【ゆるゆり】撫子「大室家の短編集」花子「だし!」 (1000)

ゆるゆりの大室家の短編集です
できるだけ毎日更新

撫子さんの彼女は固定しませんが、ハーレムってわけでもありません
なので、話によってなでかのがコロコロ変わります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1349950447

第一話 櫻子には内緒で

撫子「花子」

花子「なに?撫子お姉ちゃん」

撫子「プリン買ってきたんだけど食べる?」

花子「食べるし!」

撫子「でも、2個しか買ってきてないんだよね。売り切れてたから」

撫子「だから、櫻子には内緒ね」

花子「分かったし!」

モグモグ

花子「櫻子は、いつも花子のヨーグルトとかアイスとか勝手に食べるからたまには花子達も内緒で食べるし」

撫子「そうだね」

撫子「私もアイス勝手に食べられたし、冤罪だったけど」モグモグ

花子「日頃の行いが悪いから仕方ないし」モグモグ

撫子「さっ、櫻子がいない内に食べちゃお」

花子「うん」

撫子「ふ~美味しかった」

花子「ありがとう。撫子お姉ちゃん」

撫子「どういたしまして」

櫻子「ただいまー」

撫子「ま、まずい。櫻子が帰ってきた。ゴミを早く片付けなきゃ」

花子「分かったし!」

ガサゴソ

櫻子「ただいまーっていないのか。ねーちゃん達」

撫子「おかえり、櫻子」

花子「お、おかえりだし」

櫻子「なんか、隠してない?」

撫子「隠してないよ」

花子「か、隠してないし……」

櫻子「んー変だなーまぁいっか」

花子「(ふぅ、危なかったし)」

櫻子「ほら、この櫻子様がアイスを買ってきてあげたぞー」

撫子・花子「えっ?」

櫻子「ほら、ねーちゃんと花子の分も」ガサ

撫子「あ、ありがとう。櫻子にしては気が利くね」

櫻子「だから、一緒に食べよう!」

撫子「(プリン内緒で食べたなんて)」

花子「(言えないし)」

撫子「(すごい罪悪感……)」

それ以来、撫子は櫻子の分もちゃんと買ってくるようになりました

第一話 櫻子には内緒で 終わり

「櫻子の小学生のときのプリントが気になるけど今日は忘れちゃったから明日でいっか」

次の日、花子は、母親に櫻子の小学校のときの先生から配られる毎日のまとめのプリントを見た

櫻子は、スポーツはできるので、スポーツについての記事はあったが、勉強についての記事は一切なかった

「む、昔からバカだったとは、知らなかったし……」

櫻子がバカなのは小学2年生のときから変わらないらしい

あっ誤爆しましたwwww

ちなみに鳥つきます

日付変わったので投稿

第二話 VIPおみくじ

【ゆるゆり♪♪】撫子さん&花子様応援スレ【大室家総合】から転載

366 自分:花子は 【大吉】 [] 投稿日:2012/10/01(月) 23:06:53.50 ID:r1EgI+D40 [20/26]
櫻子「今日は1日だ!」

撫子「おみくじができるね」

櫻子「櫻子様は中吉だー!」

撫子「私は大吉」

櫻子「花子は?」

花子「花子は……」

367 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/01(月) 23:10:10.46 ID:r1EgI+D40 [21/26]
花子「大吉だし!」

櫻子「チクショー私だけ中吉かよー」

花子「日頃の行いが悪いからだし」

撫子「いや、中吉でも十分だと思うよ」

櫻子「ねーちゃん、おみくじの順番ってどの順なの?」

撫子「大凶が一番悪くて、その次、凶<末吉<吉<小吉<中吉<大吉だね」

撫子「地方によっては、吉>小吉のところもあるけど」

櫻子「ふーん、そうなんだ」

368 自分:櫻子は 【小吉】 [] 投稿日:2012/10/01(月) 23:12:24.14 ID:r1EgI+D40 [22/26]
撫子「VIPのおみくじだと神とか豚とかぴょん吉とかあるけどよくわからないね」

花子「豚はやだし」

櫻子「ええい、もう一回!」

369 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/01(月) 23:13:59.38 ID:r1EgI+D40 [23/26]
櫻子「ガーン(,,゚Д゚ )」

花子「下がってるし」

撫子「私たちは大吉だったからもうやめとこ」


381 自分:櫻子は 【大吉】 [] 投稿日:2012/10/01(月) 23:57:22.79 ID:r1EgI+D40 [25/26]
櫻子様今月最後のおみくじだ!

382 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/01(月) 23:58:19.02 ID:r1EgI+D40 [26/26]

           |i     _ -‐   ̄ ̄   ‐-   |
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       く   :/ /                          ヽ
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            l 'ニミリ ヽ、 |ニニニコ:  |    : l        |
           ノ /リ ,ゝ   !:       |:   : :|   l   |
         _,. '  {ソ    /:/       !:   : :|   |   !
         !    "´〟  /       /: :  : :|   /:   !
         |       /        /: : :  \j__ . : :    |i
         i --一  /  /     /: : :/:       `ヽ: : __ノ ヽ_             よし!(ニヤリ
         ',     〈    l: : -‐: ´: : :/:          ̄ヽ /⌒
          |     ヽ、  `ヽ、: : : ://\           |!   )
          `ー_人_ __)   ,ゝ'´  ̄ ̄ ̄ ` 、: /         /
   / `ヽ __    `Y´: : :/  :/             レ    (:    /
 ,r ´ ,ィニュ_〉 !   /: : : :( . . : : /           (      ヽ、   ̄)
 |  ____)ノ   ` 、: : :\: : :|               ヽ、 :_:__:   ): . /
 |   ___〕     /: : : :∧ /          : : :,r': : _) ∧: : し' i
 |    __, )     (: : :/.ノ/         : :./: : : ヽ _ ノ  \: . ノ

第二話 VIPおみくじ 終わり

第三話 高校生組のお出かけ 前編

撫子「んーこの服でいいかな」

撫子「ちょっと出かけてくる」

撫子「夕方までには帰ってくるから」

櫻子「ほーい」


待ち合わせ場所

撫子「一番乗りか、さすがに30分前は早かったかな」

藍「あっ!撫子、早いね」

撫子「藍こそ(藍の私服、おしゃれだな)」

藍「今日行くお店たのしみだね!」

撫子「そうだね」

30分後

美穂「あぁーもう来てたのー?待った~?」

藍「いや、それほど待ってないよ」

撫子「30分は待った」

美穂「も~う、撫子ったらー正直に答えすぎー」

撫子「(美穂の私服は、なんかお子様っぽいな、でもそれが美穂の外見にあってる気がする)」

待ち合わせ時刻20分後

めぐみ「ごめーん、電車が遅れちゃってー」

撫子「遅い!」バシ

めぐみ「痛!ひどい撫子」

撫子「それに、電車は予定通りだったでしょ」

めぐみ「ホントは、服選ぶのに時間がかかっちゃって」

撫子「(確かに、時間かけて選ぶだけはある。おしゃれだ)」

撫子「みんな、おしゃれだね」

藍「ありがとう」

美穂「やっぱりー♪撫子なら喜んでくれると思ってこの服にしたんだよ♪」

撫子「(狙ってそのロリ趣味な服を着てきたのか。美穂恐ろしい子!)」

撫子「(はぁ、それに対して私は、このユニクロで買った服……)」

めぐみ「でも、撫子もおしゃれだよ!」

撫子「え!?」

藍「うん、そのシャツとスリムパンツが凄いクール」

美穂「どっかのOLみたいだよね~」

撫子「それは、私が年増に見えるってこと?」

美穂「そんなことないよ~撫子♪」ウフフ

撫子「全く美穂は……(でも、褒められるとは思わなかった。ちょっと嬉しい)」

第三話 高校生組のお出かけ 前編 終わり

第四話 高校生組のお出かけ 後編

藍「ここが、撫子が見つけたお店、イタリアンだよ!」

美穂「やーん♪やっぱり綺麗~」

めぐみ「撫子はここ来たことあるのかな?」

撫子「うん、雑誌で見つけてから一回ね」

撫子「ランチは結構安くて900円で食べられるよ」

撫子「パンはおかわり自由、それにパスタとピザが着くセットだから」

撫子「結構お腹いっぱいになる」

撫子「パンを食べ過ぎると食べきれないよ」

藍「撫子ってあんまり食べるほうじゃないよね?」

美穂「そんなんじゃ、大事なところ育たないぞ♪」

撫子「(美穂には言われたくない)」イラッ

美穂「私が揉んで育ててあげよっか?」

撫子「余計なお世話」

藍「揉んでって///」

イタリアンレストラン

「4名様ですね、こちらの席へどうぞ」

藍「ホントおしゃれな店だね」

めぐみ「どんな料理来るのかな~ワクワクする」

撫子「あれ?めぐみは水だけ飲むんじゃないの?」

めぐみ「( ゜Д゜)」

めぐみ「私もそのくらいのお金持ってきた!!」

撫子「なんだつまんない」

藍「(Sだ)」

美穂「ほら、撫子ペペロンチーノ来たよ」

美穂「ペペロンチーノには生クリーム入ってるから」

美穂「これ、食べればお胸も大きくなるよ」

藍「(ドSだ)」

撫子「残念 ここのペペロンチーノは生クリーム入ってない」

撫子「卵とパルメザンチーズだけで作ってる本格派だから」ドヤァ

美穂「ぐぬぬ」

藍・めぐみ「(撫子が勝った!!)」


めぐみ「食った食ったー満腹満腹ー」

藍「最後撫子の分も食べてたね。めぐみは食いしん坊だねー」

撫子「まぁ、私も食べきれなかったからいいけど」

撫子「ありがとうね。めぐみ」ニコ

めぐみ「」ドキッ

めぐみ「珍しいね、撫子が褒めてくれるなんて」

撫子「私ってそんなにSじゃないよ」

美穂「ほら、めぐみー撫子がデレた、今が反撃のチャンスよ~」

藍「(相変わらず美穂はブレない……)」


藍「今日は、楽しかったね」

撫子「そうだね」

藍「また、今度来ようね」

撫子「うん」

第四話 高校生組のお出かけ 終わり

第5話 花子という名前

花子「花子最近思うことがあるし」

櫻子「なに?」

花子「撫子お姉ちゃんも櫻子も特定の花の名前なのになんで花子は花子だし」

花子「少しいいかげんだし」

撫子「まぁ、確かにね。難しい名前考えるの諦めて原点に帰っちゃたのかな?」

花子「撫子おねえちゃんと櫻子がうらやましいし」

櫻子「よし!わかった!私が他の名前をつけてやろう」

花子「ほんとかし!」パァ

櫻子「ねーちゃんも何か考えてよ」

撫子「わかったよ(また、櫻子がバカなこと考えてる)」



櫻子「特定の花の名前、特定の花の名前」

櫻子「う~ん」


櫻子案

ラベンダー子
ヒヤシンス子
タンポポ子
ハエトリグサ子

撫子案

百合子
桃子
蘭子
梅子

花子「撫子お姉ちゃんのは、真面目だとして」

花子「なんだし櫻子のは!」

花子「全部カタカナだし!」

花子「そんな名前普通じゃないし!」

花子「悪魔君並の暴挙だよ!」

花子「光宙って書いてピカチュウと読ませる並だよ!」

花子「無理やり子つければ、許されると思うなし!」

櫻子「ふふ~ん」

花子「何得意げになってるんだし!ふふ~んじゃないし!」ダン!

花子「それに、ハエトリグサ子ってなんだし!」

花子「もはや、花関係ないし!」

撫子「花子、ちょっと落ち着いて」

花子「もう!花子でいいし!」

櫻子「うん、私は花子って名前大好きだよ」ニコ

花子「えっ……(だからわざと変な名前を)」

花子「……バカ///」

撫子「なんだかんだ、丸く収まったね」

第五話 花子という名前 終わり

         /                     ヽ
.       /                     , へ   \、
      , '                    _,//      ヘ`ー─-  _
      /          ,  ,    ヽ.   `<´  ., へ   ヘ、 ‐- 、 ヽ
      ,'       ,     :  :.     ト、 :    ヽ//    ヽ.  ヾi   }
     ,  ,.    :.      :.  :.    i ヽ: /    `<ハ  `.    ヽ   !  |
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.     {  :    i.:.   ! 、:. {ヽ:.    i / ヽ-‐' ヽ_、i    :.  ハ:.`.、   ヽ _ノ}
.     i.  :    N:. \| \. i ハ  _」   , - ,,   ゞ    :.  ヽ: :ヽ     _ノ
      ! i  :.   i ヽ   l`ーヽ.> ` '´   / ,, =≡ミ }   :. :、   ヽ、      ̄ ヽ、
     い  :. 、 : i ヘ  」         〃       !  : : |:、      ̄   ヽ-、ヽ
      ! i   :.ヘ  :.ヽ `´ ‐‐- 、           i l l ! ノ   : :.}.ヽ        ノ )ノ
      },.i  :. ヘ /  ,,゙≡=-、               (    メ、.: .` 、:.:...、   /  ´   私は花子って名前大好きだよ
      |ハ   、 ヽー《〃´       ,         ` ー..、  ` 、. ヾ}  /
     |! 〉、 ヾノ \  i l l !       ノ       /:.:.:.:.)  . . :ノ     {
       ノ\/´ ノ: : :ハ        ー ´      イ:.:.:.ノ . : : /: ._  、 ヽ_ ノ
      (´   i / : : :.乂                 / |:.:;.'  : : : /、: :_: ヽ }`ー ´
       ヽ、 レ'  : : : ノ:.:`: . . _        イ   `( __ ヽ、i'-──--)ノ_
     (   ノ/    (: :/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄.ヽ:.:.:.:'     , 'lilililiヽ ヾ、lilil-='/ヽ
    ヾ彡(     ヾ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/lili} '       /lilililililili ) ノlililili/   ヽ
         、       ゙):.:.:.:.:.:.:.:_.ノlilili,!     , - /lilililil`ー‐i´lilili/, '     ヽ
         ゙;    ,イ: : :.:_; i´ilililililililil|- ......, _/lililililililililililililili/´, '      } 
      ( _ノ ノ{  { ヾ〈lililililililililililililil|'´lilililililil/lilililililililililililili/ ,'         /、
       ` ‐ ´ 乂 `=ノへlilililililililililililil|iiiiiiiiiiiiii/lilililililililililililil/  !        ,': }
             ̄.,' 、ヘlililililililililililil|lililililili/lilililililililililil/            }
              i  :. ヽlililililililililili|lilililil/lilililililililili/     ,'           イ
                |   !  \lililililililil|lililili'lilililililili/       {     _,..- 'lilil}
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      ';iii:::::::::::::::::::i!  .ィf》' /(  )=ュミ、    ̄       仆l彡、::l仍 乍  }:::::::::::::|
      .Ⅷ::::::::::::::::::i   衍 {|ミll::彡`::l仍           {l{l:.彡.:Olリ }リ  |::::::::::}::|
     Ⅷ;:::::::::::::::::i  乍 マ刈:.彡:Ollリ               マ辷三少    .:}:::::::::ハ:{
       Ⅷ;::::::::::::::::i  `゙  マ辷=少             ̄ ̄´    / .}::::::::} '{
        Ⅷ;:::::::::::::::i        ̄           、    /////// / /}:::::::ノ         ■    ■■    ■              ■  ■
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第6話 分裂撫子さん

撫子「んー朝かー」

なでしーA「あっなでしーが起きたよ」

撫子「!!!!??」

なでしーB「ホントだ、なでしーだ」

なでしーC「あれ?でも、私達もなでしーな気がする」

撫子「いや、なでしーって誰?ていうかあなた達一体何?」

なでしーA「私たちは、なでしー×なでしーのために生み出された存在?」

なでしーB「いやいや、撫でしー×撫でしーでしょ」

なでしーC「そこは、撫子×なでしーなんじゃ?」

撫子「つまり、あなた達は、私の分身?」

なでしーA「そうですよ」

撫子「なんでこんなに……頭クラクラしてきたそうだこれは夢だ寝る」バタン

なでしーBC「ああー素体しーがー」

第6話 分裂撫子さん 終わり

第7話 調教撫子さん

撫子「それで?もう一回整理するわ。あなた達は、私から分裂したの?」

なでしーA「はい」

なでしーB「そういうことになります」

なでしーC「なでしーです?」

撫子「とりあえず、そのなでしーっていうのやめてくれない?」

撫子「私と同じ姿の人間がなでしーとか言ってても気持ち悪い」

なでしーC「ごめんなさいです」

撫子「ていうか、私なら私らしく振る舞ってちょうだい」

なでしーA「なでしーらしく?」

撫子「そのなでしーっていうのやめなさい!」ビシ

なでしーA「はいぃ」

なでしーB「撫子怖いです」

撫子「ですます口調で話さない!」

なでしーB「はぃい」

なでしーC「わかったよ」

撫子「そうそう、それでいい」

なでしーABC「ほっ」

第7話 調教撫子さん 終わり

第8話 撫子お姉ちゃんが4人!?

櫻子「あっねーちゃんおはよう~」ネムネム

なでしーA「おはよう櫻子」

なでしーB「花子起こしてきて」

なでしーC「ブラ貸してくんない?」

撫子「なでしーsもやたら私と性格が似てきたなぁ」

櫻子「撫子お姉ちゃんが4人!?」

撫子「ちなみに私が元祖撫子」

なでしーA「知らない間に分裂してた」

なでしーB「大きさも同じくらい」

なでしーC「胸の大きさも同じ……」ペターン

撫子「なんでこうなったのか私にもわからない……」

撫子「どうやらきものなでしこってのが原因らしい」

櫻子「そっかよくわかんないけどねーちゃんが4人いれば、料理の当番当分回ってこなくて楽だな」

撫子「櫻子!この状況を容認するなんて、恐ろしい子!」

花子の部屋

なでしーB「花子ー朝だよー」

花子「う~ん、撫子お姉ちゃん」ムニャムニャ

なでしーA「起きなさい」

花子「撫子お姉ちゃん、あれ?こっちも撫子お姉ちゃんでこっちも」

花子「あれ?」

花子「これは夢だし」

撫子「やっぱり普通はこうよね」

第7話 撫子お姉ちゃんが4人!? 終わり

第8話 なでしーs、撫子の友達に会う

なでしーA「あっ、学校行かなきゃ」

なでしーB「そうだね」

撫子「あんたら、学校にまでいくつもりなの?」

なでしーC「でも、制服ないよ」

なでしーA「制服ならほら、撫子が持ってるし」

なでしーC「かわりばんこに行く?」

撫子「いや、来なくていいよ。学校には私だけでいく、なんか面倒なことになるから」

学校

撫子「(私が増えたことはできるだけ、みんなに内緒にしないと)」

藍「それでね、今日の帰りなんだけどみんなでさファミレスいかない?」

美穂「いいよ~」

めぐみ「私も今日はバイト休みだからいいよ」

藍「撫子は?」

撫子「うん、大丈夫」

ファミレス

いらっしゃいませー4名様ですか?こちらへどうぞ

なでしーs「わいわい、ガヤガヤ」

撫子「  」

めぐみ「ちょっと、なにあれ?」

藍「撫子が4人?」

美穂「やーん、撫子いっぱいいるー」

撫子「(あいつら、でてくんなっていったのに!)」

美穂「ねぇねぇ、あなた達撫子にそっくりだけどどういう関係?」

なでしーC「撫子から分裂したから、本人そのもの?」

なでしーA「でも、撫子はお姉ちゃんにあたるかも」

なでしーB「撫子の妹?」

めぐみ「なにこれ?夢だよね?」

藍「うん、きっと白昼夢でも見てるんだよ」

美穂「ホントに撫子なのね~やっばい、撫子が4人も居て私幸せ~私の幸せも4倍~」

めぐみ「美穂、順応性高いな~」

藍「うん」

撫子「なんか頭痛くなってきた」

藍「ねぇ、撫子?これホントに撫子なの?」

撫子「うん、私もよくわからないんだけど、朝起きたらいきなりね」

藍「そ、そうなんだ」

めぐみ「不思議なこともあるもんだね」

めぐみ「まぁ、いいや、せっかく撫子増えたんだし、私も一つもーらい」

藍「あっ、ずるい!」

めぐみ「大丈夫だよ。4人もいるんだから、一人あまる」

藍「確かに」

第8話 なでしーs、撫子の友達に会う 終わり

訂正 第8話 →第9話

第10話 増える花子

撫子「おはよう櫻子」

櫻子「あれ?ねーちゃん、元に戻った?」

撫子「うん、私が増えたの一日だけみたいだったね」

櫻子「なーんだ、それじゃあ食事当番通常通りじゃん。つまんないのー」

撫子「まったく、呑気ね。私は昨日一日大変だったんだから」

撫子「勝手に家から出てくるわ、友達には詮索されるわで」

櫻子「私も増えたいなー増えたら面白そう」

撫子「いや、あんたは増えないでお願いだから」

花子「撫子お姉ちゃん……」

撫子「ん?どうしたの花子、浮かない顔して」

花子「あのね。」

花子A「わらわら」

花子B「わらわら」

花子C「わらわら」

花子D「わらわら」

撫子「今度は、花子か」ハァ

花子「ごめんね。こんなに増えちゃって」グスン

撫子「いや、いいよ。花子ならまだ手に追えるから」

花子A「花子だし!」

花子B「本当に花子かし?」

花子C「フラワー子だし」

花子D「紛うことなしに花子だし!」

撫子「花子達!」

花子A「撫子お姉ちゃんだ」

花子B「あっ本当だ」

花子C「撫子お姉ちゃんは一人しかいない」

花子D「櫻子はどっか行った」

撫子「よかった。花子達は、理性はあるみたいね」

撫子「今日一日、家からでないこと。わかったね?」

花子ABCD「はーい!」

花子「さすが、撫子お姉ちゃん、増えるのを経験しただけあるし」

櫻子「あっ!花子増えてる」

櫻子「花子どうやって増えたの?埋まってた?」プッ

櫻子「埋まってたら、お花畑になってたの?」ゲラゲラ

花子「イラッ」

花子A「櫻子を倒せー」

花子BCD「おー」

櫻子「え、ちょっやめ」ボコスカボコスカ

第10話 増える花子 終わり

第11話 花子ピンチ

未来「花子様ー今日花子様の家行っていい?」

こころ「私もー」

花子「今日はちょっとダメだし(家には花子達がいるから)」

未来「えーこの前花子、家に一人ぼっちでいるの寂しいって行ってたじゃん」

花子「それはそうだけど、今日はダメなの」

こころ「えー残念だよー」

花子「(友達の期待を裏切るのは心が痛いし)」

花子「(でも、家に隔離してるから、公園とかで遊ぶぶんには大丈夫かも)」

花子「わかった。じゃあ、公園で遊ぼう」

こころ「」パァ

未来「やったぁーさすが花子様」

公園

未来「じゃあ今日は滑り台で遊ぼう」

こころ「いいよー」

花子「滑り台はスカートがスレるし」

未来「えっ、じゃあ他のにする?」

花子「でも、滑り台でいいし」

未来「やったー」

櫻子「よーし、花子達、自由に遊んでいいぞー」

花子A「公園だし!」

花子B「生まれて初めての公園」

花子C「だしだし!」

花子「( ゜Д゜)」

未来「どうしたの花子様?」

花子「ちょっと、この公園で遊ぶのはよそう」

こころ「えー折角遊ぶもの決まったのにー」

花子「いいから」

花子A「あっ、花子オリジナルだ!」

未来・こころ「!?」

未来「あれ!?花子様が2人、いや3人、4人」

こころ「どういうことなの~?」←頭グルグル

花子「げ、幻覚だよ!ねっ見なかったことにして他の公園いこ!」

櫻子「おーい、花子いるなら一緒に遊べ―」

花子「櫻子、余計なことしやがって」

花子A「未来ちゃん」

花子B「こころちゃんだし」

花子C「だしのだし」

未来「あっ、はい!って本当に花子ちゃんそっくり四つ子だったの!?」

こころ「わぁーこころの名前知ってるんだーうれしいー」

花子「花子の親戚(そういう事にしておこう)」

花子「親戚の家から家にきたけど、明日には戻っちゃうし」

未来「そーなんだ。でも性格まで花子様に似てるね」

こころ「この子だけちょっと変なのー」

花子C「なんでだし!」

未来「ホントだ、さっきからだししか言ってない」ウリウリ

花子C「うぅ~」

花子C「花子だし!」

未来「えっ!?この子も花子っていうの?」

花子「違うし!その子は、花子の真似してるだけだし」

花子「櫻子もなにかいうし」

櫻子「んー」←さっきからおもしろかったから静観してた

櫻子「それ全部花子だよ」

櫻子「朝起きたら増えてたの」

未来「えー!!」

こころ「すごい」キラキラ

花子「信じるなし!櫻子はバカだからウソつきだし」

未来「確かに、花子様が増えるなんてことありえないよね」

こころ「一瞬信じちゃったよー」

櫻子「なっ!バカでもウソでもないぞ!」

花子「とりあえず、櫻子、その親戚の子連れて帰ってよ」

櫻子「わかったよ。花子もこれ以上、事を複雜にしたくないんだな」

花子A「じゃあねーオリジナル子」

花子B「略してオリ子だし」

花子C「ちょっと、事が複雜になって来て……複雜すぎて誰を信じて良いんだか」

花子「(これには櫻子に感謝だし)」

花子「(いや、元はといえば、櫻子のせいだけど)」

未来「花子様の親戚ちゃん本当に花子に似てるねー」

こころ「本当に親戚?」

花子「親戚だし!この話はやめ!」

第11話 花子ピンチ 終わり

第12話 撫子さん彼女とデートの約束

撫子「さて、とうとう私のデート回」

撫子「ワクワク」

撫子「私の彼女は>>36

安価で決めます

変化球投げたいけどめぐみ

prrrr

撫子「あっめぐみ」

めぐみ「な、撫子!珍しいね撫子から電話だなんて」

撫子「今日はバイト入ってないよね?」

めぐみ「うん!撫子から電話来てうれしいな」

撫子「急にめぐみと話したくなっちゃったから」

めぐみ「撫子…」カァ

撫子「あっ照れてるな。コノヤロー」ニヤニヤ

めぐみ「て、照れてなんかないよ!」アセアセ

撫子「それでさ、今度の日曜なんだけど」

めぐみ「うん」

撫子「あいてるんだよね?」

めぐみ「うん、大丈夫だよ」

撫子「じゃあ、デートしない?」

めぐみ「2人で?だよね?」

撫子「あたりまえじゃない。こうやって電話でめぐみを予約してるんだから」

めぐみ「予約って//でも、撫子、どっか行くのにも美穂とか藍とか誘うから」

めぐみ「二人きりのデートってあまりないじゃん」

撫子「そうだね。ごめんね。寂しい思いさせて」

めぐみ「そ、そんなことないよ」アセアセ

撫子「ふふ、めぐみ、揺さぶりによわいね」

めぐみ「えっ、そういうのわざといってるの?撫子ってやっぱりS」

撫子「わざとじゃないよ(本当に)」

撫子「じゃあ待ち合わせは、いつもの駅前で」

めぐみ「わかった」

第12話 撫子さん彼女とデートの約束 おわり

第13話 めぐみとデート 前編

めぐみ「ごめーん遅れたー、待った~?」

撫子「遅い」バシン

めぐみ「痛ーい、叩くことないじゃない!?」

撫子「30分待ったよ」

めぐみ「そこはぜんぜん待ってないよっていうところじゃないの?」

撫子「うるさい」バシン

めぐみ「撫子ひどーい」

めぐみ「撫子もしかして、おこってる?」

撫子「怒ってないよ」ツーン

めぐみ「うそだー絶対怒ってる、ごめんね、パフェおごるからこれで許して」

撫子「仕方ない、パフェで手を打とう」

ファミレス

撫子「(めぐみ、相変わらずおしゃれだなーそれに比べて私は…)」

めぐみ「撫子ー撫子ー聞いてる?」

撫子「えっああ、なに?」

めぐみ「なんか上の空だったけど大丈夫?(せっかく撫子とデートなのに、なんで撫子上の空なの。もっと私を見てよ!)」

撫子「ごめんごめん。それで?」

めぐみ「そのパフェ一口頂戴よ」

撫子「ああ、はい。あーん」

めぐみ「あーん(また、ヒョイってやられるだろうなー)」ドキドキ

めぐみ「あむ!!(あれ?やられなかった)」

撫子「おいしい?」

めぐみ「う、うん!撫子ヒョイってやってくれないかと思ってたよ」アセアセ

撫子「めぐみが奢ってくれたパフェでそんなことするわけないじゃん。そこまでひねくれてないって」

めぐみ「そっか」

撫子「……」

めぐみ「ねぇ、撫子なんか今日元気ないんだけど、なにか悩みでもあるの?」

撫子「(以外とめぐみってするどいのよね)」

撫子「ああ、あのね」

第13話 めぐみとデート 前編 終わり

第14話 めぐみとデート 中編

撫子「私の今日着てる服どう?」

めぐみ「えっ(なにか工夫こらしたのかな、気付け私!)」

めぐみ「(でも。いつもどおりのクールな撫子にしか見えない)」

めぐみ「いつもどおりだと思うけど」

撫子「そっか、やっぱり……」

めぐみ「(えー、地雷だったのー!?)」

めぐみ「なにか工夫とかしたのかな?」

撫子「いや、めぐみの言うとおりいつもどおりなんだけどさ」

撫子「それが問題なんだよね」

めぐみ「なんで?」

撫子「私、洋服屋とかあまり詳しくないの」

撫子「だから、私の着てる服ってユニクロとかしまむらとかなんだよね」

めぐみ「そ、それでも似合ってると思うよ」アセアセ

撫子「うん、ありがとう」

撫子「でも、めぐみとかってさ、結構ファッションセンスあるじゃん?」

めぐみ「えっ、そう?」

撫子「うん、どこでそういう服買ってるの?」

撫子「できれば教えてほしいな」

めぐみ「うん、全然いいけど。撫子の悩みってそういうこと?」

撫子「これでも結構真剣になやんでたんだけどね」

めぐみ「あはは、そっかーそういうことかー」ハハハ

撫子「なっ、なんで笑うの?」ムカ

めぐみ「ごめんごめん、私はもっと深刻な悩み事かと思ってたよ」

撫子「だから、私にとっては、結構な悩み事だったんだって」

めぐみ「はいはい」

めぐみ「じゃあ、一緒に買いに行く?」

撫子「えっ?」

めぐみ「せっかくのデートなんだし、私も一緒に服を買いたいな~って」

撫子「そう?」

めぐみ「うん、じゃあ買いに行こっか撫子!」

撫子「めぐみ……とう」

めぐみ「ん?」

撫子「いや、なんでもない(ありがとう)」

第14話 めぐみとデート 中編 終わり

第15話 めぐみとデート 中編2

洋服屋

めぐみ「ここが私の行きつけの店だよ!」

撫子「へーこういうところに行ってるんだ(おしゃれな店だな)」

めぐみ「ここの洋服は結構かわいいのが多いよ」

めぐみ「でも、撫子はクールな洋服の方が似合うと思うんだけどなー」

撫子「そ、そうかな」

めぐみ「うん、あっでも、スカートはいた撫子も見てみたい気がする」

撫子「今日のめぐみがはいてるみたいなフリフリのやつ?」

めぐみ「うん」

撫子「えっ、似合わないよ私には……」

めぐみ「わからないよ、案外似合うかもギャプ萌えだよ!」

撫子「じゃあ試しに」

めぐみ「……」

撫子「ど、どうしたの?やっぱり変かな」

めぐみ「いや!そんなことないよ!見とれちゃってて」

撫子「えっ///」

めぐみ「でも、こっちのフリフリついてないやつのほうがいいかも」

めぐみ「それで、上は大人っぽいこの服で」

撫子「ど、どうかな?」

めぐみ「うん!すごくいい」

撫子「じゃあ……これにする」


帰り道

めぐみ「結局いっぱい買っちゃった。また、お金が飛んじゃったよ、トホホ」

撫子「まったく、めぐみは」

撫子「でも、今日はありがとう。」

めぐみ「撫子が素直にお礼言った!」

撫子「もう」バシン

めぐみ「いったぁ!」

めぐみ「ねぇ、撫子。ちょっと、公園に寄って行かない?」

撫子「夜の公園は危ないよ。変質者がでたりとか」

めぐみ「大丈夫だって、その時は、この園川めぐみが退治して見せます」

撫子「めぐみじゃ頼りないよ。だって、雑魚いじゃん」

めぐみ「ザコってなに!?」

撫子「まぁ、いいよ。公園寄っていっても」

第15話 めぐみとデート 中編2 おわり

ちょっと長くなってしまいますが、明日でめぐみデート編は終わりです
なでかの安価は基本的に自由ですが、彼女扱いなのは、高校生組だけとします
だって、楓とかがファンデーション忘れるとかおかしいでしょ?
まぁ、それでもデート的な何かはやりたいと思ってます。だから、遠慮せずに変化球投げてください

第16話 めぐみとデート 後編

公園のベンチ

めぐみ「はぁー今日は疲れたー」

撫子「そうだね」

めぐみ「ねぇ、撫子。」

撫子「ん?」

めぐみ「やっとふたりきりになれたね」

撫子「そうだね。なんだかんだいっても外だと人の目が気になるよね」

撫子「まぁ、他人からは女の子同士の友達と思われてるんだろうけど」

めぐみ「やっぱり、そうだよね」

めぐみ「ねぇ、撫子。私達って本当に付き合ってるのかな?」

撫子「付き合ってるよ」

めぐみ「そうやって、即答できるところ好きだよ」

撫子「そう」

めぐみ「ねぇ、甘えてもいい?」

撫子「いいよ」

そういって、めぐみは撫子の肩に頭をのせる

めぐみ「えへへ」

撫子「ねぇ、一つ聞いていい?」

めぐみ「えっ、なに?」

撫子「めぐみは私をいつ好きになったの?」

めぐみ「高校2年になって、同じクラスになってから、ひと目惚れだったかな」

撫子「そうなんだ。ハハハ、ひと目惚れね」

めぐみ「なに?おかしいの?」ムス

撫子「いや、めぐみらしいなって」

めぐみ「むー」

撫子「そろそろ、帰ろうか」

めぐみ「そうだね。でも、その前に」

めぐみ「あむっ」

撫子「ちょっ、いきなりキスするなんて!」

めぐみ「いいじゃん、恋人なんだし」

撫子「ザコ川の癖に……」

めぐみ「へへへー撫子に先手とってやった!」

撫子「もう、めぐみめ」

第16話 めぐみとデート 後編 おわり

第17話 トリック・オア・トリート 前編

櫻子「おーい、花子ーハロウィンだぞー!」

櫻子「トリック・オア・トリット」

花子「櫻子、それトリック・オア・トリートだし」

櫻子「なに!?」

櫻子「トリートってなに?」

撫子「そもそも、櫻子、トリック・オア・トリートって意味わかってる?」

櫻子「えっ?知らないよ」ヘラヘラ

花子「また、櫻子は……」

撫子「トリックはいたずら、トリートはおもてなし」

撫子「トリート自体にお菓子をあげるって意味はない」

撫子「だいたい子どもがやる行事だからもてなしがお菓子になるんじゃないかな」

櫻子「そうか、だから、お菓子を貰えるんだな」

櫻子「いたずらはやだもんな」

撫子「ちなみにハロウィンの本場のアメリカでは」

撫子「動物の着ぐるみを来た女の子が親戚の家にいったら」

撫子「スカンクと間違われて銃で打たれた」

櫻子「こわ!ハロウィンこわ!」

花子「ていうかアメリカの銃社会が怖いし」

櫻子「じゃー私は、ひまわりのとこ行ってくる」

花子「櫻子、ひま姉のところにいくなし」

櫻子「なんで?お菓子くれるんでしょ?」

花子「櫻子が行くと、絶対にトリックになるし」

櫻子「なんでさ、ひまわりがお菓子くれればいいだけじゃん」

花子「本当にそう思うならいいし」

花子「(いつも喧嘩してるのに、なんで素直に貰えると思ってるし)」

第17話 トリック・オア・トリート 前編 終わり

向日葵家

櫻子「トリック・オア・トリートー」

櫻子「お菓子よこせー」

向日葵「来ると思いましたよ」

花子「(こそこそつけてきたし)」

櫻子「いじめられたくなければ、おかしよこせー」

花子「(そこは、意地悪だし!)」

向日葵「そこは、いじめじゃなくて、意地悪ですわよ。だいたい櫻子なんかにいじめられるわけないですわ」

花子「(同意見だし)」

櫻子「なにー!向日葵より私の方が強いもん!」

向日葵「誰も強さのことは言ってませんわ。だいたい……」

櫻子「何?」

向日葵「櫻子は、何があっても私のことをいじめないでしょう?」

櫻子「うん、絶対にいじめない!もし誰かにいじめられてたらそいつぶん殴ってやる」

向日葵「そ、そういう物騒なこと言うもんじゃ無いですわ」

向日葵「でも、ありがとうですの//」

花子「(まさかの、ひま姉がデレたし!)」

向日葵「はい、これ櫻子の分ですわよ。というか、撫子さんと花子ちゃんの分もですわ」

花子「(ひま姉、やっぱり用意しておいてくれてたんだ)」

撫子「花子、そんなところでこそこそなにやってんの?」

花子「撫子お姉ちゃん!別にこそこそしてないし」

撫子「そう、じゃあひま子と楓にお菓子あげに行こう」

撫子「こんばんは、ひま子、これお菓子」

向日葵「あ、撫子さん。わざわざありがとうございます」

向日葵「楓おいでー」

楓「あっ、花子お姉ちゃんに櫻子お姉ちゃんに撫子お姉ちゃん。こんばんはなの」

向日葵「ほら、お菓子もらったよ、お礼しようね」

楓「ありがとうなの!」

櫻子「トリック・オア・トリートって言わないともらえないんだぞ!」

撫子「いや、自発的にあげたんだから」

撫子「それに、言わないともらえないってルールなんかないし」

向日葵「せっかくだし上がっていきます?」

撫子「うん、じゃあそうするよ」

櫻子「パクパク」

向日葵「このお菓子撫子さんが作ったんですか?」

撫子「そうだよ」

向日葵「すごく、おいしいですわ。今度作り方教えていただけますか?」

撫子「うん。いいよ」

楓「とってもおいしいのー」

花子「撫子お姉ちゃんすごいし」

撫子「そこまでべた褒めされるとてれるな」

櫻子「お菓子食べ終わっちゃった。ねぇー次なにやるのー?」

向日葵「次ってなんですの?」

櫻子「お菓子食べた後、ハロウィンではなにすんの?」

花子「次なんてないし、お菓子食べて終わりだし」

櫻子「えーハロウィンつまんない!」

第18話 トリック・オア・トリート 後編
 終わり

第19話 花子の牛乳買ってきて

櫻子「さぁーてと、アイスでも買ってこようかな~」

花子「ついでに花子の牛乳も買ってきて」

櫻子「え?自分で買ってきてよ」

花子「この前櫻子に勝手に牛乳飲まれたし」

花子「200mlのやつ」

櫻子「なんのことかな~」←目が泳ぐ

花子「すっとぼけるなし!」ダン

櫻子「わかったよ。買ってきてやるよ」

花子「うん(櫻子にしては聞き分けがいいし)」

櫻子「たーだーしー」

花子「?」

櫻子「私のことをお姉ちゃんって呼ぶのだ!」

花子「はぁ!?絶対やだし!」

櫻子「なんでよ~昔は、櫻子お姉ちゃん♪って呼んでたじゃん」

花子「む、昔のことを掘り返すなし!」

花子「櫻子のことをお姉ちゃんって呼ぶなんてありえないし」

櫻子「えーじゃあ買ってこないよ」

撫子「花子、たまには呼んであげなよ」

櫻子「ほらほら、撫子お姉ちゃんもそういってるよ~」

花子「うっ、撫子お姉ちゃんまで……」

花子「(本当は櫻子のことお姉ちゃんって呼ぶの恥ずかしいだけなんだけど)」

花子「櫻子……お姉ちゃん///」

櫻子「(お、おほぉぉーー!! なにこれ超快感!)」

花子「(恥ずかしいし)」

櫻子「ちゃんと、櫻子お姉ちゃん牛乳を買ってきてくださいっていってごらん」

花子「さ、櫻子お姉ちゃん、牛乳を買ってきてください」

櫻子「よしよし、よろしい!じゃあ行ってきまーす」

花子「(櫻子のバカ……)」

撫子「あっ、ついでに私のアイスも買ってきて」

櫻子「はぁ!?ねーちゃんのは食べてないでしょ!?」

撫子「櫻子お姉様、どうか私にアイスを買ってきていただけないでしょうか」ゲザァ

櫻子「(お、おほぉぉーー!! なにこれ超快感!)」←二度目

櫻子「よろしいよろしい。ならばこの櫻子様が買ってきてあげよう」

撫子「ありがとうございます」ニヤリ

花子「(撫子お姉ちゃんはやっぱり一枚上手だ……)」

第19話 花子の牛乳買ってきて 終わり

            \\| | | |//

                三       三
                三  お  三
           ‐ 三   :   .三
       /    .三  お  三
      /     .三  ほ  三
             .三  │  三
.     /        三      三
   /        //| | | | \\

   /       l{   ! \ ヘ   / ,≠=≧
         ,八  !  \_> / 〃ィ´ (_
  |   `仆 廴|_ 」       弋 o
  |     | l レz≧ー        ̄
  l   | N 〃 ィてヽ      ////
  | | | |  {{ {  o~ノ   '   ////
 \\| | | | | |//イ       Vヽ

 三         三////    /   }
 三  気 な  .三////  \
 三  分 に  .三   u    、
 三.   い こ   三     u     ̄
 三.   い れ  .三 =-   __  -
 三   |       三     {{  ヽ ヘ
 三   |       三     ヽ,/⌒ )
 三           三  ヽ   _/   {/
 //| | | | | |\\   }/^{   ヽ

第20話 おっぱい禁止

櫻子「おっぱい禁止の旅にでる」

向日葵「はぁ?なんですのそれ?」

櫻子「まず、向日葵から」

櫻子「おっぱい禁止!」

櫻子「次に、おっぱいがありそうな人は、やっぱりセンパイかな」

櫻子「杉浦先輩は結構あるってことはわかるんだけど、他にいるかなぁ」

~~~~
あかり「結衣ちゃんってね、結構胸あるんだよぉ」

櫻子「えーそうなの?」
~~~~

櫻子「結衣さんって、船見センパイのことだよね」

櫻子「よし!ターゲットは決まった」キラリ

廊下

櫻子「あっ船見センパイ!」

結衣「君は確か大室さんだよね」

櫻子「隙あり、おっぱい禁止!」ペチンペチン

結衣「ちょっ、あんっ」

生徒会室

櫻子「杉浦センパイ」

綾乃「あら、どうしたの大室さん?」

櫻子「おっぱい禁止!」ペチンペチン

綾乃「ちょっと大室さん?あん」

櫻子「ふー今日はたくさんのおっぱいを禁止したぞ」

向日葵「杉浦先輩困ってましたよ」

櫻子「いいって、明日謝るから」

櫻子「それよりも、まだ今日のおっぱい禁止令はつづいてるよ」ピチンペチン

向日葵「な!!」

向日葵「櫻子は気安く、人の胸に触りすぎですわよ//」



花子「櫻子おかえり」

櫻子「花子のおっぱいは禁止するまでもないや」

花子「(またバカなこと考えてるし)」

撫子「ただいまー」

櫻子「おお。ねーちゃんおっぱい禁……いいや、ねーちゃんも私とあんまり変わんないし」

撫子「うざっ!なんか知らないけどバカにされた気がする」

第20話 おっぱい禁止 終わり

第21話 公転する妹

花子「」ウロチョロウロチョロ

櫻子「」

花子「」クルクル

櫻子「花子、さっきから私の周り回って何やってんの?」

花子「公転」クルクル

櫻子「こうてん?」

花子「今日読んだ本であったし」クルクル

花子「月は地球のまわりを公転してるって」クルクル

櫻子「えっ!なにそれ?つまり、どういうこと?」

花子「月は地球のまわりを回ってる」クルクル

櫻子「うん、それならわかる」

花子「そのことを公転しているっていうし」クルクル

櫻子「へーそうなんだ。花子はものしりだなー」

花子「小2の妹に教えてもらうことじゃないし」クルクル

櫻子「で?なんでさっきから花子は私の周りを”公転”してんの?」

花子「なんとなく、気分がいいからだし」クルクル

櫻子「いっつも、私がくっついて行くと逃げるくせに今日は随分と機嫌がいいな なんかあった?」

花子「別に、それに公転はくっついたりしないし」クルクル

花子「ただ回るだけ」クルクル

櫻子「そっか」

撫子「ただいまー」

撫子「なにやってんの2人とも?」

櫻子「花子が私の周り公転してるんだよ」

撫子「花子が櫻子に懐くなんて珍しいね」

花子「別になついてないし、ただ気分がいいだけだし」クルクル

櫻子「ふっふーん、そんなこと言ってお姉ちゃんのことが好きなんでしょ?」

花子「うるさいし//」クルクル

櫻子「そうだ!」クルクル

撫子「?」

櫻子「」ウロチョロウロチョロ

撫子「なにやってんの?」

櫻子「ねーちゃんの周りを公転してる。花子は月なら私は地球だ!」クルクル

撫子「って、じゃあ私は太陽!?」

撫子「まぁいいけど」

ウロチョロウロチョロ

撫子「落ち着かない」

第21話 公転する妹 終わり

第22話 迷子の楓 前編

楓「お姉ちゃーん、お姉ちゃーん、どこー?」

楓「お姉ちゃんと買い物に来たんだけどはぐれちゃったの」

楓「こういうときはどうすればいいんだっけ?」

楓「とりあえず、他の人に聞いてみるの」

楓「あのすいません。お姉ちゃんとはぐれちゃったの」

「それは大変だ。でも大丈夫だよ、案内所で呼び出してくれるから」

楓「はいなの」

案内所

「すみません。この子、家族の人とはぐれちゃったみたいなんですけど」

「あっ、じゃあ呼び出してみますね」

「きみ、お名前は?」

楓「古谷楓なの」

「家族の人の名前は?」

楓「お姉ちゃんの名前は、古谷向日葵なの」

「お家はどこにあるのかな?」

楓「○○市××町なの」

「わかりました。じゃあ呼び出してみますね」

ピンポンパンポーン

「○○市××町からお越しの古谷向日葵様、一階のインフォメーションセンターで古谷楓様がお呼びです」

「繰り返します……」

「それにしても、しっかりした子だ」

「そうですね」

撫子「ねぇ、今のって」

花子「楓のことだし」

櫻子「ひまわりと楓も来てたのかー何たる偶然!」

櫻子「とりあえず行ってみよう。楓寂しがってるかもしれないし」

撫子「そうだね」

花子「ひま姉とはぐれて、楓可哀想だし」

櫻子「それじゃー1階のインフォメーションセンターへレッツ・ゴー!」

櫻子「ところで、インフォメーションセンターって何?」

第22話 迷子の楓 前編 終わり

第23話 迷子の楓 後編

インフォメーションセンター

「大丈夫だよ、すぐにお姉ちゃん来てくれるから」

櫻子「あっ、いたいた」

花子「楓だし」

楓「あれ?花子お姉ちゃんに、櫻子お姉ちゃん、撫子お姉ちゃんまで」

「この人たちがお姉ちゃん?」

楓「ちがうの。この人達はお隣に住んでるお姉ちゃん達なの」

「そう、でもそれは助かったわ。しばらく、見ておいてもらえる?」

撫子「わかりました」

撫子「偶然私達も来てたから、ひま子がくるまで、一緒にいるよ」

楓「ありがとうなの!すごい偶然なの!となり町のショッピングセンターなのに」

櫻子「まったく、向日葵は楓を一人にするなんて悪い姉だ」

花子「櫻子も前、花子を一人にしてどっかに遊びにいったことあるし」

櫻子「ぐぬぬ」

楓「ふふ、やっぱりお姉ちゃん達がいると面白いの」

櫻子「へっ?」

花子「櫻子の騒々しさもこういうときは役にたつのかもだし」

楓「一緒に居てくれてありがとうなの」

櫻子「まぁーそれほどでもー」テヘ

花子「やっぱり、櫻子はうざいし」

櫻子「なんだとー!!」

撫子「ごめんね楓。騒々しくて」

楓「でも、花子お姉ちゃん達が来てくれて心強いの」

楓「お姉ちゃんからはぐれて、心細かったから」

撫子「そう」

向日葵「楓ー」

楓「あっ、お姉ちゃん!」

向日葵「ごめんね。はぐれちゃって」

向日葵「って、あれ?なんで、櫻子がいるの?」

向日葵「それに、撫子さんと花子ちゃんまで」

楓「偶然、ここに居合わせたみたいなの」

向日葵「すごい偶然ですわね」

向日葵「何はともあれ、ありがとうですわ」

櫻子「そーだぞー向日葵、楓の子守をしてやってたんだぞー」

花子「いや、頼まれてないし」

撫子「でも、一番最初に楓のところにいってみようっていったのは櫻子だけどね」

向日葵「ありがとうですわ、櫻子」

楓「ありがとうなの。櫻子お姉ちゃん!」

櫻子「むぅ」

第23話 迷子の楓 後編 終わり

第24話 図工の時間 前編

未来「花子様ー次の図工は、2人一組で粘土で相手の顔を作るんだってー」

花子「うん、なかなか難しそうだし」

こころ「花子様ー一緒にやる?」

みさき「……」

花子「いや、こころは未来と組んで、私は」

みさき「……何よ」

花子「みさきと組む」

みさき「べ、別に花子に組んでもらわなくても私は平気だもん!」

未来「まぁ、無理しなくてもいいよみさきち」

みさき「組む人なんているんだから!」

こころ「(みさきちゃん友達いなくてかわいそう)」

未来「花子様はやっぱり花子様だ!やさしい」

みさき「だから、余計な気遣いなのよ!」

花子「みさき、花子はみさきと組みたいだけだし」

花子「他に理由なんかないし」

みさき「えっ!///」

みさき「ど、どうしてもっていうなら組んであげるわよ!(なんで素直になれないのよバカ!)」

花子「ありがとう」

「それでは二人組を作ってください」

未来「じゃあ、こころちゃん組もう」

こころ「うん」

みさき「ホントに組んでくれるの?」

花子「うん。そのつもりだし」

花子「みさきは私と組むのいや?」

みさき「そんなこと…」

花子「そう、じゃあ組むし」

図工の時間 前編 おわり

第25話 図工の時間 後編

「今日の授業はお友達の顔を粘土でつくることをやりまーす」

「みんな準備はいいですかー」

「ハーイ!」

「じゃあはじめまーす」

花子「それじゃあはじめるし」

みさき「わかってるわよ」

花子「……」グニグニ

みさき「……」グニグニ

花子「まずは、顔の輪郭から」

みさき「(これってもしかして、花子と目と目を合わせることになるんじゃ)///」

花子「…ん、みさき大丈夫?顔が赤いけど」

みさき「なっ!そんなことないわよ」カァー

花子「さらに赤くなってるし」

花子「熱あるのかし?本当に大丈夫かし」ピト

みさき「っ!!!(花子の額が!あたってる!!)」カァ

花子「う~ん、熱はないし」

みさき「は、花子っ!もういいでしょ!離れて!!」

花子「ご、ごめんだし」

みさき「……(本当はもうちょっとくっついていたかった)」

花子「じゃあ、作業に戻るし」

花子「みさきの髪はツインテールだから難しいし」

花子「先に、目と鼻を作ってからにするし」

みさき「……」グニグニ

花子「(みさきの目はっと)」ジー

花子「(次に鼻はっと)」ジー

みさき「ちょ、ちょっとあんまりジロジロみないでよ!(恥ずかしいから)」

花子「はぁ!?見なきゃできないし!」

みさき「そ、そうなんだけどさ」

花子「じっとしてるし」ジー

みさき「///」グニグニ

花子「みさき、さっきから全然進んでないし。花子の顔になるんだからちゃんとつくれし」

みさき「わかってるわよ(花子に見られて全然集中できない)」

・・・・

花子「完成したし!」

みさき「こっちも完成したわよ(終始花子に見つめられて集中できなかったけど)」

花子「こんなに、口ひん曲がってたかし?」

みさき「花子、集中してるとき、口が上に曲がるのよ」

花子「知らなかったし、みさき花子のことそこまでよく見てたなんて」

みさき「う、うるさいわね//」

みさき「花子の作った私の顔もなかなかよくできてるじゃない」

みさき「まぁ、私ほどじゃないけどね!」

花子「それに関しては認めるし。みさきの相当出来がいいし!」

花子「ありがとうだし!」

みさき「ど、どういたしまして」

「それでは、出来上がった粘土細工は、先生が焼いて後日渡します」

「ハーイ!」

みさき「(花子が作ってくれた私の顔、大切にしよう……)」

第25話 図工の時間 後編 おわり

みさきちが作った花子

    /        ./  |   |   |    ∧   ゚。  :,
    .′   ′ /  1  .|   |    | ゚。  |   ′
    |    |  ./    |   |     |  |  \{   f|
    |    | /\  ‘, 、    .| /   /1   l|
    |    |./   \ ∨}    j /  ∠  |  l|
    | |    .|   z==ミヽ, `ー┴‐ ´_/丐ミ:、!  |
    l |    .| 〃 ⌒)心 `¨¨     トイ}/i} }}│ │
.    :,{    .| {{ {下ツ/}      乂__rノ ″!  ,ハ
      :,    |    ー―°        :.:.:.:.://} j }
     :,  ハ  :.:.:.:.:      ′       {// /
       ′v }__、 ι    _       //:イ |
      :,: ∨リ:个:..    ´  `ヽ    イ:/: : : |
        ′リ : : : |: >  ...,,,____  < {: /: : : /∧
        ′:.、 :.:|´.  ‘,   /   |/ : :/__: :゚。
       |: : :ヘ  :{ |  ‘_/     ./  /   `ヽ
       |: :/ :,  :, | /_\    /  /  ./  ‘.
       |: :|  }  } ´ 〉i〈 ヽ,//  /!  /    ‘.
       |: :|  }  }  /i|i|iト、  /  /i:| /     }

第26話 こころちゃん観察記1

未来「こころちゃんは不思議な子だ」

未来「人が忘れ物して先生に怒られそうなときに自分が泣いたり」

未来「授業が始まるときに座ったほうがいいよとか注意したり」(自分も座らなきゃいけないのに)

未来「そんな不思議なこころちゃんの観察日記をつけてみようと思う」

未来「今は休み時間、授業と授業の合間の5分休みだ」

未来「なにやってるのかな」

こころ「」ボー

未来「ボーッとしてるみたい」

未来「ボーッとしてるっと」カキカキ

こころ「あっ!」

未来「!!何かに反応した!」

未来「何かに反応したっと」カキカキ

こころ「」ボー

未来「あれ?またボーッとし始めちゃった」

未来「なんだったんだろ」

こころ「」ボー

未来「もう、今回はなにもないかな」

こころ「あっそうだ!」

未来「ん?また何か思い出したのかな?」

こころ「トイレ行くの忘れた」

未来「えっ!それって忘れるものなの!?」

未来「トイレに行くのを忘れたっと」カキカキ

未来「って、もう休み時間終わっちゃうよこころちゃん!」ガシ

こころ「えっ!でも、もう我慢できない」フルフル

未来「(じゃあ、さっき行っとけばよかったじゃん!)」

未来「そっか、じゃあ行っておいで、先生には伝えておくから」

こころ「ありがとう!未来ちゃん!」

未来「うん」

未来「こころちゃんは不思議な子だ」

未来「休み時間に限界までトイレ我慢しながらボーッとできる不思議な子」

未来「おもしろい!また今度観察してみようっと」

第26話 こころちゃん観察記1 終わり

番外編

261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/30(火) 12:44:45.54 ID:3PHlCZl00 [2/5]
         (
   ..ヘ/⌒⌒ヽ
   ||ノ人ソ人)
   |八>*゚ヮ゚ノ>  ランプの妖精・罰金魔神よ♪
   // ( ∽ ) 願い事を一つだけ叶えてあげるわ

   (( (  (~
      ~) )
   Ω ((~~

  _γ⌒ヽ、)
 (_| ̄ ̄_フ
   > <

263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/30(火) 12:53:32.09 ID:fJx0224t0
撫子「胸を大きく……いや、私の妹たちの胸を大きくしてあげてください」

櫻子「姉ちゃん…///」ジーン

花子「花子たちのために…////」ウルウル

265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/30(火) 12:57:27.17 ID:3PHlCZl00 [3/5]
         (
   ..ヘ/⌒⌒ヽ
   ||ノ人ソ人)
   |八>*゚ヮ゚ノ>  胸を大きくしてあげるのは1人だけよ♪
   // ( ∽ ) さあ選びなさい

   (( (  (~
      ~) )
   Ω ((~~

  _γ⌒ヽ、)
 (_| ̄ ̄_フ
   > <

271 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/30(火) 14:33:32.86 ID:E5k5zRml0 [3/7]
撫子は自分はいいからと妹達に胸を大きくする願いを譲った
残った櫻子と花子は胸を大きくできるのは一人だけという魔神の言葉を聞きどっちが大きくするべきか悩んだ
悩んだ結果櫻子は末っ子の花子に願いの権利を譲ることにした。花子は喜んだ
晴れて花子は巨乳になったが花子はまだ小学二年生、小学二年生で巨乳という異常な体に周りからは奇異の目線を受けることになる

272 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/30(火) 14:36:34.52 ID:E5k5zRml0 [4/7]
結局花子は胸の大きさを元に戻してもらうことにした
魔神は言った 一度元に戻してしまうと二度とでかくなることはないと
花子は それでもいいと言った
それ以降二度と花子の胸が成長することはなかった
しかし、花子は姉達と同じ大きさの胸に満足していた
結局大室家には願いの魔法など必要なかったのである
世にも奇妙な大室家 完

番外編終わり

第27話 高校3年という時期

藍「じゃあ撫子帰ろ」

撫子「うん」

美穂「あー私も一緒に帰るー」

撫子「うん、じゃあ帰ろっか」

めぐみ「あれ?私ナチュラルに忘れられてる?」

撫子「うそうそ、めぐみも一緒に帰ろう」

下校道中

藍「それにしてももう高校3年かぁー早いね」

撫子「あっという間だね。後一年もしない内に受験があるなんて」

めぐみ「うっ、私はバイトばっかりやってていいんだろうか」

美穂「撫子はどこの大学目指してるのー?」

撫子「私はN大かな」

めぐみ「やっぱり、撫子は勉強できるもんねー」

藍「私もN大目指そうかな」

撫子「美穂は?」

美穂「う~ん、K大かなー?」

めぐみ「す、すごい」

藍「でも、美穂ならいけそうな気がする…」

撫子「なんだかんだ言って、毎回模試美穂に負けてるんだよね」

藍「なんか秘訣とかってあるの?」

美穂「それはねー」

一同「ゴクリ」

美穂「撫子の悔し顔見たさにがんばってるの~」

撫子「そこまでして私の悔し顔が見たいの?」

美穂「うん♪私は撫子のことをからかうために生まれてきたから」

撫子「意味わからん」

めぐみ「それでも実力が伴っているのがすごい」

藍「それにしても、みんなバラバラの大学に行っちゃうのかな?」

撫子「うん、残念だけどそうなるかもね。」

藍「それってなんだか寂しいね」

美穂「……」

めぐみ「……」

撫子「……その時はその時、とりあえず私たちは今を楽しもうよ」

藍「うん。そうだね!ごめんね!こんな話して」

めぐみ「ううん」

撫子「まぁ、この4人の仲はそんなことじゃ崩れないでしょ?」

撫子「夏休みとかお正月とかそういうときに会えるし」

藍「そうだね」

撫子「それに……」

撫子「めぐみは浪人するからいつでも会えるよ」

めぐみ「えっ!?私浪人確定なの!?」

美穂「ひど~い、撫子~撫子にN大落ちる呪いかけとこー」ブツブツ

撫子「そんなん効かないって」

藍「(そうだね、とりあえず、今は今が楽しければいいか)」

第27話 高校3年という時期 終わり

第28話 こころちゃん観察記2

未来「また、こころちゃんを観察してみよう」

未来「給食の時間だ」

未来「今日の給食当番はこころちゃんだ」メモメモ

未来「いっつもボーっとしてるからちゃんとできるかなー」

こころ「はーい、次の人ー?」

未来「こころちゃんはスープ係だ」メモメモ

みさき「ちょっと、こころ!私の少ないんじゃないかな!?」

こころ「そんなことないよー」

未来「みさきと言い合い」カキカキ

みさき「いや、少ないわよ!ほら、花子のと比べるとおたま半カップぐらい足りないわよ!」

花子「言いがかりだし!」

こころ「わかったよぉ、じゃああとちょっとだけ」

未来「こころちゃん、みさきちの言いがかりに負けるっと」カキカキ

こころ「次の人ー」

こころ「あっ」ベチャ

未来「あっ!こころちゃん大丈夫!?やけどしなかった?」

こころ「大丈夫だったよーへーき」

未来「もう、こころちゃんそそっかしいよ!」

こころ「ご、ごめんねー未来ちゃん」

未来「いや、私に謝られても困るんだけど!?」

こころ「未来ちゃん、多めにする?少なめにする?」

未来「私コーンスープ苦手だから少なめにしようかな」

こころ「わかったよー」ガバガバ

未来「って、多いって多いよこころちゃん!」

こころ「ごめんねー多いと少ない間違えちゃったー」

未来「えっ!?どういう間違いなの!?」



未来「ふーこころちゃん見てるのは飽きないなー」

未来「こころちゃん、多いと少ないを間違えるっと」メモメモ

未来「あっそうだった。こころちゃん、スープをこぼしてやけどしそうになった」カキカキ

未来「給食の時間の分は、お昼休みにでも書こうっと、あっそうするとお昼休みの分がかけないなー」

未来「あーどうしよ」

第28話 こころちゃん観察記2 終わり

第29話 櫻子の花子いじり

櫻子「あー早起きしてしまった日曜日なのに」

櫻子「花子でもいじってくるか」

あがってーさがってーそらーをみあーげてー

櫻子「花子ー?昨日買ったチーズケーキ食べていい?花子のだけど」

花子「ダメに決まってるし!」

櫻子「じゃあ、内にある牛乳全部飲み干す」

花子「やれるもんならやってみろし」

櫻子「じゃあ、ピーナッツクリームパンにぬりたくって花子に無理やり食わす」

花子「宇宙姉妹始まったんだから静かにしてろし!」

櫻子「私宇宙姉妹見てない!」

花子「花子が見てるんだし!櫻子にはこの面白さが理解できないのかし?」

櫻子「ムカ!ムカ!花子むかつく!」

花子「(煽ったのは間違いだったし……)」

櫻子「くそー花子のやつー」

櫻子「そうだ!」ピコーン

櫻子「えい!」リモコンを取る

櫻子「」ピッ

おはよう日本

花子「なにするんだし!」バシ、ピッ

櫻子「むむ、花子にはおはよう日本の素晴らしさが理解できないのか」ドヤァ

花子「どうせ、ニュースなんてろくに見ないくせに何いってるんだし」

櫻子「リモコンよこせ」ガシ

花子「うぅ~やめろしーなんで花子の邪魔するし」

櫻子「えっ?おもしろいから」

花子「意地でもリモコンは渡さないし」ガッシリ

櫻子「ふっふー、ツメが甘いな花子、うちにあるリモコンは一つだけじゃない!」

櫻子「このBD録画機用のリモコンでテレビのチャンネルも変えられるのさ!」ピッ

バトルスピリッツ ソード会津

櫻子「アニメならこれもやってんじゃん」

花子「花子が見たいのは宇宙姉妹なんだし!う・ちゅ・う・きょ・う・だ・い!」ピッ

櫻子「えー私ソード会津みたい」ピッ

花子「うぅー」ピッ

ピッピッピピピピ

撫子「朝から元気なことで」

撫子「チャンネル取り合戦、私も昔やったな」

花子「撫子お姉ちゃん見てないで助けて!」

それ以来花子は宇宙姉妹を録画するようになった

花子「櫻子のせいだし!」

第29話 櫻子の花子いじり 終わり

番外編2 アニメ宇宙姉妹

あるところに宇宙が好きな姉妹がいた
その名は姉:南波六来(ムッコ)と妹:南波日々子(ヒビコ)である
幼少のときに一緒に宇宙飛行士になろうと誓い合ったが
姉六来は、いつの日か宇宙飛行士になるなんて非現実的だと思い始め自動車会社に勤めることになる
しかし、妹日々子は夢をあきらめずに日本人初の女性宇宙飛行士となった
さらに、日本人初、女性初でもある月へのミッションへの選抜が決まった

そんなある日、六来の上司が日々子の悪口を言った。「女性宇宙飛行士?ホントに女が月にいけるのかね」
六来は妹をバカにされて腹が立ち上司にビンタをかましてしまった
女を見下していた上司は、女に楯突かれたことに怒り六来をクビにしてしまった

日々子「お姉ちゃん、仕事クビになったの?」

六来「あぁ、やけくそに上司ぶったらクビだよクビ。もうやってらんないねーこのクソ社会は」

日々子「じゃあさ、宇宙飛行士になりなよ」

六来「えっ?」

日々子「まだ、私諦めてないよ!お姉ちゃんなら必ず宇宙飛行士になれるって」

六来「日々子……」

日々子「そうしてさ、一緒に月に行こうよ!」

六来「あぁ、もうこうなったらやけくそね!やってやろうじゃないの!宇宙飛行士選抜試験」

こうして、道のりの長い六来の宇宙飛行士になる物語が始まる!

花子「花子も日々子みたいな、強い女になりたいなー」

花子「ていうか、六来さん、撫子お姉ちゃんに似てる気がする」

番外編2 アニメ宇宙姉妹 終わり

第30話 向日葵と大室家1

向日葵「こんにちはー櫻子いますか?」

撫子「あっひま子、よく来たね、櫻子は今コンビニ行ってるけど上がってく?」

向日葵「そうさせてもらいます」

撫子「また、宿題手伝ってきてくれたの?」

向日葵「そうですわね」

撫子「毎度毎度ありがとう、出来の悪い妹を」ペコ

向日葵「いえいえ、撫子さん頭を上げてください」

撫子「ひま子が幼馴染で櫻子は幸せもんだよ」

向日葵「そ、そんなことないですわ///」

撫子「これからもよろしくね」

向日葵「///」

撫子「(なんとなくだけど、櫻子と向日葵は高校になったら付き合いそうな気がするな)」

花子「あっ、ひま姉!」

向日葵「花子ちゃんこんにちは」

花子「こんにちはだし!」

向日葵「あっお勉強してましたの?」

花子「宿題だし」

向日葵「花子ちゃんは相変わらず優秀ですわね」

花子「それに比べて」

花子・向日葵「櫻子は……」

向日葵「ぷっなんだか合言葉みたいになっちゃいますわね」

花子「結構笑えるし」

向日葵「まあ、毎回宿題に付き合わされる身としてはあまり笑える冗談じゃないですわ」

花子「わかるし、花子も櫻子のバカに何度付き合わされたか」

花子「この前だって花子が見てるテレビ勝手に付け替えて、櫻子にそれみてるしって聞いても見てないの一点張り」

花子「でも、花子がチャンネル変えるとまたチャンネル変える」

花子「ようは、花子をからかいたかっただけだし」

向日葵「まぁ、それはうざいですわね」

花子「そうだし、他にも花子の牛乳勝手に飲んだり、アイス勝手に食べたりとかするし」

向日葵「まぁ、それは櫻子らしいですわね」

花子「他にもいろいろされるし」

向日葵「大変ですわね櫻子の妹は」

花子「ホントだし!ひま姉がいいし!櫻子と交換だし!」

向日葵「それだと今度は楓が苦労しますわね。いや、よく考えたらもうしてましたわ」

向日葵「わたくしが櫻子にかまっていないと楓を拉致してきてかまえーとか言ってきますわ」

花子「楓も苦労人だし」

櫻子「ただいまー」

向日葵「あっ噂をしてれば」

花子「帰ってきたし」

櫻子「向日葵ープリン買ってきてやったぞ!」

向日葵「!!」

櫻子「ねーちゃんと花子の分もあるからな!」

花子「さ、櫻子」

撫子「珍しいこともあるもんだ。今日は雪でも降るんじゃないの?」

向日葵「とりあえず」

なではなひま「ありがとうございました」ナデゲザ

櫻子「えっえっ!?ま、まぁこの櫻子様に感謝したまえ」ハッハッハ

第30話 向日葵と大室家1 終わり

第31話 向日葵と大室家2

向日葵「それじゃあ、プリンも食べ終わったことだし、宿題しようかしら?」

櫻子「えー宿題やだー」

向日葵「なっ!櫻子が宿題手伝ってって言ってくれたから来ましたのに」

櫻子「やだやだー向日葵プリン食べたでしょ!?だから今日宿題なしー」

向日葵「それで困るのは櫻子あなたですわよ」ジト

櫻子「えー!やだやだー!」ジタバタ

向日葵「わたくしは自分で自分の分の宿題はすませられますもの」フン

櫻子「じゃあ向日葵が宿題やってよ!」

向日葵「はぁ!何言ってるんですの!?自分の宿題ぐらい自分でやりなさい!」

櫻子「向日葵がやれー」ギャース

向日葵「わたくしは櫻子のことを思っていっていますのに!」

向日葵「もう知りませんわ」プンプン

スタスタ

櫻子「あー!向日葵どこ行くんだよー」

向日葵「はぁ、困りましたわ。櫻子はどうやったら一人で宿題ができるようになるんですの?」

撫子「あ、ひま子。また櫻子とケンカ?」

向日葵「向こうが一方的に悪いんですわ」

撫子「うん、だいたい想像つく、櫻子が宿題やりたくないってジタバタしてるんでしょ?」

撫子「大方、プリンを食べて満足ってとこだね」

向日葵「な、なんでわかるんですの?」

撫子「櫻子、おやつ食べた後はすっかり休みモードに入って勉強しないんだよ」

向日葵「さすが、姉ですわね」

撫子「伊達に13年間櫻子の姉やってないわよ」

撫子「まぁ、向日葵も櫻子の幼馴染10年ぐらいやってるからそのくらいわかるでしょ?」

向日葵「まぁわかってしまうのが悲しいところですわ」

撫子「じゃあ、どうすれば宿題するのかもわかるよね」

向日葵「もちろんですわ」

向日葵「櫻子ー?宿題終わったら遊びにでかけますわよーだから早く宿題なんて終わらせますわよー」

櫻子「えっ!?遊びに!行く行く。どこ行こうかな」

向日葵「だから宿題終わらせましょう」

櫻子「仕方ないなー」

撫子「(ふふ、本当にひま子は櫻子の扱い方がうまいんだから)」

第31話 向日葵と大室家2 終わり

第32話 撫子さんの彼女編

撫子「なでかの編第二弾」

撫子「今回の彼女は>>79

あかねさんという暴投で

無理なら藍で

第32話 撫子の彼女あかねさん編 出会い1

撫子「出会ったのは2年前だった。私が高校に入学して間もない頃」

撫子「それは突然雨が降り始めた時だった」


撫子「あっ、雨、あー傘持ってきてないな。仕方ない濡れて帰るか」

あかね「あら、傘持ってきてないの?良かったらこれ使う?」

撫子「えっ、いえ、それだとあなたの傘が……(綺麗な人だなぁ)」

あかね「大丈夫よ、私はもう一つ傘があるから」バサッ

妹LOVE

撫子「」ギョッ

あかね「うふふ、びっくりした?お気に入りの折りたたみ傘なの」

撫子「そ、そうですか(一体何なんだこの人は……)」

あかね「私は2年3組の赤座あかね。あなたは?」

撫子「1年2組の大室撫子です」

あかね「大室、撫子ちゃんね。家はどこにあるのかしら?」

撫子「高岡市八森町です」

あかね「あら、じゃあ結構近所ね。私は七森町よ」

撫子「本当に近所ですね」

あかね「じゃあ一緒に帰らない?大室ちゃん」

撫子「えっ?(趣味はあれだけど、綺麗な先輩と一緒に帰れるなんて)」

あかね「あら?迷惑だった?」

撫子「いえ、そんなことないです。むしろ光栄です赤座先輩」

あかね「そんなにかしこまらなくてもいいのよ。私のことはあかねでいいわ」

撫子「そうですか。わかりましたあかね先輩」

あかね「私も大室ちゃんのこと撫子ちゃんって呼んでいい?」

撫子「はい、いいですよ」

撫子「あの?聞いてもいいですか?」

あかね「なんでも、どうぞ」

撫子「あかね先輩は妹が好きなんですか?」

あかね「うふふ、うちの妹のこと?そりゃーもうすごく可愛いのよ」

あかね「まだ小学5年生なんだけどね。この間もお姉ちゃん一緒に寝よって布団に入ってきて」

あかね「ああ、可愛いわあかり!なんて可愛いのかしらうちの妹は」

撫子「あかりちゃんって言うんですか…(うわぁこの人妹を溺愛してるよ、外見は美人だけど残念な人だなぁ)」

あかね「撫子ちゃんは姉妹とかいるの?」

撫子「はい、私も妹が2人、私が長女です」

あかね「まぁ!三姉妹なのね!なんて羨ましい!あっでも、妹が2人もいたらどっちを可愛がればいいのかわからなくなっちゃう」

あかね「あかりが「お姉ちゃんまた妹を贔屓してる~ふくぅ」なんていっちゃうのかしら!それはそれで可愛いけど」

あかね「でもお姉ちゃんはあかりだけを見てるからね!」

あかね「あっ!ごめんなさいね。暴走しちゃって」

撫子「い、いえ、本当にあかりちゃんのことが好きなんですね」

あかね「それはもう!世界で一番好きよ!」

撫子「いい、妹さんを持ちましたね」


撫子「これが、私とあかねさんとの衝撃的な出会いだった。この時は私はこの人を好きになるとは思いもしなかった。」

第32話 撫子の彼女あかねさん編 出会い1 終わり

第33話 撫子の彼女あかねさん編 2

撫子「これ、この前借りた傘です」

あかね「あら、ありがとう」ニコッ

撫子「」ドキッ

撫子「(やっぱり綺麗な人だなぁ、中身は残念だけど)」

撫子「あの、あかね先輩、今日も一緒に帰りませんか?」

あかね「ええ、いいわよ」



下校時刻

あかね「撫子ちゃんいるかしらー?」

撫子「あ、はい。ここです」

あかね「うふふ、じゃあ帰りましょうか」

撫子「はい」

あかね「この前は、私の妹の話ばかりしてごめんなさいね。今度は撫子ちゃんの妹の話聞かせてくれる?」

撫子「いいですよ(この人は、どこまで妹に興味があるんだろう……)」

撫子「私の妹は2人いて、一つ下は櫻子といって5つ下です。今小学5年生なので、あかりちゃんと一緒ですね」

あかね「あらまぁ、じゃあ中学で一緒になるかもしれないわね」

撫子「両親は櫻子を七森中にいかせる予定です」

あかね「七森中、結構評判いいわよね。」

撫子「私もそこの卒業生ですけど、いい校風でしたよ」

あかね「あかりもそこに通わせようかしら」

あかね「あら、ごめんなさいね。続けて頂戴」

撫子「はい、櫻子は一言でいうとバカですね」

あかね「あら!妹をバカだと思っちゃいけないわよ」

撫子「でも、本当にバカなんです。宿題はろくにやらないし、料理を教えても途中でダダをこねるし」

撫子「まぁでも本当は明るくていい子なんですけどね」

あかね「ふふふ、そう」

撫子「次に末っ子の花子なんですけど、今は6歳で幼稚園の年長です」

あかね「あら、随分と歳の離れた三姉妹なのね」

撫子「はい、うちは二人とも5歳差ですね」

あかね「それじゃあ、櫻子ちゃんも物心ついた頃に花子ちゃんが生まれるのを見てるのね」

撫子「はい、すごく喜んでましたよ。勿論私も」

あかね「妹ができるのってすごいうれしいわよね。私も思い出すわ。あかりが生まれてきた時のこと」

撫子「それで、花子の方なんですけど」

撫子「花子は、すごく頭が良くて、真面目ですね」

撫子「幼稚園年長にして平仮名はすべて書けるし、足し算引き算もできるみたいです」

撫子「後、アルファベットも覚えています」

あかね「すごい賢い子ね。お顔を見てみたいわ」

撫子「良かったら、今度家に来ますか?」

あかね「あら、いいの?」

撫子「あかね先輩ならいつでも大歓迎ですよ」

あかね「そう、じゃあまた今度、遊びに行く事にするわ」

撫子「はい。そろそろ家も近くなってきたので、今日はここで」

あかね「ええ、さようなら撫子ちゃん」

第33話 撫子の彼女あかねさん編 2 終わり

第34話 あかねさん編3 櫻子風邪をひく

撫子「……」ハァ

あかね「あら、撫子ちゃん今日は随分と元気無いようだけど大丈夫?」

撫子「はい」

あかね「どうかしたの?」

撫子「いえ、妹の櫻子が風邪引いて熱出してそれの看病してたら睡眠不足で」

あかね「それはいけないわね」

撫子「バカは風邪引かないっていうのに、どうしてやら」

あかね「そんなフレーズは当てにならないわよ」

あかね「それよりも撫子ちゃん大変そうね。今日私がいってあげようかしら?」

撫子「いえ、悪いです!うつしても悪いですし」

あかね「大丈夫よ。私風邪ひかない体質だから」

撫子「そんなのってあるんですか?」

あかね「このままじゃ撫子ちゃんまで風邪ひいちゃうわよ。今日は帰ったらゆっくりしてなさい。櫻子ちゃんの看病は私がするから」

撫子「い、いえ、本当にそれは悪いですし」

あかね「いいえ、もう決めたわ!今日は撫子ちゃんの家に行って櫻子ちゃんの看病をする。撫子ちゃんの妹たちも見てみたいしね」

撫子「はは、強引ですね」

あかね「うふふ、そうでしょ?」

撫子「はい」

大室家

あかね「ごめんくださーい」

花子「あっ」

撫子「私の学校の先輩」

花子「こんにちは、花子だし」

あかね「あらあら、きちんと挨拶できて偉いわね。この子が花子ちゃん。私はあかね。赤座あかねよ」

花子「こんにちは、あかねお姉ちゃん」

あかね「うふふ、可愛い子ね」ナデナデ

花子「うっ//」

あかね「櫻子ちゃんは、どこかしら」

花子「櫻子の部屋ならこっちだし」

櫻子の部屋

櫻子「うぅ……頭痛い」

あかね「この子が櫻子ちゃん」

撫子「はい」

櫻子「ねーちゃん、この人誰?」

撫子「私の学校の先輩だよ」

あかね「急に押しかけちゃってごめんなさいね。私は赤座あかね。櫻子ちゃんのことは撫子ちゃんからよく聞いてるわ」

櫻子「こ、こんにちは……」ムクリ

あかね「あら!無視しなくていいのよ。そのまま寝ていて頂戴」ガシ

櫻子「は、はい」

あかね「(す、凄い熱だわ)」

あかね「撫子ちゃん。櫻子ちゃんを病院には連れて行ったの?」

撫子「はい、一応薬ももらってはいるんですけど、解熱剤はあまり飲まない方がいいと。治りが遅くなるそうで」

あかね「そう。じゃあせめて氷枕でも用意してあげないと」

撫子「すみません氷枕は家になくて」

あかね「買いに行きましょう。ドラッグストアで売ってるはずよ」

あかね「あと、熱さまシートよりもおでこにのせる氷水袋の方がいいかもしれない。」

撫子「はい、買ってきます」

あかね「何を言ってるの?撫子ちゃんは睡眠不足なんだから休んでなさい。私が買ってくるわ」

撫子「えっ、悪いです」

あかね「こういうときは素直に甘えておけばいいのよ」ニコ

撫子「」ドキ

撫子「は、はい(あかねさんほんとうに優しい人だなぁ)」

あかね「じゃあ買ってくるわね」ガチャ

櫻子「ねーちゃん」

撫子「大丈夫、櫻子?」

櫻子「はは、大丈夫じゃない。けど、あのあかねさんって人、優しい人だね」

撫子「そうだね」


玄関

あかね「買ってきたわよ」ハァハァ

撫子「早いですね。わざわざ走って買ってきたんですか」

あかね「ええ、あの薬局7時でしまっちゃうじゃない」

撫子「そ、そういえば、もうこんな時間。あかねさん帰らなくて大丈夫なんですか?」

あかね「今日は、友達の家に泊まるって言ってあるから」

あかね「あっ、でも制服のままだとあれだから一回うちに帰らせてもらうわ」

撫子「そこまでして……私一人で面倒見ますからいいんですよ」

あかね「撫子ちゃん。私はね。櫻子ちゃんも心配だけど、撫子ちゃんも心配なのよ。そんな疲れきった表情していたら放っておけないわ」

撫子「えっ///」

あかね「だから、私に櫻子ちゃんの看病をさせて頂戴、そして、今日はちゃんと寝てね撫子ちゃん」

撫子「は、はい」

櫻子の部屋

あかね「櫻子ちゃん、氷枕と氷袋を買ってきたわ。」

櫻子「あ、ありがとう」ズキズキ

あかね「これで、頭を冷やせば少しは楽になるから」

櫻子「冷たい」

あかね「うふふ、確かにそれは冷たいわね。でも、うちの妹が熱だしたときはそれで冷やしたものよ」

櫻子「あ、あかねさん?」

あかね「なぁに?」

櫻子「手を握ってもいいですか?」

あかね「どうぞ」スッ

櫻子「ふふふ(あかねさんってなんだか優しい。初対面なのに、妙に居心地がいい)」

あかね「早く元気になるといいわね」

櫻子「はい」

撫子「(櫻子とあかね先輩が手をつないでる)」ズキッ

撫子「(あれ?なんで、私今ズキッって、もしかして、いやそんなわけないよね)」

撫子「(私も体調悪くなってきたのかも、今日はあかね先輩にまかせて寝よう)」

撫子「それじゃあ、あかね先輩後は任せてもらっていいですか」

あかね「ええ。最初からそのつもりよ。撫子ちゃんゆっくり休んでね」

撫子「はい……」

第34話 あかねさん編3 櫻子風邪をひく 終わり

第35話 あかねさん編4 実はもう惚れていた

ちゅんちゅん

撫子「ん……朝か」

撫子「私はいつから寝て……あ!あかね先輩が来てるんだった!」

櫻子の部屋

ガチャ

あかね「あら、撫子ちゃん」

撫子「あかね先輩もしかして、ずっと櫻子の看病を……」

あかね「ええ、もう熱も下がっているみたい」

撫子「結局昨日帰らなかったんですか?」

あかね「どうしても、櫻子ちゃんを一人にできなくてね。家族の方にも後は私が見ますからって言っておいたわ」

あかね「撫子ちゃんは元気になった?」

撫子「どうして、そこまで……」ポロポロ

あかね「あらら、どうして泣いてるの?」

撫子「わからないです。でも、あかね先輩に無理してほしくないんです!」ポロポロ

撫子「うぅ……ヒッグヒッグ」

あかね「よしよし」ナデナデ

撫子「」ヒッグヒック

あかね「大丈夫よ、私は一日ぐらい寝なくても平気だから」ナデナデ

撫子「そ、それでも」グスグス



撫子「」グス、グス

あかね「落ち着いた?」

撫子「ええ、もう大丈夫です。ありがとうございます」

あかね「ふふふ、撫子ちゃんは優しいのね」゙

撫子「撫子さんの方がやさしいですよ」

あかね「じゃあ今日も学校に行かなくちゃね。私は一旦家に戻って教科書の準備してくるわ」

撫子「はい、本当にお疲れ様です」


櫻子「……ねーちゃん」

撫子「さ、櫻子!あんた起きてたの」カァー

撫子「もう、大丈夫なの?」

櫻子「うん、あかねさんがずっと介抱してくれてたから」

櫻子「あかねさん。良い人だね」

撫子「うん、そうだね」

櫻子「ねーちゃんがまさかあかねさんに泣きつくとは思わなかったよ」

撫子「あんた!そのとき起きてたの!?恥ずかしい」カァー

櫻子「ねーちゃんはあかねさんのこと好きなの?」

撫子「えっ///そんなことは……」

櫻子「じゃあ私が告白しちゃっていい?」

撫子「それはダメ!」

櫻子「やっぱり好きなんじゃん」フフ

撫子「(櫻子に気づかされた。私の気持ち。私はあかね先輩のことが好きなんだ)」

第35話 あかねさん編4 実はもう惚れていた 終わり

第36話 あかねさん編5 告白 前編

撫子「自分の気持ちに気づいてからの私はあかねさんを見るたびに緊張していた」



学校

あかね「撫子ちゃん、今日も一緒に帰る?」

撫子「は、はい!」

下校道

あかね「それでね。うちのあかりったら」

撫子「……」ボー

あかね「あら?大丈夫撫子ちゃん?さっきからボーっとしてるけど」ジー

撫子「ひゃ、ひゃい!大丈夫です!」

あかね「本当に?なんか顔赤いわよ」

撫子「そ、それは(あかね先輩のこと意識するとどうしても……)」

撫子「なんでもありません!」

あかね「そう。それでねーあかりったら」

撫子「(この人は、妹が好きすぎて私の入り込む余地なんて……)」

撫子「(いいんだ。私とこの人は、先輩と後輩、それだけの関係でいいんだ)」


撫子「そう思ってやり過ごしてきたが、月日は過ぎてとうとうあかねさんの卒業式の日がやってきた」


あかね「撫子ちゃん、私は一足先に卒業しちゃうけど、いつまでも味方だからね」

あかね「なにか言い残したことはないかしら?」ウフフ

撫子「はい(このときを逃したら私は一生あかね先輩とは!)」

撫子「あ、あの!」

あかね「なぁに?」ニコニコ

撫子「いきなりですいませんが、私あかね先輩のことが好きです!」

あかね「え!?それはlikeじゃなくてloveの方でってことかしら?」

撫子「はい!私の気持ちはlikeじゃなくてloveです!」

撫子「おかしいですよね……女同士なのに。でも!好きなんです!」

撫子「付き合ってもらえませんか?」

あかね「……」

撫子「やっぱりダメですよね」

第36話 あかねさん編5 告白 前編 終わり

第37話 あかねさん編6 告白 後編

あかね「いいわよ」

撫子「えっ!?」

あかね「私、実は撫子ちゃんの気持ちに前から気づいてたんだ」

撫子「えっ!?それっていつからですか?」

あかね「うーん、もう高校1年生のときには私のこと好きだったでしょ?」

撫子「は、はい。でもどうしてそれを……私誰にも言ったことないのに」

あかね「そのくらい、見てればわかるものよ」

あかね「それに、私も撫子ちゃんのこと好きだから」

撫子「えっ!?実は私達両想いだったんですか?」

あかね「うふふ、そうよ」

撫子「私の気持ちに気づいてながら、どうして言ってくれなかったんですか?」

あかね「それは先輩の意地よ。どうしても撫子ちゃんの口から言わせたくて」

撫子「あかね先輩の意地悪……」

あかね「うふふ」

撫子「でも、あかね先輩はあかりちゃんのことが好きなんじゃないんですか?」

あかね「ええ、好きよ。でも妹への愛は、撫子ちゃんへの愛とは別物よ。撫子ちゃんだって実の妹に本気で恋愛はしないでしょ?」

撫子「ええ、まぁ」

あかね「それと同じよ」

あかね「ということで、撫子ちゃん、これからは恋人としてよろしくね!って言っても今までと関係性は変わらないと思うけど」ウフフ

撫子「はい!受け入れてくれてありがとうございます!あかね先輩」

あかね「恋人になったんだから先輩はやめてほしいな。あかねって呼んで」

撫子「あかね……さん」

あかね「まぁしばらくはそれでもいいか」

撫子「はい、あかねさん」

あかね「それから、恋人の証として。目をつぶっていてもらえる?」

撫子「はい」

チュッ

撫子「///」

あかね「よろしくね。撫子ちゃん」


撫子「こうして、私はあかねさんと呼ぶようになり、あかねさんと恋人同士となった」

第37話 あかねさん編6 告白 後編 終わり

これであかねさん編は終わりです
藍かのはまた別の機会で

第38話 プッキーゲームin大室家

11月11日にVIPの撫子さん&花子様応援スレで投下したもの

櫻子「花子!今日はなんの日か知ってるか!?」

花子「いきなりなんだし」

櫻子「11月11日はプッキーの日だ!プッキーゲームやるぞ!」

花子「なっ///」

櫻子「なんだよ!やりたくないのかよ!花子のケチー」

花子「そういうのは、姉妹でやることじゃないし///」

撫子「櫻子、あんたプッキーゲームってどういうのか知ってるの?」

櫻子「へっ?どっちがプッキー一箱を早食いできるか競争するゲームでしょ?」

撫子「はぁ、知らないのね……じゃあ教えてあげる」

撫子「プッキーゲームは、2人で向い合ってプッキー一本の両端から食べていくゲームだよ」

撫子「それで、お互いにくっついていって我慢できなくなったほうが負け」

櫻子「なっ///なんだよそれ!?それじゃあききキスするようなもんじゃん!」

撫子「そういうゲームなんだって、だから花子が……いや、これは楽しいかもしれない」

撫子「ちょっと花子!櫻子と一緒にプッキーゲームやってあげな」

花子「えっ!撫子お姉ちゃんまで……」

撫子「勿論、櫻子は言い出しっぺなんだからやるに決まってるよね」ニヤニヤ

櫻子「うぅ~……しょうが無い、受けて立とう」

花子「櫻子までやる気に」

櫻子「はい、花子」カプ

花子「うぅ」チラ

撫子「頑張るんだ花子」

花子「」カプ

櫻子・花子「」ドキドキ


撫子「それじゃあスタート」

櫻子「カリカリ」

花子「カリ、カリ」

櫻子「(は、花子の顔が近い)」

花子「(櫻子の顔が近いし)」

櫻子「カリカリ」

花子「カリ、カリ」

櫻子「(も、もうダメだ。これじゃあ本当に花子とキスしちゃう)」

花子「(もう、限界だし!)」パッ

櫻子「やった!私が勝った!」

花子「花子の負けでいいし……それよりも撫子お姉ちゃん、珍しく櫻子を煽ってどうしたんだし」

撫子「いやー。見事だったよ。面白かった」パチパチ

花子「うぅ……楽しむためにやってたのかし……」

撫子「それじゃあ、勝ち抜きで次は私VS櫻子だね」

櫻子「えっ!?」

撫子「花子見てな、これが本当のプッキーゲームだ」

撫子「ほら、櫻子」パク

櫻子「うぅ、ねーちゃん」パク

花子「それじゃあ始めだし」

撫子「パクパクパクパク」

櫻子「パクパク(ね、ねーちゃん早い!)」

撫子「パクパクパクパク」

櫻子「(う、唇が近づいて、えっ)」

チュッ

櫻子「ねーちゃん、なにしてんの!?」パッ

撫子「あっ、離した櫻子の負けだね」

撫子「プッキーゲームはこうやって最後までするのがゲームなんだよ」

櫻子「そ、そうだったのかー(私にはまだ早すぎた……)」

花子「な、撫子お姉ちゃん大人だし……」

第38話 プッキーゲームin大室家 終わり

第39話 高校生組プッキーゲーム

11月11日にVIPの撫子さん&花子様応援スレで投下したもの

美穂「今日はなんの日か知ってる?」

撫子「えっ(また、美穂か)」

藍「えーなんだろ」

めぐみ「あっわかった。プッキーの日だ!」

美穂「せいかーい!というわけで、めぐみにはプッキー一本あげるね」

美穂「そして、不正解だった。撫子と藍にはプッキーゲームをやってもらうよー」

撫子「えっ//」

藍「えー//」

美穂「ほら、二人とも向い合って」

美穂「じゃあ、これ咥えてねー」

撫子「っていうか、私たち答えなかっただけで、不正解じゃなかったんだけど」

美穂「やーん、早い者勝ちーそれは」

撫子「えっ、ひどい」

美穂「まぁまぁいいから咥えて、はい」

撫子「」パク

美穂「藍も反対側咥えて」

藍「う、うん//」パク

美穂「それじゃあよーいスタート」

撫子「(う、藍の顔が間近にある)」

藍「な、撫子、食べないとゲームにならないよ」カァー

撫子「そ、そうだね」パクパク

藍「うぅ」パクパク

めぐみ「ドキドキ」

撫子「(や、やばい、そろそろ藍の唇が)」

藍「(撫子、そろそろ限界。みんな見てるのに)」

美穂「おぉ~せめるね~」

チョン

撫子・藍「はっ」パッ

めぐみ「今、あたってたよね?」

美穂「うーん、どうだろ」

撫子・藍「あたってない!よ!」

第39話 高校生組プッキーゲーム 終わり


第40話 大室家の回転寿司日和

ある日の土曜日

撫子「今日はお昼お寿司を食べに行こうか」

櫻子「えっ?マジで!?」

撫子「うん、お母さんからお昼代もらってあるから」

花子「やったし!」

櫻子「回らないお寿司?」

撫子「んなわけないでしょ。回転寿司だよ」

花子「久しぶりのお寿司だし!」

回転寿司屋

櫻子「うひょー、お寿司だー!」

「何名様でしょうか?」

撫子「3人です」

「カウンター席とボックス席がありますが、どちらになさいますか?」

撫子「ボックス席で」

「こちらへどうぞ」

花子「ワクワク」

櫻子「それにしてもねーちゃんと花子とだけで外食するのなんて久しぶりかなー?」

撫子「そうだね。あまりないよね」

櫻子「私お寿司取れる位置にすわろーっと」

花子「あっ、ずるい。花子も」

撫子「花子、取れる位置に座ると他の人の分も取らなきゃいけないからかえって自分が食べるのに集中できないんだよ」

花子「わかったし、じゃあ取る位置は撫子お姉ちゃんと櫻子に譲るし」

櫻子「まっ、私は自分の分だけしかとらないけどな」

花子「」ムカッ

櫻子「あっ、カニの味噌汁!いくら!すみませーん。カニの味噌汁といくら3つでー」

撫子「まぁまぁ、みんな決まってから一気に頼もうよってもう頼んじゃったか」

花子「櫻子は相変わらずせっかちだし」

撫子「花子は最初なに食べる?」

花子「花子はマグロがいいし、中トロにしていい?」

撫子「うん、まぁおいしいものは最初に食べなきゃね。私もそれにしようかな」

櫻子「あっ、うに来た、とっちゃおーう」

撫子「あっ、ちなみに3000円しか置いていかなかったから、できればその範囲でね」

櫻子「はいはいー」パッパ

花子「(絶対守る気ないし櫻子のやつ)」

櫻子「うん!いくら美味しいー。うにもうめぇ!おっマグロ中トロ頼んだのか。ありがとうな」パパ

花子「あっそれ花子のだし!てか2つも取るなし!」

撫子「大丈夫だよ。念のため、4つ頼んであるから」

花子「さすが、撫子お姉ちゃん!」

撫子「(あっ、鯵がある。美味しいかな。まぁ回転寿司の鯵だから期待しないでおこう)」

花子「中トロ美味しいし」

櫻子「サーモン美味しぃー!カニの味噌汁来た!ねーちゃんたちもいる?」

撫子「うん、じゃあ一口だけもらおうかな」

花子「マグロは赤身も美味しいし」

撫子「花子、櫻子よりお寿司の趣味大人だよね?」

花子「えっ」

撫子「普通子どもの方がいくらとか、サーモンとか好むのに花子はマグロばっか」

櫻子「なんだとー!私の趣味が子供っぽいてかー」

撫子「まぁ、櫻子は無理もないんだけどね」フフ

花子「ありがとうだし。なんかそう言われると照れくさいし///」

撫子「(この鯵美味しい!まるで口の中で鯵がいきいきと泳いでるみたい!)」

撫子「ほっけ貝、つぶ貝もなかなか美味しい」

撫子「(つぶ貝!なんてコリコリした食感なの!)」

撫子「(初めてつぶ貝を食べたのは8歳、お母さんに勧められていやいやながら食べたんだけど、噛めば噛むほど味が出てくる不思議な存在。こんな美味しいつぶ貝を食べられる私は特別な存在なのだと思いました)」

撫子「はい、花子。つぶ貝あげる」

花子「貝は苦手だし」

撫子「まぁまぁ騙されたと思って食べてみな美味しいから」

花子「パクッ」コリコリ

花子「あっ!美味しい!このつぶ貝美味しい!」

撫子「ネタがいいと貝類は美味しいのよ」

撫子「(今では私がお姉さん。そして、妹にあげるのは、もちろんこのつぶ貝。なぜなら彼女もまた特別な存在だからです)」

花子「貝がこんなに美味しいものだったとは知らなかったし!」

花子「ここのお寿司、回転寿司の割りには美味しいし」

撫子「そうだね。意外とネタが新鮮でいい。まぁ100円寿司より割高だけど」

櫻子「ふぅー食った食ったーあっでもメロンまだ食べてない!」

花子「花子もメロン食べるし!」

撫子「(そういうところはまだ子どもなのね。かわいい)」クス



撫子「さあ、お茶も飲んだし、そろそろ行きますか」

櫻子「おー、はぁ食った食った」

花子「お腹いっぱいだし」


「お会計、3980円です」

撫子「……」ガーン

撫子「自腹切ろう」

第40話 大室家の回転寿司日和 終わり

第41話 こころちゃん観察記3

未来「今日の昼休みもこころちゃんを観察してみよう」

こころ「花子様ー遊ぼー」

花子「うん、いいし」

未来「花子様と遊ぶと」カキカキ

花子「で、なにして遊ぶのかし?」

こころ「?花子様が考えてー」

花子「えっ!?花子と何して遊ぶのか考えてなかったのかし!?」

未来「花子様と何して遊ぶのか考えてなかったと」カキカキ

花子「仕方ないなし、じゃあこの前やった鶴の折り紙の続きでもやるし」

こころ「わー楽しそうーこころもやりたかったー」

花子「いや!こころも一緒にいたし!?」

未来「こころちゃん、花子様と一緒にやったあやとりを忘れる」カキカキ

未来「そういえばこころちゃん、結構忘れっぽいよね」

未来「追加して書いとこう、こころちゃん忘れっぽいと」カキカキ

こころ「花子様ー次どうやってやるのー?」

花子「ここのひらひらしてる方を折って」

こころ「わぁー花子様すごーい」

花子「だから、こころもこの前折ってたし!?」

未来「こころちゃん、折り紙の折り方を忘れるっと」カキカキ

こころ「わぁー完成だーすごーい」キラキラ

未来「うっ、こころちゃんの目が輝いてて眩しい。鶴の折り紙であんなにキラキラするこころちゃん凄い」

未来「こころちゃん、鶴が完成して目を輝かせると」カキカキ

花子「うん。こころもよくできたし」

こころ「花子様のおかげだよー」

キーンコーンカーンコーン

花子「あっチャイムなった。」

未来「あーお昼休み終わっちゃった」

こころ「早く座ったほうがいいよー」

花子「いや、あんたがだし!」

未来「こころちゃん、席に座っている花子様に座ったほうがいいよとアドバイス。なお、自分は立っている」カキカキ

未来「うん!今日もこころちゃんの不思議なところがいっぱい見れて面白かった」

第41話 こころちゃん観察記3 終わり

第42話 花子は櫻子の抱き枕

午前1時

櫻子「」ムクリ

フラフラ

花子の部屋

櫻子「」ボー

ガチャ

花子「スースー」Zzzz

櫻子「」ズブズブ

モグリ

花子「……ん……」Zzzz

櫻子「スピー」

午前1時半

花子の夢

櫻子「はーなーこー」ドタバタ

花子「な、何で来るし!?」

櫻子「鬼ごっこだー」ドタバタ

花子「さ、櫻子やめろし!」ジタバタ

現実

花子「う~ん……」

櫻子「スピー」ガシッ

花子の夢

花子はテーブルの向かい側に回りこむ

しかし、櫻子に回りこまれてしまった!

櫻子「花子つかまえたー!」ガシッ

花子「や、やめろし!」ジタバタ

現実

花子「や、やめろし!」ジタバタ

櫻子「スピー」ガッシ

花子「あれ?夢?ん?でも、櫻子がいつの間に潜り込んでたし!」

花子「しかも、体を抑えこまれて動けない!」ジタバタ

花子「これじゃあ夢と同じだし!」ジタバタ

撫子の部屋

撫子「」カリカリ

撫子「はぁー少し休憩するか」

撫子「あれ?櫻子の部屋空いてる」

櫻子の部屋

撫子「」バサ

撫子「櫻子がいない……はぁまた花子のところ行ってるなあいつ」

花子の部屋

ガチャ

花子「うー苦しいし」ジタバタ

撫子「はぁ……花子、また櫻子に抱きつかれて寝てる」

花子「は!撫子お姉ちゃん助けてほしいし!櫻子のやつまた花子の布団に潜り込んできたし!」

撫子「こら、櫻子離れなさい!」ガシ

櫻子「うーん……花子じゃなきゃやだー……」

花子「な、何言ってるし///」

撫子「寝言だよ。気にするな」ガッシ、グイ

櫻子「うーん、眠いなーまだ朝じゃ無いじゃん」

櫻子「あれ?ていうか何で花子が布団に入ってるの?」

花子「入ってきたのはそっちだし!櫻子に抱きつかれたおかげで悪夢みたし!」

櫻子「そっかーごめんごめん。私は帰るよ」

撫子「はい、これでもう大丈夫だよ」

花子「ありがとう撫子お姉ちゃん」

バタン

花子「櫻子のバカ……(でも、本当は嫌いじゃないし)」

第42話 花子は櫻子の抱き枕 終わり

第43話 藍と美穂とめぐみ

昼休み

めぐみ「あれ?撫子は?」

藍「トイレに行ったよ」

めぐみ「そっか、お昼にしよう」

藍「うん」

美穂「あれー?今日は撫子どうしたのー?」

めぐみ「トイレに行ったって」

美穂「そうなんだー。まぁいいや、お昼一緒に食べよ」

藍・めぐみ「うん」

美穂「あっ、藍の今日のお弁当美味しそう」

藍「うん!今日は自家製唐翌揚げ弁当。って言っても昨日のオカズの残り物だけどね」

めぐみ「ホントだ。美味しそう」

藍「唐翌揚げ一ついる?」

めぐみ・美穂「えっ!いいの?」

藍「うん。あっそうだ!オカズ交換しあいっこしない?」

めぐみ「いいねー」

美穂「おもしろそー」

藍「ハイ、とりあえず私の唐翌揚げ。召し上がれ」

めぐみ「わぁ、おいしい」

美穂「ホントだ!おいしー」

藍「これ。私が作ったんだよ」

めぐみ「へぇーうまいね」

美穂「藍って料理うまくて嫉妬しちゃう」

藍「えへへ、ありがとう」

めぐみ「じゃあ次は私の番ね。って言っても購買で買ったパンとコロコロドーナッツだけど」

めぐみ「パンの方はあげられないから、コロコロドーナッツあと4つあるから1つづつ食べていいよ」

藍「ありがとう」

美穂「このちっちゃいドーナッツって美味しいよねー」

めぐみ「うん、私も好き」

美穂「じゃあ、次は私からー」

美穂「はい、家のお母さんの卵焼きー」

藍「おいしー!何このトロけるような卵焼きは!」

めぐみ「自家製弁当っていいよね」ウルウル

美穂「いいでしょ?それにしてもー撫子遅いねー」

めぐみ「そうだね」

撫子「あー、腹痛かったー」

藍「撫子大丈夫?」

撫子「うん、ちょっとお腹下してて。あれ?みんなでお弁当交換してたの?」

藍「うん!撫子もやる?」

撫子「そだね。みんなのお弁当美味しそうだし。あっでもめぐみのだけは弁当じゃないね」

めぐみ「うっ!みんな自家製弁当でいいなー」グスグス

第43話 藍と美穂とめぐみ 終わり

第44話 小学生組の体育

先生「今日の体育はドッジボールをやります」

「わぁいドッジボール!私ドッジボール大好き」

「ドッジボール痛いから苦手ー」

未来「花子様、ドッジボール好き?」

花子「好きじゃないし」

こころ「えーなんでー?逆上がりあんなに上手なのにー」

花子「いや、逆上がりとドッジボールは関係ないし!?」

未来「(また、こころちゃんの不思議発言!)」キラキラ

みさき「花子、ドッジボール苦手なのね!」

花子「うっ」

みさき「まぁ見てなさい!みさきの球さばき加減を」

先生「それじゃあ、白い帽子を被ってる子と赤い帽子を被ってる子でわかれてねー」

「はーい!」

未来「私白だ」

こころ「こころもー」

花子「花子は赤だし」

未来「じゃあ花子様と戦うのね。」

こころ「花子様強そ~」

花子「いや、だから花子は」

みさき「花子、私も赤よ!」

花子「みさき」

みさき「花子見てなさい!私が白組全滅させてあげるんだから!花子には、ボール当てさせないわ!」

花子「みさき……ありがとう」

みさき「!!ち、ちがうわよ!決して花子を守るとかそういうんじゃないんだからね!」

先生「それでは、よーいスタート」

ポーン

先生が上げたボールが白組と赤組の一番身長の高い子の間に落ちる

「それ!」

白組がボールを弾き白組ボールとなる

「あっ、白ボールだね!よぉし負けないぞー」

ヒュッ

白組の子がボールを投げる。結構なスピードで投げたそのボールは花子の方へと向かってくる。


花子「うっ(避けるのが精一杯だし)」スタ

花子はかろうじて避ける

そのボールを赤組のみさきがキャッチする

みさき「ふふん、そんなボールじゃ、みさきは当たらないわよ。それ!」ヒュ

みさきのボールは、ほぼ直線を描き、最前線に立っていた子へと当たる

バーン!

「あっ、あたっちゃった」

ピッ

笛が鳴り響き、最前線の子は外野へとでる

花子「みさき凄い!」

みさき「ふふん!花子、油断しちゃダメよ!次が来るんだから」

花子「うん」

白組ボールとなったボールは白組の運動神経のいい子が持っている

「それ!」ヒュッ

直線を描き最前線で立っていたみさきへと来る。

みさき「なんの!」キャッチ

そのボールを軽々とキャッチするみさき。すぐさま反撃へと出る

みさきのボールは鋭く、最前線の子へと当たる

ピッ

先生が笛を鳴らし、最前線の子は外野へとでる

花子「みさき、本当にすごい!」

「みさきちゃん、凄ェ!!」

「みさきちゃんがいれば、百人力ね!!」

赤組の内野から歓声が響く

みさき「ふふん。どうよ」

未来「みさきちがあんなにやるとは」

こころ「みさきち凄いねー」

未来「私達も負けてらんないね!」

こころ「うんー」トコトコ

未来「って!こころちゃん!そっちは外野だって!」

こころ「あっ、そうだったー」エヘヘ

未来「(こころちゃんの不思議行動追加っと)」

第44話 小学生組の体育 前編 終わり

第45話 小学生組の体育 後編 

白組の反撃

未来「私がいくよ」ヒュ

未来はみさきをさけ、奥のほうで逃げ惑っているこの背中に当てた

ピッ

みさき「なかなかやるわね。未来」

未来「みさきちにだけいい思いさせないよ」

バチバチ、2人の目の間に稲妻が走る

「みさきちゃん!ボール」

赤組の子が腕の立つみさきへとボールをパスする

みさき「じゃあ、みさきのボールを取ってみなさい」

未来「望むところだよ。みさきち」

みさき「それ!」ヒュ

みさきの放ったボールはすごいスピードで未来のところへ飛んでいく

未来「はっ」パス、ヒュ

未来はそれをキャッチ。みさきへと反撃する

みさき「くっ」パシ、ヒュ

何回か、未来とみさきの間で攻防が続く

こころ「すごいねー花子様」

花子「まさか、みさきがここまでやるとは思わなかったし!」

花子「ってなんでこころが外野に出てるし!?まだこころあたってないし!」

こころ「あーそうだったー」

それから、みさきは白組へと反撃する

みさきは白組をどんどん撃退していって、未来は赤組をどんどん撃退していった

内野に残るは、白組は未来だけ、赤組は花子とみさきだけになった。

みさき「花子、よく今まで残ってくれたわね」

花子「みさきが守ってくれたからだし」

みさき「///」

さらにそこには花子の俊敏な回避能力も加わる

未来「これで、内野には、実質戦力は1対1だね」

みさき「こっちには花子がいるわよ」

未来「でも、花子様はボール投げられないから、実質みさきちと私だけよ」

花子「ごめんだし。みさき」


みさき「花子が謝ることじゃないわよ。その分私が頑張ればいいんだから」

みさき「花子は全力で避けてて、そうすれば時間切れでこっちの勝ちだから」

花子「わかったし」

みさきはそういうと、未来に全力でボールを投げる

みさき「とりゃー」ヒュン

未来「くっやるね。みさきち!これが私の全力投球よ!」ヒュ

未来が放ったボールはものすごい勢いでみさきの肩へとあたった

みさき「うぐ!しまった!」

バウンドしたボールが上へと上がりながら後方へ飛ぶ。

みさき「(これを落としたら、私は外野にでなくちゃならない。そうしたら花子が)」

放物線を描きながら落下する。みさきでは到底間に合いそうにもなかった

ピッ

未来「(やった!これで勝ちは決定)」

先生の笛の合図がなり、みさきは外野へと退場させられる。 が、その時!

花子「う」パス

花子がボールをキャッチしていた

先生「大室さんがキャッチしたため、高崎さんは内野に戻ってください」

「うわぁー花子様ー」

「すごい、やるねーさすが花子様」

みさき「花子……ありがとう。やっぱり花子はすごいわ」ガシッ

花子「みさき!」ガシッ

こころ「イイハナシダナー」

未来「なんてことなの!」

みさき「未来、あんたの負けよ。あんたは、こっちが2人だということを見くびっていたみたいね」

未来「くっ」

先生「ピッピー時間切れでーす。勝者は赤組です!」

先生「高崎さん、大室さんよくがんばりました。それから、相馬さんもよくがんばりました」

花子「みさき」

みさき「な、なによ!」

花子「みさきのことちょっと見なおしたし」ニコ

みさき「ななななんなのよ!花子急にしおらしくなってさ!」

第45話 小学生組の体育 後編 終わり

第46話 楓と大室家1

楓「花子お姉ちゃん」

花子「楓よくきた」

楓「今日は何して遊ぶの?」

花子「うーん、何がしたいし?」

楓「うーん、花子お姉ちゃんに抱っこしてもらいたいの」

花子「抱っこ?」

楓「うん」

花子「こうかし?」ヒョイ

楓「ちがうの!抱っこって言ったらお姫様抱っこなの!」

花子「お姫様抱っこはなんか恥ずかしいし……///」

楓「わかったの」シュン


櫻子「ここで登場櫻子様だー!」

花子「うるさいのがきたし、楓捕まるから逃げな」

櫻子「う~ん、いいのかなー私ならお姫様抱っこしてあげるんだけどなー」

楓「ホントなの!?」

花子「嘘だし、そういうこといって楓を拉致って遊ぶ気だし」

楓「そうなの?」

櫻子「そんなことしないって、楓こっちにきな」

楓「うん」トコトコ

花子「やめるし!」

櫻子「それ」ヒョイ

楓「わぁー!お姫様抱っこだー!ありがとうなの!」

花子「櫻子がふざけないで真面目にいったこと守ってるし」

櫻子「ほーら、言ったことは守る櫻子様なのだー」

櫻子「どう?楓楽しかった?」

楓「うん!ありがとうなの!櫻子お姉ちゃん!」

櫻子「どっかの恥ずかしがり屋とは違うんだ」

花子「ムカッ!」ボコ

櫻子「痛!あれ?花子怒った?」

花子「もう知らないし!楓は櫻子と遊んでもらいなし」

楓「えっ!?花子お姉ちゃんちょっと待ってよー」

第46話 楓と大室家1 終わり

第47話 楓と大室家2

楓「ねー花子お姉ちゃんが部屋にこもっちゃった」

櫻子「あいつ私がからかうとすぐ怒るからなーまぁすぐ出てくるでしょ」

楓「どうしよ。楓花子お姉ちゃんに嫌われた!」

櫻子「えっ!?それはないと思うよ」

楓「どうしようー櫻子お姉ちゃんに甘えたら花子お姉ちゃんに嫌われちゃう!楓はどっちをとればいいの!?」

櫻子「なにその、究極の二択!」

楓「う、うぇーん」

撫子「あら楓、どうしたの?」

楓「花子お姉ちゃんか櫻子お姉ちゃんかどっちかしか選べないの!」

撫子「それは花子一択だね」

櫻子「ちょっ!」

撫子「うそうそ、何があったか話してご覧」


撫子「ふむ、じゃあ花子にもお姫様抱っこしてもらえば解決するんじゃない?」

櫻子「なぜそうなる!?」

撫子「まぁいいから見てなって」

花子の部屋

撫子「花子ー」

花子「うう、撫子お姉ちゃんかし」

撫子「花子、本当は楓にお姫様抱っこしてあげたいんでしょ?」

撫子「でも、恥ずかしがった上に櫻子に指摘された手前言い出しづらくなったんでしょ?」

花子「さすが、撫子お姉ちゃんはなんでもお見通しだし……」

撫子「花子出ておいで」

ガチャ

撫子「そして、言っておいで」

花子「うん」


楓「花子お姉ちゃん待ってたの!」

花子「楓お姫様抱っこしてあげるよ」

櫻子「えー、ずるい私もー」

花子「櫻子は黙れし!」



撫子「ふふ、一件落着」


第47話 楓と大室家2 終わり

第48話 大室三姉妹一緒にねる

櫻子「花子ー起きてる?」

花子「うー寝てるし」

櫻子「じゃあ、久しぶりに一緒に寝よ」

花子「いやだし、なんで櫻子と一緒に寝なくちゃいけないんだし」

櫻子「たまにはいいじゃん」

花子「……」

櫻子「はっなこー」ドサ

花子「うっ!痛い!苦しいし!何やってるんだし!目が覚めたし!」

櫻子「いいじゃんいいじゃん」

花子「なんで、櫻子を一緒に寝なきゃいけないんだし!」

櫻子「2回目!?そんなに嫌か」

撫子「なにやってるの、櫻子?」

花子「撫子お姉ちゃん、櫻子が花子を寝かせないつもりだし!」

撫子「(寝かせないつもりって……)」

櫻子「あっ、ねーちゃん、久しぶりに一緒に寝ない?花子と3人で」

花子「撫子お姉ちゃんが櫻子と一緒に寝るって言うわけないし」

撫子「う~ん、いいよ」

花子「えっ!?」

撫子「まぁ、久しぶりに一緒に寝ようか」

花子「撫子お姉ちゃんも一緒なら、考えなおすし」

撫子「じゃあ、花子のベッドだと3人はきついから布団しこうか?」

櫻子「りょーかーい」



撫子「花子、櫻子と寝るのはいや?」

花子「いや、じゃないし……」

撫子「やっぱり、花子は櫻子のこと好きなんだね、でも、花子を起こしてまで寝ようとする櫻子はどうかと思うけど」


櫻子「ほーい、持ってきたぞ―」

撫子「ありがとう、じゃあしこうか」

花子「うん」


櫻子「私が真ん中がいいー」

撫子「花子はそれでいい?」

花子「それでいいし」

櫻子「もーう花子は私の隣がいいなんてかわいいやつだな」

花子「うぅ」

撫子「じゃあ電気消すよ」

櫻子「はーい」



          ...zzz
 ダシダシ...       ハナコ... 
.   ...zzZ r´ ̄`ヽ       r´ ̄`ヽ
      | .|λllハ )"⌒⌒ヽ(从从ハ. | ...zzZ

      | ル -ヮ ハLLキハ| |从ヮ-从ハ)
     r ⌒ヽ つζ‐ヮ‐ (iζと⌒ヽヽ

    ノ  ,.ィ''⌒~<ぅ⌒cソ´     ヽ))
   /      '     ,,      i!/
 (_,.   ノ  (           './/
 く.,_`^''ー-‐--、_,,._,,__  `  ノ/

   `~`''ー------、,,___, `ー'''~~'_/
              ~~´ ̄"~

自動保守大室姉妹だったよ
三人でひとつの布団で寝る仲のいい大室姉妹だよ

第48話 大室三姉妹一緒にねる 終わり

第49話 小学生組 花子の家に遊びに来る 前編

こころ「花子様のうちだー」

未来「わーい」

花子「上がっていいし」

未来「おじゃましまーす」

櫻子「ああ、未来ちゃんにこころちゃん、よく来たねー」ワキワキ

花子「櫻子、未来とこころに手を出すなし!」

櫻子「えー、ずるいずるい、花子ばっかり、私も未来ちゃんとこころちゃんと遊びたいー」

花子「未来とこころは花子と遊びに来たんだし!櫻子はどっかいけし!」

未来「えー、でも櫻子お姉ちゃんも仲間に入れてあげようよ」

こころ「うん、こころも櫻子お姉ちゃんと遊びたいー」

花子「うっ」

櫻子「ふっ、勝負あったな」ドヤァ

花子「(ムカッ)」

櫻子「それじゃあ、早速未来ちゃんとこころちゃんで遊びますか」ワキワキ

花子「未来、こころ、危ない!」

未来「えっ」バッ

こころ「んー?」

櫻子「捕まえた!」ガシ

こころ「えっ!えっ!」キョドキョド

櫻子「それー」コチョコチョコチョコチョ

こころ「あっ!ちょっと!くすぐったい!や、やめて、うっふぅ、や、やめて櫻子お姉ちゃん!」

櫻子「そーれそれー」コチョコチョコチョコチョ

こころ「は、はひ、はひひひひひひひひひひひひ」


こころ「」グッタリ

こころ「うぅーひどい目にあったよ~」

花子「だから、アレほど、櫻子に近づかない方がいいっていったし」

こころ「うん」

未来「確かに(下の方は失敗ってそういう意味だったか……)」

第49話 小学生組 花子の家に遊びに来る 前編 終わり

第50話 小学生組 花子の家に遊びに来る 後編

花子の部屋

未来「じゃあ、何して遊ぶ?」

花子「うーん、花子はゲームとか持ってないし、いつも、読書とかしてるんだけど」

こころ「花子様はやっぱり花子様だねー」

未来「なんか、ゲームでも持ってくればよかったね」

こころ「そうだねー」

花子「ごめんだし」

未来「ううん。花子様が謝ることじゃないよ」

こころ「そ、そうだよー」

ガチャ

櫻子「それじゃー花子、私は向日葵のとこ行ってくるねー」

こころ「ひっ」ガシ

未来「?」

櫻子「それとさっきはごめんね。こころちゃん(あちゃーこれは最悪の印象つけちゃったなー)」

こころ「う、うん」オドオド

櫻子「じゃあ、行ってくるから」

花子「気をつけるんだし」

こころ「櫻子お姉ちゃん怖い」

花子「大丈夫だし。本当に意地悪なことはしないから、花子以外には……それにしてもなにして遊ぼうか」

撫子「ただいまー」

花子「あっ、撫子お姉ちゃん帰ってきたし!撫子お姉ちゃんならなにかおもしろい遊びしってるかも」

撫子「あら、いらっしゃい。こころちゃん、未来ちゃん」

花子「撫子お姉ちゃん」

こころ「なにか面白い遊び知ってるー?」

未来「花子様のセリフを取るこころちゃん、面白い!」

撫子「うーん、面白い遊びねー」

撫子「バランスボールでも投げて遊ぶ?」




こころ「わーい」

未来「それー」

花子「痛、な、なんでだし!」バチーン

バランスボールドッジボールは意外と楽しかったとさ

第50話 小学生組 花子の家に遊びに来る 後編 終わり

第51話 撫子さんの彼女 第三弾

今回の彼女

>>127

あかり

第51話 あかりとデート1 出会い

ピーンポーン

あかり「櫻子ちゃーん?」

あかり「あかり来たよー」

コツコツ

撫子「(あら、家の前に人がいる、中学生ぐらいの子ね。櫻子の友達かな?)」

撫子「こんにちは、櫻子に用?」

あかり「あっ、こんにちは!そうです、櫻子ちゃんに宿題おしえる約束をしてて。私は赤座あかりっていいます。あなたは、櫻子のお姉ちゃんですか?」

撫子「ええ、そう。大室撫子って言うわ」

あかり「よろしくおねがいします。撫子お姉ちゃん!」

撫子「(撫子お姉ちゃん、なにこれかわいい……)」

撫子「たぶん、櫻子は向かいのうちにいるよ」

あかり「向かいの家って、向日葵ちゃんの家かな?」

撫子「うん、そうだよ。向かいの家に住んでるから幼馴染なんだよね」

あかり「そっかぁ、だから櫻子ちゃんと向日葵ちゃんは仲がいいのかぁ」

撫子「あかりちゃんは櫻子のことよく見てるんだね」

あかり「うん!櫻子ちゃんは、あかりの大切な友達なんだもん!あっです!」

撫子「ふふ、あかりちゃんはかわいらしいね。櫻子とは大違いだよ」

あかり「そ、そんなことないですよ!!」アセアセ

櫻子「あー、あかりちゃん来てたんだー」

あかり「えー、約束したじゃーん!」

向日葵「あら、櫻子!赤座さんと約束してたなら、うちに来てのんびりしてちゃダメじゃない!!」

櫻子「これ!向日葵の作ったパンケーキ、あかりちゃんも食べる?」

あかり「わぁい!ありがとう!」

撫子「仲が良くてよろしい」

向日葵「撫子さんもいかがですか?」

撫子「えっ私の分もあるの?」

向日葵「ええ、少し作りすぎちゃって、だから大室家の人たちにもおすそわけです。花子ちゃんにも食べさせてあげてくださいね」

撫子「うん、わかったありがとうひま子」モグモウ

あかり「(撫子お姉ちゃん、向日葵ちゃんにも好かれてるんだ。というか、撫子お姉ちゃんの食べてる姿かわいらしい……)」

撫子「うん、!確かにこれはおいしいね!」

あかり「って、あかり年上の相手に何を考えてるのー!!」ジタバタ

撫子・櫻子・向日葵「???」

櫻子「じゃあ、勉強しよっか?向日葵も来る?」

向日葵「いえ、今日は赤座さんに見てもらいなさい。私は楓と出かける用事があるので、っていいましたわよね?」

櫻子「あっそうだった」テヘ

撫子「全く、あんたはいつもどおりね」

あかり「(撫子お姉ちゃん素敵だなークールで、うちのお姉ちゃんとは違った感じのお姉ちゃんって雰囲気、櫻子ちゃんとはまた違った可愛らしさも持ってるし)」

あかり「(こんなお姉ちゃんもいいなー)」

第51話 あかりとデート1 出会い 終わり

第52話 あかりとデート2 撫子さんと喋りたい

櫻子「ありがとう!あかりちゃんのお陰で勉強がはかどったよ!」

あかり「そういってもらえるとあかりもきた甲斐があるよ」

櫻子「勉強終わったし。何して遊ぶ?」

あかり「うーん、撫子お姉ちゃんのことおしえてもらっていいかな?」

櫻子「へっ、ねーちゃん?いいけど、なんで?」

あかり「な、なんとなくだよ!」

櫻子「?まぁいっか、えーと、ねーちゃんは今高校3年生でねー受験するんだって」

あかり「うんうん」

櫻子「受験するからって勉強勉強ばっかりで、私が居間にいるのも気に食わないらしくて追いだそうとするんだよ。ひどくない?」

あかり「うーん、それは櫻子ちゃんが邪魔するのが悪いかも」

櫻子「えっ!あかりちゃんまでそういう!?じゃあ、そうなのかなー」シブシブ

あかり「それで、それで!普段の生活とか聞きたいな!」

櫻子「普段ねー、借りてきた映画見てたり、バランスボールの上に乗っかって携帯打ってたり、あとマンガ読んでたり?」

あかり「映画は何が好きなの?」

櫻子「なんかカンフー系?ジャッキー・チェンとかそこら辺のが好きだよ。私は見てないけど」

あかり「漫画は?」

櫻子「リリーっていう雑誌の超☆乙女リッチィ」

あかり「へーあかりも読んでみようかな……」

櫻子「うん、リリーは面白いマンガ多いからおすすめだよ」

あかり「いいなー櫻子ちゃんあんなクールなお姉ちゃんが居て」

櫻子「いけ好かない姉だよ、私のこと邪険にして、そういうあかりちゃんもお姉さんいなかったっけ?」

あかり「うん、あかりにもお姉ちゃんいるよ。お姉ちゃんもやさしくてとっても大事なお姉ちゃんだよ。あかり大好き!」

あかり「でも、櫻子ちゃんのお姉ちゃんは、なんていうか、うちのお姉ちゃんとはタイプが違う感じで凄い新鮮なんだよぉ」

あかり「ねぇ!櫻子ちゃん!あかり、撫子お姉ちゃんとお話してみたいな!」

櫻子「えっ!あ、うん。いいけど、そんなに気に入ったの?」

あかり「うん、クールで可愛くて、あっ年上のお姉ちゃんに可愛いっていっちゃうのはちょっと失礼かも」

櫻子「(うわぁ、あかりちゃんすっかりねーちゃんのこと気に入ってるわ……)」

櫻子「ねーちゃん、いるー?」

撫子「ん?どうしたの櫻子?あかりちゃんと遊んでたんじゃないの?」

櫻子「そのあかりちゃんがねーちゃんと話したいんだって」

撫子「えっ、あかりちゃんが?」

櫻子「ほら、あかりちゃん」

あかり「うん」モジモジ

第52話 あかりとデート2 撫子さんと喋りたい 終わり

第53話 あかりとデート3 誘い

撫子「それで、あかりちゃん、私と話したいことって何かな?」

あかり「(ど、どうしよう。話す内容考えてなかった。映画の話も漫画の話も見てないからできないよぉ)」

あかり「な、撫子お姉ちゃんは、櫻子ちゃんのことどう思っているんですか?(とりあえず、櫻子ちゃんの話題でも振ってみよう)」

撫子「え、櫻子?まぁ、いつも私と花子の勉強の邪魔ばっかりするし、うちは姉妹で夕飯を作る料理当番があるんだけど、それも適当に作るし、あまりいい妹じゃないね」

あかり「(櫻子ちゃん、撫子お姉ちゃんにも嫌われててかわいそう……)」

撫子「でも、大切なうちの妹だよ」テレテレ

あかり「そうですか!それはよかったです!お姉ちゃんに嫌われるなんて、櫻子ちゃんがかわいそうだと思ってました。嫌いじゃないんですね?」

撫子「うん、きらいじゃないよ」

あかり「(よかったぁ、櫻子ちゃん。ていうか、照れてる撫子お姉ちゃんが可愛い!)」

撫子「聞きたかったことってそのこと?」

あかり「いえいえ、違うんです。撫子お姉ちゃんって料理できるんですね!私はあまりしたことないからすごいなぁ。尊敬しちゃう」

撫子「まぁあまり手のこったものは作れないけどね。あかりちゃんも作ろうと思えばすぐ作れるようになるよ」

あかり「それでもすごいです!うちのお姉ちゃんもたまにあかりのため、いえ、私のために料理を作ってくれるんですけど、すごい美味しいんです!」

撫子「そう、あかりちゃんにもいいお姉ちゃんがいるのね。って、これだと私がまるでいいお姉ちゃんみたいじゃない、なにこの自画自賛……」

あかり「いえ、撫子お姉ちゃんはいいお姉ちゃんだと思います。あかりも、いえ、私も撫子お姉ちゃんみたいなお姉ちゃんも欲しかったです!」

撫子「あかりちゃんはいい子ね。私の妹にしたいぐらい。というか、あかりちゃん自分のことあかりっていつも言ってるんでしょ?無理しなくていいよ」

あかり「い、妹だなんてそんな!で、でも撫子お姉ちゃんがいいっていうなら……はい、あかりは自分のことあかりって呼んでます。でも、年上の人と話すときはお子様っぽいかなって思って恥ずかしいです」

撫子「あかりちゃんはそのままのあかりちゃんでいいと思うよ。無理しなくていいと思う。まださっきあったばかりだからあかりちゃんのことあまり知らないけど、私は自然体なあかりちゃんが好きだから」

あかり「す、好きってそんな///」

あかり「(撫子お姉ちゃん、そんなこと言われたらあかりも好きになっちゃうよぉ)」

~~~~~~~~~~~~

櫻子「あかりちゃん、もしかしてねーちゃんのこと好きなの?」

あかり「えっ!そんなことないよぉ~!!」アセアセ

櫻子「へへーん、まぁ、恋心は自分では気づきにくいものですからねー」

櫻子「とりあえず、一回ねーちゃんをデートに誘ってみたら?」

あかり「えっ、迷惑じゃないかなー?」

櫻子「大丈夫だよ、あかりちゃんはいい子だから。ねーちゃんも乗ってくれると思うよ」

~~~~~~~~~~~~~

櫻子「(頑張れ!あかりちゃん)」

あかり「あ、あの!撫子お姉ちゃん!!」

撫子「ん?」

あかり「今度、あかりとデート、いえ、お出かけにいきませんか?」

撫子「うん!いいよ。櫻子も一緒に?」

櫻子「(これはまずい)」

あかり「そ、そうですね。櫻子ちゃんも一緒に」

櫻子「(そ、そこは断らなきゃ、私が居づらいでしょ!……まぁでもあかりちゃんのフォローとかできるかな)」

撫子「じゃあいつにする?」

あかり「今度の日曜日はあいてますか?」

撫子「いいよ」

あかり「やったぁ!(撫子お姉ちゃんとデート、撫子お姉ちゃんとデート!)」

第53話 あかりとデート3 誘い 終わり

第54話 あかりとデート4 あかりがリード

日曜日 

撫子「あかりちゃんとの待ち合わせ場所はここでいいんだよね」

撫子「櫻子のやつ、急に体調が悪くなって来れないって言い出して」

撫子「あかりちゃんは櫻子と遊びたかったんだろうけど……でも、櫻子がいけなくなったって電話で言ってもそれでも行きたいって言ってた」

撫子「どうしてだろう……」

撫子「もしかしてあかりちゃん、櫻子とじゃなくて最初から私と遊びたかったんじゃないだろうか」

撫子「だとしたら、なんでだろう……年上の人と遊ぶのに憧れているとか?」

撫子「私はそんなに私遊びとか知らないんだけどな」

撫子「そろそろあかりちゃんとの待ち合わせ場所だ」

待ち合わせ場所

あかり「約束の時間の50分も前に来ちゃった」

あかり「撫子お姉ちゃんをまたせちゃいけないからね」

あかり「まだ、撫子お姉ちゃんは来てない。よかったぁ」

あかり「よし、今日はがんばって撫子お姉ちゃんに振り向いて貰うんだから!がんばれあかり!」

20分後

撫子「30分も前に来ちゃったな。あかりちゃんはまだ来てないだろうし、ってあれ?あかりちゃん来てる」

撫子「おーい、あかりちゃーん」

あかり「あっ!撫子お姉ちゃん!」

撫子「ごめん。待った?」

あかり「いえ、今来たばかりですから、大丈夫です」

撫子「そっか、よかった」

あかり「(撫子お姉ちゃんも30分も前に来てくれるなんてやさしいな。でもよかったそれより早く来ておいて)」

撫子「それにしても、あかりちゃん早いね。びっくりしちゃったよ」

あかり「撫子お姉ちゃんをまたせるのは悪いですし」

撫子「こっちは、待つ覚悟してたけどね」

撫子「じゃあ、今日は何しようか?」

撫子「(はっ!何いってんだ私は!ここは年上なんだから私がリードしなければいけないのに!!)」

あかり「今日は、水族館に行って、映画を見に行って、カラオケもいいですね。あかり今日のためにいろいろ考えてきました!」

撫子「えっ!そうなの?(まさか年下にリードされるとは、不覚……)」

あかり「とりあえず、電車に乗って市街地に行きましょうか?」

撫子「うん、そだね」


市街地

あかり「あっ!撫子お姉ちゃん、お金は大丈夫ですか?あかりのプランだとお金結構使っちゃうかなって思ったんですが」

撫子「それは心配しないでいいよ。私は仮にも高校生だしね。そんぐらいのお金はあるのさ」

あかり「さすが、撫子お姉ちゃん!大人ですね!」

撫子「(いやいや、中学生でそこまでしっかりしてるあかりちゃんは凄いよ)」

あかり「じゃあ、まずはカラオケに行きましょうか?」

撫子「いいよ」

カラオケ

あかり「撫子お姉ちゃんは何を歌うんですか?」

撫子「うーん、今やってるドラマの主題歌とかかな。あかりちゃんは?」

あかり「あかり、ドラマとかあまりみないから、京子ちゃんに勧められて見た魔女っ子ミラクるんの歌にしようかな」

あかり「子どもっぽいですよね。やっぱりドラマとか見たほうがいいのかなぁ。あかり9時に寝ちゃうから見れないんです」

撫子「いや、あかりちゃんらしくていいと思うよ。やっぱり、中学一年生はこうじゃないと(可愛いところもあるんだな、あかりちゃんGood!)」ハハハ

あかり「むぅ、撫子お姉ちゃん、ちょっとあかりのことバカにしてませんか?」

撫子「いや、そんなことないよ。あかりちゃんはあかりちゃんのままで入ればいい。等身大のあかりちゃんが私は好きだよって意味だよ」ニコ

あかり「す、好き……(撫子お姉ちゃんの笑顔は好きだなぁ。あかりこの笑顔に惚れた気がする)」

2時間後

撫子「そろそろ歌い尽くしたかな?」

あかり「はい、最後の方とか歌を知らないあかりにデュエットとかしてくれてありがとうございました」

撫子「いやいや、私こそたくさん歌ってしまって悪かったよ」

あかり「いえいえ、あの?次は映画館でいいですか?」

撫子「うん、構わないよ」

映画館

あかり「撫子お姉ちゃんは見たい映画ありますか?」

撫子「いや、特にないかな……カンフー系の映画ないみたいだし」

あかり「そうなんですよね。撫子お姉ちゃんはカンフー系の映画が好きなんですよね。あかりも見てみようと思います」

撫子「いやいや、いいよ私のために無理してみなくても」

あかり「いえ、あかりが見たいと思うんです!えっと、じゃあ、この映画でいいですか?」

撫子「恋愛物、うんいいよ」

2時間後

撫子「結構ディープだったね。しかも、まさか女と女の恋愛だったとは……」

あかり「……」プシュー

撫子「あかりちゃん」

あかり「あっ!は、はひ!」

撫子「これは重症だ。あかりちゃんにはまだ早かったかな」

あかり「そ、そんなことないです!楽しめました!」

撫子「ホントかなぁー」ニヤニヤ

あかり「そ、それより、お腹減りましたね。お昼にしませんか?」

撫子「うん、そうだね」

第54話 あかりとデート4 あかりがリード 終わり

第55話 あかりとデート5 撫子がリード

撫子「あかりちゃん、お昼もどこに行くか考えてきたりした?」

あかり「すみません。お昼はどこに行くか考えてません」

撫子「そう、じゃあ私がおすすめのイタリアンレストランおしえるわね。」

あかり「イタリアン!あかりイタリアン大好き!」

撫子「よかった。今日はあかりちゃんにリードされてばかりだから少しは大人の女らしいところ見せなきゃね」

あかり「撫子お姉ちゃんはそのままでも大人っぽいですよ」

撫子「ふふ、ありがとう。あかりちゃんにごちそうしてあげるよ」

イタリアン

あかり「わぁー、凄い雰囲気のいい店ですね!」

撫子「うん、私もこの雰囲気が気に入って、この店に入ってみようかなって思ったから」

あかり「わぁ、あのシェフの人、ピザ回してる。あかり初めてみたよー」

撫子「うん、ピザも手作りでおいしいよ」

撫子「ただ、ここ量が多いから。2品ぐらいでお腹いっぱいになっちゃうけどね。ピザとパスタで私はお腹いっぱいかな」

あかり「そうなんですか。あかりもあまり食べられないから、ちょっと残念かも」

撫子「はい、メニュー。あかりちゃんはピザは何が好き?」

あかり「うーん、このカプリチョーザっていうのがこの店のメインなんですよね?」

撫子「うんそうだね、それも結構美味しいよ」

あかり「じゃあそれにしてみます」

撫子「じゃあ、それを半分こによう。さっき言ったようにここ結構量多いから」

あかり「わかりました。あとは、パスタですかねぇ」

撫子「いや、まぁあかりちゃんの好きにしていいよ。私はカルボナーラにしようかな」

あかり「うーん、いろいろあって迷います。撫子お姉ちゃん何かおすすめはありますか?」

撫子「このイカ墨のスパゲッティがなかなか美味しいよ」

あかり「イカ墨。あかりイカ墨は初めて食べます」

撫子「そう。じゃあためしてみるといいよ」

あかり「はい!」

十数分後

あかり「あっ、ピザが来ましたね」

撫子「すみません。お皿2つお願いします」

「はい、わかりました」

あかり「結構大きいですね」

撫子「うん、多いんだよ。ここは」

「お皿です」

撫子「ありがとうございます。じゃあ食べよっか?」

あかり「はい!」

あかり「わぁー美味しいですね!」

撫子「でしょ?」

あかり「うふふ」

撫子「そんなに美味しい?」

あかり「いえ、あかり今幸せなんです」

撫子「美味しい料理を食べられて?」

あかり「はい、撫子お姉ちゃんと一緒に」

撫子「そっか」

あかり「パスタも来ましたね」

撫子「うん」

あかり「わぁー、イカ墨スパゲッティって本当に真っ黒なんだ!」

撫子「最初見たときはびっくりするよね。イタリア人はこんなの食べてるんだって。でも、日本人も海苔とか食べてるんだけどね」

あかり「た、確かにそうですね。じゃあ食べてみます。いただきます」

撫子「……」

あかり「……美味しい!」

撫子「よかった」

あかり「本当に美味しいです!びっくりしました。イカ墨パスタがこんなに美味しいなんて」

撫子「まぁ、イカ墨が服にはねないように気をつけて食べてね」

あかり「はい、黒くなっちゃいますもんね」

撫子「しかも、生臭くなっちゃうから」

あかり「気をつけます」

撫子「うん。カルボナーラ美味しい」スルスル

あかり「……」

撫子「ん?どうしたの?」

あかり「い、いえ、その。カルボナーラ美味しそうだなって」

撫子「そう?じゃああげよっか?」

あかり「ええ!悪いですよ!」

撫子「いいって、口開けて」

あかり「ええ!しかも撫子お姉ちゃんのフォークで!?(これじゃあ、撫子お姉ちゃんと関節キスだよぉ)」カァ

撫子「いいから」

あかり「……」ドキドキ

撫子「はい、あーん」

あかり「」パク

あかり「」モグモグ

あかり「美味しい!美味しいです!」

撫子「そう。よかった。ふふふ」ニコ

あかり「」ドキッ


撫子「食べ終わった?そろそろ出ようか?」

あかり「はい!」

「会計は2300円になります」

撫子「じゃあ、これで」

あかり「えっ!あかりも払います」

撫子「いいって、ここは撫子お姉さんに任せて」

あかり「悪いですよ!」

撫子「今日一日なにもお姉さんらしいことできないのはこっちが悪いから。だからお願い」

あかり「そうですか……じゃあお言葉に甘えて」

「またのご来店をお待ちしています」

撫子「ふぅー食べた食べた」

あかり「ごちそうさまでした。とっても美味しかったです!」

撫子「そっか、あかりちゃんに喜んでもらえてよかったよ」

あかり「はい!じゃあ次どこ行きますか?」

第55話 あかりとデート5 撫子がリード 終わり

第56話 あかりとデート6 告白

撫子「あかりちゃんが予定してくれた水族館でいいんじゃない?」

あかり「そ、そうですか。ありがとうございます」

撫子「じゃあ行こうか」

水族館

あかり「ここ、小さい水族館ですけどあかり好きなんです」

撫子「うん、場所も地味なところにあるから、なんであかりちゃんが行きたがるのか不思議だったんだ」

あかり「ふふふ、おすすめの場所教えちゃいます」

撫子「楽しみ」

あかり「ここは、海水魚エリアです。よくわからないんですけど、海の魚って大きいですよね」

撫子「そうだね」

あかり「次行きますか?」

撫子「うん」

あかり「ここは、熱帯魚エリアです。熱帯魚は綺麗で見栄えがいいですよね」

撫子「それは、ネオンテトラだね。熱帯のメダカらしいよ。それぐらいいっぱいいるんだって」

あかり「へぇー撫子お姉ちゃん物知りですね!」

撫子「んん、まぁね」

あかり「じゃあ、取って置きの場所にいきますか」

撫子「あら、まだあったの?」

あかり「はい!」

あかりが撫子を連れて行ったところは、水草のみがおいてあるスペースだった

撫子「えっ、ここがあかりちゃんのおすすめ?」

あかり「はい!」

撫子「ここ、水草しかないけど……水族館って言ったら普通はメインは魚だよね?」

あかり「はい、メインは魚だと思います。でも、あかりは水草さん達が好きなんです」

撫子「なんで?」

あかり「お魚さんって動物だから酸素がないと死んじゃうじゃないですか?」

撫子「うん、そうだね」

あかり「その酸素を作ってくれるのがこの水草だっていうのを聞いてから、あかり水草さん達が好きになったんです」

あかり「表舞台には立たない。だけど、なければいけない存在。縁の下の力持ちっていいますけど、あかりそんな頑張ってる水草さんが好きなんです」

撫子「そうなんだ。あかりちゃんはすごいね」

あかり「えっ!?」

撫子「普通の人は気づかないようなところに目がつくっていうか、教室の花瓶の水とか変えるタイプでしょ?」

あかり「えー!なんで知ってるんですか!?」

撫子「ふふ、本当にそうだったとは、ごめんねカマかけて」

あかり「もぉ」

あかり「……」

撫子「……」

撫子「それにしても、あかりちゃんは優しい子なんだね」

あかり「えっ」

撫子「私のために、今日の日程考えてくれて、ここまで楽しませてくれて、私幸せだよ?」

あかり「そ、そんなの……(ああ、やっぱり、あかりは撫子お姉ちゃんことが好きなんだ……)」

あかり「撫子お姉ちゃんのことが好きだからに決まってるじゃないですか!」

撫子「うん、私もあかりちゃんのこと好きだよ」

あかり「ちがうんです!あかりの好きはそういう好きじゃなくて……」

撫子「えっ!?もしかして」

あかり「はい、おかしいですよね……女同士なのに」

撫子「ううん、おかしくはないと思うよ」

あかり「えっ!?じゃあ、あかりの気持ちに答えてくれますか!?」

撫子「ごめん、それは無理……」

あかり「…………やっぱり、そうですよね……」

撫子「現段階ではね」

あかり「え、現段階ってどういう意味ですか?」

第56話 あかりとデート6 告白 終わり

第57話 あかりとデート7 3年待てば

撫子「あかりちゃん、現段階ではまだ中学1年生でしょ?」

あかり「はい」

撫子「私は高校3年生なの、だから付き合うわけにはいかないな」

あかり「それは、あかりと撫子お姉ちゃんの年齢が5つ離れているのはいつまでたっても同じじゃないですか!」

撫子「そうだね。でも、私が言いたいのはそこじゃない。私が中学生に手を出すわけにはいかないってことなんだよ」

あかり「えっ、じゃあ」

撫子「あと、3年待ってくれる?私もあかりちゃんのこと好きだから」

あかり「はい!あかり、撫子お姉ちゃんのためなら3年でも5年でも待ち続けます」

撫子「そう。あかりちゃん、ごめんね」

あかり「いえ、希望が見えるだけありがたいです」

撫子「じゃあ、そんな強いあかりちゃんにご褒美」チュ

撫子はあかりのおでこにキスをする

あかり「あ///」

撫子「ふふ、今日みたいなデートならいつでもしてあげるから」

あかり「は、はい///」

帰り道

あかり「今日はありがとうございました。とっても楽しかったです」

撫子「そっか、じゃあまた今度いつでも誘ってくれていいから」

あかり「はい!」



それから1年半が経った

京子「あー、私達もとうとう卒業かー」

結衣「そうだね。あかりとちなつちゃんだけごらく部に残ることになるけど、2人でやっていける?」

ちなつ「はい!大丈夫だよね?あかりちゃん」

あかり「うん!高校生になっても仲良くしてね!」

京子「おう!高校生になっても私達の仲はなくならないぞ!まぁ、私と結衣はそれ以上の仲になってしまったけどな!」

結衣「京子……恥ずかしいって」

京子「なにをぉー」

結衣「あかりは好きな人とかいないの?」

あかり「いるよ。でも、あと一年待たないとあかりの恋は成就しないの」

結衣「?よくわかんないけど頑張ってね」

あかり「うん!」


さらに、1年後

ちなつ「あかりちゃん、今日で卒業だね!」

あかり「そうだね!でも、ちなつちゃんも結衣ちゃんと京子ちゃんと同じ高校に進むからよかったよぉ、また4人で遊べるね!」

ちなつ「そうだね。そういえば、気になってたんだけどあかりちゃんの好きな人って誰なの?」

あかり「それはね……」


ちなつ「えぇ!そんなことがあったんだ!でも、私応援してるよ!撫子さんと付き合えればいいね!」

あかり「うん!」

桜並木は満開の桜でうめつくされている、そこを下校するちなつとあかり。あかりの視線の先にある人が見える

撫子「……」

あかり「あっ!!撫子お姉ちゃん!」

ちなつ「私はおじゃま虫かな。バイバイあかりちゃん。また高校で!」

あかり「ありがとう。ちなつちゃん。あかり、最後の決戦に行ってくるね」

ちなつ「うん、頑張ってね」


撫子「あかりちゃん……」

あかり「撫子お姉ちゃん……」

撫子「まずは、卒業おめでとう」

あかり「ありがとうございます」

撫子「そして、ひとつ聞きたいことがあるんだ」

あかり「何ですか?」

撫子「まだ、私に対する気持ち、変わってない?」

あかり「はい!あかりはまだ撫子お姉ちゃんのことが好きです!」

撫子「そっか……」

撫子「長く待たせてしまったね。じゃあ、行こうか」

あかり「それって」

撫子「私も好きだよ。あかりちゃん。付きあおう」

あかり「はい!!」

第57話 あかりとデート7 3年待てば 終わり

書き忘れましたが、これであかり編は終わりです

第58話 増える花子 2 前編

ダシダシ

櫻子「うーん、朝かぁ」

ナンデダシ!

櫻子「なんかうるさいなー」

ダシダシ、ヨジヨジ

櫻子「って、あれ!?花子が小さい!」

ダシダシ

櫻子「小さい花子がいっぱいいる!?」

ヨジヨジ

櫻子「あっ、登ってきてる!」

サクラコ!

櫻子「なんか言ってる。うん、これは夢だ!寝よう」バタン

ブギャ、モグモグ、スポ

ハナコダシ! ダシダシ

撫子「おーい、櫻子、遅刻するぞー」

ガチャ

ダシダシ、ダシダシ

撫子「またか」

撫子「花子ー」

花子「ん、なに撫子お姉ちゃん?」ショボショボ

撫子「また、増えちゃった……」

花子「まただし……」

ナンデダシ!

花子「しかも今度は櫻子の部屋で増えたし。さらに、今回はちっちゃい」


櫻子「う~ん」

花子「あっ、櫻子が目覚めた」

櫻子「花子、よかった。一人だけだ。しかも大きい」

花子「櫻子、後ろは振り返らないほうがいいし」

櫻子「えっ」クル

ダシダシ、ナンデダシ!ハナコダシ!

櫻子「……寝よう」

花子「そこで寝ようとするなし!」

花子「花子が増えたんだし!しかも櫻子の部屋で。前もこんなことがあったけど覚えてないのかし?」

櫻子「確かに、前も花子が増えてたことがあったような……あれはてっきり夢だと思ってたけど」

撫子「夢じゃないよ。どうやら、大室家姉妹には、増えるという特徴があるみたいなんだ」

櫻子「私は増えたことなくない?」

花子「櫻子が増えたら大変だし」

櫻子「それは、私がうるさいってこと!?ひどくない?」

第58話 増える花子 2 前編 終わり

第59話 増える花子 2 後編

ダシダシ

櫻子「とにかく、これを何とかしないと……」

撫子「一日放っておけば、いなくなるよ。その花子たちは夢みたいなものだから」

櫻子「そうなの?じゃあ、小花子たちとあそんじゃお」

櫻子「ホーレ、ホレー」ツンツン

ヤ、ヤメロシ

櫻子「くぅーかわいいやつだなー花子もこれぐらい可愛げのあるやつだったら可愛いのに」

花子「う、うるさい///あと櫻子がちっちゃい私にちょっかい出してるのなんか気に食わないし」

ハナコダシ!

花子「小花子は花子がもらってくし!」

ウワーン、ウワーン、サクラコー

花子「小花子たちは、櫻子がいいのかし?」

サクラコー

花子「わかったし……今日一日だけだし、櫻子と遊ばせてあげるし」

キャッキャ

櫻子「可愛い奴め」ツンツン

キャッキャ

櫻子「花子、一列に並べ!」

ビシ!

櫻子「おぉーいうこともちゃんと聞くぞ」

櫻子「花子、お手」

バッ

櫻子「おおぉ!」キラキラ

櫻子「花子より偉いぞ」チラ


花子「」ムカッ

ゲシ!

櫻子「痛っ!なにするんだよ!花子!」

花子「なんかむかついたし!」

ヒィィィ、ガシ

櫻子「ほら、花子達も怖がってるだろ」

花子「櫻子はなんで、小花子ばっか可愛がるんだし!」

櫻子「えっ、だって可愛いんだもん」

花子「花子は可愛くないのかし!」

櫻子「うん」

花子「もう知らないし!」バタン

撫子「あらあら、花子怒っちゃったね。私もしーらないっと」パタン

櫻子「なんだよーなー花子?」

ダシ……ダシ……

櫻子「あれ?花子達の元気がなくなってる……花子達、やっぱり花子のそばがいいいのか?」

櫻子「ねーちゃん!花子達の元気がない!」バタン

撫子「え?ああ、やっぱり」

櫻子「やっぱりってねーちゃんなんか知ってんのかよ!」

撫子「小花子たちは花子と櫻子が仲良くしていないと元気がでないんだよ」

櫻子「えっ?そうなの?」

櫻子「花子ー、ごめん、花子も可愛いぞー」

花子「えっ!?」

撫子「全く短絡的な妹ね」

ダシダシ、ヨジヨジ

撫子「あら?花子達、私にもくっついてくるの?」

撫子「そう。確かに私も大室姉妹だったわね」

撫子「花子ー櫻子ー、私も行くよ」

                                       r´ ̄`ヽ
                                          | |λllハ )
                                   ,  ' ´ ̄ ̄ >、| ル゚∀゚ノ
                            / 、   /´/´    `とノ
                                / |  >-  - '       ヘ
                r´ ̄`ヽ            { /_  -   ` ヽ       ヽ_
.      ナンデダシ!   | |λllハ )            ∨'´/ // `ヽ、  ヽ   ノ ヘ
             | ル ゚ヮ゚ノ          〃 ,'L才j   !   ヽ  ヘ /     }
              r´ ̄ ∪と´ ̄`ヽ      ./|/ ∥l λハ | lヽ⌒、 ヽ  ,    〈
  ハナコダシ!     | |λllハ )| |λllハ )       ト、|{ イ:>、  ̄ >ミ、|_>、 '    /
            | ル ゚ヮ゚ノ | ル ゚ヮ゚ノ         .ト{ ( Uj    ん_心|ニハ |   /
            r´ ̄つ ∪ ̄∪ ∪ ̄`ヽ     /| | `''’.    ゝ- 'ノ' /):∨─/
 ナンデダシ!   | |λllハ ) |λllハ ) |λllハ )   .(V|jヽ        、'´/:::/! :ヽ‐       花子ー花子たちいっぱい持ってきたぞー
           | ル ゚ヮ゚ノ| ル ゚ヮ゚ノ| ル ゚ヮ゚ノ    ) Y ,| | ト ` ィ´ フ/:/ | :: :|ヽヽ
        r´ ̄`∪ ∪´ ̄`とノ´ ̄`と r´ ̄`.彡(〃八,イ // /△: | |: :l/j、:|
      | |λllハ ),r!ミノ从从) |λllハ ) |λllハ ) )、イ_/, ィ彡(( l/   ヾ.ヘ:::ハ`r‐'
      | ル ゚ヮ゚ノ/八リ ゚д゚ノi| ル ゚ヮ゚ノ| ル ゚ヮ゚.フ´ , イ´`ノノ  トヾ、   ト,ヽ{、_ソ
      r´∪`と r´ ̄∪ と ̄`ヽ r´ ̄∪./ , イ´ r‐″  ゝヽ)、 ゝィノト、ヽゝイ
     | |λllハ )| |λllハ ) |λllハ ) |λllハ{ゝ)ヽ  ィ´     (__ノ リ   |:| ):)
ダシダシ | ル ゚ヮ゚ノ | ル ゚ヮ゚ノ| ル ゚ヮ゚ノ| ル ゚ヮ゚ノミィ′         ノ  ゝニノ

    ,ノ/ つ ∪ ノ/∪ とノ.つ ̄とr´ ̄と ィ´                 ll|
.   (| |λllハ )| |λllハ )| |λllハ -‐ ´            _ .. -‐''    f|
    | ル ゚ヮ゚ノ | ル ゚ヮ゚ノ | ル ´             _. .-‐ ' ´        }|
   | ̄ ∪∪ ̄ ∪∪rッ´            _..-‐'─|            〈}_
   |         /ヽ /      _ -‐ '__───{            \〈ヾ、
   三三三三三≧'  `ー,- _ ィ===厂    ハ \           ノ{ ヽ
            ``ー ´─────────j :.  \          /  ヘ
                               l  ::.  ::::\          |ー´T´
                            l   :.   ::\        |  |
                               l          ::\      !| イ

第59話 増える花子 2 後編 おわり

第60話 みさきちと未来

未来「みさきちは私の幼馴染だ」

未来「幼稚園のときからの仲だ」

未来「みさきちは昔から意地っ張りなところがあって私も何回か衝突した」

未来「そんな中、みさきちにとって新たなライバルが来た」

未来「花子様だ。花子様はテストは100点、逆上がりもできる、おまけに私に10円も貸してくれた」

未来「みさきちは自分が一番じゃなくちゃ気に入らないらしくて、花子様のことを妬んでいる」

未来「でも、本当に妬んでるだけなのかな?今日はみさきちと遊んでみよう。そして、いろいろと聞いてみよう」

みさき「あら、未来どうしたの?」

未来「みさきち、久しぶりに一緒に遊ぼう」

みさき「いいけど、花子は一緒なの?」

未来「花子様は一緒じゃないよ」

みさき「その、花子様っていうのやめなさいよ!」

未来「うん、わかった。花子ちゃんは一緒じゃないよ」

みさき「そう、花子は一緒じゃないの……」シュン

未来「あれ?一緒の方がよかった?」

みさき「そ、そんなわけないじゃない!」

未来「じゃあ、また後でねー」

みさき「……」

高崎家

未来「みさきちー、遊びに来たよー」

みさき「今行くわ!」

未来「ねえ、みさきちって花子ちゃんのことどう思ってるの?」

みさき「えっ!どうって!その」アセアセ

みさき「ら、ライバルよ!」

未来「でも、花子ちゃんの方がみさきちより優秀だよ?」

みさき「それが気に喰わないのよ!花子のやつ、私より優秀でちやほやされて!」

未来「みさきちも、みんなからちやほやされたかったの?」

みさき「そりゃーそうよ」

未来「ふーん、そうだったんだ。ところで、みさきち、さっき花子ちゃんのこと聞いた時焦ってたよね?」

みさき「あ、焦ってないわよ!」

未来「あっ、今も焦ってた」

みさき「だから、焦ってないって!」

未来「焦ってる、絶対焦ってる!」

みさき「焦ってない!絶対焦ってない!」

未来「むぅー」

みさき「ふん!」


未来「結局その後みさきちは拗ねてしまって、花子様のことをどう思っているのか聞き出せなかった」

未来「また、未来の自由研究が増えたのであった」

第60話 みさきちと未来 終わり


第61話 あかりと大室家 1

あかり「おじゃましまーす」

櫻子「ああ、あかりちゃん。上がって」

花子「こんにちはだし」

あかり「あっ、櫻子ちゃんの妹の花子ちゃん?」

花子「そうだし」

あかり「櫻子ちゃんからお話聞いてるよ。可愛いね」ナデナデ

花子「うっ///」

花子「あの、いきなり撫でないでほしいし」

あかり「あっ、ごめんねぇー」

撫子「いらっしゃい。櫻子、お友達?」

櫻子「うん、あかりちゃん」

あかり「こんにちは、赤座あかりといいます」

撫子「櫻子の姉の撫子です」

あかり「よろしくお願いします。撫子さん」

櫻子「今日は、向日葵がいないからあかりちゃんに勉強おしえてもらいにきた

撫子「まったく、櫻子はいつになったら一人で勉強するのやら、あかりちゃん、櫻子のことうざくなったら遠慮無く殴っていいからね」

あかり「なぐ、そんなことしません!」

花子「櫻子はいうこと聞かなかったら、体で覚えさせるしかないし」

櫻子「私はイヌか!」

花子「似たようなものだし」

櫻子「な、なにー」ぐぬぬ

花子「ちょ、こっちくんなし!」

あかり「まぁまぁ、櫻子ちゃん落ち着いて」

櫻子「あっ、そうだ!今日はあかりちゃんに勉強教えに貰いに来たんだった。花子に構っている暇はないのだ!」

花子「誰がかまって欲しいなんていったし」

櫻子「じゃあ、私の部屋に行こうあかりちゃん」

あかり「うん」

第61話 あかりと大室家 1 終わり

第62話 あかりと大室家 2

櫻子「もー、わかんない!わかんないー!」

あかり「えっ?大丈夫櫻子ちゃん?」

櫻子「ひまわりー」

櫻子「あっ、そうだ。今日はあかりちゃんだったんだ!」

あかり「うん、いいよぉ」

あかり「それで、どこがわからないの?」

櫻子「ここが、答えと違う!」

あかり「あー、それはね。こうやって、こうやって、こうやるの!」

櫻子「あっ、ホントだぁーあかりちゃん凄い」

あかり「えへへー」

数十分後

櫻子「わからないよー」ジタバタ

あかり「えっ?また?」

櫻子「なんでこうなるんだ、ひまわりー」ジタバタ

あかり「あかりは向日葵ちゃんじゃないよぉ」

櫻子「あっ、そうだった。ごめんごめん」

あかり「気にしてないよぉ」

櫻子「おっぱいーー」スカッ

櫻子「あれ?おっぱいがない。あっそうだ!あかりちゃんだったんだ。ごめんごめん」

あかり「もぅー櫻子ちゃんわざとやってるでしょ!?さすがにあかりも怒っちゃうよぉ」

櫻子「ごめんごめん。ついいつもの癖でやっちゃうんだよ」

あかり「それにしても、おっぱいがない!あかりちゃんだったんだ!はひどすぎるよ!」

櫻子「それも、ひまわりと比べてって意味だから!」

あかり「いいもん!あかりは大きくなったらお姉ちゃんみたいに大きくなるんだもん」

櫻子「……」

あかり「あっ……」

櫻子「む、胸の話はやめにしよう」

あかり「うん……」

櫻子「そろそろ、おやつ食べよう、ね?」

あかり「そうだね」

第62話 あかりと大室家 2 終わり

3日開いてしまったので今日中に3本書きます

第63話 あかりと大室家 3

リビング

撫子「……」カリカリ

花子「……」カリカリ

あかり「ねぇ、櫻子ちゃん……お姉さん達勉強してるけどいいの?」

櫻子「大丈夫だよ」

櫻子「ねえ、ねーちゃんと花子。ここで、おやつ休憩していい?」

撫子「ん、ああ、もうこんな時間か」

花子「ホントだし」

撫子「じゃあ、私たちも一緒に休憩する?花子?」

花子「うん」

撫子「櫻子、棚の下に芋チップスがあるから、それ出して」

櫻子「はいよー」

花子「うすしお味だし」

あかり「わぁいうすしお!あかりうすしお大好き!」

撫子「あかりちゃん、うすしおではしゃぐってかわいいね」

花子「かわいいし」

あかり「ううぅ、年下にまでかわいいって言われちゃった……あかり大人のお姉さん目指してるのに……」

櫻子「どんまい!あかりちゃん!」

花子「ごめんだし、あかりお姉さん」

あかり「ううん!いいよ、あかりお姉さんだから許してあげる!」

撫子「じゃあ、そんなうすしおが好きなあかりちゃんにはいっぱいあげよう」

撫子「まだ、うちにはプリングルスがあるから、それも出してきてくれない?櫻子」

櫻子「あいあいさー」

櫻子「それにしても、芋チップスがあると炭酸のみたくならない?」

撫子「そだね」

花子「花子も飲みたいし」

撫子「近所の自販機で買ってくる?」

櫻子「そうしよっか」

撫子「じゃあ私がいってくるよ」

あかり「あかりの分まで悪いです。あかりが行きます」

撫子「いやいや、それこそお客さんに対して悪いよ。あかりちゃんは座ってて」

櫻子「あっ、じゃあ、私とあかりちゃんで行けばいいんじゃない?」

撫子「まぁ、それなら。じゃあお願いできる?」

あかり「はい!」


櫻子「コーラ買ってきたよー1.5Lのやつ」

花子「これでみんなで飲めるし」

あかり「ふふ、よかったね花子ちゃん」

「「「「いただきまーす」」」」

ポリポリ

あかり「わぁい、おいしい!」

撫子「本当にあかりちゃんは芋チップスが好きなんだね」

あかり「はい!大好きです」ポリポリ

花子「(あかりちゃんかわいいし」ボソ

櫻子「ん?花子なにか言った?」

花子「な、なんいも言ってないし!///」

第63話 あかりと大室家 3 終わり

第64話 あかりと大室家 4

櫻子「ふーん、おやつの時間も終わったし、遊ぼうかあかりちゃん!」

あかり「ええ!お勉強は!?」

櫻子「ええ、もうあれで終わりだよ」

あかり「えーそれでいいの!?」

櫻子「宿題は全部やったよ?」

撫子「うん、櫻子にしてはよく頑張った」

花子「櫻子がんばったし」

あかり「(いつも、この家は櫻子ちゃんをどうみてるんだろう……)」

あかり「わかったよ、じゃあ遊ぼっか?」

櫻子「うん!」

花子「あの……」

あかり「なにかな?花子ちゃん?」

花子「花子も一緒に遊びたいし……」

撫子「ほほう」

花子「いい?」

あかり「勿論いいよぉ」

櫻子「花子あまり生意気言うなよな!あかりちゃんは年上なんだからな!」

花子「櫻子こそ、あかりお姉ちゃんに迷惑かけるなし!」

あかり「(あかりお姉ちゃん!)」

櫻子「なにをぉー」ポカ

花子「あっ、殴ったし!何するんだし!」ポカポカ

櫻子「そっちこそ何するんだ!」ポカポカ

ナンデダシ!

ポカポカ

あかり「あぁ~ダメだよぉ~ケンカは良くないよぉ~」アタフタ

撫子「大丈夫だよ、しばらくすれば収まるから」

あかり「ええ?そうなんですか?これケンカじゃないんですか?」

撫子「いつものこと、こう見えて櫻子と花子は仲いいから」

「「仲良くない!」し!」

あかり「ふふふ、本当だ!仲がいい。息ぴったり!」

第64話 あかりと大室家 4 終わり

第65話 あかりと大室家 5

花子「あかりお姉ちゃん、運動がいい?それともトランプがいい?」

あかり「うーん、あかりはどちらでもいいかなぁ。花子ちゃんが決めて」

櫻子「はいはーい、運動がいいー」

花子「櫻子には聞いてないし。でも、運動にしてあげるし。花子が言い出しっぺだから」

あかり「花子ちゃん、ちゃんと自分の言ったこと守るいい子なんだねー」

花子「だし!」

あかり「ふふふ、かわいい。妹がいるってこんなにもいいことなんだねぇ。お姉ちゃんの気持ちが分かった気がするよぉ」

花子「花子もお姉ちゃんが増えてうれしいし。櫻子はどっかいけし!」

櫻子「なんだとー!」

あかり「さ、櫻子ちゃーん、怒っちゃダメだよぉ」

あかり「ほら、なにして遊ぶか考えよう。あかりも運動がいいから」

櫻子「ほう、あかりちゃんも運動がいいのだな」

あかり「う、うん!運動にしようよ」

撫子「(ふーん、櫻子の扱いかたよくわかってんじゃん)」

花子「バランスボールがあるし!」

櫻子「バランスボールは一人用だろ!」

花子「違うし、これを投げて遊ぶんだし!」

あかり「えっ!投げて遊ぶなんて危ないよぉ」

花子「大丈夫だし!バランスボールは柔らかいから、あたっても痛くないし」

あかり「でも、そんなの本当の使い方じゃないから怒られちゃうよ」

花子「撫子お姉ちゃん?」

撫子「今日は、お母さんもいないし、よし!」

櫻子「よし!じゃあ決まりだな!バランスボールドッジボールだ!」

櫻子「それ!行くぞあかりちゃん」ポーン

あかり「わわ!」アタフタ

バチーン

あかり「でかすぎるよぉ」

花子「これが大室家流ドッジボールだし!」

あかり「あかり!花子ちゃんには負けないんだからね!それ!」ヒュ

ポーン

キャッチ

花子「花子は慣れているからこれぐらいキャッチできるし」

あかり「むむ!」

櫻子「ほれ!花子!櫻子様を倒してみろ!」

花子「えい!」ヒュ

スッ、キャッチ

櫻子「変化球でもキャッチできる、この櫻子様の実力を思い知ったか!」

花子「うぐぐ」

それ、ほれ、バチーン、ううぅ

撫子「楽しそうでなによりだなぁ」


あかり「はぁはぁ、もう限界だよぉ」

花子「はぁはぁ」

櫻子「はぁはぁ、あかりちゃんも最後の方は結構慣れてきたね」

花子「うん、結構強かったし」

櫻子「花子はまだチビだからな。もっと大きくならないと話にならないよ」

花子「なんだし!」

花子「牛乳のんで大きくなるし!」

あかり「ふふ」

花子「あかりお姉ちゃん、面白かったし、付き合ってくれてありがとうだし」

あかり「うん、こちらこそ」


あかり「じゃあ、今日はこれで。お邪魔しましたー」

撫子「またきてね」

花子「いつでも大歓迎だし」

櫻子「うん、じゃあまたねー」

あかり「はーい」


あかり「今日は、いっぱい遊べて楽しかったなぁ……あれ!?私櫻子ちゃんに勉強教えに来たんじゃなかったっけ!?」

第64話 あかりと大室家 4 終わり

最近更新が適当になってすいません
忙しいのもあるのですが、なによりも更新が遅くなる原因としてネタ切れ感があります
日常系漫画の作者はネタを考えるのが本当に大変だと痛感させられます
そこで、見てくれている人から、こういうのが見たいという案があれば、反映するかもしれません
随時募集してます

第65話 撫子風邪をひく

撫子「コンコン」

ピピピ

撫子「あー熱あるな38.5℃かぁ」

撫子「さすがに、学校は休むか」

ギィ

花子「撫子お姉ちゃん大丈夫?」

撫子「うん、寝てれば治ると思うよ。だから、心配しないで」

花子「うん」

ガタン

バタン!

櫻子「ねーちゃん!大丈夫か!」

撫子「櫻子の声、頭に響くから、そっとしてくれない?」

櫻子「嫌味を言えるなら、大丈夫だな!じゃあ私は行ってくる!」

バタン!

撫子「はぁ、騒々しい子だ」

大室母「撫子、学校への連絡入れておくからね」

撫子「ああ、ありがとうお母さん」



撫子「なにか作ろう。うどん、カップうどんがあったからそれでいいか」

ずるずる

撫子「カップうどんって結構脂っぽいんだね」

撫子「逆に気分悪くなってきた……」

撫子「寝よう」

夕方

撫子「……」スゥースゥー

ガチャ

花子「……」

櫻子「ねーちゃん大丈夫」

花子「しっ!」

撫子「んん」

花子「あっ、ほら櫻子のせいでおきちゃったじゃん!」

櫻子「ごめんねーちゃん」

撫子「ううん、大丈夫、それより夕ごはん作らないと、今日私の番だし……」フラフラ

櫻子「ねーちゃん!そんなフラフラで夕飯なんて作れないよ!私が作るから」

花子「花子も手伝うから、撫子お姉ちゃんは寝てて!」

撫子「そ、そう。じゃあそうさせてもらうよ」

ガタン

撫子「ありがとう。櫻子、花子」

撫子「私は、なんていい妹達を持ったんだろう……幸せものだな」

撫子「はやく、治さないと……」

撫子「花子……櫻子……」Zzzz


パタン

櫻子「ねーちゃん、大丈夫?おかゆ作ったけど、食べられる?」

撫子「う、うん。櫻子ありがとう。食べるよ」


花子「撫子お姉ちゃん。おかゆ食べられるし?」

撫子「うん、へーき」

パク

撫子「……」モグモグ

花子「どう?」

撫子「(鼻がつまってるから味がよくわからないけど……)」

撫子「おいしいよ」ニコ

花子「……」パァ

花子「よかったし、櫻子!」

櫻子「そうだね!2人で作ったかいがあったな!」

撫子「ありがとう」

花子「うん」ニコ

櫻子「よーし、私達も食べるかー」

花子「また、櫻子のやつがいっぱい作ったからだし!」

第65話 撫子風邪をひく 終わり

ありがとうございます。京子は考えてませんでしたが
ちなつはやろうと思ってました。ただ、今回のあかりと同じようなものしかできないのかなと思いまして
結局マンネリしてしまうのかなと思っています
とりあえず検討してみます

第66話 ノロウィルスの話

めぐみ「あれ?今日撫子休み?」

藍「うん、風邪ひいたんだって」

美穂「あら、撫子休みなの?つまんなーい。でも、風邪大丈夫かな~?」

藍「心配だよね。最近インフルエンザとかノロウィルスとか流行ってるみたいだし」

めぐみ「まぁ、風邪って言ってるからノロウィルスはないんじゃない?」

藍「とりあえず、聞いてみるよ」

メール:from 藍 to 撫子

撫子風邪大丈夫?吐いたりしてない?ノロウィルスが流行ってるらしいから心配で

藍「送った」

藍「あれかかったことある?」

めぐみ「ないね」

美穂「あるよー」

藍「あっ仲間がいた。あれ大変だよね」

美穂「うん、二度とかかりたくないね。」

藍「上から下から垂れ流しで、人間としてのプライドが傷ついたよ」

美穂「本当にその通りー。トイレが私の死ぬ場所だと思ったー」

藍「2日ぐらいは嘔吐とまらなかったかなー」

美穂「えー大変だったねー私は結構軽くて半日で嘔吐はすんだけど」

藍「水を飲んだあとにすぐに戻したときは、あれ?私このまま何も飲めずに死ぬんじゃないって思ったよ」

美穂「上からも下からも出ていくばっかりだからねー脱水症状になっちゃうよねー」

藍「嘔吐が止まっても一週間くらい下痢が続いて、やんなっちゃった」

美穂「ホントホント、ちなみに私は家族から感染った」

藍「私は周りに患者はいなかったのに、いきなり吐いたからびっくりしたよ」

美穂「ホントにいきなりだから困るよねー」

めぐみ「あれ?話についていけない……私は負け組?」

藍・美穂「いや、勝ち組」

美穂「あれは感染しない方がいいよ、正直インフルエンザよりもきついから」

めぐみ「へ、へぇ。そうなんだ、気をつけるよ」

藍「アルコール消毒も効かないみたいだから。徹底的に手洗いとうがいで予防するしかないみたいだよ」

美穂「それで結局撫子はノロウィルスなの~?」

藍「あっ、返信返ってきた」

メール from 撫子 to 藍

大丈夫、吐いたりはしてない。ただの風邪っぽい

藍「大丈夫だって」

美穂「よかった~」

めぐみ「よかったね」

第66話 ノロウィルスの話 終わり

第67話 大室家の朝は早い

大室家は両親共働きの一家である
さらに職場が遠いところにあるため2人とも6時には家を出てしまう
撫子はその時間に引続ように起きる

大室母「それじゃあ、撫子あとよろしくね」

撫子「いってらっしゃい、お母さん」

Q:登校する時間までまだ余裕があると思うのですが?

撫子「これから、洗濯物や朝食作りなどの家事があるんですよ」

Q:大変だと思ったことは?

撫子「そりゃー毎日大変だとおもってますよ 。でも私がやらないといけないことですからね」

そういって、大室撫子は洗濯物を干しに行く

朝7時

ピピピピ

花子「んー」

目覚ましと共に大室花子が起床する

花子「撫子お姉ちゃんおはよう」

撫子「おはよう花子、パン焼いておいたから」

花子「ありがとう」

Q:撫子お姉ちゃんのことをどう思っていますか?

花子「尊敬してるし!いつも家事をやってくれるし、花子より早起きだし」

Q:もう一人の姉の方は?

花子「あっちは尊敬できないし!家事もしない、勉強もできない、花子より遅起きだし」

7時半

大室撫子の登校時間が来る

撫子「櫻子、起きなさい!」

櫻子「んー後5分~」

撫子「もう私行かなくちゃいけないんだから、早くして」

大室撫子に叩き起こされるように、大室櫻子が起床する


Q:大室家で一番遅く起きるそうですが?

櫻子「学校に間に合うんだからいいじゃん!」

Q:……

そんな中大室撫子は登校する

撫子「じゃあ、行ってきます」

花子「いってらっしゃい」

櫻子「いってらっしゃーい」

大室櫻子が朝ごはんを食べ始める頃、大室花子は食べ終わる

櫻子「」ムシャムシャ

そして、8時、大室花子は大室櫻子より一足先に登校する

花子「いってくるし」

櫻子「いってらっしゃい」

8時10分

お向かいさんの古谷向日葵に急かされて、大室櫻子は登校する

向日葵「櫻子ー!時間ですわよー!」

櫻子「今行くー」

バタン

向日葵「ちょっと、鍵閉めていきなさいな」

櫻子「ああ、そうだった」

ガチャ

そうして、大室家の慌ただしい朝は終わる

第67話 大室家の朝は早い 終わり

第68話 京子と大室家 1

ごらく部

それは京子の一言から始まった

京子「櫻子ちゃんちに行ってみたい!」

結衣「へ?」

ちなつ「は?」

あかり「??」

ちなつ「京子先輩、櫻子ちゃんと仲良かったですっけ?」

京子「まだあんまり知らないよ」

ちなつ「じゃあなんで」

京子「だからだよ!」

結衣「なるほどね」

ちなつ「え?結衣先輩はなんでだわかるんですか?」

結衣「京子はいろいろなことに自分から首をつっこむ性格なんだ」

結衣「小さいときはもっとおっとりしてたんだけどね」

結衣「いつの間にこうなったんだか」

あかり「でも、明るい京子ちゃんもあかりは好きだよぉ」

京子「いや~テレますな~」

京子「じゃあ櫻子ちゃんのところに行ってくる」

生徒会

京子「櫻子ちゃーん」

バタン

綾乃「と、歳納京子!な、何か用!?」

京子「ちょっと櫻子ちゃん探してて」

綾乃「大室さんに何か用事があるのかしら?」

京子「櫻子ちゃんと仲良くなりたくてね~」

綾乃「えっ……」

京子「まぁ、ここにいないなら、他のところ探してくるよ~」

バタン

千歳「綾乃ちゃん、どんまいやで~、たぶん歳納さんは純粋に櫻子ちゃんとお友達になりたいだけやと思うから~」

綾乃「そ、そうね……」


京子「櫻子ちゃ~ん!」

京子「ここか!」ガサ

京子「ここか!」ゴソゴソ

ちなつ「京子先輩なにしてるんですか?」

京子「櫻子ちゃん探してるんだよ!」

ちなつ「そんな植木のところにいるわけないじゃないですか」

京子「いやー、もしかしたらかくれんぼしてるかもしれないなーって」

あかり「京子ちゃーん、櫻子ちゃんつれてきたよー」

櫻子「あかりちゃん、歳納先輩が私と会いたがってるって?」

京子「あっ!櫻子ちゃん!」

櫻子「歳納先輩、私に何かようですかー?」

京子「櫻子ちゃん、一緒に遊ばない?」

櫻子「いいですよー」

第68話 京子と大室家 1

第69話 京子と大室家 2

櫻子「それで、遊ぶっていつですか?」

京子「櫻子ちゃんの家にいってみたいな!」

京子「今日じゃだめ?」

櫻子「いいですよ」

櫻子「歳納先輩の家ってうちから近いんですか?」

京子「櫻子ちゃんの家がどこにあるかわからないからなんとも……」

櫻子「あっ、そうですね。私の家は八森町872です」

京子「あーちょっと離れてるなー」

京子「でも、自転車があれば行けるね」

京子「私は七森町だから」

京子「今日はやめて、土曜日の午前授業のときにしようか?」

櫻子「はい、いいですよ」


土曜日

京子「櫻子ちゃん、おまたせー」

櫻子「はい!」

京子「でーなんで結衣までついてきたの?」

結衣「いや、京子1人だと心配だったから」

櫻子「なんでひまわりまでついてくるんだよー!!」

向日葵「櫻子だけじゃ、先輩に迷惑かけるじゃないですの」

京子「ぐぬぬ~」

櫻子「ぐぬぬ~」

結衣・向日葵「(やっぱり、この2人、似たもの同士ね……)」

大室家

結衣・京子・向日葵「おじゃまします」

櫻子「ただいま~」

花子「ひま姉に、……」

結衣「ああ、櫻子ちゃんの友達の船見結衣と」

京子「歳納京子でーす!」

花子「上がってくださいし」

結衣「君お名前は?」

花子「花子だし、です」

結衣「可愛い子だなぁ」

京子「本当にかわいい!櫻子ちゃん!この子だっこしていい?」

櫻子「えっ、どうぞ勝手に」

花子「えっ、ちょっ、うわぁやめ」ジタバタ

京子「へぇ~花子ちゃんって言うんだーかわいいー」ギュゥ

花子「く、苦しいし!」

結衣「ちょっと、京子!花子ちゃんが嫌がってるじゃないか、離しなさい!」

京子「えー、もうちょっとだけー」

結衣「だからやめろ!」

京子「ちぇ、つまんないのー」

花子「うぅ」

結衣「花子ちゃん、京子にいたずらされそうになったらお姉さんにいうんだよ」

花子「はい!結衣お姉ちゃん!」

花子「(京子お姉ちゃんからは櫻子臭がするし、結衣お姉ちゃんはかっこいいし!)」

第69話 京子と大室家 2

第70話 京子と大室家 3

櫻子「じゃあ、歳納先輩に船見先輩。私の部屋に案内します。あっそれとひまわりも」

向日葵「わ、私はついでですの!?」

京子「お邪魔しまーす」

結衣「ここが櫻子ちゃんの部屋か」

京子「あっ、それと私のことは京子でいいよ」

結衣「私も結衣でいいよ」

櫻子「そうですか、じゃあ京子、結衣ここが私の部屋です」

向日葵「ちょっと!櫻子!せめて先輩はつけなさいよ!」

京子「まぁどっちでもいいよー」

櫻子「あっ、すいませんね。京子先輩と結衣先輩ですね」

花子「櫻子はホント礼儀がなってないし。というかバカだし」

結衣「まぁ私もどっちでもいいんだけどね。あかりには普段からちゃんづけで呼ばれているし」

櫻子「花子は出ていけよなー、京子先輩と結衣先輩は私と遊びに来たんだからー」

京子「いや、櫻子ちゃんちに来たかったから、花子ちゃんや櫻子ちゃんのお姉さんとも話してみたいな」

結衣「うん。花子ちゃんもこの部屋にいていいよ。まぁ、花子ちゃんが楽しめるかどうかわからないけど」

花子「結衣お姉ちゃんが居れば楽しいし!」

結衣「それはうれしいな」

向日葵「花子ちゃん、すっかり船見先輩になついてしまったわね」

結衣「ああ、向日葵ちゃんも結衣でいいよ」

京子「そうだぞー向日葵ちゃんともお友達になりたいから、名前で呼んでくれてもいいぞー」

向日葵「は、はい……//それでは、結衣先輩、京子先輩//」

櫻子「恥じらいながらしゃべるひまわり……グッド!」

向日葵「もう、恥じらってませんのよ」

櫻子「じゃあ、何しますか?」

京子「実は櫻子ちゃんたちと遊ぶために、トランプ持ってきたんだー」

櫻子「用意がいいですね!」

結衣「意外と京子は楽しむことに関してだけは手際がいいからな」

京子「向日葵ちゃんと花子ちゃんも参加して大富豪でもやろう!」

第70話 京子と大室家 3 終わり

第71話 京子と大室家 4

京子「それじゃあ配るよー。参加する人返事してー」

結衣「はい」

櫻子「はい!」

向日葵「はい、参加します」

花子「はいだし」

京子「5人ね。ほい、ほい、ほい、ほい、ほい」


京子「配り終わったよー」

京子「どれどれ(なに……!いいカードが全然ない!偏ってるよ!)」

結衣「(おお、安泰だな。というかこれ階段革命起こせるじゃん)」

櫻子「(うほ!私最強!ジョーカーあるじゃん!)」

向日葵「(8が2枚も!8切りがはかどりますわね)」

花子「(3と4と5ばっか、2とKしか強いカードないし……)」

結衣「ルールはどうするんだ?」

向日葵「それ気になりますわね」

京子「う~ん、いつもごらく部でやるときは、8切りはやるとしてJリターン、7渡し、10捨て、階段、縛り、革命となんでもアリなんだけど」

花子「7渡しと10捨てと縛りがわからないし」

結衣「花子ちゃんはどんなルールでやってるの?」

花子「花子は8切りとJリターン、革命だけだし」

結衣「じゃあ、花子ちゃんに合わせようか」

向日葵「そうですわね」

櫻子「花子に合わせるのはシャクだけど、うちで大富豪やるときもそのルールだから、仕方ないね」

結衣「(階段革命はできないけれど仕方ないね)」

京子「(やばい、どんなルールでも勝てなさそう!)」

京子「じゃ、じゃあ始めようかー」

櫻子「はーい」

京子「じゃあ、スペードの3持ってる人」

花子「はいだし」

京子「じゃあ、花子ちゃんから」

花子「そんなルールあるのかし?」

京子「えっ?知らなかった?」

京子「スペードの3はジョーカーを倒せるカードでもあるのだ!」

花子「知らなかったし……」

京子「それじゃあ、花子ちゃんから時計回りに始めよう」

第71話 京子と大室家 4

第72話 京子と大室家 5

花子「(まずは、順当に3から出していくし)」

クローバーの3

向日葵「まずは、3からですわね」



櫻子「むむ、一個飛ばしとは。私も」




…………

ゲーム中盤


結衣「京子スマンな」

Q

京子「……パス」

京子「というか、なんで結衣は私がQ以上のカードないってわかるんだよ!」

結衣「京子の顔つき見ればそれくらいわかるよ。というか、ハッタリだったんだけど、本当に無いんだな」

京子「ぐぬぬ」

櫻子「(おお、京子先輩が最下位になるかもしれないね。チャンスだ)」

花子「むむぅ、パスだし」

向日葵「仕方ないですわね。私が出しますわ」

A

櫻子「(ここで、ジョーカーを使うべきか、迷うけれど、2が出てからでも遅くないかも)」

櫻子「パス」

結衣「そうか、じゃあ私が出すよ」



櫻子「キター」

JOKER

第72話 京子と大室家 5 終わり

第73話 京子と大室家 6

結衣「出されてしまったね。でも、櫻子ちゃん、読みが甘かったみたいだよ」

花子「は!こ、これだし!!」

スペードの3

櫻子「なに花子3なんて出してるの?JOKERだよ?」

京子「スペードの3はジョーカーへの切り札だよ」

櫻子「な、なにー!!」


花子「ぐっ!」

花子「これで花子も上がれるし!」

4のペア

向日葵「私もあがりですわ」

9のペア

櫻子「ぐぬぬ、ない……!」

結衣「私もこれで上がりかな」

1のペア

京子「ない……」

結衣「京子VS櫻子ちゃんか」

京子のターン

櫻子の手札

6,7,10,J

京子の手札

5,6,7,9,10

京子「(今まで出てきたカードを観察した結果、Q以上は残っていない。そして、Jがひとつ残っている。つまり櫻子ちゃんが持っているね)」

京子「(逆に4以下のカードも残っていない、つまり、5を持っているかぎり、Jリターンが来たら私の勝ち)」

櫻子「(う~ん、一番強いカードがJがリターンすることを考えると、10しかないんだよな。順当に10から出していこうかな)」

京子「よし、これだ」



櫻子「とりあえず、掛けだ」

10

京子「パス」

櫻子「ふふふ、京子先輩には負けませんよ!」

京子「それはどうかな~、なんなら櫻子ちゃんの持っているカード当ててあげようか?」

櫻子「えっ?そんなの分かるんですか?」

京子「私は捨ててあるカードもちゃんと見てるからね」

京子「櫻子ちゃんの手持ちのカードは、ダイヤの6とハートの7、そして、スペードのJでしょ?」

櫻子「なっ!」


京子「どうやら本当だったみたいだねー」

結衣「京子は大富豪強いからな。捨てカードを全部把握するなんて常人技じゃないよ」

櫻子「でも、分かったところで、どうなんです?」

櫻子「京子先輩はQ以上のカード持ってないのだから、私がJだしたらその時点で負けですよ」

櫻子「それじゃあ私の番ですね」

はーとの7

京子「うん。いいよ」



櫻子「じゃあ、出しますよ」

スペードのJ

櫻子「京子先輩、パスでしょう?」

京子「いや。櫻子ちゃん、残念だけど、Jはリターンするんだよ。だから」

櫻子「!!」



櫻子「……パス」

京子「ごめんね」

10



京子「あがり」

櫻子「さ、最下位……」

花子「どんまいだし」

結衣「櫻子ちゃん、相手が悪かったんだよ」

京子「いや、この京子様の戦略がすごかったんだよ」

結衣「あんたはだまりなさい」

京子「はい」

櫻子「まぁ、こういうときもありますわ……」

第73話 京子と大室家 6 終わり

第74話 京子と大室家 7

櫻子「大富豪も終わったし、おやつにしますか?」

京子「やっほぉー」

結衣「京子はみさかいなさすぎ。本当にもらっちゃっていいの?」

京子「うぅ」

櫻子「はい。大丈夫ですよ!」

花子「花子もみんなと一緒に食べたいし!」

向日葵「そういえば、家にクッキーがあったんですわ。持ってきますね」

櫻子「おっけーありがとうひまわり。大好きだよ」

向日葵「も、もう///」

リビング

撫子「あれ?今日はいっぱいきてるね。2階が騒がしいと思ったけれど」

京子「こんにちは、櫻子ちゃんの友達の京子です!」

結衣「私は船見結衣です。ご迷惑かけます」

向日葵「ちなみに2人とも、私達の一個上の先輩なんですよ」

撫子「へー、櫻子も先輩と仲良くなれてよかったね」

撫子「(京子ちゃんの方、櫻子っぽいというかなんというか)」

櫻子「うん!」

京子「まぁ、私のおかげさ!」

櫻子「そうですな!」

HAHAHA

撫子「(この二人、凄い似ているのね……だから、ひかれあったのかも)」

向日葵「おやつ持ってきたので、食べてください」

撫子「ああ、ありがとう。うちにも芋チップスとコーラがあるから、飲んでいくといいよ」

京子「大室家は、のりしお味なんですね!」

撫子「櫻子がのりしお味好きだからね。私はコンソメ派なんだけど」

櫻子「あかりちゃんはうすしお味が好きなんだけれどね」

結衣「そうだね、昔からあかりはうすしお派だったよ」

撫子「あかりちゃんを知っているの?」

京子「私と結衣とあかりとちなつちゃんっていう子がいるんだけれど、同じ部活なんです」

花子「ちなつさんの話題はたまに櫻子から聞きます」

向日葵「うちにも来たことがありますしね」

花子「今度はあかりお姉ちゃんとちなつお姉ちゃんも一緒に連れてきてくださいだし」

第74話 京子と大室家 7 終わり

第75話 京子と大室家 8

結衣「わざわざ、お菓子まで用意してもらってありがとうございます」

撫子「いえいえ、お構いなく」

櫻子「じゃあ、食べよう!」

ポリポリ

京子「向日葵ちゃんの持ってきたクッキーも食べよう」

京子「カントリーマアムだね」

向日葵「はい」

花子「」ボリボリ

櫻子「」ボリボリ

撫子「」ボリボリ

京子「う~ん、ココア味が好きなの?」

向日葵「大室家はみんなココア味が好きみたいですよ」

撫子「うん」ボリボリ

京子「私はバニラ味」

結衣「私も」

向日葵「私もバニラ派ですわね」

櫻子「むむ!ココアの魅力がわからないとは!」

櫻子「特にひまわり!」

向日葵「な、なんで私だけですの!」

ギャースギャース

撫子「また、始まった」

京子「櫻子ちゃんと向日葵ちゃんっていつもこんなかんじなんですか?」

撫子「うん、そうだよ」

花子「たくさん喧嘩してるし」

結衣「でも、仲良さそう」

京子「喧嘩するほど仲がいいって言うしな」

撫子「そうだね」



京子「今日はありがとうございましたー」

結衣「どうも失礼しましたー」

向日葵「私もこれにて失礼しますわね」

櫻子「はい、また来てくださいねー」

櫻子「ひまわりはもう来んな!」

向日葵「な。なんですの!お見送りのときまで」


バタン

撫子「櫻子」

櫻子「ん?」

撫子「いい、先輩を持ったね」

櫻子「うん!」

第75話 京子と大室家 8

京子と大室家はこれで終わりです

第76話 高校生組 年越し旅行 1

藍「ねぇ、撫子。年末年始に美穂とめぐみと温泉旅行行こうと思ってるんだけど、撫子も行かない?」

撫子「年末年始は暇だけど、うん、まぁいいよ」

藍「やった!!撫子も行くってさー」

めぐみ「いえーい」

美穂「やったー」

撫子「予算は?」

藍「一泊二日で、7000円」

撫子「そのくらいなら、お小遣いでなんとかなりそうね」

藍「じゃあ、決定でいい!?」

撫子「うん」

撫子「(唐突な話だけど、なんか押し切られてしまった……)」


大室家

撫子「というわけで、大晦日から元旦にかけて友達と旅行に行きます」

大室母「そう、まぁもう高校2年生だから、大丈夫でしょう」

大室父「気をつけていってくるんだぞ」

櫻子「えー、姉ちゃん旅行行くの~ずるい~」

花子「若干羨ましいし」

大室母「まぁ、今度家族で行きましょう!都合を合わせて」

大室父「そうだな」



当日

藍「撫子ー」

撫子「ああ、藍早いね。みんなは?」

藍「めぐみと美穂はちょっと遅れるってさ」

藍「まぁ、鈍行列車でいくから、時間は気にしなくてもいいよ」

撫子「そうだね」

めぐみ・美穂「ごめん、遅れたー」

藍「じゃあ、行こうか」

めぐみ・美穂・撫子「うん」

第76話 高校生組 年越し旅行 1 終わり

第77話 高校生組 年越し旅行 2

撫子「小じんまりとしたところでいいところだね」

藍「そうだね。撫子こういうところ好き?」

撫子「うん。温泉街って感じだね」

めぐみ「ほら、撫子ー温泉まんじゅうがある」

撫子「ああ、あとで食べようね」

美穂「やーん、温泉卵も美味しそうー」

藍「温泉卵は温泉で暖めたからわかるけれど、温泉まんじゅうってなんだろうね」

撫子「うん、謎だよね」

藍「地図だとここなんだけれど、あれ?見つからないな~」

美穂「え~ちょっと見せて?」

美穂「この通りじゃなくて、ひとつ西の通りだよー。だからひとつ前の通りを左に曲がって、右に曲がれば」

撫子「美穂は凄いね」

めぐみ「美穂って地理感あったんだ」

美穂「えー普通だよー」


めぐみ「ついたー」

撫子「ここが今日泊まる民宿ね」

藍「温泉付きだよ!」

美穂「温泉大好き~」

撫子「とりあえず、チェックインしようか」

藍「うん!」


部屋

めぐみ「ここが部屋ね!結構いい感じ」

美穂「やーん、川が見える~」

撫子「川のすぐ側だからね」

藍「じゃあ、荷物も置いたところだし、温泉入りに行く?」

撫子「そうだね」

第77話 高校生組 年越し旅行 2 終わり

第78話 高校生組 年越し旅行 3

温泉

めぐみ「わ~凄い!見てみて撫子ー露天もあるよ~」

撫子「めぐみはしゃぎ過ぎ、すべると危ないよ」

藍「うん。じゃあ入ろうか」

美穂「や~ん、すてきなお風呂。しかも貸切ー」

めぐみ「時間も早いからね」

藍「民宿の割にこってるよね」

撫子「そうだね」

お風呂

プカプカ

撫子「(それにしても……)」

藍「♪」ボン

めぐみ「ふんふんふ~ん」ボン

撫子「(藍とめぐみの胸でかいなぁー)」

美穂「~~♪」チョッピリ

撫子「(どうしたら、あんなにでかくなるんだろう)」ペターン

撫子「(美穂もさりげなく私よりはあるし……)」ズーン

撫子「(揉んだりすると、大きくなるって)」モミモミ

美穂「ん?撫子ー?なにやってるの?」

撫子「ハッ(み、見られていた)」カァー

美穂「ねぇー、そんなに胸揉んでもらいたいなら私が揉んであげようかぁ」ニヤニヤ

めぐみ「えー?なになに?」

藍「えっ?撫子、胸揉んでほしいの?」

撫子「そ、そういうわけじゃないわよ///」

美穂「うんうん、揉んで大きくしようとしてたんだよねーわかるー。ここには大きい人いっぱい居るからねー」

撫子「み、美穂は違うでしょう!」

美穂「え~別に私気にしてないしー」

美穂「というわけで、揉んじゃえー」

めぐみ「え~ずるい、私も撫子の胸もみたい」

藍「えっ?ちょっとダメだよ!私が揉むんだから!」

撫子「ちょっ!ちょっとやめっ、やめてー!!!」

第78話 高校生組 年越し旅行 3 終わり

第79話 高校生組 年越し旅行 4

お風呂上がり

撫子「ふぅーひどい目にあった」

藍「あはは、ごめんね。撫子」

めぐみ「ごめん」

美穂「ごめんねー」

撫子「美穂は反省してなさそう」

美穂「えーそんなことないよー」

藍「18:30から食事だって」

めぐみ「はいよー」

撫子「ふふ」

めぐみ「えっ!?なんで笑ったの?」

撫子「めぐみのはいよーがちょっと間抜けに聞こえて」

藍「はは、確かにー」

美穂「めぐみってたまにそういう面白いこと言うよね」

めぐみ「えっ!?そんなにおもしろかった!?」

撫子「ごめんごめん」

食事

めぐみ「わぁー蟹鍋だあーおいしそう!」

美穂「ホントだー」

藍「やった!私蟹好きなんだ」

撫子「私も好きだよ」

藍「よかった」

撫子・藍・めぐみ・美穂「いただきまーす!」

モグモグ

藍「おいしー」

撫子「あっ、この惣菜も美味しい」

めぐみ「漬物も美味しいよ」ボリボリ

美穂「めぐみおっさんみたいー」

撫子「あはは」

藍「あはは」

めぐみ「えー、また私いじり!?」


撫子「さぁ、鍋に入りますか」

藍「そうだね」

めぐみ「そうですな」

美穂「うん」

藍「おいしー」

撫子「美味しいね」

めぐみ「うまい!」

撫子「おっさんか」

めぐみ「えっ、また!?」

美穂「やーん、本当に美味しい!」

藍「ふぅー美味しかった」

めぐみ「そうだねー」

撫子「食べた食べた」

美穂「ごちそうさまでした」

第79話 高校生組 年越し旅行 4

第80話 高校生組 年越し旅行 5

部屋

藍「さぁー後は年越しを待つだけね」

撫子「紅白派?ガキ使派?」

めぐみ「私はガキ使」

美穂「ガキ使ー」

藍「私もガキ使派かな?撫子は?」

撫子「私もガキ使派、家では親達が紅白見るからそれに合わせるけれどね」

藍「まさかの全会一致」


ででーん、全員 OUT

撫子「ぷははは、いや、ジローラモはひどいでしょう」

藍「あははは」

美穂「ふふふ」

めぐみ「ぶっはははは。滑舌」

撫子「ねぇ、提案なんだけどさ、私達も笑っちゃいけないやらない?」

藍「いいね。面白そう」

美穂「賛成」

めぐみ「えー私、笑いやすいからやめてよー」

撫子「多数決ね」

TV「あなたの男のソファーから加齢臭がするんだよ!」

撫子「うっ(や、やばい)」

藍「……」

美穂「……」

めぐみ「くっ、ぷ、ぷ、ぷくく」

撫子「ぶはっ!」

美穂「めぐみ、撫子 OUTー」

撫子「ちょっ、めぐみにつられて笑った私も!?」

美穂「そうだよ」

美穂「よし、おしりビンタするからねー」

美穂「あっ!それよりも胸がいいー?」

撫子「おしりにしてください」

パーン

撫子「痛!!」

パーン

めぐみ「いったぁー!!」

その後も

ででーん

めぐみ「ぶっはっははっはは!!」

撫子「ぶは」

藍「ぶ」

美穂「くっ」

美穂「全員OUTね」

撫子「めぐみっ、おっさんっ!」

めぐみ「だ、だからおっさんじゃないって!!私弱いのこういうのに!!」

美穂「じゃあ、私が撫子から藍まで叩くから、私のことは撫子が叩いてね」

撫子「容赦しないよ」

第80話 高校生組 年越し旅行 5 終わり

第81話 高校生組 年越し旅行 6

ガキ使も終わり

撫子「ガキ使終わったね」

藍「そうだねーあーおしりが痛い」

美穂「私は意外と手が痛い……」

めぐみ「お疲れ様」ヒリヒリ

撫子「ゆく年くる年でもみて落ち着こう」

藍「うん、そうしよう」

そして、23:59

めぐみ「とうとうね。」

撫子「そうだね」

美穂「や~ん、2012年も終わっちゃうー」

藍「そうだねー」

0:00

撫・藍・めぐ・美「あけおめー!!」

美穂「みんな今年もよろしくー」

めぐみ「最高の年明けだねー」

藍「そうだね。みんなで年越しを祝えるなんて」

撫子「誘ってくれてありがとう。今年もよろしくね。藍、めぐみ、美穂」

美穂「やーんこちらこそ~」

藍「今年もよろしくーみんな」

めぐみ「年も明けて心機一転、私のおっさんキャラも」

撫子「いや、それは変わらない」

藍「そうだね」

美穂「だねー」

めぐみ「な、なんで!?」

第81話 高校生組 年越し旅行 6 終わり

ミス 美穂「や~ん、2012年も終わっちゃうー」
訂正 美穂「や~ん、2011年もおわっちゃうー」

高校生組が2年生のときの話なので一昨年扱いで

第82話 高校生組 年越し旅行 7

A.M.6:30

撫子「」ムクリ

撫子「まだ、6:30か、外は暗い。ということは初日の出見に行けるかも……」

撫子「確か、この旅館の山ちょっと上がったところに東向きの展望台があった気がする」

撫子「行ってみようかな」

ゴソゴソ

美穂「ん~撫子1人でどこ行こうとしてるの~?」ヌッ

撫子「うわ!びっくりした!美穂か」

撫子「ちょっと、初日の出を見に行こうかなと思って」

美穂「それなら、なんで誘ってくれないのよー」

撫子「いや、みんな起こしちゃ悪いなって思って、昨日も遅かったし」

撫子「でも、美穂起きているならいく?」

美穂「うん!もちろん」

撫子「外は寒いから着込んで行かないとね」



美穂「だんだん空が明るくなってきたね~」

撫子「そうだね。道ってこっちであってるんだっけ?」

美穂「大丈夫だよ」

展望台

美穂「ああ、やっぱり寒いな~」

撫子「手袋は?」

美穂「持ってないよ」

撫子「じゃあ私のジャンパーのポケットに手をつっこむ?」

美穂「いいの?やったー」

スポッ

美穂「撫子のジャンパーの中あったかい」

撫子「そう?」

美穂「うん」

撫子「あっ、そろそろ山の端から日の出してくるね」

美穂「そうだねー」

パァー

美穂「わぁー初日の出だぁー綺麗だねー」

撫子「そうだね」

美穂「今日は撫子と一緒に初日の出見れたし。今年はいい一年になりそう」

撫子「私と一緒なのは関係あるの?」

美穂「もちろんあるよー、撫子は大切な人だから」

撫子「……」

美穂「どうしたの?」

撫子「い、いきなり言われると恥ずかしい……」カァー

美穂「あー撫子顔真っ赤」

撫子「違う!これは朝日でそう見えるだけ!」

撫子「そろそろ帰ろう。寒いから」

美穂「真っ赤真っ赤!」

撫子「う、うるさい!」

第82話 高校生組 年越し旅行 7 終わり

第83話 高校生組 年越し旅行 8



撫子「ん、んん」

藍「おはよー」

撫子「ん、おはよ」

美穂「あっ、おはよ~初日の出綺麗だったねー」

藍「えっ!?美穂と撫子、初日の出見に行ったの!?」

撫子「うん、ちょっと早起きしてね」

藍「私も誘ってくれればよかったのに!」

撫子「寝てるの起こすのは悪いなと思って、美穂は偶然起きてたから」

めぐみ「スースー」

撫子「めぐみはまだぐっすりだ」

藍「昨日はあんなにハシャいでたからね」

撫子「めぐみー」

めぐみ「ん、んn……」

撫子「朝だよ」

めぐみ「ああ、朝か……ってあれ!?初日の出は!?」

撫子「見たのは、私と美穂だけ、めぐみと藍は寝てたからね」

めぐみ「えー、誘ってよ~」

藍「そうだよー」

撫子「ごめんごめん。次は誘うから」

藍「次って高3じゃん!」

撫子「あっ、確かにそうだね」

美穂「じゃあ、みんな起きたところだし、朝ごはん食べに行こうよ」

朝ごはん

撫子「和食だね。味噌汁とご飯とお魚という」

めぐみ「ここは和食が美味しいからいいね。昨日の鍋も美味しかったし」

藍「そうだねー」

美穂「私は洋食派だけど、たまには和食もいいものねー」

一同「いただきまーす」

藍「おいしー」

めぐみ「このお味噌汁良い感じだね」

撫子「うん」

藍「鮭の切り身も美味しいよ」

撫子「そうだね」

美穂「ねぇ、朝ごはん食べたらもう一回温泉入りに行くでしょ?」

撫子「じゃないと、温泉旅行に来た意味がないしね、入るよ」

藍「うん、そうだねー、それから、外歩いてみて昨日散策できなかったところいってみようか」

美穂「まぁチェックアウト済ませてからになっちゃうけれどねー」

撫子「一泊二日の旅は忙しいものだね」

藍「そうだねー二泊三日にしておけばよかったよ」

めぐみ「初詣とかもしたいねー」

撫子「ああ、そうだね。そういえば、このへんに神社ってあったかしら」

美穂「ここから、ちょっと坂を上ったところにあるよ。さっき撫子といったところの一歩奥の通り」

撫子「へー、じゃあそこ行こうか」

藍「うん」

第83話 高校生組 年越し旅行 8 終わり

第84話 高校生組 年越し旅行 9

神社

藍「結構、疲れる。ね」ハァハァ

撫子「そうだね」ハァハァ

めぐみ「この階段一気に登ろうとしたのが間違いだったー!」ハァハァ

美穂「えーみんな遅すぎだよぉ」

撫子「美穂、速すぎ」ハァハァ

美穂「私はこう見えて鍛えてるからね」

藍「もうちょっと、頑張れ私!」

撫子「はぁーいやー登った登った」

藍「そうだね」

めぐみ「ちょっとー私が一番ドベー!?」

美穂「言い出しっぺなのにねー」

めぐみ「美穂様おそろしい;;」

藍「それにしても、いい景色ー」

撫子「そうだね。朝日もここで見れたかも」

藍「私に取ってはこれが初日の出?だよ!」

撫子「そっか、見られてよかったね」

藍「うん!」

めぐみ「じゃあ、神社にお参りしてこよっか!?」

撫子「そうだね」

第84話 高校生組 年越し旅行 9 終わり

第85話 高校生組 年越し旅行 10


賽銭箱

めぐみ「ご縁がありますようにって5円を入れるんだよ」チャリーン

藍「私は100円にしよう」

撫子「私は150円」

撫子「ふっ、めぐみは所詮5円しか入れられないのね」

美穂「」チャリーン

500円

パンパン!

撫子「(上には上がいた!)」

美穂「ふふ、それだけ想いが強いってことだよ」

めぐみ「思いの強さはお金じゃないもん!」

撫子「はいはい、恋愛成就恋愛成就!」

めぐみ「も、もう!撫子のバカー!」

藍「ああ、めぐみ怒っちゃったよ」

撫子「ごめんね。めぐみ甘酒買ってあげるから」

めぐみ「ほ、本当に?」

藍「(単純だ……)」

屋台

めぐみ「おいしー。ありがとう撫子♪」

藍「(本当に直った)」

美穂「ねぇー最後におみくじやって行かない?」

撫子「そうだね」

おみくじ

撫子「おお、大吉だ。運がいいね」

藍「私は中吉」

撫子「美穂は?」

美穂「当然大吉だよ」

撫子「(と、当然なのか……)」

撫子「めぐみは?」

めぐみ「き,凶」

藍「ど、どんまい」

めぐみ「金運 お金が逃げる、学業 成績落ちる、恋愛 待ち人来たらず」ブツブツ

藍「(め、めぐみが病んでる……)」

撫子「ま、まぁ元気出しなって、これ以上下がることはないってことだから」

めぐみ「う、うん」

撫子「おみくじがすべてじゃないし、めぐみには私達がいるんだから」

めぐみ「そ、そうだね!」

めぐみ「よぉーし、パワフルなめぐみさんを今年も見せるぞぉー!」

撫子「その調子、その調子」

第85話 高校生組 年越し旅行 10 終わり

第86話 高校生組 年越し旅行 11

藍「この後どこ行く?」

めぐみ「どこ行くって昨日はできなかった温泉街めぐりでしょ!」

撫子「そうだね」

美穂「まだ、温泉卵も温泉まんじゅうもおみやげも買ってないしー」

藍「じゃあ、下の温泉街までおりて行こうか」

美穂「また、競争ねー」

撫子「いや、あれは疲れるから」

めぐみ「ダッシュ~」

撫子「め、めぐみは……」

温泉街

撫子「」ハァハァ

藍「」ハァハァ

美穂「やーん、撫子たちおそーい」

撫子「美穂が速いのよ」

めぐみ「へぇへぇ」

撫子「そして一番乗り気なめぐみはまた最下位」

めぐみ「と、とりあえず、まわって見てみよう」

撫子「そだね」

おみやげ屋

美穂「あっ、ここ温泉卵も食べられるみたいだよ」

藍「温泉まんじゅうもあるね」

めぐみ「おみやげも揃うしとりあえず入ってみようか」

撫子「うん」

店員「あら、可愛いお嬢ちゃん達、旅行?」

藍「はい、4人で年越し温泉旅行を」

店員「あら、そうだったの。ここの温泉はいいからね。ゆっくりしていって」

藍「いえ、一泊二日なんで今日これから帰るんです」

店員「そう、じゃあ昨日のうちに楽しんできたのね」

藍「いえ、でもやっぱり2泊3日にしておけばよかったななんて」

撫子「そうだね、一泊二日はちょっと慌ただしいね」

美穂「本当は中日に温泉街めぐりと温泉にゆっくり浸かりたかった」

藍「温泉卵4つと温泉まんじゅう4つお願いします」

店員「はい」


美穂「やーん、おいしー」

藍「本当に美味しいね」

めぐみ「このとろとろ具合、絶品」

撫子「うん、いい味」

藍「温泉まんじゅうも美味しいよ」

撫子「本当だ」

美穂「美味しい」

めぐみ「食べてる時が一番幸せ」

撫子「めぐみは確かにそんな感じ」

第86話 高校生組 年越し旅行 11 終わり

第87話 高校生組 年越し旅行 12

藍「よし、食べ終わったね。じゃあ、後はおみやげ買って帰るだけだね」

撫子「そうだね」

藍「このお菓子、ここの名産品なんだって」

撫子「へぇ、じゃあ私も櫻子と花子に買っていってあげようかな」

美穂「やーん、このストラップ可愛いー」

めぐみ「俗にいうゆるキャラってやつだね」


めぐみ「ねぇ、向こうに湯釜があるんだって!」

藍「ゆがま?」

めぐみ「源泉が出てくるところだって」

撫子「ここの源泉は熱いらしいからね。見に行こうか?」

藍「うん、あっでもバスの時間には気をつけないとね」

撫子「そうだね」

グツグツ

美穂「すご~い、煮え立ってる!」

撫子「硫黄の臭いもプンプンするね」

めぐみ「すごいねー」

藍「ここで温泉卵を作っていたんだ!ほら!」

撫子「あっ、本当だ」


藍「いそげー」

美穂「私は余裕だけどめぐみが」

めぐみ「はぁはぁ、もう限界……撫子」ハァハァ

撫子「急がないとバスなくなるって」

めぐみ「やっぱり、一泊二日はすごい大変」

バス

藍「ふぅー間に合ってよかった」

撫子「そうだね」

めぐみ「ぜぇぜぇ」

撫子「それにしても、慌ただしかったね」

藍「そうだね。卒業旅行のときは二泊三日にしよう」

めぐみ「えっ、卒業旅行もするの!?」

美穂「私はしたいなー」

撫子「そうだね。卒業旅行もしよう」

撫子「私達も今年から受験生か……」

美穂「速いものだねー高校生活っていうのは」

めぐみ「みんなで合格の卒業旅行になるといいね」

藍「うん、そうだね」

藍「とりあえず、今回は私の提案に乗ってくれてみんなありがとう」

撫子「いやいや、こちらこそだよ」

美穂「うん」

めぐみ「藍が提案してくれたから、みんなで楽しい旅行になったしね。一生の思い出になったよ」

撫子「そうだね。ありがとう藍」

藍「えへへ、どういたしまして」

第87話 高校生組 年越し旅行 12 終わり

第88話 雪かきから始まる雪合戦

櫻子「とうとう冬で毎日雪だね」

花子「うん、外に出たくなくなるし」

櫻子「といっても、雪かきしなくちゃいけないから」

花子「さ、櫻子にしては正論……これだと花子が面倒くさがり屋に見えるし!」

撫子「じゃあ、雪かきしようか」




櫻子「うぅ、寒い!」

花子「当たり前だし!コートきてこいし!」

櫻子「面倒くさい!」

撫子「まぁ、いいや、じゃあ始めようか」

花子「はいだし!」

ザッザ

櫻子「ほうほう、あったまってきたぞ」

花子「雪かきは結構大変な運動だし」

櫻子「はーなこ!」

花子「?」

櫻子「それ!!」バシャ

花子「!!」

花子「なにするんだし!」

櫻子「へへへ~!悔しいならこっちまでおいで!」

花子「ぐぬぬ、櫻子のやつー」バシャ

櫻子「な、なに!雪投げるのは反則でしょ!」

花子「先にやったのはそっちだし!」

バシ、バシ、バシ、バシ

撫子「ちょっと、2人とも雪かき……はぁ、やれやれもう聞いてないか」セッセ

第88話 雪かきから始まる雪合戦 終わり

第89話 撫子さんのデート編

今回の相手>>232

ここは普通に藍

第89話 藍とデート 1

prrrr

撫子「あっ、電話だ。藍からかな」

着信 三輪藍

撫子「藍からだ」

撫子「もしもし」

藍『撫子!』

撫子「藍」

藍『撫子撫子撫子撫子!』

撫子「藍藍藍藍!」

藍『撫子撫子撫子撫子撫子!』

撫子「藍藍藍藍藍!」

藍『撫子撫子撫子撫子撫子撫子!』

撫子「藍藍藍藍藍藍!……ってなにやってるのかしら私達」

藍『ふふ、撫子が珍しくこのノリに乗ってくれてうれしい』

撫子「いや、いつも藍がうれしそうに私の名前呼ぶから私も真似してみようかなって」

藍『学校ではこんな姿見せられないもんね』

撫子「そうだね」

藍『ねぇ、今度の土曜日デートしない?』

撫子「いいよ」

藍『待ち合わせ場所はいつものところね』

撫子「はい、わかった」

藍『じゃあ、楽しみにしてるね』

撫子「うん、私も」

第89話 藍とデート 1 終わり

行く場所安価

>>235

大室家

第90話 藍とデート 2

撫子「あっ、いたいた」

藍「あっ、撫子!」

撫子「ごめん、待った?」

藍「ううん、今来た所」

撫子「じゃあ、私の家に行こうか」

藍「うん!」

大室家

撫子「ただいまー」

藍「お邪魔します」

花子「藍お姉ちゃんいらっしゃいだし」

藍「はい、こんにちは花子ちゃん」

藍「ちゃんと挨拶できて花子ちゃんは偉いね」ナデナデ

花子「も、もう小学2年生なんだから当たり前だし///」

藍「あれ?今日櫻子ちゃんは?」

撫子「ああ、櫻子なら出かけたよ。隣に住んでる向日葵って子と」

藍「そうなんだ」

撫子「じゃあ、私の部屋に行こうか」

藍「うん」

撫子の部屋

藍「撫子の部屋だぁー」

撫子「毎回藍ははしゃぎすぎ」

藍「だってだって、撫子の部屋ってなんかいい匂いするんだもん」

撫子「いいにおい?」

藍「うん、なんかふんわりした匂い。撫子と同じ匂いがする」

撫子「も、もう///」

藍「ベッドに座っていい?」

撫子「いいよ」

藍「わぁーい」ポフ

撫子「あ、なんか飲み物取ってくるよ。お茶とオレンジジュースどっちがいい?」

藍「うーん、オレンジジュースもらおうかな」

撫子「了解」

第90話 藍とデート 2 終わり

第91話 藍とデート 3

藍「撫子のベッド」

藍「撫子の枕」

ポフ

藍「良い香りだなぁ」

藍「私幸せ」

スーハスーハ

藍「ふふ」

藍「……」

藍「さすがにいくら恋人とはいえこれを見られたらひかれちゃう……」

藍「……」

藍「でも、もう少しだけ」

スーハースーハー

バタン

撫子「藍、もってきたよってなにやってんの……?」ジトー

藍「い、いや。これはね。そ、そう、突然眠くなっちゃって、枕が恋しいなぁって」

撫子「そ、そっか」ドンビキ

藍「はっ、やっぱりドンビキされた!」

撫子「そんなことないよ」シレ

撫子「(というか、いつも家にくると藍がそういうことしてるの知ってたし)」

藍「本当に?」

撫子「本当に」

藍「本当の本当?」

撫子「本当の本当」

藍「そっか、ならよかった」

撫子「うん、はいこれオレンジジュース」

藍「ありがと」

チュー

撫子「」ジー

藍「」チュー

撫子「」ジー

藍「///」チュー

撫子「……かわいい」

藍「!!ごふぅ!がはっがはっ!!」

撫子「大丈夫?むせた?」

藍「ごほっごほ!」

藍「もう、撫子のバカ!」

撫子「さっきの仕返し」フフ

藍「も、もぅ……」

第91話 藍とデート 3 終わり

第92話 藍とデート 4

藍「撫子……すきだよ」

撫子「うん」

藍「撫子も言ってよ!」

撫子「だから、そういうのはたまに言うからいいんじゃない」

藍「それでも!というか最近言ってない!」

撫子「わかったよ」

撫子「藍。好き」

藍「撫子!」ギュー

撫子「ちょっと!藍!」

バタ

藍「ねぇ……キスしていい?」

撫子「こんな昼間から」

藍「誰も見てないって」

撫子「下に花子と両親がいるのだけど」

藍「音出さないようにしないとね」

撫子「そうだね」

藍「ん」

撫子「ん」

チュッ

藍「舌入れていい?」

撫子「うん、いいよ」

チュパ、チュパ

藍「撫子の舌美味しい」

撫子「藍の口の中オレンジの味がする」

藍「ふふ」

チュパ、チュパ、チュパ、チュパ

バタン!

「ただいまー!」

撫子・藍「!!」

撫子「櫻子が帰ってきた。まずいやめましょう」

藍「えっ?何で?」

タッタッタッタ

撫子「とにかくどいて!」

バン!

藍「!!」

櫻子「ねーちゃん、ただいまー、友達来てんの?」

第92話 藍とデート 4 終わり

第93話 藍とデート 5

撫子「見ればわかるでしょ」

藍「こんにちは、櫻子ちゃん。藍です」

櫻子「藍さんかぁー、こんにちは」

撫子「もう、櫻子人の部屋はいるときはノックしてよ」

櫻子「そんなにノックが大事かなぁ」

撫子「大事」

櫻子「もしやねーちゃん、藍さんと私に見られちゃまずいことしてたんでしょ!?」

撫子・藍「!!」

藍「(まさか、櫻子ちゃんにバレて!?)」チラチラ

撫子「(いえ、そんなはずないわ……この子バカだから)」チラチラ

櫻子「う~ん、あやしいな~」

撫子「(そんな、まさか櫻子が私達の関係に気づいているなんて)」

撫子「(いや、でもたびたび電話とかで聞かれていたし、その可能性も無きにしも非ず……)」

撫子「(だとしたら、どう誤魔化すか……)」

藍「(櫻子ちゃん、意外と勘が鋭いのね。女の勘というやつかな)」

藍「(私は別にバレてもいいと思うけれど、櫻子ちゃんは撫子の身内だし)」

藍「(ここは撫子に任せましょう)」

撫子「あ、あのね。櫻子?私と藍はそのなんというかね」オロオロ

藍「(撫子が狼狽えてる!!)」

藍「(ダメかもしれない、私がフォローしなくちゃ)」

藍「あの!櫻子ちゃん!」

櫻子「あっ、やっぱり!!」

藍「!!」ビク

櫻子「こんなところでお菓子食べてた!」

櫻子「怪しいと思ったんだよなー、私に隠れてこそこそと」

櫻子「お菓子が1つずつ減ってたし!」

撫子「(な、なんだ勘違いか)」ホッ

藍「(ホッ)」

撫子「そうそう、そういうこと、櫻子の分は取っておいてあるから、1階の納戸の奥にポテチがあるから」

撫子「それ食べてきなさい」

櫻子「えっ!?ちゃんとあるの?じゃあ初めからそう言ってよねー」

撫子「はじめも何もいま来たんでしょう」

櫻子「じゃあいってきまーす」

バタン

撫子「はぁ、まったく人騒がせな子よ」

藍「バレたかと思ったね」

撫子「そうだね。やっぱり、家は居づらいね」

撫子「どこか他のところに行こう」

>>243 行く場所

母校の七森中に顔を出しに行く

第94話 藍とデート 6 

撫子「そうだ、七森中に行こう。久しぶりに」

藍「そうだね」

撫子「さり気なく藍も七森中だからね」

藍「さりげなくって何よ。私ってそんなに存在感薄かった!?」

撫子「いや、3年間クラス別々だったし、高校に入ってからようやく同じ中学出身だってことで絡むようになったのがきっかけじゃん」

藍「まぁ、そうだけど。私は撫子の事知ってたよ」

撫子「えっ!?そうなの?」

藍「だって、生徒会長だったじゃん!」

撫子「あっ、そういえばそうだった」

藍「それに、なんかクールで、体育祭のときもリレーのアンカーでトップで帰ってきて」

藍「他にも成績優秀者で毎回乗ってたりとか」

撫子「へー、藍は昔から私のこと見ててくれたんだね」

藍「うん///」

七森中

撫子「こんにちはーここの卒業生なんですけれど、見学というか訪問いいですか?」

警備員「ああ、卒業生の方?このホルダー下げてね」

撫子「はい」

藍「ありがとうございまーす」

撫子「懐かしいな、七森中。今は櫻子達が通ってるのか、なんか感慨深い……」

西垣「おっ、大室じゃないか!!」

撫子「あ、西垣先生お久しぶりです」


藍「西垣先生だ!」

西垣「それに三輪まで」

藍「えっ、先生私のことも覚えていてくださったんですか?」

西垣「当たり前だろ、可愛い生徒だったからな!」

西垣「爆友に出来なかったのは残念だが」

藍「いや、先生の爆発についていける人はいませんよ」

西垣「それが出来たんだよ!」

撫子「ああ、現生徒会長ですよね。たしか……」

西垣「松本」

撫子「そうそう、松本さん、無口な人だって櫻子から聞いてます」

西垣「松本はいいぞー嫌な顔ひとつせずに私に付き合ってくれるからな」

藍「(それ、嫌って言えないだけじゃ……)」

西垣「で、今日はどうしたんだ?二人で母校に戻ってきて、デートか!?」

藍「い、いや!そんなことありません///」

撫子「普通に母校訪問ですよ、先生にもお会いしたかったですよ」

西垣「そんなこと言われると照れるなー」

藍「(撫子、平然としてて凄いなー)」

西垣「私の最新作見ていくか!?」

撫子「いえ、遠慮しておきます。爆発しそうなんで」

西垣「それがいいんじゃないか!」

撫子「適当にこのへん見て回って帰ります」

西垣「そうか、まぁゆっくりしていきたまえ」スタスタ

藍「なんていうか、昔と変わらないね。西垣先生」

撫子「うん、そこがあの人の魅力だと思う」

藍「そうだね」

第94話 藍とデート 6 終わり

撫子って生徒会長だったのか知らんかった

>>247 私の脳内設定です。基本的にキャラ設定は原作準拠していなくなってきているのでご了承を

第95話 藍とデート 7

藍「どこ行こっか?」

撫子「最初は教室行ってみる?」

藍「そうだね」

撫子「1年2組、ここが櫻子のクラスね」

藍「へぇ、櫻子ちゃんも1年2組だったんだ」

撫子「藍もそうだったんだっけ?」

藍「うん。撫子は確か3組だったよね?」

撫子「うん」

藍「というか、毎年クラス替えやるのに私と撫子って3年間一緒のクラスになったことないよね?」

撫子「そうだね」

藍「高校に入ってから撫子と同じクラスになって私結構うれしかったんだよ」

撫子「なんで?」

藍「なんでって撫子みたいなかっこいい女の子と友達になれたから」

藍「撫子はクラブにも入ってなかったし、中学のときには話掛けづらかったからね」

撫子「それが、今では恋人同士ね」

藍「そ、そうだね///」

藍「これでも撫子を口説くのに必死になったんだよ」

撫子「うん、知ってる。高校2年で同じクラスになったとき、藍が話しかけてきてくれてうれしかった」

撫子「私のことを知ろうとしてくれてうれしかった」

撫子「お店とか紹介してくれたり、一緒に連れて行ってくれたりして楽しかった」

撫子「つまり、撫子さんは見事に藍に落とされちゃったんだね」

藍「えへへ」

撫子「藍、好きだよ」チュ

藍「も、もう//こんなところで……いつもはしてくれないのに//」

撫子「ふふふ」

第95話 藍とデート 7 終わり

第96話 藍とデート 8

撫子「体育館寄っていく?」

藍「いいけれどなんで?」

撫子「ちょっと久しぶりに見たくなって」

藍「いいよ」

体育館

藍「誰も居ないね」

撫子「うん」

撫子「あっ、バスケットボールが転がってる」

撫子「バスケでもやる?」

藍「ええ!?撫子に勝てるわけ無いじゃん!」

撫子「まぁ軽い運動だと思ってさ」

ドンドンドンドン

撫子「じゃあ始めるよ」

藍「わ、わかった」

藍「それ」ダッ

撫子「」サッ

藍「くっ!かわされた!」

撫子「ふっ」スッ

トス、ダンダンダン

藍「くぅー早くも2点入れられた」

撫子「じゃあ、次藍から」

藍「」ドンドンドン

撫子「」ヒュイ

藍「」サッ

ポーン

藍は撫子をかわそうと身を翻したが、それでバランスを崩しボールが飛んでいってしまった

藍「あっ!」

撫子「ふっ」ダッ

藍「くっ!」ダッ

撫子「」キャッチ

撫子「」ダンダンダン

ヒュイ、トスッ

藍「また、撫子に入れられたー!!」


藍「うわぁーまただぁー」


藍「またまたー」


藍「はぁはぁ」

撫子「結局30対0だね」

藍「撫子強すぎだよーバスケ部じゃなかったのに」

撫子「体育の授業でやったから大体分かる」

藍「体育だけで……おそろしい!」

撫子「そろそろ、やめて片付けよう」

藍「そうだね」


体育倉庫

撫子「バスケボールはここに」

藍「いや、こっちの箱じゃない?」

撫子「あっ、そうだね」

教員「ん?なんだここは開いてるじゃないか。締め忘れだな」

ガラガラ、ガチャ

藍「えっ!?」

撫子「まずい閉められた!!」

第96話 藍とデート 8 終わり

第97話 藍とデート 9

撫子「すみませーん、開けてください!まだ、中に人がいるんです!」

藍「開けて下さーい!」バンバン

………

撫子「いっちゃったみたい」

撫子「今日は土曜日だし、誰もこないかも……」

藍「どうしよう」

撫子「落ち着いて考えよう。ここは、七森中。七森中といえば、櫻子の中学校」

撫子「つまり……」

藍「櫻子ちゃんに連絡して助けてもらえばいいわけね!」

撫子「そういうこと」


prrrr

撫子「櫻子?」

櫻子『どうしたのねーちゃん?』

撫子「とある事情から、櫻子の学校の体育館の倉庫に閉じ込められちゃったんだけど」

撫子「開けに来てくれない?」

櫻子『ええ!?大変じゃん!わかった。よくわからないけれど、七森中に行けばいいのね』

撫子「うん、助かる。西垣先生がいたはずだから、西垣先生に事情話して」

櫻子『わかった!向日葵行くぞー』

撫子「あっ、えっと櫻子待って」

櫻子『ん?』

撫子「今どこにいるの?」

櫻子『向日葵と一緒に八森町公園まで来てる』

撫子「じゃあ、30分ぐらいで七森中に来られるね」

櫻子『うん、そうだね』

撫子「よかったね。30分ぐらいで来られるって」

藍「うん、よかったような、残念なような」

撫子「えっ?残念?」

藍「いや、なんでもないよ!」アセアセ

藍「でも、撫子と二人で体育館倉庫に閉じ込められるなんて」

藍「なんかドキドキしてこない?」

撫子「えっ?」

藍「撫子……」ガシ

撫子「えっ?ちょっと。藍!?なにしてるの?」

ドサッ

第97話 藍とデート 9 終わり

大室家がニコニコ百合姫で再開決定だよ!

偶数月の隔月連載だけどね

>>258
本当に楽しみですね。それでは今日の投下分を

第98話 藍とデート10

撫子「あ、藍!ちょっと!!」ジタバタ

藍「うふふ、撫子の唇」

チュ

撫子「ちょ、ちょっとここどこだと、んっ」

藍「撫子のおっぱい」

さわさわ

撫子「こ、こんなところで、誰かに聞かれたら……んん」

藍「大丈夫だって、あんだけ叫んでも誰も来なかったんだよ」

藍「今日はみんないないんだよ」

藍「そんな中で、私と撫子が二人きりで閉じ込められる」

藍「しかも運動した後の汗だくの状態で」

藍「ふぅーくんくん」

撫子「あんっ、ちょっと、腋はくすぐったいよ!」

藍「じゃあ、胸で」クンクン

撫子「胸もくすぐったい……んぅ……」

藍「撫子は敏感だね」

藍「胸のちっちゃさと感度って比例するのかな?」

撫子「う、うるさい!」

藍「ねぇ、撫子。私にもやってよ」

撫子「えっ!?」

藍「私の胸も揉んで」

藍「もう、我慢できないの」ハァハァ

撫子「そ、そんなこと言われても、冷静になりましょう。まず、ここは七森中の体育館倉庫よ」

藍「いいから」

撫子「いつ誰がくるかもわからないの!」

藍「じゃないと、ここで大声出しちゃうかも」

撫子「わかった!わかったから!」

モミモミ

撫子「これでいい?(藍のおっぱい大きいなぁ)」

藍「んん、つ、続けて」

モミモミモミモミ

藍「あん、んん」

藍「ちょっと乳首をいじってくれない?」

撫子「わかった」

コリコリ

撫子「(服の上からでも感じる。藍の乳首が立ってるのが分かる)」

藍「あっ、ああアン!!」

藍「な、撫子にち、乳首、ちくび弄られちゃってるよぉ」

撫子「ねぇ。藍そろそろやばいんじゃ。もうやめていい?」

藍「んん、もっと、もうちょっとでイケそうなの」

撫子「しょうがないなー」

モミモミ

ドンドンドンドン

櫻子「ねーちゃん!そこにいるのか!?」

撫子「まずい、藍!」

藍「う、うん。おあずけかぁ」

撫子「そんなこと言ってる場合じゃあないよ!ちゃんと服着て」

藍「そうだね」

櫻子「今開けるからね!」

西垣「どれ、開けてみよう」

第98話 藍とデート10 終わり

第99話 藍とデート11

ガラガラ

西垣「ん?いないじゃないか」

撫子「(藍、把握服のホズレを直して……!)」

藍「(うん、今やってるから)」

櫻子「ねーちゃーん!藍さーん!」

向日葵「ここじゃないんじゃないですの?」

櫻子「でも、確かにここだって。あっいた!」

撫子「や、やぁ櫻子。助けに来てくれてありがとう」

藍「ありがとうございます」

西垣「おや、2人とも服がホズれているが」

撫子「あっ、あーこれは、暗くて足元が見えなくて転んだ拍子にころんでしまったというか」

西垣「そうか、まぁそういうことにしておこう」

藍「ありがとうございます」

向日葵「難儀でしたね」

撫子「そうだね。いろいろと」

藍「ね。うふふ」

向日葵「??」

櫻子「ねーちゃん救いだしたから帰ろうか」

向日葵「そうですわね」

撫子「もう、夕方か。じゃあ私は藍を送っていくよ」

帰り道

撫子「藍、今日みたいなことはこれっきりにしてね」

藍「う、うん。ごめんなさい。つい暴走しちゃって」

撫子「まぁ、家に誰もいない時は相手してあげるから」

藍「そうだね。私って欲求不満なのかな?」

撫子「でも、そんな藍も好きだけれどね」

藍「ありがとう」

撫子「藍?」

藍「ん?」

チュッ

撫子「ふふ」

藍「撫子ー!!大好き!!」ガバ

撫子「こらこら」

第99話 藍とデート11 終わり

以上で藍とデート編は終わりです

第100話 姉妹で入るお風呂

大室母「櫻子ー、花子ー、撫子ー誰でもいいから先お風呂入ってー」

櫻子「ほーい」

櫻子「ねぇ、花子、久しぶりに一緒に入らない?」

花子「なんでだし!やだし!」

櫻子「ねーちゃんも一緒に入らない?」

撫子「えっ、私も!?」

櫻子「その方が経済的でしょ?」

撫子「櫻子の口から経済的なんて言葉が出てくるとは、まぁいいよ」

櫻子「だってさ、ねーちゃん入るってどうする花子?」

花子「撫子お姉ちゃんも一緒なら入るし」

お風呂

チャプン

櫻子「さすがに家のお風呂で3人はキツイな」

撫子「うん、昔はよく入ったけれどね」

花子「櫻子もっとあっちいけし!」

櫻子「昔みたいに、私の膝に座る?」

花子「絶対やだし!」

撫子「じゃあ、私先洗うね」

櫻子「お背中流しましょう」

撫子「え、ありがとう」

櫻子「いかがですか」コシコシ

撫子「うん、いい感じ」

櫻子「花子も背中流してあげよう」

花子「べ、別にいいし」

櫻子「ほれ、コシコシコシコシー」

花子「うぅー」

櫻子「前も洗ってあげるぞー」

花子「そ、それだけはいいし!」

櫻子「そんなこといわずにー」オラオラ

花子「や、やめろし」ドン

ドタン

櫻子「いってぇ~」

花子「だ、大丈夫かし?」

櫻子「全く花子はー。これでもくらえーザバー」ザバー

撫子「こらこら、2人ともお風呂で暴れない!」

第100話 姉妹で入るお風呂 終わり

第101話 雪まつり 小学生組 1

花子「今日は雪まつりだし!」

櫻子「花子ー!一緒に行くかー?」

花子「今日は未来達と一緒に行くし」

櫻子「そっかー残念だなぁー」

櫻子「(あっ、そうだ向日葵と行けばいいじゃん!)」

花子「じゃあ、行ってくるし」

雪まつり会場

花子「未来、こころ、みさき。待たせてごめん」

未来「わぁい花子様だぁー」ダキ

こころ「花子様来てくれたー」

みさき「なによ!こんな寒いなかみさきを待たせて!」

花子「ごめんだし……みさき」ギュ

みさき「な、なによ!いきなり手を握って!」カァァ

花子「いや、冷えたかなぁっと思ったんだし」

みさき「手袋してるんだからそんなんで温まるわけないでしょ!」

花子「それもそうだし、じゃあ」スポ

スポスポ

花子「これならどうだし」ギュ

みさき「ど、どうだしって///」カァァ

みさき「温かいわね(花子の生の手で握られてる///)」

未来「花子様とみさきち仲いい」スポスポ

こころ「私達も混ぜてー」スポスポ

花子「いいし」

未来「わぁー本当に温かい」

こころ「あったかいね~」

みさき「むぅ……」

花子「じゃあ、そろそろ見るし」

未来「うん!」

第101話 雪まつり 小学生組 1 終わり

第102話 雪まつり 小学生組 2

こころ「わぁーすごい、ネオアームストロングサイクロンジェットネオアームストロング砲だぁー」

花子「いやいや、どうみても雪だるまだし!なんだしその大砲!しかもネオアームストロング2回言ってるし!?」

未来「ほら、花子様ーあっちに滑り台があるよ!」

花子「結構大掛かりだし、花子はやめとくし」

みさき「おもしろそうね!やってみるわよ」ガシ

花子「あっ、ちょっとみさき!」バタバタ

未来「私達も行こうよ」

こころ「うん~分かったー」トコトコ

未来「って、そっち反対方向だよ。こころちゃん!」

みさき「ここが滑り台の上ね!」

花子「ちょっとした丘の上にあるから登るのが大変だったし」

未来「じゃあ、滑りましょう!」

こころ「うーん、滑ろうねー」

花子「そっちは今来たほうの階段だし!?そっちは危ないし!」

みさき「先にみさきがいくわ」ヒョイ

未来「こころちゃん先に行ってもいいよ」

こころ「は~い」ヒョイ

未来「花子様も先にいく?」

花子「いや、花子は最後でいい」

未来「じゃあ、いってきまーす」ヒョイ

花子「ふぅ、花子がジェットコースター恐怖症だなんて言えないし」

花子「さてと、かえろう」

係員「ちょっと、お譲ちゃん、後ろ並んでるから速くいっていって!」ドン

花子「う、うわぁ」

花子「ああああああああああああ」ズサー

グルングルン

花子「あああああああ」ズサー

グルングルン

ボフッ

??「えっ!?ちょっと、危ない!」

花子「終わったし、はぁはぁ、って前が見えない」

第102話 雪まつり 小学生組 2 終わり

第103話 雪まつり 小学生組 3

向日葵「って花子ちゃん!?」

花子「ひま姉!」

花子「こ、怖かったし!ヒッグ!」

向日葵「どういうことかわかりませんが、よしよし。結果オーライですわね」

向日葵「でも、櫻子、いきなり人を突き飛ばして、滑り台の出口に突き飛ばしたのは褒められたことじゃないですわよ」

櫻子「えへへ、ごめんごめん」

向日葵「もう、ちゃんと反省しているのかしら?」

花子「ありがとう、ひま姉、もう大丈夫」

未来「花子様ー大丈夫?」

花子「うん、もう、平気」

こころ「怖かったなら無理しなくてもよかったのに~」

花子「だ、だってみさきが勝手に」

みさき「ご、ごめん……」

花子「う、うん。まぁいいし」

花子「それよりも、あっちの雪像見に行くし」

みさき「う。うん」

未来「いこーいこー」

こころ「いこ~」



花子「今日は楽しかったし」

未来「うん。私も楽しかった」

こころ「誘ってくれてありがとう花子様~」

花子「いや、誘ってくれたのは未来だし!?」

みさき「私も誘ってくれてありがとね。未来」

未来「まぁ、みんな居たほうが楽しいから」

みさき「それと、花子、今日はごめん」

花子「大丈夫だし、逆にあんなのも滑れない花子が不甲斐ないだけだし」

未来「じゃあ。解散しようか」

こころ「うん、またねー」

みさき「またー」

花子「それじゃあ、また学校でだし」

第103話 雪まつり 小学生組 3 終わり

第104話 雪まつり 櫻子と向日葵 1

櫻子「ひまわりー雪まつり行くぞー!」

向日葵「えっ!いきなり来てなんですの?」

櫻子「今日予定あるのー?」

向日葵「特にないですけれど……」

櫻子「じゃあ行くぞー」

向日葵「えっ!ちょっと!!」


向日葵「なるほど、花子ちゃんを誘おうとしたらすでにお友達と行くっていっていたのですわね」

櫻子「そーなんだよ」

向日葵「撫子さんは?」

櫻子「ねーちゃんは興味ないってさ」

向日葵「そうですの」

櫻子「まぁ、子供心を忘れたねーちゃんは放っておけばいいんだー」

向日葵「まぁ、確かに子供向けなのかもしれませんわね。でも、雪像とか結構立派なものもあるのに、もったいないですわね」

櫻子「そうだそうだー!」

ワイワイガヤガヤ

向日葵「つきましたわね」

櫻子「おお!見事な雪だるまがあるぞ!」

向日葵「本当にでかいですわね。どうやってつくったんだろう。重機?」

櫻子「かまくらもある!入ろうよひまわり!」

向日葵「え、ええ」

櫻子「かまくらの中あったかーい」

向日葵「風が遮られる分温かいのですわよね」

櫻子「あっ!かまくらに小さな雪だるまが!私もつくろう」

向日葵「こら!櫻子!勝手に改造しちゃダメですわよ」

櫻子「えーいーじゃんいーじゃん!これだって誰かが作ったものだよ?」

向日葵「まぁ、そうかも知れませんけれど」

櫻子「ひまわりも作ろーよ!」

向日葵「私は遠慮しておきますわ」

櫻子「えー!ケチー!!」

向日葵「わ、わかりましたわ」


櫻子「並んでて仲良しみたい」

向日葵「そうですわね!」

櫻子「でも、私とひまわりは仲良くないけどね」

向日葵「な、なんですの!私だって櫻子となんか!」

櫻子「次はあっちいってみよー」

向日葵「もう、櫻子は人騒がせな人なんですから……」

第104話 雪まつり 櫻子と向日葵 1 終わり

第105話 雪まつり 櫻子と向日葵 2

櫻子「向日葵!このかまくらの上に登ろう!」

向日葵「ちょっと、櫻子はしゃぎ過ぎですわよ」

櫻子「えー、いーじゃん」

向日葵「危ないですしダメですわ」

櫻子「ひまわりのケチ!」ドン

向日葵「あっ、ちょっと。何するんですの!」

向日葵「というか、ここって」

??「うわああああああ!!!」

ボフッ

向日葵「えっ!?ちょっと、危ない!」

花子「終わったし、はぁはぁ、って前が見えない」

向日葵「って花子ちゃん!?」

花子「ひま姉!」

花子「こ、怖かったし!ヒッグ!」

向日葵「どういうことかわかりませんが、よしよし。結果オーライですわね」

向日葵「でも、櫻子、いきなり人を突き飛ばして、滑り台の出口に突き飛ばしたのは褒められたことじゃないですわよ」

櫻子「えへへ、ごめんごめん」

向日葵「もう、ちゃんと反省しているのかしら?」

花子「ありがとう、ひま姉、もう大丈夫」

未来「花子様ー大丈夫?」

花子「うん、もう、平気」

こころ「怖かったなら無理しなくてもよかったのに~」

花子「だ、だってみさきが勝手に」

みさき「ご、ごめん……」

花子「う、うん。まぁいいし」

花子「それよりも、あっちの雪像見に行くし」

みさき「う。うん」

未来「いこーいこー」

こころ「いこ~」

向日葵「ちょうど、花子ちゃんたちち遭遇しましたわね」

櫻子「そうだね」

櫻子「ということで、かまくらの上に」

向日葵「登りませんわよ!」

第105話 雪まつり 櫻子と向日葵 2 終わり

第106話 雪まつり 櫻子と向日葵 3

櫻子「おーい、ひまわりー!おしるこが向こうでもらえるらしいぞ!」

向日葵「そうなんですの?」

櫻子「うん、タダだってタダ!」

向日葵「タダより高いものはないといいますが、この場合無償で配っているんですのね」

櫻子「いこーいこー」グッ

向日葵「あっ!まったく、櫻子ったら強引なんですから」

おしるこ配る場所

子ども会のおばさん「えっ?コップが足りない?まずいわねーまだ、並んでる子がいっぱいいるのに」

櫻子「ん?どーしたんだ?トラブルか?」

向日葵「そうみたいですわね」

櫻子「おばさん、どうしたんですか?」

おばさん「ああ、櫻子ちゃんと向日葵ちゃん。子どもたちに配るおしるこなんだけどね。紙コップが足りなくなっちゃったのよ。どうしようかしら」

櫻子「それなら、私達が買い出しに行ってきますよ!」

おばさん「あら、本当!?それは助かるわ。ちょうど人手不足だったのよ」

櫻子「向日葵、一緒に行くよな?」

向日葵「もちろんですわ!櫻子の積極性もこういうときは役に立つのですわね」

向日葵「(見直しましたわよ、櫻子)ふふ」

櫻子「ん?どうしたんだひまわり、なにかおもしろいことあった?」

向日葵「な、なんでもないですわ!」

おばさん「じゃあ、お金あげるから、これでドラッグストア行ってコップ買ってきて」

櫻子「いくつ必要ですか?」

おばさん「そうね。あと100個ぐらいあれば足りるかしら」

櫻子「わかりましたー!」

櫻子「じゃあ、向日葵行こう」

向日葵「はい!」

第106話 雪まつり 櫻子と向日葵 3 終わり

第107話 雪まつり 櫻子と向日葵 4

櫻子「ドラッグストアは、この道の次の次の交差点にあるね」

向日葵「そうですわね」

櫻子「往復で10分くらいで帰って来れるかな?」

向日葵「買う時間も含めたらそれはきついんじゃないですの?」

櫻子「速く補充しないとおばさんが困っちゃう」

向日葵「櫻子も人を気づかえるようになったんですわね」

ドラッグストア

櫻子「えーっと、紙コップはっと」

向日葵「こっちじゃないかしら」

櫻子「あっ!ポテチあるよ!安い!!激安だよ!200gが98円だって!!」

櫻子「わぁーチョコレートも安い!買ってちゃお」

向日葵「ちょっと、櫻子!当初の目的忘れてません?」

櫻子「へ?」

向日葵「もう?何しにここまで来たんですの?」

櫻子「えーっと、お菓子買うため?」

向日葵「おバカ!紙コップ頼まれてでしょう!?」

櫻子「ああ、そうだったそうだった」

向日葵「速く紙コップ見つけますわよ」

櫻子「ねぇ、このポテチとかチョコとか買ってちゃダメ?」

向日葵「ダメですわ!」

櫻子「自分のお金で買うから!?」

向日葵「まぁ、それなら好きにすればとしか言えませんわね……」

櫻子「やったー!どれにしよっかなー」

向日葵「もう、櫻子がお菓子選んでいる間に私は探してきますからね!」

櫻子「ほーい」


向日葵「まったく、せっかく見なおしたと思ったらすぐあれですわ」ブツブツ

向日葵「やっぱり、櫻子は櫻子ですわね」ブツブツ


櫻子「ひまわり!紙コップあった?」

向日葵「ええ、ありましたわよ。って櫻子そんなに!」

櫻子「まぁ、いいってことよ」

櫻子「じゃあ行こうか?」

向日葵「ええ……」


公園

おばさん「ありがとう、向日葵ちゃん、櫻子ちゃん!これで今日の人の分は足りそうだわ」

櫻子「いえーそれほどでも」エヘヘ

向日葵「櫻子はお菓子買っただけでしょう!?」

おばさん「あら、櫻子ちゃんお菓子買ったの?」

櫻子「ええ、自分のお金で」

おばさん「おしるこ配り終わったら、私達もお疲れ様会やろうと思っていたから、ちょうどよかったわ。そのお菓子も追加してもらえる?」

櫻子「えっ?いいですよ」

おばさん「お金は子ども会から出すから」

櫻子「わぁーい、やったー!みんなと食べるの大好き」

向日葵「なんかすごい結果オーライですわね」

第107話 雪まつり 櫻子と向日葵 4 終わり

第108話 占い師 小学生編 1

下校道

未来「あれ?あんなところに占い屋なんてあったっけ?」

花子「初めて見たし」

こころ「売らない?」

みさき「なにを占ってくれるのかしら?」

占い師「あら、小さいお譲ちゃん達、占いに興味あるのかい?」

こころ「売らない?」

花子「占いだし!」

未来「なにを占ってくれるの?」

占い師「どうも興味あるみたいだね」

占い師「私は恋愛、金運、学業、健康などなんでも占えるのだよ」

こころ「へぇー!よくわからないけれどすごいね!」

花子「(なんか胡散臭いし)」

みさき「恋愛……」

占い師「お譲ちゃん達は小さいし、タダでいいよ」

こころ「タダでいいってさーどうするー?」

みさき「やります!」

花子「やるのかし!?」

占い師「じゃあ、まずはそこのツインテールのお譲ちゃんからだね」

みさき「はい!」

占い師「じゃあ、こっちのお部屋で」

占い部屋

占い師「じゃあ、手を出してくれるかな?」

みさき「こうですか?」

占い師「ふむ、なるほどなるほど」

占い師「これは、いい筋をしている!」

みさき「恋愛ですか!?」

占い師「おや、その年で恋愛をしたいなんておませちゃんだね。私が見たのは健康の線だよ」

みさき「///」カァー

占い師「でも、君が好きな子は女の子のようだね?」

みさき「どうしてそれを!?」

占い師「顔を見ていれば分かる」

占い師「その子は今居た中にいるね」

みさき「は、はい///」

占い師「まぁ、中学生ぐらいまで頑張ればもしかしたら気持ちに気がついてくれるかもしれないよ」

みさき「そこが重要なのに!」

占い師「君のような子は何人も見てきた。がんばるのだよ」

みさき「あ、ありがとうございます」

第108話 占い師 小学生編 1 終わり

第109話 占い師 小学生編 2

みさき「ふぅー」

未来「ねぇ、どうだった!?」

みさき「ど、どうって///」アセアセ

未来「当たってそう!?」

みさき「当たってればいいかなぁ、って何言わせるのよ!」

未来「これは好感触かも」

未来「次私が行ってみるよ」

花子「うん、わかったし(まだ、なんか胡散臭いし)」

花子「本当に、当たってたのかし?」

みさき「な、なによ花子!私の気持ちに気づいてないくせに!!」

花子「??やっぱり、インチキかし?」

みさき「い、インチキではないと思うわ。少なくとも、私の心を読まれたような感じがするし」

花子「そんなにすごいのかし」

占い部屋

未来「さぁ、次は私の番よ」

占い師「やぁ、お譲ちゃん、元気ハツラツな子だね」

未来「ありがとうございます」

占い師「じゃあ、手相を見せてご覧」

未来「はい」

占い師「ふむ、健康は大丈夫そうだね。金運も大丈夫そう。お友達とうまくいっているようだね」

未来「はい、外にいた四人とは友達です」

占い師「その絆は、いつまでも続くみたいだよ」

未来「そうですか、ありがとうございます」ペコリ

占い師「後、恋愛だけどね。君は将来女の子と恋愛することになりそうだね」

未来「えっ?そうなんですか!?相手は?」

占い師「ごめんなさい。そこまでは見えない」

未来「そうですか、でも、最近多いし、大丈夫かな」

占い師「そうなっても、今いる友だちがサポートしてくれるはずよ」

未来「はい、ありがとうございます」

占い師「じゃあ、次の子呼んできてもらえるかな?」

未来「はい」

第109話 占い師 小学生編 2 終わり

第110話 占い師 小学生編 3

未来「はぁーなるほどなるほど」

こころ「どうだった~?」

未来「私達の友情は永遠だってさ!」

こころ「えーそうなんだぁーやったぁー」

花子「花子もこころと未来とはずっと仲良しで居たいし」

みさき「あれ?私は?」

花子「あっ、みさきももちろん」

みさき「そう」ホッ

こころ「じゃあ、次はこころがいってくるねー」

占い部屋

こころ「こんにちは、お願い」

占い師「こんにちは、右手を見せてくれるかな?」

こころ「はい」

占い師「それは左手だよ」

こころ「ああ~本当だー」

こころ「じゃあ、こっちかな」

こころ「はーい」

占い師「ふむふむ」

こころ「どうかな?」

占い師「(性格が全く読めない。なんだこの子は……)」

占い師「(手相通りに答えるしかなさそうね)」

占い師「君は、健康はよく、金運もそこそこで、恋愛も将来は理想の相手が見つかって、生命線も長いから長寿だろうね」

こころ「わぁーい、やったー!」

占い師「(まぁ、こんなものでしょう)」

こころ「それで、占い師さんには私はどうみえるかなー?」

占い師「えっ?」

こころ「ん?」

占い師「(性格が読めない分、なにを言うかわからない。予想外の質問だわ)」

占い師「き、君はねぇー、そうだな。天然タイプ?」

こころ「天然?」

占い師「そして、友達思いのいい子だよ」

こころ「わぁーい、うれしい!」

占い師「さぁ、そろそろ終わりだ」

こころ「はぁい」

占い師「(あんな子も世の中にはいるのか、恐ろしい)」

第110話 占い師 小学生編 3 終わり

第111話 占い師 小学生編 4

バタン

未来「どうだった?こころちゃん?」

こころ「てんねんタイプって言われたよー」

花子「確かにこころは天然だし」

みさき「ほかにはほかには?」

こころ「友達思いのいい子だって?」

花子「なんで疑問形だし!?」

こころ「あと、けんこうやきんうんはそこそこだってさー」

未来「へぇー、やっぱりこの占い師さんすごいね!」

未来「残るは花子様だけだよ!」

みさき「花子も早く聞いて来なさいよ!」

花子「み、みんながそこまでいうなら行ってくるし」

バタン

花子「こ、こんにちはだし」ドキドキ

占い師「はい、こんにちは」

花子「よろしくお願いしますだし」

占い師「じゃあ、椅子に座って」

花子「はい」オドオド

占い師「あら、そんなにオドオドしなくてもいいのだよ、私はあなたを取って食べてしまうわけじゃないのだから」

占い師「じゃあ、手相を見せてくれるかな?」

花子「はいだし」

占い師「うむ、君は学業優秀、健康も良好、金運もそこそこ、なによりも友達思い、家族思いだ」

花子「友達思い、家族思いなのかし……?」

花子「(確かに撫子お姉ちゃんは尊敬しているけれど、櫻子は……)」

占い師「後、恋愛だが、君に思いを寄せている人がいるぞ」

花子「えっ!?///」

花子「そんな人いるのかし!?」カァー

占い師「うむ、まぁ仲が発展するのは君次第だな、早く思いに気づいてあげると良い」

花子「そ、そうのなかし……」

占い師「それにしても君たち4人の関係はおもしろいな」

花子「え?」

占い師「いや、なんでもない。これでおしまいだ」

花子「ありがとうございましたし」

バタン

未来「どうだったー?」

花子「えっ///」

こころ「何言われたー?」

花子「ひ、秘密だし!」ダッ

みさき「あっ、ちょっと花子!まだ話聞いてないわよ、逃げないでよ!!」

花子「話したくないしー!!!」

第110話 占い師 小学生編 3 終わり

第112話 生徒会組大室家訪問 1

生徒会室

櫻子「ひまわりー今日うちくるー?」

向日葵「まぁ、暇ですけれど」

綾乃「そういえば、櫻子ちゃんちって3姉妹なのよね?」

櫻子「そうですけど」

綾乃「私姉妹いないから羨ましいわ」

千歳「うちは千鶴がおるからなー」

櫻子「あっ、そうだ!杉浦先輩達も今日ウチに来ます?」

綾乃「えっ!お邪魔じゃないかしら?」

櫻子「もうーお邪魔だったら呼びませんってー」

向日葵「それは失礼ですわよ」

千歳「うちは暇やからいってもいいでー綾乃ちゃんどうする?」

綾乃「私も暇だから行けるわ。じゃあせっかくだし生徒会でお邪魔しようかしら」

綾乃「会長も来ますか?」

りせ「……」ボソボソ

西垣「いけると言っているぞ」

櫻子「西垣先生も来ますか?というか先生が来ないと会長と話せない」

西垣「そうだな。もう、放課後だし、今日は仕事もないから行こうかな」

西垣「大室の家は私も初めて行くな」

櫻子「まぁ、中学では家庭訪問ありませんからね」

向日葵「なんかすごい人数になりましたわね」

西垣「こんなに大人数で押しかけても大丈夫なのか?せめて親御さんに連絡を」

櫻子「あー、うち帰り遅いんで大丈夫です」

綾乃「じゃあ、今日はみんなで大室さんの家へ行きましょう」

櫻子「おおー!!」

りせ「……」ボソボソ

第112話 生徒会組大室家訪問 1 おわり

第113話 生徒会組大室家訪問 2

下校時刻

綾乃「さぁ、じゃあこれから大室さんの家に行っていいのかしら?」

櫻子「ええ、もちろんです、先輩方の帰りが遅くならない範囲で」

向日葵「今日は賑やかになりそうですわね」

西垣「じゃあ、行こうか松本」

りせ「」コクリ

綾乃「大室さんのお姉さんってどういう人なのかしら?」

櫻子「うちの姉は冷たい姉ですよ」

千歳「ええー、そうなん?櫻子ちゃんみたいに明るい人だと思うんやけどな~」

櫻子「リビングで私が漫画読んでたら勉強するからどけって言うしとんでもないですよ」

向日葵「いや、それは10割櫻子が悪いですわよ」

りせ「……」ボソボソ

櫻子「?」

西垣「うん、大室、妹さんはどうなんだと言っているぞ」

櫻子「妹の花子もいけ好かないやつですね」

櫻子「私が牛乳飲んだだけで起こるし、プリン食べただけであたってくるし」

向日葵「いや、だからそれも櫻子が10割悪いですわよ……」

綾乃「さすが、大室さんね」

向日葵「私から見た櫻子のお姉さんの撫子さんと妹の花子ちゃんですけれど」

向日葵「撫子さんはすごい面倒見のいいお姉さんですね、私も幼い頃からお世話になっていて本当のお姉さんみたいな存在ですわ」

綾乃「憧れるわね」

千歳「綾乃ちゃん姉妹おらへんもんなー」

向日葵「それで花子ちゃんは、頭が良くて礼儀ただしい可愛い子ですわ」

千歳「歳の離れたかわいい妹、ええなー」

綾乃「千鶴とは双子だものね」

りせ「……」ボソボソ

西垣「松本も大室の姉と妹に会えるのを楽しみにしているだとさ」

櫻子「そうですか。さて、そろそろ私の家ですね」

大室家

櫻子「どうぞ」

一同「お邪魔しまーす」

第113話 生徒会組大室家訪問 2 終わり

第114話 生徒会組大室家訪問 3

櫻子「今日は生徒会のみんなが来たぞー」

花子「いらっしゃいだし……っていっぱいいる!?」

撫子「いらっしゃいませ、西垣先生お久しぶりです」

西垣「おお、大室久しぶり!元気にしてたか?」

撫子「はい元気です」

りせ「……」ゴニョゴニョ

西垣「ん?確かにこの家だと全員大室だな。ハハハ」

西垣「じゃあ、撫子君と呼ばせてもらおう」

撫子「ええ、いいですよ」

綾乃「この子が花子ちゃん?わぁーかわいいー」ナデナデ

花子「あ、ありがとうだし///」

千歳「いつもは歳納さんとの妄想だけれど、年下の子もありやわー」タラー

花子「なんていう名前なんだし?」

綾乃「ああ、私は杉浦綾乃よ」

千歳「うちは池田千歳、千歳って呼んでくれればいいねん」

花子「わかったし、綾乃お姉ちゃん、千歳お姉ちゃん」

綾乃「うふふ、お姉ちゃんだって、ふふ」

千歳「年の離れた子にお姉ちゃんって呼ばれるのもいいものやな~」

櫻子「まぁ、お茶でも出します。ひまわり手伝って」

向日葵「ええ、いいわよ」

撫子「お茶なら私が出そうか?」

櫻子「いいよ、ねーちゃんは座ってて、西垣先生とも話たいこといっぱいあるだろうし」

撫子「おっ、櫻子がめずらしく気が利く」

西垣「大室、いや撫子君とは3年ぶりだな」

撫子「そうですね。挨拶にいけなくてすいません」

西垣「いやいや、いいのだよ」

撫子「先生はまだ実験やっているんですか?」

西垣「当たり前じゃないか。私から実験をとったら何が残るんだ。爆発しか残らないぞ」

撫子「あっ、爆発は残るんですね」

第114話 生徒会組大室家訪問 3

第115話 生徒会組大室家訪問 4

りせ「……」ゴニョゴニョ

西垣「ん?ああ、自己紹介がしたい?この子は松本りせっていって、今の生徒会長だ」

撫子「(この子、声が聞こえないよ……)あ、そうなんだ。りせちゃん」

りせ「……」ゴニョゴニョ

西垣「名前で呼ばれてびっくりした?そうか」

撫子「あ、ごめんね。松本さんが良かった?」

りせ「……」ゴニョゴニョ

西垣「いや、むしろ光栄だそうだ。大室、いや撫子君も元生徒会長だったからな、存在は知っているそうだ」

撫子「そうなんだ。私とは3つ離れているからあってないけれどね(この子西垣先生が居なかったら会話できないじゃない)」

りせ「……」ゴニョゴニョ

西垣「えっ、私もりせって呼んでほしいだって?」

りせ「」コクリ

西垣「り、りせ」

りせ「」カァー

撫子「(二人はこういう関係なのかな……)」

りせ「……」ゴニョゴニョ

西垣「ふむ、松本……」

りせ「」ツネ

西垣「いっ!りせが撫子を知っているのは、どうやら生徒会で直々に語り継がれて来たかららしいぞ」

撫子「えっ?私そんな語り継がれるようなことしたっけ?」

りせ「……」ゴニョゴニョ

西垣「まず、成績は3年間学年トップで、生徒会には推薦で入った。さらに、投票で単独トップで生徒会長に」

撫子「ああー確かにそんなこともあったかもしれませんね」

りせ「……」ゴニョゴニョ

西垣「勉強だけじゃなく、運動もやらせれば、体育祭のリレーのアンカーでトップで帰ってくる」

撫子「それで私に変なファンがついたりしましたねーそういえば」ハハハ

りせ「……」ゴニョゴニョ

西垣「伝説の存在らしいぞ」

撫子「そこまでですか!?」

向日葵「お茶が入りましたわよー」

撫子「ああ、ありがとう」

向日葵「私も撫子さんに憧れて生徒会に入ったんですわよ」

撫子「そうだったの!?」

西垣「すごいな撫子君は」

第115話 生徒会組大室家訪問 4 終わり

第116話 生徒会組大室家訪問 5

花子サイド

綾乃「花子ちゃんはいくつなの?」

花子「8歳だし」

綾乃「8歳!っていうと、やだまだ小学2年生じゃない!かわいいー」

花子「うぅ……」

綾乃「好きな料理は?」

花子「カレーだし!」

綾乃「お子様っぽくてかわいいー」

花子「うぅ……」

綾乃「好きなテレビ番組は?」

花子「宇宙姉妹だし」

綾乃「あれ好きなの?それはそれでかわいい」

花子「うぅ……(さっきから質問攻めだし……)」

綾乃「(ねぇ、千歳)」

千歳「(なんや綾野ちゃん?)」

綾乃「(うぅ……がかわいい)」

千歳「(そうやな~)」

綾乃「(か、かわいい……すりすりしたい……)」

千歳「(綾乃ちゃん人の子にそれはアカンで)」

綾乃「(ねぇ、許可取ったらいいかな?ねぇ?)」

千歳「(綾乃ちゃん暴走しとるな~)」

綾乃「ねぇ、花子ちゃん、ちょっとお姉ちゃんのところまで来てくれない?」

花子「な、なんでだし?」

綾乃「い、いや、すりすりしたいなーって」

花子「い、いきなり何言うし!///」

綾乃「ごめんね。ダメよね……」

花子「で、でも、ちょっとだけなら///」

綾乃「えっ、ホント!!」

花子「うん……」

綾乃「花子ちゃん大好きー」スリスリ

花子「うぅ……」

綾乃「その、うぅ……っていうのがかわいいのよー!!!」スリスリ

花子「も、もうおしまいだし!」

綾乃「そっか、残念」

綾乃「気を取り直してもう一度質問タイム」

綾乃「なにか趣味とかってある?」

花子「読書と毎月楽しみにしている漫画だし」

綾乃「漫画は何読んでるの?」

花子「月刊リリィだし」

綾乃「私もそれ読んでるわよ」

花子「ほんとかし?」

綾乃「私が好きな漫画は……」

千歳「(すっかり、綾乃ちゃん、花子ちゃんのこと気に入ったんやな~)」

千歳「(見てて微笑ましいわ)」

千歳「(綾乃ちゃん×年下の子、今までにない新境地やで~)」ドバー

第116話 生徒会組大室家訪問 5 終わり

第117話 生徒会組大室家訪問 6

櫻子「お茶入りましたよー」

綾乃「あっ、じゃあいただくわ」

千歳「ありがとう櫻子ちゃん」

花子「じゃあ、テーブルに移動するし」

櫻子「お菓子もどうぞ」ガサガサ

撫子「(珍しく櫻子が気をきかせてる)」

向日葵「(今日の櫻子は珍しく気が利いているわね)」

花子「(櫻子にしては気が利いているし)」

櫻子「それじゃあ、いただきまーす」モグ

花子「(ってやっぱり自分が食べたかっただけかし)」

西垣「では頂こうか」

りせ「……」コクリ

綾乃「いただきます」

千歳「ほないただくわ」

西垣「このクッキー美味しいではないか」

花子「それは櫻子も気に入っているやつだし」

綾乃「お茶も美味しいわね」

撫子「まぁ、ひま子がつきそって入れたから」

花子「ひま姉は料理もできるし、お菓子作りもできるし、紅茶入れるのもうまいしすごいし」

向日葵「もう、褒めてもなにもでませんよ」

櫻子「ひまわりのおっぱいが」

向日葵「」バシッ

櫻子「ふが!!」

花子「この姉と交換したいし」

西垣「ははは」

西垣「櫻子君も櫻子君でいいところあるじゃないか」

櫻子「えっ、ホントですか!?どこですか?」

西垣「そ、そうだな……なんというか、明るい」

撫子「(西垣先生も結構口がすべるタイプね)」

綾乃「そうですね。明るいですね(フォローしづらい)」

千歳「ま、まぁ明るいなぁ(先生に恥かかすわけにはいかないからなぁ)」

櫻子「ホントですか!?そうですよね!明るいことはいいことだー」

櫻子「これからも私は大室櫻子であり続けるぞー」

西垣・綾乃・千歳「(大室さんがおバカで助かった)」ホッ

向日葵「あっ、お茶飲み終わったのは片づけますね」

西垣「ありがとう、古谷」

第117話 生徒会組大室家訪問 6 終わり

第118話 生徒会組大室家訪問 7

向日葵「櫻子も手伝ってくれませんこと?」

櫻子「ええー片付け嫌い!」

櫻子「(いや、でもここでいいところ見せておかなきゃ、生徒会の人に大室さんは家ではゴロゴロしてるって思われちゃう!)」

櫻子「でも、わかったよ、やるよ」

向日葵「そ、そうですの(櫻子の割りには聞き分けがいいですわね……)」

千歳「大室さんは、家では働き者なんやねぇ」

撫子「今日は特別だけどね」

綾乃「撫子お姉さんって呼んでもいいですか?」

撫子「ああ、いいよ。そういう君達はなんて呼べばいいのかな?」

綾乃「綾乃!綾乃でお願いします」

千歳「綾乃ちゃんに習って千歳って呼んでもらおうかな~」

撫子「綾乃ちゃんと千歳ちゃんね」

綾乃「」ホワホワー

千歳「(綾乃ちゃん一人っ子だから、お姉さんにあこがれているんやな~)」

撫子「二人は兄弟とかいるの?」

千歳「私は双子の妹が居ます」

綾乃「私は一人っ子です」

撫子「ああ、そうなんだ。双子の姉妹って一卵性双生児?」

千歳「はい、私はそうですよ」

綾乃「でも、千歳の妹は千歳と性格が違いますね。標準語しゃべるし」

撫子「そういえば、千歳ちゃんって京都弁っぽいよね」

千歳「そうですね」

撫子「綾乃ちゃんは一人っ子かぁ」

綾乃「はい。姉妹がいるのは羨ましいです」

撫子「櫻子みたいな妹はうるさくて勘弁だけどね」

撫子「料理とかするの?」

綾乃「はい。割りとしますよ。お菓子作りとかもします」

綾乃「撫子お姉さんはお菓子とか作りますか?」

撫子「ああ、バレンタインのときはチョコレートとか作るよ。友チョコだけど」

撫子「普段はお菓子はあまり作らないかな」

綾乃「バレンタインのチョコいいですね。家族で一緒に作ったりでおもしろそう」

撫子「櫻子は作らなかったけれどね」

綾乃「櫻子ちゃんって家だとどんな感じなんですか?」

撫子「家だと基本的にだらだらしてるね。うち料理当番を姉妹でローテーションしているのだけど、料理も適当だし」

綾乃「生徒会だと結構働き者ですよ。」

撫子「そうなんだ。ああ、後プリンとか勝手に食べられる。」

綾乃「ああ、それはこっちでもあります」ハハ

撫子「全く困った妹ね。迷惑かけてなければいいけれど」

綾乃「活発で、元気がいいからこっちも元気付けられていいですよ」

撫子「そっか。それならよかった」

第118話 生徒会組大室家訪問 7 終わり

第119話 生徒会組大室家訪問 8

花子サイド

りせ「……」ボソボソ

西垣「ん?花子ちゃんと話してみたいって?」

西垣「花子ちゃんいいかな?」

花子「なんだし?(お姉ちゃん達は君づけだったのに、私だけちゃん付けかし)」

西垣「りせが話したがっているそうだ」

りせ「……」コクリ

花子「(なんだろう、というかこの人なんでしゃべらないし……)」

りせ「……」ボソボソ

西垣「撫でてもいいか、だそうだ」

花子「えっ、またかし?」

りせ「……」ショボーン

花子「わかったいいし」

りせ「……」パァ

花子「(無表情かと思ったら結構表情豊かだったし、ていうかなんでみんな花子のこと撫でたがるんだし)」

りせ「……」ナデナデ

りせ「……」ボソボソ

西垣「お利口さんだってさ」

花子「……///ありがとうだし……」

りせ「……」ナデナデ

りせ「……」ボソボソ

西垣「ん、それはさすがにさせてくれないんじゃないか?」

花子「なんだし?」

西垣「ギュって抱きついてもいいかだとさ」

花子「べ、別にいいし。今日の花子は出血大サービスだし」

りせ「……」パァ

りせ「……」ギュッ

花子「ん///」

りせ「……」パッ

花子「ん?」

りせ「……」ギュッ

花子「ん///」

りせ「……」パッ

花子「??」

りせ「……」ギュッ

花子「(!?遊ばれてるし)」

りせ「……」ニマニマ

花子「も、もう終わりだし」

りせ「……」ションボリ

花子「わ、わかったし、もうちょっとだけだし」

りせ「……」パァ

りせ「……」ギュー

第119話 生徒会組大室家訪問 8 終わり

第120話 生徒会組大室家訪問 9

綾乃「というわけなんですよー」

撫子「ハハハ、それ。おもしろいね」

千歳「綾乃ちゃん、すっかり撫子さんと仲良うなっとるな~」

綾乃「えっ?そ、そうかしら?」

撫子「私も年下の子と話せて面白いよ。櫻子とは違ってみんな礼儀正しいし」

綾乃「あ、あは、そうですか」

綾乃「っと、そろそろ帰る時間だわ」

千歳「そうやな~ゆっくりしとったらもうこんな時間や」

西垣「りせもそろそろ帰らなきゃいけないな」

りせ「……」コクリ

櫻子「ひまわりはどうする?」

向日葵「わたくしは家もとなりですし、もうちょっとだけ居させてもらいますわ」

櫻子「そっかー」

綾乃「では、お邪魔しました」

千歳「お邪魔しました」

りせ「……」ボソボソ

西垣「お邪魔したな、大室さん」

撫子「あっ、家の外までお見送りします」

花子「花子も行くし」

櫻子「私もー」

綾乃「じゃあ、またね花子ちゃん」

千歳「ほなまたな~」

りせ「……」ボソボソ

西垣「撫子君のような生徒会長を目指すそうだ」

撫子「私ってそんなに有名な……」

西垣「それじゃあまたなー大室~」

撫子「はーい」

花子「また来てねだし」

撫子「さて、みんな帰ったわね」

向日葵「撫子さんがすごい生徒会で代々語り継がれているって知らなかったですか?」

撫子「うん、知らなかったよ。そんなに私有名なのかな?なんか恥ずかしいな」

向日葵「立派じゃないですか」

花子「花子今日いっぱい撫でられたし……」

櫻子「よかったな!花子は撫でられるの好きだったか?」

花子「好きじゃないし!……でも嫌いじゃないし」

櫻子「そうか!じゃあ撫でてやろう」

花子「さ、櫻子には撫でてもらいたくないし!」

櫻子「なんだとー!!」ドタバタドタバタ

向日葵「あの二人は、毎回毎回仲がいいですわね」

撫子「そうだね(まぁ、私から見るとひま子と櫻子も同じように見えるんだけどね)」

第120話 生徒会組大室家訪問 9 終わり

第121話 占い師 向日葵・櫻子編 1

櫻子「でさーひまわりー」

向日葵「んーそうですのー」

櫻子「あれ!?こんなところに占い屋なんてあったっけ?」

向日葵「ん?確かに見なかったですわね。最近できたのかしら?」

櫻子「とりあえず、入ってみよ!」

向日葵「えっ、ちょっと胡散臭くなくって?」

櫻子「ひまわりの胸が小さくなるように占ってやるー」

向日葵「それ占いというより呪いじゃないですの?」

占い師「おや、お譲ちゃん達、占いやっていくかい?」

櫻子「はい!お願いします!」

向日葵「でも、お金持ってないですわよ、櫻子」

占い師「いいよいいよ、お金は、払いたくなったら適当に払ってくれれば」

向日葵「(やっぱり怪しいですわこのおばさん……)」

占い師「じゃあ、そっちの元気のいい子から占っていこうか」

占い部屋

櫻子「お願いしまーす」

占い師「じゃあ、手を見せておくれ」

櫻子「???」

占い師「ん?見ていなかったのかの?ここは手相占いだよ一応」

櫻子「あ、ああぁそうですね。手相占いですよね。手相占い。はい!」

占い師「手の平を見せておくれよ。私はネイルアートじゃないんだよ」

櫻子「ああ、そ、そうですねー。いやー私としたことが、はは」

占い師「ふむふむ」

櫻子「で、なにを占ってくれるんです?」

占い師「学業、恋愛、金運、健康。ひと通りなんでも分かるよ」

櫻子「じゃあ、金運で!それとおっぱいの大きさで!」

占い師「君のお母さんの胸の大きさは大きい?」

櫻子「いえ、小さいです!ちなみにねーちゃんも小さいです!!」

占い師「じゃあ、無理だな。占うまでもない」

櫻子「えぇー!そんなのひどいですよ!」バタバタ

占い師「あっ、まだ手相診断の途中だから静かにしておくれ」

櫻子「はーい」

占い師「君は、学業はあれだが、その他はほぼ良いな。軒並み運がいい」

櫻子「え!?そうなんですか?ついてるんですか?」

占い師「そうだな。幼い頃から人に恵まれている。これからもその人は暖かく見守ってくれるだろう」

櫻子「ふむふむ」コクリ

櫻子「って、誰だろう……?私人には恵まれていないんだけどなーねーちゃんといい、花子といい、ひまわりといい」

占い師「(ふむ、気づいておらんのか……)」

占い師「まぁ、周りの人を大切にするがよい。そうすれば、おっとこれはもう一人の子に言うとするかの」

櫻子「えぇーなんでひまわりだけなんですかー?」

占い師「ほらもう出た出た、もう一人の子呼んできて」

櫻子「はーい」

第121話 占い師 向日葵・櫻子編 1 終わり

第122話 占い師 向日葵・櫻子編 2

櫻子「ひまわりー呼ばれてるぞー」

向日葵「えっ?私もですの?」

櫻子「そうだぞーただだし、占ってもらって損はないって」

向日葵「まぁ、たしかにそうですけれど……」

櫻子「ほら、行った行った!」

向日葵「えっ、ちょっと櫻子!?」

ガチャ

占い部屋

向日葵「こ、こんにちは」

占い師「はい、こんにちは、座っていいよ」

向日葵「はい」

占い師「私は手相診断でね。早速手を見せてもらえるかな?」

向日葵「ええ」

占い師「櫻子ちゃんとは幼馴染の付き合いなんだね?」

向日葵「えっなんでわかるんですか!?」

占い師「手にそう書いてあるんだよ」

向日葵「(す、すごいですわ!)」

占い師「君は学業優秀、金運、健康にも恵まれているね」

占い師「それになによりも、おっぱいがでかい!」

向日葵「ま、まだこれからもでかくなるんですか?」

占い師「うむ、君の胸はこれからも成長しつづけるだろう。最終的にIカップくらいになるんじゃないか?」

向日葵「そ、そんなにあっても困りますわね」

占い師「それと恋愛だが、君は櫻子ちゃんと付き合うことになるだろう」

向日葵「ええ!?なんで私が櫻子と!?ありえませんわ!」

占い師「今はそう思っているだろうが、高校生ぐらいにお互いの気持ちに気づくよ」

向日葵「そ、そんな未来予測あてにならないですわ。大体櫻子も私の事嫌いですし」

占い師「本当かな?まぁ、今の君に言っても仕方ないだろうね。そのうちわかるさ。そのうち」

向日葵「ほ、本当かしら……そんな私が櫻子と付き合うだなんて……」

占い師「それではこれで終わりだよ」

向日葵「い、一応ありがとうございます。あのお金は」

占い師「何度も言っているようにお金は払いたくなったらでいいよ、私の予知が当たったらで」

向日葵「そ、そうですの。わかりましたわ」

向日葵「それでは」

占い師「ああ、道中には気をつけるんだよ」

向日葵「はい、ありがとうございました」

バタン

櫻子「ねーなんだってー?」

向日葵「な、何も言われてませんわ///」

櫻子「えっ!?おしえてくれもいいじゃんかー!」

向日葵「さ、櫻子には絶対に秘密ですわ!!」

向日葵「(というより、いえるわけないですわ……)」ボソボソ

櫻子「ん?」

向日葵「な、なんでもないですわ!早く帰りますわよ」

櫻子「ほーい」

第122話 占い師 向日葵・櫻子編 2 終わり

第123話 花粉症

藍「くしゅん!」

撫子「ん?今年も始まった?」

藍「うん、そろそろ花粉症の時期で」

めぐみ「ハックション!!あー!」

撫子「めぐみ、あー!はやめなさい。親父っぽいよ」

美穂「三人とも花粉症なのー?」

撫子「いや、私は違うけれど藍とめぐみは花粉症」

めぐみ「親父っぽいって……これが私の素なのに……」

撫子「素で親父か」

めぐみ「ひどっ!」

美穂「大変そうねー」

撫子「そうだね。私達にできることはなにもない」

藍「あーもう杉大っ嫌い!杉切ってきてよ!」

撫子「いや、そんなのできないでしょ」

美穂「さすがの私もそれは無理だよ~」

撫子「(いや、八重野家なら山の1つや2つ平気で購入できそう)」

めぐみ「私は鼻がとにかくやばい」ズズー

撫子「はい、ティッシュ」

めぐみ「ありがと、撫子」ビー

藍「私は鼻と目が、鼻はマスクで守れるけれど目はそうはいかないから」

美穂「あれ?なんかゴーグルなかったっけ?あのダサいやつ」

藍「うん、あるけれどダサいからつけたくないの」

撫子「めぐみは似合いそう」

めぐみ「私はダサいのが似合うと!?」

藍「これはなってみなきゃわからないよ2人とも」

撫子「なりたくないね」

美穂「うん」

めぐみ「冷やかす撫子にはなる呪いをかけておこう」

撫子「やめなさい」バシ

めぐみ「痛っハックション!あーちっくしょー」

撫子「ちっくしょーまで、もう親父確定だね」

めぐみ「もうこれ癖なの!治らないよ!!」

第123話 花粉症 終わり

第124話 カノープスを見に行こう

花子「カノープスが見たいし!」

櫻子「かのーぷす?なんだそりゃ」

花子「星だし!冬にしか見られない」

花子「南天の地平線上に位置して-0.7等、でも大気の散乱の影響で赤く暗く見えるんだし」

櫻子「???」

花子「早い話が、南の地平線が見えてなきゃ見られない星なんだし」

撫子「南の地平線ねぇ~。この付近だと山があるからねぇー。山の上に登らなきゃね」

花子「一回見てみたいし、なかなか見られないから見ると長生きできる星なんだし寿星って中国では呼ばれているらしいし」

櫻子「こんな時期に行かなくても、もっと暖かい時期に行けば?」

花子「櫻子はなにもわかってないし!カノープスは冬の星だから今の時期しか見れないんだし!」

撫子「う~ん、お父さんに言えば連れて行ってもらえるかな?」

花子「ホントかし!?」

撫子「ちょっと聞いてみる」

大室父「おお、いいぞ。連れて行ってやる。南の地平線だと○○山の展望台から見えるかな」

花子「ありがとうだし!お父さん」

大室父「なに、可愛い娘のたのみだ。断るわけにはいかない」

撫子「櫻子も来る?」

櫻子「えー、外寒い~星興味ない~」

花子「じゃあ、花子達行っちゃうし、櫻子は1人でお留守番だし」

櫻子「えっ、じゃあ行くー!!」

展望台

花子「わぁーすごい星空だし!」

撫子「今日は晴天だからね」

櫻子「す、すごい……いつも山があるけれど今日は地平線まで見える!」

花子「さてと、早速探すし」

撫子「どこにあるの?」

花子「冬の大三角形、シリウス、ベテルギウス、プロキオンのうち、シリウスとベテルギウスの真ん中から南に辿って行くとあるんだし」

櫻子「尻薄?」

撫子「シリウスとベテルギウスってあの明るい星とオリオン座の赤い星?」

花子「それだし」

撫子「んー。わからないなー」

花子「本来は明るい白い星なんだけど、大気の散乱の影響で暗い赤い星だから見つからないかも」

櫻子「あれ?あれじゃない花子?」

花子「ん?見つかったかし?」

櫻子「ほら、地平線の近くで揺らめいてる!」

花子「あ、あれかし!?櫻子よくやったし!」

撫子「ああ、私にも見えた。これで長寿になれるね」

花子「やったし!」

大室父「見つけたか、もう少し見ていくか?」

花子「ううん、もう見えたからいいし、これ以上外に出てると寒くて風邪ひいちゃうし」

大室父「じゃあ帰ろうか」

花子「だし!」

第124話 カノープスを見に行こう 終わり

第125話 花子の運動会 1

日曜日

花子「それじゃあ運動会行ってくるし!」

櫻子「ういーいってらっしゃいー」ネムネム

撫子「いってらっしゃい花子、後で応援に行くよ」

花子「ありがとうだし!撫子お姉ちゃん」

学校

こころ「明日運動会だね~」

花子「い、いや今日だし!?」

未来「今日だよ!」

みさき「き、緊張してきたわ」

花子「みさきは何に出るんだし?」

みさき「大玉転がしと赤組白組対抗リレーよ」

未来「えっ、じゃあ花子様と同じじゃん。対抗リレーの方」

みさき「えっ!?本当!?花子赤組?」

花子「赤組だし」

みさき「じゃあ、みさきと同じね」

花子「よろしくだし、一緒にがんばるし!」

みさき「は、花子とはライバルがよかったわ!でも、どうしても花子が一緒に戦いたいっていうなら協力してあげないこともないわ///」

こころ「みさきち~素直になりなよ~」

みさき「えっ!?な!なんのことかしら!?///」

花子「??」

未来「私たちは白組だね!」

こころ「花子様と一緒だぁ~」

花子「だから、違うし!?」

先生「えーそれではー皆さんそろそろ時間なので校庭に集合してくださーい」

児童「はーい」

未来「じゃあ、いこっか?」

こころ「うん」

花子「行くし」

みさき「そうね」

ザッ

第125話 花子の運動会 1 終わり

第126話 花子の運動会 2

撫子「そろそろ、花子の運動会が始まる頃だね」

櫻子「そうだねー」

撫子「じゃあ行こっか?」

櫻子「えっ!なんで!私関係無いじゃん!」

撫子「妹の勇姿を見に行くのは姉として当然でしょ」

櫻子「ねーちゃんだけ行ってくればいいじゃん!」

撫子「しょうがないなぁー、後でアイスおごってあげるから一緒に行くよ」

櫻子「えっ!アイス!?わかったじゃあ一緒に行く!」

撫子「(全く単純なんだから)」

学校

校長先生「えー皆さんお集まりになったかな。今日は天気もよく、皆さんの日頃の行いのよさが現れたようで――」

こころ「話ながいね~」

花子「我慢しろし」

未来「あっ、あれ花子様のお姉ちゃん達じゃない?」

花子「えっ?」

櫻子・撫子

花子「あっ、本当だし、櫻子まで来てくれたのかし」

校長先生「――ということで、第58回八森小学校運動会を始めます」

「「「わーわー!!」」」

未来「とうとう始まったね!」

こころ「がんばるぞ~」

みさき「花子には負けないもん!」

花子「いやだから花子とみさきは同じ組だし!」

みさき「あっ、そうだった」

アナウンス「それでは、第一種目目大玉転がしを始めます」

アナウンス「2年生は入場口に集まってください」

撫子「花子がでるね」

櫻子「えっ!もうでんの!応援しよ」

櫻子「花子ーがんばれよ~!!」

撫子「(ふふ、なんだかんだいって妹思いなんだから)」


櫻子「花子ーがんばれよ~!!」

未来「花子様!お姉ちゃんが応援してるよ!」

花子「逆になんか恥ずかしいし……」カァー

こころ「はぁーい、頑張りまーす!」

花子「なんでこころが答えるし!?」

櫻子「こころちゃんも未来ちゃんもがんばれよ~!違う組だけど!」

未来「はぁーい!」

櫻子「みさきちゃんは花子と一緒にがんばれよ~!!」

みさき「えっ!?は、はいぃ~」

花子「も、もう恥ずかしいからやめろし!櫻子!!」

櫻子「ちぇっ、花子のやつせっかくお姉ちゃんが応援に来てやってるのに釣れないやつ」

アナウンス「それでは位置についてクダサーイ」

アナウンス「よーぃ、ドン!!」

第126話 花子の運動会 2 終わり

第127話 花子の運動会 3

「「「わーわー」」」

アナウンサー「さぁ、始まりました!赤組、白組一斉にスタートです!」

アナウンサー「この競技は大玉を6人一組でレールにそって転がして、コーンを回ってまた戻ってくるというものです」

未来「私たちは最後だね!」

こころ「そうだね~」

未来「花子様とみさきちも最後だよ!」

こころ「え~そうだったんだ~」

未来「最後は花子様と対戦することになるね!」

こころ「えぇ~!勝てないよ~」

未来「大丈夫!あっちには足を引っ張るみさきちがいるから!」

こころ「みさきちもちゃんとできるって~」

アナウンサー「さぁ!ラストスパート!赤組優勢のゴールです!白組の子は頑張ってください!」

花子「みさき、行くし!」

みさき「もちろんよ!」

ゴロゴロ

みさきと花子は球の左右を務めた。これは右や左に曲がる大玉転がしに撮って

未来「じゃあこころちゃん!それに皆!行こう」

こころ・その他「はーい」

未来「こころは球の左側ね。私は右側やるから」

未来「他の人は後ろから押してね!」

「はーい。未来ちゃん今日カッコイイねー」

未来「えっ!そ、そう?///」

未来「じゃあ、行くよ!」

ゴロゴロ

アナウンサー「白組は今コロがし始めました!頑張って追いついてください!」

みさき「どうやら、未来達に勝ってるみたいね!」

花子「油断は禁物だし!一瞬の油断が命取りだし!」

みさき「大丈夫よこれだけ離しておけば」

「私達前見えないんで花子様とみさきちゃんお願いね~」

みさき「よ~し、順調順調!このまま転がすわよ!」

みさきは油断していてレールから球が外れたことに気がつかなかった

ガタ

みさき「!!!」

第127話 花子の運動会 3 終わり


第128話 花子の運動会 4

花子「ちょっ!みさき!カーブだったし!レールから外れたし!!」

みさき「は、花子がそっち押しすぎたんでしょ!私のせいじゃないわ!」

花子「わかったし!それでいいからレールに戻す作業するし!」

6人「う~ん!よいしょ!」

ガタッ

アナウンサー「おおっと!赤組大玉がレールから外れてしまいました!これを戻すのは一苦労!それに引き換え白組はどんどん距離を縮めていきます!」

未来「うんしょ!次、右カーブだから!こころ押してね」

こころ「りょーかいー」グッ

赤組A「まだなんとかならないの!?」

花子「大玉が重くてなかなか乗っからないし……」

みさき「(わ、私のせいだ!私が油断しなければ……)」

みさき「み、皆!力を合わせて一斉に押そう!」

赤組B「そ、そうだね!」

「「「じゃあ、いくよ~一斉のせっ!!!」」」

ゴト

「「「乗った!!」」」

花子「さぁ、ここから巻き返すし!」

みさき「……」

花子「みさき?どうしたし?」

みさき「ごめん……」

花子「今は謝るより先にやることがあるし!」

みさき「そうね!皆慎重にだけど速くいくわよ!」

「うん!!」

アナウンサー「おおっと、赤組ようやく復帰だぁ!しかし、白組はもうコーンを回り始めている!」

花子「みさき!コーンは右回りでいくし!花子に考えがあるし!」

みさき「考えってなに?」

花子「本来はコーンにぶつからないように大回りするけれど、それだとその分時間かかるし」

花子「だから、敢えてコーンスレスレを狙うし!」

花子「みさきは左担当だから、大玉を右から左に回転させる、そして花子は右側でコーンをまたいで突っ立ってるし」

花子「そうすると、大玉が花子を軸にしてくるっと回る。これで、時間が短縮できるはずだし!」

みさき「なるほど。それなら確かに普通に回るよりショートカットできるわね」

「「さすが花子様!私たちは何すればいいの?」」

花子「後、押す人はコーン付近に来たら、スピードダウン頼むし、スピードがつきすぎてても回れないから」

花子「そして、周り終わったら一気に加速するし!」

そして、赤組はコーン付近まで来た

みさき「じゃあ、行くわよ!」

花子「押すのやめ!!」

「「はい」」

コロコロ

みさき「くっ、スッスッスッス」

くるり

花子「成功だし!!」

花子「じゃあ、後は一気に加速だし!!」

「「「おおぉーー!!」」」

アナウンサー「おおっと、赤組はコーンをうまく回ったー!これは白組に近づきました!」

アナウンサー「まだどっちが勝つかわからない!両チームともがんばってください!!」

最後の直線

未来「私達も後ろに回るよ!」

こころ「うん!」

ゴロゴロゴロゴロ

花子「みさき、こっちも後ろに回るし!」

みさき「わかったわ!」

ゴロゴロゴロゴロ

アナウンサー「最後の直線に入りました!白組と赤組の差は3メートルほどでしょうか?」

みさき「うおぉおおおおお!」

アナウンサー「赤組距離を詰めます!」

未来「こころちゃん!加速だよ!」

こころ「うぐぐ!」

アナウンサー「ゴールしました!!ゴールしたのは……」



















アナウンサー「白組です!僅差で白組の勝利です。おめでとうございます!」


赤組本陣

みさき「ごめんなさい。負けちゃいました……」

「「まぁしょうがないよ。私達も何度かミスしたし」」

花子「うん。しょうがなかったよ。それにラストのみさきのがんばりはすごかったし」

みさき「あ、ありがとう」

第128話 花子の運動会 4 終わり

第129話 花子の運動会 5

アナウンサー「次は借り物競走。借り物競走でーす。出場者は入場ゲートに集まってください」

花子「じゃあ、いってくるし!」

未来「あっがんばってねー」

こころ「がんばってねー」

みさき「……花子だけでるなんて」


先生「えっ?2年生の出場者が熱中症で倒れた?1人足りない?」

先生「どうしようかしら……」

みさき「あの!私でます!」

先生「えっ!?でも高崎ちゃんは出場者じゃ……」

みさき「足りないんですよね?それならでます」

先生「そ、そう。それは助かるけれどどういうルールか分かる?」

みさき「箱の中にある紙に書いてあるものを借りてきて一緒にゴールすればいいんですよね?」

先生「わかってるなら大丈夫そうね。じゃあ高崎さんお願いできるかしら?」

みさき「はい!(これで花子と一緒に……)」


花子「あれ?みさきはこの競技出ないんじゃ」

みさき「でることになったのよ!花子勝負よ!」

花子「だから、花子とみさきは同じ組だって」

みさき「速くゴールしたものの勝ちね」

花子「聞いてないし」

アナウンサー「それでは始めます。よーいスタート」

ダッ!

ガサゴソ

花子「こ、これは……」

みさき「えっ?そんな無理よ」

花子「みさきは何だった?」

みさき「お姉ちゃんって書いてある。みさきお姉ちゃん居ないのに」

花子「じゃあ、撫子お姉ちゃんが来てるから。撫子お姉ちゃんと一緒に走ればいいし。頼りになるし」

みさき「ありがとう花子」

花子「それにしても花子は……」


みさき「撫子さん!手伝ってください」

撫子「えっ!?いいけど、なにを貸せばいいの?」

みさき「撫子さんです!」

撫子「えっ!?」

みさき「この紙見てください」

撫子「お姉ちゃん……そういうことわかったよ」

みさき「ありがとうございます!」

撫子「じゃあ、ゴールまで走ろう」


花子「櫻子……一緒に走るし」

櫻子「なんだよ、花子もお姉ちゃんって紙だったのか?」

花子「ち、ちがうし!いいから一緒に走るし!」グッ

櫻子「ちょっ」


みさき「(さすが、花子のお姉さん。運動もできるわ)」

みさき「(ゴールまで後少し)」

櫻子「待て―!!」

みさき「!!」

撫子「みさきちゃん!スピードアップだよ」

みさき「はい!」

花子「櫻子!?そんな本気にならなくていいし」ハァハァ

櫻子「なにをー!!こんぐらいでへばるなよ!!ねーちゃんに負けたくないだろ!」

ダッダッダ

花子「ど、どうでもいいし」



撫子「はい、ゴール」

みさき「ありがとうございました」ハァハァ

撫子「ちょっと無理させちゃったかな?ごめんね」

みさき「いえ、花子に勝てたしいいんです」

櫻子「きぃー!花子がもっと速く走れば!!」

花子「……」

櫻子「ところで、花子の紙にはなんて書いてあったの?」

花子「ひ、秘密だし!!」

櫻子「いいじゃん見せろよー減るもんじゃないし」

花子「や、やめろし」ジタバタ

パラパラ、ピラ

大好きなもの

櫻子「大好きな……もの……?」

花子「み、見るな―!!」ガスッ

櫻子「ふがっ!?」

第129話 花子の運動会 5 終わり

第130話 花子の運動会 6

アナウンサー「それでは午前の部を終わります」

アナウンサー「途中結果を発表します」

アナウンサー「赤組は……341点です」

アナウンサー「白組は……345点です」

アナウンサー「僅差なので両方ともがんばってください!」

花子「お昼にするし!」

こころ「そうだねー」

未来「お昼のお弁当持ってきてるの?」

花子「そういえば、撫子お姉ちゃんが後で届けてくれるって言ってたんだった」

こころ「ほへー姉妹がいるといいなー」

花子「撫子お姉ちゃん!お弁当持ってきたし?」

撫子「うん。あるよ、一緒に食べる?それともお友達と食べる?」

未来「私達も花子ちゃんのお姉ちゃん達と一緒に食べようよ!」

こころ「そうだねー」

みさき「撫子さんにはお世話になったしそれがいいわね」

花子「らしいし」

撫子「じゃあ、一緒に食べよっか皆も」

櫻子「よーし、じゃあみんな弁当を開放するのだ!」

花子「櫻子はつまみ食いしたいだけだし」

未来「私はのり弁当にタコさんウィンナーと卵焼きだよ!」

櫻子「うぉーうまそーウィンナー一つもらっていい?」

未来「いいですよ」

櫻子「ラッキー」パクッ

櫻子「うめぇー!うちの弁当もあげるから」

撫子「のり弁当に、魚のフライ。きんぴらごぼうだけどね」

みさき「野菜中心なんですね!」

撫子「家はヘルシー指向だから。櫻子は肉がいいっていうけれど」

櫻子「だって、肉のほうが美味しいじゃん!」

未来「じゃあ、いただきます。魚のフライいいですか?」

撫子「いいよ」

未来「モグモグ。美味しいです!」

撫子「そっか、お口にあってよかった。どうぞ、みんなもいっぱい作ってきたから」

櫻子「私は、みんなの弁当つまみ食いしよ」

こころ「いいですよ~」

みさき「私のも交換してもいいですよ」

第130話 花子の運動会 6 終わり

第131話 花子の運動会 7

アナウンサー「それでは午後の部を始めます」

アナウンサー「午後の部の始めは保護者リレーです」

アナウンサー「保護者リレーは赤組白組双方の保護者の方を10人募集します」

アナウンサー「これは、得点には反映されませんので興味のある方は出場なさってください」

櫻子「ねーちゃん保護者リレーだって!でようでよう!」

撫子「えっ、私もでるの?私保護者じゃないし」

未来「撫子さんがでるんですか!?」

こころ「えっ、撫子さんが!?」

ガヤガヤ

「大室さんのお姉ちゃんがでるんだって!」

ガヤガヤ

撫子「ちょっ!なんか広まってってるし」

花子「仕方ないし、大室家の血筋なんだし……」

花子「花子も撫子お姉ちゃんが走るところみたいし」

櫻子「私はいいのかよー!!」

撫子「仕方ないなー出ようか」

アナウンサー「あと、赤組1人でーす!」

櫻子「はいはーい、うちの長女がでます!」

撫子「はい、大室撫子参加で」

アナウンサー「はい、わかりました。たった今保護者リレー締めきりましたー」

ガヤガヤ

みさき「お父さん達が多いわね」

花子「みさきのお父さんも来たのかし?」

みさき「ええ、ほらあそこに」

花子「うちの両親は今日仕事だし」

みさき「そう……」

花子「でも、お姉ちゃん達が来てくれたから寂しくないし」

みさき「それはよかったわ」

未来「私のお父さんこのリレーに出るって!」

花子「えっ!そうなのかし?」

未来「しかもアンカー」

花子「撫子お姉ちゃんはどうなんだし?」

撫子「私もアンカー……」

未来「相馬家VS大室家ね!」

撫子「いやいや、さすがに男の人には勝てないよ」

相馬父「君が撫子ちゃんかい?」

撫子「あ、はい」

相馬父「未来が家に遊びにいったときにお世話になったみたいで、ありがとう」

撫子「いえいえ」

相馬父「でも、このリレー手は抜かないよ」

撫子「そ、そうですか。よろしくお願いしますね」

第131話 花子の運動会 7 終わり

第132話 花子の運動会 8

アナウンサー「それでは位置について、よーい、スタート!!」

わーガヤガヤ

アナウンサー「まず、一人目のお父さん達が走り出しました!」

アナウンサー「赤組が優勢です!赤組のお父さんが優勢です!」

アナウンサー「赤組がバトンを渡しました!今赤組がバトンを渡しました二人目です!」

アナウンサー「遅れて白組がバトンをつなぎました!」

白組「うぉおおおおおおおお!」

アナウンサー「二人目です。おお、白組速い!白組がぐいぐい赤組に食らいつきます!白組のお父さん速い!」

白組「僕はお父さんじゃない!叔父だ!!」

「叔父さんがんばって!」

アナウンサー「追い抜いた!追い抜きました!!」

アナウンサー「次は3人目です!」

………

アナウンサー「9人目まで来ました!以前白組が赤組を追い抜いています」

アナウンサー「その距離は、10mといったところでしょうか」

アナウンサー「この校庭は一周200mです。この10mの差、縮まらずに白組が逃げ切るのか。赤組が食いつくのかアンカーに期待です!」

こころ「白組が勝ちそうだね!」

未来「お父さんがヘマしなければね」

花子「未来のお父さんは運動できるのかし?」

未来「学生時代はテニスやってたって言ってたからそこそこはできるはず」

相馬父「撫子ちゃん、悪いけれど未来も見てるから本気で逃げさせてもらうよ」

撫子「わかりました。私も本気でやりましょう」

アナウンサー「今、白組アンカーにバトンが渡されました。おおっと速い!速い」

赤組「へぇへぇ……がんばって」

撫子「了解です」

アナウンサー「今、赤組にもバトンが渡されました。距離は伸びて15mほどでしょうか?がんばってください!」

撫子「」タッタッタッタ

撫子「(第一コーナ、できるだけインコースを狙って)」タッタッタッタ

アナウンサー「おおっと、赤組のお姉さんも速い!ものすごい速さです!白組の人にも引けを取りません」

アナウンサー「ただ、ほぼ、互角の速度!追いつくまではいけなさそうです!」

櫻子「ねーちゃん!がんばれー!!」

花子「撫子お姉ちゃん、がんばって!!」

こころ「撫子お姉さんがんばってよー」

未来「……」

撫子「(そして、コーナーを曲がり終わった後、ここで加速!!)」タタタッタタ

アナウンサー「おっと、赤組のお姉さんはここで更にスピードアップ、白組にグングン追いついて行きます!」

相馬父「(ふっふ、速いね。でも、負けられないよ!未来が見てるもの!)」

相馬父「(未来、お父さん頑張ってるからね!見ててねってええ!!)」

未来「撫子お姉さんがんばってーーーー!!!!」

相馬父「な、なんでーーーー!!」ガーン

アナウンサー「おおっとここに来て白組のお父さんは急に減速」

撫子「(よし、この直線で追い越せる!)」

相馬父「ち、ちくしょー!!娘に勇姿を見せてやろうとしたのにー!!」

相馬父「意地でも負けられない!!」ダッ

アナウンサー「おおっと、またここに来て白組のお父さんスピードアップ。赤組のお姉さんは白組のお父さんの後ろに並びました!!これはどうなるかわからない!!」

撫子「(第3、第4コーナー。ここもイン側を攻めよう)」タタタタ

相馬父「(おおっと、イン側は入らせないぞ)」

撫子「(やばい、体が大きくて前にいけない)」

撫子「(一瞬でもアウトに出たら遅れをとる)」

撫子「(インは譲れない……)」

相馬父「ハッハッハッハ」

撫子「(ここまで無呼吸のダッシュ。相手は疲れてきて有酸素運動に変わっている)」

撫子「(200mを無呼吸で走り切るのは意外ときつい。でも私は大丈夫。まだ行ける)」

撫子「(ということは直線で勝てる見込みがある)」

アナウンサー「第4コーナーは白組のお父さんが優勢で抜けました。さあ最後のラストスパートです!」

アナウンサー「直線をつっきってください!!」

相馬父「ハッハッハッハ」ダッダッダッダ

撫子「(んーーーー)」ダダダダダダダ

アナウンサー「!!」

相馬父「!!」

アナウンサー「な、並びました!!さぁ、勝つのはどっちでしょう!?」

撫子「(最後の一絞り!!)」ダダダダダダダ

相馬父「ハッハッハッハ」ダダダダダ

アナウンサー「ゴールテープを切りました!勝者は……赤組です!!」

赤組「わぁああああああああああ!!!!」

花子「撫子お姉ちゃんすごいし!!!」

櫻子「さすがねーちゃん!」

こころ「花子のお姉ちゃんすごいのー」

未来「す、すごいね!!」

みさき「わぁーすごいわ!」キラキラ

撫子「はぁはぁはぁはぁ」ドクドクドクドク

相馬父「ぜぇぜぇぜぇ」

相馬父「な、撫子ちゃん……すごかったよ……完敗だ……」

撫子「いえいえ……こちらこそ……」

相馬父「いい試合だったよ。握手いいかな?」

撫子「はい」

ガシッ!

未来「もー、お父さん!しっかりしてよね!!」

相馬父「はっはっは、申し訳ない」

未来「まぁ、撫子お姉さんがカッコ良かったからいいけれど」

相馬父「ええー!パパはー!?」

未来「ぱ、パパっていうの禁止!!」カァー

花子「撫子お姉ちゃんお疲れ様。はい、これ水だし」

撫子「ありがとう花子」

撫子「次は花子の番だね」

花子「頑張るし」

相馬父「未来、花子ちゃんに勝つんだよ!」

未来「うん、頑張る!」

相馬父「そうだ!その意気だ!」

第132話 花子の運動会 8 終わり

第133話 花子の運動会 9

アナウンサー「それでは最終種目になりました赤組白組対抗リレーです」

アナウンサー「その前に、赤組白組双方の点数を発表します」

アナウンサー「白組は673点、赤組は648点」

アナウンサー「赤組は白組に25点差で負けています頑張ってください」

アナウンサー「最終種目の赤組白組対抗リレーはアンカーがゴールしたときにリードしていた秒数×10で計算されます」

アナウンサー「十分赤組も巻き返しがきくのでがんばってください」

こころ「どういうこと?」

花子「ん?」

こころ「今の点数の話」

花子「ああ、例えば赤組のアンカーが先にゴールしたとするし」

花子「その5秒後に白組のアンカーがゴールしたとすると10倍されて50点が赤組に加算されるんだし」

こころ「なるほどーさすが花子様わかりやすい!」

未来「私たちは白組の応援だよ!」

こころ「でも、花子様とみさきちが赤組」

未来「そ、それはそうだけど……なんで同じ組じゃなかったんだろ」

花子「じゃあ、行ってくるし」

みさき「私も行ってくるわ!」

アナウンサー「最初は1年生からです。1学年赤組、白組それぞれ二人づつならんでください」

みさき「ドキドキするわね」ドキドキ

花子「そうだし」ドキドキ

みさき「うまく走れるかしら?私が花子にバトンを渡すのよね?」

花子「がんばれし」

アナウンサー「それでは一年生の子用意はいいかなー?」

「「はーい」」

アナウンサー「それでは、よーい、スタート!」

アナウンサー「さぁ、始まりました!最終種目の赤組白組対抗リレーが今始まりました!」

アナウンサー「下級生はハーフラリーで100mまで行った所でバトンをつなぎます!」

「ハイ!がんばって!」

アナウンサー「白組が出ました!白組が最初にバトンをつなぎました!」

「はぁはぁ、はい!」

アナウンサー「続いて赤組です!」

みさき「それじゃあ、並んでくるね!」

花子「がんばるし!反対側でみさきが来るのを待ってるし!」

みさき「///」

アナウンサー「戻って来ました。戻ってきたのはまだ白組優勢です!」

アナウンサー「今バトンを渡しました」

アナウンサー「そして、赤組は来ました」

みさき「がんばって!ここまで来たらお姉さんが引き継いであげるから」

「はぁはぁ、ハイ!」

みさき「行くわよ」ドタタタ

アナウンサー「今、赤組にバトンが引き継がれました!差は10mほどです!」

第133話 花子の運動会 9 終わり

第134話 花子の運動会 10

みさき「(全力疾走よ!)」タッタッタッタ

みさき「(コーナーの攻め方は……)」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

みさき「なんで撫子お姉さんはそんなに速く走れるの?」

撫子「それはね。できるだけコーナーをイン気味。ラインにそって走るんだよ」

撫子「後は、息を我慢して力を出す……かな。直線はそれで加速するよ」

みさき「へぇ……」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

みさき「(コーナーはラインにそって走る!)」タッタッタッタ

アナウンサー「赤組が白組に徐々に近づいています!がんばってください!」

みさき「(そして、コーナーを抜けたら全力疾走!無呼吸で)」タタタタ

白組「はっはっはっは」タッタッタッタ

みさき「(よし!並んだわ!)」タタタタ

アナウンサー「赤組と白組が並びました!」

みさき「(花子が見えてきた!バトンの受け渡し方は……)」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

花子「みさき、バトンの受け渡しの練習をするし!」

みさき「えっ!そんなもの練習しなくても普通に渡せばいいじゃない」

花子「意外と難しいんだし!試しにやってみるし!」

みさき「行くわよ花子!!」タッタッタッタ

花子「」タッタッタッタ

みさき「ちょっと、なんで花子も走りだすのよ!!」

花子「そうしないと、止まった状態からだとバトンが渡しづらいからだし」

花子「試しにとまった状態からやってみるし?」

みさき「もう一度行くわよ花子!」タッタッタッタ

花子「」

みさき「はい」バシッ

みさき「っとととと」

花子「ねっ?渡しづらいし?」

みさき「確かにそうね」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

みさき「(花子は渡す前に走りだすからもうちょっとね!)」タッタッタッタ

花子「みさき!もう少しだし!」

白組の子2「ファイトーもう少しだよー!」

花子「」タッタッタッタ

みさき「はい!!」

花子「」バシッ

白組の子1「はい!」

白組の子2「あっ!!バトン落としちゃった!!」

花子「(ちゃんと練習しておいてよかったし)」

アナウンサー「おおっとここで白組バトンをうまく引き継げなかった!」

第134話 花子の運動会 10 終わり

第135話 花子の運動会 11

アナウンサー「さぁ2年生の二人目になりました!両方ともがんばってください!」

花子「(ここで、さらに引き離すし!)」

櫻子「花子ー!!がんばれー!!」

花子「(恥ずかしいからやめろし!気が散るし!)」

アナウンサー「ぐんぐんと白組と赤組の差が広まります!白組の子がんばってください!」

花子「(目標は20m引き離すことだし!)」

こころ「さすが花子様だねー速い」

未来「そうだね。花子様が赤組にいるなんてなんて強敵」

花子「(あと半分!)」タッタッタッタ

こころ「ねぇ、撫子お姉さん、なんで花子様も撫子お姉さんも走るの得意なの?」

撫子「んー、なんでだろう……小さいときから走り回ってたからかな?」

こころ「私は運動してないからしょうがないや~」

未来「私は運動してるけれど、花子様に勝てないー!!」

撫子「(本当は遺伝子だなんて言えないし、言いたくない……)」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

藍「撫子って走るの速いよね?ていうかスポーツ全般的に得意だよね?」

撫子「ん?まぁね。うちの家系はみんなスポーツ得意だよ」

藍「羨ましいな~」

めぐみ「その代わりに胸の発育が……」

撫子「」バシッ!

めぐみ「いったぁー!!ごめん!撫子!許してー!」

撫子「許さん!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

撫子「(運動神経なんて要らなかったのに)」ポロポロ

未来「な、撫子お姉さんが泣いてるよー!!どうしてー!!?」

アナウンサー「今、赤組がバトンを引き継ぎました!白組は最終コーナーを回ったところです!」

アナウンサー「その距離20mほどでしょうか!挽回できるようにがんばってください!!」

花子「ふぅふぅ」

みさき「お疲れ様花子」

花子「はぁはぁ、うん!赤組は勝つし!」

みさき「そうね!」

第135話 花子の運動会 11 終わり

そういえば、聞こうと思ってたんですけど
小2が年上に敬語って普通は使いませんかね?

第136話 花子の運動会 12

そして、何回か白組と赤組の順位は交代したのち、赤組がリードした


アナウンサー「最後のアンカーです!がんばってください!」

花子「これは……どちらが勝つかわからないし!」

未来「白組がんばれー!!」

みさき「赤組がんばれー!」

こころ「んー?赤組がんばれー!」

花子「だから、こころは白組だし!」

こころ「そーだったねーじゃあ白組がんばれー!」

花子「25点差だから、赤組は白組を2.5秒も離さないと勝てないし」

花子「距離にして20mほどだし!」

みさき「今の距離は!?」

花子「わからないけれど、赤組が第2コーナー曲がった付近で白組が第1コーナー曲がってるから20mぐらいは離れてると思うし!」

みさき「それなら大丈夫ね!」

アナウンサー「さあ、赤組は直線コースに入りました!ぐんぐんスピードを上げていきます」

未来「白組がんばれ!白組頑張れ!」

アナウンサー「ここで、白組も直線コースに入りました!白組もスピードを上げていきます!」

こころ「わぁーさすが6年生速いねー!」

みさき「赤組がんばれー!がんばるのよー!!」

櫻子「赤組がんばれー!!」

撫子「花子は応援しないの?」

花子「そ、そうだし!赤組頑張れ―!!」

「「「赤組赤組!!」」」

「「「白組白組!!」」」

アナウンサー「応援も凄まじい熱狂です!双方ともがんばってください!」

花子「やっぱり、200mは長いし」

アナウンサー「赤組第四コーナーに入りました!おっと、白組も先ほどから赤組に近づいていってます!」

花子「逃げ切るしーー!!!」

みさき「逃げ切って!!」

未来「がんばれー!あとちょっとだよー!!」

こころ「がんばれー!!」

アナウンサー「赤組最後の直線です!」

アナウンサー「白組も第四コーナーを曲がり切りました!」

櫻子「あっかぐみ!あっかぐみ!」

花子「赤組頑張るし―!!」

みさき「がんばって!!」

アナウンサー「今赤組がゴールテープを切りました!」

みさき「よし!」

花子「ここからは後何秒白組が遅れてくるかだし!」

みさき「1,2」

アナウンサー「ただいまゴールしました!白組もただいまゴールしました!」

アナウンサー「赤組白組対抗リレーの勝者は赤組ですが、最終結果は点数で発表します」

花子「び、微妙なところだし!ぎりぎり0.5秒たってなかったかもだし」

みさき「ドキドキ」

櫻子「勝ってるといいな!花子」

花子「そ、そうだし」

アナウンサー「では、結果発表です」

アナウンサー「まず、100点台から」

アナウンサー「赤組は6、白組も6です」

アナウンサー「次は1点台です。赤組が1、白組が6です」

アナウンサー「最後に10点台です。赤組が7,白組が7です」

アナウンサー「ということで、今回の勝者は白組です!おめでとうございます白組の人たち」パチパチ

アナウンサー「惜しくも赤組の子達は負けてしまいましたが大健闘でした!」

みさき「負けちゃったね」

花子「まぁ、仕方ないし」

未来「やったー!こころちゃん!私達が勝ったよ」ピョンピョン

こころ「やったねー!!」

撫子「まぁ、みんなよく頑張った!」

櫻子「今年は花子の組は負けかー来年に期待だな!」

第136話 花子の運動会 12 終わり

以上で花子の運動会編は終わりです

撫かの編安価>>345

美穂様

第137話 美穂様とデート 1

prrrrr

撫子「はい」

美穂『撫子ー。明日暇?』

撫子「うん、暇だよ」

美穂『じゃあデートしない?』

撫子「いいけど、ホント美穂は唐突だね」

美穂『それが私なの。いきなり誘って困る撫子が見たいからねー』

撫子「全く。で、場所はどこにする?」

美穂『撫子の家に行くから待ってて』

撫子「わかった。何時頃?」

美穂『さぁ?』

撫子「さぁって……まぁ、いいよいつでも。朝から起きてるし」

美穂『ホント撫子は健康児ねー』

撫子「健康児って……じゃあ、また明日」

美穂『はーい』

翌日 朝7時
 
撫子「んー!」

タンタンタン

撫子「あっ、花子おはよう」

花子「撫子お姉ちゃんおはようだし!」

撫子「また、宇宙姉妹?それ好きだね」

花子「うん、面白いし」

ピーンポーン


花子「誰か来たし」

撫子「もしかして、美穂?こんな朝早くから」

ガチャ

美穂「来ちゃった」

撫子「早すぎ」

美穂「えーだって撫子の事考えてたら眠れなかったんだもん」

撫子「ただ早起きしただけでしょう、ぐっすり寝たいい顔してるよ」

美穂「あは。バレちゃった?」

撫子「どうぞ、上がって」

美穂「お邪魔しまーす」

美穂「おじゃましますね、花子ちゃん」

花子「あっ、美穂お姉ちゃんおはようだし」

美穂「やーん!花子ちゃん今日もかわいいー」ダキッ

花子「ちょっ、邪魔しないでほしいし!」

美穂「ええーいいじゃん」

撫子「花子の見たい番組見させてあげてください」

美穂「撫子がそこまでいうなら……ごめんね花子ちゃん。また、後で遊んであげるから」

花子「撫子お姉ちゃんと遊んでろし」

美穂「もう、おませちゃん」

撫子「美穂、いいから二階上がろう」

美穂「はーい」

第137話 美穂様とデート 1 終わり

第138話 美穂様とデート 2

撫子「全く、こんな朝早くから来ると思わなかったよ」

美穂「私は気まぐれだからね」

撫子「ホントだよ、全く」

美穂「さっきから、全くいいすぎー」

美穂「ねぇねぇ、そういえば、私達の関係って家族にバレてるの?」

撫子「櫻子は知らない。花子は知ってるっぽい」

美穂「やーん、花子ちゃんおませちゃん!」

撫子「花子は勘がいいからね。本当は隠していたかったんだけどね。両親にはバレてないのが幸い」

美穂「えー、いいじゃん♪」

撫子「美穂はそうやってバレてもいいってスタンスだけどさ、やっぱり、アブノーマルなのは否めないって」

美穂「好きな人のこと好きっていってなにが悪いの?」

撫子「そう言われるとあれだけど、とにかくダメなの!」

美穂「撫子ってからかうとおもしろーい」

撫子「からかってたのか……」

美穂「半分は本気だよ」

撫子「たまに私は美穂が本当に私のこと好きなのか疑問に思う」

美穂「もちろん、好きに決まってんじゃん。それは本当の気持ち」

撫子「そう、それならいいけど」

撫子「それにしても私達最初は気が合わなかったよね?」

美穂「そうだねーだって撫子なんか怖かったしー」

美穂「なんだこのクール気取ってる一匹狼はって思ってたよ」

撫子「うっ、人見知りしてただけです……」

撫子「私は外見からか、クールな印象与えてるみたいなんだよね」

美穂「実際クールだけどね」

撫子「そうかな」

美穂「喋り方とか女の子っぽくないよ」

撫子「女の子っぽい喋り方って?」

美穂「~わよ、とか語尾を伸ばすとか」

撫子「ですわよ口調は私はできないわ。語尾を伸ばすかぁ」

撫子「私撫子ですぅー」

美穂「うふ、今の録音しておいた」

撫子「や、やめて!」

美穂「ウソウソ。というか、私達の馴れ初めってどんなだったっけ?」

撫子「そうだね。今日はちょっと思い出話でもする?」

第138話 美穂様とデート 2 終わり

第139話 美穂様とデート 3 回想

撫子と美穂は2年のときに同じクラスになった
撫子と藍とめぐみは1年からの仲であった
そんな中美穂は席が近かった藍に話しかけられる

始業式の後のHR

藍「私、三輪藍です。よろしくね」

美穂「八重野美穂よろしく(いきなり話しかけられるとは)」

藍「それにしても後ろから2番目とは」

美穂「最初席が名前順だからいっつも後ろの方なんだよね」

藍「ああ、私も割りと後ろのことが多いよ。八重野さんは『や』だからね。『わ行』の人がいなかったら一番後ろになっちゃうね」

美穂「まぁ、私は視力がいいから後ろでもいいけれどね。それに教室が広く見えるし。三輪さんは前と後ろどっちが好き?」

藍「私は前の方がいいかな、前だと先生の授業受けてるって感じがするんだよね」

美穂「へぇー、三輪さんって真面目なんだね」

めぐみ「藍ー!また同じクラスだね!」

撫子「よろしくね」

藍「うん、私もよろしく!めぐみ、撫子!」

美穂「(一年のときからの友達かぁ、既に作られた友だちの輪に入るのは難しいんだよね。まぁいっか、友達作らなくても)」

撫子「そっちの人はなんて名前?」

美穂「えっ?」

美穂「八重野美穂……」

撫子「私は大室撫子。よろしくね」

美穂「よろしく(この人も私のことを気にかけてくれるんだ)」

めぐみ「私は園川めぐみ。よろしくね」

美穂「よろしく」

藍「私の友達たち、よかったら一緒に仲良くしよ?」

美穂「あ。ありがとう(何でこの人達はずかずかと私の中に入ってくるのだろう……)」

下校時刻

藍「さぁー帰ろう!撫子、めぐみ」

めぐみ「おいさー」

撫子「うん、あっ、よかったら八重野さんも一緒に帰る?電車通勤?」

美穂「う、うん、そうだよ(そんな声までかけてくれるんだ……)」

撫子「じゃあ。一緒に帰ろう」

美穂「ありがとう、大室さん」ニコッ

撫子「撫子でいいよ。その代わり私も美穂って呼んでいいかな?」

美穂「はい」

めぐみ「おっ、さすが撫子、もう女の子1人落としたな?」

撫子「落としたって人聞きの悪い……」

めぐみ「あ、私もめぐみでいいからねー」

撫子「めぐみはめぐしーでも可」

めぐみ「その呼び方は認めない!」

美穂「あはは、わかったよ、めぐみ」

藍「私も藍でいいよ」

美穂「ありがとう藍ちゃん」

美穂「(こんなに楽しい下校は久しぶりだ)」

第139話 美穂様とデート 3 回想 終わり

ごめんなさい。思いっきり>>348と矛盾してる回想が入ったので書き直します
>>351-352は見なかったことにしてください

第139話改 美穂様とデート 3 回想

撫子と美穂は2年のときに同じクラスになった
撫子と藍とめぐみは1年からの仲であった
そんな中美穂は席が近かった藍に話しかけられる

始業式の後のHR

藍「私、三輪藍です。よろしくね」

美穂「八重野美穂よろしく(いきなり話しかけられるとは)」

藍「それにしても後ろから2番目とは」

美穂「最初席が名前順だからいっつも後ろの方なんだよね」

藍「ああ、私も割りと後ろのことが多いよ。八重野さんは『や』だからね。『わ行』の人がいなかったら一番後ろになっちゃうね」

美穂「まぁ、私は視力がいいから後ろでもいいけれどね。それに教室が広く見えるし。三輪さんは前と後ろどっちが好き?」

藍「私は前の方がいいかな、前だと先生の授業受けてるって感じがするんだよね」

美穂「へぇー、三輪さんって真面目なんだね」

めぐみ「藍ー!また同じクラスだね!」

撫子「よろしくね」

藍「うん、私もよろしく!めぐみ、撫子!」

美穂「(一年のときからの友達かぁ、既に作られた友だちの輪に入るのは難しいんだよね。でも、せっかくの機会、やっぱり友達が居たほうが面白いもんね)」

美穂「私は八重野美穂です。三輪さんの後ろの席担当です」

めぐみ「八重野さん?あはは、後ろの席担当っておもしろいね」

美穂「よろしくね(よしつかみはうまくいった。やればできる)」

めぐみ「私は園川めぐみ、めぐみでいいよ」

美穂「じゃあ、私は美穂で」

めぐみ「分かった美穂ね」

藍「私も藍でいいよ」

美穂「わかった藍ちゃん」

藍「えっ?なんで私にはちゃん付け?」

美穂「なんかかわいいからかなーあはは」

藍「え??どういう意味??」

めぐみ「確かに藍は可愛らしいからねー」

美穂「藍ちゃん藍ちゃん、ふふふー(私良い感じで会話できてるかな?)」

撫子「トイレ行く」

藍「ちょっと、撫子助けてー」

美穂「今の人は?」

藍「撫子だよ。私たちの一年からの友達」

美穂「そうなんだ(ちょっと絡みにくいかもなー)」

第139話改 美穂様とデート 3 回想 終わり

第140話 美穂様とデート 4 回想2

現在へ戻る

美穂「って感じが撫子の第一印象だったな」

撫子「ふむふむ、って最初私が喋ってたのになぜか美穂に主導権を握られてる」

美穂「撫子って初対面苦手だよね」

撫子「今は治ってきたけどね」

美穂「そういえば、撫子の方から私に話しかけてきたよね?」

撫子「ああ、あれは……」

~~~~~~~~~~~~回想~~~~~~~~~~~~~~~

めぐみ「ねぇ、撫子最近付き合い悪くない?」

藍「うん、前は一緒に帰ってたのになんで先に帰っちゃうの?」

撫子「だって、藍とめぐみあの子と一緒に帰るじゃん……」

めぐみ「美穂のこと苦手なの?どうして?」

藍「いい子だよ」

撫子「よく話すタイプの子は苦手」

めぐみ「まぁまぁ、一度話してみなって!」グイグイ

撫子「ちょっ!」

藍「ほらほら、こっちこっち」グイグイ

撫子「いーやーだー!」

ドン

美穂「きゃっ!」

撫子「イタタ、あ、あの……ご、ごめんなさい」ギロ

美穂「えっ……(なんかすごい睨まれてる……)」

美穂「いえいえ、っていうかなんで敬語?」

撫子「あ、あまり話したことないし」モジモジ

美穂「撫子ちゃんでしょ?いいよ、敬語なんか使わなくて私も話してみたいなって思ってたし(緊張してただけなのか。というかモジモジしちゃってかわいい)」

撫子「あ、そ、そうだね。じゃ、じゃあ今日一緒に帰ろうか」

美穂「うん!」

下校道

美穂「って感じでー」

藍・めぐみ「あははは」

撫子「(やっぱり、話の主導権を握られちゃって会話に入り込めない……)」

美穂「なんだけど、って撫子ちゃんも話に入らない?」

撫子「あっ、えっとその撫子ちゃんってのやめてほしいな」

美穂「えー、かわいいのになー」

撫子「か、かわいい……」

美穂「じゃあ、なんて呼べばいいの?」

撫子「な、撫子で……」カァ

美穂「わかったよ撫子(この子からかい甲斐がある!おもしろい!)」

めぐみ「(美穂、撫子をあんなにさせるとは。すごいなぁ)」

~~~~~~~~~~回想終わり~~~~~~~~~~~~

美穂「あのときの撫子はかわいかったなー」

撫子「あれは緊張してた……思えばあの時から美穂の手の上で転がされていたのかも」

第140話 美穂様とデート 4 回想2 終わり

第141話 美穂様とデート 5

美穂「撫子って大勢の前でしゃべるのとかは得意だけど、友達として付き合うっていうのがあまり得意じゃないよね?」

撫子「そうでもないよ。自分のペースでしゃべれる人だったらすんなり仲良くなれる」

撫子「美穂は私のペースで喋れないから苦手だったんだよ」

美穂「あーそうなんだ」

撫子「むしろ美穂みたいなタイプの人と仲良くなれた理由がわからない」

美穂「私の努力の甲斐あってかな」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

美穂「ね~今日アイス食べに行こー?」

・・・・・

美穂「今日は帰りに本屋寄って行かない?」

・・・・・

美穂「今度の日曜日暇?」

・・・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

撫子「すごい積極的だった」

美穂「だって、撫子と一緒にいるの面白かったんだもん」

撫子「いつの間にか私も美穂のペースに乗せられてこんな関係になっちゃったけどね」

撫子「そういえば、私達告白とかそういうのなかったね」

美穂「ふふ、いつの間にか恋人ってのもステキじゃない?」

美穂「じゃあ、告白ごっこしてみる?」

撫子「いや、いいよ恥ずかしいし」

美穂「前電話でしたじゃん」

撫子「あ、あれは、その……美穂がしろって言うから」モジモジ

美穂「でもイヤじゃないんでしょ?」

撫子「う、うん」

美穂「じゃあ、好きって言ってみて」

撫子「す、好き」

美穂「美穂もつけて」

撫子「す、好きだよ。美穂」

美穂「はい、私も好きだよ撫子」

美穂「……」

撫子「……」カァ

美穂「赤くなってるかわいいー」

撫子「もぅ……」

撫子「な、なんか恥ずかしい、どこか外行こう外」

美穂「私はまだ恥ずかしがってる撫子をじっくり見てみたかったけどいいよ」

第141話 美穂様とデート 5 終わり

行く場所安価>>359

甘い物でも食べに行こう

第142話 美穂様とデート 6

撫子「どこに行く?」

美穂「なんか私甘いもの食べたいなー」

撫子「じゃあ、食べに行こっか?」

撫子「国道沿いにケーキ食べ放題のお店ができたらしいから」

美穂「やったー!」

撫子「撫子、ついでにそれが昼ごはんでいいよね?」

美穂「いいよいいよ、私甘いもの大好きだから」

撫子「了解」



撫子「とりあえず、遠いから自転車で行こう、2台あるから……」

美穂「2ケツ」

撫子「え?」

美穂「2ケツがいいー」

撫子「マジで?」

美穂「うん」コク

撫子「わかった。じゃあ、私が前こぐから、美穂は後ろで」

美穂「はーい」

撫子「んじゃ行くよ捕まっててね。ってその座り方じゃ捕まれないじゃん」

美穂「恋人座りに憧れてて、いやん。撫子の運転技術なら大丈夫」

撫子「もう、落っこちても知らないからね」

撫子「じゃあ、行くよ」コギ

美穂「やーん、動き出したー!」



撫子「ふぅ、ふぅ」

美穂「撫子大丈夫?」

撫子「いや、意外と疲れる」

美穂「交代しよっか?」

撫子「いいよ、もうすぐだし。道分かるの私だけだから」

美穂「じゃあお言葉に甘えて」

撫子「……」ハァハァ

美穂「撫子がんばれー」

撫子「はい」ハァハァ


撫子「ふぅ……ついた……」ハァハァ

美穂「お疲れ様。ハイこれ水」

撫子「水筒とは気が利くね」

美穂「いつも持ち歩いてるから」

撫子「ありがと」ゴクゴク

美穂「落ち着いた?」

撫子「うん、じゃあはいろっか?」

美穂「うん!」

第142話 美穂様とデート 6 終わり

第143話 美穂様とデート 7

ケーキバイキング屋

美穂「やーん、すごいケーキの種類」

撫子「ここは食べ放題だけど結構味もしっかりしててお気に入り」

撫子「食べ放題じゃなくて持ち帰りもできるくらいだからね」

美穂「へぇーそうなんだー」

美穂「じゃあ、さっそく取ってくるねー」

撫子「私も」

モンブラン
ストロベリーホイップケーキ
ショートケーキ
チョコレートケーキ
ティラミス
チーズケーキ
ブルーベリーチーズケーキ

美穂「どれにしようか迷うね」

撫子「まぁ私はチーズケーキが好きだからこれから食べるけど。ここのチーズケーキはタルトが硬くて良い感じ」

美穂「ティラミスにしようかな。あっ、でもストロベリーホイップケーキも美味しそう」

撫子「まぁ、焦るもんじゃないから食べたいの取ってけばいいんじゃない」

美穂「こっちはなぁに?」

撫子「ああ、そっちはプリン系だね」

美穂「これも食べ放題に入ってるの?」

撫子「うん」

美穂「すご~い!」

撫子「確かに」


撫子「じゃあ、私はとりあえず最初はこれとこれで」

チーズケーキ、チョコレートケーキ

美穂「私はこれとこれとこれとこれで」

ショートケーキ、ストロベリーホイップケーキ、ティラミス、ホイッププリン

撫子「わぁ、見事に生クリーム三昧」

美穂「うん、私生クリーム好きなのー」

撫子「私は生クリーム系ばっか食べると飽きるから、間に違うもの挟むかな」

撫子「ああ、あとココ紅茶、コーヒー飲み放題だから」

美穂「やーん、ステキ」

撫子「うん、それでいて1380円だから安いよね」

美穂「高校生にも手が出せる値段ね」

美穂「じゃあ、また取ってくるねー」

撫子「(美穂ペース速いなー)」モグモグ

撫子「(ケーキバイキングのコツはスローペースで食べること)」

美穂「ホイッププリンもう一つとグランベリータルトとショートケーキ追加で持って来ちゃった」

美穂「撫子はお代わりまだしないの?」

撫子「私はスロースターターだからね」

撫子「あまり、早食いすると後で後悔するよ」

美穂「えーそうなのー?」

撫子「なんというかねぇ、食べるときはねぇ救われてなきゃーいけないんだ」

撫子「静かで豊かで独りで」

美穂「何いってんの撫子?」

撫子「なんだろ……」

撫子「でも、元を取ろうと多く食べるよりも、食べることを楽しもうとするのが私のスタイルってことかな」

美穂「それも一理あるね。でも、これが私のペースだから平気!」

撫子「それならいいけど(後でへばってる美穂が見える)」

撫子「ということで、私もお代わり」

第143話 美穂様とデート 7 終わり

第144話 美穂様とデート 8

撫子「ふぅ、もうお腹いっぱい!」

美穂「えぇーもうお腹いっぱいなの?」

美穂「そんなに食べてないじゃん」

撫子「そんなに食べてないって言ってもひと通り全部の品は食べたよ」

美穂「それだけでお腹いっぱいになるの?」

美穂「私はひと通り全部の品食べた後に、2周目入って生クリーム系のケーキとプリンたくさん食べたよ」

撫子「美穂、やはり只者じゃない」

美穂「でも、もうケーキは入らないねー。しょっぱいものが食べたくなってきた」

撫子「その上さらに食べるというの!?」

美穂「帰りにマックによってかない?」

撫子「いやいや、無理だから」

美穂「今ならチキンマックナゲット買うと無料券もついてくるのになー」

撫子「そのもらった無料券分も食べるつもり!?」

美穂「?もちろん」

撫子「私は忘れていた、美穂は大食いもできるということを……」

美穂「そうだよ、私食べても太らない体質だからね。そして、量も食べようと思えばいくらでも入っちゃう」

撫子「す、すごい……」

撫子「美穂様と呼ばせてください……」



美穂「チキンマックナゲットとー後、フィレオフィッシュバーガー1つで!」



美穂「やーん、もう一個いけちゃうー!」



美穂「チキンマックナゲットもう一つで」


撫子「恐れいりましたー!!ははー」

撫子「結局、マックも食べてしまったね」

美穂「まぁ、ようやく苦しいぐらいかな」

撫子「なんという胃袋……」

第144話 美穂様とデート 8 終わり

第145話 美穂様とデート 9

美穂「次どこ行くー?」

撫子「ちょ、ちょっと食べ過ぎて気分悪いから公園で休んでいこう」

美穂「了解」

撫子「美穂からもらったチキンマックナゲットが効いた」

美穂「2つだけじゃん?」

撫子「それでも私のケーキを食べた後の胃袋に、揚げ物2つはきつかったのです……」

美穂「もーう、撫子のお腹は貧弱ねー」

撫子「いや、美穂の胃が鉄でできてるだけでしょ」

撫子「ふぅー苦しい。ちょっとベンチに座る」

美穂「いいよー」

美穂「もうすっかり暖かいねー」

撫子「3月だからね」

美穂「もうそろそろ桜がさく時期かなー」

撫子「まだ早いんじゃない?」

美穂「そうだね。寒い日もあるし」

撫子「三寒四温って言うからね」

さらさらさらさらー
心地良い風がふき木の葉が揺れる

美穂「んー。なんだか眠くなっちゃった」

撫子「膝枕してあげようか?」

美穂「えっ?撫子が?」

撫子「他に誰がするっていうの」

美穂「ちょっと意外、撫子自分から積極的にそういうこという子じゃないのに」

撫子「私も春の風に誘われて、ちょっとおかしくなってるのかもね」

美穂「じゃあ、お言葉に甘えて」ギュッ

撫子「ん」

美穂「撫子の太もも気持ちい」

撫子「そう」

美穂「んー」ウトウト

撫子「(食べ過ぎて眠くなったのね。しばらく寝かせてあげよう)」

撫子「ふー」ウトウト

撫子「イカン、私まで眠くなってきた……」

撫子「でも、小春日和の公園の中寝るのも悪くはないかもしれない」




「ねぇーあれ見てー。女の子と女の子が膝枕して寝てるよー」

「わぁー本当だ!もしかしてあれかなー?」

撫子「ん!」パチ

美穂「見られちゃったね」

撫子「美穂、起きてたの?」

美穂「うん、少し前から」

撫子「まぁ、もう今日は何言われようがいいや」

美穂「いつもの撫子と違う」

撫子「今日はそういう気分なの」

美穂「そっか」

撫子「じゃあ、帰ろうか?」

美穂「うん」

さらさらさらさら
そんな小春日和の公園での出来事

第145話 美穂様とデート 9 終わり

第146話 美穂様とデート 10

帰り道

撫子「もうすっかり夕方になったね」コキコキ

美穂「そうねー」

撫子「結構うちから遠いからね。片道1時間かかるとか」コキコキ

撫子「これは車がほしくなる」

美穂「やっぱり、私もチャリ使えばよかったかも、ごめんね撫子ー」

撫子「いいよ、別に、いい運動になるし」コキコキ

美穂「ふふ、撫子。好き」ギュッ

撫子「いきなりどうしたの?」

美穂「ただ言ってみたかっただけ」

美穂「なんか夕闇に自転車で走る撫子の背中がカッコ良かったから」

美穂「いい雰囲気だなぁっと思ってー」

撫子「そっか」

美穂「うん」

撫子「そろそろ家につくね」

撫子「それともかえる?」

美穂「そうだね。あまり遅くなってもあれだし、今日はいっぱい楽しめたから帰ろうかな」

撫子「じゃあ、駅まで送っていくよ」

美穂「ありがと」ギュッ

撫子「……なんか今日の美穂やたら甘えん坊だね」

美穂「だって、撫子がカッコイイんだもん」

撫子「そ、そうかな……」

美穂「うん、撫子はカッコイイ」

撫子「また、からかうのはやめてよね」

美穂「これは本心だよ」

撫子「そっか、ありがとう」



撫子「ついたよ」

美穂「もう、すっかり夜だね」

撫子「そうだね。」

美穂「寒い」

撫子「よるになると寒いね。私は自転車こいできてたから暑いけど」

パサッ

美穂「?」

撫子「羽織る上着貸してあげる」

美穂「ありがとう撫子」

美穂「ねぇ、電車が車で待合室で一緒に待っててくれない?」

撫子「いいよ」

第146話 美穂様とデート 10 終わり

第147話 美穂様とデート 11

待合室

撫子「どう、寒さは和らいだ?」

美穂「ま、まだ」ガクガク

撫子「そう、じゃあ温めてあげる」

美穂「えっ?」

ギュッ、ピト
撫子は、美穂の手を握り、美穂にくっつく

美穂「……」カァ

撫子「どう?温かい?」

美穂「うん……」カァ

撫子「顔も赤いよ?よっぽど寒かったのかな」ジー

美穂「こ、これは!……」カァ

撫子「ふふ、もっと赤くなった」

美穂「あっ、撫子にからかわれた!」

撫子「たまには私が攻めになるのもね」

美穂「これは一本とられちゃったわ」

撫子「ふふ、そう」

ピカッピカ

美穂「駅の待合室の裸電球、もう切れかかってるね」

撫子「まぁ、田舎の無人駅だからね。しょうがないさ」

美穂「寒い中、二人で駅の待合室で切れかかった電球を見ながら、どこか遠くに行く電車を待つ。なんだかロマンチックね」

撫子「駆け落ちみたいな?」

美穂「そうそう。なんだかそんな雰囲気」

撫子「いいよ。美穂がしたいなら、駆け落ちしても」

美穂「えっ!?」

美穂「冗談だよね?」

撫子「どうかな……」

美穂「まったく、今日の撫子は私をからかって悪い子なんだから……」

撫子「(私達の関係は本来普通でない。女の子同士で付き合うなんて端からみたら変だと思われるし、家族にも反対されるだろう)」

撫子「だから、たまにこういうことを本気で考えてしまう」

美穂「えっ?なに?」

キューーーープシュー

撫子「電車、来たよ」

美穂「うん、じゃあ帰るね」

撫子「うん。また明日」

美穂「また明日ね。撫子」

プシュー、ガタン……ゴトン……ガタン…ゴトン…ガタンゴトン……

美穂「(撫子どこまで本気だったんだろう……)」







撫子「(でも、それはその時になったら考えればいいこと)」

撫子「(また明日になれば美穂に会えるんだから。)」

撫子「(今は、まだ……)」

撫子「私も帰ろう」

撫子は少し寒い春の夜のなか自転車を漕いで帰る。

第147話 美穂様とデート 11 終わり

第148話 美穂様とデート 12 帰ってきた撫子は

大室家

撫子「ただいま」

櫻子「おかえり」

花子「おかえりだし。”お友達”と遊ぶの楽しかったかし?」

撫子「うん、楽しかったよ(まったく花子はませてるんだから……)」

櫻子「あっ、ねーちゃんから甘い匂いとマックの匂いがする!私に黙って食べてきた!ずるい!!」

撫子「あーうるさいなーいいじゃん何食べてきても私のお小遣いなんだし(そして櫻子は相変わらずだ)」

櫻子「ずるい!ずるい!私にもー」ジタバタ

撫子「しょうがないな。今度連れて行ってあげるよ。国道沿いのケーキバイキングに」

撫子「もちろん花子もね」

花子「ありがとうだし」


撫子の部屋

撫子「ふぅーお風呂気持ちよかった」

チャンチャラチャンチャラ~

撫子「美穂からかな」

メール

from 美穂

本文:今日は楽しかったー!またデートしようね!

撫子「うん、またねっと」

そして、いつもの日常へ

第148話 美穂様とデート 12 帰ってきた撫子は 終わり

大室家単行本化されるんですね。
それは耳寄りな情報です。

第149話 占い師 高校生編 1

撫子達が高校二年のときで、まだ誰とも付き合ってないとき

下校道

美穂「あれー?こんなところに占い屋なんてあったっけ?」

撫子「最近できたのかな?」

めぐみ「占いが当たったためしがない……」

藍「手相占いみたいだね」

占い師「お嬢さんたち占いに興味があるのかね?」

撫子・藍「(お金取られそう……)」

めぐみ「(興味深々!)」

占い師「私は学生からはお金を取らないよ、100%オフにするからね」

撫子「(なんだろう、考えを読まれた気がする……)」

占い師「そっちの髪の毛を結んでるおっぱいの大きい子は興味ありそうだね」

めぐみ「えっ!?私!?(おっぱいおっきいっていわれちゃった。えへへ)」

占い師「よければやってみるかい?」

めぐみ「おねがいします!」

占い師「じゃあ、こっちの部屋へどうぞ」

占い部屋

占い師「私は手相を見て学業、健康、金運、恋愛などが占えるのだけれど、君が今一番知りたいのは恋愛に関してかな?」

めぐみ「え!ええぇ!なんでわかったんですか!?」

占い師「私は占い師だから」

めぐみ「(占い師ってそういうこともわかるんだ……)」

めぐみ「実は、ちょっと耳元いいですか?」

ゴニョゴニョ

占い師「女の子同士か」

めぐみ「変ですかね?」

占い師「いや、変じゃないと思うよ。むしろ私も昔そうなりかけたことがあるからわかるわ」

めぐみ「どうしてもその人のことを考えると胸が苦しくて、ああっ、これが恋なの!って感じになるんです」

占い師「ほうほう。そうなのかい」

占い師「でもね。ひとつ忠告しておくよ」

占い師「その人は競争率高いからね。早めに確保しておかないとだめなのだよ」

めぐみ「えっ?やっぱり、もてるのかなー?クールビューティーって感じだし。男子も放っておかないよね」

占い師「(もてているのは女の子からなんだけど、それはいわないようにしよう。お友達との関係が悪くなる……)」

占い師「君のがんばり次第としかいいようがないな。確実にくっつけるかどうかは私にはわからない」

めぐみ「じゃあ、がんばろう」

占い師「じゃあ、手相を見せてくれるかな?」

めぐみ「あっ、そういえばここ手相占いでしたね」

占い師「まったく、本業を忘れてもらったら困るよ」

めぐみ「じゃあ、これで」

占い師「ふむふむ」

占い師「健康は良好だね」

めぐみ「本当ですか!私健康なのが自慢なんです!」

占い師「学業は……うん、がんばろうね」

めぐみ「なっ、やっぱり……」ズーン

占い師「彼女と同じ大学に入るには、もうちょっとがんばった方がいいよ」

めぐみ「そうですか。がんばります」

占い師「金運は、うむ、自分で使う量が多すぎて逃げていくパターンだね。バイトをやめてお小遣いの範囲でなんとかしなさい」

めぐみ「確かに……服買いすぎなのかも……」

占い師「その開いた時間で勉強でもするといいのだよ」

めぐみ「確かに……」

占い師「まぁ、こんな感じだ」

めぐみ「本当になんでもわかるんですね!びっくりしました」

占い師「うむ、私は占い師だからね。人の顔と手相を見ただけで大体その人の性格、考えていることがわかるのだよ」

めぐみ「ありがとうございました。お金はいくらですか?」

占い師「お金は要らないよ。まぁ、払いたくなったら払いにくればいい」

めぐみ「そうですか!じゃあ、もし付き合えたら払いにきます!」

占い師「ふむ、がんばるのだよ」

第149話 占い師 高校生編 1  おわり

第150話 占い師 高校生編 2

めぐみ「なるほどなるほど」

撫子「ん?どうだった?」

めぐみ「えっ!?///」

撫子「当たりそう?」

めぐみ「あ、当たればいいかなぁなんてハハハ」

撫子「なんだそりゃ」

めぐみ「でもすごいよ。占い師さん大体現在の私のことは当ててきたから」

めぐみ「びっくりした」

美穂「めぐみは好感触だったみたいだねー」

めぐみ「うん。みんなもやってくれば?」

藍「じゃあ私が次行こうかな」

占い部屋

ガラガラ

藍「お願いします」ペコリ

占い師「はい、じゃあそこにかけて」

占い師「一番占ってほしいことは恋愛に関してなのだね?」

藍「ええぇええ!なんでわかったんですか!?」

占い師「女子高生の悩みなんてほとんど恋愛か人間関係だからさ」

藍「確かに、そうかも知れませんね」

占い師「どれ、私がちょっと相談に乗ってあげよう」

藍「はい、私の好きな人は……」

占い師「ふむ、女の子が好きなのか(さっきの子と同じ子だから言動に気をつけないといかんね)」

藍「そうなんです。変でしょうか?」

占い師「確かにアブノーマルではあるけれど変ではないと思うよ」

占い師「私も昔は女の子が好きだったし」

藍「へぇ、占い師さんもそうだったんですね」

占い師「みんな隠しているだけで結構同性に恋をすることはあるのだよ」

占い師「私はそういう人をこれまでもよく見てきた」

藍「どうすれば、付き合うことができますか?」

占い師「う~ん、やっぱり君の頑張り次第なんじゃないかな。向こうは多分まだ君の気持ちに気がついていないよ」

藍「やっぱり、そうですよね……」

占い師「でも、悲観することはない。その相手も特定の好きな相手はまだいないということだから、君にもチャンスはある」

藍「はい!がんばります!」

占い師「うむ、じゃあ手相を見せてくれるかな?」

藍「あっ、そういえばここ手相占いなんですよね」ハハハ

占い師「(なんだろうこのデジャブ)」

占い師「うむ、君は健康は良好、金運も学業も良好だ」

占い師「そのまま継続していけば志望しているところに入れるだろう」

藍「はい(撫子の目指してる大学結構上なんだけれど大丈夫かな)」

占い師「大丈夫だよ」

藍「えっ!?あっはい」

占い師「うむ、じゃあこれで終了だ。次の子を呼んできてくれるかな?」

藍「はい」

第150話 占い師 高校生編 2 終わり

第151話 占い師 高校生編 3

藍「終わったよー」

めぐみ「どうだった?なにか言われた?」

藍「うーん、えへへ。どうかな……でもちょっとうれしかった」

撫子「うれしい?」

藍「次は美穂が行く?撫子が行く?」

美穂「じゃあ私が先に行ってくるよ。いい?」

撫子「うん。いいよ」

占い部屋

ガララ

美穂「失礼しまーす」

占い師「じゃあここに腰をかけて」

美穂「はぁーい」

占い師「ふむふむ、君は特に悩みがないようだ」

占い師「今のお友達に恵まれたみたいだね」

美穂「えっ?そんなこともわかっちゃうんだーすごーい」

占い師「よかったね。今のお友達は大切にするのだよ」

美穂「はい、当然です」

占い師「じゃあ手相を見させてもらうかな?」

美穂「どうぞー」

占い師「健康は良好、金運はすごくいい。というか、君運がいいみたいだね。学業は……あーうまくいくみたいだね」

美穂「えーやっぱりそうですかー」

占い師「うむ、でも本来君はそんなに学業に優れた人でないように見える。今の学力を得るために並大抵な努力をしているのだね?」

美穂「すごいなーそんなことまでわかっちゃうんですね」

美穂「はい、そうですよ。家に帰ったら基本的に予習復習は欠かさないです」

占い師「うむ、それはよい心がけだ。でもあまり無理し過ぎないようにね。君は頑張りすぎてしまう傾向があるみたいだ。何事にも」

美穂「はい、気をつけます」

占い師「それと恋愛についてだがな。う~ん。君もまだ気づいていないみたいだけれど」

占い師「もしかしたら、魅力的な人に引きつけられる可能性もある」

占い師「でも、今この場で名前を言うことはできないな」

美穂「そうなんですか、私が惹かれる人……うーん誰なんだろうー」

占い師「まぁ、私の占いはここまでだ。君は強運の持ち主だから困難があっても何とかなると思うぞ」

美穂「ありがとうございまーす」

第151話 占い師 高校生編 3 終わり

第152話 占い師 高校生編 4

藍「なんて言われた?」

美穂「うふふ、秘密」

めぐみ「えー美穂だけずるいー私達話したのにー」

美穂「私はすごい強運の持ち主だって」

藍「あーわかる気がする」

めぐみ「じゃあ撫子行ってきなよ」

撫子「え、私も行くの?」

美穂「あたりまえじゃーん」

藍「私達みんなで行ったから撫子も行こうよ!」

撫子「そっか、わかったじゃあ行ってくる」

占い部屋

ガラガラ

撫子「よろしくお願いします」

占い師「はい、じゃあ座ってくれていいよ」

撫子「はい」

占い師「君はなにを占って欲しいかね?」

撫子「恋愛・金運・健康・学業、う~ん。健康と学業ですかね」

占い師「あら、てっきり女の子だから恋愛とかに興味があるかと思ったよ」

撫子「う~ん、今一番不安に思っているのは、健康と学業なんですよ」

撫子「一年後には受験生だし、健康がよくなければ学業にも差し支えるし」

占い師「ふむ、なかなかに真面目なのだね(思いを寄せている人がいくら居ても当の本人がこれではなかなかカップルは成立しないね)」

占い師「じゃあ手相を見せてもらえるかな?」

撫子「はい」スッ

占い師「ふむ、これはなかなかだ」

撫子「……」

占い師「健康もよく、学業も非常に優れている。元々の頭の良さに加え努力すればもっと伸びるタイプだ」

撫子「はぁ、そうですか……」

占い師「このまま今のように頑張っていればよいと思うよ」

占い師「(ちょっと彼女たちの手助けをしてみようかな)」

占い師「ただ」

撫子「なんですか?」

占い師「恋でもしてみると、また違った世界が見られるかもしれないな」

撫子「なっ///」

占い師「意外と身近にお前さんのことが好きな人がいるみたいだよ」

撫子「えっ///そうなんですか!?」

撫子「だ、誰だろう……」

占い師「まぁ、自分で気がつくか、アタックがあるかどっちかじゃな」

撫子「そ、そうですか」

占い師「じゃあ、これで終わりだよ」

撫子「ありがとうございます」

ガラガラ

藍「撫子はなんて言われたー?」

撫子「恋でもすれば新しい世界が見えると……」

藍「えっ……撫子好きな人いるの……?」

めぐみ「そうなの……」

美穂「……」

撫子「えっ、居ないけど」

藍「そっかーよかったー」

めぐみ「なーんだそうなんだー」

撫子「えっ?なんでよかったの?」

藍「な、なんでもないよ!」

美穂「じゃあ帰ろうか」

撫子「そうだね」

藍「(あ、危ない危ない)」

めぐみ「(藍、あの反応、撫子のこと好きなのかな?)」


第152話 占い師 高校生編 4 終わり

ネカフェからtest

第153話 時をかける櫻子 1

それは大室櫻子が下校中の公園で起こった

櫻子「んでさー、今日あかりちゃんの机からアリの飼育キッドが出てきたんだよね~」

向日葵「えっ?そうなんですの!?」

櫻子「あかり、アリさんだぁいすき!(裏声)っていってるんじゃない?」

向日葵「どちらかというと男の子の趣味ですわね」

櫻子「あれ?なんだろう、この機械?」

向日葵「なんでしょう、乗り物みたいですわね」

櫻子「なんかハンドルとかボタンとかついてる。おもしろそう!乗ってみよう!」

向日葵「ちょっと、誰のだかわからない乗り物に勝手にのっちゃいけないですわよ!」

櫻子「まぁ、いいじゃん、いいじゃん」

向日葵「それにしても見たことのない乗り物ですわね……バイクにしては車輪もついていないですし」

櫻子「このボタンはなんだろう……」

向日葵「ちょっと勝手に押しちゃダメですわよ!」

ポチ

ウィーン

櫻子「あれ!?なんか起動した!!」

向日葵「ちょっと、持ち主に断りもせずに!早く止めないと」

櫻子「これか!?これか!?」

ポチポチポチポチ

向日葵「ちょっと適当にいじっても!」

シュウィンシュウィン!

櫻子「なんかマズイ感じがしてきた」

キュィーーン

櫻子「えっ!?なんか光ってる!?」

向日葵「櫻子!とにかくもう離れないと!!」

キィィィイィイイイン!ぼんっ!!

向日葵「櫻子!?」

向日葵「あれ?櫻子!?どこに行ったんですの!?」


シューン

櫻子「あれ!?向日葵がいない!?」

櫻子「おーい!」

櫻子「いない……」

櫻子「というか、この公園こんなに遊具が少なかったっけ?」

櫻子「とりあえず、家に帰ろう……」

第153話 時をかける櫻子 1 終わり

第154話 時をかける櫻子 2

櫻子「んーなんか街の様子が少し変わったような。こんな家建ってたっけ?」

櫻子「ていうか、ひまわりのやつ本当にどこいっちゃったんだろう?」

櫻子「あっ、もうすぐ家だ」

櫻子「とりあえず、家にカバンおいてからひまわり探しに行くか」

大室家

櫻子「ただいまー」

櫻子「あれ?誰もいないのかな?」

櫻子「まぁいいや」

バスッ!

櫻子「んじゃ、いってきまーす」

古谷家

櫻子「あれ?ひまわりの家いつカメラ付きドアホンに変えたんだ?」

櫻子「まぁいいや」

ピーンポーン

櫻子「こんにちはー」 

??「はい、今行きまーす」

ガチャ

??「えーっと」

櫻子「あっ!ひまわり!もう家に帰ってきてたんだな」

??「えっ?櫻子……お姉ちゃん……?」

櫻子「ひまわり、なにいってんだ?」

??「ほ、本当に、櫻子……お姉ちゃんなの……?」

櫻子「えっ?私は櫻子だけど、ていうかどこいってたんだよ」

楓「私、お姉ちゃんじゃなくて楓だよ。櫻子お姉ちゃんこそ、六年間どこにいってたの!?」

楓「みんな、捜索願とか出して、犯罪に巻き込まれたんじゃないかって、いっぱいいっぱい大変だったんだよ!もう、帰ってこないと思ってた!」

楓「本当に櫻子お姉ちゃんなんだよね?」

櫻子「捜索願?犯罪?なにいってんの?私は櫻子に決まってんじゃん!6年間ってなに?ていうか、楓、いきなりおっきくなった!?」

櫻子「なんだこれ?なにが起こっているんだ……」

楓「櫻子お姉ちゃーん!!会いたかった!会いたかった!心配してたの!すごい心配してたの!!」ギュッ

櫻子「えっと、なんだこれ……とりあえず、撫でておこう」ナデナデ

楓「うぇーん!本当に櫻子お姉ちゃんだ!うぇーん!今までどこに行ってたの!?」

楓「ヒックヒック」

櫻子「……」ナデナデ

櫻子「(状況を整理しよう。これが本当に楓なんだとしたら私は6年間いなかったことになる)」

櫻子「(もちろん、ひまわりが変な演技をしている可能性もあるけれど、ひまわりがそんな馬鹿なことするわけがない。私ならまだしも)」

櫻子「(じゃあ6年間私はどうしていたのか?)」

櫻子「(私にわかるのは、6年間見つからなかったということと、変な乗り物を動かしたということだけ)」

櫻子「(だとすると……)」

櫻子「タイムスリップだ!」

楓「えっ!?」

櫻子「楓、私タイプスリップして6年前から来たんだよ!」

楓「た、確かに……櫻子お姉ちゃん、見た目が変わってないし、中学の制服着てるし」ジー

櫻子「なんで胸を見る!」

櫻子「楓は6年の間に成長しやがってー裏切り者ー!」モミモミ

楓「キャッ!ちょっと櫻子お姉ちゃん!揉まないで!」

櫻子「ひまわりみたいなおっぱいになりやがってーコノヤローちくしょー!」

楓「お姉ちゃんはもっと大きいよ」

櫻子「えっ!?あれ以上大きくなってんの!?なにそれ!!おっぱい魔神じゃん!」

楓「とりあえず、話を戻すと、櫻子お姉ちゃんは6年前からタイムスリップしてきたと?」

櫻子「たぶん、なんか変な乗り物に乗ってボタン押したら光ってひまわりが消えた」

楓「確かにお姉ちゃんも櫻子お姉ちゃんがいなくなったとき、乗り物ごと櫻子お姉ちゃんが消えたって言ってた。乗り物なんてその場になかったし、爆発したとしてもその痕跡なんてなかったから、警察の人たちはお姉ちゃんの妄言だって言ってたけれど」

楓「やっぱり、あの話本当だったんだ。ということは、乗り物ごと現在へ飛んできたっていうことになるね」

櫻子「うん、まだ公園にあると思うよ」

楓「じゃあ今からそれを見に行こう。タイムマシンだとしたらすごい発見だよ!」

櫻子「た、確かに……」

第154話 時をかける櫻子 2 終わり

第155話 時をかける櫻子 3

櫻子「そういえば、楓、語尾に”なの”つかなくなったなー」

楓「さすがに、もう小学6年生だからね」

櫻子「私と1歳しか変わらないじゃん!」

楓「そうだね!」

公園

楓「公園についたよ。どこにあったの?櫻子お姉ちゃん」

櫻子「う~ん、たしかこの辺に……あれ?ないぞ」

楓「本当にここにあったの?」

櫻子「うん、この公園だ」

楓「どのくらいの大きさ?」

櫻子「人が乗れるからなくなるようなものじゃないと思うんだけどなー」

楓「重さは?」

櫻子「わからない。持ってないから、でも、あの大きさで、結構重そうだから1人じゃ持ち運べないと思うよ」

楓「う~ん、どういうことだろう……」

prrrrrrrr

櫻子「ん?電話?ひまわりから!?」

楓「あっ、さっき、櫻子お姉ちゃんが帰ってきたっていう連絡をメールでしておいたから」

櫻子「なるほど、ていうかまだこの電話使えたんだ」

楓「花子ちゃんのお母さん、どうしても櫻子お姉ちゃんがいなくなったこと認められなくてずっと携帯解約してなかったんだね」

櫻子「母さん……」

楓「とりあえず、早く出てあげて、お姉ちゃん待ってるだろうから」

ピッ

向日葵『櫻子ですの!?』

櫻子「ひまわり!」

向日葵『本当に?本当に?櫻子なんですの!?』

櫻子「そうだよ!私だよ!」

向日葵『櫻子……もう!今までどこに行ってたんですの!?』

櫻子「どこって、私にとっては一瞬だったんだけどなー」

向日葵『とりあえず、そこ動くんじゃないですわよ!』

向日葵『すぐに帰りますわ!!』

ピッ

楓「お姉ちゃん、どんな感じだった?」

櫻子「怒ってた、すごく」

楓「そっかー(これは帰ってきたら号泣パターンだな)」

楓「お姉ちゃん、今、京都にいるから帰ってくるの時間かかるかも」

櫻子「京都に住んでるの!?」

楓「うん」

櫻子「いいなー」

楓「とりあえず、家に帰って考えなおそう」

櫻子「そうだなー」

第155話 時をかける櫻子 3 終わり

第156話 時をかける櫻子 4

大室家

櫻子「とりあえず、うちに帰ってきたぞ」

楓「6年ぶりの我が家はどう?」

櫻子「私にとっては、下校してきたばかりなんだけどな。ものの配置が変わったなー」

楓「まぁ6年もいなければそうなるよね」

櫻子「やったー!私の部屋があるー!!」

ガチャ

櫻子「おおぉー、見事にそのまんまだ」

楓「花子お姉ちゃんの両親がいつか帰ってくるからってそのまんまにしておいたんだよ」

櫻子「そして、私は帰ってきたと」

楓「本当に帰ってくるなんてね」

ピピピッ

楓「あっ、花子お姉ちゃんからだ!」

From 花子お姉ちゃん

本当に櫻子が帰って来たの?


櫻子「花子に電話かけよう」

楓「もうすぐ帰ってくるんじゃないかな?」

prrrrr、prrrrr、prrrrr……

櫻子「花子まだかなー?」

prrrrr

櫻子「あっ、もしもし花子?」

花子『本当に……櫻子?』

櫻子「花子ー元気かー?」

『ガチャン!!!』

櫻子「うおっ!!なんだこの音は!?」

花子「さ、櫻子……」

櫻子「花子、帰ってきてたのか!それにしても身長高くなったなー。まぁ6年ぶりだもんなー」ハハハ

花子「櫻子……櫻子」タッタッタ、ギュッ

花子「櫻子、さくらこぉぉぉおおお」

花子「うわぁああああああああん」

櫻子「……よしよし」ギュッ

花子「どこに行ってたの!!私、私、すごい探したんだよ!!!」

櫻子「ごめんな。心配かけたよな?」

花子「本当だよ!櫻子のバカー!!!」エーン

櫻子「ははは。私にとっては一瞬の出来事でもみんなに取ってみれば6年は長かったのか」

花子「もう?どこにも行かないよね?」グスッグス

櫻子「うん。もうどこにも行かないよ」

花子「うん、よかった!本当によかった!!」グスッグス

櫻子「もう。花子は大きくなっても泣き虫さんだなー」

花子「それにしても。七森中の制服……いなくなったときと同じ外見……一体どういうこと?」

楓「それはね……」


花子「えっ!?じゃあ、櫻子は6年前からタイムスリップしてきたの!?」

櫻子「う~ん、多分そうみたいだよ。」

花子「うーん、確かにそう考えると辻褄があるかも……」

櫻子「それにしても花子、”だし!”って口調直したんだな」

花子「さすがにもう子供じゃないから!」

楓「でも、花子お姉ちゃん、小6まで使って……」ニヤニヤ

花子「楓!」

楓「ごめんなさい……」

花子「それにしても、タイムマシンなんてにわかに信じられないけれど、櫻子がこうやって時空を超えて来たってことは、あるんだろう……」

花子「なくなったっていうのは、もしかしたら……」

楓「あっ!タイムマシンを使って時を超えた人がいるってこと?」

花子「そう、その可能性が高そう」

櫻子「(お、おぉ!なんか花子と楓がすごい頼りになる!)」

花子「その線で調査を進めてみよう」

第156話 時をかける櫻子 4 終わり

第157話 時をかける櫻子 5

花子「櫻子が来たのは、何時頃?」

櫻子「う~ん、こっちに来た時の時間がわからないからなんとも。でも、うちにすぐ帰ってきて、それからひまわりの家に行った」

楓「じゃあ、大体16時頃だね」

花子「そっか、それで公園に戻ったのは?」

楓「あのときは17時頃かな?」

花子「じゃあ、1時間のうちに誰かが乗ったことになりそうだね」

花子「誰かが持ち帰ったって可能性もあるけれど、そうなると最小で二人……」

櫻子「……」ジー

花子「ん?どうしたの?」

櫻子「なんか、花子、すっかり大人びて変わったなって、ねーちゃんみたいになった」

花子「まぁ櫻子よりも年上になったしね」

櫻子「確かに……まさか妹に年を越されるとは……そんな体験してるの世界中探しても私だけなんじゃないだろうか……」

櫻子「というか、すごい美人になったな!」

花子「!!///バカ……///」

櫻子「年上の妹かぁ……」

花子「花子お姉ちゃんって呼んでもいいんだよ?」

櫻子「それは断じて認めない!!」

楓「あはは」

花子「そういえば、母さんと父さんと撫子お姉ちゃんには連絡した?」

櫻子「そういえば、まだ」

花子「まぁ、私がしておくよ」

櫻子「おっ、サンキュー、ていうか自分のこと花子じゃなくて私っていうようになったんだな」

花子「それも子供っぽいからね」

櫻子「まだまだ子供の癖してなにを言う~」グリグリ

花子「うっさい!櫻子よりは大人だ!」

櫻子「年齢じゃないんだよ、姉の風格というものは」

花子「いや、年齢でしょ。年齢じゃなくても櫻子は昔から姉として見れなかったよ!!」

櫻子「なんだとー!!」

楓「ぷっ、あははは」

花子「なんで笑ってるの?楓?」

楓「いや、櫻子お姉ちゃんがいるとやっぱり面白いなって」

花子「ふふ、確かにそうだね」

櫻子「ふふん」

prrrr

櫻子「あっ、お母さんからだ!」

花子「早く出てあげなよ。母さんも父さんも撫子お姉ちゃんも心配してたんだから」

櫻子「そうだね」

楓「今日はもう暗いから、情報収集するにしても明日になりそうだね」

花子「うん、そうだね」

その後、帰って来た両親は、櫻子が帰ってきたことをすごく喜んだ

第157話 時をかける櫻子 5 終わり

第158話 時をかける櫻子 6

大室母「撫子にも連絡したら東京からすぐに帰ってくるって」

櫻子「ねーちゃん東京で何してんの?」

大室母「もう、働いてるのよ」

櫻子「ええ!?ああ、でもまあそっか、働いてなきゃおかしい歳だもんね」

櫻子「でも、東京からだと時間かからない?」

花子「北陸新幹線が富山駅まで開通したんだよ」

櫻子「北陸新幹線が……そっか、本当にここは未来なんだなぁ」

大室父「迎えにいくか?多分一刻も早く会いたがっているだろう」

櫻子「うん!そうしよう!」

大室父「わかった」

富山駅

櫻子「おぉお!本当に新幹線の改札がある!」

花子「6年で結構変わったかも」

櫻子「なんかすごい感激した……」

花子「(櫻子にとってはここはある意味異世界なのかもしれない。やっぱり元の場所に変えるべきだ)」

花子「あっ、あれ撫子お姉ちゃんだ……」

撫子「!!櫻子……」

櫻子「すっげぇ!ねーちゃんがすごい大人!!バリバリ働いてそうな格好してる!」

撫子「本当に……櫻子……なの……?」ポロポロ

櫻子「もう、みんな同じ反応なんだから、私は私だよ!櫻子に決まってんじゃん!」

撫子「さ、さくらこー」ダキッ

櫻子「ははは、痛いよねーちゃん……」

ガヤガヤ

櫻子「恥ずかしいって」

撫子「本当に!本当に心配したんだからね!!」スッ

櫻子「ごめんね」

撫子「本当に6年前のまま」

櫻子「うん、6年前のままだよ」

撫子「でも。帰ってきてくれてよかった……」

撫子「会いたかったよぉー」グスッグス

櫻子「ちょっと、ねーちゃん。泣かないで」

撫子「違うの、これはうれしくて」

花子「嬉しくて涙がでることもあるんだって」

櫻子「ほー、そうなのかー。じゃあ、どんどん泣いてくれ!」

撫子「うん」グスッグス



櫻子「落ち着いた?」

撫子「うん。ありがとう」

櫻子「もう、大の大人がメソメソするなよー」

第158話 時をかける櫻子 6 終わり

第159話 時をかける櫻子 7

櫻子「じゃあ、そろそろ帰ろっか?」

撫子「待って、まだ1人来てない」

櫻子「えっ?誰が来るんだよ」

花子「ひま姉がまだ」

櫻子「えっ!?ひまわりも来るの!?今日?」

撫子「うん、確認したら今日21時6分着の電車で来るみたい」

櫻子「じゃあ、そろそろじゃん」

向日葵「……」

櫻子「あれ?ひまわりかな?」

向日葵「櫻子……」

向日葵「櫻子!!もうどこに行ってたんですの!!」

櫻子「いやーちょっとタイムスリップしちゃって、ひまわり怒ってる?」

向日葵「もう!!本当に……本当に……どこに行ってたんですの!?」ポロポロ

櫻子「あれ!?今度は泣いてる!?」

向日葵「泣いてませんわ!!」ポロポロ

櫻子「泣いてんじゃん!」

向日葵「6年間ずっと探してたんですわよ!!」ポロポロ

向日葵「本当に……本当に……帰って来てくれてよかった……うぅ、うわぁぁぁぁぁぁん!!」ダキッ

櫻子「おっと」ガシッ

向日葵「うわぁぁぁぁぁぁん!!」グスッグス

櫻子「(おっぱいでけー!)」

………………

櫻子「落ち着いた?」

向日葵「もう大丈夫ですわ」

櫻子「ひまわり、いろいろと大きくなったな」

向日葵「櫻子は変わってませんのね」

櫻子「うぅ、私にも6年あれば!」

撫子「残念だけど」ズーン

花子「それはないと思う……」ズーン


向日葵「ふふ、懐かしい。この感じ」

櫻子「私にとってはみんなが一瞬で年とったようなもんだけどな」

向日葵「そうですわね。なんにせよ。おかえりなさい」

櫻子「うん!ただいま!」

撫子「じゃあ、帰ろっか?」

櫻子「うん!」

向日葵「はい、ですわ!」

第159話 時をかける櫻子 7 終わり

第160話 時をかける櫻子 8

向日葵「ただいまですわ」

楓「お帰りお姉ちゃん」

櫻子「おいおい、楓こんなに夜おそくまで起きてちゃダメだぞ」

楓「私もう12歳だから大丈夫」

櫻子「まだ私よりも年下じゃないか。早く寝なさい」

花子「じゃあ、櫻子ちゃんは私よりも年下だから寝ましょうねー」

櫻子「なに !?た、確かにそうだった……じゃあ寝るか」

向日葵「もう、寝てしまうんですの?」

櫻子「まだ、話し足りないかぁ~?」

向日葵「当たり前ですわ!櫻子のいない6年の間にいろいろ話したいことがあったんですわよ!まぁ、眠いなら無理にはと言いませんが」

櫻子「いいよ。付き合ってあげるよ」

向日葵「本当ですの!?」パァ

撫子「よしよし、お姉さんも付き合ってあげよう」グビグビ

櫻子「ねーちゃん、それ酒!?って、ああいいのか」

撫子「じゃあ、花子から話していこう。花子は今櫻子と同じ七森中に通ってる」

櫻子「3姉妹揃って七森中かぁ」

撫子「ちなみに”だし!”とか”花子”とかの呼称は小学校6年のときまで使い続けてたよ」

花子「ちょっ!撫子お姉ちゃん!それは言わないで!!」カァ

撫子「楓はまだ小学生だね」

楓「うん!来年卒業して七森中に行こうと思ってる!」

撫子「そして、私はN大を出て東京で働いてるね」

花子「そして、今も高校のときからの彼女さんとお熱い」

撫子「ちょっ!花子!それは言わない約束でしょ!」

櫻子「へっ!マジで!?ねーちゃん、付き合ってたの?それも女同士で?」

撫子「ほら、言わんこっちゃない」

撫子「私の話はこれで終わり。次はひま子の番」

向日葵「そうですわね。わたくしは櫻子がいなくなった後、警察の人にも何度も相談してみたんですけれど、人が消えるなんて想像もつかないって言われまして」

向日葵「櫻子が消えた理由を探すために、量子論、相対性理論などを勉強しましたわ」

向日葵「そうして、K大の物理学科に進んで量子力学を専攻していますわ」

櫻子「????」

撫子「要は、櫻子のためにめっちゃ頭良くなったってこと」

花子「尊敬します」

櫻子「そうなのかー」

向日葵「でも、タイムトラベルなんて理論上可能ですけれど、実現性はないですのに……わたくしの今までの学んできたことを考えなおす必要がありそうですわね……」

櫻子「というか、私が帰ってきたから、もうそんなの勉強する必要ないんじゃないの?」

向日葵「!!確かに言われてみれば……でも、これはもはやわたくしの知的好奇心を追求するものへと目的が変わりましたわ」

向日葵「とりあえず、明日はわたくしもあの公園へ行きますわ。今夜はもう寝ましょう」

櫻子「そうだなー」

大室母「お布団しいてあるからね。まさか、この言葉を櫻子にまたいう日が来るとは」

櫻子「ありがとう、母さん。もうどこにも行かないから」

櫻子の部屋

櫻子「本当に変わってないんだなー」

櫻子「私は、タイムマシンを見つけたら帰るべきなんだろうか、そうしたらこの6年はどうなるんだろう……。」

櫻子「まぁ、いっかよくわからないからとりあえず今日は寝よう」

モゾモゾ

櫻子「うわっ!?なんだ!?」

花子「櫻子……」

花子「櫻子……」スピー

櫻子「花子、寝てるのか?」

ガチャ

撫子「ああ、やっぱり、花子はここに居たか。櫻子がいなくなってからというもののよくベッドに入り込んで泣いてたのよ」

櫻子「そうなんだ。心配かけたな。もう大丈夫だぞ」ヨシヨシ

花子「櫻子……」

撫子「よかったね花子。お姉ちゃんが帰ってきて。じゃあ、私もおやすみ」

櫻子「おやすみ。」

櫻子「本当に、みんなに心配かけたんだな……」

第160話 時をかける櫻子 8 終わり

第161話 時をかける櫻子 9

櫻子「ふーよく寝たー」

花子「……」スースー

向日葵「……」スースー

撫子「……」スースー

櫻子「なんだこれ……」



リビング

櫻子「なんでみんな私の部屋で寝てたの?」

撫子「夜中目が覚めて櫻子がいなくなっちゃうんじゃないかって思って心配で」

向日葵「朝見に行ったら櫻子が寝てたからつい……」

花子「目が覚めても櫻子が居てよかった。昨日のことは夢だったらどうしようって思ってた」

向日葵「……そうですわね」

向日葵「また会えてうれしいですわ!櫻子」

櫻子「ふむ」

撫子「今日は、櫻子の乗ってきたタイムマシンらしきものを探すんでしょ?」

櫻子「そうだね」

花子「ごめん。私は学校に行かないといけない」

櫻子「うん、帰ってきたらまた話そうね」

向日葵「わたくしと櫻子と撫子さんで調査しましょう」

向日葵「まず、もう一度あの公園へ行ってみましょう」

櫻子「そうだね。なにかわかるかも知れないし」

撫子「後は聞き込みとかかな?公園に乗り物みたいなものがあったかどうか」

向日葵「じゃあ、早速行きましょう」

公園

撫子「あのお伺いしたいことがあるのですが……昨日この公園にバイクのような乗り物はありませんでしたか?」

散歩してるおじいちゃん「毎日散歩しているけれど、そんなもの見たことないのう」

撫子「ありがとうございました」



向日葵「昨日、この公園でバイクのような乗り物見ませんでしたか?」

公園の近所の家の人「さぁ、わかりません」

向日葵「ありがとうございました」



櫻子「午後4時頃なんですけどー」

近所の人「さぁ……ごめんなさい」


……………………………

向日葵「なかなか目撃者はいませんわね」

撫子「うん」

櫻子「私が来たときは誰も公園に居なかったしなー」

向日葵「となると、櫻子が来てから割りとすぐにタイムマシンがなくなったということになりますわね」

向日葵「おそらく、その消失方法はタイムトラベル……」

撫子「櫻子の他に乗った人がいるっていうこと?」

向日葵「もしくは、起動したか」

向日葵「問題はそれも事故なのか、意図的に起動したかですわね」

撫子「なんでそれが問題なの?」

向日葵「タイムマシンが6年前に存在しているということは、タイムマシンを使って時空を移動出来る人がいるということですわ」

撫子「なるほど、つまりこの時代にタイムマシンが来たことを発見してそれを回収しにきたってことか」

向日葵「問題はなぜ櫻子が来た瞬間に回収しなかったのかということです」

撫子「確かに、昨日の16時頃に着くってことがわかってたならその時間に合わせて飛べばいいんだものね」

向日葵「そういうことですね。」

向日葵「う~ん……」

櫻子「ねぇねぇ、そもそもなんでタイムマシン探してるの?」

向日葵「それは櫻子が元の時代に帰るためですわ」

櫻子「私が元の時代に帰ったら、この時代の向日葵達はどうなっちゃうの?」

向日葵「……タイムパラドックスが起きますわね」

撫子「タイムパラドックス?」

キューウィーン

櫻子・撫子・向日葵「!!!」

第161話 時をかける櫻子 9 終わり

第162話 時をかける櫻子 10

キューウィーン

撫子「なに!?」

櫻子「これは?」

向日葵「まさか……」

シューン

年配の女性「ふぅ……ついたか」

向日葵「あなたは!?まさか」

櫻子「西垣ちゃん!?」

西垣「大室と古谷か。ようやく見つけた」

撫子「一体、先生はいつから来たんですか?」

西垣「私は今から30年後の未来からだな」

櫻子「っていうことは60代!?」

西垣「いかにも」

櫻子「60に見えない」

西垣「ふっふ、爆発していれば心も体も若く保てるのだよ」

向日葵「30年後から来たということはやはりこの機械はタイムマシン?」

西垣「このタイムマシンを開発したのは私だ」

向日葵「まさか、西垣先生が……」

西垣「しかし、いや。こんなもの開発しなければよかった……」

西垣「この世界の古谷は量子力学を勉強していたな」

向日葵「はい」

西垣「エヴェレットの多世界解釈というのは知っているか」

向日葵「粒子の不確定性は一瞬一瞬の間に宇宙が多岐に渡って分岐しているという考え方ですよね」

西垣「そうだ。私が言いたいのはこの世界はそのようになっているということだ」

向日葵「なるほど、確かにそうすればタイムパラドックスも起きない」

撫子「どういうこと?」

西垣「例えば、今日大室撫子はこの時間にこの場所にいる。それは脳の活動によってそのような行動を取った」

西垣「その脳の活動というのは脳内を流れる物質が決めている。突き詰めて考えるとその物質の位置や運動量によって大室撫子が今日この場この時間にいることになるわけだ」

西垣「じゃあ、もし粒子が今と別の状態にあったら?」

撫子「今日、この場この時間にいないということ?」

西垣「そういうことだ。もしかしたら今家でケーキを食べながら紅茶を飲んでいるかもしれないし。実家に帰って来ないで働いているかもしれない」

向日葵「それが本当に……」

西垣「ああ、世界は無数に存在して、今いる世界はその中の一つに過ぎないということだ」

西垣「ここで本題だが、なぜ6年前の公園にタイムマシンがあり、昨日の公園からタイムマシンが消えたのかということについて話そう」

櫻子「おっ!ようやく私の話か!!」

第162話 時をかける櫻子 10 終わり

第163話 時をかける櫻子 11

西垣「まず私の時代の背景だ。私の時代ではタイムマシンをつかって過去に戻ることは原則として禁じられている」

向日葵「歴史を変える恐れがあるからですか?違いますよね?だって、タイムマシンが来た時点で世界は分岐するんですもの」

西垣「おお、さすが古谷察しがいいな。その通りだ。なぜ禁止されているかというと渡航者が元の世界に戻ってこれなくなるからなんだ」

向日葵「ああ、なるほど」

撫子「ん?どういういみですか?」

西垣「先ほど話した世界は無数にあるという話があっただろう?」

撫子「はい」

西垣「例えば、6年前にタイムマシンが来なかった世界をAとする。その後、タイムマシンが完成されて6年前にタイムマシンで旅行したとする。すると、その世界はもはやAではなくBという世界であるということだ」

西垣「その後時空旅行者が未来に戻ったらどうなるかな?」

撫子「なるほど、世界Bの未来に行きますね」

西垣「そう。つまり、元いた世界のAには戻れない。タイムマシンで行って帰ってくるぐらいなら周囲の粒子にほとんど影響を及ぼさないであろうから歴史はほとんど世界Aと同じ道を歩む、そんなに違いはないけれど、しかし元いた世界とは別の世界だ」

西垣「しかし、タイムマシンで過去に戻ってそこで歴史が動くほどの重大な事件を起こしてしまったら」

撫子「元の世界とは全く別の未来になってしまうということですか」

西垣「そういうことだな」

西垣「よって、過去に戻るのはタブーとされている」

西垣「しかし、私の勤めていた部署で問題が起こった」

西垣「私の部下が手違いでタイムマシンを過去に送ってしまったのだ」

西垣「急いで私は過去に向かってタイムマシンを回収しようとしたさ」

西垣「すぐ回収すれば元の世界とほとんど変わりのない世界に帰ることができるからね」

西垣「しかし、私が行った時にはもうなかった」

櫻子「私が乗って行っちゃったんだ」

西垣「そう」

櫻子「私がここについてからなくなったのはなんで?」

西垣「あれは、5分間で私の時代に帰るようにセットされていたみたいだ」

櫻子「なるほど、だから誰も目撃者がいなかったのかー」

西垣「なんにせよ。大室が来たことにより」

向日葵「歴史は大きく変わってしまったと」

西垣「そういうことだな。特に大室、お前に関わる未来がガラっと変わってしまったんだ」

櫻子「えっ?」

向日葵「?」

西垣「今日から二日後、研究所の人が極秘任務で大室櫻子をさらいに来る」

西垣「そして、30年後の未来から帰ることを許されなくなってしまう」

向日葵「なっ!?」

櫻子「えっ……なんで?」

西垣「タイムマシンに乗ったものの口封じということかな」

西垣「この事実は極秘事項だからな。幸い私は履歴が残らない私のマシンで来たからまだバレていないようだが」

撫子「そんな、また櫻子が……せっかく再会できたのに……」

西垣「そう、だから大室にはあることをしてほしいんだ」

櫻子「あること?」

西垣「私にタイムマシンの開発をさせないようにしてもらいたい。そうすれば未来は変わる」

向日葵「それはどうやって?」

西垣「まずは、6年前に戻れる大室は、私がタイムマシン理論を思いつくきっかけを断ってほしい」

西垣「トイレをしようと思った時にすべって頭を打ったんだが、その時にはっと閃いてしまったんだ。だから、トイレで滑らないように見張っててほしい」

西垣「ちょうど、大室がタイムスリップした3日後ぐらいだな」

櫻子「私は、また6年前に戻ればいいの?」

西垣「そういうことだな」

向日葵「この時代の西垣先生にはどうすればいいんですの?」

西垣「それは私の方から説得してみる」

撫子「ん?6年前に戻って櫻子が西垣先生が頭を打たないように見張っていればこの時代の西垣先生もタイムマシン理論を思いつかないんじゃないんですか?」

西垣「ちがうのだよ。一度確定した世界については変えることができないのだよ」

向日葵「撫子さんはおそらく、6年前に櫻子が変える世界と私達が住んでいる世界は同じもので6年前に櫻子が帰れば、私達の6年間櫻子が居なかったという記憶もなくなり、櫻子と一緒に過ごした6年の記憶が現れると思っていますよね」

撫子「うん」

向日葵「そうじゃないんです」

西垣「相変わらず古谷は察しがいいな。だから、タイムマシンなんて開発しなければよかったんだ」

第163話 時をかける櫻子 11 終わり

向日葵「お帰りなさい櫻子」櫻子「ただいま!!向日葵!」
タイムパラドクスの理論とか似てるなと思ったから作者一緒なのかなと考えただけ

こっちもハッピーエンドでたのんます

第164話 時をかける櫻子 12

西垣「エヴェレットの多世界理論というのはな、世界が無数にあるというパラレルワールド理論なんだ」

西垣「タイムマシンに乗って過去に行った時点で歴史は分岐して、この世界とは違う道を歩む」

西垣「影響を与えなければ小さい誤差で済むから元の歴史と同じだけれど、影響を与えれば歴史は変わる」

西垣「これはタイムマシンに乗った側の人間から見た世界だ」

西垣「そして、タイムマシンに乗らなかった側の人間。取り残された側の世界はどうなるかというと」

西垣「そのまま現実が続いていく」

撫子「そんな、じゃあ櫻子とはもう一生……」

向日葵「仕方のない事ですわ……」

櫻子「そんな!ねーちゃんと向日葵と!みんなとお別れだなんて嫌だ!!」

向日葵「櫻子にとっては、また向こうで6年前のままの姿で会えるのですわよ」

櫻子「でも、こっちにいる向日葵とねーちゃんは私に会えないんでしょ!?」

櫻子「そんなの……ひどすぎるよ」ウゥ、ポロポロ

向日葵「わたくしは元の居た世界に戻るべきだと思いますわよ」

撫子「うん、櫻子、元いた世界に帰りなさい」

櫻子「えっ?」


撫子「ここにはアンタの居場所なんてない。もう、大室櫻子はこの世界には存在しないの。だから、帰りなさい」

櫻子「そんな!ねーちゃんひどい!!私がいなくなってもいいのかよ!!」

向日葵「撫子さん、そんな言い方はあまりにも……」

櫻子「もう知らない!!ねーちゃんがそんなにひどく変わってるだなんて思わなかった!!」

櫻子「わかったよ!!もう帰る!!ねーちゃんなんて嫌いだ!!!」

櫻子「先生、タイムマシンを動かしてください!」

西垣「おい、いいのか、大室……」

櫻子「もう、いいです、私がこの世界にいる理由がなくなりましたから!」

西垣「わかったじゃあ、タイムマシンを起動する」

ウィーーン

シューン……

西垣「本当によかったのか……」

向日葵「撫子さん、こんな別れ方で良かったんですか?」

撫子「……」ポロポロ

向日葵「撫子さん!?」

撫子「うわぁぁぁぁぁぁん!!こんなっ!別れ方で!良かった訳!!ないじゃない!!」

撫子「でも!そうでもしないと!!櫻子!!この世界にっヒッグ!残りそうだったから!!」ヒッグヒッグ

撫子「櫻子ぉぉおおおおおおおおお!」

撫子「行かないでえええええええええええええ!!」

撫子「私を!私達を!!置いて行かないでぇええええええ!!」

向日葵「撫子さんっ!!」ギュッ

向日葵「うぅっ、!!私もせっかく会えたのに!!お別れだなんて!!嫌ですわ!!!」

「「うぇぇぇええええええん!!!」」

「「ええええええん!!」」

西垣「やはり、タイムトラベルは……残酷すぎる……」

西垣「こんなことがもうこれ以上起こらないように私は私の仕事をしなければ……」ザッ


第164話 時をかける櫻子 12 終わり

>>419 ありがとうございます。近日中に読んで見ようとおもいます

第165話 時をかける櫻子 13

そして、3日が立った

西垣(若)「なるほど、私のしてしまう発明がこれほどまでに迷惑をかけていたのか。なんというか済まない。タイムマシン理論については破棄する」

西垣(老)「いや、まだ貴女はなにも悪いことをしていない。謝るべきなのは私の方なのだよ」

撫子「いえ、いいんです。気にしないでください。櫻子は本当は6年前に亡くなっているのですから」

向日葵「むしろ、ほんの少しの夢を見させてくれてありがとうございました」

撫子「花子、楓、ごめんね。お別れも言わせてあげられなくて」

花子「うん、私もいずれは櫻子は元の時代に帰らなくちゃいけないと思ってたから大丈夫だよ。」

楓「私も大丈夫、もう謝らないで、撫子お姉さん」

西垣(老)「じゃあ、このタイムマシンを破壊してこの世からタイムマシンを……」

??「ちょっと待ったぁ!!」

全員「!!!!」

??「破壊するタイムマシンはもう一つあるよ!!」

花子「その声は!」

楓「櫻子お姉ちゃん!!!」

櫻子「可愛い女の子だと思った?残念!櫻子ちゃんでした!!」

撫子「な、なんで櫻子が……」

向日葵「しかも、成長した姿で……」

櫻子「西垣ちゃんは老いてもおっちょこちょいだなー私の乗ったタイムマシン。時空転移寸前で爆発しちゃったよ~」

西垣(老)「!!?まさか!!」

櫻子「やっほー久しぶりー100年後の未来からようやく帰ってきました!6年間向こうで過ごしたけどね」

向日葵「6年……」

櫻子「いやー6年は長かったよ~」

櫻子「特にみんなの居ない6年は」

櫻子「というわけでただいま!やっぱり私の帰るところはここだったよ!」

撫子「さくらこぉぉおおおおおおお!!」ガシッ

櫻子「もうーねーちゃん、追い出すときはあんなに冷たかったくせに~」

櫻子「でーも、成長した櫻子様はもう怒ってませんけどね~」

向日葵「また、会えてうれしいですわぁぁああああ!」ガシッ

櫻子「向日葵!私も会いたかったぞ!!」ガシッ

花子「櫻子、櫻子!!」ガシッ

楓「櫻子お姉ちゃん!」ガシッ

櫻子「花子、楓!もうどこにも行かないからな!」ガシッ

花子「うん!」

西垣(老)「そうか、大室はそういう道を選んだか……100年後の未来についた時、すぐにこの時代から6年前に帰ることもできたんだろう?」

櫻子「まぁね」

西垣(若)「そういう道とは?」

西垣(老)「多世界理論だよ」

西垣(若)「??」

西垣(老)「ほう、この時代の私はまだ知らないのか。勉強不足だな」

西垣(老)「タイムマシンで歴史を変えなくとも、どこかの世界では私が理論を思いつかないことだってあるってことだ」

向日葵「なるほど」

櫻子「そう、そういうこと!私戻る必要なくね!って思っちゃってさ、多世界理論が成り立つなら」

櫻子「どこか別の離れているけれど近い世界では、私はタイムスリップなんてしてないし、今でも中学校に通ってるんじゃないかなーって思ってさ」

櫻子「じゃあ、私はどうしようって考えたら、やっぱりこの時代、この世界に戻るしかなくねってね」

櫻子「こう見えても物理学科の学士様なのだ!」

向日葵「大卒……」

櫻子「100年後は中学で大学レベルの授業やるからな。最初はさっぱりだったけど」

櫻子「この時代の大学受験なんて余裕だ!大検取って大学に入り直すぞー」

向日葵「まるで別人のよう……」

撫子「櫻子、ごめんね」

櫻子「おっ泣き止んだかねーちゃん、なにが?」

撫子「3日前、いいえ、あなたにとっては6年前ひどいこと言って」

櫻子「だーかーらーもう気にしてないってばー」

撫子「謝ることができて本当によかった!櫻子、おかえり!」

櫻子「ただいま!!」

花子「今日はみんなで歓迎パーティだね!」

楓「3日前にもやったけどね」

向日葵「だから、櫻子にとっては6年ぶりなんですわ」

櫻子「そうだぞーというか、6年間大切な人がいないというのは寂しかったぞー」

花子「私達の気持ちがわかったところで」

楓「家に戻りましょう!!」

西垣(老)「済まないが、行くあてがなくなった。引越し先が見つかるまで居候させてくれないか?」

西垣(若)「自分を泊めるというのも気持ちが悪い気がするけれど、わかった」

西垣(老)「ありがとう」

西垣(若)「とりあえず、今日は」

櫻子「私の家でパーティだぁー!!!」

第165話 時をかける櫻子 13 終わり

第166話 時をかける櫻子 14 Home World

櫻子「っていう夢を見たんだ~」

向日葵「バカじゃないですの。大体タイムマシンなんてあったら未来からわんさか人がくるじゃないですの」

櫻子「むぅー信じてないなー」

向日葵「大体、授業中の居眠りでよくそんなに長い夢が見れますわね……あきれますわ」

櫻子「あっ、ちょっとトイレ行きたくなったーいってきまーす」タッタッタ

トイレ

西垣「おっ、大室か」

櫻子「先生また実験廃液トイレに流すんですか?」

西垣「これくらい大丈夫さ」

櫻子「あっ、掃除したばかりなので濡れてますよ、足元滑ります!」

西垣「むっ」ツルッ

櫻子「!!」ガシッ

櫻子「大丈夫ですか?」

西垣「ああ、大丈夫だ」

櫻子「もーうしっかりしてくださいよ~」

西垣「ありがとう大室」

櫻子「じゃあ私はこれで」

西垣「ああ」

櫻子「(これでよし……か)」

櫻子「(でも、なんで私だけ覚えているんだろう)」

櫻子「(やっぱり夢なのかなぁ)」

櫻子「(まぁ、いっか。細かいことは、向こうでも幸せに暮らしてるし、こっちでも幸せに暮らしてればいいんだ!)」

櫻子「よっしゃー毎日幸せだぜー!!」

向日葵「全く、櫻子は元気ですわね」

櫻子「元気なのが私の取り柄だからな!」

第166話 時をかける櫻子 14 Home World 終わり

以上で時をかける櫻子編は終わりです

第167話 春の嵐

ザァァァァァァ、ピューピュー

櫻子「うおぉおおお!すごい雨だぁ」

花子「……」

櫻子「なんだよ花子ー大雨だぞー本なんか読んでる場合じゃないぞー」

花子「……うるさいし、気が散るし……」

撫子「……(ふむ)」

ピューピュー、ガタガタ

花子「!!ガタッ!」

櫻子「ん?どうしたんだよ?」

花子「な、なんでもないし」

ザァァァァァァ、ガタガタガタガタ

花子「!!!」ビクッ

櫻子「様子がおかしいぞ、花子」

花子「だ、だからなんでもないし!本読んでるんだから話かけてくるなし」

花子「……」ガタガタ

櫻子「あのさ、花子さ」

花子「な、なんだし?」

櫻子「本、逆だよ?」

花子「ハッ!」

ガタガタガタガタ、ゴォオォォォォ

花子「!!」ビクッ

櫻子「もしかして?嵐が怖いの?」ニヤニヤ

花子「こ、怖くないし!」

ピカッ!ガラガラ!

花子「ヒィ!」ガシッ

櫻子「花子?」

ゴロゴロゴロゴロ

花子「カミナリがなってるときは壁から3m離れなきゃいけないんだし!櫻子のいる位置がちょうど部屋の中央だっただけだし!別に怖かったわけじゃないし!」

撫子「花子、無理しなくてもいいんだよ?」

花子「うぅ……」

櫻子「ほうほう、花子は怖いのかぁ」ニマニマ

花子「こ、怖くない」

ピカッ!!ガッシャーン!!

花子「ヒィ!!うぅ……」ガシッ

櫻子「おぉぅ!さすがに今のは私も驚いた!ねーちゃん!!」ガシッ

撫子「あら、櫻子まで甘えてくるとは」

櫻子「まぁ、たまにはね!」ニカッ

撫子「よしよし」

櫻子「よしよし」

花子「うぅ……」

第167話 春の嵐 終わり

見ましたね。高校生組が最高でした

第168話 RPGにハマる花子

櫻子「うぅ……」ガチャガチャ

花子「なにやってんだし」

櫻子「ゲームだよ!ナモクエDS版だよ!」

花子「ナモクエってRPGじゃないかし。なんでそんなガチャガチャ音がするんだし」

櫻子「強い技でボスに一気にHP減らされるけど、ガチャガチャやればミスらないかなって」

花子「アホ」

櫻子「なんだとぅ!実の姉に向かってアホだとは!」

花子「櫻子はRPGがどういうものかわかってないのかし」

花子「RPGはレベルを上げてないと敵に勝てないし」

花子「そのためには、ちゃんとフィールドで雑魚敵倒してレベル上げしなきゃいけないんだし」

櫻子「えー、面倒くさい」

花子「そのくらい面倒臭がるなし!RPGやってる意味ないし!」

櫻子「そういう花子はレベル上げできるのか!」

花子「もちろんだし!そのくらいのことできて当然だし!」

櫻子「じゃあ、やってみろし!」

花子「勉強もしなきゃいけないから3日ぐらい必要だし」

櫻子「今すぐ!」

花子「まぁ、後で勉強やるから今なら大丈夫だし。仕方ないから櫻子のわがまま聞くし」


30分後

花子「」ピコピコ

櫻子「ぶっはっは!今回のこの漫画おもしろい!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

花子「」ピコピコ

櫻子「牛乳飲も」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

撫子「おーい、櫻子ー今日ご飯当番だよ」

櫻子「あっ、そうだった……うどんでいい?」

撫子「まぁ、いいけど。花子は?」

花子「」ピコピコ

櫻子「ゲームに夢中だ」

撫子「花子が珍しいね」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

櫻子「おーい、ご飯できたぞー」

撫子「はい」

花子「」ピコピコ

撫子「花子、ご飯だよ」

花子「ん、はい」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

花子「ごちそうさまだし」ガチャ

撫子「花子、すぐに自分の部屋に行っちゃうの?」

花子「もうすぐで30レベになるからあとちょっとだし」バタン

櫻子「あー、こりゃー廃人だー」

撫子「櫻子、花子になにやったの?」

櫻子「って、私ぃ!?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日

花子「」ピコピコ

櫻子「おい、朝からゲームかよ」

花子「話かけるなし、今ボス戦なんだから」

櫻子「マジで!?すごいな」

撫子「(花子が危なくなっていってる……)」

3日後

花子「やった!ラスボスまで倒しきったし!」

櫻子「おぉーすごいなー。まさか全部クリアするとは思わなかったよ」

花子「でも、まだ最強装備とレベルがカンストしてないし」

櫻子「パンスト?」

撫子「ねぇ、櫻子。花子、ゲームにドハマリしちゃってるけど、大丈夫?」

櫻子「うん、確かに異常な気がする」

花子「」ギラギラ

撫子「そろそろやめさせないと」

撫子「花子、そろそろゲームやめたほうがいいよ」

花子「どいて撫子お姉ちゃん、そいつ倒せない」

櫻子「ああ、これは重症だぁ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1週間後

花子「ふぅーレベルMAX、最強装備ゲットだし!」

櫻子「お、おめでとう。あの花子、もうやめたほうが……」

花子「うん、もういいし。勉強しないと」

花子「はい」ポィ

櫻子「あんだけ熱中してたのに、やめるときはスパっとやめられるんだな」

撫子「(これがネットゲームじゃなくてよかった。花子にはネットゲームを触らせないようにしよう……)」

第168話 RPGにハマる花子 終わり

なでかの安価です
>>439

ともこ

第169話 ともことデート 1 出会い

撫子、高校入学式

??「うぅ~、痛い~」

撫子「(同じ制服、転んだのかな?)」

撫子「あの?大丈夫ですか?」

ともこ「はい、大丈夫です!」

撫子「あっ、でも擦りむいてますよ」

ともこ「ああ、これはなんとも」

撫子「これ、使ってください」

バンドエイド

ともこ「わざわざ、ありがとうございます」

撫子「いえいえ、あっ、ちなみに私今日入学してきたんで、敬語使わなくてもいいですよ」

ともこ「あっ、そうだったの?随分大人びているから年上かと思ってしまったわ」

撫子「1年B組の大室撫子です」

ともこ「私は2年C組の吉川ともこよ」

撫子「ともこ先輩ですね」

ともこ「そうだ!よかったら茶道部入らない?人不足で困っているのよ」

撫子「茶道ですか?」

ともこ「やっぱり、お茶には興味ないかしら」ウルウル

撫子「(そんな、泣きそうな目で見られたら入るしかないじゃん)」

撫子「分かりました。検討してみます」

ともこ「よかったぁ」パァ

撫子「(よく表情の変わる人だなぁ)」

ともこ「よろしくね!なにか学校生活でわからないことがあったら相談に乗るから!」

撫子「はい、ありがとうございます」

第169話 ともことデート 1 出会い 終わり

第170話 ともことデート 2 茶道部1

放課後 茶道室


ガララ

撫子「お邪魔します」

ともこ「撫子ちゃん!来てくれたのね!」パァ

撫子「な、撫子ちゃん!?」

ともこ「あれ?撫子ちゃんって呼ばれるの嫌?」

撫子「い、いえ、呼ばれ慣れてなくて……」

撫子「というか、名前で呼ぶのってよっぽど親しくなければ違和感ありません?」

ともこ「こういうのは、始めが肝心なのよ。最初から苗字で呼ぶと、仲良くなってもずっと苗字なんだから」

ともこ「だから、勇気出して名前で呼んでみました!緊張したのよ」

撫子「先輩も緊張するんですね」

ともこ「そりゃー緊張ぐらいするわよ。でも、こう呼んでみようと思ったのは撫子ちゃんのお陰なんだからね!」

撫子「私のお陰?」

ともこ「あら?今日の朝の事忘れてるの?」

撫子「今日の朝?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

??「うぅ~、痛い~」

撫子「あの?大丈夫ですか?」

ともこ「はい、大丈夫です!」

撫子「あっ、でも擦りむいてますよ」

ともこ「ああ、これはなんとも」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ともこ「違う違うその回想じゃない!」

ともこ「こっちよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ともこ「私は2年C組の吉川ともこよ」

撫子「ともこ先輩ですね」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

撫子「あっ!」

ともこ「そう、撫子ちゃん、私のこと、ともこって呼んでたのよ」

撫子「無意識の内に」

ともこ「撫子ちゃん、名前は親しくなければ呼ばないって言ってたけど」

撫子「なんだか例外もあるみたいですね。自分でも気がつかない内に」

撫子「親しみやすかったのかも……」

ともこ「すっごく嬉しかったわ!私、あまり名前で呼ばれたことないから」

ともこ「だから、私も撫子ちゃんのこと名前で呼んであげようって。練習してたのよ」

撫子「あ、ありがとうございます(本当に変わった人だ)」

ともこ「じゃあ、お茶でも飲む?」

撫子「はい、頂きます(ほんわかしていて、おっちょこちょいで、でも優しさにあふれている)」

ともこ「今、入れるからね。待ってて」

第170話 ともことデート 2 茶道部1 終わり

第171話 ともこ編 3 茶道部2
ともこ「じゃあ、こっちの間で待っててもらえる?」

撫子「はい」

撫子「(広い部屋)」

撫子「(本当に、ともこ先輩しか居ないんだ)」

撫子「(掛け軸とかあって、如何にも茶道部っぽい。七森中にも確かあったけど、あまり、興味なかった。だけど、こういうのもいいかもしれない)」

撫子「(どうせ、他の部活に入るわけでもないし)」

撫子「(ともこ先輩は可愛らしい先輩だし)」

撫子「(可愛らしいは失礼か)」

ともこ「さぁ、準備が出来たわ」

撫子「あれ?和服……」

ともこ「そうよ、茶道部だもん。ちゃんとした格好でやらなきゃ」

撫子「(う、美しい)」

ともこ「じゃあ、お抹茶をたてます」

撫子「はい」

ともこ「ちなみに撫子ちゃんが今座ってるところは上座といって、床の間の飾りの由来とかを聞く席なの」

撫子「えっ?そうなんですか!?私全くわからないんですけど」

ともこ「今は分からなくてもいいわよ。じっくりとおしえてあげるから」

撫子「ありがとうございます」

ともこ「……」スッ

撫子「(すごい、ひとつひとつの動作が綺麗で迷いがない)」

ともこ「……」コトコトコト

撫子「(なんかカッコイイかも)」

ともこ「……」シュッシュッシュッシュ

撫子「(茶筅っていうんだっけ?手際が良い)」

ともこ「はい、どうぞ」

撫子「ありがとうございます、頂きます」クルックル

ともこ「あら、右に2回回すっていうのは知っていたのね」

撫子「はい、母からおそわりました」

ともこ「まぁ、飲んでみて」

撫子「頂きます」ゴクッ

撫子「……」

ともこ「……」

撫子「美味しいです。仄かな甘味と泡のホイップ状のものが」

ともこ「そう?ありがとう。うふふ。美味しいって言ってもらえてうれしいわ」

撫子「ともこ先輩すごいです!私もともこ先輩みたいになりたいです!」

ともこ「そ、そんなにほめられると照れるわ///」

撫子「この部活に正式に入部したいと思います」

ともこ「ホントに!ありがとう!撫子ちゃん、うれしいわ!!」ダキッ

撫子「ちょ、ちょっと、ともこ先輩!?///」

第171話 ともこ編 3 茶道部2 終わり

第172話 ともこ編 4

キーンコーンカーンコーン

撫子「(今日も茶道部行くか)」

茶道部

撫子「こんにちはー」

ともこ「ああ、撫子ちゃん!いらっしゃい!」

ともこ「ねぇ、撫子ちゃん。和服来てみない?」

撫子「えっ?私がですか?」

ともこ「茶道部に入ったのだから。和服着る機会なんて他にあまりないわよ」

撫子「でも、私和服もっていませんよ」

ともこ「そう、じゃあカタログで見ましょう」

撫子「えっ!?買うんですか?」

ともこ「ええ、部費で買いましょう」

撫子「そんな部費なんてあるんですか?」

ともこ「去年は私を含めて4人いたから、結構部費ももらってたのよ」

ともこ「後、茶道部は抹茶とか和菓子とか買うから結構部費が降りたりするの」

ともこ「その残りがあるから、撫子ちゃんの和服を買うくらいはできるわよ」

撫子「そうなんですか。じゃあ選んでみます」

ともこ「最近はネット通販で買えるから便利よね」

撫子「そうですね」

ともこ「しかも結構安いのよ。予算2万円あればだいたい一式買えるわよ」

撫子「2万円が安いのか高いのかわからないです」

パラッパラッ

ともこ「決まりそう?」

撫子「う~ん、なかなか決まりませんね。難しいです」

ともこ「茶道は季節感を大事にするから服もその季節にあったものを着るの」

ともこ「でも、そんな何着も買えないし、初めてならオーソドックスなやつを買うのがいいと思うわよ」

撫子「オーソドックスなやつがわかりません」

ともこ「そうね。じゃあ私が何個かえらんだなかで、気に入ったのにする?」

撫子「それがいいです」

ともこ「わかった。じゃあ、私が選んで上げるわね」

撫子「ありがとうございます。」


ともこ「う~ん、これとこれとこれがオーソドックスなタイプね」

ともこ「これなんて撫子ちゃんに似合うと思うけど」

撫子「ああ、じゃあこれで」

ともこ「うん、いいわね。じゃあこれ注文しておくわ」

撫子「ありがとうございます」


数日後

ともこ「撫子ちゃん!着物来たわよ!」

撫子「開けていいですか?」

ともこ「どうぞ!」

撫子「わぁ、すごい……これが私の着物……」

ともこ「早速着てみたら?」

撫子「そうですね」


撫子「どうでしょうか?」

ともこ「やっぱり、似合うわー」パチパチ

ともこ「すごい美人だわ!撫子ちゃん!」

撫子「も、もう、ともこ先輩///」

ともこ「撫子という名前らしい。大和撫子だわ!」

ともこ「すっごいステキ」

撫子「そんなに褒めないでください///恥ずかしいです」

ともこ「撫子ちゃん可愛いー」ギュー

撫子「は、はぅ///」

第172話 ともこ編 4 終わり

第174話 ともこ編 5

prrrrr

撫子「ん?電話、ともこ先輩からだ」

ピッ

撫子「もしもし」

ともこ『撫子ちゃん!』

撫子「はい(今日も元気だなぁ)」

ともこ『今度の日曜空いてるかしら?』

撫子「あー、大丈夫ですね」

ともこ『じゃあ、遊びに行かない?』

撫子「二人でですか?」

ともこ『ええ』

撫子「いいですよ」

ともこ『やったぁー。時間は何時にする?』

撫子「別に何時でも」

ともこ『じゃあ、10時に駅前集合で』

撫子「どこに行くか決まってるんですか?」

ともこ『ヒ・ミ・ツ。ふふ』

撫子「はぁ、じゃあ楽しみにしてます」

ともこ『うん、楽しみにしててね!』


日曜日

撫子「あー、ともこ先輩もう来ていたんですね。ごめんなさい」

ともこ「いいのよ、いま来たばかりだし。まだ50分なんだから、時間前よ」

撫子「今日は誘ってくれてありがとうございます」

ともこ「いえいえ、こちらこそ。ふふ、撫子ちゃんとデートできてうれしいわ」

撫子「えっ!これ、デートなんですか?///」

ともこ「冗談よ。赤くなって可愛いー」

撫子「そ、そんな。赤くなんてなってません」

ともこ「じゃあ、行きましょうか?」

撫子「はい」

撫子「(どこに行くんだろう……ワクワクするなぁ)」

第174話 ともこ編 5 終わり

第175話 ともこ編 6 カラオケ

市内

ともこ「さぁ、撫子ちゃん。映画とカラオケとゲームセンターとボウリングのうちどこに行きたい?」

撫子「う~ん、カラオケとゲーセンは苦手ですね」

ともこ「カラオケ苦手なの?」

撫子「はい、あまり歌がうまくなくて」

ともこ「曲を知らないわけじゃない?」

撫子「歌はよく聞くんですが……」

ともこ「じゃあ、カラオケにしましょう」

撫子「えっ!?」

ともこ「うまくなるのは意外と慣れの部分があるわよ」

ともこ「それに下手なことを恥じる必要はないわ」

ともこ「カラオケは楽しむものだから」

撫子「分かりました。ともこ先輩がそこまで言うなら行ってみます」

ともこ「うん。その調子よ」

カラオケ

店員「お二人様ですか?」

ともこ「はい」

店員「何時間でしょうか?」

ともこ「じゃあ、2時間で」

撫子「長くないですか?」

ともこ「二人で2時間なんてあっという間よ」

撫子「そ、そうなんですか」

店員「ドリンクバーはあちらにあります」

ともこ「はい」

撫子「えっ、ドリンクバーってドリンク飲み放題なんですか?」

ともこ「あらあら、撫子ちゃんあまりカラオケ来たことないのね」

撫子「はい。昔家族で来たきり来たことないですね」

ともこ「高校生とカラオケは切っても切れない関係よ」

撫子「そうですね。いつまでも避けてはいられないですものね」

ともこ「じゃあ、部屋に入りましょう」

撫子「はい」

ガチャ

ぼけ~

撫子「結構隣の人の声聞こえるんですね」

ともこ「まぁ、防音とかしっかりされてないから仕方ないわよ」

撫子「私の声も聞こえるのかな……」

ともこ「大丈夫よ、歌ってテンション高くなればそんなこと気にならなくなるから」

ともこ「撫子ちゃんの知ってる歌はある?」

撫子「これとかですね」

ともこ「じゃあ、入れちゃえ」ピッ

撫子「えっ!?私から歌うんですか?」

ともこ「そうよ~頑張ってねー」

撫子「ええ!?」



撫子「~~♪」



ともこ「えっ!うまいじゃない!」

撫子「そ、そうですか?」

ともこ「うん、普通にうまいわ。お世辞じゃなく」

ともこ「歌さえ知ってて音程取れればカラオケなんて怖くないのよ」

撫子「確かに、そうですね。私は今まで臆病過ぎたのかもしれません」

ともこ「じゃあ、次は私の番ね」

ともこ「~~♪」

撫子「(ともこ先輩うまい。まるで透き通るような声)」

撫子「(バラードっていう選曲もいい)」

撫子「(癒される)」

ともこ「ふぅ」

パチパチ

ともこ「えっ!」

撫子「すばらしいです。綺麗な声でした」

ともこ「もう、そんなこと言わないでよ。照れるわ///」

撫子「はは、さっきのお返しです」

ともこ「もう」

第175話 ともこ編 6 カラオケ 終わり

第176話 ともこ編 7 ファーストフード店にて

ともこ「さて、2時間そろそろたつわね」

撫子「えっ!もうそんなに経つんですか?」

ともこ「だから、2時間なんてあっという間なのよ」

撫子「確かにそうですね」

ともこ「撫子ちゃん。もう、すっかりカラオケに慣れたわね」

撫子「ええ、お陰様で」

ともこ「じゃあ、出ましょうか?」

撫子「はい」

店員「会計は1200円になります」

撫子「1時間300円なんですね。安いです」

ともこ「平日だと30分70円なんだけどね」

撫子「そんなに安いんですか?」

ともこ「まぁそんなもんよ」


撫子「今日は、カラオケに連れてきてくれてありがとうございました」

ともこ「ふふ、喜んでもらえたならよかったわ。無理やりにでも連れてきた甲斐があった」

撫子「ともこ先輩って結構強引なところあるんですね」

ともこ「うん。それじゃあ、次のとこへ行くわよ!」

撫子「はい」

ともこ「あ、その前にお腹減らない?」

撫子「もう12時過ぎましたからね。そろそろ減りますね」

ともこ「じゃあ、お昼にしましょう」

マクドナルド

店員「いらっしゃいませ~って撫子じゃん!?」

撫子「めぐみ」

ともこ「あらー、お友達?」

撫子「はい、同じクラスの」

めぐみ「園川めぐみです。撫子から聞いてます吉川先輩ですよね」

ともこ「そうよ~」

めぐみ「今日はお二人でデート?」

撫子「もう、違うってば。速く接客してよ」

めぐみ「はい、ご注文は決まりましたか?」

撫子「私はダブルチーズバーガーセットで」

撫子「ともこ先輩は?」

ともこ「えーと私は~」

めぐみ「(へぇ、二人のときはともこ先輩って呼んでるんだね)」

ともこ「ダブルクォーターパウンダー・チーズのセットで」

めぐみ「飲み物は何にしますか?」

ともこ「コーラで」



めぐみ「お待たせしました。では、2人ともごゆっくり」

撫子「うん、ありがと」

ともこ「ありがとね~」

撫子「ともこ先輩、ダブルクォーターパウンダー・チーズなんですね」

ともこ「私こう見えても結構食べる方なのよ」

撫子「でも、それ食べるの難しくないですか?途中で崩れるというか……」

ともこ「そう?」

撫子「って、もう半分も食べてる!しかも、全く形が崩れていない!ダブルクォーターパウンダー・チーズをここまで崩さず食べる人はじめて見た!」

撫子「すごいよ、ともこ先輩!」

ともこ「もう、そんな褒めないでよ」



撫子「(あれ?私より量おおいはずなのにもう食べ終わってる……)」

撫子「食べ終わりました」

ともこ「うん、じゃあ行こうか?」

撫子「はい」

撫子「じゃあ、またね。めぐみ」

めぐみ「ありがとうございましたー。ごゆっくりー」

第176話 ともこ編 7 ファーストフード店にて 終わり

第177話 ともこ編 8 プリクラ

撫子「次はどこに行くんですか?」

ともこ「ゲーセンに行きましょう」

撫子「ゲーセンですか?できるゲームないんですが……」

ともこ「じゃあ、プリクラだけ」

撫子「プリクラもあまり撮ったことないですね」

ともこ「じゃあ、いい機会だから撮ろう撮ろう」

プリクラ

撫子「入る前に設定なんてあるんですか?」

ともこ「うん、美人系か、肌白系か」

撫子「私達二人とも元から白いので、美人系にしましょう」

ともこ「そうね」

「中央に集まってね!」

ともこ「撫子ちゃん!」ギュッ

撫子「と、ともこ先輩!?」

ともこ「ふふ」


パシャ

「次は、面白いポーズをしていてね」

ともこ「べー」

撫子「ぷっ、ははは。面白いですその顔」

パシャ


「最後は、好きなポーズで」

ともこ「撫子ちゃん、チュー」

撫子「ええ!?チューするんですか!?」

ともこ「最近友達同士でチューするなんて普通よ」

撫子「ええ!?普通なんですか?それ?」

ともこ「それとも、私とチューするの嫌かしら?」

撫子「い、いやじゃないです……」

ともこ「じゃあ、時間ないからホラホラ!」

撫子「あ、あぅ……」

チュッ

パシャ

撫子「(これじゃあまるで恋人みたい……)」

「終わったので、落書きコーナーに移動してね」

ともこ「この写真は~」

撫子「(ともこ先輩とキスしちゃった……)///」

ともこ「ねー撫子ちゃんも落書きしてもいいよー」グッ

撫子「はっ、えっ!?」ドキドキ

ともこ「もー聞いてなかったのー?撫子ちゃんも落書きしてよー」

撫子「は、あひ!(ともこ先輩のこと意識してしまう)」ドキドキ

撫子「こ、これでいいですか?」

ともこ「うん、良い感じ」

ともこ「最後にこの写真だね!」

撫子「こ、これは……」

ともこ「撫子ちゃん、顔赤くて可愛い~」

撫子「あ、あの……ともこ先輩、こういうの私の他にもやってるんですか?」

ともこ「ん?撫子ちゃんが初めてだよ」

撫子「えっ!?そうなんですか?さっき、友達同士では普通だって」

ともこ「あはは、あれはね。ウソだよ!」

撫子「えっ!?じゃあ?」

ともこ「私のファーストキスは撫子ちゃんのものよ!」

撫子「そ、そうなんだ///(なんだかちょっとうれしい)」

撫子「(でもなんでうれしいんだろう……)」

ともこ「この写真大事に持っておいてね」

撫子「はい、これは人には見せられませんから」

ともこ「ふふ、そうね」

第177話 ともこ編 8 プリクラ 終わり

第178話 ともこ編 9 夕方

ともこ「そろそろ夕方ね」

撫子「そうですね」

ともこ「公園でも寄って行きましょ」

撫子「はい」


公園

撫子「この公園花が咲いていて綺麗ですね」

ともこ「これなんの花か知ってる?」

撫子「さぁ、私お花は全く知らなくて」

ともこ「撫子って名前なのにね。ふふ」

撫子「そうですね」

ともこ「これ、藤の花なの。今の時期に咲いてるのよ。綺麗でしょ」

撫子「はい、すだれ桜みたいで綺麗ですね」

ともこ「桜と違ってお花見するような花じゃないけれど、だからこそゆっくりと見られるいいお花だと思うのよね」

撫子「確かに、綺麗ですね」

撫子「(紫色に咲き誇るフジの下にいるともこ先輩はいつにもまして可憐に見える)」

サァー

風が吹き花が揺れると共にともこ先輩の髪も揺れる。いつの間にか三つ編み状態にしていたらしい

撫子「」ドキッ

ともこ「やっぱり、夕方はまだ冷え込むわね」

ともこ「もう、十分見たし帰りましょうか」

撫子「はい」

電車にて

ガタンゴトン、ガタンゴトン

ともこ「」スゥスゥ

撫子「ともこさん寝ちゃったか、今日一日はしゃいで疲れたのかな?」

撫子「それにしても」

撫子「(今日はともこ先輩のいろいろな表情を見れてよかったな)」

ガタンッ

ともこ「」カク

撫子「うっ(ともこ先輩の頭が私の肩に)」

ともこ「」スゥスゥ

撫子「(唇綺麗……)」

ともこ「」スゥスゥ

撫子「(今日、ともこ先輩とキスしちゃったんだな……ともこ先輩はどんなつもりで私にキスしたんだろう……)」

撫子「(少なくとも、私はともこ先輩のことが好きだ。先輩としてでなく、友達としてでなく、恋人になりたいの好きだ)」

撫子「(でも、ダメだ。私からは切り出せない……もし違ったら拒絶されてしまうのが怖い……少なくとも今まで通りなんてことはない)」

撫子「(はぁ、つくづく弱気な女だな、私は……)」

撫子「(卑怯だけど、ともこ先輩にその気にさせてみよう)」

キュー、ピンポーン

撫子「つきましたよ」チュッ

ともこ「ん?撫子ちゃん。あれ?今なにしたの?」

撫子「さぁ、なんでしょう?」

撫子「さっきのお返しですよ。ふふ」

ともこ「もう~撫子ちゃんったら~」

撫子「じゃあ、今日はここで」

ともこ「送っていかなくても大丈夫?」

撫子「大丈夫ですよ。ともこ先輩も気をつけてくださいね。それでは」タッタッタ



撫子「ふぅ、緊張した……我ながら大胆な行動してしまった」

撫子「でも、少しは気にかけてくれるだろうか……」

撫子「気にしてくれるといいな」

第178話 ともこ編 9 夕方 終わり

第179話 ともこ編 10 こんなにも簡単に

それから、ともこ先輩からのスキンシップは前より増して多くなった

撫子「……」

ともこ「撫子ちゃ~ん!」

撫子「あっ、ともこ先輩おはようございます」

ともこ「ふふ」ギュッ

撫子「あう、いきなりどうしたんですか?」

ともこ「おはようの抱きつき」

撫子「は、恥ずかしいです……」

ともこ「ふふ、可愛い」

対して、私はあの日より積極的にはなれていなかった


撫子「こんにちはー」ガラ

ともこ「撫子ちゃん!会いたかったよ!」

撫子「会いたかったってさっきあったばかりじゃないですか」

ともこ「それでもよ!」


どうしても、恥ずかしさの方が上回ってしまう

そして、ある日のこと

撫子「(はぁ、ともこ先輩から積極的に来てくれるのに私はなんで積極的に成れないんだろう……)」

ともこ「撫子ちゃん!ギューっ」ギュッ

撫子「あぅ……///」

ともこ「ふふ、恥ずかしがってる。可愛い」

撫子「(今ここで私から積極的になれば……)」

撫子「あ、あの!ずっとともこ先輩に言おうと思ってたんですけど」

ともこ「なに?あっ、もしかしてこういうのいや?」

撫子「違います!むしろ好きです(あっ、言っちゃった……)」

ともこ「ふふ、私も好きよ」

撫子「えっ!?好きなんですか?」

ともこ「うん、好きだよ。こういうスキンシップ」

撫子「あっ、そっちですよね……はは、何勘違いしちゃったんだろ……」

ともこ「そっちじゃなくても撫子ちゃんのこと好きだよ」

撫子「それは、どういう好きですか?(ここまで来たらもう聞くしか無い)」

ともこ「たぶん、撫子ちゃんと同じ好き」

撫子「わ、私の好きはともこ先輩と、こ、恋人になりたいの方ですよ(もう、どうにでもなれ!)」

ともこ「うん、見てればわかるよ。私も撫子ちゃんと恋人になりたいわ」

撫子「えっ!!もしかして(両思い)」

ともこ「そうよ、両思いだったのよ。私たちは」

撫子「ほ、ホントですか?」

ともこ「ウソはつかないわ。大好きよ撫子ちゃん」

撫子「こ、こんな簡単に……でも、どうして好きって言ってくれなかったんですか?」

ともこ「私達の間に好きって言って恋人になるなんて契約みたいなもの必要ないって思ったからよ」

ともこ「だって、もう恋人みたいなものじゃない。毎日抱きついてるんだもの。校内でも噂になるぐらい」

撫子「あ、あぅ……」

ともこ「ふふ、可愛い」ギュッ

撫子「やっぱり、そういうのは、2人だけの時にしてください」

ともこ「うん、わかったわ」

撫子「でも、両思いだったなんて、うれしいです。ともこ先輩大好きです!」

ともこ「私もよ!」

撫子「あ、あの……キスしてもいいですか?」

ともこ「もちろん」

チュッ

このように、私たちはあまりにも簡単に恋人関係になっていた。
いや、恋人だと思っていなかったのは私の方だけだったのかも。
この日を私は一生忘れないだろう。私の大好きな人と結ばれた日なのだから

第179話 ともこ編 10 こんなにも簡単に 終わり

第180話 楓と櫻子

櫻子「ひまわりー遊びに来たぞー」

楓「お姉ちゃんなら今いないの」

櫻子「なにー!いないだとーこの櫻子様が遊びに来てやっているのに!」

楓「図書館に本返しに行ってるの」

櫻子「しょうがない、じゃあ待ってる」

楓「うん、たぶんすぐに帰ってくるの」

櫻子「その間楓と遊ぶか」

楓「櫻子お姉ちゃんは私と遊ぶというより私で遊ぶだから困るの」

櫻子「そんなことないぞ。ちゃんと楓を楽しますことができるのが櫻子様なんだ」

楓「じゃあ、私のお昼ごはん作って」

櫻子「おう!任せろ!!」

楓「材料はここにあるから」

櫻子「よっしゃ、作るぞ!」

櫻子「(ん?これ?遊びじゃなくね?)」

櫻子「(まぁいっか)」

楓「楓は部屋に戻ってるの」

櫻子「よーし、私の料理の腕を思い知れ」

楓「楽しみなの!」

10分後

黒焦げた謎の物体

楓「……」

櫻子「……」

楓「これ……なに?」

櫻子「卵焼き」

楓「ど、どうみても卵焼きじゃないよ」

櫻子「し、失敗した」

楓「お姉ちゃんの方がうまく作れる」

櫻子「な。ひまわりの方がうまく作れるだって!?楓、卵買ってこい!」

バーン!

花子「櫻子!うちに居ないと思ったらやっぱりここに居たのかし!?」

花子「ていうか、焦げ臭いし!何作ってたんだし!」

楓「花子お姉ちゃん、櫻子お姉ちゃんが!」

花子「楓をいじめてたのかし!?」

櫻子「いや、いじめてた訳じゃ」

花子「そんな物体、楓が食べられるわけないし!櫻子自分で処理しろし」

ガツ、ガブッ

櫻子「うぇ!まずっ!!まっず。なんだこの物体は!」

楓「櫻子お姉ちゃんが作った卵焼き……」

櫻子「そ、そうだけど。誰か水ーー!!!」

向日葵「まぁ、騒がしいこと……私が居ないとホント駄目ですわね」

その後、楓と花子は向日葵の作った美味しい卵焼きを食べました。

第180話 楓と櫻子 終わり

花子達の身長っていくらだと思いますか?

第181話 身体測定

未来「今日は身体測定だね」

こころ「しんたいそくてい?」

花子「身長とか体重とか測って、健康かどうか見るやつだし」

花子「本当は身体測定じゃなくて健康診断だし」

みさき「花子に身長では負けないわよ!」

こころ「いいなーみさきちと花子様は身長高くて」

花子「こころもこれから伸びるし」

こころ「そうかなぁ」

未来「じゃあ、行こう!」

保健室

先生「それじゃあ、身長と体重測りますよ~」

こころ「」ドキドキ

未来「どのくらい伸びたかなぁ」

みさき「花子には負けないんだから!」

先生「次、小川こころちゃん」

こころ「」ボー

先生「小川こころちゃん?」

花子「呼ばれてるよこころ」

こころ「あっ、はーい」

先生「小川こころ、身長119.5cm、体重22.5kgです」

こころ「去年から5cmしか伸びなかったよぉ」

先生「次、大室花子ちゃん」

花子「はい」

先生「大室花子、身長127.8cm、体重26.6kgです」

こころ「花子様はやっぱりすごいなぁ」


先生「次、相馬未来ちゃん」

未来「はーい」

先生「相馬未来、身長123.4cm、体重23.6kgです」

未来「やった、6cm伸びた!」


先生「次、高崎みさきちゃん」

みさき「はい!」

先生「高崎みさき、身長125.2cm、体重25.4kgです」

みさき「よし、花子に勝ったわ!」

未来「花子様は、身長127.8だよ」

みさき「なっ!!」

みさき「先生、測りなおしてください!」

先生「ちょっと、みさきちゃん!?」

第181話 身体測定 終わり

第182話 ヨーグルトを食べたい

花子の場合

花子「(ヨーグルト食べたいし……)」

花子「(もうヨーグルト切れてるから買いに行かなきゃないし)」

花子「(コンビニまで行くの面倒だし……)」

花子「(後でお母さんと一緒に買いに行こ)」


櫻子の場合

櫻子「(う~ん、ヨーグルト食べたいなー)」

ガチャ

櫻子「あれ!ヨーグルトない!」

花子「ヨーグルト切れてるし」

櫻子「ええー」

花子「後でお母さんと一緒に買い物に行くからそのときに行くし」

櫻子「やだ!今食べたい!花子!買ってこい!」

花子「はぁ!なんで花子が櫻子の分も買ってこなきゃいけないんだし!」

櫻子「うぉらー、買ってこいー!!」

花子「やだやだやだやだ!」

撫子の場合

撫子「ん?何やってんの?」

花子「櫻子が花子にヨーグルト買ってこいって」

撫子「んー、確かに食べたいね。ヨーグルト」

櫻子「ねーちゃん、ヨーグルト買ってきてよ!」

撫子「櫻子、ヨーグルト食べたいんでしょ?」

櫻子「うん!」

撫子「なら、運動した方がお腹も減って美味しく食べられるよ」

櫻子「そうだな!」

撫子「コンビニまでって結構あるよね?」

櫻子「そうなんだよ!」

撫子「ちょうどいい運動になるんじゃない?」

櫻子「確かに!」

撫子「じゃあ、コンビニまで行ってみようか。ついでにコンビニでヨーグルト3つ買ってきてね」

櫻子「わかった!」

櫻子「じゃあ、いってきまーす」

花子「な、撫子お姉ちゃんさすがだし」




櫻子「あ、あれ?あれれ??なんか騙された?」

第182話 ヨーグルトを食べたい 終わり

第183話 5月晴れの日曜日 1

櫻子「うっはー今日はいい天気だなぁ」

花子「日曜が晴れだと清々しいし」

櫻子「こういう日はのんびりと過ごしたいな」

花子「家でぐーたらしてると豚になるし」

櫻子「ぶ、豚ぁ!?」

櫻子「わかった!花子!今日公園でも行くか!?」

花子「うん、わかったし」

櫻子「ねーちゃんも行く?」

撫子「そうだね。今日はなにも予定ないし、公園ぶらぶら散歩するのも気持ちよさそうだね」

櫻子「なに行ってんだよ!公園行ってドッジボールするぞ!」

撫子「えー、私はいいよ」

花子「花子も散歩ぐらいでいいし、ていうかさっきののんびり過ごすっていうのはどうしたんだし」

櫻子「公園って行ったら走り回ったりするだろ普通」

櫻子「まぁ、公園行くのは決定でいい?」

撫子「うん、公園行くのはいいよ、でも私は散歩してるから」

花子「花子も撫子お姉ちゃんと一緒に散歩してるし、櫻子1人でドッジボールやってればいいし」

櫻子「なにぃ!?まぁいいや、とりあえず公園行こ」

花子「うん」

第183話 5月晴れの日曜日 1 終わり

第184話 5月晴れの日曜日 2

公園

撫子「ここは、結構近所にある上に広いから散歩にはちょうどいいね」

花子「だし」

櫻子「……」

櫻子はドッジボールを胸に入れている

櫻子「ねぇねぇ?」

撫子「花子は行きたいとこある?」

花子「噴水の方に行きたいし」

撫子「じゃあそっちの噴水の方に行こっか?」

花子「うん」

櫻子「って、シカトかよ!?」

花子「だって、櫻子バカなんだもん」

撫子「突っ込んで欲しかったの?」

櫻子「当たり前じゃん!ここは、あははー櫻子のやつ、胸にボール詰めて巨乳~っとかやってるよ~って言うでしょ普通!!」

花子「もう櫻子に構うのが面倒だし……」

撫子「いいよ、花子できるだけ離れて歩こ。関係者だと思われたくない」

櫻子「ひどっ!!かわいい妹と縁を切るつもりか!?」

撫子「切れるなら切りたいわ」

櫻子「くそー!!私をバカにしやがってー!!」

花子「だって、ホントにバカだし」

撫子「こんな妹で情けない」

櫻子「これでも喰らえー」

櫻子は胸に詰めていたボールを取り出し撫子に投げる

撫子は瞬時に対応して櫻子に投げ返す

バンッ

櫻子「いってー!!当てやがったな!?」

撫子「だって、そっちから狙ってきたじゃん」

櫻子「こうなったら、総攻撃だぁー!!」

花子「(櫻子、絶対総攻撃の意味わかってないし……)」

もう一度投げるキャッチする撫子当て返す
櫻子も負けじとキャッチする撫子投げ返す
………

「お姉ちゃんたち、僕たちも混ぜて」

知らない内に公園で遊んでいた子どもたちが集まってきた

櫻子「おっ、いいよ。私の方に入れ」

「えー、このねーちゃんの方が強くてかっこいい!」

櫻子「な、なに!?」

撫子「ふふ、人望も私の方が熱いみたいだね」

花子「花子も撫子お姉ちゃん側だし!櫻子には負けないし!」

櫻子「ふん!私は1人でも勝てるわ!」

花子「(よく考えたら、いつの間にか櫻子の思惑にハマってるし……)」

第184話 5月晴れの日曜日 2 終わり

第185話 5月晴れの日曜日 3

櫻子「ふんっ」ブンッ

パーンッ

「うわっ、当たっちゃったよ!」

櫻子「へっへー1人抜きー」

撫子「ボールパスして」

「はい、ねーちゃん!」

撫子「ふっ」ブン

櫻子「うおっ、危ない!」

撫子チームの外野「おっしゃーボールきたー」ヒュン

櫻子「ガキのボールなぞキャッチできるわ!」

櫻子「できるだけ、ねーちゃんにボールを渡さないようにしないと」

櫻子「おいっ!私のチームの外野!クロスで投げるから、ボール行ったらまたこっちに返してくれな」

櫻子チームの外野「はーい」

櫻子「ふんっ」シュッ

外野はボールをキャッチする

「はい、お姉ちゃん行くよー」パス

櫻子「うっし」シュン

パーンッ

「うわーん、当たっちゃったよぉー」

花子「櫻子のくせになかなかやるし」

櫻子「そして跳ね返ってきたボールをキャッチして、投げる」シュン

外野「キャッチしたよーボール投げるよー」シュン

櫻子「うっし、もういっちょ」シュン

パーンッ

「うわっ、当たった」

櫻子「そして、キャッチと」

撫子チームの内野は撫子と花子だけになった。

撫子「花子、花子はできるだけ当たらないように後ろに居て、私が前で櫻子のボールを取るから」

花子「わかったし」

櫻子「よっしゃ、いくぞーってねーちゃん!!」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ッ

櫻子の前には撫子が立ちはだかっていた。

櫻子「くっそ、やっぱり避けては通れぬか……」

撫子「いつでも投げてきな」

櫻子「うぉらー」シュン

櫻子は撫子の方に投げると見せかけて外野の子にボールを投げる。

櫻子「花子の方をねらえー」

花子「ッ!」

外野「わかったよー」シュン

パーンッ

花子「撫子お姉ちゃんごめん、花子も当たっちゃったし」

撫子側の外野「やべー、あのねーちゃんも強いぞ!!」

「どっちが勝つかなー」

「いや、背の高いねーちゃんが勝つでしょ!」

櫻子「とうとう、一騎打ちになったな。ねーちゃん」

撫子「ふん、当てられるもんなら当ててみな」

櫻子「うぉらっ!」シュン

撫子「ふっ」シュン

撫子はキャッチする。そのまま投げ返す。

櫻子「うっ」ガシッ

櫻子もキャッチして、そのまま投げ返す。
そのような攻防が数回続いた。

櫻子「ハァハァ」

撫子「ハァハァ」

花子「撫子お姉ちゃんも櫻子もそろそろ体力が限界だし」

「すげー!ここまで熱いドッジボールは初めてだよ!」

「うん、初めてだねー」

櫻子「これで、決着だー」シュン

撫子「甘い!」ガシッ、シュン

櫻子「うわっ!!」

前に詰めすぎていた櫻子は撫子のカウンター攻撃に耐えられずに足にボールが当たった。

櫻子「ま、負けたー!!」

撫子「どうよ!!」ガシッ

「「「う、うわあああああああああ!!勝ったー!!」」」

「負けちゃったねー」

「どんまいお姉ちゃん」

櫻子「なにも言わないでくれ……」

「それにしても白熱した戦いだったなー」

「ありがとうお姉ちゃん達」

撫子「どういたしまして」

花子「なんだか結局櫻子の思惑通りになっちゃったし」

櫻子「くそーねーちゃんに負けた!悔しぃー!!」

撫子「当の本人はそんなこと思ってないみたいだけどね」

第185話 5月晴れの日曜日 3 終わり

第186話 5月晴れの日曜日 4

撫子「さて、運動した所で喉も乾いたし、休憩する?」

花子「うん」ジー

撫子「なに?花子はアイスクリーム食べたいの?」

花子「だ、大丈夫だし!別に持ってきた水筒があるから」

撫子「いいよ、買ってあげるよ」

花子「ホントかし!?」パァ

撫子「かわいい妹のためだもの」

櫻子「ホントか!?ねーちゃん!?」

撫子「アンタは自分で買いな」

櫻子「ひどっ!同じ姉妹なのにこの差はなに!?」

撫子「わかったよ。櫻子の分も買ってあげる。その代わり、ご飯当番のときにちゃんとしたもの作るんだよ」

櫻子「いつもちゃんとしたの作ってるけど?」

撫子「あれが櫻子のちゃんとしたご飯だったのか……」

撫子「なにがいい?」

花子「迷うし」

露店店員「ただいま、チョコチップクリームが売れています」

撫子「じゃあ私はそれで」

花子「花子もそれにしようかな」

櫻子「わかってないなーこういうのは1人づつ別のもの頼んで回して食べるんだよ」

撫子「確かに一理ある」

櫻子「ていうことで私チョコミントー!」

花子「じゃあ、花子はキャラメルで」

露店店員「ふふ、仲のいい姉妹ですね」

花子「櫻子とは仲良くないし」

櫻子「なにー!!」

露店店員「あらあら、喧嘩しちゃダメですよ」

露店店員「はい、チョコチップクリーム1つに、チョコミント1つ、キャラメル1つおまたせしました」

撫子「ありがとうございます」

噴水の前にあるベンチに座って食べる撫子と櫻子と花子

櫻子「花子、一口頂戴!」

花子「櫻子の一口はいつも大きいからちょっとだけだし」

櫻子「わかったわかった」バクッ

花子「あー!!やっぱり大きかったし!花子のキャラメル返せし」

櫻子「口移しならいいよ」

花子「絶対やだし!チョコミント食べさせろし」

櫻子「はい」

花子「」ペロッ

花子「チョコミントも美味しいし」

櫻子「間接キスだな」

花子「うるさいし」ドスッ

櫻子「おうふ!」

撫子「私のも食べる?美味しいよ」

櫻子「もらうー!!」パクッ

上についていたアイスが半分くらいなくなる

撫子「全く櫻子は……」

撫子「花子も食べる?」

花子「うん、でも撫子お姉ちゃんのがなくなっちゃうんじゃ」

撫子「いいよ、私は一口食べれば満足だから花子と櫻子にあげる」

撫子「あっ、でも櫻子と花子のも頂戴」

櫻子「はい」

撫子「」パクッ

撫子「うん、やっぱりチョコミントはスッキリしてていいね」

花子「はい、あげるし」

撫子「」パクッ

撫子「うん、キャラメルも良い感じ」

撫子「美味しかったありがとう」

花子「撫子お姉ちゃんこそありがとうだし」

櫻子「ふ~うまかったー!ありがとねーちゃん!」

撫子「どういたしまして」

第186話 5月晴れの日曜日 4 終わり

第187話 5月晴れの日曜日 5

櫻子「ふぅーお腹いっぱいになったら眠くなってきたー」

撫子「あそこの芝生に行って寝っ転がる?」

櫻子「そうしよう!」

花子「あそこの木の下がいいし」

撫子「確かに、あそこなら紫外線も避けられるしね」

櫻子「さっきまで日向で遊んでたんだからもう関係ないでしょ」

撫子「それでもお肌にダメージを与えると老化の原因になるから」

花子「日焼け止めつけてくればよかったし」

撫子「まぁ私はつけてきたんだけどね」

櫻子「な、抜け駆けだー」

撫子「別に櫻子は焼けてもいいでしょ」

櫻子「なっ、それどういう意味だ」

撫子「まぁまぁ、木の下でゆっくりと過ごそう」

花子「ふぅ」トサッ

櫻子「ふーどっこいしょっと」ドサッ

撫子「」スッ

サーさらさらさらー

心地良い風が吹く

しばらくぼーっとする三人

花子「」コクッコク

花子「はっ!うぅー」

撫子「(花子は眠そうだな)」

撫子「花子」ポンポン

花子「?」

撫子「膝枕してあげる」

花子「撫子お姉ちゃんの膝枕。ありがとうだし」

ポン

櫻子「あっ花子ばっかりズルい!私も私も!」

撫子「わかった。いいよ。右側があいてるから」

花子・櫻子「うーん、気持ちいいし」

撫子「なんだか昔を思い出すね」

櫻子「ん?」

撫子「昔は櫻子によく膝枕して上げてたんだよ。覚えてない?」

櫻子「……忘れた」

撫子「花子も最近はしなくなったけど、ちょっと前まではおねだりしてたし」

花子「うぅ……でも、撫子お姉ちゃんの膝枕は今でも気持ちいいし」

撫子「そっか、それならよかった」

櫻子「」スヤスヤ

撫子「あっ、櫻子はもう寝ちゃったか」

花子「速いし」

撫子「花子も眠そうだし、寝ててもいいよ」

花子「ん」

撫子「(なんだかんだ言って、櫻子も花子もかわいい妹だ……)」

そうシミジミと思う撫子であった。

第187話 5月晴れの日曜日 5 終わり

第188話 コンプレックス

小学生の場合

こころ「」ジー

花子「?なんだし?」シュンシュン

こころ「二重飛びできてすごい!」

こころ「花子様運動できていいなぁ~」

花子「こころもそのうちできるようになるし」

中学生の場合

櫻子「」ジー

向日葵「なんですの?」

櫻子「なんでひまわりばっかりおっきいの!?」

向日葵「なにがですの?」

櫻子「おっぱいに決まってんじゃん!」

向日葵「そんなこと言われても仕方ありませんわ」

高校生の場合

めぐみ「」ジー

撫子「ん?なに?」

めぐみ「撫子頭良くて羨ましい。学期末だけじゃなくて、模試とかも高得点とるし」

撫子「日々の積み重ねあるのみ」

小学生→運動神経
中学生→身体的特徴
高校生→頭

第188話 コンプレックス 終わり

第189話 コーヒーを飲めるのは

未来「花子様ってコーヒー飲めるんだよね?」

花子「ミルク入れてなら飲めるし、ブラックは無理だし」

こころ「すごーい。こころはお砂糖入れても無理だよ~」

みさき「花子はブラック飲めないのね!みさきは飲めるわよ!」

こころ「ホントに!?」

未来「みさきち結構すごいね!」

花子「(ホントかし……)」

みさき「ふふーん(ここで飲めないなんて言えない……)」

未来「じゃあ、今日帰った後お母さんにコーヒー入れてもらうから、みさきち家においでよ!」

みさき「えっ!?」

花子「花子も行くし」

こころ「こころも~」

みさき「えっええー!?」

花子「みさきコーヒー飲めるんでしょ?」

みさき「ももももも、もちろんよ!」

放課後 相馬宅

相馬母「本当にブラックで大丈夫なの?」

みさき「だ、大丈夫!」

相馬母「じゃあ、入れるわよ」

みさき「お願いします」

コトッ

花子「……」

こころ「……」ドキドキ

未来「……」ワクワク

みさき「……」

スッ、クイッ

未来「あっ、みさきちがコーヒーに口をつけた!」

みさき「苦っ!?」ゲホゲホ

相馬母「大丈夫?無理しちゃダメよ!」

みさき「大丈夫!いつも飲んでるから!」

未来「みさきち、やっぱり飲めないんじゃ……」

みさき「大丈夫よ!これくらい(涙目)」

ゴクゴク

みさき「うっ、うっ……」

ゴクゴク

みさき「うぅー」

ゴクッゴク

みさき「ふぅー……苦い……」

相馬母「はい、お水」

ゴト、ゴクゴク

みさき「ふぅー!!」

みさき「どうよ!!飲んだわよ!ブラックコーヒー!」

花子「おぉー」パチパチ

こころ「すごーい」パチパチ

未来「すごかったけど、飲めないなら正直に言ったほうがいいよ」

みさき「うん……」

花子「みんな飲めないの知ってたし、でも、最後まで飲んだみさきは偉いし」

みさき「と、当然よ!!」

第189話 コーヒーを飲めるのは 終わり

第190話 櫻子の家出 1

それは、些細なきっかけだった。

花子「あっ! 花子のアイスがない!?」

花子「櫻子食べたし?」

櫻子「は? 私食べてないよ」

花子「嘘つけ! 絶対食べたし!」

櫻子「私じゃないって! ねーちゃんでしょ!」

花子「撫子お姉ちゃんはそんなことしないし、櫻子は信用ないから疑われるんだし」

櫻子「あーっムカッムカ! 私じゃないったら私じゃないもん!」

撫子「どうしたの?」

花子「櫻子が花子のアイス食べたのに謝らないし」

櫻子「だから私じゃない! 食べてないから謝る必要ないもん!」

撫子「はぁーとりあえず謝りなよ櫻子」

櫻子「そういうねーちゃんこそどうなのさ! 食べたのねーちゃんでしょ!?」

撫子「私は人のものは食べないよ」

花子「うん」

櫻子「なんでねーちゃんの話は素直に信じるのに私の話は信じないの!?」

花子「だから、櫻子はしょっちゅう人のもの食べるし信用ないんだし」

撫子「とりあえず、なにか物がなくなったら大体櫻子のせいだからね」

櫻子「ムカッムカ! 私じゃないったら私じゃないもん!」

撫子「大体櫻子は――」クドクド

花子「だしだし」

櫻子「ふんがー!! もう怒った! 大体ねーちゃんも花子も私に冷たすぎるんだよ!」

花子「日頃の行いが悪いからだし」

櫻子「なにが悪いっていうんだよ! 私は自由に生きてるだけじゃん!」

撫子「その自由のせいで私達は迷惑してるんだって」

櫻子「私はねーちゃん達の態度で迷惑してる!」

花子「だからこういう態度になるのは櫻子がだらしないから――」

櫻子「あーわかったよ!じゃあもう私この家から出て行ってやる! そうすれば私も花子もねーちゃんも迷惑しないで済むからね!」

花子「ちょっとは外で頭冷やしてこいし」

櫻子「もう帰ってこないからね!」

ドタドタドタ、バタン

第190話 櫻子の家出 1 終わり

第191話 櫻子の家出 2

櫻子「くそぅ……花子とねーちゃんなんて嫌いだ!」ダッダッダッダ

公園

櫻子「はぁはぁ……」

櫻子「でも、これからどうしよっか……」

日が暮れて辺りは暗くなっていた

櫻子「と、とりあえず家には帰らない!」


大室家

花子「櫻子のやつ、まだ帰ってこないし」

撫子「まぁ、そのうち帰ってくるでしょ。お腹すいて」


19:00

ぐぅ~~

櫻子「おなか減った……」

櫻子「でも! 帰らないもん!」

櫻子「とりあえず、いつまでも公園に居ても仕方ない……」

櫻子「移動しよう」


20:00

撫子「そろそろ、心配だ。ちょっと探してくる」

花子「お母さん達も帰ってくるし」

撫子「もし私が連れて帰ってこなかったら櫻子家出したって言っといて」

花子「わかったし」

公園

撫子「櫻子ー! いたら返事してー!」

撫子「いないか……この公園にいると思ったけど、もっと遠くに行っちゃったかもしれないな」

20:30

花子「……」

花子「さすがに櫻子に冷たい態度とっちゃたし……」

花子「櫻子……」



撫子「近所を探したけどどこにもいない……」

撫子「! そうだ! なんで一番最初に気がつかなかったんだろう。誰かの家に行ってる可能性があるじゃん」

撫子「まずはひま子のところかな」

prrrr

向日葵『はい、撫子さんどうしたんですか?』

撫子「ああ、ひま子、櫻子来てない?」

向日葵『来てませんけど、櫻子いなくなったんですか?』

撫子「うん、家出しちゃった」

向日葵『もう、櫻子ったら、どうせ一方的な理由だと思いますけど』

撫子「でも、もっとあの子のこと信用してやらなきゃいけないかもしれない」

撫子「ちょっと今日は冷たくあたりすぎた」

撫子「どうしても花子と比べちゃうけど、あの子もまだ中1だからね」

向日葵『私から見ても幼く見えますけど……』

撫子「まぁ、だから放っておけないって」

向日葵『そうですわね。私はじゃあ、他に櫻子が行きそうなところに電話掛けてみます』

撫子「ありがとう」

向日葵『はい、では』

ピッ

撫子「櫻子……」

第191話 櫻子の家出 2 終わり

第192話 櫻子の家出 3

20:45

prrrr

撫子「ひま子? どうだった?」

向日葵「赤座さんや吉川さん、生徒会の人たちにも電話しましたが、来てないとのことです」

撫子「そっか。じゃあ本当にどこにいるかわからないな」

向日葵「櫻子の携帯はどうですの?」

撫子「かけたら花子がでた」

向日葵「はぁ、また家に置きっぱなしなんですね……」

大室家

花子「はぁ、撫子おねえちゃんまだ櫻子見つけられないのかし……」

大室母「ただいまー」

花子「お母さん、おかえりだし」

花子「……櫻子が家出したし」

大室母「え!? なんで!?」

花子「花子達が冷たい態度取っちゃったからだし……」

大室母「まぁ、理由よりも今は櫻子の安否ね。こんな時間まで帰ってこないのはおかしいし」

花子「撫子お姉ちゃんが探しに行ってるけどまだ連絡ないし」

大室母「友達の家には電話した?」

花子「ひま姉が電話してくれたけど、居なかったみたい」

大室母「櫻子の携帯は?」

花子「ここだし」カチャ

大室母「……警察に届け出たほうがいいかしら……」

花子「ごめんなさいだし。花子達のせいだし」

大室母「まぁ、あなたたちは喧嘩が多いけど、よっぽどあの子にカチンとくること言ったのね」

大室母「あの子は精神的に幼いから、大人な花子の方が我慢しなきゃダメよ」

花子「これからは気をつけるし(……花子の方が5つも下なのに……)」

第192話 櫻子の家出 3 終わり

第193話 櫻子の家出 4


21:00

田んぼのあぜ道

櫻子「」トボトホ

櫻子「結構遠くまで来ちゃったな」

櫻子「お母さん達も帰ってきてるだろうし、心配してるかな」

櫻子「と言うか、暗い……誰もいないよ……どこだろうここ……」

ガサガサガサ

櫻子「ひっ!?」

櫻子「草の揺れた音か……怖い……」

櫻子「それに寒い……」

五月とはいえ、まだ夜は寒い。薄着で出てきてしまったことを後悔する

櫻子「ねーちゃん、花子……」

櫻子「帰ろう……私のわがままで家族を心配させるわけには行かない……」

櫻子「あれ……どうやって帰ればいいんだっけ?」



タッタッタッタ


撫子「櫻子! どこにいるの!? いたら返事しなさい!」

prrrr

大室母『櫻子が家出したんだって? 今警察に届けたところ』

撫子「あっ、お母さん! うん、探してるけど見つからない」

大室母『撫子、あなたも帰って来なさい。こんな夜遅くに娘が出歩いているなんて心配だわ』

撫子「ごめん、お母さん。もう少しだけ探させて! どうしても心配だから!!」

大室母『まぁ、撫子に考えがあるなら任せるわ。でも22時過ぎたら帰って来なさい』

撫子「うん、わかった」

ピッ

撫子「櫻子はお金は持っていってないはず、だからあまり遠くへはいけない」

撫子「やっぱり、このへんの近所で探すしかないか」



21:30

花子「それにしても、花子のアイスは、櫻子が食べたんじゃないとしたら、どこにあるんだろう」

冷凍庫 ガラガラガラ

花子「あっ、奥の方にあったし」

花子「じゃあ、櫻子は本当に食べてなかった……」

花子「ごめんだし……」

第193話 櫻子の家出 4 終わり

第194話 櫻子の家出 5

同時刻

櫻子「迷った……でも、住宅街には出てきたみたい」

櫻子「うぅ……お腹減った……」

撫子「櫻子……」

櫻子「ね、ねーちゃん!!」

タッタッタッタ、ガシッ

撫子「櫻子! 心配したんだから!」

櫻子「ねーちゃん、ごめんね。家出なんてして」

撫子「私の方こそごめん。櫻子に冷たくあたって」

櫻子「いいよいいよ、私もこれからねーちゃんと花子のもの勝手に食べないように気をつけるからさ」

撫子「うん、じゃあ帰ろっか?」

櫻子「そうだね。というか、お母さん達にも心配かけちゃったかな?」

撫子「うん、警察に電話したみたい」

櫻子「そっか、大事になっちゃったなー。ごめんなさいしないと」

大室家

大室母「櫻子! よかった見つかって! 心配したのよ!!」

櫻子「ごめんね。母さん」

大室母「全く人騒がせな子ね」

花子「帰ってくんなって言ってごめんだし。ちゃんとアイスは冷凍庫にあったし、これからは櫻子を疑わないようにするし」

櫻子「うん、花子、私も普段から人のものを勝手に食べないようにするよ」

花子「そっか。でも櫻子帰ってきてくれてよかったし」

撫子「うん、一件落着かな」

第194話 櫻子の家出 5 終わり

第195話 めぐみのバイト先 1

撫子「今日、めぐみバイトだっけ?」

めぐみ「うん。ごめんねー」

美穂「ねぇ、みんなでめぐみのバイト先に押しかけよ」

めぐみ「え!?」

美穂「だってめぐみのバイト先ってマックでしょ?」

藍「確かにマックだから客として普通に入るのはありだね」

めぐみ「対応に困るよ!!」

めぐみ「わざわざ知り合いの来ない遠くのマックえらんだのに!」

撫子「水をたくさん注文しよう」

めぐみ「なにその迷惑な客!?」

美穂「ふふふー、じゃあ今日いくからー」

ピッピ

めぐみ「あっ、すいません。シフト変わってもらっても……」

撫子「させん!」バシッ

めぐみ「うぅ……」

撫子「個人的にめぐみのバイト姿見てみたいし」

めぐみ「撫子がそこまでいうなら……」

マック前

めぐみ「じゃあ、私先に入ってるから」

撫子「うん」

藍「カウンターに出てくるまで待ってるよ」

美穂「がんばってねー」

マックカウンター

めぐみ「」

撫子「おぉ、めぐみがマックの制服来て出てる」

美穂「やーん、レア!写真取ろ」パシャ

めぐみ「ちょっ!?勝手にとらないでよ!」

第195話 めぐみのバイト先 1 終わり

第196話 めぐみのバイト先 2

撫子「ほら、早く接客しなさいよ」

めぐみ「い、いらっしゃいませ~(やな客なだぁ)」

撫子「私は、チーズバーガーにポテト塩なしにケッチャプ2つで」

めぐみ「えっ!?塩なしってできるの!?」

撫子「このくらい空いてれば、できるはずだよ」

めぐみ「んなムチャぶりな……」

撫子「ていうか敬語使いなさい」

めぐみ「はいぃ」

めぐみ「すいません、ポテト塩なしで食べたいってお客様が1名」

店員「あー、今揚げてるからできるよ」

めぐみ「はい(本当だ)」

めぐみ「ポテト少しお時間かかります。この番号でお呼びしますのでお待ちください」

撫子「プッ……敬語使ってる」

めぐみ「ひどっ!?」

藍「私は、フィレオフィッシュのセットで」

めぐみ「お飲み物は何にしますか?」

藍「あっ、コーラで」

めぐみ「かしこまりました。500円になります(藍は天使だ……)」シミジミ

めぐみ「次のお客様」

美穂「私は~」

美穂「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノ」

めぐみ「……スタバでやってよ!!」

第196話 めぐみのバイト先 2 終わり

第197話 めぐみのバイト先 3

藍「でねー それが臭くってさー」

美穂「あー、わかるわかる臭いよねー」

撫子「確かにあれは臭いね」

めぐみ「おまたせー」

撫子「あっ、バイト上がり?」

めぐみ「うん、待っててくれてありがとう!」

めぐみ「それでなんの話?」

撫子「めぐみの話」

めぐみ「えっ!? なんか臭いとか聞こえてたんだけど」

藍「めぐみのことじゃないよ」

美穂「……」ジー

めぐみ「なんで美穂は黙って憐れむような目で見るの!?」

撫子「嘘うそ、本当にめぐみの今日の屁が臭いだなんて話してないから」

めぐみ「確かに授業中こいたけど、そんなに臭い!? ていうかなんでわかったの!?」

美穂「えっ!?」

撫子「本当にめぐみの話じゃなかったのに、自ら暴露した」

めぐみ「えっ!?」カァ

めぐみ「うそ!? ひどい!! 騙した!!」

撫子「別に騙したわけじゃないよ、嘘はついたけど」

藍「めぐみ……大丈夫だよ。私はたとえ屁をこくめぐみでも好きだから」

めぐみ「フォローになってない!」

美穂「めぐみー、ベンティーはまだ?」

めぐみ「だからスタバでやって! いやスタバの店員も迷惑するからむしろどこでもやらないで!!」

めぐみ「はぁはぁ」

撫子「お疲れのようで」

めぐみ「誰のせい!?」

撫子「あはは、やっぱりめぐみからかうのおもしろいや」

めぐみ「私は楽しくないんだけど!」

撫子「まぁ。いいや帰ろっか」

藍「うん」

美穂「また、めぐみのバイト先来るね」

めぐみ「二度と来ないでくださいお願いします」ゲザァ

第197話 めぐみのバイト先 3 終わり

第198話 昔話 1

櫻子「ギャースギャース!」

向日葵「ギャースギャース!」

撫子「また、喧嘩? アンタ達昔はあんなに仲良かったのに」

櫻子「はっ!? ひまわりと仲いいわけ無いじゃん!」

向日葵「なっ、そうですわ! 誰が櫻子なんかと!!」


さくらこ「ひまちゃん!」

ひまわり「さーちゃん!」

さくらこ「えへへ、だいすき!」

ひまわり「わたしもだいすき!」

さくらこ「えへへ」

撫子「ひま子と櫻子は仲いいね」

さくらこ・ひまわり「うん! 仲良し!!」


撫子「それが今では喧嘩ばっか」

櫻子「ギャーギャー」

撫子「まぁ喧嘩するほど仲がいいっていうけど、どうしてこうなったんだっけ?」

撫子「どちらかと言えば、櫻子が変わった気がするけど」

撫子「ああ、そうか……あれは確か櫻子が小3のとき」


さくらこ「ひまちゃん! わかんないよ~~!!」

向日葵「もう、さーちゃんは自分の名前の漢字も書けないの?」

さくらこ「書けないったら書けないの!」


さくらこ「この計算できない~~!!」

向日葵「まだ九九も覚えられないんですの?」

さくらこ「ひまわりが頭良すぎなんだよ!!」

撫子「だんだんと櫻子とひま子の知能の差が開いてきて」

撫子「そして、決定打は、小5のとき」


櫻子「向日葵ばっか、おっぱいデカくなってズルい!」

向日葵「なっ! わたくしも気にしてるんですのよ!」

櫻子「ズルい! ズルい!! おっぱいズルい!!」

向日葵「というか大声で言わないでくださいませ! その恥ずかしいですから///」


撫子「身体的特徴でさらにひま子に抜かれ……」


向日葵「というか櫻子もそのうち大きくなりますわ」

櫻子「ならないよ! ねーちゃんがなってないもん!」

バシッ

櫻子「ちょっ! なにするんだよねーちゃん!」

撫子「言っていいことと悪いことがある」

櫻子「ねーちゃんも気にしてんのかよ!」

撫子「当たり前」


撫子「あの頃は私も若かった……」

櫻子「ギャースギャース!おっぱい魔神!!」

向日葵「なんですの!?」

撫子「……でもひま子が羨ましい……」

第198話 昔話 1 終わり

第199話 昔話 2

向日葵「でも、昔の櫻子は素直で可愛げがありましたわね」

櫻子「なんだと! 今だって素直で可愛いぞ!!」

撫子「櫻子は昔私のことお姉ちゃんお姉ちゃんって言って懐いてたんだけどねぇ」

櫻子「いつの話だよ!!」

撫子「あれはまだ花子が生まれてないとき」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

櫻子(4)「ねぇねぇお姉ちゃん!」

撫子(9)「ん? どうしたの?」

櫻子(4)「だっこ!」

撫子(9)「よしよし」グイ

撫子(9)「また、身長伸びたんじゃない? 重くなったし!」

櫻子(4)「えへへー、早くお姉ちゃんみたいに大きくなりたい!」

撫子(9)「後5年くらいしたらなれるよ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

撫子「花子が生まれた時もすごかった」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

花子「バブーバブー!」

大室母「ふふ、可愛い子」

櫻子「すごい! 妹だ! 私もお姉ちゃんになったよ!! やったぁ!!」

撫子「うん、よかったね。これからは花子も可愛がるんだよ」

櫻子「うん! 私、花子可愛がる!」

大室母「櫻子もお姉ちゃんになるんだからしっかりしなきゃね!」

櫻子「うん! しっかりする!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

撫子「って言ってたんだけどねぇ」

花子「花子が生まれてきた結果こうなったし……」

櫻子「しっかりしてるだろ!! 姉として!!」

第199話 昔話 2 終わり


第200話 昔話 3

花子「そういえば、櫻子は昔は花子ともよく遊んでくれたし」


花子(4)「さくらこ! さくらこ! 遊ぶし!」

櫻子(9)「いいぞーじゃあ隠れんぼね!」

櫻子(9)「花子が鬼なー」

花子(4)「ええー、鬼やるのやだし! さくらこ隠れるのうまいし」

櫻子(9)「じゃあ、お姉ちゃんが鬼やるよ」

花子(4)「うん! わかったし!」

櫻子(9)「じゃあ隠れろよー1ー2ー3ー4ー」

花子(4)「」スタタタタ

櫻子(9)「もういいかい!?」

花子(4)「……」

櫻子(9)「あれ? 花子ー! 見つからないなーどこだろう……」

キョロキョロ

櫻子(9)「おーい、花子ー」



花子「結局家の中で隠れてたのに30分も見つけられなかったし」

櫻子「よく覚えてるなー花子は」

花子「外まで探しに行こうとしたから花子から出て行ったんだし、あのときは焦ったし」

撫子「4歳児に隠れんぼで負けるって……」

櫻子「なんだとー!! 今なら負けないぞ!! やってみるか?」

花子「望むところだし」

撫子「あまり、家を荒らさないでね」

櫻子「ねーちゃんとひまわりもだぞ!」

向日葵・撫子「ええ! 私達も!?」

櫻子「おやおや中学生に隠れんぼで負けるのかなー?ねーちゃんは?」

撫子「仕方ないなぁ。たまには櫻子の遊びにも付き合ってあげるよ」

向日葵「ちょっ!? 撫子さん!?」

第200話 昔話 3 終わり

第201話 大室家で隠れんぼ 1

櫻子「よし! じゃあ私が1分間数えるからみんな隠れてな」

櫻子「30分見つけられなかったら私の負け、見つけたら私の勝ちだ」

櫻子「隠れていい範囲はうちの中だけ、外はダメ」

撫子「30分って長くない?」

櫻子「花子と前にやったときも30分だった」

花子「確実に隠れきってみせるし」

向日葵「むぅ……あまり気が乗りませんわね」

撫子「櫻子バカだからひま子が本気で隠れれば見つからないよ」

櫻子「なんだと! 絶対見つけてやるからな!」

撫子「あっ、1つ確認なんだけど。うちってことは大室家の中ってことだよね?」

櫻子「なんだよその言い回し、変なこと言うなねーちゃんは」

櫻子「もちろん大室家の範囲の中だよ。外はダメだからね」

撫子「わかったありがとう」

向日葵「そういうことなら、私も本気で隠れて見せますわ」

櫻子「1ー2ー」

ササッ

花子「(さっ)」

撫子「(隠れないと)」

向日葵「(ですわね)」

花子「(櫻子に絶対見つからなさそうなところ)」

花子「(ここだし)」

向日葵「(櫻子は案外足元が見えないんですわ。灯台下暗しというやつですわね)」

向日葵「(だから……)」

櫻子「ー30ーはい、30秒経ったぞ」

櫻子「よーし、この櫻子様が見つけてしまうぞ~」

櫻子「まーずーはー」

櫻子「ここだ!」

リビングの椅子をどかす

第201話 大室家で隠れんぼ 1 終わり

第202話 大室家で隠れんぼ 2


櫻子「あれ? 居ないぞ……花子ならこういうところに隠れると思ったのに」

櫻子「さては。自分の部屋に隠れたな!」

タッタッタ

花子「(櫻子は気づかないだろうし)」

花子「(まさか、花子が櫻子の部屋のクローゼットの中に隠れているなんて)」

バンッ

櫻子「いない! ベッドの下にも居ないし。机の下にも居ない」

櫻子「クソっ! どこだ!!」

櫻子「それはともかく、ねーちゃんとひまわりもだ!」

ガラッ

櫻子「いない!」

ガラッ

櫻子「いない!」

櫻子「どこだ!」

10分経過

櫻子「ねーちゃんの部屋も母さんと父さんの寝室も確認した……でも居なかった」

櫻子「まさか、私の部屋か? みんな私の部屋に隠れてるのか?」

ガラッ

櫻子「う~ん、ベッドの下にも居ないなぁ」

花子「(とうとう来ちゃったし……)」

櫻子「ここか!?」

ガラッ

花子「あっ!?」

櫻子「ふふ~ん、花子みっけ!」

花子「見つかっちゃったし櫻子にしては頑張った方だし、それでひま姉と撫子お姉ちゃんはどうしたし?」

櫻子「まだ見つからない……」

櫻子「もう一回リビングだ!」

リビング

向日葵「(案外カーテンの後ろに隠れててもばれないもんですわね……)」

櫻子「ひまわりー!! 花子を見つけたぞー!! 観念しろー!!」

花子「花子が見つかったこととひま姉が観念することは関係ないし」

向日葵「(やばいですわ。とうとう消去法でここまでたどり着きましたわ……)」

第202話 大室家で隠れんぼ 2 終わり

第203話 大室家で隠れんぼ 3

花子「(ん? あのカーテン一部だけ膨らんでるし)」

櫻子「んー? ねーちゃんもひまわりもここにいるはずなんだけどなー」ジロジロ

花子「(ああ、あそこにひま姉が隠れてるし……なんで櫻子気がつかないし)」

櫻子「もうー手当たり次第だ!」

バッ

ガチャ

櫻子「いない!」

櫻子「いない! どこだあああああ!?」

櫻子「……ん? あのカーテン一部だけ……」

向日葵「(まずい! バレましたわ!!)」

花子「(櫻子も気がついたみたいだし)」

櫻子「あれは? おっぱいだ!!」

櫻子「ふふん、試しに揉んでみよう」

櫻子「観念しろひまわりー!!」

向日葵「タンマ! 負けでいいですわ!!」

櫻子「ふふん、櫻子様にかかればこんなものよ!」

花子「でも、もう25分経ってるし」

櫻子「えっ!? もうそんなに経ったの!?」

櫻子「やばい早くねーちゃん探さないと」

櫻子「でも、どこなんだろ、もうひと通り全部探したんだけどなー」

向日葵「(窓から外を見ていたから撫子さんがどこに行ったかわかりますけれど)」

向日葵「(それってルール違反じゃないんですか? 撫子さん)」

第203話 大室家で隠れんぼ 3 終わり

第204話 大室家で隠れんぼ 4 撫子さんの行方

28分経過

櫻子「もーねーちゃんはどこだ!!」

花子「花子も撫子お姉ちゃんがどこに行ったかわからないし」

向日葵「……」

そして、30分経過

花子「30分たったし……結局撫子お姉ちゃん見つからないし。もう出てきてもいいし」

櫻子「くそー!! ホントどこにいったんだ!」

向日葵「私は撫子さんがどこに行ったか知っていますわ」

櫻子「えっ!? マジ!?」

向日葵「ちょっとついてきてもらえます?」

古谷家

櫻子「えっ!? ここってひまわりんちじゃん!?」

向日葵「撫子さんはここに入って行きましたわ」

花子「でも、隠れる範囲は大室家だけって」

櫻子「ねーちゃん思いっきりルール違反だな!」

櫻子「くそー! ねーちゃんルール違反するなよ!!」バンッ

撫子「あら櫻子遅かったね」

楓「久しぶりに撫子お姉ちゃんが来てくれたの!」

撫子「隠れんぼ、私たちの勝ちだよ。もう30分以上経った」

櫻子「いや、ルール違反したからねーちゃんの負けだ」

撫子「ん? ルールはきちんと守ったよ」

櫻子「うちの範囲内って言ったじゃん!」

撫子「大室家の範囲内ね」

櫻子「ここひまわりんちじゃん!?」

撫子「覚えてない? 昔、櫻子とひま子が婚約届け出したの」

向日葵「!?」カァ

撫子「あのとき、ひま子は妻の欄に名前を書いた。そして、櫻子は妻に変えたとはいえ夫の欄に名前を書いた」

撫子「つまり、これはひま子は大室姓ということ」

撫子「当然、ひま子の家であるこの家も大室家になる」

櫻子「そんなのズルい!!」

撫子「負けを認めな。櫻子」

櫻子「くそーねーちゃんのバカー!!」

花子「(すごい、いろいろとおかしいけど、櫻子を言い負かすぐらいなら撫子お姉ちゃんならちょろいってことだし)」

楓「(撫子お姉ちゃん、櫻子お姉ちゃんを言い負かしたの)」

向日葵「櫻子、あれ覚えていたんですわね///」

櫻子「なっ!?///わ、忘れたに決まってんじゃん!! 取り消しだー!!」

撫子「(ふふ)」ニヤニヤ

第204話 大室家で隠れんぼ 4 撫子さんの行方 終わり

第205話 小学生のお昼休み 1

未来「こころちゃん! 外に遊びに行こ!」

こころ「いいよー花子様も誘う?」

未来「うん!」

こころ「花子様ー、お外に遊びに行こー」

花子「今日は本読んでるし。ごめんだし」

こころ「わかったー」

未来「じゃあ、私達だけで遊びに行こっか?」

こころ「うん」

みさき「ちょっと待ちなさい!」

未来「みさきち」

みさき「花子は外で私と逆上がりの勝負しなきゃいけないと思うの!」

花子「だから花子は今日は本読んで――」

みさき「さぁ! 勝負よ!!」

未来「みさきち、花子様は本読んでるんだから邪魔しちゃだめだよ!」

みさき「読書なんていつでもできるじゃない! それとも私と勝負するのは負けるから嫌なの!?」

花子「花子がみさきに負けるなんてありえないし」

みさき「じゃあ勝負しなさいよー!!」

花子「だから、今日は本読んでるんだから邪魔すんなし」

みさき「負け惜しみかしら!」

花子「だから違うし」

みさき「まっ、花子とみさきじゃ勝負にならないからね」

こころ「確かに勝負にならなさそう(花子様が勝つからね)」

みさき「さすがこころよくわかってるじゃない!」

みさき「まぁ、花子じゃ、運動も身長もべんky……身長もみさきに負けてるけどね」

未来「勉強で負けてるのはあからさまだから言えないって悲しい」

こころ「身長2回言ってるよ~みさきち」

みさき「とにかく花子じゃすべて私に負けてるから」ペラペラ

花子「」ムカッ

花子「うるさい! わかったし、そんなに言うなら勝負してやるし。まず何から勝負するし」

第205話 小学生のお昼休み 1 終わり


第206話 小学生のお昼休み 2

みさき「そうね。じゃあまずは鉄棒からよ!」

花子「わかったし」

未来「おぉー花子様とみさきちの直接対決が見れるぞー」

こころ「楽しみだね~」

校庭

みさき「私逆上がりできるようになったんだから!」

こころ「えーすごい」

みさき「ふん!」

グルッ、ガタッ

未来「出来てないじゃん」

みさき「き、今日は調子が悪いのよ! も、もう一回よ!!」

グルッ、ガタ

みさき「あれ!? おかしいなこの前は出来たはずなのに……」

こころ「なお、三本勝負で行われます」

みさき「なによ! そのルール!!」

未来「とりあえず、花子様のお手本見てからにしなよ」

みさき「うぅ……悔しいけど、花子も3回だからね!!」

花子「花子は1回あれば十分だし」ザッ

花子「……」

クルッ、ストッ

こころ「おぉ~さすが花子様、すごいね~」

未来「おぉ~~!!」

花子「はい、これでみさきが次出来なかったら負けだし」

みさき「くぅぅぅぅ……見てなさい!!」ゴォォォォ

第206話 小学生のお昼休み 2 終わり

第207話 小学生のお昼休み 3

みさき「ふっ」

グルッ、ガタッ

未来「出来てないじゃん」

こころ「できてないよ~花子様の勝ち~」

みさき「くっ! こんなはずじゃ……」

花子「みさき本当は逆上がりできないんじゃ……」

みさき「で、出来るわよ!!」

未来「そうやって意地張るのやめなよ」

みさき「じゃあ、出来るようになるわよ!!」

みさき「後、一週間! 見てなさい!!」

花子「まぁ、陰ながら応援してるし、じゃあ花子は戻るし」

1週間みさきは猛特訓をした。

スッ

みさき「ふっ!」

シュバ゙ッ、ガッ

みさき「くっ!」

休み時間になるたびに鉄棒へ行き、放課後も血豆を作りながら必死に練習した。

こころ「みさきちまた行くの?」

みさき「当たり前よ!」

そして、一週間後

みさき「ふぅ……まずは深呼吸っと」

スッ

ガッ、シュバッ

未来・こころ・花子「!!」

クルン

未来「すごい!」

こころ「みさきちが」

花子「やった……」

みさき「あれ……?」

未来「すごいよみさきち! 逆上がり出来たじゃん!」

みさき「あ、で、出来た!!」パァ

花子「おめでとうだし」

みさき「ま、まぁこれくらい当然よ」

花子「じゃあこれもできるし?」

グライダー、コプター

花子「」グルングルン

みさき・未来・こころ「……」

第207話 小学生のお昼休み 3 終わり

第208話 ペン回し

撫子「う~ん……」クルックル

めぐみ「ん? どうしたの?」

撫子「いや。この問題がどうしてもわからなくてさ」クルックル

めぐみ「撫子にわからない問題は私にわかるわけがない」

撫子「まぁそうだね」クルックル

めぐみ「直球すぎる! それより、それすごいね!!」

撫子「ん?」クルックル

めぐみ「それだよそれ! くるくる回ってるペンのこと!」

撫子「ああ、これ?」クルックル

撫子「こういうバージョンもあるよ」クルクルクルクル

めぐみ「おぉー!!」

藍「すごいね」

撫子「これは割りと簡単。小指と薬指にペン挟んで薬指を下げたら中指の所にペンがくる、今度は中指下げたら人差し指にペンが来る。ただそれだけ」

めぐみ「私も練習しよ!」

藍「あっ! ホントだ! 見かけだけだ。これ簡単だ」

めぐみ「えっ……私できないんだけど」

美穂「なに~おもしろそうなことやってる」

めぐみ「ペン回しができない」

美穂「ペン回し? 私もできるよ」クルリクルリ

めぐみ「新技!?」

藍「美穂もすごいね」

撫子「ああ、それね。私もできるよ」クルリクルリ

美穂「じゃあ、これは?」クルッストンクルリクルリ

撫子「おおぉ、上級技だね。これとこれの組み合わせかな?」クルッストン、クルリクルリ

藍「すごい……」

めぐみ「なんなのこの2人……」

キーンコーンカーンコーン

撫子「あっ、休み時間終わった」

美穂・藍「じゃあ戻るねー」

撫子「うん」

めぐみ「そういえば、問題はどうしたの?」

撫子「あっ……そうだった」

第208話 ペン回し 終わり

第209話 スマホに鞍替え

撫子「」ポチポチ

藍「撫子って高校入った時からずっとガラケーだよね」

撫子「うん、私が中学に入ったときはスマホなんてなかったからね」

藍「えっ? それから変えてないの!?」

撫子「壊れるまで使う主義だから」

めぐみ「撫子遅れてるー今スマホ持ってないとなにもできないよ」

めぐみ「LINEもツイッターもFacebookもみんなスマホ用のアプリだし」

撫子「ん~、特にやろうと思ってないんだよね。興味もあまりないし、まぁ使ってみれば便利なのかもしれないけど」

めぐみ「女子高生らしからぬ発言……」

藍「でもLINEとかチャットだから家に居ても会話できるし便利だよ!」

撫子「まぁ、この携帯が壊れたらスマホにするかもしれないからその時ね」

そして、それは突然訪れた

大室家

櫻子「ねーちゃん、風呂上がったよー」バキッ

撫子「あっ」

櫻子「あっ……ご、ごめん。気がつかなかった」

撫子「わ、私の5年間分のデータが……」

櫻子「ご、ごめん……」

撫子「いや、櫻子のせいじゃないよこんなところに置いておいた私が悪かった」

撫子「この際だし、スマホにしてみよっかな」

携帯ショップ

店員「データのサルベージはできますよ」

撫子「そうですか。ありがとうございます(よかった)」

学校

藍「あっ! 撫子の携帯変わってる! スマホにしたんだー」

美穂「前にみんなにいろいろ言われて流行に乗り遅れてると思ったんでしょ?」

撫子「いや、妹に踏まれて壊れたから変えた」

めぐみ「そうだ! じゃあこれを期にLINE、Twitter、Facebookデビューしてみよう」

撫子「うん、そうだね」



撫子「おぉー、確かに便利だ」

撫子「あればあるで便利だね。スマホ」

めぐみ「でしょう!」

しかし、1週間にみたないうちにやらなくなってしまったとさ

撫子「既読面倒くさい……」

第209話 スマホに鞍替え 終わり

撫子の彼女編
彼女安価>>521

LINEとかすぐに充電がないないナイアガラになるからな

第210話 綾乃とデート 1 出会い

撫子がまだ中学生のとき

撫子「ふぅー今日も生徒会疲れたな」

公園

綾乃「……」キーコキーコ

夕暮れ時の公園のブランコに少女が1人で座っていた。

撫子「(どうしたのかな? 見たところ櫻子と同じくらいだから小学3年生ぐらいかな?)」

撫子「(もう、6時近いし、1人でいるなんて危ないな……ちょっと声掛けてみるか)」

撫子「ねぇ。そこの君」

綾乃「!!」

撫子「こんな遅くまで何してるの? お母さんが心配してるんじゃない?」

綾乃「わ! ご、ごごごめんなさい」タッタッタッタ

撫子「怒ってるわけじゃないって。あっ、行っちゃったか」

次の日も彼女はそこに居た。

撫子「あっ、昨日の子だ。またこんな時間まで、なにしてるんだろう」

撫子「ねぇ、昨日もそこに居たよね? なにしてるの?」

綾乃「あ、あぅ……と、友達と」

撫子「友達と?」

綾乃「遊びたかった……」

撫子「もう、お友達は帰っちゃったんじゃないの?」

綾乃「きょ、今日も、お話できなかった……」

撫子「落ち込んでるの?」

綾乃「う、うん」

撫子「でもだからってこんな時間まで外にいるのは危ないよ」

綾乃「そうだね。昨日は逃げてごめんなさい」

撫子「うん。別にきにしてないからいいよ。君お名前は?」

綾乃「杉浦綾乃、10歳です」

撫子「うちの妹の1つ年上か」

綾乃「お姉さんは?」

撫子「私は大室撫子、七森中の中学2年」

綾乃「そうですか……」

綾乃「……」

綾乃「あの……そろそろ私帰ります」

撫子「そっか、うん、帰ったほうがいいよ。じゃあね」

綾乃「……」

綾乃「(やっぱりダメだ……人見知りしちゃう。でも、あのお姉さんとはしばらく会話が続いたよ)」

綾乃「(明日も今日みたいに待ってれば、来てくれるかな?)」

第210話 綾乃とデート 1 出会い 終わり

第211話 綾乃編2 相談

綾乃「(今日も来てくれるかな)」

撫子「また、居たんだね」

綾乃「あっ! 撫子さん!!」

撫子「今日はこの公園誰もいないよ」

綾乃「あ、あの。わ、私撫子さんを待ってたんです」

撫子「そっか。今日はまだ早いし、じゃあ一緒にお話しよっか?」

綾乃「はい!」

撫子「綾乃ちゃんは、七森小学校だよね?」

綾乃「はい」

撫子「4年生になるとクラブが始まるよね。綾乃ちゃん何にしたの?」

綾乃「園芸クラブです」

撫子「お花が好きなんだ」

綾乃「人と話すのが苦手だから、お花は何も言わないし……」

撫子「そっか、私も人見知りするほうだったけどなぁ」

綾乃「えっ!? 撫子さんもだったんですか?」

撫子「というより、今でも結構人見知り、初対面の人だと私が怖い顔してるって思うみたい」

綾乃「た、確かに撫子さんはかっこいい! というか、クールというか……」

撫子「あー、やっぱり私の印象ってそうなんだ……まぁこればっかりはどうしようもない」

撫子「綾乃ちゃんはかわいいし、乙女だからもっと活発に話しかければ友達なんてすぐできると思うんだけどな」

綾乃「か、かわいい///」

綾乃「あの、撫子さんは何やってるんですか? 中学に入ると部活があるんですよね?」

撫子「あー、私は生徒会だから部活はやってないかな」

綾乃「生徒会……なんかかっこいい」

撫子「それこそ、人前で話すこととか。人と関わる仕事が多いよ」

綾乃「あの、さっき人見知りって言ってましたよね? なんでそんな人と関わるところに入ったんですか?」

撫子「まぁ人見知りだからこそかな」

綾乃「人見知りだからこそ……」

撫子「うん、初対面の人でも悪い印象を与えないようにって思ってね。できるだけ人と関わるところに行って訓練しようって思ってね」

撫子「でも、綾乃ちゃんの場合は、内面的な問題だからなぁ。どうすればいいんだろう、やっぱり積極的になるしかないのかな」

綾乃「わ、私も! 中学に入ったら生徒会入ります!!」

撫子「えっ!?」

綾乃「私も撫子さんみたいになりたいです」

撫子「そっか。でも、その積極性があれば今からでも友達できると思うよ。明日、隣に座ってる子に声かけてみるとか、遊びに誘ってみるとかしてみたら?」

綾乃「はい、そうしてみます。なんだか撫子さんから勇気もらっちゃいました。えへへ」

撫子「うん。それはよかった。(話そうと思えば、話せる子だ)」

綾乃「また、明日も来てくれますか?」

撫子「うん、明日も今日ぐらいの時間に来れそうかな」

綾乃「じゃあ待ってます。結果楽しみにしていてください!」

第211話 綾乃編2 相談 終わり

第212話 綾乃編3 短慮

公園

綾乃「……」キーコキーコ

撫子「あっ、綾乃ちゃん。やぁ、今日もここに居てくれたんだね」

綾乃「……」

撫子「どうだった?」

綾乃「……」

撫子「じゃあ、今日のこと聞かせてもらえる?」

~~~回想~~~

七森小

「ねぇーこれおもしろいよねー」

「ねぇー、リリィの中でもこれが好きー」

綾乃「(さり気なく、明るく明るく)」ブツブツ

綾乃「あ、ああの!! それ私も知ってる!!」

「……」

「……えっ?」

綾乃「あ、あぅ……な、なんでもないです……」

「でねー」

「うんうん」

~~~~~~~~~~~~

綾乃「やっぱり、私が話しかけても!」

綾乃「うぅ……」

綾乃「ヒッグヒッグ、私、友達できないのかなぁ……」

撫子「そ、そんなことない! 」

撫子「頑張れば絶対できるって! 綾乃ちゃんが友達になりたいって思いがあれば伝わるはず」

綾乃「そうですか?」ヒグ

撫子「うん。次は大丈夫だから、頑張って!」

綾乃「はい……明日また話しかけてみます」

翌日

綾乃「おはよう!」

「お、おはよう」

「おはよう」

綾乃に向けられた目線はいつもあなたと話してないよね?
なんでいきなり話しかけてくるの? 私達別に友達じゃなくない?
というような目線であった。

「……」

「……」

「で、でさー」

「うんうん」

そして、何事もなかったように話し続ける二人組、まるで綾乃の存在を無視しているような気すらするが
彼女たちも悪気があって無視したわけではない。ただ自分たちのコミュニティに綾乃が入ってくることに戸惑いを感じたのだ。

綾乃「……(やっぱり、ダメだった……撫子さん……)」

七森中授業中

撫子「(綾乃ちゃん、うまくやってるかな)」

撫子「(でも……昨日は頑張れば友達ができるって言ったけど、浅はかな考えだったかもしれない)」

撫子「(綾乃ちゃんは今まで友達を作ろうと頑張ってたはずだ。それでもできなかったんだから、今までと同じ方向で頑張っても無駄かもしれない)」

撫子「(どのようにすれば綾乃ちゃんに友達ができるかなんて、そういう方法については全く考えてなかった……悪い結果にならないといいけど)」

第212話 綾乃編3 短慮 終わり

第213話 綾乃編4 落涙

公園

撫子「(大丈夫かな……)」

綾乃「……」ポツーン

撫子「綾乃ちゃん」

綾乃「な、撫子さん……うぅ……うわああああああん!!」ガシッ

撫子「綾乃ちゃん!?」

綾乃「わ、私、ひっぐ、が、がんばったけど、ひっぐ!やっぱり!やっぱりだめだった!!」エーン

撫子「……」ガシッ

綾乃「うわあああああああああああああああん!!」

撫子「(やっぱり、ダメだった……私のせいだ……私が浅はかなアドバイスなんてしたから!!)」

撫子「(頑張ればできるなんて言ったせいで、綾乃ちゃんは無理を! こんなになるまで)」ツー

綾乃「うぅう……」ポロポロ

撫子「ごめん! ごめんね!! 綾乃ちゃん!!」ガシッ、ポロポロ

綾乃「な、なんで謝るんですか? それになんで撫子さんが泣いてるんですか?」グスッグス

撫子「私のせいで、綾乃ちゃんが惨めな思いしちゃったんだよね。ごめん」

綾乃「な、撫子さんのせいじゃないですよぉぉおおおお!!」エーン

撫子「……(私がしっかりしていないと)」






綾乃「」グズグズ

撫子「落ち着いた?」

綾乃「はい」

撫子「そっか、あのさ、こんなこと聞いて悪いんだけどさ、綾乃ちゃんは3年生のときまではお友達いた?」

綾乃「はい、でも、4年のときのクラス替えで友達だった子はみんな他のクラスに行っちゃって」

撫子「なるほど(つまり、綾乃ちゃんは別に友達を作れない子ってわけじゃないんだ)」

撫子「(運悪く、クラス替えで仲のいい友達は他のクラスへ、そして4年生になってからもう前のクラスでの友達関係が成立していてそこに入れないって状況だったんだ)」

撫子「(もう、学年が上がってから2ヶ月、友達関係は固定化してきてる時期。たぶんその固定化してきた友達の輪にいきなり入ろうとしたからそうなったんだ)」

撫子「もう1つ聞くけどさ、綾乃ちゃん、なにか得意なことってある?」

綾乃「得意なこと? 勉強は得意ですけど」

撫子「勉強が得意……うん! 今度はうまくいくかもしれない!」

綾乃「本当ですか!?」

第213話 綾乃編4 落涙 終わり

第214話 綾乃編5 思案

撫子「綾乃ちゃん、友達を作りたいっていうけど、どういう子と友だちになりたい?」

綾乃「? それはちょっと考えたことなかったです」

綾乃「でも、できればみんなの輪に入りたいなって」

撫子「みんなって誰? それは休み時間になると教室で集まってる子のこと?」

綾乃「はい、そういう子たちと仲良くなりたいです」

撫子「綾乃ちゃん、酷いことをいうようだけどちゃんと聞いてくれる?」

綾乃「えっ、はい」

撫子「そういう集まってる子ってもう既にコミュニティが出来上がってる子たちなの」

撫子「その中に入っていくのはすごい難しいこと。努力すればするほど空回りするかもしれない」

綾乃「あっ、やっぱりそうなんですね。つまり、私は友達ができないってこ――」

撫子「私が言ったのは、”休み時間で集まってる時”に友達になるのが難しいっていうだけ」

撫子「クラスにはいろいろな子がいるの。例えば、勉強がわからなくて授業中暇そうにしてる子とか」

綾乃「た、確かに授業聞いてなさそうな子なら居ます」

撫子「綾乃ちゃん、さっき勉強得意って言ってたよね?」

綾乃「は、はい。元々得意な方ではなかったんですが、毎日復習してたんで」

撫子「! なるほど、それはいい。その子が授業中困ってたりしたときに手助けとかできないかな?」

綾乃「授業中は立ち歩き禁止なんでその子のところに行くのは難しいです……」

撫子「確かにそうだね。でも、そういう子は休み時間まで勉強したいって思わないだろうしな」

綾乃「あっ! そういえばその子、いつも放課後先生に居残りさせられています」

撫子「それだ! その時に綾乃ちゃんが一緒に残って教えてあげれば」

綾乃「うーん、できるかな」

撫子「結構な確率で勉強の出来ない子は先生の教え方が悪いからできない事が多いよ」

撫子「でも、綾乃ちゃんにならできる」

綾乃「なんでですか!?」

撫子「できない子の辛さを知ってるから、努力して勉強できるようになったんならできない子に教えることもできると思う」

綾乃「なるほど、自信ないですけどやってみます」

撫子「次はうまくいくと思うよ。うまく行かなかったらごめんね」

綾乃「いえ、わざわざ私のために考えてくれてありがとうございます。うまくいかなくても、撫子さんがこうやって話してくれるだけで大分うれしいです」ニコッ

撫子「そっか(よかった。元気になってくれて。でも、本当に次うまくいかなかったら私の責任だ)」

撫子「頑張ってね」ギュッ

綾乃「は、はい///」

第214話 綾乃編5 思案 終わり

第215話 綾乃編6 成功

便宜上綾乃の友達候補をA子ちゃんとします。

学校

ワイワイ、ガヤガヤ

A子「でねー、~~はまるまるなんだってー」

「えぇー! ホントにー!!」

綾乃「(あの子だ、いつも残ってる子。でも、撫子さんの言ってたもうコミュニティが出来上がってるところにいる子なんだよね……)」

授業中

A子「ぐーすかぴーすか」

綾乃「(今日は寝てる……)」

先生「じゃあこの問題をA子!」

A子「は、はえ?」

先生「なんだ、また寝てたのか。今日も居残りだな」

A子「えー、嫌だよー!」

「あはは、A子また居残り組なんだー」

「まぁ、頭悪いからねー」

A子「うるさいなぁ」

綾乃「(あ、あんな活発な子が私の相手してくれるのかな……正直言って話しかけるのがすごく怖い)」

放課後

A子「さってと、帰ろーっと」

先生「おい、ちょっと待て」ガシッ

A子「えっ? やっぱり残らないとダメ?」

先生「当たり前の前田さんだ」

綾乃「あの、先生……私も残ります」

先生「なんだ、杉浦は別に授業ちゃんと受けてるじゃないか」

綾乃「そ、その……A子さんに教えてあげようかなと思って……」モジモジ

A子「えっ……」

綾乃「(あっ、やっぱり引かれた。ダメだった……)」

A子「ホントにー!? 助かったよ!!」ガシッ

綾乃「えっ!?」

A子「えっと、杉浦あや」

綾乃「す、杉浦綾乃です!」

A子「ありがとう! 綾乃ちゃん! 私独りでいつも残らされるの辛かったんだよ!」

綾乃「えっ、えぇー!!(こんなにもあっさりと……)」

先生「全く、まぁ、直接答えは教えちゃいけないないナイアガラだからな!」

綾乃「はい、ちゃんと自分で考えさせます。教えま千手観音です」

先生「おっ、杉浦はなかなかギャグセンスが光るな」

A子「それじゃあ、先生と同じじゃーん。つまんないぞー」

綾乃「だ、大丈夫です。分かるまで丁寧に教えてあげますから」

A子「まぁ、居残りが独りじゃないっていうのはありがたいかなー。ああそれと、同い年なんだから敬語使わなくてもいいよー。」

綾乃「そうだね。わかった」

A子「ありがとうね。綾乃ちゃん」ニコッ

綾乃「こちらこそ」

綾乃の教え方はなかなかすばらしく。勉強が苦手なA子ちゃんもすんなりと分かるような説明をした。
そのお陰か、その日はA子ちゃんの課題は早く終わり、先生にも褒められた。なによりも嬉しかったのは
A子ちゃんが、綾乃に

A子「また私が残ってるときがあったら手伝ってね」

と言ってくれたことであった。

公園

綾乃「と、いうことなんです」

撫子「よかった。やっぱり、綾乃ちゃんはすごいよ。わずか1日でそこまで仲良くなれるなんて、よっぽど教え方がうまかったんだろうね。今度家の櫻子にも教えて貰いたいぐらいだわ」

綾乃「そんな……これもすべて撫子さんのお陰です。私一人じゃ絶対こんな案思いつかなかっただろうし。思いついてもどうせ無理だって思ってやらなかっただろうし、背中を押してくれた撫子さんのお陰ですよ!」

撫子「私はなにも出来てないよ。正直一回失敗してしまったし、綾乃ちゃんを深く傷つけてしまった。今回だって私の思いつきでうまくいくかどうか分からなかった」

綾乃「でもうまくいったじゃないですか! やっぱり撫子さんはすごいです!」

撫子「いやいや、立ち直った綾乃ちゃんの方こそすごい」

綾乃「そんなことないないナイアガラです」

撫子「なにそれ?」

綾乃「はっ! 先生の口癖が移ってしまった……」

撫子「プッ、あっはっは。面白いこと言うんだね」ハハハ

綾乃「うぅ……///」

撫子「仲良くなれたら今度遊び誘ってみたら?」

綾乃「はい、そうします」

綾乃「撫子さん!」

撫子「ん?」

綾乃「ありがとうございました!」

撫子「うん。よかったよかった」

第215話 綾乃編6 成功 終わり

第216話 綾乃編7 交換

綾乃「今日は休み時間にA子ちゃんが向こうから話しかけてくれて、A子ちゃんの友達とも話せるようになりました!」

撫子「うんうん、順調みたいで本当によかった」

綾乃「はい! ありがとうございます撫子さん!!」

撫子「明るくなったね(もう、綾乃ちゃんは大丈夫そうだな)」

綾乃「そ、そうですか!? えへへ、うれしいな」

撫子「うんうん」

綾乃「でも」モジモジ

撫子「?」

綾乃「これもすべて撫子さんのお陰です!」

撫子「綾乃ちゃんのがんばりが一番すごいけどね。ポテンシャル持ってたんだよきっと」

綾乃「いやいや、撫子さんの助言が無ければ無理でした」

撫子「いやいやいや」

綾乃「いやいや、ってこれ以上はまた繰り返しになっちゃいますね」フフ

撫子「そうだね。あっ、そろそろ夕方だ。じゃあもう帰ろっか?」

綾乃「そうですね」

撫子「ねぇ、綾乃ちゃん」

綾乃「なんでしょう?」

撫子「綾乃ちゃんに友達が出来たから、もう私の役割は終わりかな」

綾乃「そ、そんなことないですよぉ」

綾乃「そんな悲しいこと言わないでください! また今日みたいに会ってくれますよね?」

撫子「でもそれだと綾乃ちゃん、お友達と遊べないよ」

綾乃「お友達も大切ですけど、撫子さんも大切なんです!」

撫子「そっか、ありがとう」

綾乃「それに、私これからも撫子さんと会いたいんです!」

撫子「それなら、連絡先交換する?」

綾乃「えっ!? 本当ですか!?」

撫子「この公園以外でもいろいろと遊ぶ場所あるし、都合がつけば休日でもいいよ」

綾乃「あ、ありがとうございます!!」

撫子「う、うん(そんなに綾乃ちゃんは私のメアド知りたかったのか……)」

撫子「そういえば、私達まだメアドすら交換してなかったんだね」ピッ

綾乃「そうですね(やった! 撫子さんのメールアドレスゲット!)」ピッ

撫子「じゃあ、また今度」

綾乃「はい!」

第216話 綾乃編7 交換 終わり

第217話 綾乃編8 訪問

綾乃「(撫子さんのメールアドレス……)」

綾乃「(今度の休日に会いませんかって送ってみようかな?)」ドキドキ

To:撫子さん

今度の日曜日会いませんか?

綾乃「(なんか緊張する。送るのやめよっかな)」ドキドキ

ポチ

綾乃「あっ! 押しちゃった」

綾乃「断られたらどうしよう……」

From:撫子さん

いいよ。どこで会う?

綾乃「やったぁ!」

綾乃「どこにしよう」

綾乃「そうだ! 撫子さんの家に行きたいかも」

To:撫子さん

撫子さんの家に行きたいです

From:撫子さん

家? いいよ。じゃあ、あの公園で待ち合わせにしよっか?

日曜日 公園

綾乃「約束の時間の30分も前に来ちゃった。撫子さん待たせるのは悪いからね」ソワソワ

撫子「あれ? 綾乃ちゃんもう来てたの? 早いね」

綾乃「撫子さん! 会いたかったです!」ギュッ

撫子「おっと、よしよし」ナデナデ

綾乃「あっ! ごめんなさい!!」

撫子「別にいいよ(すっかり懐かれちゃったな)」

撫子「じゃあ、家に案内するよ」

綾乃「はい!」

大室家

綾乃「ここが撫子さんの家」

撫子「上がって」

綾乃「お邪魔します」

櫻子「あれ? ねーちゃんが女の子連れてきた。でも小さいぞ」

綾乃「あわわ、私は杉浦綾乃って言います!」

撫子「別に敬語使わなくてもいいよ。櫻子は綾乃ちゃんの1個下だし」

櫻子「えっ!? 私の1個上なの? でもなんでねーちゃんが小学生連れてきてんの?」

撫子「まぁ、公園で知り合ったんだよ(説明がめんどくさいな)」

綾乃「櫻子ちゃん、よろしくね!」

櫻子「うん、よろしく!」

第217話 綾乃編8 訪問 終わり

第218話 綾乃編9 撫子さんのお部屋

櫻子「そっかー綾乃さんは私と小学校違うのかー」

綾乃「うん、なんか学区制とか……?」

櫻子「あっ! やばい向日葵と約束してたんだった! それじゃあ行ってきまーす」

撫子「全く、櫻子は落ち着きが無いな」

綾乃「でも、いい妹さんですね」

撫子「まぁね」

撫子「あっ、私の部屋に来る?」

綾乃「はい! お邪魔します!」

撫子の部屋

綾乃「わぁー撫子さんの部屋だぁ」

撫子「なにか持ってるくよ。お茶でいいかな?」

綾乃「あっ、ありがとうございます!」

綾乃「(撫子さんのお部屋……撫子さんのベッド)」

綾乃「(ここで毎日撫子さんは寝てる……)」

綾乃「(枕……って何考えてるのよ! 私は!!)」カァー

綾乃「(でも、やっぱり嗅いでみたい……)」

バサッ

綾乃「んっ」スーハースーハー

綾乃「撫子さんの匂い、撫子さんの匂い……」ハァハァ

ガタッ

綾乃「(まずい! 見られた!!?)」バサッ

撫子「ん? どうしたの? 綾乃ちゃん、なんか顔赤いけど」

綾乃「な、なんでもないでひゅ!(よかった見られてないわ)」

撫子「そう? もしかして熱あるの?」ピトッ

綾乃「あっ」カァー

撫子「熱は無さそうね。でも更に赤くなってるけど大丈夫?」

綾乃「うぅ、はいぃ」

撫子「はい、これお茶」

綾乃「ありがとうございます」ゴクゴク

綾乃「(ふぅー、危ないところだった。枕の匂い嗅いでた所見られたら一環の終わりだわ)」

綾乃「(そして、勝手に嗅いでごめんなさい)」

第218話 綾乃編9 撫子さんのお部屋 終わり

第219話 綾乃編10 恋心

撫子「花子って妹もいるんだけど、今日はお昼寝してるみたい」

綾乃「そ、そうなんですか」ドキドキ

綾乃「(撫子さんを見てるだけでもドキドキしてくる)」

綾乃「いいなー撫子さんの妹さんたちは毎日撫子さんと居られて」ボソッ

撫子「えっ?」

綾乃「いや、なななんでもないです!(やばい、つい本音が漏れてしまった)」

撫子「あはは、本当だよ」

綾乃「えっ!?(まさか撫子さんも私と……)」ドキドキ

撫子「綾乃ちゃんが櫻子の代わりの妹だったらどんなによかったことか」

綾乃「……(そっか、妹としてか)」

綾乃「あはは、ダメですよ、撫子さん櫻子ちゃんがかわいそうです」

撫子「まぁ、櫻子も可愛い妹ではあるんだけどね。もうちょっと賢かったら」

綾乃「私ももう少し撫子さんと居られたら」

撫子「ん? いつでも来てもいいんだよ?」

綾乃「ありがとうございます」

綾乃「撫子さん……(好きです)」

撫子「ん?」

綾乃「な、なんでもないです」

撫子「そっか」

綾乃「あの……? 撫子さんは私のこと好きですか?(な、何聞いてるのよ! 私は)」

撫子「うん、好きだよ。綾乃ちゃんは?」

綾乃「す、好きです(撫子さんの好きと私の好きは違うんだけど)」カァ

撫子「赤くなってて可愛い。ひょっとして照れてるの?」

綾乃「えっ!? 照れてなんかいないです」

綾乃「そ、そろそろ帰ります!」

撫子「もう帰るの?」

綾乃「お、おじゃましました!」

タタッタ

撫子「じゃあ、送って行こっか?」

綾乃「だ、大丈夫です」


綾乃「はぁはぁ、逃げてきちゃった。撫子さんに悪いことしちゃったな」

綾乃「でも、意識しちゃったからにはもうあの場には居られなかった」

綾乃「はぁ……私の屁たれ……」

第219話 綾乃編10 恋心 終わり

第220話 綾乃編11 決意

それから私は何度も撫子さんの家に行った。
私は中学に上がり、撫子さんは高校に上がった。4歳違いなので、同じ学校に入ることはないのだ。
本当は、一緒に登校とかしたかったんだけど
中学に上がってからも何度も行った。撫子さんはその度に温かく迎えてくれて
両親も温かく迎えてくれた。櫻子ちゃんや花子ちゃんとも友達になった。
私が生徒会に入るという話をしたら、櫻子ちゃんも七森中を目指すと言って
七森中に入ったら生徒会に入るんだと意気込んでいた。

綾乃「でも撫子さんが私の気持ちに気づくことはなかったわ」

綾乃「そもそも、女同士だし、年も離れてるし。撫子さんは私と付き合えるわけなんてないよね」

そして、あっという間に一年がすぎる。

大室家

綾乃「撫子さん、N大合格おめでとうございます!」

撫子「ありがとう綾乃ちゃん」

花子「撫子お姉ちゃんはすごいし、それに比べて櫻子は大学にも行けるのか怪しいし」

櫻子「なんだとぉー! バカにしたなぁ」

綾乃「でも、N大だとここから通えないから一人暮らしになりますね」

撫子「そだね。寂しい?」

綾乃「寂しいです……」

櫻子「私は寂しくないけどな」

花子「」ゲシッ

櫻子「痛っ! 何すんだよ花子!」

花子「撫子お姉ちゃんに謝れし」

撫子「ははは、全く呑気な妹だ」

綾乃「そうですね……」

撫子「……」

生徒会室

櫻子「ふぅー、寒い寒い」

綾乃「はぁ……」

櫻子「綾乃さんどうしたんですか? ため息なんてついちゃって」

綾乃「撫子さんに会えなくなるって考えたらつい……」

櫻子「綾乃さん、もう告っちゃいなよ」

綾乃「えっ!! どうしてそれを!?」カァー

櫻子「誰が見ても分かるって、綾乃さんがねーちゃんのこと好きなのは」

櫻子「あんまりさ、ねーちゃんとその手の話をしたことないけどさ、ねーちゃん今まで一度も恋人とか作らなかったんだ」

櫻子「それは、たぶん綾乃さんがいるから。綾乃さんの気持ちに気づいてると思うよ」

櫻子「ねーちゃんも待ってるんじゃないかな?」

綾乃「えぇ、う、うん。そうなのかしら……」

綾乃「よし! 今度告白してみよう!! 私の4年間の思いを」

To:撫子さん

撫子さん、今日の18時にあの公園に来られますか? 大事なお話があります。

第220話 綾乃編11 決意 終わり

第221話 綾乃編12 告白

公園

3月上旬の夕方はまだ肌寒いなか撫子さんは来てくれた。

撫子「綾乃ちゃん?」

綾乃「撫子さん……」

私は覚悟を決める。長年の思いを伝えるために

撫子「うん」

綾乃「私と……私と」

撫子「うん」

綾乃「私と!!付き合ってください!!」

撫子「……」

綾乃「……」ドキドキ

その沈黙がまるで数十分にも感じられた。

撫子「私は、綾乃ちゃんと4歳離れてるの」

綾乃「(そう……ダメだ……4つも上の私なんかと付き合ってもらえるはずがない……)」

撫子「そして、これからはこの街を離れる」

綾乃「はい」

撫子「それでもいいの? ほとんど会えないんだよ?」

綾乃「えっ!? それって肯定的に考えてくれるってことですか!?」

撫子「そろそろこの関係にも終止符を付けなきゃいけないからね」

撫子「昔は綾乃ちゃんは可愛い妹みたいなものだったけど、今はもう違う」

撫子「私と付き合ったら大変だよ。年齢も違うし、遠距離になるし」

撫子「それでもよかったら付き合ってください」

綾乃「もももももちろんです!! どんな困難があっても撫子さんのことを愛してます!!」

撫子「あはは、どもりすぎだよ。まるで昔の綾乃ちゃんみたい」ハハハ

綾乃「それを変えたのも撫子さんです」

撫子「ありがとう。じゃあこれからもよろしくね」

3月上旬の夕方、まだ風は肌寒いけど、私の心は温かかった。

第221話 綾乃編12 告白 終わり

第222話 雨が降る! 雨が降る!

撫子「空がすごい暗い。黒い雲がこっちに来てる」

花子「これはザーっと雨が降るし」

ザーッ

櫻子「雨だ!! すごい雨だよ花子!!」

花子「雨音がでかいからっておっきい声でしゃべるなし。雨降ってることぐらいみればわかるし」

櫻子「ちがうよ遊ぶんだよ!!」

花子「なにするんだし?」

櫻子「外で! 遊ぶの!!」

ザーーーーーー

花子「は?」

櫻子「聞こえなかった? だから外で遊ぶんだよ」

花子「いや聞こえてたし、だからなんでこんな雨なのに外に行くんだし!」

櫻子「こんな雨めったに降らないじゃん! 濡れに行くぞー」ガシッ

花子「ちょっと! やめろし!!」

バタン

撫子「ふぅ……やれやれ。お風呂沸かしておいてあげるか」



ザーッ

櫻子「うわあああああああああああああああ」バタバタバタ

バチャバチャ

櫻子「ほれ、花子も走って見ろって! おもしろいから」

ザーーーーー

花子「……(もう濡れちゃったし)」

花子「どうにでもなれし!! わあああああああああああああああ!!」

ビチャビチャ

櫻子「くらえー」バシャ

花子「なにするんだし!!」バシャ

櫻子「ふっふーん、当たらないし。こっちまでこぉおおおおい!! わああああああああああああああああああああ」バタバタ

花子「わああああああああああああああああああああああ」バタバタ



櫻子「ただいまー」

花子「びっしょりだし」

撫子「楽しかった?」

櫻子・花子「楽しかった!!し!!」

撫子「お風呂わいてるからはいりな」

櫻子・花子「うん!!」
 
第222話 雨が降る! 雨が降る! 終わり

第223話 憂鬱撫子さん

ポタポタポタポタ

撫子「ふぅ……今日も雨か……」

撫子「学校行こ……」

教室

撫子「……」ボー

藍「どうしたの撫子? ぼーっとしてるけど」

撫子「どうも雨が続くとやる気が起きないんだよね」

藍「大丈夫?」

撫子「うん」

めぐみ「まぁどんよりした天気だと気分もどんよりしちゃうよね」

撫子「そうだね」

めぐみ「そんなときこそ元気だして行くぞー! おぉ~!!」

撫子「……」

めぐみ「……撫子のツッコミがない!! これは重症だ!」

撫子「欝だ……」

美穂「や~ん! 撫子が鬱になってる~!!」

撫子「あっ、美穂……おはよ……」

美穂「本当に鬱だ」

藍「大丈夫? 保健室に行く?」

撫子「まぁ気分の問題だから大丈夫だよ。今日は気力がないわ……」

撫子「はぁ……」

藍・めぐみ・美穂「(撫子が荒んでるとこっちまで気分が落ち込んでくる……)」ドヨーン

翌日

チュンチュン

撫子「あっ、今日は晴れてる。よかった」

学校

撫子「おはよう」

藍・めぐみ・美穂「……あっ、撫子……おはよう……」

撫子「(あれ!? 昨日の私の鬱がうつってる!?)」

第223話 憂鬱撫子さん 終わり

第224話 梅雨の朝

シトシトシトシト

大室家 朝

TV「それでは今日の天気です。今日も梅雨前線の影響で全国的に雨でしょう。富山は1日雨――」

撫子「はぁ……」

花子「撫子お姉ちゃん大丈夫かし?」

撫子「うん、大丈夫心配しないでもいいよ」

撫子「それじゃあ行ってきます」

花子「いってらっしゃいだし」

櫻子「へぇーへぇー」

花子「なに変な声上げてるんだし?」

櫻子「こうも毎日雨続きだと、この櫻子様も学校に行くのが憂鬱になりますよ」

花子「単に勉強するのが嫌なだけだし」

櫻子「そうだ! 今月は梅雨だから勉強しない月間にしよう! 6月病だ」

花子「そんなの聞いたことないし」

櫻子「今命名した!」

花子「櫻子はやっぱりバカだから元気だし」

櫻子「ふっふーん、元気があればなんでもできるのだ! ねーちゃんとは違うな」

花子「別の意味で違うし」

櫻子「それじゃあ、行ってきまーす」

花子「いってらっしゃいだし」

花子「雨は雨の日で面白みがあると思うんだし」

花子「傘にポツポツ雨があたる音とか」

花子「雨に濡れたあじさいの色とか」

花子「花子も行ってくるし」

ガチャ、バタン

シトシトシトシト…………

第224話 梅雨の朝 終わり

第225話 こころちゃんの飼育日記1

6/10 あめ

つゆです。あじさいのはっぱの上にのっていたかたつむりをみつけました。
今日からきょうしつでかってみることにします。

6/11 くもり

そういえば、かたつむりってなに食べるんだろう。あじさいのはっぱもってきたけど食べてないなぁ

6/12 あめ

花子さまにきいてみました。かたつむりはやさいとかくだものとか食べるらしいです。
さっそくきゅうりをあげました。食べてくれるといいな。あと、かたつむりはしめっていないとダメみたいです。

6/13 はれ

今日もかたつむりをひろいました。道のど真ん中にいました。今日は、はれているのでそのままにしておいたらひからびてしまうらしいです。
花子さまがひろってくれました。かたつむりのなかまがふえてよかったです。

6/14 くもり

かたつむりがふえて2ひきになりました。そろそろなまえをつけようかな。

6/15 はれ

かたつむりにはタローとジローというなまえをつけました。


6/17 くもり

日よう日、学校に来ない間にケージがひからびてました。
かたつむりはからだけになってました。あせって花子さまにそうだんしたら、からの中にとじこもって
ひでりから身をまもっていたみたいです。よかった死んでないんだね。タロー、ジロー
こんなことがおこらないように、次からは家にもって帰ります。

6/18 あめ

タローとジローはまたつのを出して元気にしてます。そろそろエサをかえないと。

6/19 あめ

今日も雨です。雨だとかたつむりが元気にしているような気がします。

6/20 くもり

あまりきりふきで水をあげすぎるのもよくないようです。とくに水たまりができるとおぼれるらしいです。
気をつけないと

6/21 くもり

今日もタローとジローが元気です。花子さまとかたつむりのそだて方を話していたらみさきちがわりこんできました。

6/24 はれ

日記を学校においてきちゃったから土日はかけませんでした。あいかわらず元気です。

6/25 あめ

そういえば、かたつむりってオスとメスいるのかな?

6/26 あめ

花子さまにきいたらかたつむりは、しゆうどうたいでオスとメスのくべつがないらしいです。
すごいなぁ。たまごうんでいっぱいふえないかな。

6/27 あめ

男子たちがかたつむりをいじめているのをみつけました。みらいちゃんがやっつけてくれました。
もっとめだたないところにうつそうかな

6/28 くもり

きょうしつからこうしゃのうらにケージを移しました。明日の土よう日はがっこうがある日です。ここにおいていこう。

第225話 こころちゃんの飼育日記1 終わり

第226話 こころちゃんの飼育日記2

6/29 朝

シトシトシトシト

こころ「んー……」ゴシゴシ

こころ「え!? 雨!?」

こころ「いけない! 早く学校にいかなきゃ!」バンッ

小川母「ちょっとこころ! どこ行くの!?」

こころ「学校に行ってくる!」

小川母「まだ朝ごはんも食べてないじゃない」

こころ「それどころじゃないの! このままだとタローとジローが!!」

小川母「タロー? ジロー?」

こころ「行ってきます!」

バタバタバタバタッ

学校かたつむりの飼育ケージ前

こころ「はぁはぁ……」

こころ「えっ!? ない!? そんな! タロー! ジロー! どこ!?」

ガサガサ

こころ「いない!!」

花子「こころ」

こころ「花子ちゃん!」

花子「大丈夫、無事だし。昨日夜雨が降ってきたから急いで回収しに行ったんだし」

花子「ここだと、雨があたるから」

こころ「あ、ありがとう!! 花子様!!」パァ

花子「これからは場所にも気をつけないといけないし」

6/29 あめ

朝おきたら雨がふっていました。かたつむりのケージは外にあったので、雨でタローとジローが溺れるところでした。
きのう花子さまがもってかえってくれたおかげで、ぶじでした。
でも、いろいろときをつけないと。もうすこしで、タローとジローを死なしちゃうところでした。
花子さまが りかしつ の先生に話してくれて りかじゅんびしつ でかうことになりました。
りかじゅんびしつは、日があたらなくてかたつむりのしいくにはいいようです。
ありがとう。花子さま。今日はたすけてもらってばかりです。

7/1 くもり

花子さまがりかしつで先生と話しています。どうやら星の話みたい。私にはよくわからなかったです。
かたつむりをかんさつしていると、黄色いものを貝がらのわきから出します。
先生にきいたら、どうやらかたつむりのフンらしいです。おしりがこんなところにあるのかぁ。

7/2 はれ

今日は理科じゅんびしつにみさきちとみらいちゃんが来ました。タローをみさきちの手にのせるとみさきちはいやがっていたけど
タローはぐいぐいのぼっていっておもしろかったです。みらいちゃんはジローにエサをあげていました。
先生がかたつむりをさわったあとは手をあらうことと言ってました。きせいちゅう がいてあぶないらしいです。
こんなにかわいいのに…

第226話 こころちゃんの飼育日記2 終わり

第227話 こころちゃんの飼育日記3

7/8 はれ

今日はあつかったけど、理科じゅんびしつはすずしいのでかたつむりはだいじょうぶでした。
前に入れた土がしめっててかたつむりにはすごしやすいのかもしれません。
でも、夏休みになったらもってかえろう。

7/8 はれ

今日もあついです。でもタローもジローも元気です。

7/10 はれ

タローとジローがからでてきません。なんで! きのうまではげんきにうでのぼったりしてたのに!!


こころ「ねぇ! 霧吹きかけても出てこないよ! 花子ちゃん!!」

花子「あまり霧吹きかけすぎても溺れちゃうから、気長に待つしか無いし」

こころ「出てくるまでって、いつ出てくるの!!」

花子「わからないし……」

こころ「今日は持って帰る」

日記の続き

夜になっても出てきませんでした。もしかしてしんじゃったの…?

7/11

こころ「花子様、やっぱり出てこない……」

花子「もしかして、本当に死んじゃったのかも」

こころ「ヤダ! ヤダよ!! こんなんで死んじゃうなんて!! タローもジローも何も悪いことしてないんだよ!!」

こころ「……違う、私のそだて方が悪かったんだ……」

花子「そんなことないし。こころはちゃんと育ててあげてたし。単に寿命だと思うし」

こころ「まだ、生きてるかもしれない! 夏休みも家で飼う!」

7/11 はれ

イヤだ! タローとジローが死んじゃうなんて! そんなことあるわけない!
夏休み中見張ってる。


それから毎日毎日、こころは霧吹きで湿らせたり、エサを変えたりしていた。
しかし、夏休みに入ってもかたつむりは目を出すことはなかった。

8/31 はれ

やっぱり、タローもジローも出てこなくなった。からの中までかんそうしてて、そこから
黒いこながパラパラ出てきた。 ようやくタローとジローが死んじゃったというのがわかりました。
私のそだて方がわるかったんだ……こんなことなら、生き物なんかかうんじゃなかった。
もう、日記を書くのはやめにします。

第227話 こころちゃんの飼育日記3 終わり

第228話 こころちゃんの飼育日記4

9/1 始業式

こころ「結局、タローもジローももう出て来なかった」

未来「まぁ、元気だして、きっとタローもジローも天国に行ったんだよ。生まれ変わったらこころちゃんのところに来るって、育ててくれてありがとうって」

こころ「そうかな……」

未来「うん、だから元気出して! こころが悲しんでると私も悲しいから」

こころ「うん……」

花子「こころ」

こころ「どうしたの?」

花子「かたつむりのこと調べたら、かたつむりって産卵後、数ヶ月で死んじゃうって書いてあった」

こころ「?」

花子「つまり、タローもジローも産卵後だった可能性があるし」

こころ「じゃあ、それって」

花子「うん、タローとジローの子どもがどこかにいるんだし」

花子「この辺でかたつむり見たらタローとジローの子供かもしれないし」

こころ「そっか。うん、それならいいな」

花子「ほら、ここにかたつむりがいるし」

こころ「あっ、タローとジローと同じ種類だ」

花子「そう、もしかしたら子供かもしれないし。はい」

ペター、ニョキッ、ノボノボ

こころ「わぁー、私の腕登ってるよ~」

未来「やっぱり、そのかたつむりタローとジローの子どもだよ! こころちゃんに懐いてるもん!」

花子「また飼うし?」

こころ「! ……ううん、やっぱりいいよ。このまま逃してあげる。やっぱり自然の中にいるのが一番だよ」

花子「そっか。まぁそれはこころ次第だし」

それから、こころはタローとジローの墓を作って埋めてあげた。

9/6 はれのちあめ

夕立がふったあと、また、かたつむりがいました。もしかしたら、本当に花子さまの言ったとおり
タローとジローの子どもかもしれません。そうだといいな。
タロージローおやすみなさい。

第228話 こころちゃんの飼育日記4 終わり

第229話 1日姉妹入れ替え 楓側

楓「というわけで、今日は大室楓になるの! よろしくなの! 撫子お姉ちゃん! 櫻子お姉ちゃん!」

撫子「よろしくね。楓」

櫻子「花子と違って生意気じゃないからいいな」

撫子「どうせなら櫻子とひま子も……あっ、でもそうすると古谷家が大変か」

櫻子「あっ、ねーちゃん今私のことバカにしたな! 私はいらないってか!?」

楓「だ、ダメなの! ケンカはダメなの!」

撫子「大丈夫だよ。ケンカはしてないから」ヨシヨシ

楓「うぅ……」

楓「あっ、そういえばこれあげるの!」

楓「お世話になるから持っていけってお姉ちゃんが」

櫻子「おぉー美味しそうなチョコレートじゃん! 後で食べよー」

撫子「みんなで食べるんだからね」

櫻子「よっしゃ! じゃあ楓遊ぶか?」

楓「うん! なにして遊ぶの?」

櫻子「とりあえず、ゲームするか?」

楓「うん!」

撫子「じゃあ、私は夕飯作るから」

櫻子「おう、美味しいもの作ってくれよな」

撫子「言われなくても櫻子が作るのより美味しいから大丈夫」

櫻子「ぐぬぬ」

夕食

楓「わぁー美味しそうなの! 頂きます」

櫻子「肉じゃがか……まずまずの出来だな」

撫子「アンタは何様のつもりだ」

パクッ

楓「美味しいのー! 撫子お姉ちゃん料理うまいの! 今度教えて欲しいの!」

撫子「お口にあったようでよかった。でも、ひま子も料理うまいよ?」

楓「お姉ちゃんも料理上手だけど、撫子お姉ちゃんにもおしえてもらいたいの!」

撫子「そっか、わかったじゃあ今度ね」

楓「うん!」

撫子「ご飯食べ終わったら、櫻子と一緒にお風呂に入っちゃいな」

楓「わかったの!」

お風呂

櫻子「さぁ入れ入れー」ザブーン

楓「あっ、髪流さないで入ったらダメなの!」

櫻子「えっ? なんで?」

楓「お姉ちゃんがいつも言ってるの。髪の毛お化けがでるって」

櫻子「ぷっあっはっは! そんなのでるわけないじゃん!」

楓「でるの! 実際家のお風呂の排水口から……」

櫻子「えっ? ホントに……?」ガクブル

楓「でるの!」ジッ

櫻子「ご、ごめんなさいー!!」ヒィー

就寝

撫子「あれ? なんで私の部屋に?」

櫻子「か、楓がどうしてもっていうから」ガクブル

楓「櫻子お姉ちゃん怖がりなの」

櫻子「こ、怖がってない! ま、まぁ楓が怖がってるから特別に抱きついて寝てやろう」ギュッ

撫子「まぁいいや、はい電気消すよ。おやすみ」

楓「おやすみなさい」

櫻子「」ギュッ

楓「櫻子お姉ちゃん……いつまでも抱きついてると寝られないの……」

第229話 1日姉妹入れ替え 楓側 終わり

第230話 1日姉妹入れ替え 花子側

向日葵「いらっしゃいませ、花子ちゃん」

花子「お世話になりますし」

向日葵「夕食作っちゃいますわ」

花子「手伝うし」

向日葵「じゃあ、カレー作るからじゃがいも洗ってくれるかしら?」

花子「わかったし」

向日葵「……」シュッシュ、トントントントン

花子「手際がいいし、まるで撫子お姉ちゃんみたいだし」

向日葵「撫子さんはもっと料理がうまいはずですわ」

花子「ひま姉も相当だし。同年代の櫻子とは比べ物にならないし」

向日葵「櫻子は……何回も教えて差し上げたんですけどね」

花子「こっちでも教えてたし」

向日葵・花子「はぁ」

グツグツ

向日葵「そろそろですわね」

花子「だし」

夕飯

向日葵「頂きますわ」

花子「頂きますだし」

パクッ

花子「うん、おいしいし」

向日葵「花子ちゃんの作ってくれたサラダも美味しいですわよ」

花子「野菜切っただけだし」

向日葵「でも、小2でそれだけ出来るのはすごいことですわ」

花子「ありがとうだし」

向日葵「食べ終わったらお風呂入りましょう。背中流しますわ」

花子「えっ、一人で入れるし」

向日葵「せっかくですから、一緒に入りますわ」

花子「わかったし」

お風呂

向日葵「おまたせしましたわ」ボイーン

花子「(やっぱり、ひま姉はデカイし)」

花子「(あのサイズは大室家では見られないものだし)」ジー

向日葵「ん? どうしたんですの? 花子ちゃん?」

花子「な、なんでもないし///」ブクブク

シャー

カチャッ、トントントントン

花子「何してるんだし?」

向日葵「シャワー浴び終わったら髪の毛が流れますわ。それの掃除ですわ」

向日葵「これをしないと、髪の毛が排水口に溜まってつまりますわ」

花子「そういえば家はあまりやってないし」

向日葵「きっと、お母さんがやってくれてるんですわね」

花子「花子もやった方がいいと思ったし」

向日葵「そうですわね。例え、僅かな時間といえど体の垢が一緒についた髪の毛を放置しておくのは衛生面的によくないですからね」

花子「なるほど」

就寝

向日葵「花子ちゃん、楓のベッド使っていいですわよ」

花子「ひま姉と一緒に寝たいし」ギュッ

向日葵「ふふ、いいですわよ(花子ちゃんは可愛いですわね……まるで、昔の櫻子のよう)」

花子「おやすみなさいだし(ひま姉も本当のお姉ちゃんにならないかな)」

向日葵「はい、おやすみなさいませ」

翌朝

ピーンポーン

向日葵「あっ、もう朝ですわね」

撫子「ひま子ー楓連れて帰ってきたよ」

向日葵「はい。今出ますわ」

ガチャ

櫻子「……」ガシッ

楓「……」

向日葵「な、なんで、また抱きかかえられているんですの……?」

櫻子「イヤーだー楓返したくない!!」

楓「櫻子お姉ちゃん、苦しいの……」

花子「早く返してあげろし」

櫻子「花子は戻ってくんな!」ペッペッ

花子「何言ってんだし!!」

第230話 1日姉妹入れ替え 花子側 終わり

第231話 七夕の願い

未来「あっ! こんなところに短冊がある! 願い事かな?」

花子「もう、七夕だし」

こころ「誰がどんなこと書いてあるのかな~?」

もう少し仲良くなれますように 杉浦綾乃
豊作祈願             池田千歳
ゆい先輩とキスしてみたいです ちなつ
シャワー浴びたい         京子
出番が増えますように      あかり

花子「なんか見たことある名前がちらほらあるし……」

未来「こころはどんな願い書くの?」

こころ「う~ん、イヌ?」

花子「なんだしイヌって!? 願いになってないし! イヌになりたいのかし!?」

みさき「」カリカリカリカリ

未来「みさきちは一生懸命何書いてるの?」

今年こそ花子をこえられますように!!! みさき

みさき「ちょっ、ちょっと何見てんのよ!」

未来「あーそれは無理だよ」

みさき「やってみなきゃわからないわよ!」

こころ「花子様は~?」

花子「花子は七夕の日が晴れますようにって書くし」

未来「それが願いなの?」

花子「七夕の日に、天体観望会するんだし。織姫と彦星が見えるように晴れることを祈るし」

こころ「なるほど~」

みさき「」カリカリ

たなばたの日はくもりますように!! みさき

未来「ちょっと酷いよー!」

こころ「いいな~ こころもてんたいかんそくしたいー」

花子「こころたちも来るし?」

未来「いいの!?」

花子「お母さんの許可取ってきたら来てもいいし。ついでにお泊り会するし」

みさき「……」

花子「みさきも来るかし?」

みさき「ど、どうしても来て欲しいなら行かないこともないわ!」

未来「全く素直じゃないな~」

花子「じゃあ、みさきと未来とこころと花子と家のメンバーで天体観望会するし!」

こころ「うん!」

第231話 七夕の願い 終わり

第232話 七夕星空鑑賞会

7/7

櫻子「よーし!みんな集まったかー?」

未来「1」

こころ「2ー」

櫻子「3!」

みさき「よ、よん!」

花子「5ー」

撫子「……」

花子「撫子お姉ちゃん?」

撫子「えっ? 私も点呼するの?」

櫻子「当然だろ! ねーちゃん行かないのかよ!」

撫子「いや、行くけど。じゃあ6」

櫻子「じゃあ行くかー」

花子「ていうかなんで櫻子が仕切ってるんだし!」


辺りが田んぼのちょっとした空き地

撫子「ちょっと離れるとすぐに家がなくなるから星が一杯見えるね」

櫻子「そうだなー。そこだけが田舎の利点だ」

未来「晴れてよかったね!」

花子「だし! お陰で天の川まで綺麗に見えるし」

こころ「花子様ー! どれが織姫でどれが彦星なの?」

花子「まず、夏の大三角形を探すし」

花子「夏の大三角形は全部1等星だから一番わかりやすいし、天頂付近の3つ結ぶと夏の大三角形ができるし」

みさき「んー……どれよ! わからないわよ!」

花子「みさき……双眼鏡は視野が狭くなるから逆に星座は観察しにくくなるし……」

未来「なんだかんだいって、みさきちが一番気合入ってるよねー」

みさき「ハッ!!」カァ

みさき「そ、そんなことない!!」

櫻子「なるほど、全く見えん」双眼鏡を逆から覗きこむ

撫子「アンタは双眼鏡の使い方が間違ってる」

こころ「見つけたー、たぶんあの星とあの星とあの星だ」

花子「たぶんそれだし。十字型のがはくちょう座、こころが見つけた星は、デネブって言って天の川の中にあるし」

花子「そして、その右側にある星がこと座のベガ。これが織姫星だし」

花子「天の川を挟んで左側にあるのがわし座のアルタイル。これが彦星だし」

未来「私聞いたことがある。織姫と彦星は、七夕の日にしか会えないんだよね」

花子「そうだし。でもなんでそうなったか詳しくはよく知らないし」

撫子「簡単に説明すると織姫は王様の娘で織物の上手な娘だった。また夏彦という牛追いの男も働きものだったんだけど、2人が出会ってお互いを好きになって結婚すると、どちらも全く仕事しなくなったから王様が起こって2人を天の川を挟んで引き離したけど、ずっと離したままだとあまりにかわいそうだということで7月7日だけ会うことを許した」

撫子「実際七夕は旧暦の7月7日だから今の8月中旬に行われる行事だったんだけど、日付だけ引き継がれちゃったから梅雨に重なる時期になったんだよね。まぁ今年は晴れてよかったけど」

こころ「へぇー、撫子さん物知りだぁ」

未来「いいなぁ、花子様はカッコイイお姉さん居て」

櫻子「(私のことかな?)」

花子「撫子お姉ちゃんはいいお姉ちゃんだし」

櫻子「なんだよ! ”は”って!!」

みさき「あっ、流れ星よ!」

未来「えっ!? 本当? 見てなかった」

こころ「なんてお願いした?」

花子「というかお願いは七夕の笹で決まってるんじゃ……」

未来「それにしても、綺麗だね! 花子様もっと星座について聞かせてよ!」

花子「わかったし! それじゃあ、あの星座から……」

第232話 七夕星空鑑賞会 終わり

第233話 七夕星空鑑賞会2

花子「じゃあ、せっかく夏の大三角形を見つけたからや座から見つけるし」

花子「夏の大三角形の中にあって、彦星に近い方にある星で2つ星が見えるかし?」

未来「あれかな?」

花子「それをつないでいくと、横に2つ星が並んでるし。これがや座だし。単純だけど矢の形に見えるからや座って言われてるし」

未来「あっ、あった! ホントだ! 矢の形に見える」

こころ「ホントだ~」

みさき「確かにこれは矢の形に見えるわね。でも、星座ってほとんどその形に見えないわよね」

花子「それは花子も同感だし……」

櫻子「おい、花子! 北斗七星見つけたぞ!」

花子「そっちは南東だし……でも、形が似ているから南斗六星って呼ばれてるし。そして、それいて座の一部だし」

花子「それにしてもよく見つけられたし……南の空は天の川に埋もれる上に、南斗六星は1つだけ2等星、4つは3等星、柄の先っぽは4等星なのに」

花子「北斗七星の方がよっぽど見つけやすいし」

櫻子「ふふ~ん! この櫻子様は目がとても良いのだ!」

こころ「櫻子お姉ちゃんすごーい」

櫻子「もっと褒めろ褒めろこころよ」

撫子「その目の良さを少しでも頭に回してくれれば」

みさき「じゃあ北斗七星はあれね!」

花子「そうだし。星の少ない北の空で目立つ2等星と真ん中は3等星、一年のほとんどの時期に見られるし。これははっきりとひしゃくの形がわかるから目立つし」

花子「ちなみに、コの字型になってる方の外側の2つの星が見えるかし?」

こころ「うん」

花子「あの2つの星の間を指で計って、2つの星の延長線上を5倍に伸ばせば、北極星が見えるし」

こころ「う~ん、あれかなー」

花子「たぶんそうだし。北極星は常に北にあって動かない星なんだけど、2等星で見つけにくいから。北斗七星を利用して探すのが手っ取り早いし。他にもカシオペア座っていうのもあるんだけど」

未来「花子様すごい知識だね! ところでさっきから言ってる2等星とか3等星ってなに?」

花子「あっ、説明してなかったし。星には等級っていうのがあって、見た目の明るさで分けられてるし」

花子「夜の星で一番明るい星を1等星って言って、そこから暗くなるにつれて2等星、3等星、4等星、5等星、6等星ってなっていくし。肉眼で見えるのは6等星までって言われてるし」

花子「ちなみに、1等級違うと明るさは約2.5倍違うし。5等星と1等星の明るさは100倍違うって見た。計算式があるみたいだけど、花子にはまだ難しすぎて分からなかったし」

撫子「ああ、私も花子の持ってた本読んだけど、100の5乗根で明るさが変わるってやつね。あれ、高校レベルだから分からなくても無理はないよ。対数スケールを取るとか言ってたけど詳しくは私もよくわからなかった」

櫻子「ちゃんとわかるようにしゃべれよ! 何言ってるかわかないよ! ねーちゃんも花子も!」

撫子「私の話は、難しいとして、花子の話はわかりやすいと思うんだけど」

こころ「花子様の話はわかったー」

未来「わかりやすいね!」

櫻子「うぐぐ……」

撫子「(小2に頭で負ける中1……見てて不憫だ)」

未来「それにしても、本当に物知りだ! さすが花子様!」

みさき「なっ! みさきだって、これから星に詳しくなるわよ!!」

花子「いや、別に無理して詳しくならなくても……」

第233話 七夕星空鑑賞会2 終わり

第234話 なんで花子の隣なの!

大室家

こころ「ふぁあああ」ネムネム

未来「せっかくのお泊り会だけど、星見てたらもう10時過ぎちゃったね。私も眠いや」

撫子「花子の部屋だと4人は寝られないからってお母さんがリビングに布団敷いておいてくれたみたいだよ」

みさき「え!? 花子と一緒に寝るの!?」

花子「いや、お泊り会なんだから一緒に寝るのは当然だし」

こころ「私一番端がいいー」

未来「じゃあ、私はここー」

櫻子「じゃあ、私はここだな!」

撫子「アンタは自分の部屋で寝なさい」

みさき「(こころと未来が右の2列に寝るってことは……)みさきと花子が隣同士!?」

花子「じゃあ、寝るし」

みさき「むぅ……」

撫子「(ふ~ん、なるほどねー)」

順番

こころ 未来 花子 みさき

花子「電気消すし」パチン

…………

こころ「もう食べられないよぉ」スゥースゥ

未来「……」スゥースゥ

花子「……」

みさき「(なんで花子の隣で寝なきゃいけないのよ!)」

花子がみさきの方に寝返りをうつ

みさき「(こっち向いた! ちょっとやめなさいよ!! あっち向きなさいよね!)」

みさき「(……)」

みさき「(でも花子、よく見ると綺麗な顔立ちしてるわね……これで、勉強も出来て運動も出来るなんて悔しい! 絶対みさきの方が上なのに!!)」

花子「……みさき、眠れないのかし?」パチッ

みさき「なっ起きてたの!?」

花子「目を閉じながら宇宙のこと考えてたし」

みさき「花子は本当に宇宙が好きなのね」

花子「今日の星空鑑賞会楽しかったかし?」

みさき「う、うん……今日の星空は忘れないわ」

花子「そっか、みさきも誘ってよかったし。来てくれてありがとう」

みさき「(その上、優しいんだもん。これじゃあ完璧な人間じゃない! ありがとうって言いたいのはこっちなのに)」

花子「それじゃあ、おやすみ」

みさき「そ、その……花子」

花子「?」

みさき「誘ってくれて、あ、ありがとう……」

花子「みさきがお礼を言うなんて珍しいし。明日は雪でも降るのかし?」

みさき「なっ!! やっぱり花子なんて嫌いよー!!」

第234話 なんで花子の隣なの! 終わり

第235話 エアコンは勤勉者の特権

櫻子の部屋

櫻子「暑い!」

櫻子「母さんが夏休みまではエアコンつけない宣言しちゃったからつけられん」

櫻子「喉が渇いた。なにか飲み物」

リビング

ガチャ

ゴー

櫻子「なに!? 涼しいぞ」

櫻子「エアコンついてるな!」

花子「……」カリカリ

櫻子「なんでエアコンついてるんだよ! 母さんにつけるなって言われただろ!」

撫子「勉強するときだけはつけてもいいって」

花子「勉強の邪魔するなし」カリカリ

櫻子「な、なにぃ。私一人だけ除け者にして!」

花子「いや、別に除け者にしてないし。櫻子も勉強すればクーラーついた部屋で涼しく過ごせるし」

櫻子「わかったよ! 勉強すればいいんだろ勉強すれば」

花子・撫子「……」

櫻子「……」月刊リリィを開いている

花子・撫子「……(ツッコミ待ちなのか!?)」

大室母「あら、櫻子珍しく勉強してるのね」

花子・撫子「!?」

櫻子「まーねー」

花子「どういうことだし?」

櫻子「じゃーん!」リリィの中に国語の教科書

花子「逆かし!?」

櫻子「私のボケに突っ込んでくれなかったから寂しかったぞ!」

撫子「っていうか、ツッコミ待ちだったならやっぱり勉強なんてしてなかったんじゃ……」

櫻子「してたわ!」

第235話 エアコンは勤勉者の特権 終わり

第236話 暑い時は水分補給を

向日葵「暑いですわ……」ダラダラ

向日葵「日中は家にいるもんじゃないですわね」

ゴクゴク

櫻子「暑い~」

櫻子「あっ、向日葵麦茶全部飲んだな! 私にはくれないで」

向日葵「というかなんでナチュラルに人の家に上がり込んで麦茶飲もうとしているんですの」

櫻子「いいだろ別に! というか向日葵んちも暑いな」

向日葵「7月中旬まで冷房禁止月間ですわ」

櫻子「うちと同じか!? うちが暑いから向日葵の家に来たのに!! というか何か飲み物」

向日葵「水ならありますわ」

櫻子「それ冷えてないじゃん!」

向日葵「まぁね」

櫻子「ひどい! 自分だけ冷たい麦茶飲んで!」

向日葵「もう空ですわ」

櫻子「こうなったら我慢比べだ」

向日葵「仕方ないですわね」

ダラダラダラダラ

向日葵「(暑い……でも、櫻子も我慢しているからには我慢しないと行けませんわ)」

櫻子「あー、それにしてもまだ余裕だなー窓閉めるかー」

向日葵「!?」

ダラダラダラダラ

櫻子「まだ余裕だぞー、腕立て伏せ」フンフンフン、ダラダラダラダラ

向日葵「バカじゃありませんの?」

櫻子「なんだ向日葵は腕立て伏せしないのかー?」ダラダラダラダラ

向日葵「(このままじゃ櫻子は熱中症になってしまいますわ。仕方ないですわね)」

向日葵「わたくしの負けですわ」

櫻子「!? やったー勝ったー!!」

向日葵「コンビニに冷たい飲み物でも買いに行きましょう」

櫻子「そうだなー」

第236話 暑い時は水分補給を 終わり

第237話 ベストを着るか着ないか

めぐみ「あっつぅー」パタパタ

藍「暑いね」

撫子「冷房今日はいらないみたいだよ。業者が点検だって」

美穂「えー、やーん。冷房1日も入らないなんて私死んじゃう~助けて撫子ー」

撫子「いや、涼しくすることなんてできないから」

めぐみ「ていうかさ、前から思ってたんだけどさ」

撫子「なに?」

めぐみ「みんな暑いならベスト脱いだら?」

撫子・藍・美穂「……」

めぐみ「えっ? 私なにか変なこと言った!?」

藍「だってこれ脱いだら……」カァ

撫子「(ブラが透けるからなぁ。むしろなんでめぐみは平気なんだろう)」

美穂「だって、ブラ透けるじゃない?」

藍「(美穂言ったぁ!)」

めぐみ「あー、まぁ仕方ないっしょ」

めぐみ「撫子とかあまり気にしなさそうなんだけどなぁ」

撫子「どういう意味!?」

めぐみ「だってさ」

美穂「胸ないもんね」

撫子「いや、美穂には言われてたくない」

撫子「やれやれ、わかったよ。脱ぐよ。美穂も脱ぎな」ギュッ

めぐみ「おおー(スラっとしてる。さすが撫子)」

藍「(えっ? これ私も脱がなきゃいけない流れ?)」

美穂「私の下着は目立つからなぁ」

撫子「私だって脱いだんだからさ」

美穂「撫子がそんなに透けブラみたいなら脱いであげる」ヌギッ

めぐみ「おぉ~黒かぁ」

撫子「(た、確かに大胆だ)」

藍「えーっと……」

撫子「次は?」

美穂「まだ着てるのは誰かな~」

藍「うぅ……わかったよ。脱ぐよ」カァ

ヌギヌギ

藍「これでどう……」

めぐみ「よくぞ脱ぎ切った」

撫子「おめでとう」

藍「な、なんか脱ぐ前より熱くなった……」

第237話 ベストを着るか着ないか 終わり


第238話 まりちゃんと楓と花子

結衣「まりちゃんお使い大丈夫かなー?」

京子「まっ、大丈夫でしょ」

櫻子「だって、花子がついてるし」

結衣「確かに大室さんの妹の花子ちゃんは頭良さそうだから大丈夫かな」

向日葵「むしろ、櫻子の方が余計な者買ってきてお買い物になりませんのよね」

櫻子「な、なんだとー」

楓「まりちゃん、今日は何買うの?」

まり「ターメリック、シナモン、カルダモン、コリアンダー、クミン」

楓「えっ? 何この調味量」

花子「ふむ、これはカレーの粉をつくるレシピになってるし。後お好みで辛いものを入れるぐらいだし」

まり「カレーなんだね」

京子「さすが花子ちゃんだ、聡明な子よ」

結衣「京子、お前紙すり替えただろ?」

京子「てへっ!」バシッ

京子「ちょっと結衣ー痛いぞ」

櫻子「あれからカレー出来るんっすかね?」

櫻子「何分煮込めば出来上がりっすか?」

結衣「あはは、何分だろうねー(……やっぱりこの子は頭が弱いんだろう。そっとしとこう)」

スーパー

花子「これとこれとこれだし」

楓「ほえーさすが花子お姉ちゃん」

まり「花子お姉ちゃんすごいの! うに!」

花子「うに!?」


まり「うに見てくるの」タッタッタ

楓「あっ、ちょっとまりちゃん走っちゃ危ないよ」

まり「う~に~」

楓「まりちゃんはうにが好きなんだね」

まり「うん!」

櫻子「そうだ! 今日家でみんなご飯食べて行きません?」

向日葵「何を唐突に」

櫻子「だって、今日私が夕食作る番なんですよ」

櫻子「でもみなさんが入れば、みんな手伝って……食べてくれる人の気持ちを考えながら作るから美味しい料理になりますわよ!」

向日葵「なんで、お嬢様口調なんですの。あと、本音が漏れてますわよ」

京子「おっ、いいじゃんいいじゃん。一般家庭ならコンロも何個かあるし、サラダでも買って帰ろう」

結衣「大室さん、本当にいいんですか? 親御さんとか」

櫻子「大丈夫、家の両親夜遅くにならないと帰ってこないから。いつも姉妹で料理つくってんだ」

結衣「(複雑な家庭なのかな?)」

花子「花子も賛成だし! この間来てくれたお姉さんたちと一緒に食べるの楽しみだし」

結衣「(なんて可愛い子なんだ)」

櫻子「じゃあ、食材かったら行きましょ内に」

第238話 まりちゃんと楓と花子

第239話 カレー作りin大室家1

大室家

結衣「お邪魔します」

京子「お邪魔しまーす」

楓「お邪魔しますの」

まり「お邪魔します」

向日葵「お邪魔しますわ」

撫子「あれ? なんか増えてる」

花子「まりちゃんっていう子だし。楓と買い物しにいったら迷子になってたんだし」

結衣「その保護者の船見結衣です」

京子「船見結衣の保護者の歳納京子です」

結衣「調子に乗るな」

撫子「あっ、この前の」

京子「いやぁ、この前はお世話になりましたー」

結衣「あの、お邪魔しちゃってもいいですか?」

撫子「どうぞ」

楓「まりちゃんがカレーの材料買ってきたの!」

まり「こんにちは!」

撫子「君がまりちゃんか。どれどれ……」

撫子「えっ? 全部香辛料から!?」

花子「さすがに花子も作り方までは知らないし」

結衣「撫子さん、わかりますか?」

撫子「う~ん、さすがに原材料からカレーを作ったことはないなぁ」

京子「クールな現役女子高生撫子さんでもやはり作れないか……」

結衣「おい、変な称号つけるなって。すみません。こいつが買い物のレシピを変えちゃって」

撫子「まぁ、やってみよう! ネットで調べれば作り方ぐらいのってそうだから」


結衣「そうですね(なんなんだこの安心感は)」

撫子「じゃあ、私は調べとくから、花子は野菜を切っておいて」

花子「わかったし」

櫻子「じゃあ、私はっと」

撫子「櫻子は、皆んなの分のお皿を洗ってね。最近使ってなかったからこれだけ人数が揃うと、普段使ってないお皿使わなきゃいけないから」

櫻子「ちぇー、サボれると思ったのによ」

結衣「私達もなにか手伝いましょうか?」

撫子「う~ん、お客さんに手伝わせるのは気が引けるなぁ」

結衣「でも花子ちゃんに包丁持たせるのはちょっと危ないっていうか」

花子「いつも使ってるから大丈夫だし」

結衣「私、一応自炊してるんでせめて監督だけでもさせてもらえないでしょうか」

撫子「そっか、じゃあお願い」

京子「じゃあ、私はっと」

結衣「お前も手伝うんだよ」

京子「ちぇー、サボれると思ったのに」

第239話 カレー作りin大室家1 終わり

第240話 カレー作りin大室家2

向日葵「じゃあ、私は撫子さんと一緒に作り方調べますわ」

撫子「ありがとう」

楓「楓は?」

向日葵「まりちゃんと遊んでてあげて」

楓「わかったの!」


撫子「さてと」

カレー粉 作り方

カチッカチッ

撫子「ふむふむ、ターメリック(ウコン)を弱火で10分炒める。そうしたら、他の調味料を混ぜていくのか」

撫子「そうしたら、別のハーブ・スパイスを入れて5分煮る」

撫子「ハーブ・スパイスね。ここにはフェヌグリーク、ジンジャーパウダー、カルダモン、セイボリー、クローブ、セージ、赤唐辛子、黒胡椒」

撫子「ナツメグ、コリアンダー、オールスパイス、スターアニス(ハッカク)、シナモン、ローレル、ディル、フェンネル、乾燥ガーリック、パプリカ、タイム、クミン、チンピって書いてあるけど」

向日葵「まりちゃんが買ってきたものを見ると、ターメリック、シナモン、カルダモン、コリアンダー、クミンだけですわね」

向日葵「でも入ってる原材料的にはターメリックが主成分で、あとクミンも量が多いですから、これでも作れそうじゃありませんか?」

撫子「いや、でももしかしたらスパイスってちょっと入れるだけでも風味が変わったりするから重要なのかも」

向日葵「確かにそうですわね……」

撫子「赤唐辛子と黒胡椒は加減しないと、これは辛さ調節だから楓とまりちゃんは苦手かもしれない」

撫子「乾燥ガーリックとパプリカなら家にあったかな」

撫子「先に作り方抑えておこう」

・スパイスをすべて混ぜ5分少し炒めていると香りがまた変わる時が来ますので、そうしたら出来上がりです

撫子「なんだそれだけでいいのか、結構カレー作りって簡単だったんだ」

撫子「ん?」

・ガラス密封容器に入れて、冷暗所で2週間ほど寝かせて熟成させます。

撫子「これは……香りが寝かせないと香りがでないってこと?」

カレー 寝かせる

撫子「ダメだ、メジャーなのは、やっぱり作ったカレーを寝かせるかどうかって話だ」

向日葵「自作カレー粉 寝かせるの方がいいんじゃないでしょうか」

自作カレー粉 寝かせる

撫子「おぉ! ヒットしたね。さすがひま子」

カチッカチッ

撫子「まぁ、寝かせるとより風味が出てくるってだけで寝かせなくてもいいそうだ」

撫子「ちなみに主成分はやっぱりターメリックとコリアンダーとクミンとカルダモンか」

撫子「じゃあ、作ってみよう」

向日葵「ですわね」

タンタンタンタン

櫻子「あっ、ねーちゃん、向日葵作り方わかった?」

撫子「うん、わかった。とりあえず、ターメリックだして」

まり「はい、お姉さん」

撫子「これをミキサーにかける」

ウィィィィィィン

撫子「で、粉になったやつを炒める」

撫子「10分ぐらいね」

京子「ほほぅ」

向日葵「色が変わってきたら、他のスパイスを混ぜますわ。私は、クミンとコリアンダーとカルダモンを粉砕機にってこれはもう粉になってるんですのね」

撫子「ひま子、じゃあ、ちょっとそのスパイス混ぜて」

向日葵「はい」

撫子「あっ、そうだ。櫻子ご飯炊いて」

櫻子「ええー、面倒くさい」

撫子「お米研いで炊飯器のスイッチ入れるだけじゃん。櫻子の分だけルーの量減らすよ」

櫻子「わかったよー」

花子「」ザクッザク

結衣「うん、花子ちゃん包丁の使い方うまいね。小2だとは思えないよ」

花子「ありがとうだし」

京子「花子ちゃんは私が育てた」

結衣「お前はもっといろいろ育て」



撫子「うん、いい匂い」

向日葵「カレー粉は出来上がりましたわね」

櫻子「ご飯も後、30分で炊けるぞー」

花子「野菜切り終わったし」

京子「ようやくここからカレー作りが始まるのかーレトルトだとこっからだよなー」

撫子「確かに、粉から作ると大変だってことがわかったよ」

櫻子「よっしゃーじゃあ野菜を炒めろー!!」

花子「なんで櫻子が指揮するし……」

向日葵「お米研いだでスイッチ押しただけじゃありませんの……」

第240話 カレー作りin大室家2 終わり

第241話 カレー作りin大室家3

撫子「あっ、そういえば、お肉出しておいてっていうの忘れたけど花子出してくれた?」

結衣「私が確認して出しました」

撫子「おお、ナイス機転」

京子「肉がなきゃカレーじゃないもんなー。気づいたのは私なんですよ」

撫子「ありがとう。京子ちゃん」

京子「いやぁそれほどでもー」

撫子「じゃあ、炒めよう。肉と野菜を」



撫子「よし、じゃあ水を入れて沸騰して、20分くらい煮込んだらカレーのルーを入れよう」

撫子「ごめん、ちょっとつかれたから私は休む」

結衣「お疲れ様です。後は私達にまかせてください」

グツグツ

京子「ねぇ結衣、チョコレート入れない?」

結衣「人んちに来てまでふざけんな」

櫻子「ルーってこれかなー?」

向日葵「まだ速いですわよ。しかもそれ市販のルーじゃないですか。せっかく作ったカレー粉はどうするんですの?」

花子「まりちゃんはカレー好き?」

まり「うーん、好き!」

楓「そっかぁよかったぁ」

まり「でもうにの方が好きー」

まり「将来はうにになりたい!」

楓「えぇーうにになったら食べられちゃうよ」

まり「うぅーそっかぁ。じゃあうにを毎日食べる人になりたい」

花子「じゃあまりちゃんは将来一杯稼がなくちゃね駄目だし」

まり「かせぐー! うに食べるためにまりかせぐー!!」

花子「(花子からみても微笑ましいし)」

櫻子「よっしゃーご飯炊けたぞー」

向日葵「こっちもさっきのカレー粉入れてからグツグツ煮込みましたわ」

結衣「うん、いい匂いもするし、人参やじゃがいもにもさくっと箸が入るからこれでいいかな」

撫子「お疲れ様。じゃあ食べよっか?」

皆「はい!うん!」


リビング

頂きまーす!

京子・櫻子「うめぇ!」

まり・楓「おいしいのー」

結衣「うん、おいしいです」

撫子「そっか、おいしいか、よかった。うん、確かに匂いはカレーだね」

撫子「味はどうかな?」パクッ

撫子「ああ、確かにカレーの味がする。まぁとろみとかちょっと足んない感じがするけど、仕方ないか」

櫻子「例えて言うならハヤシライス風カレーだな」

花子「いや、ハヤシライス風ではないし」

向日葵「でも、美味しいですわ。撫子さん」

撫子「いや、みんな手伝ってくれたお陰だよ。ありがとう」

櫻子「まぁみんなで作ったものっておいしいもんなー」

花子「櫻子は米研いで炊飯器セットしただけだし」

櫻子「くそう! まだそれをひっぱるか!? ご飯が一番おいしい!!」

結衣「ぷっ櫻子ちゃん意外と面白いね」

櫻子「そうですよー私ほど面白い人他に居ませんよ!」

花子「いや多分褒めてないし」

京子「おい、結衣お前の相方は私だろ! 浮気するんじゃない」

結衣「いや、別に漫才でも恋人でもないだろ」

京子「そんな、結衣、もうほかの女のところにいってしまうの……」ウルウル

撫子「あぁ、2人はそういう関係」

京子「そうで――」

結衣「違います。ただの腐れ縁の幼馴染です」

櫻子「私と向日葵もただの腐れ縁の幼馴染だからな!」

向日葵「なっ! こっちこそですわ!!」

ギャースギャース

撫子「また、始まったか」

楓「花子お姉ちゃんと楓は仲良しで居ようね」

花子「当たり前だし」

まり「まりもー」

花子「まりちゃんも友達だし」

ごちそうさまでしたー

京子「いやーうまかったぁ」

結衣「美味しかったです」

撫子「喜んで貰えてなにより」

結衣「それじゃあ私達は帰りますんで」

京子・結衣・まり「おじゃましました―」

撫子「またいつでも来てね」

撫子「さてと」

櫻子「ギャースギャース」

向日葵「ギャースギャース」

撫子「こいつらをなんとかしないと」

撫子「おーい、お皿洗ってちょうだいー」

第241話 カレー作りin大室家3 終わり

第242話 だらしない姉としっかり者の妹

夜9時 花子の部屋

花子「ふぁ~、今日はこれで勉強終わりにするし」

花子「喉が乾いたし」

リビング

櫻子「スースー」グテー

花子「またこんなところで寝てるし」

花子「全く、櫻子は……腹なんて出してちゃ冷えるし」

花子「ここ2,3日は涼しいんだから体調管理きちんとしなきゃダメ出し」

花子「でもバカは風邪引かないとも言うし」

花子「おい、櫻子」ユサユサ

櫻子「んー、後5分~」

花子「別に朝じゃないし、というかそんなところで寝てたら風邪引くから自分の部屋で寝ろし」

櫻子「ん~」ムニャムニャ

花子「……はぁ、仕方ないし」

トントントントン

花子「なんで花子がこんなことしなきゃいけないんだし」ズルズル

花子「ふっ」ファサー

櫻子「スースー」

花子「はぁ……寝るし」

櫻子「花子~……ありがとう」

花子「!? 櫻子起きてたのかし!?」

花子「べ、別に櫻子のためにやったわけじゃないし!!」

花子「ただ、櫻子が風邪引くと花子にも移るから仕方なくやっただけだし」

櫻子「ありがとー……プリン」ムニャムニャ

花子「なんだし寝言かし」

花子「……はっ!?」

バタン

花子「花子のプリンがない!?」

花子「櫻子が食べたし!! 櫻子!?」

櫻子「スースー」

花子「……でも、今日は咎めないでおくし」

花子「その代わり明日になったら言っておくし」

第242話 だらしない姉としっかり者の妹 終わり

第243話 京子と大室家 リターンズ 1

京子「櫻子ちゃん、櫻子ちゃん」

櫻子「なんですか? 京子先輩」

京子「また遊びにいってもいい? 今度は私一人で行くからさ!」

櫻子「いいですよ」

京子「それでなんだけどさ……」



櫻子「あー、それ面白そうですね! やってみましょう!」

京子「ふふ、じゃあまた今度ね」

櫻子「はい!」

大室家前

櫻子「京子先輩ですか?」

京子「……おっ櫻子ちゃん、そうだよ遅かったね」

櫻子「ふふふ、じゃあ始めちゃいましょう」ニヤリ

京子「ふふふ、お主も悪よのう」ニヤリ

大室家

ガチャ

「ただいま~!」

花子「お帰りだし、速かったしプリンは買ってきたのかし?」

「あははー、そっかぁそういえば忘れたなぁ」

花子「何やってんだし。というかなんかいつもと声違うし……」

「!? ちょっちょっと喉の調子が……ごほんごほん! それより花子ちゃん高い高いしてあげるよおいで~」

花子「何いってんだし……」

「ほーれ!!」ヒョイ

花子「ちょっとやめろし!! 京子お姉ちゃん!!」

京子「あー、やっぱりバレちゃったかー」

京子「櫻子ちゃん、バレちゃったよ」

櫻子「あー、やっぱりバレちゃいましたか? 花子のやつはバカだから騙せると思ったんですけどね」

花子「(少なくとも櫻子よりは賢いし……)」

京子「と、いうわけで今日もよろしくね。花子ちゃん」

花子「髪型が同じだと櫻子とだいぶ外見が似てるし、京子お姉ちゃん」

櫻子「ホントに似てますよねー。今日見たときびっくりしましたよ!」

京子「あははー、私コスプレとか得意だからね」

櫻子「とうとう私もコスプレされるほどには人気者になったものか……」

花子「なに言ってんだし」

櫻子「ついでにねーちゃんも騙せるかやってみます?」

京子「あっ、そうだねー面白そう!」

櫻子「じゃあ、私隠れてますんで、あっ、カメラで動画取っておいてもいいですか? 後でみたいです」

京子「どうぞー」

第243話 京子と大室家 リターンズ 1 終わり

第244話 京子と大室家 リターンズ 2

京子「ねぇ! どう思う? 撫子さんも騙せると思う?」

花子「(本当に外見と中身が櫻子っぽいし……)でも撫子お姉ちゃんはさすがにだまされないと思うし」

櫻子「そろそろねーちゃんも帰って来ると思います」

京子「花子ちゃん、撫子さんが気づくまでネタバレしないでね」

花子「まぁ、花子からは言わないし」

京子「さっすが! 花子様と呼ばせて貰いたい」

花子「(なんで花子様が京子お姉ちゃんにも移ってるんだし……)」

櫻子「あっ、ねーちゃん帰ってきた! 私はちょっと寝室で待機してます」

ガタンッ

撫子「ただいまー」

花子「おかえりだし」

撫子「ただいま花子、櫻子は?」

花子「リビングにいるし」

リビング

撫子「ただいま」

京子「おかえりなさい!」

花子「(声まで櫻子の真似してるし!? さっきより櫻子っぽいし!)」

撫子「あっついねー」

京子「そうだねー」

撫子「あっそうだ! アイス買ってくるよ」

京子「え!? じゃあラムレーズンでお願いします!」

撫子「ん? 櫻子ラムレーズンなんて食べたっけ? あとなんで敬語?」

京子「(はっ!?)いやー、ノリだよノリ」

撫子「まぁ、どうでもいいや。花子は?」

花子「花子は、チョコレートアイスで」

撫子「じゃあ、買ってくるよ」

櫻子「ちょっ、ちょっと待ったぁー!!」

撫子「え!?」キョロキョロ

京子「……」

櫻子「……」

撫子「え!?」


京子「というわけなんですよー。すみません騙してて」

撫子「なんだそういうことか。あまりの暑さで櫻子が2人いる幻覚を見てしまったのかと思った」

撫子「というか、ホントにわからなかったわ。櫻子に瓜二つ。姿から声から髪から中身まで」

京子「あははー。演技派なんで! 声優でも目指そうかなー」

櫻子「本当に京子先輩すごいッス! ねーちゃん騙すときは声まで私に似せるとか普通できないですよ」

撫子「じゃあ、改めて櫻子はどうする?」

櫻子「私はチョコミントー!!」

京子「あっ、私の分は大丈夫です」

撫子「でも、せっかくだから買ってくるよ」

京子「あっ、じゃあ一緒に買いに行きましょう」

撫子「そっか。それもいいね」

京子「いい忘れてたけど、お邪魔してました」

撫子「はい、いらっしゃい。京子ちゃん」

第244話 京子と大室家 リターンズ 2 終わり

第245話 京子と大室家 リターンズ 3

コンビニに行く途中

撫子「そういえば京子ちゃんはこのへんに住んでるの?」

京子「いえー、私は七森町のほうでして」

撫子「へぇ、じゃあ結構離れてるね」

京子「チャリで来ました」グッ

撫子「あはは、やっぱり京子ちゃんは面白いわ」

京子「あざっす!」

花子「初めてあったときもお友達と漫才コンビみたいなことやってたし」

京子「ああ、あいつノリ悪いよね?」

花子「いや、普通だと思うし(やっぱり、櫻子臭がするし……)」

櫻子「向日葵もノリ悪いんだよなぁ」

花子「櫻子はひま姉にどんだけ世話してもらってるんだと思ってるんだし」

撫子「結衣ちゃんだっけ? 彼女とはいつから友達なの?」

京子「もう物心ついた頃からですね! 家が近所だったんで、幼馴染ってやつです」

京子「あと、あかりもそうですね」

撫子「へぇ、幼馴染か」

櫻子「結衣先輩もあかりちゃんも良い人だからあまりケンカしなくていいですよねー。向日葵は極悪人だからケンカばっかりしてますよ。特にあのおっぱいとか!!」

京子「いや、私と結衣もたまにケンカするよ」

櫻子「へぇ、そうなんですか?」

京子「ラムレーズン買い忘れたとかそういうので」

櫻子「あっ、わかります! 食べ物の恨みはいつまでも残りますよね!」

花子・撫子「(それを言うなら私は櫻子に恨みがたまり続けてるよ)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

結衣「ハックション! くしゃみが、誰か私の噂でもしてるのか……」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

向日葵「ハックシュ! 誰か私の噂でもしてるのかしら?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

京子「あっ、コンビニつきましたね!」

櫻子「わーい、アイスだぁー」

第245話 京子と大室家 リターンズ 3 終わり

第246話 京子と大室家 リターンズ 4

コンビニ

撫子「さてと何にしようかな?」

櫻子「私はチョコミントー!!」

撫子「残念だけどこのコンビニにはチョコミントはないよ」

櫻子「なにー!? じゃあいつも家にあるチョコミントは一体どこで……」

花子「あれはお母さんがシャトレーゼ行った時に買ってきてるし」

櫻子「知らなかった……」

花子「いや、櫻子もいたし!」

櫻子「私はなに食べればいいんだ!」

京子「ラムレーズンおすすめだよ!」

櫻子「ラムレーズンはあまり食べたことありませんね」

撫子「というかハーゲンダッツじゃんそれ」

櫻子「ハーゲンダッツならクッキー&クリームが好き!」

花子「花子はチョコレートがいいし!」

京子「えーラムレーズンおいしいのにー」

撫子「(やばい、なんかハーゲンダッツ買う雰囲気になってしまった……京子ちゃん恐ろしい子!)」

撫子「(仕方ない、さらば私の野口英世!)」

撫子「よっし! じゃあ奮発してハーゲンダッツにしよう!」

櫻子「やったー!!」

撫子「花子はチョコレートで、櫻子はクッキー&クリーム、京子ちゃんはラムレーズンでいい?」

花子「大丈夫だし」

京子「えっ? 私の分も……?」

撫子「せっかく遊びに来てくれたんだもん。お客さんなんだから奢られていきなさい」

京子「なんかすいません。ありがとうございます!」

花子「撫子お姉ちゃんカッコイイし」

櫻子「よっしゃー! じゃあ今日はハーゲンダッツパーティーだー! ついでにポテチも買っていこ」

撫子「櫻子、ポテチはまだ家に備蓄があるでしょ」

櫻子「そういやそうだったー」

撫子「(危ない危ない……さらに出費を増やすところだった)」

第246話 京子と大室家 リターンズ 4 終わり

第247話 京子と大室家 リターンズ 5

大室家

櫻子「よっしゃー! アイス! アイス!」

花子「櫻子はしゃぎ過ぎだし」

撫子「久しぶりのハーゲンダッツだからね」

櫻子「今日の私はごきげんだぞ! 花子にも食べさせてやる、はいあーん」

花子「おい、やめろし!! 食べるから! 食べるから!」

京子「いやー、いいですね姉妹って」

撫子「京子ちゃんは姉妹いないんだっけ?」

京子「はい、一人っ子です。姉妹同士で食べ物分けたりとかそういうの憧れますね。まぁそのポジションが幼馴染ですけど」

京子「でもいっつも帰ってきたら家に話し相手がいるっていうのは憧れます」

撫子「まぁ、いつも一緒にいると鬱陶しく感じちゃうんだけどね。特に櫻子」

櫻子「なんだとー! ねーちゃん聞き捨てならないことが聞こえたぞ!」

撫子「なにも言ってないよ」

櫻子「まーいいや。今日の櫻子様はごきげんだ。はい、ねーちゃんもあーん」

パクッ

撫子「うん、クッキーアンドクリームも美味しいね」

京子「……」

京子「私のも食べます?」

撫子「いいの?」

京子「もちろんです」

パクッ

撫子「うん、ラムレーズンも美味しい。じゃあ私のグリーンティーもあげよう」

京子「あーん」

パクッ

京子「あれ? おいしい。グリーンティーってこんなに美味しかったんですか!?」

撫子「私はハーゲンダッツの中では一番好き」

花子「花子も欲しいし」

撫子「はい、あーん」

パクッ

花子「うん、美味しいし」

京子「私のも食べる?」

花子「ラムレーズンはお酒が入ってるから食べられないし」

京子「まぁ大したアルコール分じゃないんだけどね」

櫻子「ふふ、花子にはまだ早いようだな! 私なら!!」

撫子「櫻子もやめときなさい」

櫻子「えーなんでさ!」

撫子「なんとなく」

京子「(あーやっぱり姉妹