矢三郎「海星、今日は井戸の上で目隠しプレイをしようか」 (10)

海星「お前は本当嫌味な性格をしているな」

矢三郎「そんなことはないよ」

矢三郎「それに海星だって毎回目隠しをさせるなんて嫌味な」

海星「私はいいんだよ」

矢三郎「さいで」

矢二郎「……」

淀川「おや、可愛いねぇ」

淀川「あんなところで狸がじゃれ合っている」

淀川「ん?片方は目隠しのような物をしているね」

淀川「悪い人間に虐められたのか?」

海星「危ないところだったね」

海星「金曜倶楽部に食われるところだったよ」

矢三郎「あの人は大丈夫だ」

海星「どうだか」

矢二郎「……普段の行いが招いた結果だ」

矢三郎「いたんですか」

矢二郎「俺は井の中の蛙、ここからは出れないのさ」

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