まるこ「最近、ここらで七英雄ってのが暴れまわってるらしいよ」 (16)

学校

たまちゃん「七英雄…なんだろう…怖いね…」
まるこ「大丈夫だよ~、わたしのファイアボールでやっつけちゃうから」
野口さん「くっくっく…ファイアボール…」
まるこ「な、何がおかしいんだい野口さん」
野口さん「クリムゾンフレアって知ってるかい…?ククク、いや、クク、何でもないよククク」
まるこ、たまちゃん「……」
ガラッ
たまちゃん「あ、先生が来たよ!席に戻ろう」
先生「…皆さん、悲しいお知らせがあります…」

先生「花輪さんが、七英雄のワグナスに殺されました」
一同「!!!!!!!」

先生「詳しい事はまだわかって居ませんが、どうやら花輪さんの自宅もワグナスに乗っ取られ…」
先生「現在、空中に浮遊しているという話です」
はまじ「先生!ちょ、ちょっと意味がわからねーぜ、花輪の家が浮かんでんのか?空に?」
先生「確かに…実際に目で見た方が早いですね…皆さん…窓の外を見て下さい」
一同「!!!!!!!」

花輪の豪邸が
空に浮かんでいる…

先生「ワグナスについては、先生達がこれから討伐に向かいます。」
先生「ですので授業はありません」
山田「やったじょ~!花輪が死んでくれたお陰で授業なくたったじょ!!」

永沢「うりうりー、ビチグソだぞー」


藤木「やめてよやめてよー」

まるお「では、先生、私達は自主勉強をすればよろしいのですか?」
先生「いいえ…今日の所は帰宅していただきます…」
「私達がワグナスを打ち取り次第、皆さんの自宅に連絡を入れますので、それまで自宅で待機していて下さい」

まるこ「な、なんだか恐ろしい事になってるね…」
たまちゃん「うん…私怖いよ…」
まるこ「…気を付けて帰ろう…」

大野「許せねぇ…七英雄…」グッ
杉山「ああ…俺達で奴らを止めねーとな…」

大野「つってもよ、七英雄なんてどこに居るんだよ…ワグなんとかは空じゃねーかよ」
杉山「その辺にいるだろ多分…あ、あのキレイな女の人に聞いてみようぜ」
大野「すみませーん、お姉さん、七英雄がどこにいるか知りませんか~?」

ロックブーケ「…え?あぁ、七英雄?………向こうの喫茶店で七英雄のクジンシーがコーヒー飲んでたわよ」
大野「あざーっす!行くぞ杉山!奴をぶっ殺してやる!」ダッ

ロックブーケ「………」

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