エレン「俺が高校生?」(277)

現代パロ?

キャラ崩壊しかない

学園物

文章力は低い

以上の点を容認できる方の閲覧をオススメします。

では

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カルラ「行ってらっしゃいエレン!」

エレン「行ってくるよ母さん!」

見送ってくれた母にエレンは笑みを浮かべながら手を振って外へ出た。

エレン「…今日もいい天気だな」

エレンはこの春から、進撃高校での生活が始まる。

はじめから文章力低いとか書くのはどうかと思うよ

>>3

すまん、でも初めて書くタイプのSSだからかなり自信がなかったんだ。

これからは自虐はやめる。

エレン「高校生か…何か色んな事がありそうだな」

彼は運動神経抜群、勉強は………おいといて。顔はそこそこ。

…彼女は生まれてから一度も出来たことがない。

………なぜかって?…実は…

「エレン!」

エレン「…あー…やっぱり来たか…」

突然の声にエレンが振り返ると、そこにはいつもの見慣れた顔があった。

ミカサ「おはようエレン!」ニコ

ミカサ…エレンの小さい頃からの幼なじみ
そして…彼女ができない主な原因でもある。

エレン「…おはようミカサ…ってかよくこの時間に家をでるってわかったな?」

ミカサ「私はエレンの事は何でも知っている、だから当然の事」ドヤァ

エレン「…さすがにそれは気持ちわるいぞ?」

ミカサ「!?」

…ミカサとは本当に小さい頃から家族ぐるみで付き合いがある。

黒く長い髪に整った顔立ちの美人………じゃあ、モテるんじゃないかって?

ところがどっこい、俺にべったりなせいでミカサも彼氏がいた事はない………はず…

こいつのせいで俺とミカサはカップルだと言う噂が絶えず…(というかどう見ても付き合ってるようにしか見えないらしい)

※ミカサは腹筋割れてないよ!髪は長いままだよ!家族はちゃんと無事だよ!運動神経はいいけど超人ではないよ!

以上。

俺も苦労しているのだが…

ミカサ「エレンが…エレンが気持ちわるいって…」ガタガタ

エレン「…はぁ」

…ほって置けばいいのかも知れないが、構ってやらないとすぐに「この世界は残酷だ…」みたいな状態になる。

…俺が甘いのかも知れない。

エレン「…ったく、冗談だよ。ほら、早く行こうぜ」スタスタ


ミカサ「あっ…!?ま、待ってエレン…!」

多分、こうやって急かさないと手を握ってやるとか、頭を撫でてやるとか…とにかく何かしてやらないと満足しなかったはずだ。

中学までの俺ならばそうしてやっただろう…だけど今日からは違う。

ミカサ「………うー…」

エレン「…そんな顔したって駄目だ、何もしてやるつもりはないぞ…」

…俺は高校生になったこの機会に彼女をつくる!
そのためにはまず、ミカサと距離を置く事が大事だ!。

なので出来る限り甘やかしたりしないようにする。
…と、昨日から決めていたんだ。

ミカサ「…エレンが冷たい…」グス

エレン「別に普通だろ…」

「あっ…おーい!二人ともー!」

…この声は…

アルミン「エレン!ミカサ!おはよう!」

アルミン、俺(達)のもう一人の幼なじみ

女の子みたいな顔した…(ってかどう見ても女の子にしか見えないんだけど…)
所謂、美少年?ってやつだ。

エレン「ああ、おはようアルミン」

ミカサ「おはよう」

アルミン「うん!二人とも高校生になっても相変わらず一緒に登校してるんだね」ニコ

エレン「別に俺は一緒に登校するつもりじゃなかったんだけどな…」チラ

ミカサ「もう、エレンはツンデレなんだから…」

エレン「違えよ!誰がツンデレだ!!」

アルミン「あはは」

結局、今日もこの三人で登校するに事なるみたいだな。
そんな事を思っていると…
ミカサ「ところでエレン…」

エレン「…何だよ?」

ミカサ「こんなにのんびりしてて…時間は大丈夫なの?」

エレン「は?」

ミカサから視線をずらして、携帯を確認する。

エレン「…おい…」

携帯の時刻は現在AM8:20分
つまり…

エレン「…やべぇよやべぇよ」

高校生初日から遅刻とかシャレにならん!

エレン「急ぐぞ二人ともーー」

携帯から二人に視線を戻すと…そこには誰もいなかった。

アルミン「エレン先に行くよー!」フリフリ

ミカサ「大丈夫、エレンは足が速い…ので、遅刻はしないはず」

エレン「…お、お前ら…ッ!待てよー!!」ダッ



新しい生活ーー

きっと何かが始まるはず…だ
そんな根拠のない期待を抱いて…

ーー俺達は、高校へと急いでいたーー

とりあえずここまで。

今更ながら恋愛も多分あると思う。


進撃中の高校生ver?

>>15 いや、巨人はまったく存在しない世界(じゃあ進撃じゃないジャンとか言われそうだが…)

よくある普通のギャルゲーみたいなノリだと思う。

台詞だけじゃないSSを書こうと初挑戦してみた。

ようは現パロってことでいいんだな

>>17 うん。現代パロで合ってる

だから、キャラ崩壊がはんぱないと予想している。

ー教室ー

アルミン「」

ミカサ「はぁ…はぁ…アルミン…大丈夫?」

エレン「はぁ…さすがの俺でも疲れたぞ…」

ミカサ「でも凄い…三人とも間に合った…」

エレン「はぁ…はぁ…本当…よく間に合ったよな…」

アルミン「」

エレン「…アルミン、本当に大丈夫か?」

アルミン「………なんとか生きてるよ…」

エレン「そりゃよかった…」

「三人共大丈夫?」

エレン達が息を整えるのに必死になっていると、天使のような声が聞こえた。

エレン「はぁ…はぁ…クリスタ…か」

クリスタ「本当に大丈夫?…はい、お水どうぞ」

クリスタ、学園一の美少女にして天使。

ユミル「お前ら高校生になっても一緒に登校してんのかよ」ケラケラ

ユミル、いつもクリスタと一緒にいる。嫌みばっか言うけど、本当はいい奴。

エレン「助かるクリスタ…ん…ん………ぷっはぁ!生き返る!」

クリスタ「ふふっ、ならよかった♪」ニコ

…本当、天使としか思えない。

ミカサ「…」ジー

アルミン「…ミカサ…怖いよ…」

ユミル「ミカサも相変わらず、エレンの彼女気取ってんのか?」ケラケラ

いつもの調子でミカサをからかうユミル

ミカサ「彼女…エレンの彼女…///」ブツブツ

ユミル「…いや、冗談だよ」

アルミン「ミカサにその冗談は通じないよユミル…」

エレン「………ってかさ…」

クリスタ「?」

ユミル「?」

エレン「お前らも同じクラスだったんだな…」

クリスタ「ひどっ!?」

ユミル「今更かよ…」

「もちろん、俺達も一緒だぞエレン」

エレン「?」

聞き覚えのある声…振り返ったその視線の先には…

ライナー「ようエレン」

ベルトルト「おはよう皆」

アニ「…皆おはよう」

ライナー、ベルトルト、アニ

こいつらも中学からの友達

三人は俺やミカサ、アルミンみたいに昔からの幼なじみらしい。

………あれ?…

エレン「えっと…」キョロキョロ

ライナー「ん?どうしたエレン?」

ライナー、頼れる皆の兄貴、通称ゴリラ。クリスタにホの字なのはほとんどの奴が知ってる。

エレン「いや、他の奴らは?」

いつものメンバーには足りないのでエレンは疑問に思っていた。

ベルトルト「エレン…ちゃんとクラス表みたのかい?」

ベルトルト、でかい………以上

ベルトルト「…ねぇ、なんか今すごい酷い扱いを受けた気がするんだけど…」

エレン「気にすんな…そういや、クラス表はちゃんと見てなかったな…」

アニ「サシャは一緒だけど相変わらず遅刻、ジャンとコニーとマルコ…後、フランツやハンナ、ミーナは隣のクラスだよ」

アニ、表情の変化が乏しい以外は普通の女の子。
あと笑うと可愛い。

エレン「あぁそっか…微妙にバラバラになっちまったんだな…」

ユミル「って言っても隣のクラスだけどな」

クリスタ「うん!だからいつでも会えるよ!」

エレン「…そうだな!」

…皆一緒じゃないのは少し寂しいけれど、同じ高校である事に変わりはないし…うん、いつでも会えるよな!

休憩
飯行ってきます。

「ただ今より入学式を始めます。生徒の皆さんは体育館へ集合して下さいーー」

エレン「お、いよいよ入学式か…よし!皆行こうぜ!」

皆「おう!(うん!)」

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入学式

ピクシス「ーーわしが校長のドット・ピクシスじゃ、よろしくの新入生諸君!」



エレン「あれが校長か…」

アルミン「噂では相当な変人らしいよ」ボソッ

エレン「へぇ…」

本当、アルミンは色んな事知ってるな。

そんなこんなで、無事入学式も終了、俺達は再び教室へーー戻ろうとしたが…

「おいエレン」

エレン「ん?」

ジャン「よお」

エレン「…何だよ、ジャンか」

ジャン「何だよとは何だテメェ!」ガシッ

ジャン こいつも中学からの付き合いで、よく俺に突っ掛かってくる

エレン「おい、教室戻らないといけないんだから離せよ…」

ミカサ「…ジャン、エレンに何をしているの?」ゴゴゴ

ジャン「ミ、ミカサ!?す、すまん、今離すから」パッ
…相変わらずミカサに対しては態度が違うな。

マルコ「ジャンは相変わらずだね…ごめんねエレン」

マルコ、ジャンの親友にして真面目で優しい奴、中学の時は、ライナーとはまた違った意味で皆に慕われていた。

エレン「いや、マルコが謝ることじゃないだろ?」

ミーナ「私もそう思うよ」

エレン「お、ミーナ、おはよう」

ミーナ「おはようエレン!」

ミーナ、ノリのいい女友達って感じかな。こいつも大事ないつものメンバー

コニー「なぁ、ジャンってやっぱミカサが好きなのか?」

ジャン「コニーぃ!テメェはいきなり何言ってやがる!!」

…コニー、空気のよめない馬鹿…いい奴ではあるんだけどな。勿論コニーも大切な友達だ。

フランツ「ジャンもいい加減もっとはっきり言えばいいのに…ね、ハンナ」

ハンナ「そうね!フランツみたいにはっきり言ってくれるほうが上手くいくと思うよ!」

フランツとハンナ…リア充ってやつ………爆ぜろ…

キース「貴様らぁ!!廊下で何をおしゃべりしている!さっさと教室に入らんかぁ!!」

キース先生、俺達のクラスの担任、怒ると鬼のように怖い

エレン「や、やばいキース先生だ…じゃあな皆!行くぞ、ミカサ」ダッ

ミカサ「うん、じゃあね皆」ダッ

ジャン「あ、ま、待ちやがれ!」

マルコ「ジャン、僕達も早く教室に入らないと」

ジャン「く、くそ!」

ミーナ「ジャンも頑張らないとね」ニヤニヤ

コニー「何を頑張るんだ?」キョトン

フランツ「コニーにはまだ早いかな」ナデナデ

コニー「おい!なに人の頭撫でてんだよ!」

フランツ「ねぇコニー、私も後で撫でていい?」

…あいつらも元気そうでよかった。

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アルミン「…うーん…」

入学式から一週間

やっとみんな新しい生活にも馴染んできた。

…相変わらず、いつものメンバーでいる事が多いけど。

…今は昼休みの屋上

今日もいつものメンバーで昼食。

…ではあるんだけど…

アルミン「…」チラ

ジャン「くそぅ!くそぅ!」ガツガツ

ジャンはお弁当をやけ食いしてるし…

ライナー「…なぜだ…なぜなんだ…」ガッガッ

ライナーは涙を流しながら地面を殴っている…

アニ「…」

アニは………よくわからない…

ミーナ「…」ニヤニヤ

ミーナはなんか楽しそう。

ユミル「私の天使がぁ…」

ユミルも涙目か…

サシャ「今日もご飯が美味しいですね!」

………うん、サシャは相変わらずだ。

アルミン「………で…」チラ

エレン「ミカサ…飯ぐらい俺一人で食えるって…」

ミカサ「…あーん」

エレン「…いやだから…」

クリスタ「ちゃんと食べないとダメだよエレン…ほら私のお弁当も分けてあげるから…あーん」

エレン「…お前ら、俺の話聞いてたか?」

…うん、エレンとミカサはいつも通り…でも、なんでクリスタまで?

予定では各キャラのルートを書ければいいなと思う。
一応言っておくとエレンはモテます。
ハーレム系嫌いな方は注意
ちなみに1はエレクリが好きです。

基本はsage進行。
定期的にはあげる

見てくれてる方…いらっしゃるかわかりませんが。
もしいて、レス下さる方はsageでお願いします。

そう、皆の様子がおかしいのはこの三人が元凶だったりする。

アルミン「ね、ねぇエレン」

エレン「あ…アルミン、お前からもこいつらに何とか言ってくれよ………はぁ…」

アルミン「そ、それよりさ…」

エレン「…ん?何だ?」

僕は聞きたくて仕方なかった事をエレンに聞いてみた。

アルミン「えっと、ミカサはともかく…クリスタとそんなに仲良かったっけ?」

エレン「…えっと」チラ

クリスタ「?」

ミカサ「エレン…ちゃんと食べて…」

エレン(そういや、クリスタとこんな風に弁当を食べるのは初めてだな…)

そう、今日はなぜかクリスタはまるで彼女…普段のミカサみたいにエレンとお弁当を食べ始めた。

ライナー「エレン!お前は俺を裏切ったのか!!」バン!

ユミル「クリスタ!お前まさかエレンの事が好きだったのか!?」バン!

…この二人が涙を流すのも無理はない。

ライナーはクリスタの事が好きだし、ユミルもクリスタを大事にしている。

そのクリスタが突然、エレンと仲良くしだしたのだ。
アルミン(まあ、仲が良いいのは前からだけど…でも、ここまで………少なくともあーんなんて行為は前の二人からは考えられない)

ジャン「そうだぞ!クリスタと付き合ってるならミカサからさっさと離れろよエレン!!」

…まあ、ジャンはおいといて…

クリスタ「つ、付き合ってる!?///」ボン

顔を真っ赤にするクリスタ………可愛い…

アルミン(結婚sー)

ライナー「結婚しよ」

………ライナー…

エレン「はぁ!?///」

ミカサ「ジャン…一体何を言っているの?エレンはクリスタと付き合ってはいない」

エレン「そ、そうだぞジャン!な、何勘違いしてんだよ!俺は別にクリスタと…つ、付き合ってなんかねえよ!」

ミカサ「…なぜ慌てているのエレン?」

クリスタ「そ、そうだよ!私とエレンはまだ付き合ってないよ!?///」

ミカサ「………まだ?」

………ああ、胃が痛くなりそうだなぁ。

コニー「…なぁ、ベルトルト…」

ベルトルト「ん?何だい?」

コニー「クリスタって、エレンの事好きだったのか?」

ベルトルト「…うーん、どうだろうね…でも、クリスタがエレンの事を好きだったとしてもおかしくはないんじゃないかな。」

コニー「そうなのか?」

ベルトルト「まあ、勉強は…置いといて………運動もできるし、顔もカッコイイと思うしね」

コニー「でも、それだって他の奴も…例えば、ライナーだって負けちゃいないだろ?」

…確かに…ライナーもクリスタに関する事以外はエレンに負けてない…いや、むしろ勝っている部分のほうが多いだろう。

コニー「分かんねぇんだよなぁ…天才の俺の頭脳を持ってしても。」

…聞こえなかった事にしておこう…

アルミン「ーえっと、それは簡単な事だよ。」

ベルトルト「え?アルミンにはわかるのかい?」

言い切ったアルミンの言葉に数人が聞き入っていた。

アルミン「…エレンがエレンだからだよ」

コニー「…は?」

ベルトルト「…ああ、なるほど」

アニ「…確かにそうだね」

ミーナ「うんうん!わかるよ!」

マルコ「僕もそうだと思うよ」

コニー「お、おい俺だけ分からないのは俺が馬鹿だからじゃねぇよな!?」

サシャ「大丈夫!コニーは誰が見ても馬鹿ですよ!」

コニー「なッ!?う、うるせえよ芋女!!」

サシャ「ひどい!?」

サシャも十分酷いと思うけど…

うーん…コニーにはちょっと難しかったかな。

アルミン「…エレンはさ、何に対しても、とても純粋で真っ直ぐなんだよ。もちろんそういう人を嫌う人もいるけど…エレンと少しでも一緒にいれば…皆エレンが魅力的に見えるようになるはずだよ」

コニー「???」

まだよく分かってない様子のコニー。

アルミン「…要するに…皆エレンが好きって事だよ」

コニー「…お、おお、確かに俺もエレンの事は好きだぜ!」

うーん…まあ、いいか。

ベルトルト「もちろん僕も」

アニ「…私も…」

ミーナ「私もだよ!」

マルコ「当然ながら僕も」

サシャ「おお!皆エレンが好きなんですね!私ももちろんエレンが大好きですよ!」

よし、今日はここまで。

見てくれた人ありがとう。
文章に変なとこあったら教えてくださいね。

ではまた。

アルミン「うん!僕もエレンが大好きだよ!」

エレンの魅力を皆理解してくれてる。

こんなに嬉しい事はないよ。

サシャ「…アルミンが言うとエレンに恋してるみたいですね…」

アルミン「へ!?」

ミーナ「ああ、確かに…アルミンってば、本当に女の子みたいだもんねー」ジロジロ

な、何を言い出すんだこの二人は…

アルミン「そ、そういえばエレンさっきの続きは…」

サシャ「ごまかしましたね」

ミーナ「だね」

何か言われているけど、ほっておいて…エレンの方に視線を戻すと…

ジャン「ーーふざけんなよテメェ!!」

エレン「ああ!?離せよ!服が破けちゃうだろ!!」

ユミル「いいぞ!やっちまえジャン!私が許す!」

ミカサ「ねぇクリスタ…まだってどういう事?」ギロ

クリスタ「こ、怖いよミカサ…」

ライナー「クリスタが…クリスタがエレンと………うおぉぉぉ!!」ガッガッ

…これじゃあ、今日は聞けそうもないな。

本当…二人の間に何があったんだろう?

ミカサ「ねぇクリスタ…まだってどういう事?」ギロ

クリスタ「こ、怖いよミカサ…」

ライナー「クリスタが…クリスタがエレンと………うおぉぉぉ!!」ガッガッ

…これじゃあ、今日は聞けそうもないな。

本当…二人の間に何があったんだろう?


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ミカサ「ねぇクリスタ…まだってどういう事?」ギロ

クリスタ「こ、怖いよミカサ…」

ライナー「クリスタが…クリスタがエレンと………うおぉぉぉ!!」ガッガッ

…これじゃあ、今日は聞けそうもないな。

本当…二人の間に何があったんだろう?


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>>52

ミスってますね。

修正しました

つい先日の事である

放課後、エレンが帰ろうとしていると…

ミカサ「…エレン」

エレン「お、ミカサ、今日も一緒に帰るんだろ?」

アルミンとミカサ…いつも三人一緒に帰るのが定番なのだが…

ミカサ「…ごめんなさい、今日は用事があって一緒に帰れない事を伝えるのを忘れてしまっていた」

エレン「…なんだ、そうなのか…じゃあ、アルミンと二人で帰るとするか…」

アルミン「ーーエレーン!」

エレン「お…アルミン!今日ミカサが用事があるらしいから二人で帰ろうぜ!」

アルミン「え?ミカサも?」

エレン「ミカサも?って、アルミン、お前ももしかして…」

アルミン「う、うん…実は僕も今日は用事があって一緒には帰れないんだ…」

エレン「まじか………分かった。じゃあ今日は一人で帰るよ」

ミカサ「本当にごめんなさい…じゃあエレン、アルミン、また明日」ダッ

そう伝えると、駆け足で帰って行くミカサ

アルミン「…あ、ミカサまた…って…行っちゃったか………じゃあエレン、僕ももう行くね?…また明日会おうね!」

そう言って、手を振りながら帰っていくアルミン

エレン「おう、また明日な」フリフリ

…さて………帰るとするか…って、あれ?

エレン「おーい、クリスター」

クリスタ「ひゃい!?…って…なんだエレンかぁ…脅かさないでよぉ…」

エレン「悪い悪い…ってかそれより、クリスタも一人なのか?」

…そう、クリスタも普段ならユミルと一緒に、二人で帰っているはずなのだが…
クリスタ「…あ、えっと…今日はユミルが用事があるらしくて…だから一人で帰る事になったの」

エレン「…ユミルもかよ…」

クリスタ「も?…ああ!もしかしてエレンも?」

エレン「ああ、ミカサとアルミンが用事があるらしいからさ…一人で帰ろうとしてたんだよ」

クリスタ「そ、そうなんだ…」

エレン「そうそう、だからさ、よかったら一緒に途中まで帰らないか?」

クリスタ「ふぇ!?」

何故か驚いている様子のクリスタ

…俺、変な事言ったか?

エレン「…えっと、嫌なら別に…」

クリスタ「あ…い、嫌な訳ないよ!!じゃあ一緒に帰ろっか!」

エレン「お、おう…」

…変なクリスタだな?

ーーーーーーーー


エレン「ーでさ、そん時アルミンがーー」

クリスタ「ふふっ、流石はアルミンだね!」

エレンとクリスタはお互いの親友の話をしながら帰り道を歩いていた。

エレン「…そういや、ユミルは何の用事だったんだ?」

クリスタ「えっと、私も詳しく聞いてないからよく分からないんだけど…なんか家の用事だって言ってたよ?」

エレン「そっか…珍しいよな…ユミルがクリスタと一緒に帰らないなんて」

クリスタ「そう?」

エレン「だってユミルって、いつもクリスタにべったりだろ?俺とミカサみたいな感じでさ…」

クリスタ「…うーん…確かにそうかもね…」

エレン「…クリスタはユミルの事、鬱陶しく思ったりしないのか?」

クリスタ「なんで?」

エレン「いや…俺はたまに、ミカサに対してそう思うからさ…」

いつも一緒…しかも母親のように振る舞うミカサを、エレンは正直少し鬱陶しく感じるようになっていた。

クリスタ「…えっと、確かにエレンの言いたい事もわかるよ?…でも、ユミルが私の事を大事に思ってくれてるって知ってるから…私はそんなにかな…」

エレン「…へぇ…」

クリスタ「…まぁでも時々、一人にしてよ!って思う事も勿論あるんだけどね」

エレン「お、やっぱりあるのか」

エレン「…まぁそうだよな。いくら女神のクリスタでも…」

クリスタ「言わないでっ!!」

エレン「ッ!?」

………驚いた。

クリスタがこんなに感情を露にする奴だとは思ってなかった…

クリスタ「本当の私は…女神だとか天使だとか…そんなんじゃないの!…私は…」

エレン「…」

クリスタ「…私はただ…自分の為に…本当は嫌な娘なのに…」

………何となく…本当に何となくだけど…

クリスタが辛いんだって事だけは分かった気がした。
クリスタ「………あ…ご、ごめんねエレン…急に大声だしちゃって…本当にごめ…」

エレン「いいじゃん別に」

クリスタ「…え?…」

エレン「今の自分が嫌なんだったら、好きな自分を出せるようにしたらいいじゃん?周りがどう思おうが関係ない」

クリスタ「………」

エレン「…俺はさ、こんな性格だから、避けられる事が多くてさ…今まで何回も傷ついた……自分らしく生きるっていう事が辛いと思った時もあった…」

クリスタ「…じ、じゃあ…」

エレン「…でも、そんな俺にも友達が…大切な親友ができたんだ。そいつらが言うんだ…エレンはエレンのままでいて…って…」

クリスタ「あ…」

エレン「だから俺は、自分らしく生きる事にした。…どんだけ傷ついても、あいつらが傍にいてくれるから…俺は今も、こうして自分に正直に生きていられるんだよ…」

クリスタ「…私には無理だよ…」

エレン「…できるさ、クリスタの思ったままに生きればいい。それでお前を否定する奴がいたら、俺がぶっ飛ばしてやるよ!」

クリスタ「…エレン…」

…何言ってんだろうな…俺…恥ずかしくなってきた…
エレン「ーさて、こっからは別々の道だし、解散とするか…」

クリスタ「…あ…待って!」

エレン「…ん?どうしたクリスタ?」

クリスタ「…私…自分に正直に生きたい…でも、皆上辺だけで…」

エレン「…ユミルは?」

クリスタ「…頼っていいか分からなくて…もしかしたら嫌われるんじゃないかって…そう考えたら恐くて…」

…そんな事はないと思うんだけどな…

エレン「…じゃあさ」

クリスタ「…?」

エレン「俺に頼ればいいじゃん」

クリスタ「…え?……」

エレン「俺はクリスタの本音を聞いちまったし、クリスタも俺の本音を聞いちまっただろ?…なら俺には頼ってもいいって事じゃん」

クリスタ「え…あ、あの…で、でも…」

エレン「辛くなったらいつでも言ってこいよ、何も今すぐ変わる必要はないんだからさ…」

クリスタ「……いい…の?…」

…まだ疑いますか…ったく、仕方ねえな…


エレン「…いいに決まってるだろ?俺達、友達なんだし」ナデナデ

クリスタ「…あっ…///」

エレン「うし、じゃあなクリスタ!」

…クリスタに背を向けて帰ろうとするエレン…

エレン「あ…」

…が…ふと振りかえると…


エレン「…また明日な!」ニコ

クリスタ「………ッ!///…あ…あぅ…ま、また明日!///」


エレン「…」

今度は本当に…クリスタに背を向け、手を振りながら帰っていた。

クリスタ「また…明日…エ…レン…///」

エレンが見えなくなった後も、クリスタは顔を真っ赤にしながらエレンの名を呟いていた。

とりあえずここまで

正直クリスタ以外フラグがまだ決まってない。

頑張って考える

ではまた。

どうしよう……オレも進撃中ならぬ進撃高のSS書こうかなと思ったのに既にあるとは……


ギャルゲーっぽくしようという点とエレクリ厨という点が見事に合致

>>69 あなたとはいい酒が飲めそうだ。

それはさておき、別に被ってる作品なんて沢山あるので気にしないでいいと思います。

SSなんだから皆様自由に書けばいいんじゃないでしょうか?

>>69様のエレクリも楽しみにしてます。

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ーーー
ーー


エレン「みたいな事はあったけど…」

アルミン「それ、完璧にフラグたってるよね?」

放課後。

エレンは、アルミンと二人で昼休みの話の続きをしていた。

エレン「フラグ?」

アルミン「うん…多分だけど、クリスタはその一件でエレンに凄く惹かれはじめてるんだと思うよ?」

エレン「…それはないだろ…」

アルミン「いやあるよ!!間違いなくあるよ!!」

そんな事があったら…他の皆でも…エレンに惚れちゃうよ…

エレン「…本当に?」

アルミン「少なくとも、LikeからLoveに変わりつつはあると思うけど…」

エレン「…そっか…クリスタが俺の事を………いや、やっぱねえよ」

アルミン「なんでだよ!?」

エレン「だって、うちの高校のほとんどの男子がクリスタを狙ってるんだぞ?、そんなモテモテのクリスタが俺なんかの事…好きになる訳ないだろ?」

…そのほとんどの男子とエレンでは全然違うからなんだよ…

アルミン「と、とにかく…少なくともクリスタはエレンに対して少なからず好意を持ってはくれてるはずだよ」

エレン「…えー……?」

アルミン「…えー、じゃないよ全く…」

…本当、エレンは鈍感なんだから…そんなんだからミカサも僕も…

エレン「…うーん、アルミンがそう言うならそうなのかもな…」

アルミン「やっと、信じてくれた?」

エレン「ああ、信じるよ。…何せ、俺の一番の親友の言葉だしな!」

笑いながらアルミンの肩を叩くエレン

アルミン「あいたっ!?」

…一番の親友か…

アルミン「…そうだね、僕にとっても、エレンは一番の親友だよ」

…そう、中学の時…体が弱くて、余りクラスに馴染めなかった僕に優しく話しかけてくれたエレン。

最初はちょっと恐いなって思ってた。中学でのエレンはよく喧嘩ばかりしていたから…

…でも、本当は全然恐い人なんかじゃなかった。

誰よりも真っすぐで、純粋な君の心に触れた時…僕はとても暖かな気持ちになったのを覚えてる。

…この時に覚えた気持ちは、きっと一生忘れる事はないだろう…

エレンは僕を救ってくれた…

見つけてくれたんだ…

僕という存在…僕の本当の心を…

………
……


今でもよく思い出す。
エレンに出会わなかったら僕はどうなってたんだろう、って…

…正直考えたくもない。

「エレーン!」

エレン「お…ミカサも呼んでるし、そろそろ帰るとするか…行こうぜ、アルミン」

アルミン「…ねぇ、エレン…」

エレン「ん?何だ?」

アルミン「………」

…君と出会えて…本当によかった。

エレン「…?アルミン?」

アルミン「…僕も…」

エレン「?」

アルミン「僕もエレンの事…大好きだよ!」

エレン「は?…い、今更何言ってんだよ///…でもまぁ、俺もアルミンの事…大好きだぞ」


…うん、今はこれでいい

いつかきっと…もっと素直になれる日が来るはずだから。

でも…

アルミン「あはは、じゃあこれからもよろしくね?」

エレン「おう!俺達はずっと親友だ!」

…できれば…少しでも早く…

…その時が来てほしいかな。

ーーー
ーー


エレン「さてと…今日はどうするかな…」

今日は日曜日

特に予定がある訳じゃないし…このまま家にいたらミカサがやって来る気もする。

エレン「…んー…とりあえず街でぶらぶらするかな…」

そんな訳で街に出てきたのだが…

エレン「…どうしてこうなった…」

サシャ「あれ?エレン、そのご飯、食べないんですか?なら私がもらってもいいですか!?」

とりあえず飯でも食おうとうろうろをしていると、サシャと出くわした。

エレン「いや食うよ!…お前にはお前の分があるだろ…」

サシャ「それはお代わりしてもいいって事ですか!?」

ーーー
ーー


エレン「さてと…今日はどうするかな…」

今日は日曜日

特に予定がある訳じゃないし…このまま家にいたらミカサがやって来る気もする。

エレン「…んー…とりあえず街でぶらぶらするかな…」

そんな訳で街に出てきたのだが…

エレン「…どうしてこうなった…」

サシャ「あれ?エレン、そのご飯食べないんですか?なら私がもらってもいいですか!?」

とりあえず飯でも食おうとうろうろしていると、サシャと出くわした。

エレン「いや食うよ!…お前にはお前の分があるだろ…」

サシャ「それはお代わりしてもいいって事ですか!?」

修正しました。

エレン「…好きにしろよ、お前が何食おうがお前の勝手だしな」

サシャ「やった!まさかエレンに奢ってもらえるだけじゃなく、お代わりまでしていいとは…本当にエレンは優しいですね!」

…ちょっと待て…

サシャ「えっと、じゃあ次は何を食べようかなぁ…」

エレン「お、おいサシャ!誰が奢ってやるなんていったんだよ!?」

サシャ「え?もちろんエレンですよ?」

エレン「言ってない!断じて言ってないぞ!」

サシャ「まあ、細かい事は気にしないでください♪」

全然細かくねぇよ!!

エレン「ッ…分かった」

サシャ「おお?」

エレン「ここまでの分は俺が奢ってやる…ただし、これ以上食うつもりなら自分の金で払え」

サシャ「…いいんですか?」

…こいつは今更何を言ってるんだ…

エレン「ああ…飯に付き合ってもらったって事で奢ってやるよ…しょうがねえからな」

サシャ「…やっぱりエレンは優しいですね…」

エレン「は?」

小さく呟いたサシャの声はエレンには届かなかったようだ。

サシャ「いいえ、なんでもありません!じゃあ、これを食べ終わったら外にでましょうか!」

エレン「あ、ああ…ってか、お代わりするんじゃなかったのかよ?」

サシャ「いいんです、もうお腹いっぱいになりましたから!」

そう言って、満面の笑みを浮かべるサシャ

…本当、黙ってりゃ可愛いのにな…

今人いるかな?いたらちょっと聞きたいんだが…サシャの訛りってどこの?

わからないなら関西弁でいいと思います

>>90 せやな、ありがとう。

すまん、ちょっと中断します。

サシャの次は誰とフラグたてればいいですかね?

候補…アニ、ミーナ、ユミル

>>95
なければ適当にやります。

ミーナで

おけ、サシャフラグ書きながらミーナフラグも考えておきます。

フラグ立て終わったらまた安価とるかもしれません。
ではまた。

エレン「…さて、こっからどうするか…」

サシャ「次は美味しいパフェでも食べに行きましょう!」

エレン「また食うのかよ…」

サシャ「甘いものは別腹ですから、さあエレン行きますよ!」

エレン「お、おいサシャ…ったく、しょうがねえな」

ーーー
ーー


エレン「…でかすぎだろこのパフェ…食いきれんのか?」

サシャ「うちとエレンなら大丈夫やよ」

エレン「俺も食うのかよ!?…ん?ってかサシャ、お前言葉遣い…」

サシャ「エレンと二人だけやからええの!」

エレン「…そっか」

エレン「…でもさっきの店では違うかったけどな」

サシャ「細かい事気にせんといて!…エレンだけやもん、うちの事馬鹿にせえへんかったのは…」

エレン「ん?…ああ、初めて会った時の話か?」

サシャ「うん…」

…そういや、サシャは中学の時にこっちに引っ越してきたんだったな。

別に変じゃないのによく皆にからかわれてたっけ…

エレン「…ってかお前、突然敬語になるんだもんな」

サシャ「だ、だって…恥ずかしかったし…」

エレン「今じゃ俺と二人きりの時ぐらいか?」

サシャ「…うん…」

ごめん、口調安定しないわ…

書き方普段と同じようにする…

エレン「皆といる時も普通に喋ればいいのに…」

サシャ「…」

エレン「…まあいいけどな、サシャの可愛いとこ見れるのが俺だけって事だし」

サシャ「…え?」

エレン「サシャが自分から普通に話せるようになるまでは今のままでいいだろ。さて、そろそろ食い始めるとするか」

サシャ「え?え?」

エレン「…うん、このパフェすげえ美味いぞ!サシャも早く食えよ!」

サシャ「エ、エレン…」

エレン「あ?何だよ?」

サシャ「今なんて…」

エレン「だから早く食えって」

サシャ「ーその前!」

エレン「うおっ!?…急に大声だすなよ…えっと、サシャが自分から話せるようになるまでは、サシャの可愛いとこ見れるのは俺だけだ…って事か?」

サシャ「ッ!可愛い!?うち可愛い!?」

エレン「お、落ち着けよサシャ…」

サシャ「あ…ご、ごめん」

エレン「…あー、だから、えっと…お前はそうやって話してるほうが可愛いって…俺はそう思ってるけどな」

サシャ「…///」

エレン「…何赤くなってんだよ?」

サシャ「…ううん!なんでもないよ、早く食べよ!」

エレン「…?」

ーーー
ーー


サシャ「ーここも美味しかったなー♪」

エレン「…結局一日中食ってばっかだったじゃねぇか…」

サシャ「…エレンは嫌やったん?」

エレン「別に嫌じゃねえけどよ…」

サシャ「ならええやん♪…あ………もう帰らなあかん時間やね…」

エレン「…おお、そうだな…じゃあ解散とするか…」

サシャ「…なぁエレン」

エレン「ん?何…ッ!?」

サシャ「ん」

振り返りるとすぐ目の前にサシャの顔があった。
唇と唇が触れ合うぐらい近くに…

サシャ「ん………えへ///キスしてもうた///」

エレン「お、おま…何して…!?」

サシャ「だって我慢できやんかったんやもん…///」

エレン「はぁ!?///」

サシャ「大好きなエレンに可愛い、って言ってもらえて…うちスッゴい嬉しかった」

エレン「…は?す、好き?今お前好きって…///」

サシャ「好きとちゃう、大好きや!中学の時からずっとな!」

エレン「え…えぇぇ!?///」

サシャ「ほなねエレン!また明日!///」

エレン「いや、ちょ、サシャ!」

サシャ「おやすみー!」

エレン「待っ…!」

タッタッタッ

エレンの静止の言葉も届かず、走り去っていくサシャ…

エレン「………な…んだよ…」

好き…サシャの口から確かにそう告げられた…

エレン「………」

自らの唇に触るエレン…

エレン「キス…されたん…だよ…な…///」

思い出そうとすれば、明確ではなかった。

それくらい、一瞬の出来事…

エレン「…サシャ…」

エレン(どうしてくれんだよ…)

一人後に残されたエレン…
彼に残されたのは、確かな混乱と…

少しだけ切ない気持ちだった…

翌日の月曜日

エレン「…はぁ…」

時は既に放課後…にしては遅い時間の下駄箱で、エレンは深いため息を吐いていた。

エレン「…」

原因は今日という日の事

サシャに昨日の真意を確かめようとしたのだが…

ーーー

エレン「…なぁサシャ…」

サシャ「あっ、おはようございますエレン!」

エレン「お、おう、おはよう……あのさ…昨日の事なんだけど…」

サシャ「昨日?昨日何かありましたっけ?」

エレン「え…?」

サシャ「あ、そういえば今度近くに新しい喫茶店ができるんですよ!」

エレン「…お、おう…そうなの…か…?」

ーーー

一旦休憩します。

次はミーナさんに行きます。

サシャの口調に関しては正直すまんかった…

…まるで何事もなかったかのように振る舞われて、結局聞けなかったし…

エレン「こんな日に限ってミカサとアルミンはまた用事だって言うし…しかも…」チラ

ザアァァァァ…

外を見れば、どしゃぶりの雨…

………憂鬱な日だな…


エレン「…ん?」

エレンが傘を広げながら下駄箱をでると、見知った顔を見つけた。

エレン「…クリスタ?」

クリスタ「…え?」

そこにいたのは、クリスタだった…

クリスタ「エレ…ン?」

エレン「…何してんだ?」

クリスタ「あ…えっと……傘…忘れちゃったの…」

苦笑いを浮かべながら、クリスタはそう答えた。

エレン「…今日は雨降るって…天気予報見てなかったのか?」

クリスタ「…うん…今朝は急いでたから…」

エレン「…ユミルは………もしかして用事か?」

クリスタ「?…なんで分かるの?………あ…もしかしてエレンも?」

エレン「ああ、ミカサとアルミンが用事で先に帰っちまってさ」

クリスタ「ふふっ、前もこんな事あったよね?」

エレン「…ああ…そういえばそうだな…ってか、あのユミルが傘を忘れたクリスタをおいて帰るなんて珍しいな?」

クリスタ「えっとそれは…」

…あ…ひょっとして…

エレン「…傘を忘れた事を言わなかったんだな?」

クリスタ「…あはは、当たり…」

遠慮深いな…ほんと…

エレン「…ほら」

クリスタ「?」

エレンは広げた傘を、クリスタに向かって差し出した。

クリスタ「…え?え?」

理解できてない様子のクリスタ。

エレン「…途中まで送って行ってやるよ」

クリスタ「…あ…い、いいよ!止むまで待つから…」

エレン「この雨…天気予報じゃ、明日の朝まで降り続けるぞ?」

クリスタ「………」

エレン「………」

クリスタをじっと見つめるエレン

クリスタ「………うぅ…」

…ったく…こいつは…

エレン「…ほら、帰るぞ」

クリスタ「あ…」

エレンはクリスタの手を取ると強引に引き寄せ、二人の真上に傘を広げた。

エレン「…嫌か?」

クリスタ「…///……嫌な訳…ないよ…」

エレン「…よし、じゃあ行くか」

クリスタ「…うん!///」

ーーーー
ーーー
ーー


ザアァァァァ…

相変わらず雨は酷いまま…
エレンとクリスタは、特に言葉も交わさぬまま歩いていた…

クリスタ「………」

エレン「………」

次はミーナだって言ったよな?…あれは嘘だ。


すいません、ミーナフラグ考えてたらいつの間にかクリスタになってた。

次はミーナだから後少し待ってください。

エレン(き、気まずい…)

エレンはこの前アルミンに言われた事を思いだし、いつもの調子で喋る事ができなくなっていた。

クリスタ「…あ、あの…」

エレン「ッ!な、なんだ?」

クリスタ「………ううん、なんでもない…」

エレン「…そ、そうか…」

…なんか…調子狂うな…

結局、会話らしい会話もないまま、クリスタの家の前まで来てしまった。

クリスタ「あ、ここでいいよ…」

エレン「いや、どうせなら玄関まで…」

クリスタ「ここでいいから!」

エレン「お、おお、分かった」

クリスタ「あ…ごめんね……送ってくれてありがとう」

エレン「ん、気にすんなよ…じゃあ、また明日な」

クリスタ「…うん、またね、エレン…」

そう言うと、クリスタは自宅の玄関まで走っていった。

エレン「…俺も帰るか…」

エレンは振り返り自分の帰路に着いた。

クリスタ「…」

そんなエレンの後ろ姿を、クリスタはドアの前で彼の姿が見えなくなるまで、ずっと見つめ続けていた…

クリスタ「…エレン…」


ザアァァァァ…

……………
…………
………
……

ミーナ「うーん、悩むなぁ…」

数日後のとある日

エレンは学校が終わったら付き合ってほしいところがある、とミーナに誘われ街中にきていた。

連れて来られた場所は服屋であった。

エレン「…まだ悩んでんのかよ…」

ミーナ「だってさぁ…あ、エレンはどっちがいいと思う?」

そう言って、ミーナはエレンの前に色の違う二つのシャツを広げてみせた。

エレン「…こっちだな」

ミーナ「こっち?どうして?」

エレン「ミーナにはこっちの色のほうが似合う気がする」

ミーナ「…」

エレン「ん?…なんだよ?」
ミーナ「ううん、嬉しいなって♪」

エレンが選んだシャツを胸に抱きながら、ミーナは微笑んだ。

ミーナ「私の好み…覚えてくれてるんだなぁって」

エレン「…そりゃまあ、な…」

中学の時から一緒で、何回も遊んでればそれぐらい嫌でも覚えるって。

ミーナ「~♪」

エレン(…本当に嬉しそうだな…)

ーーー
ーー


エレン「…で、服を見たかったのか?」

ミーナ「うん!エレンのおかげでいい買い物ができたよ♪」

…結局、ミーナはエレンが選んだシャツを買った。

紙袋を大事そうに胸元に抱えている。

エレン「じゃあ、この後はどうするんだ?」

ミーナ「えっと、じゃあ…」

ミーナの好みとかよくわかんねぇよ!

こういう場合は作者の自由にしちゃていいんですかね?

とりあえずまたまた休憩

今日はまだ更新します。

……………

ミーナ「可愛い~!」

ミーナが次の行き先に提案したのは、一軒のペットショップ。

ミーナは、一匹の子犬が入った檻の前でしゃがみ込みながら、可愛いと言う言葉を何度も繰り返していた。

エレン「…にしても、ペットショップか…ミーナって動物好きだったっけ?」

ミーナ「うん!犬が特に好きだよ!」

エレン「へぇ…それは知らなかったな」

ミーナの隣に並ぶエレン。
ミーナ「本当、可愛いよね~♪」

エレン「…何回言うんだよ…」

ミーナ「エレンは可愛いと思わないの?」

エレン「いや、思ってはいるけどさ…」

檻の中の子犬がエレンの顔を興味深そうに覗き込んでいる。

ミーナ「あ…この子、エレンのほうが気になるみたいだね…」

エレン「…そうなのか?」

確かに…子犬は、エレンから目を離そうとしなかった。

エレン「…可愛いな…はっ…」

ミーナ「…♪」ニヤニヤ

エレン「………」

…やってしまった…

ミーナ「…ねぇエレン…」

エレン「…何だよ?」

絶対からかってくる…そう思っていたのだが…

ミーナ「私たちがさ、出会った時の事…覚えてる?」

エレン「…え?」

ミーナ「…」

エレン「…中二の時?」

ミーナ「…うん、正解♪」


中二の時か…

確か…たまたま、同じクラスになって…ミーナから声をかけててきたんだよな

ミーナ「…中学の頃のエレンは喧嘩ばっかりしてたんだよね?」

エレン「んー、まあ二年に上がる少し前ぐらいまではな…」

ミーナ「…どうして、変われたの?」

エレン「…は?」

ミーナ「…最初はね…私…エレンの事、恐い人だと思ってた…」

エレン「…そうなのか?」

視線は子犬に向けたまま…
ミーナは当時の事を語りだした…

ちょ…電池切れで書いてたの全部消えた…

………一旦風呂行ってきます…休みなので更新は続けます。

ミーナ終わったら次はユミルかアニ…どっちからしようかな…

ミーナ「気に入らない相手なら上級生でも喧嘩したり、目を合わせただけでひどい事されるって…そんな噂ばっかり聞いてた」

エレン「…おい、それちょっとひど過ぎだろ」

だから、廊下ですれ違う奴らが目を背けてたのか…

ミーナ「あはは…でもね、私が自分の目で見たエレンは…噂で聞いてたのとは全然違う人だった」

エレン「…」

ミーナ「まだ一年生だったある日…雨の中、私は家の用事でお使いにいってたんだけどね」

ミーナ「帰る途中で道端に立ち止まってるエレンを見つけたの」

エレン(そんな事あったっけか…)

ミーナ「正直…嫌な人に会っちゃったなって…でも、エレンはまだ気づいてなかったみたいだから引き返そうとしたんだけど…」

エレン「…」

ミーナ「良く見たら、エレンの足元に子犬がいる事に気づいたの」

エレン(…ああ、思いだした。確か、拾ってやってくださいとか書いた段ボールに入れられてた…)

ミーナ「私、エレンがその子犬にひどい事しようとしてるんじゃないかって…そう思って止めようとしたんだけど」

エレン(どんだけひどい奴だと思われてたんだよ…)
ミーナ「勇気を振り絞って声をかけようとしたら…信じれないもの見ちゃったの」

エレン(えっと、確か…)

エレン「自分の傘を置いて帰ったんだっけ?」

ミーナ「…覚えてたんだ?」

エレンが覚えていた事が衝撃的だったのか…
ミーナはとても驚いた様子だった。

エレン「何となくだけどな」

ミーナ「…じゃあ、傘をかけてあげたエレンが最後に言った言葉は覚えてる?」

エレン「…俺なんか言ったっけ?」

エレンは必死に思い出そうとしたが、全く出てこなかったようだ。

ミーナ「…ごめんなって…」

エレン「ッ!」

ミーナ「これくらいしかしてやれないんだ………本当にごめん…そう言ったんだよ」

エレン「…言った、確かに言った。…ってか聞かれてたのかよ」

ミーナ「ふふっ、そのエレン見たときに分かったんだ。この人は、本当は凄く優しい人なんだって」

…自分の顔がどんどん赤くなっていってるのが分かった。

ミーナ「だから、二年になって同じクラスになった時、運命だって思った。…あの時のエレンを見てから…私は、本当のエレンをもっと知りたいって…ずっとそう思ってたから…」

エレン「…だから俺に話かけてきたのか…」

ミーナ「うん!…でも、やっぱり初めて話しかけた時は勇気が必要だったなー…エレンって目つき悪いし」

エレン「…それは言うな、自分でも分かってんだから」

ミーナ「…私の話は終わり。次はエレンが質問に答える番だよ」

エレン「…俺が変われた理由だっけ?」

ミーナ「そうそう、二年になってからエレンって人が変わったようになったよね?何があったのかなって」

エレン「変わったって言うか…そもそも、俺は喧嘩したくてしてた訳じゃない」

ミーナ「…そうなの?」

エレン「…本当に小さい頃から、自分の思ったように行動して生きてきたんだ…おかげでよく虐められてたよ…」

ミーナ「…そう…だったんだ…」

ミーナ(…エレンのほうが虐められてたなんて、知らなかった…)

エレン「でも、負けるのは嫌だったからさ、必死にやり返してた…そしたらいつの間にか強くなってたんだよ」

エレン「後…さっきも言ってたけど、俺って目つき悪いだろ?多分それもあって、嫌な噂ばっかり広まってたんだろうな」

ミーナ「…ごめん」

エレン「何謝ってんだよ」

ミーナ「…だって…」

エレン「別にもう俺は気にしてない、だからミーナが謝る必要はない」

ミーナ「…うん」

エレン「でも、当時は辛かったな…自分に正直に生きる事をやめ………あれ?この話、前も誰かにしたような…まあいいか…とにかく、自分らしくいるのをやめようと思った時にな…」

ミーナ「…時に?」

エレン「…友達が出来たんだ」

ミーナ「とも…だち?」

エレン「そう、しかもただの友達じゃない、親友って奴がな…」

ミーナ「それってもしかして…」

エレン「うん、まあ分かるよな、もちろんアルミンの事だよ」

エレン「あいつが俺に…俺らしくいてくれって…そう言ってくれたから、俺は自分を捨てずに今もこうして正直にいられるんだ」

ミーナ「…ミカサは?」

エレン「もちろんあいつもそう言ってくれた。それに…あいつはアルミンと知り合う前から俺の傍にいてくれたしな」

エレン「…でも、男友達が欲しかったってのがあったんだろうな。あの頃のミカサには今より冷たくする事が多くて…それでも、文句も言わずずっと一緒にいてくれたあいつには感謝してもしきれないよ」

ミーナ「…」

エレン「…さて、俺の話もこれで終わりだ。…そろそろ帰るとしようぜ」

ミーナ「あ…う、うん」

ーーー
ーー


ミーナ「………」

帰り道、ミーナは先日のクリスタのように、俯いて何も言わずに歩いていた。

エレン(またこの空気かよ…最近なんなんだ本当…)

ミーナ「…私ね…」

エレン「ん?」

不意に立ち止まり、話し出すミーナ。

ミーナ「エレンと友達になってから、今まで一緒に過ごしてきて…エレンの色んな事、たくさん知ったつもりでいた」

ミーナ「でも、全然そうじゃなかった。まだ…私の知らないエレンがいっぱいあるんだって…」

エレン「…ミーナ?」

異常に気づいたエレンも立ち止まる。

ミーナ「…正直、諦めようかなって思ってた、だってエレンにはミカサがいるから…」

エレン「…なぁ、一体何の話…

ミーナ「…でもこの前、昼休みのエレンとクリスタを見たとき…私…嫉妬しちゃったの…」

エレン「…嫉妬?」

ミーナ「私のほうがずっと前からエレンを好きだったのに…突然クリスタがエレンと仲良くしだしたから…スッゴい嫉妬した」

エレン「………は?」

ミーナ「…でも、そのおかげで気づいたんだ。諦める事なんて出来ないって…」

エレン「ちょっ…今何て…」
自分の耳を疑ったエレンがもう一度ミーナにさっきの言葉を聞こうとしたその瞬間…突然、俯いた顔をあげ真剣な眼差しのミーナが言う。

ミーナ「私…ミーナ・カロライナは…エレンの事が…ずっと…ずっと前から好きでした///」

エレン「…え!?」

ミーナ「…ごめんね、突然こんな事言っちゃって…困っちゃうよね」

エレン「い、いや…」

ミーナ「…ッ!///へ、返事は今すぐじゃなくていいから!…わ、私、先に帰るね!」

エレン「…え、いや、は?」

ミーナ「ま、またねエレン!…私、今日の返事…ッ!ずっと待ってるからね!!」

エレン「な!?お、おい!頼むから待っ…!」

…エレンの必死の声も届かず。
走り去っていくミーナの姿が見えなくなったのはすぐの事であった。

ちなみに残されたエレンはと言うと…

エレン「」

何も言えず…ただ立ち尽くしていた…

エレン「」

…ただ…立ち尽くしていた。

ミーナフラグ編終了…

非常に疲れた。
見てくれてる人いるのかね?

…とりあえずはここまで。
明日はユミルかアニ。

どっちがいいか希望があれば言ってくれ…まあ、どっちにしろ、両方やるんだけども…

皆様レスありがとうございます。

掛け持ち+各キャラのルートも書くので長くなりそうですが、ちゃんと完結させたいと思います。

それでは今日少しだけ更新していきます。

ーーー
ーー


昼休み…

生徒が行き交う廊下…

エレン「………はぁ~…」

その中を、エレンは以前よりもさらに憂鬱な気分で、一人廊下を歩いていた。

…そんなエレンの背中を物陰からをジ~っと凝視する人影があった。

ユミル「…」

…ユミルである。

クリスタとエレン…

いま学園はこの二人の噂で持ち切りだった。

というのも、今まではエレンとミカサ、この二人がいつものペアだったのだが…

そこに、突然クリスタも加わるようになり、生徒の間…(まあ、主に男子だが…)では混乱が起きていた。

ユミルももちろんその噂に悩まされている一人である。
ユミル(クリスタもエレンも、付き合ってはいない…と否定はしたが…)

ユミル(否定した時のクリスタ…あの慌てようから察するに…間違いなく、エレンに恋をしているんだろう…)

…正直、ユミルは寂しいという気持ちよりも、嬉しいという気持ちのほうが強かった。

そこいらの男共にクリスタをとられるぐらいなら、エレンのほうがずっと安心できるからだ。

………ただ…

ユミル「…ちっ」

それでも、やはり不安なものは不安である。

ユミル(クリスタがエレンを好きなのは…まあいい。問題はあいつがどう思ってるかだ…)

ユミルは、エレンがクリスタを弄んでいるのではないかと思っていた。

ユミルがこう思うのも無理はない。

エレンの周りには相変わらず、ミカサやアニ、サシャ、ミーナなど、この学園においてトップクラスの美少女達が集まっていたからだ。

その為、ユミルはこうしてエレンの動向をチェックしているのであった。

ユミル「お…あれは…」

ーーー

エレン「…お、アニ!」

アニ「…ん?…何だエレンか」

エレン「何だとは何だよ…どこ行こうとしてたんだ?」

アニ「自販機、ジュース買いに行こうと思って…」

ーーー

ユミル「………」

エレンが声をかけたのはアニであった。

…さっきも言ったが、彼女もまた、エレンの周りにいる美少女の一人で、男子の間では人気がある。

実際、すれ違う男子達もチラチラとアニのほうを見ている。

ーーー

アニ「…一緒に来る?」

エレン「…いや、俺はいいよ」

アニ「…そう…」


ーーー

ユミル「…ほお、ちゃんと断ったみたいだな…よしよし…」

ユミル(…アニが残念そうな顔したのが気になるが…まさかあいつもエレンを?)

エレン「じゃあまたな、アニ」

アニ「うん、またね…」

ユミル「…おっと…私も追わないと…」

アニに手を振って歩いていくエレンを、こそこそ追い掛けるユミル。

ユミル「…」

アニ(………ユミル?)

エレン(…あ……やっぱ俺も喉渇いてきたな…かといって、自販機に行ってアニとあったら、変に誤解される可能性もあるしなぁ…)

ユミル(…あいつ何立ち止まってんだよ…)

エレン(仕方ない…ちょっと遠いけど購買のほうに行くか…)

ユミル(お…動きだしたか…)

ーーー
ーー


そんな訳で訪れたのは、購買

ユミル(…あいつなんでわざわざ購買まで…)

エレン「何買おうかな…」

そこに、またもや女性の姿が…

クリスタ「…あれ、あそこにいるのって…」

サシャ「…あれはエレンですね!エレーン!」

クリスタ「あ、待ってよサシャ!」

駆け出すサシャとそれを追い掛けるクリスタ。

ユミル(クリスタ…とサシャか…)

ーーー

エレン「…サシャ!?…とクリスタか…」

サシャ「何奢ってくれますか!?」

エレン「は?」

クリスタ「…サシャ…何で奢ってもらう気満々なの?」

ユミル「…本当あいつは…相変わらずだな…」

ユミル(しかし、やはりエレンは女を弄んでるのか?…あいつがそんな事するとは考えられないが…)

「…さっきから何してんだお前…?」

ユミル「ッ!?」

急に声をかけられて驚くユミル。

振り返るとそこには…

今日はここまで、明日ユミルフラグは終わらせたい。
ちなみにユミルフラグはあれしか思いつかなんだ。

じゃあまた。

サシャUZEEEEEEEEEEEEEEE

>>156

ネタバレになりますが。
一応、サシャはごまかしたいっていう状態ですね。

答えを聞くのが恐くて、必要以上に普通でいようとしてます。

バイトの休憩中にひっそり安価します。

フラグ編も後半に入ってきたので最初の個別ルートのキャラを決めたいと思います。

>>161でお願いします。

まあミカサかなあ

おお、思ったより決まるの早くて嬉しかった。

では、最初はミカサで。

ミカサルート終了後、また安価とります。

ではまた朝更新します。

ジャン「…お前…いつからエレンのストーカーになったんだ?」

ユミル「ジャ、ジャン…お、お前いつから…」

ジャン「割と最初のほうから」

まあ、あれだけ怪しい行動をしていれば見られていてもおかしくはない。

ジャン「ああ、なるほど…おーい、エレン!こっちだこっち!」

ユミル「!?てめぇ何して…!?」

エレン「ん?………ジャン…と、ユミル?」

ユミル「あ…」

エレン「…珍しい組み合わせだな…何してんだ?」

サシャとクリスタは奥で談笑している…
ジャンの呼び声に気がつかなかったのか、ユミルたちの方に顔を向けてすらいなかった。

ジャン「…実はよ、ユミルがお前に話があるみたいでさ」

エレン「…へ?」

ユミル「はぁ!?」

ユミル(こいつ、いきなり何言いだしやがる!?)

ジャン「…でさ、こいつ、お前を呼び出すのがちょっと恥ずかしかったみたいで、俺が代わりに呼んでやったってわけ」

エレン「そ、そうなのか…?」

ユミル「ジャン!お前何言って…」

ジャン「まあまあ、いいからいいから、俺に任せとけって」

ユミル(…こいつ何考えてやがる?)

ジャン「じゃあエレン、ユミルの話を聞いてやってくれよ」

エレン「あ、ああ…ユミル、一体何の話だ?」

ユミル「え…い、いや…」

ユミル(何だよ!?…別に話なんてねえよ!…な、なんか適当にごまかして…)

エレン「?…おいユミル?」

ユミル(!?なんで顔近付けてくんだよ!?///)

ジャン(…今だな…)

ジャン「おっと手が滑ったー」ドン

ユミル「ッ!?」

エレン「え…ッ!?」

突然、ユミルの背中を押したジャン。
バランスを崩したユミルはエレンを下敷きにする形で倒れていく…

…エレンと唇を重ねたまま…

クリスタ「…あれ?エレン?」

サシャ「どうしました?」

クリスタ「いや、エレンがいないなって…」

サシャ「…そういえば…」

エレンがいない事にようやく気づいたクリスタ達

クリスタ「あ…いたいた…ッ!?」

サシャ「?どうかしまし…た…!?」

エレンを見つけたクリスタとサシャ…そして二人とも固まった。

ユミル(………)

エレン(ユ、ユミル…!?)

ユミルのファーストキスは、騒然とした周囲を耳から遠ざけるほど、唐突で…

何より、どれくらい時間が経ったのかも分からないほどに、頭が真っ白になって…

ただ…一つだけ…

こんな状況でもハッキリ頭で理解できていた事実は…

ユミル(…エレンとキスしちまった…)

……………

ざわ…ざわ…

ユミル「……ぁ…///」

視線はエレンの瞳に固定したまま、ユミルはゆっくりと唇を放した。

エレン「…ユ…ミル…」

呆然とユミルを見つめるエレン。

二人は互いに見つめ合った視線を外すことができずにいた。

………

あれほど騒然としていた周囲が、唐突にシン…となる。

誰もが声を発せられないまま…
誰もが動けないまま…

静かに時が流れていった…
…ふいにジャンが声をかける。

ジャン「…す、すまん…まさかキスまでしちまうとは…」

青ざめた表情のジャン。
きっと自分がこれからどんな酷い目に合うかを想像したのだろう。

しかし、その時…

スッーー

クリスタ「………ッ!?」

サシャ「…なっ!?」

ジャン「…へ?」


ユミル「…んっ…」

エレン「…んんぅ!?」

…再びエレンとユミルの唇は重なった。


………

どれくらいそうしていただろう…

周囲は徐々に目の前の出来事を認識してゆく。

…そして…

クリスタ「な、な、なにして…!?」

サシャ「何してるんですかぁ!!?」

ユミル「ッ!?」

我に返ったユミルが、パッと飛びずさる。

ユミル「…ぁ…わ、私…な、何やって…」

エレンも上半身を起こし、そっと唇に指を当てる。

この時、ユミルは理解した。
自分はとんでもないことをしてしまった、と…

エレン「…あ…ユ、ユミ…///」

ユミル「…ッ!!///」ダッ

エレン「あ…お、おい!?」

観衆を掻き分け、駆け出していったユミルの背中を、エレンはただ見送ることしかできなかった。

………
……

ジャン「本当にすいませんでした…」

騒ぎの収集がつかないあの場を何とか抜け出したエレン達は、人気の少ない校舎裏にきていた。

サシャ「…最低ですね」

クリスタ「…信じられない」

ジャンはサシャとクリスタにこれでもか、というほど蔑まれていた。

ちなみに、エレンは…というと…

エレン「…」

放心状態で校舎の壁にもたれかかっていた。

クリスタ「あ、あのねエレン…」

エレン「…悪い…俺やっぱ探しに行ってくる…」

クリスタ「…え?…」

クリスタがその言葉を理解しようとする前に…エレンは駆け出していった。

クリスタ「…あ………エレン…」

サシャ「………」

ジャン「…大丈夫だろ、あいつなら何とかしてくれる」

サシャ「あんたがいうな!!」

ジャン「………すいません…」

クリスタ(…ユミル…二回目は自分からキスしにいってた………もしかして…)

クリスタはユミルの気持ちに何となく気づいていた。
そんなクリスタが、先程のユミルの行動を思い出し、得た感情は…

クリスタ(…羨ましい…)
………羨望であった。

文章が…文章がぁ………もう分からん…

とりあえず寝ます。

また今日更新します。

お休みなさい。

おはようございます。

ちなみに個別ルート入った瞬間に台詞のみ(基本的に)のSSにしようかなっと思ってるのだが…構わないだろうか?

いやまあ、その時の気分しだいでちょいちょい変わるんだろうけど…

一方、教室では…

ミカサ「…?アルミン、エレンが見当たらないのだけれど…」

アルミン「…そういえばそうだね」

ミカサ「もうすぐ昼休みも終わってしまうというのに…一体どこへ…」

アルミン「まあ、心配しなくてもそのうち戻ってくると思うよ?」

ミカサ「…だといいのだけれど…」

ミカサ(…なぜか嫌な予感がする…もしやエレンの身に何か…)

……………
…………
………
……

その頃、人気の無くなった屋上にて…

ユミル「…うぅ……私…なんであんな…」

ユミルは膝を丸めて泣いていた。

どれくらいの時間こうして泣いているのか…

涙の跡が乾いても…また新たに溢れてくる涙が乾いた跡を濡らしていった…


ガチャーーと、ドアの開く音がする

ユミル「」ビクッ

バタンー

エレン「…はぁ…はぁ…やっと見つけた…」

姿を見せたのはエレンだった。

ユミルは振り向かずに、更に膝に顔を埋めた。

そんなユミルの隣に、エレンはそっと近付き腰を下ろす。

エレン「………」

ユミル「………」

何から言えばいいのか…エレンは探す事に必死で、かける言葉を考えていなかった。

エレン「…昼休み終わっちまうぞ?…早く教室戻ろうぜ…」

ユミル「………」

首を横にふるふると振る。
エレン「…はぁ………ごめんな…変なことになって…」

ユミル「……なんで…」

ユミルは顔を上げないまま答えた。

ユミル「なんでお前が謝るんだよ…」

エレン「…俺がもっと注意してりゃ、あんな事にならずに済んだだろうし…」

ユミル「…」

エレン「だから、ユミルが気にする必要はねえよ…っても無理な話か。はは…」

ユミル「…違う…違うんだよ…」

ゆっくりと顔を上げたユミルは、無理矢理笑顔を作ってエレンを見た。

ユミル「最初はあいつの…ジャンのせいだったかもしんねぇ…だけど、二回目は…私……私がしたいと思ったからキスしたんだ」

エレン「…」

ユミル「最低だよな…クリスタの為だとか言いながら………本当は全部、自分の為だったんだよ…」

エレン「…?」

ユミル「クリスタがお前の事を好きなの分かってて…なのにあんな事までしちまって…」

エレン(………本当にアルミンの言うとおりだったのか…)

ユミル「気づいてたんだよ…でも認めたくなかった…私がお前…エレンに惚れてるなんて…」

エレン(…ファ!?)

ユミル「…私なんかが女として見てもらえるなんて思ってないから………辛くなるだけだから……だからずっと気づかない振りをしてきたのに…」

エレン「…えっと、つまりユミルは俺の事が…好き…と?」

ユミル「ッ!?///一々言わなくていいんだよ!!///」

エレン「す、すまん…」

ユミル「と、とにかく…私は最低な女なんだよ…動けないお前を見て、チャンスだって思った…」

エレン「…もういいよ…」

ユミル「よくねぇよ!…私は…私はあそこで…皆の前でキスすれば既成事実ができるんじゃないかって…そしたら言い訳なんかできないって…そんな事考えて…」

…最後の方は擦れてよく聞こえなかった。

ユミル「…卑怯な女なんだよ…私は…」

エレン「…すまん、先に謝っとくな」

ユミル「…え…?」

エレンは突然ユミルの肩を掴み、伏せていた顔を強引に上げさせ…

ユミル「ッ!?///」

エレン「んっ…」

…キスをした。

ユミル「んんっ…ふっ…」

さっきよりも長い…長い時間交わされる口づけ。


エレン「……ん…」

そして…ゆっくりと離されいく唇。

ユミル「……あ………エ、エレン…お前何して…」

エレン「…俺さ、軽蔑されるかもしんないけど…最近よくわかんねえんだわ…」

ユミル「…へ?」

エレン「友達だと思ってた奴らがみんな…俺の事…好きって言ってくれて…でも俺は誰が好きとかわからなくて…」

ユミル「…あ……」

エレン「でも、今のユミルを見てたら…キスしたくなっちまった…だからキスした。…卑怯だよな?」

ユミル「………うん…」

エレン「…怒らないのか?」

ユミル「……怒ってるよ…」

エレン「…殴らないのか?」

ユミル「…殴ってほしいか?」

エレン「…い、いや…」

ユミル「…じゃあ…もう一回してくれよ…」

エレン「…へ?…ふむぅ!?」

ユミル「ん……」

エレンの気持ちは定まらぬまま…二人の唇が再び重なった。

………その時

バン!!…

クリスタ「こんなの絶対おかしいよ!!」

エレン「!?」

ユミル「ッ!?」

びくりとして離れる二人。
移した視線の先にはクリスタが…いや、後ろからぞくぞくと、人が続く。


サシャ「…どうしてこうなってるんですかねぇ…」

ミーナ「…まさかユミルもエレンの事好きだなんて…」

ミカサ「」

アルミン「ミカサ!?しっかりしてよミカサ!!」

アニ「………」

エレン「お、お前ら…」

クリスタ「む~…ユミル!!」

ユミル「ク、クリスタ…」

嫌われた…そう思っていたユミルだが…

クリスタ「ずるいよ!!一人だけ抜け駆けして!!」

ユミル「…へ?」

とりあえずここまでぇ!!
ユミルフラグは終わったも同然、次回はアニです。

ではまた。

早く個別ルート書きたい…

あ、まだ更新できたらまた今日します。

すいません、また朝更新します。

……………
…………
………
……


数日後の朝

エレン(最近おかしい…絶対おかしい…)

…女難…?

まあ、世の男性からすれば何ふざけた事言ってんだ…と、殴られそうだが。

エレン「…視線が痛い」

あれ以来、変な方向で名前が売れはじめたエレン。

こうして登校時にもチラチラと視線を感じるようになっていた。

エレン「………どうすりゃいいんだよ…」

「エレン」

エレン(…みんな普通に接してくれてるようで…変に距離を置かれてるっていうか…)

「…エレン」

エレン「…はぁ…」

「………」プルプル

ゲシ!!

エレン「痛ぇ!?」

突然、足に痛みが走った。

エレン「っ…何しやがっ…!」

アニ「…無視するとはいい度胸だね」

エレン「…ア、アニ………さん?」

振り返るとそこには、明らかに怒った顔をしたアニがいた。

本当に今日はここまで、ではまた朝に

ノシ

ジャンとかとの絡みがある学園のイベント編とかも考えてるんですが

需要ないですかね?

エレン「…いつからそこに?」

アニ「…本当に気づいてなかったの?」

エレン「…すまん、ちょっと考え事しててな…」

アニ「…何か悩んでるの?」

エレン「いや、この前の…ほら、分かるだろ?」

アニ「………ああ、あの時の事?」

もちろん、先日の屋上での事である。

エレン「そうそれ…」

エレン(厳密にはそれだけじゃないんだけど…)

アニ「…一つ聞いていい?」
エレン「…なに?」

アニ「あんたは誰が好きなの?」

エレン「………まだ分かんねえ…」

アニ「………そう…」

エレン「俺ってひどい奴なのかな…?」

アニ「…多分ね…」

エレン「や、やっぱそうだよな…」

アニ「…悩むくらいなら全部捨てちゃえばいいんじゃない?」

エレン「え?」

アニ「何も必ず誰かを選ぶ必要なんてない。誰も選ばないって選択肢もあるんじゃないかな…」

エレン「…誰も選ばない…か…」

アニ「まあ、それで今までのような関係でいられるかって言ったら、ちょっと怪しいけど…」

エレン「………」

アニ「…そんなに落ち込まなくても」アセ

エレン「………」

アニ「……はぁ…あ、ならさ…」

エレン「…?」

アニ「いっそのこと…私と付き合ってみる?」

エレン「………え!?」

アニ「…どう?」

エレン「い、いや…どうって言われても///」

アニ「……冗談だよ」クス

エレン「…笑えねぇって」

アニ「ふふっ、ごめんごめん…でも、あんたも男だろ?もうちょっとびしっとしなよ」

エレン「……うん…そうだよな…前向きに考えないと駄目だよな!」

アニ「そうそう、悩んでるあんたなんかみんなも見たくないだろうしね…」

エレン「…」

アニ「…?」

エレン「…ありがとな、アニ」

アニ「気にしないでいいよ、私たち…友達でしょ?」

エレン「ああ…でも、本当にありがとう」

アニ「はいはい。まあ、今日は気合い入れていかないと、大会にも支障がでるしね」

エレン(………は?)

エレン「……大会?」

アニ「…あんた、そんな事も忘れてたの?今日は球技大会の日だよ?」

エレン「………忘れてた…」

アニ「…やれやれ…」

エレン(そういや、今日ミカサやアルミンがいないのって…それが理由で先に行ってるからだったっけ…)

エレン「………よし!!」

アニ「…いきなり大声ださないでよ…」

エレン「うぉぉぉ!!テンション上がってきたぁぁぁ!!」

アニ「え」

エレン「アニ!急いで学校行くぞ!」グイ

アニ「あ…ま、待ってよ…///」

アニ(…なにげに手、繋いでるし///)

ーーーー
ーーー
ーー

やっぱこっちのが書きやすい…

ー学校ー

ピクシス「それでは、ただ今より球技大会の開催を宣言する!全力をもって競い合ってくれ!以上!」

エレン「よし!いくぞ野郎共!!」

アルミン「うん!頑張ろうみんな!」

ライナー「おう!!エレン!俺はお前を許さん!」

ベル「ライナー、本音がでてるよ…」

エレン「やるからには絶対勝つぞぉぉ!!」

野郎共「オオォォォォ!!!」

クリスタ「す、すごいね男子…というかエレン…」

ユミル「本当、イベントが大好きな奴だからな」

ミカサ「何にでも全力をだす。エレンのいいところ」

サシャ「私達も負けてられませんね!」

アニ「私は、あそこまでのやる気はないんだけどね…」

「…随分やる気があるみたいだな」

エレン「ん?」

ジャン「よおエレン」

エレン「…ジャン?」

マルコ「僕たちもいるよ!」
コニー「俺がいれば優勝はもらったも同然だぜ!」

ミーナ「エレン!私達に勝てるかな?」

フランツ「ハンナ…君のために頑張るよ!」

ハンナ「もう、フランツったら…」モジモジ

マルコ、コニー、ミーナ、フランツ、ハンナ、みんな隣のクラスの奴らだな。

ジャン「悪いがエレン、この大会…優勝するのは俺達だ!」

エレン「……へぇ…そっちもやる気はあるみたいだな…でも、俺達だって負ける気はねぇよ!」

エレン・ジャン「どっちが優勝するか…」





「「勝負だ!!」」

……………

エレン「…まずは女子のバレーボールからか…」

クリスタ「エレン」

エレン「お、クリスタ」

クリスタ「私…頑張るからね!」

エレン「おお!頑張れよ!」
クリスタ「うん♪じゃあ行くね!」ダッ

エレン「応援してるからな!」

ユミル「おいエレン」

エレン「うぉっ!?び、びっくりさせんなよユミル…」

ユミル「…あの…さ…」

エレン「…?」

ユミル「…私も頑張るから…ちゃんと見ててくれよな…」モジモジ

エレン「…おう!約束する!だから、ユミルも頑張れよ!」

ユミル「…う、うん………あ…じゃ、じゃあな!///」ダッ

エレン「…ユミルもやる気があったんだな…ちょっと意外…」

ミカサ「…多分、エレンのおかげ…」

エレン「おお…お前もびっくりさせんなってミカサ…」

ミカサ「…」

エレン「?…ミカサ?」

ミカサ「…今のエレンは、皆に愛されてる」

エレン「…急にどうした?」

ミカサ「…私はもう必要ない…かな?」

エレン「は?」

ミカサ「…昔のエレンは、一人でいる事が多かった。みんな、エレンの事を誤解して…虐めてばかりいた…」

エレン「…」

ミカサ「…でも、私はエレンの良いところを沢山知っていた。だからずっと…何があっても、私だけはエレンの傍にいようと決めてた」

エレン「………そっか、ありがとな…」

ミカサ「でも、今は違う…エレンがいい人だとみんな知っている」

エレン「…まあ、確かに友達は増えたな」

ミカサ「…私が傍にいなくても…エレンはもう…」シュン

エレン「馬鹿な事言ってんじゃねぇぞミカサ」

ミカサ「…?」

エレン「俺がこうして今みんなと一緒に仲良くしていられるのは、アルミンと…何よりお前のおかげだよ」

ミカサ「…私は別に何も…」

エレン「お前が昔からずっと一緒にいてくれたから…俺は今こうして笑っていられるんだ」

ミカサ「…」

エレン「…ずっと言いたかった言葉があるんだ。…照れ臭くて、今まで言えなかったんだけどな…」

ミカサ「…?なに?」

エレン「…ありがとう、ミカサ」

ミカサ「ッ!」

エレン「お前が傍にいてくれた事…本当に感謝してる…ありがとう」

ミカサ「…うぅ…エ、エレン…」グス

エレン「馬鹿、何泣いてんだよ…ほら、もう試合始まっちまうぞ?…応援してるからさ、頑張れよ?」ナデナデ

ミカサ「あ///…うん…うん!私頑張る!///」

エレン「よし!じゃあ行ってこい!」

ミカサ「うん!行ってきます!」ダッ

エレン(…ついに言っちまった…恥ずかしいな、おい///)

ミカサ可愛いよミカサ…とりあえずここまで、ちなみにサシャやアニは別の競技出場の為、今回の会話には入ってきませんでした。

ではまた。

ーーーーーー

ワアァァァァ!!

エレン「おおっ!ナイスレシーブ!!」

大会一日目

俺は体育館にて、クラスの女子が出ているバレーボールの試合を観戦していた。

エレン「っし!打てー!!」

ミカサ「ふっ!」

ースパーン!


ワアァァァァ!!

エレン「いいぞミカサ!」

ふむ。

うちのクラスは強い。

めちゃくちゃ強い。

今は女子バレーの決勝。

ここまで、なんとワンセットも落とさない活躍っぷり。

ミカサは持ち前の運動神経を生かして、レフトエースとして高い決定率を誇っているし、クリスタはセッターの役割を完璧にこなしている。

そして、何より驚きなのが…


女子「えいっ!!」

ーバシッ!

ユミル「よっ…と」

ードッ…

ワアァァァァ!!


エレン「また拾いやがった!」

アルミン「上手いなぁ…」

普段は体育など、やる気がなくサボり気味のユミルが、驚異的な守備範囲でレシーブを連発していること。
ユミル「おっと…」

ードッ…

エレン「また拾った!?」

マジかよ…

あいつ、運動できるじゃねぇか…

ワアァァァァ!!

エレン「いいぞ~!ユミル~!!」



そしてーー


ユミル「クリスタ!」

クリスタ「うん!…ミカサ!」

ミカサ「ふっ…!!」

エレン「お、おお…!?」

ユミルのレシーブから、流れるようにボールが繋がり…

ミカサ「はぁっ…!!」

ーースパー…ン!!

ピピー!!


審判「ゲームセット!!」

ワアァァァァ!!


…素人がクイックかよ…?
いや、運動神経いいって言ってもさぁ…

なんて強者達だ…

クリスタ「やった!」

ミカサ「ふぅ…」

ユミル「ま、当然の結果だな!」



エレン「凄え…凄えよ!最高だ!みんな!」

俺は、コート中央で手を取り合って跳ね回る女子達に近づいていく。


すると…

クリスタ「あっ、エレン!!」

ーバッ!

エレン「うおっ!?」

クリスタ「やった!やったよ!!」

クリスタは満面の笑顔のまま、俺に飛びついてきた。

クリスタ「私たち頑張ったよ!」

エレン「わ、わかってる!わかってるから離れよう!」

火照った体とか、薄い体育着とか、乱れた息とか…


って、何考えてんだ俺は!?


ミカサ「クリスタ…?」

クリスタ「へっ?」

エレン「………」

ほら来ちゃったよ…

我が幼なじみのミカサ様がご立腹のようだ…


ミカサ「ちょっと…」

クリスタ「あっ…」


クリスタを俺から引っぺがすと…

来るぞ…

今日はどんな風に怒ってくるのか…

はたまた無言の圧力をかけてくるのか…


エレン「…………!」

身構える俺…


しかしーー

ミカサ「……えいっ…」

ーバッ!

エレン「お前もかよ!?」

なんと、ミカサも抱き着いてきやがった!


エレン「こ、こら…!ミカサ…!?」

……ミカサも意外と…って馬鹿野郎!

そうじゃないだろ!?

エレン「暑いっての!!」

ミカサ「ご褒美…」

クリスタ「むっ、ズルイよミカサ!!」

ユミル「お、お前ら!は、はしたないぞ!!」


ギャーギャー…


エレン「っ……暑いって言ってんだろがーーー!!」

「……!……!……!」

更新遅くてすまん

ちゃんと終わらせます。

ーーーーー

ジャン「…なぁ、アルミン…」

アルミン「え?…あれ、ジャン?どうしてここに?」

ジャン「ちょっと様子を見にきただけだ…それより、あれはなんだ?」

アルミン「あれって…エレン達のこと?」

ジャン「ああ。……畜生、なんであいつばっかり…」



ジャン「俺にも火照った薄着女子来いよぉぉぉ!!」


「…来いよぉぉぉ…」

「…よぉぉ…」


……………


?「ほう、誰かと思えば…お前か、キルシュタイン」

アルミン「あ、キース先生…」

キース「…ちょっと指導室まで付き合え…」

ジャン「……え?…え?」


ガシッ!

キース「行くぞ」

ジャン「な、なんで俺だけ!?エレンの野郎も…」

キース「うるさいっ!大声で何を叫んでいるのだ貴様は!!早く来い!」

ジャン「ひぃぃ!?」

コニー「待ってくれ!先生!」

キース「ん?」

アルミン「コニー?」

キース「…なんだ?」

コニー「そいつは明日、俺たちとバスケの試合に出るんだ…だから…だから…!!」

キース「………」

ジャン「コニー…」

コニー「顔だけにしてやってください!!」

キース「いいだろう」

ジャン「コニーィィ!!」

キース「安心しろ…スプリンガーに免じて顔だけにしといてやる…」

ジャン「い、いやだぁぁぁ!!」



……………



エレン「…あいつ…何やったんだ?」

アルミン「………」

エレン「アルミン?」

コニー「若さ故の過ち…ってところだな…」

エレン「コニー?」

アルミン「…明日には一回り大きくなって帰ってくるよ…いろんな意味で。…特に顔とか」

エレン「???」

コニー「気にするなってことだ」

エレン「わ、わかった」



ワアァァァァ!!


その後も、エレン達のクラスは目覚ましい成績を残していった。



エレン「…総合優勝できるかもな」

アルミン「うん!十分可能性はあるね!」


俺たちは、自分たちのクラスが活躍する競技が終わると、体育館内をうろついていた。

コート内では、丁度女子のハンドボールの決勝が始まったところだった。

エレン「そういや…うちのクラス負けちゃったんだよな?」

アルミン「そうみたいだね…アニが出てたはずなんだけど…」

クラスの女子を探していると…

サシャ「エレン!!」

慌てた様子でサシャが駆け寄ってきた。

エレン「…サシャ?どうしたんだ?」

サシャ「アニが…アニがぁ…!」

エレン「…え?」

アルミン「サシャ、落ち着いて…アニがどうしたの?」

ーーーーー



エレン「アニ!」

体育館の隅、女子の人だかり、その中心にアニはいた。

アニ「ーーーッ…」

足首を押さえながら倒れているアニ

エレン「…ッ!アニ!大丈夫か!?」

アルミン「…サシャ、もう一度詳しく教えて」

サシャ「じ、準決勝でアニが相手のクラスの人に接触して倒れて…でも、大丈夫だって…そのまま…」

エレン「…馬鹿…!」


サシャ「ご、ごめんなさ…」

エレン「サシャじゃない、馬鹿はアニのほうだ」

アニ「悪かっ…たね…」

エレン「とにかく、保健室に…」

アニを保健室に運ぼうと、エレンが手を伸ばし、足元に触れた…その時…

アニ「…っ…ぅ!!」

エレン「ッ!」

エレン(ちょっと動かすだけでも、相当な痛みがあるみたいだな…)

アルミン「エレン、靴を脱がすんだ」

エレン「え?」

アルミン「今のままじゃ、抱えて運ぶにも靴の重さで痛みを受けてしまう。だから…」

エレン「お、おう」

アルミン「ただ、脱がす時も相当痛いだろうから…」

エレン「……わかった。アニ、俺の肩をくわえてろ」

アニ「…ッ…なん…で…?」

エレン「いいから」

俺は、なるべく痛みを与えないように抱き起こすと、アニに俺の肩をくわえるように指示した。

アニは少し戸惑いつつも、俺の肩を口に含む。

サシャ「エレン…?」

アルミン「………」

エレン「アニ…ちょっと我慢な?」

そう言ってから、エレンはアニの右足に履かれたシューズを脱がしにかかった。

アニ「ーーーーッ!!」


痛みに体を強ばらせ、アニは耐えるように必死に俺の肩を噛む。

エレン「っ……」

アニ「あっ…!?」

エレン「いいから口を離すな!」

アニ「ーーーーッ!」


痛みに耐えるには、歯を食いしばるための何かがあれ楽になる…



そして…


エレン「…よし、脱がし終わった…」

脱がしたシューズの内側…足首は、明らかに腫れていた。

エレン「…サシャ、靴…頼む」

サシャ「は、はい!」

エレン「アルミンはみんなに連絡しといてくれ」

アルミン「うん、わかった」

エレン「…もう少しの辛抱だ…頑張れ、アニ…」

アニ「…っ……」

俺はアニを抱え上げると、道を空けてくれる人混みに頭を下げながら、保健室へと向かった…



……………



エレン「…くそっ…」

無事、保健室に着いたものの、保健医は見事に留守だった。

ートサッ…

とりあえず、保健室のベッドにアニを降ろす。

エレンは保健室にの棚から湿布と包帯を取り出すと、それを持ってアニの前にしゃがみ込んだ。

エレン「…ソックス、降ろすぞ?」

アニ「う、うん…」


ゆっくり、スルスルとソックスを脱がしていく…


アニ「ーーーーッ!」

エレン「……もう少し…もうだ…」

やっとのことでソックスを脱がしたとき、エレンの目に飛び込んできたのは…

僅かに腫れながら、痛々しく赤くなった足首だった。

エレン「…触るぞ?痛かったら言ってくれ」

アニ「…う…っ…うん……」

足首に手を添え、色んな角度から刺激を与えてみる。

所々、アニは顔を歪めるが、どうやら大事には至らなかったらしい。

エレン「……捻挫だな。…骨は平気みたいだ…」

アニ「………」

エレン「…よかった…本当によかった…」

エレン(はぁ…ったく、心配させやがって…)


……………

アニ「……………」

エレン「……………」

グラウンドではまだ他のクラスが何かの試合を行っているのだろう。

遠くに歓声が聞こえた。


そんな遠い声だけが響く保健室で、俺はアニの足首に湿布を張り、包帯を巻いていく…


アニ「…エレン…」


エレン「ん?」

アニ「…包帯巻くの、上手だね…」

エレン「…ああ、…誉められた覚え方じゃないけどな」


苦笑いするエレン。

エレン(昔は喧嘩ばっかりしてたからな…怪我してばっかで……母さんやミカサによく怒られてたっけ…)

アニ「………」

エレン「………よし、これでいい」

アニ「……めん…」

エレン「ん?」

アニ「ごめん…試合……負けちゃって…」


エレン「!?…お、おい!?」

涙ぐみながら、アニが言葉を出す。

アニ「もう少しで勝てそうだったのに……怪我しちゃって……でも、諦めたくなくて…」

エレン「だ、だからって、そんな無理してまで…」

アニ「…最初は、そんなにやる気なんてなかったんだけどね…。でも今朝、エレンがみんなに言ったよね…絶対勝つぞ…って…」

エレン「あ、ああ…」

アニ「エレンが一生懸命だから…みんなもすっごく真剣で…楽しそうで……私も頑張りたいって…一生懸命、自分にできることをやろうって…エレンに追い付きたくて…」

エレン「……アニ…」

アニ「…でも、怪我しちゃって…結局…みんなに迷惑かけちゃって………本当にごめん…」


エレン「………」

アニ「う……ぐすっ……ごめ…ひっく…ごめんなさ…」

エレン「…アニ」

アニ「…え……」

エレンは立ち上がり、アニの頭を優しく抱くと…

エレン「…ごめんな…無理させちゃって…」


アニ「な…なんで…?エレンは悪くな…」

エレン「ありがとうな…頑張ってくれて…」

アニ「ッ!」

エレン「アニが一生懸命やってくれて…俺、すっげぇ嬉しい」

優しく言葉をかけながら、アニの頭を撫でるエレン

アニ「…あ…あぅ…」

エレン「アニが怪我したって聞いて、心臓が止まるかと思ったぞ…?…でも、よかった。捻挫ですんで…」


アニ「エ、エレン…恥ずかしいからやめ…」

エレン「本当に…よかった…」

アニ「……あぅぅ…」

まだ個別ルートにすら入っていない…

今日はここまでかな…

次の更新でアニとのイベントは終わりです。
デレさせると口調がおかしくなっているかもしれません…すいません。

それではまた。

ゆっくり書いていく。

見てくれてる人ありがとう。

今さらだが誤字がひどい

………………

エレン「……………」

アニ「……………」

あの後、 アニを抱きしめていたエレンは急に恥ずかしくなり…
アニを離すと、二人一緒にベッドに並んで赤面していた。


エレン(……うわぁぁ…何やってんだよ俺…。抱きしめるとか………うわぁぁ…)

アニ「………」

エレン「……よしっ!」

不自然な気合いを入れて立ち上がり、頭を掻きながらエレンは言った。

エレン「あ、と…俺はそろそろ戻るな。…他のみんなも、アニの様子とか聞きたいだろうし」

アニ「…あ……」

エレン「…じゃあ、アニはゆっくり休んでろよ?多分、もうすぐ保健の先生も帰ってくるだろうから」

アニ「…あ、あのさ…」

エレン「じゃあな!」

アニ「ま、待って…!!」

エレン「ん?」

アニ「それ…」

見れば、エレンの体育着には血が滲んでいた。


エレン「うおっ!?なんかチクチクすると思ってたら…」

エレン(さっきの…アニが噛んだところか。…結構切れてるみたいだな)

そんな風に考えていると、アニはまた泣きそうな顔になり…

アニ「…手当しないと…」

エレン「大丈夫だろ、これぐらい」

アニ「ダメっ!私が手当するから…!」

エレン「いや、たいしたことないって…」

アニ「ダメだって!ほら見せて!」

エレン「ほ、本当に大丈夫だって!」

アニ「いいから!…あっ…!?」



押し問答を繰り返すうち、エレンを引き止めようと足を着けたアニは、突発的に走った痛みを堪え切れずに…

エレン「…ッ!?アニ!!」


ードサッ………



支えようとしたエレンを巻き込んで、床に倒れこんだ…




エレン「………」

アニ「………」

アニは、俺を押し倒す恰好で…こんなに近くで見つめ合ったのは初めてで…

ワー…ワー…


遠くでは、相変わらず歓声の声が上がっていて…



エレン「………」

アニ「……あ…傷…」

不意にアニが動いたかと思うと、倒れた際に乱れた俺の襟元から覗いていた傷口に近づいてきて…


アニ「……ん……」

ーピチャッ…

エレン「うぁっ…!?」

ゆっくりと傷を舐めてきた…


アニ「あ…い、痛かった?」

エレン「い、いや…」

アニ「……ん…」

エレン「…っ……」

やばい…

なんか、心臓が…ありえないくらいドクドクいってる…

エレン(顔も…多分、真っ赤になってる…)

アニ「…ドキドキ、してるね…」

俺の胸に手を添えたアニが、潤んだ瞳をして呟いた…

アニ「………」

エレン「…ア、ア…ニ…?」

うまく声がでない…


アニ「エレン…」

エレン「………」

やがて、降りてくるアニの顔…

閉じていく瞳…


甘い吐息が鼻にかかって…


そして…

アニ「…ん……」

エレン「んっ……」


二人の唇が重なった……その瞬間

ーーガラガラガラッ!!


勢いよく開いたドアから飛び込んできたのは…



ベルトルト「アニ!だいじょ……」

ライナー「エレン!アニは無事……か……?」





エレン「………」

アニ「………」



………俺のクラスメイトであり…アニの幼なじみ達だった…。

ベルトルト「………」

ライナー「……あ…いや…その……す、すまん!行くぞベルトルト!!」

ベルトルト「」

放心状態のベルトルトを掴み、早々に立ち去ろとするライナー。


エレン「あ、お、お前らちょっと待て!?」

ライナー「エレン!するならベッドにしろよ?ちゃんと鍵もかけろ!……あと…アニを大事にしてやってくれよ!!」


アニ「ーーーーッ!?」

エレン「ま、待てって言ってんだろうが!!なんだの優しい笑顔は!おいっ!?頼むから待って…!!」


…ガラガラガラ…

…バタン…

エレン「……………」

アニ「……………」


取り残された二人

エレン(…最悪だ…)


アニ「……エレン…」

エレン「な、なんだ?」



アニ「本当に…しちゃおっか…?」

エレン「ッ!?」


エレン(ま、まずい!いや、アニのことじゃなくて…なんか、すげぇ嫌な予感が…!)

アニ「エレン…」

エレン「ま、待てアニ!とりあえず一旦離れ…」


ーガラガラガラッ!



サシャ「アニ、大丈夫で……」

ミカサ「………」

クリスタ「………」

ユミル「………」

ミーナ「………」


エレン「…うん…知ってた…」

アルミン「?みんなどうし……エレン!?」

エレン「は…はは……よお、アルミン…」

ーパキポキ…

ミカサ「アニ…何か言いたいことはある?」

エレン「!?おい、ミカサ…!」

アニ「…私は怪我人なんだけど?」

ミカサ「大丈夫。足以外にしておくから…」

アルミン「だ、ダメだよミカサ!」

エレン「そ、そうだぞミカサ!」


ユミル「なら、お前は何されてもいいんだな?」

エレン「え?」

クリスタ「エレン…」

エレン「ちょ…クリスタ…顔はすっごい笑顔だけど、なんか変なオーラが…」

ミーナ「ん~…どこから痛めつけて欲しい?」

エレン「ミ、ミーナ…。サシャ助け…」

サシャ「ふん!うちはしらん!」

エレン「」

アルミン「ミカサ!本当にダメだからね!」

ミカサ「……わかった。アルミンがそこまで言うなら…」

エレン「お、俺に救いはないのか?」

ミカサ「…ないと思う」

ユミル「ねえよ」

クリスタ「ないよ」

ミーナ「ない…かな」

サシャ「うちはしらん!」





エレン「………」

アニ「……エレン」

エレン「…なんだ?」

アニ「…頑張ってね」

エレン「」

………………


父さん、母さん……俺…なにを間違えたのかな?

保健室で手当してたら…ちょっとした事故が起きて……誰も理解してくれなくて…

父さん…

お体に気をつけて、どうか無理しないでください。

母さん…

あなたの息子は、今日も元気です。





エレン「」

アルミン「エレェェェン!!」

エレン「」

ミーナ「…返事がない。ただの屍のようだ…」

クリスタ「…眠る…エレン……目覚めさせるには…キス…」

ユミル「…おい、クリスタ…」

クリスタ「な、なにも言ってないよ!?」

サシャ「エレンなんかしらん!」

ミカサ「………エレン…」

アニ「ふふっ…」





こうして…

一人の若者が犠牲になり…
球技大会一日目が終わった。


エレン「」

今日はここまでです。
お付き合いいただいてる方、いるかわかりませんが
いたらありがとうございます。

そろそろ個別ルート入りたい

お休みなさい。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年09月22日 (日) 18:59:43   ID: bIHl8i75

頑張れー

2 :  SS好きの774さん   2014年02月13日 (木) 22:32:45   ID: FFWB8rxs

期待機体期待期待期待期待期待

3 :  SS好きの774さん   2014年03月28日 (金) 17:55:27   ID: 15GLkCuE

放棄しやがったな

4 :  き   2014年04月05日 (土) 00:26:40   ID: b6uOXbyW

キルアキルア


5 :  SS好きの774さん   2014年04月27日 (日) 21:20:53   ID: _NMfL3wT

はやく〜

6 :  SS好きの774さん   2014年05月04日 (日) 12:38:49   ID: m6dR2vv_

最後のミーナ、ドラクエだな

7 :  SS好きの775さん   2014年06月02日 (月) 20:13:54   ID: 0Zc-qSjp

まさかの放棄ですか!?
続き期待してまってますー!

8 :  SS好きの774さん   2014年07月30日 (水) 23:11:27   ID: M-4uP47p

続き見たいです

9 :  モンキーマン   2014年07月30日 (水) 23:12:53   ID: M-4uP47p

気になります

10 :  SS好きの774さん   2014年11月20日 (木) 11:01:12   ID: 2sx2aLi8

放棄かよおおおおおおおおおおおあおええおいおおおいい

11 :  SS好きの774さん   2014年11月30日 (日) 16:26:59   ID: SZunQV0x

はやくしてくれ!!!!!

12 :  SS好きの774さん   2014年12月01日 (月) 20:33:03   ID: iuEgh-NE

続きお願いします

13 :  SS好きの774さん   2015年01月24日 (土) 06:50:21   ID: HkBc2Q-1

まだか!?まだなのかあああ!!

14 :  エレンLOVE   2015年01月28日 (水) 23:02:34   ID: z1fIvmJb

エレクリがよかった…

15 :  名無し   2015年04月06日 (月) 09:52:58   ID: QnR4qVpl

早く続き書いてください。待ってます。

16 :  SS好きの774さん   2015年04月17日 (金) 19:15:34   ID: uSRLN-QX

続きおおおおおおおおおおおおおおお

17 :  SS好きの774さん   2015年07月29日 (水) 00:17:58   ID: BGMhzk0L

放置かよ
期待してたのにここまで来たらもうだめだな

18 :  フラン   2015年09月16日 (水) 23:37:58   ID: WqxJB4ie

放置(・ω・`)乙

19 :  SS好きの774さん   2015年10月11日 (日) 17:43:04   ID: FKP2G6L_

しね

20 :  SS好きの774さん   2016年10月04日 (火) 01:03:00   ID: Nb3k7npT

エレクリが読みたかったです・・・。

21 :  SS好きの774さん   2018年07月08日 (日) 20:14:55   ID: FJLgxHS2

期待

22 :  LOVE進撃の巨人   2018年08月06日 (月) 11:09:09   ID: xqCJM25Q

期待

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