フリーザ「灰原さん!お茶が入りましたよ!」 (39)

灰原「ありがとう」

灰原「美味しいわ」

フリーザ「ふふふ、ありがとうございます↑灰原さん」

ピンポーン

灰原「あら、誰かしら」

フリーザ「わたしが出ますよ、灰原さん」

フリーザ「どなたですか!?」

コナン「俺だ!」

フリーザ「おや、これはこれはコナンさん!」

コナン「ようフリーザ、相変わらず元気そうだな」

フリーザ「コナンさんも元気そうでなによりです」

フリーザ「今、お茶いれますからね!」

コナン「サンキューフリーザ!よう灰原」

灰原「なにか用?」

コナン「博士に毒薬を依頼しててな」

灰原「そう」

灰原「それで?今度は誰を殺すの?」

コナン「ジンだよ」

灰原「ジン!?」

コナン「あ?なにか不都合でもあるのか?」

灰原「そうじゃないわ。でも、ジンにうまく毒を盛れるの?」

コナン「あぁ、その辺は博士と服部にうまくやってもらうさ」

フリーザ「コナンさん!お茶が入りましたよ!!」

コナン「相変わらずフリーザのお茶はうめぇな!」

フリーザ「ふふっ、ありがとうございます」

灰原「うちの自慢のメイドなのよ?当然ね」

コナン「博士とは格が違うってわけか」

フリーザ「あぁ、そういえばコナンさん」

コナン「あ?」

フリーザ「歩美という方が、貴方を殺すとわめいてましたが・・・」

フリーザ「いかがなさいます?」

コナン「殺れ」

フリーザ「仰せのままに」ニヤッ

コナン「クヒッ」

灰原「本当に、人殺しが好きなのね。あんたたち」ジト...

フリーザ「行ってきます」

灰原「ハンカチ忘れてるわ」

フリーザ「あぁっ!!すみません灰原さん!」

コナン「水筒も忘れてるぞ・・・」

フリーザ「これはこれは・・・わたしも歳を取りましたね・・・」

コナン「じゃ、気を付けて行ってくるんだぞ」

灰原「危ないと思ったら携帯の防犯ブザー鳴らすのよ!?」

フリーザ「ふふふ、灰原さんは心配性ですね」

フリーザ「では、行ってきます。灰原さん、コナンさん」

コナン「土産は入らないからな」

灰原「出来たらでいいから、吉田さんのモモ肉よろしくね」

フリーザ「了解しましたよ!」

ピッコロ「安いよ安いよー」

ピッコロ「あ!お姉ちゃんどうだい!?この喪服」

蘭「け、結構です・・・」

ピッコロ「つれないなぁ」

歩美「あ!歩美この喪服欲しい!!」

歩美母「もう!喪服は家に帰ってから《Amazon》で買う約束でしょ!?」

歩美「でもー!!」

ピッコロ「(かかった!!)」

ピッコロ「いや、嬢ちゃんはお目が高いな」

歩美「え?」

ピッコロ「この喪服はその昔、俺が着ていたものなんだ」

歩美「そうなんだ!すごーい!!キモーイ!!」

ピッコロ「だろ?あれ?」

歩美母「行くわよ、歩美」

歩美「あぁ!喪服ー!」

フリーザ「その喪服、わたしが買いましょう」

ピッコロ「らっしゃい!」

フリーザ「この喪服は、お嬢さんに・・・」

歩美「え?くれるの?」

歩美母「でも・・・」

フリーザ「お母様はしらないかもしれませんが」

フリーザ「わたしは1度、娘さんに助けられたことがあるんですよ」

歩美「え?」

フリーザ「そう、あれは200年前・・・」

200年前

ごくー「この大馬鹿野郎がぁーーー!!!」

フリーザ「はぁっ!!!!!」

歩美「やめてーー!!!」


・・・・



フリーザ「わたしは生きることができたのです」

歩美母「なるほど」

フリーザ「というわけで、娘さんを貸していただきたい」

歩美母「はい」




フリーザ「さて」

歩美「どこか行くの?」

フリーザ「いいえ?貴女には死んでもらいます」

歩美「えっ!?」

フリーザ「デスビーム!!」

歩美「ガハァッ!!」

フリーザ「やれやれ、簡単な仕事ですね」

ウォッカ「(あれがフリーザか・・・)」

フリーザ「灰原さん!コナンさん!始末しましたよ!!」

コナン「おう、おかえり」

灰原「吉田さんのモモ肉は?」

フリーザ「ほらここに」

灰原「あら、今夜はパーティーね」

コナン「まじか!?」



遠く離れた閑静な住宅街の畔

ジン「パーティーか、笑わせるな工藤新一」

ウォッカ「まったくですぜ兄貴」

銃声が鳴り響いた

阿笠邸が一瞬に血に染まる

江戸川コナンの眼鏡は飛び、灰原の顔面は原型を留めていない
と、そこで黒服が叫んだ

「いたぞ!阿笠博士だ!!」

「なんじゃと!?」

重なる銃声、飛び散る肉片

トイレに行っていたフリーザが見たのは、無惨に転がる死体三体
自分を、路頭に迷ってた自分を救ってくれた人達の死体三体・・・
犯人はわかっていた・・・わかりきってた

「あのサル野郎・・・!!」

ジン「シェリーも含め、あらかた片付いたな」

ウォッカ「はい」

ジン「ちょっと飲みに行くか」

ウォッカ「そういえばこの間、ザギンでいい店見つけましたよ」

ジン「よし、そこに行くとするか・・・」









フリーザ「見つけましたよ、ジンさん、ウォッカさん?」

フリーザ「待ちなさい」

ジン「あ?」

ウォッカ「なんだてめぇ?」

フリーザ「わたしの名前が気になりますか?」

ジン「いきなり声かけられたら誰でも気になるだろ」

フリーザ「それもそうですね」

フリーザ「《オレ》の名前はフリーザ・・・死ね!!下等民族共!!」

フリーザ「(デスボール・・・!!!)」

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フリーザ「ほう、まだ息がありますか」

ウォッカ「この程度で死ぬほど、俺は甘くない」

ジン「」

フリーザ「ならば、直接的打撃で貴方を消しましょう」

ウォッカ「殺れるもんならやってみな」

「そこまでや!!」

「これ以上はさせませんよ!!」

ウォッカ「ん!?」

フリーザ「誰です!?」

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