男騎士「くっ…殺せ…」オーク「あんちゃんいい身体してんなぁ…」 (54)

 

エルフとオークのほうは落ちたのか……

男騎士「さ、触るな…っ!」
オーク「そんな事言って、お前の股間はもう

オーク「げひひひ……」ベタベタ

男騎士「なっ!さ、触るな!!」

男騎士(な、なんだこいつ!気持ち悪い!はっ!)

男(オークは性欲旺盛な種族と聞く……まさか、男をも……!!?)

オーク「さて……じゃあ行くか……」ゴゴゴ

男「どこに連れていくつもりだ……」

オーク「お前の新しい家だ……」ゴゴゴ

男「……ギリッ」


オーク「帰ったぞー」

子オーク「おかえりとーちゃん!」

娘「とーちゃん!とーちゃん!お土産はー?」

母オーク「あらあら」

オーク「お土産なー。ほーら、前から話してた人間だぞー」

男「……」

男騎士「っぁ…さ、触るな…汚らわしい…っ!」
オーク「こんなに膨らませておいて、貴様何をほざく」
男騎士の耳を甘噛みするオークはするりと男騎士の膨らみを撫でた。
オーク「本当は気持ちが良いんだろう?汚ならしいオークに触られて、興奮しているんだろう?」サワサワ
男騎士「…くっ…」

男(オークの家……!ただの農家のようだが……)キョロキョロ

男(なぜ、俺を連れてきた……土産と言っていたが……はうわっ!?)

男(まさか……食う気か!?)

男(オークは食欲も相当旺盛だと聞く……それにあの一家の丸々と太った体……やはり、俺は食うために……!!)

子「えー、このちっちゃいのがー?」

娘「子供なのー?」

子「こいつ、こんな細くて畑仕事できんのかよー」

男「は、畑仕事……?」

父「はっはっは、人間はこれで大人なんだぞー」

父「それに、人間は小さいが、働き者の種族なんだ」

男(ろ、労働力……!俺は奴隷にされたのか……)

男(くっ……!騎士の名門家出身の俺が……オークの奴隷とは……)

母「村長さんのとこの人間もねー、よく働くし、手先が器用だし、料理も上手だし、うちも欲しかったのよー」

男(他にも人間がいるのか……)


求められているものと違う気がする……

父「あんちゃん……」

男「」ビクッ

父「あんちゃんは……料理できるのかい……?」ゴゴゴ

男(な、なんという威圧感……もしここで、大したものなどできないと答えたら……)

男(間違いなく!俺が料理される……!!)

父「ええ!?どうなんだ?答えろや……」ゴゴゴ

男「……」ゴクッ

母「あっはっは」

男「」ビクッ

母「もう、やだよぉ、父ちゃんは!この子怯えてるじゃないか!」

父「あ、そうか?ははは、そうだったのか。すまんな、無愛想で」

子「こいつびびりじゃーん」

娘「びびりびびりー」

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