【安価改訂版】上条「せ……戦国時代?」 (284)

上条「魔術師の仕業か!?」

土御門「それならカミやんの右手が反応してカミやんがこっちに来ることはないぜい。まあ、それを破る方法
    があったのかもしれないが、今は何とも言えないぜよー」

上条(ど……どうする?)

土御門「それにこの術式はかなり大規模みたいでな。他にもこっちに来たヤツがいる可能性が高い。そういうヤツ
    らを探して協力するのもありだぜい」

???「……」

誰が現れた?(禁書キャラ1名) コンマ↓4で判定

00~24 ↓1
25~49 ↓2
50~74 ↓3
75~99 ↓4

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1375155780

一方「チッ……」

上条「あ、一方通行!?」

土御門「お前もこっちに来てたのかにゃー」

一方「こっち……だァ? 説明しやがれ、土御門。どういう原理か知らねェが、チョーカーが作動しねェ。どォやら補助演算がなくても、最低限の行動はできるみてェだが能力が使えねェンだ」

土御門「……おそらくは世界の修正力ってやつだろうな」

一方「なるほどなァ。見事過去にタイムスリップしちまった俺はすでに過去の人間。つまり、この時代より未来に存在する技術……能力開発の恩恵は授かれねェって訳か。……舐めやがって」

土御門「……武器は?」

一方「生憎と、ねェよ。これで俺は貧弱なモヤシってわけだ。笑えよ土御門」

土御門「……笑わんさ。とにかく俺は原因を探る。カミやん。悪いが一方通行を護衛してくれ」

上条「でも……」

土御門「ああ、カミやんの右手はいずれ使わせてもらう。だが、一方通行の頭脳は能力無しでも健在だ。カミやんの足りない脳みそでもお釣りがくるくらいにはな」

上条「わ、わかった」

土御門「じゃ、頼むぜーカミやん?」

上条「……」

一方「……」

上条(土御門がどこかに行ってから当てもなく歩いてるけど……すげえ気まずい! 何か話しかけてみるか)

上条「↓1」

上条「……なあ、この時代でどんなことがあったかどのくらい把握してる?」

一方「あァ? 俺は日本史は比較的苦手分野なんだよ」

上条「そ、そうなのか?」

一方「……それに、だ。確かに俺らには歴史を知ってるっつうアドバンテージはある。だがな、歴史の遺物に過ぎねェ俺らがここにいる時点ですでに歴史は歪み始めてンだよ」

上条「た、確かにそうだな」

一方「だが、まァ……桶狭間、美濃攻略とか信長関連は大体把握してる。……後は北から人取橋の戦い、川中島、国府台合戦、三方が原の戦い……」

上条「わ、わかった! そうだな、知っておいて損はないよな!」

一方「わかンなかった訳じゃねェよな?」

上条「あ、当たり前だろうが!」

一方「で? どォすンだ」

上条「え?」

一方「俺たちの格好は目立つ。町に来たのはいいがこのままじゃどォしよォもねェ。ここは、足がかりをつかんどいた方がイインじゃねェか?」

上条(確かに、能力の使えない一方通行に異能以外には役に立たない俺じゃこのままは厳しいか?)

一方「一番、堅実なのはどっかの大名様にお仕えすることじゃねェか?」

上条「どうしよう……」

↓1 どうする?

1町をぶらつく
2城に行く
3その他(指定お願いします)

上条「少し町をうろついてみよう」

一方「情報収集か。悪い判断じゃねェな」

――――

一方「さて、まずはこの町の領主さまを知っておいた方がイインじゃねェか?」

上条「そうだな」

↓1 コンマ判定

00~24 北条家
25~49 武田家
50~74 上杉家
75~99 織田家

一方「北条……小田原か」

上条「俺、織田以外よくわかんないんだけど……」

一方「北条氏康。北条家三代目当主。確か戦で何度も傷を負ってる、歴戦の名将だな。関東統一を目指し、武田、上杉とも三つ巴で争ってる。もっとも、本拠の小田原城は両方とも手出しできなかった程の名城だったはずだ」

上条「す、すごいな。武田信玄と上杉謙信とも互角だなんて」

一方「おい、三下。オマエ本当は全然日本史わからねェだろ?」

上条「は、はい……すいません」

一方「安心しろ。元々オマエの脳みそは当てにしてねェ」

上条「ひ、ひどい!」

一方「それより、どうすンだ。北条氏康……会うのか、会わねェのか」

上条「そうだな……」

↓3までの多数決

1会う
2会わない

上条「会ってみよう」

一方「そォか。……気を抜くな、下手すりゃ斬られるからな」

上条「……不吉なこと言うな」

↓3までの多数決 どっちのキャラで北条イベントにのぞむ?

1上条
2一方

――――小田原城

上条「これが小田原城か……」

一方「確かにでけェな。能力さえあれば一瞬で壊せるンだが……」

上条「頼むから物騒なこと言わないでください、お願いします」

一方「チッ……なら、さっさと行くぞ」

門番「何者だ! 怪しい奴め……」

一方「悪ぃが通してくれねェか? 北条氏康に会いてェンだ」

上条「お、おい!」

門番「怪しい奴め……」

小姓「待て!」

門番「これは……」

小姓「お通りください。氏康様がお待ちです」

上条「!」

――――

上条「呆気ないな……」

一方「順調にこしたことはねェよ」

小姓「氏康様はこの先です」

上条「ど、どうも……」

――――

氏康「わしが北条氏康だ。お主ら……何しに参った?」

一方「城の上から御見物とは随分と偉そォな大将だな。今なら、この城をタダでもらってもイインだぜェ?」

上条(な、何言ってんだ!? そんなこと言ったら……)

氏康は無言で刀を掴み、一方通行の首元へと突きつける。

一方「何のつもりだ……」

氏康「それはわしの台詞じゃ。お主、どういうつもりじゃ?」

一方「さァな……自分で考えな。案外そっちの三下が知ってンじゃねェか?」

氏康「ほお……」

上条(最悪のタイミングで俺にふるな! でも、何か言ってみるしかねぇ!)

氏康「では、お主に聞こうか。何のつもりでこのような戯言をこやつはほざく?」

上条(考えろ……一方通行は何を狙った? 俺らはもとの時代へ帰る、北条に来たのは動きやすい拠点を必要としたから……待てよ? この時代の拠点は城。城をもらえるのは身分の高い人間! そうか! あいつは俺たちの価値を引き上げるために、なら……)

上条「↓1」

上条「俺らがアンタを京都に上洛させたらこの城をくれ」

氏康「!」

一方(ほォ……言うじゃねェか)

氏康「本気か?」

上条「ああ」

氏康「われらの敵は上杉だけではない。里見、佐竹、宇都宮……倒さねばならん敵は大勢いる。それでも、か?」

上条「ああ!」

氏康「……フン! よかろう。もし、わしが生きている間に京の土が踏めたなら、この城は主らにくれてやる!」

上条「本当か!」

氏康「戯言は好かんが、無謀なことを全力でやるのは嫌いではない。それでよかろう」

一方「ンでェ? それまで俺らはどうすりゃァイインだァ?」

氏康「しばらくはわしの近臣となれ。働き次第では領地もやる。ただし、貴様らにやれる城はこの小田原のみじゃ!」

――――屋敷

上条「……い、いきなり屋敷もらえるなんて」

一方「俺を誰だと思ってやがる? この程度は余裕なンだよ。……だが、あれはナイスだったなァ、三下」

上条「お前がいきなり変なこと言うからだろ!」

一方「あれくらいで北条氏康は俺らを斬らねェ。その確信があったンだよ」

上条「確信……?」

一方「いずれ、わかる。そン時になればなァ」

上条「……?」

――――一日目終了

上条ステ―タス

統率73
武勇72
知力54
政治50

一方ステータス

統率60
武勇11
知力113
政治93

好感度…☆☆☆☆☆

好感度は全て上条へのものです

――――二日目

一方「くそ……ッ! やっぱ演算は組み立てられても、能力が引っ張り出せねェ!」

上条「おーい、一方通行。何やってんだ?」

一方「……テメエには関係ねェよ」

上条「お前……やっぱ能力が……」

一方「だから関係ねェだろォが!」

上条「そうか、いや済まない」

一方「チッ……(俺は何をこンなに……)」

上条「それより、氏康さんが呼んでるぞ?」

一方「わかった、今行く」

――――小田原城

氏康「さて……早速だが、お主らに聞きたいことがある」

上条「……」

一方(だりィ)

氏康「お主らがわしなら……里見をどのようにして倒す?」

一方「あァ? 三下ァ、かわりに答えろ」

上条(えぇ~……)

上条「↓1」

上条「上総武田と手を組んで兵糧攻めですかね……。あとはほかの国と里見が手を結ばないように工作するとか」

氏康「ふむ……」

一方(どォやら、なかなか手をこまねいてるようだなァ)

氏康「兵糧攻めか……」

上条(これは、いい作戦なのか?)

氏康「悪くないが、関東統一のためには上総武田も手なずけねばならぬ。先方を降伏させたいのお」

一方「だったら交換条件でイインじゃねェか?」

氏康「交換?」

一方「あいつらを本拠の上総から里見の旧領に移させる。少しばかり領土も広くさせればいいだろ。かわりに上総は北条のものにする。安房の三分の二もくれてやれよ。どォせ上洛すればそンなモンどうでもよくなる」

氏康「小僧が……言ったの。だが……確かに敵は絞った方がいい」

一方「里見と佐竹あたりをつぶせば、宇都宮や小田なンざどォとでもなる。羽虫なンか放っておけよ」

氏康「次から次へと……」

一方「それに、関東で手こずってると武田も動きかねねェ。信玄なンざ相手してる時間もねェだろ」

氏康「そうか、そうか……。ならば、それを明日言ってもらおうかの」

上条「はい……?」

氏康「明日は月に一度の評定じゃ。格城より重臣どもが集まる。その時にお主らを紹介しよう。反応が楽しみじゃ」

上条(ひ、人で遊ぶな)

氏康「今日はもう自由にしてよい!」


氏康の信頼度…80

中断します。夜にできたらやります



>>29 上条ですら知力、政治が平均(50)以上なのか…学園都市の人は全員知力と政治に補正かけるの?

再開します。>>40 上条は「使えるはずだけど使いにくいキャラ」を目指してます。というか禁書に上条より頭悪いキャラなんて……

――――

上条「いきなり何なんだよ……」

一方「うるせェ。いずれはこうなるはずだったンだ。それにここまでは俺の計画と大差ねェ。若干、遅れてるがな」

上条「? お前の予定って?」

一方「もォ領地もらえる予定だ」

上条(早!? え? 第一位って何でもできるの?)

一方「三下ァ、テメエ今日はどうすンだァ?」

上条「……うーん。町とかうろつく、かな?」

一方「それが最善かもなァ。他にも俺らみたいなのいるかもしれねェしなァ? だが、明日のために城で部下の話を聞くのだってイイかもしンねェぞォ?」

どうする? ↓1

1城へ行く
2町へ行く
3屋敷へ戻る

上条「……そうだな、明日は大事な会議なんだ。城に戻って話を聞こう」

一方「なら、さっさと行くぞ」

――――小田原城

上条「しかし、でかい城だ……」

一方「まァ、このころは日本で一番大規模かつ堅牢な城だったと言って間違いねェよ」

上条「道を覚えるのもきついな……」

一方「ハァ? そンなに複雑じゃねェだろォが」

上条(マジかよ……)  

コンマ判定 ↓1

00~24 何も起こらず
25~49 松田憲秀登場
50~74 氏康登場
75~99 氏政登場

ただしゾロ目で新たな禁書キャラが小田原城に登場

氏政「む……お主は」

上条「あ、あの……?」

氏政「わしは北条氏康が嫡男、北条氏政じゃ。見知っておけい」

上条(よくわからんが、偉い人が出てきた……)

一方「ハッ、傷だらけの名将様の次は親の七光ってかァ? 面白ェなァ……ここは無能の集まりじゃねェか!」

氏政「……」

上条(……だから、どうしてお前はすぐに挑発するんだ! どう見ても怒ってるだろ!!)

氏政「はっはっは……父上から聞いてはいたが面白いのう! わしとてバカではない。何の実績のない小僧の戯言などで怒るような小物ではないぞ?」

一方「……へェ、そこらのヤツよりは頭のデキがいいみたいだなァ、オイ」

氏政「立ち話も何じゃ、茶でもふるまうから、ついてこい」

――――

一方(味が微妙にブラックだ。こりゃァ案外いけるかもなァ)

上条(意外とおいしいな……)

氏政「口に合うようじゃの。……さて、わしも北条家次期当主じゃ。お主らとてわしと親交を持っていて損はあるまい」

一方「この家を乗っ取るには丁度いいなァ」

氏政「やれるものならの」

上条(ただ、お茶を飲んでるだけなのに、何て緊迫感だよ)

一方「安心しろ。そっちに隙が無いなら俺もやらねェよ、謀反なんざ」

氏政「それは安心じゃ。後先見えぬ狼に噛みつかれても面倒だからの……それよりも、じゃ」

上条「?」

氏政「お主、なかなかに頭が働くようじゃの」

上条「お……俺?」

氏政「うむ。こっちの白いのほどではないが、将としてはまずまずといったところか」

一方(コイツ……)

氏政「そこで、じゃ。わしも賭けに乗ろう」

上条「?」

氏政「父上が生きている間に上洛すればこの城。ならば、わしは父上が生きている間に上洛できれば、わしが当主になった時に一国を与える」

上条「! 本当かよ……」

氏政「うむ、わしも武士。二言はないぞ」

一方「後悔すんじゃねェぞ?」

氏政「フ……後悔させてから言うがよい」

――――二日目終了

――――三日目

上条「いよいよか……」

一方「気合い入れろよォ、三下ァ。ここで俺らの立場が決まるんだからよォ」

上条「ああ……俺たちの株を上げられるだけ上げておく。そうだな?」

一方「あァ……行くぞ」

小田原会議はどっちで操作しますか? ↓3までの多数決

1上条
2一方

操作キャラが上条から一方へと移ります

――――評定の間

上条「やべえ……心臓が」

一方(部下はどォということはねェ。だが、問題はあの親子……何を狙ってるのかわからねェ部分がある。部下を完全に説き伏せて、あの親子も出し抜くくらいじゃねェと……)

小姓「上条殿、あくせられーた殿。こちらへ……」

上条「い、行くか」

一方「緊張しすぎだボケが」

氏康「では、恒例の会議を始める……前に、だ。新参の者を紹介しておこう。上条当麻と一方通行じゃ」

松田「あくせられーた? ……異人か?」

板岡「……それよりも、あの奇怪な外見……」

一方(うっとォしィな。黙らせるか)

一方「なンですかァ? ここの奴らは新人に余裕も見せられず、無様に弱点捜す雑魚の集まりなンですかねェ?」

幻庵「……ふむ」

松田「な、なんじゃと!?」

氏康「よい、憲秀。これがこ奴の癖じゃ。いちいち構うと面倒になるぞ?」

松田「う、うぬぬ……」

氏康「さて……まずは今月の行政――――」

氏康「――――次は本題に入るぞ。里見攻略じゃ」

松田「それは、今しばらく先では……」

氏康「状況が変わった。当麻、お主から方策を述べよ」

上条「は、はい……えっと、まずは上総武田と手を組んで里見を兵糧攻めにします。次に、他の大名にも里見と手を組まないように工作を……」

松田「フン、下らんわ! それができたらやっておる! 北条は敵が多い。一時的に味方になっても里見と戦い疲弊したわれらを攻めてくるやもしれぬのだぞ! それはどうするのじゃ!?」

上条「……そ、それは」

氏康「もっともだな」

一方(……さァて、三下にはちと気が重いだろォな。俺が北条氏康に言った安房の三分の二までを武田に譲る案。他にも関東の情勢を考慮しつつ、コイツらを説き伏せる。……この程度、第一位には楽勝すぎンだっつゥの)

一方「↓1」

一方「敵が多いのなら敵を絞ればこっちの負担は減るだろ? それとも関東のゴタゴタを残したまま武田に漁夫の利を得られるのか? それは悔しいだろォが」

松田「だから、口ではそう言えても……!」

一方「だったら里見らを本拠の上総から旧領に移させる。少しばかり領土も広くさせりゃァイイだろ。かわりに上総は北条のものにする。安房の三分の二もくれてやれよ」

松田「それではわれらが里見を攻める意義が半減するではないか!」

一方「里見と佐竹あたりを潰せば、宇都宮や小田なンざどォとでもなる。羽虫なンか放っておきゃァいい。まずは武田に攻め入られないように関東の敵を絞るぞ」

松田「……ッ! だが、しかし……」

氏康「憲秀、見苦しいぞ」

松田「ぐぬぬ……ッ」

氏康「他になにかあるものはいるか?」

…………

氏政「父上、私から、よろしいでしょうか」

氏康「よいぞ」

氏政「万が一……武田と上杉が関東に干渉してきた場合はどうする? 特に上杉は関東管領の職を与えられておる。謙信率いる越後軍団は強い! これを弾き、関東を北条の元統一する方策があれば聞かせてもらいたい」

一方(……きやがったな。正直、里見やら佐竹よりこっちの方が面倒だ。だが、武田・上杉は敵対してやがる。この二つを争わせる誘導策さえ示せれば問題ねェ)

一方「↓1」

板岡って、板部岡の略?

>>57 そうです。正式には板部岡江雪斎です。語呂がいいので板岡としています

――――

一方「ンなモン、関東管領なンざ所詮鎌倉府の配下に過ぎねェ。いざとなりゃ関東諸侯で新しい鎌倉公方を擁立すりゃァいいだろ」

氏政「ほう……では誰を擁立する?」

一方「さァな。名門佐竹を滅ぼすついでに飾っとけばいいンじゃねェか?」

氏政「確かに上杉謙信は義理や大義名分を重んずる。名だけでも足止めにはなると思うが……」

一方「あァ。その頭でっかちが上杉謙信の弱点だ。少し行き詰れば矛先は武田に向く。そうすれば、俺達の邪魔ものはいなくなるって訳だ」

氏政「なるほど……悪くとも足止め。策としては成立しておる」

氏康「……もうよいな。今度は一方通行の策を用いる。これにて終いじゃ!」

「「「ははーーっ」」

コンマ判定↓1 氏政の好感度…☆×1

00~24 +1
25~49 +2
50~74 +3
75~99 +4

コンマ判定↓2 氏康の信頼度…80

コンマ+20上昇

(00は最高の100とみなす)

コンマ結果……氏政☆+1で☆×2 氏康の信頼度は70上昇で150となります

――――

氏康「見事であった! 一方通行、お主はこういうのは得意なのか?」

一方「別に、オマエの部下が間抜けなだけだ」

氏康「はっはっは……だが、本番はここからじゃ。もし負ければお主らの信用は地の底になる」

一方「覚悟の上だ。……いざとなりゃァ三下に全部押しつける」

上条「う、嘘だろ!?」

一方「嘘だ」

上条「ほっ……」

氏康「では、お主らは戦の時についてきてもらうとしよう。逃げられぬようにな」

一方「安心しろ。この城をもらうまでは逃げねェよ」

上条「……逃げたら後が怖いでせう」

氏康「フン! 言いよるわ!」

一方「俺らは帰るぞ。……どっちにしろ約束は守ってもらう」

上条「お、おい待てよ!」

氏康「あやつらめ……わしの時代も終わりに近づいておるのかのぉ」

――――二日目後半

上条「ありがとな……」

一方「オマエにああいうのは期待してねェよ。……おそらくは半年以内に一戦あるはずだ。その時に生きて帰るのがオマエの役目だ」

上条「あ、一方通行……」

一方「ま、使いっ走りも必要だしなァ」

上条「おいおい……」

一方「まァいい。日没まで時間もある。少し歩いた方がいいと思うが?」

操作が上条に戻ります

どうする? ↓1

1城に行く
2城下町に行く
3屋敷に戻る

――――小田原城

一方「オマエ、なァ……」

上条「うるさい! 今日こそ道を覚えるんだ!」

一方(筋金入りのバカだな)

コンマ判定↓1

00~24 何も起こらず
25~49 松田憲秀登場
50~74 氏康登場
75~99 氏政登場

氏康「む? 何じゃ、お主ら。まだおったのか」

一方「三下が道を覚えたいんだとよォ」

氏康「この城は広いからのぉ。早雲公よりの名城よ! ……しかし当麻は頭を使うのは苦手そうじゃの」

上条「まあ、何かと体が動いてしまいますね」

氏康「ふむ……ならばついてこい」

――――練兵場

上条「あのー何で上条さんは槍なんて持たされてるのですか?」

氏康「わしと戦え。戦に出ればお主は戦わざるをえまい。一方通行にそれは酷じゃ。だからこそのお主じゃ」

上条(確かにアイツばかりにいい格好はさせられない!)

氏康「行くぞ! 当麻!」

上条「はい!」

上条当麻
HP100 武勇72

北条氏康
HP100 武勇79

上条コンマ↓1

氏康コンマ↓2

氏康は武勇差でコンマ+7

氏康「は!」

上条「うおッ! ……速い」

氏康「どうした! 来い!」

上条当麻
HP87 武勇72

北条氏康
HP100 武勇79

上条コンマ↓1

氏康コンマ↓2

言い忘れてましたが上条はコンマが相手より低い状態でゾロ目を出すと特殊能力『前兆の感知』で攻撃を回避します

上条(俺だって……修羅場はくぐってきてる!)

上条「おおお!」

氏康「む!」

上条「あ、当たった!」

氏康「まだまだ! 来い!」

上条当麻
HP87 武勇72

北条氏康
HP87 武勇79

上条コンマ↓1

氏康コンマ↓2

上条「まだまだぁ!」

氏康「くっ! この一瞬でここまで動きがよくなるとは……」

上条当麻
HP87 武勇72

北条氏康
HP66 武勇79

上条コンマ↓1

氏康コンマ↓2

上条「いっけぇぇぇぇぇ!」

氏康「ぬう……! 今のは効いたわい」

上条当麻
HP87 武勇72

北条氏康
HP2 武勇79

上条コンマ↓1

氏康コンマ↓2

氏康「わしを……甘く見るな!」

上条「ぐ、ぐう……」

氏康「当麻……次の一閃は本気で行くぞ」

上条(す、すごい威圧だ……)

上条当麻
HP37 武勇72

北条氏康
HP2 武勇79

上条コンマ↓1

氏康コンマ↓2

氏康「おおおお!」

上条(! 振りが大きい!)

上条「ここだぁ!」

氏康「ぐぬ……わしの負けじゃ」

上条「か……勝った」

氏康「ふふ……やりおるわい」

コンマ判定↓1 氏康の信頼度…150

コンマの分だけ上昇

すいません、さげてた…一端あげます

結果…82上昇で232

氏康「これなら、鍛え上げればものになるの」

上条「で、でも……」

氏康「何じゃ?」

上条「人を殺すのは……」

氏康「怖いか」

上条「はい」

氏康「ならば、犠牲が少なくても済む方法を捜せ。お主と一方通行ならできるはずじゃ」

上条(犠牲の……出ない方法)

――――三日目終了

今日はここまで。お疲れさまでした

開始します。昨日は用事でこれませんでした、申し訳ありません

――――四日目・小田原の町

上条「しっかし、戦が決まった次の日からもう準備するんだな」

一方「この時代は情報が遅いからなァ。動きは速いに越したことはねェンだよ」

上条「なるほど、ね……」

一方「だが、兵糧攻めってのは時間がかかる。それに、上総武田が必ず味方になると決まったわけじゃねェ。最悪、里見につくことだって考えられる」

上条「それって、結構やばいんじゃねえか?」

一方「まァな。関東で北条と単独で張り合えるのは里見・佐竹だけだ。他のヤツらは日和見を決めこンで有利な方に味方する。現状、こっちと向こうは五分五分。後は武田の動き次第なンだよ」

上条「……なってくれると、いいな」

一方「しなきゃダメなンだよ」

上条「さて……どうしよう?」

一方「確かに戦までの間はやることがねェな。……城の道はそろそろ覚えたろ?」

上条「い、一応……」

一方「……ハァ、さっさと何するか決めろ。こっちも暇なンだよ」

どうする? ↓1

1城下町に行く
2城に行く
3屋敷へ行く

――――小田原城

一方「おい……」

上条「ち、違うぞ!? 道を覚えてないとかじゃないからな!?」

一方(バカだろ、コイツ)

コンマ判定↓1

00~24 幻庵登場
25~49 松田憲秀登場
50~74 氏康登場
75~99 氏政登場

氏康「おお、ちょうどよい。二人とも、ついてこい」

上条「?」

――――奥の間

氏康「さて……お主らには知る権利はあろう。例の策じゃが……」

上条「上総武田と同盟、ですよね?」

氏康「うむ。さっそく使者を昨日送った」

上条「それで……」

コンマ判定↓1

00~24 承諾してくれた
25~49 里見の旧領全てで承諾された
50~74 断られた
75~99 すでに里見と同盟関係だった

氏康「里見の領地全てと申しおったわ。なかなかに大きく出よる……」

上条「でも、上総は手に入るんですよね?」

一方「戦に勝ったらな」

氏康「不吉なことを言いおるわ。お主の策は多少当てが外れたといえるのじゃぞ?」

一方「上洛するころにはあの辺はどうでもよくなるっつゥの」

氏康「……さて、里見の兵糧攻めの条件は整った。次は、佐竹、小田、宇都宮、那須などの諸侯への工作だが……どうするのだ?」

一方「↓1」

すいません一方の心理描写抜いてた

氏康「里見の領地全てと申しおったわ。なかなかに大きく出よる……」

上条「でも、上総は手に入るんですよね?」

一方「戦に勝ったらな」

氏康「不吉なことを言いおるわ。お主の策は多少当てが外れたといえるのじゃぞ?」

一方「上洛するころにはあの辺はどうでもよくなるっつゥの」

氏康「……さて、里見の兵糧攻めの条件は整った。次は、佐竹、小田、宇都宮、那須などの諸侯への工作だが……どうするのだ?」

一方(さすがに、全員に武田と同じ処遇は無理だな。……だが、一番重要なのは佐竹だ。アレさえ抑え込めれば後のヤツらは中立に立つ。その上で、こっちが有利に進めば味方になる。佐竹の動きを封じる方法……情報操作が無難か?)

一方「↓1」

一方「偽情報を佐竹に送る……ってのはどうだァ?」

氏康「ふむ……それはわしも考えた。だが、佐竹を抑えられる程の偽情報を流し、成功させられるかどうか……当主である義宣も優れた男じゃ。簡単には……」

一方「……そういや、佐竹は蘆名とあまり良好な関係じゃなかったな?」

氏康「うむ。わしも対佐竹対策として蘆名とは同盟を考えておる」

一方(だとすりゃァ、決まりだな)

一方「次は蘆名との同盟……」

氏康「さっそく取り計らおう」

上条(何が起きたのか上条さんにはさっぱりです)

――――四日目前半終了

――――里見家・久留理城

義堯「さて……上総武田が北条と同盟を結んだが……」

正木時茂「……おそらくわれらを一気に屠る気かと」

時忠「宇都宮、小田などは例によって日和見でしょうな」

義堯「フン……!」

里見家禁書キャラ判定 ↓1

00~49 いない
50~74 一人
75~99 二人

コンマ結果…一人

コンマ判定↓4

00~24 ↓1を採用
25~49 ↓2を採用
50~74 ↓3を採用
75~99 ↓4を採用

五和「料理ができました」

義堯「おお、五和の料理は一級品じゃからの」

時茂「まったくですな」

義堯「さて……我らには切り札もある。腰を据えて様子を見るぞ」

「「「はっ!」」」

――――四日目後半

一方「使者が帰ってくるのは三日後だな。……それまではゆっくりできる」

上条「周りは戦の準備で大忙しだけどな」

一方「兵糧攻めが効果を見せるのは最低でも一カ月。おそらくそれまでに勝負にでるはずだ。なら、こっちも準備は必要だろォが」

上条「だな……」

どうする? ↓1

1城に行く
2城下町に行く
3屋敷に戻る

――――小田原・城下町

上条「結構、大きいんだな」

一方「小田原は初代当主・伊勢宗瑞こと北条早雲のころから特に商業が盛んなところだからな。四公六民は北条の伝統なくれェだ」

上条「四公六民?」

一方「その年の収穫の四割は領主が、六割は民のものっていう制度だ。五公五民、六公四民が当たり前のこの時代からすればまさに革新的な政策ってわけだ。実際、治安も安定してる。この時代にしたらな」

上条「なるほどな……」

コンマ判定↓1

00~24 何も起きず
25~49 憲秀がいる
50~74 幻庵に声をかけられる
75~99 禁書キャラ登場

同じ街で登場する禁書キャラは最高で二人までとします

上条「しかし、平和だな」

一方「あァ? この時代はこれが一番なンだよ」

上条「まあ、そうだよな」

一方「チッ……無駄な時間過ごした。帰るぞ」

上条「おい、待てよ!」

――――四日目終了

――――五日目

上条「一方通行!」

一方「あァ? どォした、そンなに慌てて。テメエの足りねえ脳みそでもの考えてから……」

上条「そんなこと言ってる場合じゃない! 海岸の村落が里見の海賊に襲われた!」

一方(……そォいや、里見が配下にしてる海賊は略奪に優れてるっていう伝承もあったなァ、見落としてたぜ)

上条「とにかく、今城にいる部将たちが集まるらしい! 俺らも行くぞ!」

一方「わかったっつゥの。……面倒だなァ」

――――小田原城

氏康「さて……本来ならこの程度のことで集まるようなことはしないのだが……何しろ、兵糧攻めを仕掛けている里見から兵糧を奪われては意味がない。一方通行、当麻、お主らは有効な策はあるか?」

上条「か、海賊の数は?」

氏康「フン、お主にしては賢い問いじゃ。およそ五百といったところか」

憲秀「それならば、村落に八百ほど兵を送り防衛に……」

氏康「いや、今は兵を割ける状況ではない。いざ里見に出陣した時には必ず謙信が出てきおる。その時に出来るだけ兵は残しておきたい」

憲秀「しかしそれでは、村落ごと里見に寝返りかねませぬぞ!」

氏康「うむ、だから今回は直接戦い海賊を一気に壊滅させる。いずれ再編されるであろうが今ほどの熟練さはないはずじゃ。……さて、誰を大将として送り込むか……」

上条(これはチャンスか?)

どうする? ↓3までの多数決

1立候補する
2立候補しない

人いないようなので安価↓1で進めます

上条「俺が行きます」

氏康「ほう……」

憲秀「氏康様! こんな小僧にそのような……」

氏康「よい、やってみよ」

憲秀「な!」

上条「はい!」

氏康「お主に兵八百を与える。一撃で海賊どもを粉砕しろ!」

今日はここまで。次回は海賊で初陣です

開始します

――――六日目

憲秀「氏康様! 里見に潜入している密偵より、海賊衆の出陣を確認しました。数は五百程とのこと!」

氏康「当麻! 一方通行! 頼んだぞ!」

一方「面倒だなァ、さっさと終わらせるぞ」

上条「ああ!」

武勇50以下の禁書キャラは戦に出られないので操作キャラは上条となります

――――相模・海岸の村

上条「……いよいよだな」

一方「安心しろォ。俺は後ろで見守ってやるからよォ」

上条「ああ、さすがにお前は戦わせられないな。でも、作戦はあるんだろ?」

一方「大将はオマエだろォが。ただ、選択肢はいろいろある。まずは陸で迎え撃つか海上で迎え撃つか。どちらで戦うか決めたら次は策だ。……この辺には海からの死角が多い。伏兵もありだ。あとは弓で船上の敵を討つとかなァ」

上条(今回の目的は海賊衆の撃滅だけど、俺個人としては村に被害が行かないようにしたい。だけど、敵も味方も死なないようにすぐに退却させる方法も……佐竹にやった情報操作をここでやるとかか? 兵を多く見せるなんてものもありかもな?)

↓3までの多数決でどちらで迎え撃つか決定

1陸(安全ですが、村に被害が及ぶ可能性あり)
2海(村に被害が及ばないが敵のステータスが上がる)

上条「……海で迎え撃とう」

一方「オマエらしいなァ、策はどォする? 海上じゃ伏兵はできねェ。陣形をとるのが定石だが……相手はおそらく一点突破の陣形でくるはずだ。こっちは防衛側……まずは敵の勢いをそいだ方がいい」

上条(どうする……? 俺の判断一つで戦の流れが決まる……どうすれば)

上条の策とは? ↓1

上条「丁字作戦なんてどうだ?」

一方「ありゃァ艦船同士の撃ち合いの時の戦法だが……矢で応用すれば充分可能だな。だが、船に突っ込まれりゃァ転覆するぞ。タイミングは間違えるな」

上条「ああ……陸には間違っても上げさせない。何重にも壁にしてやる」

コンマ判定↓1 里見の大将

00~24 正木時忠
25~49 正木時茂
50~74 土岐為頼
75~99 酒井敏房

ただし奇数ゾロ目で義堯が出陣、偶数ゾロ目で五和が副将となる

時忠「北条め、やはり備えておったか……」

伝令「は、敵の大将は上条当麻という新参者とのこと……」

時忠「おそらく、小さな戦と侮っての配置であろう。だがこの村を屈服させ我らが砦を築けば北条を足もとでうかがうことができる。そのための五百よ」

兵士「時忠様! 敵が妙な布陣を敷いておりまする」

時忠「……船を横に置き、その上に弓兵……、あんな薄い布陣ではすぐに破られるだろうに」

兵士「どう、なされますか?」

時忠「一点突破で一気に陸へあがる。よいか! 今回は村から略奪はするな!」

兵士「は!」

正木時忠……里見の重臣正木時茂の弟で史実上では上総武田の内紛への介入や下総の豪族千葉氏との戦で功を上げた名将。居城上総・勝浦城周辺の海賊をまとめた

――――

一方「ンじゃ、こっからはオマエ一人で頑張れ」

上条「ああ、村で待ってろよ」

一方「……死ぬなよ」

上条「互いにな」

コンマ↓1で作戦の成功度判定

00~24 失敗。あっけなく上陸される
25~49 失敗。海上で乱戦
50~74 成功。しかし時忠の指示で弓矢の撃ち合いになる
75~99 成功。敵は次々と矢の餌食になる

上条「今だ! 撃てぇぇぇぇーーーー!」

一直線になった里見軍の先鋒の船へと弓の雨が降り注ぐ。しかし――――

時忠「先鋒隊は退却! 後続隊は弓で援護せよ! 負傷兵は後ろへ下げ、無事なものは弓隊に加われい!!」

――――

上条「くそ! 向こうも撃ってきやがったか!!」

コンマ判定! 時忠…統率68 上条…統率73 上条コンマが全て+5

↓1↓3↓5で里見に与えた被害

↓2↓4で上条軍の被害

上条軍被害…177人 時忠軍被害…152人+15人=167人

――――

時忠「フン……数の差が出てきおったか、退けい!」

――――

上条「くそっ……何人やられたんだ!?」

兵士「二百は達しませぬが、敵との被害はほぼ互角かと……敵も海上で様子を見ておりまする」

上条「……明日もくるのか?」

――――六日目終了

ちなみにコンマは1につき兵士一人が被害ですので数が小さいと倒れる兵も少ない方式です

――――七日目

上条「敵はまだ様子見してるみたいだな」

一方「数はこっちが多いンだ。慎重になるのは当然だろォが。それに次を防げば敵も退くだろ」

上条「でも昨日の作戦はさすがに使えない」

一方「今回は陸で迎え撃つって選択肢もあるぞ」

↓3までの多数決(長所と短所は同じです)

1陸
2海

上条「海だ。やっぱり村への被害は防ぐべきだと思う」

一方「それで負けてもいいわけできねェぞ」

上条「するつもりはない。今日こそ敵を退かせる。完璧な形で」

一方「だが、丁字作戦は使えねェ。今度はもう少し保険のある策を使うべきかもしれねェな」

上条「保険?」

一方「たとえば、だ。村に上陸されないようにあらかじめ兵を後ろにおいておく。遊軍だな。状況みて後詰に出したり、防衛ラインにしたり……それだけで随分とマシになる。心の余裕は必要だ。他には多方面攻撃だな。正面からじゃなく、側面からも攻撃するってヤツな」

上条(一方通行のアドバイスを参考にして俺なりに策を……)

どんな策でいく? ↓1

上条「兵の3分の2はお前に預ける。防衛ラインとして守らせてくれ」

一方「オマエはどォすンだ」

上条「俺は前線に出て残りの3分の1を指揮する。兵の少なさにつられた敵を多方面から射撃する」

一方「わかった。やばかったら兵を前に出させる」

上条「すまない」

時忠「ほう……思ったより兵が少ないの」

兵士「敵の大将は初陣とのこと。おそらくは昨日の敗戦で兵の温存を狙っているのでは……」

時忠「いや、おそらくは遊軍だろう。ぬかるな。兵はこちらが少ない。二列で突っ込み、弓のあたる直前に二手に分かれ、突破した後に再び一丸となってせめる。よいな!」

兵士「はっ!」

上条軍…前衛207人 後衛416人 時忠軍…右翼216人 左翼217人

コンマ判定↓1

00~24 失敗。防衛ラインまでの突破を許す
25~49 失敗。後衛が合流し乱戦に
50~74 成功。しかし前衛に弓が撃ち込まれ、再び撃ちあい
75~99 成功。上条とっさの判断で前衛を突破させ挟み撃ちにする

時忠「今だ! 突っ込めえい!」

上条「しまった! 一方通行!」

一方「チッ……弓を放て、前衛の合流まで時間を稼ぐぞ」

上条「くそっ、何としても追いつけ!」

時忠「待て、陸へ上がれば退路を失う。海上より弓を放ちその後に前衛へと再攻撃をかける」

訂正…時忠軍左翼117人 右翼116人

コンマ判定

↓1↓3で上条軍後衛への被害

↓2↓4で時忠軍への被害

上条軍後衛被害…53人→残り363人 時忠軍被害…64人→残り269人

時忠「よし! ここは一度退くぞ!」

上条「こっちに来るのかよ! くそ、迎え撃つぞ!」

コンマ判定

↓1↓3上条軍前衛への被害

↓2↓4時忠軍への被害

上条軍前衛被害…124人→残り83人 時忠軍被害127人→142人

――――

上条「また、痛み分けか……」

一方「気にするな。最初はこンなモンだろ。少なくとも村は守れた」

上条「でも、味方だけで何人死んだんだよ……」

一方「気にするな。俺が直接殺した人数の十分の一にも届かねェよ」

上条「……」

――――七日目終了

上条軍総被害数…354人

時忠軍総被害数…358人

今日はここまで。名将・正木時忠相手に接戦でしたね

次は戦功論評からです

追加ポイントは村の完全防衛で+10
被害指数で-354と撃破数358で+4

となります

乙でした

>>193 統率って.>>1はどういう基準で決めてる? 次に仲間にする奴を選ぶ時の参考にしたい

>>195 統率はまず組織のリーダーに補正をかけ、作中で活躍しているほど上げています。

それでは開始します

あと少し戦のシステムを変更しようと思っています。

――――小田原城

氏康「フン、まさか正木時忠を出してきていたとは……敵もなかなか本気のようだな」

氏政「父上、二人はどうだったのですか?」

氏康「まずまずというところだが……兵数の差で守った感じか。まだまだ未熟だの」

氏政「……さようですか」

氏康「作戦立案は当麻がやったようだ。悪くはないが今一つ詰めが甘い。やはり一方通行の方が頭はきれる」

コンマ判定↓1 氏康の信頼度

コンマ数+14

(00は最高の100とみなす)

現在の信頼値…232

コンマ結果…20上昇で252となります

――――八日目

上条「…………」

一方「いつまでへコンでンだ、オマエ」

上条「そりゃ、あれだけの人が俺の責任で死んだんだぞ。気にするに決まってるだろ」

一方「オマエが好きでやってるわけじゃねェだろォが」

上条「……誰も死なない方法。それを見つけるまで諦める気はない。でも、それまでの間に何人死ぬのかと思ってさ」

一方「……さァな」

どうする? ↓1

1城に行く
2城下町に行く
3屋敷にいる

――――小田原城

上条「……、」

一方「テメェ、いつまでそォしてるつもりだ? イイ加減にしろ」

上条「……悪い」

一方(こりゃァ、重症だな)

コンマ判定↓1

00~24 何も起きず
25~49 憲秀
50~74 氏政
75~99 氏康

憲秀「フン、誰かと思えば間抜けな大将どものご登場か」

上条「の、憲秀さん……その」

憲秀「言い訳など聞きたくないわ! お主らのせいでこちらの戦力が減ったのだぞ! 全く三百もの兵力差がありながら……」

一方「ハッ、テメエじゃ全滅してたンじゃねェかァ?」

憲秀「な! この……」

上条「おい! 一方通行、よせって!」

一方「チッ……気分悪ィ」

憲秀「どちらにせよ、次の戦はお主らに出番などないわ!」

――――

上条「おい、何であんなこと……」

一方「松田憲秀は政務には優秀だが、戦はてンでダメなンだよ」

上条「だからって……」

一方「イイか、オマエには目的があるだろォが。だったらこンなことで腐るな。いちいち人の死を悲しんでられる時代じゃねェ。十人の死よりも一人の死に抑える方法を捜せ」

上条「わかった……でも、俺は諦めない」

一方「それでイイ」


氏政「おお、当麻に一方通行、ここにおったか。来い」

上条「……?」

――――

氏康「さて……今回の戦は少々、軽率だったの」

一方「こっちは勝手わからねェ初陣だぞ。少しは甘く見ろ」

氏康「人の生死がかかっておる。そんなことも言ってられん。お主らには次の戦でも軍を率いてもらう可能性がある」

上条「!?」

氏康「当麻、わしらが里見を攻めれば関東管領という大義名分のもと上杉が出てくる。その時は弟の綱成に守らせるほかあるまい。そうすると他にも補佐を回す。必然的に将は多い方がいいのじゃ」

一方「……里見なンざ一瞬で終わらせる。上洛には道が長いしなァ」

氏康「そうか」


すいません…短いですが今日はここまで

今日は少しゆっくりペースです
それでは開始

――――九日目・小田原城

氏康「さて……蘆名との同盟は成った。これで里見攻略に専念できる」

上条「(そんな簡単にいくものなのか?)」

一方「(利害が一致してるからなァ。断る理由もねえンだよ)」

氏康「これで包囲網は完成したが……里見はどの程度で出てくるかの」

上条「……」

↓3までの多数決 戦まで日程をスキップできます

1する
2しない

結果…しない(戦イベントの前は日程感覚が速くなり、行動も制限されます)

コンマ判定↓1 里見はいつ出陣?

00~24 二週間後
25~49 一ヶ月後
50~74 一ヵ月半後
75~99 二ヶ月後

ただし、コンマが偶数ゾロ目だと上杉出陣、奇数ゾロ目だと桶狭間発生

――――残り行動回数6回

上条「さあて、俺たちも戦に向けて準備だ!」

一方「俺は後ろでダラダラしてるだけなンだがな」

上条「安心しろ。お前は俺が守る!」

一方(能力がねェと、言い返せねェ)

どうする? ↓1

1城に行く
2城下町に行く
3屋敷でくつろぐ

――――城下町

上条「なあ……俺達以外にもこっちに来てるとしたらこの町にいるかもしれないよな?」

一方「確かに小田原は大規模な町だしな。……捜すか」

コンマ判定↓1

00~24 何も起きず
25~49 憲秀がいる
50~74 幻庵に声をかけられる
75~99 禁書キャラ登場

幻庵「……失礼」

上条「はい? (誰だ?)」

一方「テメエ……小田原に居たやつだな?」

幻庵「ほお……さすがに貴殿は覚えておるか。……わしは北条幻庵。しがない老人じゃよ」

一方「……北条家の長老格が何の用だ」

幻庵「さあて、の。わしはこのような老人……お主のように常に考えてくれる頭はないからのう」

一方「……、」

幻庵「あまり優れすぎない方がいい。お主より長く生きたものの忠告じゃ。もっとも……的外れかもしれんが、のう?」

上条「……何だったんだろうな」

一方「どォやら、ありがてェご高説を聞けたようだなァ……あの老人様は俺に少しはボケろと言いてェみたいだな」

上条「……?」

一方(もしかすると、北条で一番厄介なのはあのジジイなのかもなァ。……あの目、俺を何とも思っちゃいねェ。完全に下に見てやがる)

――――――残り行動回数5回

どうする? ↓1

1城に行く
2城下町に行く
3屋敷に戻る
4イベントまでスキップ

――――城下町

上条「……、」

一方「どォした」

上条「もうすぐ戦なんだよなって思うと、たまに体が震えるんだよ」

一方「……第三次世界大戦にいながらよく言えるな、オマエ」

上条「あの時は守りたいヤツがいたんだ。精神もある意味ではまともじゃなかったしな」

一方「……俺だって怖いモンはある。能力がなくなれば度胸も減るしな」

上条「そうだな」

コンマ判定↓1

00~24 何も起きず
25~49 憲秀がいる
50~74 幻庵がまともいる
75~99 禁書キャラ登場

憲秀「あ! お主ら、ここで何を……」

一方「オマエこそ何やってンだよ」

憲秀「わしは兵糧や金の徴収を現地で調べておるのだ。政治はわしの専売特許だからの!」

一方「そォかよ。まァ、頑張れ。俺達が華麗に勝ちをさらってやるからよ」

憲秀「フン! 討ち死にしても弔ってやらんからな!」

一方「テメエに弔われるくらいなら討ち死にの方がマシだっての」

上条(なぜこの二人はこんなに仲が悪いのか)

憲秀好感度…☆1 幻庵好感度…☆2

上条「なあ……思ったんだけど年貢とかで何とかならないのか?」

一方「徴収してたのは金だ。……おそらく里見領内の米を買うためだ。いくら北条とはいえ、限界があったンだろ」

上条「……そういう風に皆苦しむんだな」

一方「それをなくすのがオマエの目的だろォが」

――――残り行動回数4回

どうする? ↓1 

1城に行く
2城下町に行く
3屋敷に戻る
4イベントまでスキップ

――――城下町

上条「やっぱり誰もいないのかな?」

一方「さァな。でかい町だし、まだ見つかってねェだけじゃねェか?」

コンマ判定↓1

00~24 何も起きず
25~49 憲秀がいる
50~74 幻庵がまともいる
75~99 禁書キャラ登場

コンマ判定↓4

00~24 ↓1を採用
25~49 ↓2を採用
50~74 ↓3を採用
75~99 ↓4を採用

インデックス「足りないんだよ! もっと持ってくるんだよ!」

団子屋「もう、ありませんよ……」

――――

一方(あン? あのシスター……)

上条「さーて! 帰るか、一方通行!」

一方「待て、あれオマエの連れじゃねェのか?」

上条「バカ……!」

インデックス「あ! とーま! 捜してたんだよ!?」

上条「お、おお……」

団子屋「御代金ー!」

上条(これは……不幸だな)

インデックスステータス

統率23
武勇20
知力113 
政治75

好感度…☆18

今日はここまで、二大軍師加入で上条の脳みそは補われるのか?

きょうもまったりと開始します

上条「インデックス。お前、魔術についてはどれくらい把握してるんだ?」

インデックス「この魔術を行うのは物理的に考えて、一人じゃ無理……組織的なものだね」

上条(今、一番怪しいのは『グレムリン』だけど……オッレルスとかだって何を考えているかわからない。……決めつけるのは早計か?)

一方「原因探るのはいいけどよォ……オマエには戦が待ってるンだからなァ?」

インデックス「戦? ……とーまはまた面倒事に首を突っ込んだんだね?」

上条「いや……仕方ないだろ!」

インデックス「北条氏康……優れた猛将だけでなく知略にも優れてる。里見と戦うって事は第二次国府台かな? だけど……」

上条「どうしたんだ?」

インデックス「私の得た情報が正しいなら、今は……」

コンマ判定↓1 年数(桶狭間基準)

00~24 桶狭間1年前
25~49 桶狭間半年前
50~74 桶狭間3か月前
75~99 桶狭間直前

北条は今川と同盟関係なので大きく影響します

インデックス「……桶狭間が近いんだよ」

一方「……もし義元が史実通りになれば武田と北条の同盟は解消、里見どころじゃねェな」

上条「……でも、俺達は目の前のことをやるしかないだろ? 俺にはよくわからないけどさ。いちいち悩んでたらこの時代から帰る方法も戦争を終わらせる方法もわからなくなっちまう」

インデックス「とーま!? 歴史を歪めすぎるのはいけないかも。私達は帰る方法だけを……」

一方「やめとけ、シスター。どっちにしろ俺らは一蓮托生だ。それにその程度で説得できるなら俺がもうしてる」

インデックス「……はぁ、仕方ないね。とーまに付き合うんだよ。私はとーまの軍師になる! ちゃんとご飯は用意するんだよ!」

上条「……ああ、ありがとう」

――――残り3回

どうする? ↓1

1城に行く
2城下町に行く
3屋敷でくつろぐ
4戦までスキップ

ただし↓1コンマゾロ目で桶狭間イベント

――――城下町

上条「それで……インデックスは今までどうしてたんだ?」

インデックス「いろんな人と旅してたかも。皆いい人でお肉も食べさせてもらったんだよ!」

上条「……よ、よかったな」

コンマ判定↓1

00~24 何も起きず
25~49 憲秀がいる
50~74 幻庵がいる
75~99 禁書キャラ登場 (あと一人)

ただしゾロ目で桶狭間イベントが併発

憲秀「……お主らは暇じゃのう」

上条「あ、憲秀さん」

憲秀「ふむ、あくせられーたはいないのか。いや、貧弱そうであったからの。暑さでやられたかの……」

上条「?」

インデックス「?」

憲秀「白いのが……増えた、のか?」

インデックス「な……私にはインデックスという立派な名前があるんだよ! 失礼だね!」

憲秀「お主……いつの間に正室など」

上条「せ、正室?」

インデックス「と、とーまはそういうのじゃないんだよ!?」

憲秀「ならば何なのじゃ」

インデックス「……命の恩人? かな」

憲秀「ほー、あくせられーたと違いお主は少々まともそうじゃの。当麻よ」

上条(……どういう事だ?)

憲秀好感度…☆2

上条「何だったんだよ……」

インデックス「とーま! まだまだ行くんだよ!」

上条「へーへー」

――――行動回数2回

↓1

1城に行く
2城下町に行く
3屋敷でくつろぐ
4戦までスキップ

――――小田原城

インデックス「ここが小田原城……実際に見るとやっぱり壮観だね!」

上条「俺はもう慣れたけどな」

インデックス「……誰かいないかなー」

上条「そうだなー。氏康さんとか結構うろうろしてるみたいだぞ?」

インデックス「あの人はフットワークが軽いだけなんだよ!」

上条(心なしかインデックスが興奮してるな……)

コンマ判定↓1

00~24 何も起きず
25~49 憲秀がまた……
50~74 氏政がいる
75~99 氏康がいる

憲秀wwww

氏康「おお! 当麻。そっちが噂の正室か?」

上条「へ?」

氏康「いや、憲秀が血相変えてどうしたかと思ったら『当麻に嫁ができた』とか言うからの……」

上条「ち、違います! そういうのじゃないです! インデックスはただの同居人です!」

インデックス「……むぅ」

氏康(なるほど……)

氏康「当麻! とにかくこっちに来い! 腕を鈍らせるのはよくない」

上条「は、はい!」

氏康「来い! 当麻」

上条「……よし」

インデックス「とーまぁぁぁぁ! 頑張れ――――!」

上条当麻
武勇72 HP100

北条氏康
武勇79 HP100

上条コンマ↓1

氏康コンマ↓2

氏康は武勇差でコンマ+7

それと>>264の安価コンマでゾロ目出てるんで、桶狭間イベント発生です

氏康「ぬうん!」

上条「うおお!?」

インデックス「とーま!?」

上条「大丈夫だ!」

上条当麻
武勇72 HP65

北条氏康
武勇79 HP100

上条コンマ↓1

氏康コンマ↓2

氏康「どうした、当麻!」

上条(くそ、この前より本気じゃねえか!)

上条当麻
武勇72 HP44

北条氏康
武勇79 HP100

上条コンマ↓1

氏康コンマ↓2

氏康「……はっ!」

上条「うわぁぁああああ!!」

氏康「……まだまだじゃの。鍛錬に励め!」

勝者…北条氏康

インデックス「大丈夫? とーま」

上条「ああ……」

今日はここまで。次回は桶狭間イベントから

それと国府台の操作キャラも選びます。戦はステータスをより反映させるようにします

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