パワプロ「猪狩が女の子になっちゃった」 (132)

パワプロ「…ん。あー、よく寝た!しかもHR開始2分前!…って、猪狩が来てないな」
矢部「本当でやんす。風邪でもひいたでやんすかね?」
パワプロ「猪狩が風邪ー?それはないだろー」
矢部「猪狩くんも人間でやんすよ。風邪くらいひくでやんす」
パワプロ「んー。流石の猪狩も風邪には勝てないか」
矢部「気になるなら、進くんに聞けばいいでやんすよ」
パワプロ「それもそっか。それじゃあ、練習の時にでも聞いてみよう」

パワプロ「おーい、進くん!ちょっと良いかな?」

進「ん?あ、パワプロ先輩。どうしました?また一緒に守備練習しますか?」

パワプロ「うん。そうだね!ってそうだけどそうじゃないんだよ。猪狩の事なんだけど」

進「兄さんですか?どうかしましたか?」

パワプロ「いや、今日は猪狩休みじゃん?どうしたのかなーってさ」

進「兄さんはちょっと風邪ひいたから休むと言って部屋からも出てきませんでした。心配ですね」

パワプロ「うん。猪狩が部屋から出なくなる程の風邪…。気になるね」

進「もしパワプロ先輩が良いなら、お見舞いに来て貰えませんか?風邪をひくと心細くなりますから」

パワプロ「もちろんオッケーだよ!その辺でプリンでも買ってやるかー」

進「ふふ、きっと喜びますよ。ありがとうございます」

進「パワプロ先輩は何度か家に来たことありますよね?」

パワプロ「うん。猪狩に練習に誘われてね。マッサージもしてもらってさー」

進「そうでしたね。今度はボクとも練習してくれますか?」

パワプロ「もちろん!進くんからは学ぶことも多いしね!」

進「そう言ってもらえると嬉しいですね。約束ですよ」

パワプロ「うん。約束だ!楽しみだよ!」


進「ただいまー」

パワプロ「お邪魔しまーす」

進「それじゃあ、パワプロ先輩はそのまま兄さんの部屋にどうぞ。ボクはお茶淹れてきますね」

パワプロ「さすが進くん!気が利くねー!それじゃあ、お言葉に甘えて」

パワプロ「勝手知ったる猪狩の家っと。もう猪狩の部屋とトイレの場所は覚えちゃったもんね」

(ここはいきなり入って驚かせてやろう)

『おーっす猪狩!風邪ひいたって?お見舞いに来てやったぞー!』

『パワプロ!?わざわざ来たのか?』

『おう!ほーらプリンも買って来てやったぞー!』

『パワプロ…。ボクは良いライバルを持ったな』

『何言ってんだよ、お互い様だろ!』

『『はっはっは!』』


(よし、シミュレート完璧!いざいざ!)

パワプロ「おーっす猪狩!風邪ひいたって?お見舞いに」

?「…!?きゃーーーーー!!」

パワプロ「え?おわっ!?すみません、間違えてましたー!」

パワプロ「ふぅー、びっくりしたー。ちらっとしか見えなかったけど今の子、可愛かったぞ。それに…」
弾道が上がった

進「あれ?先輩、まだ兄さんの部屋に入ってなかったんですか?」

パワプロ「え?ああ、部屋を間違えちゃってさ」

進「もう、先輩はおっちょこちょいですね。兄さん、入るよー」

?「わーーー!?次は進!?見るなーーー!!」

進「す、すみません、間違えました!」

パワプロ「進君も間違えてるじゃないか」

進「いえ、ここは兄さんの部屋で合ってますよ?」

パワプロ「でも、中に居たのは女の子だったよね?」

進「はい、だって胸が」

「「………」」

?「二人共、もう入っていいぞ…」

「「は、はい!すみませんでした!」」

?「…もう良いから、誰かに見られないうちに入れ」

パワプロ「……本当に猪狩だよな?人違いじゃないよな?実は妹がいたとかじゃないよな?」

守「何度も言ってるだろ。ボクは正真正銘、猪狩家の長男の天才猪狩守だ!」

進「兄さんが姉さんになった、兄さんが姉さんになった、兄さんが…」

守「進、受け入れがたいのはわかるが、現実を見てくれ」

進「ご、ごめんね。一番辛いのは姉さんだもんね!」

守「頼むから呼び方は変えないでくれ!」

パワプロ「と、とにかく!そうなった心当たりは無いのか?」

守「有る…と言うか、それしか無いくらいだ」

パワプロ「何が有ったんだ!教えてくれ!」

守「ああ、あれは昨日、私設球場で練習していた時…」

守『ふぅ…。今日のところはこれ位にしておくか。家に戻る前に特製ドリンクを…』

『…ん?いつもと味が違うな。それに、少し粘りが有る』

(ササッ)

『そこに誰かいるのか!……気のせいか?』

『しかし、練習に熱を入れ過ぎたか?体が熱い』

『早く風呂に入って体を休めるとするか』


?『フフフ、どりんく23号ノ臨床実験デース』
(ササッ)

守「ということなんだが」

進「おかしいな。昨日のドリンクはいつも通りの作り方だからそんなはずは…」

パワプロ「へー、進くんってドリンクも自分で作ってるんだ!俺にも作って作って!」

進「良いですよ。今度、私設球場で練習する時に作りますね」

守「そういう話じゃないだろう!問題はボクの体だ!」

パワプロ「そ、そうだった!それじゃあ、その進くん特製ドリンクがすり替えられていた可能性が有るな」

守「ああ。…そして、当面の問題はここからだ」

パワプロ「ん?まだ問題有るのか?」

守「学校だ!それに服!制服も着れなかった!私服もだ!どうする!」

進「それなら、母さんの服を借りるとかは」

守「実の母親に『女物の服が着たいから貸してくれ』と言うのか!?」

進「あー…、それはちょっと嫌だな」

守「それに、こんな体、父さんに見られたらなんて言えばいい!」

進「さすがの父さんでも倒れるかもしれませんね…」

守「だろう?どうしたものか…」

パワプロ「…!俺に良い考えがあるぞ!」

守「良い考え?何だ言ってみろ」

パワプロ「俺の友達に服を借りる!」

守「……パワプロ、君は真性の馬鹿だな」

パワプロ「なんだと!やってみなけりゃわからないだろ!」

守「だったら、やってみればわかるだろう。聞いてみろ」

パワプロ「任せろ!俺の交渉術が爆裂するぜ!」

パワプロ「あ、もしもし、舞ちゃん?俺だけど。あのさ、お願いが有るんだけど、
うん。舞ちゃんの服、何着か貸してくれないかな?違うよ!なんで俺が着るのさ!
そうじゃなくて、深い理由が!…切られた」

守「それ見たことか。わかっただろ?」

パワプロ「いや、まだだ!俺のアドレス帳にはまだ女の子がいる!」

パワプロ「あ、もしもし、茜ちゃん?俺ー。ちょっとお願いが有るんだけどさ、
そう。茜ちゃんの服をちょっと貸して貰えないかなーと…切られた」

守「だから言ってるだろう。さっさと諦め…」

パワプロ「まだだぁ!まだ終わってなぁい!」

パワプロ「あ、もしもし、はるかちゃん?パワプロです。あのさ、お願いが有るんだけど、
そうそう。はるかちゃんの服をいくつか貸して欲しいんだけど、いや!俺は着ないって!
きっと似合うとかじゃなくてさ!もう大丈夫だから!うん!ごめんね、変なこと言って!おやすみ!…切っちゃった」

守「パワプロ、もう良いから…」

パワプロ「これで最後だ!最終決戦!」

パワプロ「……もしもし、パワプロです。うん、そう!覚えててくれた?
あー、そうなんだ。うんうん!こっちも順調!それでさ、お願いが有るんだけど、良いかな?
えっとね、ちょっと服が欲しいんだけどさ。えっ?いや、俺のじゃなくて、友達のなんだけど。
うん。本当!?ありがとう!うん!」

守「…で、どうだったんだ?また駄目だったか?」

パワプロ「ふっふっふ。俺を甘く見てもらっちゃ困るな、猪狩!バッチリだ!」

進「最後は『貸して欲しい』じゃなかったのが決め手ですかね」

守「そうだろうな。…で、誰に頼んだんだ?」

パワプロ「ん?恋恋高校の早川あおいちゃん」

進「あー、あの凄いシンカー投げる人ですよね」

パワプロ「そうそう。幼馴染があおいちゃんと同じ高校でさ、その繋がりで連絡先交換してたんだ」
守「そうか。で、ボクの服はどうなったんだ。いつ手に入る?」

パワプロ「何言ってるんだ?明日は学校休みだろ?買いに行くんだよ」

守「何ぃ!?おい、パワプロ!お前が言い出したんだ、ついて来いよ!進もだ!」

進「僕が行かないとまた兄さんは派手なの買って来そうだし、僕は良いよ」

パワプロ「まあ、頼んだのは俺だし、付いて行くけどさー。女性服売り場だしなー」

守「うるさい!ついて来いったらついて来い!命令だ!」

パワプロ「わかったよ。あんまり騒ぐなって」

進「今日はもう遅いですし、パワプロ先輩は泊まっていきますよね?」

パワプロ「え、良いの?それじゃあお言葉に甘えようかなー」

守「それじゃあ、いつも通りボクの部屋に布団を持って来よう」

パワプロ「え、いやぁ、それはちょっとなぁ」

守「…?何だ、何か不満でも有るのか?」

パワプロ「不満って言うかさ…ほら、猪狩は女の子になったわけじゃん?だから…」

守「何を言ってるんだ!ボクはボクだ!…それとも、ボクをそういう目で見るのか?」

パワプロ「そ、そんなわけないだろ!」

守「そうだろう。なら問題無いな」

パワプロ「う、まあ、そうだな…」

進「もう、兄さんは頑固なんだから。パワプロ先輩、今布団持ってきますね」

パワプロ「うん。進くん、ありがとう」


パワプロ「ふいー。気持よかったー!猪狩、風呂開いたよー」

守「入る?いや、でもそれは…」

パワプロ「おーい、猪狩ー?」

見てくれてる人いるのか心配ですけど、書きためてるので投下していきます。
規制されたらどうしよう。

エロはありますか?

>>18
猪狩兄のエロとか需要あるんですか?背番号18おめでとう!

守「ひっ!何だパワプロ!いきなり入ってくるな!」

パワプロ「さっきからいたよ!猪狩がぶつぶつ言ってて気付かなかっただけじゃないか!」

守「そ、そうだったか?しかし、これは重要な事だ」

パワプロ「は?風呂入るだけじゃん。何が重要なんだよ?」

守「だから!ボクの体は女なんだぞ!それに、もし誰かに見つかったらどうする!」

パワプロ「自分の体だろ!見つからないうちにさっさと行けよ!」

守「なっ!?そうかい、キミがそんなに薄情だとは思わなかったよ!」

パワプロ「俺にどうしろって言うんだよ!」

守「その、だな、入り口で誰も来ないように見張ってれば良いだろ!」

パワプロ「えー?それが物を頼む態度かよー」

守「ぐっ、パワプロ…頼む」

パワプロ(うわ、猪狩かわ…じゃなくて!)

パワプロ「ま、まあ、猪狩がそこまで言うなら仕方ないなー」

守「ふん!キミが断るなら進に頼むだけだったんだがな!」

パワプロ「それなら最初から進くんに頼めば良かったじゃん」

守「あ、兄としての威厳がある」

パワプロ「姉の間違いじゃないのかー?」

守「うるさい!早く行くぞ!父さんが帰ってきてしまう」

パワプロ「はいはい。わかったから引っ張るなよ」

(猪狩の手柔らかいなー。女の子って感じ…って今は女だったか)

守「いいか、どこにも行くなよ!……それと、覗くなよ?」

パワプロ「覗かねーよ!良いからさっさと行けよ!怪しまれるだろ!」

守「わ、わかったから、そんなに怒鳴るな」

パワプロ「え?ご、ごめん。そんな怒ってないから」

守「それは…わかってる。じゃあ、入ってくる」

パワプロ(猪狩のヤツ、怯えてた?いや、まさかな)

守「はぁ…いい湯だったよ」

パワプロ「おう、おかえり。どうだった、自分の体は?」

守「何と言うか…。しょ、衝撃的だったよ」

パワプロ「何!?何処まで見たんだ!」

守「い、言えるか!この馬鹿!」

パワプロ「そういえば、中から『ひゃん!』って声が…」

守「なっ!?聞いていたのか!?」

パワプロ「カマかけただけだよ。ふーん、そんな所まで見て触ったのか…?」

守「う、うわあああああああああ!忘れろ忘れろ忘れろ!」

パワプロ「ちょっ!叩くなって!早く部屋に戻るぞ」

パワプロ「はぁ~。なんだかどっと疲れたよ…」

守「まったくだ。早く元の体に戻りたいものだ」

パワプロ「本当だよ…。付き合うこっちの身にもなれよなー」

守「だったら、キミはボクの身にもなるんだな」

パワプロ「う、それはやっぱり嫌だな…」

守「だろう。だったら何も言わずに付き合うんだね」

パワプロ「はいはい。それじゃあ、さっさと寝ちゃおうよ。今日は色んな事有ったから眠いよ」

守「そうだな。おやすみ…」

守「…い、……!……ろ、…パワプロ!」

パワプロ「んー、後5分くらい寝ても平気…」

守「起きろと言っているんだ!今日は買い物に行くんだろ!」

パワプロ「んあ?お?おお!」

守「どうした、急に。ボクの顔に何か付いてるか?」

パワプロ「可愛い女の子が俺を起こしに来てくれたー!」

守「寝ぼけたことを言うな!ここはボクの部屋だ!」

パワプロ「あれ…?お前、猪狩じゃないか!」

守「昨日の事も忘れたのか!?馬鹿丸出しか!?」

パワプロ「ちょっと寝ぼけてただけだろ!馬鹿とか言う方が馬鹿なんだよ!」

守「小学生みたいなこと言ってないで準備しろ!待ち合わせは何時だ!」

パワプロ「12時にパワフル商店街のパック前…」

守「もう11時半だぞ!遅刻だ!」

パワプロ「げぇー!休みの日にも遅刻かよ!急げ!」

パワプロ「なんで休みの日まで走らなきゃいけないんだー!」

進「パワプロ先輩が寝坊したからじゃないですか。ほらほら急ぎましょう」

守「ちょ、ちょっとまっ…。二人共、もっとゆっくり…。」

パワプロ「なんだよ、猪狩。いつもなら涼しい顔してるくせに」

進「パワプロ先輩、兄さんは姉さんになって体力が落ちてるかもしれませんし、仕方ないですよ」

パワプロ「そ、そっか。ごめん猪狩。ここからは歩いて行こう」

守「そうしてくれると、助かる…」

あおい「おっそーい!待ち合わせの時間からもう40分だよ!」

パワプロ「まあまあ、そんなに怒らないで…」

パワプロ「お、戸井じゃん。久しぶりー」

戸井「うん、久しぶり。家近いのに、なかなか会わないよねー」

パワプロ「まあ、学校も逆方向だし、俺はいっつも遅刻ギリだからね、ははは」

戸井「もう、まだ寝坊癖が治らないの?しっかりしなきゃ駄目だよ?」

パワプロ「わかってるよ、そんなことー」

あおい「わかっているのに今日も寝坊したの?パワプロくんダメダメじゃん!」

パワプロ「うぐ!あおいちゃんの言葉が痛いよ…」

あおい「それで?今日、服を買いたいって言うのはそっちの彼?」

進「いえ、僕ではなく…ほら隠れないでよ」

守「ボク…です」

ありがとう。需要が少しでもあるみたいだから、続けるよ。
いろいろ書き込んでくれたら、励みになります。

守ちゃん(♀)は髪型とかどんな感じなんだろうね。のびてるかな。

あおい「女の子じゃん。パワプロくんこんな可愛い友達いたの?」

パワプロ「むっ!失礼な!こう見えてモテモテなんだぞ!」

戸井「パワプロは小学生の頃から女子に人気有ったよねー」

あおい「ふーん、まあいいや。それじゃあお昼食べてから行こうか。勿論、パワプロくんの奢りね」

パワプロ「はーい…。トホホ、今月の小遣いが…」

進「あはは。パワプロ先輩、僕も出しますよ。兄さんの代わりにお礼ということで」

パワプロ「本当!?ありがとう、進くん!」

あおい「それじゃあ、ボク達はお洋服買いに行くから、その辺で時間潰しててね」

守「あ、でも、進に確認してもらわないと…」

進「その辺はあおいさんに任せますよ。いってらっしゃい」

守「あ、ああ。勝手に帰るなよ!ちゃんと待ってるんだぞ!」

進「わかってるよ。もう、心配性だなあ」

パワプロ「猪狩ってあんな性格だっけ?」

進「んー、あんな時期も有りましたけど、今は不安だからじゃないですかね?」

パワプロ「そっか、やっぱり急にこんな事になっちゃったもんな…」

戸井「こんな事って何か有ったの?」

パワプロ「うわ、戸井!?いやいやいや、何でもない何でもない」

戸井「そう?変なの」

パワプロ「それよりさー。戸井があおいちゃんと一緒にいたのって……デート?」

戸井「ちちち、違うよ!僕とあおいちゃんはそんなんじゃなくて…」

進「でも、そうなりたいんですよね?見てればわかりますよ」

戸井「う、うん…」

進「僕達は買い物が済んだらすぐ帰りますから、その後はお任せしますね」

戸井「え…?あ、う、うん!」

パワプロ「さすが進くん。観察眼もだけど、ナイスなリードだ」

進「あはは、そんな大層な物じゃ無いと思いますけどね」

パワプロ「しっかし、遅いなー何やってるんだー?」

進「パワプロ先輩、女性の買い物は長いんですよ。母さんもそうですから」

パワプロ「そんなもんかなー。早く帰って猪狩家の球場で練習したいよー」

あおい「だったら、パワプロくんだけ先に帰ればいいんじゃない?」

パワプロ「うげ、あおいちゃん!いつの間に…」

あおい「ついさっきだよ。とりあえず、2着だけで良いって言うから、お望み通りすぐ終わったよ」

パワプロ「そ、そう。ありがとう…」

あおい「ほら、せっかく着替えてきたんだから、見せてあげなよ」

守「あ、ああ。……どう、かな?」

パワプロ(な、なんだ!猪狩のヤツ、可愛いぞ!)

進「うん、よく似あってるよ。ね、パワプロ先輩?」

パワプロ「え?ああ、うん。似合ってる似合ってる」

守「そ、そうか?なら、良いんだが…」

進「それじゃあ、僕達はパワプロ先輩の要望通り、早く帰って練習する事にしますね」

あおい「え、そうなの?戸井くんはどうするの?」

戸井「ボクは、その…。あおいちゃんが何処か行くなら、付き合う、よ」

あおい「本当?ありがと!それじゃあ、ボク達はちょっと遊んで帰るね。ばいばい!」

パワプロ「うん。今日はありがとう。戸井もまたねー」

戸井「たまには家にも遊びに来てねー。父さんと母さんが喜ぶからー」

支援ありがとう!!
猪狩ママは実年齢よりだいぶ若いですよね。


進「ふふ、パワプロ先輩は人気者ですね」

パワプロ「いやー、それほどでもないよー」

守「パワプロ、進。帰って練習するなら、ボクに投げさせてくれるか?」

パワプロ「お、久しぶりに一打席勝負か!受けて立つ!」

進「僕は審判兼キャッチャーだね、良いよ」


(ビュッ!バシッ!)

(ビュッ!ククッ!)

守「……よし!行くぞ、パワプロ!」

パワプロ「オッケー。いつでも来い、猪狩!」

守(まずは一球入れていこう。内角高めにライジングショット)

(内角、高めにライジングショット!)

(ビュッ!バシッ!)

進「ストライク!」

(これが、猪狩の球…?)

(兄さん、予想以上に…)

(次は外角。コースは低めにカーブ)

(外角低め、カーブ!)

(ビュッ!ククッ!)

(…!これは…!)

パワプロ「もらった!」

(カキーン!)

守「なっ!?…ホームラン、だと?」

進「兄さんの負け、ですね」

パワプロ「俺の勝ち…か」

守「ア、アップが不十分だったかもしれないな。パワプロ、もう一度だ!」

パワプロ「何度やっても同じだよ、猪狩」

守「そんなことはない!ボクを誰だと思っている!ボクは…」

パワプロ「天才猪狩守、だろ?でも、今はただの女の子だ」

パワプロ「それでも、下手な高校生球児よりも球は速いし、キレも有る。けど、男の頃と比べると…」

守「そんな…。じゃあ、甲子園はどうなる!あかつきナインのエースは!」

パワプロ「残念だけど…」

守「そう、か…」

パワプロ「猪狩…?泣いてるのか?」

守「!?そんなわけあるか!誰がこんな事で!」

進「パワプロ先輩、僕は部屋に戻りますね。兄さんのこと、よろしくお願いします」

パワプロ「進くん…」

イメージイラスト描いてみるけど、守(♀)の髪は長いほうがいい?
おっぱいのサイズとかも参考にするから誰かおしえて

ちょっとまってね!

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4469211.png.html

ごめん、とりあえずショートカットで胸も普通くらいで
急いで描いてみた。あんまり上手じゃなくてごめんね

進「きっと僕の前だと素直になれないから。兄の威厳、ですよね?」

パワプロ「それ、猪狩がいつも言ってるよ。知ってたの?」

進「いいえ。でも、なんとなくそうかなって思ったんです」

パワプロ「進くんは凄いね。敵わないよ」

進「さすがの観察眼、でしょう?それでも、兄さんの事はパワプロ先輩に任せるしか無いですけど」

パワプロ「うん。猪狩の事は任せてよ。唯一のライバル、だからさ!」

進「はい。それでは、失礼します」

守「なあ、パワプロ。ボクは戻れないのか…?」

パワプロ「うーん、俺に聞かれてもなー。もしかしたら、ずっと…」

守「このまま、か。もしそうだとしても、キミはボクのライバルで、いてくれるか?」

パワプロ「当たり前だろ!たとえ、ライバルじゃなくても俺達は一緒だ!」

守「そうか、ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいよ」

パワプロ「それに、今の猪狩は結構可愛いし、いつもみたいに自信過剰じゃないし、世話焼きだし」

守「お、おい。なんだいきなり」

パワプロ「なんだかんだ言って俺の事わかってるし、文句言いながらもついてきてくれるし」

守「止めろ、なんだか、体が熱くなってきた」

パワプロ「このまま、女の子の猪狩が俺の野球人生をサポートしてくれないかなー、なんて」

守「なっ!?何を言ってるんだ!」

パワプロ「だってそうだろ?猪狩は野球詳しいし。あ、俺専属のマネージャーとか!」

守「専属マネージャー!?」

パワプロ「そうと決まれば、俺が猪狩を甲子園に連れて行くぜ!よっしゃー!」

守「一人で盛り上がるな!人の話を…!?」

もう一枚ロングのほう描いた。ちょっとまってね。落ちないか心配。

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4469328.png.html

さっきよりちょっと時間かけたからマシにはなってると思うけど遅くなってごめんなさい。
髪が長い守姉さんです。あかつきの女子制服着てもらいました。
話も投下します。

パワプロ「…?どうした、猪狩?」

守「急に、胸が苦しく…うぐ!」

パワプロ「だ、大丈夫か猪狩!救急車を!」

守「……いや、その必要は無い。なぜなら…」

パワプロ「い、猪狩?お前、もしかして…」

守「天才猪狩守はここに完全復活を遂げたからな!あっはははは!」

パワプロ「い、猪狩ー!心配させやがって!」

?「たいむあっぷデスカー。マダマダ実験ガ必要デース」

?「効果は丸二日、でしたね。博士」

?「シカシ、ナゼ急ニコンナ薬ヲ作ロウト思ッタノデスカ?」

?「そうですね…。やっぱり、頑張ってる女の子を応援したかったから。ですかね?」

?「ソウデスカ。ソレジャア、我々モ頑張ラネバナリマセンネ」

?「ええ。次の目標は一週間、ですね」

?「オー…。科学ノ進歩、発展ニワタシノ睡眠時間ガ犠牲ニナリマース…」

守「完全復活ついでに、パワプロ!早速練習だ!」

パワプロ「え!?今日くらいは休んでおいた方が良いんじゃないか?」

守「何言ってるんだ。キミはもっと練習すべきだね。ボクを甲子園に連れて行ってくれるんだろ?」

パワプロ「…そうだな!そうと決まれば進くんも呼んで3人で練習だ!」

猪狩守の評価がすごく上がった
猪狩進の評価がすごく上がった

以上です。
パワポタのサクセスで公式のパワプロくんがパワ子ちゃんのサクセスがあると聞いて
描きたくなりました。
おつきあいくださりありがとうございました。
2013とても楽しみです。

エロ…いるんですか?

うーん、物書きとして許せないんだが
何この稚拙な文章

>>81さん書いてくださいお願いします…

「ああっ、パワプロっ…パワプロっ…」のSSまとめとか見て
こういう形式にしたんですが、まずかったですかね??
こういう形式でかくべきかとおもっていました。

残り勿体ないので小話を書いていくことにします。
皆さんもよろしければ好きに書いてくれると嬉しいです。

パワプロ「おーい猪狩おはよ…って?!おい!!まさかまた?!」

守「……どうやらそうみたいだね」

パワプロ「また変なドリンクでも飲んだんだろう」

守「いや、昨日日課のランニングをしてたら、変な喋りの白衣の男に会って」

パワプロ「何かされたのか?!」

守「そこまでは覚えているんだが、それからの記憶がないんだ」

パワプロ「で、起きたらそうなっていたと」

守「ああ」

パワプロ「(俺も気を付けよう…)」

そんなわけで、また女の子になってしまった猪狩。
さすがに男子の制服のまま過ごさせるわけにはいかないので
保健室の加藤先生にこっそり相談して、女子制服を借りることにした。
加藤先生は「ごめんなさいね、本当に」と言って制服を快く貸してくれたが
なんで加藤先生が謝るんだ??

ごめんなさいなんか浮かんだので続きます!!

パワプロ「猪狩、着替え終わったか?そろそろHRがはじまるぞ」

守「あ、ああ…今出る。くそっ、なんでボクが女子の制服なんて着なくちゃいけないんだ」

パワプロ「(う、うわっこれが猪狩?!女子の制服、似合いすぎてる…?!)」

守「?なんだパワプロ、早く行かないと遅刻するぞ!」

パワプロ「う、うん!行こう!」


~パワプロと猪狩のクラス~


「猪狩?!マジで女になってるのかよ?!」

「えー猪狩くん?!どうしちゃったの?!」

「きゃー猪狩くんが女の子にー!!」

「ちょっとその胸本物でやんすか?!」


猪狩が到着するなりクラス中はパニック。
そりゃそうだろう、昨日まで野球部のマウンドのプリンスが
いきなりマウンドのプリンセスになってるんだからな!!

パワプロ「ごめん、猪狩もびっくりしてて、そっとしておいてくれないか?」

「あ、ああ、そうだよなぁ、ごめんな猪狩。大変だけど、早く戻るといいな」

「猪狩くん。私、猪狩くんが女の子でも全然大丈夫だからね///」

「おっぱい分けてよ猪狩くん」

「でもオイラ的にはツンデレ美少女はAカップと相場は決まっているでやんす」


そんなこんなで、自分の席にみんな戻っていった。
俺も自分の席(猪狩のちょうど、ななめ後ろ)に戻っていく。
ここなら猪狩の身にいつ何があってもすぐ発見できるだろう。

そんなこんなでHR、授業と終わり、あっという間に昼休み。

パワプロ「猪狩、弁当一緒に食おうぜ」

守「な、なんでボクがキミと一緒に昼食を共にしないといけないんだい?!」

パワプロ「ムッ、なんだよその言い方」

守「フン、どうしてもっていうなら一緒に食べてあげてもいいけどね」

パワプロ「なに言ってんだよ、本当はまた女の子になって心細いくせにさー」

守「心細いだと?!ぼ、ボクはそんなメンタルの弱い男じゃないよ」

パワプロ「今は女だろ」

守「うるさい!もういいよ!ボクは一人で食べるからな!」

パワプロ「お、おい猪狩…」

(ガラガラ…バタン!)

ちぇっ、なんだよ猪狩のヤツ。
女の子体験が2回目だからって、いつもの調子に戻らなくても…
うーん、でも一人で食べるって、大丈夫かな。アイツ…

やっぱり心配だ。後を追いかけよう。
確か裏庭の方に向かったはずだ。


~裏庭~


守「ふう、まったく…パワプロのヤツ…こんな時くらい、優しくしてくれても…」

女になってから、なぜかアイツの顔を見るたびに身体が熱くなる。
風邪のときのように、頭がぼーっとするし、身体も火照って…
胸もなんだか脈打つし、こんな事じゃ野球をするときに差し支えるな…
ボクは一体どうしてしまったんだ?

……。

あ、あれ?なんだか胸の先と、下半身が熱い…?!
本当に、ボクはどうしてしまったんだ…?!!

「くそっ…」

アイツの事を思い出すたびに、どんどんその熱さは身体中に拡がっていく。
もうまともに歩く事もできない。

とりあえず、トイレに…いや、校舎に戻ってアイツに会ってしまったら、これ以上どうなるかわからない。

………仕方ない。

「ん、んんっ…」

ここが普段、あまり生徒が来ようとしない裏庭でよかった。
こっそりとボクは、人目のつかない物陰で自分を慰めるハメになってしまった。

「あ、ああっ…パワプロ…パワプロっ…!」

女の子の身体なんてよくわからないけど、本能のままに、身体が求めるまま指を動かしていく。
悔しい…なぜボクが、天才猪狩守が!
外で、しかも学校で、こんな行為をしなくちゃいけないんだ!


パワプロ「おーーーい!猪狩ーーーー!!」

エロをお望みかと思ったのですが違いましたか、お恥ずかしい…

ビクッ

守「なっ、パワプロ?!どうしてここに?!」

パワプロ「猪狩?!お、お前なにやって…」


守「え、あ…ち、ちがうんだ!ボクは…」

パワプロ「………とりあえず、下着穿け」

守「………」

なんという事だ…よりによって、本人に見られてしまったなんて…
くそっ、世間から、天才エースピッチャー。マウンドの貴公子と呼ばれたこのボクが…
ライバルの男に自慰を見られたあげく、嫌われてしまうなんて…
もう、パワプロとは、一緒に野球もできないし、勝負もできないのか…?
甲子園も一緒に………

守「ぐすっ…う、・・・ひっく…」

パワプロ「?!猪狩?!」

守「ボクを…嫌いになったんだろう?」

パワプロ「な、なんでだよ!嫌いになんかならないよ!」

守「だって、ライバルであるはずの奴が、こんな所で、こんな事を」

パワプロ「………」

(ギュッ)

守「?!」

パワプロ「嫌いになんかならないって、ほら」

守「え、あ…?!」

抱き締められた瞬間、パワプロの言いたいことが理解できた。

パワプロ「嫌いになった奴に、こういう事しないし、
弾道があがったりしないんだけどなぁ」

パワプロ「猪狩のそんな姿見せられたら、俺だってこうなるよ。猪狩のせいだからな」

守「ど、どうしてボクのせいになるんだい!!」

パワプロ「そりゃー猪狩がこんな所でこんな事を」

守「う、うわっ、バカ!!そんな事言わなくていい!」

パワプロ「俺の名前も呼んでくれてたしなー」

守「?!!き、聞いていたのか?!!」

パワプロ「もーばっちり」

守「う、うぅ………なんてことだ…」

パワプロ「そっかー猪狩って俺の事好きだったのかー、俺モテモテで困っちゃうなー」

守「ちちちちちがう!!あれは一種の気の迷いというか!」

パワプロ「そうなの?」

守「えっ」

パワプロ「俺は猪狩が好きだよ」

好き…だと?!
パワプロが、ライバルであるはずの男が、このボクを?!

そもそも、ボクはあいつを…あいつをどう思っているんだ?
入部試験の時に、まぐれでボクの投げた球にかすったパワプロ。
他の奴と同じように、ボクにかんぷなきまでにやられたら、遠ざかっていくかと思えば
勝負だー!と何度も何度もぶつかってくるし…
部活の外でも、一緒にどっか寄って帰ろうぜーとか言いながら
このボクに寄り道をさせて、公園にいってまでキャッチボールさせたり、
本屋に行ったり、バーガー屋に行ったり…
学祭の時には、ウエイトレスの恰好をしたとき、姫野さんから必死で守ってくれたし…
あんな奴…ボクは…

パワプロを見るたびに顔が赤くなって、頭がぼーっとして、身体が熱くなるのは…?

………--ガンバレ、ガンバレ!マモル!ーーー


1年の9月。一ノ瀬先輩の抜けた後のピッチャー枠に、ボクが入り、
さあ、ここでボクの実力を皆に…と思っていた矢先。
まさかの予選敗退をしてしまい、すっかり自信のなくしたボクを励ましてくれたパワプロ。

ーーーこんな所で立ち止まっていたら、すぐ追い抜いちゃうぜ
こんなところでつぶれるほど、お前は弱くないだろ?---




ボクは……パワプロを…

そうか………

ボクはパワプロのことが好きなんだ。

ようやくわかった。ボクはコイツが好きだったんだ。

守「ぱ、パワプロ…ボクも、キミの事がすきだ」

パワプロ「え…?」

守「去年の夏の甲子園のとき、ボクにエールを送ってくれて、本当にうれしかった
ボクは…きっとあの時から、キミの事が好きだったのかもしれない」

パワプロ「猪狩…」

守「今なら、女になってよかったって思えるかもしれない
野球はもうできないけど、キミの横で、キミをサポートして、一緒にいれるなら、それでも…」

パワプロ「このあいだの事、覚えててくれたのか」

守「この身体じゃ、どうせ野球は無理だろうしな。
簡単にあきらめるのは、ボクのポリシーに反するが、でも…甲子園には行ける。
キミが、このボクを…連れて行ってくれるんだろう?甲子園に」

パワプロ「…!もちろん!!絶対に連れて行くよ!よーし、そうと決まれば」

守「ああ、さっそく練習だな!パワプロ!」

パワプロ「いや…あのその、さっきから弾道が5のままカンストしてて」

守「 」

気が付いたら12時じゃないですか。どういう方面にもっていけばいいかわからなくなってきましたぞ。

守「ふ、フン…そんな事、ボクを使えばいいじゃないか」

パワプロ「お、おい使うって…」

守「ボクはキミが好き。キミもボクが好きなんだ。覚悟くらいしているよ」

パワプロ「い、猪狩…(ガバッ)」


パワプロくんの現在の弾道→インフィールドフライ



進「ね、姉さん?!!じゃなかった兄さん?!!」

守「す、進?!!なぜおまえが…」

進「パワプロ先輩と兄さんの声が聞こえて…
それよりパワプロ先輩?いま兄さんに何しようとしてました?」

パワプロ「えっ、いやその」

進「話はゆっくりと練習しながら聞きましょうか」

守「す、進…」

進「あっ、兄さんも一緒に練習しますか?肩ならし程度なら…」

パワプロ「えっ、あの、進くん、なんでここでバッドを取り出してるの?」

進「ふふ、パワプロ先輩。このバッドは兄さんの特別なバッドなんです。
先輩ならきっと使いこなせるの思うんで、振ってみませんか?」

パワプロ「えっ」

進「振ってみませんか?」ニッコリ

パワプロ「(振る以外の選択肢が画面にあらわれない…!!バグだ…!!)」

守「ま、まぁ進、それよりもお前。少し縮んだか?」

パワプロ「あ、うん。俺もそう思ってたんだ。進くん…なんだか雰囲気が…」

進「ふふ、兄さんたち、気づいてないんですか?」

守「………?!ま、まさか進?!」(バッ)


(ムニュ)

パワプロ「…………えっ」

守「まさか、進まで…」

進くんも描いてみようと思ったけど、イメージがわかないですね。
もともと長髪だから…

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