

コナン「そういや灰原ー、こいつさー」

光彦「わーーー!!!わー!!!!」

灰原「え?なに?」

光彦「なななななんでもないんですよ灰原さん!」

灰原「そう」

光彦「…ふふ、甘いですね僕も」

コナン「お前独り言多いぞ」

光彦「…あはは」

僕は創造主という存在になったとき、世界を変えました。
自分がまともな人間として、一人の小学生として生きていける世界に、
繰り返す同じ1年間の中でのみ、ですが…。

コナン「置いてくぞ光彦ー!」

光彦「わわわ、待ってくださいよコナンくーん!親友なんですからー!!」

コナン「わぁってるってー!早く来いよ!」



これで、良かったんです。




光彦「はっ…また、この夢ですか…」



おわり

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