千早「眠り姫の見る夢、か……」 (51)

 誰かが繰り返し呼ぶ声がして、私はゆっくりと目を覚ました。
 薄目を開けてみると、そこは見知らぬ部屋で、私はソファの上で寝ていたらしい。
 体を起こして、ぼんやりと考える。

 ここは何処?
 今は何時?
 私は────誰?

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 もう寿命なのか、頭上の蛍光灯が不規則にちらつきを起こしていた。

 部屋をぐるりと見回す。
 自分の部屋ではないようだった。

 自分のことが思い出せないのに自分の部屋のことなど思い出せるわけもないのだが、少なくともこの部屋はプライベートな空間とは言い難かった。

 向かい合った四つの鉄製の事務用デスク。棚の中に並べられた何かのファイル。
 窓にビニールテープで大きく数字のようなものが書かれている。
 意味は……よくわからない。

 私の寝ていたソファと同じ物が、低めのテーブルを挟んで向かい合うようにもう一つ置かれている。応接用なのだろう。
 オフィスか何かなのだろうか。

「夜……?」

 窓際に立つ。
 窓の外は不自然なほどに真っ暗で、外の様子は伺い知ることができない。

「誰か……」

 教えて欲しい。
 誰でもいいから。何でもいいから。

 自分の声が別の誰かのもののように聞こえる。
 静寂のせいで、耳が痛い。

「『きゅ→と→しつ』……?」

 壁に掛かった表札に書かれた文字を見て、私は首をひねった。
 しばらく考えて、『給湯室』のことだと思い当たった。何の暗号かと思ったが、矢印は促音を表しているらしい。
 扉はなく、オフィス部分から隔離されたそこは確かに給湯室らしかった。

「食べ物……ないかな」

 少しだけ、お腹が空いていた。

 冷蔵庫やら棚やらを無遠慮に物色してみたが、残念ながら食べ物は見つからなかった。
 テーブルの上に並んだのは、お茶っ葉と急須と湯飲み。

「茶腹も一時……か」

 ポットからしゅんしゅんと湯気が立ち始めたので、私はいそいそと急須にお茶っ葉を入れ始めた。
 量は適当。まあ、とんでもないことにはならないだろう、と高をくくっていた。

 急須にお湯を注ぐ。
 ふと、壁に掛かった鏡が目に入る。
 見知らぬ顔が、酷い表情でこちらを見ていた。
 なんだか、目に生気がない。寝起きであることを差し引いても、酷い顔だ。
 自分と目を合わせているのが辛くなって、私はぎゅっと目を瞑って大きく息を吐いた。

「……熱っ!」

 気がつくと急須からお湯が溢れていて、私は押さえていた手を慌てて引っ込めた。

 湯飲みに注がれた異常に濃い緑色の液体を見て、私は失敗を確信した。
 しかし良い茶葉なのだろう。香りだけは一級品だ。

 ずず、と音を立ててお茶をすする。

「…………不味い」

 率直な感想だった。ただただ、不味い。
 渋すぎる。香りだけを嗅いで満足していれば良かったレベルだ。

「何が違うんだろう……」

 "あの人"の煎れたお茶はもっと──

 瞬間、喉の奥に鋭い痛みが走った。

「がっ……はっ……!」

 "あの人"とは誰だ?
 ──わからない。

 痛みはだんだん鈍く、喉を焼くような感覚に変わっていった。

「ぐ、うぅ……っ!」

 耐えきれずに倒れ込んだ私は、喉を押さえたまま無様に床を転げ回った。
 手を離れた湯飲みは落下して、無惨に割れている。

 視界が霞んでいく。意識が飛びそうになる。
 誰かが心配そうに私の顔をのぞき込んでいる。

 ────ちゃん

 今、何と言った? 私のことを、何と呼んだ?

 パチン、と蛍光灯が音を立てて光を失った。

 柔らかい感触。私はまた、ソファの上で目を覚ました。
 ゆるゆると体を起こしてかぶりを振る。喉の痛みは引いていたが、目覚めの気分としてはあまり良い物ではなかった。
 応接テーブルの上には、もう湯気を立てていない湯飲みが置かれていた。

(さっき、落として割っちゃった気がしたけど……? まあ、いいか)

 喉の違和感を払拭しようと、それを一気にあおる。

「……不味い」

 冷めてしまったせいで、尚更渋くなっているような気がした。

 ──萩原さんの煎れたお茶と何が違うんだろう。

 こんなことならお茶の煎れ方を習っておくんだった。

「お腹、空いたな……」

 やはりお茶だけではどうしようもなかった。
 そして、一抹の不安がよぎる。
 この部屋の中に食べ物が無かった場合、私はどうすればいいのだろう。
 単純な話、外に出るしかないのだが。

 外につながるであろう扉の前に立つ。
 ドアノブはひやりと無機質に冷たくて、現実感を喪失しそうになる。
 握る手が震える。だんだん、部屋そのものからも現実感が失われていく。

 ──怖い。

 扉の向こうに、私の見たくない物が──私の拒絶した物がある気がする。

 誰かが呼んでいる。扉の向こうで、必死に。

 私はドアノブから手を放して、よろめくように扉から離れた。

「はぁっ……はぁっ……!」

 無意識に息を止めていたのだろうか。私は荒く呼吸を繰り返した。
 額には玉のような汗が滲んでいて、頬を伝ったそれは顎から静かに滴った。

 給湯室で顔を洗った。
 鏡を横目で見る。さっきよりも、さらに生気を失った顔。
 冷水で顔を洗えば気が引き締まるかとも思ったが、そうでもなかったらしい。

 私は、これからどうなるんだろう。
 誰もいないこの空間で一生を過ごして、そのうち気が狂って、孤独を嘆くこともなく死んでいくんだろうか。

「嫌……そんなの、嫌……」

 胃がキリキリと痛む。空腹のせいだけではない。
 じっとしていたらそれこそおかしくなりそうで、私は室内を手当たり次第に物色し始めた。

 半刻もせず、探索は終わった。
 結論から言うと、成果はゼロだった。

 デスクの中は空っぽで、棚に並んだファイルは全て白紙だった。
 期待はしてなかったのでそれほど落胆の気持ちも無かった。気分が落ちるところまで落ちていたからかもしれない。

 膝を抱えてソファに座っていると、何故か心がざわつく。
 何か、思い出しそうで思い出せない。もどかしい感覚。

 誰かが叫んでいる。

 ────に私の、──の何がわかるのよ!

 誰かが語りかける。

 ──ごめんね。──ちゃん

「ぐっ……! げほっ! うぅっ……」

 喉が焼ける。突き刺すような、それでいて鈍い痛み。

 声が止んでいく。
 謝らなきゃ。引き留めなきゃ。

 誰に?
 扉の向こうには誰がいる?

 自分が嫌になる。
 意地を張って、他人を拒絶して、後悔することなどわかっているのに──

 ──明滅する蛍光灯。
 ソファの上で瞼を開いた。どうやらまた気絶してしまったらしい。

 立ち上がって、大きく伸びをする。
 背骨がバキバキと音を立てた。

「どれくらい寝てたんだろう……」

 外は依然として暗いままだった。
 訪れることのない夜明けに、時間の感覚は既に麻痺しきっていた。

 扉の前に立つ。
 もう声は聞こえてこなかった。

 ゆっくりとドアノブをひねる。
 薄暗い廊下のすぐ右手側に階段が見えた。

「外に出られるかな……」

 自然と独り言が増えている気がする。
 静かすぎて、黙っていたら耳がおかしくなりそうだった。

 階段を降りて外に出ると、そこは思いの外明るかった。
 街路樹や街灯が立ち並ぶ大通り。
 
 窓から見た景色とは大分──というか全然違う。窓の外は真っ暗だったはずだ。

 今し方自分が降りてきたビルを仰ぎ見る。
 窓ガラスに大きく書かれた「765」の文字。私のいた部屋は三階部分にあたるらしい。
 一階部分は定食屋なのか飲み屋なのか、何かしらの食べ物屋さんのようだが、残念ながら営業していなかった。

「コンビニがある……」

 横断歩道の向こう側。
 信号は点いておらず、車どころか人の気配すらない通りだったが、一応左右を確認してからコンビニへ向かった。

 店内にも人の姿は見えなかった。

「すみませーん……」

 控え目に呼んでみても、店員が出てくる気配はない。

 自動ドアは働いていて、品物もちゃんと置いてあるのに。

 なんとなく、漠然と、この世界のことを理解し始めた。

 独りぼっち。

 罪を犯してしまった。

 私の手には195円のカップラーメンと105円の鮭おにぎりが入ったビニール袋が握りしめられている。

 しめて300円。
 当然、代金は支払われていない。

「ごめんなさい」

 無人のコンビニを出て頭を下げた私はそそくさとさっきの部屋に戻ると、再び急須とカップラーメンにお湯を注いだ。
 飲み物を盗らずに渋いお茶で我慢することにしたのはせめてもの良心だった。

 薄暗い部屋に、私が麺をすする音だけが響く。

「美味しい……」

 空腹は最高の調味料、とはよく言ったものだ。

「最近のカップ麺ってこんな美味しくなってたのね」

 まあ……体には良くないんだろうけど。

「……っ!」

 突然、視界がぐらつく。
 頭の中に朧気な情景が浮かぶ。

『──も食べますか? ふふっ、今日は特別ですよ』

 い、いえ、お気持ちだけ……。

『もう……三人とも、ちゃんとバランス考えて食事しなきゃダメだぞ』

『──はバランス良く色んな種類のおにぎり食べてるからいいの』

『いや、そういうことじゃなくて……』

「は、ぁっ……げほっ……!」

 また始まった、慣れない喉の激痛。
 いい加減にして欲しい。

『──』

 私を呼んでいる。
 私の名前を。

『星はいつでも輝いているのです。月はいつでも空に浮かんでいるのです。太陽はいつでもあなたを照らしているのです。朝も夜も……たとえ目には見えなくても、常にそこに在るのです』

『あなたは……決して独りではないのです』

 わかってる。そんなことはわかっているんです──

 ぼんやりとした、寝起きの感覚。
 テーブルの上のカップ麺とお茶は、とうに冷めていた。

 さすがに食べる気が起きなくて、私はそれを給湯室の流しに捨てた。

「四条さんに怒られちゃうわ……」

 我那覇さんもなかなか食べ物にうるさい人だけれど。

 鮭のおにぎりを手に取る。

「これは後で食べよう……」

 そういえば……美希の一番好きなおにぎりの具は何だったかな。

眠いのでここまで

また今度

 服が体に貼りつくような感覚が酷く気持ち悪い。
 眠っている間に、汗をびっしょりとかいていたらしい。
 喉の痛みでのたうち回っていたせいだろうか。溜息を吐く。

「着替えなんてないわよね……」

 誰もいないなら下着姿で過ごしてもいいかもしれないけれど。
 さすがに憚られる。なんというか、女として。

「ううん……」

 と、そこで部屋の隅に鎮座しているロッカーが目に入った。

 ふと、疑問に思う。部屋を探索したときにこんなロッカーあっただろうか。

「ま、いいか……」

 深く考えず、私はそのロッカーを開けた。
 白いシャツと、黒のタイトスカート。それに、緑色のベストが入っていた。

「……お借りします」

「……」

 とりあえず着替えてみたはいいものの、なんとなく落ち着かなかった。
 丈はあっているのに、随分とゆとりがある。どこが、とは言わないが。

「くっ……」

 音無さん、「太ってきた」と自称していたけど……随分羨ましい太り方をしているらしい。

 視線を虚空に彷徨わせ何もせずにソファに座っていた私は、ややあって自分が無意識に歌を口ずさんでいたことに気づいた。

「どこで聴いた歌だっけ……」

 思い出そうとするが、案の定さっぱりだった。
 それどころか、今、確かに歌っていたはずなのに歌詞が思い出せない。
 ぼんやりとしたメロディーだけが頭の中に流れる。

「……?♪」

 私の拙いハミングに合わせて、知らない記憶の知らない誰かが歌い始める。

『ずっと眠っていられたら この悲しみを忘れられる
 そう願い 眠りについた夜もある──』

 そうだ。タイトルは確か────

「眠り姫……」

「眠り姫……目覚める私は、今……♪」

 誰もいない静かな部屋に、私の歌声だけが響きわたる。

 頭の中では知らない誰かが、私に語りかけるように優しく歌い続けている。

 聞いたことのある声。
 ドアの向こうで私を呼び続けていた声。
 あまり上手ではないけれど、落ち着く歌声。

「寂しいけど……なんだか暖かいわ……」

「眠り姫の見る夢、か……」

 意識がだんだん遠のいていく。

『 二人過ごした遠い日々 記憶の中の光と影
 今もまだ心の迷路彷徨う──』

 ああ、そうだ。
 私は貴女に──

『気づけば傍にいた人は 遥かな森へと去っていた
 手を伸ばし名前を何度呼んだって──』

 貴女に──謝らなければ──

「はる……か……」

 知らず、涙が零れる。
 私はそのまま眠るように意識を失った。

短いですが一旦ここまで
ではまた

「私のことはもう……放っておいて……」

 ぼんやりとした意識の中に、誰かの泣きそうな声が聞こえてきた。

 ハッとして辺りを見回す。
 気がつくと私は見知らぬ部屋の隅っこに立ち尽くしていた。

 殺風景なことに変わりはないが、さっきまでいた部屋とは雰囲気が違う。
 いや、見知らぬ部屋ではない。

 ここは──

「私の、部屋……」

 まっさらなベッドの脇に、誰かが腰掛けている。
 長い髪。虚ろな瞳。細長い脚を抱えてうずくまるように床に座っている。
 鏡の向こうにいた、不健康そうな少女。

 私がそこにいた。
 『私』は私に気づいていない。見えてすらいないようだ。

「ほっとかないよ!!」

 力強い声が離れた扉の向こうから聞こえてきた。
 うずくまっていた『私』が、顔を上げる。

「春香……」

 私はぽつりと呟いた。

「だって私、また千早ちゃんとお仕事したいもん!」

「ステージに立って、一緒に歌……歌いたいもん!」

「お節介だってわかってる……でも、それでも……! 千早ちゃんにアイドル、続けて欲しい!」

 天海春香。
 明るくて優しくて、穏やかな……私とは正反対の、私の親友。
 彼女がこんな熱を帯びた声を出すのを聞いたのは、これが初めてだった。

「じゃあ、これ……ポストに入れとくからね。絶対見てね」

 春香の気配がドアの向こうから消失する。
 『私』は青白い表情を玄関の方へと向けている。

 私はその様子を、さらに青い顔をして眺めていた。
 つっと汗が頬を伝って垂れ落ちた。

 思い出したのだ。
 この後この部屋で起きる……惨劇を。

 『私』はしばらくじっと座り込んでいた。
 私は焦る。なんとか彼女を止めなければ。

 『私』がゆっくりと立ち上がる。
 私は立ち尽くしすしかなかった。私は見届けなければいけないのだ。
 自分の犯した、罪を。

 『私』が私の横を通り過ぎて、台所へと向かう。
 私の震える唇から、微かな呟きが漏れた。

「ダメ……ダメよ……」

 春香の届けてくれたものをちゃんと見て……春香の気持ちを無駄にしないで……

 背後で『私』が呟く。

「ごめんなさい、春香……ごめんなさい、みんな……」

「ありがとう春香……こんな私に……」

「でも、私にはもう……歌う資格なんて無いの……」

 そう言って、握りしめた果物ナイフを、『私』は喉にあてて────

「う……あぁっ……ああぁぁっ……!」

 がくりと床に膝をつく。
 涙がボロボロとこぼれ落ちた。

「ごめん……なさっ……みんな……! ごめんなさい……春香っ……!」

 私は、なんてことを……

 倒れて動かなくなった『私』の横で、私は声を涸らして泣き続けた。

一旦ここまで
ではまた

…………………

…………

……


 もう、何時間も泣いていた気がする。

 泣き疲れて、涙も涸れた頃。
 私はまた別の場所に自分がいることに気がついた。

 乳白色の天井と壁。冬の風が窓ガラスを微かに揺らす音だけがする。
 カーテンに囲まれたベッドに『私』が眠っている。
 首にはコルセットが巻かれていた。

「病、院……」

 自分でも驚くほど掠れた声が出た。

 ノックの音。
 扉が開いて、病室に小柄な人影が入ってきた。

 額を大きく覗かせたロングヘアー。
 右手には果物の入ったバスケット。左手には可愛らしいウサギのぬいぐるみがちょこんと抱かれている。

 来客──水瀬伊織はそのままつかつかとベッドに歩み寄り、当然私に気づかないまま丸椅子に腰掛けた。
 見舞いの品らしいバスケットを『私』の枕元の棚に置くと、彼女はふっと溜め息を吐いた。

「やよいじゃなくてがっかりしたかしら? 千早……」

 『私』は眠り続けている。
 私はただその様子を見つめるしかない。

「今日は生っすかの収録だったわ。観覧の人たちが寂しがってたわよ。一人足りないだけですごく広く感じるのよ。スタジオも……もちろん事務所も」

 水瀬さんはウサギのぬいぐるみを所在なく撫で続けている。

「雪歩は今日もお茶を一人分多く煎れて、慌てて片づけてたわ。どんな気の遣い方なんだか……」

 水瀬さんはそこでまた一息つくと、

「ごめん……」

 唐突に、謝った。

「あんたがそこまで思い詰めてるなんて……思いもしなかった。待ってれば帰ってきてくれるって……時間が解決してくれるんだって、そう思ってたの」

「水瀬、さん……」

 だとしたら、謝るのは尚更私の方だ。
 彼女は私を信じてくれていたのに、私はそれを裏切ったのだ。

 だが、声も届かないこの状況では、私には謝ることすら許されない。
 水瀬さんは目を覚まさない『私』に向かって独白を続ける。

「春香……まだお見舞いに来てないのかしらね。一番ショックを受けたみたいだったから……」

 水瀬さんは既に並んでいたいくつかの見舞いの品に目を向けた。

「仕事、みんな頑張ってるわ。『千早ちゃんがいつ帰ってきてもいいように頑張らなきゃ』って……春香が何度も言うのよ? その時の笑顔が、無理してるのが誰の目にも明らかで……」

 水瀬さんの声色が、とても寂しげなものになる。

「すごく……痛々しいのよ」

 しばらく黙っていた水瀬さんが立ち上がり、病室から出て行こうとする。
 私の前を通り過ぎる一瞬、瞳が涙で滲んでいるのが見えた。

 ドアノブに手をかけた水瀬さんは一度動きを止め、震える声で呟いた。

「お願い……早く帰ってきて……みんな、待ってるから……」

 振り返らずに水瀬さんは出て行き、病室はまた静かになった。
 胸の奥に、ぎゅうっと締め付けられるような痛みが走った。

短いですがここまで
半年ぶりのアイマスssなのでリハビリ気分

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