咲「都市伝説ショートストーリー?」 (42)

代行: ID:W/vRj3M+0

【呪いの咲さん】

prrrrrr

菫「お、電話……知らない番号からだ」



「もしもし?わたし咲さん。今、東京駅に居ます。今からあなたのところに行くから待っててね」

菫(なんだ、いたずら電話か……)ブチッ



prrrrr

菫「またか」

咲「もしもし?わたし咲さん。今、白糸台駅に居ます」

菫(もう家に帰ったんだが……)ブチッ

prrrrr

菫「…………」

咲「もしもし?わたし咲さん。白糸台の部室に行こうと思ってたんだけど……ここどこ?」

菫「えっ」



prrrrr

菫「…………………………」

咲「うわあああああああん!おねえちゃあああん!迎えに来てよおおおおお!」

菫「世の中には方向音痴な妖怪もいるんだな……」

【カレーの作り方】


ゆみ「なあ蒲原、お前今日の試験の勉強はちゃんとやったのか?」

智美「大丈夫だぞゆみちん」

ゆみ「今回のテストで赤点だったら卒業が危ういんだからな」

智美「ワハハー、どんな問題が出たって平気だぞ」


智美「なにせどんな問題にも対応できる解答らしいからなー」

ゆみ(………?)

ゆみ「まあいい、そこまでいうなら大丈夫なんだろう」

智美「ワハハー、まかせとけって」






ゆみ「蒲原お前……」

智美「ワハハ、『タマネギをあめ色になるまで炒める』ってのが抜けたのがダメだったかなー」

ゆみ「おい!」

【蛇口】


咏「ねーねー戒能ちゃん」

良子「どうしました?」

咏「戒能ちゃんって愛媛出身だよねー」

良子「そうですけど」



咏「やっぱ家にポンジュースが出てくる蛇口あるの?」

良子「ノーウェイ!」

【5億年ボタン】


美穂子「あら華菜、なぁにそのボタン」

華菜「あ、キャプテン。見てくださいよこのボタン!押すだけで1万円が出てくるんだし!」

美穂子「それはすごいわね」

華菜「今から押すんで見ててくださいよ……」ポチッ

華菜「うっ!……ほらね」ウィーン


華菜「キャプテンも押してみてくださいよ」

美穂子「えっ、うん……わかったわ」ポチッ



ピー……ガガ……ガー


ドカーン


華菜「スイッチが爆発して中のお金が全部出てきたし……」

美穂子「あらあら」

【ベッドの下に】

セーラ「おーっす愛宕!遊びにきたで!」

洋榎「お、おお……」

セーラ「なあなあ何する?ゲーム?それとも麻雀か?」

洋榎「………………」

洋榎「な、なあ江口。喉乾かん?外にジュース買いにいこうや」

セーラ「はあ?今来たばっかりやん。暑いんやからちったあ涼ませろや」

洋榎「ええから!」

セーラ「わかったわかった。やから押すなって」



バタン


セーラ「なあ、一体なんなん?」

洋榎「………千里山の部室にあった花瓶」

セーラ「げ」

洋榎「お前が金曜日にソレ壊したんやろ?」

セーラ「それが今何の関係が……」

洋榎「さっきオカンがウチのベッドの下で待ち伏せしててん」

セーラ「」


洋榎「協力しろとは言われたけどウチの部屋が血で汚れるんは勘弁やしな」

セーラ「おーこわ」







絹恵「おかーちゃん、何しとんの」


雅枝「…………挟まった!」

【落ちる少女】


宥「わたしが中学生の時からある噂なんだけどね……」

宥「この学校で飛び降りがあったんだって」

灼「ふむふむ」

宥「でね、ちょうど灼ちゃんと玄ちゃんのクラスの窓から、その女の子が落ちていくのが見えたそうなの」

灼「こわ……」

宥「でも結局その女の子の死体は見つからなかったんだって」

灼「不思議ですね」

宥「それからもたまに、その同じ女の子が落ちていくのが目撃されてるんだって」

灼「へぇ~……」





灼「忘れ物しちゃった……あんな話聞いた後だから教室入りたくな……」

灼(ん?窓の外に何か)

穏乃「」ヒューン


灼「」










穏乃「いやー、階段使って降りるのめんどくさくって」

灼「危ないからやめたほうがいいとおも……」

灼(そういえばうちの教室の真上って麻雀部の部室……小学生の時から飛び降りて帰ってたのか)

【口裂け女?】



「ねえ……わたし、キレイ?」


京太郎「えっ」

京太郎(何だこの人?こんな季節にマスクなんかつけて)


京太郎「は、はい……きれいだと思いますよ」



はやり「そう!よかった!私まだまだイケるよね☆」


はやり「『このプロきつい』とか言われてへこんでたけど、まだまだ頑張るぞ~☆」


京太郎「は、はあ……」

【口裂け女?2】



「ねえ…………」


玄(こんな死ぬほど暑いのにマスクにマフラーなんかつけて……)




玄「でもそんなおねえちゃんが好き~」

宥「くろちゃ~ん」イチャイチャ




憧「はあ、見てるこっちが暑くなるわ」

【白い糸】

豊音「わ、エイスリンさんピアス開けたんだ」

塞「へー、オシャレだねえ」

胡桃「不良みたい!」

エイスリン「ニュージーデハフツウ!」



塞「あれ、耳のとこからなんか白いの出てるよ」

豊音「あはは、これちょー伸びるよー」

エイスリン「ワッツ?」

胡桃「それって視神経なんじゃ……」

エイスリン「シシンケイ?」

胡桃「そ、それ切れると目が見えなく」

エイスリン「Noooooooooooooooooooooo!」


スルリ


エイスリン「シロノカミノケデシタ」テヘッ


白望「ダルい……」

【ハンバーガーの肉】

ダヴァン「ネリー、大変でス!」

ネリー「どしたのダヴァン」

ダヴァン「サトハに聞いたのですが、そのハンバーガーはミミズの肉を使ってるらしいんデス」


ネリー「……ふーん」

ネリー「これは泥抜きしてあるから全然おいしいよ!」


ダヴァン「そうでスカ……」



明華「そういえば足が4本ある鶏の開発にも成功してるそうね」

ハオ「私手羽のほうが好きだから翼が四枚ある鶏作ってくれないかなぁ」


ダヴァン(チャイニーズのお二人は食べられればなんでもいいのでショウか……)

【ハンバーガーの肉2】


塞「あ、ハンバーガー食べてる」

エイスリン「yummy!」

塞「知ってるエイスリン?それってカンガルーの肉を使ってるんだってさ」

エイスリン「ソーナンダ……………」モグモグ

エイスリン「……………」モグモグ

エイスリン「……………」モグモグ



エイスリン「コレカンガルージャナイ!」

塞(エイスリンはカンガルーを食べたことがあるのか……)

【31アイスクリーム】


恒子「ねえねえ、すこやん知ってる?」

健夜「何が?」

恒子「サーティーワンアイスクリームってねえ、31歳の誕生日に行くとアイス一個タダにしてくれるんだって」


恒子「あっごっめーん、すこやんにはもう関係なかったね」

健夜「まだ3年後だよ!」








トシ「わたしはもう……ダメだねぇ」

晴絵「………そんくらい奢りますよ」

【赤い紙青い紙】


白望「……ん」

白望「しまった、紙が無い……」



「赤い紙と青い紙、どっちが欲しい?」



白望「……」



白望「拭くのダルいからいいや……」



「えー」

【都市伝説】


塞「ねえねえ、知ってる?」

胡桃「何」

塞「トシさんって、昔カップラーメンを一度に20杯も食べたことがあるらしいよ」

胡桃「へー」



塞「……………」


塞「……トシ伝説」


胡桃「バカみたい!」


白望(………ちょっと面白い)

【都市伝説2】

菫「聞くところによると、赤土晴絵という阿知賀の監督が私と尭深、そして淡の能力を見抜いていたらしい」

淡「へー」

誠子「マジですか」

菫「というわけで明後日の決勝に向けて赤土晴絵の研究をしようと思う」

尭深(え?)

誠子(なんで?)

菫「先ほど、顧問に頼んで赤土晴絵の実業団時代の映像を手に入れてもらった」

菫「これから映像を流すが、各自何か気になった点があれば言ってくれ」


照(お菓子でも買ってこよう……)




<アンアン

<ホラ、ワカインダカラモットシッカリシナ



菫「……………」

尭深「…………」

誠子「…………」

照「……………」

淡「……………」ドキドキ



菫「……うちの監督はバカなのか?」

誠子「これをネタに脅迫しろって事なんですかね?」

菫「それだ!」


尭深(……トシ×伝説……)

【花子さん】


憧「はーなこさん!あっそびましょー!」




花子「うーい」

史織「今日はどこ行くー?」

憧「カラオケでよくない?」

花子「えーまたかよー」

史織「わたしドンキ寄りたいんだけど~」






穏乃「最近憧が付き合い悪いんです……」

玄「一緒に秘密基地つくろっか、穏乃ちゃん……」

【夢と違う】

恭子「お、こんなところに新しく唐揚げ屋が出来たんか」

恭子「洋榎に教えたらんとな」


郁乃「や~ん、末原ちゃんや~~ん」

恭子「げ」

郁乃「休みの日に会うなんて奇遇やな~」

郁乃「そやしカラオケにでも付き合ってもらうで~」ズルズル


恭子「ってどこ連れてくんです!そこどう見てもピンクなホテルやないですか!」

郁乃「末原ちゃんは物を知らんな~。あそこはカラオケもパチンコもできるんやで~」


恭子「助けてえええぇぇぇぇぇぇぇ………」

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