三村かな子「た、食べすぎですよぉ!」 (82)

のんびりと書いて行きます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1374845433

かな子「フンフン♪」テクテク...


かな子(今日は久しぶりのお休み♪)

かな子(お仕事も楽しいけど、やっぱりお出かけも楽しいな♪)

かな子(それに今日は何と言っても.....)

かな子(愛梨ちゃんから教えてもらったこのスイーツの有名店.....)



かな子(の、スイーツバイキング!!)



かな子(ライブのためにダイエットしてたから久しぶり〜♪)

かな子(プロデューサーさんにもすごくよかったぞって誉められちゃったし....)

かな子(たまには自分にご褒美あげてもいいよね?)

かな子「調べてみたけど、美味しくておまけに種類も豊富って評判みたい」

かな子「すごく人気のお店って雑誌にも取り上げられてるくらいだし.....」

かな子「ああー、楽しみだなぁ♪」

かな子「フンフ....」ガッ!



かな子「あいたっ!」ドシーン!



かな子「いたたた....お尻うっちゃった....」サスサス

かな子「ちょっとはしゃぎすぎたかも....」



「大丈夫ですか?」

かな子「あっ、はい!平気です」

「無理はなさらずに、さあ私の手を....」スッ

かな子「ありがとうございます♪」

「大事ありませんか?」

かな子「はい、大丈夫です!ちょっとうっかりしてて.....」

「ふふっ♪」

かな子「どうしたんですか?」

「いえ、私の事務所にも同じように転ぶ者がいるのです」

かな子「事務所?」

「時に、一つ聞きたいのですが....」

かな子「なんですか?」

「貴女が手に持っているそれは.....」

かな子「ああ、これですか?スイーツバイキングのチラシです」

「はて?すいーつばいきんぐとは?」

かな子「えっと、スイーツが食べ放題って事ですよ」

「なんと!食べ放題なのですか!?」

かな子「ええ、もちろん時間の制限はありますけど....」

「それを考えても素晴らしき催しです....」ジュルリ...

かな子「あの、もしかしなくてもですけど....四条貴音さんですよね?」

貴音「はい、私は四条貴音です、貴女は三村かな子ですね」

かな子「わ、私のこと知ってるんですか!?」

貴音「もちろんです、一度ライブでご一緒させていただきましたね」

かな子「た、たしか一回だけ同じライブに出ましたけど、その時には会ってはいないはず....」

貴音「確かに面識はありませんが、貴女のライブを拝見させていただきました、とても素晴らしいライブでしたよ」

かな子「ほ、本当ですか?ありがとうございます....」

貴音「それより三村かな子、一つお願いがあるのですが...」

かな子「なんですか?」

貴音「私も、そのすいーつばいきんぐという物に行ってみたいのです」

かな子「行ってみたいって、私とですか?」

貴音「はい、私はそのようなところに行ったことがありませんので....」

かな子「....はい、私でよければ案内します!」

貴音「それは真ですか!?」

かな子「ええ、むしろ四条さんからそんなこと言ってもらえて嬉しいです♪」

貴音「あぁ....今日は何と素晴らしい日なのでしょう!三村かな子、私、今日のことは決して忘れません!」

かな子「大げさですよ、あと私のことはかな子でいいですよ」

貴音「では私のことも貴音と...」

かな子「わかりました貴音さん、それより....」

貴音「?」

かな子「目立つよね.....どう考えても.....」

貴音「どうなさったのです?」

かな子「貴音さん、ちょっと時間をもらえますか?」

http://i.imgur.com/6y8qowx.jpg
http://i.imgur.com/Lq7GilJ.jpg
三村かな子(17)

http://i.imgur.com/NLXyVVU.jpg
http://i.imgur.com/0GLFfP0.jpg
十時愛梨(18)

http://i.imgur.com/iwSN1ej.jpg
http://i.imgur.com/Pz6MuSZ.jpg
四条貴音(18)


−−−−−−


かな子「ここですね、結構並んでる....」

貴音「すいーつばいきんぐとは、かくも人気なものなのですね」

かな子「そうですよ!バイキングは戦いなんですから!」

貴音「なんと!すいーつという名前からは想像もつかないほど凄惨な....」

かな子「あっ、ゴメンなさい、ちょっと言い過ぎました....」

貴音「ところでかな子、なぜ私にこのさんぐらすと帽子をかけさせたのですか?」

かな子「ええっと....貴音さんだってわかっちゃったら大変なので....」

貴音「私だとわかったら?私は誰にも恥じるような事などしておりませんが....」

かな子「いえ、別にそうじゃないんですけど、周りの人にバレたら食べるどころじゃなくなっちゃいそうなので...」

貴音「なるほど、それは困りますね....」

かな子「私もこの前馴染みのアイスクリーム屋でファンに囲まれちゃって.....」

「いらっしゃいませー!お二人様ですか?」

かな子「はい、そうです」

貴音「よろしくお願いいたします」

「かしこまりました、ではご案内いたします」

かな子「貴音さん、行きましょう♪」



貴音「たのもぉ!!」



ザワッ...


かな子「た、貴音さん!そういうことは言わなくてもいいんですよ!」

貴音「そうなのですか?私はらぁめんのお店に入る前には必ず店主に....」

かな子「と、とにかく座りましょう!案内お願いします!」

「は、はい....こちらへどうぞ....」

「こちらの席でお願いします」

かな子「はーい♪」

「本日はご来店ありがとうございます、当店は90分間食べ放題となっておりますのでごゆっくりお楽しみください」

貴音「堪能させていただきます」ペコリッ

「あはは....それでは失礼します」

貴音「すごい人の数ですね....」

かな子「ここ人気のお店なんですよ」

貴音「かな子、この後はどうすればよいのですか?」

かな子「じゃあいっしょに取りに行きましょうか」

貴音「ええ、ご指導よろしくお願いいたします」

かな子「ご指導ってほどでもないんですけど....まずこのお皿を取るんです」

貴音「これですね」カチャッ

かな子「ジャーン♪そしてここがスイーツのコーナーです♪」

貴音「これは.....」

かな子「わぁ、美味しそう!」キラキラ

貴音「面妖なっ!」

かな子「ここで好きなものをお皿に取って食べていいんです」

貴音「お皿に....」

かな子「90分以内なら食べ放題ですよ♪」

貴音「なんと!?好きなだけ食べてもよいのですね!」

かな子「はい、だからもうジャンジャンいっちゃってください!」

貴音「どれにすればよいのでしょう?」

かな子「どれでもいいんですよ♪」

貴音「どれでも...」

かな子「どれにしようかな...この苺のタルトも美味しそうだし....あぁでも、このロールケーキもすごく....」

貴音「......」スッ スッ

かな子「貴音さんは決まりまっ....貴音さん!?」

貴音「このような感じでよろしいのでしょうか?」ドォーン!

かな子「そ、それじゃタワーになってますよ!」

貴音「しかし、かな子は好きなだけと.....」

かな子「何回かに分けていいんです!時間はあるんですから!」

いったん中断します 続きはのちほど

遅れましたが画像支援ありがとうございます

http://i.imgur.com/iYgyKOu.jpg
http://i.imgur.com/P3XL21N.jpg
http://i.imgur.com/MMbs68i.jpg
中国のサラダバーが思い浮かぶ

戻りました ボチボチ再開します

貴音「どうすればよいのでしょう?」

かな子「と、とりあえず取っちゃった物は仕方ないので席につきましょう!」

かな子(うぅぅ....さっきから妙に注目を集めちゃってる....)

かな子(他のお客さんもお店の人もこっちをチラチラ見てるし....)

かな子(とにかく食べよう!そのうち気にされなくなる.....はず)





かな子「それ、本当に全部食べられるんですか?」

貴音「心配いりません、出された食べ物を残すのは失礼ですので」

かな子「そ、そうですか.....」

貴音「では、食べましょうか」

かな子「はい、それじゃあ....」



かな子・貴音「いただきます」

かな子「あーん♪」パクッ

かな子「ん〜、おいひい♪」

貴音「かな子はとても美味しいそうに食べるのですね」

かな子「幸せです〜♪」

貴音「では私も....」パクッ

貴音「っ!?」

貴音「これは.....」

かな子「どうしました?」

貴音「これは....何とも面妖な....」

かな子「あの.....お口に合いませんでした?」

貴音「いえ、このまったりとしていて....それでいてしつこくない.....」

貴音「なにより....この形....」

貴音「まるで....くりぃむでできたらぁめんのような....」

かな子「それはモンブランって言うんですよ」

貴音「もんぶらん....このような食べ物があったとは....」

かな子「あっ、飲み物取ってきますね、なにがいいですか?」

貴音「なにがあるのですか?」

かな子「うーん、紅茶とかコーヒーとかですかね」

貴音「では紅茶をお願いいたします」

かな子「はーい、ちょっと待ってて下さいね」

貴音「...面妖な....真、面妖な....」モグモグ...



かな子(はぁー、やっぱり美味しいなぁ♪)

かな子(最初はどうなるかと思ったけど....)

かな子(貴音さんも喜んでくれてるみたいだし、来てよかった♪)



かな子「はーい、お待たせ.....」

貴音「パクッ....モグモグ.....」

かな子(タ、タワーが半分くらいに!?あんなにあったはずなのに.....)

貴音「ありがとうございまふ、かな子....」モグモグ....

かな子「い、いえ...いいんですけど....」

貴音「かな子....この紫色の物は一体....」

かな子「ああ、それはムースですね、苺のムース」

貴音「このむぅすも大変美味ですね、私とても気に入りました」モグモグ

かな子「本当によく食べるなぁ...はい、紅茶です」

貴音「ありがとうございます、かな子は食べないのですか?」

かな子「えっ?いや、もちろん食べてますよ!そのために来てますからね!」

貴音「ええ、私が今日このような美味しいすいーつに巡り合えたのもかな子のおかげです」

かな子「そんな....私は別に何も....」

貴音「いいえ、かな子がいなければ私は今日これほど美味な物を食べることができませんでした」

貴音「本当にありがとうございます、かな子」

かな子「ふふっ、どういたしまして、貴音さん♪」

かな子「あっ、そういえばここってスイーツだけじゃなくて軽食なんかもあるみたいですよ」

貴音「軽食....とは?」

かな子「あれです」

貴音「これは...らぁめん!?」

かな子「ちょっと違いますね....パスタです」

ちょっと中断します 眠い...

徹夜明けに食テロさてたorz

再開します 

>>43 なんかいろいろスゲェ ありがとうございます

貴音「すいーつばいきんぐとは私の想像していた以上にすさまじいものなのですね.....」

かな子「ここにはないみたいですけど、カレーなんかを置いてるお店もあるらしいですよ」

貴音「なんと!真、面妖な...」

かな子「なんか見てたら私も食べたくなっちゃいました、なにか食べます?」

貴音「では、このかるぼなぁらなるものを.....」

かな子「じゃあ私はクリームパスタにします♪」




かな子「右にパスタ、左にスイーツ....」

貴音「まさに両手に花と言ったところでしょうか」

かな子「そうかもしれませんね♪では改めて....」



かな子・貴音「いただきます」

−−−−−−−


かな子「ふぅ、結構食べましたねぇ」

貴音「真、美味でした」

かな子「それじゃそろそろ時間だし、出ましょうか」

貴音「ええ、そうしましょう」

かな子「あっ、ちょっとお手洗いに行ってきます」

貴音「では、ここでお待ちしております」

かな子「はーい、じゃあちょっと待ってて下さいね」テクテク...

貴音「本当に美味でした....このようなお店があるとは、世は広いで.....!?」

貴音「お待ちなさい!」

「なに?」

貴音「貴女は、今なにをしようというのです?」

「えっ、これのこと?」

貴音「そうです」

「いや、食べきれないから、元の場所に戻しちゃおうかなって.....」

貴音「なんと....恥を知りなさい!」

「だって、これまだ手もつけてないし.....」

貴音「....食べきれない量を取ったという所までは百歩譲って許します」

貴音「ですが、一度取ったものを元の皿に戻すとはどういう了見ですか!」

「な、なによ!そんなに強く言わなくたって...」

貴音「このすいーつもこのぱすたも、料理して下さる方が心を込めて作って頂いた物....」

貴音「それを残すばかりか、あまつさえ周りの方の迷惑になるような行動を取るとは...」



貴音「この四条貴音、そのような行為を見過ごすわけには参りません!!」



パチパチパチパチ...

思いっきり名前だしとるがなwwwwww

かな子(あー、お腹いっぱい!幸せ〜♪)

かな子(今日は本当に来てよかった.....)

かな子(貴音さんとも仲良くなれたし、もう言う事ないよ〜♪)




かな子「お待たせしまし....」

「あの、握手してもらってもいいですか!?」

「私もお願いします!あっ、出来ればサインも...」

「も、もしもし!?今、目の前に四条貴音さんが.....」

貴音「あら、困りました.....」

かな子「た、貴音さん!変装はどうしたんですか?」

貴音「申し訳ありませんかな子、これには理由がありまして....」



「ねえ、今『かな子』って言った?」

「ウソ?もしかして三村かな子ちゃん?」

「すごーい、本物だ!かな子ちゃんカワイイー!」

かな子「あ、あの皆さん、今日はその....プライベートなので....」

「一緒に写真撮ってもらってもいいですか!?」

「あっ、ズルーイ!私も!」



貴音「かな子、どうすればよいのでしょう?」

かな子「と、とりあえずお会計を....」

「ありがとうございます!」ペコリッ

かな子「わぁ!誰ですか!?」

「わたくし店長です、本日はお二人にご来店いただいたばかりか、あんなことを言って頂けてスタッフ一同感激です!」

かな子「は、はい?」

貴音「頭を上げて下さい店長殿、こちらこそあのような美味なすいーつやぱすたを食べさせて頂き、感謝に堪えません」

「もったいないお言葉です!本当にありがとうございます!ぜひご来店いただいた記念のサインを!」

貴音「喜んで、さぁかな子も....」




かな子「も、もう!早く帰りましょうよー!」

−−−−−−


愛梨「へぇ、そんなことがあったんだ」

かな子「うん、びっくりしちゃった....」

愛梨「その後はどうなったの?」

かな子「店長さんに頼まれてサイン書いて、写真も撮って....」

かな子「そうしたら店にいたお客さんたち全員に書くハメになっちゃって大変だったよぉ...」

愛梨「すごいね、即席のサイン会だね」

かな子「お休みだったのにすごく疲れちゃった....」

P「でも店にいた人がかな子だってわかってくれるなんてお前も知名度が上がったな」

愛梨「お店のブログでも載ってるよ、『本日、三村かな子さんと四条貴音さんが来店されました!』だって」

P「よかったなかな子、お店に宣伝に貢献したぞ」

かな子「もう、プロデューサーさんも愛梨ちゃんも人事だと思って.....」

愛梨「でもうらやましい、私も貴音さんに会ってみたかったなぁ」

かな子「あんなにすごい量食べるのにどうしてあんなに細いんだろう....」

愛梨「美味しかったでしょ?あのお店」

かな子「うん!とっても美味しかった♪けど...」

愛梨「けど?」

かな子「あんなことがあったからなんか行きづらくなっちゃって....」

愛梨「心配しなくても大丈夫♪今度は私と一緒に行こうよ!」

かな子「うーん、なんか心配で.....」

愛梨「プロデューサーさんも今度一緒にどうですか?」

P「機会があればな、ところでかな子、ひとつ聞いておきたいんだけど」

かな子「なんですか?」

P「とっても美味しかったんだよな、そのお店」

かな子「ええ、そうですけど....」

P「どのくらい食べた?」

かな子「そ、それは....」

P「正直に言ってくれ」

かな子「そ、そんなには食べてないですよ!?」

P「そんなには、か....」

かな子「た、貴音さんの半分くらい....かな?」

これは減量必須ですね〜(ゲス顏

P「四条さんの半分ね....」

かな子「そ、そうですよ?」

P「でも四条さんはスイーツタワーを建築してたんだろ?」

かな子「うっ.....」

P「完食してたのか?」

かな子「はい....その他にパスタとか食べてました.....」

P「.....かな子」

かな子「は、はい.....」

P「ダイエット、頑張ろうな」

かな子「はい.....」

ちひろ「かな子ちゃん、お客様ですよ」

かな子「私に?どなたですか?」


貴音「失礼いたします」ペコリッ


かな子「貴音さん!?」

愛梨「わぁっ、本物だぁ!」

貴音「かな子、先日は本当にありがとうございました」

かな子「ど、どうしんですか?」

貴音「貴女のおかげで大変素晴らしい体験が出来ましので、ぜひお礼にと....」

かな子「そんな、別にお礼なんて....」

貴音「かな子、このあとのご予定はいかがですか?」

かな子「このあとですか?一応、今日は夜にラジオの収録があるのでそれまでは何もありませんけど....」

貴音「それはなによりです、実は....」

かな子「?」

貴音「すいーつばいきんぐのお礼に今日は私の行きつけのらぁめん屋をご紹介しようかと思ったのです」

かな子「貴音さんの行きつけ?」

愛梨「あっ、私も行ってみたい♪」

P「あれ?四条さんの行きつけのラーメン屋って.....」

あっ(察し

愛梨「ねっ?かな子ちゃん行こうよ!私もご一緒していいですか?」

貴音「もちろんです十時愛梨、食事は大勢の方が美味しいですから」

愛梨「やったー!ありがとうございます♪」

かな子「ま、まぁいいですけど.....」

貴音「では参りましょう!二十郎へ!」

かな子「い、今からですか!?しかも二十郎!?」

愛梨「私、二十郎って行ったことないから楽しみです♪」

貴音「私もとても楽しみです、いつもは一人で入りますゆえ」

かな子「プ、プロデューサーさぁん...」

ちひろ「いいんですかプロデューサーさん?」

P「まぁ、特に反対はしませんよ」

ちひろ「あら、ちょっと意外」

P「安心しろかな子、トレーナーさんたちに頼んでスペシャルメニューのレッスンを組んでもらうからな、もちろん俺も付き合う!」

かな子「そ、そんなぁ〜!」

貴音「さあ早く参りましょう!私、今日はいつもよりたくさん食べれるような気がいたします!」





かな子「うわーん!食べすぎですよぉ、貴音さーん!!」





おわり

駄文失礼しました〜
スイーツ食べ放題はぼっちには厳しいスポットです...
好きなんですけどねぇ、行く相手がいない...
この二人の組み合わせはなんかいいかも
ではまた〜

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom