サシャ「今・・・お尻撫でましたね・・・」(41)

※ネタバレあり
※微エロ注意

―夜の食堂―
サシャ「うーん、届きませんねえ」ゴソゴソ

ベルトルト(あ、サシャ・・・棚の下に手を突っ込んで何してるんだろう)

サシャ「うぐぐ、私の腕がもっと長ければっ・・・!」

ベルトルト(棚の下に食べ物でも見つけたのかな。・・・僕なら届くかな?・・・いや、皆とあまり仲良くなるの

はまずいから、見なかったことにしよう、ごめん・・・)

ライナー「お!ベルトルト!ここにいたのか、探したぞ!」

ベルトルト「!」

サシャ「!?」クルッ

ライナー「ベルトルト、お前の荷物に俺の上着入ってなかったか?洗濯してからどっかいっちまってな」

サシャ「」ジーッ

ベルトルト(うわっ!サシャが見てる!)

ベルトルト「ちょ、ライナー、そ、そうだ上着ね、部屋に戻って探してみよう!早く見つけないとね・・・!



ライナー「なんだ?慌てて・・・」

サシャ「!?」クルッ

ライナー「ベルトルト、お前の荷物に俺の上着入ってなかったか?洗濯してからどっかいっちまってな」

サシャ「」ジーッ

ベルトルト(うわっ!サシャが見てる!)

ベルトルト「ちょ、ライナー、そ、そうだ上着ね、部屋に戻って探してみよう!早く見つけないとね・・・!



ライナー「なんだ?慌てて・・・」

サシャ「あの!」

ベルトルト(ああ~っ)汗

ライナー「ん?」

サシャ「へへへ。こんばんは」

ライナー「よぉ。何してるんだ?・・・まさかベルトルトと会ってたのか?」

ベルトルト「なっ・・・!何を言い出すんだ君は、変な誤解はやめてくれ!」

サシャ「そうですね、誤解はいけませんよ。今私がたまたま今お二人を見つけて声をかけただけです」

ライナー「そうか、悪い」

ベルトルト(ライナーは結構恋愛話が好きなんだよな・・・)

サシャ「ところで、お二人はとっても背が高いですよねえ」

ライナー「まあな」

サシャ「腕もとっても長いですよねえ・・・特にベルトルトは指先まで長いですねえ、フフフ」サワサワ

ベルトルト「ちょっと、変な手つきで触んないでよっ・・・」アセアセ

ライナー「なんだ?腕に触りたいのか?ベルトルトは嫌がってるようだから、代わりに俺のを触るか?前み

たいにぶら下がって遊んでもいいぞ」ムキッ

サシャ「あ、いえ。触りたいわけではないんですが、長さを確かめておこうかと・・・」

ライナー「長さ?・・・なんだ?サシャ、もしかして何かして欲しいことでもあるのか?」

サシャ「さすがライナー、私がお願いしたいことがあると見抜くとは!」

ライナー「顔みりゃわかる。妙な笑顔して・・・。何して欲しいんだ?言ってみろ」

ベルトルト「ラ、ライナー!!」アセアセ

ベルトルト「こっち来て、話がある」グイグイ

ライナー「なんだよ、ベルトルト。おい、服が伸びるだろ」

ライナー「サシャ、ちょっと待ってろ」

サシャ「はいっ!いつまでも待ちますよっ!」

―食堂のすみっこ―

ベルトルト「ダメだよライナー、そんなお願いとか相談とか軽々しく受けちゃ」

ライナー「なんでだ?同じ兵士仲間なんだ。力になれるならなってやるのが筋だろ」

ベルトルト「へ、兵士・・・兵士とか!・・・違うだろ君はっ。僕たちは皆と距離をとって過ごすべきだろ」

ライナー「・・・そりゃそうかもしれないが、変に距離をとって生活してたら逆に怪しまれることになるかも

しれんだろ?適度なスキンシップってやつも必要だ」

ベルトルト「それができてないから心配してるんじゃないか。ライナーは甘すぎるよ。もしもの話、ライナ

ーが今、サシャのお願いを聞いて、それがきっかけでサシャと恋愛関係になったらどうするんだよ」

ライナー「それはないだろ」

ベルトルト「本当かな。サシャは結構可愛いよね?」

ライナー「まあ、可愛らしくはあるが、俺の好みってわけじゃない。大丈夫だ」

ベルトルト「じゃあ、お願いしてきてるのがクリスタだったらどう?」

ライナー「なんでクリスタになるんだよ」ドキッ

ベルトルト「クリスタ以外でも、ミーナや、ユミル、ミカサ、アルミン・・・誰だったとしても、相談された

り、お願いを聞くうちに仲良くなる可能性はある。仲良くなって好きにならないって断言できるの?逆に好

きになられたって同じことだよ。ライナーは、その子を殺すことになる時がきて・・・」

ライナー「・・・やめろ、ベルトルト」

ベルトルト「・・・だって」

ベルトルト「僕はいつも不安でしかたないんだ。皆と仲良くなるほど、居心地がいいって思うほど・・・。ラ

イナーだってそうだろ?僕らはもっと優しさから遠いとこで生きていくべきだ・・・」ウルウル

ライナー「お、おい。泣くやつがあるか。たかがサシャのお願いだぞ。棚の上に食べ物見つけたけど背が届

かないからとってくれとか、その程度のことだろ。サッととって終わりだ。お前が心配ならこれからはでき

るだけ周りに素っ気なくするから、泣くのはよせ」

ベルトルト「グスッ・・・わかったよ。僕もおおげさに考え過ぎて、ごめんね」

ライナー「いや、俺も悪かった。いつもそういう風に心配してくれてたとは知らずに、すまないな。」

ベルトルト(ライナーは変わらないよ。今の君じゃ皆に素っ気なくなんてできないだろ。ライナーが戻らな

いのはわかってたんだけど、言いたくて、ずっと我慢してたから少し感情的になってしまった・・・)

ベルトルト「もういいよ。さ、サシャのお願い聞いて早く戻ろう。君の上着も探さないとね」

ライナー「ああ」

―サシャの近く―

ライナー「待たせたな」

サシャ「いえいえ!あれ?ベルトルト泣いてます?大丈夫ですか」

ベルトルト「えっ!いや、これは別に・・・」

サシャ「ライナーが泣かせたんですか?」ジーッ

ライナー「なんだその目は・・・」アセアセ

ベルトルト「なんでもないよ、サシャ。そんなことよりお願いって何かな?」

サシャ「そうでした!申し訳ないんですが、私ではどうにもできなくなりまして・・・でもちょっと服が汚れ

るかもしれませんが、本当にいいんですか?」

ライナー「かまわん、できることはなんでもしてやるから話してみろ」

サシャ「神様!ライナーは神様ですか!では毎日私にパァンを・・・!」

ライナー「それはできん。大体、元々頼もうとしてたことと違うだろ、それ」

サシャ「パァンはダメですか。そうですか・・・ううっ・・・じゃあベルトルトがパァンを・・・」

ベルトルト「えぇ?やだよ・・・。なんで僕が」

サシャ「そんな・・・なんでもするって言ったじゃないですか」

ベルトルト(僕は言ってない)

ライナー「できんことはできん。パンは諦めて早く用件を言わないと、俺も気が変わるかもしれんぞ」

サシャ「ああっそれは困りますっ。パンに比べると大した収穫じゃないんですが、実は棚の下から食べ物の

匂いがしててですね」

ライナー・ベルトルト(やっぱり)

サシャ「その辺にあった棒を持って、手を伸ばしてとろうとしたんですが・・・。勢い余って棒ごと、私の腕

の長さでは到底届かないとこまで奥に入ってしまったんですよ」

ライナー「ほう、で、棚の下の大体どの辺にあるんだ?」

サシャ「えーと、この辺ですね。ちょっと待ってください。もう一回自分でやってみるので・・・」ゴソゴソ

ライナー(おいおい、そんな・・・尻をこっちに向けて・・・サシャには慎みってもんが無いのか)

ベルトルト(うわぁ・・・サシャなんて格好を・・・)

サシャ「うーん、やはり私には無理ですね。諦めてお二人にお願いします」ゴソゴソ

ライナー「いや待て待て。もっと上半身を床に付けて、腕を伸ばせばいけるんじゃないか?まだ余裕があり

そうに見える」

ベルトルト(ライナー・・・君はなんてスケベなやつなんだ)チラッ

ベルトルト「そうだね、サシャ、僕もそう思うよ。がんばってみて」

ライナー(ベルトルト・・・お前もエロいやつだな)チラッ

ライナー・ベルトルト「がんばれ!サシャ」

サシャ「わ、わかりました。そいっ!!」グググ

ライナー(サシャ・・・プリッとしていて、かつ柔らかそうでいい尻だ!!)ウンウン

ベルトルト(ライナー、サシャのお尻見すぎだよ・・・いや、確かにいい肉付きしてるけど・・・しかもわざと突

き出させるように持っていて、ライナー・・・君は素晴らしい戦士だ)ウンウン

サシャ「ぬうううう!ダメです!無理です!!」

ライナー「場所がずれてるのかもしれん、少し右にひねって見ろ」

サシャ「こうですか?無いですねえ」オシリプリンッ

ライナー「お、おお・・・じゃあ左かな?」ゴクッ

サシャ「左ですか?」オシリプリリンッ

ベルトルト「う、うわっ///」

サシャ「どっちですかねえ?右?左?」フリフリ

ライナー「・・・」(エロい・・・)

ベルトルト「・・・」(忘れない・・・僕はこの記憶を忘れない・・・)

サシャ「ああっ!!」ガタガタッ

ライナー「うわああ!すまんサシャ!悪気はなかった!」ビクッ!!

ベルトルト「ひゃあああ!!サシャごめん!ごめん!」ビクビクッ!!

サシャ「あああ・・・ん?どうしたんです?二人共縮こまって」チラッ

ライナー「えっ」

ベルトルト「はっ」

ライナー(なんだ、気づいてないのか)

ベルトルト(よ、良かった・・・ああ~びっくりしたあ・・・)

ライナー「ど、どうしたんだ?サシャ」

サシャ「ライナー・・・今、指先が棒にあたって・・・さらに奥に行ってしまいました。今も探ってますが全然届

きません。もうお二人でもとれないかも・・・」シュン

ライナー(いかん、尻に夢中になったせいで・・・すまんサシャ・・・)

ライナー「大丈夫だ。俺が必ずとってやるからまかせておけ」ナデナデ

ベルトルト「あっ!ライナー!」

サシャ「ひゃ!」ガバッ

ライナー「ん?」

サシャ「今・・・お尻撫でましたね・・・」バッ

ライナー「!?」

サシャ「お尻撫でた!!」

ライナー「え、いや、俺は頭を・・・えっ!?」

ベルトルト「サシャのお尻撫でてたよ・・・」

サシャ「ガルルルル・・・」

ライナー「あ、その、サシャが尻を突き出してたから、頭より上に尻があっただろ。位置関係的に頭と間違

えてしまっ・・・」

サシャ「ジロッ」

ライナー「・・・す、すまん」

ベルトルト「ほら、ライナーがさっさととってあげないから・・・ごめんねサシャ。明日のパン半分あげるか

ら許してあげて」

ライナー「本当にすまん。俺のパンは全部やる。なんなら殴ってもいいぞ」

サシャ「え、パァンですか!・・・もう、わざとじゃないならしょうがないですね。許しますから、絶対とっ

てくださいね」

ライナー「よし、まかせろ!」

ベルトルト(えっ、わざとじゃないならいいの?どうせパンあげることになるなら、僕もどさくさにまぎれ

て触っておけばよかったな・・・いや、何を考えてるんだ僕は)

ライナー「どれどれ、この辺だったな。よいしょ」ゴソゴソ

サシャ「・・・・・・」

ベルトルト「・・・・・・」

ベルトルト(うわぁ~・・・さっきのサシャと同じポーズのライナー・・・きついなあ・・・尻がこっちに迫ってく

るようだよ)

ライナー「おっ。棒はこれか。よしよし・・・ところでサシャ、とるのは何の食べ物なんだ?」

サシャ「・・・」

ライナー「おい?」

ベルトルト「サシャ?どうしたの?」

サシャ「・・・おいしそう」

ライナー「おい、サシャ」オシリプリンッ

ベルトルト(うっ、サシャのお尻の記憶がライナーの尻に上書きされる・・・ひどい光景だ・・・も一回サシャの

お尻で上書きしたい)

サシャ「ライナーのお尻・・・プリプリ肉厚でハムみたいで、美味しそうですね」ジワッ・・・

ベルトルト「サシャ・・・よだれ出てるよ」

サシャ「もうたまりません!!」バッ

ライナー「サシャ、聞いてるのか?・・・うおっ!!」ガタタッ

サシャ「プリプリライナーハムううう!!!」ガブッ

ライナー「いっでええええええ!!!!」ガタガタッ

ベルトルト「うわあああ!何してるのサシャ!!」

サシャ「肉厚ハムうううう!!」ハグハグ

ライナー「ぐあああ!!いてぇ!!さ、サシャ!!やめろ!!か、噛むな!」

サシャ「この抜群の歯ごたえ!弾力!この食感最高ですよおおお!!」ガジガジ

ライナー「いだだだだだだだ!!」バタバタ

ベルトルト「ひいいい!ライナー!!コ、コラッ!サシャ!やめるんだ!ライナーは食べ物じゃないぞっ」
ガシッ

サシャ「ベルトルト!邪魔せんといて!私のお肉とらんといて!」ジタバタ

ライナー「ベルトルト!早く引き剥がしてくれ!食われる!」

ベルトルト「やってるけど、すごい力で・・・!弱ったな・・・肩を抑えてるだけじゃ振り払われるし。し、仕方

ない・・・も、もう!サシャ!ダメだって!」ダキッ

サシャ「!!」

ライナー「よし!いいぞベルトルト!」

ベルトルト(抱きしめたはいいけど、うう、なんか思ったより柔らかくて、いい匂いもするし・・・力の加減

がわからないよ・・・ア、アニもこんなに柔らかいのかな)ドキドキ

サシャ「私のハムうう!!」ジタバタ

ベルトルト「さ、サシャ。暴れるとその、色々まずいから・・・!ううっ!」

ベルトルト(偶然だけどサシャの胸のとこに手がきてしまったっ・・・!うう、柔らかい///そして太ももが当

たってる場所がまずい・・・動かれるとすごくまずい!)

ベルトルト「ライナー!サシャを捕獲してるうちに早く!早く立つんだ!」

ライナー「おお!助かったベルトルト!いてて・・・サシャのやつ本気で噛み付きやがった」ガバッ

サシャ「お肉うう・・・おに・・・あれ?」

ベルトルト「あ、正気に戻った?」

サシャ「あれ?ハムは?私のハムはどこにいきましたか!?」キョロキョロ

ベルトルト「ハムなんてないよ」

サシャ「いえ、さっきまで確かに口に入れてたんですが・・・」

ベルトルト「それ、ライナーの尻だよ・・・」

ライナー「サシャ、人の尻を食うんじゃない!いてて・・・」

サシャ「え、つまり、ライナーのお尻はハムってことですか・・・。あの、一口でいいので分けてくれません

かね」

ベルトルト「違うよ」


ライナー「仮にハムだったとしてもダメだ。食い尽くされかねん。・・・ベルトルト、サシャも正気に戻った

みたいだし、もう離してもいいぞ」

ベルトルト「えっ・・・」ギュウウー

サシャ「はっ・・・」

ベルトルト「―――ッ///ごめんサシャ!!き、急を要したからっ・・・!変なとこ触ったりはしてないからね

!!ごめん!!」バッ

ライナー「変なとこ触ってないって、今、サシャの胸掴んでなかったか?」

ベルトルト「ええっ!?何を言うんだライナー!つかんでないよ!たまたま掴んだとこがサシャの胸だった

だけだよ!!あっ!しまった・・・!」

ライナー「掴んでるじゃないか・・・」

サシャ「ベルトルトのえっち・・・」

ベルトルト「えっ!?え、え、え、えっちって・・・!ぼ、僕は別に・・・そ、そんな・・・」アセアセ

ライナー(あ、今のいいな。俺もクリスタに「ライナーのえっち・・・!ばか・・・」って言ってほしい・・・あ、

いかん想像したら鼻血が・・・)ツーッ

サシャ「・・・まあ、いいですよ。わざとじゃないみたいですし」フヒー

ベルトルト「えっ・・・ほんと?」

ライナー「まじか」

サシャ「ベルトルトと食べる明日の食事が楽しみです」

ベルトルト「あ、うん・・・そうだね・・・。僕のパン全部よこせってことだね・・・あげるよ・・・スープも欲しいな

らあげるよ・・・」

サシャ「ベルトルトは神様ですね!さ、私は気にしてませんからささっと棚の下を探ってくれませんかね」

ライナー「さ、ベルトルト、サシャの言うとおり、さっととってやって終わらそう。サシャは俺が抑えてお

くからお前がとってくれ。尻をかじられたらたまらんからな」

ベルトルト「僕もお尻かじられたらやだよ・・・」

ライナー「離れておくから安心しろ。サシャ。こっちに来るんだ」

―ちょっと離れたとこ―

ライナー「サシャ、悪いがベルトルトがとってる間、尻をかじらないように捕まえさせてもらうぞ」

サシャ「ええっ・・・捕まえるってどうするんです?痛いのは嫌ですよ」

ライナー「それは・・・ええと、そうだな、お前が嫌でなければさっきのベルトルトみたいに抱きかかえ・・・」

サシャ「嫌です」

ライナー「そ、そうか。俺は嫌か・・・」ショボン

サシャ「え?いえ、ライナーがどうとかじゃなくて、単純に・・・その、ベルトルトのは事故みたいなもんで

すけど、一応男女なわけですし、そういうのはちょっと・・・は、恥ずかしいじゃないですかぁ・・・」ボソボソ

ライナー「ん?最後なんて言った?もう一回言ってくれないか」

サシャ「えっ、で、ですから・・・恥ずかしいんですってばっ」

ライナー「悪い、聞き逃した。なんて?」

サシャ「だから・・・恥ずかし・・・って、何回言わせるんですか!絶対聞こえてますよね!?」ポカポカッ

ライナー「いてて、すまんすまん」

ベルトルト(あ、サシャのポカポカ攻撃いいな・・・僕もしてほしい・・・。ハッ!今の、アニなら「何回も言わ

せんな!ばか・・・!」って蹴ってくるんだろうな・・・うっ、可愛い・・・おっと、僕は何を・・・)

ベルトルト「・・・ねえ、イチャイチャしてないで早くしようよ」ジトーッ

ライナー「おお、そうだな。しかしサシャを抑えんことには・・・。さて、どうしたもんか」

ライナー(うーん、羽交い絞めにしたり抱きかかえたりがダメなら、どこかに閉じ込めるか?)

ベルトルト「一旦部屋から出て行ってもらったら?」

サシャ「そのほうがいいなら、そうしましょうか」

ライナー「なるほど、そうするか。じゃあベルトルト、とれたら呼んでくれ」

ベルトルト「えっ!?ライナーも出て行くの!?残っててよ!」

ベルトルト(ライナーには、サシャのお尻の記憶を上書きされたお返しをしなくちゃいけないのに、出て行

かれたら困る)

ライナー「なんだ?ひとりだと怖いのか?」

ベルトルト「そうじゃないけど・・・」

ベルトルト(ええい、何かライナーが残らざるを得ないようにしなくては・・・!ええとええと)

ベルトルト「ええと、サシャと二人きりにしたら、君がどんなエロいことをするかわからないだろ・・・!」

サシャ「ええっ!?」

ライナー「ば、ばか!俺はそんなことしないぞ!!おい!サシャなんで距離を置く!?」

ベルトルト「いや、さっきお尻触ってたし」

ライナー「そりゃ事故だったろ!!お前俺をどうしたいんだ!?」アセアセ

ベルトルト(まずい、これ以上ライナーをつつくと本気で怒りそうだ)

ベルトルト「えーと、それにサシャがライナーのお尻にまた噛み付くかもしれないし」

サシャ「はああ!?そ、そんなことしませんよ!!私をなんだと思ってるですか!?ちょ、ライナー!なん

でお尻押さえて後ずさりしてるんですか!?」アセアセ

ベルトルト「まあ、そういうことだよ。提案したの僕なのにごめんね。いい案だと思ったんだけど不安にな

っちゃって」

ライナー「・・・」

サシャ「・・・」

ライナー「サシャ、仕方ない。ここで待とう。それでだな、お前にいやらしい接触をしないで押さえつける

方法を閃いたから、それでいこう。いいな」

サシャ「私がライナーの尻を見なくて済む方法ならそれでいきましょう」

ライナー「よし。背中を上にして、こう、頭も足も寄せて、うずくまって丸くなるんだ。こういう感じだ」

マルッ

サシャ「ふむふむ。亀みたいですね。こうですね」マルッ

ライナー「そうだ。頭もよーくさげておけよ」

サシャ「は~い」

ライナー「それじゃちょっとの間、重いが我慢してくれよ」ドスッ

サシャ「ふぎゃっ!!」

ライナー(丸まったサシャの背中に座る形になったが、まあ、これなら許されるだろう・・・)

ベルトルト(ライナー・・・女の子を椅子替わりに座るなんて、なんてエロひどいことするんだ・・・。かわいそ

うなサシャ・・・。耐えてる顔が見れないのが残念だ。どっちかというと僕は椅子の方になってアニに座って

もらいたいけどね・・・いや、僕は何をまた・・・)

サシャ「ライナアアア~!!重いいいい!!」

ライナー「ちょっと我慢しろ。ベルトルト!さっさととってやれ」

ベルトルト「わかったよ。あ、ライナー、良かったら僕の尻をよーく見ててくれないか」プリッ

ライナー「・・・いや・・・別に見たくないんだが・・・」

ベルトルト「見ててよ。サシャにかじられるかもしれないだろ」プリップリッ

ライナー「むさい尻を振るのやめろっ!そうならないためにこうして俺が抑えてるんだろ。いいからさっさ

ととってくれ」

ベルトルト「むさいって君に言われたくないな・・・」

ベルトルト(ライナーの記憶のサシャ尻を、僕尻で上書きしてやろうと思ったがダメか・・・大事な記憶は上

書きしてるのに、エロい記憶は保護するなんて、ずるいよライナー・・・)

ベルトルト「まあいいや、さっさとすませよう」ゴソゴソ

ベルトルト「あ、棒はこれだね。どれどれ。・・・ねえサシャ、ところで何の食べ物だっけ?」

ライナー「おいサシャ、何の食べ物だ?」

サシャ「ぐええクルミですうう~!!ベルトルトはやく~!潰れるうう~!!」

ライナー「ベルトルト!クルミだと!」

ベルトルト「なるほど、転がって奥に入って行ったのか」ゴソゴソ

ベルトルト「おっ、これかな!?あったよ!」コロコロ・・・コロン

ベルトルト「サシャ!とれたよ」

ライナー「でかした、ベルトルト」

サシャ「ありがとうございますううう!うぐう!ライナー!早くどいてぐだざいいい!!」

ライナー「よかったなサシャ、我慢して偉いぞ」ナデナデ

サシャ「ひゃっ!!」ガバッ

ライナー「うおっ!」ヨロッ

ライナー「まだ座ってたのに突然起き上がってどうした。びっくりしただろ」

ベルトルト「ライナーがすぐどかないからでしょ・・・大丈夫?サシャ」

サシャ「お尻撫でました・・・」

ライナー「!?」

サシャ「また!お尻撫でた!!」

ライナー「えぇっ!?」

サシャ「二回目ですし!わざと撫でた!!」

ライナー「いや!違う!俺は頭を撫でたぞ!?」

ベルトルト「サシャのポニーテールふさふさしてた?」

ライナー「うん?すべっとしてたな・・・って、いや!違う!サシャが丸まってたから、位置関係的に頭か尻

かわかりづらい体制で・・・」

サシャ「・・・」パンッ

ライナー「なっ!平手打ちっ・・・」

サシャ「・・・」ガンッ

ベルトルト(うわー予想外の肘だ。理由のある暴力がライナーを襲う・・・でもこれは助けてあげられないよ



ライナー「」

サシャ「ふぅ・・・」

ベルトルト「サシャ、はい、クルミ」コロン

サシャ「ありがとうございます!ベルトルト!フヒヒ」

ベルトルト「すごい顔だなあ・・・そんなに嬉しいの?」

サシャ「もちろんですよ!クルミ美味しいですからね!もっとあればクルミパンとかにできるのに!」

ベルトルト「はは・・・ライナーは不運だったけど、喜んで貰えたなら僕も嬉しいよ」

サシャ「ベルトルトにはなにかお礼をしなくてはいけませんね!何がいいですか?」

ベルトルト「えっ、いいよ僕は。手伝うって言い出したのライナーなんだし、ライナーにしてあげたら」

サシャ「いいえ、ライナーは2回もお尻撫でましたからね、それでチャラです」

ベルトルト「そっか・・・じゃあ僕も、その、サシャに抱きついちゃったからチャラだね」

サシャ「あれは事故ですしパンとスープになりましたから・・・あ、でもお礼とかベルトルトが迷惑なら無し

でいいです」ショボン

ベルトルト「あ、ごめん、迷惑とかそういうんじゃないんだけど。そうだなあ・・・」

ベルトルト(もいっかいお尻突き出してるの見せてとは、さすがに言えないしなあ・・・あ!そうだ)

ベルトルト「じゃあ、さっきクルミをとるときに使った棒をもらうよ。まだ棚の下にあるから、サシャがと

ってくれるかな?」

サシャ「棒ですか?でも大分奥にいってしまってるんじゃ」

ベルトルト「さっき手前に寄せたから、たぶんサシャの届くとこにあるよ」

サシャ「わかりました!棒きれがいいなんて、ベルトルトは無欲ですね。せめて私が心を込めてとりますよ

!!」

ベルトルト「うん、頼むよ」

サシャ「えーと」ゴソゴソ

ベルトルト(うん、これだ。これが僕は見たかったんだ。しっかり記憶しておこう)ジーッ

サシャ「ベルトルトー、棒無いですよ。ほんとに手前に寄せたんですか?」

ベルトルト「もっと、上半身を床に付けて、奥を探してみて」

サシャ「わかりました。こうですか」グググ

ベルトルト「うん、いい感じだ。サシャ」

??「あ、こんなとこにいた。ライナー・・・は気絶してる?ちょっとベルトルト、なにしてんだい」トントン

ベルトルト「ちょっと待って・・・今焼き付けてるとこだから」ヒソヒソ

??「・・・は?何を?」

ベルトルト「サシャのお尻だよ」ヒソヒソ

??「・・・は?」

ベルトルト「だから・・・って・・・ん?」クルッ

アニ「ふーん・・・興味なさそうに見えて、あんたも男の子なんだね・・・」

ベルトルト「あ!うわあああ!アニっ!!」

アニ「でも女の子にこんな格好させて楽しむなんて、ちょっと感心しないね・・・」ポキポキ

ベルトルト「いや!違う!違うんだよアニッ!!」

サシャ「どうしたんです?騒がしいですね・・・おや、アニ?」チラッ

アニ「サシャ、ベルトルトがあんたの尻を・・・」

ベルトルト「うわああああああああ!!アニ!!違うんだって!僕は別にサシャのお尻なんて・・・!!」アセ

アセ

サシャ「私のお尻なんて・・・?」

アニ「興味無いって?よく言うよ・・・」

サシャ「ベルトルトは私に興味無いんですか?そ、そうですね・・・どうせ私なんて芋女ですし・・・誰も私のこ

と女だと思ってませんよ」ウルウル

ベルトルト「いや、ごめんサシャ!!誤解だ!!僕は嘘をついた!サシャはとっても可愛いよ!お尻も魅力

的だ!だからそんな顔しないでくれよ!ただ僕の中で至高のお尻がアニってだけで・・・な、泣かないで・・・」

オロオロ

アニ「なるほど・・・尻が好きなのかい」

サシャ「・・・お尻見てたんですね」

ベルトルト「あ・・・いや、・・・アニ・・・顔が怖いよ」

アニ「あんたが今、怖がるべきなのは私の顔じゃないだろ?」

ベルトルト「ご、ごめん」ウルウル

アニ「尻が割れるといけないから、よーく力いれとくんだね」

ベルトルト「け、蹴らないで・・・!!うわああああ!!」

バシッ

アニ「ここだろ?尻が好きなんだろ?」

バシッバシッ

ベルトルト「いだい!!やめっ・・・アニッ!うわあああ!」

アニ「ふんっ!」バシッ

ベルトルト「」チーン

サシャ「ベルトルト、なんだか幸せそうにも見えますね」

アニ「大丈夫?嫌な思いしたね」

サシャ「あ、はい。大丈夫です。ありがとうございます。アニって優しいんですね」

アニ「別に優しかないよ。ムカついたから蹴っただけだし」

サシャ「私のこと気にかけてくれましたし・・・へへへ」

アニ「・・・ま、まあ、私だってか弱き乙女だからね。女扱いされなかったり、セクハラされた時の気持ちく

らいわかるさ。これからは気をつけなよ・・・じゃあね」プイッ

サシャ「はい、ありがとうございます」

アニ「あ、そうだ。ライナーの上着が廊下に落ちてたから持ってきたんだった」

サシャ「なら私が渡しておきますよ」

アニ「まだここにいるの?別に・・・そいつら置いて帰ってもいいんじゃないの?」

サシャ「クルミとってもらいましたし、気がつくまでは私もここにいることにします」

アニ「・・・あんたもこりないね。じゃあ渡しとくけど、さっさと起こして帰りなよ」

サシャ「はい、アニおやすみなさい」

アニ「おやすみ・・・」

―――――
――――
―――

サシャ「さて、どうやって起こしますかね」

ライナー「」

ベルトルト「」

サシャ「それにしても、お尻が見たいなんて、男の子はえっちですねえ・・・」

サシャ「二人共ひっくり返ってお尻が天を向いてますが、私がライナーたちのお尻見ても何も・・・」

ライナー「」プリン

サシャ「・・・ライナーのお尻、肉厚でハムみたいですね・・・」ゴクッ

ベルトルト「」プリッ

サシャ「ベルトルトのお尻もほどよく柔らかそうでステーキみたいですね・・・」ゴクッ

サシャ「別に・・・お尻に興味なんてないですけど・・・」

サシャ(このハムとお肉はちょっとかじって味を見ておかないといけませんねえ)ジュル

ガブッ!

ガジガジ!

ライナー・ベルトルト「いだだだだだだ!!!!」

アニ「・・・サシャ、あんたなんて起こし方してるんだい」

サシャ「あれ?アニ見てたんですか?」

アニ「ちょっと気になってね・・・」

サシャ「もしかして私のこと心配して見に来てくれたんですか?へへへ」

アニ「ち、違うよ、別に・・・いいだろなんでも」アセアセ

ライナー「いてて・・・尻が割れた・・・」

ベルトルト「僕も・・・」

アニ「尻はもとから割れてるだろ」

サシャ「あのー、大丈夫ですか?」

ライナー「全く、クルミとって尻を食われるとは割にあわんな」

ベルトルト「そうだね、僕なんかアニに蹴られる始末だし」

サシャ「すいません・・・だって二人のお尻があまりにもおいしそうで」

アニ「あんたもこいつらと大して変わんないね・・・」

終わり

しょっぱなコピペ失敗して同じ文章が繰り返されてしまいました。すいません。

乙! 面白かったよー!
サシャかわいいなぁ

ぜひ他のメンバーの場合も見てみたい

>>1さん
ありがとう。可愛いサシャをありがとう。

アルミンのケツも貧相だが魅力的だと思うぞ、俺は。

乙!
面白かったよ 尻はいいね

笑えたしエロいしで最高だった
ありがとう

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