春香「私が千早ちゃんを大きくするから!」 (43)

千早「大きくするって何を?」

春香「もうとぼけちゃって!」

72を?

72を?

身長だな

千早「そうね。共にアイドルとして大きな存在になっていきたいわね」

春香「でも、大きくないせいでいつも自信がないんだよね?」

千早「別に声量に自信がないわけではないのだけど…」

春香「気にしてないフリしてもダメだよ」

好きな人に揉んでもらうとまじで大きくなるよ
ソースは俺

春香「胸の大きさに悩んでない?」

千早「悩むほどのことでも…」

春香「大きかったら胸を張ってステージに立てるのになぁ」

千早「いやだからあのね春香」

春香「みんなそれぞれ良いところがあるのに男の人は胸、胸って」

千早「………」

んあー

春香「アイドルと会って話す機会が滅多にないから分かり易い部分で好みが出るのは分かるけど!」

春香「女性にしかないものだからそれがあることを男性は求めるけど!」

春香「同じ事務所のあずささんと比較するなんて安易なマネをする人もいるけど!」

春香「千早ちゅんの名前が世間に出回るほどそんな人が増えていくかと思うと私は遺憾の意を感じます!」

春香「だから、千早ちゃんが望むならその胸を大きくしたいなぁって」

千早「お断りします…」

ぶっ飛ばすぞハルカス

春香「えぇ!!なんで!?」

千早「なんだか今日は春香が春香じゃないみたいで怖い」

春香「ごめんね、興奮しすぎて…お詫びと言ってはなんだけどしばらくご飯作らせてくれないかな?」

千早「いいのかしら、そんなこと…私、春香が作る料理が好きだし、自分で作るのが苦手だから正直甘えたいわ」

春香「よしっ!決まりだね!私と同じ食事をすれば胸が大きくなること間違いなし!」

千早「そうね、私は春香の歌唱力が心配だから食前食後に歌のレクチャーしてあげたいわ」カチン

        ,,,      ,,,,,,         : .と お. 決 人 お
       _ = ~~ ``ヽ_,=''~´  ´~ヽ    :  は こ め .の っ
    _= ~               ヽ   : 思 が よ 価 ぱ
    ~=、    ミゞ、  , -彡     ヽ.  : わ ま う. 値 .い
       ~=、、、Cl~evj <e~}6)_   、、、ミ :  ん し だ. を .の
        ミ.~~ /', ゚ ;'7  ミ7ヾ~- 、  :  か い な    大
       ≡   (','゚, '.人  ゝ |  ヽ  :  ね   ん    小
        `=  `ー'   iノ'  | / |         て    で
         ~ーノノノノノ'′

~千早宅~

春香「けふぅ…あ、ごめんね。ごちそうさま」

千早「ご馳走様はこちらのセリフよ。ありがとう」

春香「人の体はたんぱく質でできているからお肉を多めにしてみました!これで胸も…」

千早「さて、歌のレッスンね」

春香「えっ…またするの!?」

千早「歌のレクチャーがお礼のつもりだから」

春香「ひどいよ!三食の前後に何時間もずっとなんて拷問だよ!」

千早が春香に歌の稽古をつけて合間に食事。ただそれをひたすら繰り返す。
そんな日々が1週間も続き…


千早「春香すごいわ。まさかここまで上達するなんて…」

春香「千早ちゃんは大きくなったね…これも私の料理のおかげかな」ウルウル

千早「ええ…」

春香「久しぶりに今日はみんなが事務所に集まる日だし、どんな反応がもらえるか楽しみだね」

千早「今日行きたくない…」

春香「なんでまたぁ!?」

http://i.imgur.com/XU7CDAm.jpg

~765プロ~

春香「ほらほら千早ちゃん早くきてきて!」

春香「せっかく大きくなったのに猫背になって分かりにくくするのは勿体無いよ!」

千早「ちょっと春香押さないで!…………おはようございます」


……ザワザワ

真「えっ、千早……?」

亜美「うわーチョーデッカイね」

真美「セイチョーキガン無視だよ…」

伊織「ちょっとアンタどうしちゃったの…」

やよい「うわぁ千早さん!私にも分けてください!」

小鳥「こ、これは衣装を新調しなきゃ」

貴音「ただいま戻りました。……あなたは、もしかして千早ですか?」

あずさ「あら~…一番大きい貴音ちゃんまで抜いちゃうなんて」

P「ということは170cm以上はあるんだな。いや、もしかしたら俺の身長を越しているかもしれん」

雪歩「スマートで長身!王子様みたいでかっこいいですぅ!」

               , --------、
             rr/        rくフ
               〈∨/_ノ_/_/_/_/_| V〉
             | | ノ  ー   |  | | それっておかしくないですか?プロデューサーさん
             | |(・) (・) | | |

             | |  (     | //
             |/ヽ O    |人_,>
               >ー-― ´   ̄ ̄\
  ⊂ニニ ̄ ̄ ̄ヽ  /              |
     くメ) _ノ  |  |  |        |   |
       (/  |  | /  |        |   |
          |  |/  /|        |   |
          |  ト  / |        |   |
          ヽ__/ |        |   |

なんで胸を大きくしてたのに身長が...

俺得

P「すまない、千早。これは流石にプロフィールを更新しないといけないから身長がいくつか教えてくれないか?」

千早「ごにょごにょ…」

P「うん?聞こえないからもう一度」

千早「すみません…ごにょごにょ」カァ

P「うん、分かった。じゃあ次は体重だな」

千早「えっ…あの」

P「そりゃあ身長が増えていれば体重も増えるだろ」

鬼に金棒とはまさにこのこと

千早「…ごにょにょ」

P「えっ聞こえない」

千早「あっ…ごにょにょ…」

P「ごめん、もう少し大きな声で教えてくれるか?」

千早「………」プルプル

ダッ

ガチャン!


春香「ちょっとプロデューサーさん!相手は女の子ですよ!」

律子「体重が急に増えれば当然恥ずかしがるのにあれはないでしょう!」

伊織「まったく!サイテーよサイテー!」

亜美「テーサイテーサイ!」

真美「あり…?まこちんどこ行ったんだろ」

h

~女子トイレ~

真「千早ー?この個室にいるんだよね?」

千早「………」

真「プロデューサーは別に悪気があったわけじゃないと思うんだ」

千早「分かっているわ。でも………」

真「でも?なんだい?」

千早「背が高いって辛いわ。今日外に出てみて分かった」

真「うん…」

千早「男の人でも背が高いと目立つのに、女のクセに背が高いの人目について…うっ」グスッ

            /⌒ ̄ ̄''''─---、

      お    / : : /: : : :,: : : : : : : : :\
        っ  / : ::/: : : :/: : : : ::l: : : : : : ヽ
          |: : :/: : : /|: : :/∨|: : l: : :l: : :!

       ぱ  | : :|: : :X |: :/ /|: ::|: : :}: : |
          |: :/∨ヽ .∨ ´r┴V:: :/: : ∧

      い   .∨/、__ノ      弋_ノ|::/⌒ヽ::∧
   自       /'''"'  rァ─‐┐ ''"レ コ ノ: : ∧
         に   ヽ_.   |    |   ,,r<: : : : : :!
    信  は    `ー┼─‐┴イ´レ  \: : : : :!
              / ∧ \_/  ヽ、  \: : |
    あ         / /|:::!   ll    \  \|
    り        / / j: : !  .||     !\ >、
            <__/_/: : :|   ヽ     |: ::X   〉
    ま        l_,__ノ: : : | 三=q三   |: : :ヽ/ |
               |: :/: /   /     |: : ::|ヽ_ノ
    す            |/|::/ヽ-''"l \__>"ト、:::|
                |/   ヽr   ヽ| ∨
                /    /|     |

真「あのさ、千早。もしかしたらボクもその気持ち分かるかもしれない」

千早「えっ」

真「名前も見た目も女の子らしくないから初対面の人の反応がなんか違うなぁって思うことがあるんだ」

真「でも、事務所のみんなや学校の友達は他の女の子に言うように『かわいい』って言ってくれる」

真「それはお世辞かもしれないけど何度も褒められていると1つくらいは本当の言葉があるんじゃないかなって思うんだ」

真「だからそれを信じて今日までずっとアイドルをやってきた。
  今はまだファンからカッコイイと言われることが多いけどね、ははは…」

真「それに今、千早がそうやって落ち込んでいるのを見ていると…なんかこう!」

真「かわいい、というか守ってあげたくなる、というか。えーと、いんや!守ってみせるから!」

千早「真…」ドキッ


カチャ、ギィー

真「だからさ、まずは事務所のみんなに見せ付けてあげようよ」

千早「見せ付ける…?」

楽しそうな展開に
こんな深夜だが頑張れ

ガチャッ

春香「あっ千早ちゃん!」

P「千早、申し訳なかったー!」ドゲザー

あずさ「私たちもあんな反応をしてしまってごめんなさい」

千早「プロデューサーさん…みんなも頭を上げてください。
   私自身でさえここまで身長が伸びたのは驚いたんだから気にしないで」

真「…ねえ千早、ちょっとじっとしていてね」ガシッ

千早「えっちょっとまことぉぁぁああ!」

P「な、なにぃ!?あれは…」

雪歩「お姫様抱っこ…!羨ましー…」

保守

ほぉぉぉ新たな道が見えそう

実際千早は162cmからどのぐらい伸びたんだろう

真「ホラみんな!ボクだって千早を持ち上げられる!背が伸びても女の子の重さのままだよ」

千早「は、はずかしい…」カァ

響「それって真だからできるんじゃ…」

伊織「シッ!」

真「顔を手で押さえないで。みんなちゃんと千早が女の子だって証明しているのを見ているんだ」

千早「ありがとう…本当にありがとう」ウルウル

真「なぁにこれくらい!」

千早「でも、恥ずかしいからもう下ろして…」

真「あっごめん…」

なんていうのコレ

まこちは?ちはまこ?

カァーカァー

真「ふぅ…今日はレッスン漬けで充実してたなぁ」

千早「真、今日はありがとう。自信を失いかけたけどあなたのおかげよ」

真「そんなに何度もお礼を言わないでよ。大したことしてないのに照れちゃうから!」

千早「あのね、真」

真「うん?なぁに?」

千早「……結婚を前提に付き合ってください」

真「えっ」


その日、女殺しの真に新たな武勇伝がまた1つ増えたのであった。

おしまい

先日、遅筆だけど頑張って1万7000文字のSSを投下したのに
反応が少なかったから寂しくなって俺氏怒りの推敲なしの投下
律ちゃんが夢の中で悪戦苦闘するSSをどうかよろしくお願いします

>>36

よく頑張った

そのログありますか

おつおつ

それと保守ありがとうございました

>>38
SS速報だけど
律子「眠い……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377966350/)

高身長歌ウマ控え目のおっぱい・・・
たまらんですわ

>>40
良いじゃないッスか

>>40
面白いじゃん

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