各国メディアから批判続出「日本は放射能汚染問題と向き合ってない」 (2)

「答えになっていない」 “模範解答”をシドロモドロ
<IOC総会前に東京が記者会見>

まさに集中砲火だった。2020年の夏季五輪の開催地を決めるIOC総会が開催されるブエノスアイレスで東京五輪招致委員会が現地4日、記者会見を開いた。
6つの質問のうち4つは福島原発の放射能汚染水漏れに関するもの。事態の深刻さからすれば当然だが、竹田恒和理事長の答えは不安を増幅させるだけだった。

「東京の食品、水、空気は安全で全く問題ない。政府が責任を持って解決する」「放射線量はパリ、ロンドンなどと同じレベルだ」 とひたすら用意してきた「安全」の答弁を繰り返すだけ。

これに対してメディアからは、
「答えになっていない。問題と正面から向き合っていない」「一番大事なことを説明していない。国際的な認識として問題は東京ではなく福島だ」
などと厳しい評価。しかも竹田理事長は、記者の質問が出るまで放射能問題に触れなかったことで「隠している」との印象さえ持たれた。

タンクから漏れ出して現実となった汚染水の海洋汚染は連日、海外で報じられ、政府、東電の対応は「もぐらたたき」(米CNN)と批判されている。
加えて東京招致委員会の不誠実な態度だ。IOC委員の投票にも影響するのは間違いない。

http://gendai.net/articles/view/syakai/144382

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom